2006年08月31日
USオープン、あれこれ。
1992年にランキング1位の座について、2000年3月をもって引退したジム・クーリアが自身のブログにこんなことを書いていたの。


『試合が終わるまで席を立たず観戦したよ。普段なら男子のナイト・マッチの最中に帰宅しているんだ。翌日は午前11時からまた試合があるから、それに備えるためにね。でも、この日のアガシの試合を最後まで見ないなんてあり得ないことさ。試合を見ていたら、かつて一緒にデビス・カップを戦った時がよみがえって来た。1ポイント、1ポイント一喜一憂していたんだ。テレビ解説者としては1人の選手を応援するのはタブーだけど、そんなことは言ってられなかった。それに解説者と言う立場を離れてしまっていたよ。テニスの話をしながら視聴者と一緒にたのしんでいる一選手になっていた。この大会は常により一層楽しもうとするべきだし、僕が出場していた時、何年間もそれを心がけていたんだ。』
クーリアもかなり興奮していたみたいね。





今大会女子の主催者推薦で出場の1人、16歳のローレン・アルバニーズ。









まさかの1回戦負けを喫しちゃったイヴァン・リュビチッチだけど、テニス界では重要な役目を仰せつかったの。





初日の月曜日にナショナル・テニス・センターの命名式に参加した、ご本人であるビリー・ジーン・キング夫人。





そのセレモニーの後に行われた、アガシ戦。









2006年08月29日
お金、お金、お金!!!





『クリエイティヴ・スポーツ・アンド・エンターテイメント社がプロテニス・コーチでESPNの解説者であるブラッド・ギルバート氏に78万8千ドル(約9、150万円)を求める訴訟を起こしている。長年の友人でもあり、上記のスポーツ関係会社を経営しているデビッド・バグライブター氏とのいくつかのビジネス契約を解約されたことによると伝えられている。ギルバート氏はESPNに対して、お金をバグライブター氏に払わず直接自分に支払うよう先月伝えていた。しかしバグライブター氏はギルバート氏と2005年の4月に、3年間のテレビ解説者としてのマネージメント契約を結んでいたのだ。その契約内容とは、グランドスラム1大会につき6万ドル(約700万円)の支払いと他の大会の解説時にもそれなりのギャラを支払うことになっていた。2003年に交わされたギルバート氏とマネージメント会社で交わされた契約によると、そのギャラはバグライブター氏の会社に支払われ、そこからマネージメント料の15%を引いた額をギルバート氏本人に支払われるようになっていた。それ以外にも、今回マレー選手とのコーチング契約の際、マネージメント会社を通さずにイギリス・テニス協会と契約が結ばれたと言うことでも訴えが行われている。バグライブター氏によると、マレー選手との件ではギルバート氏がイギリスで仕事をしなければならない時間が増えるだろうと言う理由から手を引く意向であるため、その契約には関与しないようにと言われていたと言う。マンハッタンの最高裁に提出された訴訟によると、バグライブター氏はギルバート氏との友人とマネージャーとしての関係は20年以上に及ぶものだったとしている。』
だって。







『モレスモは今季、全豪オープンとウィンブルドンで優勝を果たし、3月30日付けのランキングから1位の座に君臨している。USオープンでもトップシードだが、レズビアンを公表している彼女は、ライバルの選手達に比べるとツアー賞金以外の契約料などではかなり劣っていると言う。彼女のエージェントのミッキー・ロウラー氏は“企業社会はこの完璧な女性の方を求めている。”とし、それがマリア・シャラポワであると語った。188cm、60kgでモデル並みの顔立ちを持つ彼女は、Forbs誌によると年間190万ドル(約2億2千万円)の契約料が転がり込む世界でもトップのアスリートであると紹介されている。そのほとんどが、2004年にウィンブルドンで優勝したあとに結ばれた契約からのものだそうだ。19歳の彼女はキャノン、モトローラ社のピンクの携帯、スポーツ・イラストレート誌でのビキニ・モデルなどがおもな契約となっている。フロリダに住居を構える彼女は、16個のシングルス・タイトルを獲得しているものの、アンナ・クルニコワを見ると必ずしも優勝と契約料が比例するわけではなさそうだ。27歳のモレスモは7年前の全豪オープンでは当時交際していた女性を公にしていたが、現在の契約は地元フランスの石油会社とめがね会社のみとなっている。それ以外では、プロ選手のほとんどが契約している服やラケットなどのリーボックとダンロップの契約のみと、若干さみしい状態のようだ。』
これは歴然とした差よね。






2006年08月28日
アガシ、最後の舞台!


















オーストラリアの新聞にこんな記事が。


『技術の進歩がテニスを永遠に変えてしまった。かつて優雅であったテニスが今はパワーに変わり、かつて芸術であったテニスが過酷な競技に変わった。鍛え上げた体の選手がハイテクの新しい用具である大きいサイズで長いラケットを使用することによって、テニスと言うスポーツをどうプレーするかと言うのが全く変わってしまった。明日からUSオープンが始まるが、現在のテニスはそのイメージに問題がある。パワー主導のラケットを使い弾丸サーブが打てるようになりラリーも以前より短くなっていることが、大きく要因している。サーブ&ボレーなどはもう昔のテニスで、ほとんどの選手は激しいストロークと力強いトップスピンでベースラインから勝利を勝ち取ることが可能になったため、みんなそのテニス・スタイルでしかプレーをしなくなってしまった。』
まさにその通りだな~って思ってつい取り上げちゃっいました。




現在、男子ダブルス・ペアー・ランキングのトップにいるマイク&ボブ・ブライアンの双子の兄弟。





2006年08月26日
女子のブログ。



『いつも選手が泊まるオフィシャル・ホテルのオムニ・ホテルにある“クレア”と呼ばれるラウンジに、毎朝コーヒーと新聞を読みに行くのが日課なの。でも、気が付いたら自分でも驚いたことがあったの。常にクレアへ行くまでにすでにコーヒーを1杯飲んでしまっている自分がいたの。1杯じゃなくて2杯なんだけど・・・。もう本当にコーヒー大好きなの。こんなこともあるのよ。夜中にうっかり目が覚めてしまって、コーヒーのことを考えてたら、2度と眠りに付けなかったこともあるくらい。ここのホテルはロビーで6時半からコーヒー・サービスがあるんだけど、朝目を覚ますととりあえず適当な服を着てコーヒーを1杯(今日は2杯だったけど)もたらいにロビーへ向かうの。それで部屋へ戻ってパソコンでメールのチェックをしながらそのコーヒーをエンジョイするの。それからクレアへ向かって、朝食を取るの。コーヒーをまた数杯飲みながら。こんな私って変かしら?』って、大のコーヒー好きな彼女は、面白いエピソードと共にどれくらいコーヒー狂いなのかを語ってたわ。


