2010年10月31日
キムの引退計画?!?!

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キム・クレイステルスは現在行われている女子ツアー最終戦で、昨夜行われた準決勝でサマンサ・ストザーをストレートで下して7年ぶりとなる決勝戦進出を決めましたね。

実は彼女、その試合へ向かう途中に交通事故に巻き込まれていたんだって。


それでもそんなアクシデントに動揺したのか、その日は好調のストザーに出だし0-3とリードを許しちゃったけど、そこから立て直してそのセットをタイブレークで先取すると、第2セットはすっかりクレイステルスのペースで1時間26分で快勝で決勝進出を決めたの。

そんなクレイステルスはガーディアンのインタビューで、2012年のロンドン・オリンピック後には第2子を作りたいって、2度目の引退を考えているって語ったの。

「もっと子供が欲しいと思っているの。ロンドンまではテニスを続けるけど、その頃はジャダ(クレイステルスの娘さん)は学校へ行く年になっているわ。だから次の家族の事を考えるにはちょうど良い時期だと感じるから、テニスをストップする時だと思うの。」だって。

加えて「友人の一人と一緒に、故郷のベルギーでテニスクラブを購入したの。故郷へ帰った時は、そこで練習を続けている場所。その施設の立て直しも考えているから、引退した後はそれをやることにも興味があるの。」って、しっかり引退後の仕事(?)も考えているらしいわ。

一人娘のジャダちゃんは、去年も今年もキムがUSオープンで優勝した時に、優勝セレモニーに現れてその愛くるしい姿を見せてくれましたね。


ちょっと寂しい気もするけど、キムのプレーもあと1年半~2年しか見られないって思うと、来年は怪我なくまた世界1位になってもらいたいな~なんて思ってしまうPinkyでした。

2010年10月30日
さようならデメンティエワ!!!

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今朝、Pinkyに衝撃が走りました。



テニス関係の各メディアはやっぱりトップでそのニュースを扱っていて、片っぱしから覗いてしまいました。


今のテニス界で、29歳はもちろんベテランと言われる年齢だけど、引退する年齢ではないですよね。


最終戦では準決勝進出を逃して、最後の試合となるフランチェスカ・スキアボーネ戦には惜しくもストレートで敗れてしまって、その後に引退セレモニーが行われました。

ずっとツアーに同行していたお母さんのヴェラさんもコートに登場して、感謝の言葉を贈ったデメンティエワ。

彼女が数年前に東レへ出場するために東京へ訪れた時に観戦に行ったPinkyは、お母さんが練習する彼女のコートでボールを拾っていた姿を見ていて、その時のことが思い出されました。母親の愛情を感じました。

今日のテニス365のニュースでもやっぱり扱っていたので、詳しくはそのニュースをご覧ください。

正直彼女にはグランドスラムの1つは取らせてあげたかったなって思いました。


そしてめきめき力を付けた彼女が翌年の2000年のUSオープンの準決勝では、リンゼイ・ダベンポート相手に、全く引けを取らないどころか、ストローク戦ではダベンポートを圧倒していたのを覚えてます。

第2セットのタイブレークでは、全く押されっぱなしのダベンポートに、思わぬミスから負けてしまって、勝った瞬間ダベンポートが天を仰いでホッとしていたのよね。


2003年にトップ10入りしてからは、2007年に怪我で思うような結果がだせなくて、トップ10落ちと最終戦出場を逃してはいたけど、最初は上位16選手が出場していた最終戦に2000年から出場して、その後8選手に枠が絞られながらも2007年以外は今年を含めて出場するなど、常に世界のトップを維持し続けたのは立派なテニス人生でした。

勢いでトップ10入りや上位進出する選手はたくさんいるけど、それを維持してこそトップの実力があるってもの。


でも、テニス人生が終わっても、彼女には第2の人生が待っているはず。その第2の人生でも成功を収めてもらいましょう。


2010年10月29日
対照的なアンディ達

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アンディ・マレーが、プレーステーションでゲーム中に、手を痛めてしまったんだって!


「新しいバージョンのゲームで1試合負けちゃったんだ。その時に手をやってしまった。手をアイシングしたけど、もう大人にならなきゃね。」って本人もおどけてました。

デイリーエクスプレスによるとその怪我は、手の腱を伸ばしてしまったようで、結婚式を欠席するほどの怪我でもなく、大事には至ってはいないとのこと。

マレーは来週、スペインはバレンシアで行われる大会に、前年度チャンピオンとして出場する予定になっているのに加えて、兄のジェイミーと組んだダブルスでも主催者推薦をもらって出場することになっているの。

この欠席が原因で欠場なんてことにならなきゃ良いけどね!


それから、上海でのマスターズ1000大会の2回戦を太ももの怪我で途中棄権を強いられたアンディ・ロディックだけど、順調に回復へ向かっているらしいわ。

来週スイスはバーゼルで行われる大会での復帰を希望していたロディックだけど、何とか間に合いそうなの。

彼のエージェントの話では「怪我は順調に回復していて、バーゼル大会へ向けて十分な練習もできている。100%とは言わないが、約束できるよ。」って、バーゼル大会での復帰は大丈夫そうね。

同じアンディでも対照的な二人の今日この頃でした。

2010年10月28日
シニアとジュニアの大会

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昨日のブログでお伝えしたシニア・ツアーの他に、男子プロテニス協会のATPが管轄するATPチャンピオンズ・ツアーが10月21日から24日まで中国は広州で開催されてました。

24日の決勝戦では、グレッグ・ルゼッドスキがピート・サンプラスを6ー4、6ー2のストレートで退けて、優勝を飾りました。

ルゼッドスキは大会直前の10月16日に大会主催者から電話をもらって、出場予定だったマイケル・スティッチが怪我で欠場のため、代わりに出場して欲しいってリクエストをもらって、急遽出場したんだって!

