2006年05月31日
森上あっこちゃん、やりました!!!
森上あっこちゃん、やりましたね~~~!!!今季ここまで参加したクレー3大会すべてで優勝を果たし、ランキングも自己最高位の3位にいる、第3シードのペトロワに6-2,6-2の圧勝。正直、正直・・・ドローが発表になった時は、日本人選手の中で初戦突破が一番難しいのがあっこちゃんかなって思っていたの。それが、なんとも嬉しい番狂わせじゃありませんか。これが彼女の初めてのトップ10プレーヤーからの勝利になったのよね。ペトロワはフランス入りしてから、先週の土曜日の練習中に左足付け根を痛めちゃってたみたいだけど、それにしてもあっこちゃんのプレーは素晴らしかったの一言。クレバーなプレーもしていたし、体の動きもよかったし、勝利に値するものだったんじゃない。
でも、1つ納得がいかないことが・・・。毎年必ず思うんだけど、どうしてこんな良い試合をWOWOWは放送しないんだろう?午前0時から浅越しのび~の試合をやってたけど、しのび~に限らず、日本人の勝利試合が他にあるんだから、しかも第3シードを撃破した試合は、ダイジェストじゃなくてしっかり放送するべきじゃない???毎年必ず思うことなの。視聴者の興味をそそるような、視聴率がもっと取れるところをどうして流さないんだろうって不思議でなりません!!!
ATP恒例となった大会ごとに代わる代わる選手が書いているブログ。なんと今回は、2連覇の期待がかかるナダル君が担当してるの~~~。ATPもさすがにやるわね!内容については今後じっくりお伝えして行きますわ~。お楽しみに~~~♪
で、Pinky's Remarksでも恒例となっている、日本人選手情報!!!フランスはパリで熱戦を繰り広げている全仏だけど、将来その本戦入りへ向けて、た~~~っくさんの日本人が頑張っているのよ。
まずは、その予選に出場した、佐伯美穂、久松志保、岡本聖子の3選手はそろって1回戦敗退で、本戦入りはなりませんでしたね。藤原里華ちゃんは手首の手術から只今治療中で戦線離脱、小畑沙織選手は3月のインディアンウェルズの予選以来試合に出てないけど、こちらも怪我しちゃったのかしら?その怪我から復帰しようとしてた不田涼子ちゃんも現地入りはしたけど、予選に名前はなかったわね。足の具合、まだ良くないのかしら?
それから韓国&北京でのサーキットに参加した日本人3選手はみんな初戦を突破できませんでした。残念!ちなみに、25日のブログで書いたタナスガーン選手は、シングルスではベスト8止まりだったけど、ダブルスでは優勝してましたよ。
長野での2万5千ドルのサーキットでは、ベスト4に波形純理、飯島久美子、米村知子の3選手が勝ちあがり、米村選手が決勝へ進んで、見事優勝しました。ダブルスでは、飯島&波形ペアー対手塚&米村ペアーの決勝で飯島&波形ペアーが優勝を上げてました。おめでと~。
男子は、残念ながら、全仏の予選には誰も出場してなかったの。全仏の予選もあったことから、先週はチャレンジャー大会は開催されておりませんでした。インドの1万5千ドルのフューチャーに単身参加した石井弥起選手はベスト8。今週も引き続きインドのフューチャーに参加してますね。福岡での1万5千ドルのフューチャーでは、添田豪、寺地貴弘、本村剛一選手がベスト4入りして、添田&本村の決勝戦は添田選手が7-6(8-6)、6-3で勝利して優勝を飾ってました。今週も引き続き福岡でフューチャー大会が開催されます。近くの人は応援に行きましょうね~。インドネシアのサテライトでは第2シードの杉山記一選手が決勝へすすんだけど、今回は第3シードで韓国のダニエル・ヨー選手に負けちゃって準優勝でした。
今週は韓国は釜山での5万ドルのチャレンジャーに、先週福岡で優勝した添田選手始め、松井俊英、岩渕聡選手が出場してます。ダブルスは松井&岩渕ペアーでエントリーしてますね。がんばってね~!!!
Pinky、昨日はお天気心配だったけど、予報が運良くはずれて、晴天の中、午後から有明でテニスしちゃいました。学生さんがた~っくさんいて、若さ溢れるテニスをしていて、見ていてまぶしかったわ。・・・と、日焼けが心配なPinkyでした。
2006年05月30日
ナダルも歴史を刻む!
やっぱり昨日の話題は男子第2シードのナダルの勝利じゃない!ソデルリングをストレートで下して、これでクレーでの連勝の新記録である54連勝を飾ったの。試合直後に行われたセレモニーには、これまでの記録保持者のギエルモ・ビラスも出席してました。トロフィーと言うか、楯と言うか、記念の品を贈呈されてましたね。新記録達成のあとは、この記録をどこまで伸ばすのかに注目が集まるわ。つまり、この連勝をいったい誰が止めるのかってことだけど、この大会で止まるのか、そうじゃなかったら全仏2連覇達成になるってことだもんね。ど~なることやら~~~。
それから日本人では、中村藍子ちゃんが登場したけど、カスターノに体力負けしちゃった感じね。良い形で第1セット先取したけど、その後調子を上げてきたカスターノに第2セットを取られると、第3セットはキレの無くなった中村をカスターノが終始圧倒。惜しくも初戦突破には至りませんでした。まだ22歳の彼女だし、今後の勉強になってくれればいいわね。森上あっこちゃんとダブルスを組んでるみたいだから、気持ちを切り替えてダブルスも頑張って、ボレーに磨きをかけてもらいたいわね。
昨日1回戦を突破した女子のトップ・シードのモレスモが自身についてこんなコメントをしてるの。勝敗が必ず付いて回るプロの世界で、今ではランキング1位の座にいる彼女だけど、そこにたどり着くまでは他の選手とかをこんな風に見てたみたい。
「育った環境、つまり教育とか文化とかが一つの要因なのは明らか。自分の場合、こうして勝利することを必要として、それが一番大事だって言う、このプロの世界のような文化では育っていなかったの。自分の家族は全くそんな家族じゃなかったわ。テニスなんて趣味に過ぎなかった。もし、テニスで何かを得られたら、それはそれで素晴らしいことだけど、そうじゃなくても、生活していくのには全く困ったりはしなかったの。これまでのテニス人生のある時点で、自分に欠けているのは、勝利を固執することなんじゃないかって気が付いた時があった。それはかつて、ヒンギスやウィリアムズ姉妹を見ていて感じた、勝つこと、一番になることへの『アメリカ的精神』とでも言うのか、彼女達はそんな教育を受けて育っているんだなって感じたからなの。彼女達は常に“一番になる”って事だけを考えていたから。自分にはそれがなかったわ。」
そうね~、私達と違って趣味でやっているわけじゃないプロの選手達は結果が全てだし、それでご飯食べてるんですもんね。勢いのあった頃のウィリアムズ姉妹なんて、闘争心メラメラで、ちょっと怖いくらいだったもんね。そんなことに気が付いたモレスモは、意識改革でもしたのか、こうしてしっかり世界の頂点に上り詰めたって事実は、立派なことじゃない!
昨日の初日の1回戦に登場して見事勝利を収めた男子第7シードのロブレド。5月20日のブログにも書いたけど、女子のツアープロのドゥルコとの交際に終止符を打ったの。彼女と別れたマイアミのマスター・シリーズ以降、彼は絶好調。今大会に入る前は17試合中14試合で勝利を上げて、先々週のハンブルグのマスター・シリーズでは自身初のマスター大会での栄冠を手にもしていたの。恋愛をして調子を上げる選手もいれば、お別れして運気が上がる選手もいるってことなのね~。・・・Pinkyにはちょ~っとわかりませ~~~ん・・・
2006年05月29日
愛ちゃん歴史を刻む。
愛ちゃん、やりましたね~。tennis365の速報にもあるように、まずは1回戦突破!おめでと~~~!!!今年から初めて日曜日に初日を迎え、しかも、そのオープニング・マッチとなったその試合。見事勝利で飾って歴史に名を刻んでくれました。
正直Pinkyは、フェドカップの前にやっとシングルスの調子が上がって、このままツアーで試合感を維持して欲しいとも思っていたの。でも、日本のために代表として戦って欲しい気持ちもあって、複雑な思いだったわ。そしたら、太腿を怪我しちゃって、“え~~~、これからのクレー・シーズンじゃあ、足の怪我は致命傷なのに~~~”ってちょっとショックだったの。やっぱり、フェド後のクレーでは1つも勝てずに全仏になっちゃったじゃない。でも、そこは経験豊富なベテラン選手だし、焦らず調整してくれたみたいで、決して楽な相手じゃないドローだったけど、勝利を物にしてくれました!
第1セットを取られた時は、良い感じでプレーができていたのに、最後に持って行かれちゃった嫌~な展開だったけど、なんのなんの。第2セット以降はより一層体にキレがでてきて、終始圧倒してたわね。何よりも感じたのは、その後のWOWOWでのインタビュー。表情がすごく良かった!テニスが充実しているのも伝わってきたしね。それに何と言ってもグランドスラム連続出場が48と記録保持者の彼女。もちろんこの記録もどんどん更新してもらいたいけど、この全仏でも、どんどん勝ち進んでもらいたいわね。順当に勝ち上がると3回戦でバイディソバ、4回戦でトップ・シードのモレスモ。モレスモ戦までは行ってもらいたいわ~。
そのモレスモも男子のトップ・シードのフェデラーと共にこの日の初日に登場。どちらもストレートで勝利を上げて、明日は第2シードのキム(クレイステルス)とナダルが早速登場ね。日本勢では中村藍子ちゃんがカスターノを迎え撃つわね。愛ちゃんに続いて初戦突破してもらいましょう!
その男子トップ・シードのフェデラーについて、マッツ・ウィランダーがニューヨーク・タイムズ紙にこんなコメントをしてるの。「現在のテニス界の中で、クレーでは明らかにフェデラーは2番目の選手だと思うよ。僕が思うに、ローマでの敗戦は、受け入れ難い経験だっただろうし、もし、今回の全仏の決勝でナダルと対戦したとして、試合がもつれるときっとその事が頭をよぎってしまうような、トラウマになりかねないね。でも、こう信じているよ。あの試合で彼は十分に勉強できたはずさ。もうクレーでナダルを怖がることはないってね。」
それからステファン・エドバーグもニューヨークのメディアにこんな事を言ってるわ。「フェデラーは、かつての誰よりもオールラウンドなプレーヤーだと思うよ。僕がかつてしていたように、常にネットへ詰めるプレー・スタイルじゃ、今は全仏に勝つことは難しくなってしまった。色んなプレーを上手くミックスしながらゲームを行わないとならない。フェデラーはそれを一番上手くやれる選手だと思うんだ。フェデラーはナダルと対戦する時に必要なのは、ポイント、ポイントをもっと短くした方が勝機があるはず。ラリーが長くなればなるほど、ナダル・ペースで、フェデラーにとっては難しくなってしまうと思うよ。」
どちらにしろ、クレーでもフェデラーの評価はそれなりに高いってことだけど、クレーでの宿敵は明らかにナダルってことも事実ね。決勝戦でのフェデラーvsナダルが実現するのかしら???
初日に登場して、ギリギリの試合をしたのがシャラポワ。はっきり言って、見てて負けるかと思ったわよ!でも、この日の試合を迎える前にこんなことがあったんだって。
「マリア・シャラポワはローラン・ギャロスへきて金曜日の練習中に再び右足首を痛めてしまい、医者に見てもらうハプニングに見舞われた。その後、良いニュースは、怪我が大事に至っていなかったと言う事。しかし、同時に悪いニュースも入ってきた。彼女は1回戦を月曜日以降にして欲しいと言うリクエストを出したが、受け入れてもらえず、日曜日に試合が組まれてしまった。1日でも多く治療に当てたかった彼女は不安を隠せなかった。たとえ試合に臨んでも、十分なフットワークでプレーできるはずがないからだ。フランス・テニス協会は歴史上初となる15日間とした今大会の“ファースト・サンデー”に彼女の試合を組みたかったのだ。しかし、これは大きな賭けなのは明らかだ。集客力が抜群で話題の多い彼女が、万が一1回戦で負けてしまったら、その後の14日間は女子テニスの花形スターを欠いて大会を行わなければならないからだ。」
本当に大きな賭けだったわね。でも、何とか勝って大会関係者はホッとしてるんじゃない?でも、あの試合を見る限りだと、上位進出は難しいかな~~~ってのが印象だったわね。右足首お大事に~・・・。
2006年05月28日
シャラポワCM
今夜、(現地時間28日に)始まる全仏オープンで、第4シードで出場のM・シャラポワ。昨日のニュースにも出てたけど、怪我の具合がイマイチで不安を抱えたまま、大会に臨むみたいね。でも、プライベートではしっかりお仕事をこなしてたの。アメリカの大手テレビ・スポーツ・チャンネル、ESPNのコマーシャルに堂々の起用となっているのでした。その内容はこんな感じ。
ESPNのいわゆる社食のようなところでの一コマ。男性社員のジョンが席についてランチを食べているの。同僚のステュワートに隣の席を取っていたところへ、他の社員のスタンが現れたの。
スタン:やあ、ジョン。元気?
ジョン:悪いな、スタン。この席ステュワートに取ってあるんだ。
(スタンはしぶしぶ離れて行く。そこへシャラポワがランチを持って登場。)
シャラポワ:すいません。ここ誰かいます?
ジョン:悪いがここ・・・あ~~~・・・いや・・・どうぞ。
(って、嬉しそうに微笑んで、席に着いたシャラポワの方に、ちょっと自分も近づいて嬉しそう。)
・・・と、そこへステュワートがランチを持って現れ、怪訝そうな顔をして、去っていく・・・
な~~んて言う、ありきたりのストーリー。でも、シャラポワ人気が現れているコマーシャルよね。WTAのホームページでそれが見れるの。こちらをご覧あれ。↓
http://www.sonyericssonwtatour.com/multimedia/sharapovaVideo1.asp
フェデラーがナダルとの試合に対して、こんなことを言ってたの。「“こいつとは試合にならないよ。彼のプレーは自分はちょっと苦手かもしれない”なんて思い始めるんじゃないかって、よぎるんだ。彼に負け続けている事実を受け止めなければならないってね。もちろん、そんなことはしたくもないし、考えたくもないことだけどね。」って、そう言ってる時点で、すでにそう思っているんじゃない???
ナダルのコーチで、伯父のトニーは、ナダルに対して「彼は怒ってラケットを折ったことなんか一度もないんだ。それは、テニスと言うスポーツをする人間として、その道具として買っている物に対しての敬意に欠ける行動だって思っているからなんだ。」ま~~~、いいこと言うじゃない。つまり、テニスをする人間は、ラケットと言う物に対しても敬意を払うべきってことなのね~。かなり納得することだわね~。
全仏オープンで2連覇を狙っているエナン=アルデンヌがこんなことを言ってるわ。「多くの人から、自分がフレンドリーじゃないとか、冷たい人間だって言われているのよ。でも、実は反対なの。自分はとても分かりやすい人間だし、普通の人間なの。とても繊細だし、周りの人間のことをすごく気にしちゃうのよ。」だって。でも・・・それって自分が言うんじゃなくて、周りがそう評価してくれなかったら意味ないわよね~。・・・ってちょっと厳しいかしら???
ESPNのいわゆる社食のようなところでの一コマ。男性社員のジョンが席についてランチを食べているの。同僚のステュワートに隣の席を取っていたところへ、他の社員のスタンが現れたの。
スタン:やあ、ジョン。元気?
ジョン:悪いな、スタン。この席ステュワートに取ってあるんだ。
(スタンはしぶしぶ離れて行く。そこへシャラポワがランチを持って登場。)
シャラポワ:すいません。ここ誰かいます?
ジョン:悪いがここ・・・あ~~~・・・いや・・・どうぞ。
(って、嬉しそうに微笑んで、席に着いたシャラポワの方に、ちょっと自分も近づいて嬉しそう。)
・・・と、そこへステュワートがランチを持って現れ、怪訝そうな顔をして、去っていく・・・
な~~んて言う、ありきたりのストーリー。でも、シャラポワ人気が現れているコマーシャルよね。WTAのホームページでそれが見れるの。こちらをご覧あれ。↓
http://www.sonyericssonwtatour.com/multimedia/sharapovaVideo1.asp
フェデラーがナダルとの試合に対して、こんなことを言ってたの。「“こいつとは試合にならないよ。彼のプレーは自分はちょっと苦手かもしれない”なんて思い始めるんじゃないかって、よぎるんだ。彼に負け続けている事実を受け止めなければならないってね。もちろん、そんなことはしたくもないし、考えたくもないことだけどね。」って、そう言ってる時点で、すでにそう思っているんじゃない???
ナダルのコーチで、伯父のトニーは、ナダルに対して「彼は怒ってラケットを折ったことなんか一度もないんだ。それは、テニスと言うスポーツをする人間として、その道具として買っている物に対しての敬意に欠ける行動だって思っているからなんだ。」ま~~~、いいこと言うじゃない。つまり、テニスをする人間は、ラケットと言う物に対しても敬意を払うべきってことなのね~。かなり納得することだわね~。
全仏オープンで2連覇を狙っているエナン=アルデンヌがこんなことを言ってるわ。「多くの人から、自分がフレンドリーじゃないとか、冷たい人間だって言われているのよ。でも、実は反対なの。自分はとても分かりやすい人間だし、普通の人間なの。とても繊細だし、周りの人間のことをすごく気にしちゃうのよ。」だって。でも・・・それって自分が言うんじゃなくて、周りがそう評価してくれなかったら意味ないわよね~。・・・ってちょっと厳しいかしら???
2006年05月27日
全仏ドロー&ルール変更。
とうとう全仏オープンのドローが発表になりましたね~。男子では、先日怪我をしたロディックが第5シードでいますね。状態を見守っているところなのかしら?注目のトップ・シードのフェデラーはクレマンと、第2シードのナダルはソデルリングと1回戦を行います。ナダルが初戦を突破したら、クレーでの連勝記録の新記録達成になるわね。
女子ではまず日本人。4人本戦入りしてて、愛ちゃんは第22シードでダニリドーと。2003年には14位にいた選手。厳しい初戦になりそうね。森上あっこちゃんは第3シードのペトロワ。これまで絶好調で一気に優勝候補に名を連ねてるペトロワ。あっこちゃんには辛いドローとなりました。中村藍子ちゃんはカスターノと。現在36位は自己ベストにいて、今季の調子は上々。なんとか踏ん張ってもらいたいわ。浅越しのび~はアメリカのペリーで現在ランキング90位と、こちらはちょっとラッキーかもね。これを活かしてほしいわね。
トップ・シードのモレスモはショーネシーと。そのショーネシーは先日3年ぶりの優勝を上げて調子もいいみたいだから、いきなり好ゲームが期待できるかもね。第2シードのキム(クレイステルス)はラッツァーノ。おそらく問題ないかと・・・。全仏タイトルだけ取ってないヒンギスは第12シードで初戦はレーモンドと。順当に勝ち上がると4回戦で第6シードのデメンティエワ、ベスト8でキムと激突。それに勝つとベスト4ではペトロワと第5シードで2連覇のかかるエナンの勝者との対戦。そう考えると、ボトム・ハーフの方がおもしろいかもね・・・失礼!
どんなドラマが待ち受けているかしら???