『実は私、USオープンのドローが発表になるその日が結構好きなの。どうしてかって?それは自分の対戦相手が誰かとか自分のいるドローがどんなかとかを気にしているからじゃないの。他の選手やコーチの様子をうかがうのが意外と面白いからなの。何て言うか、とっても楽しませてくれるのよ。コーチは競ってWTAデスクに並べてあるドローのコピーを奪い合い、じっくり吟味してドローの各山を細かく分析してるの。誰が誰と対戦するとか、誰は厳しいドローにいるかとか、誰がイージーなドローにいるとか、誰のいる山がラッキーだとか・・・などなど。おもしろいのは選手よりもコーチの方がよっぽどドローを気にしているってこと。もちろん私だってドローが出るとラッキーな1回戦は誰なのかしら?とか見ちゃうから人のことは言えないんだけどね。でも、そんなことがその後数時間も続くのは、ちょっとうんざりすることが多いわ。』へ~。











そうだ。









2006年08月25日
アメリカ勢の衰退。


アメリカ人がトップ10にいないことについて、現在ランキング1位のアメリ・モレスモもこんな風に言ってるわ。






だって。もし2回目の検査の結果が正しくて、思ったより怪我が大事に至ってなかったらいいんだけどね。せっかく大怪我を克服したんだから、今年の最終戦にも出場して欲しいものね!頑張れ、キム!!!
その最終戦には、今シーズンのポイント・レースで1位にいるモレスモと、2位のジュスティーヌ・エナン・アルデンヌの出場が確定したわよね。








2006年08月23日
ATPブログ&ロディックの復活!



『大会ディレクターのアン・ウォーセスターさんに嬉しいサプライズがあったんだ。今日会場で彼女と話した時に彼女に、ラファエル・ナダルが練習をしにこの会場に来ることを伝えたんだ。USオープンの開催地のニューヨークへ行くのはまだちょっと早いらしく、現地へ行っても練習相手が見つからないからだそうだ。アンがどれくらい驚いたか想像できるかい?大会側としては、すでにドローも決まっているから、もちろんラファに出場依頼なんかできないのも、十分承知してはいるけどね。今日と明日、練習をするつもりらしい。今日はあいにく練習相手が見つからず、僕のコーチと練習をしていたんだ。観客はこんなところでラファに会えるなんて思ってもいなかったから当然ビックリ状態で、その噂が広まると彼の練習していたコートはたちまち人だかりになったんだ。明日、彼は(ジェームズ)ブレークと練習をする予定だって聞いてるよ。』
凄い人気なのね~。










『金曜日にジム・クーリエが“ロディックがコナーズとのパートナーシップを組む決断は、すでに彼の試合内容に効果が現れている”と述べていた意見は全く正しいのではないか。その3日後には約10ヶ月ぶりの優勝を上げ、この優勝でUSオープン・シリーズのトップの座に着いたのだ。数週間前には、コナーズからアドバイスを受け初めてすぐのインディアナポリスで、今季初めてのツアー決勝へ進んだ。来月54歳になるコナーズは、ツアー同行や選手への直接のコーチングはしてはいないが、8個ものグランドスラム優勝を上げた経験のある彼は、どの時代にも共通するような貴重なアドバイスをロディックに与え、ロディックもスポンジのようにそのアドバイスを吸収しているのだ。クーリエは“僕も彼らの近くにいたわけじゃなけど、テレビで試合を観た限りでもアンディのプレーの明らかな違いが見て取れた。今まで彼がしていなかったが、する必要があったと思っていたことを彼はしっかりしていたんだ。”1990年代に4度のグランドスラム優勝を誇るクーリエ自身も、シンシナティでの数試合での彼の変化を見てかなりの興奮を覚え、ロディックにお祝いメールを出したとか。“僕は彼にこう伝えたんだ。本当に興奮したよ。君は向かうべき方向へきちんと向かい始めたねって。”とクーリエは語る。“今週のシンシナティであろうがUSオープンであろうが、彼にとって確実に良いプレーができるのは間違いないだろう。彼は武器を身に付け、その武器の正しい使い方を習得しているように感じる。”と熱く語った。』
残念ながらPinkyはまだロディックのプレーを見ることができていないんだけど、クーリエがそんなに言うのなら、本当なのかもしれないわね。



そのUSオープンではジョン・マッケンローとイヴァン・レンドルしか成し得ていない3連覇を目指してロジャー・フェデラーが臨むわね。







2006年08月22日
日本人のこの頃。
さ~て、先週の日本人は・・・?!?!



男子では、添田豪、松井俊英、杉山記一選手がエクアドルの2万5千ドルのチャレンジャー大会に出場してました。
松井&杉山選手はシングルスでは2回戦敗退だったけど、添田選手は見事4強入り!
準決勝では第1シードの選手と5-7、6-4、3-6のフルセットの接戦の末負けちゃいましたね。惜しかった~。
これでランキングも添田選手は191とまた上げましたね。
添田&松井のダブルスは2回戦負け、フランス人選手と組んだ杉山選手は1回戦で敗退してます。
それからウズベキスタンの2万5千ドルのチャレンジャーに出場していた本村剛一、岩淵聡選手は、シングルスでは共に1回戦負けだったjけど、二人で組んだダブルスでは、いきなり第3シードを3-6,7-6(7-4)、10-1で撃破して波に乗り、決勝戦では第4シードを2-6、6-2、10-5といずれもフルセットのスーパータイブレークで下し見事優勝しました!
おめでと~~~!!!
サーキット大会ではインドネシアの1万ドルに寺地貴弘、石井弥起とトップ2シードと竹内研人、近藤大生、芳野聡、森実翼選手が出場したけど、3週連続の日本人優勝とはいきませんでした。
連戦の疲れからか、みんな2回戦で姿を消してしまいました。
石井選手は先週の優勝ポイントが付いて770位から一気に628位へとジャンプしました。
タイの1万5千ドルに出場した佐藤博康選手は初戦敗退でした。
女子ではアメリカの5万ドルのサーキットに高雄恵利加、岡本聖子選手が予選に出場したけど、本戦入りとはいきませんでした。
東京で行われた1万ドルにはた~~~っくさんの日本人選手が出場しましたね。
ベスト4には第2シードの久見香奈恵、第7シードの黒田祐加、第8シードの宮村美紀、川崎光美選手が残り決勝戦は久見と宮村で争われました。
結果は6-2,6-4のストレートで勝利した久見選手が見事優勝を上げて、ITF大会2勝目をマークしました!
香奈恵ちゃんとはお互いのブログで交流させてもらっているから、応援している選手の優勝は本当に嬉しいものね。
次は2万5千ドル大会での優勝ね
画像は決勝戦後の久見(右)&宮村(左)両選手です。
良い成績のあとの笑顔はやっぱり輝いてるわね~!
おめでと~~~!!!


