2007年06月29日
ウィンブルドンあれこれ、パート2
一日一回クリックしてねん
地元イギリスのベテラン、ティム・ヘンマンが最近のウィンブルドンの芝の変化についてコメントしてます。
「最近はスライス・サーブよりキック・サーブの方が有効だね。それでも十分にコートの外に相手を追いやれる。」だって。
イギリスのデビス・カップを中心に、イギリス人テニス選手のコーチを頼まれていたピーター・ランドグレン氏を“個人的な事を理由”にイギリス・テニス協会からしばらくの間、休業を言い渡されたの。
イギリス人選手でナンバー3のジョッシュ・グッドオールは1回戦直前にコーチが来ないことを聞かされたんだって。
「イギリス・テニス協会が僕の人生最大の試合直前にこんなことをするなんて、怒り心頭さ。最悪のタイミングさ。試合の10分前にコーチを探している僕に、この先1ヵ月は彼は現われないって伝えに来たんだ。」
だって。グッドオール選手には本当に最悪のタイミングだったわね。
マリア・シャラポワが肩の怪我について語っております。
「休養を取っても取らなくても、あまり変わりはないってドクターには言われてるの。なぜかは分からないけど、プレーを続けても、それほどひどい痛みにはならないだろうって。ウィンブルドンが終わったら3週間は大会に出場しないから肩のトレーニングを集中的にやるつもりよ。」
だって。
2007年06月28日
ウィンブルドンあれこれ、パート1
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やっぱりウィンブルドン開催中ってことで、大会に関係することや、試合のことなんかを追ってみたいと思いま~~~っす。
ウィンブルドンの前哨戦に出場しなくて、ウィンブルドンでタイトルを獲得した最後の選手は1991年のアンドレ・アガシ。
月曜日の1回戦で同胞のアンディ・ロディックにストレートで敗れたジャスティン・ギメルストブ。
大会2日目の火曜日にイゴール・アンドレエフをストレートで下して2回戦へ進出を決めたジェームズ・ブレーク。
『チャンピオンの墓場』と言う異名を持つ2番コート。
初日のオープニング・マッチではマルチナ・ヒンギスが地元のナオミ・キャバディに2つのマッチ・ポイントを握られる崖っぷちからの逆転で勝利を物にしたの。
続く第2試合ではセリーナ・ウィリアムズがL・ドミンゲス=リノ相手に第1セットはよもやって言う展開だったわ。
昨日はお姉さんのヴィーナスが、アラ・クリャドコワ相手にファイナル・セットもリードを許す苦しい展開から何とか勝利を物にしたのよね。
「セリーナやお母さんが観客席にいてくれたお陰で勝利を物にできたわ。セリーナの声がよく聞こえたの。彼女は色んな言葉を掛けて応援してくれた。“大丈夫、できるわよ”とか“辛抱して”とか“単調にならないで”とか。コーチングではなくて、簡単な言葉をかけて本当に応援してくれたの。2番コートのジンクスに合うなんてご免だったわ。」だって。
今大会、メイン・ドローでの最年長36歳のウェイン・アーサーが火曜日に1回戦を突破したの。
女子ジュニア・ナンバー1のアナスタシア・パブリュチェンコワもグランドスラム・デビューを果たしたの。
それからちょっとホットな話題を2つ。
中国女子選手のコーチとして活動しているマイケル・チャン。
それからセリーナは、俳優でコメディアンのジャッキー・ロングとの交際が明らかにされているわ。
2007年06月27日
ウィー・アー・ジャパニーズ
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今日も毎週恒例の日本人選手の動向を追って見ましょう。
男子は国内は軽井沢で1万5千ドルのフューチャーがありました。
タイの1万ドルでは第2シードの石井弥起、第5シードの竹内研人、予選からの吉川真司はいずれも2回戦敗退で上位進出とはいきませんでした。
今週は女子は国内、能登で2万5千ドルのサーキットがあります。
男子では中国の1万5千ドルに第7シードで杉山記一、第8シードで松井俊英選手が出場してます。
さて、昨日のウィンブルドンでは日本期待のエース、杉山愛ちゃんが見事地元から主催者推薦で出場のメラニー・サウスを撃破して2回戦へ進出しましたね。
もうすぐ朝の9時を迎えるウィンブルドンの今日の天気は曇り。
今日は全員試合が行われそうね。
2007年06月26日
頑張れニッポン!!!
