2009年02月28日
アメリカのプロ・リーグにアガシが参戦
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2月13日のブログで紹介したアンドレ・アガシとシュテフィ・グラフのエキシビションだけど、アガシはそれ以外でもコートに立つことを決めたようなの。それはアメリカで毎年行われているチーム対抗戦のプロ・リーグ『ワールド・チーム・テニス』で、正式に出場することが分かったからなの。
今年は7月2日に開幕するそのリーグ戦は、イースタン・リーグとウェスタン・リーグに分かれてチーム戦を行い、7月26日に決勝戦を行うもの。アガシは、フィラデルフィア・フリーダムズに所属し、7月10日にフィラデルフィアで、7月17日にカリフォルニアのニューポート・ビーチの2試合に登場する予定なんだって。
2002年から2004年までも、このWTTに出場していたアガシは「WTTでプレーすることは最高の経験になる。チーム戦はよりテニスを一般の人たちに紹介するには最適な方法、特に子供達にはね。WTTは真剣勝負ななか、楽しみもふんだんにあり、観客からのエネルギーもたくさん感じる大会なんだ。またWTTでプレーできるのを楽しみにしている。」って、出場への思いを語っておりました。
アガシは現役時代、8個のグランドスラム優勝を含むシングルス60タイトルを獲得して、男子選手としては唯一となる4大大会全てとオリンピック優勝のビッグ・タイトル全てを獲得している選手なの。
加えて、慈善事業にも力を注いでいて、1994年にはアンドレ・アガシ基金を設立したの。2001年には地元ラスベガスでアンドレ・アガシ・カレッジ・プレパラトリー・アカデミーを開校したわ。その学校では、貧困な地域住民に教育を通して将来の生活に役立つことを習得できるカリキュラムが組まれているの。
今年のWTTで出場が発表になった主な有名選手は、ワシントン・キャッスルズからはセリーナ・ウィリアムズ、フィラデルフィア・フリーダムズからはヴィーナス・ウィリアムズ、ボストン・ロブスターズからはマルチナ・ナブラチロワ、ニューヨーク・スポーツタイムズからはジョン・マッケンロー、セントルイス・エースイズからはアンナ・クルニコワ、カンザスシティ・エクスプローラーズからはブライアン兄弟・・・などなど。
このWTTは正式名称を『アドバンタ・ワールド・チーム・チャンピオンシップ』と言って、今年で何と34年目のシーズンを迎えるの。7月2日から始まって26日に優勝チームが決まるわ。
通常のツアーと違って、各地域に属しているチームに別れての対抗戦。コートはカラフルに彩られ、選手のユニフォームには名前が背中にプリントされて、試合中のメンバーチェンジも可能なの。言わばテニスのメジャーリーグね!
試合も男女の各シングルスとダブルスとミックス・ダブルスの5試合で、1セットマッチのノーアドバンテージ・システム。5ゲーム先に取ったチームがそのセットを取るんだけど、4ー4になったらタイブレークで勝敗を決めて、全試合の総獲得ゲーム数でチームの勝敗が決まるの。面白いでしょう。
こんなファンを楽しませてくれる大会が約1ヶ月に渡って全米各地で開催されるのよ。現役、引退を問わず参加できて、大勢の観客の前でプレーできる喜びと、それを見ることができるファンの喜びを考えたら、何て素敵なイベントなんでしょう。
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2月13日のブログで紹介したアンドレ・アガシとシュテフィ・グラフのエキシビションだけど、アガシはそれ以外でもコートに立つことを決めたようなの。それはアメリカで毎年行われているチーム対抗戦のプロ・リーグ『ワールド・チーム・テニス』で、正式に出場することが分かったからなの。
今年は7月2日に開幕するそのリーグ戦は、イースタン・リーグとウェスタン・リーグに分かれてチーム戦を行い、7月26日に決勝戦を行うもの。アガシは、フィラデルフィア・フリーダムズに所属し、7月10日にフィラデルフィアで、7月17日にカリフォルニアのニューポート・ビーチの2試合に登場する予定なんだって。
2002年から2004年までも、このWTTに出場していたアガシは「WTTでプレーすることは最高の経験になる。チーム戦はよりテニスを一般の人たちに紹介するには最適な方法、特に子供達にはね。WTTは真剣勝負ななか、楽しみもふんだんにあり、観客からのエネルギーもたくさん感じる大会なんだ。またWTTでプレーできるのを楽しみにしている。」って、出場への思いを語っておりました。
アガシは現役時代、8個のグランドスラム優勝を含むシングルス60タイトルを獲得して、男子選手としては唯一となる4大大会全てとオリンピック優勝のビッグ・タイトル全てを獲得している選手なの。
加えて、慈善事業にも力を注いでいて、1994年にはアンドレ・アガシ基金を設立したの。2001年には地元ラスベガスでアンドレ・アガシ・カレッジ・プレパラトリー・アカデミーを開校したわ。その学校では、貧困な地域住民に教育を通して将来の生活に役立つことを習得できるカリキュラムが組まれているの。
今年のWTTで出場が発表になった主な有名選手は、ワシントン・キャッスルズからはセリーナ・ウィリアムズ、フィラデルフィア・フリーダムズからはヴィーナス・ウィリアムズ、ボストン・ロブスターズからはマルチナ・ナブラチロワ、ニューヨーク・スポーツタイムズからはジョン・マッケンロー、セントルイス・エースイズからはアンナ・クルニコワ、カンザスシティ・エクスプローラーズからはブライアン兄弟・・・などなど。
このWTTは正式名称を『アドバンタ・ワールド・チーム・チャンピオンシップ』と言って、今年で何と34年目のシーズンを迎えるの。7月2日から始まって26日に優勝チームが決まるわ。
通常のツアーと違って、各地域に属しているチームに別れての対抗戦。コートはカラフルに彩られ、選手のユニフォームには名前が背中にプリントされて、試合中のメンバーチェンジも可能なの。言わばテニスのメジャーリーグね!
試合も男女の各シングルスとダブルスとミックス・ダブルスの5試合で、1セットマッチのノーアドバンテージ・システム。5ゲーム先に取ったチームがそのセットを取るんだけど、4ー4になったらタイブレークで勝敗を決めて、全試合の総獲得ゲーム数でチームの勝敗が決まるの。面白いでしょう。
こんなファンを楽しませてくれる大会が約1ヶ月に渡って全米各地で開催されるのよ。現役、引退を問わず参加できて、大勢の観客の前でプレーできる喜びと、それを見ることができるファンの喜びを考えたら、何て素敵なイベントなんでしょう。
2009年02月27日
米デ杯監督のマッケンローが語る
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3月6日から8日にかけて行われる男子国別対抗戦のデビスカップ1回戦で、アメリカはスイスを地元へ迎えて臨むの。スイスと言えば、そう、世界ランク2位のロジャー・フェデラーを有する国。が、しか~し、2月23日のブログでお伝えしたように、フェデラーは背中の怪我を理由に欠場を表明してしまったの。
アメリカ・チーム監督のパトリック・マッケンロー氏は、今週初めにメンバーを発表して地元での1回戦への意気込みを語ってくれました。メンバーは、世界ランク6位のアンディ・ロディック、同13位のジェームズ・ブレーク、ダブルス・ランキング1位のブライアン兄弟と、最強の布陣。
「正直、がっかりしているのも事実。ロジャーへチャレンジすることを楽しみにしていたからね。アンディもジャームズも彼と対戦できることを楽しみにしていた。ブライアン兄弟も、北京五輪で金メダルを取って彼とワウリンカのペアーとの対戦を期待していたからね。」
と、フェデラーの欠場に落胆している様子ね。「ベストだと思うチームで対戦したいし、選手達はこちらからの要請にしっかり答えてくれた。みんな地元での試合が好きだし、地元の声援の中でのプレーは、フェデラーから勝利を上げるチャンスを広げてくれると信じていたんだ。」
「彼の欠場は、残念な思いとより勝利が近づいたと言う思いと、両方の気持ちで複雑だけれど、この機会を逃さず勝利を獲得し、次のラウンドへ進んで優勝を狙いたい。このチームにはその力があると確信している。来週は、フェデラー対策に頭を抱えることなく、ゆっくりと眠れそうだ。」って、ジョークで締めくくってました。
フェデラーを欠いたスイス・チームは、同17位のスタニスラス・ワウリンカをエースに、同147位のステファン・ボーリ、今週のドバイで予選を勝ち上がり1回戦で第7シードのイヴォ・カルロビッチを下した同443位のマルコ・キウディネッリ、ダブルス・らランキング87位のヴェス・アレグロの布陣。
アメリカはアラバマ州バーミンガムで行われるこの1回戦。地元アメリカ優勢は固そうだけど、去年の決勝戦のスペイン対アルゼンチンのように、アルゼンチンの優勢の中、スペインが優勝してるからね~。試合はやってみなければ分かりません・・・。
日本はワールド・グループ入りを目指して、まずは中国と対戦。中国は女子では世界のトップに選手がいるのに、なぜか男子は最高ランクが533位のMao-Xin・Gongなんだけど、彼はチームに選ばれてないのよね。続く540位のZhe・Li選手もチームにいないの。
おそらくエースにはその次にランクされている583位のShao-Xuan・Zengで、その他には、873位のZe・Zhangと、1277位のDi・Wuがメンバーとして発表されてます。もちろん、各選手の間にもランキング上では数選手いるんだけど、チームには選ばれてないんですよね~。
日本は、エースの錦織圭君始め、添田豪選手に、長年日本男子テニスを引っ張っている鈴木貴男選手、2005年鈴木選手と組んでジャパン・オープン優勝した岩渕聡選手と、こちらは万全な布陣。普通に考えて、負けないんじゃないでしょうか。
幸か不幸か、添田選手は今週のオーストラリアのチャレンジャーの2回戦で、日本人対決となった三橋淳選手の試合で惜しくも敗退。ダブルスも2回戦で負けちゃったので、早々に日本に戻ってきて調整できるし、来週末に備えてもらいたいですね。今日はかなり寒くて、夏のオーストラリアから帰国して体調管理だけ心配ですけど・・・。
圭君はフロリダから日本に帰って来たのでしょうか?先週のメンフィスの大会の1回戦途中で、携帯がなって審判から警告をもらい、集中を切らして敗戦してしまってって言う報道で、デビスカップ監督の竹内映二氏は、携帯を厳禁にするって本人に厳重注意をすることがニュースになってましたね。
携帯をコートに持ち込んではいけない訳じゃないけど、音を鳴らしてはいけないですよね。自分はもちろん、対戦相手にも失礼になるでしょう。あれはちょっと批判をかってもしょうがないことでしたね~。
プロは、その1試合、1ポイントでランキングポイントや賞金がかかっているから、もうちょっとシビアに試合に臨まないといけないですね。お陰で(?)ランキングも今月序盤に記録した56位から今は93位へと後退。春からのツアーに勢いを付けられる試合を来週末に期待しましょう。
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3月6日から8日にかけて行われる男子国別対抗戦のデビスカップ1回戦で、アメリカはスイスを地元へ迎えて臨むの。スイスと言えば、そう、世界ランク2位のロジャー・フェデラーを有する国。が、しか~し、2月23日のブログでお伝えしたように、フェデラーは背中の怪我を理由に欠場を表明してしまったの。
アメリカ・チーム監督のパトリック・マッケンロー氏は、今週初めにメンバーを発表して地元での1回戦への意気込みを語ってくれました。メンバーは、世界ランク6位のアンディ・ロディック、同13位のジェームズ・ブレーク、ダブルス・ランキング1位のブライアン兄弟と、最強の布陣。
「正直、がっかりしているのも事実。ロジャーへチャレンジすることを楽しみにしていたからね。アンディもジャームズも彼と対戦できることを楽しみにしていた。ブライアン兄弟も、北京五輪で金メダルを取って彼とワウリンカのペアーとの対戦を期待していたからね。」
と、フェデラーの欠場に落胆している様子ね。「ベストだと思うチームで対戦したいし、選手達はこちらからの要請にしっかり答えてくれた。みんな地元での試合が好きだし、地元の声援の中でのプレーは、フェデラーから勝利を上げるチャンスを広げてくれると信じていたんだ。」
「彼の欠場は、残念な思いとより勝利が近づいたと言う思いと、両方の気持ちで複雑だけれど、この機会を逃さず勝利を獲得し、次のラウンドへ進んで優勝を狙いたい。このチームにはその力があると確信している。来週は、フェデラー対策に頭を抱えることなく、ゆっくりと眠れそうだ。」って、ジョークで締めくくってました。
フェデラーを欠いたスイス・チームは、同17位のスタニスラス・ワウリンカをエースに、同147位のステファン・ボーリ、今週のドバイで予選を勝ち上がり1回戦で第7シードのイヴォ・カルロビッチを下した同443位のマルコ・キウディネッリ、ダブルス・らランキング87位のヴェス・アレグロの布陣。
アメリカはアラバマ州バーミンガムで行われるこの1回戦。地元アメリカ優勢は固そうだけど、去年の決勝戦のスペイン対アルゼンチンのように、アルゼンチンの優勢の中、スペインが優勝してるからね~。試合はやってみなければ分かりません・・・。
日本はワールド・グループ入りを目指して、まずは中国と対戦。中国は女子では世界のトップに選手がいるのに、なぜか男子は最高ランクが533位のMao-Xin・Gongなんだけど、彼はチームに選ばれてないのよね。続く540位のZhe・Li選手もチームにいないの。
おそらくエースにはその次にランクされている583位のShao-Xuan・Zengで、その他には、873位のZe・Zhangと、1277位のDi・Wuがメンバーとして発表されてます。もちろん、各選手の間にもランキング上では数選手いるんだけど、チームには選ばれてないんですよね~。
日本は、エースの錦織圭君始め、添田豪選手に、長年日本男子テニスを引っ張っている鈴木貴男選手、2005年鈴木選手と組んでジャパン・オープン優勝した岩渕聡選手と、こちらは万全な布陣。普通に考えて、負けないんじゃないでしょうか。
幸か不幸か、添田選手は今週のオーストラリアのチャレンジャーの2回戦で、日本人対決となった三橋淳選手の試合で惜しくも敗退。ダブルスも2回戦で負けちゃったので、早々に日本に戻ってきて調整できるし、来週末に備えてもらいたいですね。今日はかなり寒くて、夏のオーストラリアから帰国して体調管理だけ心配ですけど・・・。
圭君はフロリダから日本に帰って来たのでしょうか?先週のメンフィスの大会の1回戦途中で、携帯がなって審判から警告をもらい、集中を切らして敗戦してしまってって言う報道で、デビスカップ監督の竹内映二氏は、携帯を厳禁にするって本人に厳重注意をすることがニュースになってましたね。
携帯をコートに持ち込んではいけない訳じゃないけど、音を鳴らしてはいけないですよね。自分はもちろん、対戦相手にも失礼になるでしょう。あれはちょっと批判をかってもしょうがないことでしたね~。
プロは、その1試合、1ポイントでランキングポイントや賞金がかかっているから、もうちょっとシビアに試合に臨まないといけないですね。お陰で(?)ランキングも今月序盤に記録した56位から今は93位へと後退。春からのツアーに勢いを付けられる試合を来週末に期待しましょう。
