2008年07月31日
ボルグとフェデラーのダブルス!

一日一回クリックしてねん


今年11月に、ビヨン・ボルグとロジャー・フェデラーがダブルスを組むエキジビションが計画されているんだって。


対戦相手は、ジョン・マッケンローと、そのパートナーにはラファエル・ナダルかジェームズ・ブレークのいずれかになる予定。



そのエキジビションは、フェデラーと、ナダルかブレークの3セット・マッチのシングルスに続いて、ボルグとマッケンローの1セット・マッチのシングルスが行われたあと、イベントのクライマックスとして、10ポイント先取のスーパー・タイブレークの1セット・マッチで、そのダブルスが行われる予定なんだって。

11月9日から16日まで、男子ツアー最終戦のマスターズ・カップが行われて、同時にシニア・ツアーのフランクフルト大会が11月13日から16日まで行われるから、その次の週にマカオで行われるんじゃないかしら?

7月25日のブログに書いたけど、現在行われているオーストリア大会には、パトリック・ラフターがデビュー戦として参加しているわ。


ラフターは「ちょっとビックリしているよ。ボールの感触もとても良くて、サーブもリターンも上手く行った。動きも良かったし、思ったところにボールをコントロールできたから、とても気分が良いね。」って、初戦の感想を語ってました。


引退した選手と現役選手の交流があるのって、何となく世代を越えて、とても心温まる気がして、嬉しく思えますね。


2008年07月30日
世界の国々で

一日一回クリックしてねん


はい、先週の日本人選手の活躍~~~っ!!!

先週の女子、アメリカの5万ドルのサーキットでは、第4シードの飯島久美子選手は、第1セットを失ったところでリタイアしちゃったけど、第3シードの波形純理選手はベスト8進出しました。


今週は帯広で行われている2万5千ドル大会に、第1シードで米村知子、第2シードに瀬間友里加、第3シードに岡本聖子、第4シードに久松志保、第5シードに浜村夏美、第6シードに岡田上千晶、第7シードにクルム伊達公子、第8シードに田中真梨選手などが出場してます。

海外では、カナダの5万ドルに第3シードで藤原里華、第7シードに波形選手が、アメリカの1万ドルには引き続き川床選手が、インドネシアの1万ドルには、平知子選手が単身出場してます。頑張って好成績を残して欲しいですね!

男子では、アメリカの5万ドルのチャレンジャーに出場していた松井俊英選手は、1回戦で第2シードのボビー・レイノルズと対戦して、4-6、4-6で破れちゃいましたね。


今週はカナダの10万ドルのチャレンジャーに第6シードで添田豪選手が出場してます。




2008年07月29日
プレイボーイ誌の表紙

一日一回クリックしてねん


5月26日のブログでも紹介した、女子プロテニスのアシュレー・ハークルロード選手が、プレイボーイ誌の表紙を飾っている8月号が発売になって、また注目を集めているの。

そのオファーを受けることになったのは、彼女のボーイフレンドとエージェントが、ちゃんとプレイボーイ誌と話し合いをきちんともってから受けることになったんだって。


地元ジョージア州での反響は、ちょっとショックだったらしいけど、悪い評判にはならなかったらしく、ツアーを回る他の女子選手達からも、理解をもらっているらしく、悪く言う人は今のところ現れてはいない様子。

もしボーイフレンドがプレイボーイ誌を見ていたら、どう思うって質問には、「彼は普段読まないみたい。もし見ていても、へっちゃら。そんなことで、ジェラシーを感じたりはしないわ。雑誌で楽しめるんなら、どうぞって感じじゃない(笑)。」と、ケロッとしてました。

女子選手の質問では、誰が一番きれい?に対して、「アナ・イバノビッチかな。」とか、今のツアーで一番強いって思えるのは?には、「ウィリアムズ姉妹だと思う。体格にも恵まれているしね。どちらかと言うと、セリーナが現在では最強なんじゃないかしら。」って感じているみたい。

そして、フェデラーとナダルのどちらがイケテルかって質問には・・・「ナダルのルックスはそれほどタイプではないので、フェデラーかな。フェデラーはプライベートでもとても親切で、この春に手術を受けた時も、体を気遣って声をかけてくれたわ。人間的にも素晴らしいと思うし、個人的にも彼の方がナダルよりハンサムだと思うわ!」な~んて語っておりました。