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日本のエース、杉山愛ちゃんが近況報告とウィンブルドンへ向けての豊富を自身のホームページで語っております。
それによると、芝のシーズンに入ってからは足の怪我に泣かされていたんだとか。
それから愛ちゃんはウィンブルドン期間中はいつも近くに家を借りるそうです。
今夜は昨日の中村藍子選手に続いて、日本人選手が全員登場の予定。
現地は今、朝の7時半位。今日の天気予報は時々晴れ間もみえるって感じだから、昨日とは違ってちゃんと試合が消化されるといいわね。
2007年06月25日
芝の変化
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いよいよ今日から始まるウィンブルドン。
そのウィンブルドンの芝のコートだけど、以前とはちょっと変わってきているらしいの。
「“moss”が芝の下から取り除かれたことによって、ボールが以前より高く弾むようになった。その高さは、クレーコートを得意とする選手がボールを打つ高さの打点にかなり近い。ボールがすべり早いサーフェースである芝の独自性が無くなり、ボールは以前に比べかなり遅くなり、高くバウンドしてしまう。それはここ数年のウィンブルドンの大会を見ていると歴然である。サーブ&ボレーを主としていた以前には、ネットへの芝の減り具合やネット際での芝の剥げ方が明らかだった過去に比べ、今ではベースラインあたりの広範囲で明らかに芝が減ってしまっている。つまりこれはナダルやヒューイットのようなストロークを中心とし、ネットにはほとんどつめない選手に優位に働く。ヘンマンのようなボレーヤーには不利なものになってしまった。」
だって。
ラケットの変化でボレーヤー自体が少なくなって、ストローク中心のテニス界になっちゃってるけど、サーフェースの面でも、ストローカーが有利になるなんて、益々つまらなくなって来ちゃうじゃない・・・って、ボレーヤーを応援しているPinkyはちょっと不満だわ!
2007年06月23日
ナダル君の気分転換
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先週のイギリスはロンドンでのアリトワ・チャンピオンシップスで準々決勝で準優勝したニコラス・マウーによもやの敗退を喫したラファエル・ナダル。「ちょっとテニスから離れる必要があるね。ゴルフをしたりサッカー観戦をしたり、友達と騒いだり。2~3日はラケットから遠ざかることにするよ。」
って、かなりの気分転換が必要みたいね。
そんな彼が、男子国別対抗戦のデビス・カップにちょっとしたクレームを付けております。
「デビス・カップにトップ選手をもっと参加させるには、色々な面で見直しが必要だよ。テニスを仕事としてやっているプロからしてみると、デビス・カップに出ることは金銭的にも無駄に思えるし、ツアーを転戦しているのに、それに参加すると唯一の休みを棒に振らなければならない。国際テニス連盟は、どうしてトップ選手があまり参加しないのかをもうちょっと考えるべきさ。」
これは男子に限ったことじゃなくて、女子のフェド・カップでもよく見受けられることよね。
2007年06月22日
芝のシーズンが長かったら?
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先週イギリスはロンドンで行われたアルトワ・チャンピオンシップスで、2年ぶり4度目の優勝を飾ったアンディ・ロディック。
そんな彼を決勝戦で苦しめたのが、106位にいたニコラス・マウー。
おまけに決勝戦ではロディック相手にマッチ・ポイントを握って、よもや優勝・・・ってところまで追い込んだの。
試合後のインタビューでロディックがこんなことを言ってたわ。
「芝の試合になると、これまでのクレーでの試合とは違う顔ぶれが上位へ来る。トップ100以外の選手が、トップ30にいる感じなんだ。例えば、遠い昔のように芝で半年くらいツアーがあったら、ランキングは全く違うことになっているだろうね。今週活躍したマウーのような選手が上位にいてもおかしくはないよ。」
だって。考えてみたら、クレーの試合は2月からすでに始まって、3月を除いて5月終わりの全仏オープンまで続く。
実はクレー・シーズンって全仏前の3ヶ月くらいって印象だけど、年間通してこんなに大会があるのよね。
ウィンブルドンの予選に第2シードで出場したマウーは、みごと全試合ストレート勝ちで本戦入りを決めてますね。
ウィンブルドン予選と言えば、やりましたね、森田あゆみちゃん。
残念だったのが男子の添田豪君。
2007年06月21日
ミスキナとクルニコワ
一日一回クリックしてねん
先々週まで行われていた、今季2回目の4大大会の全仏オープンに、シーズン開幕戦のオークランド大会以来の出場となったアナスタシア・ミスキナだけど、オークランドに続いて初戦敗退。
それを受けて、やっぱり引退との声に「まだテニスを愛しているし、だからこの大会にも出場しようと思ったの。今は大きな牛のようにしか動けないけど、怪我が完治したらおそらくテニス的にも精神的にももっと強くなっているはずよ。今は、この体でどれだけのことができるか知りたかっただけなの。」って引退を否定するコメントを試合後にしていたわ。
でも、来週からのウィンブルドンの欠場を表明している彼女が、最近こんなことを言ってるのよ。
「テニスをしていなかったこの5ヶ月間、モスクワで本当に充実した日々を過ごしていたの。それで、テニス人生の後に何をするかがはっきりしたわ。」って言うのも、彼女は地元テレビ局のサッカー・チャンネルのアシスタントを務めていたからなの。
でも、これって取りようによっては、もうテニス人生後のことを考えてるって感じがしない?
かつて『テニス界の妖精』の名を欲しいままにして、やっぱり足の怪我で若くして現役引退を迫られたアンナ・クルニコワ。
「ボルトを入れた足は、天気が悪くなるとしくしく痛むの。天気によって調子が随分変わるのよ。関節にはっきり感じるわ。それでも体調を整えてトレーニングをしてるの。自分がプロのアスリートだって感じられるんですもの。自分の体を本当に酷使してきたんだな~って実感するわ。」
だって。
そうそう。去年と今年にスペインはマドリッドで行われるツアー最終戦の“ソニー・エリクソン・チャンピオンシップス”。
2007年06月20日
先週は???
