2009年09月30日
波乱続きの東レPPO

一日一回クリックしてねん


現在東京で行われている東レPPOでは、先に行われたUSオープン同様、上位シード勢に元気が見られないですね~。



先週、韓国で驚きの優勝を飾ったクルム伊達公子選手も、月曜日の初戦では第1セットを先取して、第2セットも5-2とリードしながらも逆転負け。昨日のダブルスも、接戦の末に負けちゃいました。

もちろん残念ではありますが、大会は来週と再来週とまだまだ続くので、本当にそれまでゆっくり休んでもらいたいって言う気持ちも大きかったので、今回はまあしょうがないって思っちゃいます。

だって、韓国の優勝は大きく取り上げられたけど、実はその前の中国での広州国際女子オープンでも、ダブルスで準優勝していて、2週間続けて連日日曜日まで試合をしていたんですからね。


来週も同じく有明で楽天ジャパン・オープン女子(ITF10万ドル)が、男子と共に開催されて、クルム伊達選手に加えて、森田あゆみ、森上亜希子、波形純理、不田涼子、藤原里華選手などが出場する予定ですね。


恒例の先週の日本人で~~~っす。

オーストラリアの2万5千ドルのサーキットでは、ベスト8に手塚玲美、ベスト4に第4シードの岡田上千晶選手が入りました。


インドの1万ドルではベスト8に第3シードのアナスタシア・マルフォートラ、ベスト4には宮村美紀、川床萌選手が入りました。ダブルスでは、宮村&川床ペアーが優勝を飾りました。

今週は国内は浜名湖で2万5千ドルのサーキットが行われていて、第1シードに奈良くるみ、第2シードに米村知子、第4シードに土居美咲、第5シードに瀬間詠里花、第7シードに久松志保選手らが出場してます。

東京で行われている東レPPOの予選には森上亜希子、瀬間友里加、波形純理、不田涼子、藤原里華、飯島久美子、山外涼月、北崎悦子選手が出場しましたが、全員初戦で負けちゃいましたね。

ランキングでは、先週連日お伝えしたクルム伊達公子選手が155位から100位とトップ100入りを果たしました。

男子では、オーストラリアの1万5千ドルのフューチャーズでは、予選を勝ち上がった佐藤文平選手が2回戦で、第5シードの井藤祐一選手がベスト8でした。


今週もカザフスタンの1万ドルには引き続き松尾友貴、小野澤新選手が出場してます。

タイのATP大会の予選には第6シードの添田豪、伊藤竜馬、岩見亮選手が出場して、全員初戦を突破したものの、伊藤、岩見選手は2回戦で、添田選手は最終ラウンドで負けちゃった、本戦出場とは行きませんでした。

そのタイの大会に、かつてアジア人ナンバー1だったパラドン・スリチャパンが右手首の怪我から2年半ぶりにダブルスに登場します。


2009年09月29日
先週はシニアツアーも盛り沢山!

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『ATPチャンピオンズ・ツアー』では、トーマス・エンクヴィストがマイケル・チャンを6-4、7-6(7-4)のストレートで下して、このシニアツアーで2度目の優勝を果たしました。

エンクヴィストは、怪我で欠場を表明したマッツ・ヴィランデルに代わって、急遽出場が決まっての出場だったの。


他の出場選手は、イェヴゲニー・カフェルニコフ、アーナウド・ブーシュ、ガイ・フォルジュ、トーマス・ムスターでした。

「とても気分が良いよ。直前に決まって、しばらくテニスをしていなかったし、12日間イタリアでバケーションをしていたんだ。だからこんな良いプレーができるとは思ってもみなかった。でも、満足なプレーもできたし、ここパリも十分に楽しんだよ。施設も大会も素晴らしいし、2度目の優勝を飾れてハッピーさ。」って、この優勝でチャンピオンズ・ツアー・ランキングで1位になったエンクヴィストが語ってました。

次回の同大会の開催が中国で11月5日から8日に行われ、もちろん中国系アメリカ人チャンはその大会への出場も予定しているの。

「この調子を次の中国大会まで維持したいね。シニア大会では常に楽しんでプレーしている。それが一番大切なことだと思っているから、次の中国大会も待ち遠しいよ。もちろん、コートに立ったら勝ちたいとは思うけど、現役の時と同じプレッシャーはないし、こうしてまた戦えること自体、とても素晴らしいね。」って、チャンはすごくエンジョイしているようね。

『アウトバック・チャンピオン・シリーズ』では主催者のクーリアがピート・サンプラスを3-6、6-4、10-8の逆転で下して同シリーズ9回目の優勝を飾りました。


マッチポイントで痛恨のダブルフォルトを犯して敗退したサンプラスは「マッチポイントでダブルフォルトを犯すなんて辛いね。ボールが太陽にすっかり隠れてしまったんだ。」ってその時の状況を語ってました。

「まさかダブルフォルトで終わるなんて思ってもみなかったよ。セカンド・サーブでも180キロ近く出す彼のサーブは、そのサーブだけで十分脅威なんだ。」現役時代は両者は20回の対戦があって、16回サンプラスに軍配が上がるなど、クーリアはサンプラスを苦手としていたから、この日の勝利は嬉しかったんじゃない?