『ラッキールーザー』って言葉聞いたことあるわよね?そう、予選を勝ち上がって、最終ラウンドで負けちゃって本戦出場とは行かなかったけど、急な欠場者が出て枠が空いたときに滑り込みで参加できる選手のこと。予選上がりの選手は『Q』って書かれてるけど、『LL』って表示されている選手がそう。それが、今年のグランドスラムからそのルールがちょっと変わってるんだって。
今までは、予選が始まってから欠場を申し入れた選手がでたら、予選の最終ラウンドで負けた選手の中でランキングの高い選手から順番に欠場選手の代わりで本戦で戦えたの。これからは、予選の最終ラウンドで負けた選手のランキング上位4選手が、その座を巡ってまた試合を行い、順番を決めるんだって。もちろん、予選に参加する選手が96人と、と~っても多いグランドスラムに限ったことなんだけどね。でも、これってちょっと凄くない???3回勝った12人が本戦入りできて、2回勝って最後で負けた12人のなかで、上位ランキング4人がまた試合をして1番から4番まで順番を決めるの。もし5人以上欠場者がでたら、5人目からは今まで通りランキングの順で本戦に入れるんだって。でもその4人は、もし欠場者が出たら、本戦入りするまで合計5試合もやらなきゃならないってことなのよ~!・・・お疲れさま~~~。
イギリス・テニス協会会長のロジャー・ドレーパー氏が、こんな嘆き声を上げてるの。
「このことは、長年に渡って納得がいかなかった事なのだけれど、財政力のある団体ならでは起きてきた問題だ。我が協会がこれまで驚くくらいの資金を選手に注いで来た。300人、400人、500人もの選手達にだが、その多くがいっこうに成長する兆しもないのだ。選手育成に資金を注ぐのに、何らためらいもない。ただ、その選手達に、将来Top100入りの期待が大きく持てるならの話なのだ。しかし、これは10歳、11歳、12歳のジュニアに当てはまることで、しかもその後プロとしてやって行こうと言う意志のある者に限る。16歳、17歳、18歳くらいになってしまってからでは遅いのだ。」って、将来ものにならなそうな10代後半の選手への資金提供に大きな疑問を持っていたみたいね。1936年のフレッド・ペリー以来となるイギリス人のウィンブルドン制覇を長い間望んできたイギリス・テニス協会ならではの嘆きなのかもね~。今はヘンマンやルゼッドスキからマレーへとイギリス人の世代交代が起きているけど、マレーはその言動の悪さから、ジェントルマンとして相応しくないってちょっとイギリスでは批判が出てたりするの。しょうがないから、今後のマレー君の活躍に期待することになりそうね。
女子ではまず日本人。4人本戦入りしてて、愛ちゃんは第22シードでダニリドーと。2003年には14位にいた選手。厳しい初戦になりそうね。森上あっこちゃんは第3シードのペトロワ。これまで絶好調で一気に優勝候補に名を連ねてるペトロワ。あっこちゃんには辛いドローとなりました。中村藍子ちゃんはカスターノと。現在36位は自己ベストにいて、今季の調子は上々。なんとか踏ん張ってもらいたいわ。浅越しのび~はアメリカのペリーで現在ランキング90位と、こちらはちょっとラッキーかもね。これを活かしてほしいわね。
トップ・シードのモレスモはショーネシーと。そのショーネシーは先日3年ぶりの優勝を上げて調子もいいみたいだから、いきなり好ゲームが期待できるかもね。第2シードのキム(クレイステルス)はラッツァーノ。おそらく問題ないかと・・・。全仏タイトルだけ取ってないヒンギスは第12シードで初戦はレーモンドと。順当に勝ち上がると4回戦で第6シードのデメンティエワ、ベスト8でキムと激突。それに勝つとベスト4ではペトロワと第5シードで2連覇のかかるエナンの勝者との対戦。そう考えると、ボトム・ハーフの方がおもしろいかもね・・・失礼!
どんなドラマが待ち受けているかしら???
『ラッキールーザー』って言葉聞いたことあるわよね?そう、予選を勝ち上がって、最終ラウンドで負けちゃって本戦出場とは行かなかったけど、急な欠場者が出て枠が空いたときに滑り込みで参加できる選手のこと。予選上がりの選手は『Q』って書かれてるけど、『LL』って表示されている選手がそう。それが、今年のグランドスラムからそのルールがちょっと変わってるんだって。
今までは、予選が始まってから欠場を申し入れた選手がでたら、予選の最終ラウンドで負けた選手の中でランキングの高い選手から順番に欠場選手の代わりで本戦で戦えたの。これからは、予選の最終ラウンドで負けた選手のランキング上位4選手が、その座を巡ってまた試合を行い、順番を決めるんだって。もちろん、予選に参加する選手が96人と、と~っても多いグランドスラムに限ったことなんだけどね。でも、これってちょっと凄くない???3回勝った12人が本戦入りできて、2回勝って最後で負けた12人のなかで、上位ランキング4人がまた試合をして1番から4番まで順番を決めるの。もし5人以上欠場者がでたら、5人目からは今まで通りランキングの順で本戦に入れるんだって。でもその4人は、もし欠場者が出たら、本戦入りするまで合計5試合もやらなきゃならないってことなのよ~!・・・お疲れさま~~~。
イギリス・テニス協会会長のロジャー・ドレーパー氏が、こんな嘆き声を上げてるの。
「このことは、長年に渡って納得がいかなかった事なのだけれど、財政力のある団体ならでは起きてきた問題だ。我が協会がこれまで驚くくらいの資金を選手に注いで来た。300人、400人、500人もの選手達にだが、その多くがいっこうに成長する兆しもないのだ。選手育成に資金を注ぐのに、何らためらいもない。ただ、その選手達に、将来Top100入りの期待が大きく持てるならの話なのだ。しかし、これは10歳、11歳、12歳のジュニアに当てはまることで、しかもその後プロとしてやって行こうと言う意志のある者に限る。16歳、17歳、18歳くらいになってしまってからでは遅いのだ。」って、将来ものにならなそうな10代後半の選手への資金提供に大きな疑問を持っていたみたいね。1936年のフレッド・ペリー以来となるイギリス人のウィンブルドン制覇を長い間望んできたイギリス・テニス協会ならではの嘆きなのかもね~。今はヘンマンやルゼッドスキからマレーへとイギリス人の世代交代が起きているけど、マレーはその言動の悪さから、ジェントルマンとして相応しくないってちょっとイギリスでは批判が出てたりするの。しょうがないから、今後のマレー君の活躍に期待することになりそうね。
2006年05月25日
国籍と密かな復活。
ノヴァーク・ジョコビッチ、セルビア&モンテネグロ出身で今月22日に19歳になったばかり。現在ランキングは63位(自己最高位)にいるの。彼がどうかした???って思うでしょ。実は彼、今イギリスへの移民をしようとLTA(Lawn Tennis Association:イギリス・テニス協会)へ申し出ているんだって。イギリスのメディアによると・・・
「今週の初め、ジョコビッチがイギリスのパスポート(国籍)を取得へ申請したいと言う意思があることが明らかになった。そして彼は、イギリス人としてデビス・カップで戦いたいと言う。これには全く驚かされた。先月行われたそのデビス・カップでは、彼の活躍のお陰でセルビア&モンテネグロはイギリスを3勝2敗(うち、ジョコビッチがシングルスで2勝している)で下したばかりだったからだ。その勝利で街中が大騒ぎになっている時に、彼の母が浮かれ上がってついしゃべってしまった。彼がイギリスに移り住んで国籍を取得するためにLTAに働き掛けていると。ジョコビッチのこの行動は、経済的にも全く納得が行くものだ。セルビア&モンテネグロはとても小さな国で、しかも国として成り立ってわずか3年しか経っていない。それに、未だにモンテネグロはセルビアと分裂しようと、争っているのだ。それでなくても少ない国の財政は二分されようとしているし、そんな中テニスへ注ぐお金なんて全くと言っていいくらいないに等しい。こんな状況だから、プロ・テニス選手としてのキャリアを高めるための施設も練習相手もいないため、彼は現在モンテカルロに拠点を置いて練習を続けているのだ。」
なんだって!!!以前のブログの5月9日(←クリックで見れます)にちょっと書いたナブラチロワのアメリカへの亡命のことや、3月10日(←クリックで見れます)に書いたミルザとかの宗教的な問題だとかは、日本人にはピンとこないかもしれないけど、プロ・テニス・プレーヤーとして限界が自分の国にあるのなら、外へ出るのは納得が行くわよね。でも、国籍まで捨てちゃうなんて・・・それも、メディアが言うように、国が不安定な状況にあるから、仕方ないのかもしれないわね。そう考えると、本当にわが国日本は平和な国なのかも知れないわ。
でも、こんな行動が許されるのには、彼の家庭環境も影響しているようよ。彼のお父さん(おじさんやおばさんも)プロのスキーヤーだったんだって。しかも、お父さんはサッカーでも名選手だったんだとか。そんな家庭に生まれた彼は、もちろんスキーヤーかサッカー選手へと希望が持たれたんだけど、彼が選んだのはテニスだったの。彼は12歳からドイツでトレーニングを始めるなど、家族のサポートのお陰で海外で質の高い練習を受けることができたんだって。だから、両親も彼のイギリス行きには賛成しているのかもね。プロのアスリート一家だから、プロの道を生きる彼をより一層応援したいのね~。去年の年末ランキングで、彼は18歳7ヶ月でトップ100選手中、最年少だったの。まだまだこれからの選手なだけあって、早く落ち着いてテニスができる環境になってもらいたいわね。
お誕生日に嬉しいカムバック勝利を上げた選手がいたのタマリン・タナスガーンそう、愛ちゃんと共にアジア・テニス界を引っ張ってきたタイの選手。去年から不振にあえいでいた彼女はトップ100から脱落。今年はサーキット大会を中心に活動していたんだけど、春先のメキシコからアメリカのサーキットで食中毒にかかっちゃってダウン。一説には命の危険まであったほど状態が悪かったんだって。愛ちゃんを“sis(お姉ちゃん:sisterの略語)”って呼ぶくらい仲良しで“タミー”の愛称で多くの選手にも親しまれている彼女は、5月7日からの岐阜のサーキットも棄権してて、引退しちゃうんじゃないかともささやかれていたの。現在行われている全仏への予選も欠場して、ポイントを稼ぐために中国は北京での5万ドルのサーキット(今週行われている他のサーキットは全て5万ドル以下)に第1シードで出場して、24日に行われた1回戦を見事6-2,6-2で勝利して、29回目の誕生日を嬉しい復帰勝利で飾ったの。2000年~2001年は、愛ちゃんを押さえてアジア・ナンバー・ワンの座にもいた彼女。これからの復活に期待しましょう。だって、愛ちゃんより1つ下なんだし、まだまだやれるわよ!!!
「今週の初め、ジョコビッチがイギリスのパスポート(国籍)を取得へ申請したいと言う意思があることが明らかになった。そして彼は、イギリス人としてデビス・カップで戦いたいと言う。これには全く驚かされた。先月行われたそのデビス・カップでは、彼の活躍のお陰でセルビア&モンテネグロはイギリスを3勝2敗(うち、ジョコビッチがシングルスで2勝している)で下したばかりだったからだ。その勝利で街中が大騒ぎになっている時に、彼の母が浮かれ上がってついしゃべってしまった。彼がイギリスに移り住んで国籍を取得するためにLTAに働き掛けていると。ジョコビッチのこの行動は、経済的にも全く納得が行くものだ。セルビア&モンテネグロはとても小さな国で、しかも国として成り立ってわずか3年しか経っていない。それに、未だにモンテネグロはセルビアと分裂しようと、争っているのだ。それでなくても少ない国の財政は二分されようとしているし、そんな中テニスへ注ぐお金なんて全くと言っていいくらいないに等しい。こんな状況だから、プロ・テニス選手としてのキャリアを高めるための施設も練習相手もいないため、彼は現在モンテカルロに拠点を置いて練習を続けているのだ。」
なんだって!!!以前のブログの5月9日(←クリックで見れます)にちょっと書いたナブラチロワのアメリカへの亡命のことや、3月10日(←クリックで見れます)に書いたミルザとかの宗教的な問題だとかは、日本人にはピンとこないかもしれないけど、プロ・テニス・プレーヤーとして限界が自分の国にあるのなら、外へ出るのは納得が行くわよね。でも、国籍まで捨てちゃうなんて・・・それも、メディアが言うように、国が不安定な状況にあるから、仕方ないのかもしれないわね。そう考えると、本当にわが国日本は平和な国なのかも知れないわ。
でも、こんな行動が許されるのには、彼の家庭環境も影響しているようよ。彼のお父さん(おじさんやおばさんも)プロのスキーヤーだったんだって。しかも、お父さんはサッカーでも名選手だったんだとか。そんな家庭に生まれた彼は、もちろんスキーヤーかサッカー選手へと希望が持たれたんだけど、彼が選んだのはテニスだったの。彼は12歳からドイツでトレーニングを始めるなど、家族のサポートのお陰で海外で質の高い練習を受けることができたんだって。だから、両親も彼のイギリス行きには賛成しているのかもね。プロのアスリート一家だから、プロの道を生きる彼をより一層応援したいのね~。去年の年末ランキングで、彼は18歳7ヶ月でトップ100選手中、最年少だったの。まだまだこれからの選手なだけあって、早く落ち着いてテニスができる環境になってもらいたいわね。
お誕生日に嬉しいカムバック勝利を上げた選手がいたのタマリン・タナスガーンそう、愛ちゃんと共にアジア・テニス界を引っ張ってきたタイの選手。去年から不振にあえいでいた彼女はトップ100から脱落。今年はサーキット大会を中心に活動していたんだけど、春先のメキシコからアメリカのサーキットで食中毒にかかっちゃってダウン。一説には命の危険まであったほど状態が悪かったんだって。愛ちゃんを“sis(お姉ちゃん:sisterの略語)”って呼ぶくらい仲良しで“タミー”の愛称で多くの選手にも親しまれている彼女は、5月7日からの岐阜のサーキットも棄権してて、引退しちゃうんじゃないかともささやかれていたの。現在行われている全仏への予選も欠場して、ポイントを稼ぐために中国は北京での5万ドルのサーキット(今週行われている他のサーキットは全て5万ドル以下)に第1シードで出場して、24日に行われた1回戦を見事6-2,6-2で勝利して、29回目の誕生日を嬉しい復帰勝利で飾ったの。2000年~2001年は、愛ちゃんを押さえてアジア・ナンバー・ワンの座にもいた彼女。これからの復活に期待しましょう。だって、愛ちゃんより1つ下なんだし、まだまだやれるわよ!!!
2006年05月24日
先週を振り返る。
全仏オープンに向けて、先週すでにこんな争いが始まってたの。大会側からオーストラリア・テニス協会に男女それぞれ1枠ずつ主催者推薦枠が与えられていたんだけど、それに向けてローラン・ギャロスで男女各4選手ずつがプレーオフ(予選会)をやってたの。
男子はW・アーサーズがまずC・グッチオーネを下し、N・ヒーレイがP・ルクザックを破って、本戦への1つの切符を巡った争いへ。そのアーサーズvsヒーレイ戦は、ヒーレイがアーサーズを6-4,6-4,6-4で下して切符を手にしたの。ヒーレイは、1月の全豪オープンのダブルスでは、主催者推薦で出場して3回戦まで勝ち上がっていたり、ダブルスでは成績を残してきたけど、今回のプレーでシングルスでもそのポテンシャルの高さを証明した形になったみたいよ。
女子ではA・モリックがC・デラクアを、S・ファーガソンがN・プラットを破って、切符へ向けて対戦。結果はモリックが6-7,7-6、6-2でファーガソンを下して、見事本戦ストレートインを決めたの。耳の疾患と言う、ちょっとマレな病気で一線を退くことになっちゃった彼女。復帰を何回か試みたけど上手くいかなかったのよね。前のブログの5月14日に書いたけど、WTAの規定で出場が危ぶまれてた彼女。これを1つのきっかけにして、また元気になってくれると女子テニスが一層面白くなるんだけどな~。
先週モロッコでティア4ながら自身4度目の優勝に輝いたM・ショネシー。2001年にはなんと11位にまで上り詰めたのに、2004、2005年とどんどん落ちて行っちゃったの。ダブルスではかつてペトロワと組んで数々のタイトルを獲得したり、今季もすでにサフィーナと組んだゴールドコースとグローネフェルドと組んだアカプルコで優勝して、14個目の優勝を上げてるの。今回のシングルス優勝なんて実に3年4ヶ月ぶりの栄冠だったのよ。これで87位のランキングを一気に59位へとジャンプさせました~。
同じく大躍進したのが、地元のイタリア国際で予選からみるみる勝ちあがってベスト8入りしちゃったR・オプランディ。133位からトップ100デビューの95位にランクイン。WTA大会の本戦もこれがわずか2大会目だった彼女。「この大会に来た時は、ベスト8入りできるなんて夢にも思っていなかったわ。予選を勝ち上がって本戦に出場できたらラッキーくらいしか思っていなかったの。」って、本人も驚いてたわね。
もちろん準優勝したD・サフィーナも16位と自己ベストを更新。3回戦へ進出したK・シュレボトニックも26位と自己最高位をマーク。彼女、ダブルスでもこないだトップ10入り(現在は12位)してるし、今季は彼女のベスト・シーズンかもね。
先週の日本人選手の結果~~~。まずは女子!
先週台湾で行われた1万ドルのサーキットに7人の日本人が出場しました。ベスト8入りしたのが第3シードの菅野知子、第7シードの江藤奈緒子、青山香織の3選手。そして菅野選手が見事優勝いたしました~!ダブルスでは青山&勝美ペアーがベスト4の活躍だったの。韓国の1万ドルのサーキットにも日本人3選手が出場したけど、こちらは上位進出には至りませんでした。ダブルスでは田口&キム組が第1シードからベスト4入り。
今週は長野で2万5千ドルのサーキットがあるから、日本人選手がたくさん出場するわね。韓国の1万ドルのサーキットにも2人、中国は北京の5万ドルには高雄恵利加選手が第3シードで出場しますね。
男子では、ウズベキスタンの2万5千ドルのチャレンジャーに添田豪、松井俊英、岩渕聡の3選手が出場してたけど、残念ながらみんな1回戦敗退。添田&松井選手は、今週の福岡の1万5千ドルのフューチャーに第1&第3シードで出場してますね。もちろん、他にもた~っくさん日本人選手出てますよ~。それから、インドネシアで行われている今月1ヶ月間のサテライト・サーキットでは、先々週に引き続き先週も杉山記一&加藤季温選手が出場してました。第2シードの杉山選手は先々週の雪辱を果たせず、先週はベスト4止まり。今週も両選手に加え、予選を勝ち上がった竹内研人選手も加わってインドネシア・ツアーを続けてますね。今週インドの1万5千ドルのフューチャーには石井弥起選手が単身参加してますね。体調管理に気を付けてね~。
こうしてみなさんの知らないところでも、たくさんの日本人選手が世界各地で頑張ってるのよ。応援しましょうね~&各選手、良い知らせお待ちしてま~っす!
男子はW・アーサーズがまずC・グッチオーネを下し、N・ヒーレイがP・ルクザックを破って、本戦への1つの切符を巡った争いへ。そのアーサーズvsヒーレイ戦は、ヒーレイがアーサーズを6-4,6-4,6-4で下して切符を手にしたの。ヒーレイは、1月の全豪オープンのダブルスでは、主催者推薦で出場して3回戦まで勝ち上がっていたり、ダブルスでは成績を残してきたけど、今回のプレーでシングルスでもそのポテンシャルの高さを証明した形になったみたいよ。
女子ではA・モリックがC・デラクアを、S・ファーガソンがN・プラットを破って、切符へ向けて対戦。結果はモリックが6-7,7-6、6-2でファーガソンを下して、見事本戦ストレートインを決めたの。耳の疾患と言う、ちょっとマレな病気で一線を退くことになっちゃった彼女。復帰を何回か試みたけど上手くいかなかったのよね。前のブログの5月14日に書いたけど、WTAの規定で出場が危ぶまれてた彼女。これを1つのきっかけにして、また元気になってくれると女子テニスが一層面白くなるんだけどな~。
先週モロッコでティア4ながら自身4度目の優勝に輝いたM・ショネシー。2001年にはなんと11位にまで上り詰めたのに、2004、2005年とどんどん落ちて行っちゃったの。ダブルスではかつてペトロワと組んで数々のタイトルを獲得したり、今季もすでにサフィーナと組んだゴールドコースとグローネフェルドと組んだアカプルコで優勝して、14個目の優勝を上げてるの。今回のシングルス優勝なんて実に3年4ヶ月ぶりの栄冠だったのよ。これで87位のランキングを一気に59位へとジャンプさせました~。
同じく大躍進したのが、地元のイタリア国際で予選からみるみる勝ちあがってベスト8入りしちゃったR・オプランディ。133位からトップ100デビューの95位にランクイン。WTA大会の本戦もこれがわずか2大会目だった彼女。「この大会に来た時は、ベスト8入りできるなんて夢にも思っていなかったわ。予選を勝ち上がって本戦に出場できたらラッキーくらいしか思っていなかったの。」って、本人も驚いてたわね。
もちろん準優勝したD・サフィーナも16位と自己ベストを更新。3回戦へ進出したK・シュレボトニックも26位と自己最高位をマーク。彼女、ダブルスでもこないだトップ10入り(現在は12位)してるし、今季は彼女のベスト・シーズンかもね。
先週の日本人選手の結果~~~。まずは女子!
先週台湾で行われた1万ドルのサーキットに7人の日本人が出場しました。ベスト8入りしたのが第3シードの菅野知子、第7シードの江藤奈緒子、青山香織の3選手。そして菅野選手が見事優勝いたしました~!ダブルスでは青山&勝美ペアーがベスト4の活躍だったの。韓国の1万ドルのサーキットにも日本人3選手が出場したけど、こちらは上位進出には至りませんでした。ダブルスでは田口&キム組が第1シードからベスト4入り。
今週は長野で2万5千ドルのサーキットがあるから、日本人選手がたくさん出場するわね。韓国の1万ドルのサーキットにも2人、中国は北京の5万ドルには高雄恵利加選手が第3シードで出場しますね。
男子では、ウズベキスタンの2万5千ドルのチャレンジャーに添田豪、松井俊英、岩渕聡の3選手が出場してたけど、残念ながらみんな1回戦敗退。添田&松井選手は、今週の福岡の1万5千ドルのフューチャーに第1&第3シードで出場してますね。もちろん、他にもた~っくさん日本人選手出てますよ~。それから、インドネシアで行われている今月1ヶ月間のサテライト・サーキットでは、先々週に引き続き先週も杉山記一&加藤季温選手が出場してました。第2シードの杉山選手は先々週の雪辱を果たせず、先週はベスト4止まり。今週も両選手に加え、予選を勝ち上がった竹内研人選手も加わってインドネシア・ツアーを続けてますね。今週インドの1万5千ドルのフューチャーには石井弥起選手が単身参加してますね。体調管理に気を付けてね~。
こうしてみなさんの知らないところでも、たくさんの日本人選手が世界各地で頑張ってるのよ。応援しましょうね~&各選手、良い知らせお待ちしてま~っす!