一日一回クリックしてねん
先週の日本人を振り返ってみましょう。
女子では中国の5万ドルのサーキットに第8シードの飯島久美子と浜村夏美選手が勝ち上がり、準々決勝でなんと二人で日本人対決をしました。
アメリカの2万5千ドルに出場の不田涼子選手は2回戦で負けちゃったけど、インドのS・ラオと組んだダブルスでは見事優勝を飾りました~。
今週はサーキット出場選手はおりません。
男子は草津で行われた1万5千ドルで、ベスト8に伊藤竜馬、会田翔選手が、ベスト4には畠中将人と予選上がりの19歳、小ノ沢新選手が勝ち上がりました。
タイで行われた1万ドルでは第4シードの石井弥起選手がベスト4入りに成功しました。
今週も国内は軽井沢で1万5千ドルのフューチャーがあります。
タイの1万ドルには第2シードで石井、第5シードに寺地選手を始め、予選を勝ち上がって吉川真司、比嘉明人、芳野聡選手が出場してます。
ウィンブルドンの予選には添田豪、本村剛一、岩渕聡、鈴木貴男選手が出場して、本村選手以外が1回戦突破しましたね。
2007年06月18日
ダベンちゃんの出産
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みなさんに嬉しいお知らせがありま~~~っす!!!
アメリカ・テニス界を2006年まで引っ張ってきたリンゼイ・ダベンポートが日曜日にめでたく第1子を出産しました~。
母子共に健康のようで、生まれたのは男の子。
ご主人様も元テニス選手だし、テニス界のサラブレッドになるのは確実かと・・・。
それからウィンブルドンの男子予選のドローが発表になりましたね。
日本からは添田豪、本村剛一、岩渕聡選手が出場してます。
みなさん、頑張ってね~~~。
と、今日はちょっと短めなブログでした。
2007年06月17日
ロブレドがヌード・モデル?!?!
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現在ATPランキング7位にいるトミー・ロブレド。去年初めてマスター・シリーズで優勝したハンブグル大会では、あまりの嬉しさにサッカー選手がゴールを決めた時に時折見せる、シャツを抜いてグルグル振り回すパフォーマンスを見せてコートを飛び回ったの。
もちろん、大のサッカー・ファンのロブレドはこの優勝の喜びを表す方法はこれ以外になかったはず。
でも、ちょっと今回は違うんじゃ・・・。
女性雑誌『COSMOPOLITAN(コスモポリタン)』のイギリス版(日本では去年の1月に休刊になってしまってます)の7月号に左のようは記事が。
これは“すべての男性のガン撲滅キャンペーン”と称するキャンペーンのものらしいの。
「最初にこの話しをもらって時は、“雑誌でオールヌードになるなんて、ありえないよ”って断ろうとしたんだ。でも、これはガン撲滅キャンペーンのものだって聞いて、それで手助けになるならって了解したんだ。」
って、語るトミー。
しかも、撮影は女性カメラマンによって行われたんだって!!!
当初、彼の地元のスペインで行われる予定だったんだけど、トミーがエストリル・オープンに大会側から主催者推薦を受けて出場を依頼された関係で、大会が行われるポルトガルまで撮影隊が追っかけて行ったんだって。
ま、それもこれもトミーがイケメンのナイスバディの持ち主で、健康美をアピールするのに最適だって思われたからだろうけど、フェデラーやナダルは絶対“Yes”って言わないって核心もあったから、了解しそうな彼に白羽の矢があたったんじゃないかな~・・・なんてPinkyの想像です(笑)
トップ選手になるとテニス以外にも色々忙しいとは思うけど、本業のテニスでも頑張って頂きましょうね、トミー!!!
