2010年06月30日
女子のベスト4が出揃う

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ウィンブルドンでは女子のベスト4が出揃いましたね。


何と言っても芝を得意としているヴィーナスを圧倒して下した世界ランク82位のツベタナ・ピロンコバは、ランキングが82位とは思えないテニスを披露してましたね。


ノーシード対決はすごい試合になりました。


勝ったペトラ・クヴィトバも今大会絶好調で、4回戦では世界ランク4位で第3シードのカロライン・ウォズニアッキに全くテニスをさせずに圧勝。昨日の試合もその勢いと粘りでカネピを辛くも下して、自身初のグランドスラムでの4強入りを果たしたわね。

去年復帰していきなりUSオープンを制したキム・クレイステルスも、これまで1度も負けたことのないベラ・ズヴォナレーワに逆転負けをしちゃいましたね。ズヴォナレーワは、最近のロシア勢の勢いの陰りの中、嬉しい準決勝進出となりました。

こうなると、セリーナを止めるのは誰か?新女王の誕生になるのか、セリーナがやっぱり芝での強さを見せつけるのか、面白い展開になって来ましたね!

恒例の先週の本人選手の結果で~っす。

男子はマレーシアの1万5千ドルのフューチャーズでは、第3シードの三橋淳選手が1回戦敗退でした。
国内は東京での1万ドルのフューチャーズでは、ベスト8に第1シードの井藤祐一、第3シードの守屋宏紀選手が、ベスト4に第6シードの岩見亮選手が入りました。決勝戦は第2シードの近藤大生選手と大5シードの松井俊英選手の対戦となり、7-6,7-6のストレートで近藤選手が優勝しました。
ダブルスでは、ベスト4には台湾人選手と組んだ佐藤文平ペアーが入りました。決勝戦では第1シードの岩見&近藤ペアーが韓国人ペアーをストレートで下して優勝しました。近藤選手はシングルスとのダブル優勝でしたね。
今週はアメリカの5万ドルのチャレンジャーに第7シードで添田豪、ノーシードで伊藤竜馬選手が出場してます。マレーシアの1万5千ドルのフューチャーズでは予選を勝ち上がって赤羽毅朗選手が出場してます。
今週も国内は北海道で1万ドルのフューチャーズが行われていて、第1シードで井藤祐一、第2シードで守屋宏紀、第3シードで近藤大生、第6シードで岩見亮、第7シードで小野澤新、第8シードで関口周一選手などが出場してます。
女子ではアメリカの5万ドルのサーキットで、第3シードで波形純理、第4シードで不田涼子、第6シードに米村知子、米村明子選手が1回戦で、藤原里華選手は2回戦敗退でした。手塚玲美選手は一人ベスト8入りを果たしました。ダブルスでは不田&藤原ペアーがベスト4入りでした。
アメリカの1万ドルでは高山千尋選手が単身出場しましたが、初戦敗退でした。
今週はタイの1万ドルのサーキットで、第2シードで山本愛、加藤弥、小城千菜美、宮﨑優実、予選を勝ち上がって古賀愛選手が出場してます。中国の1万ドルには第2シードで岡田上千晶、第3シードで前川綾香、山外涼月選手が出場してます。
2010年06月29日
カプリアティ&ロディオノワ・・・大丈夫?

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元世界ランク1位のジェニファー・カプリアティが緊急入院していたことが分かったの。


AP通信が伝えたところによると、違反薬物などの摂取ではなくて、彼女の主治医から出された薬を過剰に摂取してしまったことによるもので、彼女のお父さんの話しでは、容体はだいぶ落ち着いて月曜日にはかなり回復しているとのこと。

詳しいことはプライバシー保護のため公表できないとしてはいるものの、2004年のシーズンを最後にコートから消えてしまった彼女。


現在34歳の彼女。



そんな彼女も1996年に復活を果たして、最初は思うような結果が残せなかったけど、徐々に安定した成績を残せるようになって、2001年には初のメジャー・タイトルとなる全豪オープンで優勝して世界ランク1位にも上り詰めたわ。

その年に全仏でも優勝を飾って、2002年にはまた全豪でも優勝したけど、その後は度重なる怪我との戦いとなってしまったの。

そんな彼女は、これからツアー復帰するとは考えにくいけど、正式な引退表明はしていないのよね。


現在行われているウィンブルドンの女子シングルス2回戦で敗退しちゃったスベトラーナ・クズネツォワが、その試合が終わった直後に対戦相手と握手をしなかったのをご存じかしら?


その対戦相手は、ロシア出身で去年の暮れにオーストラリア国籍を取得して現在はオーストラリア人としてツアーを回っているアナスタシア・ロディオノワ。


試合中にすぐに切れてしまったりするのは有名らしく、今回のウィンブルドンの1回戦の地元のアン・ケタボング戦や、クズネツォワ戦でも、何度もラインパーソンの判定に不満をもらしたり、主審へすぐに文句を言ったりと、お行儀の悪さを露呈。

1回戦後には、オーストラリアの女子ヘッド・コーチとなっているニコール・プラットに、そのコートでの振る舞いについて注意を受けたほど。


当のロディオノワはと言うと、そんなことより自分の今回好成績にもっと注目して欲しい・・・などどコメントしている始末。

3回戦でN・リーに敗れたあとなどは、地元イギリスの新聞に『魔女は死んだ』との見出しでロディオノワの敗戦の記事が書かれたほど!!!


2007年7月20日のブログでロディオノワの記事を書いたけど、その時のことも今回も多少扱われていて、スポーツマンらしからぬ行為から試合を不戦敗にさせられた数少ない選手の一人で、ツアーで最も評判の悪い選手の一人とレッテルを貼られてしまいました。

実際に今回のロディオノワの試合を見ていないので、何とも言えませんが、他の選手達からもとても評判の良いクズネツォワがそこまでして、そしてそれを後悔していないって言うほど、マナーが悪かったって思わずにはいられないですね。。。


2010年06月28日
ナダルの膝は?&ハネスクの罰金

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先週の土曜日のウィンブルドンの男子シングルス3回戦で、フルセットの苦戦を強いられた第2シードのラファエル・ナダルはその試合のあとに、7月9日から11日にかけて行われる男子国別対抗戦(デビスカップ)の準々決勝の対フランス戦を欠場する意思を明らかにしたの。


ここまでの勝ち上がりですでに苦戦を強いられているナダルは、優勝した全仏オープン前のクレーシーズンから連戦が続いているのは確かよね。

欠場したい意向の理由についてナダルは「デビスカップが最終目標かって?もちろんそれもそうだけど、今季最後のグランドスラムであるUSオープンへ、悪い状態で臨みたくないんだ。」って、そのデビスカップの約1ヶ月半後に開かれるUSオープンでのパフォーマンスを心配しての決断だって語ってました。

それでも日曜日に行われた練習の後では、ほとんど問題はないとアピールしてました。


日曜日にウィンブルドン会場で40分ほどの練習を行ったナダルは、「良い感じさ。悪くないね。」とメディアに元気をアピールしてました。

コーチである伯父のトニー・ナダル氏も「土曜日よりはかなり良い感じになっている。」と、同じような見解を示していました。

土曜日の試合では、第5セット途中のコートチェンジの際に、トレーナーから治療を受けるシーンもあったけど、それほどひどい状態ではなさそうね。


金曜日の試合で、罰金が課されるような試合がありました。



試合は第1、第2セットをハネスクが先取したにも関わらず、第3、第4セットをブランズに奪われて試合はフルセットへともつれ込んだの!

