2009年11月29日
2010年の開幕戦

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来シーズンの開幕戦である『ブリスベン国際』は、出場選手が決まり始めましたね。


加えて男子では、今年の優勝者のラデック・シュティエパネック、トマス・ベルディフ、ガエル・モンフィス、リシャール・ガスケ、ジェームズ・ブレーク、マルコス・バグダティス、テイラー・デントらも参戦します。

女子はディナラ・サフィーナ、ナディア・ペトロワ、ダニエラ・ハンチュコワ、ルーシー・サファロバ、イェレーナ・ドキッチなどの面々。

オフシーズンが始まったばかりだけど、すでに来シーズンへ向けて、練習やトレーニングを開始している選手もいるかもしれないわ!


そんな2010時のツアー・スケジュールで、男子ツアーでフランスはニースに新たな大会が登場します。


これでフランスでは5つ目のATP大会の開催となります。



1つの国でたくさんのATPやWTA大会が開催されるなんて・・・やっぱり羨ましいわよね。



2009年11月28日
フェデラーが5度目の受賞

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今週の火曜日(24日)、ロジャー・フェデラーが『2009 ATPワールド・ツアー・チャンピオン』の座を獲得しましたね。


5回の受賞はジミー・コナーズと並ぶもので、歴代1位はピート・サンプラスの6回で、サンプラスは1993年から1998年まで6年連続で受賞したの。

シーズンを1位で終える選手へ贈られるこの賞は、現在行われている『ATPワールド・ツアー・ファイナルズ』の結果によって、フェデラーと2008年にこの賞を受賞したラファエル・ナダルの間で争われていたけど、24日の火曜日にフェデラーがアンディ・マレーを下した時点で、フェデラーがその座を獲得したの。

「こうしてまた1位の座へ返り咲けたことは大きな意味を持つね。今年はコート上でもコート外でも素晴らしい1年になった。4大大会全ての優勝を達成し、年末ランキングを1位で終えられることができることに自分でも驚いているよ。」って28歳のフェデラーは喜びを語ってました。

1位の座から落ちて、再び1位へ返り咲いての受賞者はイワン・レンドルに次いで2人目の快挙だそうよ。


フェデラーはナダルの壁からどうしても優勝することができなかった全仏オープンのタイトルを、ロビン・ソデルリングを下して初めて獲得すると共に、全てのグランドスラムで優勝を成し遂げ、史上6人目のグランドスラマーとなったの。

その直後のウィンブルドンでは、アンディ・ロディックとの壮絶な決勝戦を制し、これまでサンプラスが持つグランドスラム優勝記録の14回を塗り替える15回目の優勝を飾ったわ。


公私共に最高のシーズンを送ったんじゃないかしら?あ、もちろん、まだ『ATPワールド・ツアー・ファイナルズ』は終わっていないので、今大会でも優勝の可能性を残しているわね。


2009年11月27日
ロディック、順調に回復

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膝の怪我で現在行われている男子テニスツアーの最終戦『ATPワールド・ツアー・ファイナルズ』を大会前に欠場表明していたアンディ・ロディックだけど、その怪我が思ったより早く回復へ向かっているようです。

「怪我は大分良くなって来ているんだ。真っ直ぐには走れるようになったから、来週にはコートに立って練習を再開できそうだよ。」って、当の本人が語ってました。

ロディックは7週間前に上海でのマスターズ1000大会に出場中に膝に痛みが起き、2回戦のスタニスラス・ワウリンカとの試合を途中棄権。



「試合へ出場できないなら、こうして自宅に居る方が断然良いよ。最終戦に出場できなかったこの気持ちを、こうして故郷にいることでより楽にさせてくれるんだ。もちろん、出場中の選手は羨ましいって思うけど、故郷へ帰れて、ここで受けるたくさんのエネルギーは、本当に元気にさせてくれるんだ。」
やっぱり誰でも祖国、故郷が一番よね。


今年は1月に一度9位に落ちたけど、ウィンブルドンではロジャー・フェデラーに敗れはしたものの準優勝を飾り5位まで浮上。



WTAツアープロのジャーミラ・グロスが晴れてオーストラリア国籍が認められたそうよ。




そんな彼女は、オーストラリアで男子プロ選手の、サム・グロスと知り合い今年の2月に結婚。



「夢が叶いました。とても興奮しているし、この素晴らしい国の一員になれたことを誇りに思います。この国は私が初めて訪れた時から、人々はとても温かく迎えてくれて、祖国にいるような気持ちにさせてくれました。」って、22歳のジャーミラは喜びを語ってました。

これで彼女は、来シーズンから国別対抗戦のフェドカップを始め、全てのWTAツアーをオーストラリア人としてプレーすることが認められたの。

「テニス・オーストラリアやオーストラリアのテニス・コミュニティーは、ここまでのプロセスを全面的にサポートしてくれました。オーストラリアを代表してシーズンを通してプレーができることを楽しみにしているし、好成績を上げられるように頑張ります。」
今年の7月に自己最高位の57位に上ったジャーミラは、その後は足首を痛めつつ試合に出場していたんだけど、USオープンの1回戦敗退後は足首の治療に専念するために大会を全て欠場して、現在は来シーズンへ向けて治療とトレーニングに専念しているんだって。

シーズン開幕戦のブリスベン国際にはオーストラリア人として出場する予定で、2010年をスタートさせるようね。


2009年11月25日
USTAの全豪への予選会

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毎年シーズン最初のグランドスラムである全豪オープンへは、全米テニス協会(USTA)から男女各1名ずつ、主催者推薦枠が設けられていて、それへの予選会が来月行われます。


まずは男子。

ライアン・ハリソン(17)、アレックス・クズネツォフ(22)、ジェス・ルヴァイン(22)、マイケル・マクルーン(20)、ウェイン・オデスニック(24)、ジャック・ソック(17)、ライアン・スウィーティング(22)、ドナルド・ヤング(20)の8人。