2007年06月16日
ルゼッドスキ、現役最後の大会
一日一回クリックしてねん
イギリスの大会は雨に影響されて試合が順調に消化されていないみたいね。
6月11日にボルグの怪我についてお伝えした時に紹介した、『リバプール・インターナショナル・テニス・トーナメント』もその影響で試合が見送られているの。
水曜日の夕方から降り始めた雨で、その日の試合は途中で、木曜日は試合が全く行われなかったの。
初日の火曜日に登場したのがイギリス・テニス界を長年支えてきたグレッグ・ルゼッドスキ。
その大会の初戦は予選上がりでイギリスの次世代を担うことを期待されるクリス・リュウェリンを6-4,7-5で下して勝利で飾ったわ。
来月19歳になるリュウェリンはまだシニアでの成績がないためランキングがついてはいないけど、この大会も予選を勝ち上がっての出場で、勢いに乗ってもらいたわね。
リラックス・ムードで行われたこの試合は、大先輩であるルゼッドスキが終始リードして行われていたけど、途中のルゼッドスキのサービス・ゲームでは彼が若手にどこにサーブを打ってもらいたい?って聞く、公式戦ではありえないようなアットホームな雰囲気もあったんだとか。
ルゼッドスキは「いい汗を流せたよ。彼は出だし緊張していたようだけど、その後は良いサーブを打ってきて、プレーも良かった。」と、後輩を賞賛しておりました。
イギリス人の若手と言えば、現在ロンドンで行われているアルトワ・チャンピオンシップでは、ランキング117位のアレックス・バグダノビッチが1回戦を突破し、2回戦では第2シードのアンディ・ロディックをあと一歩のところまで追い詰める接戦を演じたのよね。
23歳のバグダノビッチは「今の目標はトップ100入り。もし、今日のようなテニスができたら、この数週間でそれも達成できると思う。この大会でもポイントが少し付くし、ランキングもちょっと上がるはずだし、100位にはかなり近づくはずさ。でも、1戦1戦をしっかり戦いって行きたい。」って、試合後に語っていたわ。
彼は今、2003年までロジャー・フェデラーにコーチとして付いていたピーター・ランドグレンに師事を受けているの。
そんな現在のイギリスの状況をルゼッドスキはこう見ているわ。
「ティム(ヘンマン)と僕とで10年以上もトップ10に君臨してイギリス・テニス界を引っ張ってきた。ティムはウィンブルドンで、僕はUSオープンで活躍しながら。そんな時代も良かったけど、今はアンディ・マレーがその位置にたどり着いてくれた。そしてバグダノビッチがそれに続こうと調子を上げてくれている。若手の成長を見るのは嬉しいし、あと数年後にはトップ50に5人くらいイギリス人がいることができると思うよ。」
そんな大先輩の期待を裏切らないように、順調に成長してもらいたいわね。
2007年06月14日
ランキングの上昇者!
一日一回クリックしてねん
今日は今週発表になったランキングで、特に自己最高位を記録した選手を中心に注目してみましょう。
最初は女子。
全豪オープンに次ぐベスト8入りを果たしたアンナ・チャクエタゼも9位から8位へと1つランキングを上げて自己最高位に。
4回戦進出を果たしたシビル・バンマーは25位から22位へと上げてトップ20デビューも間近に。
Pinkyが今年数回取り上げているベテランで好調を維持しているメイレン・トゥーは、やっぱりここへ来てベストを更新しました。
お姉ちゃんのアローナ(25位)に追いつけ追い越せのカテリーナ・ボンダレンコも47位から39位とトップ40入りに成功。
今年の全豪オープンの女子ダブルスの準優勝者であるチャン・ユンジャンもシングルスでも50位とトップ50入りしてます。
全仏3回戦へ進出した選手で自己最高位を記録した選手が数名。
カリン・クナップは85位から64位へ。予選を勝ち上がったのがアラ・クドリャフツェバで103位から67位へ、同じくイオアナ・ラルカ・オラルも122位から79位へ、ドミニカ・チブルコバは131位から86位と予選組はみんな念願のトップ100デビューね。
もちろん予選から2回戦進出を果たしたアグニス・スザベイも102位から82位、ティマエラ・バシンスキーも125位から89位とトップ100入りに成功しました。
もちろんダブルスでは優勝したマラ・サンタンジェロが21位から8位へとトップ10デビュー。
去年優勝のリサ・レイモンドがベスト4で敗退したことで、カーラ・ブラックが3位から1位へと2006年の2月以来の1位に返り咲きました。
男子ではベスト4入りしたノヴァーク・ジョコビッチが6位から4位へと。
4回戦進出を果たしたフィリポ・ボランドリが34位から27位とトップ30入り。
ドーピング違反の罰則から復帰したギエルモ・カナスはベスト8入りで22位から17位と着実にランキングを上げて、2005年に記録した自己最高位の8位へと近づいてますね。
10年前にランキング4位にいたヨナス・ビョークマンは35歳にして4回戦へ進み39位から30位へと上げたのは立派よね。
ポティート・スタラーチェは3回戦進出で57位から49へとトップ50入りに成功。
オスカー・エルナンデスは29歳にして61位から55位と自己ベストを更新。
ギエルモ・ガルシア=ロペスは2回戦進出で64位から57位と自己最高位へ。
シモネ・ボレッリも75位から68位へ、イバン・ナバロ=パストールは102位から90位とトップ100デビュー。
セルビア旋風を巻き起こした全仏だったけど、男子ではヤンコ・ティプサレビッチも3回戦進出して80位から64位へと自己ベストを更新したの。
去年ランキング24位まで行きながら膝の手術でツアー離脱を余儀なくされたイゴール・アンドレエフは、全仏ではベスト8の大活躍で、125位から一気に60位へとトップ100以内で最大のジャンプを果たしました。