今週は上位選手はUSオープンの予選に出場してますね。
男子はこのところ着実に実力をつけている添田豪選手のみでしたね。
松井選手は惜しくも予選出場には至りませんでした~。残念・・・。
女子は高雄、不田涼子、佐伯美穂、森田あゆみ、久松志保、波形純理の6選手が出場してます。
シードがついた選手はいないけど、1人でも多く本戦入りしてもらいたいわ!
それ以外では、男子はウズベキスタンの2万5千ドルのチャレンジャーに先週に続いて本村、岩淵両選手が出場してます。
でも、今週はシングルスのみ出場ね。
女子では中国の2万5千ドルサーキットに第5シードに米村 知子、第6シードに瀬間友里加、第8シードに米村明子、飯島久美子、田中真梨、岡田上千晶、予選を勝ち上がった菅野知子選手らが出場してます。
みんな頑張ってね!
アメリ・モレスモがUSオープンへ向けて、ちょっと怪我からのストレスが溜まってるみたいなの。
それは先月の足の付け根の怪我と先週傷めた肩の怪我からみたい。
「休養を取れたと言う意味では良かったけど、一方でストレスも溜まったわ。だって、いつもオフの時にするサーフィンとかのスポーツも、その怪我のために禁止されちゃってたからなの。まあ、その代わり親戚とか友達と楽しい時間を過ごせたから十分楽しんだけどね。ドクターはまだ肩に炎症が見られるから注意が必要だって言われたわ。体のコンディション作りに集中してUSオープンまでには完璧な体に持って行く自身があるわ。大会が楽しみ!」って、語っておりました。
無理せずちゃんと治すのよ!










それからウズベキスタンの2万5千ドルのチャレンジャーに出場していた本村剛一、岩淵聡選手は、シングルスでは共に1回戦負けだったjけど、二人で組んだダブルスでは、いきなり第3シードを3-6,7-6(7-4)、10-1で撃破して波に乗り、決勝戦では第4シードを2-6、6-2、10-5といずれもフルセットのスーパータイブレークで下し見事優勝しました!


サーキット大会ではインドネシアの1万ドルに寺地貴弘、石井弥起とトップ2シードと竹内研人、近藤大生、芳野聡、森実翼選手が出場したけど、3週連続の日本人優勝とはいきませんでした。




女子ではアメリカの5万ドルのサーキットに高雄恵利加、岡本聖子選手が予選に出場したけど、本戦入りとはいきませんでした。











今週は上位選手はUSオープンの予選に出場してますね。



女子は高雄、不田涼子、佐伯美穂、森田あゆみ、久松志保、波形純理の6選手が出場してます。


それ以外では、男子はウズベキスタンの2万5千ドルのチャレンジャーに先週に続いて本村、岩淵両選手が出場してます。


女子では中国の2万5千ドルサーキットに第5シードに米村 知子、第6シードに瀬間友里加、第8シードに米村明子、飯島久美子、田中真梨、岡田上千晶、予選を勝ち上がった菅野知子選手らが出場してます。


アメリ・モレスモがUSオープンへ向けて、ちょっと怪我からのストレスが溜まってるみたいなの。




2006年08月21日
マレー君のUSオープン準備。


それによると・・・『アンディ・マレーとコーチのブラッド・ギルバート氏は、シンシナティのマスター・シリーズでマレーがアンディ・ロディックに敗れたあと、今年最後のグランドスラムのUSオープンへ向けてのて最終調整のためにニック・ボロテリー・テニス・アカデミーのあるフロリダへ向かった。マレーは練習再開までに、2日間のオフを取ってから、トレーニングを含めた練習を行う予定。それに向けてギルバート氏は、新たにフィットネス・トレーナーを雇ったのだ。その彼はNBAのプロ・バスケットボール選手のフィットネス・トレーナーをしていることで有名なトレーナーで、彼にマレーのトレーニングを手伝ってもらおうと言う意向。マレーは「ブラッドが以前から頼りにしていた人で、カリフォルニアにいたころからの古い知り合いらしい。NBA選手で太った選手の脂肪を落として筋肉を付けることに優秀らしい。僕はまだ線が細いから筋肉を付けることは重要な課題だし、もうちょっと体重も増やしたいとも思っているんだ。」と、そのトレーナーに期待している。マレーは2月のサンノゼでの初優勝の時とウィンブルドンでのストレート勝利と、ロディックに連勝していたが、金曜日にそのロディックに敗れた直後にかなりの疲労を訴えていた。ギルバート氏から師事を仰ぎ始めてから、ワシントンでの準優勝、トロントでのベスト4、今回のシンシナティのベスト8と、そのギルバート効果が見え始めていることを証明している。しかし、ギルバート氏は、通常の大会の3セットマッチではなくUSオープンでは5セットマッチを強いられることで、マレーの体力不足を懸念しているようだ。USオープンまでの調整をマレーはこう語っている。「2~3日休養するんだ。ここ数週間の試合結果は、その休養をもらえるに値するからね。しっかり疲労を取ったら、そのトレーナーとみっちりトレーニングして試合に臨むつもりさ。」と、意欲を露にしていた。』
だって。