この試合は雨の中断を挟んで再開されたけど、霧雨の中で行われたみたい。

「二人とも足下に注意しながらプレーしていたね。コートが濡れていたから、難しい状況だった。ルゼッドスキは最初から140マイル(約225キロ)のサーブを打ったんだ。僕はそこまで出来なかったよ。彼はしっかり勝ちに来てたね。」ってサンプラスはルゼッドスキに脱帽してたわ。

でもそれに対してルゼッドスキは「何を言ってるんだ。140マイルも出していないよ。130マイル(約210キロ)くらいさ。そんなに強いサーブはもう打てないよ。今週は素晴らしい選手達と対戦できて本当に嬉しかったし、こんなに良いプレーができて自分でも驚いているんだ。」ってご満悦でした。

ルゼッドスキはサンプラスに対して、現役時代は1勝9敗と苦手としていたけど、このATPチャンピオンズ・ツアーでは初対戦での勝利となりました。

サンプラスは2008年にATPチャンピオンズ・ツアーにデビューして、そのデビュー戦のサンパウロ大会で優勝。



同日行われた3位決定戦では、ATPチャンピオンズ・ツアー・ランキング1位で、前年度チャンピオンのトーマス・エンクヴィストがガイ・フォルジを3-6、6-1、10-8(第3セットはスーパー・タイブレーク)で下しました。

予選ラウンドロビンの結果は以下の通り。

グループA
ピート・サンプラス 3勝0敗
ガイ・フォルジ 2勝1敗
パラドン・スリチャパン 1勝2敗
パット・キャッシュ 0勝3敗
グループB
グレッグ・ルゼッドスキ 3勝0敗
トーマス・エンクヴィスト 2勝1敗
イェブゲニー・カフェルニコフ 1勝2敗
パトリック・ラフター 0勝3敗
でした。



それから先週はジュニアでグランドスラムに次ぐビッグイベントの大阪市長杯世界スーパージュニアテニス選手権大会が行われましたね。


男子シングルスでは第2シードの内山靖崇君が第1シードのM・パヴィッチを6-4、1-6、6-3で優勝を果たしました。


その内山君は決勝で対戦したパヴィッチと組んだダブルスでも、M・ヨハンソン&S・リンドマーク組を6-1、6-4のストレートで下して、シングルス、ダブルスのダブル優勝を飾りました。


女子では第7シードの小和瀬望帆さんが第2シードのS・ザン選手との決勝戦で、大接戦を演じました。


ダブルスでは、第3シードの穂積絵莉&加藤未唯ペアーが第5シードのD・サルニコワ&E・セメノワ組を6-4、1-6、10-6で下して見事優勝しましたね。

小和瀬さんは1995年1月生まれの15歳。



2010年10月27日
フィリプーシスの復帰願望

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先週アメリカはアリゾナ州サプライズで行われた男子シニア・ツアーのチャンピオンズ・シリーズは、マーク・フィリプーシスがジム・クーリアを6ー4、6ー1のストレートで下して、5月のボストン大会に次いで、2大会連続優勝を飾りました。
このシニア・ツアーはクーリアらが主催して主にアメリカを中心に行っているツアーで、引退した選手と現役でも30歳を越えた選手なら出場できるもの。だから33歳のフィリプーシスも現役引退を表明してはいないけど、こうして参加しているのよね。
このアリゾナ大会での予選の結果は以下の通り。
グループA
1:ジム・クーリア 3勝0敗
2:ジョン・マッケンロー 2勝1敗
3:ウェイン・フェレイラ 1勝2敗
4:ジェフ・タランゴ 0勝3敗
グループB
1:マーク・フィリプーシス 3勝0敗
2:マイケル・チャン 2勝1敗
3:アーロン・クリックスタイン 1勝2敗
4:ジミー・アライアス 0勝3敗
決勝戦と同じ日に行われた3位決定戦では、マイケル・チャンがジョン・マッケンローを7-6(8-6)、7-6(8-6)の接戦で下してました。
そんな好調なフィリプーシスは、最近サーフィンにハマっているらしく、毎日3~4時間はサーフィンをしていて、それに加えてトレーニングも激しくしているお陰で、ここ数ヶ月で約10キロも体重が落ちて体を絞ったみたい。
そんな彼は、ATPツアーへの復帰の気持ちを強くさせてます。「このチャンピオンズ・シリーズで、またテニスと言うスポーツが大好きになってしまったんだ。その気持ちを取り戻してから、体も益々強くなってきた。現役選手と同じくらいに強いボールを打つことが出来ている。だからツアーに復帰したいって思っても当然だろう!」だって。
2006年を最後にATP大会に出場して以来、両膝をそれぞれ3度ずつ手術をするなど、ツアーから姿を消して行ってしまったのよね。それでもこのシニア・ツアーでは、全く問題なく試合ができるようになっていることも、復帰への思いが大きくなった要因なんじゃないかしら?
対戦したクーリアも「マークがこの調子でテニスをすることができたら、現役選手とも戦えるだろう。ただ問題は、勝ち上がると毎日試合をこなさなければならず、彼の体がそのどこまで持ちこたえられるかだろう。シニアの選手達も、ラケットの進化の恩恵を受けているし、彼もその一人さ。」って、フィリプーシスへの意見を語ってました。
フィリプーシスはその大会前は、アンディ・ロディックと練習をしていたんだって。「ロディックが僕が住むサンディエゴへ来てくれて、彼がいる間、ずっと彼と練習していたんだ。」って、ロディックとの練習でも自信を付けたのかも知れないわね。フィリプーシスは2011年にコートに戻って来るのかしら???
恒例の先週の本人選手の結果で~っす。