そして女子。

ロウレン・アルバネス(20)、マディソン・ブレングル(19)、ジュリア・コーエン(20)、エスター・ゴールドフェルド(16)、クリスティーナ・マクヘイル(17)、アジア・ムハマド(18)、アリソン・リスキ(19)、ココ・ヴァンデンヴェーグ(予選会中に18)の8人。

この予選会は12月4日から7日までアトランタのナショナル・トレーニング・センターで行われます。


去年は、ジョン・アイズナーとクリスティーナ・マクヘイルがこの予選会を勝ち上がって今年の全豪の本戦でプレーしておりました。

初日の12月4日にはエキシビション・マッチも行われる予定です。


予選会の選手達は、みんな若くてアメリカ・テニス界の将来を期待されている人達なはずよね。

恒例の先週の日本人で~~~っす。

カナダの5万ドルのサーキットに出場した不田涼子選手は1回戦敗退でした。


オーストラリアの2万5千ドルでは、秋田史帆選手が1回戦で、第5シードの岡田上千晶選手はベスト4でした。


国内では兵庫での1万ドルのサーキットでは、ベスト8に第5シードの川床萌、第6シードの中野佑美、小城千菜美、桑田寛子選手が、ベスト4に久見香奈恵、美濃越舞選手が入りました。決勝戦はノーシードの伊藤和沙と予選を勝ち上がって高畑寿弥の戦いとなり、高畑が初優勝を飾りました。

ダブルスでは、ベスト4に伊藤&平ペアーと久見&川床ペアーが入りました。決勝では、加藤&横田ペアーをストレートで下した川崎&高畑ペアーが優勝しました。


今週は愛知県豊田市で7万5千ドルのサーキットが行われてますね。




オーストラリアの2万5千ドルには、第シードで岡田上千晶、岡あゆみ、秋田史帆選手が引き続き出場してます。

ランキングでは藤原里華選手が238いから196位へジャンプしてますね。

男子では、国内は横浜での5万ドルの慶応チャレンジャーで、ベスト4に第1シードの添田豪選手が入りました。



今週は女子と同じく豊田で3万5千ドルのチャレンジャーが行われていて、第1シードに添田豪、第5シードに伊藤竜馬選手始め、先週優勝した鈴木貴男選手も出場してます。


ランキングでは鈴木貴男選手が、339位から229へとジャンプしてますね。

2009年11月24日
モーヤが復帰へ

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元世界1位のカルロス・モーヤが来シーズンでの復帰へ向けて、来月エキシビションに出場することが明らかになったの。


そのエキシビションには、今季限りで引退したマラット・サフィンに加え、地元からファン・モナコ、チリのフェルナンド・ゴンサレス、キプロスのマルコス・バグダティスの出場が決まってます。


33歳のモーヤは、このエキシビションが来年1月からのシーズンへの良い調整になればって考えているみたい。


「何ヵ月もコートから離れてから、こうして試合へ戻ってこれてとてもハッピーだよ。コートに立てなかった時期は本当に辛かった。でも試合で受ける緊張感をまた感じたくなったんだ。試合へ戻れるようにハードな練習も積んだ。復帰するのは簡単なことじゃないのは分かっているけど、今はとてもモチベーションが高いんだ。」
モーヤは足の炎症と右臀部の靭帯と骨の手術を受けていて、半年以上もの治療とリハビリを受けていて、コートには約10ヶ月ぶりに帰って来るの。



2009年11月21日
クエリーが練習再開

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サム・クエリーがアクシデントからの怪我が回復して、練習を再開したんだって。



それは9月28日の月曜日の練習後に起こったの。




その怪我は、右前腕の筋肉を2本切ってしまったんだけど、幸いなことに神経を傷つけるには至らなかったの。


「ガラスが割れて滑り落ちてしまったんだ。起き上がったら腕にガラスの破片が刺さっていて、血が噴出してすぐにトレーナーのところに行ったのさ。医者が来てその後に救急車が呼ばれて病院へ行って治療を受けたんだ。」ってその時のことを語ってました。

傷は25針縫う怪我で、腕の筋肉の30%を切ってしまったとのこと。


今は大分回復したけど、彼の武器である弾丸サーブはまだ100%には至っていないわ。


クエリーは今年、自己最高位の22位まで上って、2009年のシーズンを25位で終わらせることができたの。



この怪我のあと、ロディックやブレークから連絡があったけど、何より嬉しかったのは、世界ランク1位のロジャー・フェデラーからもメールをもらったことだそうよ。

「それが一番最高だった。すごくハッピーだったし、最高に嬉しかったよ。それくらいの出来事だったんだ。」って、嬉しそうに笑いながらクエリーは語っていて、自身初のトップ20入りするチャンスを逃したものの、こんなに嬉しいこともあって良かったんじゃない?

1月の第1週にあるブリスベンの大会で来シーズンをスタートさせる予定でいるクエリーは、それを目指して先週からボールを打ち始めたの。

「来年はもっと4大大会に照準を置きたい。」って抱負を語りつつ「この怪我で違う価値を見つけたんだ。練習を開始してから、コートで一度もイライラしたり怒ることがなかった。ただテニスができるってことだけで幸せだったんだ。」って、テニスができることの幸せを十分に実感したんじゃないかしら?