2007年06月13日
はい、日本人選手の活躍で~す。
一日一回クリックしてねん
先週の日本人選手も頑張ってましたよ~。
東京で行われた1万ドルのサーキット。
決勝戦は第5シードの瀬間詠里花と予選を勝ち上がった岡田上千晶の戦いとなりました。
ダブルスでは岡&田中ペアーが北崎&平ペアーを逆転で下して優勝しました。
藤原選手は3週前の長野大会の優勝ポイントが付いてランク外から513位にランク・インしました。
2週連続準優勝した浜村選手も352位から277位と自己ベスト更新ね。
自己ベストと言えば草津で優勝した飯島選手も286位から258位と更新しました。
瀬間詠里花選手も長野での予選突破&2回戦進出ポイントで513位から488位とトップ500入り。
中国の2万5千ドルでは上位進出者はいなかったけど、イギリスの2万5千ドルに単身出場した森田あゆみ選手は準優勝、アメリカの1万ドルに出場の不田涼子選手がベスト4入りしました。
今週は中国の5万ドルには第4シードに久松志保、第8シードに飯島久美子、浜村夏美、手塚玲美選手が出場してます。
イギリスで行われているティア3のDFSクラシックには予選を突破して森田あゆみ選手が本戦出場してますね。
森田選手は、先週のサーキットの決勝で36歳のブレンダ・シュルツ=マッカーシーと6-4,4-6,6-7(5-7)の大接戦を行って、その直後に今週の予選1回戦を戦って勝利していたの。
その1回戦も5-7,6-3,6-3の接戦だったのよ。
シュルツ=マッカーシーも同じく予選に出場して本戦入りを決めてます。
昨日1回戦を見事突破した森田選手なんだけど・・・今夜はなんと杉山選手と2回戦で対戦と言う、かなり残念なドローとなってます。
男子ではアメリカで行われた5万ドルのチャレンジャーに出場した錦織圭選手は1回戦で準優勝した第4シードのボビー・レイノルズ選手とあたっちゃって4-6,6-2,6-3の逆転で惜しくも負けちゃいました。
でも、先々週のチャレンジャーの準優勝のポイントがついて561位だったランキングを385位と大きくジャンプさせました。
鈴木選手は1回戦は突破したものの、2回戦では優勝した第1シードのケビン・キム選手にあっさりやられちゃいました。
ウィンブルドンの予選に出場できたらいいのにね~。
タイの1万ドルのフューチャーに出場した竹内研人&桜井大吾選手はうずれも初戦敗退しちゃってました。
今週は草津で1万5千ドルのフューチャーが行われてます。
タイの1万ドルには第4シードに石井弥起選手を始め竹内選手、予選を勝ち上がって吉川真司選手が出場してます。
ドイツはハーレで行われているゲリー・ウェバー・オープンの予選に添田豪選手が第6シードで出場したけど、1回戦で負けちゃって本戦出場とはいきませんでした。
来週はウィンブルドンの予選も始まるし、また寝不足な日々が始まるわよ~~~!!!
2007年06月12日
エナンの家族との絆
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先週の全仏オープンで見事4度目の優勝に輝き、大会3連覇を達成したジュスティーヌ・エナン。「試合が終わり自身4度目の全仏のトロフィーを腕に抱いた1時間後、彼女は生後わずか6週間の最愛の姪を腕に抱いていた。友人や家族らとセンター・コートの横にあるラウンジで談笑していたのだ。腕の中の姪をあやしながら額にキスをして。6回ものグランドスラム・タイトルを獲得していることは、世界でもトップ選手である証であるが、その光景は今ではコート外でも同じくらい、いやそれ以上に幸せである証であった。長い間の病気や、年初の離婚など、コートの外ではトラブル続きだった彼女。ランキング7位のアナ・イバノビッチを6ー1,6ー2で下し、3年連続優勝を果たした直後は、コート・サイドで再び家族としての交流を持ち始めた父や兄とシャンパンで乾杯し喜びに包まれていた。“ここ数か月のことを考えると、この優勝はとても大きなステップ。この優勝を家族や友人にプレゼントできたことを嬉しく思うわ。だって、みんなにも辛い思いをさせてしまったんですもの。”と語るエナンは、約7年に渡って父や3人の兄弟とは疎遠になっていたのだ。“今日やっとこうしてこの喜びの中で、また家族が1つになることができた。家族全員でこの瞬間を分かち合うことができたの。”と真の幸せを噛み締めてした。」
へ~。
インド人女性として数々の記録を塗り替えたサニア・ミルザだけど、彼女のお目にかなう男性はインドにはあまりいないようなの。
「どんな男性と将来結婚するかはまだ分からないわ。ただ言えることは、その男性は自分より背が高くないと駄目だって言うこと。少なくても180cmはなくちゃ駄目だわ。残念ながら祖国のインドには、自分より背の高い男性をあまり見かけないの。背の高い男性にはほとんど会ったことはないわ。そんな男性はいったいどこにいるのかしら?」
173cmの彼女。
今週から始まった短い芝のシーズン。
「今現在、芝の大会でフェデラーを倒せる選手はほんの一握りしかいない。僕もその1人だと自負している。特に芝では僕はかなり高いレベルでプレーできると思うんだ。フェデラーはウィンブルドンで4連覇を達成する偉業を成し遂げたのは事実だし、彼を倒せる選手はそうはいないよ。僕はそんな数少ない選手だと思っているよ。」
だって。
2007年06月11日
ボルグが大怪我!?!?
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かつてのヒーロー、ビヨン・ボルグが犬に噛まれて大怪我を負っちゃったんだって!!!
