2011年08月28日
日本人選手、USオープンへ向けて
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明日から始まるUSオープンだけど、女子シングルスに出場する森田あゆみ選手とクルム伊達公子選手の1回戦の対戦相手が決まりましたね。いずれも予選勝者で、森田選手はローラ・ロブソンと、クルム伊達選手はシルビア・ソレール=エスピノーサ。
ロブソンは、今年の1月に17歳になったイギリス期待の若手。現在は世界ランク173位で、これは自己最高位にいます。彼女は2009年3月に若干15歳でジュニア・ランキング1位になって、今もジュニア大会へ出場資格があるけど、今季はほとんどツアー下部大会に出場していてランキングを上げているの。
178cmの身長のロブソンは左利きで、予選上がりとは言え森田選手は伸び盛りの若手との1回戦と、ちょっと厳しい相手ですね。森田選手も今季はキャリア・ベストのシーズンを送っているから、後輩選手に負けないように頑張って欲しいわね。
それからソレール=エスピノーサは23歳で世界ランク142位で、今年の11月に24歳になる選手。ここ3年ほどはずっと100位台にいるんだけど、今年の全仏では予選を勝ち上がって2回戦進出と、6月には自己最高位の136位を記録しました。
彼女自身はキャリア・ベストのシーズンを送ってはいるものの、全仏でグランドスラム・デビューを飾って2回戦進出しながらも、その後も得意のクレーのツアー下部大会に出場したけど、なかなか上位進出できずにいるのよね。
今回は自身初めてUSオープンの予選を勝ち上がってUSオープン・デビューを果たしました。ハードコートをそれほど得意としている訳じゃないから、クルム伊達選手はチャンスかも。ただ、直前の怪我の状態がかなり心配だけど、エントリーしているってことは、きっとやってくれるはず!!!
今日久しぶりにクルム伊達選手自身ブログが更新されました。怪我直後にニューヨークに飛んで、指の専門のドクターに診てもらって、治療に専念してUSオープンへ出場のOKが出たとのこと。
左手の怪我で不安だったバックハンドも打ち始めたそうです。それまでも、しっかり練習とトレーニングは続けて来ていたようで、左手に若干の不安はありながら、筋力や体力の不安はないんじゃないでしょうか。現時点では火曜日に予定されている1回戦へ期待が膨らみますね。
それからシングルス予選が終わりましたね。予選最終ラウンドまで勝ち上がってのは男子では添田豪選手と女子では藤原里華選手の二人。予選第9シードの添田選手は順当に予選突破を果たしたけど、ノーシードから勝ち上がった藤原選手はウルスズラ・ラドワンスカに敗れちゃいました。
そして初日の月曜日には、男子から錦織圭選手がファビオ・チポッラ(27歳、世界ランク106位)と、添田選手がケビン・アンダーソン(25歳、世界ランク34位)と1回戦を行います。
女子からは森田選手がロブソンと、土居美咲選手がローラ・ポウス=ティオ(26歳、世界ランク75位)と1回戦を行います。
伊藤竜馬選手とクルム伊達選手の1回戦は火曜日に行われる予定ですね。伊藤選手は第25シードのフェリシアーノ・ロペスと対戦します。ロペスは30歳で、世界ランク25位の強敵です。とりあえずみんな、初戦突破を目指して全力を尽くしてもらいましょう。
ただ今のニューヨークは、大型のハリケーン『アイリーン』が接近中で、非難勧告や外出禁止令が出るなど警戒を強めているんだって。その影響でUSオープンの開幕にも支障をきたすのでは?って心配されてます。
週末の交通機関もほとんどが閉鎖されているって話しで、週末に予定されていたUSオープン会場での『キッズ・デー』のイベントも中止になっているとか。洪水や建物などの破壊の被害が出たら、開幕にも支障が出るかもね。
アイリーンが上陸したノースカロライナ州では死者も出ているって言うから、ニューヨークにいる日本人選手達も外出などは控えて、十分注意して大会に備えて欲しいですね!
それから去年の1月29日のブログでお伝えしたけど、去年からこのUSオープンは、一般の方にも門を開いたことで話題になりました。そして今年の3月18日のブログではクリス・エバートがミックスダブルスで、その国内の予選会に出場したのをお伝えしました。
そのミックスダブルスの決勝ラウンドが、女子のニューヘブン大会と一緒に行われていました。土曜日に行われた決勝戦では、第1シードのクリスティーナ・フサノ&デビッド・マーティン組がノーシードから勝ち上がって来たヤスミン・スクナック&エリック・ロバーソン組をフルセットで下して本戦への出場権を獲得しました。
フサノもマーティンもいずれも30歳のプロ選手。二人ともダブルスをメインにプレーしていて、フサノは今年もツアー下部大会を中心にダブルスでプレーを続けて、現在はダブルス・ランキングが174位(2008年8月に自己最高の84位)にいるの。
マーティンも今季はツアー下部大会を中心にダブルスの試合に出場していて、現在はダブルス・ランキングで103位(自己最高位は2008年5月に38位)にいます。
両者は現在のランキングでは本戦入りは厳しいけど、こうして全米テニス協会が始めた国内の予選会を見事に勝ち上がってUSオープンの舞台に立ちます。現在のトッププロ達にどこまで太刀打ちできるかしら?