2009年11月20日
フェデラーのビッグ契約

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世界ランク1位のロジャー・フェデラーは、28歳にしてまた新たなスポンサー契約を結びました。


細かい金額などは明らかにされていないけど、チョコレート社との契約は娘さんも喜ぶだろうってご本人。


フェデラーはこれまでも、ロレックスやコーヒーマシーンのジュラ、保険会社のナショナル・スイス、などとも契約していて、世界で有名なのは、スイス航空やジレット、ナイキ、ウィルソン、メルセデス・ベンツなどとも大型契約を結んでいるのよね。

アメリカの経済誌の『フォーブス』によると、2008年6月から2009年6月までのテニスでの獲得賞金を含め、彼の収入は3300万ドル(約29億7千万円)に上るって憶測らしいわ。


そんな彼が今一番質問されるのは「いつまで現役を続けるのか?」なんだとか。


彼はその質問に対して2012年のロンドン五輪まではやるって答えているけど・・・「でも、それは彼らを黙らせるためだったんだ。それより先に現役を続けるのは、どれくらい体が続けられるかによるさ。ミルカは娘達に僕のプレーを見せてあげたいと願っている。それには娘達がもうちょっと成長する必要があるし、僕ももうちょっと現役でいる必要がある。」
そうよね。あと5年やりたいって思っても、怪我をしちゃったりしたら、続けたくても続けられないものね。


「フィットしていれば、32~33歳くらいまでは、最高のプレーができるはず。それは何を目指しているかによると思う。僕は常に大きな目標を描いて達成を信じているんだ。それは“明日どうなるか”ではなく、“次の5年間で僕の人生とテニスがどうなるか”を見ているんだ。」
いつも数年先の大きな目標へ向けてビジョンを持って練習や試合をこなしているのね。



2009年11月19日
ナダルの厳しい時期

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今年の全仏オープンまで、同大会負けなしの4連覇を挙げていたラファエル・ナダルだけど、今年は何と4回戦でロビン・ソデルリングにまさかの敗戦を喫して、大会の連勝記録を31で止められちゃったのは、今年の男子テニスのビッグニュースの1つよね。

その頃のナダルは、精神的にとても辛い時期だったそうよ。


「あの頃は、僕にとってとても厳しい時期だった。大好きなウィンブルドンにも出場できなかったし、個人的な問題もあり、ローラン・ギャロスでも負けてしまった。色々なことが一気に押し寄せて辛い時期だった。両親の離婚は自分の人生で多大な変化をもたらしたんだ。それからウィンブルドンを欠場して、その頃の1ヶ月は地に足が着いていない状態だった。」
ってナダルはイギリスのメディア『ザ・ガーディアン』へ語ってました。


両親の離婚について問われると「今はもう大丈夫。でも、受け入れるには時間が必要だった。特に、家にあまり居なくて何が起きているか分からない状態だと、より受け入れるのが難しかった。ただ、怪我をしたことで家族や友人と過ごす時間ができたけどね。」
それから来年のグランドスラムのタイトル争いについても語ってました。


「僕の考えだと、ジョコビッチやマレーの方が、まだ多少デル=ポトロより上だと感じるんだ。マレーはまだ4大大会で優勝経験がないけど、彼のこれまでの成績はデル=ポトロを上回っているからね。マレーも近い将来優勝できると思う。トップ3にいる選手は誰もが高い可能性を持っているよ。マレーはまだ22歳だし、まだまだ成長過程にいるしね。」
って、マレーのことを高く評価しているわね。


ナダルも、実は来週行われるツアー最終戦の『ATPワールド・ツアー・ファイナルズ』の結果次第では、フェデラーを抜いて年末ランキングで1位の可能性を残してます。


2009年11月18日
ズヴォナレーワの手術とデントの100入り

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女子ツアー最終戦の『ソニー・エリクソン・チャンピオンシップス』で、1試合途中で欠場したディナラ・サフィーナに代わって出場しつつも、やはり1試合終わった時点で欠場でしちゃったヴェラ・ズヴォナレーワが、その欠場の原因だった右足首の手術を受けたの。

内視鏡の手術で、それほど大がかりなものじゃなかったようで、診断だと4~5週間の休養で大丈夫とのこと。


それから2009年4月3日のブログで思いっきり紹介したテイラー・デントの復帰。



そんな彼は、先週アメリカで行われた5万ドルのチャレンジャー大会で見事優勝を飾り、105位だったランキングを91位へと、トップ100へと返り咲きに成功したの。


毎年夏のアメリカ・シリーズ中に、ニューヘイブンで男女共同開催で行われていた、『パイロット・ペン・テニス』大会なんだけど、来年でパイロット・ペンとのスポンサー契約が切れるんだって。


来年で15年目になるパイロット・ペンとの契約だけど、最後のシーズンになってしまうとのこと。


恒例の先週の日本人で~~~っす。

女子では、アメリカの5万ドルのサーキットで、不田涼子選手が2回戦で敗退でした。


今週もカナダの5万ドルのサーキットには不田涼子選手が単身出場してます。




国内では兵庫での1万ドルのサーキットには、第1シードで北崎悦子、第2シードで清水咲子、第3シードで加藤茉弥、第4シードで高山千尋、第5シードで川床萌、第6シードで中野佑美、第7シードで宮崎優実、第8シードで江口実沙選手ら、たくさんの日本人選手が出場してます。

男子では先週のチャレンジャー、フューチャーズ大会へ出場の選手はおりませんでした。

今週は国内は横浜で5万ドルの慶応チャレンジャーが行われていて、第1シードに添田豪、第4シードで伊藤竜馬、鈴木貴男、杉田祐一、守屋宏紀、予選を勝ち上がって井藤祐一、主催者推薦で三橋淳、松井俊英、松永浩気、会田翔選手が出場してます。


国内大会でのビッグ・イベントである『第84回ニッケ全日本テニス選手権』が有明で行われましたね。





ダブルスでは、男子が今大会で引退する岩渕聡と松井俊英ペアーが大会3連覇達成でした。




この大会はミックスダブルスも行われて、植木竜太郎&クルム伊達公子ペアーが優勝して、クルム伊達選手は去年のシングルス、ダブルスに続いての3冠達成でした。


今大会を最後に引退した森上亜希子、岩渕聡、本村剛一、予選決勝で敗退して最後の試合を終えてしまった茶圓鉄也選手、本当にお疲れさまでした。


2009年11月17日
WTAのベテランと若手

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以前はプロテニス選手でベテランと呼ばれるのは、20代後半くらいだったけど、今では体のメンテナンス技術やサプリメントなども整い、30歳を過ぎてもツアー生活を続けている選手が男子も女子も結構います。