ハークルロード選手、やっぱりアメリカ人だけあって、はっきり意見を言うわね。



2008年07月28日
北京へ・・・

一日一回クリックしてねん


先週行われた男子ツアーのマスターズ・シリーズ、ロジャーズ・マスターズでは、ラファエル・ナダルが今季7度目の優勝を上げて、1位のロジャー・フェデラーとのポイント差をわずか300ポイントへと縮めたわね。

1位の座に着くのは、すでに時間の問題だけど、先週のロジャーズ・マスターズではフェデラーがまさかの初戦敗退(上位シードは2回戦からの登場)を喫しちゃう波乱に見舞われたから、去年の準優勝ポイントが無くなって、ナダルとのポイント差が一気に小さくなったのよね。

今週もアメリカは、シンシナティでマスターズ・シリーズが続くけど、日本期待の錦織圭君は、やっぱり出場を見送ったみたいですね。



でも、そこにも名前がなくて、オリンピック前にシンシナティで実践をこなしてから北京入りするんじゃないかって思われていたのよね。



今週発表の女子ランキングでは、トップ100には杉山愛選手だけで(先週もそうだったけど)、森田あゆみ選手も、どんどん上のレベルの大会に挑戦していることもあって、なかなか思うようにポイントが稼げないのが現状。


今週もアメリカのティア1の予選に出場したけど、本戦出場とは行きませんでしたね。



エースの杉山選手は、このところ上位シード選手を下したりと、良い形でプレーができているんじゃないかしら?



2008年07月25日
イヴァニセビッチ、今季初優勝

一日一回クリックしてねん


男子ツアーのATPが行っているシニア・ツアーの『ブラックロック・ツアー・オブ・チャンピオンシップ』の今季第5戦が、トルコはイスタンブールで7月17日から20日まで行われたの。


出場者は、Aグループに、セルジ・ブルゲラ、セドリック・ピオリーン、フェルナンド・メリジェニ、アラーディン・カラゴズ。Bグループでは、パット・キャッシュ、ゴラン・イヴァニセビッチ、トーマス・ムスター、アンドレイ・チェスノコフの8名。

Aグループでは、3戦全勝のメリジェニが1位で、ピオリーンが2勝1敗で2位。


3位決定戦は、ピオリーンがムスターを4-6、7-5、11-9の逆転で下して3位。


次の大会はもうすぐで、7月29日から8月2日まで、オーストリアのグラズで行われるの。


2001年のシーズンを最後に惜しまれながら引退したラフターは、現在35歳。


そのラフターのシニア・ツアー・デビュー戦の模様も、しっかりお伝えしたいと思ってま~っす。お楽しみに!

2008年07月24日
珍事とオリンピック女子

一日一回クリックしてねん


ニュージーランドでこんな事件(?)があったの。



コーチでもあるお父さんに言われて、ヘッドバンドにこっそり付けていたピアスからは、コードが出ていて、シャツの下に隠してあったレシーバーに繋がっていたんだって。




7月3日のブログで紹介した、北京五輪出場者リストに、メアリ・ピアスの名前があって、びっくりしたんだけど、どうやら彼女、欠場を表明したようです。


でも、怪我などをした選手への措置として、2年間はランキングが守られるシステムがあるから、そのプロテクト・ランキングの27位を使って、フランスのオリンピック代表選手枠に選ばれたわけ。

今回の欠場の理由は、“怪我”としか発表していないらしく、はっきりと部位は名言していないんだって。


次点で選ばれるはずだったのは、アメリ・モレスモだったけど、彼女はダブルスだけ選ばれていたために、オリンピックへの出場を辞退してしまっているために、その次のポーリーン・パルメンティエが選ばれました。


