2006年05月31日
森上あっこちゃん、やりました!!!






でも、1つ納得がいかないことが・・・。


ATP恒例となった大会ごとに代わる代わる選手が書いているブログ。なんと今回は、2連覇の期待がかかるナダル君が担当してるの~~~。


で、Pinky's Remarksでも恒例となっている、日本人選手情報!!!フランスはパリで熱戦を繰り広げている全仏だけど、将来その本戦入りへ向けて、た~~~っくさんの日本人が頑張っているのよ。
まずは、その予選に出場した、佐伯美穂、久松志保、岡本聖子の3選手はそろって1回戦敗退で、本戦入りはなりませんでしたね。

それから韓国&北京でのサーキットに参加した日本人3選手はみんな初戦を突破できませんでした。残念!

長野での2万5千ドルのサーキットでは、ベスト4に波形純理、飯島久美子、米村知子の3選手が勝ちあがり、米村選手が決勝へ進んで、見事優勝しました。


男子は、残念ながら、全仏の予選には誰も出場してなかったの。


今週は韓国は釜山での5万ドルのチャレンジャーに、先週福岡で優勝した添田選手始め、松井俊英、岩渕聡選手が出場してます。ダブルスは松井&岩渕ペアーでエントリーしてますね。がんばってね~!!!
Pinky、昨日はお天気心配だったけど、予報が運良くはずれて、晴天の中、午後から有明でテニスしちゃいました。



2006年05月30日
ナダルも歴史を刻む!





それから日本人では、中村藍子ちゃんが登場したけど、カスターノに体力負けしちゃった感じね。






「育った環境、つまり教育とか文化とかが一つの要因なのは明らか。自分の場合、こうして勝利することを必要として、それが一番大事だって言う、このプロの世界のような文化では育っていなかったの。自分の家族は全くそんな家族じゃなかったわ。テニスなんて趣味に過ぎなかった。もし、テニスで何かを得られたら、それはそれで素晴らしいことだけど、そうじゃなくても、生活していくのには全く困ったりはしなかったの。これまでのテニス人生のある時点で、自分に欠けているのは、勝利を固執することなんじゃないかって気が付いた時があった。それはかつて、ヒンギスやウィリアムズ姉妹を見ていて感じた、勝つこと、一番になることへの『アメリカ的精神』とでも言うのか、彼女達はそんな教育を受けて育っているんだなって感じたからなの。彼女達は常に“一番になる”って事だけを考えていたから。自分にはそれがなかったわ。」
そうね~、私達と違って趣味でやっているわけじゃないプロの選手達は結果が全てだし、それでご飯食べてるんですもんね。



昨日の初日の1回戦に登場して見事勝利を収めた男子第7シードのロブレド。5月20日のブログにも書いたけど、女子のツアープロのドゥルコとの交際に終止符を打ったの。彼女と別れたマイアミのマスター・シリーズ以降、彼は絶好調。



2006年05月29日
愛ちゃん歴史を刻む。




正直Pinkyは、フェドカップの前にやっとシングルスの調子が上がって、このままツアーで試合感を維持して欲しいとも思っていたの。でも、日本のために代表として戦って欲しい気持ちもあって、複雑な思いだったわ。


第1セットを取られた時は、良い感じでプレーができていたのに、最後に持って行かれちゃった嫌~な展開だったけど、なんのなんの。第2セット以降はより一層体にキレがでてきて、終始圧倒してたわね。


そのモレスモも男子のトップ・シードのフェデラーと共にこの日の初日に登場。どちらもストレートで勝利を上げて、明日は第2シードのキム(クレイステルス)とナダルが早速登場ね。



それからステファン・エドバーグもニューヨークのメディアにこんな事を言ってるわ。「フェデラーは、かつての誰よりもオールラウンドなプレーヤーだと思うよ。僕がかつてしていたように、常にネットへ詰めるプレー・スタイルじゃ、今は全仏に勝つことは難しくなってしまった。色んなプレーを上手くミックスしながらゲームを行わないとならない。フェデラーはそれを一番上手くやれる選手だと思うんだ。フェデラーはナダルと対戦する時に必要なのは、ポイント、ポイントをもっと短くした方が勝機があるはず。ラリーが長くなればなるほど、ナダル・ペースで、フェデラーにとっては難しくなってしまうと思うよ。」
どちらにしろ、クレーでもフェデラーの評価はそれなりに高いってことだけど、クレーでの宿敵は明らかにナダルってことも事実ね。




「マリア・シャラポワはローラン・ギャロスへきて金曜日の練習中に再び右足首を痛めてしまい、医者に見てもらうハプニングに見舞われた。その後、良いニュースは、怪我が大事に至っていなかったと言う事。しかし、同時に悪いニュースも入ってきた。彼女は1回戦を月曜日以降にして欲しいと言うリクエストを出したが、受け入れてもらえず、日曜日に試合が組まれてしまった。1日でも多く治療に当てたかった彼女は不安を隠せなかった。たとえ試合に臨んでも、十分なフットワークでプレーできるはずがないからだ。フランス・テニス協会は歴史上初となる15日間とした今大会の“ファースト・サンデー”に彼女の試合を組みたかったのだ。しかし、これは大きな賭けなのは明らかだ。集客力が抜群で話題の多い彼女が、万が一1回戦で負けてしまったら、その後の14日間は女子テニスの花形スターを欠いて大会を行わなければならないからだ。」
本当に大きな賭けだったわね。



2006年05月28日
シャラポワCM




ESPNのいわゆる社食のようなところでの一コマ。男性社員のジョンが席についてランチを食べているの。同僚のステュワートに隣の席を取っていたところへ、他の社員のスタンが現れたの。
スタン:やあ、ジョン。元気?
ジョン:悪いな、スタン。この席ステュワートに取ってあるんだ。
(スタンはしぶしぶ離れて行く。そこへシャラポワがランチを持って登場。)
シャラポワ:すいません。ここ誰かいます?
ジョン:悪いがここ・・・あ~~~・・・いや・・・どうぞ。
(って、嬉しそうに微笑んで、席に着いたシャラポワの方に、ちょっと自分も近づいて嬉しそう。)
・・・と、そこへステュワートがランチを持って現れ、怪訝そうな顔をして、去っていく・・・
な~~んて言う、ありきたりのストーリー。

http://www.sonyericssonwtatour.com/multimedia/sharapovaVideo1.asp
フェデラーがナダルとの試合に対して、こんなことを言ってたの。「“こいつとは試合にならないよ。彼のプレーは自分はちょっと苦手かもしれない”なんて思い始めるんじゃないかって、よぎるんだ。彼に負け続けている事実を受け止めなければならないってね。もちろん、そんなことはしたくもないし、考えたくもないことだけどね。」って、そう言ってる時点で、すでにそう思っているんじゃない???

ナダルのコーチで、伯父のトニーは、ナダルに対して「彼は怒ってラケットを折ったことなんか一度もないんだ。それは、テニスと言うスポーツをする人間として、その道具として買っている物に対しての敬意に欠ける行動だって思っているからなんだ。」ま~~~、いいこと言うじゃない。つまり、テニスをする人間は、ラケットと言う物に対しても敬意を払うべきってことなのね~。かなり納得することだわね~。

全仏オープンで2連覇を狙っているエナン=アルデンヌがこんなことを言ってるわ。「多くの人から、自分がフレンドリーじゃないとか、冷たい人間だって言われているのよ。でも、実は反対なの。自分はとても分かりやすい人間だし、普通の人間なの。とても繊細だし、周りの人間のことをすごく気にしちゃうのよ。」だって。でも・・・それって自分が言うんじゃなくて、周りがそう評価してくれなかったら意味ないわよね~。・・・ってちょっと厳しいかしら???

