2006年06月30日
ブライアン・ブラザース
今週のATPのブログを担当してるのが、ダブルスで世界1位になっている、ボブ&マイクの双子の兄弟、ブライアン・ツウィンズ。実はこの二人、プロ・テニス・プレーヤーの他に、全く別分野での顔を持ってるの。それが、音楽。二人を含めた数人でバンドを組んでCDまで出してるのよ。『ブライアン・ブロス・バンド』は、“Take Two”(ファースト・サーブがネットインして、ファースト・サーブを打ち直す時に、英語でこう言うの。つまり、また2回打っていいってこと)って言う、ファーストCDもリリースしてるんだって。このバンドには、仲良しのアンディ・ロディックも参加してるのよ!!!こんな彼らならではのブログよ。
(マイクが書いたブログで)「ウィンブルドンの町から10分くらい歩いたところの、3ベッド・ルームのアパートを今年は借りたんだ。そこのガレージを改造して、僕達の音楽スタジオを作ったのさ。でも、ここに住んで一番の問題は、近所に生まれて6ヶ月の赤ちゃんがいることなんだ。ある夜、ガレージのスタジオで練習していた時、静かにしてくれるようにご近所さんがドアを叩いて訪ねて来たんだけど、あまりのうるささにそれさえも気が付かなかったくらい。でも、仕方ないからお互いが歩み寄って、昼間は僕達が好きなようにさせてもらうことにして、夜はおとなしくすることで納得してもらってよ。ここのアパートに荷物を入れた時に、アンプやピアノを引きずっちゃって、その修理にすでに2500ドル(約29万円)も使ってるし、ここは一晩550~600ドル(約7万円弱)もするから、ちょっと資金不足になる可能性があるんだ。だから、ミックス・ダブルスにも出場して(ボブはヴィーナスと、僕はコリーナ・モラリュと)、少しでも勝ち上がって家賃のたしにしたいと思ってるんだ。僕のガールフレンドもイギリスに来てくれるって言ってるから食事を作ってもらって、お金の節約になればって思ってるよ。」
世界のトップ・ダブルス・プレーヤーでも賞金稼ぎには一苦労しているみたいね。第1シードで出場のブライアン兄弟は、男子ダブルスの1回戦で6-7(2-7)、6-3、6-7(4-7)、6-3、11-9と大接戦を演じて、よもやの1回戦負け寸前だったの。スタジオ付きアパート代が少しでも稼げますように!!!
それからボブはこんなことを言ってるの。「どうしても伝えたいことがあるんだ。僕らはカリフォルニアから来ているんだけど、カリフォルニアでは建物の中は全て禁煙なんだ。たとえバーでも。ここウィンブルドンではよくロディックや他の選手とバーに行くんだけど、死にそうになってるよ。煙が肺に入って行くのが分かるし、空気を吸いに外にでなきゃならない。しかも、洋服も煙を吸い込んでるから、今日は外に干したよ!」ですって。アメリカは公共施設は飲み屋さんでも禁煙だからね~。環境の違いは各国でさまざまね。
それから、スポンサーとも面白い話も。「アンディ(ロディック)と朝食を済ませて、エージェントの所へ契約しているアディダスの製品を取りに行ったんだ。グランドスラムの度にアディダスはその新作を大きなバッグ2つ分、目一杯詰めて送ってくるんだ。アパートの一室はほとんどお店状態。いったいこんなにたくさんどうやってアメリカへ持って帰るって言うのさ。僕らのいとこが試合を観に来るから、彼らにも分けてあげよう。(中略)今日練習の後に、“アイス・バス”に入ったんだ。そこへアガシが偶然現れて、僕が氷で一杯のお風呂に入っているのを見て、そんなお風呂は見たことが無いって驚いていたんだ。まるで変人扱い。でも、ヘンマンが助け舟を出してくれた。彼がシングルスのあとにアイス・バスを試したら、足がびっくりするくらい楽になったって言ってくれたんだ。アガシも5年前にこれを知っていたら、50歳までプレーを続けられたんじゃないかな?」そんなはずはないと思うけど、アイス・バスね~。初めて聞いたわ。氷で一杯のお風呂に入るなんて・・・それで足の疲労が取れるならPinkyもやってみようかしら?でも、スポンサーって、特にグランドスラムのようなビッグ・イベントだと、新製品を大量に送ってきてくれるのね。なんとも羨ましい話ね。困るくらい多いならちょっと分けてもらいたいくらいだわ!!!