3位決定戦はトッド・マーティンがパット・キャッシュを6-2、7-5のすストレートで下してました。


次回はこのシリーズ最終戦で、10月8日から11日にかけて、アメリカはアリゾナ州サプライズで行われます。

2009年09月27日
クルム伊達、優勝&愛ちゃんのセレモニー

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クルム伊達公子・・・優勝しちゃいましたね~。




去年までの位置づけで言うとティア3の大会だけど、先週の広州女子オープンも同じレベルながら、出場選手層は今週の韓国オープンの方がちょっと高かったしね。

これでおそらく明日発表の最新ランキングではトップ100入りをするのではないでしょうか。


多分、今日の決勝戦後にすぐに空港へ直行して、成田か羽田へ向かっているのではないでしょうか。



それからハンチュコバが韓国大会中にブログを書いていて、クルム伊達についてこんな風に語ってます。

「彼女は信じられないようなプレーをしていたわ。年齢のこともあるし、疲れが出るんじゃないかって思っていたの。でも違った。フラットの強打を思いっきり打ってきた。とても厳しくて彼女は全く引き下がらなかった。タフな試合になるとは思っていたけど、でも彼女がこんなに素晴らしいプレーをするとは思っていなかったの。ツアーから長い間離れていたし、もっとミスを犯してくれる思っていたけど、完璧な試合をしていたわ。」
って称賛しきりでした。


ハンチュコバはそのブログで杉山選手のことも語ってます。

「東京で最後の試合をします。悲しいけど、彼女の最後の大会で一緒にプレーできることは光栄です。愛はたくさんの素晴らしい思い出をくれたし、とても仲の良い友達だから、彼女の引退は本当に寂しい。彼女は本当にファイターだし人間的にも素敵な人。彼女のような人を探すのは簡単なことじゃない。来年はダブルスもちょくちょくプレーするかも知れないけど、シングルスにフォーカスするつもり。今こんなにダブルスをしている理由の1つは、愛が親友の一人で、一緒にプレーしていると本当に楽しいからなのです。」
杉山選手もハンチュコバはオンコートでもオフコートでもすごく仲が良いって語ってますからね。

「親友を作るにはテニスはとても厳しいスポーツ。個人スポーツだから、大会中は自分の試合に集中しているの。それが終わると自分のチームや家族、テニス以外の友人と時間を費やすわ。本音を言えば、愛のような人を探すのは本当に難しい。彼女は信じられないくらいフレンドリーでスイートなの。」
って、杉山選手を褒めまくってますね。



本当にクルム伊達公子選手、おめでとうございます。

そして、杉山愛選手、明日のシングルスの1回戦と、その後のダブルスも思い切って、全てを出し切って、杉山選手らしいプレーをぜひ披露して下さいね!!!

2009年09月26日
気になるクルム伊達のランキング

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今日もまたまたやってくれましたね~、クルム伊達公子選手。




ところで気になるのが来週発表の世界ランキングでのクルム伊達選手よね。



今週の韓国オープンはインターナショナルで、今年から新設された大阪でのHPオープンもこれにあたるの。



現時点のランキングを見ると、573ポイントで110位くらい。優勝すると一気に98位くらいへとジャンプします。

ちなみに、グランドスラムの本戦へストレートインするには、目安として100位があります。


ただ、怪我や病気で欠場の選手がいたら、もっと下の選手まで大丈夫だし、現在の錦織圭選手のように、怪我でツアー離脱した選手はランキングが守られるため、復帰して出場表明するとその時のランキングが使われます。

例えば、ランキング50位の時に怪我をして、半年以上ツアーを離れると50位が守られるため、そのプロテクト・ランキングの50位の選手と実際の50位の選手の2人がエントリーになることもあります。

なので、100位に入っていると、だいたい本戦への出場がほぼ確かになるので、プロになる選手の最初の目標としてトップ100入りって言うのが納得ですよね。

来年の全豪オープンは今年の年末ランニングで決まるはずなので、クルム伊達選手もそれまでにトップ100入りしたいでしょう。



東レは大きな大会なので2回戦敗退でも60ポイントもらえるし、楽天ジャパン・オープンでは2回戦で18、ベスト8で36ポイント。HPオープンでは2回戦でも30ポイント、ベスト8で70ポイントとなります。

つまり来週の東レ、翌週の楽天ジャパン・オープン(ITF10万ドルのサーキット大会)、次のHPオープンで、1つずつでも勝利を上げれば、正直これは十分に可能なはずです。

この際なので、明日の決勝戦もしっかり勝って優勝しちゃってください。


2009年09月25日
クルム伊達、準々決勝(詳細&速報)

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今日の準々決勝は第1シードで世界ランク21位のダニエラ・ハンチュコバ。


第1セットは出だしハンチュコバに2度のブレーク許し、1-5とリードされるも、そこからブレークバックをして3-5とした第9ゲームで、またしてもハンチュコバからブレークに成功、次の自身のサービスをしっかりキープして5-5に追いつく。

次のハンチュコバのサービスでブレークポイントを握るも取れず5-6。



ちょっと嫌な流れながらも、次をまたミニブレーク2本に成功して6-3とセットポイントでクルム伊達のサーブへ。しっかり取って第1セットを逆転で先取に成功。


いやいや、一安心なんてしていられません。



第3セット、1-1からのクルム伊達のサービスで、3本握られたブレークポイントを何とか切り抜け2-1。



しかしこのセットに入って、セカンドサーブでなかなかポイントが取れないハンチュコバもキープに苦しみ、次のゲームでもクルム伊達がブレークして4-2。


第8ゲームはハンチュコバがしっかりキープして4-4。第9ゲームのクルム伊達のサーブでは2度のブレークポイントをしのいで何とかキープして5-4とリードを保つ。

次のハンチュコバのサーブで30-40で握ったマッチポイントをしっかり取りきり・・・何と、ハンチュコバをも撃破してベスト4入りを決めちゃいました!!!