女子では、フランスの5万ドルでは藤原里華選手が2回戦敗退でした。韓国の1万ドルのサーキットでは、第3シードの井上万里、第6シードの美濃越舞、関根慧、アナスタシア・マルフォートラ、古賀愛選手が1回戦で姿を消しました。第4シードの中野佑美選手はベスト8でした。
タイの1万ドルでは、第7シードの加藤茉弥選手がベスト4入りを果たしました。ダブルスではベトナム人選手と組んだ加藤ペアーは第2シードで決勝へ進んだけど、惜しくも準優勝でした。
今週はフランスの10万ドルのサーキットに予選を勝ち上がった藤原里華選手が単身出場してます。韓国の1万ドルにはアナスタシア・マルフォートラ選手が引き続き出場してます。コロンビアの1万ドルには寺澤知花選手が出場してます、
台湾の1万ドルには第6シードで中野祐美、江藤奈緒子、永井陽子選手が出場してます。マレーシアの1万ドルには岡崎宏美、道慶智子、内藤陽子選手が出場してます。
ランキングでは瀬間詠里花選手が283位から236位へと上昇させましたね。今年4月に記録した自己最高位の231位を塗り替えてトップ200入りを果たした欲しいですね。
男子では、韓国の12万5千ドルのチャレンジャー大会では、第7シードで添田豪、伊藤竜馬、鈴木貴男選手が初戦で姿を消す中、杉田祐一選手がノーシードからベスト4入りを果たしました。
国内は亜細亜大で行われた1万5千ドルのフューチャーズでは、第4シードの井藤祐一、第5シードの松井俊英、主催者推薦の片山翔選手がベスト8、第3シードの守屋宏紀選手がベスト4入りでした。決勝戦はノーシード同士の対決となり19歳の関口周一が29歳とベテランのD・ウドムチョクに挑んだけど、3時間に渡る激戦の末に敗れて準優勝でした。
ダブルスでは、守屋&竹内ペアーと、仁木&奥ペアーがベスト4入りでした。決勝は第1シードの岩見&近藤ペアーがフィンランド人選手と組んだ第2シードの佐藤ペアーをストレートで下し、優勝を飾りました。
スペインの1万5千ドルのフューチャーズでは予選を勝ち上がったダニエル太郎選手が2回戦敗退でした。
今週はチャレンジャー大会へ出場の選手はいませんね。スペインの1万ドルのフューチャーズに予選を勝ち上がってダニエル太郎選手が出場してますね。
今週末からは国内で、第85回ニッケ全日本テニス選手権が開催されます。なので、たくさんの日本のトップ選手達が出場するため、今週と来週は海外での大会へ出場する選手が少なくなっているんじゃないかしら。国内でも海外でも、頑張ってもらいましょう!
2010年10月26日
クルム伊達選手、第2の最終戦出場

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今日から行われる女子最終戦の『WTAチャンピオンシップス』の翌週、11月4日から7日にかけてインドネシアはバリで行われる第2の最終戦『コモンウェルス・バンク・トーナメント・チャンピオンズ』大会は、今季インターナショナル・シリーズで1度以上優勝した選手の上位6選手と主催者推薦2選手の8選手によって争われます。

でも、来週行われる最終戦にシングルスで出場する選手には出場資格は与えられないもの。

去年は韓国オープンで優勝したクルム伊達公子選手が主催者推薦で出場して、ベスト4進出を果たしてましたね。

今月初めに今年の出場者3名が発表されてました。


加えてアナ・イバノビッチとダニエラ・ハンチュコバが主催者推薦での出場を決めていたの。


イバノビッチは、リンツ大会に出場前に主催者推薦を受けていたからバリへの出場は決まっていて、東京と北京で試合に臨んだあと、今週のルクセンブルグとバリの試合の前に、先週は休養を取ろうと思っていたらしいの。

そこへセリーナ・ウィリアムズの欠場を受けたリンツの主催者から、主催者推薦での出場依頼があって、イバノビッチはそれを快く受け入れて出場したんだって。


そのイバノビッチに代わって主催者推薦を受けたのが・・・何と、クルム伊達公子選手なんです!!!


シャラポワは来シーズンへ向けて休養したいとの申し入れで、この大会の欠場を決めたわ。


オークランド大会で優勝したヤニーナ・ウィックマイヤー、モンテレー大会で優勝したアナスタシア・パブリュチェンコワ、マレーシア大会で優勝したアリッサ・クレイバノワの3選手。

リストにして各選手を紹介しましょう。

1、ナ・リー:バーミンガム(7月)
2、アラバンヌ・レザイ:バスタード(7月)
3、ヤニーナ・ウィックマイヤー:オークランド(1月)
4、アナスタシア・パブリュチェンコワ:モンテレー(3月)
5、アナ・イバノビッチ:リンツ(10月)
6、アリッサ・クレイバノワ:マレーシア(2月)
7、ダニエラ・ハンチュコバ:WC
8、クルム伊達公子:WC
となります。



2010年10月25日
女子最終戦&WTAの新しいロゴ

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明日からカタールはドーハで行われる女子ツアー最終戦の『WTAツアー・チャンピオンシップス』の予選ラウンドロビンの組み合わせが発表になりましたね。


【マルーン・グループ】
第1シード:カロライン・ウォズニアキ
第4シード:フランチェスカ・スキアボーネ
第5シード:サマンサ・ストザー
第7シード:エレーナ・デメンティエワ
【ホワイト・グループ】
第2シード:ヴェラ・ズヴォナレーワ
第3シード:キム・クレイステルス
第6シード:イェレーナ・ヤンコビッチ
第8シード:ヴィクトリア・アザレンカ
以上の組み合わせです。



WTAツアーはその最終戦に先駆けて、新しいロゴを発表しました。



この新しいロゴは、スポーツ競技としてテニスを女子選手の形をイメージしたと言うよりは、W、T、Aと言うアルファベットの特徴を全面に出すように考えられたものなんだって。

もちろんテニスへのイメージも加えられているわ。


来シーズンからはこの新しいロゴで、女子テニスの更なる発展を目指すのね!


2010年10月24日
ソデルリングが最終戦へ、ナダルとフェデラーのエキシビ

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男子最終戦への出場権がロビン・ソデルリングにも与えられましたね。


ソデルリングは、今週行われている祖国スウェーデンでの『ストックホルム・オープン』で、準々決勝敗退を喫しちゃったけど、そこでのポイントでこの出場権を決めたわね。

今シーズンも最終戦まで残り3週間。


それをふまえて、最終戦への残り3つの可能性が残された選手は以下の7選手。


今週の大会に出場していたベルディフ、ヨージニ、ツォンガは揃って早いラウンドで敗退しちゃって(ヨージニは体調不良で棄権)、思うようなポイントを獲得できませんでした。


来週はヨージニはロシアのサンクトペテルブルグ大会に、メルツァーがオーストリアのウィーン大会に、ツォンガがフランス大会に出場しますね。

その次の2大会と最後のパリのマスターズ大会にはほとんどの選手が出場するから、残りの3週間で、そのプレッシャーを乗り越えて出場権獲得する選手は一体誰になるのでしょうね。

男子はダブルスも8ペアーが出場できるから、残る枠はあと4つ。ダブルスもこれからの3週間がラスト・スパートね!!!