2009年02月25日
サントロの思いとITFツアー
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今週ドバイで行われている『クレイズ・ドバイ・テニス選手権』に出場しているベテランのファブリス・サントロは、今季限りでの引退を決めているにもかかわらず、ドバイには来年も帰って来るって宣言したの。もちろん選手としてじゃないけどね。
「毎年2月にこの地に訪れるのは、当然のことのようになっているんだ。17歳からずっとだからね。今年の末には37歳になるけど、そろそろテニス以外の人生にトライする時期だなって感じているんだ。どれだけテニスが好きでもいつかは決めなければならないことさ。」って1993年に準優勝した同大会には愛着があるようね。
「プロ生活を始めた頃は、10年も続かないだろうって思っていた。引退を決断して今、一番寂しいのは、グランドスラム大会に出場できないことで、特にたくさんのフランス人ファンの前で戦った全仏オープンさ。まず第一にやりたいことは、自分のベッドでゆっくり寝たいね。選手時代にはあまり出来なかったことだから。」って、今の気持ちも語っておりました。
そして先週の日本人選手だけど・・・
先週試合に出場していた日本人選手は、少なかったですね~。女子の中国の1万ドルのサーキットでは、山本愛、秋田史帆選手が1回戦で、第7シードの前川綾香、加藤茉弥選手が2回戦敗退で、上位進出とは行きませんでした。
今週は、アメリカの5万ドルに中村藍子、米村知子、クルム伊達公子選手が出場してます。3月9日からのインディアン・ウェルズの予選出場へ向けて、アメリカのサーキットで調整兼ねて出場しているって感じですね。
男子は先週、国際試合に出場した選手はいませんでした。男女とも国内では日本リーグの決勝トーナメントが行われました。男子準決勝はミキプルーンがイカイを2-1で、リビックが三菱電機を2-1で下して決勝進出。女子は島津製作所が明治安田生命を3-0で、リビックが荏原を2-1で下して決勝へ進みました。
決勝では、男子はミキプルーンの添田豪、伊藤竜馬の両シングルスを勝利して優勝を決めました。女子もリビックの藤原里華、高雄恵利加がシングルスで勝利を上げて優勝を決めました。男子のミキプルーンは3連覇、女子のリビックは4連覇を達成です。
男子の最高殊勲選手には伊藤竜馬選手が、女子では藤原里華選手が受賞しました。おめでと~~~!!!ただ、男子のミキプルーンと女子の荏原が、今季限りでテニス部の休部を決めましたね。名門チームの休部・・・何とも残念です。
添田選手はそのまま今週オーストラリアで行われる5万ドルのチャレンジャーに第1シードで出場してます。他には三橋淳、松井俊英選手も出場してます。添田選手は所属先の休部を乗り越えて、トップ100入り(現在106位、自己最高位)目指して頑張って欲しいですね。
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今週ドバイで行われている『クレイズ・ドバイ・テニス選手権』に出場しているベテランのファブリス・サントロは、今季限りでの引退を決めているにもかかわらず、ドバイには来年も帰って来るって宣言したの。もちろん選手としてじゃないけどね。
「毎年2月にこの地に訪れるのは、当然のことのようになっているんだ。17歳からずっとだからね。今年の末には37歳になるけど、そろそろテニス以外の人生にトライする時期だなって感じているんだ。どれだけテニスが好きでもいつかは決めなければならないことさ。」って1993年に準優勝した同大会には愛着があるようね。
「プロ生活を始めた頃は、10年も続かないだろうって思っていた。引退を決断して今、一番寂しいのは、グランドスラム大会に出場できないことで、特にたくさんのフランス人ファンの前で戦った全仏オープンさ。まず第一にやりたいことは、自分のベッドでゆっくり寝たいね。選手時代にはあまり出来なかったことだから。」って、今の気持ちも語っておりました。
そして先週の日本人選手だけど・・・
先週試合に出場していた日本人選手は、少なかったですね~。女子の中国の1万ドルのサーキットでは、山本愛、秋田史帆選手が1回戦で、第7シードの前川綾香、加藤茉弥選手が2回戦敗退で、上位進出とは行きませんでした。
今週は、アメリカの5万ドルに中村藍子、米村知子、クルム伊達公子選手が出場してます。3月9日からのインディアン・ウェルズの予選出場へ向けて、アメリカのサーキットで調整兼ねて出場しているって感じですね。
男子は先週、国際試合に出場した選手はいませんでした。男女とも国内では日本リーグの決勝トーナメントが行われました。男子準決勝はミキプルーンがイカイを2-1で、リビックが三菱電機を2-1で下して決勝進出。女子は島津製作所が明治安田生命を3-0で、リビックが荏原を2-1で下して決勝へ進みました。
決勝では、男子はミキプルーンの添田豪、伊藤竜馬の両シングルスを勝利して優勝を決めました。女子もリビックの藤原里華、高雄恵利加がシングルスで勝利を上げて優勝を決めました。男子のミキプルーンは3連覇、女子のリビックは4連覇を達成です。
男子の最高殊勲選手には伊藤竜馬選手が、女子では藤原里華選手が受賞しました。おめでと~~~!!!ただ、男子のミキプルーンと女子の荏原が、今季限りでテニス部の休部を決めましたね。名門チームの休部・・・何とも残念です。
添田選手はそのまま今週オーストラリアで行われる5万ドルのチャレンジャーに第1シードで出場してます。他には三橋淳、松井俊英選手も出場してます。添田選手は所属先の休部を乗り越えて、トップ100入り(現在106位、自己最高位)目指して頑張って欲しいですね。
2009年02月24日
オースチンが救世主となるか?
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USオープンのシングルス優勝の最年少記録を持つトレーシー・オースチンが全米テニス協会の選手育成部のコンサルタントに任命されたんだって。かつてはテニス王国と呼ばれたアメリカも、今やヨーロッパ勢に押され気味だし、若手の育成に力を注ごうって言うことらしいわ。
オースチンはカリフォルニアはカールソンにある『ウェストコースト・トレーニング・センター』で、特に女子選手のコーチのアシスタントとしてサポートして、選手のレポートを強化部長のパトリック・マッケンローに報告するのが主なお仕事なんだって。
「彼女の参加は、選手育成部門としてとてもエキサイトなこと。彼女は、USオープン優勝の最年少記録を持っているほどの知識と経験があり、それを十分に生かして若き女子選手の育成に力を注いでもらいたい。」とはマッケンロー氏。
現在46歳の彼女は、1979年に若干16歳でUSオープンのシングルスに優勝して、翌1980年には史上最年少で世界ランク1位に上り詰めたの。1981年にも2度目のUSオープン・タイトルを獲得したけど、その後は度重なる怪我のため1983年の全仏オープンでベスト8入りしてから、1993年のUSオープンでベスト8入りするまで、グランドスラムに出場することはなかったの。
生涯獲得したシングルス・タイトルは30個に及ぶものの、最後に優勝したのは1982年7月のサンディエゴで、翌年から怪我で満足にプレーできなかったのよね。正式な引退は1994年だけど、彼女のプロとしての人生は最初の数年だけだったと言っても過言ではないわね。
全米テニス協会は、選手育成のためのトレーニング・センターの本拠地をフロリダに構えているけど、前述のカリフォルニアにも設立していて、加えてアトランタとワシントンDCにも設立する予定で、近い将来では10個のセンターを設立する予定らしいわ。
そんな活動が実を結び、テニス王国復活となる日が来るのかしら?現在は世界ランクでトップ10にはウィリアムズ姉妹のみで、トップ100にもベサニー・マテック(同38位)とジル・クレイバス(同89位)の2人。少なくともトップ50に数人は欲しいって言うのが本音なんじゃないかしら。
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USオープンのシングルス優勝の最年少記録を持つトレーシー・オースチンが全米テニス協会の選手育成部のコンサルタントに任命されたんだって。かつてはテニス王国と呼ばれたアメリカも、今やヨーロッパ勢に押され気味だし、若手の育成に力を注ごうって言うことらしいわ。
オースチンはカリフォルニアはカールソンにある『ウェストコースト・トレーニング・センター』で、特に女子選手のコーチのアシスタントとしてサポートして、選手のレポートを強化部長のパトリック・マッケンローに報告するのが主なお仕事なんだって。
「彼女の参加は、選手育成部門としてとてもエキサイトなこと。彼女は、USオープン優勝の最年少記録を持っているほどの知識と経験があり、それを十分に生かして若き女子選手の育成に力を注いでもらいたい。」とはマッケンロー氏。
現在46歳の彼女は、1979年に若干16歳でUSオープンのシングルスに優勝して、翌1980年には史上最年少で世界ランク1位に上り詰めたの。1981年にも2度目のUSオープン・タイトルを獲得したけど、その後は度重なる怪我のため1983年の全仏オープンでベスト8入りしてから、1993年のUSオープンでベスト8入りするまで、グランドスラムに出場することはなかったの。
生涯獲得したシングルス・タイトルは30個に及ぶものの、最後に優勝したのは1982年7月のサンディエゴで、翌年から怪我で満足にプレーできなかったのよね。正式な引退は1994年だけど、彼女のプロとしての人生は最初の数年だけだったと言っても過言ではないわね。
全米テニス協会は、選手育成のためのトレーニング・センターの本拠地をフロリダに構えているけど、前述のカリフォルニアにも設立していて、加えてアトランタとワシントンDCにも設立する予定で、近い将来では10個のセンターを設立する予定らしいわ。
そんな活動が実を結び、テニス王国復活となる日が来るのかしら?現在は世界ランクでトップ10にはウィリアムズ姉妹のみで、トップ100にもベサニー・マテック(同38位)とジル・クレイバス(同89位)の2人。少なくともトップ50に数人は欲しいって言うのが本音なんじゃないかしら。
2009年02月23日
フェデラーの再起
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世界ランク2位のロジャー・フェデラーが今週ドバイで開かれている『バークレーズ・チャンピオンシップス』と、3月6日~8日に行われるデビスカップのワールドグループ1回戦のアメリカ戦も、背中の怪我を理由に欠場を表明しています。
フェデラーと言えば去年は年初に単核症って言う病気を患ってしまって、そのお陰で狂ってしまったリズムをなかなか取り戻せず、世界ランク1位の座をラファエル・ナダルに明け渡してしまったのよね。今季はその座を奪い返すべく、本気モードでスタートさせていたはずなの。
でも、全豪オープンでは決勝戦で、フルセットの接戦の末にまたもやナダルに負けちゃって、ピート・サンプラスが持つグランドスラムのシングルス優勝記録の14個目を目前で逃してしまったのよね。その表彰式での涙は、彼の復活へ懸ける本気モードの現れとも思えた涙で、その悔しさが伝わって来ましたね。
フェデラーは復活へ向けて、ダレン・カヒル氏をコーチに雇ったの。カヒル氏は現在43歳でオーストラリア出身。かつては、アンドレ・アガシのコーチをしていた関係で、今でもアメリカはラスベガスに拠点を置いているんだって。
カヒル氏とフェデラーは、フェデラーの最初のコーチだったピーター・カーター氏とカヒル氏が同じアデレード出身で幼なじみな間柄だったことから、知り合ったらしいの。(カーター氏は2002年に南アフリカで交通事故で亡くなっています。)
フェデラーは、これまでも何度かコーチを交代しているの。一時期はコーチなしでツアーも回っていて、成績は何ら問題もなかったのよね。彼自身は、どんなコーチよりも自分のテニスのことを分かっているって自信もあるかららしいんだけどね。
今心配されるのは、彼のテニスの技術とか怪我のこととかよりも、どうしても取ろうと必死になって臨んだ全豪オープンのタイトルをライバルのナダルに負けて取れなかったことからくる、精神的なものなんじゃないでしょうか。
コーチのカヒル氏は、そのメンタルな部分を克服させてあげることができるかが一番のカギになるのでは?まあ、あれだけ長い間王者に君臨したフェデラーだし、そんなにメンタルが弱いはずはない・・・って信じてはいるけど、年齢も27歳になったわけだし、数年前とはちょっと状況が変わってきているのも事実だからね~。
次に元気な彼のプレーが見られるのは、いったいいつになるのでしょうか???
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世界ランク2位のロジャー・フェデラーが今週ドバイで開かれている『バークレーズ・チャンピオンシップス』と、3月6日~8日に行われるデビスカップのワールドグループ1回戦のアメリカ戦も、背中の怪我を理由に欠場を表明しています。
フェデラーと言えば去年は年初に単核症って言う病気を患ってしまって、そのお陰で狂ってしまったリズムをなかなか取り戻せず、世界ランク1位の座をラファエル・ナダルに明け渡してしまったのよね。今季はその座を奪い返すべく、本気モードでスタートさせていたはずなの。
でも、全豪オープンでは決勝戦で、フルセットの接戦の末にまたもやナダルに負けちゃって、ピート・サンプラスが持つグランドスラムのシングルス優勝記録の14個目を目前で逃してしまったのよね。その表彰式での涙は、彼の復活へ懸ける本気モードの現れとも思えた涙で、その悔しさが伝わって来ましたね。
フェデラーは復活へ向けて、ダレン・カヒル氏をコーチに雇ったの。カヒル氏は現在43歳でオーストラリア出身。かつては、アンドレ・アガシのコーチをしていた関係で、今でもアメリカはラスベガスに拠点を置いているんだって。
カヒル氏とフェデラーは、フェデラーの最初のコーチだったピーター・カーター氏とカヒル氏が同じアデレード出身で幼なじみな間柄だったことから、知り合ったらしいの。(カーター氏は2002年に南アフリカで交通事故で亡くなっています。)
フェデラーは、これまでも何度かコーチを交代しているの。一時期はコーチなしでツアーも回っていて、成績は何ら問題もなかったのよね。彼自身は、どんなコーチよりも自分のテニスのことを分かっているって自信もあるかららしいんだけどね。
今心配されるのは、彼のテニスの技術とか怪我のこととかよりも、どうしても取ろうと必死になって臨んだ全豪オープンのタイトルをライバルのナダルに負けて取れなかったことからくる、精神的なものなんじゃないでしょうか。
コーチのカヒル氏は、そのメンタルな部分を克服させてあげることができるかが一番のカギになるのでは?まあ、あれだけ長い間王者に君臨したフェデラーだし、そんなにメンタルが弱いはずはない・・・って信じてはいるけど、年齢も27歳になったわけだし、数年前とはちょっと状況が変わってきているのも事実だからね~。
次に元気な彼のプレーが見られるのは、いったいいつになるのでしょうか???