試合時間は何と、2時間42分56秒の大接戦でした。





だって、2日続けての大接戦で、例え20代の選手だって、相当の疲労度だと思われます。



それにしても昨日のアリッサ・クレイバノワとの試合の大逆転劇はあっぱれでしたね。




3ー5からの相手のサービスゲームで40ー30とマッチポイントを握られて、あぁ~これまでか・・・って思ったら、それをしのいでブレークに成功!


そうなると流れはクルム伊達!


とりあえず明日も試合となったクルム伊達公子選手。行けるところまで行ってもらいましょうか?!?!

2009年09月24日
エナンへのコメント

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元世界ランク1位のジュスティーヌ・エナンの正式な復帰が明らかになって、テニス界は彼女の話題で持ちきりです。


その言葉にも表れているように、ジュニア時代からテニス一色で走り続け、グランドスラムでも優勝を飾り、プロとしての最大の目標である世界1位の座にもつくと、その後は全てから負われる立場で、ランキングの維持に必死になってしまう日々が続いていたんだと思います。

そんな中、離婚や家族との問題に加え、たて続けに襲ってきた病気や怪我の克服にも負われる日々が続いたら、それじゃあ精神的な疲労は癒されることがなかったのかも知れないわね。

同じく復帰からわずか3大会で見事にUSオープンのタイトル獲得を果たした同胞のキム・クレイステルスへは、もちろん賛辞を送ってるわ!

「あんなに早く、あの高いレベルへ到達できた彼女は、本当に多大な尊敬に値するわ。」本格的なツアー復帰は、2010年の最初のグランドスラムである全豪オープンを予定しているエナン。


そんなエナンへ、そのキムから復帰を歓迎するコメントが出されました。

「彼女の復帰のニュースは、女子テニスへの素晴らしいニュースです。もちろんベルギーにとってはもっと良いニュース。彼女は大変な努力で、引退前の輝かしい成績を手にいれた選手です。テニスと言うスポーツにとっても彼女の復帰はとても喜ばしいことではないでしょうか。」
アナ・イバノビッチも同じような発言をしてました。

選手生活が以前と比べても長くなってきている昨今では、医学的な面や体のメンテナンスなどでも改善がなされているから、30代になっても以前の20代中盤から後半くらいのプレーができるようになったのかも知れないわね。

2年近くのブランクは、キムにもエナンにも、痛めた体を完全に回復させるには十分な時間を与えたんだと思います。


エナンも体はもちろん、疲れ切っていた精神的部分も癒されて、そしてまた違った角度からテニスへ打ち込めるようになったんじゃないかしら?


2009年09月23日
やっぱりエナン、復帰へ!

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今日のtennis365のニュースにもなってたけど、とうとうって言うか、やっとって言うか、ジュスティーヌ・エナンが正式に復帰を表明しましたね。


彼女は唯一獲得していないウィンブルドンのタイトル獲得を目標に挙げて、復帰への意気込みを語ってました。


ついこの間、USオープンで、かつてトップの座を争った同胞のキム・クレイステルスが、復帰後わずか3大会目にしてビッグ・タイトルを獲得したのも、もちろん更にやる気を起こさせたんじゃないかしら?

来年の全豪オープン前にドバイなどでエキシビションを行うことが決まっていて、本人は2012年のロンドン五輪まではやりたいって語ってますね。


恒例の先週の日本人で~~~っす。

女子では京都の1万ドルのサーキットでは、第3シードの岡本聖子、第8シードで田中真梨、梅田さやか選手が、ベスト4には第1シードの岡あゆみ、第6シードで加藤茉弥選手が入りました。


ダブルスでは、ベスト4に第3シードの萩本&井上ペアー、江口&加藤ペアーが入りました。


オーストラリアの2万5千ドルでは、第5シードの岡田上千晶選手は初戦で、小城千菜美選手は2回戦で敗退でした。




インドの1万ドルでは、第3シードでマルフォートラが初戦で棄権敗退、第5シードの宮村美紀、川床萌選手も2回戦敗退でした。


今週は国内は牧の原で2万5千ドルのサーキットがあって、第1シードに奈良くるみ、第3シードに米村知子、第4シードに瀬間詠里花、第5シードに土居美咲、第8シードに岡あゆみ選手などが出場してます。

オーストラリアの2万5千ドルには第4シードに岡田上千晶、手塚玲美、浜村夏美、小城千菜美選手が出場してます。インドの1万ドルでは第3シードにアナスタシア・マルフォートラ、宮村美紀、川床萌選手が出場してます。

ランキングでは、瀬間友里加選手が152位から147位とトップ150入り、奈良くるみ選手が212位から206位ともうすぐでトップ200入り、久松志保選手は342位から293位へ、米村明子選手は383位から338位へ、山本愛選手は423位から393位へ、高雄恵利加選手は646位から561へとジャンプしました。