世界ランク1位のナダルと同2位のフェデラーは、もう長い間のライバルとして男子プロテニスツアーをリードして来ました。


12月21日にはフェデラーの祖国スイスで、フェデラーの基金へのエキシビションを行います。


ナダルとフェデラーは2004年に初めて対戦してから現在まで21回も対戦して、ナダルの14勝7敗なんだけど、何と両者、今季はマドリッドのマスターズ1000大会の決勝で対戦しただけ。


そんな二人が自分達の基金へのチャリティとして、それぞれの祖国でエキシビションを行うって、本当に素晴らしいイベントだし、志だと思うわ。


2010年10月22日
ムスターとヒューイットのやる気

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このブログでもお伝えしたけど、元世界ランク1位のトーマス・ムスターがクルム伊達公子選手に刺激されたかは定かじゃないけど、42歳で現役復帰。


そんな彼は今月初めに43歳になって、来週地元オーストリアで行われるATP大会に主催者推薦で本戦で元気なプレーを披露することになったの。

ATPツアーレベルに40歳以上の選手が本戦に登場するのはジミー・コナーズが1996年4月に43歳でアトランタ大会に出場して以来のこと。


「本当に楽しみにしているんだ。観客に自分の鍛えぬいた肉体とファイティング・スピリットを見せたいね。昔のように必死に戦いたいし、ウィーンのファンに全力を尽くしている姿を見てもらいたい。」ってムスター自身も楽しみにしているようね。

ムスターが最後にツアー大会に出場したのが1999年の全仏オープン。



来週の大会はムスターにとって1984年にで17歳でツアーデビューを飾っている思い出のある大会で、その後その大会には13回出場して、1993、1995、1998年に準優勝を飾っているわ。

かつての現役時代に44大会に優勝を上げたムスターは、2003年から引退した選手が出場するATPチャンピオンズ・ツアーと言うシニア・ツアーに参加していて、2004年から2006年には祖国オーストリアのデビスカップの監督も務めてました。

今年6月に復帰戦としてドイツのチャレンジャー大会に出場して、5大会目にして初めて勝利を飾ったムスターは、今年の成績は1勝6敗と苦しいものになっているわ。


臀部の手術からツアー離脱を余儀なくされているレイトン・ヒューイットは、順調な回復を見せているようね。


例年は全豪オープンの準備をして前哨戦のシドニー大会に出場するのが定番だったヒューイットだけど、来年は8選手のみで4日間で行われるそのエキシビションに出場することにしたんだって。

ヒューイットの他には、トーマス・ベルディフ、ミカエル・ヨージニ、フェルナンド・ベルダスコ、ジョー・ウィルフリード・ツォンガ、ガエル・モンフィスが出場を決めているみたい。

大会側は、ロビン・ソデルリングにも出場を要請しているようだけど、残りの選手も徐々に決まるようね。

29歳のヒューイットは、まだまだやる気を見せているし、来年は怪我を乗り越えてまた世界のトップでプレーしてもらいたいわね。

2010年10月21日
イバノビッチのペナルティ

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そうそう、先週オーストリアはリンツで行われた『ジェネラーリ女子』で2年ぶりの優勝を飾ったアナ・イバノビッチだけど、その2回戦でバルボラ・ザーロバ=ストリツォバと対戦した時に、とんだペナルティを科されてました。

それは、試合開始直後に起きたの。


トイレへ駆け込みたいイバノビッチは、主審にトイレット・ブレークを要求したんだけど、自分のサーブの前しか許可できないって言われたの(ルール上そうみたい)。


すっきりしてコートへ戻った彼女は、スコアーボードをみると1-1に。


「コートは出た時は、本当に具合が悪かったの。試合開始直前にヨーグルトを食べたの。こんなことになるなんて、本当恥ずかしかったわ。試合前にヨーグルトを食べちゃ駄目よ!主審にトイレへ行きたいと言ったら、彼女のサーブの前には駄目だって言われたけど、どうしても我慢できないって言ったの。そしたら、自分の時間を費やして行くんだねって。」
「戻って来たら20秒ごとにポイントペナルティを科されていたの。その時は、冷静になるのに必死だったけど、結果的には、あそこでトイレへ行ったからその後、良いプレーが出来て勝てたから良かったけど、そうじゃなかったら、本気で激怒していたかも知れないわ。」
世界1位になった直後からの長いスランプから、やっとそのトンネルを抜け出せる気配を見せて来たイバノビッチ。


セリーナ・ウィリアムズは結局、最終戦も欠場することになりましたね。


今週モスクワで開催中のクレムリン・カップで、その座を争っていたナ・リーとアザレンカは、それ以前はわずか5ポイント、リーがリードしていたの。


その1回戦でリーは負けちゃって、昨日の2回戦に登場したアザレンカ(第2シードの彼女は1回戦がなくて、この試合が初戦だったの)がその試合に勝利して見事最後の1枠を獲得しました。

最終戦へのチャンピオンズ・レースでアザレンカの次にいるリーと、その次のシャハール・ペアが控え選手として、出場選手達と最終戦が行われるドーハ入りをすることになりました。

来週行われるその最終戦では、今シーズンの好調な選手達が勢ぞろいするわ。


2010年10月20日
セリーナの代わりは???