そんなベテランの中でも注目を集めたのは、ご存知クルム伊達公子選手で、韓国で行われた韓国オープンで優勝。


今季、30歳以上でもう一人ツアー優勝を飾ったのが、同じアジアのタマリン・タナスガーンで、6月のオランダはスヘルトヘンボッシュで行われたオルディナ・オープンで優勝したのが32歳27日でした。


11月13日のブログでお伝えしたように、今年の年末ランキングはすでに決定されました。


21位、アメリ・モレスモ(30)
43位、パティー・シュニーダー(31)
59位、タチアナ・ガービン(32)
77位、ジル・クレイバス(35)
82位、クルム伊達公子(39)
(ちなみに、タナスガーンは112位で、今週インドで開催の5万ドルのサーキットに第1シードで出場して再びトップ100入りを狙ってます。)
シュニーダーは今年の12月で31歳になります。



それとは逆に10代の若手にも注目してみましょう。今年10代でツアー優勝を飾ったのは以下の選手達。

ヴィクトリア・アザレンカ(19):ブリスベン、メンフィス、マイアミ
アレクサンラ・ドゥルグェール(19):ワルシャワ
ペトラ・クヴィトバ(18):ホバート
サビーネ・リシキ(19):チャールストン
ヤニーナ・ウィックマイヤー(19):エストリル(リンツでも優勝したけど、20歳になってから)
カロライン・ウォズニアキ(18):ポンテ・ベドラ・ビーチ、イーストボーン、(ニューへイブンは19歳になってから)
そのウォズニアキが今季の優勝者の最年少です。



年末ランキングのトップ100で10代の選手は以下の通り。

04位、カロライン・ウォズニアキ(19)
41位、アナスタシア・パブリュチェンコワ(18)
46位、ソラーナ・シルステア(19)
49位、メラニー・ウダン(18)
50位、アリーゼ・コルネ(19)
62位、ペトラ・クヴィトバ(19)
66位、ウラスズラ・ラドワンスカ(18)
71位、ポロナ・ヘルコグ(18)
72位、森田あゆみ(19)
76位、ステファニー・フーゲル(19)
83位、アナスタシヤ・セバストバ(19)
84位、ペトラ・マルティッチ(18)
92位、チャン・カイ・チェン(18)
ウダンがトップ100選手中の最年少選手。


そのカプリアティは、まだ正式な引退発表はしていないけど、これからの復帰はかなり可能性薄いかと・・・。




2009年11月15日
男子最終戦出場者が出揃う

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男子テニスツアーの最終戦、『マスターズ・カップ』へ出場する8人が決まりましたね。



11月12日に行われたシングルス3回戦で、同大会第6シードのダビデンコは第9シードのロビン・ソデルリングに3-6、6-3、4-6で敗れはしたものの、第7シードのベルダスコも第12シードのマーリン・チリッチに6-3、3-6、4-6で敗れたことにより、出場権を獲得しました。

その時点で可能性を残しているソデルリングとジョー・ウィルフリード・ツォンガは同大会で優勝してもダビデンコを抜くことができないからなの。

翌13日の準々決勝で、ソデルリングとツォンガの両者が敗れたため、結果ベルダスコを上回ることができず、ベルダスコはすでに敗退していたにも関わらず、8番目となる最後の切符を獲得することになったの。

先月の上海マスターズで、膝の怪我で棄権したアンディ・ロディックの出場が危ぶまれているけど、もし彼や他の選手が欠場を表明した場合は、ソデルリングが最初の補欠の選手となります。

『マスターズ・カップ』はこのBNPパリバ・マスターズから1週間あいだを置いて、11月22日から29日までイギリスはロンドンで開催されます。

昨年は中国の上海で行われていたその大会では、決勝戦でノヴァーク・ジョコビッチがダビデンコを6-1、7-5のストレートで下して優勝を飾ってましたね。


2009年11月14日
ウィックマイヤーが不服の訴え

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1年間の出場停止処分が下されたヤニーナ・ウィックマイヤーは、それを不服とする訴えを起こすことを発表しました。


20歳のウィックマイヤーは、今季2大会で優勝を飾り、USオープンでベスト4入りするなど、現在は自己最高位の16位で気持ち良くシーズンを終える予定だったの。


「この処分に対して不服とする訴えを起こすつもりです。それを覆すためにできること全てをしようと思います。そうしなければ1年間も試合に出場できなくなってしまうのです。年末までには全力を尽くして戦います。私はファイターだし、絶対に諦めません。」
そう力強く語るウィックマイヤーだけど、専門家はそう簡単なことではないとも語ってるの。



ウィックマイヤーは去年のシーズンオフはスイスでトレーニングして、そのまま1月にはオーストラリアへ渡って今シーズンをスタートさせたから、自宅へ届いていたメールを見ることがなかったらしいの。


委員会から送られたパスワードも、何度試してもログインできず、アクセス出来ない状態にいたらしいわ。


コミュニケーション不足と、お互いのメールが不十分だったために、最初の2回の報告が出来なかったと、彼女は主張しているんだけど、さあいったいどうなるのかしらね?