男子では、アメリカはオクラホマ州の5万ドルのチャレンジャーでは松井俊英選手が1回戦で敗退でしたね。

トルコの1万5千ドルのフューチャーズでは、第3シードの三橋淳選手がベスト8でした。


オーストラリアの1万5千ドルでは、予選を勝ち上がった佐藤文平選手は1回戦敗退でしたが、第5シードの井藤祐一選手はベスト8入りを果たしました。

今週はオーストラリアの1万5千ドルに第5シードで井藤祐一、予選を勝ち上がって佐藤文平選手が、カザフスタンの1万ドルのフューチャーズに小野澤新、松尾友貴選手が出場してます。

ランキングでは伊藤竜馬選手が274位から245位へ、鈴木貴男選手が312位から297位、近藤大生選手が397位から358位へ、守屋宏紀選手が424位から397位、井藤祐一選手が478位から449位へ、本村剛一選手が496位から467位へ、松井俊英選手が551位から498位へと上昇しました。

2009年09月21日
フェデラーの罰金

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tennis365の9月18日のニュースにもなっていた、ロジャー・フェデラーの罰金。


その決勝戦の最中のフェデラーの主審に対する発言が原因で、その罰金が科されたらしいの。


デル=ポトロが放ったボールがラインズマンからアウトとコールされて、それに対してデル=ポトロがチャレンジをしたの。



それからデル=ポトロがチャレンジを要求したんだけど、これに対してフェデラーが不満をもらしたの。


そのフェデラーのアピールに対して、主審は椅子から静かにしなさいと言う意味でフェデラーに手を振っていたの。

そのジェスチャーでより立腹したフェデラーは、主審のところへ詰め寄り「自分はコールの2秒後にチャレンジしようとしたら認められなかった。彼のは10秒近く過ぎている。手なんて振らないでくれ。しゃべりたい時はしゃべるさ。彼が何と言ったかなんてどうでもいい。」って短く、でも鋭い口調で言ったらしいの。

ホークアイが映し出したボールの影はラインを捕らえていて、コールは覆り判定はインに。


以前からフェデラーも、このホークアイの正確性に疑問を投げかけてもいたんだけど、自分が前にトライしたチャレンジが受け入れられなくて、時間が経ってからのデル=ポトロのが受け入れられんだとしたら、やっぱり不満が出るわよね。

ご存知の通り、そのUSオープンでは女子シングルス準決勝でのセリーナ・ウィリアムズの行為に対して、1万500ドルの罰金が科されたのが最高額で、フェデラーと同額の千500ドルの罰金はヴェラ・ズヴォナレーワとダニエル・コーレラーにも科されて、その二人も不謹慎は発言があったことに対する罰金なの。

ダブルスのスペシャリストであるダニエル・ネスターは5千ドルの罰金が科されたわ。


やっぱり特にグランドスラムともなると、選手もより一層エキサイトしちゃうわよね。


2009年09月19日
ギャリソンの訴訟問題

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1月13日のブログでもお伝えした、元アメリカ・フェドカップ監督のジナ・ギャリソンの訴訟問題。


水曜日に裁判所から出された書類には、8月27日の日付けが打たれていたけど、詳細は明らかにされてはいません。

全米テニス協会のスポークスマンは「今回のケースが解決を向かえ、全米テニス協会は嬉しく思っています。将来また、ギャリソンと共にテニス発展へ働きかけられることを楽しみにしています。」との声明を発表しました。

今年2月に正式に起こしたこの訴訟は、実は彼女の受け取っていたお給料が不公平だってところから出たらしいの。


つまりは、コーチの立場より監督の方が位は上であるにも関わらず、ギャリソンの方が低い給料をもらっていたのは、人種差別から来ているのではって言うことらしいの。

ギャリソンは2004年から2008年までフェドカップのアメリカ監督を務めてました。


何はともあれ、ちょっと後味の悪い交代だったから、こうして両者が解決を迎えてまた一緒に力を合わせることができるようになれれば、嬉しいことよね。


2009年09月18日
人気者ならではの・・・

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先に行われたUSオープンで、地元を沸かせる大活躍を見せた若干17歳で、来週18歳になるメラニー・オーディン(ウダン)。


男子はベスト8にアメリカ勢が一人もいないと言う、史上初の事態が起こってしまったし、女子も現在はウィリアムズ姉妹以外は、リンゼイ・ダベンポートが出産で一戦を退いてしまってからパッとしないのがここ数年の傾向よね。

そんな一躍時の人となったオーディンは、今週開催中のカナダはケベックでのベル・チャレンジへ当初出場予定だったんだけど、USオープン後に太ももの怪我を理由に欠場しちゃったの。

実はそんな彼女、アメリカではメディアに引っ張りだこで、今週だけでも「トゥナイト・ショー」、「エレン」って言うテレビ番組に出演していて、そっちで忙しくなっちゃったから・・・なんて憶測が飛び交ってしまう人気ぶり。

大会主催者は「彼女は左太ももの痛みが取れないと、欠場を伝えてきた。17歳の彼女に無理はさせたくないのは分かる。しかし、希望があれば彼女の1回戦を水曜日にすることだって可能だったんだ。地元ファンは大変がっかりしている。」って地元メディアにもらしてました。

まあ、こればっかりは仕方のないことよね。



一躍有名人になっちゃうと、急に回りの環境が変わるから、彼女のテニスに悪影響がなければ良いけど・・・。

2009年09月17日
最終戦出場への切符

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シーズン最後に行われる最終戦。



USオープンのポイントがついて、同3位へ浮上したキャロライン・ウォズニアキと、同4位のエレーナ・デメンティエワも出場を決めました。

ちなみにその下のランキングは、5位がスベトラーナ・クズネツォワ、6位がヴィーナス・ウィリアムズ、7位がヴィクトリア・アザレンカ、8位がヴェラ・ズヴォナレーワ、9位がイェレーナ・ヤンコビッチ、10位がフラビア・ペネッタと続きます。