2006年05月27日
全仏ドロー&ルール変更。
とうとう全仏オープンのドローが発表になりましたね~。
男子では、先日怪我をしたロディックが第5シードでいますね。状態を見守っているところなのかしら?注目のトップ・シードのフェデラーはクレマンと、第2シードのナダルはソデルリングと1回戦を行います。
ナダルが初戦を突破したら、クレーでの連勝記録の新記録達成になるわね。
女子ではまず日本人。4人本戦入りしてて、愛ちゃんは第22シードでダニリドーと。2003年には14位にいた選手。厳しい初戦になりそうね。
森上あっこちゃんは第3シードのペトロワ。これまで絶好調で一気に優勝候補に名を連ねてるペトロワ。あっこちゃんには辛いドローとなりました。
中村藍子ちゃんはカスターノと。現在36位は自己ベストにいて、今季の調子は上々。なんとか踏ん張ってもらいたいわ。
浅越しのび~はアメリカのペリーで現在ランキング90位と、こちらはちょっとラッキーかもね。これを活かしてほしいわね。
トップ・シードのモレスモはショーネシーと。そのショーネシーは先日3年ぶりの優勝を上げて調子もいいみたいだから、いきなり好ゲームが期待できるかもね。第2シードのキム(クレイステルス)はラッツァーノ。おそらく問題ないかと・・・。
全仏タイトルだけ取ってないヒンギスは第12シードで初戦はレーモンドと。順当に勝ち上がると4回戦で第6シードのデメンティエワ、ベスト8でキムと激突。それに勝つとベスト4ではペトロワと第5シードで2連覇のかかるエナンの勝者との対戦。
そう考えると、ボトム・ハーフの方がおもしろいかもね・・・失礼!
どんなドラマが待ち受けているかしら???


『ラッキールーザー』って言葉聞いたことあるわよね?そう、予選を勝ち上がって、最終ラウンドで負けちゃって本戦出場とは行かなかったけど、急な欠場者が出て枠が空いたときに滑り込みで参加できる選手のこと。
予選上がりの選手は『Q』って書かれてるけど、『LL』って表示されている選手がそう。それが、今年のグランドスラムからそのルールがちょっと変わってるんだって。
今までは、予選が始まってから欠場を申し入れた選手がでたら、予選の最終ラウンドで負けた選手の中でランキングの高い選手から順番に欠場選手の代わりで本戦で戦えたの。これからは、予選の最終ラウンドで負けた選手のランキング上位4選手が、その座を巡ってまた試合を行い、順番を決めるんだって。
もちろん、予選に参加する選手が96人と、と~っても多いグランドスラムに限ったことなんだけどね。でも、これってちょっと凄くない???3回勝った12人が本戦入りできて、2回勝って最後で負けた12人のなかで、上位ランキング4人がまた試合をして1番から4番まで順番を決めるの。もし5人以上欠場者がでたら、5人目からは今まで通りランキングの順で本戦に入れるんだって。でもその4人は、もし欠場者が出たら、本戦入りするまで合計5試合もやらなきゃならないってことなのよ~!
・・・お疲れさま~~~。
イギリス・テニス協会会長のロジャー・ドレーパー氏が、こんな嘆き声を上げてるの。
「このことは、長年に渡って納得がいかなかった事なのだけれど、財政力のある団体ならでは起きてきた問題だ。我が協会がこれまで驚くくらいの資金を選手に注いで来た。300人、400人、500人もの選手達にだが、その多くがいっこうに成長する兆しもないのだ。選手育成に資金を注ぐのに、何らためらいもない。ただ、その選手達に、将来Top100入りの期待が大きく持てるならの話なのだ。しかし、これは10歳、11歳、12歳のジュニアに当てはまることで、しかもその後プロとしてやって行こうと言う意志のある者に限る。16歳、17歳、18歳くらいになってしまってからでは遅いのだ。」って、将来ものにならなそうな10代後半の選手への資金提供に大きな疑問を持っていたみたいね。
1936年のフレッド・ペリー以来となるイギリス人のウィンブルドン制覇を長い間望んできたイギリス・テニス協会ならではの嘆きなのかもね~。
今はヘンマンやルゼッドスキからマレーへとイギリス人の世代交代が起きているけど、マレーはその言動の悪さから、ジェントルマンとして相応しくないってちょっとイギリスでは批判が出てたりするの。しょうがないから、今後のマレー君の活躍に期待することになりそうね。



女子ではまず日本人。4人本戦入りしてて、愛ちゃんは第22シードでダニリドーと。2003年には14位にいた選手。厳しい初戦になりそうね。




トップ・シードのモレスモはショーネシーと。そのショーネシーは先日3年ぶりの優勝を上げて調子もいいみたいだから、いきなり好ゲームが期待できるかもね。第2シードのキム(クレイステルス)はラッツァーノ。おそらく問題ないかと・・・。



どんなドラマが待ち受けているかしら???



『ラッキールーザー』って言葉聞いたことあるわよね?そう、予選を勝ち上がって、最終ラウンドで負けちゃって本戦出場とは行かなかったけど、急な欠場者が出て枠が空いたときに滑り込みで参加できる選手のこと。


今までは、予選が始まってから欠場を申し入れた選手がでたら、予選の最終ラウンドで負けた選手の中でランキングの高い選手から順番に欠場選手の代わりで本戦で戦えたの。これからは、予選の最終ラウンドで負けた選手のランキング上位4選手が、その座を巡ってまた試合を行い、順番を決めるんだって。


イギリス・テニス協会会長のロジャー・ドレーパー氏が、こんな嘆き声を上げてるの。

「このことは、長年に渡って納得がいかなかった事なのだけれど、財政力のある団体ならでは起きてきた問題だ。我が協会がこれまで驚くくらいの資金を選手に注いで来た。300人、400人、500人もの選手達にだが、その多くがいっこうに成長する兆しもないのだ。選手育成に資金を注ぐのに、何らためらいもない。ただ、その選手達に、将来Top100入りの期待が大きく持てるならの話なのだ。しかし、これは10歳、11歳、12歳のジュニアに当てはまることで、しかもその後プロとしてやって行こうと言う意志のある者に限る。16歳、17歳、18歳くらいになってしまってからでは遅いのだ。」って、将来ものにならなそうな10代後半の選手への資金提供に大きな疑問を持っていたみたいね。



2006年05月25日
国籍と密かな復活。

「今週の初め、ジョコビッチがイギリスのパスポート(国籍)を取得へ申請したいと言う意思があることが明らかになった。そして彼は、イギリス人としてデビス・カップで戦いたいと言う。これには全く驚かされた。先月行われたそのデビス・カップでは、彼の活躍のお陰でセルビア&モンテネグロはイギリスを3勝2敗(うち、ジョコビッチがシングルスで2勝している)で下したばかりだったからだ。その勝利で街中が大騒ぎになっている時に、彼の母が浮かれ上がってついしゃべってしまった。彼がイギリスに移り住んで国籍を取得するためにLTAに働き掛けていると。ジョコビッチのこの行動は、経済的にも全く納得が行くものだ。セルビア&モンテネグロはとても小さな国で、しかも国として成り立ってわずか3年しか経っていない。それに、未だにモンテネグロはセルビアと分裂しようと、争っているのだ。それでなくても少ない国の財政は二分されようとしているし、そんな中テニスへ注ぐお金なんて全くと言っていいくらいないに等しい。こんな状況だから、プロ・テニス選手としてのキャリアを高めるための施設も練習相手もいないため、彼は現在モンテカルロに拠点を置いて練習を続けているのだ。」
なんだって!!!以前のブログの5月9日(←クリックで見れます)にちょっと書いたナブラチロワのアメリカへの亡命のことや、3月10日(←クリックで見れます)に書いたミルザとかの宗教的な問題だとかは、日本人にはピンとこないかもしれないけど、プロ・テニス・プレーヤーとして限界が自分の国にあるのなら、外へ出るのは納得が行くわよね。でも、国籍まで捨てちゃうなんて・・・それも、メディアが言うように、国が不安定な状況にあるから、仕方ないのかもしれないわね。そう考えると、本当にわが国日本は平和な国なのかも知れないわ。
でも、こんな行動が許されるのには、彼の家庭環境も影響しているようよ。彼のお父さん(おじさんやおばさんも)プロのスキーヤーだったんだって。しかも、お父さんはサッカーでも名選手だったんだとか。そんな家庭に生まれた彼は、もちろんスキーヤーかサッカー選手へと希望が持たれたんだけど、彼が選んだのはテニスだったの。彼は12歳からドイツでトレーニングを始めるなど、家族のサポートのお陰で海外で質の高い練習を受けることができたんだって。だから、両親も彼のイギリス行きには賛成しているのかもね。プロのアスリート一家だから、プロの道を生きる彼をより一層応援したいのね~。去年の年末ランキングで、彼は18歳7ヶ月でトップ100選手中、最年少だったの。まだまだこれからの選手なだけあって、早く落ち着いてテニスができる環境になってもらいたいわね。