ハネスクは試合の途中で、観客へ向かって唾を吐きかけたことで、スポーツマンらしからぬ行為として、7500ドルの罰金が決まりました。


試合後に自分の行為に謝罪したハネスクだったけど、試合中の状況をこう説明してました。

「観客の中に試合開始から自分を侮辱するような事を言っていた人間が何人かいたんだ。第5セットでまた侮辱された時には一瞬気持ちをコントロールできなくなってしまったんだ。あんなことはしてはいけないけど、僕だって人間。間違いは犯すもの。」
ハネスクは3回戦進出での賞金の4万7071ドルから、罰金額を差し引いた額が今大会の獲得賞金として支払われることになりました。


ハネスクの気持ちも分からないではないけど、観客に唾を吐きかけちゃ駄目よね。


2010年06月27日
ウィンブルドン、第1週が終わって

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ウィンブルドンも1週目が終わりましたね。



ジョン・イズナーとニコラ・マウーの試合よね。


それから、男子トップ選手の苦戦も多く見られました。




世界ランク1位で第2シードのラファエル・ナダルも1回戦こそ錦織圭選手にストレート勝利だったけど、2回戦、3回戦とフルセットの苦戦を強いられたわ。


予想だにしない展開の男子とは裏腹に、女子はウィリアムズ姉妹が芝での強さを発揮してますね。


森田あゆみ選手と奈良くるみ選手が、1回戦を勝ち上がりグランドスラム初勝利を飾ったのは、日本人にとってはとても嬉しいニュースでしたね。

それからリンゼイ・ダベンポートが、夏のアメリカ・シーズンでのダブルスでの復帰を決めたけど、それに先駆けて、ミックスダブルスでボブ・ブライアンと登場しました。


そして月曜日からはいよいよ後半戦のスタート。




どうして二人で組んで出場することになったのかの質問には、「自然な流れ。一緒にまたプレーすることやウィンブルドンに帰ってくるのには最高の機会。」ってヒンギス。クルニコワは「この夏の予定などを話していて、どこへ行くとか何をするとか。そしたら組もうって話しになったの。」ですって。

ヒンギスはシングルスでの復帰に関しては笑い飛ばしていて、その可能性は無さそうだけど、ダブルスに関しては微妙な感じなの。


それから、スマートなお二人に対して、テニスをしているからその体型をキープしているのか?の答えは、揃って「テニスをするためにもトレーニングをしていて、トレーニングをすることが既にライフスタイルなの。テニスをしているだけじゃ、この体型はキープできないわ。」ですって。耳がいたい・・・。


2010年06月25日
死闘に幕&ダベンポート早くも復帰!

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昨日のブログでお伝えした、歴史に残る信じられない試合にやっと終止符が打たれました。


その時点で、その試合のトータル時間がこれまでの最長時間をゆうに越えてて、第5セットだけでも7時間越えをしてたのよね。


最長時間に加えて、1試合でのサービスエースの数も新記録となり、イズナーは112本、マウーだって103本ものサービスエースを記録する、まさに死闘だったのよね。


ありえない!!!



マウーはその後に男子ダブルスに登場。何と言う精神力と体力でしょう。


イズナーも仲良しのサム・クエリーとのダブルスが、今夜シングルス2回戦のあとに予定されてます。

昨夜の試合のあとイズナーは、アメリカのスポーツチャンネルのESPNに招かれてインタビューを受けていたんだけど、そこへ彼のお母さんも登場!



6月5日のブログでリンゼイ・ダベンポートがダブルスで復帰することをお伝えしましたが、何と何と、それに先駆けて、現在行われているウィンブルドンのミックスダブルスに、同じアメリカのボブ・ブライアンと組んでエントリーしているじゃありませんか!

ミックスのドローを見ていて、思わず驚いてしまいました。



そのミックスダブルスの1回戦は、今夜行われる予定です。



2010年06月24日
ありえない試合!!!

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現在行われているグランドスラム今季第3戦のウィンブルドンで、とんでもない試合が行われていますね!!!


男子シングルス1回戦の第23シードのジョン・イズナー(アイズナーかと思っていたら、イズナーと読むようですね)と、予選を勝ち上がったニコラ・マウーの一戦。

火曜日に始まったその試合は、セットカウント2-2のところで日没サスペンデッドになって、昨日は第5セットから始まったの。


イズナーのサーブで始まったその第5セットは、タイブレークはなく、2ゲーム差がつくまでのエンドレス。


途中からは、センターコートの試合そっちのけで、18番コートでのそのマラソン・マッチに注目が集まってましたね。

イズナーはこのセットで、4本のマッチポイントを握ったけど、取り切れず。


59-59となったところで、マウーが主審へ近寄り、ボールが見えにくいとアピールして、しばらくの話し合いの後、主審が翌日への順延を決めたの。


この日行われた第5セットだけで7時間06分を要して、これまでのグランドスラムでの最長記録だった2004年の全仏オープンのファブリス・サントロとアルノー・クレマンの6時間33分を越えてしまったの。


もちろん全ての最長記録を既に塗り替えているこの試合は、他にも記録更新中なの。



現地のスコアーボードも、このありえないスコアーに、50-50以降は表示できなくなっちゃったんだって。


大会第4日の24日も、同じ18番コートの第3試合でイズナーとマウーの死闘が続けられます。


ブライアン兄弟はTwitterで「僕達の試合はジョンとマウーの試合の次に予定されているんだ。その試合は午後3時30分からの予定。いったい何時にウォーミングアップを始めたらいいか、誰か分かる人はいるかい?」って、冗談交じりにつぶやいてました。

昨日も色んな試合が行われたけど、結局この試合でかき消されてしまった感じね。


2010年06月23日
若手の頑張り

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昨夜は日本人選手が揃ってウィンブルドンの1回戦に登場しましたね。



何とか1セットでも取って欲しい・・・って思いで見てたけど、その思いもむなしくストレート負けでした。


個人的には本当に期待していたクルム伊達公子選手だったけど、初戦突破とは行きませんでしたね。


そこはやっぱり去年から今年にかけて成長著しい若手に押し切られる形での敗戦でしたね。



添田豪選手も終始攻めのテニスをしていたけど、相手の守りを崩すことはできませんでしたね。



嬉しい勝利は、森田あゆみ選手と奈良くるみ選手ですね。



奈良選手は、グランドスラム2大会連続での予選上がりで、しかも早くも初勝利を飾りました。



恒例の先週の本人選手の結果で~っす。

男子は国内は草津で1万ドルのフューチャーズが行われて、ベスト8に第5シードの松井俊英、仁木拓人、石井弥起選手が、ベスト4には第1シードの井藤祐一、第3シードの守屋宏紀選手が入りました。