2006年05月23日
やったね愛ちゃん!!!
日本のエース、やっぱり健在ね!やりましたね~、愛ちゃん。ハンチュコバと組んだダブルスで見事優勝。しかも、全仏オープン前のイタリア国際って言うティア1(グランドスラムに次ぐ大きな大会)のビッグイベント。トップ選手が全仏への最終調整として参加する大会での優勝は、全仏への大きなステップになるはずよ!
何と言っても価値が高かったのは、準決勝で第2シードのブラック&スタブズ組を6-4,6-0で一蹴した試合だったんじゃないかしら?ブラック&スタブズと言えば、ダブルス・ランキング3位と5位の強豪。そのペアーをこのスコアーでやっつけたのはアッパレですね~。決勝戦は第8シードのスキアボーネ&ペシュケ組に出だしでてこずり、3-6で奪われちゃったけど、その後は杉山ペアーのペースで、6-3,6-1で勝利して、このペアーで3度目、今季2度目の優勝を手にしたの。これでハンチュコバは8個目のダブルス・タイトルで、愛ちゃんはなんと33個目となりました。すんご~~~い!!!
もちろん、ダブルス・ランキングもハンチュコバが12位から11位、愛ちゃんも17位から13位とアップして、愛ちゃんは浅越しのび~の14位を抜いて、再び日本人ナンバーワンの座に着きました。2006年のダブルス・ペアー・ランキングも浅越&シュレボトニック組、ブラック&スタブズ組を抜いて3位へとジャンプ・アップしましたね。このまま行くと、全仏からウィンブルドンでは杉山組も浅越組も上位シードが取れるはずよ。シングルスももちろん頑張ってもらいたいけど、ダブルスの上位進出に期待が膨らむわね。
シングルスでは、“やっと”って言うか“とうとう”って言うか、ヒンギスが復帰後初の優勝を上げたわね。これが41個目のタイトル獲得となった彼女は、ダベンポートの51個に続いて歴代10位の成績。ちなみに、1位はナブラチロワ様の167個なの~。やっぱすごい数よね~・・・。これでランキングも14位と、全仏でもしっかりシードが取れて、4回戦までは自分より上のシード選手との対戦はなくなったって感じね。念願のローラン・ギャロスでの栄冠を手にいれることができるかしら???
何と言っても準決勝のヴィーナス戦がキーポイントよね。第1セットは0-6で取られて、あっさり負けちゃうかと思うような展開からの逆転。その時の状況をこう語ってるわ。「少なくとも、マッチポイントを勝ち取ったのは私の方よね。それがテニスって言うスポーツなの。第1セットを6-0で落としても、負けなかったってことは賞賛に値するんじゃない?あの時、まだ落ち込んだりはしてなかったの。“さあ、ここから2セットよ”って思ってたわ。」だって。3セット中先に2セットを取るのがテニスなのよね。日本でアマチュアの人達は、なかなか経験できないことよね。でも、これがテニスなの。それをこの試合で彼女が教えてくれていたわね。
・・・ちなみに、今デートしているってウワサのシュティエパネックもハンブルグのマスター・シリーズで決勝へ進出したけど、一緒に栄冠を手にすることはできなかったわね。残念でした~。
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何と言っても価値が高かったのは、準決勝で第2シードのブラック&スタブズ組を6-4,6-0で一蹴した試合だったんじゃないかしら?ブラック&スタブズと言えば、ダブルス・ランキング3位と5位の強豪。そのペアーをこのスコアーでやっつけたのはアッパレですね~。決勝戦は第8シードのスキアボーネ&ペシュケ組に出だしでてこずり、3-6で奪われちゃったけど、その後は杉山ペアーのペースで、6-3,6-1で勝利して、このペアーで3度目、今季2度目の優勝を手にしたの。これでハンチュコバは8個目のダブルス・タイトルで、愛ちゃんはなんと33個目となりました。すんご~~~い!!!
もちろん、ダブルス・ランキングもハンチュコバが12位から11位、愛ちゃんも17位から13位とアップして、愛ちゃんは浅越しのび~の14位を抜いて、再び日本人ナンバーワンの座に着きました。2006年のダブルス・ペアー・ランキングも浅越&シュレボトニック組、ブラック&スタブズ組を抜いて3位へとジャンプ・アップしましたね。このまま行くと、全仏からウィンブルドンでは杉山組も浅越組も上位シードが取れるはずよ。シングルスももちろん頑張ってもらいたいけど、ダブルスの上位進出に期待が膨らむわね。
シングルスでは、“やっと”って言うか“とうとう”って言うか、ヒンギスが復帰後初の優勝を上げたわね。これが41個目のタイトル獲得となった彼女は、ダベンポートの51個に続いて歴代10位の成績。ちなみに、1位はナブラチロワ様の167個なの~。やっぱすごい数よね~・・・。これでランキングも14位と、全仏でもしっかりシードが取れて、4回戦までは自分より上のシード選手との対戦はなくなったって感じね。念願のローラン・ギャロスでの栄冠を手にいれることができるかしら???
何と言っても準決勝のヴィーナス戦がキーポイントよね。第1セットは0-6で取られて、あっさり負けちゃうかと思うような展開からの逆転。その時の状況をこう語ってるわ。「少なくとも、マッチポイントを勝ち取ったのは私の方よね。それがテニスって言うスポーツなの。第1セットを6-0で落としても、負けなかったってことは賞賛に値するんじゃない?あの時、まだ落ち込んだりはしてなかったの。“さあ、ここから2セットよ”って思ってたわ。」だって。3セット中先に2セットを取るのがテニスなのよね。日本でアマチュアの人達は、なかなか経験できないことよね。でも、これがテニスなの。それをこの試合で彼女が教えてくれていたわね。
・・・ちなみに、今デートしているってウワサのシュティエパネックもハンブルグのマスター・シリーズで決勝へ進出したけど、一緒に栄冠を手にすることはできなかったわね。残念でした~。
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2006年05月22日
個人的な好みです、はい!
今回は、Pinkyが独断と偏見で選んだ選手を紹介しようと思います。・・・何、何、何???いったい何なの???なんて驚かれてもかまわないの!たまには、ワガママ聞いてちょうだい!Pinkyが最近「あ、素敵っっっ♪」って思った選手をご紹介しま~っす!
まず、一人目はビヨン・パウ選手。ドイツ出身の彼は、左の写真のように黒髪で肌も黄色人種って感じ。身長も175cmと小柄。そう。彼のお父さんはインドネシア出身なの。お父さんが薬学の勉強のためにドイツの大学へ留学してた時にお母さんと知り合って結婚。その後ドイツで生まれた彼は、そのままドイツ国籍なの。1999年、19歳でプロへ転向して、去年はジャパン・オープンでATP大会、初のベスト4入りして年末ランキングを自身初の84位とトップ100入りでシーズンを終えたの。さすがアジアの血が流れているだけあって、ジャパン・オープンでは毎年好成績を残してるのよ(2003年に2回戦、2004年にベスト8、去年はベスト4)。先週のハンブルグのマスター・シリーズは主催者推薦で出場して、格上のサントロをフルセットで退けて1回戦を突破。2回戦で第15シードで準優勝したシュティエパネックに負けちゃったけど、ランキングも自己最高位の62位へと上げたの。去年から調子が上向きで、今年もこれまでチャレンジャー1大会を含む(去年まではチャレンジャー大会をメインに戦ってけど今年はATP大会中心)12大会に出場して、1回戦負けはわずか2大会。ベスト8以上も4大会とトップ50入りも見えてきたんじゃないかしら?そして今年も絶対ジャパン・オープンに来るはず。ちょうど大会期間中が彼の27歳のバースデー!Pinky、プレゼント持って毎日でも応援に行っちゃうわ~~~!!!(ストーカーにはなりませんのでご心配なく)
お次は、トミー・ロブレド選手。彼が目に止まったのは、実は去年ナダル君が旋風を巻き起こしてくれたお陰。ナダル君をメディアが追っかけてて、同じスペイン出身のロブレド選手と食事をしているところが映像で映って、目に入ったのはナダル君じゃなくて隣にいたロブレド選手だったの!(ナダルファンのみなさん、ごめんなさい。ナダル君だって、素敵よ~~~汗)今年、自信初のトップ10入りに成功した彼は、先週のハンブルグでも第8シードで出場し、みごと優勝をはたしまたした!!!おめでと~~~。今年から始まったATP選手によるブログも、今週は彼が担当してるから、5月17日&20日のPinky's Remarksでも紹介しておりました。で、この優勝でランキングも自己最高位の7位へと浮上。嬉しいことですわ~♪ただ、ハンブルグで優勝すると全仏で優勝できないってジンクスがあるのよね~。。。フェデラーとナダルも、だからスキップしたんじゃない???ってウワサもあるくらい。
優勝後に書いた彼のブログからちょこっと・・・。「どうして優勝した時にシャツを脱いだかって、こんな裏話があったからなんだ。前日ディナーの時にコーチから“トミー、もし優勝したら、何か特別なことをしろよ。他の選手がするような、クレーに倒れこむんじゃなくて”って言われて“いったい何をすればいいのさ?”って聞いたら“サッカー選手が試合で勝った時にシャツを脱ぐパフォーマンスをするだろう?それをやれよ!”って言われてたんだ。マッチポイントを握った時、“どうしよう、本当にやるのか?やるっきゃない!!!”って考えてたんだ。」だって。それであのパフォーマンスに繋がったのね~。ちなみに、ちょっと嬉しい情報なんだけど、ロブレドは日本食が大好きで、前日のディナーも実は日本食レストランでの会話だったんだって。また全仏でも日本食食べて頑張ってね~~~!
そうそう。左の写真はPinkyが一番気に入ってる彼のフォトなんだけど、今はもっと髪は伸びててハンブルグの大会に出てました。個人的には短いほうがいいような・・・。
まず、一人目はビヨン・パウ選手。ドイツ出身の彼は、左の写真のように黒髪で肌も黄色人種って感じ。身長も175cmと小柄。そう。彼のお父さんはインドネシア出身なの。お父さんが薬学の勉強のためにドイツの大学へ留学してた時にお母さんと知り合って結婚。その後ドイツで生まれた彼は、そのままドイツ国籍なの。1999年、19歳でプロへ転向して、去年はジャパン・オープンでATP大会、初のベスト4入りして年末ランキングを自身初の84位とトップ100入りでシーズンを終えたの。さすがアジアの血が流れているだけあって、ジャパン・オープンでは毎年好成績を残してるのよ(2003年に2回戦、2004年にベスト8、去年はベスト4)。先週のハンブルグのマスター・シリーズは主催者推薦で出場して、格上のサントロをフルセットで退けて1回戦を突破。2回戦で第15シードで準優勝したシュティエパネックに負けちゃったけど、ランキングも自己最高位の62位へと上げたの。去年から調子が上向きで、今年もこれまでチャレンジャー1大会を含む(去年まではチャレンジャー大会をメインに戦ってけど今年はATP大会中心)12大会に出場して、1回戦負けはわずか2大会。ベスト8以上も4大会とトップ50入りも見えてきたんじゃないかしら?そして今年も絶対ジャパン・オープンに来るはず。ちょうど大会期間中が彼の27歳のバースデー!Pinky、プレゼント持って毎日でも応援に行っちゃうわ~~~!!!(ストーカーにはなりませんのでご心配なく)
お次は、トミー・ロブレド選手。彼が目に止まったのは、実は去年ナダル君が旋風を巻き起こしてくれたお陰。ナダル君をメディアが追っかけてて、同じスペイン出身のロブレド選手と食事をしているところが映像で映って、目に入ったのはナダル君じゃなくて隣にいたロブレド選手だったの!(ナダルファンのみなさん、ごめんなさい。ナダル君だって、素敵よ~~~汗)今年、自信初のトップ10入りに成功した彼は、先週のハンブルグでも第8シードで出場し、みごと優勝をはたしまたした!!!おめでと~~~。今年から始まったATP選手によるブログも、今週は彼が担当してるから、5月17日&20日のPinky's Remarksでも紹介しておりました。で、この優勝でランキングも自己最高位の7位へと浮上。嬉しいことですわ~♪ただ、ハンブルグで優勝すると全仏で優勝できないってジンクスがあるのよね~。。。フェデラーとナダルも、だからスキップしたんじゃない???ってウワサもあるくらい。
優勝後に書いた彼のブログからちょこっと・・・。「どうして優勝した時にシャツを脱いだかって、こんな裏話があったからなんだ。前日ディナーの時にコーチから“トミー、もし優勝したら、何か特別なことをしろよ。他の選手がするような、クレーに倒れこむんじゃなくて”って言われて“いったい何をすればいいのさ?”って聞いたら“サッカー選手が試合で勝った時にシャツを脱ぐパフォーマンスをするだろう?それをやれよ!”って言われてたんだ。マッチポイントを握った時、“どうしよう、本当にやるのか?やるっきゃない!!!”って考えてたんだ。」だって。それであのパフォーマンスに繋がったのね~。ちなみに、ちょっと嬉しい情報なんだけど、ロブレドは日本食が大好きで、前日のディナーも実は日本食レストランでの会話だったんだって。また全仏でも日本食食べて頑張ってね~~~!
そうそう。左の写真はPinkyが一番気に入ってる彼のフォトなんだけど、今はもっと髪は伸びててハンブルグの大会に出てました。個人的には短いほうがいいような・・・。
2006年05月20日
シニアも頑張っとります!
男子シニア・プロのツアー『メリルリンチ・ツアー・オブ・チャンピオンシップス』が、13日~17日まで女子のイタリア国際と同じ会場で行われてました。4人ずつ2グループに分かれてのラウンドロビンを行って、各グループの1位同士が決勝戦をするシステム。今回は、Aグループにジョン・マッケンロー、パット・キャッシュ、セドリック・ピオリーヌ、レンゾ・フルラン。Bグループにはカール=ウヴェ・シュティーブ、セルジ・ブルゲラ、アンリ・ルコント、クラウディオ・メッザドリが出場。Aグループはフルランとピオリーンが2勝1敗で並んだけどセット率でフルランが、Bグループからはブルゲラが全勝で決勝へ進出。17日に行われた決勝戦はフルランが6-4,4-6,13-11(第3セットは10ポイント先取のタイブレーク)の大接戦で優勝して400ポイントをゲットしました。
36歳のフルランは、イタリア人として始めてこのツアーで優勝を果たし、しかも地元での優勝に感無量だったみたい。「最高の気分さ。この大会で優勝できて本当ハッピーだよ。この大会は、ブルゲラとか、マッケンローやキャッシュって言う早々たる選手と対戦できるチャンスを与えてくれた。彼らはテニス史に名を刻んできた人達なんだ。そんな選手を破っての優勝なんだ、言うこと無いよ」そりゃそうよね~。でも、引退してからもこんな素晴らしいツアーがあるなんて、テニスって最高~!!!
これで今年のランキングは、今季から参加して2大会連続優勝を上げた、マルセロ・リオス(800)がトップで、2位がブルゲラ(730)、3位にピオリーン(650)、4位にリハルト・クライセックとフルランが400ポイントで並んでおります。これで4試合が終わって、次は8月までないけど、残りの8試合で誰が頂点に立つのかしらね~。マッケンロー、トーマス・ムスター、マッツ・ウィランダーの挽回があるのかしら?ゴラン・イヴァニセビッチは参加するの?マイケル・チャンは怪我から復帰するかしら???なんて、こっちのツアーも話題満載ね!!!
今週トミー・ロブレドが担当するATPブログから、大会期間中の選手のライフスタイルをちょこっと・・・。
「朝起きて1時間くらいボールを打って、それから30分くらい走るんだ。そのあとに、20分ほどウェートトレーニングをするんだ。去年肩を故障したから、予防の意味も含めて、肩を鍛えるために週に3回2~30分のウェートをするんだ。その後、軽くランチを食べて、F-1のレースを見てから、"mus”って言うトランプで遊んだんだ。ベルダスコやコーチ達とやってたら、盛り上がっちゃって3時間くらいはやってたかな。」って、試合のない日の午後は、ほとんど遊んでるってわけね!!!でも、ちょっと彼をフォローすると、試合のある日は少なくとも試合の3時間前に起きて1時間半ほどアップをするんだって。で、試合前はトイレにこもってiPodに入れてあるロックをガンガン聴いて気分を戦闘体制に整えるらしいわ。
ちょっとワガママな一面も。ツアー・ディレクターに朝が早い試合が続くと、早起きが苦手な彼は「ちょっと遅い試合にしてくれない?」とか、大のサッカーファンの彼は、地元のバルセロナの試合が夜ある時は、「夜に試合入れないで!」なんて頼んでるの。でも、これもトップ・プレーヤーならではなのかもね~。
こんな告白もしちゃってるのよ。「みんなはもう知っているかもしれないけど、約1年付き合ってた、女子選手のヒセラ・ドゥルコとはもう分かれたんだ。だから、可愛い女の子とディナーでもしたいね。」だって!でも、サッカーのバルセロナの試合の時は、カワイ子ちゃんからのお誘いも断ってテレビに釘付けなんだとか。寝る前の日課は、メッセンジャーで友達や家族とチャットをするんだって。バルセロナが勝った時は、話題はサッカー一色だとか。自分の試合の話はしないの~???ツアー・プロと言っても、やっぱり普通の若者なのよね~。
36歳のフルランは、イタリア人として始めてこのツアーで優勝を果たし、しかも地元での優勝に感無量だったみたい。「最高の気分さ。この大会で優勝できて本当ハッピーだよ。この大会は、ブルゲラとか、マッケンローやキャッシュって言う早々たる選手と対戦できるチャンスを与えてくれた。彼らはテニス史に名を刻んできた人達なんだ。そんな選手を破っての優勝なんだ、言うこと無いよ」そりゃそうよね~。でも、引退してからもこんな素晴らしいツアーがあるなんて、テニスって最高~!!!
これで今年のランキングは、今季から参加して2大会連続優勝を上げた、マルセロ・リオス(800)がトップで、2位がブルゲラ(730)、3位にピオリーン(650)、4位にリハルト・クライセックとフルランが400ポイントで並んでおります。これで4試合が終わって、次は8月までないけど、残りの8試合で誰が頂点に立つのかしらね~。マッケンロー、トーマス・ムスター、マッツ・ウィランダーの挽回があるのかしら?ゴラン・イヴァニセビッチは参加するの?マイケル・チャンは怪我から復帰するかしら???なんて、こっちのツアーも話題満載ね!!!
今週トミー・ロブレドが担当するATPブログから、大会期間中の選手のライフスタイルをちょこっと・・・。
「朝起きて1時間くらいボールを打って、それから30分くらい走るんだ。そのあとに、20分ほどウェートトレーニングをするんだ。去年肩を故障したから、予防の意味も含めて、肩を鍛えるために週に3回2~30分のウェートをするんだ。その後、軽くランチを食べて、F-1のレースを見てから、"mus”って言うトランプで遊んだんだ。ベルダスコやコーチ達とやってたら、盛り上がっちゃって3時間くらいはやってたかな。」って、試合のない日の午後は、ほとんど遊んでるってわけね!!!でも、ちょっと彼をフォローすると、試合のある日は少なくとも試合の3時間前に起きて1時間半ほどアップをするんだって。で、試合前はトイレにこもってiPodに入れてあるロックをガンガン聴いて気分を戦闘体制に整えるらしいわ。
ちょっとワガママな一面も。ツアー・ディレクターに朝が早い試合が続くと、早起きが苦手な彼は「ちょっと遅い試合にしてくれない?」とか、大のサッカーファンの彼は、地元のバルセロナの試合が夜ある時は、「夜に試合入れないで!」なんて頼んでるの。でも、これもトップ・プレーヤーならではなのかもね~。
こんな告白もしちゃってるのよ。「みんなはもう知っているかもしれないけど、約1年付き合ってた、女子選手のヒセラ・ドゥルコとはもう分かれたんだ。だから、可愛い女の子とディナーでもしたいね。」だって!でも、サッカーのバルセロナの試合の時は、カワイ子ちゃんからのお誘いも断ってテレビに釘付けなんだとか。寝る前の日課は、メッセンジャーで友達や家族とチャットをするんだって。バルセロナが勝った時は、話題はサッカー一色だとか。自分の試合の話はしないの~???ツアー・プロと言っても、やっぱり普通の若者なのよね~。
2006年05月19日
フェデラー&日本人選手!
モンテカルロ、ローマとマスター・シリーズ2大会連続でナダルに敗れちゃったフェデラーだけど、彼が参加した大会で2大会連続で優勝できなかったのは、なんと2004年8月のシンシナティのマスター・シリーズ(1回戦負け)とその直後のアテネ五輪(2回戦負け)以来のことだったんだって。今週のハンブルグのマスター・シリーズは二人揃って欠場だけど、これは去年の11月のパリのマスター・シリーズ以来のこと。二人のいずれかが参加したマスター・シリーズは去年のインディアン・ウェルズから始まって12大会中、全てこの二人が優勝を分かち合ってるってわけなのよね。
そんな彼をかつてのWTA選手でダブルスの名手、パム・シュライバーがこんな評価をしてるの。「彼はテキストに載っているありとあらゆるショットを巧みにこなせる選手であることは間違いないわ。ただ、試合の戦術を上手くあやつるゲーム巧者かどうかは別物ね。今の彼はライバルらしいライバルがいないから、戦術を磨く必要がないのよ。」そうかしらね~?って思うけど、それだったら、こうしてナダルに連敗しているのは、彼がもうちょっと試合巧者になるいいチャンスなんじゃない?