それからミックスダブルスを組むのに、こんなエピソードが。「ミックスのドローが発表になったからちょっと見に行ったんだ。マイクはコリーナ・モラリュと、僕はヴィーナスと出場。実は5日ほど前にヴィーナスから電話があって一緒にプレーしないかって。もちろん飛びついたよ。ナブラチロワとは、ちょっとした誤解があって、全仏でペアーを組んだんだけど、今回はパエスと組むと思っていたんだ。だからヴィーナスからのオファーに二つ返事しちゃった。でも、偶然マーク・ノウルズは、ヴィーナスと今回プレーすると思っていたらしくて・・・そんなこんなで、僕がヴィーナスと、ナブラチロワがノウルズとペアーを組むことになったんだ。」へ~、勘違いみたいなことがあるのね~。これって、ダブルスのペアリングも口約束で組んでるってことよね。プロでもそんなもんなのかしら?
で、そのミックス・ダブルスのドローはって言うと・・・。モラリューと組んだマイクは第13シードで1回戦がなくて2回戦から。ヴィーナスと組んだボブはなんと、J・クッジーと組んだ杉山愛ちゃんペアーとの1回戦なの。ハンチュコバとの女子ダブルスでまさかの1回戦負けしちゃったから、ミックスでは勝ち上がってもらいたいけど、ちょっと厳しいドローね。ノウルズ&ナブラチロワ組は第8シードで1回戦がなくて2回戦からになってます。
そうそう、森上あっこちゃんと中村藍子ちゃんのダブルス。惜しかったわね~。ドゥシェビナ&ヴォスコボエワ組に6-7(4-7)、7-6(7-4)、6-8と接戦の末に負けちゃったのよね~。う~ん、残念。浅越しのび~もシュレボトニックと組んで第6シードだったのに、1回戦負け。今年のウィンブルドンはダブルスはみんな初戦敗退と言う寂しい結果となりました。こうなったら愛ちゃんのシングルスに期待・・・って、ヒンギスとなのよね~。どっちも応援したいわ~~~!!!
2006年06月28日
勝ち上がってま~っす!
ウィンブルドン2日目は何とか試合を消化することができましたね。日本人女子は好成績でよかったね。杉山愛ちゃんは、ランキング500位代の地元のジュニアNo1選手にちょっと苦しんだけど、最後は力でねじ伏せたって感じで、ストレート勝ち。森上あっこちゃんは、第1セットをあっさりと取られたところで、雨で試合が順延に。これがあっこちゃんサイドに良いきっかけを作ってくれたようで、今日は2セットを連取して勝利。3年ぶりの初戦突破となりました。浅越しのび~も第17シードのマリア・キリレンコにストレート勝ち。第1セットを6-2であっさり取って、第2セットも5-2とリードして向かえたサービング・フォー・マッチでマッチポイントもあったのにブレークされて、それからあれよあれよと5-6とリードを許しちゃったの。スコアーみながら「何やってんのよ~~~!!!」って叫んじゃったわ。これは完璧負けパターン・・・と思っていたら、踏ん張ってくれてタイブレークへ。そしたらタイブレークは、すっかり一方的な展開で、見事な勝利でした。しのび~も3年ぶりの1回戦突破ね。これでまたランキングも100位内へ復活かな?!残念だったのが中村藍子ちゃん。第2セットは藍子ちゃんペースで取ってフルセットへ持ち込んだにもかかわらず、第3セットでは競り負け。あっこちゃんとのダブルスで一発奮起してね!
復活したマルチナ・ヒンギスも圧勝で2000年以来の1回戦突破に成功。これまで今年は全豪、全仏とベスト8。グランドスラムでの8強の壁を越えられずにいるけど、このウィンブルドンではどこまで行くのかしら?残念なことにヒンギスの3回戦(勝ち上がれば)は日本人選手なのよね。だって、2回戦で杉山愛ちゃんと森上あっこちゃんが激突するのよ。どっちが勝っても3回戦ではヒンギス。う~ん。日本人にももちろん上位進出してもらいたけど、ヒンギスにも頑張ってもらいたいのよね~。こんなドロー嫌だわ~。。。もしヒンギスが順当に勝ち上がると、4回戦では同じスイスのパティ・シュニーダー。で、問題のベスト8の壁ではエナン=アルデンヌが立ちはだかる計算。でも、エナンは、体力的にそこまでが精一杯かな~って気がするの。連戦ができない彼女。先週の大会にも出場して優勝してるでしょ。そうなると、今週で2週連続。来週まで勝ち上がると3週間連続になるわけ。彼女も、1週間大会に出たら、少なくとも数週間の休養が必要だって言ってるくらいだから、Pinkyは4強までは勝ち上がれないってふんでるわ。と、すると、ヒンギスにチャンスが訪れるのね。さ~どうなるかしら???