2009年02月22日
ナダルの思い
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世界ランク1位のラファエル・ナダルは来週開催されるアラブ首長国連邦のドバイでの大会を、右膝の怪我を理由に欠場を決めたの。この怪我は、去年のシーズン終盤でも苦しめられて、国別対抗戦のデビスカップ決勝戦を欠場する結果へと追いやられたものと同じ場所。
その決勝戦は敵地アルゼンチンで行われ、エースのナダルを欠いたスペインが不利だって味方が大半だったのに、今季の好調を予感させるようにフェルナンド・ベルダスコなどの活躍で優勝。ナダルは喜びを表しながらも、その決勝戦の場に選手としていられなかったことをとても後悔していたらしいわ。
今回のドバイの欠場の原因の怪我は、先週行われたロッテルダム大会の決勝戦で痛めたもので(ナダルはマレーに敗れて準優勝でした)、それほど大きな怪我ではないらしいんだけど、去年の決勝戦の欠場の悔しさから、3月6日から8日に行われるワールド・グループの1回戦へ備えて、大事を取った形みたい。
「ドバイ大会に出場できないことは本当に残念。医者には、先週のロッテルダムで痛みが出た膝には、休養が必要だって診断されたんだ。それほど心配することはないけど、今はとにかく休養することが一番なんだ。」ってナダルは欠場の理由を公式ホームページに綴っていました。
そのデビスカップの1回戦は、ノヴァーク・ジョコビッチ要する強豪セルビアだけに、2連覇をもくろむスペインとしては、最高の布陣で臨みたいわよね。ナダルも賞金やポイントがかかるレギュラー・ツアーより、デビスカップを優先にしたい気持ちも分かるわ。
その男子ドバイ大会は、上位選手の欠場が相次いで発表になって、大会開催前から波乱含みの展開となってます。背中の怪我を理由に、すでに欠場表明を出している、世界ランク2位のロジャー・フェデラー、同5位のニコライ・ダビデンコも怪我、同9位でナダルと共にデビスカップへ出場する可能性が高いベルダスコも足の怪我を理由に欠場します。
昨年度覇者のアンディ・ロディックも出場を見送ってます。ロディックは、女子大会でイスラエルのシャハール・ペアがビザの発給を拒否されたことに対して抗議するコメントを出し、大会の欠場を表明したらしいの。
この結果、同3位のジョコビッチが第1シードで、同4位のマレーが第2シードになるはずね。ここまでトップ選手が次々に欠場を表明する大会も珍しいわね。ドバイ大会にはペアへのビザ発給拒否に対して、30万ドルの罰金も科されたようよ。来週の男子大会にはイスラエルのアンディ・ラムは出場するようだし、安全に問題なく大会を終了して欲しいわね。
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世界ランク1位のラファエル・ナダルは来週開催されるアラブ首長国連邦のドバイでの大会を、右膝の怪我を理由に欠場を決めたの。この怪我は、去年のシーズン終盤でも苦しめられて、国別対抗戦のデビスカップ決勝戦を欠場する結果へと追いやられたものと同じ場所。
その決勝戦は敵地アルゼンチンで行われ、エースのナダルを欠いたスペインが不利だって味方が大半だったのに、今季の好調を予感させるようにフェルナンド・ベルダスコなどの活躍で優勝。ナダルは喜びを表しながらも、その決勝戦の場に選手としていられなかったことをとても後悔していたらしいわ。
今回のドバイの欠場の原因の怪我は、先週行われたロッテルダム大会の決勝戦で痛めたもので(ナダルはマレーに敗れて準優勝でした)、それほど大きな怪我ではないらしいんだけど、去年の決勝戦の欠場の悔しさから、3月6日から8日に行われるワールド・グループの1回戦へ備えて、大事を取った形みたい。
「ドバイ大会に出場できないことは本当に残念。医者には、先週のロッテルダムで痛みが出た膝には、休養が必要だって診断されたんだ。それほど心配することはないけど、今はとにかく休養することが一番なんだ。」ってナダルは欠場の理由を公式ホームページに綴っていました。
そのデビスカップの1回戦は、ノヴァーク・ジョコビッチ要する強豪セルビアだけに、2連覇をもくろむスペインとしては、最高の布陣で臨みたいわよね。ナダルも賞金やポイントがかかるレギュラー・ツアーより、デビスカップを優先にしたい気持ちも分かるわ。
その男子ドバイ大会は、上位選手の欠場が相次いで発表になって、大会開催前から波乱含みの展開となってます。背中の怪我を理由に、すでに欠場表明を出している、世界ランク2位のロジャー・フェデラー、同5位のニコライ・ダビデンコも怪我、同9位でナダルと共にデビスカップへ出場する可能性が高いベルダスコも足の怪我を理由に欠場します。
昨年度覇者のアンディ・ロディックも出場を見送ってます。ロディックは、女子大会でイスラエルのシャハール・ペアがビザの発給を拒否されたことに対して抗議するコメントを出し、大会の欠場を表明したらしいの。
この結果、同3位のジョコビッチが第1シードで、同4位のマレーが第2シードになるはずね。ここまでトップ選手が次々に欠場を表明する大会も珍しいわね。ドバイ大会にはペアへのビザ発給拒否に対して、30万ドルの罰金も科されたようよ。来週の男子大会にはイスラエルのアンディ・ラムは出場するようだし、安全に問題なく大会を終了して欲しいわね。
2009年02月19日
ペアの騒動は大きなものに
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2月16日にお伝えした、今週開催中の『ドバイ・テニス選手権』へ出場するために入国へのビザを申請したシハール・ペアが、アラブ首長国連邦から拒否されて発給されず大会に出場できなかった事件が大きな問題になってます。WTAはこの事態を受け、来年の同大会の開催を見送る考えがあることを伝えているし、来週行われる男子大会にもイスラエル人のアンディ・ラム選手の出場が予定されているから、ビザ発給が懸念されてます。
火曜日に大会側から出されたコメントによると、ペアが大会に出場するなら、観客は大会をボイコットするとの抗議が大会前に主催者へ送られていたんだって。もちろん大会側は、混乱を恐れたのは当然のこと。開幕戦のニュージーランドでもペアに対する抗議や騒動が起きた事実があるくらいだからね。
「イスラエル軍のガザへの攻撃がライブ中継された湾岸諸国は、かなり敏感になっているのが現実。彼女の出場が大きな刺激になることは必至。事実、彼女は開幕戦のニュージーランドで、抗議団体からの激しい抗議を受けていたのは、ほんの数週間前の出来事。」って大会主催者が語ってました。
加えて「彼女のエントリーによって、大会そのものが妨害され兼ねない。スポーツと政治を切り離したいのは山々だが、この国には近隣諸国からの人々が多く集まっていることもあり、この地域での衝撃的な出来事に敏感にならざるを得ない。」と、1300人ものパレスチナ人が殺されたガザへの攻撃が人々に与えた影響の大きさも語ってました。
湾岸諸国のほとんどがイスラエル人へのビザの発給は行ってないんだって。でもWTAの規定で、選手がランキング上出場可能な大会へ出場を希望した場合、出場を可能にするべきであるって決まりがあって、今回はこれに反してしまったのよね。来月インディアンウェルズで行われるWTAの幹部会議で、大会の今後について協議されるようよ。
ただ、アンディ・ラムに関してはどうやらビザが発給されそうだって話もあるの。ワシントンのアラブ首長国連邦大使が明らかにしたんだって。ペアの事態から、スポンサーの1つだった、『ウォール・ストリート・ジャーナル』のヨーロッパ支部はスポンサー撤退を決めたり、事態の大きさを考えての措置ってことかしらね?
そんな事態を受けて、3月6日~8日に行われる男子国別対抗戦のデビスカップ・ワールド・グループの1回戦で、スウェーデンはイスラエルを迎えて試合を行う予定だったんだけど、何と4千人収容の会場に観客を入れずに試合を行うことが決まったの。
これはイスラエルに対する抗議団体が、反イスラエルのデモを行うとの計画があることなどから、セキュリティ上の問題を考えた結果、賛成が反対を上回って決まったことらしいの。関係者とスポンサー、メディア関係者のみ会場に入れるんだそうです。
実はこうした措置が取られるのは2度目のことらしいの。1975年にスウェーデンでチリを招いて行われたデビスカップでも観客を入れずに試合が行われたんだって。この措置に対してイスラエル・テニス協会会長は、何とも恥ずかしいことと、遺憾の意を表すコメントをしてます。
選手にしてみたら、とんだとばっちりって感じだけど、国と国の問題ってそう簡単なものじゃないし、他の選手や大会に危害が加えられることも考えないとならないかなね~。早く全世界が幸せになりますよ~に!!!
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2月16日にお伝えした、今週開催中の『ドバイ・テニス選手権』へ出場するために入国へのビザを申請したシハール・ペアが、アラブ首長国連邦から拒否されて発給されず大会に出場できなかった事件が大きな問題になってます。WTAはこの事態を受け、来年の同大会の開催を見送る考えがあることを伝えているし、来週行われる男子大会にもイスラエル人のアンディ・ラム選手の出場が予定されているから、ビザ発給が懸念されてます。
火曜日に大会側から出されたコメントによると、ペアが大会に出場するなら、観客は大会をボイコットするとの抗議が大会前に主催者へ送られていたんだって。もちろん大会側は、混乱を恐れたのは当然のこと。開幕戦のニュージーランドでもペアに対する抗議や騒動が起きた事実があるくらいだからね。
「イスラエル軍のガザへの攻撃がライブ中継された湾岸諸国は、かなり敏感になっているのが現実。彼女の出場が大きな刺激になることは必至。事実、彼女は開幕戦のニュージーランドで、抗議団体からの激しい抗議を受けていたのは、ほんの数週間前の出来事。」って大会主催者が語ってました。
加えて「彼女のエントリーによって、大会そのものが妨害され兼ねない。スポーツと政治を切り離したいのは山々だが、この国には近隣諸国からの人々が多く集まっていることもあり、この地域での衝撃的な出来事に敏感にならざるを得ない。」と、1300人ものパレスチナ人が殺されたガザへの攻撃が人々に与えた影響の大きさも語ってました。
湾岸諸国のほとんどがイスラエル人へのビザの発給は行ってないんだって。でもWTAの規定で、選手がランキング上出場可能な大会へ出場を希望した場合、出場を可能にするべきであるって決まりがあって、今回はこれに反してしまったのよね。来月インディアンウェルズで行われるWTAの幹部会議で、大会の今後について協議されるようよ。
ただ、アンディ・ラムに関してはどうやらビザが発給されそうだって話もあるの。ワシントンのアラブ首長国連邦大使が明らかにしたんだって。ペアの事態から、スポンサーの1つだった、『ウォール・ストリート・ジャーナル』のヨーロッパ支部はスポンサー撤退を決めたり、事態の大きさを考えての措置ってことかしらね?
そんな事態を受けて、3月6日~8日に行われる男子国別対抗戦のデビスカップ・ワールド・グループの1回戦で、スウェーデンはイスラエルを迎えて試合を行う予定だったんだけど、何と4千人収容の会場に観客を入れずに試合を行うことが決まったの。
これはイスラエルに対する抗議団体が、反イスラエルのデモを行うとの計画があることなどから、セキュリティ上の問題を考えた結果、賛成が反対を上回って決まったことらしいの。関係者とスポンサー、メディア関係者のみ会場に入れるんだそうです。
実はこうした措置が取られるのは2度目のことらしいの。1975年にスウェーデンでチリを招いて行われたデビスカップでも観客を入れずに試合が行われたんだって。この措置に対してイスラエル・テニス協会会長は、何とも恥ずかしいことと、遺憾の意を表すコメントをしてます。
選手にしてみたら、とんだとばっちりって感じだけど、国と国の問題ってそう簡単なものじゃないし、他の選手や大会に危害が加えられることも考えないとならないかなね~。早く全世界が幸せになりますよ~に!!!
2009年02月18日
シニア・ツアーと日本人選手
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先週末に行われた男子シニア・ツアー『アウトバック・チャンピオンズ・シリーズ』の開幕戦のボストン大会は日曜日に決勝戦が行われて、ピート・サンプラスがジョン・マッケンローを7ー6(12ー10)、6ー4で下して優勝しました。
翌月曜日が50歳の誕生日だったマッケンローは、優勝トロフィーを自分へのバースデー・プレゼントにすることはできませんでした。それでも37歳のサンプラス相手に互角の試合を見せたマッケンローに、勝ったサンプラスも称賛しきりだったわ。
「ジョン・マッケンローは明日50歳になる。それなのに、未だにこんな素晴らしいプレーをしているなんて驚きさ。全く尊敬するよ。」とサンプラスは脱帽の様子。引退してから17年も経ってるんだから、凄いの一言よね!
加えて「50歳であの動きは考えられない。引退してからもずっと安定したプレーを見せているのは、しっかり体のケアーをしていりからに違いない。コートでは、どこにどう動けばいいかを熟知しているところが突出した才能なのかもしれない。」と、マッケンローの凄さを分析しておりました。
マッケンローは去年、この大会でシニア・ツアー初優勝を飾り、その後アリゾナで2度目の優勝を上げるなど、ここへ来て好調なプレーをしているのよね。まあこのシニア・ツアーはまだ4年の歴史しかないから、このツアーをレギュラーで参戦するようになって、モチベーションなども高まったのかも知れないけどね。
「決勝戦は全てを出しきったよ。彼(サンプラス)は、厳しい状況をどう勝ち抜くかを知っている。じゃなきゃ14個ものグランドスラム・タイトルなんて取れないさ。」ってマッケンローは決勝戦を振り返りながら、サンプラスの凄さを実感しているようでした。
「3ヶ月ぶりの試合だったし、試合を重ねて行くうちにプレーが良くなって行った。決勝はベストマッチだった。結果は負けたけど、自分で最高の試合をしたって言う実感があるんだ。彼のサーブは読みずらいけど、この早いコートで彼からブレークを奪えたんだし、第1セットは取りたかったね。」って、ご満悦の様子でした。
3位決定戦は、トッド・マーチンとこのツアー主催者のジム・クーリアで争われる予定だったんだけど、クーリアは土曜日のマッケンロー戦で腰を痛めてしまい、マーチンとの試合に臨むことはできませんでした。結果不戦勝でマーチンが3位と言うことになりました。
サンプラスはその後、メンフィスへ移動して、男女同時開催のリージョンズ・モーガン・キーガン選手権の初日の月曜日に、レイトン・ヒューイットとのエキシビションにも登場したの。結果は5-7、4-6のストレート負けだったけど、何かまだまだやれそうな気がしてなりません・・・。
そして日本人は・・・???
女子は、アメリカの7万5千ドルに単身出場した藤原里華選手は、シングルスでは惜しくも初戦敗退だったけど、ダブルスでは台湾人選手と組んで見事優勝を飾って、今季最初で自身15回目のITFダブルス優勝を果たしました。ダブルス・ランキングは158位から137位へとジャンプしました。
オーストラリアの2万5千ドルのサーキットでは、第8シードの岡田上千晶、予選を勝ち上がった宮村美紀選手は初戦で、同じく予選からの山外涼月選手は2回戦敗退でした。1回戦で岡田上選手を下した岡本聖子選手はベスト8入りを果たしました。ダブルスでは青山選手と組んだ宮村組がベスト4入りをしました。
中国の1万ドルのサーキットでは、山本愛、加藤茉弥、前川綾香、清水咲子選手が1回戦で、秋田史帆選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは、大西選手と組んだ山本組がベスト4入りを果たしました。
今週は中国の1万ドルに引き続き、第7シードで前川、山本、秋田、加藤選手が出場してます。来週、アメリカはフロリダの5万ドルのサーキットには、中村藍子、米村知子、クルム伊達公子選手のエントリーが予定されてますね。みんなその後のインディアンウェルズの予選に向けてアメリカで調整する感じね。
男子は、オーストラリアの1万5千ドルのフューチャーズでは、杉田祐一、三橋淳選手が1回戦で、岩見亮選手が2回戦で敗退でした。第4シードの伊藤竜馬選手がベスト8入りを果たしました。
今週末は日本リーグの決勝トーナメントが東京体育館でありますね。多くの選手が各チームに戻って調整しています。近場の人は応援に駆けつけてみてはいかがですか???