2006年05月24日
先週を振り返る。


男子はW・アーサーズがまずC・グッチオーネを下し、N・ヒーレイがP・ルクザックを破って、本戦への1つの切符を巡った争いへ。そのアーサーズvsヒーレイ戦は、ヒーレイがアーサーズを6-4,6-4,6-4で下して切符を手にしたの。ヒーレイは、1月の全豪オープンのダブルスでは、主催者推薦で出場して3回戦まで勝ち上がっていたり、ダブルスでは成績を残してきたけど、今回のプレーでシングルスでもそのポテンシャルの高さを証明した形になったみたいよ。
女子ではA・モリックがC・デラクアを、S・ファーガソンがN・プラットを破って、切符へ向けて対戦。結果はモリックが6-7,7-6、6-2でファーガソンを下して、見事本戦ストレートインを決めたの。耳の疾患と言う、ちょっとマレな病気で一線を退くことになっちゃった彼女。復帰を何回か試みたけど上手くいかなかったのよね。前のブログの5月14日に書いたけど、WTAの規定で出場が危ぶまれてた彼女。これを1つのきっかけにして、また元気になってくれると女子テニスが一層面白くなるんだけどな~。

同じく大躍進したのが、地元のイタリア国際で予選からみるみる勝ちあがってベスト8入りしちゃったR・オプランディ。133位からトップ100デビューの95位にランクイン。WTA大会の本戦もこれがわずか2大会目だった彼女。「この大会に来た時は、ベスト8入りできるなんて夢にも思っていなかったわ。予選を勝ち上がって本戦に出場できたらラッキーくらいしか思っていなかったの。」って、本人も驚いてたわね。
もちろん準優勝したD・サフィーナも16位と自己ベストを更新。3回戦へ進出したK・シュレボトニックも26位と自己最高位をマーク。彼女、ダブルスでもこないだトップ10入り(現在は12位)してるし、今季は彼女のベスト・シーズンかもね。
先週の日本人選手の結果~~~。まずは女子!
先週台湾で行われた1万ドルのサーキットに7人の日本人が出場しました。ベスト8入りしたのが第3シードの菅野知子、第7シードの江藤奈緒子、青山香織の3選手。そして菅野選手が見事優勝いたしました~!ダブルスでは青山&勝美ペアーがベスト4の活躍だったの。韓国の1万ドルのサーキットにも日本人3選手が出場したけど、こちらは上位進出には至りませんでした。ダブルスでは田口&キム組が第1シードからベスト4入り。
今週は長野で2万5千ドルのサーキットがあるから、日本人選手がたくさん出場するわね。韓国の1万ドルのサーキットにも2人、中国は北京の5万ドルには高雄恵利加選手が第3シードで出場しますね。
男子では、ウズベキスタンの2万5千ドルのチャレンジャーに添田豪、松井俊英、岩渕聡の3選手が出場してたけど、残念ながらみんな1回戦敗退。添田&松井選手は、今週の福岡の1万5千ドルのフューチャーに第1&第3シードで出場してますね。もちろん、他にもた~っくさん日本人選手出てますよ~。それから、インドネシアで行われている今月1ヶ月間のサテライト・サーキットでは、先々週に引き続き先週も杉山記一&加藤季温選手が出場してました。第2シードの杉山選手は先々週の雪辱を果たせず、先週はベスト4止まり。今週も両選手に加え、予選を勝ち上がった竹内研人選手も加わってインドネシア・ツアーを続けてますね。今週インドの1万5千ドルのフューチャーには石井弥起選手が単身参加してますね。体調管理に気を付けてね~。
こうしてみなさんの知らないところでも、たくさんの日本人選手が世界各地で頑張ってるのよ。応援しましょうね~&各選手、良い知らせお待ちしてま~っす!
2006年05月23日
やったね愛ちゃん!!!

何と言っても価値が高かったのは、準決勝で第2シードのブラック&スタブズ組を6-4,6-0で一蹴した試合だったんじゃないかしら?ブラック&スタブズと言えば、ダブルス・ランキング3位と5位の強豪。そのペアーをこのスコアーでやっつけたのはアッパレですね~。決勝戦は第8シードのスキアボーネ&ペシュケ組に出だしでてこずり、3-6で奪われちゃったけど、その後は杉山ペアーのペースで、6-3,6-1で勝利して、このペアーで3度目、今季2度目の優勝を手にしたの。これでハンチュコバは8個目のダブルス・タイトルで、愛ちゃんはなんと33個目となりました。すんご~~~い!!!
もちろん、ダブルス・ランキングもハンチュコバが12位から11位、愛ちゃんも17位から13位とアップして、愛ちゃんは浅越しのび~の14位を抜いて、再び日本人ナンバーワンの座に着きました。2006年のダブルス・ペアー・ランキングも浅越&シュレボトニック組、ブラック&スタブズ組を抜いて3位へとジャンプ・アップしましたね。このまま行くと、全仏からウィンブルドンでは杉山組も浅越組も上位シードが取れるはずよ。シングルスももちろん頑張ってもらいたいけど、ダブルスの上位進出に期待が膨らむわね。

何と言っても準決勝のヴィーナス戦がキーポイントよね。第1セットは0-6で取られて、あっさり負けちゃうかと思うような展開からの逆転。その時の状況をこう語ってるわ。「少なくとも、マッチポイントを勝ち取ったのは私の方よね。それがテニスって言うスポーツなの。第1セットを6-0で落としても、負けなかったってことは賞賛に値するんじゃない?あの時、まだ落ち込んだりはしてなかったの。“さあ、ここから2セットよ”って思ってたわ。」だって。3セット中先に2セットを取るのがテニスなのよね。日本でアマチュアの人達は、なかなか経験できないことよね。でも、これがテニスなの。それをこの試合で彼女が教えてくれていたわね。
・・・ちなみに、今デートしているってウワサのシュティエパネックもハンブルグのマスター・シリーズで決勝へ進出したけど、一緒に栄冠を手にすることはできなかったわね。残念でした~。
そうそう、ブログランキングをまた始めました。読み終わったら1日1回下の『ブログランキング』のクリックお願いします♪よろしくね~~~!!!
2006年05月22日
個人的な好みです、はい!
今回は、Pinkyが独断と偏見で選んだ選手を紹介しようと思います。・・・何、何、何???いったい何なの???なんて驚かれてもかまわないの!たまには、ワガママ聞いてちょうだい!Pinkyが最近「あ、素敵っっっ♪」って思った選手をご紹介しま~っす!
まず、一人目はビヨン・パウ選手。ドイツ出身の彼は、左の写真のように黒髪で肌も黄色人種って感じ。身長も175cmと小柄。そう。彼のお父さんはインドネシア出身なの。お父さんが薬学の勉強のためにドイツの大学へ留学してた時にお母さんと知り合って結婚。その後ドイツで生まれた彼は、そのままドイツ国籍なの。1999年、19歳でプロへ転向して、去年はジャパン・オープンでATP大会、初のベスト4入りして年末ランキングを自身初の84位とトップ100入りでシーズンを終えたの。さすがアジアの血が流れているだけあって、ジャパン・オープンでは毎年好成績を残してるのよ(2003年に2回戦、2004年にベスト8、去年はベスト4)。先週のハンブルグのマスター・シリーズは主催者推薦で出場して、格上のサントロをフルセットで退けて1回戦を突破。2回戦で第15シードで準優勝したシュティエパネックに負けちゃったけど、ランキングも自己最高位の62位へと上げたの。去年から調子が上向きで、今年もこれまでチャレンジャー1大会を含む(去年まではチャレンジャー大会をメインに戦ってけど今年はATP大会中心)12大会に出場して、1回戦負けはわずか2大会。ベスト8以上も4大会とトップ50入りも見えてきたんじゃないかしら?そして今年も絶対ジャパン・オープンに来るはず。ちょうど大会期間中が彼の27歳のバースデー!Pinky、プレゼント持って毎日でも応援に行っちゃうわ~~~!!!(ストーカーにはなりませんのでご心配なく)
お次は、トミー・ロブレド選手。彼が目に止まったのは、実は去年ナダル君が旋風を巻き起こしてくれたお陰。ナダル君をメディアが追っかけてて、同じスペイン出身のロブレド選手と食事をしているところが映像で映って、目に入ったのはナダル君じゃなくて隣にいたロブレド選手だったの!(ナダルファンのみなさん、ごめんなさい。ナダル君だって、素敵よ~~~汗)今年、自信初のトップ10入りに成功した彼は、先週のハンブルグでも第8シードで出場し、みごと優勝をはたしまたした!!!おめでと~~~。今年から始まったATP選手によるブログも、今週は彼が担当してるから、5月17日&20日のPinky's Remarksでも紹介しておりました。で、この優勝でランキングも自己最高位の7位へと浮上。嬉しいことですわ~♪ただ、ハンブルグで優勝すると全仏で優勝できないってジンクスがあるのよね~。。。フェデラーとナダルも、だからスキップしたんじゃない???ってウワサもあるくらい。
優勝後に書いた彼のブログからちょこっと・・・。「どうして優勝した時にシャツを脱いだかって、こんな裏話があったからなんだ。前日ディナーの時にコーチから“トミー、もし優勝したら、何か特別なことをしろよ。他の選手がするような、クレーに倒れこむんじゃなくて”って言われて“いったい何をすればいいのさ?”って聞いたら“サッカー選手が試合で勝った時にシャツを脱ぐパフォーマンスをするだろう?それをやれよ!”って言われてたんだ。マッチポイントを握った時、“どうしよう、本当にやるのか?やるっきゃない!!!”って考えてたんだ。」だって。それであのパフォーマンスに繋がったのね~。ちなみに、ちょっと嬉しい情報なんだけど、ロブレドは日本食が大好きで、前日のディナーも実は日本食レストランでの会話だったんだって。また全仏でも日本食食べて頑張ってね~~~!
そうそう。左の写真はPinkyが一番気に入ってる彼のフォトなんだけど、今はもっと髪は伸びててハンブルグの大会に出てました。個人的には短いほうがいいような・・・。