そのオリンピックのアメリカ・ナショナル・チームの、リンゼイ・ダベンポートとウィリアムズ姉妹は、そろって怪我で大会を欠場してるわね。




2008年07月23日
恒例となりました・・・

一日一回クリックしてねん


それでは恒例の、日本人の先週の活躍です。。。

国内は宮崎で女子2万5千ドルのサーキットがあって、日曜日のブログにも書いたけど、クルム伊達公子選手が見事優勝を果たしました。




ダブルスでは、宮村&高岸ペアーと、第4シードの浜村&前川ペアーがベスト4へ進出しました。



アメリカのカリフォルニア州はスタンフォードで行われた『バンク・オブ・ウェスト・クラシック』では、杉山愛選手が見事ベスト4入りを果たしましたね。




今週はアメリカの5万ドルに、第3シードで波形純理、第4シードで飯島久美子選手が出場してます。



男子では、カナダの3万5千ドルのチャレンジャーでは、岩渕聡、鈴木貴男選手は1回戦敗退だったけど、伊藤竜馬選手と松井俊英選手はベスト8入りを果たしました。



シリアの1万5千ドルのフューチャー大会では、小野澤新選手が2回戦敗退だったけど、第7シードの竹内研人選手が見事決勝戦へ進出しました。




今週は、アメリカの5万ドルのチャレンジャーに松井選手が出場してます。


カナダはトロントで行われるマスターズ・シリーズの『ロジャーズ・カップ』には、ウィンブルドン以来となる錦織圭選手が出場する予定だったけど、予選にも本戦にも名前はありませんね。



2008年07月22日
ギャンブルへの罰則

一日一回クリックしてねん


このところ、特に男子テニス界を賑わしているテニスの八百長疑惑。


それは、チェコ共和国のフランティシェク・チェルマク、31歳と、スロバキア共和国のミハル・メルティナック、28歳の二人。


昨日のニュースによると、チェルマクは、2006年9月9日から2007年2月1日までに、賭けをしていたとして、2008年7月21日から10週間の試合への出場停止と、1万5千ドルの罰金を支払うこと、メルティナックは、2006年の10月に賭けを行ったとして、2008年7月21日から2週間の出場停止と3千ドルの罰金を科される、有罪が決まったの。

でも、二人が実際出場した試合への賭けや、賭けをした試合の勝敗が絡むような事は一切行ってはいないようなので、それほど大きな罰は下されなかったようね。


いずれにせよ、テニス選手がテニスの試合への賭けはしてはいけません!!!って、ことのようです。



2008年07月20日
伊達選手、お見事!!!

一日一回クリックしてねん


クルム伊達公子選手、やりましたね~、優勝です!



なぜPinkyがドキドキしちゃったかと言うと、昨日はシングルス1試合、ダブルス2試合をこなして、全試合が終了したのは深夜0時を回っていたの。


やっぱりトップ100入りできるくらいの実力は、今でもあるってまた思ってしまいました。


復帰戦の岐阜の5万ドルだって、予選を勝ち上がって決勝へ。


これでランキングも310位を切るかと思われます。





これからダブルスの試合のようだけど、シングルスとのダブル優勝目指して、頑張ってもらいたいわ。


2008年07月19日
USオープン、女子

一日一回クリックしてねん


来月25日から始まる今季最後のグランドスラムであるUSオープン。



ランキング、トップ100中99人がエントリーを申し出ていて、その唯一の選手は、そう、日本の森上亜希子選手なの。


ランキングからストレートで本戦入りできるのは、104名。



ま、これからも、怪我などの理由で、欠場を申し入れる選手が出る可能性があるから、106位とか107位の選手も本戦入りできるのでは。


日本からは、連続出場記録の更新となる杉山愛選手ももちろん出場するし、森田あゆみ、藤原里華、波形純理、飯島久美子、米村明子選手は、予選入りで、本戦目指して戦うでしょう。


一人でも多くの日本人選手が本戦で戦ってもらいたいですね~!!!

2008年07月18日
チャンの婚約

一日一回クリックしてねん


7月14日のブログでご紹介のテニス殿堂入りしたマイケル・チャンが、めでたく婚約を発表したの。


今週行われているカリフォルニア州スタンフォードの『バンク・オブ・ウェスト・クラシック』では、主催者推薦で本戦入り。


それも仕方ないわよね。



チャンは去年、中国テニス協会からの依頼を受けて、中国人選手のコーチを務め、中国の深川に自身のテニス・アカデミーを開いたほど。


チャンとリウは、一回りも年の差があるから、これからはチャンはコーチとして奥さんのサポートをしつつ、リウのランキング向上と活躍の手助けをして行くはずね。


2008年07月17日
こんな凄い記録も

一日一回クリックしてねん


そうそう、先月末から今月頭まで行われていたウィンブルドンで、凄いことを成し遂げた選手がいました。



その5つのタイトルで一番初めに獲得したのは、2000年のシドニー・オリンピック。


今年9月で36歳になるネスターだけど、ここ数年はシングルスはほとんどプレーしていなくて、ダブルスに専念しているけど、5つのビッグ・タイトル中3つは30歳を過ぎてから獲得していて、2002年8月の30歳直前にダブルス・ランキング1位の座にも着いているのよね~。