そんな彼を引用してあるメディアが今季不調にあえいでいるリシャール・ガスケをこんな風に語ってるの。「19歳のフランスの新鋭は、去年のハンブルグのマスター・シリーズで予選を勝ち上がって決勝まで進出する快挙を成し遂げたけれど、フェデラーが若かりし頃、ありとあらゆるショットを打てる技術はあったが、それを使いこなす頭がなかった時を思い出させる。」だって!当然、技術だけじゃ、プロの世界で成功するのは難しいってことなのよね~。納得!!!
今週行われている女子のイタリア国際(ティア1)は、全仏オープン前の最後のビッグ・イベントで日本人3選手が本戦で戦ったけど、みんな2回戦敗退と、ちょっと残念な結果だったわよね。国内&アジアでも日本人は頑張ってるのよ。
先週、福岡で行われた女子の5万ドルのサーキット。たくさんの日本人選手が参加したけど、ベスト8に残ったのが第3シードの久松志保選手と、ノーシードからの高瀬礼美&森田あゆみ選手の3名。その中から見事勝ち上がって決勝まで行ったのが森田あゆみちゃん。惜しくもITF初優勝とは行かなかったけど、全仏ジュニアに向けて調子はいいんじゃない?
今週は、台湾と韓国で1万ドルのサーキットに日本人選手が参加してるわね。小さい大会だけど、みんな頑張ってね!
男子では、先週インドネシアのフューチャー大会に出場して見事準優勝したのが第2シードだった杉山記一選手。決勝は第1シードのB・ウィルスンに負けちゃったの。インドのシン選手と組んだダブルスでは第1シードで、こちらも決勝へ進んだけど、またしてもウィルスン組に負けてこちらも準優勝。でも、健闘お疲れさまでした。今週も引き続きインドネシアのフューチャーに出場しております。頑張ってね~。
そうそう、そのイタリア国際にトップ・シードで出場予定だったモレスモが欠場して、事実上の第1シードとなったのがキム(クレイシュテルス)。今はランキング2位で1位のモレスモには225ポイント差。つまり、この大会に優勝して300ポイント稼ぐとモレスモと入れ替わって1位の座に返り咲くのが可能だったの。ちなみに、準優勝だと210ポイントだからちょっと足りないのよね~。な~んて話題になってたのがプレッシャーになっちゃったのか、昨日の3回戦でサフィーナに負けちゃって足元をすくわれちゃいましたね~。プレッシャーに負けたのか、クレーの魔物にやられたのか・・・。益々全仏が楽しみになったわね♪
そんな彼をかつてのWTA選手でダブルスの名手、パム・シュライバーがこんな評価をしてるの。「彼はテキストに載っているありとあらゆるショットを巧みにこなせる選手であることは間違いないわ。ただ、試合の戦術を上手くあやつるゲーム巧者かどうかは別物ね。今の彼はライバルらしいライバルがいないから、戦術を磨く必要がないのよ。」そうかしらね~?って思うけど、それだったら、こうしてナダルに連敗しているのは、彼がもうちょっと試合巧者になるいいチャンスなんじゃない?
そんな彼を引用してあるメディアが今季不調にあえいでいるリシャール・ガスケをこんな風に語ってるの。「19歳のフランスの新鋭は、去年のハンブルグのマスター・シリーズで予選を勝ち上がって決勝まで進出する快挙を成し遂げたけれど、フェデラーが若かりし頃、ありとあらゆるショットを打てる技術はあったが、それを使いこなす頭がなかった時を思い出させる。」だって!当然、技術だけじゃ、プロの世界で成功するのは難しいってことなのよね~。納得!!!
今週行われている女子のイタリア国際(ティア1)は、全仏オープン前の最後のビッグ・イベントで日本人3選手が本戦で戦ったけど、みんな2回戦敗退と、ちょっと残念な結果だったわよね。国内&アジアでも日本人は頑張ってるのよ。
先週、福岡で行われた女子の5万ドルのサーキット。たくさんの日本人選手が参加したけど、ベスト8に残ったのが第3シードの久松志保選手と、ノーシードからの高瀬礼美&森田あゆみ選手の3名。その中から見事勝ち上がって決勝まで行ったのが森田あゆみちゃん。惜しくもITF初優勝とは行かなかったけど、全仏ジュニアに向けて調子はいいんじゃない?
今週は、台湾と韓国で1万ドルのサーキットに日本人選手が参加してるわね。小さい大会だけど、みんな頑張ってね!
男子では、先週インドネシアのフューチャー大会に出場して見事準優勝したのが第2シードだった杉山記一選手。決勝は第1シードのB・ウィルスンに負けちゃったの。インドのシン選手と組んだダブルスでは第1シードで、こちらも決勝へ進んだけど、またしてもウィルスン組に負けてこちらも準優勝。でも、健闘お疲れさまでした。今週も引き続きインドネシアのフューチャーに出場しております。頑張ってね~。
そうそう、そのイタリア国際にトップ・シードで出場予定だったモレスモが欠場して、事実上の第1シードとなったのがキム(クレイシュテルス)。今はランキング2位で1位のモレスモには225ポイント差。つまり、この大会に優勝して300ポイント稼ぐとモレスモと入れ替わって1位の座に返り咲くのが可能だったの。ちなみに、準優勝だと210ポイントだからちょっと足りないのよね~。な~んて話題になってたのがプレッシャーになっちゃったのか、昨日の3回戦でサフィーナに負けちゃって足元をすくわれちゃいましたね~。プレッシャーに負けたのか、クレーの魔物にやられたのか・・・。益々全仏が楽しみになったわね♪
2006年05月18日
ヒンギスもべてらん???
ブログが一新されて、昨日のコメントでもみなさんからのご質問があったんだけど、これまで書いていたブログは、リンクを貼りました。
右にあるPinkyのプロフィールの下の『以前のブログはこちら→』からご覧いただけます。
足の怪我から3年のブウランクを乗り越えて、今シーズンからツアーに戻ってきたヒンギス。最初の頃はこんな苦労があったんだって。
「メディアからのプレッシャーはそうとうなものだったわ。もちろん、大会側からの注目もかなりのものだった。それに、他の選手だったら要求されることなんてないようなことまでやらされたりね。それが原因で練習時間が削られたりもしたし、余計なストレスにもなったのは事実よ。時には息抜きもしたかったし、急がされることの無い日も欲しいって思ったりもしたわ。でも、そんなことも自分でコントロールしようって努力したけど、全部が全部、簡単なものだったわけじゃないのよ。」今だから言えることなのかも知れないわね~。そんなテニス以外の事全てを乗り越えて今コートに立っているのね!
去年ツアーにいなかった彼女は、守るポイントがない分勝ち上がったポイント分が全部ランキングに反映してくるから、下がることはないのよね。でも、現在21位の彼女は、これから上に上がるのは今までとはちょっと違って難しいのよ。ポイント差が大きいから、この辺で優勝とか欲しいって思ってるんじゃないかしら?でも、彼女が復帰してからの一番の目標が、全仏オープンでの優勝だったわ。かつて掴めそうで掴めなかったタイトルだから、今はそれに向かって着実にレベルアップしてるって感じね。先週のドイツ・オープンでも3回戦でデメンティエワを破って、準々決勝ではランキング1位のモレスモと2日間に渡るフルセットの接戦を演じて、勝利には至らなかったけど、現時点では満足しているみたい。試合後のインタビューでは
「自分より格上の選手との試合でステップアップできたことには満足してるわ。若い時にはそうやって自分のレベルを上げてきたし、その高いレベルを試合中維持することができたのは嬉しいことね。」って、かつての自分と比べてたわ!で、最近では若手選手に一言、言いたいみたい!
「もっと目上の選手に対して、尊敬の意を表すべきだと思うの。もちろん、そうしている選手もいるけど、そうじゃない選手を単に“時代”の一言でかたずけてはいけないと思うの。やっぱり年功序列って言うか、年齢の上の選手には敬意を表すべきだし、自分がどれくらいのレベルや位置にいるかを知る必要があるわ。」って、若手選手にちょ~っと厳しいお言葉を吐いているわ!!!
先週チュニジアでのチャレンジャーに出場していたマディ・フィッシュ。怪我からランキングを下げちゃって、ポイントを稼ぐためにチャレンジャー大会に出場中なんだけど、100位を切っちゃった彼はウィンブルドンへ照準を合わせて、本戦入りするためにまたトップ100位入りを目指していたの。それが、先週、2週連続のチャレンジャー出場で何とか果たせたの。
「チュニジアでのチャレンジャーで決勝へ進めて(結果は準優勝)35ポイント。前のチャレンジャーと合わせると47ポイント稼いだんだ。本当は50ポイント欲しかったけど、それでもトップ100入りできたし、これでウィンブルドンの本戦へストレート・インできるはずさ。興奮してるよ。またグランドスラムの本戦で戦えるなんて。誰も僕がこんなに早く戻ってくるなんて思っていなかったと思うよ。それにクレーでベスト8とか今回の準優勝とかできるなんて自分でも思ってなかったからね。手首の手術をしてからは、トレーニングに明け暮れたよ。脚力を鍛えたり、スタミナを付けたりね。今後も続けて行こうとと思ってるよ。」目標を達成できて良かったわね。ウィンブルドンでは思いっきりプレーしてね。
あ、そのチュニジアでの準決勝で下したスイス人選手は、ヒンギスが以前お付き合いしていた選手だったのよね~・・・オホホホ~。
右にあるPinkyのプロフィールの下の『以前のブログはこちら→』からご覧いただけます。
足の怪我から3年のブウランクを乗り越えて、今シーズンからツアーに戻ってきたヒンギス。最初の頃はこんな苦労があったんだって。
「メディアからのプレッシャーはそうとうなものだったわ。もちろん、大会側からの注目もかなりのものだった。それに、他の選手だったら要求されることなんてないようなことまでやらされたりね。それが原因で練習時間が削られたりもしたし、余計なストレスにもなったのは事実よ。時には息抜きもしたかったし、急がされることの無い日も欲しいって思ったりもしたわ。でも、そんなことも自分でコントロールしようって努力したけど、全部が全部、簡単なものだったわけじゃないのよ。」今だから言えることなのかも知れないわね~。そんなテニス以外の事全てを乗り越えて今コートに立っているのね!
去年ツアーにいなかった彼女は、守るポイントがない分勝ち上がったポイント分が全部ランキングに反映してくるから、下がることはないのよね。でも、現在21位の彼女は、これから上に上がるのは今までとはちょっと違って難しいのよ。ポイント差が大きいから、この辺で優勝とか欲しいって思ってるんじゃないかしら?でも、彼女が復帰してからの一番の目標が、全仏オープンでの優勝だったわ。かつて掴めそうで掴めなかったタイトルだから、今はそれに向かって着実にレベルアップしてるって感じね。先週のドイツ・オープンでも3回戦でデメンティエワを破って、準々決勝ではランキング1位のモレスモと2日間に渡るフルセットの接戦を演じて、勝利には至らなかったけど、現時点では満足しているみたい。試合後のインタビューでは
「自分より格上の選手との試合でステップアップできたことには満足してるわ。若い時にはそうやって自分のレベルを上げてきたし、その高いレベルを試合中維持することができたのは嬉しいことね。」って、かつての自分と比べてたわ!で、最近では若手選手に一言、言いたいみたい!
「もっと目上の選手に対して、尊敬の意を表すべきだと思うの。もちろん、そうしている選手もいるけど、そうじゃない選手を単に“時代”の一言でかたずけてはいけないと思うの。やっぱり年功序列って言うか、年齢の上の選手には敬意を表すべきだし、自分がどれくらいのレベルや位置にいるかを知る必要があるわ。」って、若手選手にちょ~っと厳しいお言葉を吐いているわ!!!
先週チュニジアでのチャレンジャーに出場していたマディ・フィッシュ。怪我からランキングを下げちゃって、ポイントを稼ぐためにチャレンジャー大会に出場中なんだけど、100位を切っちゃった彼はウィンブルドンへ照準を合わせて、本戦入りするためにまたトップ100位入りを目指していたの。それが、先週、2週連続のチャレンジャー出場で何とか果たせたの。
「チュニジアでのチャレンジャーで決勝へ進めて(結果は準優勝)35ポイント。前のチャレンジャーと合わせると47ポイント稼いだんだ。本当は50ポイント欲しかったけど、それでもトップ100入りできたし、これでウィンブルドンの本戦へストレート・インできるはずさ。興奮してるよ。またグランドスラムの本戦で戦えるなんて。誰も僕がこんなに早く戻ってくるなんて思っていなかったと思うよ。それにクレーでベスト8とか今回の準優勝とかできるなんて自分でも思ってなかったからね。手首の手術をしてからは、トレーニングに明け暮れたよ。脚力を鍛えたり、スタミナを付けたりね。今後も続けて行こうとと思ってるよ。」目標を達成できて良かったわね。ウィンブルドンでは思いっきりプレーしてね。
あ、そのチュニジアでの準決勝で下したスイス人選手は、ヒンギスが以前お付き合いしていた選手だったのよね~・・・オホホホ~。
2006年05月17日
ランキング上昇中~。
ジャ~ン!今日から、このtennis365のブログが新しく生まれ変わりました~!!!どう?豪華&オシャレだと思わな~い!?!?そうそうたる方々のブログと肩を並べさせてもらえて、Pinkyも嬉しいやら、恥ずかしいやら・・・。これからも引き続きこのPinky's Remarksをよろしくねん♪
で、本日の話題はって言うと・・・
先週女子のドイツ・オープンで3大会連続優勝を果たして、見事ランキング3位に躍り出たペトロワ。シャラポワを抜いてロシア人1位になったのよね~。でも、出場3大会連続して優勝するなんて、しかもレベルの大会い大会ばかり・・・。本当に好調なのね。全仏オープンもこのまま行ったら優勝候補に名を連ねること間違いなしよ!
で、そのドイツ・オープンのダブルスで優勝したのがまたしても(?)中国人ペアー。今年の全豪オープンで優勝を飾って、中国テニス界に新たな1ページを刻んだ鄭潔&ヤン・ツーの二人。去年2大会で優勝を上げた調子をそのまま今季につなげて、今シーズンもこれが2つめのタイトルで、ダブルス・ランキングも二人揃ってトップ10入りに成功。鄭潔が9位、ヤン・ツーが10位と大躍進。鄭潔に至っては、シングルスでもベスト8入りして、ランキングを36位に上げてダブルスと共に己最高位を更新。中国人として初めてティア1での4強入りに成功したN・リーも39位とここ2週間で40ポイント以上も上げたの。最近の中国勢の活躍ぶりには目を見張るわね~。
ティア4ながら、今季2勝目を上げた19歳のペアーは、バルトリと組んだダブルスでも初優勝を飾って、ダブル優勝を成し遂げたの。お疲れさまでした~。ペアーもこれでシングルス32位、ダブルス49位と、これも自己最高位を更新したのよ。おめでとう。
5月8日付けのランキングで自身初のトップ10入りしたトミー・ロブレド(現在は12位)。今週のATPブログは彼が担当。そのトップ10入りした時の気持ちをブログで語ってるの。
「トップ10入りしたなんて、本当に驚きの一言だったよ。テニス人生を始めた時から何らかのゴールを作っていたんだ。最初はトップ100入り。これは18歳で達成した。それからはツアー優勝。これは2001年に上げたんだ。それからデビス・カップでスペインを優勝へ導いたし、地元のバルセロナの大会でも2004年に優勝を飾ることができた。ゴールを達成した瞬間から、次の新しい目標が出来るんだ。今年の目標の1つがトップ10入りだったから、本当に嬉しかったよ。」そうよね~、常に何かの目標を作って上を目指さないと、モチベーションを維持できないものね。若手の女子にはよくありがちなんだけど、当面の目標がトップ10入りで、それに到達しちゃうと気持ちを維持するのが難しくなって、みるみるランキングを下げちゃうってパターン。で、トミー。次の目標はいったい何かしら???
で、本日の話題はって言うと・・・
先週女子のドイツ・オープンで3大会連続優勝を果たして、見事ランキング3位に躍り出たペトロワ。シャラポワを抜いてロシア人1位になったのよね~。でも、出場3大会連続して優勝するなんて、しかもレベルの大会い大会ばかり・・・。本当に好調なのね。全仏オープンもこのまま行ったら優勝候補に名を連ねること間違いなしよ!
で、そのドイツ・オープンのダブルスで優勝したのがまたしても(?)中国人ペアー。今年の全豪オープンで優勝を飾って、中国テニス界に新たな1ページを刻んだ鄭潔&ヤン・ツーの二人。去年2大会で優勝を上げた調子をそのまま今季につなげて、今シーズンもこれが2つめのタイトルで、ダブルス・ランキングも二人揃ってトップ10入りに成功。鄭潔が9位、ヤン・ツーが10位と大躍進。鄭潔に至っては、シングルスでもベスト8入りして、ランキングを36位に上げてダブルスと共に己最高位を更新。中国人として初めてティア1での4強入りに成功したN・リーも39位とここ2週間で40ポイント以上も上げたの。最近の中国勢の活躍ぶりには目を見張るわね~。
ティア4ながら、今季2勝目を上げた19歳のペアーは、バルトリと組んだダブルスでも初優勝を飾って、ダブル優勝を成し遂げたの。お疲れさまでした~。ペアーもこれでシングルス32位、ダブルス49位と、これも自己最高位を更新したのよ。おめでとう。
5月8日付けのランキングで自身初のトップ10入りしたトミー・ロブレド(現在は12位)。今週のATPブログは彼が担当。そのトップ10入りした時の気持ちをブログで語ってるの。
「トップ10入りしたなんて、本当に驚きの一言だったよ。テニス人生を始めた時から何らかのゴールを作っていたんだ。最初はトップ100入り。これは18歳で達成した。それからはツアー優勝。これは2001年に上げたんだ。それからデビス・カップでスペインを優勝へ導いたし、地元のバルセロナの大会でも2004年に優勝を飾ることができた。ゴールを達成した瞬間から、次の新しい目標が出来るんだ。今年の目標の1つがトップ10入りだったから、本当に嬉しかったよ。」そうよね~、常に何かの目標を作って上を目指さないと、モチベーションを維持できないものね。若手の女子にはよくありがちなんだけど、当面の目標がトップ10入りで、それに到達しちゃうと気持ちを維持するのが難しくなって、みるみるランキングを下げちゃうってパターン。で、トミー。次の目標はいったい何かしら???
2006年05月16日
やったね~~~!!!
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ナダル君、やりましたね~!先週のイタリアのマスターシリーズ決勝戦のフェデラー戦は、崖っぷちに立たされたけど、何とか優勝。これでクレーでの連勝記録も53と1位の記録にならんだし、新記録更新も目前って感じよね。おまけに、10代での優勝記録の16にも並んだことになるのよね~。
その連勝記録保持者だったギエルモ・ビラスっていったいどんな選手かって言うと・・・。1952年8月生まれでアルゼンチンの選手。シングルス・タイトルは62を数え、1975年にはランキング2位に上り詰めた選手。1989年の全仏オープンを最後にコートを去ったの。
そのクレーでの連勝が止まった試合って実にあっけなかったんだって。フランスはエクサンプロバンスでのこと。彼は決勝戦まで勝ち進んで、対戦相手はルーマニアのイリー・ナスタセ。試合は2セット、ナスタセが先取したところでビラスが棄権しちゃったの。なぜかって?その時ナスタセが使っていたラケットが問題だったの。
当時のラケットにはPinkyはあんまり詳しくないんだけど、今では禁止されてるラケットをナスタセが使っていて、それを不服としてコートを後にしちゃったの。実はこの時、ビラスは自分がクレーでの連勝記録更新中って知らなかったんだって!
で、そのナスタセって選手は1946年7月生まれで、1973年にランキング1位になった選手。シングルス・タイトルは52にも及んで、1984年のシーズンを最後に現役を退いてるの。ま、いずれにせよ、両者偉大な選手には間違いなかったんだけど、もし、ビラスが連勝記録だって知っていたら、その試合棄権したかしら?意地でも勝とうって思ったかも知れないわね。でも、彼の抗議もあってか、そのラケットはそれ以来、禁止になったみたいよ。色んな歴史があるのね~!!!