ダブルスでは、ベスト4に第2シードの岩見&守屋ペアーが入りました。第1シードで台湾人選手と組んだ井藤ペアーが決勝へ進んだけど、台湾人ペアーにストレートで敗れて惜しくも準優勝でした。

今週は、マレーシアの1万5千ドルのフューチャーズに第3シードで三橋淳選手が出場してます。国内は東京で1万ドルのフューチャーズが行われていて、第1シードに井藤祐一、第2シードで近藤大生、第3シードに守屋宏紀、第5シードに松井俊英、第6シードで岩見亮、第7シードで小野澤新選手などが出場してます。

ランキングでは錦織圭選手が204位から189位へ、守屋宏紀選手が408位から389位へとジャンプしてますね。

女子ではアメリカの1万ドルのサーキットでは、第1シードの手塚玲美選手が1回戦で、川床萌選手が2回戦で敗退しちゃいました。

今週はアメリカの5万ドルのサーキットに第3シードで波形純理、第4シードで不田涼子、第6シードに米村知子、藤原里華、米村明子、手塚玲美選手が出場してます。アメリカの1万ドルには高山千尋選手が単身出場してます。

ランキングでは不田涼子選手が197位から185位へ、青山修子選手が464位から422位へ、江口実沙選手が868位から801位へ、井上明里選手が936位から841位へと上昇しました。

2010年06月22日
ウィンブルドン開幕&フェデラーまさか・・・

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昨夜開幕したグランドスラム今季第3戦のウィンブルドンは、センターコートには前年度チャンピオンで第1シードのロジャー・フェデラーが登場したけど、誰もが予想しないような試合となりましたね!

世界ランク2位で過去6度の優勝を誇り、芝を得意としているフェデラーが、同60位のアレハンドロ・ファリャに第1、第2セットを取られると言うまさかの展開。


第3、第4セットでの優勢を活かすことができず、あと一歩まで来ておきながら、3時間18分の死闘の末に敗れ去ったファリャは、本当にやりきれない思いで、悔しくて仕方ないんじゃないかしら?

ただ、100%でスタートから飛ばしたファリャは、第5セットでは全く別人なくらい疲労が見えて、集中力もすっかりなくなってしまいましたね。


「もう1日試合ができるよ。あの試合は、負けてもおかしくない試合だった。それが芝でのテニスの、あり得るところなんだ。」って、本人も試合中に負けを意識したみたい。

フェデラーはこれでグランドスラム大会では、2セットダウンからの試合で3試合連続での逆転勝利となったわ。


「まさに居心地が悪いね。2セットを先取されること自体、あまりなかったし、特にウィンブルドンのしかもこんなに早いラウンドなんて。全く慣れない状況だったよ。」って、28歳のフェデラーは、今更ながらに嫌な初体験をしちゃったわね。

ファリャは「勝てるチャンスを逃してしまったことばかり考えているよ。その一方で、あのフェデラーを崖っぷちまで追い詰めるような、素晴らしい試合ができたんだ。」って、やっぱり後悔はあるけど、最高のプレーができたことも感じているようね。

ファリャは、この経験を今後のテニス人生に活かして欲しいわね。

今夜はいよいよ日本人選手が揃って1回戦に登場しますね。



その他の選手はみんな、初戦突破の可能性があるような相手と対戦よね。


2010年06月21日
ロドラがモレスモに感謝

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6月10日のブログでお伝えしたけど、元世界ランク1位のアメリ・モレスモが今の芝のシーズンにマイケル・ロドラのサブ・コーチとして彼の芝の大会に帯同しているの。


「この2週間、彼女とは僕のテニスについてかなり話し合いをしたんだ。本当に助けになったし、試合への準備も手伝ってくれて、気分良くコートへ向かえるようにしてくれたんだ。アメリには感謝しているし、一緒にツアーを回れることは、本当に喜ばしいことさ。」
30歳のベテランのロドラがそう感じるなんて、モレスモの手助けはとてもタメになっているに違いないわね!



そのウィンブルドンだけど、現在行われているサッカーのワールドカップで、現地南アフリカで騒音とも言える大きな音をだしているブブセラの持ち込みが禁止になるって、開催前に主催者から発表になったの。

もちろん、これまでのウィンブルドンで、そのような応援グッズが持ち込まれたことは記憶にないし、そんな声明が出されたのも珍しい出来事なんじゃないかしら?

主催者は、ブブセラやクラクションなど、音のでる応援グッズは一切会場へ持ち込みを禁止するって決めたんだって。


そのワールドカップには高い関心を持っているテニス選手もかなりいるけど、サッカーの試合の模様をスクリーンで写したり、試合結果を流したりもしないんだって。


ウィンブルドンが開催されている2週間の間も、たくさんのテニス選手は、ワールドカップでの祖国チームの結果がかなり気になるのは当然だけど、ウィンブルドン会場では、やっぱりテニスが最優先されるのは当たり前よね。

選手の皆は、テレビやインターネットで試合や結果を追うことになりそうね。

そのウィンブルドンはいよいよ今夜から始まるけど、久々に多くの日本人選手が登場しますね。




2010年06月20日
いよいよ明日からウィンブルドン

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いよいよ明日からウィンブルドンが始まりますね。




もちろん、ビックリするようなタフドローだけど、逆に錦織選手くらいだと、楽しみなんじゃなかしら?

トップシードの選手ほど2週目に照準を合わせているから、序盤で対戦すると番狂わせが起こりやすいとも言われてます。


そしてラッキールーザーで本戦入りを決めた添田豪選手は、マーティン・フィッシャーと1回戦臨みます。


25歳の添田選手は現在同127位ながら、昨年末の241位からまた最近徐々にランキングを上げてきているから、何とか勝機を見出して幸運を活かして初のグランドスラムでの勝利を上げて欲しいですね。

女子はと言うと、クルム伊達公子選手は第31シードのアレキサンドラ・ドゥルゲルと1回戦で対戦。


去年の序盤にはITF大会でクルム伊達選手と対戦してて、その時はクルム伊達選手がストレート勝利しているけど、あの時の彼女よりはかなり成長しているはず。



森田あゆみ選手は、ベテランのタマリン・タナスガーンと。



ちなみにタナスガーンは、クルム伊達選手と組んで女子ダブルスでもエントリーしてますね。


予選を勝ち上がった奈良くるみ選手は、マリアナ・ドゥケ=マリノとの1回戦。



と、どの試合も好試合が予想されますね。


2010年06月18日
欠場者が続出&ルチッチの復活

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今夜発表になるウィンブルドン男女のシングルスのドロー直前に、怪我などにより欠場を決意せざるを得ない選手が現れたの。