その半ドーピング委員会の新しいルールについては、それが決められた当初から難色を表していたラファエル・ナダルが、また反対するコメントをしてました。


「まず初めに言いたいのは、自分は誰よりもテニスと言うスポーツがクリーンであるべきだと願っている。自分の考えでは、このルールは正しいやり方ではないと思う。多少の改革は嬉しいが、これは明らかにやり過ぎだ。」そのルールでは、毎日1日1時間はどこにいるかを報告しなければならないの。

1年もの間、ツアー離脱をすると言うことは、ランキングも0からのスタートになると言うこと。


加えナダルは「自分は常に選手の立場でいるし、彼らを守りたい。彼らがいつもクリーンでいることを自信を持って信頼しているんだ。」って、男子プロテニス選手協会の副理事を務めるナダルが力説してました。


女子プロテニス協会のWTAはすでに、選手に課されたそのルールから選手を守るために、その責任を軽減する措置が取られることになってるみたい。


禁止薬物を使ったわけでもないのに、半ドーピング委員会から出場停止処分が下されちゃうなんて、選手としては納得が行かないかも知れないわね。


2009年11月13日
WTA年末ランキング決定

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女子プロテニス・ツアーは、先週の『コモンウェルスバンク・トーナメント・オブ・チャンピオンズ』でレギュラー・ツアーが終わりました。


9日の月曜日に発表になった最新のランキングが、2009年の年末ランキングになります。


その8人はセリーナ・ウィリアムズ(2位から1位)、ディナラ・サフィーナ(3位から2位)、スベトラーナ・クズネツォワ(8位から3位)、エレーナ・デメンティエワ(4位から5位)、ヴィーナス・ウィリアムズ(いずれも6位)、イェレーナ・ヤンコビッチ(1位から8位)、ヴェラ・ズヴォナレーワ(7位から9位)、アグニエスカ・ラドワンスカ(いずれも10位)です。

新顔は去年の12位から4位へ浮上したカロライン・ウォズニアキと15位から7位へ浮上したヴィクトリア・アザレンカです。



先週の『コモンウェルスバンク・トーナメント・オブ・チャンピオンズ』で大きくランキングを上げたのが優勝したアラバンヌ・レザイで、44位から26位と自己最高位を更新。


クルム伊達選手は、日本人とりては78位の森田あゆみ選手に次いで2番目だけど、その森田選手は来週行われるインドの5万ドルのサーキットで去年優勝してるけど今年はエントリーしていないので、再来週頃にはその70ポイントを失います。

その頃、森田&クルム伊達選手共々、今季の最後の試合となるであろう豊田での7万5千ドル大会へ出場します。


そして誰よりも目覚ましかったのが復帰を果たしたキム・クレイステルスよね。




ダブルスでは3年連続でリーゼル・フーバーとカーラ・ブラックが同率1位でフィニッシュ。



その下の5位のヌリア・ヤゴステラ=ビベスと6位のマリア・ホセ・マルチネス=サンチェスは二人でツアー・ベストとなる7大会で優勝を飾りました。


さ~来年のランキングはどうなるんでしょうね。




2009年11月12日
サフィン、12年のプロテニス人生に幕

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同大会でも過去に3度の優勝を誇る元世界1位のサフィンは、コートで感情を露にしたり、主審に食い掛かったり、ラケットを投げたりと、その暴れん坊なキャラクターで有名で、そんな人間味帯びた彼は、多くのファンから愛されていたのよね。

「今日のこの日は、思い出の中でも最高のものになるだろう。ここでこれまでの思い出を一つの箱にしまうんだ。勝利、敗戦、その他色々。一つのドアが閉まり、次のドアが開いてくれることを祈るよ。今後の人生で、今までのテニス人生で得た成功の10%獲得できるとしたら、それだけで十分満足さ。コートの上で、本当に厳しい時間をたくさん過ごしてきた。そのことがこれからの新しい人生で大いに役立つだろう。」
試合が終わって思いを語ったサフィンは、詰め掛けた観客からの盛大な拍手を浴びてました。



会場には他の選手からのビデオ・レターも流されたんだって。


このフランスはパリには特別な思いがあると試合後の記者会見で語っていたサフィン。



「この場所が、全ての始まりで、そして今こうして全てを終わりにする。ここパリ以外に、それに匹敵する場所はない。」2002年には国別対抗戦の決勝をパリで行い、シングルスで2勝を上げ、フランスを下してロシアを優勝へ導いた場所でもあるわね。

テニス人生で悔いが残る2度の敗戦があるとも語っていたわ。


そんな彼に各選手からのコメントをご紹介しましょう。

ロジャー・フェデラー「マラットにはたくさんの素晴らしい思い出がある。彼の事を考えると、素晴らしい才能に満ちたすごい選手だと言う思いが出る。信じられないようなバックハンドを持つ、とてつもないアスリートだった。ちょっとクレージーでもあったけど。とてもワイルドな性格がコートの中でも外でも現れていた。だからこそ彼を愛していたんだ。」
ノヴァーク・ジョコビッチ「彼は多大なカリスマを持つ不思議な人だった。コートの中でも外でも、数多くの興奮を呼び起こしてくれた選手だった。だからテニス界は彼の引退を惜しむだろう。」
ラデク・シュティエパネック「一度コートに立つと、本当に倒すのが難しい選手だった。彼は誰からも勝利を得られる選手だった。常に何かを持っているような選手だった。」
ドミクニ・フルバティ「彼はいつも同じだった。独自の性格をしていて、それがいつも変わらなかったんだ。テニスにはそんな性格が必要だから、すごく良いことだと思う。彼のような選手こそ、テニスへもっと注目や人々、スポンサーやお金を集めることができる。誰もが同じ個性だったら、テニスを見にこようと思わないよ。」
ピート・サンプラス「彼は素晴らしい人間で選手だった。彼はコート上で、自分自身を表現できる選手で、感情を豊かに表してきた。コート外でも、彼はとてもゆかいな人間だった。自分は選手時代、とても控えめだった。なぜか、そんな性格の違う彼と自分がいつしかとても仲良くなったんだ。一緒に練習もした。彼はテニスと言うスポーツに多大な貢献をしたチャンピオンで、世界1にもなった。そんな彼が去って行くのはとても悲しい。」
と、彼の引退を惜しむ声が上がってました。