そう考えると、特にダブルスは、長い間トップ選手としてプレーを続けられる競技ってことよね。


このネスターと同じ偉業を達成したのは、ウッディーズで一世を風靡した、トッド・ウッドブリッジとマーク・ウッドフォードの二人。


グランドスラム連続出場記録を樹立した、我らが杉山愛選手も、今年の北京オリンピックと、来年の全豪オープンを制すれば、ゴールデン・スラマーになるんだけど・・・何とか頑張って、そんなすごい選手の仲間入りを果たしてほしいわね。


2008年07月16日
先週の日本人で~っす

一日一回クリックしてねん


は~い、毎週恒例の日本人選手の活躍です~!

東京は昭島で女子1ドルのサーキットがありました。



ダブルスでは、ベスト4に主催者推薦で出場の井上姉妹が、萩本&清水ペアーが入りました。


アメリカの5万ドルでは、米村明子、久松志保選手が初戦で、米村知子選手が2回戦敗退と、上位進出とは行きませんでした。

今週は国内は宮崎で2万5千ドルのサーキットがあります。



男子は、カナダの5万ドルのチャレンジャーで、鈴木貴男、伊藤竜馬、松井俊英、岩渕聡選手が初戦で、第1シードで出場の添田豪選手も2回戦敗退と早々に敗退してしまいました。



今週もカナダの3万5千ドルのチャレンジャーに、鈴木、伊藤、松井、岩渕選手が引き続き出場してます。



シリアの1万5千ドルのフューチャーには引き続き第7シードに竹内、ノーシードで小野澤選手が出場してます。



そうそう、カナダの3万5千ドルのチャレンジャーに鈴木選手らとともにエントリーしていた近藤大生選手が、大会側のミスで、ドローに名前がありませんでした。



2008年07月15日
クルニコワのWTT

一日一回クリックしてねん


アンナ・クルニコワがコートに戻ってくるの。



「新しいメンバーとプレーするのは、常に楽しみなもの。ワールド・チーム・テニスは素晴らしい雰囲気の大会。チームで対戦するのは、また別の楽しみがあるわ。デビス・カップやフェド・カップのように、チームメイトを応援したり、みんなで戦う楽しさがあるわ。」と、この大会の良さを語っておりました。

11チームで争うこの大会は、1974年からビリー・ジーン・キング婦人らが募ってスタートさせた大会。



彼女は「子供の頃、本当に貧乏で、何も無かったの。ワンルームのアパートに家族5人で住んでいた。その後、テニスに出会い、今ではこうしてアメリカで生活することができた。テニスが私の人生をすっかり変えてくれたの。テニスがそのチャンスを与えてくれたの。」と、貧しい彼女を今の生活へと導いてくれたテニスに、感謝しているんだとか。

そのクルニコワのチームメイトには、アンディ・ロディックもいるの。




2008年07月14日
テニス殿堂入り

一日一回クリックしてねん


先週アメリカはロードアイランド州ニューポートで行われた『キャンベル殿堂テニス選手権大会』は、ベテラン35歳のファブリス・サントロが2連覇で幕を閉じたけど、その大会の名にもなっているテニス殿堂の表彰が行われたの。


現在36歳のチャンは、1989年の全仏オープンで若干17歳で優勝を果たし、それは現在もグランドスラム優勝の最年少記録なの。


彼は全仏のタイトルを含む34個のシングルス優勝を飾り、1995年の全仏、1996年の全豪とUSオープンで準優勝を飾る活躍をしたのよね。


「僕の時代も、そしてその後もそうだと思うけど、戦うことは本当に大変なこと。自分はアスリートとして、自分のスピードと俊敏性、その速さを使って、体格の大きな選手に対して戦い続けたんだ。」って、小柄なアジア人が世界のトップで戦ったその術を語っていたわ。

「今年は北京にとってとても特別な年になるはず。これから中国にいったいどんなことが起こるか、本当にエキサイトしているよ。中国テニス界の活躍に何とか力になれればと、親善大使として協力させてもらった。」と、中国人の血を引くチャンは、祖国である中国テニス界の発展に一役買っているのよね。