ランキングでは錦織圭君が、去年のデルレイ・ビーチの優勝ポイントを失って56位から90位と大きく下げてしまいましたね。今年は去年とスケジュールが変わっているけど、去年の今頃にセンセーショナルな初優勝を飾っていたんですね~~~。
ポイントは去年の大会が終わると同時に失うのではなく、週単位で変動して行きます。ちなみに来週発表のランキングでは、錦織君がデルレイ・ビーチの翌週に出場したサンノゼ(今年は先週やってましたね)のポイントの30ポイントが失われます。今朝の試合でマルコス・バグダティスに負けちゃったから、またポイントが下がっちゃいますね。そう考えると、全豪でポイントが稼げなかったのは、かなり痛かったわね。
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先週末に行われた男子シニア・ツアー『アウトバック・チャンピオンズ・シリーズ』の開幕戦のボストン大会は日曜日に決勝戦が行われて、ピート・サンプラスがジョン・マッケンローを7ー6(12ー10)、6ー4で下して優勝しました。
翌月曜日が50歳の誕生日だったマッケンローは、優勝トロフィーを自分へのバースデー・プレゼントにすることはできませんでした。それでも37歳のサンプラス相手に互角の試合を見せたマッケンローに、勝ったサンプラスも称賛しきりだったわ。
「ジョン・マッケンローは明日50歳になる。それなのに、未だにこんな素晴らしいプレーをしているなんて驚きさ。全く尊敬するよ。」とサンプラスは脱帽の様子。引退してから17年も経ってるんだから、凄いの一言よね!
加えて「50歳であの動きは考えられない。引退してからもずっと安定したプレーを見せているのは、しっかり体のケアーをしていりからに違いない。コートでは、どこにどう動けばいいかを熟知しているところが突出した才能なのかもしれない。」と、マッケンローの凄さを分析しておりました。
マッケンローは去年、この大会でシニア・ツアー初優勝を飾り、その後アリゾナで2度目の優勝を上げるなど、ここへ来て好調なプレーをしているのよね。まあこのシニア・ツアーはまだ4年の歴史しかないから、このツアーをレギュラーで参戦するようになって、モチベーションなども高まったのかも知れないけどね。
「決勝戦は全てを出しきったよ。彼(サンプラス)は、厳しい状況をどう勝ち抜くかを知っている。じゃなきゃ14個ものグランドスラム・タイトルなんて取れないさ。」ってマッケンローは決勝戦を振り返りながら、サンプラスの凄さを実感しているようでした。
「3ヶ月ぶりの試合だったし、試合を重ねて行くうちにプレーが良くなって行った。決勝はベストマッチだった。結果は負けたけど、自分で最高の試合をしたって言う実感があるんだ。彼のサーブは読みずらいけど、この早いコートで彼からブレークを奪えたんだし、第1セットは取りたかったね。」って、ご満悦の様子でした。
3位決定戦は、トッド・マーチンとこのツアー主催者のジム・クーリアで争われる予定だったんだけど、クーリアは土曜日のマッケンロー戦で腰を痛めてしまい、マーチンとの試合に臨むことはできませんでした。結果不戦勝でマーチンが3位と言うことになりました。
サンプラスはその後、メンフィスへ移動して、男女同時開催のリージョンズ・モーガン・キーガン選手権の初日の月曜日に、レイトン・ヒューイットとのエキシビションにも登場したの。結果は5-7、4-6のストレート負けだったけど、何かまだまだやれそうな気がしてなりません・・・。
そして日本人は・・・???
女子は、アメリカの7万5千ドルに単身出場した藤原里華選手は、シングルスでは惜しくも初戦敗退だったけど、ダブルスでは台湾人選手と組んで見事優勝を飾って、今季最初で自身15回目のITFダブルス優勝を果たしました。ダブルス・ランキングは158位から137位へとジャンプしました。
オーストラリアの2万5千ドルのサーキットでは、第8シードの岡田上千晶、予選を勝ち上がった宮村美紀選手は初戦で、同じく予選からの山外涼月選手は2回戦敗退でした。1回戦で岡田上選手を下した岡本聖子選手はベスト8入りを果たしました。ダブルスでは青山選手と組んだ宮村組がベスト4入りをしました。
中国の1万ドルのサーキットでは、山本愛、加藤茉弥、前川綾香、清水咲子選手が1回戦で、秋田史帆選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは、大西選手と組んだ山本組がベスト4入りを果たしました。
今週は中国の1万ドルに引き続き、第7シードで前川、山本、秋田、加藤選手が出場してます。来週、アメリカはフロリダの5万ドルのサーキットには、中村藍子、米村知子、クルム伊達公子選手のエントリーが予定されてますね。みんなその後のインディアンウェルズの予選に向けてアメリカで調整する感じね。
男子は、オーストラリアの1万5千ドルのフューチャーズでは、杉田祐一、三橋淳選手が1回戦で、岩見亮選手が2回戦で敗退でした。第4シードの伊藤竜馬選手がベスト8入りを果たしました。
今週末は日本リーグの決勝トーナメントが東京体育館でありますね。多くの選手が各チームに戻って調整しています。近場の人は応援に駆けつけてみてはいかがですか???
ランキングでは錦織圭君が、去年のデルレイ・ビーチの優勝ポイントを失って56位から90位と大きく下げてしまいましたね。今年は去年とスケジュールが変わっているけど、去年の今頃にセンセーショナルな初優勝を飾っていたんですね~~~。
ポイントは去年の大会が終わると同時に失うのではなく、週単位で変動して行きます。ちなみに来週発表のランキングでは、錦織君がデルレイ・ビーチの翌週に出場したサンノゼ(今年は先週やってましたね)のポイントの30ポイントが失われます。今朝の試合でマルコス・バグダティスに負けちゃったから、またポイントが下がっちゃいますね。そう考えると、全豪でポイントが稼げなかったのは、かなり痛かったわね。
2009年02月17日
ウィリアムズ・ルール&ヤンコビッチお怒り!?
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毎年3月に行われる準グランドスラム大会が2つあるのをご存じ?カリフォルニアはインディアンウェルズと、フロリダはマイアミの大会がそれ。通常の大会とは違ってドロー数も多く約2週間に渡って行われるの。
女子ツアーは今季からトップ選手への決まりがこれまで以上に厳しくなって、ビッグ・イベントには必ず出場することが義務付けられて、この2大会はもちろんその大会。そのインディアンウェルズに2001年の大会を最後にボイコットして出場していない選手がウィリアムズ姉妹。
その年、姉妹で順当に勝ち上がって、準決勝で姉妹対決!!!とファンの注目を集めつつも、試合直前に姉のヴィーナスが膝の怪我を理由に急に棄権。これに納得が行かない観客は、ブーイングの嵐。加えて、当時コーチだったお父さんのリチャードさんにも、黒人をなじるような暴言を浴びせられたりする、人種差別な扱いを受けたとしてその後大会には出場していないの。
もちろん今年も出場する意志はないようで、今年は彼女達に厳しい制裁措置が取られるらしいの。それは“ウィリアムズ・ルール”と名付けられ、大会や大会開催地に貢献するメディア活動を行わなければならないと言うもの。どんな活動をするかは定かじゃないけど、スポーツ・チャンネルESPNのコメンテーターのバッド・コリンズ氏が厳しいコメントをしてました。
「とてもプロフェッショナルではない行動。アスリートは時にはブーイングを受けるもの。それは大会には関係ないことだし、どんな大会だってありえるもの。彼女達の行動がWTAの決まりを屈折させてしまう。これが彼女達じゃなかったら罰金や出場停止処分が下ってもおかしくない。」
人種差別問題なども、日本にいる私達にはあまりピンと来ないかもしれないから何とも言えないけど、本人達はその大会には二度と出たくないって思うくらいの思いがあったのかも知れないわね。でも、決まりは決まりだから、その“ウィリアムズ・ルール”とやらをしっかり遂行してもらいましょう。
昨年は年末ランキングを1位で終わらせたイェレーナ・ヤンコビッチ。未だにグランドスラム・タイトルのない女王で、そのことが原因で彼女は1位にふさわしくないって言われてしまうこともしばしば。今回は御本人がそんなコメントを耳にしたらしく、ちょっとご立腹なの。
それは、男子でずっと1位にいたロジャー・フェデラーに対してだから、ちょっとびっくり。フェデラーの彼女へのコメントは見てないんだけど、本当にそんなこと言ったのかしら?って思っちゃうけど、ヤンコビッチのコメントを見ると嘘でもなさそうなのよね。
「本当は他の選手のことを話すのは好きじゃないの。だったらもっと自分のことに集中したいわ。いったいどうして彼(フェデラー)は私のことを言うの?自分は他人のことに首を突っ込むことは嫌いなの。ナダルが好きなことの1つの要因は、彼はとても謙虚で他人にたいして優しい言葉をかけてくれるの。批判なんてしないわ。フェデラーも素晴らしいチャンピオンだし、彼と喧嘩なんてしたくない。でもなぜ他人のことに対してそんなことを言うのか理解できない。」
って、本当にご立腹の様子。これはロイターのインタビューに彼女がこう答えたらしいんだけどね。フェデラーはそんなコメントをするような選手には見えないだけに、Pinkyもちょっとビックリだわ!
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毎年3月に行われる準グランドスラム大会が2つあるのをご存じ?カリフォルニアはインディアンウェルズと、フロリダはマイアミの大会がそれ。通常の大会とは違ってドロー数も多く約2週間に渡って行われるの。
女子ツアーは今季からトップ選手への決まりがこれまで以上に厳しくなって、ビッグ・イベントには必ず出場することが義務付けられて、この2大会はもちろんその大会。そのインディアンウェルズに2001年の大会を最後にボイコットして出場していない選手がウィリアムズ姉妹。
その年、姉妹で順当に勝ち上がって、準決勝で姉妹対決!!!とファンの注目を集めつつも、試合直前に姉のヴィーナスが膝の怪我を理由に急に棄権。これに納得が行かない観客は、ブーイングの嵐。加えて、当時コーチだったお父さんのリチャードさんにも、黒人をなじるような暴言を浴びせられたりする、人種差別な扱いを受けたとしてその後大会には出場していないの。
もちろん今年も出場する意志はないようで、今年は彼女達に厳しい制裁措置が取られるらしいの。それは“ウィリアムズ・ルール”と名付けられ、大会や大会開催地に貢献するメディア活動を行わなければならないと言うもの。どんな活動をするかは定かじゃないけど、スポーツ・チャンネルESPNのコメンテーターのバッド・コリンズ氏が厳しいコメントをしてました。
「とてもプロフェッショナルではない行動。アスリートは時にはブーイングを受けるもの。それは大会には関係ないことだし、どんな大会だってありえるもの。彼女達の行動がWTAの決まりを屈折させてしまう。これが彼女達じゃなかったら罰金や出場停止処分が下ってもおかしくない。」
人種差別問題なども、日本にいる私達にはあまりピンと来ないかもしれないから何とも言えないけど、本人達はその大会には二度と出たくないって思うくらいの思いがあったのかも知れないわね。でも、決まりは決まりだから、その“ウィリアムズ・ルール”とやらをしっかり遂行してもらいましょう。
昨年は年末ランキングを1位で終わらせたイェレーナ・ヤンコビッチ。未だにグランドスラム・タイトルのない女王で、そのことが原因で彼女は1位にふさわしくないって言われてしまうこともしばしば。今回は御本人がそんなコメントを耳にしたらしく、ちょっとご立腹なの。
それは、男子でずっと1位にいたロジャー・フェデラーに対してだから、ちょっとびっくり。フェデラーの彼女へのコメントは見てないんだけど、本当にそんなこと言ったのかしら?って思っちゃうけど、ヤンコビッチのコメントを見ると嘘でもなさそうなのよね。
「本当は他の選手のことを話すのは好きじゃないの。だったらもっと自分のことに集中したいわ。いったいどうして彼(フェデラー)は私のことを言うの?自分は他人のことに首を突っ込むことは嫌いなの。ナダルが好きなことの1つの要因は、彼はとても謙虚で他人にたいして優しい言葉をかけてくれるの。批判なんてしないわ。フェデラーも素晴らしいチャンピオンだし、彼と喧嘩なんてしたくない。でもなぜ他人のことに対してそんなことを言うのか理解できない。」
って、本当にご立腹の様子。これはロイターのインタビューに彼女がこう答えたらしいんだけどね。フェデラーはそんなコメントをするような選手には見えないだけに、Pinkyもちょっとビックリだわ!