1日遅れましたが、恒例の先週の日本人で~~~っす。

まず女子は、能登の2万5千ドルのサーキットでは、ベスト8に第4シードの奈良くるみ、岡あゆみ、高雄恵利加選手が、ベスト4には米村明子選手が入りました。



インドの1万ドルでは、第2シードのアナスタシア・マルフォートラ選手が1回戦で、川床萌選手が2回戦で敗退でした。


今週は京都の1万ドルに、第1シードで岡、第2シードで米村明子、第3シードで岡本聖子、第6シードで加藤茉弥、第8シードで田中真梨選手などが出場してます。オーストラリアの2万5千ドルでは第5シードで岡田上千晶、小城千菜美選手が出場してます。インドの1万ドルでは第3シードでマルフォートラ、川床に加えて、第5シードで宮村美紀選手が出場してます。

ランキングでは、クルム伊達公子選手が160位から150位へ、USオープンで予選を勝ち上がった瀬間友里加選手が170位から152位へと自己最高を更新。不田涼子選手が209位から185位とトップ200へ復帰。奈良くるみ選手が231位から212位へ瀬間詠里花選手が282位から253位へと上昇しました。

男子ではトルコの1万5千ドルのフューチャーズでは、第2シードの三橋淳選手が1回戦で敗退しちゃったけど、ダブルスではカザフスタン人選手と組んだ第2シードの三橋ペアーが決勝で第1シードペアーを下して優勝しました。


今週は、アメリカはオクラホマ州の5万ドルのチャレンジャーに松井俊英選手が単身出場してます。トルコの1万5千ドルのフューチャーズに第3シードで三橋選手が出場してます。オーストラリアの1万5千ドルには第5シードで井藤祐一、予選を勝ち上がって佐藤文平選手が出場してます。

ランキングでは伊藤竜馬選手が274位から245位へ、鈴木貴男選手が312位から297位、近藤大生選手が397位から358位へ、守屋宏紀選手が424位から397位、井藤祐一選手が478位から449位へ、本村剛一選手が496位から467位へ、松井俊英選手が551位から498位へと上昇しました。

2009年09月15日
デル=ポトロがフェデラーをも撃破

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USオープンの男子決勝は予想に反して・・・と言うと失礼ね・・・ファン・マルティン・デル=ポトロがロジャー・フェデラーの6連覇を阻んでグランドスラム初優勝を飾りました。

アルゼンチン男子でナンバー1だったダビド・ナルバンディアンを抜いて同国1位になってからも、どんどん力をつけてランキングを上げていた彼。



198cmの長身のデル=ポトロは、グランドスラムのシングルス優勝を果たした最長身の選手で、1977年にギエルモ・ビラスが同大会を制して以来となるアルゼンチン選手のチャンピオンになりました。

テニス殿堂入りを果たしているビラスも試合を観戦し、月曜日ながら2万4千821人もの観衆に加え、多くの著名人も訪れていた決勝戦は、優勝が決まった瞬間はスタンディング・オベーションが起こり新たなチャンピオンを祝福していましたね。

今日発表の最新の世界ランクでは、自己最高位の5位に上昇し、フェデラーとナダルの2強時代から、ノヴァーク・ジョコビッチとアンディ・マレーを含む4強にと言われた最近の男子テニス界に、一気に名乗りを上げて5強時代になっちゃうんじゃないかって思わせる優勝でしたね。

フェデラーは今季はここまで、ある程度満足の行く成績を上げられたと言うこともあり、何と言っても夏には双子の父親になったばかりだし、敗戦のショックはそれほどじゃない様子。

「この夏は今までで最高の経験をしたから、容易に忘れることができそうだ。試合ではあらゆることをトライしたけど、駄目だった。チャンスを物にできなかったけど、彼は良いプレーをしたし、第5セットの終盤はとてもタフだった。この敗戦も受け入れられたし、まだまだ人生は続くから、問題はないよ。」って前向きなコメントをしてました。

それから昨日のブログでも書いたセリーナ・ウィリアムズの準決勝でも失態。


加えて、女子ダブルスの決勝戦の前にラインパーソンへの謝罪のコメントも出したようです。


加えて、彼女(ラインパーソン)に大きなハグをしたいとも語ってましたね。


って、ちょっと冷静になっているようですね。



2009年09月14日
セリーナのドラマ&母での優勝

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USオープンは復帰したばかりのキム・クレイステルスの優勝で女子の幕が閉じましたね。


第2セットの終盤のあの場面で、セカンド・サーブでフット・フォルトを取られたら、そりゃあ頭に来るのは納得だけどね。

以前にもマラット・サフィンも試合の終盤の彼のセカンド・サーブでフット・フォルトを取られて激怒したことを書いたことがあったけど、暗黙の了解でセカンド・サーブではフット・フォルトは取らないって空気になってるってサフィンが言ってたの。

しかも、試合の終盤のすごく大切なポイントだったら余計に平常心ではいられないわよね!