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明日から始まるUSオープンだけど、女子シングルスに出場する森田あゆみ選手とクルム伊達公子選手の1回戦の対戦相手が決まりましたね。いずれも予選勝者で、森田選手はローラ・ロブソンと、クルム伊達選手はシルビア・ソレール=エスピノーサ。
ロブソンは、今年の1月に17歳になったイギリス期待の若手。現在は世界ランク173位で、これは自己最高位にいます。彼女は2009年3月に若干15歳でジュニア・ランキング1位になって、今もジュニア大会へ出場資格があるけど、今季はほとんどツアー下部大会に出場していてランキングを上げているの。
178cmの身長のロブソンは左利きで、予選上がりとは言え森田選手は伸び盛りの若手との1回戦と、ちょっと厳しい相手ですね。森田選手も今季はキャリア・ベストのシーズンを送っているから、後輩選手に負けないように頑張って欲しいわね。
それからソレール=エスピノーサは23歳で世界ランク142位で、今年の11月に24歳になる選手。ここ3年ほどはずっと100位台にいるんだけど、今年の全仏では予選を勝ち上がって2回戦進出と、6月には自己最高位の136位を記録しました。
彼女自身はキャリア・ベストのシーズンを送ってはいるものの、全仏でグランドスラム・デビューを飾って2回戦進出しながらも、その後も得意のクレーのツアー下部大会に出場したけど、なかなか上位進出できずにいるのよね。
今回は自身初めてUSオープンの予選を勝ち上がってUSオープン・デビューを果たしました。ハードコートをそれほど得意としている訳じゃないから、クルム伊達選手はチャンスかも。ただ、直前の怪我の状態がかなり心配だけど、エントリーしているってことは、きっとやってくれるはず!!!
今日久しぶりにクルム伊達選手自身ブログが更新されました。怪我直後にニューヨークに飛んで、指の専門のドクターに診てもらって、治療に専念してUSオープンへ出場のOKが出たとのこと。
左手の怪我で不安だったバックハンドも打ち始めたそうです。それまでも、しっかり練習とトレーニングは続けて来ていたようで、左手に若干の不安はありながら、筋力や体力の不安はないんじゃないでしょうか。現時点では火曜日に予定されている1回戦へ期待が膨らみますね。
それからシングルス予選が終わりましたね。予選最終ラウンドまで勝ち上がってのは男子では添田豪選手と女子では藤原里華選手の二人。予選第9シードの添田選手は順当に予選突破を果たしたけど、ノーシードから勝ち上がった藤原選手はウルスズラ・ラドワンスカに敗れちゃいました。
そして初日の月曜日には、男子から錦織圭選手がファビオ・チポッラ(27歳、世界ランク106位)と、添田選手がケビン・アンダーソン(25歳、世界ランク34位)と1回戦を行います。
女子からは森田選手がロブソンと、土居美咲選手がローラ・ポウス=ティオ(26歳、世界ランク75位)と1回戦を行います。
伊藤竜馬選手とクルム伊達選手の1回戦は火曜日に行われる予定ですね。伊藤選手は第25シードのフェリシアーノ・ロペスと対戦します。ロペスは30歳で、世界ランク25位の強敵です。とりあえずみんな、初戦突破を目指して全力を尽くしてもらいましょう。
ただ今のニューヨークは、大型のハリケーン『アイリーン』が接近中で、非難勧告や外出禁止令が出るなど警戒を強めているんだって。その影響でUSオープンの開幕にも支障をきたすのでは?って心配されてます。
週末の交通機関もほとんどが閉鎖されているって話しで、週末に予定されていたUSオープン会場での『キッズ・デー』のイベントも中止になっているとか。洪水や建物などの破壊の被害が出たら、開幕にも支障が出るかもね。
アイリーンが上陸したノースカロライナ州では死者も出ているって言うから、ニューヨークにいる日本人選手達も外出などは控えて、十分注意して大会に備えて欲しいですね!
それから去年の1月29日のブログでお伝えしたけど、去年からこのUSオープンは、一般の方にも門を開いたことで話題になりました。そして今年の3月18日のブログではクリス・エバートがミックスダブルスで、その国内の予選会に出場したのをお伝えしました。
そのミックスダブルスの決勝ラウンドが、女子のニューヘブン大会と一緒に行われていました。土曜日に行われた決勝戦では、第1シードのクリスティーナ・フサノ&デビッド・マーティン組がノーシードから勝ち上がって来たヤスミン・スクナック&エリック・ロバーソン組をフルセットで下して本戦への出場権を獲得しました。
フサノもマーティンもいずれも30歳のプロ選手。二人ともダブルスをメインにプレーしていて、フサノは今年もツアー下部大会を中心にダブルスでプレーを続けて、現在はダブルス・ランキングが174位(2008年8月に自己最高の84位)にいるの。
マーティンも今季はツアー下部大会を中心にダブルスの試合に出場していて、現在はダブルス・ランキングで103位(自己最高位は2008年5月に38位)にいます。
両者は現在のランキングでは本戦入りは厳しいけど、こうして全米テニス協会が始めた国内の予選会を見事に勝ち上がってUSオープンの舞台に立ちます。現在のトッププロ達にどこまで太刀打ちできるかしら?
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