そのUSオープンは明日から予選が始まります。




2006年08月20日
ツアー欠場とアンチッチの事故。
テニス記者のマット・コリン氏の記事から。
『ウィンブルドン以降、女子選手におけるアメリカのハードコート・シーズンで、トップ選手が試合の出場数を削っていることに対して文句が言える人がいるのであれば、私には理解できない。
試合の重きをグランドスラムに置くことは仕方のないことであるし、全仏オープンからウィンブルドンへの短い期間のツアーは、その後のアメリカ・シーズンへ負担を掛けるスケジュールに他ならない。
他に証拠が必要なら言おう。
トップ10プレーヤー中、怪我を負っていない選手は2人だけしかいない。
“鉄の女”と呼ばれるエレーナ・デメンティエワと同胞のスベトラーナ・クズネツォワのみだ。
金曜日に、ウィンブルドン以降休むことなく試合を続けたニコール・バイディソバとイェレーナ・ヤンコビッチが相次いでモントリオールの3回戦を棄権したことも、納得がいく。
ヤンコビッチはカリフォルニアで3週間連続で大会に出場し、カールソンでは決勝へ進出を果たしている。
一方のバイディソバはワールド・チーム・テニスに参加し、スタンフォードとサンディエゴに出場していた。
しかしバイディソバはカナダの記者につい本音をもらしていた。
“怪我を理由に棄権をしたけど、本当は怪我なんかしていないの。この疲労した体でプレーすることで、怪我をすることを避けたくて棄権を申しいれたの。”と語っていた。
もちろん、突然の棄権から、罰金が科されるのは必至だけれど、今一つ理解できなとが私には残る。
これまでのカリフォルニア・シリーズで2大会連続で負けを喫していたキム・クレイステルスが左手首の負傷で棄権を強いられ大会を去った今となっては、そんなラッキーなドローは彼女にとってないはずなのに、なぜ、絶好の機会に大した理由もなく棄権をしたのか、私自身は不可思議でならない。』
だって。
そうね~、全仏からウィンブルドンはかなり短い期間でグランドスラムが行われるし、その後すぐにアメリカ・ハードコート・シーズンに突入よね。
選手の体力的な問題と、肉体的な疲労から怪我が多くなるのは仕方ないけど、クレーから芝への急激な展開がその期間の面白さの1つでもあるのは事実だからね。
だから、全仏&ウィンブルドンと連続優勝を上げることの難しさにみんながチャレンジしているんじゃない?!?!
でも、昨今の選手の怪我の多さを考えると、何か他にも作を練らないといけないのかもしれないわね。
大会数を減らそうって運動はかつてから行われているけど、それだけじゃ・・・全ての問題が解決するとは思えないしね~。
でも、日本の杉山愛ちゃんも怪我が少なくてシングルス&ダブルスともに出場してツアーを転戦してるし、“これがプロ・ツアー”って理解した上でプロ選手になるべきだとも思うわ。
いくらテニスの技術があっても、それに耐えられる体がなかったら、やっぱりプロとしては失格なんじゃないかしら?
それを踏まえてトレーニングを積むべきだし、それができないのならプロになるには失格なのよね。
プロってそう言うことも踏まえて、全てが揃った人に与えられるくらい、貴重な仕事なんじゃないかしら???だって、そう簡単にプロになれるんだったら、プロの価値が下がっちゃうでしょ!!!
そんな過酷な仕事だから、それに勝ち上がるとあれだけの賞金ももらえるのよ。
お金を稼ぐってそんなに簡単なものじゃないのよ~~~!
若者諸君。世間はそんなに甘くありませんよ。
・・・やっだ~。説教になっちゃったじゃない・・・(滝汗)


そうそう、現在ATPランキング9位にいる、マリオ・アンチッチがUSオープンを欠場する方向にいるらしいの。
なんでも、ジェットスキーの事故にあったらしくて、昨日お伝えしたマラット・サフィンの交通事故とは違って、試合に出場するには支障をきたす状態らしいわ。
実は、あまり詳しくは今は分からないんだけど、全米欠場は避けられないんだって。
才能のあるプレーヤーとして注目はされていたけど、ここに来てやっとトップ10入りもして好調だっただけに、本人もかなり落胆してるんじゃないかしら?この時期の怪我やアクシデントは、この際来シーズンへ向けて神様がお休みしなさいって言ってるくらい思って、休養を取って2007年に鬱憤晴らしで爆発すればいいのよ!!!
キム&マリオ。USオープンだけがテニスじゃない!
来年の活躍をみんなが期待してるわよ!!!

『ウィンブルドン以降、女子選手におけるアメリカのハードコート・シーズンで、トップ選手が試合の出場数を削っていることに対して文句が言える人がいるのであれば、私には理解できない。












だって。













・・・やっだ~。説教になっちゃったじゃない・・・(滝汗)



そうそう、現在ATPランキング9位にいる、マリオ・アンチッチがUSオープンを欠場する方向にいるらしいの。






2006年08月19日
サフィンが交通事故!!!








でも、この日は彼にとって厄日だったとしか思えない一日だったの。





何はともあれ、事故が大した事なくて本当に良かったわよね。



その大会の2回戦でまさかの敗退を喫した世界1位のロジャー・フェデラーだったけど、地元メディアはこう報じてたの。




その大金星を上げたアンディ・マレー君だったけど、昨夜の試合でアンディ対決となったロディックにはストレートで負けちゃったわね。



2006年08月17日
フェデラー、まさかの敗退!!!



今大会前までは、北アメリカ大会では54試合連続勝利を記録して、今シーズンはラファエル・ナダルを除くと62勝0敗で、これまで17大会連続で決勝戦へ進出してたの。



・・・ってすごくない???