今週の火曜日からイギリスはリバプールで開催されるエキジビション・イベントの『リバプール・インターナショナル・テニス・トーナメント』に出場予定だったボルグ。
それは地元スウェーデンはストックホルムで、6月9日に起こったの。
現在51歳の彼は、直後に病院へ運ばれてドクターに診てもらったところ、今後6週間は右足に体重を掛けることを禁じられたんだって。
「リバプールでプレーできなくなってしまって、本当に残念でならない。この大会を心待ちにしていたんだ。その証拠に、ここ4ヶ月は試合に備えてかなりの練習を積んで、準備万端にしていたんだからね。」
と、ご本人が一番がっかりしている様子。
その『リバプール・インターナショナル・テニス・トーナメント』は2002年から行われていて、現役選手男女それぞれ8人ずつの大会と、引退した選手達によるエキジビション・マッチが組まれてるの。
引退したシニア選手はボルグを含め6人の選手が楽しくシングルスとダブルスを行う大会となるはずだったの。
2007年06月10日
アンディ達の現状
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第3シードながら1回戦で姿を消しちゃったアンディ・ロディック。
今週イギリスで行われた5万ドルのチャレンジャー。
で、ロディック君は?って言うと、シングルスの締切りには間に合わず、ダブルスのみのエントリーだったの。
元ランキング1位で今もトップ10にいる選手が5万ドルのチャレンジャーに出場すること事態、かなりマレなことだけど、コーチのジミー・コナーズの提案だったんだって。
彼のプレーの悲惨さを現地メディアがこう伝えております。
「彼のサーブは今まで通り冴え渡っていたが、ネットぎわでのラケットさばきは全くお粗末なもので、ストロークさえかなりの不安定なものだった。第2セットではミスに次ぐミスのボレーで、パートナーのジネプリが観客に向かって“新しいパートナーが欲しいよ。誰かいないか”って叫んだほど。対戦相手のオーストラリア・ペアーのダブルス巧者ぶりに、あのロディックも全く歯が立たなかった。」
だって。
「彼は500ユーロの罰金が科されるだろう。選手はたとえ勝とうが負けようが、試合後のインタビューを受けなければならない決まりになっているが、彼はそれを勝手に無視した。」
ロディック君は踏んだり蹴ったりね。
同じアンディでもイギリス期待の若手、マレー君は手首の怪我がなかなか回復しない様子。
「手首の怪我は日に日に良くはなっているんだ。でも、まだ本気でプレーするにはちょっと早いかな。軽くボールを打ったりはしているし、手首のエクササイズと治療を毎日欠かさず行っている。それからジムでのトレーニングもちゃんとやって復帰の準備はしているよ。」
って語る彼だけど、やっぱり地元の期待を背にするウィンブルドンと言う大舞台に立つにはまだ十分な回復には至っていないのかもね。
愛ちゃん達のダブルスは本当に惜しかったけど、試合を見ていたらモリック&サンタンジェロ組もやっぱり決勝へ勝ち上がってきただけあるな~って思うプレーをしてましたね。
サービス・エースは愛ちゃんペアーはゼロに対してモリック・ペアーは7。ダブル・フォルトは愛ちゃん達が6で、モリック組が2と、歴然。
さ、そんなことは忘れて、ウィンブルドンへ向けて芝の調整を始めてね。
2007年06月08日
本日2回目のブログは・・・
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一昨日のカルロス・モーヤ戦の勝利で、全仏オープンでの成績を19勝0敗としたラファエル・ナダル。
そのジョコビッチに準々決勝で負けちゃったけど、現在ランキング125位からの大活躍でベスト8入りしたイゴール・アンドレエフ。
そんな彼も、シャラポワと美しさを二分すると言われたマリア・キリレンコと爽やかな交際を続けて、プライベートでも順調な生活を送って、やっとテニスでも好調さを取り戻した感じよね。
数ヶ月前にコーチとの関係を終わりにして、今はまた一人でツアー(実際は彼女と一緒だけど)を回っているランキング1位のロジャー・フェデラー。
「そもそも、僕は試合中にしょっちゅうファミリー・ボックスをちらちら見る選手じゃなかったんだ。きっと今のような状況でも戦って行けるように以前からベンチを頼りにしないでプレーしていたんだと思う。じゃなかったらコーチや家族、ガールフレンドと別れたあと、ファミリー・ボックスを見るとテニスに集中することなんかできなくなると思うよ。僕はただ自分だけに集中してプレーしているんだ。今までそれで上手く行っているしね。」
実は前から、一人で戦い抜く術を身に付けていたのね~。
準々決勝でナダルは大先輩のカルロス・モーヤと戦わなければならなかったの。
「モーヤとは親しい間柄さ。僕のテニス人生でとても大切な人。感謝してもしきれない紳士なんだ。彼とはたくさんの思い出がある。毎晩食事をしてたくさんの会話を交わした。親しい友達と対戦して勝利を得たあとは、いつも嫌な思いがよぎるんだ。準々決勝と言う大舞台での対戦で良かった。そう前向きに考えるようにしたよ。」
だって。そうね、1回戦とか2回戦で相手を倒さなきゃならないって考えると、お互い上位進出している方がまだマシって考えて、自分を納得させているのね。
そう言えば去年の全仏で、ドローが発表になった時、森上亜希子選手が自分の上に浅越しのぶ選手の名前があって、でも実は対戦相手は第3シードのナディア・ペトロワだって分かった時、むしろそっちの方が良かったって、日本人対決を嫌がっていたコメントをしていたのを思い出したわ。