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やっぱりセリーナ・ウィリアムズは今季のプレーを終了しちゃいましたね。


そのチャンピオンズ・レースの次にいるのがリー・ナ選手なんだけど、今週行われているクレムリン・カップでその出場権を獲得するべく昨日の1回戦に臨んだけど、まさかの敗退。この切符が頭にあって緊張しちゃったのかもね。

これでチャンスが広がったのは、そのクレムリン・カップで第2シードで出場するヴィクトリア・アザレンカ。


アザレンカとリーはわずか5ポイントしか離れていないから、アザレンカが今日の試合に勝利した時点で、出場権獲得になりますね。


セリーナは、彼女のエージェントからAP通信に送られたメールによると、彼女はまた右足の筋を切ってしまったとのこと。


そのアクシデント後の7月15日に手術を受けていた彼女は、月曜日にまたニューヨークで手術を受けたんだって。


恒例の先週の本人選手の結果で~っす。

女子では、オーストラリアの2万5千ドルのサーキットでは、第6シードの手塚玲美選手が2回戦で敗退だったけど、瀬間詠里花選手が優勝して2週連続のタイトル獲得となりました。

タイの1万ドルでは2回戦で第7シードの越野由梨奈選手、第8シードの加藤茉弥選手、宮﨑優実選手、予選を勝ち上がった樋口由佳選手が敗退しちゃいました。予選を勝ち上がった渡邉廣乃選手がベスト8入りしました。ダブルスでは加藤&宮崎ペアーがベスト4でした。

今週は韓国の1万ドルのサーキットに第3シードで井上万里、第4シードに中野佑美、第6シードで美濃越舞、関根慧、アナスタシア・マルフォートラ、古賀愛選手が出場してます。タイの1万ドルには第7シードで加藤茉弥選手が出場してます。

ランキングではクルム伊達公子選手が56位から48位へ、不田涼子選手が215位から190位へ、瀬間詠里花選手が337位から283位へジャンプしてます。

男子では、国内は千葉県の柏で1万5千ドルのフュチャーズが行われて、ベスト8に第3シードの守屋宏紀選手、第4シードで井藤祐一選手、江原弘泰選手が、ベスト4には第6シードの松井俊英選手、内山靖崇選手が入りました。


今週は韓国の12万5千ドルのチャレンジャーに第7シードで添田豪、伊藤竜馬、杉田祐一、鈴木貴男選手が出場してます。


スペインの1万5千ドルのフューチャーズには予選を勝ち上がってダニエル太郎選手が単身出場してますね。

2010年10月19日
クルム伊達選手の次なる目標???

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先週行われたHPオープン、日曜日の決勝戦は何とかクルム伊達公子選手に優勝してもらいたかったですね。


それでも40歳にしてツアー決勝の舞台に立って、今週発表の最新の世界ランクも48位と、復帰後最高位になりました。

今週の大会でWTAのレギュラー・ツアーは終わってしまうけど、そんな彼女はまだまだサーキットに出場する意向を表してました。

去年は、ツアー後のバリでの『コモンウェルス・バンク・トーナメント・オブ・チャンピオンズ』に出場して、準々決勝入りを果たして160ポイントを獲得。


バリの大会は、インターナショナル大会(賞金総額22万ドル)の優勝者しか出場できないから、今年はクルム伊達選手はその資格がないから、代わりに台湾の10万ドルのサーキットへ出場するみたいですね。

でも、例え台湾で優勝しても10万ドルのサーキットでは150ポイント。その後の豊田で今年も優勝したとしても、去年より10ポイント減ってしまうのよね。

それ以外のサーキットで出場の可能性がありそうなのは、12月13日からのアラブ首長国連邦の7万5千ドル大会くらいかな。。。

更なるランキングアップを目指している彼女。



グランドスラムでコンスタントに1勝を飾ることができれば、もちろんランキングだって付いて来るはずだからね。


2010年10月14日
ロディックの不安

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昨日行われた上海マスターズの2回戦に登場したアンディ・ロディックだけど、足の怪我のために途中棄権を強いられてしまいました。


シーズン最終戦へのチャンピオンズ・レースでぎりぎりの8位にいるロディックは、これからがその出場権獲得に大切な時期だから、本人もちょっと心配しているみたい。

「オースチンの実家へ帰ってできる限りのことをする予定さ。11月1日からのスイスはバーゼルの大会までには復帰できればと思っているんだ。最終戦へはまだ希望があるし、それを達成するために最善を尽くすよ。」って語ってますね。

ロディックにとって幸いなのは、同9位にいるフェルナンド・ベルダスコがここ最近不調で、その上海マスターズでも初戦敗退を喫しているから、追撃を免れているのよね。

その次の10位にいるミカエル・ヨージニとは現時点で500ポイント差。そのヨージニも昨日の2回戦で敗退してるから、しばらくは安心して治療に専念できるかもね。

でも、元世界1位で勝負師のロディックだから、他の選手の不調で出場権を獲得するより、自分で成績を残して自力で切符をゲットしたいって思っているはず。


昨日から世界中の注目を集めているチリの救出劇。チリ北部の鉱山での落盤事故で、地下700mに33人が生存していて、69日ぶりに地上へ助け出されましたね。

チリを代表する元世界ランク5位のフェルナンド・ゴンサレスも、臀部の手術からのリハビリ中だけど、世界が注目する祖国の救出劇に目が離せないらしいわ。

「他のチリの人達と全く同じように、事故のニュースの最初の日からこの事件を毎日追っていたんだ。我々にとってとても大きな出来事。彼らが安全であると言うニュースを聞く度に、心配もしたし応援もしていた。世界中の人が願うように、早く助け出して欲しいと願っているんだ。」って、救出劇が開始される直前に語っていました。

先週、アメリカのニューヨークで右臀部の手術を受けたゴンサレス。


テニスができるようになるには、6~7ヶ月必要だって診断されたとか。


2010年10月13日
日本人も頑張ってますよ

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恒例の先週の本人選手の結果で~っす。

女子では、東京で行われた10万ドルのサーキットの楽天ジャパン・オープンで、ベスト4に土居美咲選手がはいりました。



オーストラリアの2万5千ドルでは、ベスト8に第5シードの手塚玲美選手が入って、ノーシードの瀬間詠里花選手は見事優勝を果たしました!ダブルスではイギリス人選手と組んだ手塚選手が準優勝でした。