この二人に加えて、マリオ・アンチッチ、リシャール・ガスケ、ダビド・ナルバンディアンも欠場を表明してます。

第22シードとして出場予定だったシュティエパネックは膝の怪我で、第25シードとして出場予定だったカルロビッチは足の怪我を理由に欠場となったけど、二人に代わってシード入りしたのが、ヴィクター・ハネスクとジュリアン・ベネトー。

カルロビッチは昨年のウィンブルドンでは準々決勝進出を果たしており、5試合で158本ものサービスエースを記録するビッグサーバーで、特に芝ではとても強力な武器よね。


シュティエパネックは木曜日の練習中に膝を痛めてしまったの。


かつてウィンブルドンでベスト4入りしたアンチッチとガスケ、2002年のウィンブルドン準優勝者のナルバンディアンもそれぞれ怪我で欠場を余儀なくされました。


こうしたニュースに喜んではいけませんが、この欠場者が出たおかげで、昨日の予選最終ラウンドで負けちゃった添田豪選手がラッキー・ルーザーでの本戦入りが決まりました。


先に行われた全仏オープンでは、錦織圭選手が本戦入り待ちだったけど、欠場者が出たために本戦でプレーすることができました。


女子の予選最終ラウンドには日本人3選手が残ってましたけど、土居美咲、波形純理選手はいずれも敗退。


そうそう、この選手を覚えてますか?



その後のストラスブール大会でも準優勝を飾って、ツアー最初の年を世界ランク52位で終えたの。


1998年5月には自己最高位32位へ行って、翌年のウィンブルドンではベスト4入りしもしたんだけでど、その後は右肩、右手首など怪我に泣かされ、父親との確執もトラブルになるなど、ツアーから消えて行ってしまったの。

そんな彼女は、たびたび試合に出場していたけど結果が残せずにいたわ。



2008年は423位で、2009年は325位でシーズンを終えて、今季も好調を続けていて今は181位まで上ってきたの。

そんな彼女も今年のウィンブルドンの予選を勝ち上がって本戦入りを決めてます。



2010年06月17日
元世界1位のムスターが現役復帰

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クルム伊達公子選手の影響なのか・・・元世界ランク1位のトーマス・ムスターがプロテニス・ツアーへの復帰を表明しました。


1995年の全仏オープン・チャンピオンのムスターは、キャリア通算44大会で優勝を飾っていたんだけど、うち何と40大会がクレーでの優勝と、今のラファエル・ナダルのようにクレー巧者として有名だったの。

そんな彼は水曜日に地元オーストリアはウィーンでAP通信にチャレンジャー大会への出場が決まったことを語ってました。

チャレンジャー大会は、男子トップ選手が出場しているATPツアーの1つ下の大会で、プロとして世界の舞台で活躍するために、それが可能なポイントを稼ぐための大会。


ムスターは当面は、このチャレンジャー大会を中心に試合に出場するとのこと。

そう語るムスターは、6月28日からのドイツのチャレンジャー大会からはすでに主催者推薦枠を与えられているんだって。

1995年全仏優勝後、1996年2月に世界ランク1位の座についた彼は、1999年の全仏オープンでの1回戦敗退がこれまでのプロとしての最後の試合。


クルム伊達選手のように、記録を塗り替える活躍ができるかしら?今後の彼の結果も追って行きたいと思います。

ウィンブルドンの予選は、今夜最終ラウンドを迎えますね。



連日の接戦を制して勝ち上がっているのは波形純理選手。



奈良選手と土居選手の最近の成績を見ていると、トップ100入りするのも時間の問題かなって気がしちゃいますね。


2010年06月16日
ウィンブルドンの予選での接戦を制す

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昨日のウィンブルドンの予選の女子1回戦では、波形純理選手がファイナル14-12で、土居美咲選手もファイナル8-6と接戦を物にしましたね。


藤原里華選手は第1セットを先取したけど、惜しくも逆転で負けちゃいましたね。

男子では第15シードの添田豪選手が順当に1回戦を勝利しました。


今夜は、添田選手、奈良選手、土居選手、波形選手の予選2回戦が行われます。


恒例の先週の本人選手の結果で~っす。

男子は国内は軽井沢で1万ドルのフューチャーズが行われて、ベスト8に第7シードの関口周一選手が入りました。



インドネシアの1万ドルのフューチャーズでは、第7シードの竹内研人選手が初戦で、第3シードで三橋淳選手が2回戦で敗退しちゃいました。


今週も国内は草津で1万ドルのフューチャーズが行われていて、第1シードに井藤祐一、第2シードに近藤大生、第3シードに守屋宏紀、第5シードに松井俊英、第6シードに小野澤新、第7シードに岩見亮、第8シードに関口周一選手などが出場してます。

ランキングでは伊藤竜馬選手が261位から247位へ、三橋淳選手が446位から412位へ、松井俊英選手が668位から634位へ、岩見亮選手が689位から648位へとジャンプしました。

女子ではアメリカの2万5千ドルのサーキットで、手塚玲美選手が2回戦敗退でしたが、第1シードの不田涼子選手は決勝進出を果たして、惜しくも敗退しちゃったけど準優勝を飾りました。

国内は東京での1万ドルのサーキットでは、ベスト8に第4シードの前川綾香、第8シードの田中真梨、井上明里、江口実沙選手が、ベスト4には今西美晴選手が入りました。


ダブルスでは、ベスト4に久見&伊藤ペアーと森&菅野ペアーが入りました。決勝では第2シードの青山&井上ペアーが第2シードの韓国人ペアーを下して優勝を果たしました。

今週はアメリカの1万ドルのサーキットに第1シードで手塚玲美、川床萌選手が出場してます。

ランキングでは井上雅選手が703位から637位へ、越野由梨奈選手が759位から724位へとジャンプしました。

2010年06月15日
女子の予選&WTAの新しいスポンサー

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ウィンブルドンでは女子の予選も始まりますね。


奈良選手は第9シードのソフィー・ファーガソン(24歳、119位)と、土居選手はイヴァナ・リスニャック(23歳、250位)と、藤原選手はズザーナ・オンドラスコバ(20歳、145位)と、波形選手はカロリーナ・プリスコバ(18歳、196位)とそれぞれ1回戦を行います。

昨日の男子予選1回戦では、伊藤竜馬選手が勝利したけど、杉田祐一選手は逆転負けしちゃいましたね。


遠い日本から応援しましょうね。

女子テニス協会、WTAが新しいスポンサーを発表しました。


「オリフレーム」社は、1967年にスウェーデンで創業された会社で、コスメを専門に扱う今では世界でも成長株の会社。



もう一社の「ピーク」は「ピーク・スポーツ・プロダクト」社と言うのがフルネームで、香港をベースにしたアジア・パシフィックに渡ってスポーツ・グッズやアパレルを製造している会社だそうです。


2010年06月14日
男子予選始まる&大き過ぎも困るもの

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いよいよウィンブルドンの予選が始まりますね。



添田選手はイニゴ・セルバンテス=ウエグン(20歳、223位)と、伊藤選手は第14シードのルイ・マチャード(26歳、126位)と、杉田選手はダニエル・ムノズ-デ・ラ=ノバ(28歳、245位)と、それぞれ対戦します。

本戦に主催者推薦で出場になった錦織圭選手は、今週はイギリスの芝でのグランプリ大会に出場して、ウィンブルドンへ向けて調整中ですね。


女子の予選は明日からかな。



大きいことは良いこととは良く言いますが、大きすぎるのも困ることがあるようです。


18歳の彼女は、2008年の全仏オープン・ジュニアで優勝して、その後にジュニア・ランキングで1位になったルーマニア期待の新星なの。

そんな彼女が今年の全仏に登場した時、明らかにジュニア時代の彼女と違ったの。



実は彼女、昨年に豊胸手術の逆で胸を小さくする手術を受けていたんだって!