優勝後に書いた彼のブログからちょこっと・・・。「どうして優勝した時にシャツを脱いだかって、こんな裏話があったからなんだ。前日ディナーの時にコーチから“トミー、もし優勝したら、何か特別なことをしろよ。他の選手がするような、クレーに倒れこむんじゃなくて”って言われて“いったい何をすればいいのさ?”って聞いたら“サッカー選手が試合で勝った時にシャツを脱ぐパフォーマンスをするだろう?それをやれよ!”って言われてたんだ。マッチポイントを握った時、“どうしよう、本当にやるのか?やるっきゃない!!!”って考えてたんだ。」だって。それであのパフォーマンスに繋がったのね~。ちなみに、ちょっと嬉しい情報なんだけど、ロブレドは日本食が大好きで、前日のディナーも実は日本食レストランでの会話だったんだって。また全仏でも日本食食べて頑張ってね~~~!
そうそう。左の写真はPinkyが一番気に入ってる彼のフォトなんだけど、今はもっと髪は伸びててハンブルグの大会に出てました。個人的には短いほうがいいような・・・。
2006年05月20日
シニアも頑張っとります!

36歳のフルランは、イタリア人として始めてこのツアーで優勝を果たし、しかも地元での優勝に感無量だったみたい。「最高の気分さ。この大会で優勝できて本当ハッピーだよ。この大会は、ブルゲラとか、マッケンローやキャッシュって言う早々たる選手と対戦できるチャンスを与えてくれた。彼らはテニス史に名を刻んできた人達なんだ。そんな選手を破っての優勝なんだ、言うこと無いよ」そりゃそうよね~。でも、引退してからもこんな素晴らしいツアーがあるなんて、テニスって最高~!!!
これで今年のランキングは、今季から参加して2大会連続優勝を上げた、マルセロ・リオス(800)がトップで、2位がブルゲラ(730)、3位にピオリーン(650)、4位にリハルト・クライセックとフルランが400ポイントで並んでおります。これで4試合が終わって、次は8月までないけど、残りの8試合で誰が頂点に立つのかしらね~。マッケンロー、トーマス・ムスター、マッツ・ウィランダーの挽回があるのかしら?ゴラン・イヴァニセビッチは参加するの?マイケル・チャンは怪我から復帰するかしら???なんて、こっちのツアーも話題満載ね!!!

「朝起きて1時間くらいボールを打って、それから30分くらい走るんだ。そのあとに、20分ほどウェートトレーニングをするんだ。去年肩を故障したから、予防の意味も含めて、肩を鍛えるために週に3回2~30分のウェートをするんだ。その後、軽くランチを食べて、F-1のレースを見てから、"mus”って言うトランプで遊んだんだ。ベルダスコやコーチ達とやってたら、盛り上がっちゃって3時間くらいはやってたかな。」って、試合のない日の午後は、ほとんど遊んでるってわけね!!!でも、ちょっと彼をフォローすると、試合のある日は少なくとも試合の3時間前に起きて1時間半ほどアップをするんだって。で、試合前はトイレにこもってiPodに入れてあるロックをガンガン聴いて気分を戦闘体制に整えるらしいわ。
ちょっとワガママな一面も。ツアー・ディレクターに朝が早い試合が続くと、早起きが苦手な彼は「ちょっと遅い試合にしてくれない?」とか、大のサッカーファンの彼は、地元のバルセロナの試合が夜ある時は、「夜に試合入れないで!」なんて頼んでるの。でも、これもトップ・プレーヤーならではなのかもね~。
こんな告白もしちゃってるのよ。「みんなはもう知っているかもしれないけど、約1年付き合ってた、女子選手のヒセラ・ドゥルコとはもう分かれたんだ。だから、可愛い女の子とディナーでもしたいね。」だって!でも、サッカーのバルセロナの試合の時は、カワイ子ちゃんからのお誘いも断ってテレビに釘付けなんだとか。寝る前の日課は、メッセンジャーで友達や家族とチャットをするんだって。バルセロナが勝った時は、話題はサッカー一色だとか。自分の試合の話はしないの~???ツアー・プロと言っても、やっぱり普通の若者なのよね~。
2006年05月19日
フェデラー&日本人選手!

そんな彼をかつてのWTA選手でダブルスの名手、パム・シュライバーがこんな評価をしてるの。「彼はテキストに載っているありとあらゆるショットを巧みにこなせる選手であることは間違いないわ。ただ、試合の戦術を上手くあやつるゲーム巧者かどうかは別物ね。今の彼はライバルらしいライバルがいないから、戦術を磨く必要がないのよ。」そうかしらね~?って思うけど、それだったら、こうしてナダルに連敗しているのは、彼がもうちょっと試合巧者になるいいチャンスなんじゃない?
そんな彼を引用してあるメディアが今季不調にあえいでいるリシャール・ガスケをこんな風に語ってるの。「19歳のフランスの新鋭は、去年のハンブルグのマスター・シリーズで予選を勝ち上がって決勝まで進出する快挙を成し遂げたけれど、フェデラーが若かりし頃、ありとあらゆるショットを打てる技術はあったが、それを使いこなす頭がなかった時を思い出させる。」だって!当然、技術だけじゃ、プロの世界で成功するのは難しいってことなのよね~。納得!!!