2009年02月16日
ペア、度重なる不運
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今週行われる女子テニス・ツアーのバークレイズ・ドバイ・テニス選手権に出場予定だったシャハール・ペアは、アラブ首長国連邦から入国を許可するビザの申請を拒否されて、大会へのエントリーが出来ないって言う、本当に可哀想な出来事に遭遇してしまったの。
1月8日のブログにも書いたけど、開幕戦に出場中のペアは、祖国のイスラエル軍がガザへ軍事攻撃を行ったことから、非難を浴びせられたり、騒動を起こされたりする妨害を受けたばかりなの。大会側からは、「ペアは出場を取り消し、ラッキー・ルーザーで森田あゆみを代わりにエントリーした。」とだけのコメントを発表するにすぎなたのかったの。
WTA会長のラリー・スコット氏は、「このアラブ首長国連邦のペアへの決断は非常に遺憾な出来事。彼女は大会へ出場してプレーをする権利を持っており、国の決断でその権利を奪われてしまった。今後このような事態が起こらないように、WTAツアーが何らかの対策を取らなければならない。開催国はランキング的に出場資格のある選手の入国を拒否してはいけない。」って、怒りを露にしてました。
アラブ首長国連邦とイスラエルは政治的国交がなく、イスラエル人へのビザの発給は通常行っていないみたいなの。ペアは去年の2月、カタール・オープンへ出場した際に、イスラエル人として初めて湾岸諸国へ訪れたイスラエル人となって話題を集めました。その時は大会側からも、手厚い歓迎を受けて、本人もご満悦だったのに。
こうして政治がスポーツの世界を侵してしまうのは、本当にやめてもらいたいわよね。今後このようなことのないようにしてもらいたいわね。・・・ま、森田あゆみ選手が本戦へ出場できたことは嬉しいことだけど、森田選手もペアの変わりに、しっかり勝ち上がって欲しいわね。
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今週行われる女子テニス・ツアーのバークレイズ・ドバイ・テニス選手権に出場予定だったシャハール・ペアは、アラブ首長国連邦から入国を許可するビザの申請を拒否されて、大会へのエントリーが出来ないって言う、本当に可哀想な出来事に遭遇してしまったの。
1月8日のブログにも書いたけど、開幕戦に出場中のペアは、祖国のイスラエル軍がガザへ軍事攻撃を行ったことから、非難を浴びせられたり、騒動を起こされたりする妨害を受けたばかりなの。大会側からは、「ペアは出場を取り消し、ラッキー・ルーザーで森田あゆみを代わりにエントリーした。」とだけのコメントを発表するにすぎなたのかったの。
WTA会長のラリー・スコット氏は、「このアラブ首長国連邦のペアへの決断は非常に遺憾な出来事。彼女は大会へ出場してプレーをする権利を持っており、国の決断でその権利を奪われてしまった。今後このような事態が起こらないように、WTAツアーが何らかの対策を取らなければならない。開催国はランキング的に出場資格のある選手の入国を拒否してはいけない。」って、怒りを露にしてました。
アラブ首長国連邦とイスラエルは政治的国交がなく、イスラエル人へのビザの発給は通常行っていないみたいなの。ペアは去年の2月、カタール・オープンへ出場した際に、イスラエル人として初めて湾岸諸国へ訪れたイスラエル人となって話題を集めました。その時は大会側からも、手厚い歓迎を受けて、本人もご満悦だったのに。
こうして政治がスポーツの世界を侵してしまうのは、本当にやめてもらいたいわよね。今後このようなことのないようにしてもらいたいわね。・・・ま、森田あゆみ選手が本戦へ出場できたことは嬉しいことだけど、森田選手もペアの変わりに、しっかり勝ち上がって欲しいわね。
2009年02月14日
セリーナの苦言とクルニコワのイベント
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今年から厳しくなったドーピングに関する決まりで、ラファエル・ナダルやアンディ・マレーが猛反発をしているのは、これまでもお伝えしたけど、女子でもこれに反対する意見を出した選手がいるの。全豪オープン覇者で現在世界ランク1位のセリーナ・ウィリアムズ。
彼女は、現在行われているパリの大会の2回戦を勝利したあとの記者会見で、そのことに触れたわ。「かなりやり過ぎだし、プライバシーもあったものじゃない。いつ何時でも検査官が現れる可能性があるってことでしょ。」
この決まりは2月9日のブログに書いた通り、トップ選手は毎日1時間はどこにいるかをレポートしなければならなくて、先3ヶ月間の予定も伝えておかなければならないの。その予定がちょっとでも変更したら、メールなどですぐに知らせなければならないと言う厳しいもの。
「常に都市から都市へと飛び回っているわ。第一、自分がどこにいるか何て他人に伝えたことはないもの。だって、自分の時間は好きなことをしたいじゃない。」そりゃそうよね~。毎日1時間の報告って・・・ちょっと厳しすぎよね。今後改善されることになるのかしら???
今週末(13日~15)にかけて男子シニア・ツアーの『アウトバック・チャンピオンズ・シリーズ』の開幕戦がボストン大学で行われてます。ピート・サンプラス、ジョン・マッケンロー、主催者のジム・クーリア、マッツ・ビランデル、トッド・マーチン、ミカエル・パーンフォースの6人が出場しているの。あ、ビランデルは風邪をこじらして、直前でジミー・アライアスに変更になってしまいました。
その大会の中日の14日、そうバレンタイン・デーのイベントととして、アンナ・クルニコワが出場男子選手と組んで、ミックス・ダブルスのイベントを行うんだって。現地時間午後2時と午後7時の2回行われるそのイベントは、相手にトレーシー・オースチンを招いて行われるんだって。
パートナーはその後の試合に出場しない選手が選ばれる予定。クルニコワは「テニスをするのは本当に大好き、コートに立ってミックス・ダブルスをプレーすることもね。でもまたツアーに戻ろうとは思っていないの。ツアーに耐えられる体ではないわ。自分の腰は、もうあの厳しいツアーには耐えられないはず。」って、ツアー復帰は否定してました。
全豪オープンで優勝したセリーナには「彼女は本当にすごい選手。すごい刺激になる選手ね。」って自身が叶えることができなかったビッグ・タイトルを獲得した彼女の凄さを語ってました。未だに、特にアメリカでは絶大な人気を誇るクルニコワは、各メディアに引っ張りダコ。いつか日本でもまたプレーしてくれないかしら?
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今年から厳しくなったドーピングに関する決まりで、ラファエル・ナダルやアンディ・マレーが猛反発をしているのは、これまでもお伝えしたけど、女子でもこれに反対する意見を出した選手がいるの。全豪オープン覇者で現在世界ランク1位のセリーナ・ウィリアムズ。
彼女は、現在行われているパリの大会の2回戦を勝利したあとの記者会見で、そのことに触れたわ。「かなりやり過ぎだし、プライバシーもあったものじゃない。いつ何時でも検査官が現れる可能性があるってことでしょ。」
この決まりは2月9日のブログに書いた通り、トップ選手は毎日1時間はどこにいるかをレポートしなければならなくて、先3ヶ月間の予定も伝えておかなければならないの。その予定がちょっとでも変更したら、メールなどですぐに知らせなければならないと言う厳しいもの。
「常に都市から都市へと飛び回っているわ。第一、自分がどこにいるか何て他人に伝えたことはないもの。だって、自分の時間は好きなことをしたいじゃない。」そりゃそうよね~。毎日1時間の報告って・・・ちょっと厳しすぎよね。今後改善されることになるのかしら???
今週末(13日~15)にかけて男子シニア・ツアーの『アウトバック・チャンピオンズ・シリーズ』の開幕戦がボストン大学で行われてます。ピート・サンプラス、ジョン・マッケンロー、主催者のジム・クーリア、マッツ・ビランデル、トッド・マーチン、ミカエル・パーンフォースの6人が出場しているの。あ、ビランデルは風邪をこじらして、直前でジミー・アライアスに変更になってしまいました。
その大会の中日の14日、そうバレンタイン・デーのイベントととして、アンナ・クルニコワが出場男子選手と組んで、ミックス・ダブルスのイベントを行うんだって。現地時間午後2時と午後7時の2回行われるそのイベントは、相手にトレーシー・オースチンを招いて行われるんだって。
パートナーはその後の試合に出場しない選手が選ばれる予定。クルニコワは「テニスをするのは本当に大好き、コートに立ってミックス・ダブルスをプレーすることもね。でもまたツアーに戻ろうとは思っていないの。ツアーに耐えられる体ではないわ。自分の腰は、もうあの厳しいツアーには耐えられないはず。」って、ツアー復帰は否定してました。
全豪オープンで優勝したセリーナには「彼女は本当にすごい選手。すごい刺激になる選手ね。」って自身が叶えることができなかったビッグ・タイトルを獲得した彼女の凄さを語ってました。未だに、特にアメリカでは絶大な人気を誇るクルニコワは、各メディアに引っ張りダコ。いつか日本でもまたプレーしてくれないかしら?
2009年02月13日
アガシ&グラフがエキシビションに登場
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今年のウィンブルドンから登場するセンター・コートの屋根。その屋根の付いたセンター・コートのこけら落としとして5月17日にエキシビション大会が行われるの。それは、屋根の開閉の状態や、閉めた時の会場の空調や音響施設などの調整も含めて行われるの。
出場選手は・・・と言うと、その時期はクレー・シーズン真っ只中で全仏オープンへの調整期間中とあって、現役選手の参加は見込まれないため、引退したかつての名プレーヤーへイギリス・テニス協会はアプローチを図ったのね。
もちろん、地元からはウィンブルドンで4度のベスト4入りを果たした元エース、ティム・ヘンマンの出場は当然(?)のことで、今回OKサインを出したのは、アンドレ・アガシ&シュテフィ・グラフ夫妻なの。
3年もの月日を要して作られたこの屋根付きのセンター・コート。ウィンブルドンと言えば雨による中断が名物とも言われるほど。それでも大会側としては、その雨でスケジュールが崩されることがしばしば。悩みの種だったのよね。
そのエキシビションには、若くして引退したキム・クレイステルスの出場も決まったようで、アガシ&グラフ夫妻と、ヘンマン&クレイステルスのミックス・ダブルス・・・な~んて見られるのかもしれません・・・ワクワク!!!
1月27日のブログで紹介したグレッグ・ルゼッドスキのデビスカップへの復帰のお話し。本人は本気でやる気らしいんだけど、イギリス・デビスカップ監督であるジョン・ロイド氏は、彼の意思に反してメンバーには若手の起用を決めたようなの。
引退して2年の月日が流れたルゼッドスキは、ツアーを回ることのない生活に物足りなさを覚え、時折入るテレビのコメンテーターの仕事も満足の行くものではなかったらしいの。そんな彼がやることと言えば、そう、テニスだったの。
テニスに費やす時間が多くなった彼は、痛めていた腰にも痛みを感じることはなくなって、元気にプレーすることができるようになったの。そんな健康な体になった彼は、また世界の舞台でのプレーを意識するようになったのよね。
イギリスのエースは世界ランク4位のアンディ・マレーだけど、マレーの下にはトップ100にイギリス人はいないの。マレーに次ぐトップ選手が存在していない今の状況から、ルゼッドスキは国別対抗戦のデビスカップでのプレーが念頭に置かれるようになったって感じね。
まだ諦め切れない彼は、いくつかの大会へ主催者推薦枠での出場を要請しているんだとか。デビスカップまであと1ヶ月を切った今、ちょっと遅かったかな~って言うのが印象に残ってしまいますね・・・。
それからアンディ・マレーの兄のジェイミー・マレーも、ダブルス要員として選ばれないかもしれないって噂なの。彼は今年に入ってから、セルビアのドゥサン・ベミッチと組んで開幕戦のブリスベンと、全豪オープン前哨戦のシドニーに出場するも、ブリスベンでは初戦は突破したものの続く準々決勝で敗退、シドニーで初戦敗退。先週のクロアチアでも初戦負け。
全豪オープンは、かつてパートナーを組んでいたアメリカのエリック・バトラックと組んだけど、そこでも1回戦突破とは行きませんでした。つまり今季これまで1勝4敗と散々なの。
とは言え、ダブルス・ランキング27位のマレーに変わるダブルス選手も同45位のロス・ハッチンスがいるけど、彼も今季不調でこれまでマレーと同じく1勝4敗なのよね。シングルスもダブルスも、選手起用に苦しい思いをするのはジョン・ロイド監督ね。
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今年のウィンブルドンから登場するセンター・コートの屋根。その屋根の付いたセンター・コートのこけら落としとして5月17日にエキシビション大会が行われるの。それは、屋根の開閉の状態や、閉めた時の会場の空調や音響施設などの調整も含めて行われるの。
出場選手は・・・と言うと、その時期はクレー・シーズン真っ只中で全仏オープンへの調整期間中とあって、現役選手の参加は見込まれないため、引退したかつての名プレーヤーへイギリス・テニス協会はアプローチを図ったのね。
もちろん、地元からはウィンブルドンで4度のベスト4入りを果たした元エース、ティム・ヘンマンの出場は当然(?)のことで、今回OKサインを出したのは、アンドレ・アガシ&シュテフィ・グラフ夫妻なの。
3年もの月日を要して作られたこの屋根付きのセンター・コート。ウィンブルドンと言えば雨による中断が名物とも言われるほど。それでも大会側としては、その雨でスケジュールが崩されることがしばしば。悩みの種だったのよね。
そのエキシビションには、若くして引退したキム・クレイステルスの出場も決まったようで、アガシ&グラフ夫妻と、ヘンマン&クレイステルスのミックス・ダブルス・・・な~んて見られるのかもしれません・・・ワクワク!!!
1月27日のブログで紹介したグレッグ・ルゼッドスキのデビスカップへの復帰のお話し。本人は本気でやる気らしいんだけど、イギリス・デビスカップ監督であるジョン・ロイド氏は、彼の意思に反してメンバーには若手の起用を決めたようなの。
引退して2年の月日が流れたルゼッドスキは、ツアーを回ることのない生活に物足りなさを覚え、時折入るテレビのコメンテーターの仕事も満足の行くものではなかったらしいの。そんな彼がやることと言えば、そう、テニスだったの。
テニスに費やす時間が多くなった彼は、痛めていた腰にも痛みを感じることはなくなって、元気にプレーすることができるようになったの。そんな健康な体になった彼は、また世界の舞台でのプレーを意識するようになったのよね。
イギリスのエースは世界ランク4位のアンディ・マレーだけど、マレーの下にはトップ100にイギリス人はいないの。マレーに次ぐトップ選手が存在していない今の状況から、ルゼッドスキは国別対抗戦のデビスカップでのプレーが念頭に置かれるようになったって感じね。
まだ諦め切れない彼は、いくつかの大会へ主催者推薦枠での出場を要請しているんだとか。デビスカップまであと1ヶ月を切った今、ちょっと遅かったかな~って言うのが印象に残ってしまいますね・・・。
それからアンディ・マレーの兄のジェイミー・マレーも、ダブルス要員として選ばれないかもしれないって噂なの。彼は今年に入ってから、セルビアのドゥサン・ベミッチと組んで開幕戦のブリスベンと、全豪オープン前哨戦のシドニーに出場するも、ブリスベンでは初戦は突破したものの続く準々決勝で敗退、シドニーで初戦敗退。先週のクロアチアでも初戦負け。
全豪オープンは、かつてパートナーを組んでいたアメリカのエリック・バトラックと組んだけど、そこでも1回戦突破とは行きませんでした。つまり今季これまで1勝4敗と散々なの。
とは言え、ダブルス・ランキング27位のマレーに変わるダブルス選手も同45位のロス・ハッチンスがいるけど、彼も今季不調でこれまでマレーと同じく1勝4敗なのよね。シングルスもダブルスも、選手起用に苦しい思いをするのはジョン・ロイド監督ね。
2009年02月12日
イバノビッチの新コーチ
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1月31日のブログでも書いたけど、全豪オープンではセルビア勢の勢いがちょっと無かったわよね。そんな中、3回戦敗退を喫したアナ・イバノビッチは、なかなかスランプから脱出できずにいるの。その対策の1つとして、新しいコーチを雇ったようよ。
彼の名はクレイグ・コルダン氏、47歳。彼は、プロとしての経歴は際立つものはないけど、コーチとしてはこれまで、マルチナ・ナブラチロワやリンゼイ・ダベンポート、メアリー・ピアス、ジェニファー・カプリアティらを師事していた経歴の持ち主。
昨年の全仏オープンで優勝して、その直後にセルビア人として初めて世界ランク1位の座について、その後はセルビアは元より世界中からの注目を集め、明らかにテニスへ費やす時間が減ってしまって、ウィンブルドンでも精彩を欠いたプレーだったのよね。
そんな彼女は、秋からフェルナンド・ベルダスコとのホットな交際も取り上げられたり、ファッション誌の表紙を飾るなど、忙しい日々を送っていたけど、テニスの方は依然スランプが続いているのよね。このコーチによって、かつてのプレーが見られるかしら?