全仏に登場した直後には、ネットで自由に書き込みができる百科事典であるWikipediaに、彼女の体については色々な書き込みがあったほど。


パフォーマンスを向上させる手術を受けたことを非難する声もあったのも事実らしいわ。


現代では、大きくする手術がとても流行っているけど、彼女のように大きすぎて困っている人もいるのね。


2010年06月12日
スリチャパン引退&ヒンギスは???

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アジア人男子プロとして世界で活躍していたタイのパラドン・スリチャパンが正式に引退を表明しました。


ATPツアーで5勝を挙げた彼だけど、2007年3月のインディアンウェルズ大会を最後に手首の怪我のためツアー離脱。



昨年は復帰へ向けて始動し始めていた彼は、9月に祖国バンコクでのバンコク・オープンに同胞のダナイ・ウドムチョクと組んでダブルスで出場していて、復帰を希望しているんだなって思っていたの。

そんな彼にアクシデントがあったんだって。



バイクレースについては、詳しいことは分かりませんでした。


彼は『ボール』と言うニックネームで祖国タイでは未だに人気者らしく、当面はタイのデビスカップチームのコーチをする予定だそうです。お疲れさまでした~。

5月7日のブログで紹介したマルチナ・ヒンギスのダブルスでの現役復帰のお話しだけど、彼女が来月参戦するアメリカのプロリーグであるワールド・チーム・テニス(WTT)の発起人の一人であるビリー・ジーン・キング夫人も同じような見方をしているの。

7月5日から約1ヶ月間に渡り開催されるWTTに、ヒンギスはニューヨーク・バズからフルシーズン出場することになっているんだけど、それはキム・クレイステルスが復帰前に同じことをしていたのよね。

ヒンギスは2007年3月の尿検査でコカイン陽性反応が出て2年間の出場停止処分を下されていたの。


キング夫人は、そんな彼女がその処分が明けた今、いつでもツアーに戻れる状態になって、自分の力試しのようなつもりでWTTへフル参戦するんじゃないかって思っているみたい。

6月21日から始まるウィンブルドンでは、第2週に開催されるレジャンド・ダブルスにアンナ・クルニコワと組んで出場することも決まってます。



2010年06月11日
プロで一番のイケメンは誰&モレスモも復帰?!

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彼女の場合、1人の選手を上げることが難しいって言う理由だったの!

そんな彼女がとった結論は、部門別に選手を選ぶと言う素晴らしいもの。


まずは、一番の肉体美として、フェルナンド・ベルダスコ(左の写真)。




それから、先に行われた全仏オープンで2年ぶりの優勝を飾ったラファエル・ナダルを最も魅力的なお尻をしている選手に上げてました。


そして性格やユーモアのセンス抜群って上げたのはドミトリー・ツルスノフ。




そしてそして、ペトロワが最も魅力的な顔立ちをしている選手として上げたのがファビオ・フォニュイーニ(左の写真)。


実は彼のファミリーボックスにもイケメンさんが彼の試合を見守っていたの。




昨日のブログでアメリ・モレスモがコーチとしてマイケル・ロドラに付いて、芝のシーズンを送るって紹介したけど、そんな彼女はロドラが出場しているロンドンでのAEGON選手権に姿を見せたの。

彼女は芝の上で、今日から始まるサッカーのワールドカップに合わせて、サッカーボールを見事なお手並みで扱うパフォーマンスを披露していたの。

その彼女のスポーティーな服装と、引き締まった腹筋を見ると、引退した選手とは思えないほどのフィットぶりで、復帰を考えているとしか思えないって声が上がっていたんだって。

今では、キム・クレイステルス、ジュスティーヌ・エナン、クルム伊達公子、リンゼイ・ダベンポート(6月5日のブログで紹介したけど、ダブルスでの復帰が決定)等々、引退からの現役復帰がブームのようになっているから、そんな風に思われるのも仕方ないのかも知れないわね。

2010年06月10日
サフィーナのコーチへの質問&モレスモがコーチに

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先に行われた今季2度目のグランドスラムである全仏オープンの1回戦で、39歳のクルム伊達公子選手に敗れた元世界ランク1位のディナラ・サフィーナ。


それまでは、彼女を世界1位へ導いてくれたゼリコ・クラヤン氏がコーチだったんだけど、全仏中はガストン・エトリス氏がコーチとして彼女についていたようなの。


昨年の今頃は世界ランク1位の座にいたサフィーナは、全豪オープンで痛めた腰のために、数ヶ月のツアー離脱を余儀なくされて、クレーシーズンに入って復帰して来たの。


サフィーナは、これまで2年連続で準優勝した全仏での1回戦敗退など、クレーシーズンでは1勝4敗と散々な結果で、現在は同20位へと大きくランキングを下げているわ。


1、まだ日は浅いですが、サフィーナをコーチしてどんな感じですか?
これまでは良い練習ができている。まだ数日間だけど、彼女は驚くほど素晴らしい選手さ。またトップへ戻るよ。それは確実だね。

2、腰の怪我からの復帰が早すぎたとは思いませんか?
彼女の怪我がどれくらい悪かったかは、詳しくは分からず彼女についたんだ。でも今の彼女は肉体的には完璧さ。痛みもない。トップへ戻る準備はできているんだ。

3、クルム伊達選手との試合は何が悪かったんですか?
そうだね、サフィーナは第1セットから良いプレーをしていた。怪我から復帰して最初のグランドスラムだし、コーチが代わってからも初めてのグランドスラムだった。全てが新しかった。だからちょっと緊張もしていたけど、特に特別なことはないよ。これが普通さ。どんな選手だって同じような状況を通るもの。大した問題じゃないさ。

彼女は怪我をしていたんだ。だから十分な練習もしていなかった。練習していなかったら、自信がないから緊張してしまう。練習を重ねたらまた自信を持てるようになるさ。また戻ってくるさ。

4、ここ数年サフィーナは、攻撃的なプレーを常にするように心がけていました。あなたはそれを続けますか?それとも何か別のことをトライするつもりですか?
もちろん。彼女とも話し合いを持ったけど、鍵になるのは彼女自身のプレーを取り戻すこと。彼女のプレーをまたさせることさ。そのために二人で努力しているんだ。

5、前のコーチと別れることについて、何をご存知ですか?
彼のことは知らないんだ。彼とは数年一緒だったらしいから、彼女にとっては新しい変化だよね。でもそれは良く起こり得ること。ずっと同じコーチについている選手の方が少ないからね。彼女はとても良い選手なんだ。彼女は本当に戦いたいと思っているし、今はハッピーなはずだよ。

以上でした。サフィーナの復活を確信しているエトリス氏。彼女の復活請負人となれるんでしょうか。

そうそう、昨シーズンをもって現役引退をした元世界ランク1位のアメリ・モレスモだけど、彼女がコーチとしてコートへ戻ってくるんだって。


ロドラはレミ・バーバリン氏がコーチとして付いているけど、彼のコーチとしての存在はそのままで、モレスモはサブコーチと言うか、アドバイザー的な形で芝のシーズンをロドラと過ごすようなの。

フランスのメディアの『ルキップ』氏が報じているから本当のようだけど、元女子選手が男子選手のコーチに付くのはちょっと珍しいんじゃなかしら?