先週、福岡で行われた女子の5万ドルのサーキット。たくさんの日本人選手が参加したけど、ベスト8に残ったのが第3シードの久松志保選手と、ノーシードからの高瀬礼美&森田あゆみ選手の3名。その中から見事勝ち上がって決勝まで行ったのが森田あゆみちゃん。惜しくもITF初優勝とは行かなかったけど、全仏ジュニアに向けて調子はいいんじゃない?
今週は、台湾と韓国で1万ドルのサーキットに日本人選手が参加してるわね。小さい大会だけど、みんな頑張ってね!
男子では、先週インドネシアのフューチャー大会に出場して見事準優勝したのが第2シードだった杉山記一選手。決勝は第1シードのB・ウィルスンに負けちゃったの。インドのシン選手と組んだダブルスでは第1シードで、こちらも決勝へ進んだけど、またしてもウィルスン組に負けてこちらも準優勝。でも、健闘お疲れさまでした。今週も引き続きインドネシアのフューチャーに出場しております。頑張ってね~。
そうそう、そのイタリア国際にトップ・シードで出場予定だったモレスモが欠場して、事実上の第1シードとなったのがキム(クレイシュテルス)。今はランキング2位で1位のモレスモには225ポイント差。つまり、この大会に優勝して300ポイント稼ぐとモレスモと入れ替わって1位の座に返り咲くのが可能だったの。ちなみに、準優勝だと210ポイントだからちょっと足りないのよね~。な~んて話題になってたのがプレッシャーになっちゃったのか、昨日の3回戦でサフィーナに負けちゃって足元をすくわれちゃいましたね~。プレッシャーに負けたのか、クレーの魔物にやられたのか・・・。益々全仏が楽しみになったわね♪
2006年05月18日
ヒンギスもべてらん???
ブログが一新されて、昨日のコメントでもみなさんからのご質問があったんだけど、これまで書いていたブログは、リンクを貼りました。
右にあるPinkyのプロフィールの下の『以前のブログはこちら→』からご覧いただけます。
足の怪我から3年のブウランクを乗り越えて、今シーズンからツアーに戻ってきたヒンギス。最初の頃はこんな苦労があったんだって。
「メディアからのプレッシャーはそうとうなものだったわ。もちろん、大会側からの注目もかなりのものだった。それに、他の選手だったら要求されることなんてないようなことまでやらされたりね。それが原因で練習時間が削られたりもしたし、余計なストレスにもなったのは事実よ。時には息抜きもしたかったし、急がされることの無い日も欲しいって思ったりもしたわ。でも、そんなことも自分でコントロールしようって努力したけど、全部が全部、簡単なものだったわけじゃないのよ。」今だから言えることなのかも知れないわね~。そんなテニス以外の事全てを乗り越えて今コートに立っているのね!
去年ツアーにいなかった彼女は、守るポイントがない分勝ち上がったポイント分が全部ランキングに反映してくるから、下がることはないのよね。でも、現在21位の彼女は、これから上に上がるのは今までとはちょっと違って難しいのよ。ポイント差が大きいから、この辺で優勝とか欲しいって思ってるんじゃないかしら?でも、彼女が復帰してからの一番の目標が、全仏オープンでの優勝だったわ。かつて掴めそうで掴めなかったタイトルだから、今はそれに向かって着実にレベルアップしてるって感じね。先週のドイツ・オープンでも3回戦でデメンティエワを破って、準々決勝ではランキング1位のモレスモと2日間に渡るフルセットの接戦を演じて、勝利には至らなかったけど、現時点では満足しているみたい。試合後のインタビューでは
「自分より格上の選手との試合でステップアップできたことには満足してるわ。若い時にはそうやって自分のレベルを上げてきたし、その高いレベルを試合中維持することができたのは嬉しいことね。」って、かつての自分と比べてたわ!で、最近では若手選手に一言、言いたいみたい!
「もっと目上の選手に対して、尊敬の意を表すべきだと思うの。もちろん、そうしている選手もいるけど、そうじゃない選手を単に“時代”の一言でかたずけてはいけないと思うの。やっぱり年功序列って言うか、年齢の上の選手には敬意を表すべきだし、自分がどれくらいのレベルや位置にいるかを知る必要があるわ。」って、若手選手にちょ~っと厳しいお言葉を吐いているわ!!!
先週チュニジアでのチャレンジャーに出場していたマディ・フィッシュ。怪我からランキングを下げちゃって、ポイントを稼ぐためにチャレンジャー大会に出場中なんだけど、100位を切っちゃった彼はウィンブルドンへ照準を合わせて、本戦入りするためにまたトップ100位入りを目指していたの。それが、先週、2週連続のチャレンジャー出場で何とか果たせたの。
「チュニジアでのチャレンジャーで決勝へ進めて(結果は準優勝)35ポイント。前のチャレンジャーと合わせると47ポイント稼いだんだ。本当は50ポイント欲しかったけど、それでもトップ100入りできたし、これでウィンブルドンの本戦へストレート・インできるはずさ。興奮してるよ。またグランドスラムの本戦で戦えるなんて。誰も僕がこんなに早く戻ってくるなんて思っていなかったと思うよ。それにクレーでベスト8とか今回の準優勝とかできるなんて自分でも思ってなかったからね。手首の手術をしてからは、トレーニングに明け暮れたよ。脚力を鍛えたり、スタミナを付けたりね。今後も続けて行こうとと思ってるよ。」目標を達成できて良かったわね。ウィンブルドンでは思いっきりプレーしてね。
あ、そのチュニジアでの準決勝で下したスイス人選手は、ヒンギスが以前お付き合いしていた選手だったのよね~・・・オホホホ~。
右にあるPinkyのプロフィールの下の『以前のブログはこちら→』からご覧いただけます。

「メディアからのプレッシャーはそうとうなものだったわ。もちろん、大会側からの注目もかなりのものだった。それに、他の選手だったら要求されることなんてないようなことまでやらされたりね。それが原因で練習時間が削られたりもしたし、余計なストレスにもなったのは事実よ。時には息抜きもしたかったし、急がされることの無い日も欲しいって思ったりもしたわ。でも、そんなことも自分でコントロールしようって努力したけど、全部が全部、簡単なものだったわけじゃないのよ。」今だから言えることなのかも知れないわね~。そんなテニス以外の事全てを乗り越えて今コートに立っているのね!
去年ツアーにいなかった彼女は、守るポイントがない分勝ち上がったポイント分が全部ランキングに反映してくるから、下がることはないのよね。でも、現在21位の彼女は、これから上に上がるのは今までとはちょっと違って難しいのよ。ポイント差が大きいから、この辺で優勝とか欲しいって思ってるんじゃないかしら?でも、彼女が復帰してからの一番の目標が、全仏オープンでの優勝だったわ。かつて掴めそうで掴めなかったタイトルだから、今はそれに向かって着実にレベルアップしてるって感じね。先週のドイツ・オープンでも3回戦でデメンティエワを破って、準々決勝ではランキング1位のモレスモと2日間に渡るフルセットの接戦を演じて、勝利には至らなかったけど、現時点では満足しているみたい。試合後のインタビューでは
「自分より格上の選手との試合でステップアップできたことには満足してるわ。若い時にはそうやって自分のレベルを上げてきたし、その高いレベルを試合中維持することができたのは嬉しいことね。」って、かつての自分と比べてたわ!で、最近では若手選手に一言、言いたいみたい!
「もっと目上の選手に対して、尊敬の意を表すべきだと思うの。もちろん、そうしている選手もいるけど、そうじゃない選手を単に“時代”の一言でかたずけてはいけないと思うの。やっぱり年功序列って言うか、年齢の上の選手には敬意を表すべきだし、自分がどれくらいのレベルや位置にいるかを知る必要があるわ。」って、若手選手にちょ~っと厳しいお言葉を吐いているわ!!!

「チュニジアでのチャレンジャーで決勝へ進めて(結果は準優勝)35ポイント。前のチャレンジャーと合わせると47ポイント稼いだんだ。本当は50ポイント欲しかったけど、それでもトップ100入りできたし、これでウィンブルドンの本戦へストレート・インできるはずさ。興奮してるよ。またグランドスラムの本戦で戦えるなんて。誰も僕がこんなに早く戻ってくるなんて思っていなかったと思うよ。それにクレーでベスト8とか今回の準優勝とかできるなんて自分でも思ってなかったからね。手首の手術をしてからは、トレーニングに明け暮れたよ。脚力を鍛えたり、スタミナを付けたりね。今後も続けて行こうとと思ってるよ。」目標を達成できて良かったわね。ウィンブルドンでは思いっきりプレーしてね。
あ、そのチュニジアでの準決勝で下したスイス人選手は、ヒンギスが以前お付き合いしていた選手だったのよね~・・・オホホホ~。
2006年05月17日
ランキング上昇中~。
ジャ~ン!今日から、このtennis365のブログが新しく生まれ変わりました~!!!どう?豪華&オシャレだと思わな~い!?!?そうそうたる方々のブログと肩を並べさせてもらえて、Pinkyも嬉しいやら、恥ずかしいやら・・・。これからも引き続きこのPinky's Remarksをよろしくねん♪
で、本日の話題はって言うと・・・
先週女子のドイツ・オープンで3大会連続優勝を果たして、見事ランキング3位に躍り出たペトロワ。シャラポワを抜いてロシア人1位になったのよね~。でも、出場3大会連続して優勝するなんて、しかもレベルの大会い大会ばかり・・・。本当に好調なのね。全仏オープンもこのまま行ったら優勝候補に名を連ねること間違いなしよ!
で、そのドイツ・オープンのダブルスで優勝したのがまたしても(?)中国人ペアー。今年の全豪オープンで優勝を飾って、中国テニス界に新たな1ページを刻んだ鄭潔&ヤン・ツーの二人。去年2大会で優勝を上げた調子をそのまま今季につなげて、今シーズンもこれが2つめのタイトルで、ダブルス・ランキングも二人揃ってトップ10入りに成功。鄭潔が9位、ヤン・ツーが10位と大躍進。鄭潔に至っては、シングルスでもベスト8入りして、ランキングを36位に上げてダブルスと共に己最高位を更新。中国人として初めてティア1での4強入りに成功したN・リーも39位とここ2週間で40ポイント以上も上げたの。最近の中国勢の活躍ぶりには目を見張るわね~。
ティア4ながら、今季2勝目を上げた19歳のペアーは、バルトリと組んだダブルスでも初優勝を飾って、ダブル優勝を成し遂げたの。お疲れさまでした~。ペアーもこれでシングルス32位、ダブルス49位と、これも自己最高位を更新したのよ。おめでとう。
5月8日付けのランキングで自身初のトップ10入りしたトミー・ロブレド(現在は12位)。今週のATPブログは彼が担当。そのトップ10入りした時の気持ちをブログで語ってるの。
「トップ10入りしたなんて、本当に驚きの一言だったよ。テニス人生を始めた時から何らかのゴールを作っていたんだ。最初はトップ100入り。これは18歳で達成した。それからはツアー優勝。これは2001年に上げたんだ。それからデビス・カップでスペインを優勝へ導いたし、地元のバルセロナの大会でも2004年に優勝を飾ることができた。ゴールを達成した瞬間から、次の新しい目標が出来るんだ。今年の目標の1つがトップ10入りだったから、本当に嬉しかったよ。」そうよね~、常に何かの目標を作って上を目指さないと、モチベーションを維持できないものね。若手の女子にはよくありがちなんだけど、当面の目標がトップ10入りで、それに到達しちゃうと気持ちを維持するのが難しくなって、みるみるランキングを下げちゃうってパターン。で、トミー。次の目標はいったい何かしら???
で、本日の話題はって言うと・・・