さて、日本人選手達です。
先週オーストラリアで行われた男子5万ドルのチャレンジャーでは、伊藤竜馬、杉田祐一、三橋淳、本村剛一、岩淵聡選手がすべて初戦敗退。岩見亮選手のみが勝ち上がり、見ぼとベスト8入りを果たしました。岩見選手は383位から366位へとランキングを上げました。
メキシコの1万5千ドルのフューチャーズでは、第5シードで竹内研人選手は初戦敗退だったけど、、ノーシードの井藤祐一選手はベスト8入りしました。今週は、オーストラリアの1万5千ドルのフューチャーズに第4シードで伊藤、第8シードに杉田、三橋、岩見選手が出場してます。
女子では、オーストラリアの2万5千ドルのサーキットでは、岡田上千晶、岡本聖子、予選を勝ち上がった瀬間詠里花選手は1回戦で、同じく予選を勝ち上がって青山修子選手が2回戦で敗退するも、第5シードに瀬間友里加、第7シードで波形純理選手はいずれもベスト8入りをしました。
今週はアメリカの7万5千ドルに藤原里華選手が、オーストラリアの2万5千ドルには引き続き、第8シードで岡田上、岡本、予選を勝ち上がって山外涼月、宮村美紀選手が出場してます。みんな頑張ってくださいね~~~!!!
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1月31日のブログでも書いたけど、全豪オープンではセルビア勢の勢いがちょっと無かったわよね。そんな中、3回戦敗退を喫したアナ・イバノビッチは、なかなかスランプから脱出できずにいるの。その対策の1つとして、新しいコーチを雇ったようよ。
彼の名はクレイグ・コルダン氏、47歳。彼は、プロとしての経歴は際立つものはないけど、コーチとしてはこれまで、マルチナ・ナブラチロワやリンゼイ・ダベンポート、メアリー・ピアス、ジェニファー・カプリアティらを師事していた経歴の持ち主。
昨年の全仏オープンで優勝して、その直後にセルビア人として初めて世界ランク1位の座について、その後はセルビアは元より世界中からの注目を集め、明らかにテニスへ費やす時間が減ってしまって、ウィンブルドンでも精彩を欠いたプレーだったのよね。
そんな彼女は、秋からフェルナンド・ベルダスコとのホットな交際も取り上げられたり、ファッション誌の表紙を飾るなど、忙しい日々を送っていたけど、テニスの方は依然スランプが続いているのよね。このコーチによって、かつてのプレーが見られるかしら?
さて、日本人選手達です。
先週オーストラリアで行われた男子5万ドルのチャレンジャーでは、伊藤竜馬、杉田祐一、三橋淳、本村剛一、岩淵聡選手がすべて初戦敗退。岩見亮選手のみが勝ち上がり、見ぼとベスト8入りを果たしました。岩見選手は383位から366位へとランキングを上げました。
メキシコの1万5千ドルのフューチャーズでは、第5シードで竹内研人選手は初戦敗退だったけど、、ノーシードの井藤祐一選手はベスト8入りしました。今週は、オーストラリアの1万5千ドルのフューチャーズに第4シードで伊藤、第8シードに杉田、三橋、岩見選手が出場してます。
女子では、オーストラリアの2万5千ドルのサーキットでは、岡田上千晶、岡本聖子、予選を勝ち上がった瀬間詠里花選手は1回戦で、同じく予選を勝ち上がって青山修子選手が2回戦で敗退するも、第5シードに瀬間友里加、第7シードで波形純理選手はいずれもベスト8入りをしました。
今週はアメリカの7万5千ドルに藤原里華選手が、オーストラリアの2万5千ドルには引き続き、第8シードで岡田上、岡本、予選を勝ち上がって山外涼月、宮村美紀選手が出場してます。みんな頑張ってくださいね~~~!!!
2009年02月10日
ベテランも頑張っております!
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現在のテニス界、特に女子は10代の選手の台頭が目立つわよね。トップ20以内に6人もの10代の選手がいるの。それに20代半ばにして引退する選手だって。そう、キム・クライシュテルスやジュスティーヌ・エナンなどは記憶に新しいけど、25歳で引退しちゃったのよね。
そんな流れの中、ベテランも頑張っております。先週末行われたフェドカップのワールド・グループ1で、接戦を制してベスト4入りを果たしたアメリカ・チームのエース、ジル・クレイバス、34歳。現在のトップ100の最年長選手なの。
ウィリアムズ姉妹の欠場に加え、シングルス・ランキングで次にいたベサニー・マテック=サンズが怪我で欠場しちゃったから、先週のランキングで75位にいたクレイバスがエースとして出場してシングルスで1勝を上げて勝利に貢献しました。
彼女はプロ選手としてはちょっと変わった経歴の持ち主なの。大学へ進学した彼女は、フロリダ大学時代の1996年に、大学選手権であるNCAAでチャンピオンになって、その後23歳からプロとしてツアーを回り始めたの。
ランキングの最高位、39位になったのも2006年、31歳の時。今もプレーは好調なんだって。「今本当に調子が良いの。コーチとのコンビも最高で、求める方向も一致してしていてどんどん良くなっている。年齢なんて関係ないわ、しっかり体のケアーさえしていればね。ちょっとでも痛みや不安があったら、その場で徹底的に治療するの。」って、年齢も関係ないって自負しているわ。
「それに年齢を考えないことね。もし考え始めたら、きっとそれが影響し出してしまうと思うわ。今しなければならない試合や練習に集中することが何よりも必要なの。」そうよね~、体のケアーがしっかりできていなかったら、例え若くてもプロ生活は送れませんからね。
トップ100には、彼女の1つ下に日本のエース杉山愛選手とロッサーナ・デロス=リオスがいます。デロス=リオスは2001年に最高位51位まで行ったけど、その後ランキングを落としながらも現役を続け、去年またトップ100入りに成功したのよね。
もちろん、トップ100以降には、ダブルスでは未だに世界のトップで戦っているビルジニ・ルアノ=パスクアルとジポラ・オブジラーの35歳がいます。それに忘れてはならないのが、クルム伊達公子選手ですよね。何と38歳です。
選手の若年化が進むのと同時に、スポーツ医学の発達などもあり、現役生活も昔と比べたら長くなっているのも事実かもしれないわね。それにクルム伊達選手の復帰なども、杉山選手やクレイバスには良い影響を与えているのかもしれないわ。
事実、開幕戦のオークランドでは、クルム伊達選手がクレイバスと対戦。クレイバスはストレート勝利を上げるなど、全豪オープンでランキング28位のカイア・カネピに勝ちそうになるほどのプレーをしたクルム伊達選手へのライバル心からか(?)、素晴らしいプレーを見せていましたからね。
そう考えると、杉山選手も今季ここまでシングルスもダブルスも好調ですよね。刺激し合えるライバルがいることもプレーの質を上げる要因の1つになりますよね。こうなったらベテラン選手達にもどんどん頑張ってもらっちゃいましょうか!!!
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現在のテニス界、特に女子は10代の選手の台頭が目立つわよね。トップ20以内に6人もの10代の選手がいるの。それに20代半ばにして引退する選手だって。そう、キム・クライシュテルスやジュスティーヌ・エナンなどは記憶に新しいけど、25歳で引退しちゃったのよね。
そんな流れの中、ベテランも頑張っております。先週末行われたフェドカップのワールド・グループ1で、接戦を制してベスト4入りを果たしたアメリカ・チームのエース、ジル・クレイバス、34歳。現在のトップ100の最年長選手なの。
ウィリアムズ姉妹の欠場に加え、シングルス・ランキングで次にいたベサニー・マテック=サンズが怪我で欠場しちゃったから、先週のランキングで75位にいたクレイバスがエースとして出場してシングルスで1勝を上げて勝利に貢献しました。
彼女はプロ選手としてはちょっと変わった経歴の持ち主なの。大学へ進学した彼女は、フロリダ大学時代の1996年に、大学選手権であるNCAAでチャンピオンになって、その後23歳からプロとしてツアーを回り始めたの。
ランキングの最高位、39位になったのも2006年、31歳の時。今もプレーは好調なんだって。「今本当に調子が良いの。コーチとのコンビも最高で、求める方向も一致してしていてどんどん良くなっている。年齢なんて関係ないわ、しっかり体のケアーさえしていればね。ちょっとでも痛みや不安があったら、その場で徹底的に治療するの。」って、年齢も関係ないって自負しているわ。
「それに年齢を考えないことね。もし考え始めたら、きっとそれが影響し出してしまうと思うわ。今しなければならない試合や練習に集中することが何よりも必要なの。」そうよね~、体のケアーがしっかりできていなかったら、例え若くてもプロ生活は送れませんからね。
トップ100には、彼女の1つ下に日本のエース杉山愛選手とロッサーナ・デロス=リオスがいます。デロス=リオスは2001年に最高位51位まで行ったけど、その後ランキングを落としながらも現役を続け、去年またトップ100入りに成功したのよね。
もちろん、トップ100以降には、ダブルスでは未だに世界のトップで戦っているビルジニ・ルアノ=パスクアルとジポラ・オブジラーの35歳がいます。それに忘れてはならないのが、クルム伊達公子選手ですよね。何と38歳です。
選手の若年化が進むのと同時に、スポーツ医学の発達などもあり、現役生活も昔と比べたら長くなっているのも事実かもしれないわね。それにクルム伊達選手の復帰なども、杉山選手やクレイバスには良い影響を与えているのかもしれないわ。
事実、開幕戦のオークランドでは、クルム伊達選手がクレイバスと対戦。クレイバスはストレート勝利を上げるなど、全豪オープンでランキング28位のカイア・カネピに勝ちそうになるほどのプレーをしたクルム伊達選手へのライバル心からか(?)、素晴らしいプレーを見せていましたからね。
そう考えると、杉山選手も今季ここまでシングルスもダブルスも好調ですよね。刺激し合えるライバルがいることもプレーの質を上げる要因の1つになりますよね。こうなったらベテラン選手達にもどんどん頑張ってもらっちゃいましょうか!!!
2009年02月09日
グーガの入学&ドーピング検査
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去年の全仏オープンを最後にプロ生活にピリオドを打った、グーガの愛称で親しまれた元世界ランク1位のグスタボ・クエルテンは、引退から9ヶ月経った今、若かりし頃にテニスによって断念していた学生生活をスタートさせることになったの。
全仏オープンで3度の優勝を誇り、かつてのクレー王と言われたクエルテンは、現在32歳になりながらも、地元ブラジルでは未だに国民的英雄として有名なんだって。そんな彼だから、大学の入試試験の時は、特別な警備が敷かれるほどだったんだとか。
テニス後の人生に多少なりの不安を抱えた彼は、大学進学で将来の自分の人生にプラスになるように、勉学に励もうと決心したようね。彼が通う大学は、地元であるブラジル南部のシアター・ガレッジで、今月中旬からスタートするんだって。
真面目な彼だから、しっかりガレッジ・ライフをエンジョイしつつ、勉強もちゃんとこなしそうね。将来の夢のために頑張ってね!
今年から新しく国際テニス連盟(ITF)で設定されドーピング・テストに対する各選手への決まりに、賛否がかもし出されております。その決まりは、選手は365日通して1時間は自分がどこにいるかをレポートしなければならなくて、テストの要請を拒むことは許されないと言うもの。
最初は全豪オープン中に、ラファエル・ナダルがこの決まりに苦言を吐いていたの。それからアンディ・マレーも反対するコメントをしていたんだけど、ロジャー・フェデラーが、その決まりを受け入れる方向のコメントをしているの。
「厳しい決まりだし、これまでの決まりから大きく変わってしまった。今後は慣れることが必要だ。これもドーピング使用者を捕まえる手段。毎日1時間はちょっときついけど、テニスと言うスポーツがクリーンなものであるために必要であるのなら、自分はそれに従うよ。」と、フェデラー。
自宅にいた時、午前7時にいきなり検査官がやって来たマレーは「オーストラリアから帰った直後の午前7時に押し掛けて、尿のサンプルを彼らの目の前で採取されたんだ。僕の自宅に来ているのに、そこの住所を書かされた。知っているからそこへ来れたはずなのに。何とも手厳しかったよ。これじゃノーマルな生活なんて送れないよ!」
そうね~、世界各国を飛び回っている選手は、もちろん時差や気候の変化との戦いでもあるのよね。厳しい試合の直後の休息の時に、それを邪魔されちゃ体調管理だって思うように行かないわよね。ちょっと可哀そうかも・・・。
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去年の全仏オープンを最後にプロ生活にピリオドを打った、グーガの愛称で親しまれた元世界ランク1位のグスタボ・クエルテンは、引退から9ヶ月経った今、若かりし頃にテニスによって断念していた学生生活をスタートさせることになったの。
全仏オープンで3度の優勝を誇り、かつてのクレー王と言われたクエルテンは、現在32歳になりながらも、地元ブラジルでは未だに国民的英雄として有名なんだって。そんな彼だから、大学の入試試験の時は、特別な警備が敷かれるほどだったんだとか。
テニス後の人生に多少なりの不安を抱えた彼は、大学進学で将来の自分の人生にプラスになるように、勉学に励もうと決心したようね。彼が通う大学は、地元であるブラジル南部のシアター・ガレッジで、今月中旬からスタートするんだって。
真面目な彼だから、しっかりガレッジ・ライフをエンジョイしつつ、勉強もちゃんとこなしそうね。将来の夢のために頑張ってね!