こんなことで日本人バッシングや、セリーナの日本人嫌いが始まらなきゃ良いんだけど。


実際は「神に誓うわ!このボールを持って、それをあなたの喉にぶち込んでやるわ!聞こえた?神に誓うわよ!」のような発言をしてしまったようなんだけどね。

セリーナはすでに第1セットでラケットを叩き割った行為で警告を受けていたため、2度目の警告はポイントが相手に与えられるのが正式ルールで、たまたまそれが相手のマッチポイントだったって言うことなのよね。

主審からも同じような説明があって、あっけない幕切れで試合にピリオドが打たれてしまって、対戦相手のクレイステルスも差所は状況を理解していない様子だったわね。

そして決勝戦の舞台へ立ったキムは、19歳のキャロライン・ウォズニアキを迎え撃ったの。



そしてデンマーク人女子選手として初めてグランドスラムの決勝進出を果たしたウォズニアキは、今日発表の最新の世界ランクで自己最高位の6位へと浮上。


キムも3大会を終了して初めてランキングが付きました。


2009年09月12日
車椅子テニスの躍進

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今では徐々に知られるようになった車椅子テニス。



それでも現在行われているUSオープンの開催地アメリカでは、テレビでの放送はもちろん、メディアに取り上げられることもほとんどないって言うの。


「我々にとって一番のチャレンジは、車椅子テニスが単なる見せ物ではなく、プロフェッショナルなスポーツなんだと言うことを広く知ってもらうことなのです。すでに、世界では150ものプロの大会が年間を通じて行われているのですから。」
数年前に初めて車椅子テニスがUSオープンで行われたんだけど、その時の賞金総額はわずか2万5千ドル。



「事実、車椅子テニスのトップ選手は、趣味で行っているテニス愛好家にはほとんど勝ってしまうほど。今回のUSオープンでは、選手達は他の選手と同じように扱ってもらっている。同じギフト、同じロッカールーム、同じ交通手段を提供してくれている。これは全米テニス協会には本当に感謝している。」
ジェームズ氏自身も大学時代まではテニスに没頭していたけど、ATPツアーで活躍するほどの才能と冷静さは持ち合わせていないって悟って、コーチの道を選んだんだって。



そのスノーにいくつかのキャンプ(合宿のようなもの)に招かれ、その後ナショナル・チームのコーチの一人としての役割をこなすようになったんだって。


今年のUSオープンではスポーツ・チャンネルのESPNがウィリアムズ姉妹のダブルスのセット間にわずかな時間だったけど、女子の車椅子テニスが放送されて、テニス・チャンネルも週末に車椅子テニスを放送することになったみたい。


こうしてどんどん車椅子テニスが、もっともっと広められて行くといいですね。


2009年09月11日
ナダル、危うし???

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その直後にその男は捕らえられて、セキュリティに連れて行かれたんだけど、かつて熱狂的なグラフ・ファンが試合中にセレスの背中を刺す事件が頭をよぎった人が多かったようで、USオープンのセキュリティの甘さに非難の声も上がったほど。

その取り押さえられた男はノアム・アオルタ23歳で、スポーツ・イベントの妨害の罪に問われ、5千ドルの罰金と1年間の留置処分が下されたんだって。


ナダル自身は何が起きたのかしばらく困惑気味だったようなんだけど、その男をセキュリティに突き出して、セキュリティの肩を「よろしくね」風に数回叩いて冷静を装っておりました。

その後、その珍事についてナダルは「自分にとってはそんなに問題なことじゃないよ。彼はすごく良い感じの人だったし、彼は“アイ・ラブ・ユー”と言ってキスをしてきたのさ」って語っておりました。

スポーツ・チャンネルのESPNがその時の様子をスローで放送すると、人混みから駆け出したアオルタ氏を、明らかに太り過ぎな中年のセキュリティは全く追い付けずにいる様子を映し出していたの。


日本時間の今夜行われる女子シングルスの準決勝のセリーナ・ウィリアムズ対キム・クレイステルスの一戦は、事実上の決勝戦とも言われています。



実はこれと全く同じような準決勝がかつても行われたことがあるのよ。

それは1972年で、ビリー・ジーン・キング対マーガレット・コートの試合なの。


試合はキング夫人が勝利して、その年のUSオープンで連覇を達成しているわ。


2009年09月09日
愛ちゃん、引退

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『杉山愛選手が現役引退』のニュースが日本テニス界に駆け巡りましたね!




伊達公子引退の後は、長い間日本女子テニスのエースとして引っ張って来てくれた愛ちゃん。


Pinkyもここまでテニスにのめり込んだのは、彼女がトップ10入りした2003年のシーズンで、彼女の試合やランキング、そして獲得ポイントを追い始めたのがきっかけと言っても過言じゃないわ。

伊達公子選手も今では、クルム伊達公子として復帰。


アメリカから帰国の11日に会見を開くとのこと。



Pinky個人としては、復活したキム・クライシュテルスとのダブルスがまた見たかったなぁ~。。。

恒例の先週の日本人で~~~っす。

国内は筑波での2万5千ドルサーキットではベスト8に久松志保、高雄恵利加、青山修子選手が、ベスト4には第7シードの瀬間詠里花選手が入りました。



タイの1万ドルでは刈込沙織選手が1回戦で、道慶知子選手が2回戦で負けちゃいました。

今週も能登で2万5千ドルのサーキットが行われて、第2シードで米村知子、第4シードで奈良、第7シードで土居美咲、第8シードで瀬間(詠)選手などが出場してます。


男子ではタイの1万ドルのフューチャーズでベスト8に第4シードで近藤大生選手が入りました。




イギリスの1万ドルでは、第5シードの松井俊英選手が決勝戦で第2シードのイギリス人選手にフルセットの逆転負けを喫して準優勝でした。


今週はトルコの1万5千ドルのフューチャーズに第2シードで三橋淳選手が引き続き出場している他は、チャレンジャー、フュチャーズへの出場選手はいませんね。

2009年09月08日
テニスの縮図に変化???