で、そのドイツ・オープンのダブルスで優勝したのがまたしても(?)中国人ペアー。今年の全豪オープンで優勝を飾って、中国テニス界に新たな1ページを刻んだ鄭潔&ヤン・ツーの二人。去年2大会で優勝を上げた調子をそのまま今季につなげて、今シーズンもこれが2つめのタイトルで、ダブルス・ランキングも二人揃ってトップ10入りに成功。鄭潔が9位、ヤン・ツーが10位と大躍進。鄭潔に至っては、シングルスでもベスト8入りして、ランキングを36位に上げてダブルスと共に己最高位を更新。中国人として初めてティア1での4強入りに成功したN・リーも39位とここ2週間で40ポイント以上も上げたの。最近の中国勢の活躍ぶりには目を見張るわね~。
ティア4ながら、今季2勝目を上げた19歳のペアーは、バルトリと組んだダブルスでも初優勝を飾って、ダブル優勝を成し遂げたの。お疲れさまでした~。ペアーもこれでシングルス32位、ダブルス49位と、これも自己最高位を更新したのよ。おめでとう。

「トップ10入りしたなんて、本当に驚きの一言だったよ。テニス人生を始めた時から何らかのゴールを作っていたんだ。最初はトップ100入り。これは18歳で達成した。それからはツアー優勝。これは2001年に上げたんだ。それからデビス・カップでスペインを優勝へ導いたし、地元のバルセロナの大会でも2004年に優勝を飾ることができた。ゴールを達成した瞬間から、次の新しい目標が出来るんだ。今年の目標の1つがトップ10入りだったから、本当に嬉しかったよ。」そうよね~、常に何かの目標を作って上を目指さないと、モチベーションを維持できないものね。若手の女子にはよくありがちなんだけど、当面の目標がトップ10入りで、それに到達しちゃうと気持ちを維持するのが難しくなって、みるみるランキングを下げちゃうってパターン。で、トミー。次の目標はいったい何かしら???
2006年05月16日
やったね~~~!!!

一日一回クリックしてねん


ナダル君、やりましたね~!




その連勝記録保持者だったギエルモ・ビラスっていったいどんな選手かって言うと・・・。




そのクレーでの連勝が止まった試合って実にあっけなかったんだって。





当時のラケットにはPinkyはあんまり詳しくないんだけど、今では禁止されてるラケットをナスタセが使っていて、それを不服としてコートを後にしちゃったの。


で、そのナスタセって選手は1946年7月生まれで、1973年にランキング1位になった選手。





ジミー・コナーズはメディアのこんな質問にこう答えてるの。

「そうだな~、フェデラーの試合は本当に見たいね。ナダルの試合も外せないよ。だって、彼は感情をしっかり表現しながらプレーするだろう。今行われている 試合の、その場の状況での感情、そうスリルって言うものを伝えてくれるんだ。どうしてそんな彼が好きなのかって言うと、彼はその表情を見せることをためらいも無くやってのけるからなんだ。だから彼の試合をみているのが本当に楽しみなんだよ。そんなプレーをしてくれる選手は何人かいるけど、もっと自由に表現してもらいたいんだ。そうしたいかどうかは別として、そんなことをすることが、今はあまり許されていない環境だって思うんだ。試合への情熱のようなものは、もっと表現してもいいって感じるし、ファンはそう言うアクションを望んでいると思うのは僕だけだろうか?」だって。

そうよね~、コートマナーって言う言葉にとらわれ過ぎて、個性って言うのがなくなっちゃってるのも事実かもね!



今週開催の男子ハンブルグ・マスター・シリーズはナダルのクレーでの連勝新記録と10代での優勝記録の更新がかかってたけど、フェデラーと共に欠場を表明したわね。


女子のイタリア国際選手権もトップ・シードのモレスモと第3シードのシャラポワの棄権が発表されたの。





2006年05月14日
アメリカ人は砂嫌い?!?!

一日一回クリックしてねん


クレーシーズン真っ只中だけど、アメリカ勢がクレーを不得意としているのは、周知の事実って感があるわよね。


「ここ最近の3年間で、ロディックは全仏オープンの2回戦の壁を破ったことがない。ブレークもヨーロッパのクレーではこの3年間で3勝7敗だし、クレーでの戦い方を知っている方だって思われてたジネプリに至っては0勝5敗と大きく負け越してるではないか。なぜアメリカ人男子プレーヤーはここまでヨーロッパのクレーでは勝てないのだろうか?クーリアがこんな見解をしている。“子供の頃のような若い時からクレーに慣れることが必要なんだ。そうじゃないと、自信を持ってプレーができないんだよ。子供時代からクレーでの滑り方とかフットワークの取り方を学ぶことは重要なことなんだ。クレーでは守りと言うものが特に大切になってくる。他のサーフェースでは決まったショットでもクレーでは決まらなかったりする分、ショットの数も増えるし、バリエーションも増やさなければならないんだ。”と語る。1991年、1992年と全仏で連覇を果たし、1993年にも準優勝を上げ、アメリカ人の中ではまさしくクレー巧者と言っていい存在の彼からのアドバイスは、どこまで 受け入れられるのだろうか。」
去年の全仏でも9人のアメリカ勢が出場して、1回戦を突破したのはわずか3人。



こんな面白いデータもあるの。





考えてみたら、フェデラーってローマと全仏では優勝経験がないけど、ハンブルグでは優勝してるのよね。


今季ここまで好調な20歳のニコラス・アルマグロ。




今週のローマのイタリア・マスターズでも予選を勝ち上がって見事ベスト8入りを果たして、その準々決勝では、接戦の末フェデラーに負けちゃって4強入りとはいかなかったの。


シードを取るって大事なことよ。




え?来週のハンブルグもあるじゃないって???




そうそう。フェドカップに選ばれそうで選ばれなかったモリックだったけど、先週行われた岐阜でのサーキットに出場してたの。




耳の怪我でツアーを離れていた彼女はWTAのルールで26位ってランキングが守られてい るんだって。




そうなると・・・本戦にも予選にも出場できないってのが現状。



2006年05月13日
今週のブログ&この子知ってる?

一日一回クリックしてねん







「ダブルスのパートナーのアンチッチと 練習してたんだ。サーブの練習をしていてコートの両サイドから打ち合ってたんだ。そしたら、彼がミスヒットをしたらしく、ボールが変なバウンドをして僕の左目に直撃したんだ。10分くらいは真っ暗で何も見えなかった。まるでカーテンを掛けられてたみたいにね。痛みも酷かったから翌日専門医に見てもらったんだ。そしたらすぐに手術って言われてビックリしたよ。一番心配していたのが、アンチッチさ。それからと言うもの、1日に2回は電話をくれて、4週間も続い たんだ。こうして試合に戻れて誰よりも彼が一番喜んでくれているはずさ。」だって。


それから他の選手のことも書いてるのよ。


「自分の試合前にロッカールームで他の選手達と一緒にテレビで試合を観てたんだ。フェデラーも一緒に観ていたのさ。ほとんどのファンはフェデラーがどれくらい騒がしくて面白い奴か知らないだろう。彼は本当にユーモアのセンスがある楽しい奴なんだ。コートでの表情から、みんなは彼を物静かで大人しいって思ってるだろう?サフィンの試合を観ながら叫んだり怒鳴ったりしてたんだ。他の選手と一緒にね。その試合は、サフィンが6-1,4-1とリードしていたところから捲くられて逆転で負けた試合だったんだ。その展開に絶叫してたよ。それからフェデラーは語学にたけていて、以前スウェーデン人のコーチが付いていたこともあって、スウェーデ ン語もしゃべるんだ。」
へ~。


こうして選手達のオフコートでの表情が分かるのはとっても面白いわよね。


この選手覚えてる?