来月31歳になるモレスモが、先月30歳になったロドラのアドバイザーになるなんて。


4大大会で唯一芝の大会であるウィンブルドンでは、彼女は好成績を残しているわ。


引退した去年も、グランドスラム大会ではウィンブルドンだけ4回戦進出と一番良い成績を収めてました。



2010年06月09日
圭君、ウィンブルドン出場

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昨日のtennis365のニュースにもなってたけど、錦織圭選手がウィンブルドンの主催者推薦枠(ワイルドカード)をもらえることになって、本戦から出場することが決まりましたね。
プロテクト・ランキングの106位を使ってエントリーしていた圭選手だけど、本戦入りには微妙なラインだったの。予選からでもしょうがないって気持ちでもいたようだけど、そこへ嬉しい知らせが入ってきましたね。
その他、ワイルドカードが与えられたのは、元世界ランク4位のニコラス・キーファー、テイムラズ・ガバシュビリ、アンドレイ・クズネツォフ、地元イギリスからジェイミーベイカーと圭君の5人。
女子では、ケイティ・オブライエン、メラニー・サウス、ロウラ・ロブソン、ヘザー・ワトソンにワイルドカードが与えられてますね。
6月21日に開幕するウィンブルドンまで2週間を切りました。来週には予選も始まります。やっぱり日本人選手の活躍に期待したいですよね。2週目に残ってくれないかな~。
恒例の先週の本人選手の結果で~っす。

男子はアメリカの5万ドルのチャレンジャーでは鈴木貴男選手が1回戦負けでした。イギリスの4万2千500ユーロのチャレンジャーでは杉田祐一選手が1回戦敗退だったけど、添田豪選手は決勝へ勝ち上がりました。惜しくも負けちゃったけど準優勝を飾りました。
グアムで行われている1万ドルのフューチャーズでは、ベスト8に第4シードの小野澤新、仁木拓人、江原弘泰選手が、ベスト4には第3シードの松井俊英、第5シードの岩見亮選手が入りました。決勝戦は第1シードの伊藤竜馬選手と第2シードの三橋淳選手の対戦となり、ストレートで伊藤選手が優勝しました。ダブルスでは台湾人選手と組んだ江原ペアーがベスト4で、第1シードの松井&岩見ペアーが優勝しました。
中国の1万5千ドルでは関口周一選手1回戦で、インドネシアの1万ドルでは予選を突破した赤羽毅朗選手が1回戦で、第4シードでの竹内研人選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは台湾人選手と組んだ竹内ペアーがベスト4入りでした。
今週は国内は軽井沢で1万ドルのフューチャーズが行われていて、第1シードに井藤祐一、第3シードで守屋宏紀、第4シードに松井俊英、第5シードで小野澤新、第6シードに岩見亮、第7シードで関口周一選手などが出場してます。
インドネシアの1万ドルのフューチャーズでは第3シードで三橋淳、第7シードで竹内研人選手が出場してます。
ランキングでは添田豪選手が137位から125位へ、錦織圭選手が246位から201位へとジャンプしました。
女子ではイギリスの5万ドルのサーキットでは土居美咲選手が1回戦敗退でした。アメリカの1万ドルには川床萌選手が2回戦敗退でした。
国内は長野県小諸市で行われた1万ドルのサーキットでは、ベスト8に越野由梨奈選手が、ベスト4には第3シードの岡あゆみ選手が入りました。決勝戦は第1シードで石津幸恵選手が井上雅選手をストレートで下して優勝しました。ダブルスではベスト4に第1シードの新井&越野、菅野&森ペアーが入りました。優勝したのは第4シードの加藤&青山ペアーでした。
今週はアメリカの2万5千ドルのサーキットに第1シードで不田涼子、手塚玲美選手が出場してます。国内は東京での1万ドルのサーキットでは、第1シードで米村明子、第3シードで岡あゆみ、第4シードで前川綾香、第5シードで高雄恵利加、第7シードで青山修子、第8シードで田中真梨選手などが出場してます。
ランキングでは、クルム伊達公子選手が72位から64位へ、奈良くるみ選手が147位から141位へ、土居美咲選手が179位から165位へ、浜村夏美選手が300位から259位へ、米村明子選手が319位から274位へ、秋田志保選手が330位から309位へ、前川綾香選手が386位から357位へ、青山修子選手が472位から390位へとジャンプしました。
2010年06月08日
最新ランキングの変動

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全仏オープンが終わり昨日発表になった最新のランキングで変動がありましたね。



昨年の全仏の頃は何と50位だったスキアボーネ。


それまでイタリア人女子選手として史上初のトップ10入りを昨年の8月に達成していたのがフラビア・ペネッタだけど、彼女も今年の全仏での4回戦進出で、昨年の10月以来となる10位へと、トップ10へ返り咲きをしました。


そのペネッタはヒセラ・ドゥルコと組んだダブルスでも今季は好調で、全仏でもベスト8入りを果たし、ダブルス・ランキングで12位から10位へと自己最高位を更新。


4回戦で準優勝のサマンサ・ストザーに敗れたジュスティーヌ・エナンも、23位から18位へと復帰後の最高位を更新しましたね。

その他、自己最高位を記録したのがシャハール・ペア、ヤロスラバ・シュウェドワ、シャネル・シーパース。

ペアは4回戦進出で18位から14位へ、シュウェドワはベスト8入りで36位から31位へ、シーパースは予選を勝ち上がっての4回戦進出で131位から84位とトップ100デビューを果たしました。

ウィリアムズ姉妹も歴史を作ったわ。



シングルスでも1位のセリーナは、史上6人目となるシングルス、ダブルスの同時1位の選手となりました。


ウィリアムズ姉妹は、貧しい幼少時代からトップ選手になったことで一気にセレブの仲間入りをして、テニス以外でも全米ではメディアに引っ張りだこだったわ。


男子は、トップが入れ替わりましたね。


それから29歳にしてグランドスラム初のベスト4入りしたユルゲン・メルツァーが27位から16位へと大きくジャンプしましたね。

女子はクルム伊達公子選手など、30代の選手の活躍で、WTAのホームページでも『30代は新しい20代!?』って見出しの記事が書かれたほどのベテランの活躍が目立ったけど、メルツァーもベテランの域に入ってからの活躍だったわね。

化学や医学の進歩もあって、かつてより選手寿命が長くなって来ているのは確か。



もうすぐ始まる今季3度目のグランドスラムであるウィンブルドンでは、どんなドラマが待ち受けているのでしょうか?そしてその後のランキングは、どうなるのかしら。楽しみは続きますね。

2010年06月07日
全仏も終わり&コートで喧嘩!?