ジミー・コナーズはメディアのこんな質問にこう答えてるの。『あなたが好きな今の選手は誰ですか?』
「そうだな~、フェデラーの試合は本当に見たいね。ナダルの試合も外せないよ。だって、彼は感情をしっかり表現しながらプレーするだろう。今行われている 試合の、その場の状況での感情、そうスリルって言うものを伝えてくれるんだ。どうしてそんな彼が好きなのかって言うと、彼はその表情を見せることをためらいも無くやってのけるからなんだ。だから彼の試合をみているのが本当に楽しみなんだよ。そんなプレーをしてくれる選手は何人かいるけど、もっと自由に表現してもらいたいんだ。そうしたいかどうかは別として、そんなことをすることが、今はあまり許されていない環境だって思うんだ。試合への情熱のようなものは、もっと表現してもいいって感じるし、ファンはそう言うアクションを望んでいると思うのは僕だけだろうか?」だって。
そうよね~、コートマナーって言う言葉にとらわれ過ぎて、個性って言うのがなくなっちゃってるのも事実かもね!マッケンローほど、ラケットを叩きつけたりする必要はないと思うけど、もうちょっと自分って言うのを表現してもいいかな~ってPinkyも思うは。ま、冷静さを失わない程度にお願いしま~~~っす!
今週開催の男子ハンブルグ・マスター・シリーズはナダルのクレーでの連勝新記録と10代での優勝記録の更新がかかってたけど、フェデラーと共に欠場を表明したわね。これで連勝記録の更新は全仏オープンへ持ち越しだし、10代の優勝記録は16回の1位タイ記録で打ち切りになっちゃったわ~。
女子のイタリア国際選手権もトップ・シードのモレスモと第3シードのシャラポワの棄権が発表されたの。そのお陰で(?)愛ちゃんが第18シードでモレスモのところにリプレイスされたの。愛ちゃんは1回戦がなくて2回戦からの登場。こんな幸運はないわよ。これをしっかり活かして欲しいわね。
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ナダル君、やりましたね~!先週のイタリアのマスターシリーズ決勝戦のフェデラー戦は、崖っぷちに立たされたけど、何とか優勝。これでクレーでの連勝記録も53と1位の記録にならんだし、新記録更新も目前って感じよね。おまけに、10代での優勝記録の16にも並んだことになるのよね~。
その連勝記録保持者だったギエルモ・ビラスっていったいどんな選手かって言うと・・・。1952年8月生まれでアルゼンチンの選手。シングルス・タイトルは62を数え、1975年にはランキング2位に上り詰めた選手。1989年の全仏オープンを最後にコートを去ったの。
そのクレーでの連勝が止まった試合って実にあっけなかったんだって。フランスはエクサンプロバンスでのこと。彼は決勝戦まで勝ち進んで、対戦相手はルーマニアのイリー・ナスタセ。試合は2セット、ナスタセが先取したところでビラスが棄権しちゃったの。なぜかって?その時ナスタセが使っていたラケットが問題だったの。
当時のラケットにはPinkyはあんまり詳しくないんだけど、今では禁止されてるラケットをナスタセが使っていて、それを不服としてコートを後にしちゃったの。実はこの時、ビラスは自分がクレーでの連勝記録更新中って知らなかったんだって!
で、そのナスタセって選手は1946年7月生まれで、1973年にランキング1位になった選手。シングルス・タイトルは52にも及んで、1984年のシーズンを最後に現役を退いてるの。ま、いずれにせよ、両者偉大な選手には間違いなかったんだけど、もし、ビラスが連勝記録だって知っていたら、その試合棄権したかしら?意地でも勝とうって思ったかも知れないわね。でも、彼の抗議もあってか、そのラケットはそれ以来、禁止になったみたいよ。色んな歴史があるのね~!!!
ジミー・コナーズはメディアのこんな質問にこう答えてるの。『あなたが好きな今の選手は誰ですか?』
「そうだな~、フェデラーの試合は本当に見たいね。ナダルの試合も外せないよ。だって、彼は感情をしっかり表現しながらプレーするだろう。今行われている 試合の、その場の状況での感情、そうスリルって言うものを伝えてくれるんだ。どうしてそんな彼が好きなのかって言うと、彼はその表情を見せることをためらいも無くやってのけるからなんだ。だから彼の試合をみているのが本当に楽しみなんだよ。そんなプレーをしてくれる選手は何人かいるけど、もっと自由に表現してもらいたいんだ。そうしたいかどうかは別として、そんなことをすることが、今はあまり許されていない環境だって思うんだ。試合への情熱のようなものは、もっと表現してもいいって感じるし、ファンはそう言うアクションを望んでいると思うのは僕だけだろうか?」だって。
そうよね~、コートマナーって言う言葉にとらわれ過ぎて、個性って言うのがなくなっちゃってるのも事実かもね!マッケンローほど、ラケットを叩きつけたりする必要はないと思うけど、もうちょっと自分って言うのを表現してもいいかな~ってPinkyも思うは。ま、冷静さを失わない程度にお願いしま~~~っす!
今週開催の男子ハンブルグ・マスター・シリーズはナダルのクレーでの連勝新記録と10代での優勝記録の更新がかかってたけど、フェデラーと共に欠場を表明したわね。これで連勝記録の更新は全仏オープンへ持ち越しだし、10代の優勝記録は16回の1位タイ記録で打ち切りになっちゃったわ~。
女子のイタリア国際選手権もトップ・シードのモレスモと第3シードのシャラポワの棄権が発表されたの。そのお陰で(?)愛ちゃんが第18シードでモレスモのところにリプレイスされたの。愛ちゃんは1回戦がなくて2回戦からの登場。こんな幸運はないわよ。これをしっかり活かして欲しいわね。
2006年05月14日
アメリカ人は砂嫌い?!?!
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クレーシーズン真っ只中だけど、アメリカ勢がクレーを不得意としているのは、周知の事実って感があるわよね。そんなアメリカ勢のクレー大会の現状をフロリダのメディアがこう伝えてるの。
「ここ最近の3年間で、ロディックは全仏オープンの2回戦の壁を破ったことがない。ブレークもヨーロッパのクレーではこの3年間で3勝7敗だし、クレーでの戦い方を知っている方だって思われてたジネプリに至っては0勝5敗と大きく負け越してるではないか。なぜアメリカ人男子プレーヤーはここまでヨーロッパのクレーでは勝てないのだろうか?クーリアがこんな見解をしている。“子供の頃のような若い時からクレーに慣れることが必要なんだ。そうじゃないと、自信を持ってプレーができないんだよ。子供時代からクレーでの滑り方とかフットワークの取り方を学ぶことは重要なことなんだ。クレーでは守りと言うものが特に大切になってくる。他のサーフェースでは決まったショットでもクレーでは決まらなかったりする分、ショットの数も増えるし、バリエーションも増やさなければならないんだ。”と語る。1991年、1992年と全仏で連覇を果たし、1993年にも準優勝を上げ、アメリカ人の中ではまさしくクレー巧者と言っていい存在の彼からのアドバイスは、どこまで 受け入れられるのだろうか。」
去年の全仏でも9人のアメリカ勢が出場して、1回戦を突破したのはわずか3人。その全員が2回戦で姿を消しちゃっていたもんね~。スポーツとかは、やっぱり小さい時からの積み重ねだし、クーリアの言ってることは納得できるかもね・・・。
こんな面白いデータもあるの。クレーって一言で言っても、ヨーロッパのクレーは大会によってちょっと違うらしいの。選手の意見では、今週のローマでのイタリア・マスターズは全仏オープンのレッドクレーに良く似てるんだって。すごく滑りがいいって感じらしいの。でも、ハンブルグのクレーはそこまでじゃないん だって。
考えてみたら、フェデラーってローマと全仏では優勝経験がないけど、ハンブルグでは優勝してるのよね。あのフェデラーでさえ、滑りは得意じゃないってことかしら???
今季ここまで好調な20歳のニコラス・アルマグロ。現在までの成績は17勝5敗(ATPレベルの本戦での成績)で、すでにバレンシアで優勝を飾ってツアー初優勝を上げてるの。彼の今週のランキングは54位。全仏でシードをもらうには32位には入りたいのよね。
今週のローマのイタリア・マスターズでも予選を勝ち上がって見事ベスト8入りを果たして、その準々決勝では、接戦の末フェデラーに負けちゃって4強入りとはいかなかったの。もし、フェデラーに勝って準決勝へ進出したら、ランキングもその辺には上げられて全仏でシードが取れる・・・ってところに行けたのに、一歩及ばなかったのよね。
シードを取るって大事なことよ。だって、そうじゃなかったら、1回戦からフェデラーと対戦!!!なんてことだってあり得るんだからね。シードを取れば、3回戦までは他のシード選手との対戦は避けられるからね。残念でした・・・。
え?来週のハンブルグもあるじゃないって???彼ったら、今週ここまで勝ち残っちゃったから、ハンブルグの予選に出場できなかったの。だってもう予選始まってるんですもの!つまり次ぎの大会が全仏になっちゃうってわけ。。。
そうそう。フェドカップに選ばれそうで選ばれなかったモリックだったけど、先週行われた岐阜でのサーキットに出場してたの。でも、シングルスは1回戦負け。中村藍子ちゃんと組んだダブルスも2回戦負けって精彩を欠いてるの。もちろん、彼女も全仏には出場したいんだけど、ちょっと厳しい状態。
耳の怪我でツアーを離れていた彼女はWTAのルールで26位ってランキングが守られてい るんだって。でも、それを使って全仏に出場するには、グランドスラム大会を3大会以上欠場した時にしか適用されないって決まりがあるの。彼女、今年の全豪は欠場してたけど、去年のUSオープンには出場しちゃってるのよね。つまり今現在のランキングの493位を使うしかないってこと。
そうなると・・・本戦にも予選にも出場できないってのが現状。残された道は、主催者推薦をもらって本戦か予選に出場するしかないわね。いったいどうなるのかは・・・神のみぞ知る・・・。
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クレーシーズン真っ只中だけど、アメリカ勢がクレーを不得意としているのは、周知の事実って感があるわよね。そんなアメリカ勢のクレー大会の現状をフロリダのメディアがこう伝えてるの。
「ここ最近の3年間で、ロディックは全仏オープンの2回戦の壁を破ったことがない。ブレークもヨーロッパのクレーではこの3年間で3勝7敗だし、クレーでの戦い方を知っている方だって思われてたジネプリに至っては0勝5敗と大きく負け越してるではないか。なぜアメリカ人男子プレーヤーはここまでヨーロッパのクレーでは勝てないのだろうか?クーリアがこんな見解をしている。“子供の頃のような若い時からクレーに慣れることが必要なんだ。そうじゃないと、自信を持ってプレーができないんだよ。子供時代からクレーでの滑り方とかフットワークの取り方を学ぶことは重要なことなんだ。クレーでは守りと言うものが特に大切になってくる。他のサーフェースでは決まったショットでもクレーでは決まらなかったりする分、ショットの数も増えるし、バリエーションも増やさなければならないんだ。”と語る。1991年、1992年と全仏で連覇を果たし、1993年にも準優勝を上げ、アメリカ人の中ではまさしくクレー巧者と言っていい存在の彼からのアドバイスは、どこまで 受け入れられるのだろうか。」
去年の全仏でも9人のアメリカ勢が出場して、1回戦を突破したのはわずか3人。その全員が2回戦で姿を消しちゃっていたもんね~。スポーツとかは、やっぱり小さい時からの積み重ねだし、クーリアの言ってることは納得できるかもね・・・。
こんな面白いデータもあるの。クレーって一言で言っても、ヨーロッパのクレーは大会によってちょっと違うらしいの。選手の意見では、今週のローマでのイタリア・マスターズは全仏オープンのレッドクレーに良く似てるんだって。すごく滑りがいいって感じらしいの。でも、ハンブルグのクレーはそこまでじゃないん だって。
考えてみたら、フェデラーってローマと全仏では優勝経験がないけど、ハンブルグでは優勝してるのよね。あのフェデラーでさえ、滑りは得意じゃないってことかしら???
今季ここまで好調な20歳のニコラス・アルマグロ。現在までの成績は17勝5敗(ATPレベルの本戦での成績)で、すでにバレンシアで優勝を飾ってツアー初優勝を上げてるの。彼の今週のランキングは54位。全仏でシードをもらうには32位には入りたいのよね。
今週のローマのイタリア・マスターズでも予選を勝ち上がって見事ベスト8入りを果たして、その準々決勝では、接戦の末フェデラーに負けちゃって4強入りとはいかなかったの。もし、フェデラーに勝って準決勝へ進出したら、ランキングもその辺には上げられて全仏でシードが取れる・・・ってところに行けたのに、一歩及ばなかったのよね。
シードを取るって大事なことよ。だって、そうじゃなかったら、1回戦からフェデラーと対戦!!!なんてことだってあり得るんだからね。シードを取れば、3回戦までは他のシード選手との対戦は避けられるからね。残念でした・・・。
え?来週のハンブルグもあるじゃないって???彼ったら、今週ここまで勝ち残っちゃったから、ハンブルグの予選に出場できなかったの。だってもう予選始まってるんですもの!つまり次ぎの大会が全仏になっちゃうってわけ。。。
そうそう。フェドカップに選ばれそうで選ばれなかったモリックだったけど、先週行われた岐阜でのサーキットに出場してたの。でも、シングルスは1回戦負け。中村藍子ちゃんと組んだダブルスも2回戦負けって精彩を欠いてるの。もちろん、彼女も全仏には出場したいんだけど、ちょっと厳しい状態。
耳の怪我でツアーを離れていた彼女はWTAのルールで26位ってランキングが守られてい るんだって。でも、それを使って全仏に出場するには、グランドスラム大会を3大会以上欠場した時にしか適用されないって決まりがあるの。彼女、今年の全豪は欠場してたけど、去年のUSオープンには出場しちゃってるのよね。つまり今現在のランキングの493位を使うしかないってこと。
そうなると・・・本戦にも予選にも出場できないってのが現状。残された道は、主催者推薦をもらって本戦か予選に出場するしかないわね。いったいどうなるのかは・・・神のみぞ知る・・・。
2006年05月13日
今週のブログ&この子知ってる?
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今年に入ってATPツアーで始まった男子選手によるブログ。今週開催中のイタリア・テレコム・マスターズからツアーに戻ってきたトーマス・ヨハンソンンが、今週のブログ担当になってるの。彼は2月のロッテルダムの練習中に目を怪我して治療してたの。その時のことをブログでこう言ってるわ。
「ダブルスのパートナーのアンチッチと 練習してたんだ。サーブの練習をしていてコートの両サイドから打ち合ってたんだ。そしたら、彼がミスヒットをしたらしく、ボールが変なバウンドをして僕の左目に直撃したんだ。10分くらいは真っ暗で何も見えなかった。まるでカーテンを掛けられてたみたいにね。痛みも酷かったから翌日専門医に見てもらったんだ。そしたらすぐに手術って言われてビックリしたよ。一番心配していたのが、アンチッチさ。それからと言うもの、1日に2回は電話をくれて、4週間も続い たんだ。こうして試合に戻れて誰よりも彼が一番喜んでくれているはずさ。」だって。どんなアクシデントがあるか分からないものね~!
それから他の選手のことも書いてるのよ。コートでは見せない表情を紹介してるわ。
「自分の試合前にロッカールームで他の選手達と一緒にテレビで試合を観てたんだ。フェデラーも一緒に観ていたのさ。ほとんどのファンはフェデラーがどれくらい騒がしくて面白い奴か知らないだろう。彼は本当にユーモアのセンスがある楽しい奴なんだ。コートでの表情から、みんなは彼を物静かで大人しいって思ってるだろう?サフィンの試合を観ながら叫んだり怒鳴ったりしてたんだ。他の選手と一緒にね。その試合は、サフィンが6-1,4-1とリードしていたところから捲くられて逆転で負けた試合だったんだ。その展開に絶叫してたよ。それからフェデラーは語学にたけていて、以前スウェーデン人のコーチが付いていたこともあって、スウェーデ ン語もしゃべるんだ。」
へ~。プロのテニス選手って言っても、普段は20代の普通の男の人なのよね~。
こうして選手達のオフコートでの表情が分かるのはとっても面白いわよね。このブログのアイデアはなかなかグーかもね。
この選手覚えてる?ミリャーナ・ルチッチ。1982年生まれの彼女は、わずか15歳2ヶ月で地元のクロアチア・オープンの予選に主催者推薦で出場したの。見事予選を突破して本戦入りして、あれよあれよと勝ち上がって何とティア4ながらWTAツアーデビュー戦で優勝しちゃったの!!!
もちろんランキングも付いてなかった選手がいきなりの優勝で話題騒然だったのよ。その後ストラスブルグのティア3の予選にも主催者推薦で予選から出場して、またしても、あれよあれよと本戦の決勝戦へ進んじゃって、最後はグラーフに2-6,5-7で負けちゃって準優勝だったんだけど、いきなりランキング100位入りしちゃった天才少女だったの。その時グラーフに「私が15歳の時は、彼女ほど上手じゃなかったわ」と言わしめた少女だったのよ。
翌年1998年の全豪オープンではヒンギスと組んで初めてダブルスにエントリーしたの。そしたら、これまた見事に優勝しちゃったじゃありませんか!つまり彼女、シングルスもダブルスも初出場で初優勝を飾ってしまった驚きの少女だったの。
そんな彼女もその後1999年まではランキング50位前後をうろうろしていたんだけど、お父さんとの確執や、右肩&左膝の怪我とかで、試合に全く勝てなくなっちゃったの。2003年を最後にWTAレベルの試合には出場していなかったの。それが、復帰のウワサが聞こえてきたのよ。ニューヨーク・デイリーニュースが報じた彼女のインタビュー。
「コートに戻る時が近々またやって来るはず。約束するわ。私のことをあまり知らない人はこう思ってるに違いないの。“絶対戻って来れないよ。コートを離れていたのが長すぎだよ”ってね。でも、自分自身以外に、自分の限界がどれくらいかなんて分からないでしょ?」って。前向きな姿勢なのは良い事ね。まだ24歳。考えてみたらヒンギスより1歳半、年下なのよね。復帰するんだったら今のうちなんじゃないかしら? 元気な姿、お待ちしてま~っす!
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今年に入ってATPツアーで始まった男子選手によるブログ。今週開催中のイタリア・テレコム・マスターズからツアーに戻ってきたトーマス・ヨハンソンンが、今週のブログ担当になってるの。彼は2月のロッテルダムの練習中に目を怪我して治療してたの。その時のことをブログでこう言ってるわ。
「ダブルスのパートナーのアンチッチと 練習してたんだ。サーブの練習をしていてコートの両サイドから打ち合ってたんだ。そしたら、彼がミスヒットをしたらしく、ボールが変なバウンドをして僕の左目に直撃したんだ。10分くらいは真っ暗で何も見えなかった。まるでカーテンを掛けられてたみたいにね。痛みも酷かったから翌日専門医に見てもらったんだ。そしたらすぐに手術って言われてビックリしたよ。一番心配していたのが、アンチッチさ。それからと言うもの、1日に2回は電話をくれて、4週間も続い たんだ。こうして試合に戻れて誰よりも彼が一番喜んでくれているはずさ。」だって。どんなアクシデントがあるか分からないものね~!
それから他の選手のことも書いてるのよ。コートでは見せない表情を紹介してるわ。
「自分の試合前にロッカールームで他の選手達と一緒にテレビで試合を観てたんだ。フェデラーも一緒に観ていたのさ。ほとんどのファンはフェデラーがどれくらい騒がしくて面白い奴か知らないだろう。彼は本当にユーモアのセンスがある楽しい奴なんだ。コートでの表情から、みんなは彼を物静かで大人しいって思ってるだろう?サフィンの試合を観ながら叫んだり怒鳴ったりしてたんだ。他の選手と一緒にね。その試合は、サフィンが6-1,4-1とリードしていたところから捲くられて逆転で負けた試合だったんだ。その展開に絶叫してたよ。それからフェデラーは語学にたけていて、以前スウェーデン人のコーチが付いていたこともあって、スウェーデ ン語もしゃべるんだ。」
へ~。プロのテニス選手って言っても、普段は20代の普通の男の人なのよね~。
こうして選手達のオフコートでの表情が分かるのはとっても面白いわよね。このブログのアイデアはなかなかグーかもね。
この選手覚えてる?ミリャーナ・ルチッチ。1982年生まれの彼女は、わずか15歳2ヶ月で地元のクロアチア・オープンの予選に主催者推薦で出場したの。見事予選を突破して本戦入りして、あれよあれよと勝ち上がって何とティア4ながらWTAツアーデビュー戦で優勝しちゃったの!!!
もちろんランキングも付いてなかった選手がいきなりの優勝で話題騒然だったのよ。その後ストラスブルグのティア3の予選にも主催者推薦で予選から出場して、またしても、あれよあれよと本戦の決勝戦へ進んじゃって、最後はグラーフに2-6,5-7で負けちゃって準優勝だったんだけど、いきなりランキング100位入りしちゃった天才少女だったの。その時グラーフに「私が15歳の時は、彼女ほど上手じゃなかったわ」と言わしめた少女だったのよ。
翌年1998年の全豪オープンではヒンギスと組んで初めてダブルスにエントリーしたの。そしたら、これまた見事に優勝しちゃったじゃありませんか!つまり彼女、シングルスもダブルスも初出場で初優勝を飾ってしまった驚きの少女だったの。
そんな彼女もその後1999年まではランキング50位前後をうろうろしていたんだけど、お父さんとの確執や、右肩&左膝の怪我とかで、試合に全く勝てなくなっちゃったの。2003年を最後にWTAレベルの試合には出場していなかったの。それが、復帰のウワサが聞こえてきたのよ。ニューヨーク・デイリーニュースが報じた彼女のインタビュー。
「コートに戻る時が近々またやって来るはず。約束するわ。私のことをあまり知らない人はこう思ってるに違いないの。“絶対戻って来れないよ。コートを離れていたのが長すぎだよ”ってね。でも、自分自身以外に、自分の限界がどれくらいかなんて分からないでしょ?」って。前向きな姿勢なのは良い事ね。まだ24歳。考えてみたらヒンギスより1歳半、年下なのよね。復帰するんだったら今のうちなんじゃないかしら? 元気な姿、お待ちしてま~っす!