インドネシアの1万ドルでは、小関みちか選手、予選を勝ち上がった芳野紗綾香選手が共に初戦敗退、第2シードの川床萌選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは、地元のインドネシア人選手と組んだ川床選手が優勝を果たしました。

タイの1万ドルでは、宮﨑優実選手、予選を勝ち上がった渡邉廣乃選手が初戦で、加藤茉弥選手、樋口由佳選手が2回戦で負けちゃいました。第6シードの越野由梨奈選手と第8シードの小城千菜美選手はベスト8でした。ダブルスでは、小城&加藤ペアーと、越野&宮崎ペアーがベスト4でした。メキシコの1万ドルでは、寺澤知花選手、岡崎宏美選手が1回戦負けでした。第4シードの川床萌選手がベスト8入りでした。

今週はオーストラリアの2万5千ドルのサーキットに、第6シードで手塚玲美、瀬間詠里花選手が出場してます。タイの1万ドルには第7シードで越野由梨奈、第8シードで加藤茉弥、宮﨑優実、予選を勝ち上がった渡邉廣乃、樋口由佳選手が出場してます。

ランキングでは、森田あゆみ選手が95位から76位へ、飯島久美子選手が313位から268位へ、瀬間詠里花選手が383位から37位へ、久見香奈恵選手が746位から649位へ、江口実沙選手が748位から661位へ、大前綾希子選手が823位から719位へとジャンプしました。

男子では、オーストラリアの1万5千ドルのフューチャーズで予選を勝ち上がった竹田直樹選手は1回戦負けでした。イランの1万ドルのフューチャーズで予選を勝ち上がった松永浩気選手も初戦敗退でした。

今週は国内は千葉県の柏で1万5千ドルのフュチャーズが行われており、第2シードで近藤大生、第3シードに守屋宏紀、第4シードで井藤祐一、第5シードで三橋淳、第6シードで松井俊英、第8シードで岩見亮選手などたくさんの日本人選手が出場してますね。

ランキングでは、鈴木貴男選手が303位から289位へ、今週二十歳になる守屋宏紀選手が415位から393位へ、井藤祐一選手が440位から414位へ、佐藤文平選手が833位から793位へと上昇しました。

2010年10月12日
新女王の誕生

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毎週月曜日に発表になる最新の世界ランクだけど、今週は北京で日曜日に行われる予定だった決勝戦が雨で月曜日に順延となったため、今日火曜日に発表になりました。


何と言ってもカロライン・ウォズニアキがセリーナ・ウィリアムズを抜いて1位になって、世界の頂点に辿り着きました。

これはコンピューター・ランキング・システムを使い始めてから、20人目の世界女王なんだって。


でも彼女は、グランドスラムでは去年のUSオープンの準優勝が最高成績だから、ディナラ・サフィーナ、イェレーナ・ヤンコビッチに次いで3人目となるビッグ・タイトルのない女王にもなってしまいました。

前述の北京大会ではフルセットでヴェラ・ズヴォナレーワを下して、今季ツアー最多の6度目の優勝を飾るなど、4大大会以外では郡を抜く成績を残しているわ。


今シーズンの彼女は、出だしはちょっと不調で、最初の3大会で3勝3敗と今一つだったの。


その後のヨーロッパのクレーから芝のシーズンも目だった活躍はしていなかったわ。

何と言ってもウィンブルドン以降の彼女は見違える活躍を見せたの。


モントリオール、ニューへイブンと連続優勝し、USオープンでもベスト4、先々週の東京の東レPPOでも優勝と、最近の出場5大会では24勝1敗・・・驚異的な勝率を飾っているわね!!!

次に彼女が出場予定している大会は、ツアー最終戦の『ソニー・エリクソン・ツアー・チャンピオンシップス』。


それから、北京で惜しくも準優勝だったズヴォナレーワも、世界ランク3位へと自己最高位を更新しましたね。


来年は、失うポイントも大きいから、どこまで現在のランキングをキープできるかが最大の鍵になってくるでしょうね。


2010年10月11日
男子も徐々に&セリーナまた怪我?!?!

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女子ツアー最終戦『ソニー・エリクソン・ツアー・チャンピオンシップ』への出場選手が全員揃いましたね。


今季獲得ポイントの上位8選手しか出場できないシングルス。


ジョコビッチは先週土曜日に行われたチャイナ・オープンの準決勝で、ジョン・イズナーを下して決勝進出を決めたところで、この出場権が決定しました。

女子は今週と来週でレギュラーシーズンが終了となるけど、男子は今週にはグランドスラムの次に位置付けされているマスターズ1000大会が上海で行われるし、その後レギュラーシーズン最後の大会は11月7日からのパリでのマスターズ1000大会まで続くのよね。

だから、まだまだ出場選手が出そろうまでは時間がかかりそうね。


4位がアンディ・マレー、5位にロビン・ソデルリング、6位はトマス・ベルディフ、7位にアンディ・ロディック、8位はダビド・フェレール、9位がフェルナンド・ベルダスコ、10位にミカエル・ヨージニ。

男子はダブルスも8組が出場となります。


それからウィンブルドン直後に足を割れたグラスで切ってツアー離脱していたセリーナ・ウィリアムズが、今週開催されるオーストリアのジェネラーリ・リンツ大会から復帰する予定だったのに、右足の怪我が完治していないって理由で直前で欠場。

復帰に向けて練習のし過ぎから、また怪我を負ってしまったみたいで、彼女曰く、今季はもうプレーできないかも・・・だって。

当初、姉のビーナスと共に、11月6日と7日にサンディエゴでイタリアと行われる女子国別対抗戦(フェドカップ)の決勝戦にも出場の意欲を見せていたけど、こうなるとその決勝戦も姉妹を欠くことになりそうね。

2010年10月10日
女子最終戦への出場選手が出そろう

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とうとうツアー最終戦へ出場する女子シングルスの8選手が出そろいましたね。


その切符を獲得したのはイェレーナ・ヤンコビッチとエレーナ・デメンティエワ。

ヤンコビッチはこれで4年連続となる出場で、自身12個目のタイトルとなったインディアンウェルズでの優勝と、ローマでの準優勝、全仏オープンでのベスト4などが主だった成績ね。