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全仏オープンも終わりましたね。



ナダルはこの優勝で、今日発表の最新の世界ランキングで1位へ返り咲きを決めました。



女子は、イタリア人女子選手の歴史を塗り替えました。



決勝までは、過去4連覇したジュスティーヌ・エナンや世界ランク1位のセリーナ・ウィリアムズなどの強豪を下して勝ち上がったストザーと対戦。



この優勝で、世界ランク17位から一気に6位へと急上昇。


昨年優勝のスベトラーナ・クズネツォワは3回戦で、準優勝のディナラ・サフィーナは、ご存知クルム伊達公子選手に1回戦で敗れちゃいました。


女子テニスの勢力図も変わりつつあるのかしら?



そんな全仏期間中にとんだハプニングが。


その模様はYou Tubeにアップされてます。

http://www.youtube.com/watch?v=UIYdC4TX_G8&feature=player_embedded
もちろん会話や観客の声は、ドイツ語なのでPinkyは全く分かりませんが、それを報じた記事によると、コーレラーがクーベックに対して侮辱する発言をして、それに腹を立てたクーベックが掴みかかったみたい。

その結果、クーベックはその後のオーストリア・リーグへの出場禁止の処分が下されたんだとか。


そのYou Tubeへのコメントでも、コーレラーを“asshole”(嫌なやつ、ろくでなし)とする書き込みが目に付きました。(大半がドイツ語なので分からなかったけど・・・)

Pinkyが思ったのは、もちろん掴みかかったクーベックも悪いけど、『喧嘩両成敗』。


二人は全仏オープンの予選に出場して、いずれも1回戦敗退したあとに祖国へ帰ってオーストリア・リーグ出場していたみたいね。


2010年06月05日
男子決勝&ダベンポートがコートへ

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全仏オープン男子シングルス決勝戦はラファエル・ナダルとロビン・ソデルリングの対戦となりましたね。


ナダルは2年ぶり5度目の優勝を狙います。優勝すると、週明けの世界ランクで1位に返り咲きを決めますね。

ソデルリングは、去年に続いての決勝の舞台。



ナダルは今季、全仏前のクレー大会では15戦全勝。



女子ダブルスの世界ランク1位だった、リーゼル・フーバーとカーラ・ブラックが、数ヶ月前からペアーを解消したのはもうお気づきですよね。


フーバー曰く、去年の秋くらいからブラックのプレーがいま一つ好調じゃなくなたって感じていたらしいんだけど、ブラックはコーチとしてご主人が付いているの。ご主人はトレーナーであって、テニスコーチは本業じゃないみたい。

フーバーは、ブラックのご主人はテニスに対して的確な師事を行える立場じゃないって感じていたようで、二人のペアー解消はフーバーから持ちかけたんだって。

そんなブラックは全仏前に世界ランク1位から脱落。現在1位のフーバーも、今回の全仏でウィリアムズ姉妹が優勝を飾ったことにより、週明けのダブルス世界ランクで姉妹が同率1位になることが決まったから、3位へと転落することになるわ。

ダブルスはペアー探しが大きな問題だけど、そんなフーバーが声をかけたのがリンゼイ・ダベンポートなの。


二人は7月31日からサンディエゴで行われるWTA大会からペアーを組むことが決まりました。


5月7日のブログで書いたけど、マルチナ・ヒンギスがダブルスでツアー復帰をするのでは?って噂があって、そのパートナーにダベンポートがなるのではって見方があったわ。


最もヒンギスからダベンポートへ復帰としてダブルスのパートナーとしてのオファーがあったかは定かじゃないから、そんなヒンギスの噂を聞いて、フーバーが先にオファーを出したのかもしれないしね・・・Pinkyの想像ですが。

いずれにせよ、ダベンポートがサンディエゴ大会からダブルスでコートに立つことは正式に決まりました。


2010年06月04日
女子決勝は思わぬ顔合わせ

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全仏オープン女子シングルス決勝戦の対戦カードが決まりましたね!


第1試合は、第1セットをフランチェスカ・スキアボーネが接戦の末に先取したところで、エレーナ・デメンティエワがまさかの途中棄権!



引き続き行われた準決勝では、サマンサ・ストザーがイェレーナ・ヤンコビッチを圧倒。



彼女今大会は、過去に4連覇したジュスティーヌ・エナンや、これまでメジャー12回の優勝を誇るセリーナ・ウィリアムズなど、そうそうたる顔ぶれを下しているから、かなり好調だって言うのも納得だけど、ヤンコビッチだって元世界ランク1位の選手。そんなにあっさり負けてしまうとは・・・。

この勝ち上がりを見る限りだと、土曜日に行われてる決勝戦は、ストザー優勢かって感じてしまいますね。



そのデメンティエワだけど、今回の全仏の2回戦で左足のふくらはぎを痛めて、その後も3試合をこなして昨日の試合へ臨んだの。


試合後のインタビューでは、例え第1セットを取っても、試合を続行するのは不可能だったって語ったデメンティエワ。


2回戦後の3試合で、どんどん怪我を悪化させてしまったって言ってたけど、クルム伊達公子選手はそれを恐れて、負けはしたけど2回戦ではあまり無理をしないでプレーを続けたのよね。

デメンティエワは数週間後に行われるウィンブルドンへの出場は微妙だって語ってだけど、無理をしてしまった代償が大きくならなければ良いけど・・・。

2010年06月03日
波乱が続く全仏オープン

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昨日の全仏オープンも波乱がありましたね。


メルツァーは、このプレーで世界ランク27位なの???って思わせる攻撃的なテニスで、同3位のジョコビッチを終盤は圧倒してましたね。


ストザーはジュスティーヌ・エナン戦を見ても、あの強烈なサーブとフォアハンドには目をみはるものがありましたよね。


メルツァーはこれまで4大大会では3回戦の壁を突破できず、ストザーは昨年に次ぐベスト4入りでした。

メルツァーはスペイン対決を制した、優勝候補筆頭のラファエル・ナダルと、ストザーはノーシードから勝ち上がったヤロシュラバ・シュウェドワを下した第4シードのイェレーナ・ヤンコビッチと決勝への切符を懸けて準決勝を行いますね。

女子は今夜、決勝戦のカードが決まります。


男子シングルス準々決勝で第1シードのロジャー・フェデラーを下したロビン・ソデルリング。


火曜日の彼のプレーについて、地元スェーデンの新聞に「パーフェクトだ!」って語り、「フェデラーやナダルを追い抜いて世界1位になれるだろう。そしてその日は、我々が思っているより早くに訪れるはず。」って感じているようよ。

ボルグは1974年から1981年の間に、6回も全仏オープンのチャンピオンになった偉大な選手。


2010年06月02日
フェデラー敗退!