でも、彼のテニス殿堂入りにこんな声も。



だったらトーマス・ムスターやセルジ・ブルゲラや、他のグランドスラム優勝者だって殿堂入りしてもいいのでは?ってことらしいの。


まあ、チャンの場合は前述のように、アメリカと中国の親善大使として中国のテニスの普及と発展に貢献したことも、大きく買われての殿堂入りのようだから、ちょっと特別と言えば特別なのかも知れないけどね。



2008年07月13日
厳しい決まり。

一日一回クリックしてねん


先のウィンブルドンの決勝戦を争ったウィリアムズ姉妹に、ちょっと厳しい決定がくだされたの。


彼女達は人種的差別を受けたとして、その大会への出場を2002年から拒否してきたの。


選手はもちろん、1年間のツアーの中で、自分が出場する大会を選んでスケジュールを決めるわ。



よく大会を怪我などの、仕方ない理由以外でキャンセルして、罰金が科されてるニュースは聞いたことがあると思うけど、このウィリアムズ姉妹に限った決定は、やっぱり二人の影響力の強さを表しているんじゃないかしら?

これまでも、準グランドスラムでありつつ、続くマイアミの準グランドスラム大会が、トップ選手の必須大会に指定されているために、インディアンウェルズをスキップするトップ選手があとを断たないことも、この決定の要因になっているんじゃないかしら。

考え方によっては、ウィリアムズ姉妹はとんだとばっちりを受けちゃったみたいだけど、来年の二人のスケジュールには興味津々になっちゃうわね!

2008年07月11日
フェデラーの転落

一日一回クリックしてねん






現在のATPランキングの1位はもちろんロジャー・フェデラー、2位がラファエル・ナダル、3位がノヴァーク・ジョコビッチだけど、そのマスターズ・カップへの出場を掛けた、2008年のチャンピオンズ・レースでは、ナダルが断トツで1位。


全仏オープンとウィンブルドンの2つのグランドスラム優勝を果たしたナダルは、もちろん圧倒していて、全豪でベスト4、全仏&ウィンブルドンと準優勝と安定した成績を残しているフェデラーと、全豪オープンで優勝したジョコビッチは、その下の選手との差が大きく開いているの。

これを見ると、今年の年末にはランキングの1位がフェデラーからナダルへと代わるであろうことが濃厚。



それでも1位の座を守るのはかなり難しいの。



つまり去年よりポイントを稼ぐには、その全てで優勝を飾るくらいの成績を収めるのが必要最低条件になってくるってこと。


だってナダルは、カナダでベスト4、シンシナティでは2回戦、USオープンでも4回戦と、今年はポイントを稼ぐチャンスなのよね。


2004年2月2日から続いたフェデラーの1位の座は、遅くてもUSオープン明けにはナダルへ受け渡されてしまっていることでしょう。


そうそう、そのUSオープンは今年、初めて賞金総額が2千万ドルを越えることが決まったの。


USオープンはその前哨戦として、北米で行われるハード・コート・シーズンをUSオープン・シリーズとして、その大会中、最も多くポイントを稼いだ選手のUSオープンの獲得賞金を2倍にするシステムが取られているの。

去年は、それがフェデラーで、優勝したフェデラーは、優勝賞金120万ドルとボーナスでそれと同額の120万ドルが支払われたため、2007年のUSオープンでの総額は2080万ドルに達したの。



『フェデラー・エクスプレス』は、今年で幕を閉じてしまうのか。


2008年07月10日
日本人選手の活躍で~っす!

一日一回クリックしてねん


今週も1日遅れの日本人選手の活躍で~~~っす!!!

東京は有明で行われた男子1万ドルのフューチャー大会では、ベスト8に石井弥起選手が、ベスト4入りした杉田祐一選手と岩見亮選手はいずれもストレート勝利を収め決勝戦へ。





その岩見選手は、先々週の準優勝のポイントが付いて669位から549位へとジャンプしてます。



ダブルスでは、アメリカ人選手と組んだ佐藤ペアーと、井藤&宮崎ペアーがベスト4入りを果たしました。


アメリカの5万ドルのチャレンジャーでは、岩渕聡選手は初戦敗退だったけど、第2シードの添田豪選手がベスト8入りを果たしました。

今週もカナダの5万ドルのチャレンジャーに第1シードで添田、ノーシードで鈴木貴男、伊藤竜馬、松井俊英選手が出場してます。






女子では、アメリカの5万ドルに出場していた久松志保選手は初戦敗退で、カナダの2万5千ドルでも第2シードの米村知子選手は初戦で、第1シードの米村明子選手は2回戦で敗退と、上位進出できませんでした。



今週は東京は昭島で1万ドルのサーキットがあります。



ウィンブルドンで予選を勝ち上がって本戦入りした藤原里華選手は198位から169位へ、予選最終ラウンドへ勝ち上がった飯島久美子選手は231位から196位と初めてトップ200入りを果たしました。


6月半ばの須玉での1万ドルの優勝ポイントが付いた宮村美紀選手は676位から594位へ、準優勝の新井麻葵選手も807位から732位へとランキングを上げてますね。


2008年07月09日
イギリス、期待の女子!!!