そのローマでは、ヴィーナスとセリーナのウィリアムズ姉妹を倒していて、同一大会で姉妹を共に破った7人目の選手となりました。

デメンティエワはこれが10回目の出場で、今季は開幕戦のシドニーとその後パリで優勝を飾り、クアラルンプールと東京で準優勝してます。


シングルスへ出場の8選手は以下の通り。

カロライン・ウォズニアキ、ヴェラ・ズヴォナレーワ、セリーナ・ウィリアムズ、キム・クレイステルス、サマンサ・ストザー、フランチェスカ・スキアボーネ、イェレーナ・ヤンコビッチ、エレーナ・デメンティエワ。
そしてダブルスへ出場の4ペアーは以下の通り。

ヒセラ・ドゥルコ&フラビア・ペネッタ、クヴェタ・ペシュケ&カテリーナ・シュレボトニック、リサ・レーモンド&レネー・スタブス、ヴァニア・キング&ヤロスラバ・シュウェドワ。
今季、それぞれシングルスとダブルスで好成績を残した選手のみにしか与えられない最終戦への出場権。


この最終戦である『ソニー・エリクソン・ツアー・チャンピオンシップス』は10月26日から31日までカタールはドーハで行われます。

それから元世界ランク1位のディナラ・サフィーナは、去年の終盤で痛めた腰の怪我から、今季は満足に試合をすることができず、現在は50位とランキングを下げちゃってるのよね。

そんな彼女は、またその怪我が悪化しちゃったようで、北京での1回戦敗退後に、2010年シーズンの終了を発表しました。

来シーズンでの復活を目指して、2010年の残りを怪我の治療とリハビリにあてることにしたようです。

「腰の怪我がまた再発してしまったようで、今季はもう大会への出場をしないことを決めました。怪我のために、今年は最悪のシーズンになってしまいました。いくつもの大会を欠場しなければならなかったし、出場しても自分のテニスができませんでした。」って、自身のホームページで語ってました。

元気な姿で来シーズンを迎えて欲しいですね。

2010年10月08日
最終戦のダブルス4チームが決定

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毎年シーズン最後に行われるツアー最終戦。



現在中国は北京で行われているチャイナ・オープンで、第5シードのヌリア・ヤゴステラ=ビベス&マリア・ホセ・マルチネス=サンチェス組がすでに出場権を獲得している第1シードのヒセラ・ドゥルコ&フラビア・ペネッタ組に準々決勝で敗退した時点で、ヤゴステラ=ビベス&マルチネス=サンチェス組はその出場権を逃してしまったの。

現在ダブルスのペアー・ランキングで4位にいるリサ・レイモンド&レネー・スタブス組と、同5位にいるヤロスラバ・シュウェドワ&バニア・キング組が出場権を獲得しました。


昨日ブログでお伝えした、ヴィーナス・ウィリアムズの今季終了との発表を受けて、同3位にいたヴィーナス&セリーナのウィリアムズ姉妹が脱落したことによって、この4ペアーが決定したようですね。

ヤゴステラ=ビベス&マルチネス=サンチェス組は、昨年の最終戦で見事に優勝を飾っていたけど、今年は大会2連覇の夢が早くも断たれる結果となってしまいました。

今年ウィンブルドンとUSオープンを制したシュウェドワ&キング組は、いずれも初めての最終戦への出場となりました。

それからヴィーナスの欠場を受けて、シングルスでも出場権を獲得した選手が出ましたね。今年の全仏オープンの決勝戦を争ったフランチェスカ・スキアボーネとサマンサ・ストザーの二人が5、6人目の出場権獲得となしました。

これまですでに、カロライン・ウォズニアキ、ヴェラ・ズヴォナレーワ、セリーナ・ウィリアムズ、キム・クレイステルスの4人が出場権を獲得していて、残る切符はあと2枚となりましたね。

2010年10月07日
怪我で今季絶望の選手達

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今シーズンも残りわずかとなったけど、怪我で2010年のシーズンを終わらせなければならない選手が出て来ました。9月16日のブログでは鄭潔が手首の手術でシーズンを終わりにしたことを伝えたけど、以下の3選手も怪我で今季のプレーを諦めることになったの。

まずはアグニエズカ・ラドワンスカ。


それから、同じく北京で1回戦敗退を喫したスベトラーナ・クズネツォワは、来週地元モスクワで開催される大会に体調不良で欠場を表明すると共に、今季の残りのシーズンも、体の治療に当てるって語っているわ。

それから、ウィンブルドンでベスト8で敗退して以来、USオープンまでのアメリカ・シリーズも膝の怪我の治療で1大会も出場していなかったヴィーナス・ウィリアムズも、その怪我を理由に今季のプレーを終了させることとなりました。

と言うことは、ツアー最終戦へのチャンピオンズ・レースで5位にいるヴィーナスは、それからも脱落することになるのかもね。このまま上位8選手に残って、出場権を獲得してその大会へ出場するかも、あやしくなってきましたね。

みんな来シーズンまで、あと約3ヶ月弱。しっかり治して、元気に南半球での開幕戦に登場して欲しいわね!

今週も1日遅れの恒例の先週の本人選手の結果で~っす。

女子では中国の10万ドルのサーキットでは瀬間友里加選手、手塚玲美選手共に初戦敗退でした。



国内は浜名湖での2万5千ドルのサーキットでは、ベスト8に前川綾香選手が入りました。決勝戦は第8シードの瀬間詠里花選手とノーシードから勝ち上がった飯島久美子選手の対戦となり、フルセットで飯島選手が優勝しました。

ダブルスでは、ベスト4に平&山本ペアーと第4シードの井上&岡ペアーが入りました。決勝戦では第1シードの飯島&瀬間ペアーと第2シードで台湾人選手と組んだ前川ペアーの戦いとなり、飯島&瀬間ペアーがストレートで勝利、飯島選手はシングルスとのダブル優勝となりました。