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やりましたね~、メラニー・オーディンちゃん!!!



現在の世界ランク見ると、69位の森田あゆみ、71位の杉山愛の間に挟まれているのが、そのオーディン選手。


そのダブルスは、1回戦で第2シードのビルジニア・ルアノ=パスカル&アナベラ・メディーナ=ガリゲス組にやられちゃったけど、その時はその日のシングルスでエレーナ・デメンティエワを下してのダブルスだったけど、その後もこうして勝ち上がるなんて誰が想像したでしょう!

彼女はジュスティーヌ・エナンのアメリカ版って言われていて、体格も168cmとそれほど大柄でもなく、特に大きな武器もないって言われているけど、隙を見つけると一気に攻め込むプレーはまさにエナンさながらって評判なの。

準々決勝では第9シードのキャロライン・ウォズニアキとの対戦。



その二人がいる女子の8強のトップ・ハーフは、その二人も自身初のグランドスラムの準々決勝入りで、残りの二人も同50位のヤニーナ・ウィックマイヤーと同52位のカテリーナ・ボンダレンコと、全員初の8強入りなの。


ボトム・ハーフではディフェンディング・チャンピオンで第2シードのセリーナ・ウィリアムズが順当に勝ち上がっていて、対戦するのは第10シードでイタリア人女性として初めてトップ10入りしてフラビア・ペネッタ。

残りが復帰して見事なテニスを披露しているキム・クレイステルスと第18シードのN・リーの対戦ね。


一方の男子は、今夜(明日)の試合で8強が出そろうけど、昨日の4回戦でフェルナンド・ベルダスコがジョン・アイズナーを下した時点で、勝ち残っている地元のアメリカ人選手が一人もいないって状況になってしまったの。

USオープンが、かつてUSナショナル・チャンピオンシップス時代から128年の歴史で、トップ8に一人もアメリカ人が勝ち残れなかったのは、今年が初めてとなる大事件らしいわ!!!

オーディンが地元を沸かせているから、それほど目立たないかも知れないけど(そうでもないかしら?)、アメリカ・テニス界としては、かなり深刻な悩みになってしまうのでは・・・。

そう考えると、ここ数年続いた女子のロシア時代だけど、女子のベスト8にロシア人選手が一人もいないのもお気づき?


男子も女子も、テニスの勢力図に変化が起こってくるのでしょうか?エナン復帰の噂も強いし、女子はまたベルギー旋風・・・かしらね。

2009年09月07日
3回戦負けはしたけど

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現在行われているUSオープンの3回戦で、世界ランク1位のロジャー・フェデラーに14連敗目を喫した元世界ランク1位のレイトン・ヒューイット。


去年受けた臀部の手術から復帰してきたヒューイットは、USオープンの敗戦後、引退について言及していたの。


今季はトップ100圏外から現在の32位にまで上昇させたヒューイットは、USオープン後の秋のシーズンをフルに戦う予定みたい。


「プロとしてプレーしたいって思わなかったら手術は受けなかった。日常生活にはさほど支障がないから、のんびりゴルフでもしていたかもしれないよ。毎週行われる大会で、トップ選手達へ挑戦を続けるために手術をしたんだ。ロジャーのような選手へチャレンジできる、こんな大会への出場はやる気を高めてくれるのさ。そこに自分のモチベーションがあるんだ。」
って、負けはしたけど、その舞台に立つことへの気持ちの高さは確かなようね。



今季今一つ不振にあえいでいるジェームズ・ブレークは、更なる不運に見舞われてしまったようなの。


「捻挫だと思うんだ。靭帯を痛めてしまったらしい。きっとサーブを打った時にしてしまったようだ。それ以外には思い当たらないからね。どんどん悪くなる一方なのさ。」
今季の序盤でも足を痛めて、思うような結果を出せずにいた彼なんだけど、「残念ながら、それがスポーツさ。どれくらいか分からないが、しばらく休むよ。トレーナーの指示に従うさ。このUSオープンで久しぶりに自分らしいテニスができていたのに。」
USオープン前は、ウィンブルドン前哨戦の決勝での負けから、デビスカップを含めて5試合連続敗けを喫していたブレーク。




2009年09月06日
そして波乱は続く

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9月4日のブログでも紹介したけど、現在行われているUSオープン女子の波乱。


全豪オープン前のホバートでWTA初優勝飾り、世界ランクも自己最高位の40位を記録したの。



決して好調と言えないそんな彼女が、いきなり大爆発をしたの!こ



そしてこの日も、エレーナ・デメンティエワを下す大金星を上げたメラニー・オーディンが、マリア・シャラポワをも倒しちゃったのよね。



男子でも、アンディ・ロディックが後輩のジョン・アイズナーの前に敗れてしまいましたね。


復活と言えば、腰の手術から長い時間をかけて復帰してきた、テイラー・デントが接戦を制して3回戦へと駒を進めましたね。



2009年09月04日
波乱の女子

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USオープンの女子シングルスでは、シードダウンが続いてますね~。


第14シードのマリオン・バルトリも負けちゃったけど、対戦相手はキム・クレイステルスと、運が悪かったって感じよね。

そして大会4日目は、何と言っても第4シードのエレーナ・デメンティエワと第5シードのイェレーナ・ヤンコビッチの敗退はびっくりさせられたんじゃない?