一日一回クリックしてねん


毎週水曜日にお伝えしている、日本人選手の活躍は、今週も明日お届けしま~す!!!

今年のウィンブルドンで、24年ぶりにシングルスのイギリス人チャンピオンが誕生したの。


それは女子ジュニアでのこと。




「ウィンブルドンのジュニア・チャンピオンだなんて、すごいことでしょ!今日は最高の一日になったわ。だって、観客はみんな私の応援をしてくれたし、こんな経験は初めてだもの。」と、試合後に興奮して語るロブソン。


ロブソンは、1994年に当時13歳でジュニア・チャンピオンになったマルチナ・ヒンギス以来の最年少チャンピオンで、1984年にアナベル・クロフトがイギリス人ジュニア・チャンピオンになって以来の快挙を達成したの。



イギリス・テニス界は、男子ではティム・ヘンマンが引退したあと、アンディ・マレーに期待が注がれているけど、女子に至っては、主だった選手が現れていないのが現状だったの。



2008年07月07日
こんな裏話があったのね・・・

一日一回クリックしてねん


昨夜・・・と言うか、今朝のウィンブルドンの男子シングルス決勝戦・・・本当にすごかったですね!!!





でも結局、大会前から「今年はナダルが・・・」って噂されていたように、死闘を制したのはナダルでしたね。



1983年のウィンブルドンで、女子シングルス決勝を戦ったアンドレア・イエガーって選手ご存知?



「試合中、わざとミスをしたの。ナブラチロワに対して、正しいことをしたと思っているわ。第1セットを6-0で落としたあと、イライラしているふりをしたの。お父さんを見たら、彼はそれがおかしいって気が付いていたわ。だって、わたしはそんな人間じゃないし、同じような状況でも神経質になったりせずに、いつもそんな状況を脱して、素晴らしいプレーを披露していたから。」
それにはこんな裏事情があったらしいの。




「興奮していた自分は、隣の家のドアを何度も叩いたの。出てきたのは、ナブラチロワのトレーナーで、キッチンへと迎え入れてくれたの。ナブラチロワはリビングに座っていたわ。彼女はチラッと私を見て、決勝戦への準備の邪魔になっているって言われて、その後2度と私を見ることがなかったの。私が彼女だったらそんなこと言わなかっただろうけど、その時私が思ったのは、“彼女のいつもの準備の邪魔をしてしまった。決勝戦を精一杯戦うことなんてできない”って。」
イエガーは1980年1月、わずか14歳でプロになって、翌81年には全豪オープンでベスト8、全仏オープンでベスト4入りをして、トップ選手の仲間入りをしたの。



アメリカはシカゴ生まれの彼女だけど、今はドミニカに住み、2006年から尼さんとして生活しているんだって。



2008年07月04日
悲しみを乗り越えて

一日一回クリックしてねん


今年の4月10日のブログで訃報をお伝えした、オーストリア出身の双子の女子ダブルス選手の、ダニエラ・クレメンシッツがガンを克服することなく亡くなってしまった悲しい事実。


4月10日のブログを読んでもらうと分かるように、二人の治療に掛かる、多額の費用のために、日本のエースである杉山愛選手含め、多くの選手がチャリティ募金をしたり、インターネット・オークションでグッズを売ったりして、資金を集めていたの。

ダブルスでの出場だからもちろん、パートナーが必要じゃない。



ランキングを持っていない二人だから、もちろん大会側からの主催者推薦で出場するんだけど、「サンドラの復帰の手助けが出来て、特にあんなつらい出来事を乗り越えたあとだけに、本当に光栄に思っているわ。」って、主催者であるサンドラ・リーチェルさんは語っておりました。

サンドラ・クレメンシッツにとってその大会は、ティア3と決して高いランクの大会ではないし、ツアーもその頃には、アメリカのハードコートへ移って普段はそれほど注目されない大会かも知れないけど、思い出に残る大会になることでしょう。