今週は東京で行われている10万ドルのサーキットの楽天ジャパン・オープンに第4シードで森田あゆみ、第7シードで奈良くるみなどが出場してます。


インドネシアの1万ドルには、第2シードで川床萌、小関みちか、予選を勝ち上がった芳野紗綾香選手が出場してます。タイの1万ドルには第6シードで越野由梨奈、第8シードで小城千菜美、加藤茉弥、宮﨑優実、樋口由佳、予選を勝ち上がった渡邉廣乃選手が出場してます。メキシコの1万ドルには第4シードで川床萌、寺澤知花、岡崎宏美選手が出場してます。

ランキングではクルム伊達公子選手が67位から57位へ、秋田史帆選手が310位から275位へと自己最高位を更新、飯島久美子選手が383位から313位へ、岡あゆみ選手が515位から445位へ、井上万里選手が591位から558位へ、桑田寛子選手はランク外から644位へと登場、小城千菜美選手は788位から670位へとジャンプしました。

男子はスペインの1万5千ドルのフューチャーズでは、予選を勝ち上がったダニエル太郎選手が1回戦敗退でした。



今週はオーストラリアの1万5千ドルのフューチャーズに、予選を勝ち上がった竹田直樹選手が出場してます。イランの1万ドルのフューチャーズで予選を勝ち上がった松永浩気選手が出場してます。

2010年10月05日
グラフ、アガシ、そしてエナンもコートに!

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毎年、年末に行われるチャリティ・エキシビションである、エルトン・ジョンとビリー・ジーン・キング夫人の『WTTスマッシュ・ヒット』が今年も11月15日に行われます。


そのイベントにはすでに、シュテフィ・グラフ、アンナ・クルニコワ、アンドレ・アガシ、ジェームズ・ブレーク、マルチナ・ナブラチロワの出場が決まっているそうよ。

「このスマッシュ・ヒットを我祖国の首都で開催できることに多大な喜びを感じています。HIVやエイズをもっと認識して正しい知識を持ってもらうには、最高の場所です。そして更なるサポートを築き上げたいと思っています。」ってキング夫人はコメントしてました。

今回は18回目の開催になるこのチャリティ・エキシビションは、エルトン・ジョン・エイズ基金を始めとする、エイズやHIVへの基金として行われていて、これまでに約960万ドル(約8億5千万円)の基金が集められたんだって。

今年は前述の5人に加えて、数名の選手も出場する予定だそうだけど、それらの選手は決めリ次第、発表になるそうよ。

エキシビションと言えば、今年のウィンブルドンで右肘を負傷して今季絶望となってしまったジュスティーヌ・エナンだけど、年末のエキシビションからコートに立つことになるようね。

それは、エナンの祖国であるベルギーのアントワープで12月9日に行われる『ダイヤモンド・ゲームズ』と言うエキシビションで、同胞のキム・クレイステルスとプレーすることになったんだって。

そのエキシビションには、同じくベルギー出身のヤニーナ・ウィックマイヤーと、今年の全仏オープン・チャンピオンのフランチェスカ・スキアボーネも出場することに決まったようです。

と、言うことは、エナンは順調な回復を見せているってことよね。



2010年10月04日
ツアー最終戦への切符

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9月30日のブログでもお伝えした女子ツアー最終戦への出場権だけど、カロライン・ウォズニアキに続いて、ヴァラ・ズヴォナレーワとセリーナ・ウィリアムズ、キム・クレイステルスの3人も獲得しましたね。

ズヴォナレーワは、先週行われた東レPPOでは準々決勝敗退だったけど、その翌日の10月1日にウォズニアキに続いて2人目となる最終戦への出場権を獲得しました。

シーズン獲得ポイントの上位8選手しか出場できないその大会に彼女は2004年に初めて出場して、2度目の2008年にはヴィーナス・ウィリアムズに敗れるも準優勝を飾るってました。


彼女は2月にパタヤ・オープンで今季唯一の優勝を飾っているけど、何と言ってもウィンブルドンとUSオープンと、グランドスラムで2度の準優勝を上げた今年は、彼女の最高のテニス人生だったんじゃないかしら。


翌10月2日にはセリーナとクレイステルスも出場を決めました。

セリーナはこれが7回目の出場で、昨年は見事優勝を飾って、今年はディフェンディング・チャンピオンとしての出場ですね。


クレイステルスは、年初のブリスベン国際に始まって、プレミア大会のマイアミとシンシナティでも優勝を飾り、何と言ってもUSオープンでは昨年に続いての大会2連覇を達成するなど、最強のママさん選手ですね。

あと、残る切符は4枚。


いったい次ぎは誰が最終戦への切符を手にするのでしょうか???

2010年10月01日
ムスターのATP大会&クッツァーも復帰?!?!

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6月17日のブログで紹介した、元世界ランク1位のトーマス・ムスターの現役復帰のお話し。


でもなかなか勝てなくて、先週スロベニアで行われた4万2500ユーロのチャレンジャーで、5大会目にしてやっと初戦突破を果たしました。


実際彼は、1999年の全仏オープンを最後にシングルスではコートから離れていて、現在のラファエル・ナダルのように、クレー王の称号を与えられていたのよね。

そんな彼は、10月25日から地元オーストリアで開催されるATP大会に主催者推薦を受けて、10年ぶりにATP大会の本戦に姿を見せるかもしれないんだって。


去年のその大会では、現在オーストリア男子ナンバー1のユルゲン・メルツァーが地元優勝を飾って、大会関係者はとっても喜んでいたの。



今週40歳になって世界の舞台で活躍しているクルム伊達公子選手に刺激されてかどうかは定かじゃないけど、男子でも熟年プレーヤーのチャレンジを応援したいですね。

それから、そのクルム伊達選手とかつてのライバルだった、元世界ランク3位のアマンダ・クッツァーも復帰へ向けてかどうかは分からないけど、激しいトレーニングを始めたって噂なの。

彼女は158cmと小柄ながら、その俊敏なフットワークで、当時世界1位に君臨していたシュテフィー・グラフなどの大物食いでも知られていて、当時からフィットした体で世界のトップで戦い抜いていたのよね。

2004年3月を最後にコートを去った彼女は、今月22日で39歳になります。