でも、ライバルの出現はファンにとってもより一層楽しみが増えるし、選手本人にとってもいいことだと思うわ。








「金曜日はジェームズ・ブレークと練習をしたんだ。大会が始まる前に練習相手を見つけるのはそれほど難しいことじゃないよ。空港で選手によく会うから、その後数日間の調整をしたり、そうじゃなかったら大会側へ練習相手募集にサインすれば見つけてくれるしね。練習後にメキシコ・レストランへ行ったんだ。そしたらびっくりするようなグカモーレ(アボガド料理)がでてきたのさ。控えめに言っても、僕の方がもっと美味いやつが作れるって思ったよ。でもメキシコ・ビールは最高だね。それから、土曜日の夜は仲の良い連中と過ごしたのさ。マディ・フィッシュやブレーク、ポール・ゴールドシュタインなんかとポーカーをやったんだ。日曜日はまたブレークと2時間ほど練習をして何セットか試合をして、僕が負けた。僕らは“ホーゼルロケット”って言うゲームをしていて、それは負けた方がフェンスに向かって立つんだ。もちろん今回は僕さ。それで反対側のベースラインから思いっきりボールをぶつけるのさ。ラッキーなことにブレークはノーコンでぶつけられることはなかったけど、アンディ・ロディックとやると最悪なんだ。コーチも一緒にゲームをして、僕のコーチが被害者に。彼は背中に思いっきりボールがあたっちゃったのさ。そのコーチはシンシナティからUSオープンまで僕に付いていてくれるんだ。僕達はだいぶ前からの知り合いで、ダブルスを一緒に組んだこともあるの仲なんだ。仲の良い友達が一緒にいてくれて、落ち着かせてくれたりリラックスさせてくれたりるすのは本当に良い環境だって思うよ。」
ま~、子供みたいなゲームをやって遊んでいるのね。



「メディア・インタビューを受けてきたよ。インタビューは得意分野なんだ。みんなが好みそうな話をすれば問題なく済む。簡単さ。でも僕としてはちょっと、とっびょうしもない質問もいいんじゃないかなって思うんだ。ファンもその方が喜ぶはずなんじゃないかな。メディア関係者はテニスには詳しくて、ファースト・サーブの入りが良くなかったとか、イージーミスをどれくらいしたかなんて分かっているしね。僕の料理の腕とかフットボール・リーグのアトランタ・ファルコンズの大ファンであることとかについての方がもっと面白いと思うんだけどな。」
しっかりファンが好みそうなことも分かってるのね。



2006年08月16日
日本人&2強時代について!



ブラジルの5万ドルのチャレンジャーに単複出場した杉山記一選手だったけど、勝利を物にすることができませんでした。






それからフューチャー大会では、先週に引き続きインドネシアの1万ドルに先週優勝した寺地貴弘、茶園鉄也、石井弥起、竹内研人、近藤大生、中原健一郎選手が出場して、何と石井選手が優勝を上げて、2週連続の日本人チャンピオンが誕生しました!






女子は先週WTAレベル以外の出場はなかったんだけど、今週はアメリカの5万ドルのサーキットに高雄恵利加、岡本聖子選手が予選に出場してますね。



それから、男子テニス界ではロジャー・フェデラーとラファエル・なダルの2強時代の色が濃くなってるけど、その二人についてのもろもろを・・・。








ジェームズ・ブレークがフェデラーと戦う気持ちをこんな風に語ってるわ。



話は変わってイギリス期待の新星、アンディ・マレー君。




2006年08月15日
お試し期間




それについて、先週優勝を飾ったエレーナ・デメンティエワはこう語っているわ。



それから、セリーナ・ウィリアムズはこんな風に言ってるの。






病気でスランプに陥っていた時期があるからこそ、今の彼女の充実したテニス人生があるのも事実なんじゃないかしら?



2006年08月12日
嬉しいお知らせ。
おめでたいニュースが入って来ました。
2004年を最後に引退した、元全仏オープン・チャンピオンのイヴァ・マヨーリが結婚することになったんだって。
出身地である、クロアチアのザグレブで行われる結婚式は、USオープンの決勝戦の日に行われるんだって!
それには、ジェニファー・カプリアティやモニカ・セレス、ゴラン・イヴァニセビッチが参加するそうよ。
メアリー・ピアスも、決勝戦へ進出しなかったら出席するんだとか。
現在29歳の彼女は、1996年の2月に自己最高位のランキング4位になってて、翌年の全仏オーブンでマルチナ・ヒンギスを倒して優勝を飾ったの。
それからは度重なる怪我に泣かされて、1999年はほとんど試合に出場できなかったの!
2000年からやっと復帰してきて、その年には『カムバック・プレーヤー賞』を受賞したのよ!
でもその後、またトップ10に返り咲くことはできなくて、2004年に惜しまれながら引退したのでした!
現在、妊娠中の彼女は今年の11月に出産予定なんだって!
可愛い赤ちゃんを産んで、これからも幸せな人生を歩んでね。
お幸せに&おめでと~~~!





現在29歳の彼女は、1996年の2月に自己最高位のランキング4位になってて、翌年の全仏オーブンでマルチナ・ヒンギスを倒して優勝を飾ったの。




現在、妊娠中の彼女は今年の11月に出産予定なんだって!



2006年08月11日
復活もさまざま。




「今は自信に満ちているの。じゃなかったらこうして戻って来たりはしなかったわ。でも、最初のゴールはトップ100に復帰することで、かなり興奮してるわ。それが達成できたら、あとはランキングを上げるのみね。いろんな人が、私がもうたくさんの事を成し遂げたって言うけど、自分からすると、まだまだたくさん成し遂げたいことが残っているの。そのほとんどが、もっとタイトルを取ることなの!試合をすることが本当に好きで、そこに戻りたい自分がいるのを感じるの。こうして痛みもなく復帰できるのって最高の気分。それ以上のことはないと思うわ。」って言うのはセリーナ。


それで、ダベンちゃんはって言うと「こんなに失うものがないって思えるのは、もう何年ブリかしら?こうして長い休みを取って、テニスから離れてリラックスした時間を過ごせたことで、これまでの大きな肩の荷が降ろせたの。ランキングが下がってグランドスラムで第1とか第2シードとして出場しなくてすむ。その辺をふらふらしているようなもの。またそれがエキサイティングなのよね。」って、こちらは大人だわ~~~!!!!