2008年07月03日
北京では

一日一回クリックしてねん


本日、2度目のブログは、7月2日付けでオリンピック出場選手が発表になったので、ちょっとお知らせです。

6月5日のブログで、メアリー・ピアスの北京への思いをお伝えしたんだけど、その選手のリストに、彼女の名前があったの。


女子のシングルスのリストは、ここをクリックしてね。
女子のダブルスのリストは、ここをクリックしてね。
男子は・・・ATPのページになかったので、ITFのページで見てね。
そこには、男女とも載っておりました!ここをクリックしてね。
日本からは、女子では杉山愛、森田あゆみ選手がシングルスとダブルスで、男子では錦織圭選手がシングルスでの出場を決めてますね。

それにしても、ピアスはやっぱり復帰してくるのね~。




さ~今夜ウィンブルドンでは、女子の準決勝が行われますね。



2008年07月03日
1日遅れの・・・

一日一回クリックしてねん


諸事情により1日遅れの『日本人の活躍~~~』です!

男子では、東京は昭島で1万ドルのフューチャーがあり、ベスト4に3人の日本人選手が残りました。




イランの1万5千ドルでは三橋淳選手がベスト8で、先々週の決勝戦で敗れた相手と再び対戦しましたが、またもや敗れて8強止まりでした。


今週はアメリカの5万ドルのチャレンジャーに、第2シードで添田豪、ノーシードで岩渕聡選手が出場してます。



女子では、中国で行われている2万5千ドルでは、黒田佑加選手が2回戦敗退で、その他の選手は初戦を突破できませんでした。



アメリカの1万ドルに週出場していた道慶知子選手は、2回戦で負けてしまいました。

今週はアメリカの5万ドルに久松志保選手が、カナダの2万5千ドルには、第1シードで米村明子、第2シードで米村知子の姉妹が出場してます。




2008年07月02日
疑惑に終止符???

一日一回クリックしてねん


長い間騒がれてた男子テニスの八百長疑惑に終止符が打たれそうなの。


その試合には、スポーツの試合への掛けを行うロシアの組織で行われたギャンブルで、その試合に対して対戦相手の勝利に多額の掛け金が掛けられたことから、疑いの対象になったのが事の発端。


第4シードで出場していたウィンブルドンでは、ベンジャミン・ベッカーに1回戦で足元をすくわれちゃった彼は、「正に悪夢さ。しかも数日のことじゃなく、すでに1年になろうとしているんだ。でもまだこうしてテニスを続けているし、プレーしていると幸せなんだ。7月には結論が出るって弁護士に言われたよ。誰も何も立証できないさ。何の証拠もつかんではいない。だって事実ではないんだからね。あともう1年、調べるって言われたら、僕ももう1年プレーを続けるだけさ。それに八百長なんて存在しないよ。する必要がないじゃないか!」
って、ダビデンコは自信満々の様子。


そんな騒動にお怒りなのが、テニス・レジェンドであるマルチナ・ナブラチロワ様。


それには彼女のこんな考えがあるの。


いずれにせよ、スポーツはフェアにやってもらいたいし、特に神聖なスポーツと言われるテニスなんだから、選手もプライドを持って試合をしてもらいたいわよね!



2008年07月01日
またしても・・・

一日一回クリックしてねん


ま~~~今年のウィンブルドンは、こうも波乱が続くかしらってほどよね。



そんな中元気なのは、第5シードのエレーナ・デメンティエワと第6&第7シードのウィリアムズ姉妹。



怪我と言えば、ヤンコビッチも膝を怪我しちゃってたわね。



それで自身初のグランドスラム・ベスト8入りを決めたのが、ベテランのタマリン・タナスガーン。


記憶に新しいのは、クルム伊達公子選手の復帰戦となった岐阜の5万ドルで決勝へ進み、伊達選手相手に逆転優勝を飾ったの。


そして何と言っても、彼女のプレーを見ていて思うけど、芝のサーフェースに合ってるな~って感じるように、ウィンブルドン前哨戦のオランダで、2003年2月以来&自身2度目のツアー優勝を上げたのよね!





実は男子もトップ2シードは残っているけど、シード・ダウンがかなりあるの。



まさに波乱続きのウィンブルドンって言う言葉がピッタリよね。





さ~いった優勝の行方は・・・。益々盛り上がって来ましたね~~~!!!