2009年11月11日
中国で初のシニアツアー開催

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男子シニアツアーの1つ、ATPが統括するATPチャンピオンズ・ツアーの今季第5戦が、中国は四川省の成都で11月5日から8日まで行われました。

予選のグループAでは、ゴラン・イヴァニセビッチがジョン・マッケンロー、パット・キャッシュ、ビヨン・ボルグを下して1位通過。


日曜日に行われた決勝戦ではエンクヴィストがイヴァニセビッチを7-5、6-2のストレートで下して優勝。


優勝したエンクヴィストはこれで今季、出場3大会全てで優勝して、今季のシニア・ランキングでは断トツの1位。


「ここではストレスやプレッシャーはもうないんだ。コートへ立って、ただ楽しめばいい。もちろん、一度コートに立つと、良いプレーをしたくなる。でも、一番大切なことは、自分自身を楽しんで、観客のみなさんへ素晴らしいプレーをお見せするように努力することなんだ。」
そうね。何年もランキングや賞金に追われるプレッシャーの中で戦い続けてきた彼らは、それから解き放たれてコートに立つことの楽しみを味わうことが何よりよね。



恒例の先週の日本人で~~~っす。

女子では台湾の10万ドルのサーキットでは、瀬間詠里花、予選を勝ちあがった久松志保、ラッキールーザーの手塚玲美選手が初戦で、瀬間友里加、米村知子選手が2回戦で敗退でした。


ダブルスでは日本人選手は上位進出できませんでした。



2000年でシングルスを引退後も翌年はダブルスでコートに立っていたけど、2003年と2004年は1度ずつダブルスで試合に出場。



それから、アメリカの2万5千ドルには第7シードで不田涼子選手たが単身出場したけど、シングルスでは初戦敗退。



今週は、アメリカの5万ドルのサーキットに不田涼子選手が、フィリピンの1万ドルには予選を勝ち上がって内藤陽子選手が出場してます。

ランキングではクルム伊達公子選手が101位から82位へ、藤原里華選手が266位から237位へとジャンプしてます。

男子では、韓国の10万ドルのチャレンジャーで杉田祐一、ラッキールーザーの守屋宏紀選手は1回戦敗退だったけど、伊藤竜馬選手はベスト8入りを果たしました。


ランキングでは伊藤竜馬選手が259位から234位へとジャンプしました。

今週は、女子もそうだけど、男子選手のほとんどが『第84回ニッケ全日本テニス選手権』に出場してますね。



2009年11月09日
サントロの現役最後の試合

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ピート・サンプラスに「マジシャン」と言うニックネームを付けられた彼は、フォア、バックともダブルハンドと男子プロテニス界ではちょっと変わったプレースタイルながら、スピンにスライスに、ダブルス名手でもあることでもお分かりのようにボレーも上手で、そんな多彩なプレーから名付けられたニックネームなのよね。

36歳の彼は試合直後、対戦相手のブレークと着ていたシャツを交換し握手を交わして、会場のアリーナを大声援の中、ゆっくり一周してその声援に答えていたんだって。

「まず、37歳にもなろうとしている自分が、アリーナのセンターコートにいるべきじゃないね。この役目は、今後の若い選手に引き継いでもらいたい。」と、大会からの好意に感謝を表しつつ、若手への期待も語っておりました。

ブレークも「長年に渡るキャリアには脱帽します。彼は常に対戦相手を本気にさせる選手でした。」と、サントロに敬意を表してました。

1989年にプロになって以来、20年間ものプロテニス人生で、シングルスでは6度、ダブルスでは24度もの優勝を飾り、全豪オープンではミカエル・ロドラと組み2003年、2004年と2連覇を達成していたの。

11月3日のブログでも書いたけど、もしかしたら来年の全豪オープンに出場かも・・・との憶測が飛んでいるけど、サントロ本人の口からその可能性については語られてません。



このところテニス界を揺るがしているアンドレ・アガシの禁止薬物使用の告白。



「どんな悪影響があるかは定かではない。告白することで得るものより、失うものの方がかなり多い。払わなければならない代償は想像していたよ。」と、39歳のアガシは告白したことで自身の身に降りかかるさまざまな事を受け入れる心構えが出来ていたようね。

当時アガシのライバルで共に戦っていたセルヒ・ブルゲラも、怒りを覚えているみたい。


「もし彼が禁止薬物の使用とATPへの虚偽をしたことが事実なら、彼のメダルは剥奪されるべきだ。騙し取られた気分さ。その試合だけじゃなく、その頃戦った数多くの大切な試合も同じこと。もちろん、コートで勝利して金メダルを手にしたかったが、彼はいかさまをしたし、そのメダルにふさわしくはない。」
かなりお怒りのブルゲラよね。



2009年11月08日
キムが同胞選手への厳しい処分に一言!