男子は現時点で、32シード選手中5選手が敗退なのに比べて、女子は半分の16選手が2回戦を突破できずに敗退してしまう波乱の展開。


杉山選手はダブルスでは順当に勝ち上がりましたね。



そして男女の優勝の行方は???ロジャー・フェデラーの6連覇なるか???混戦の女子はより一層の混戦状態になっちゃったし、シンデレラ・ガールが登場するかもね~~~。

2009年09月03日
人生後のグランドスラム

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USオープン大会3日目で、人生最後のグランドスラムを戦った戦士がいました。



36歳のサントロは1989年にプロになって、今年で何と21シーズン目を送っていたの。


そんな彼は、このUSオープンが自身18回目でグランドスラムでは69回目の出場で、これはプロテニスのオープン化以降、男子の記録となっております。

「16歳でプロになってから、20年後にもまだプレーしているなんて想像もしていなかったよ。1989年の全仏オープンが初めてのグランドスラムの舞台だった。5年前、10年前、15年前もテニスへの情熱は変わっていなかった。」って長いキャリアを振り返ってました。

フォアもバックも両手打ちと、男子テニスでは異色のプレースタイルのサントロは、シングルスはもちろん、ダブルスでもその絶妙なテクニックで成績を上げ、”マジシャン”と呼ばれていたの。

そんな彼は自叙伝の執筆を終えていて、『My Two Hands(僕の両手)』と題されて出版されることが決まっているんだって。


それはちょっと興味があるわね。


それから元世界ランク1位の29歳のサフィン。


「これが最後さ。もっと良い終わり方もあったかもしれないけど、十分さ。今はテニス選手後の人生を期待しているんだ。だから何も後悔していないし、今はもう負けることを気にしてはいない。」って、最後の試合について語って、後悔はないみたいね。

「テニス・シーンからちょっと離れて、何か全く違うことをやってみたいんだ。それを考える時間はたっぷりある。ここまではとても長い道のりだったから、しばらくの休養が必要だね。素晴らしい12年のプロ人生には満足しているよ。」
サフィンは、試合中に感情をリアルに表現することでも有名な選手で、時にはラケットを割ったりと乱暴な表情も見せたり、審判に食いかかったりもしたけど、実は審判達からの評判は決して悪くはなかったんだとか。

コート外では審判員達をファーストネームで呼んで(海外では苗字で呼ぶとよそよそしい)、親しみを表して交流を持っていたりって話しを耳にしたことがあります。


2009年09月02日
日本人、全員敗退

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USオープン、初日に登場した杉山愛、瀬間友里加選手は、いずれもフルセットと惜しい戦いをしたけど、初戦敗退でしたね。

杉山選手は、好調のサマンサ・ストザー相手にほぼ互角の戦いを見せてくれて、今後のダブルスとUSオープン後のアジア・ツアーが楽しみですね。


そして大会2日目に登場したのが森田あゆみ選手。


これで日本人は全てシングルスからは姿を消しちゃいました。う~ん・・・USオープン後のアジア・ツアーでの頑張りに期待しましょう。。。

恒例の先週の日本人で~~~っす。

国内は埼玉での1万ドルのサーキットでは、ベスト8に第5シードの手塚玲美、第8シードに加藤茉弥、北崎悦子、黒田祐加選手が、ベスト4には田中真梨選手が入りました。決勝戦は第2シードに秋田史帆選手とノーシードで勝ち上がって来た若干16歳の石津幸恵選手との戦いとなり、ストレートで石津選手が去年に続き優勝して2連覇達成でした。

ダブルスではベスト4に中野&北崎ペアー、森&平ペアーが入りました。決勝戦は第1ソードの新井&田中ペアーと第2シードの萩本&井上ペアーの対戦となり、第1シードの新井&田中ペアーがストレートで勝って優勝しました。

タイの1万ドルには道慶知子、刈込沙織選手はいずれも初戦で姿を消しました。

今週も国内は筑波で2万5千ドルサーキットがあって、第1シードに米村知子、第3シードに奈良くるみ、第7シードに瀬間詠里花などなど多くの日本人選手が出場してます。タイの1万ドルには道慶知子、刈込沙織選手が引き続き出場してます。

男子ではウズベキスタンの5万ドルのチャレンジャーに出場していた第6シードの三橋淳、松井俊英選手はいずれも初戦で負けちゃいました。

タイの1万ドルのフューチャーズでは、ベスト8に第2シードの近藤大生、第3シードの守屋宏紀選手が入り、その他の選手は上位進出とは行きませんでした。


インドの1万ドルでは第4シードで竹内研人選手が出場してましたが、1回戦敗退でした。

今週もタイの1万ドルのフューチャーズに第4シードで近藤大生、第6シードで守屋宏紀、第8シードで岩見亮、井藤祐一、予選を勝ち上がって伊藤潤、片山翔選手が出場してます。インドの1万ドルには第6シードで竹内研人、小野澤新選手が、トルコの1万ドルには第1シードで三橋淳選手が、イギリスの1万ドルには松井俊英選手が出場してます。