もちろんランキングも付いてなかった選手がいきなりの優勝で話題騒然だったのよ。



翌年1998年の全豪オープンではヒンギスと組んで初めてダブルスにエントリーしたの。



そんな彼女もその後1999年まではランキング50位前後をうろうろしていたんだけど、お父さんとの確執や、右肩&左膝の怪我とかで、試合に全く勝てなくなっちゃったの。




「コートに戻る時が近々またやって来るはず。約束するわ。私のことをあまり知らない人はこう思ってるに違いないの。“絶対戻って来れないよ。コートを離れていたのが長すぎだよ”ってね。でも、自分自身以外に、自分の限界がどれくらいかなんて分からないでしょ?」って。前向きな姿勢なのは良い事ね。



2006年05月12日
ダブルス&チビでも平気さ

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で、準優勝だったのがメディーナ=ガリゲス&シュレボトニック組。






今回の準優勝でダブルス・ランキングも9位に浮上して初のトップ10入りに成功。



男子のエストリル・オープンのダブルスを制したのはチェコ・ペアーのルーカス・ドロウィーとパベル・ビズネル組。



ドイツでのBMWオープンでは、初めてコンビを組んだルーマニアのアンドレイ・パベルと地元ドイツのアレクザンダー・ヴァスケが優勝。


そのBMWオープンは1968年以来となるベルギー勢同士の決勝戦となったの。





その時のツアーレポートのPinky’s Remarksでも書いたけど、試合はサフィンが勝ったけど内容的にはサフィンは押されっ放しだったの。


彼は身長165cmとと~っても小柄。





まだツアー優勝がなくて、ランキングも弟の方が29位でお兄ちゃんが42位と後を追ってる感じなの。



2006年05月10日
大人気だったのは?

一日一回クリックしてねん










ATPでは、今年になって大会期間中出場選手にブログを書いてもらっているの。




何と言っても書き出しが「これは言っとかなきゃならないけど、このブログはやらされてるんだ。そうじゃないとサフィンと組んでダブルスにエントリーさせないなんて、脅かされたんだ!な~んてのは冗談だけど・・・。この1週間シェークスピア気分になれるなんて光栄だね。」だって~。

内容で多く扱っていたのがホテルと会場への送迎。



おまけに、毎日のように運転手達のことをブログに書いていたから「今日の運転手は、絶対僕のブログを読んでるはず!また今日もブログに書いてもらいたいからって、こんな乱暴な運転してるに決まってるさ!」



それから、男女同時開催だったから、女子のブリアン・スチュアートもWTAのページ向けにブログを書いていたの。彼女との”ブログ戦争”もヒートアップ!


でも、彼女の方が優遇されてたみたいで「不公平だよ!彼女は一日中PCを持ち歩いてブログを書いてるんだ。僕は夕方にならないとPCが来ない。彼女は選手控え室でも、プレス・ルームでも、テニスコートでさえPCを持ち歩いてるんだ。」とか「ブログを書いてファンと交流を持とうってアイデアはATPが始めたん だ。WTAには必要ないだろう。女子には十分にファンがついてるじゃないか!僕達には必要なんだ。このアイデア盗まないでくれよ。」って不満も漏らしてたわ。

ダブルスのパートナーだったサフィンに付きまとってた女子選手がいたんだって。



それからこんな選手達の一面も。


「部屋の雰囲気はしーんとしちゃって、まさに『嵐の前の静けさ』状態。レヴィンスキなんてパンツを後ろ前に履いてるし、ミュラーなんて”き、き、昨日はい、い、良い試合だっっっったね~。”だって。ナルバンディアンに至っては、角に小さくなってて、タオルを頭からかけて隠れちゃったんだ。」へ~、やっぱり選手同士もそんな微妙な雰囲気があるものなのね~。

それからこんな一面も。「サフィーナなんて世界中の音楽をPCに入れてるし、兄貴のサフィンはビデオショップでも開けるんじゃないかってくらい、映画をダウンロードしてるしね。モンフィスはメッセンジャーに夢中。こないだなんて6個もウィンドーを開いてメッセンジャーしてたんだ。誰と話してるんだか・・・。」だって。

それからダブルスを組んだサフィンについてもうちょっと。



納得がいかなかったツルスノフだったけど、最後のスパー・タイブレークはサフィンのサービスのお陰で勝てたようなもんだったから、一緒に朝食を取って話し合うことに。


でも、ダブルスの準決勝を前に、サフィンが怪我をしたって知らせが入ってビックリ。


こんな楽しいブログだったら、そりゃ読みたくもなるわよね~。



2006年05月09日
テニス界の女王&帝王!

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1975年にアメリカへ亡命して以来、その地でプレーしたことはなかったんだって。



「わが国チェコ共和国は彼女を大歓迎しているんだ。事実上はアメリカ人の彼女だけれど、未だにチェコ出身者としての心を失っていない。彼女はチェコ・テニス界の第一人者として活躍してくれた。悲しいことに共産主義のメディアは彼女の活躍を報じることはなかったけれど、私達は常に彼女を応援していた。彼女がこれまでこの国を訪れなかったのは、囚われの身になる可能性を恐れてのこと。けれども彼女は一度たりともチェコ出身であることを隠そうとしなかったし、彼女は今やわが国のヒーローなんだ。」
素晴らしいわ~。


こんな話もあるの。


それに対して彼女は「大統領には納得がいかないわ。彼は同性愛者を100%の人間と認めていないの。彼の考えを変えることはできないのは分かっているけど、彼はもっと進歩的な人間だと思っていたから、その行動にはがっかりしたわ。」だって。

わが国日本も、そう言う形の結婚は承認されることはない国だと思うけど、セクシャリティとパーソナリティは別物だしね。


先週の土曜日の夜にジョン・マッケンローとジム・クーリアのエキジビション・マッチが行われたんだって。


でもそんななか、ちょっと微妙な判定に観衆の中のファンの一人がヤジを飛ばしたの。そう、マッケンローと言えば、審判に噛み付いたり、ラケットを投げたりと、暴れん坊でも有名。



かつてはそんな姿にブーイオングがおきたりもしたけど、今じゃファンは大喜び!!!





2006年05月08日
中国旋風&日本人も負けてられない!

一日一回クリックしてねん


先週男女同時開催で行われていたエストリル・オープンで、女子はティア4とちょっと低い大会だったけど、なんとシングルスもダブルスも中国勢の優勝と言う、プロ・テニス界ではここ数年の女子テニスを象徴するような幕切れだったの。


シングルスでは鄭潔が優勝したんだけど、N・リーが右足に痙攣を起こして棄権しちゃったの。




優勝した鄭潔はこれでランキングを44位として自己最高位の42位の更新も見えてきたわね。



中国って言えば2008年の北京オリンピックへ向けて選手の強化が進んでいると思うんだけど、その成果とも言える、中国勢の最近の台頭は著しいものがあると思わない。



この鄭潔はヤン・ツーと組んだダブルスで、今年の全豪オープンでは見事な優勝を飾って、中国人として初のグランドスラム・タイトルを獲得してる、まさに中国旋風を巻き起こしている中心人物と言っても過言じゃない選手よね。

で、ダブルスで優勝したティン・リー&スン・ティエンティエンは、その中国旋風の先駆けとなる2004年のアテネ五輪のダブルスで金メダルに輝いて、テニス界に中国人の存在をアピールしたのは記憶に残ってると思うわ。


今やシングルス・ランキングでも44位の鄭潔から始まってトップ100に5人も中国人選手がいて、102位にはスン・ティエンティエンもトップ100目前に迫ってるのよ。


その日本勢なんだけど、先週は国内で5万ドルのサーキット大会があって、多くの日本人女子選手が参加してたわね。


試合はフルセットにもつれる接戦だったんだけど、その接戦を制したのは勢いに勝る恵利加ちゃんで6-1,5-7,6-1で自身初の優勝を飾ったの。




でも、怪我の状態も良くなってみたいで、今週からイタリア入りするんだって。


それからアメリカのサーキットに出場してた森上アッ子ちゃんも、全豪で痛めた足首の怪我が徐々に回復してるみたいで、ベスト4入りを果たしてランキングも77位から69位に上げてるわね。