2006年05月12日
ダブルス&チビでも平気さ
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先週のポーランドでのJ&Sカップのダブルスでは、リホフツェーワ&ミスキナのロシアンペアーが優勝を飾ったわね。この優勝でリホフツェーワは何と26個目のダブルス・タイトルだったの。すご~い!一方のミスキナはこれが5個目だとか。
で、準優勝だったのがメディーナ=ガリゲス&シュレボトニック組。シュレボトニックって言えば、日本の(浅越)しのび~とコンビを組んでる選手。今季はダブルス好調で、すでに2回優勝してるの。しのび~とは年初めからプレーしてて、オークランド、全豪オープンと続けてベスト4、2月のアントワープではサフィーナと組んで優勝。それからしのび~とまた復活してマイアミでベスト4、アメリア・アイランドでは優勝、チャールストンでもベスト4と好成績の連続。なぜか東京での東レだけ1回戦負けだったのよね~。。。
今回の準優勝でダブルス・ランキングも9位に浮上して初のトップ10入りに成功。しのび~も現在13位と依然日本人トップを維持しているから、もうすぐ始まる全仏オープンやウィンブルドンへ向けて上位シードが取れそうね。もちろん上位進出に期待も膨らむわ~!!!
男子のエストリル・オープンのダブルスを制したのはチェコ・ペアーのルーカス・ドロウィーとパベル・ビズネル組。この二人、今季すでに2月のブラジル・オープンでも優勝を上げてて、あんまり名前は浸透してないかもしれないけど、4月のバレンシアでも準優勝、バルセロナでもベスト4とこの二人で成績を残し始めてるの。ダブルスのペアーランキングも11位とトップ10目前。今後の活躍にも注目ね。
ドイツでのBMWオープンでは、初めてコンビを組んだルーマニアのアンドレイ・パベルと地元ドイツのアレクザンダー・ヴァスケが優勝。ヴァスケは地元での嬉しい優勝だったんじゃないかしら?
そのBMWオープンは1968年以来となるベルギー勢同士の決勝戦となったの。女子では良く聞くこの『ベルギー勢』って言葉だけど、男子では珍しいわよね。で、優勝したのは第5シードで出場してたオリビエ・ロクス。写真は去年の全豪オープンでサフィンと対戦した時のもの。195cmのサフィンとの体格の違いが良くわかるでしょ?
その時のツアーレポートのPinky’s Remarksでも書いたけど、試合はサフィンが勝ったけど内容的にはサフィンは押されっ放しだったの。今回の優勝は、2000年のパレルモで初優勝して以来の自身2度目の優勝だったんだけど、その初優勝の時にある記録を作った選手だったの。
彼は身長165cmとと~っても小柄。実は優勝経験者の最低身長記録だったの。ロクス兄弟としてお兄ちゃんのクリストフもいるけど、お兄ちゃんは身長172cmとちょっと高め。でも、ツアーの中じゃ決して大きい方じゃないわ。むしろしろそれでも小柄な方。
まだツアー優勝がなくて、ランキングも弟の方が29位でお兄ちゃんが42位と後を追ってる感じなの。でも、二人とも日本人と体格的には全く変わりがないだけに、彼等に見習って日本男児もトップ100・・・いえ、トップ50入りしてもらいたいわ。頑張ってね~~~!!!
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先週のポーランドでのJ&Sカップのダブルスでは、リホフツェーワ&ミスキナのロシアンペアーが優勝を飾ったわね。この優勝でリホフツェーワは何と26個目のダブルス・タイトルだったの。すご~い!一方のミスキナはこれが5個目だとか。
で、準優勝だったのがメディーナ=ガリゲス&シュレボトニック組。シュレボトニックって言えば、日本の(浅越)しのび~とコンビを組んでる選手。今季はダブルス好調で、すでに2回優勝してるの。しのび~とは年初めからプレーしてて、オークランド、全豪オープンと続けてベスト4、2月のアントワープではサフィーナと組んで優勝。それからしのび~とまた復活してマイアミでベスト4、アメリア・アイランドでは優勝、チャールストンでもベスト4と好成績の連続。なぜか東京での東レだけ1回戦負けだったのよね~。。。
今回の準優勝でダブルス・ランキングも9位に浮上して初のトップ10入りに成功。しのび~も現在13位と依然日本人トップを維持しているから、もうすぐ始まる全仏オープンやウィンブルドンへ向けて上位シードが取れそうね。もちろん上位進出に期待も膨らむわ~!!!
男子のエストリル・オープンのダブルスを制したのはチェコ・ペアーのルーカス・ドロウィーとパベル・ビズネル組。この二人、今季すでに2月のブラジル・オープンでも優勝を上げてて、あんまり名前は浸透してないかもしれないけど、4月のバレンシアでも準優勝、バルセロナでもベスト4とこの二人で成績を残し始めてるの。ダブルスのペアーランキングも11位とトップ10目前。今後の活躍にも注目ね。
ドイツでのBMWオープンでは、初めてコンビを組んだルーマニアのアンドレイ・パベルと地元ドイツのアレクザンダー・ヴァスケが優勝。ヴァスケは地元での嬉しい優勝だったんじゃないかしら?
そのBMWオープンは1968年以来となるベルギー勢同士の決勝戦となったの。女子では良く聞くこの『ベルギー勢』って言葉だけど、男子では珍しいわよね。で、優勝したのは第5シードで出場してたオリビエ・ロクス。写真は去年の全豪オープンでサフィンと対戦した時のもの。195cmのサフィンとの体格の違いが良くわかるでしょ?
その時のツアーレポートのPinky’s Remarksでも書いたけど、試合はサフィンが勝ったけど内容的にはサフィンは押されっ放しだったの。今回の優勝は、2000年のパレルモで初優勝して以来の自身2度目の優勝だったんだけど、その初優勝の時にある記録を作った選手だったの。
彼は身長165cmとと~っても小柄。実は優勝経験者の最低身長記録だったの。ロクス兄弟としてお兄ちゃんのクリストフもいるけど、お兄ちゃんは身長172cmとちょっと高め。でも、ツアーの中じゃ決して大きい方じゃないわ。むしろしろそれでも小柄な方。
まだツアー優勝がなくて、ランキングも弟の方が29位でお兄ちゃんが42位と後を追ってる感じなの。でも、二人とも日本人と体格的には全く変わりがないだけに、彼等に見習って日本男児もトップ100・・・いえ、トップ50入りしてもらいたいわ。頑張ってね~~~!!!
2006年05月10日
大人気だったのは?
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先週、男女共同開催だったエストリル・オープンで、思わぬ話題をさらって大人気になった選手がいたの。男子のドミトリー・ツルスノフ。彼、何したの?優勝?いや、優勝はナルバンディアンで準優勝はダビデンコよ。じゃ、ダブルス?それも違うの。彼が大会期間中に書いていたブログが大人気だったのよ。
ATPでは、今年になって大会期間中出場選手にブログを書いてもらっているの。もっと選手のことや大会のことを知ってもらおうってわけ。今年これまで書いた13選手のブログのヒット数の中で、1月のジェームズ・ブレークの13万5千269を大きく上回り16万921を1週間でマークしたの。彼のブログは、試合のことはもちろん、オフ・コートのことまでユーモアたっぷりに書き綴っていたからなの。ちょっと紹介すると・・・
何と言っても書き出しが「これは言っとかなきゃならないけど、このブログはやらされてるんだ。そうじゃないとサフィンと組んでダブルスにエントリーさせないなんて、脅かされたんだ!な~んてのは冗談だけど・・・。この1週間シェークスピア気分になれるなんて光栄だね。」だって~。
内容で多く扱っていたのがホテルと会場への送迎。車で送迎してくれているんだけど、その運転手への感想。「酷い運転で、制限時速お構いなしなんだ。隣の席でコーチはビビッチャって保険会社に電話をかけて、保険の増額を申し込んでたよ。」なんて。
おまけに、毎日のように運転手達のことをブログに書いていたから「今日の運転手は、絶対僕のブログを読んでるはず!また今日もブログに書いてもらいたいからって、こんな乱暴な運転してるに決まってるさ!」更に数日後には「帰りの車の手配に行ったら、なんと壁に僕のブログがプリント・アウトされて貼ってあるんだ。しかも、運転手達の事が書いてある場所を黄色いマーカーで塗ってあるんだ。なんてこった~。」とかね。やっぱり当の運転手さん達の間でも話題になってたらしいわ!
それから、男女同時開催だったから、女子のブリアン・スチュアートもWTAのページ向けにブログを書いていたの。彼女との”ブログ戦争”もヒートアップ!1つのノート・パソコンでブログを書いていた二人はパソコンの取り合いに。
でも、彼女の方が優遇されてたみたいで「不公平だよ!彼女は一日中PCを持ち歩いてブログを書いてるんだ。僕は夕方にならないとPCが来ない。彼女は選手控え室でも、プレス・ルームでも、テニスコートでさえPCを持ち歩いてるんだ。」とか「ブログを書いてファンと交流を持とうってアイデアはATPが始めたん だ。WTAには必要ないだろう。女子には十分にファンがついてるじゃないか!僕達には必要なんだ。このアイデア盗まないでくれよ。」って不満も漏らしてたわ。
ダブルスのパートナーだったサフィンに付きまとってた女子選手がいたんだって。チェコのソロモワ選手。彼女に対して最初はシツコイな~なんて言ってたんだけど、最後にはちょっと謝ってたの。「ブリアンとはPC争奪戦を演じてたけど、ソロモワはファンとして彼に近づきたかっただけだったんだね。お詫びを言うよ。あんな書き方をしたただ1つの理由はただ、単にジェラシーだったんだ。なんでサフィンで、僕じゃなかったんだってね。」っておどけて見せてたわ。
それからこんな選手達の一面も。ツルスノフはこの大会、第5シードで出場してたんだけど、なんと2回戦でラッキー・ルーザーで出場した15歳のジルって言う無名の選手に負けちゃったの。すると次の日にロッカールームへ行くと、彼の敗戦を気遣っている他の選手達がいたんだって。
「部屋の雰囲気はしーんとしちゃって、まさに『嵐の前の静けさ』状態。レヴィンスキなんてパンツを後ろ前に履いてるし、ミュラーなんて”き、き、昨日はい、い、良い試合だっっっったね~。”だって。ナルバンディアンに至っては、角に小さくなってて、タオルを頭からかけて隠れちゃったんだ。」へ~、やっぱり選手同士もそんな微妙な雰囲気があるものなのね~。
それからこんな一面も。「サフィーナなんて世界中の音楽をPCに入れてるし、兄貴のサフィンはビデオショップでも開けるんじゃないかってくらい、映画をダウンロードしてるしね。モンフィスはメッセンジャーに夢中。こないだなんて6個もウィンドーを開いてメッセンジャーしてたんだ。誰と話してるんだか・・・。」だって。
それからダブルスを組んだサフィンについてもうちょっと。もちろん仲が良いからダブルスを組んでたんだけど、1回戦を苦戦してやっと勝った二人だったんだけど、次の日の朝、メールが一杯届いてたんだって。それはほとんどがサフィンからで昨日のダブルスの試合に関してで、ツルスノフのフォアハンドが良くないって内容。
納得がいかなかったツルスノフだったけど、最後のスパー・タイブレークはサフィンのサービスのお陰で勝てたようなもんだったから、一緒に朝食を取って話し合うことに。「テラスで、彼と良い話し合いができたよ。次の試合への作戦も練ったしじっくり話しができた。キャーキャーうるさい女の子のファンもいなくてさ。電話番号とか書いてあるメモを山のように渡されずにすんだしね。”サフィンへ渡してください”って!!!」なんて皮肉ってたわ。
でも、ダブルスの準決勝を前に、サフィンが怪我をしたって知らせが入ってビックリ。二人ともシングルス負けちゃったから、サフィンも試合はなかったはずなのに。「いったい何で足首なんか捻ったんだ?って聞いたら”会場の床屋で髪を切ろうと思って坂を下ってたら、捻っちゃったんだ”だって。ありえるかい???俺だって怪我したことくらいあるけど、大事な準決勝の前に、しかも歩いててなんて。そんなショボイ選手をいったい誰が応援してくれるんだよ!ま、ローマまでに治して、また組んでくれるんだろうね?今度は優勝狙うからな。」ってきつ~い一言をお返ししてました。
こんな楽しいブログだったら、そりゃ読みたくもなるわよね~。それに、こんなお茶目なツルスノフ。Pinkyも一気にファンになっちゃったわ!!!もっともっと紹介したいんだけど、今回はこの辺にしておきましょう。・・・このPinkyのブログも人気沸騰になると嬉しいんだけど・・・
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先週、男女共同開催だったエストリル・オープンで、思わぬ話題をさらって大人気になった選手がいたの。男子のドミトリー・ツルスノフ。彼、何したの?優勝?いや、優勝はナルバンディアンで準優勝はダビデンコよ。じゃ、ダブルス?それも違うの。彼が大会期間中に書いていたブログが大人気だったのよ。
ATPでは、今年になって大会期間中出場選手にブログを書いてもらっているの。もっと選手のことや大会のことを知ってもらおうってわけ。今年これまで書いた13選手のブログのヒット数の中で、1月のジェームズ・ブレークの13万5千269を大きく上回り16万921を1週間でマークしたの。彼のブログは、試合のことはもちろん、オフ・コートのことまでユーモアたっぷりに書き綴っていたからなの。ちょっと紹介すると・・・
何と言っても書き出しが「これは言っとかなきゃならないけど、このブログはやらされてるんだ。そうじゃないとサフィンと組んでダブルスにエントリーさせないなんて、脅かされたんだ!な~んてのは冗談だけど・・・。この1週間シェークスピア気分になれるなんて光栄だね。」だって~。
内容で多く扱っていたのがホテルと会場への送迎。車で送迎してくれているんだけど、その運転手への感想。「酷い運転で、制限時速お構いなしなんだ。隣の席でコーチはビビッチャって保険会社に電話をかけて、保険の増額を申し込んでたよ。」なんて。
おまけに、毎日のように運転手達のことをブログに書いていたから「今日の運転手は、絶対僕のブログを読んでるはず!また今日もブログに書いてもらいたいからって、こんな乱暴な運転してるに決まってるさ!」更に数日後には「帰りの車の手配に行ったら、なんと壁に僕のブログがプリント・アウトされて貼ってあるんだ。しかも、運転手達の事が書いてある場所を黄色いマーカーで塗ってあるんだ。なんてこった~。」とかね。やっぱり当の運転手さん達の間でも話題になってたらしいわ!
それから、男女同時開催だったから、女子のブリアン・スチュアートもWTAのページ向けにブログを書いていたの。彼女との”ブログ戦争”もヒートアップ!1つのノート・パソコンでブログを書いていた二人はパソコンの取り合いに。
でも、彼女の方が優遇されてたみたいで「不公平だよ!彼女は一日中PCを持ち歩いてブログを書いてるんだ。僕は夕方にならないとPCが来ない。彼女は選手控え室でも、プレス・ルームでも、テニスコートでさえPCを持ち歩いてるんだ。」とか「ブログを書いてファンと交流を持とうってアイデアはATPが始めたん だ。WTAには必要ないだろう。女子には十分にファンがついてるじゃないか!僕達には必要なんだ。このアイデア盗まないでくれよ。」って不満も漏らしてたわ。
ダブルスのパートナーだったサフィンに付きまとってた女子選手がいたんだって。チェコのソロモワ選手。彼女に対して最初はシツコイな~なんて言ってたんだけど、最後にはちょっと謝ってたの。「ブリアンとはPC争奪戦を演じてたけど、ソロモワはファンとして彼に近づきたかっただけだったんだね。お詫びを言うよ。あんな書き方をしたただ1つの理由はただ、単にジェラシーだったんだ。なんでサフィンで、僕じゃなかったんだってね。」っておどけて見せてたわ。
それからこんな選手達の一面も。ツルスノフはこの大会、第5シードで出場してたんだけど、なんと2回戦でラッキー・ルーザーで出場した15歳のジルって言う無名の選手に負けちゃったの。すると次の日にロッカールームへ行くと、彼の敗戦を気遣っている他の選手達がいたんだって。
「部屋の雰囲気はしーんとしちゃって、まさに『嵐の前の静けさ』状態。レヴィンスキなんてパンツを後ろ前に履いてるし、ミュラーなんて”き、き、昨日はい、い、良い試合だっっっったね~。”だって。ナルバンディアンに至っては、角に小さくなってて、タオルを頭からかけて隠れちゃったんだ。」へ~、やっぱり選手同士もそんな微妙な雰囲気があるものなのね~。
それからこんな一面も。「サフィーナなんて世界中の音楽をPCに入れてるし、兄貴のサフィンはビデオショップでも開けるんじゃないかってくらい、映画をダウンロードしてるしね。モンフィスはメッセンジャーに夢中。こないだなんて6個もウィンドーを開いてメッセンジャーしてたんだ。誰と話してるんだか・・・。」だって。
それからダブルスを組んだサフィンについてもうちょっと。もちろん仲が良いからダブルスを組んでたんだけど、1回戦を苦戦してやっと勝った二人だったんだけど、次の日の朝、メールが一杯届いてたんだって。それはほとんどがサフィンからで昨日のダブルスの試合に関してで、ツルスノフのフォアハンドが良くないって内容。
納得がいかなかったツルスノフだったけど、最後のスパー・タイブレークはサフィンのサービスのお陰で勝てたようなもんだったから、一緒に朝食を取って話し合うことに。「テラスで、彼と良い話し合いができたよ。次の試合への作戦も練ったしじっくり話しができた。キャーキャーうるさい女の子のファンもいなくてさ。電話番号とか書いてあるメモを山のように渡されずにすんだしね。”サフィンへ渡してください”って!!!」なんて皮肉ってたわ。
でも、ダブルスの準決勝を前に、サフィンが怪我をしたって知らせが入ってビックリ。二人ともシングルス負けちゃったから、サフィンも試合はなかったはずなのに。「いったい何で足首なんか捻ったんだ?って聞いたら”会場の床屋で髪を切ろうと思って坂を下ってたら、捻っちゃったんだ”だって。ありえるかい???俺だって怪我したことくらいあるけど、大事な準決勝の前に、しかも歩いててなんて。そんなショボイ選手をいったい誰が応援してくれるんだよ!ま、ローマまでに治して、また組んでくれるんだろうね?今度は優勝狙うからな。」ってきつ~い一言をお返ししてました。
こんな楽しいブログだったら、そりゃ読みたくもなるわよね~。それに、こんなお茶目なツルスノフ。Pinkyも一気にファンになっちゃったわ!!!もっともっと紹介したいんだけど、今回はこの辺にしておきましょう。・・・このPinkyのブログも人気沸騰になると嬉しいんだけど・・・
2006年05月09日
テニス界の女王&帝王!