2007年06月08日
頑張れ!愛ちゃんペアー
一日一回クリックしてねん
全仏オープンもいよいよ大詰めとなって来ましたね~。
どういう流れで二人がダブルスを組むことになったのかは定かじゃないけど、ダニエラ・ハンチュコバとのコンビを解消してから、定まったパートナーとペアーを組むことなくダブルスに出場していた愛ちゃんだったけど、数ヶ月前からカテリーナ・シュレボトニックとコンビを組み始めたと知った時Pinkyは「これは良いんじゃない」って思ったのが率直な感想でした。
でも、最初の数大会は思うような成績を収められずにいたけど、全仏かウィンブルドンの大舞台できっとやってくれる・・・って気がしてたの。
でも、まさか全仏で決勝にまで進むとは、本当に嬉しい限りだわ。
シュレボトニックは去年は1回戦敗退だったから、これでランキングを9位から7位には上がるんじゃないかしら?&優勝すると5位とトップ5入りが濃厚。
対戦相手のマラ・サンタンジェロとアリシア・モリック組も第17シードながら準決勝では第2シードのカーラ・ブラック&リーゼル・フーバー組をフルセットで下しての快進撃。
ついシングルスにばかり目が行ってしまうけど、こうして日本人がダブルスで活躍すると、ちょっとダブルスにも注目が集まるわよね。
・・・あまり期待し過ぎるとコケルことが多い愛ちゃんだから、そこそこの応援にしとこ~っと・・・
2007年06月06日
全仏以外でも・・・
一日一回クリックしてねん
世間は全仏でにぎわってるけど、国内外でも熱い戦いがありました。
先週は草津で女子の2万5千ドルのサーキットが行われたの。
飯島選手は米村選手と組んだダブルスでも優勝して、ダブル優勝を達成したわ!おめでと~。
韓国で行われた1万ドルでは、第3シードの黒田祐加選手がベスト8入りしました。
今週は東京では1万ドルのサーキットが行われます。
男子では韓国の7万5千ドルのチャレンジャーの準々決勝では第4シードの添田豪と、第5シードの本村剛一を3回戦で下した寺地貴弘の対戦が実現。
アメリカの5万ドルのチャレンジャーでは鈴木貴男選手は2回戦敗退だったけど、予選を勝ち上がった錦織圭選手が準々決勝では2-6,0-5からの大逆転を演じ、見事決勝戦へ勝ち進み、準優勝を果たしました。
今週もアメリカの5万ドルのチャレンジャーに鈴木選手と錦織選手がそろって出場してます。
全仏では杉山愛ちゃんがカテリーナ・シュレボトニックと組んだダブルスで、見事ベスト4入りを決めたわ。
2007年06月05日
女子選手のあれこれ。その2
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昨日のブログで書いたロジャー・フェデラーが女子の優勝候補にスベトラーナ・クズネツォワを上げた話し。
「ロシアの記者から教えられた時、まさか冗談でしょって思ったわ。だから自分で調べてみたくて、インターネットで記事を読んだの。これまで誰かから褒められたことで、一番に値するくらい嬉しかったわ。フェデラーは伝説のプレーヤー。そんな彼が自分の名前を上げてくれたなんて夢のようだわ。自分のヒーローでもある選手が私のテニスについて評価してくれているのを聞くなんて、信じられない。もし彼が言うように、私のテニスが素晴らしいと言うのなら、それをもっと立証しなきゃならないわね!」
だって。
ヴィーナス・ウィリアムズは3回戦でイェレーナ・ヤンコビッチに負けたあと、以前から悪くしていた膝が腫れ上がっちゃってたんだって。
「ヴィーナスの膝は腫れ上がってしまった。この大会に出るべきではなかった。その膝にはもう何年も悩まさせれ続けてるんだから。試合が終わって家に帰ってくるまで、膝が痛み始めていたとは知らなかった」
だって。彼はヤンコビッチとの試合を見ていて、彼女の動きがちょっとおかしいって感じてはいたらしいの。
フランス人として地元の期待を背負って4回戦まで勝ち上がったマリオン・バルトリ。
「コートに立つ時、すでに大きなプレッシャーを感じていたわ。センター・コートに登場する時、大観衆が拍手喝さいで出迎えてくれていたの。フランスの国旗もあちこちに見えたわ。そして試合中にみんなが叫んでいる声が聞こえるのよ。“お前がフランス人で最後に残った選手なんだ。戦え。人生最大の試合だ。何やってるんだ。良いプレーができてないぞ”なんてね。ちょっと聞きたくない声援よね。」
本当に???
2007年06月05日
女子選手のあれこれ。その1
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先週の金曜日の女子3回戦で、地元の応援にも関わらずイタリアのタチアナ・ガービンに3-6,0-6とあっさり負けちゃったステファニー・コーエン=アローロ。
「コーチは選手がしなければならないであろうことを注意してくれるわ。でも中には、コーチが必要と思うことと自分が感じることに違いが生じることもある。私が一番望むのは、精神的な心地良さなの。たとえコーチをつけて、常に周りでとやかく言われることなんて、今はどうでもいいの。」
コーチとの問題は難しいわよね。
“アルゼンチンのクルニコワ”と言われているヒセラ・ドゥルコ。
ローマ・マスターズの決勝戦でも、ゴンサレスのファミリー・ボックスにはドゥルコ選手の応援する姿が見えたわ。
2007年06月04日
フェデラーの女子の予想は???