今週、カナダはトロントで行われている男子マスター・シリーズ第6戦。








2006年08月09日
日本人の活躍!!!
はい、先週のジャパニーズ旋風は・・・。


カナダの10万ドルのチャレンジャーに予選を勝ち上がって本戦入りした添田豪選手。
1回戦のR・ケンドリックを撃破したの!!!・・・はいいんだけど、最近の女子にありがちがった、大物を食ったあとに即負けパターンで、2回戦で惜しくも負けちゃったの。
でも、ランキングを198位とトップ200入りに成功しました~!!!
これで、グランドスラムの予選には確実に出場できるレベルにたどり着きましたね。
これからの目標はグランドスラムの本戦出場よ!
ブラジルの2万5千ドルチャレンジャーに出場中の杉山記一選手は残念ながらシングルス&ダブルスともに1回戦負けでした。
今週もブラジルの5万ドルのチャレンジャーにシングルス&ダブルスでエントリーしてます。
今週はダブルスでは日本でもプレーしていた日系のG・OCHIAI選手とペアーを組んでますね。
チャレンジャーの下のフューチャー大会。インドネシアの1万ドルでは日本人が大活躍!
ベスト8に竹内研人、第4シードの茶園鉄也、第3シードの岩見亮、第2シードの寺地貴弘選手が勝ち上がって、シード選手3人がベスト4入り。
決勝へは第2シードの寺地選手が進出して見事優勝に輝きました~~~!!!
みんな頑張ったわね。今週も引き続き揃ってインドネシアの1万ドルで試合を続けているみたい。
体調管理に気を付けて今週も良い報告お待ちしてま~っす。
アメリカの1万ドルで予選を勝ち上がって本戦入りした井藤祐一選手だったけど、初戦突破の壁はちょっと厚かったみたいね。
今週もアメリカの1万ドルのサーキットの予選に第2シードで出場してたけど、決勝で負けちゃったわね。
でも、でも、ラッキー・ルーザーで本戦入りに成功。
運も実力のうち。初戦突破して欲しいわね。
タイの1万5千ドルには先週インドネシアに出場してた岩見亮選手始め、佐藤博康選手が本戦に、その他数名が予選に出場してます。
女子はカナダの2万5千ドルのサーキットに不田涼子&岡本聖子選手が出場。
岡本選手は2回戦で負けちゃったけど、不田選手はベスト4入りして、6-7(6-8)、6-4,4-6って言う大接戦で負けちゃって決勝進出とは行きませんでした~。
でも、怪我から順調に復活してて良かった。
USオープンの予選も期待できるわね。
タイと中国のサーキット組は勝利をつかむことはできなかったわね。残念。
北海道で行われた2万5千ドルにはもちろん日本人が大活躍。
ベスト4には第1シードの高雄恵利加、第2シードの久松志保、第4シードの森田あゆみ、第7シードの米村明子選手が進出して決勝は高雄&森田の戦いとなりました。6-3,4-6、7-6(8-6)の大接戦の末、森田あゆみちゃんが初のサーキット優勝を果たしました~!
おめでと~~~♪これで来週発表のランキングではトップ200入り間近に迫って来るはず。
USオープンの予選出場も可能な位置に来れたんじゃない?チャレンジするのかしら?
?
?今週はサーキット出場の日本人女子はお休みね。
ところで手首の骨折から治療中の藤原里華ちゃんはUSオープンには間に合わなそう。
練習を再開し始めてるそうだけど、ちょっとボレーするとまだ痛みがあるみたい。この際じっくり休んで来シーズンに爆発しちゃっいましょう。
そうそう、先週から名前が変わった選手がいたの、気が付いた?クララ・クーカロバがクララ・ザコパロバになっていたのよ~~~。
今年の2月で24歳になったばっかりの彼女。彼氏がいるのは公表してたんだけど、とうとう結婚してしまったようなのぉ。
166cmと小柄なチェコ出身の彼女は、今年の3月に27位まで行ったんだけどその後調子が上がらず、今では63位に下がっちゃってるの。どうしたのかと思ったら、ツアーの合間を縫って結婚していたのね!
愛くるしい顔をしている彼女を今年の東レで見たけど、可愛かったわよ!
今年はこれまで10勝17敗とスランプ気味だけど、ご主人様のためにもUSオープンでは爆発しなきゃ駄目よ!!!









ブラジルの2万5千ドルチャレンジャーに出場中の杉山記一選手は残念ながらシングルス&ダブルスともに1回戦負けでした。



チャレンジャーの下のフューチャー大会。インドネシアの1万ドルでは日本人が大活躍!
















北海道で行われた2万5千ドルにはもちろん日本人が大活躍。














2006年08月07日
兄弟喧嘩




『先月行われたウィンブルドン1回戦で、劣勢から何とか勝利を物にしたブライアン兄弟だったが、マイクがボブの顔にパンチをするほどの喧嘩になっていたそうだ。28歳のカリフォルニア出身の一卵性双生児の彼らは、今では世界ナンバー1のダブルス・チームとなっている。しかし、格下ペアー相手に、セットカウント1-2と劣勢になったろころで、お互いの会話はお伝えできないような内容になっていた。「そこでお互いしゃべるのを止めたんだ。」ってボブが語る。ボブは左利きでマイクより3センチ高く、4キロ重い2分年下の弟。彼らはその長い付き合いから、どの辺でしゃべるのをやめるべきかを心得ていた。しかし、試合に勝利しても会話をすることはなかった。家に帰るときの車の中では二人で後ろの座席に座っていたが「ボブがいきなりこっちを向いて僕の腕を殴ったんだ。」と、マイク。その後マイクもボブの顔にパンチをくらわし、大喧嘩に。車はゆらゆら揺れるくらいになったものの、ドライバーには気付かれなかったとか。それは家にたどり着いてからも続いていた。ボブは「マイクが僕にカンフーのような飛び蹴りをしてきたから、マイクのギターを壊してやったんだ。」マイクは「その5分後には全く何もなかったかのように、ディナーの席に着いたよ。」と、思う存分やりあったあとは、即座に修復した状況を語っていた。彼らはダブルスの試合の仕方と共に、喧嘩の仕方も心得ているようだ。』
だって!!!









復活と言えば、今年一番の話題だったのがマルチナ・ヒンギス。






2006年08月06日
マレーvsギルバート







で、そのギルバート氏は、これまでベストセラーになったアンドレ・アガシやアンディ・ロディックのコーチングについての本を引用してマレー君をこんな風に語ってたわ。



・・・ちょっとブラックすぎたかしらん・・・失礼!