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今週、チェコで行われるプラハ・オープンに、あのナブラチロワ様がダブルスで出場するの。ナブラチロワ様は現在はアメリカ国籍だけど、そう、生まれたのはかつてのチェコスロバキアで、彼女はチェコ側の出身、しかも今回の大会開催地のプラハ生まれだったの。
1975年にアメリカへ亡命して以来、その地でプレーしたことはなかったんだって。今回、初の大会参加で祖国を訪れてるの。チェコのテニス協会の会長は彼女をこんな風に語って今回の帰国(?)を歓迎してたわ。
「わが国チェコ共和国は彼女を大歓迎しているんだ。事実上はアメリカ人の彼女だけれど、未だにチェコ出身者としての心を失っていない。彼女はチェコ・テニス界の第一人者として活躍してくれた。悲しいことに共産主義のメディアは彼女の活躍を報じることはなかったけれど、私達は常に彼女を応援していた。彼女がこれまでこの国を訪れなかったのは、囚われの身になる可能性を恐れてのこと。けれども彼女は一度たりともチェコ出身であることを隠そうとしなかったし、彼女は今やわが国のヒーローなんだ。」
素晴らしいわ~。私達日本人には『亡命』って言うことに感触がないけど、やっぱり人格って言うのは理解されるものなのね。
こんな話もあるの。レズビアンの彼女は同性愛者としての活動も盛んなんだけど、チェコで同性間の婚姻への法律が作られようとしたんだけど、大統領のヴァーツラフ・クラウス氏が承認のハンコを押すのを拒否して法律が成立しなかったんだって。
それに対して彼女は「大統領には納得がいかないわ。彼は同性愛者を100%の人間と認めていないの。彼の考えを変えることはできないのは分かっているけど、彼はもっと進歩的な人間だと思っていたから、その行動にはがっかりしたわ。」だって。
わが国日本も、そう言う形の結婚は承認されることはない国だと思うけど、セクシャリティとパーソナリティは別物だしね。ま、人を外見とか性別で判断するような人間は、器が小さいって言いたいのよ。・・・同感・・・
先週の土曜日の夜にジョン・マッケンローとジム・クーリアのエキジビション・マッチが行われたんだって。それには4500人ものファンが詰めかけて、マッケンローの絶妙なラケットさばきと、クーリアの運動能力の高さを満喫したんだって。
でもそんななか、ちょっと微妙な判定に観衆の中のファンの一人がヤジを飛ばしたの。そう、マッケンローと言えば、審判に噛み付いたり、ラケットを投げたりと、暴れん坊でも有名。そんな彼を触発するようなヤジに、47歳の彼も徐々にヒートアップ。審判に向かって叫び声を上げたり、観客席に届くくらいまでボールを叩きつけたり、ラケットを投げつけたり・・・。
かつてはそんな姿にブーイオングがおきたりもしたけど、今じゃファンは大喜び!!!きっと当のマッケンローも、それを承知でやってるんじゃないかしら?でも、その場にいるボールガールは怯えちゃってたって話。彼女達にしてみたら、たまったもんじゃないわよね。。。これからは、ちょ~っとお手柔らかに。
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今週、チェコで行われるプラハ・オープンに、あのナブラチロワ様がダブルスで出場するの。ナブラチロワ様は現在はアメリカ国籍だけど、そう、生まれたのはかつてのチェコスロバキアで、彼女はチェコ側の出身、しかも今回の大会開催地のプラハ生まれだったの。
1975年にアメリカへ亡命して以来、その地でプレーしたことはなかったんだって。今回、初の大会参加で祖国を訪れてるの。チェコのテニス協会の会長は彼女をこんな風に語って今回の帰国(?)を歓迎してたわ。
「わが国チェコ共和国は彼女を大歓迎しているんだ。事実上はアメリカ人の彼女だけれど、未だにチェコ出身者としての心を失っていない。彼女はチェコ・テニス界の第一人者として活躍してくれた。悲しいことに共産主義のメディアは彼女の活躍を報じることはなかったけれど、私達は常に彼女を応援していた。彼女がこれまでこの国を訪れなかったのは、囚われの身になる可能性を恐れてのこと。けれども彼女は一度たりともチェコ出身であることを隠そうとしなかったし、彼女は今やわが国のヒーローなんだ。」
素晴らしいわ~。私達日本人には『亡命』って言うことに感触がないけど、やっぱり人格って言うのは理解されるものなのね。
こんな話もあるの。レズビアンの彼女は同性愛者としての活動も盛んなんだけど、チェコで同性間の婚姻への法律が作られようとしたんだけど、大統領のヴァーツラフ・クラウス氏が承認のハンコを押すのを拒否して法律が成立しなかったんだって。
それに対して彼女は「大統領には納得がいかないわ。彼は同性愛者を100%の人間と認めていないの。彼の考えを変えることはできないのは分かっているけど、彼はもっと進歩的な人間だと思っていたから、その行動にはがっかりしたわ。」だって。
わが国日本も、そう言う形の結婚は承認されることはない国だと思うけど、セクシャリティとパーソナリティは別物だしね。ま、人を外見とか性別で判断するような人間は、器が小さいって言いたいのよ。・・・同感・・・
先週の土曜日の夜にジョン・マッケンローとジム・クーリアのエキジビション・マッチが行われたんだって。それには4500人ものファンが詰めかけて、マッケンローの絶妙なラケットさばきと、クーリアの運動能力の高さを満喫したんだって。
でもそんななか、ちょっと微妙な判定に観衆の中のファンの一人がヤジを飛ばしたの。そう、マッケンローと言えば、審判に噛み付いたり、ラケットを投げたりと、暴れん坊でも有名。そんな彼を触発するようなヤジに、47歳の彼も徐々にヒートアップ。審判に向かって叫び声を上げたり、観客席に届くくらいまでボールを叩きつけたり、ラケットを投げつけたり・・・。
かつてはそんな姿にブーイオングがおきたりもしたけど、今じゃファンは大喜び!!!きっと当のマッケンローも、それを承知でやってるんじゃないかしら?でも、その場にいるボールガールは怯えちゃってたって話。彼女達にしてみたら、たまったもんじゃないわよね。。。これからは、ちょ~っとお手柔らかに。
2006年05月08日
中国旋風&日本人も負けてられない!
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先週男女同時開催で行われていたエストリル・オープンで、女子はティア4とちょっと低い大会だったけど、なんとシングルスもダブルスも中国勢の優勝と言う、プロ・テニス界ではここ数年の女子テニスを象徴するような幕切れだったの。おまけに、シングルスでは決勝戦がテニス史上初の中国人同士って言う、まさにチャイナ一色だったのよね。
シングルスでは鄭潔が優勝したんだけど、N・リーが右足に痙攣を起こして棄権しちゃったの。第1セットはリーが7-6(7-5)で先取したんだけど、第2セットももつれて5-7で落として1セット・オールに並ばれたところでの棄権。リーは去年の5月に中国人として最高位の33位まで上り詰めたんだけど、今季は調子を崩して70位まで下がってたの。今大会の準優勝で61位に上げて復活のノロシを上げたいって感じよね。
優勝した鄭潔はこれでランキングを44位として自己最高位の42位の更新も見えてきたわね。この二人は今大会の上位2シードを破っての決勝進出だったの。鄭潔は準決勝でトップ・シードのF・ペネッタを6-2,6-3で、リーは準々決勝で第2シードのG・ドゥルコを6-3,6-1で下してたのよね。
中国って言えば2008年の北京オリンピックへ向けて選手の強化が進んでいると思うんだけど、その成果とも言える、中国勢の最近の台頭は著しいものがあると思わない。2004年の10月にリーが中国人として初めてツアー優勝を飾って、鄭潔が昨年の1月に二人目のチャンピオンになったの。その後ヤン・ツーが三人目の優勝を上げて、今回の鄭潔が中国人として4度目、自身2度目の優勝だったの。
この鄭潔はヤン・ツーと組んだダブルスで、今年の全豪オープンでは見事な優勝を飾って、中国人として初のグランドスラム・タイトルを獲得してる、まさに中国旋風を巻き起こしている中心人物と言っても過言じゃない選手よね。
で、ダブルスで優勝したティン・リー&スン・ティエンティエンは、その中国旋風の先駆けとなる2004年のアテネ五輪のダブルスで金メダルに輝いて、テニス界に中国人の存在をアピールしたのは記憶に残ってると思うわ。第2シードで出場してた彼女達は決勝戦ではドゥルコ&M・サンチェス=ロレンソを6-2,6-2で下して、このペアーで9個目のタイトル獲得となったんだって。
今やシングルス・ランキングでも44位の鄭潔から始まってトップ100に5人も中国人選手がいて、102位にはスン・ティエンティエンもトップ100目前に迫ってるのよ。伊達公子さんから杉山愛ちゃんの存在でアジアのトップを守り続けた日本だけど、うかうかしてるとその座を抜かれちゃうわよ~~~!!!
その日本勢なんだけど、先週は国内で5万ドルのサーキット大会があって、多くの日本人女子選手が参加してたわね。第1シードで出場してた中村藍子ちゃんが順当に決勝戦へ進出して、その対戦相手はノーシードから勝ち上がってきた高雄恵利加ちゃん。
試合はフルセットにもつれる接戦だったんだけど、その接戦を制したのは勢いに勝る恵利加ちゃんで6-1,5-7,6-1で自身初の優勝を飾ったの。もちろんこれでランキングも279位から一気に213位と自己ベストを大きく更新して、トップ200入りも目前に迫ってきたわね。準優勝の藍子ちゃんも61位から56位と順位を上げたの。ちなみに去年浜名湖でのサーキットで優勝した不田涼子ちゃんは1ヶ月前のメキシコの大会で膝を怪我しちゃって、只今治療中で大会に参加してないから、その時のポイントを失って155位から180位と後退しちゃいました。
でも、怪我の状態も良くなってみたいで、今週からイタリア入りするんだって。そこで1週間程調整してから全仏の予選へ向かうみたいだから、しっかり膝を治して全仏の本戦入りしてもらいたいわね!
それからアメリカのサーキットに出場してた森上アッ子ちゃんも、全豪で痛めた足首の怪我が徐々に回復してるみたいで、ベスト4入りを果たしてランキングも77位から69位に上げてるわね。今週のチェコでのプラハ・オープンにエントリーしてるから、上位進出して全仏へのステップにしてもらいたいわ。1回戦は主催者推薦のB・ストリツォバ、順当に勝ち上がると2回戦では第5シードのS・ストザーね。大丈夫、イケルイケル。
愛ちゃんもベルリンでのジャーマン・オープンに第14シードで出場ね。1回戦はフランスのV・ラッツァーノ。フェド・カップで痛めた太腿が心配だけど、無理しない程度に頑張ってね。
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先週男女同時開催で行われていたエストリル・オープンで、女子はティア4とちょっと低い大会だったけど、なんとシングルスもダブルスも中国勢の優勝と言う、プロ・テニス界ではここ数年の女子テニスを象徴するような幕切れだったの。おまけに、シングルスでは決勝戦がテニス史上初の中国人同士って言う、まさにチャイナ一色だったのよね。
シングルスでは鄭潔が優勝したんだけど、N・リーが右足に痙攣を起こして棄権しちゃったの。第1セットはリーが7-6(7-5)で先取したんだけど、第2セットももつれて5-7で落として1セット・オールに並ばれたところでの棄権。リーは去年の5月に中国人として最高位の33位まで上り詰めたんだけど、今季は調子を崩して70位まで下がってたの。今大会の準優勝で61位に上げて復活のノロシを上げたいって感じよね。
優勝した鄭潔はこれでランキングを44位として自己最高位の42位の更新も見えてきたわね。この二人は今大会の上位2シードを破っての決勝進出だったの。鄭潔は準決勝でトップ・シードのF・ペネッタを6-2,6-3で、リーは準々決勝で第2シードのG・ドゥルコを6-3,6-1で下してたのよね。
中国って言えば2008年の北京オリンピックへ向けて選手の強化が進んでいると思うんだけど、その成果とも言える、中国勢の最近の台頭は著しいものがあると思わない。2004年の10月にリーが中国人として初めてツアー優勝を飾って、鄭潔が昨年の1月に二人目のチャンピオンになったの。その後ヤン・ツーが三人目の優勝を上げて、今回の鄭潔が中国人として4度目、自身2度目の優勝だったの。
この鄭潔はヤン・ツーと組んだダブルスで、今年の全豪オープンでは見事な優勝を飾って、中国人として初のグランドスラム・タイトルを獲得してる、まさに中国旋風を巻き起こしている中心人物と言っても過言じゃない選手よね。
で、ダブルスで優勝したティン・リー&スン・ティエンティエンは、その中国旋風の先駆けとなる2004年のアテネ五輪のダブルスで金メダルに輝いて、テニス界に中国人の存在をアピールしたのは記憶に残ってると思うわ。第2シードで出場してた彼女達は決勝戦ではドゥルコ&M・サンチェス=ロレンソを6-2,6-2で下して、このペアーで9個目のタイトル獲得となったんだって。
今やシングルス・ランキングでも44位の鄭潔から始まってトップ100に5人も中国人選手がいて、102位にはスン・ティエンティエンもトップ100目前に迫ってるのよ。伊達公子さんから杉山愛ちゃんの存在でアジアのトップを守り続けた日本だけど、うかうかしてるとその座を抜かれちゃうわよ~~~!!!
その日本勢なんだけど、先週は国内で5万ドルのサーキット大会があって、多くの日本人女子選手が参加してたわね。第1シードで出場してた中村藍子ちゃんが順当に決勝戦へ進出して、その対戦相手はノーシードから勝ち上がってきた高雄恵利加ちゃん。
試合はフルセットにもつれる接戦だったんだけど、その接戦を制したのは勢いに勝る恵利加ちゃんで6-1,5-7,6-1で自身初の優勝を飾ったの。もちろんこれでランキングも279位から一気に213位と自己ベストを大きく更新して、トップ200入りも目前に迫ってきたわね。準優勝の藍子ちゃんも61位から56位と順位を上げたの。ちなみに去年浜名湖でのサーキットで優勝した不田涼子ちゃんは1ヶ月前のメキシコの大会で膝を怪我しちゃって、只今治療中で大会に参加してないから、その時のポイントを失って155位から180位と後退しちゃいました。
でも、怪我の状態も良くなってみたいで、今週からイタリア入りするんだって。そこで1週間程調整してから全仏の予選へ向かうみたいだから、しっかり膝を治して全仏の本戦入りしてもらいたいわね!
それからアメリカのサーキットに出場してた森上アッ子ちゃんも、全豪で痛めた足首の怪我が徐々に回復してるみたいで、ベスト4入りを果たしてランキングも77位から69位に上げてるわね。今週のチェコでのプラハ・オープンにエントリーしてるから、上位進出して全仏へのステップにしてもらいたいわ。1回戦は主催者推薦のB・ストリツォバ、順当に勝ち上がると2回戦では第5シードのS・ストザーね。大丈夫、イケルイケル。
愛ちゃんもベルリンでのジャーマン・オープンに第14シードで出場ね。1回戦はフランスのV・ラッツァーノ。フェド・カップで痛めた太腿が心配だけど、無理しない程度に頑張ってね。
2006年05月06日
セリーナの今後
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は~い、みなさん!ゴールデンウィークはいかがお過ごし???お天気にも恵まれて、旅行にでも出かけたのかしら?それとも、関係なく仕事だったり?い~え~。テニス三昧で、こんがり日焼けしちゃってるんじゃないかしら。
ところでところで・・・。今後の復帰に対して色々言われているセリーナだけど、彼女の友達がこんなことを言ってたんだって。
「膝の治療中の彼女は、手術を勧められたんだけどそれを拒んだの。怖いからって。2003年8月に受けた手術以来、膝の状態が不安定で、試合をしては痛めて治療の時間が必要になっての繰り返し。それがその手術のせいだって疑ってやまないからなの。同じことを繰り返したくないから、二度と手術は受けないって思ってるらしいの。でも、医者には強く勧められているらしいんだけどね。」
そうね。最近のセリーナは膝の痛みは慢性化しちゃってるものね。だったらサフィンみたく、良い意味で諦めてこれから一生こいつと付き合っていくさみたく前向きに考えればいいのにね。
で、別の友達はこんなことも言ってるのよ。「今の彼女は復帰したいって思っているのか分からないわ。前に比べてモチベーションは明らかに下がっているしね。たとえ今の状態が膝の怪我のせいだとしても、8ヶ月間に1度しかプレーできないなんて変でしょ。それにやる気があるんだったら、多少のトレーニングや体調管理するだろうし、あんなに太ったりしないと思うわよ。」
ごもっとも。今年1月の全豪の時の彼女の体系にはだいぶ注目が集まってたし、プロとしてツアーに出てから、最大の体重でプレーしてたって言うしね。こりゃお先真っ暗かしら???
な~んて思っているところで、当のご本人からこんなコメントが・・・。
「各メディアに私の今後の動向があれこれ取りざたされているのは自分でも知ってるわ。この場をかりてみなさんに伝えたいことがあるの。特に今までツアーを回ってきて多くの声援をくださったファンの方々に。コートには絶対戻るし、この数ヶ月のあいだに、以前のようにツアー復帰をしてまたフルに戦いたいと思っているのよ。こんなに長い間休んでいるのは、慢性化している膝の怪我を完全に治してツアーに戻るためなの。今言えるのは、ドクターから言われていることに元ずくんだけど、この夏の終わりまでにはまたプレーができる状態になるはず。これまでの辛い時間を支えてくれた多くのファンへ感謝したいし、膝の回復しだいで、またテニス・プレーヤーとして活動を始めたいって今までにないくらい熱望していることを伝えたいわ。」
だって!!!まあ、本人がそうおっしゃるのなら、その言葉を信じて夏の復帰を待ちましょう。お姉ちゃんのヴィーナスもワルシャワでのJ&Sカップでヒンギスを破る健闘を見せてることだしね。
・・・そんな中、5日の夜には『プレーボーイ』誌のパーティーに各界のスター達と出席していたけどね・・・
3月15日のブログでも書いたけど、ビヨン・ボルグがスウェーデンの国税局からにらまれちゃってるんだって。なんと1400万クローネ(約1億8000万円)の税金が未納になってるんだとか。そんな事実を突き付けられると、やっぱりお金に困ってるのね~って思っちゃうわよね。。。
あ、それから、3月4日のブログで紹介したんだけど、女子テニスの新鋭、カラタンチェバが薬物違反で出場停止処分になってる話。彼女禁止薬物のステロイドで陽性反応が出て2年間の出場停止処分になっているんだけど、お父さんは楽観的なの。
その判定が不服として裁判で争っているんだけど、必ず処分は取り消されるって。「彼女は正当な理由があって、ノランドロステロンを摂取していて、それは必ず理解してもらえるはず。」って言うか、禁止薬物を正当な理由で摂取してたって、いったいどんな理由なのかしらね?筋力を付けたかったとか???それが禁止薬物の禁止薬物たるユエンなんですけど・・・。
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ところでところで・・・。今後の復帰に対して色々言われているセリーナだけど、彼女の友達がこんなことを言ってたんだって。
「膝の治療中の彼女は、手術を勧められたんだけどそれを拒んだの。怖いからって。2003年8月に受けた手術以来、膝の状態が不安定で、試合をしては痛めて治療の時間が必要になっての繰り返し。それがその手術のせいだって疑ってやまないからなの。同じことを繰り返したくないから、二度と手術は受けないって思ってるらしいの。でも、医者には強く勧められているらしいんだけどね。」
そうね。最近のセリーナは膝の痛みは慢性化しちゃってるものね。だったらサフィンみたく、良い意味で諦めてこれから一生こいつと付き合っていくさみたく前向きに考えればいいのにね。
で、別の友達はこんなことも言ってるのよ。「今の彼女は復帰したいって思っているのか分からないわ。前に比べてモチベーションは明らかに下がっているしね。たとえ今の状態が膝の怪我のせいだとしても、8ヶ月間に1度しかプレーできないなんて変でしょ。それにやる気があるんだったら、多少のトレーニングや体調管理するだろうし、あんなに太ったりしないと思うわよ。」
ごもっとも。今年1月の全豪の時の彼女の体系にはだいぶ注目が集まってたし、プロとしてツアーに出てから、最大の体重でプレーしてたって言うしね。こりゃお先真っ暗かしら???