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昨夜、ベスト8入りを決めたロジャー・フェデラー。そのフェデラーが女子の優勝の行方をこんな風に見てるのよ。
「僕はクズネツォワがタイトルを取るんじゃないかって予想してる。彼女の試合が好きなんだ。彼女は本当にいいテニスをしている。1日の終わりにその日の結果をチェックして、その日のハイライトを確認してるんだ。どんな試合が行われていたかも知っておきたいからね。」
そうなんだ~。
そんな彼は、準々決勝、準決勝、決勝と、今季彼を倒したタフな相手と対戦になる可能性があったの。
2007年06月03日
ミスキナとピアス
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久しぶりにコートに立った、元ランキング2位のアナスタシア・ミスキナ。「今年の1月15日に足の手術を受けたの。まだ回復してはいないけど、ここ1ヶ月くらい練習を続けて、この大会には出場して結果がどうであろうと今の状態を知りたかったの。足はあまり良くはないわ。現実はそんなに甘いものじゃないのも承知してるから、勝てるなんて思ってはいなかった。実践をして足がどんな感じか知りたかった。だからコーチと話をして出場することに決めたの。医者にもまたプレーしてもいいって言われたから。」って、出場に至った経緯を説明してたわ。
「注意しながらプレーをしなきゃならないけど、注意しすぎたらプレーができなくなるでしょ。だって怖くて動けなくなっちゃうもの。100%の力で走るのはまだ怖いけど、でもその気持ちを乗り越えなきゃね。」と言う事は、まだまだ復帰する気持ちは十分にあるってことなのね。
そのミスキナだけど、交際を公にしていたオーストリアのユルゲン・メルツァーとはもう付き合っていないらしいって言われるの。
ちなみに、アンディ・ロディック君にも新しい彼女が出来たってウワサ。
それから、今後の動向がどうなるのか懸念されてるメアリー・ピアス。
「私はまだテニスで遣り残したことがあるの。まだそれを諦める時じゃない。辛いことがあると、それが人を強くするって言うでしょ。本当にそうね。私もそうしてもっと強くなって戻ってくるわ。」
だって。
2007年06月01日
男子の記録
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アメリカ勢はクレーが苦手って言われ続けてるけど、それを証明するかのように、アンディ・ロディックとジェームズ・ブレークが全仏オープンの初戦で敗退しちゃいましたね。
そんなロディックにこんな見方をしている人が。
「彼のボレーは2年前の時に比べるとかなり上手くなってる。彼はきっとポイントを短くしようとしているんじゃないかな?フィットネスの雑誌の表紙を飾るほどの体にはなったけど、コートでの左右の動きにはちょっと問題がある。全仏では特にクロスコートでのラリーからのストローク戦が中心だからちょっと問題だね。」
5月26日のブログでもちょっと紹介したけど、ロディックがアメリカのフィットネス雑誌の『メンズ・フィットネス』の表紙になったの。
全仏中だってこともあり(?)、色んな記録を見てみましょう。
ランキング1位に君臨した長さはサンプラスの286週が1位で、2位がレンドルの270週、3位がコナーズの268週で4位にフェデラーの173週(5月21日時点)、5位にはマッケンローの170週があるわ。
ナダルがこないだ打ち立てたクレーでの連勝は81で歴代1位。2位がギエルモ・ビラスの53、3位がボルグの46、4位がトーマス・ムスターの40ね。
全仏だけの優勝は、ボルグが1978年から81年の4連覇を含む6回、ヘンリ・ルコントが4回、グスタボ・クエルテン、マッツ・ウィランダー、レンドルとラコステがそろって3回なの。
それから今年の全仏にはこれまでグランドスラムでのチャンピオン経験者が勢ぞろい。
それから若手も一杯よ。
(ちなみに、欠場してるランキング11位のアンディ・マレーは20歳ちょうど)
最後にローラン・ギャロスの決勝戦の話題になったものを取り上げてみましょう。
5年前:アルベルト・コスタが決勝でのフェレーロ(当時11位)を含むトップ20の選手を4人連続で下して自信唯一のグランドスラム・タイトルを獲得。
10年前:当時66位のクエルテンがノーシードで決勝へ勝ち上がり、2度優勝経験のあるセルジ・ブルゲラを下して初優勝を飾った。
20年前:ランキング1位のレンドルがウィランダーを3-1で下して3度目にして最後のタイトルを獲得。
25年前:ウィランダーが17歳で初出場で初優勝。決勝は優勝経験のあるギエルモ・ビラスを3-1で下した。
50年前:スウェーデンのスベン・ダビドソンがアメリカのハービー・フラムをストレートで下し、スカンジナビア出身者として初めてグランドスラムのタイトルを手にした。
って、Pinkyだって50年前のことは知らないわよ!!!