今年から新しく国際テニス連盟(ITF)で設定されドーピング・テストに対する各選手への決まりに、賛否がかもし出されております。その決まりは、選手は365日通して1時間は自分がどこにいるかをレポートしなければならなくて、テストの要請を拒むことは許されないと言うもの。
最初は全豪オープン中に、ラファエル・ナダルがこの決まりに苦言を吐いていたの。それからアンディ・マレーも反対するコメントをしていたんだけど、ロジャー・フェデラーが、その決まりを受け入れる方向のコメントをしているの。
「厳しい決まりだし、これまでの決まりから大きく変わってしまった。今後は慣れることが必要だ。これもドーピング使用者を捕まえる手段。毎日1時間はちょっときついけど、テニスと言うスポーツがクリーンなものであるために必要であるのなら、自分はそれに従うよ。」と、フェデラー。
自宅にいた時、午前7時にいきなり検査官がやって来たマレーは「オーストラリアから帰った直後の午前7時に押し掛けて、尿のサンプルを彼らの目の前で採取されたんだ。僕の自宅に来ているのに、そこの住所を書かされた。知っているからそこへ来れたはずなのに。何とも手厳しかったよ。これじゃノーマルな生活なんて送れないよ!」
そうね~、世界各国を飛び回っている選手は、もちろん時差や気候の変化との戦いでもあるのよね。厳しい試合の直後の休息の時に、それを邪魔されちゃ体調管理だって思うように行かないわよね。ちょっと可哀そうかも・・・。
2009年02月06日
WTAツアーに今季登場する新大会
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WTA女子ツアーに新にクレー大会が1つ加わることとなりました。大会名は『アンダルシア・テニス・エクスペリエンス』で、4月4日から12日までスペインはアンダルシア地方マーベラで行われるの。
木曜日に現地で大会開催のメディア発表会がありました。そこには大会ディレクターで元世界ランク2位のコンチータ・マルチネス、現在スペイン女子ナンバー1のアナベル・メディーナ=ガリゲスや、彼女とダブルスを組んで今でも現役を続けているビルジニア・ルアノ=パスクアルも出席してました。
どうりで・・・今週末にチェコで行われるフェドカップのスペイン・チームに二人の名前がないな~って思っていたところでした。
「セレーナ・ウィリアムズやイェレーナ・ヤンコビッチ、アメリ・モレスモも出場を承諾してくれている。もちろん、その他のトップ選手も出場してくれるはず。世界ナンバー1になった選手達がこの大会へ出場してくれるのは、本当に光栄なこと。ここスペインで、世界トップ・レベルのテニスが見られるのは、今後のスペイン・テニス界にもプラスになることでしょう。」
と語るのは、1994年のウィンブルドン・チャンピオンで、2006年を最後に引退したマルチネス。喜びが隠し切れない様子ね。
大会会場は3千500人収容のセンター・コートに、その他2つのショー・コートのある施設。アナ・イバノビッチもセルビアに女子大会をって熱望しているし、どんどんツアーが世界へ広がって行くのは選手にとっても良い事なのでは。
それから全仏オープン直前に行われるポーランドのワルシャワ・オープンが賞金総額2万2千ドルのインターナショナル・シリーズから、6万ドルのプレミア・シリーズへと格上げされたの。
これまでワルシャワ・オープンが行われていた7月には、オーストリアはバッドガスタインでインターナショナル・シリーズの大会が新しく開催されることになりました。
これで今季のカレンダーでは4大大会を含め55大会が31の国で開催されることになりました。賞金総額も過去最高の8千600万ドルを越えるもの!26大会がヨーロッパで、15大会が北中米大陸で、14大会がアジア・パシフィックで行われます。
ちなみに、男女共同開催は17大会で、インディアンウェルズ、マイアミ、マドリッド、北京、シドニー、モスクワ、イーストボーン、ニューヘブン、ブリスベン、シュヘルトヘンボッシュ、エストリル、メンフィス、アカプルコ、それと4つのグランドスラム。
1週違いで男女の大会が行われるのは7大会で、ドバイ、東京、ローマ、シンシナティ、カナダ、オークランド、バスタード。それから新しい大会は、前述の2大会に加えて、マドリッド、ブリスベン、モンテレー、ポンテ=べドラ・ビーチ、バスタード、大阪。
日本で10月12日から18日に行われる日本女子オープンは、これまでの女子のジャパン・オープンに代わって(引き継がれて)行われるWTA大会。アジア・シーズン中だし、トップ選手の出場の可能性も・・・。今から楽しみね。
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WTA女子ツアーに新にクレー大会が1つ加わることとなりました。大会名は『アンダルシア・テニス・エクスペリエンス』で、4月4日から12日までスペインはアンダルシア地方マーベラで行われるの。
木曜日に現地で大会開催のメディア発表会がありました。そこには大会ディレクターで元世界ランク2位のコンチータ・マルチネス、現在スペイン女子ナンバー1のアナベル・メディーナ=ガリゲスや、彼女とダブルスを組んで今でも現役を続けているビルジニア・ルアノ=パスクアルも出席してました。
どうりで・・・今週末にチェコで行われるフェドカップのスペイン・チームに二人の名前がないな~って思っていたところでした。
「セレーナ・ウィリアムズやイェレーナ・ヤンコビッチ、アメリ・モレスモも出場を承諾してくれている。もちろん、その他のトップ選手も出場してくれるはず。世界ナンバー1になった選手達がこの大会へ出場してくれるのは、本当に光栄なこと。ここスペインで、世界トップ・レベルのテニスが見られるのは、今後のスペイン・テニス界にもプラスになることでしょう。」
と語るのは、1994年のウィンブルドン・チャンピオンで、2006年を最後に引退したマルチネス。喜びが隠し切れない様子ね。
大会会場は3千500人収容のセンター・コートに、その他2つのショー・コートのある施設。アナ・イバノビッチもセルビアに女子大会をって熱望しているし、どんどんツアーが世界へ広がって行くのは選手にとっても良い事なのでは。
それから全仏オープン直前に行われるポーランドのワルシャワ・オープンが賞金総額2万2千ドルのインターナショナル・シリーズから、6万ドルのプレミア・シリーズへと格上げされたの。
これまでワルシャワ・オープンが行われていた7月には、オーストリアはバッドガスタインでインターナショナル・シリーズの大会が新しく開催されることになりました。
これで今季のカレンダーでは4大大会を含め55大会が31の国で開催されることになりました。賞金総額も過去最高の8千600万ドルを越えるもの!26大会がヨーロッパで、15大会が北中米大陸で、14大会がアジア・パシフィックで行われます。
ちなみに、男女共同開催は17大会で、インディアンウェルズ、マイアミ、マドリッド、北京、シドニー、モスクワ、イーストボーン、ニューヘブン、ブリスベン、シュヘルトヘンボッシュ、エストリル、メンフィス、アカプルコ、それと4つのグランドスラム。
1週違いで男女の大会が行われるのは7大会で、ドバイ、東京、ローマ、シンシナティ、カナダ、オークランド、バスタード。それから新しい大会は、前述の2大会に加えて、マドリッド、ブリスベン、モンテレー、ポンテ=べドラ・ビーチ、バスタード、大阪。
日本で10月12日から18日に行われる日本女子オープンは、これまでの女子のジャパン・オープンに代わって(引き継がれて)行われるWTA大会。アジア・シーズン中だし、トップ選手の出場の可能性も・・・。今から楽しみね。
2009年02月05日
フェデラーの涙
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全豪オープンの最終日に行われてた男子シングル決勝。勝ったのは世界ランク1位のラファエル・ナダルよね。その表彰式で、止まらない涙に暮れたロジャー・フェデラーのことは、しばらくこのブログに書けませんでした。
正直あの試合はフェデラーに勝って欲しいって思って見ていたので、Pinkyも涙を押さえることはできませんでした。数日経った今、色々テニス関係のサイトを見ていると、その事に関する記事やコメントを目にします。
あの瞬間は、フェデラーも一人の人間だったんだなって思いと、復活に懸ける彼の思いの強さを表していたと思いました。だって、あれだけの世界王者だった27歳になる成人男性が、ウルウルではなくほとんど号泣に近かったのですから。しかも最後の写真撮影の時でさえ、まだ涙が止まらない様子でしたからね。
あの光景に対して、彼を悪く言うものはほとんど見当たりませんでした。みなさんはあの光景をどう感じましたか?Pinkyはやっぱりこれからも彼を応援してしまいそうです。
話は変わって・・・
元世界ランク1位のマリア・シャラポワは、右肩の怪我を理由に全豪オープンを欠場して、大会2連覇を諦めて治療に費やしていたのよね。そんな彼女は、来週からのパリのインドア大会での復帰を予定していたんだけど、どうも怪我の回復が思うように進んでいないらしいの。
パリの大会を欠場する事を大会関係者が語っておりました。「彼女がパリには来ないことを確認している。パリの翌週のドバイの大会も辞退している。」って、2週続けて欠場を表明したらしいの。
21歳の彼女は、去年の8月からコートに立っていなくて、全豪の優勝ポイントが失った月曜日発表のランキングでは、17位へと大きく後退しちゃったのよね。
大会関係者は、月曜日に再びランキング1位に返り咲いたセリーナ・ウィリアムズや北京五輪金メダリストのエレーナ・デメンティエワの出場を付け加えて、大会を盛り上げようとアピールしておりました。
そうよね~、シャラポワの復帰戦なんてお客さんを呼ぶには宣伝効果絶大だものね。そんな彼女の欠場は、大会側としたら大きな痛手ですからね。パリ&ドバイには杉山愛選手も出場予定だし、活躍が期待されますね。
全豪オープンでは復活となるベスト8入りを果たし、地元ファンを楽しませたイェレーナ・ドキッチ。彼女は国別対抗戦のフェドカップに、2000年以来となるオーストラリアを代表として臨んでいるの。
アジア/オセアニア・ゾーンのプレーオフの韓国戦のシングルスに登場して、6ー0、6ー3の圧勝でオープニング・マッチを飾りました。その後も勝利を上げたオーストラリアは、韓国を3ー0で下して、プールAでまず1勝を上げました。
「ヨーロッパやアメリカの大会へ向かってもよかったんだけど、代表としてフェドカップを戦いたいって出場を選んだの。だから要請にはいつでも答えられるように準備していたのよ。かつてのように、こんな光栄の機会を逃すなんてもっての他。」と語っておりました。
このプレーオフは、木曜日にタイと、金曜日に台湾と対戦して、プールAの1位がプールBの1位と土曜日に戦って、その勝者が現在日本がいるワールド・グループⅡへのプレーオフを4月に行うんだって。日本もセルビア戦に負けたら、そのプレーオフへ回っちゃうから、何とか今週末の試合に勝利してもらいたいわ!
でも相手はイェレーナ・ヤンコビッチとアナ・イバノビッチ率いるセルビア!おまけに敵地セルビアでの対戦と、日本チームにとっては本当に厳しい状況よね。でも試合はやってみなければ分かりません。8時間の時差のある日本から、声援を送りましょう!
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全豪オープンの最終日に行われてた男子シングル決勝。勝ったのは世界ランク1位のラファエル・ナダルよね。その表彰式で、止まらない涙に暮れたロジャー・フェデラーのことは、しばらくこのブログに書けませんでした。
正直あの試合はフェデラーに勝って欲しいって思って見ていたので、Pinkyも涙を押さえることはできませんでした。数日経った今、色々テニス関係のサイトを見ていると、その事に関する記事やコメントを目にします。
あの瞬間は、フェデラーも一人の人間だったんだなって思いと、復活に懸ける彼の思いの強さを表していたと思いました。だって、あれだけの世界王者だった27歳になる成人男性が、ウルウルではなくほとんど号泣に近かったのですから。しかも最後の写真撮影の時でさえ、まだ涙が止まらない様子でしたからね。
あの光景に対して、彼を悪く言うものはほとんど見当たりませんでした。みなさんはあの光景をどう感じましたか?Pinkyはやっぱりこれからも彼を応援してしまいそうです。
話は変わって・・・
元世界ランク1位のマリア・シャラポワは、右肩の怪我を理由に全豪オープンを欠場して、大会2連覇を諦めて治療に費やしていたのよね。そんな彼女は、来週からのパリのインドア大会での復帰を予定していたんだけど、どうも怪我の回復が思うように進んでいないらしいの。
パリの大会を欠場する事を大会関係者が語っておりました。「彼女がパリには来ないことを確認している。パリの翌週のドバイの大会も辞退している。」って、2週続けて欠場を表明したらしいの。
21歳の彼女は、去年の8月からコートに立っていなくて、全豪の優勝ポイントが失った月曜日発表のランキングでは、17位へと大きく後退しちゃったのよね。
大会関係者は、月曜日に再びランキング1位に返り咲いたセリーナ・ウィリアムズや北京五輪金メダリストのエレーナ・デメンティエワの出場を付け加えて、大会を盛り上げようとアピールしておりました。
そうよね~、シャラポワの復帰戦なんてお客さんを呼ぶには宣伝効果絶大だものね。そんな彼女の欠場は、大会側としたら大きな痛手ですからね。パリ&ドバイには杉山愛選手も出場予定だし、活躍が期待されますね。
全豪オープンでは復活となるベスト8入りを果たし、地元ファンを楽しませたイェレーナ・ドキッチ。彼女は国別対抗戦のフェドカップに、2000年以来となるオーストラリアを代表として臨んでいるの。
アジア/オセアニア・ゾーンのプレーオフの韓国戦のシングルスに登場して、6ー0、6ー3の圧勝でオープニング・マッチを飾りました。その後も勝利を上げたオーストラリアは、韓国を3ー0で下して、プールAでまず1勝を上げました。
「ヨーロッパやアメリカの大会へ向かってもよかったんだけど、代表としてフェドカップを戦いたいって出場を選んだの。だから要請にはいつでも答えられるように準備していたのよ。かつてのように、こんな光栄の機会を逃すなんてもっての他。」と語っておりました。
このプレーオフは、木曜日にタイと、金曜日に台湾と対戦して、プールAの1位がプールBの1位と土曜日に戦って、その勝者が現在日本がいるワールド・グループⅡへのプレーオフを4月に行うんだって。日本もセルビア戦に負けたら、そのプレーオフへ回っちゃうから、何とか今週末の試合に勝利してもらいたいわ!
でも相手はイェレーナ・ヤンコビッチとアナ・イバノビッチ率いるセルビア!おまけに敵地セルビアでの対戦と、日本チームにとっては本当に厳しい状況よね。でも試合はやってみなければ分かりません。8時間の時差のある日本から、声援を送りましょう!
2009年02月04日
世界各地で・・・
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日本人選手の活躍で~~~っす。
先週メキシコで行われた1万5千ドルのフューチャーズでは第7シードの竹内研人、ノーシードの井藤祐一選手はいずれも初戦敗退でした。
今週はオーストラリアの5万ドルのチャレンジャーに伊藤竜馬、杉田祐一、三橋淳、岩見亮、本村剛一、岩淵聡選手が出場してます。メキシコの1万5千ドルのフューチャーズには引き続き第5シードで竹内、ノーシードで井藤選手が出場してます。
アメリカの5万ドルのチャレンジャーには予選に鈴木貴男、近藤大生選手が出場しましたが、本選入りとは行きませんでした。近藤選手はファイナル・ラウンドまで行って、ラッキー・ルーザーの可能性を残してますけどね。ダブルスはインド人選手と組んで第4シードで出場してますね。
女子ではインドの1万ドルのサーキットに出場した寺澤知花選手は1回戦で、第1シードでアナスタシア・マルホートラ選手はベスト4入りを果たしました。
今週はオーストラリアの2万5千ドルのサーキットに、第5シードに瀬間友里加、第7シードで波形純理、岡田上千晶、岡本聖子、予選を勝ち上がって青山修子、瀬間詠里花選手が出場してます。
女子国別対抗戦のファドカップのワールド・グループ2の1回戦が行われます。日本からはエースの杉山愛、森田あゆみ、中村藍子、藤原里華の4選手が敵地セルビアに行っています。セルビアからはもちろん、ヤンコビッチとイバノビッチが参戦してます。強敵ですね!!!