愛ちゃんもベルリンでのジャーマン・オープンに第14シードで出場ね。



2006年05月06日
セリーナの今後

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ところでところで・・・。今後の復帰に対して色々言われているセリーナだけど、彼女の友達がこんなことを言ってたんだって。

「膝の治療中の彼女は、手術を勧められたんだけどそれを拒んだの。怖いからって。2003年8月に受けた手術以来、膝の状態が不安定で、試合をしては痛めて治療の時間が必要になっての繰り返し。それがその手術のせいだって疑ってやまないからなの。同じことを繰り返したくないから、二度と手術は受けないって思ってるらしいの。でも、医者には強く勧められているらしいんだけどね。」
そうね。



で、別の友達はこんなことも言ってるのよ。

ごもっとも。



な~んて思っているところで、当のご本人からこんなコメントが・・・。

「各メディアに私の今後の動向があれこれ取りざたされているのは自分でも知ってるわ。この場をかりてみなさんに伝えたいことがあるの。特に今までツアーを回ってきて多くの声援をくださったファンの方々に。コートには絶対戻るし、この数ヶ月のあいだに、以前のようにツアー復帰をしてまたフルに戦いたいと思っているのよ。こんなに長い間休んでいるのは、慢性化している膝の怪我を完全に治してツアーに戻るためなの。今言えるのは、ドクターから言われていることに元ずくんだけど、この夏の終わりまでにはまたプレーができる状態になるはず。これまでの辛い時間を支えてくれた多くのファンへ感謝したいし、膝の回復しだいで、またテニス・プレーヤーとして活動を始めたいって今までにないくらい熱望していることを伝えたいわ。」
だって!!!



・・・そんな中、5日の夜には『プレーボーイ』誌のパーティーに各界のスター達と出席していたけどね・・・

3月15日のブログでも書いたけど、ビヨン・ボルグがスウェーデンの国税局からにらまれちゃってるんだって。



あ、それから、3月4日のブログで紹介したんだけど、女子テニスの新鋭、カラタンチェバが薬物違反で出場停止処分になってる話。


その判定が不服として裁判で争っているんだけど、必ず処分は取り消されるって。




2006年05月03日
偉大なるマレーバ3姉妹

一日一回クリックしてねん



先週の金曜日(4月28日)に、素敵なエキジビション・マッチが行われたの。



この偉大な3姉妹のメイン・イベントは、三女のマグダレーナとヒンギスのシングルス・マッチで幕を開けたの。




「大分前になるけど、マグダレーナと練習をさせてもらったことを思い出すよ。あれは僕が15歳の時で、セットも奪われてしまったんだ。交友関係を持てたことを誇りに思うし、あなたは素晴らしい人間。これからもいつまでも友達でいられることを願うよ。」これは、長女のマヌエラがスイス人と結婚して今はスイス国籍だって言うだけじゃなくて、そのご主人は実はスイスのジュニアのコーチをしていた人だったことから、こんな素敵なビデオ・レターが実現したんだって。

このイベント自体はマグダレーナのご主人の企画だったんだけど、長女のマヌエラ、次女のカテリーナを始め、ズベレーバ、先日引退表明をしたコンチータ・マルティネス 、現役のリホフツェーワやダブルスでトップ5にいるフーバーも出席してくれてたの。



ちょっとここで3姉妹の凄さを紹介しましょう。

長女マニヌエラは1967年生まれで1982年から1994年まで現役を続けて1985年にはランキング自己最高位の3位(ナブラチロワ、エバートに次ぐ)についたの。


次女のカテリーナは1969年生まれで1984年から1997年まで現役生活を送っていたの。


昨年引退した三女のマグダレーナは1975年生まれで1989年から2005年までツアーを回って1996年にランキング4位(グラーフ、アランチャ・サンチェス=ビカリオ、マルティネスに次ぐ)に上り詰め、タイトルも次女と同じく10個獲得するスーパー3姉妹だったのよ。

1990年の全仏オープンでは3姉妹そろって初めてグランドスラムのメイン・ドローに入って、その後1993年の全豪、全仏、ウィンブルドンでは3人そろってシード選手となる快挙を成し遂げてたの。


マルティネスは「ツアーを回っていてマギー(マグダレーナのニックネーム)は特別な友達だったの。こんな素晴らしいイベントに参加させてもらえて本当に光 栄だわ。マギーにガイドをしてもらってソフィアの街やブルガリアをもっと案内してもらいたいわ。だって今だったらお互い時間はたっぷりあるんだから。マギーから招待されて、どんなことだってお手伝いしようって思ったわ。だからこれからゆっくり観光でも連れて行ってもらうつもりよ。そのかわり、スペインへ来たときは私が案内させてもらうわ。」
リホフツェーワは「マギーはすでにテニスで多くのことを成し遂げたわ。でも、スポーツ選手は引退してから何をするかって言うことも大切なことだと思うの。 彼女はすでにデザイナーとして活動もしているし、スポーツを取り合わせて、これから発展させ行くはず。その将来にも期待したいわ。」
ヒンギスは「ブルガリアに来たのは今回が初めてだけど、マギーとはずっと親しくしてもらっていて、ここにこうしていられて光栄だわ。数多く対戦して思い出 がたくさん。彼女は素晴らしいスポーツマンシップの持ち主だし、戦う時は常に警戒していたの。だってプレースタイルが似ていて、油断ならない相手だったから。彼女はこんな盛大なイベントを開いてもらう価値のある女性なのよ。」
それに対して、マグダレーナがお礼の言葉を述べたわ。


素敵なお話じゃない。本当に友情って・・・素晴らしいわね!!!

2006年05月02日
ダブルスの結果&復帰に苦しむ選手達

一日一回クリックしてねん


先週のモロッコはカサブランカでのハッサン2世グランプリに出場してたメルツァー。




二人で組んで、2大会連続の決勝進出と、コンビが合い始めて、今週のドイツはミュンヘンでのBMWオープンでも第1シードとして出場なの。


その大会のシングルスで優勝を飾ったブラッチアリは、28歳ながらこれが嬉しい初タイトル。


ナダル君の2連覇でシングルスの幕を閉じたスペインはバルセロナのセアット・ゴド・オープンでは、トップ・シードのノウルズ&ネスター組が、一昨年に続き今大会2度目の優勝を果たして、このコンビでは実に35個目のタイトル獲得だったんだって!


2月のロッテルダムの大会の練習中にボールが目にあたるアクシデントに見舞われ、網膜はく離を起こして手術を受けてた2002年の全豪オープン・チャンピオンのトーマス・ヨハンソン。


31歳の彼は、怪我を負ったときは20%の視力を失ったんだって。



「未だに遠くの物を見るのにちょっと苦労してるけど、今週と来週にまた検査を受ける予定さ。おそらくコンタクトを着用してのプレーにならざるを得ないだろうね。徐々に良くはなっているけど、元通りになることはないね。」
ちょっとしたハプニングで怪我をしちゃって、それが目のような、デリケートなところだと回復も難しいのね。


同じスウェーデン出身で、同じ名字のヨアシム・ヨハンソンも去年右肩を痛めて7月に手術してからなかなか復帰に至っていないわよね。




2006年05月01日
新記録は???

一日一回クリックしてねん


ナダル君、またしても優勝したわね~。





それから優勝回数も先週のバルセロナで15回目だったから、ボルグが持つ10代での優勝記録の16にも並ぶのよね~。


ま、見ているファンにはたまらないことよね。




でも、この際だから、全ての新記録更新しちゃえってPinkyは思っちゃうんだけどね。



な~んて、Pinkyの個人的なワガママは聞いてもらえるはずもないわよね~。


前回のブログでも国別対抗戦のフェド・カップでのちょっとしたトラブルを紹介したけど、男子のデビス・カップにはちょっと嬉しいニュースが。

ワールド・グループの1回戦でオーストラリアに負けたスイスはワールド・グループ残留を掛けて入れ替え戦に出場しなきゃならないの。



つまり、ワールド・グループの1回戦には出場しないけど、残留には協力的ってことなのよね。



ちなみに、女子では4月30日のニュースに出てたけど、キム(クレイステルス)が、ど~しようかな~状態。


でも、キムがハードでなら出場するって言うのなら、Pinkyは迷わずハードのサーフェースを選択するわ。