な~んて思っているところで、当のご本人からこんなコメントが・・・。
「各メディアに私の今後の動向があれこれ取りざたされているのは自分でも知ってるわ。この場をかりてみなさんに伝えたいことがあるの。特に今までツアーを回ってきて多くの声援をくださったファンの方々に。コートには絶対戻るし、この数ヶ月のあいだに、以前のようにツアー復帰をしてまたフルに戦いたいと思っているのよ。こんなに長い間休んでいるのは、慢性化している膝の怪我を完全に治してツアーに戻るためなの。今言えるのは、ドクターから言われていることに元ずくんだけど、この夏の終わりまでにはまたプレーができる状態になるはず。これまでの辛い時間を支えてくれた多くのファンへ感謝したいし、膝の回復しだいで、またテニス・プレーヤーとして活動を始めたいって今までにないくらい熱望していることを伝えたいわ。」
だって!!!まあ、本人がそうおっしゃるのなら、その言葉を信じて夏の復帰を待ちましょう。お姉ちゃんのヴィーナスもワルシャワでのJ&Sカップでヒンギスを破る健闘を見せてることだしね。
・・・そんな中、5日の夜には『プレーボーイ』誌のパーティーに各界のスター達と出席していたけどね・・・
3月15日のブログでも書いたけど、ビヨン・ボルグがスウェーデンの国税局からにらまれちゃってるんだって。なんと1400万クローネ(約1億8000万円)の税金が未納になってるんだとか。そんな事実を突き付けられると、やっぱりお金に困ってるのね~って思っちゃうわよね。。。
あ、それから、3月4日のブログで紹介したんだけど、女子テニスの新鋭、カラタンチェバが薬物違反で出場停止処分になってる話。彼女禁止薬物のステロイドで陽性反応が出て2年間の出場停止処分になっているんだけど、お父さんは楽観的なの。
その判定が不服として裁判で争っているんだけど、必ず処分は取り消されるって。「彼女は正当な理由があって、ノランドロステロンを摂取していて、それは必ず理解してもらえるはず。」って言うか、禁止薬物を正当な理由で摂取してたって、いったいどんな理由なのかしらね?筋力を付けたかったとか???それが禁止薬物の禁止薬物たるユエンなんですけど・・・。
2006年05月03日
偉大なるマレーバ3姉妹
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先週の金曜日(4月28日)に、素敵なエキジビション・マッチが行われたの。昨シーズンを最後に引退したマグダレーナ・マレーバと、長い間ブルガリアを支えてきたマレーバ姉妹によるエキジビションだったの。場所は彼女達が生まれた街、ブルガリアはソフィア。
この偉大な3姉妹のメイン・イベントは、三女のマグダレーナとヒンギスのシングルス・マッチで幕を開けたの。もちろん結果はヒンギスが6-2,7-5で勝利を上げたけど、結果なんて関係ないのよね。交流が深かったヒンギスが友情出演って感じでこのイベントに喜んで参加してくれて、”マレーバ”の名前がWTAツアーから消えてしまったことを惜しんでたの。その後、なんとフェデラーからのビデオ・レターが紹介されたの。
「大分前になるけど、マグダレーナと練習をさせてもらったことを思い出すよ。あれは僕が15歳の時で、セットも奪われてしまったんだ。交友関係を持てたことを誇りに思うし、あなたは素晴らしい人間。これからもいつまでも友達でいられることを願うよ。」これは、長女のマヌエラがスイス人と結婚して今はスイス国籍だって言うだけじゃなくて、そのご主人は実はスイスのジュニアのコーチをしていた人だったことから、こんな素敵なビデオ・レターが実現したんだって。
このイベント自体はマグダレーナのご主人の企画だったんだけど、長女のマヌエラ、次女のカテリーナを始め、ズベレーバ、先日引退表明をしたコンチータ・マルティネス 、現役のリホフツェーワやダブルスでトップ5にいるフーバーも出席してくれてたの。それでみんな参加してダブルスのエキジビションも行われたのよ。最初は長女と次女ペアー対マルティネス&ズベレーバ、長女と三女対フーバー&リホフツェーワと言う豪華なもの。
ちょっとここで3姉妹の凄さを紹介しましょう。
長女マニヌエラは1967年生まれで1982年から1994年まで現役を続けて1985年にはランキング自己最高位の3位(ナブラチロワ、エバートに次ぐ)についたの。シングルスでは19タイトルを獲得してるわ。
次女のカテリーナは1969年生まれで1984年から1997年まで現役生活を送っていたの。1990年に最高の6位にランキングされてシングルス・タイトルは10個に及ぶの。
昨年引退した三女のマグダレーナは1975年生まれで1989年から2005年までツアーを回って1996年にランキング4位(グラーフ、アランチャ・サンチェス=ビカリオ、マルティネスに次ぐ)に上り詰め、タイトルも次女と同じく10個獲得するスーパー3姉妹だったのよ。
1990年の全仏オープンでは3姉妹そろって初めてグランドスラムのメイン・ドローに入って、その後1993年の全豪、全仏、ウィンブルドンでは3人そろってシード選手となる快挙を成し遂げてたの。エキジビションのあとには各選手から一言ずつあったのよ。
マルティネスは「ツアーを回っていてマギー(マグダレーナのニックネーム)は特別な友達だったの。こんな素晴らしいイベントに参加させてもらえて本当に光 栄だわ。マギーにガイドをしてもらってソフィアの街やブルガリアをもっと案内してもらいたいわ。だって今だったらお互い時間はたっぷりあるんだから。マギーから招待されて、どんなことだってお手伝いしようって思ったわ。だからこれからゆっくり観光でも連れて行ってもらうつもりよ。そのかわり、スペインへ来たときは私が案内させてもらうわ。」
リホフツェーワは「マギーはすでにテニスで多くのことを成し遂げたわ。でも、スポーツ選手は引退してから何をするかって言うことも大切なことだと思うの。 彼女はすでにデザイナーとして活動もしているし、スポーツを取り合わせて、これから発展させ行くはず。その将来にも期待したいわ。」
ヒンギスは「ブルガリアに来たのは今回が初めてだけど、マギーとはずっと親しくしてもらっていて、ここにこうしていられて光栄だわ。数多く対戦して思い出 がたくさん。彼女は素晴らしいスポーツマンシップの持ち主だし、戦う時は常に警戒していたの。だってプレースタイルが似ていて、油断ならない相手だったから。彼女はこんな盛大なイベントを開いてもらう価値のある女性なのよ。」
それに対して、マグダレーナがお礼の言葉を述べたわ。「よく言われるの。テニスに友情なんてないって。でも、そうじゃないって今日証明できたわ。こうして来てもらいたかった人達全員が揃ってくれたことで、友情が存在するってことを証明できたし、本当に感謝してもし切れないわ。もちろん、集まってくださったファンのみなさんも喜んでもらえたと信じてます。」だって。
素敵なお話じゃない。本当に友情って・・・素晴らしいわね!!!
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先週の金曜日(4月28日)に、素敵なエキジビション・マッチが行われたの。昨シーズンを最後に引退したマグダレーナ・マレーバと、長い間ブルガリアを支えてきたマレーバ姉妹によるエキジビションだったの。場所は彼女達が生まれた街、ブルガリアはソフィア。
この偉大な3姉妹のメイン・イベントは、三女のマグダレーナとヒンギスのシングルス・マッチで幕を開けたの。もちろん結果はヒンギスが6-2,7-5で勝利を上げたけど、結果なんて関係ないのよね。交流が深かったヒンギスが友情出演って感じでこのイベントに喜んで参加してくれて、”マレーバ”の名前がWTAツアーから消えてしまったことを惜しんでたの。その後、なんとフェデラーからのビデオ・レターが紹介されたの。
「大分前になるけど、マグダレーナと練習をさせてもらったことを思い出すよ。あれは僕が15歳の時で、セットも奪われてしまったんだ。交友関係を持てたことを誇りに思うし、あなたは素晴らしい人間。これからもいつまでも友達でいられることを願うよ。」これは、長女のマヌエラがスイス人と結婚して今はスイス国籍だって言うだけじゃなくて、そのご主人は実はスイスのジュニアのコーチをしていた人だったことから、こんな素敵なビデオ・レターが実現したんだって。
このイベント自体はマグダレーナのご主人の企画だったんだけど、長女のマヌエラ、次女のカテリーナを始め、ズベレーバ、先日引退表明をしたコンチータ・マルティネス 、現役のリホフツェーワやダブルスでトップ5にいるフーバーも出席してくれてたの。それでみんな参加してダブルスのエキジビションも行われたのよ。最初は長女と次女ペアー対マルティネス&ズベレーバ、長女と三女対フーバー&リホフツェーワと言う豪華なもの。
ちょっとここで3姉妹の凄さを紹介しましょう。
長女マニヌエラは1967年生まれで1982年から1994年まで現役を続けて1985年にはランキング自己最高位の3位(ナブラチロワ、エバートに次ぐ)についたの。シングルスでは19タイトルを獲得してるわ。
次女のカテリーナは1969年生まれで1984年から1997年まで現役生活を送っていたの。1990年に最高の6位にランキングされてシングルス・タイトルは10個に及ぶの。
昨年引退した三女のマグダレーナは1975年生まれで1989年から2005年までツアーを回って1996年にランキング4位(グラーフ、アランチャ・サンチェス=ビカリオ、マルティネスに次ぐ)に上り詰め、タイトルも次女と同じく10個獲得するスーパー3姉妹だったのよ。
1990年の全仏オープンでは3姉妹そろって初めてグランドスラムのメイン・ドローに入って、その後1993年の全豪、全仏、ウィンブルドンでは3人そろってシード選手となる快挙を成し遂げてたの。エキジビションのあとには各選手から一言ずつあったのよ。
マルティネスは「ツアーを回っていてマギー(マグダレーナのニックネーム)は特別な友達だったの。こんな素晴らしいイベントに参加させてもらえて本当に光 栄だわ。マギーにガイドをしてもらってソフィアの街やブルガリアをもっと案内してもらいたいわ。だって今だったらお互い時間はたっぷりあるんだから。マギーから招待されて、どんなことだってお手伝いしようって思ったわ。だからこれからゆっくり観光でも連れて行ってもらうつもりよ。そのかわり、スペインへ来たときは私が案内させてもらうわ。」
リホフツェーワは「マギーはすでにテニスで多くのことを成し遂げたわ。でも、スポーツ選手は引退してから何をするかって言うことも大切なことだと思うの。 彼女はすでにデザイナーとして活動もしているし、スポーツを取り合わせて、これから発展させ行くはず。その将来にも期待したいわ。」
ヒンギスは「ブルガリアに来たのは今回が初めてだけど、マギーとはずっと親しくしてもらっていて、ここにこうしていられて光栄だわ。数多く対戦して思い出 がたくさん。彼女は素晴らしいスポーツマンシップの持ち主だし、戦う時は常に警戒していたの。だってプレースタイルが似ていて、油断ならない相手だったから。彼女はこんな盛大なイベントを開いてもらう価値のある女性なのよ。」
それに対して、マグダレーナがお礼の言葉を述べたわ。「よく言われるの。テニスに友情なんてないって。でも、そうじゃないって今日証明できたわ。こうして来てもらいたかった人達全員が揃ってくれたことで、友情が存在するってことを証明できたし、本当に感謝してもし切れないわ。もちろん、集まってくださったファンのみなさんも喜んでもらえたと信じてます。」だって。
素敵なお話じゃない。本当に友情って・・・素晴らしいわね!!!
2006年05月02日
ダブルスの結果&復帰に苦しむ選手達
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先週のモロッコはカサブランカでのハッサン2世グランプリに出場してたメルツァー。大会期間中にブログを書いていて、その中からカサブランカの交通事情を4月29日に紹介したんだけど、彼は親友であるノウルと組んだダブルスで見事優勝を飾ったの。決勝はドイツ人ペアーのコールマン&ヴァスケ組とだったんだけど、実は2週間前に参加した大会の決勝でも対戦してて、その時は惜しくも負けて準優勝だった相手。今回はそのリベンジよろしく、6-3,6-4のストレートで下して、このペアーとしては2度目のタイトル獲得となったの。
二人で組んで、2大会連続の決勝進出と、コンビが合い始めて、今週のドイツはミュンヘンでのBMWオープンでも第1シードとして出場なの。現在ペアー・ランキングも10位に上げて、これからも上昇気流を感じさせる二人だし、今週も注目ね。
その大会のシングルスで優勝を飾ったブラッチアリは、28歳ながらこれが嬉しい初タイトル。今シーズンここまでで、初優勝上げた6人目の選手で、2月に初優勝を飾ったシュティエパネックの27歳を抜いて、今シーズン初優勝を上げた最年長となりました。
ナダル君の2連覇でシングルスの幕を閉じたスペインはバルセロナのセアット・ゴド・オープンでは、トップ・シードのノウルズ&ネスター組が、一昨年に続き今大会2度目の優勝を果たして、このコンビでは実に35個目のタイトル獲得だったんだって!今季これが3度目の優勝だけあって、ペアー・ランキングも4位と、3位のハンリー&ウリエット組に22ポイントと迫ってきました。ダブルスも目がはなせませんわ。
2月のロッテルダムの大会の練習中にボールが目にあたるアクシデントに見舞われ、網膜はく離を起こして手術を受けてた2002年の全豪オープン・チャンピオンのトーマス・ヨハンソン。来週のローマか再来週のハンブルグのマスター・シリーズでのカムバックを望んでいるらしいんだけど、ちょっと大変みたい。
31歳の彼は、怪我を負ったときは20%の視力を失ったんだって。手術を受けた今でも、ちょっと遠いところになると見えずらくて、100%の回復は望めそうにないんだとか。でも、これからはコンタクトレンズを上手く利用して復帰に挑戦するんだって。
「未だに遠くの物を見るのにちょっと苦労してるけど、今週と来週にまた検査を受ける予定さ。おそらくコンタクトを着用してのプレーにならざるを得ないだろうね。徐々に良くはなっているけど、元通りになることはないね。」
ちょっとしたハプニングで怪我をしちゃって、それが目のような、デリケートなところだと回復も難しいのね。コンタクトで上手くいけばいいけど、プレーに支障をきたして、このまま引退・・・なんてことにならないのを祈るばかりだわ。
同じスウェーデン出身で、同じ名字のヨアシム・ヨハンソンも去年右肩を痛めて7月に手術してからなかなか復帰に至っていないわよね。去年の2月には9位にまで上り詰めたのに、大会に出場できていない今では320位にまでランキングを落としてるの。あ~、ダブル・ヨハンソン、大丈夫かしら???・・・ちなみにこの二人、同じ名前だけど、血縁関係はないみたい。
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先週のモロッコはカサブランカでのハッサン2世グランプリに出場してたメルツァー。大会期間中にブログを書いていて、その中からカサブランカの交通事情を4月29日に紹介したんだけど、彼は親友であるノウルと組んだダブルスで見事優勝を飾ったの。決勝はドイツ人ペアーのコールマン&ヴァスケ組とだったんだけど、実は2週間前に参加した大会の決勝でも対戦してて、その時は惜しくも負けて準優勝だった相手。今回はそのリベンジよろしく、6-3,6-4のストレートで下して、このペアーとしては2度目のタイトル獲得となったの。
二人で組んで、2大会連続の決勝進出と、コンビが合い始めて、今週のドイツはミュンヘンでのBMWオープンでも第1シードとして出場なの。現在ペアー・ランキングも10位に上げて、これからも上昇気流を感じさせる二人だし、今週も注目ね。
その大会のシングルスで優勝を飾ったブラッチアリは、28歳ながらこれが嬉しい初タイトル。今シーズンここまでで、初優勝上げた6人目の選手で、2月に初優勝を飾ったシュティエパネックの27歳を抜いて、今シーズン初優勝を上げた最年長となりました。
ナダル君の2連覇でシングルスの幕を閉じたスペインはバルセロナのセアット・ゴド・オープンでは、トップ・シードのノウルズ&ネスター組が、一昨年に続き今大会2度目の優勝を果たして、このコンビでは実に35個目のタイトル獲得だったんだって!今季これが3度目の優勝だけあって、ペアー・ランキングも4位と、3位のハンリー&ウリエット組に22ポイントと迫ってきました。ダブルスも目がはなせませんわ。
2月のロッテルダムの大会の練習中にボールが目にあたるアクシデントに見舞われ、網膜はく離を起こして手術を受けてた2002年の全豪オープン・チャンピオンのトーマス・ヨハンソン。来週のローマか再来週のハンブルグのマスター・シリーズでのカムバックを望んでいるらしいんだけど、ちょっと大変みたい。
31歳の彼は、怪我を負ったときは20%の視力を失ったんだって。手術を受けた今でも、ちょっと遠いところになると見えずらくて、100%の回復は望めそうにないんだとか。でも、これからはコンタクトレンズを上手く利用して復帰に挑戦するんだって。
「未だに遠くの物を見るのにちょっと苦労してるけど、今週と来週にまた検査を受ける予定さ。おそらくコンタクトを着用してのプレーにならざるを得ないだろうね。徐々に良くはなっているけど、元通りになることはないね。」
ちょっとしたハプニングで怪我をしちゃって、それが目のような、デリケートなところだと回復も難しいのね。コンタクトで上手くいけばいいけど、プレーに支障をきたして、このまま引退・・・なんてことにならないのを祈るばかりだわ。
同じスウェーデン出身で、同じ名字のヨアシム・ヨハンソンも去年右肩を痛めて7月に手術してからなかなか復帰に至っていないわよね。去年の2月には9位にまで上り詰めたのに、大会に出場できていない今では320位にまでランキングを落としてるの。あ~、ダブル・ヨハンソン、大丈夫かしら???・・・ちなみにこの二人、同じ名前だけど、血縁関係はないみたい。
2006年05月01日
新記録は???
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ナダル君、またしても優勝したわね~。 これでクレーでの連勝を47に伸ばして、これまで2位だったボルグの46を抜いたわ。今週のエストリルでの大会もミュンヘンも出場してないから、次は来週のローマのマスター・シリーズね。もしその大会でも2連覇を達成したら・・・ドローが64だから、1回戦、2回戦、3回戦、準々決勝、準決勝、決勝と6回勝つことになるでしょ。そうなると連勝は53になって、歴代1位のビラスに並ぶことになるの。
それから優勝回数も先週のバルセロナで15回目だったから、ボルグが持つ10代での優勝記録の16にも並ぶのよね~。う~~~ん・・・これはナダル君には、かなりのプレッシャーになるんじゃないかしら?
ま、見ているファンにはたまらないことよね。それで、もしその後のハンブルグのマスター・シリーズにも出場したら(ちなみに、去年は出場しておりません)、10代での優勝の新記録達成になるかもしれないのよ!!!でも、今のナダル君の一番の目標は全仏オープンでの2連覇。きっとそのために全仏前にタフなビッグ・イベント2つ連続出場はしないのかな~とも思うわね。
でも、この際だから、全ての新記録更新しちゃえってPinkyは思っちゃうんだけどね。それに、クレーでの連勝記録の更新は5年後でも10年後でもできるけど、10代での優勝記録の更新は、もうチャンスがないのよ。全仏終了時には20歳になっちゃうんだから。。。
な~んて、Pinkyの個人的なワガママは聞いてもらえるはずもないわよね~。でも、今後のナダル君の結果には注目が集まるわね。
前回のブログでも国別対抗戦のフェド・カップでのちょっとしたトラブルを紹介したけど、男子のデビス・カップにはちょっと嬉しいニュースが。
ワールド・グループの1回戦でオーストラリアに負けたスイスはワールド・グループ残留を掛けて入れ替え戦に出場しなきゃならないの。対戦相手はセルビア・モンテネグロ。去年もこの入れ替え戦に出場したフェデラーは、今年も出場の意思を示してるの。
つまり、ワールド・グループの1回戦には出場しないけど、残留には協力的ってことなのよね。もちろん、1回戦にも出場さえすれば準々決勝進出、さらには優勝も夢じゃないんだろうけど。そこはスケジュール調整とか本人の気持ちの問題ってところなんでしょうね。
ちなみに、女子では4月30日のニュースに出てたけど、キム(クレイステルス)が、ど~しようかな~状態。アメリカ相手だったら、クレーを選択した方が有利なのはわかるけど、時期的にクレーから芝へ移って、これからハードコート・シーズン突入ってところで、またクレーで戦えって言うのは、積極的にアメリカのハード・シーズンに参戦したいキムにはちょっと嫌かもしれないわよね。
でも、キムがハードでなら出場するって言うのなら、Pinkyは迷わずハードのサーフェースを選択するわ。だって今のアメリカ・チームはダベンちゃんやヴィーナス&セリーナも出場していないし、それにハードでだって、キムとエナンの2枚看板なら引けを取らないじゃない。・・・な~んて考えを、ベルギー関係者にもさせようってキムの作戦だったりして!!!
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ナダル君、またしても優勝したわね~。 これでクレーでの連勝を47に伸ばして、これまで2位だったボルグの46を抜いたわ。今週のエストリルでの大会もミュンヘンも出場してないから、次は来週のローマのマスター・シリーズね。もしその大会でも2連覇を達成したら・・・ドローが64だから、1回戦、2回戦、3回戦、準々決勝、準決勝、決勝と6回勝つことになるでしょ。そうなると連勝は53になって、歴代1位のビラスに並ぶことになるの。
それから優勝回数も先週のバルセロナで15回目だったから、ボルグが持つ10代での優勝記録の16にも並ぶのよね~。う~~~ん・・・これはナダル君には、かなりのプレッシャーになるんじゃないかしら?
ま、見ているファンにはたまらないことよね。それで、もしその後のハンブルグのマスター・シリーズにも出場したら(ちなみに、去年は出場しておりません)、10代での優勝の新記録達成になるかもしれないのよ!!!でも、今のナダル君の一番の目標は全仏オープンでの2連覇。きっとそのために全仏前にタフなビッグ・イベント2つ連続出場はしないのかな~とも思うわね。
でも、この際だから、全ての新記録更新しちゃえってPinkyは思っちゃうんだけどね。それに、クレーでの連勝記録の更新は5年後でも10年後でもできるけど、10代での優勝記録の更新は、もうチャンスがないのよ。全仏終了時には20歳になっちゃうんだから。。。
な~んて、Pinkyの個人的なワガママは聞いてもらえるはずもないわよね~。でも、今後のナダル君の結果には注目が集まるわね。
前回のブログでも国別対抗戦のフェド・カップでのちょっとしたトラブルを紹介したけど、男子のデビス・カップにはちょっと嬉しいニュースが。
ワールド・グループの1回戦でオーストラリアに負けたスイスはワールド・グループ残留を掛けて入れ替え戦に出場しなきゃならないの。対戦相手はセルビア・モンテネグロ。去年もこの入れ替え戦に出場したフェデラーは、今年も出場の意思を示してるの。
つまり、ワールド・グループの1回戦には出場しないけど、残留には協力的ってことなのよね。もちろん、1回戦にも出場さえすれば準々決勝進出、さらには優勝も夢じゃないんだろうけど。そこはスケジュール調整とか本人の気持ちの問題ってところなんでしょうね。
ちなみに、女子では4月30日のニュースに出てたけど、キム(クレイステルス)が、ど~しようかな~状態。アメリカ相手だったら、クレーを選択した方が有利なのはわかるけど、時期的にクレーから芝へ移って、これからハードコート・シーズン突入ってところで、またクレーで戦えって言うのは、積極的にアメリカのハード・シーズンに参戦したいキムにはちょっと嫌かもしれないわよね。
でも、キムがハードでなら出場するって言うのなら、Pinkyは迷わずハードのサーフェースを選択するわ。だって今のアメリカ・チームはダベンちゃんやヴィーナス&セリーナも出場していないし、それにハードでだって、キムとエナンの2枚看板なら引けを取らないじゃない。・・・な~んて考えを、ベルギー関係者にもさせようってキムの作戦だったりして!!!