来週行われるパタヤ女子オープンに主催者推薦で出場のクルム伊達公子選手は、と~っくにパタヤ入りして、現地で調整してますね(彼女のブログより)。暑い所が大好きな彼女は、順調な仕上がりを見せているようです。その予選には日本人選手数名もエントリーの予定なので、その勝ち上がりも楽しみですね。
アメリカはカリフォルニア州サンノゼで行われるATPワールド・ツアー250には全豪オープン以来となる公式戦に錦織圭選手が出場予定ですね。体の方は万全な状態で迎えることができるのでしょうか。そこだけが心配です・・・。
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先週メキシコで行われた1万5千ドルのフューチャーズでは第7シードの竹内研人、ノーシードの井藤祐一選手はいずれも初戦敗退でした。
今週はオーストラリアの5万ドルのチャレンジャーに伊藤竜馬、杉田祐一、三橋淳、岩見亮、本村剛一、岩淵聡選手が出場してます。メキシコの1万5千ドルのフューチャーズには引き続き第5シードで竹内、ノーシードで井藤選手が出場してます。
アメリカの5万ドルのチャレンジャーには予選に鈴木貴男、近藤大生選手が出場しましたが、本選入りとは行きませんでした。近藤選手はファイナル・ラウンドまで行って、ラッキー・ルーザーの可能性を残してますけどね。ダブルスはインド人選手と組んで第4シードで出場してますね。
女子ではインドの1万ドルのサーキットに出場した寺澤知花選手は1回戦で、第1シードでアナスタシア・マルホートラ選手はベスト4入りを果たしました。
今週はオーストラリアの2万5千ドルのサーキットに、第5シードに瀬間友里加、第7シードで波形純理、岡田上千晶、岡本聖子、予選を勝ち上がって青山修子、瀬間詠里花選手が出場してます。
女子国別対抗戦のファドカップのワールド・グループ2の1回戦が行われます。日本からはエースの杉山愛、森田あゆみ、中村藍子、藤原里華の4選手が敵地セルビアに行っています。セルビアからはもちろん、ヤンコビッチとイバノビッチが参戦してます。強敵ですね!!!
来週行われるパタヤ女子オープンに主催者推薦で出場のクルム伊達公子選手は、と~っくにパタヤ入りして、現地で調整してますね(彼女のブログより)。暑い所が大好きな彼女は、順調な仕上がりを見せているようです。その予選には日本人選手数名もエントリーの予定なので、その勝ち上がりも楽しみですね。
アメリカはカリフォルニア州サンノゼで行われるATPワールド・ツアー250には全豪オープン以来となる公式戦に錦織圭選手が出場予定ですね。体の方は万全な状態で迎えることができるのでしょうか。そこだけが心配です・・・。
2009年02月03日
セリーナ&サフィーナ
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先に行われた全豪オープンで、見事優勝を飾ったセリーナ・ウィリアムズは、決勝戦前に書いた自身の日記に、その時の気持ちをこう綴っておりました。
「決勝進出だわ。すごく興奮してるの。今回ここまでこれた事は、今まで決勝へ進出した時より、より一層興奮しているって言えるの。どうしてかって聞かれると思うけど、それはここまでの自分のプレーがあまりにも酷すぎたから。
2回戦の後は本当に涙が出るかと思ったわ。もちろん試合には勝ったけど、あまりに酷いプレーにかなり落ち込んでしまった。何の慰めもできなかったわ。まっすぐホテルの部屋へ帰って、ベッドに横になって、“デスパレートな妻たち”を見たの。だって自分もデスパレート(やけくそ)な気分だったから。午後7時にはすっかり寝入ってしまったわ。
でも今は決勝戦を目の前にしていて、その事実は嬉しい事よ。だってこれまでのグランドスラムで3大会連続での決勝進出ですもの。こんなに安定した成績を残すことができた事自体が嬉しいの。これまで色んなことをメディアで叩かれてきた。ファッションや女優業などにめり込み過ぎだとか。最高のパフォーマンスができていない中でも、こうして安定した結果が出せたのは、本当に嬉しいわ。」
そうね~、一時期は大金を手にして、大きなスポンサーも付き、テニスへの意欲が無くなってしまっているんじゃないかって、引退説まで出たくらいですものね。怪我で欠場しながらも、芸能人の集まるパーティーへ出席しているのを激写されたり・・・。
そんな思いからか、あの決勝戦での圧倒ぶりに繋がったのかも知れないわね。だって、決勝戦はディナラ・サフィーナにわずか3ゲームしか与えず。これはそれまでの試合でも最小ゲーム数だったんだからね。
そんなサフィーナは、準々決勝か準決勝のあとに、自分自身について聞かれてこう答えてました。オフなど予定がない時の過ごし方を聞かれて・・・
「実は自分は、本当に怠け者なの。な~んにもしないの。観光なんてもってのほか。かなりの出不精だからお散歩だってしないわ。練習は熱心にするし、必要な買い物があれば、そこまで歩いては行くけど、美術館へ行ったりなんて考えられない。だったらじっと部屋にいたいわ。
何もなかったら24時間ず~っと部屋にこもっていることなんて簡単なこと。ただテレビのチャンネルだけを変えながらね。それが普段の自分なの。メルボルンはどう?って聞かれたら、テニス・クラブやホテルは最高って答えるわ。どんな街かは答えられない。どこへ行ったかとか何を見たかもね。」
そうなんだ~。出歩くのが好きじゃない人はいるけど、サフィーナはかなりの出不精のようね。練習がない限り、じ~~~っと部屋にこもりっきりだなんて・・・。世界を飛び回ってるのにもったいなわ・・・なんてPinkyは思っちゃうけど。
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先に行われた全豪オープンで、見事優勝を飾ったセリーナ・ウィリアムズは、決勝戦前に書いた自身の日記に、その時の気持ちをこう綴っておりました。
「決勝進出だわ。すごく興奮してるの。今回ここまでこれた事は、今まで決勝へ進出した時より、より一層興奮しているって言えるの。どうしてかって聞かれると思うけど、それはここまでの自分のプレーがあまりにも酷すぎたから。
2回戦の後は本当に涙が出るかと思ったわ。もちろん試合には勝ったけど、あまりに酷いプレーにかなり落ち込んでしまった。何の慰めもできなかったわ。まっすぐホテルの部屋へ帰って、ベッドに横になって、“デスパレートな妻たち”を見たの。だって自分もデスパレート(やけくそ)な気分だったから。午後7時にはすっかり寝入ってしまったわ。
でも今は決勝戦を目の前にしていて、その事実は嬉しい事よ。だってこれまでのグランドスラムで3大会連続での決勝進出ですもの。こんなに安定した成績を残すことができた事自体が嬉しいの。これまで色んなことをメディアで叩かれてきた。ファッションや女優業などにめり込み過ぎだとか。最高のパフォーマンスができていない中でも、こうして安定した結果が出せたのは、本当に嬉しいわ。」
そうね~、一時期は大金を手にして、大きなスポンサーも付き、テニスへの意欲が無くなってしまっているんじゃないかって、引退説まで出たくらいですものね。怪我で欠場しながらも、芸能人の集まるパーティーへ出席しているのを激写されたり・・・。
そんな思いからか、あの決勝戦での圧倒ぶりに繋がったのかも知れないわね。だって、決勝戦はディナラ・サフィーナにわずか3ゲームしか与えず。これはそれまでの試合でも最小ゲーム数だったんだからね。
そんなサフィーナは、準々決勝か準決勝のあとに、自分自身について聞かれてこう答えてました。オフなど予定がない時の過ごし方を聞かれて・・・
「実は自分は、本当に怠け者なの。な~んにもしないの。観光なんてもってのほか。かなりの出不精だからお散歩だってしないわ。練習は熱心にするし、必要な買い物があれば、そこまで歩いては行くけど、美術館へ行ったりなんて考えられない。だったらじっと部屋にいたいわ。
何もなかったら24時間ず~っと部屋にこもっていることなんて簡単なこと。ただテレビのチャンネルだけを変えながらね。それが普段の自分なの。メルボルンはどう?って聞かれたら、テニス・クラブやホテルは最高って答えるわ。どんな街かは答えられない。どこへ行ったかとか何を見たかもね。」
そうなんだ~。出歩くのが好きじゃない人はいるけど、サフィーナはかなりの出不精のようね。練習がない限り、じ~~~っと部屋にこもりっきりだなんて・・・。世界を飛び回ってるのにもったいなわ・・・なんてPinkyは思っちゃうけど。
2009年02月02日
全豪が終わって・・・
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今年最初のグランドスラムの全豪オープンも終わりましたね。女子はセレナ・ウィリアムズの強さが印象的だった大会でしたね。シングルスとダブルスのダブル優勝を飾っちゃって・・・愛ちゃん、本当に惜しかったわね。グランドスラマー目前だったのに。
セレナは決勝進出した時点で、女性アスリートの生涯獲得賞金額で世界のトップに立ちました。これまでは女子ゴルフのアニカ・ソレンスタムだったんだけど、それを抜きましたね。ソレンスタムは若くて引退しちゃったけど、セレナはその記録をこれからも伸ばすでしょう。
男子はラファエル・ナダルがハードコートのグランドスラムで初優勝を飾りましたね。復活を懸けたロジャー・フェデラーは、あと一歩及びませんでした。Pinkyは残念ながら男子決勝を見逃してしまったので、内容はちょっと分からないんだけど、ファイナルセットはすっかりナダル・ペースって感じのスコアーでしたね。今後、どこかから決勝戦の様子を入手して、じっくり見る予定です。
それにしても今大会の台風の渦になったのはフェルナンド・ベルダスコですね。ナダルとのレフティ対決も壮絶でしたね。ランキングも自己最高位の9位と、トップ10入りに成功。これがマグレって言われないような今後の活躍期待しちゃいます。
それにしてもナダルとベルダスコの試合は5時間14分に及んで、全豪オープン史上最長の試合で、両者ともそれが自己最長の試合だったんだって。しつこく粘るスペイン独特のプレー・スタイルならではの記録ですね。そう考えると全仏が楽しみかもね。
ダブルスは男子も女子も上位シードの敗退が目に付きましたね。男子はそれでも第2シードと第3シードの決勝で、元ダブルス・ランキング1位のブライアン兄弟が本領発揮しました。第1シードのネスター&ジモンイッチ組が2回戦敗退にはビックリしましたね。
女子は杉山&ハンチュコワ組が大接戦の末に第1シードのブラック&フーバー組を下したのは大きな話題になったわ。しかも7本ものマッチ・ポイントをしのいでの逆転勝利はあっぱれでした。第2シードのメディーナ=ガリゲス&ルアノ=パスクアル組が3回戦で完敗したのも驚きでしたね。
杉山選手はグランドスラム達成は来年に持ち越しってことで。ダブルス・ランキングも3位へと浮上した杉山選手。ハンチュコバも48位から26位へとジャンプ。シングルスでは21位から33位と大きくランキングを下げちゃった彼女だけど、愛ちゃんとのダブルスも楽しそうだし、今後も期待大かな。
予選に出場した日本人選手は、残念な結果が多かったですよね。男子の日本人ナンバー2の添田豪選手は予選1回戦ファイナル・セット5-1とかのリードからの逆転負けは、この経験を大いに生かしてトップ100入りして欲しいですね。
唯一予選を突破したクルム伊達公子選手は、1回戦の対戦相手が他の選手だったら勝ってたんじゃないか・・・って言うか、あの試合だって勝ちそうだったですよね~。来週からのパタヤ女子オープンには主催者推薦で本選出場。この際だから上位進出しちゃってもらいましょう!!!
期待の若手、錦織圭君と森田あゆみちゃんも、プレッシャーはあると思うけど、それを跳ね除けて世界の舞台で活躍して欲しいですね。あゆみちゃんは初戦の相手に恵まれた感じがあっただけに、2セット目は一気に持っていかれて負けちゃったのはちょっと・・・。勝ったマテックも2回戦では惨敗していたくらいだしね。今は何事も経験&勉強ですね。
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今年最初のグランドスラムの全豪オープンも終わりましたね。女子はセレナ・ウィリアムズの強さが印象的だった大会でしたね。シングルスとダブルスのダブル優勝を飾っちゃって・・・愛ちゃん、本当に惜しかったわね。グランドスラマー目前だったのに。
セレナは決勝進出した時点で、女性アスリートの生涯獲得賞金額で世界のトップに立ちました。これまでは女子ゴルフのアニカ・ソレンスタムだったんだけど、それを抜きましたね。ソレンスタムは若くて引退しちゃったけど、セレナはその記録をこれからも伸ばすでしょう。
男子はラファエル・ナダルがハードコートのグランドスラムで初優勝を飾りましたね。復活を懸けたロジャー・フェデラーは、あと一歩及びませんでした。Pinkyは残念ながら男子決勝を見逃してしまったので、内容はちょっと分からないんだけど、ファイナルセットはすっかりナダル・ペースって感じのスコアーでしたね。今後、どこかから決勝戦の様子を入手して、じっくり見る予定です。
それにしても今大会の台風の渦になったのはフェルナンド・ベルダスコですね。ナダルとのレフティ対決も壮絶でしたね。ランキングも自己最高位の9位と、トップ10入りに成功。これがマグレって言われないような今後の活躍期待しちゃいます。
それにしてもナダルとベルダスコの試合は5時間14分に及んで、全豪オープン史上最長の試合で、両者ともそれが自己最長の試合だったんだって。しつこく粘るスペイン独特のプレー・スタイルならではの記録ですね。そう考えると全仏が楽しみかもね。
ダブルスは男子も女子も上位シードの敗退が目に付きましたね。男子はそれでも第2シードと第3シードの決勝で、元ダブルス・ランキング1位のブライアン兄弟が本領発揮しました。第1シードのネスター&ジモンイッチ組が2回戦敗退にはビックリしましたね。
女子は杉山&ハンチュコワ組が大接戦の末に第1シードのブラック&フーバー組を下したのは大きな話題になったわ。しかも7本ものマッチ・ポイントをしのいでの逆転勝利はあっぱれでした。第2シードのメディーナ=ガリゲス&ルアノ=パスクアル組が3回戦で完敗したのも驚きでしたね。
杉山選手はグランドスラム達成は来年に持ち越しってことで。ダブルス・ランキングも3位へと浮上した杉山選手。ハンチュコバも48位から26位へとジャンプ。シングルスでは21位から33位と大きくランキングを下げちゃった彼女だけど、愛ちゃんとのダブルスも楽しそうだし、今後も期待大かな。
予選に出場した日本人選手は、残念な結果が多かったですよね。男子の日本人ナンバー2の添田豪選手は予選1回戦ファイナル・セット5-1とかのリードからの逆転負けは、この経験を大いに生かしてトップ100入りして欲しいですね。
唯一予選を突破したクルム伊達公子選手は、1回戦の対戦相手が他の選手だったら勝ってたんじゃないか・・・って言うか、あの試合だって勝ちそうだったですよね~。来週からのパタヤ女子オープンには主催者推薦で本選出場。この際だから上位進出しちゃってもらいましょう!!!
期待の若手、錦織圭君と森田あゆみちゃんも、プレッシャーはあると思うけど、それを跳ね除けて世界の舞台で活躍して欲しいですね。あゆみちゃんは初戦の相手に恵まれた感じがあっただけに、2セット目は一気に持っていかれて負けちゃったのはちょっと・・・。勝ったマテックも2回戦では惨敗していたくらいだしね。今は何事も経験&勉強ですね。