2006年08月05日
あたしだって・・・。




18年のテニス人生で、このアキュラ・クラシックには15年連続で出場して、1995年には優勝を果たし、1992年は準優勝、ベスト4には4回も進出しているの。



「アキュラ・クラシックは、私にとっていつも特別な大会だったの。この大会は、この地に家を持とうと思った大きな理由の1つなのも事実。サンディエゴのテニス・ファンはいつも大きな声援を送ってくれたし、ここの気候はテニスにはもって来い。それに、こんなに素晴らしい友達に囲まれている場所は他にはないもの。」って、セレモニーの前お言葉。














2006年08月04日
プレーヤーズ・ブログ












『直前にビッグ・ネームの欠場が続いた去年の女子とは打って変わって、来週から始まる男子部門ではトップ選手の出場は固いようだ。ロジャー・フェデラーとラファエル・ナダル、ランキング1位と2位で二強時代を思わせる二人が大会に出場するのがほぼ確実となった。今年から大会の責任者となったグラント・コネル氏はこう語る。“フェデラー陣営とナダル陣営が試合へ向けてホテルの部屋を予約したのはまことに嬉しいニュースだ。つまり、そのことは彼らが大会に100%出場することの証明となるからだ。この二人のライバル関係は、昨年に比べて15%のチケット売り上げの伸びの一番の原因だろう。自分自身はこれまで、選手として大会に参加してはいたけれど、ここ20年間はほとんど大会に役立つことは何もしてこれなかった。しかし私が覚えている限りでは、大会へ向けての話題性はこれまでに例をみないほどになっている。”と、その盛り上がりを嬉しそうに語っていた。昨年はその盛り上がりはファンの落胆からの不満と言う形で表れていた。大会前日にシャラポワとヴィーナスが共に怪我を理由に欠場を表明したからだ。もちろん、この二人がファンのお目当ての選手だったことは言うまでもない。トロントで男女が交互に開催しているこのビッグ・イベント(男子はマスター・シリーズ、女子はティア1)に、去年はそのことが暗幕を投げかけたのは言うまでもない。だが、コネル氏は今年は状況が少し違うと語る。今年の男子はランキング50位以内の選手は、このマスター・シリーズが必須大会となっているからだ。それでもただ一人、彼が出場を疑問視している選手がいる。アンドレ・アガシ。36歳の伝説のプレーヤーはUSオープンでの引退へ向けてギアを上げてはいるものの、腰と臀部の痛みの悪化に悩まされている。これまで3回優勝経験のあるこの大会も、引退前に出場予定とする大会の1つとして上げていた。フェデラーとナダルのように、ウィンブルドンの決勝で対戦して以来、試合に出場していないわけではないアガシは、ワシントンでもプレーしており、その疲労と怪我の状態が心配なところ。“大会へ向けて不安材料があるとしたら、彼のことだけだね。年齢的にも厳しいだろうし、USオープンへ向けての最後のツアーへギアを上げているのは知っているからね。今はただ、神にお祈りするだけさ。”と、運を天に任せる勢いのコネル氏だった。』
そうね~、出場選手いかんによって、チケットの売り上げが変わってくるのは納得よね。







2006年08月03日
杉山愛、表彰される!!!




『杉山愛が2006年アキュラクラシックロイヤリティ賞を受賞』
(カリフォルニア州サンディエゴ市、2006年7月20日)
プロモーションスポーツ社は8月2日水曜日のナイトセッションの時に日本のテニススター杉山愛にその年度の「ロイヤリティー賞」を与えると発表しました。ロイヤリティー賞はアキュラクラシックが毎年トーナメントに対する特別なサポートを示したプレーヤーに名誉を与えるとして1998年から始まりました。過去にはナタリー・トージア、シュテフィ・グラフ、 モニカ・セレシュ、アランチャ・サンチェス - ヴィカリオ、ヴィーナス・ウィリアムズ、コンチタ・マルティネス、リンゼイ・ダベンポート とメアリー・ピエルスのスタープレーヤー達が受賞しています。
今年は杉山のアキュラクラシックへの出場が12年連続となります。疲れを知らないベテランは常にダブルスとシングルスの両方に出場します。去年は両方で決勝戦に進出しました。杉山は過去に、アキュラクラシックで5回準々決勝に進出したことがあります。その中にはシュテフィ・グラフ、ジェニファー・カプリアティのようなプレーヤー、キム・クリスターズ、メアリー・ピエルスとスベトラナ・クズネソバに対する勝利を含みます。2003年には、ダブルスでキム・クリスターズと組み優勝しました。
プロモーションスポーツ社の Raquel Giscafre は:
「杉山愛は単にここ数年間の最も忠実なプレーヤーの1人であっただけではなくトーナメントの正真正銘の友人でした。コート上の彼女の決意はコート外においての快さとも一致します。スポンサーイベント、ファンへのサインセッションとトーナメント以外の活動においても、彼女の積極的なサポートを我々は高く評価しています。それに、彼女は1年間で最も多くの時間プレーしたアキュラクラシック記録を持っています。去年シングルス、ダブルスの決勝戦に進出することによって18時間半以上のプレーを記録しました!」
って、彼女を賞賛しておりました。