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全仏オープン大会10日目は、男子シングルス準々決勝で第1シードのロジャー・フェデラーが破れる波乱が起きましたね。昨年の決勝戦と同じカードとなったその試合は、この1年で益々実力を付けたロビン・ソデルリングが昨年のリベンジを果たした形になりました。

第1セット以降は、その強烈なサーブでフェデラーを圧倒して、安定したサービスゲームをプレーしたソデルリングに、結局フェデラーはブレーク・バックすることができず、まさに完敗だったんじゃないかしら!

昨年の今大会で、グランドスラム初の決勝進出を果たしたソデルリングだっだけど、たまたま爆発しての勝ち上がりとは言わせないくらい、その後も安定した成績を収めてました。本人もこの1年でかなりの自信を付けたんじゃないかしら?そしてその自信が、昨日の勝利で確信に変わったような気がします。

これでフェデラーは、これまで記録していたグランドスラムベスト4以上の連続23大会に終止符が打たれました。ベスト8進出は連続24大会になったけど、本人は昨日の敗戦はしっかり受け入れなければならない試合だったと思います。

これで今大会、ラファエル・ナダルが優勝すると、来週発表の世界ランキングで再び1位へ返り咲きするはずです。それが達成できなくても、すぐに開催されるウィンブルドンでは、フェデラーは昨年優勝しているから失うポイントが多く、逆にナダルは出場していなかったから、少しでも勝ち上がるとポイントが加算される優位な状況。

またナダルに怪我が再発して、ウィンブルドン欠場・・・なんてならない限り、フェデラーの1位の座からの脱落は時間の問題ってことになりますね。

女子でも驚きの番狂わせがありました。第17シードのフランチェスカ・スキアボーネが第3シードのカロライン・ウォズニアッキをストレートで下して、自身初で、イタリア人女子選手としても初のグランドスラムでの4強入りとなりました。

これまで自己最高位11位で、もうすぐトップ10っていうところで達成できず、その後にフラビア・ペネッタがトップ10入りして、イタリア人女子選手初のトップ10選手になっていたの。スキアボーネは嬉しいベスト4入りでしたね。

準決勝で対戦するのは、ロシア対決を制したエレーナ・デメンティエワ。最近好調のナディア・ペトロワをフルセットで退けました。1歳違いの両者は、対戦成績も7勝7敗と五分だったけど、第2セットからは終始試合をコントロールしたデメンティエワに軍配が上がりましたね。

両者とも足に故障を抱えての対戦で、その怪我が勝敗の行方を占うかな~って感じだったけど、こう言うトーナメント形式の大会は、勝つと試合が続くから、やっぱり体がフィットしている選手が有利ですよね。

大接戦を戦って体力を使い果たしちゃっても次の試合は満足に戦えないしね。そう考えると、大会で優勝するって、技術だけじゃないってことだし、本当に難しいことよね。

恒例の先週の本人選手の結果で~っす。

女子では今週も国内は草津で2万5千ドルのサーキットが行われて、ベスト8に井上雅、秋田史帆、山本愛選手が、ベスト4には前川綾香、青山修子選手が入りました。決勝戦は第1シードの波形純理、米村明子選手の対戦となり、米村選手がストレートで波形選手を下して優勝しました。

ダブルスではベスト4に小城&清水ペアーが入りました。決勝戦はノーシード同士の対戦で、米村姉妹の姉の知子選手と飯島ペアーが、加藤&前川ペアーをフルセットで退けて優勝しました。

韓国の2万5千ドルでは、ベスト8に第8シードの宮村美紀選手が、ベスト4には第5シードの手塚玲美選手が入りました。ダブルスでは浜村&田中ペアーがベスト4でした。アメリカの1万ドルでは第7シードで川床萌選手が1回戦敗退でした。その川床選手は、アメリカ人選手と組んだダブルスではベスト4入りでした。

今週はイギリスの5万ドルのサーキットに土居美咲選手が出場してます。アメリカの1万ドルには川床萌選手が出場してます。

国内は長野県小諸市で1万ドルのサーキットが行われていて、第1シードで石津幸恵、第3シードで岡あゆみ、第5シードで青山修子、第7シードで田中真梨、第8シードで宮村美紀選手などが出場してます。

男子は、アメリカの5万ドルのチャレンジャーでは鈴木貴男選手が初戦敗退でした。イタリアの3万ユーロのチャレンジャーでは杉田祐一選手も1回戦で負けちゃいましたね。イタリアの1万5千ドルのフューチャーズに出場の守屋宏紀選手も初戦突破とは行きませんでした。

今週はアメリカの5万ドルのチャレンジャーに引き続き鈴木貴男選手が出場してます。予選に出場した井藤祐一選手は初戦敗退でした。二人はダブルスでもエントリーしてますね。イギリスの4万2千500ユーロのチャレンジャーには添田豪、杉田祐一選手が出場してます。

グアムで行われている1万ドルのフューチャーズには第1シードで伊藤竜馬、第2シードで三橋淳、第3シードで松井俊英、第4シードで小野澤新、第5シードで岩見亮、第6シードで畠中将人、佐藤文平、仁木拓人、江原弘泰、比嘉明人、松尾友貴選手が出場してます。

中国の1万5千ドルには関口周一選手が、インドネシアの1万ドルには第4シードで竹内研人、予選を突破して赤羽毅朗が出場してます。

2010年06月01日
ナダルの予想&セリーナ、ダブルスも1位か

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現在行われている全仏オープンは、男女ともシングルスのベスト8が出揃いましたね。


同じく8強入りを決めて、今大会優勝候補筆頭のラファエル・ナダルが、その試合についてコメントしてました。


「その試合はどうなるかは分からないけど、ソデルリングにもチャンスはあるんじゃないかな。ソデルリングが勝つと予想する人は少ないかも知れないが、チャンスはあるはず。今大会はまだ1セットも落としていないし、良いプレーをするだろうしね。同じことがフェデラーにも言えるよ。彼はグランドスラムでは、23か24大会連続でベスト4以上の成績を収めているからね。彼はきっと負けないと思うよ。」
って、フェデラーのグランドスラムでの成績の良さも分かっているみたいね。


ナダルはこの全仏後に、再び世界ランク1位に返り咲くチャンスがまだ残っているわ。



女子は第1シードのセリーナ・ウィリアムズが、すでに全仏明けの世界ランクでも1位を決めてますね。


現在のランキングでは、シングルスでは1位がセリーナで2位がヴィーナス。ダブルスは1位がリーゼル・フーバーで、同率2位がウィリアムズ姉妹。

この姉妹と準決勝で対戦するのがフーバーとアナベル・メディーナ=ガリゲスのペア。