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11月6日のブログに書いたけど、クルム伊達公子選手が準決勝進出となったヤニーナ・ウィックマイヤーの大会欠場の理由が、1年間の出場禁止処分に不服とする訴えを起こすためなの。

これは地元ベルギーの反ドーピング委員会から、選手に定められた居場所確認を怠ったために課された処分なんだって。


USオープンでベスト4入りして、現在世界ランク18位まで上り詰めている上り盛りの20歳のウィックマイヤー。


マリスは、2002年に世界ランク最高19位まで行ったけど、その後2007年からは右手首の怪我でツアー離脱。



ウィックマイヤーは、反ドーピング委員会のホームページへアクセスするパスワードでトラブルがありログインができず、登録したメールアドレスも自宅のパソコンでしかチェックできず、世界を飛び回ってツアーに出ていた彼女は、それが出来なかったと先月語っていたの。


このことに対して、復帰間もない同じベルギーのキム・クレイステルスもコメントを出してます。

「こんな理由から1年間の出場停止処分を受けるなんて、本当に厳しいと思う。テニス人生の終わりや多大な傷が付くことは明らか。正しい対応を取らなかったのかもしれないけど、ドーピング検査で陰性反応も出ていない。この気持ちを書かずにはいられないわ。ヤニーナとザビエルに降りかかった事実は本当に不運でならない。テニスと言うスポーツがクリーンなものであるために、委員会も選手も共に強力し合い、より良い解決策を見つけ出せるようにしなければならない。」
両選手にしてみたら、1年間の出場停止は本当に厳しいわよね。


居場所確認の報告義務が決まった時も、多くのトップ選手から批判の声が上がっていたわ。



2009年11月07日
フェドカップ決勝

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現地時間の今日と明日で行われる女子国別対抗戦、フェドカップの決勝。


アメリカは、エースのウィリアムズ姉妹が出場を辞退してしまって、USオープンでベスト8進出を果たして、一躍アメリカ期待の星となった18歳のメラニー・ウダンがエースとして選ばれたの。

ウィンブルドンで予選を勝ち上がって4回戦進出を果たした彼女は、それで一気にトップ100入り。USオープン後にはトップ50入りと順調にランキングも上げているわ。


ウダンは「ウィリアムズ姉妹がいないのはやっぱりプレッシャーにはなるけど、代表に選ばれないかとも思っていたから、こうして祖国の代表になれたことは良かったと思う。これまでも2度選ばれているし、試合を楽しみにしたいわ。全力を尽くすまでよ。」と抱負を語ってました。

加えて「USオープン後は、誰からも勝利を期待されるの。自分はまだ成長段階だし、まだまだ学ぶことがたくさんあるわ。色んなことにチャレンジしているし、誰にでも上下はあるもの。USオープンの時はちょうど好調な時期で、そのあとはちょっと病気にもなって不調だっただけ。決勝へ向けては万全な体調よ!」と、シンデレラとなったプレッシャーを語っているわ。

彼女の他には、ダブルス・ランキング1位のリーゼル・フーバー、20歳のアレックス・グラッチ、バニア・キングをメアリー・ジョー・フェルナンデス監督が率いるの。

対するイタリアは、今季イタリア人として初のトップ10入りを果たしたフラビア・ペネッタをエースに、フランチェスカ・スキアボーネ、サラ・エッラニ、ロベルタ・ビンチをコッラド・バラズッチ監督が率います。

アメリカは敵地のクレーに加え、ウィリアムズ姉妹の欠場と、条件的にはかなり厳しい状況よね。イタリアは地元の声援を受けて、2度目の優勝を飾れるかしら。

2009年11月06日
ここへ来て幸運なクルム伊達選手

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何と言うことでしょう。主催者推薦で出場しているクルム伊達公子選手が、ベスト4進出です。


ツアー最終戦へ出場している選手を除いた上位10選手と、主催者推薦2選手の12名で争われる大会。



初日にヤニーナ・ウィックマイヤーに惜しくも敗れたけど、昨日は韓国オープンの決勝で勝っているアナベル・メディーナ=ガリゲスにストレート勝利。


ウィックマイヤーは選手に課されている居場所確認を怠り、ドーピング違反委員会からの再三の注意を促すメールにも返信をしなかったことから、最短の1年間の出場停止処分が下され、すぐにでもそれが執行されるとの報道だったの。


それを受けて今日、彼女が自主的に大会を欠場したことによって、代行で出場のヴェラ・ドゥシェヴィナが今夜メディーナ=ガリゲスと最後の対戦をするけど、彼女には準決勝進出の権利はなく、そうなると直接対決で勝利しているクルム伊達選手が準決勝進出と言うことになったわけ。

今大会への主催者推薦をもらったこと自体もとてもラッキーだって思っていたけど、こんなに幸運に恵まれるなんて・・・。

今年ツアーを回り始めて、WTA大会の本戦では常にシード選手との1回戦と、ドロー運に恵まれないな~って思っていたの。




今まで運が悪かった分、この大会でこんな幸運に恵まれるなんてね。


いずれにしても、今のクルム伊達選手だったら、可能性がゼロではないかと。


2009年11月05日
マレーがアディダスと契約

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世界ランク4位のアンディ・マレーが、来シーズンへ向けて新たにアディダスとの契約を交わしました。


これまで彼はフレッド・ペリーとのスポンサー契約をしていたらしいけど、それからアディダスへと乗り換えたんだって。


来年初めから早々にもアディダスを着てコートに立つようだけど、来年あたり、グランドスラム優勝の呼び声が高いだけに、ここへ来ての契約は、さすがアディダスねって感じがしちゃいました。

恒例の先週の日本人で~~~っす。

男子は韓国の12万5千ドルのチャレンジャーでは、伊藤竜馬選手が初戦で、第1シードの添田豪、予選を突破した鈴木貴男選手は2回戦敗退でした。


ツアー下部大会へ出場の日本人男子選手はいませんでしたね。

今週は韓国の10万ドルのチャレンジャーに伊藤竜馬、杉田祐一、ラッキールーザーで守屋宏紀選手が出場してます。


女子も先週はツアー下部大会へ出場の女子選手はいませんでした。

今週は台湾の10万ドルのサーキットに、第1シードで森田あゆみ、瀬間友里加、藤原里華、瀬間詠里花、米村知子、予選を勝ちあがって久松志保、ラッキールーザーで手塚玲美選手が出場してます。


もちろん今週は、インドネシアはバリで行われている『コモンウェルスバンク・トーナメント・オブ・チャンピオンズ』には韓国オープンで優勝を飾ったクルム伊達公子選手が主催者推薦で出場してますね。