2006年08月02日
さ~て先週の日本人は???
はい、先週の日本人は、どんな感じだったでしょうね~!
では、男子から・・・。
日本男子、ナンバー1の添田豪選手は、アメリカの5万ドルのチャレンジャーに第5シードで出場したけど、前週の疲れからか2回戦で負けちゃいました。
でも、ランキングを214位から205位へと上げて、トップ200入り目前へと迫ったわ!
今週はカナダの10万ドルって言う、大きなチャレンジャーに予選第1シードで出場して見事本戦入りを果たしてます。
本戦では第5シードのR・ケンドリック選手とぶつかるけど、何とか撃破してもらいたいわね。
ケンドリック???そう、ウィンブルドンの2回戦でラファエル・ナダルをフルセットと苦しめた選手。これはかなりの強敵だわ~~~!
それから引き続きロシアでプレーしていた本村剛一&岩淵聡選手だけど、岩淵選手は1回戦から第1シードとぶつかっちゃって撃沈。
本村選手はベスト8入りしたけど、その準々決勝で同じ第1シードにフルセットで敗れてしまいました。
岩淵選手はこのロシア・ツアーはドロー運が悪くてシングルスでは勝利に恵まれなかったわね。残念・・・。
ブラジルの5万ドルのチャレンジャーに出場した杉山記一選手はシングルスでは第8シードに1回戦で撃沈させられちゃったけど、先週に続いて組んだT・クリーブランド選手とのダブルスでは1回戦で第4シードを撃破してベスト8入り。
準々決勝では準優勝したペアーにフルセットのスパータイブレークを13-15と接戦で負けちゃいました。惜しい~~~!!!
今週もブラジルの2万5千ドルのチャレンジャーにシングルス&ダブルスとダブル・エントリーで頑張ってるみたいね。
クリーブランド選手とのダブルスも調子を上げてるから今週こそは上位進出してほしいわ!!!
イギリスでプレー中の松井俊英選手は、2万5千ドルのチャレンジャーにシングルス&ダブルスで出場しました。
シングルスは1回戦で主催者推薦の地元の選手を7-5,6-7,7-6の接戦を制したんだけど、2回戦では5-7,7-5,3-6と接戦で負けちったの。
ダブルスは幸運にも1回戦が不戦勝でベスト8入りしたんだけど、次で6-7,6-7と競り負けちゃって4強入りとは行きませんでした。
フィンランドの5万ドルのチャレンジャーのダブルスに出場してた金子聖&深海廣司選手は1回戦の壁を突破できなかったわね。
スペインのフューチャー大会にチャレンジしている一藤木貴大選手なんだけど、先週は見事1回戦突破を果たしました♪でも、2回戦では第8シードに負けちゃって・・・ましょうがないか。
今週も引き続きスペインのフューチャーで頑張るみたい。
1つ1つ勝ってもらいたいわね。
国内大会だったレジーナの森オープンで、高校生の杉田祐一君が、お兄さん達を次々に撃破して優勝しました。
これから全日本ジュニアに出場するらしいんだけど、もう実力はすっかりシニア・レベルよね。
早く世界の舞台で活躍して欲しいわ~。
今週はフューチャー大会に日本人男子が顔を揃えてます。
インドネシアの1万ドルには、第2シードに寺地貴弘、第3シードに岩見亮、第4シードに茶園鉄也選手がエントリー。
シード外では、竹内研人選手が本戦入りしてます。予選に出場した近藤、桜井、中原、森実の各選手は本戦入りとは行きませんでした。
アメリカの1万ドルでは井藤祐一選手が予選を勝ちあがって本戦入りしてます。みなさん、今週も頑張ってね~~~!!!
それから、女子はと言うと、アメリカの5万ドルのサーキットに不田涼子、瀬間友里加選手が出場して不田選手は1回戦突破したものの、2回戦で優勝した第1シードにぶつかっちゃって敗退。
瀬間選手は予選から勝ち進んで見事ベスト8入り。おめでとう。
今週不田選手は岡本聖子選手と合流してカナダの2万5千ドルに出場。不田選手は第2、岡本選手は第4シードで出場してます。
その他、中国の2万5千ドルには菅野知子選手が、タイの1万ドルには新井麻葵、黒田祐加に出場してますね。
それから何と言っても、北海道は帯広で2万5千ドル大会があるから、た~っくさん日本人が出場してま~っす。
第1シードは高雄恵利加、第2シードが久松志保、第3シードに波形純理、第4シードが森田あゆみ選手と続いてます。日本人の活躍、期待してるわよ~~~!
そうそう、先週のチャンダ・ルビンの復帰に続いて(惜しくも復帰戦を勝利では飾れなかったけどね)、今週も女子トップ選手がコートに姿を現すわね。
アキュラ・クラシックはティア1のビッグ・イベントで、その大会を復帰戦としたのは、何と言ってもメアリー・ピアスじゃない?
2月のパリでの決勝戦でモレスモに敗れて以来の大会出場よね。約半年振りの出場で、どんなプレーを見せてくれるかしら?
31歳の彼女も、昨年の好調から引退の2文字が消え去ってはいたけど、怪我に泣かされるシーズンになっちゃったものね。
去年は杉山愛ちゃんを破って見事優勝してるこの大会。タイトル防衛といくかしらね?
去年ベスト4だった森上あっこちゃんと準優勝だった愛ちゃんが揃って1コケしちゃったから、週明けランキングでは二人はどっと下がっちゃう結果になっちゃうわ!
あっこちゃんはトップ100切っちゃう可能性大かも・・・。
でも、先週も予選絶好調で勝ち上がって、本戦1回戦でもドゥルコに圧倒してるし、調子は悪くないはず。
USオープン前にもうちょっと調整して、またランキングを上げてもらいたいわね。


日本男子、ナンバー1の添田豪選手は、アメリカの5万ドルのチャレンジャーに第5シードで出場したけど、前週の疲れからか2回戦で負けちゃいました。





それから引き続きロシアでプレーしていた本村剛一&岩淵聡選手だけど、岩淵選手は1回戦から第1シードとぶつかっちゃって撃沈。



ブラジルの5万ドルのチャレンジャーに出場した杉山記一選手はシングルスでは第8シードに1回戦で撃沈させられちゃったけど、先週に続いて組んだT・クリーブランド選手とのダブルスでは1回戦で第4シードを撃破してベスト8入り。




イギリスでプレー中の松井俊英選手は、2万5千ドルのチャレンジャーにシングルス&ダブルスで出場しました。




スペインのフューチャー大会にチャレンジしている一藤木貴大選手なんだけど、先週は見事1回戦突破を果たしました♪でも、2回戦では第8シードに負けちゃって・・・ましょうがないか。



国内大会だったレジーナの森オープンで、高校生の杉田祐一君が、お兄さん達を次々に撃破して優勝しました。



今週はフューチャー大会に日本人男子が顔を揃えてます。




それから、女子はと言うと、アメリカの5万ドルのサーキットに不田涼子、瀬間友里加選手が出場して不田選手は1回戦突破したものの、2回戦で優勝した第1シードにぶつかっちゃって敗退。




それから何と言っても、北海道は帯広で2万5千ドル大会があるから、た~っくさん日本人が出場してま~っす。


そうそう、先週のチャンダ・ルビンの復帰に続いて(惜しくも復帰戦を勝利では飾れなかったけどね)、今週も女子トップ選手がコートに姿を現すわね。





去年ベスト4だった森上あっこちゃんと準優勝だった愛ちゃんが揃って1コケしちゃったから、週明けランキングでは二人はどっと下がっちゃう結果になっちゃうわ!




2006年08月01日
棄権とやる気。















で、一花咲かせようとまだまだやる気なのが、ティム・ヘンマン。