この大会は12名による大会で、3名ずつの予選ラウンドロビンを行い、1位の選手4名だその後のトーナメントへ進出するの。


上位4人のトーナメントへ進むと、ベスト4で250ポイント、準優勝で420ポイント、優勝が600ポイントとかなりのポイントがもらえちゃいます。


2009年11月04日
テニス界にも新型が・・・

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テニス界にも新型インフルエンザの波が・・・。

今年のウィンブルドンでベスト4入りを果たした、世界ランク17位のトミー・ハースは、先々週スウェーデンはストックホルムで行われたストックホルム・オープン中に体調を崩し、検査の新型インフルエンザだったことが判明したの。

現在はアメリカのフロリダに拠点を置いているハースだけど、地元ドイツのミュンヘンへ戻り検査した結果、新型だと分かったらしいの。地元ドイツの新聞に載ったAFP通信社の記事にこう語ってました。

「ストックホルムの大会期間中に体調が悪くなったんだ。激しい喉の痛みと寒気がして、熱も出たんだ。3日間は全く動けず、ホテルの部屋からも出られなかったほど。自分のように健康体なら、すぐに良くなるはずさ。」
って、辛かった時のことを語りつつ、回復も早かったことを明らかにしていたわ。



2009年11月03日
フェデラーの予定とサントロが現役続投???

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男子世界ランク1位のロジャー・フェデラーが2010年シーズンのスケジュールを発表しました。


それによると、年初めはドーハはアブダビでのエキシビションでスタート。それから全豪オープン、ドバイ、インディアンウェルズ、マイアミ、ローマ、エストリル、マドリッド、全仏オープン、ハーレ、ウィンブルドン、トロント、シンシナティ、USオープン、上海、バーゼル、パリへと続く。

もちろん、その成績からツアー最終戦へ選ばれたら、最後にはその『マスターズ・カップ』でシーズンを締めくくるそうよ。・・・東京はないのね・・・。

4大大会はもちろん、9回あるマスターズ1000シリーズもモンテカルロ以外の8大会に出場予定。ワールド・ツアー500大会に2大会、ワールド・ツアー250大会に2大会と、16大会と年初のエキシビションの17大会に出場する予定を立てるみたい。
もちろんこれは、現時点での予定であって、もちろん変更する可能性はあるとの注釈着きですけどね。


それから今季限りでの引退を宣言していたファブリス・サントロだけど、ちょっと雲行きが怪しくなってきたの。


彼が初めてグランドスラムにデビューしたのは、1989年の全仏オープンで、その時は地元からの主催者推薦での出場だったの。


先週のフランスはリヨンの大会で、彼は初めて来年の全豪への出場の可能性について、ありえないこともないって語ったんだって。

「でも、もし来年1月の全豪へ出場するとしたら、12月にスキーへ行くことも出来なくなるし、これまで何年もしてきたように練習やトレーニングに励まなきゃならないってことだよね。」
加えて「大会へは気軽な気持ちや、準備不足のままで臨みたくはないんだ。全豪オープンはもちろん、気軽な気持ちなんかじゃ臨めない大会さ。」って、このオフシーズンのことを考えていたようね。

1968年にオープン化されてから、これまでも数々の記録が塗り替えられて来ました。


Pinky個人としては、まだまだやってもらいたいって言うのが本音なんだけどね・・・

2009年11月02日
ホップマン・カップ
毎年年初にオーストラリアはパースで行われる『ヒュンダイ・ホップマン・カップ』は、ITF傘下の国別対抗戦で、各国から男女1名ずつ選出して、それぞれのシングルスとミックス・ダブルスの3試合で勝敗を決める大会なの。
来年1月2日から9日にかけて行われるその大会は、来年で22回目を迎えます。今回の目玉は、イギリスかしらね?世界ランク4位のアンディ・マレーが去年のウィンブルドン・ジュニア・チャンピオンのローラ・ロブソンとのペアーで出場するの。
その他の国は、スペインからトミー・ロブレドとマリア・ホセ・マルチネス=サンチェス、ドイツからフィリップ・コールシュライバーとサビーネ・リシキ、ルーマニアからヴィクター・ハネスクとソラーナ・シルステア、アメリカからジョン・アイズナーとメラニー・ウダン、ロシアからイゴール・アンドレエフとエレーナ・デメンティエワ、オーストラリアからレイトン・ヒューイットとサマンサ・ストザーとなっております。
残る1つの国はアジアからで、11月11日から14日にかけて予選会が行われて、その優勝国が出場権を得ます。その予選会には台湾、カザフスタン、タイ、韓国、中国、インドの5ヶ国で争われるの。今回、日本は参加しないんですね。錦織&森田・・・なんて、若いペアーでの出場にならないかな。。。
来年1月2日から9日にかけて行われるその大会は、来年で22回目を迎えます。今回の目玉は、イギリスかしらね?世界ランク4位のアンディ・マレーが去年のウィンブルドン・ジュニア・チャンピオンのローラ・ロブソンとのペアーで出場するの。
その他の国は、スペインからトミー・ロブレドとマリア・ホセ・マルチネス=サンチェス、ドイツからフィリップ・コールシュライバーとサビーネ・リシキ、ルーマニアからヴィクター・ハネスクとソラーナ・シルステア、アメリカからジョン・アイズナーとメラニー・ウダン、ロシアからイゴール・アンドレエフとエレーナ・デメンティエワ、オーストラリアからレイトン・ヒューイットとサマンサ・ストザーとなっております。
残る1つの国はアジアからで、11月11日から14日にかけて予選会が行われて、その優勝国が出場権を得ます。その予選会には台湾、カザフスタン、タイ、韓国、中国、インドの5ヶ国で争われるの。今回、日本は参加しないんですね。錦織&森田・・・なんて、若いペアーでの出場にならないかな。。。