雨でスケジュールが崩れちゃったから、夕べ勝ち上がった日本人女子選手は、みんな今夜2回戦が予定されてます。杉山vs森上なんてちょったいないカード・・・。浅越しのび~は復活タナスガーンを撃破してもらいたいわ!
イギリスの調査でテニス人気の低迷を以前も伝えたけど、こんなことも出てるの。「ウィンブルドンは、毎年恒例となる夏のスポーツ・イベントの最も有名なものの1つ。けれど、イギリス人の親達は子供にテニスを奨励していない。なぜなら、テニスと言うスポーツが、上流階級の人達がお洒落でするスポーツだと言うイメージが強いからだそうだ。イギリス・テニス協会の努力もむなしく、一般人のテニス人気は下がっているらしい。イギリス国内の一番人気のスポーツはサッカーで、続いて水泳、ダンスだそうだ。」ダンス???テニスよりダンスの方がスポーツとして上位にランキングされているんだって。日本じゃ「好きなスポーツ何?」って聞かれて「ダンス」って答える人って少ないと思わない?だって“ダンス”って漠然としてて、スポーツってカテゴリーって感じじゃないじゃない。
ウィンブルドンの賞金額が男女で違いがあることについて、ヴィーナス・ウィリアムズが批判してるわ。「イギリス・テニス協会の決断には何度と無く失望させられるわ。男子プロより女子プロの方が格下だって言う判断には心が痛むの。自分にとってじゃなくて、この大会に出るために男子プロと同じくらい努力して、やっとウィンブルドンの芝のコートに立っている他の女子選手達に対して失礼だと思う。それにこれまで多大な功績を残した、ビリー・ジーン・キング、マルチナ・ナブラチロワ、クリス・エバートなどの偉大な選手が、平等な賞金額に対して戦ってきていたし、彼女達にも大変失礼な扱いよね。テニス発祥の地のイギリスが、男子より女子の方が格下だって言う扱いを世界的にしていることに、本当に残念に思うわ。」だって。他のグランドスラムも男女の差をなくしている今の時代だから、余計に印象が強いわよね。差別をしている現われかどうかは分からないけど、例えば同じ仕事をしてあまりにも違うお給料だったら不平が出るのも当たり前。それと同じよね。でも、近い将来、同一額になるとPinkyは思うんだけど、考え甘いかしら?
復活したマルチナ・ヒンギスも圧勝で2000年以来の1回戦突破に成功。これまで今年は全豪、全仏とベスト8。グランドスラムでの8強の壁を越えられずにいるけど、このウィンブルドンではどこまで行くのかしら?残念なことにヒンギスの3回戦(勝ち上がれば)は日本人選手なのよね。だって、2回戦で杉山愛ちゃんと森上あっこちゃんが激突するのよ。どっちが勝っても3回戦ではヒンギス。う~ん。日本人にももちろん上位進出してもらいたけど、ヒンギスにも頑張ってもらいたいのよね~。こんなドロー嫌だわ~。。。もしヒンギスが順当に勝ち上がると、4回戦では同じスイスのパティ・シュニーダー。で、問題のベスト8の壁ではエナン=アルデンヌが立ちはだかる計算。でも、エナンは、体力的にそこまでが精一杯かな~って気がするの。連戦ができない彼女。先週の大会にも出場して優勝してるでしょ。そうなると、今週で2週連続。来週まで勝ち上がると3週間連続になるわけ。彼女も、1週間大会に出たら、少なくとも数週間の休養が必要だって言ってるくらいだから、Pinkyは4強までは勝ち上がれないってふんでるわ。と、すると、ヒンギスにチャンスが訪れるのね。さ~どうなるかしら???
雨でスケジュールが崩れちゃったから、夕べ勝ち上がった日本人女子選手は、みんな今夜2回戦が予定されてます。杉山vs森上なんてちょったいないカード・・・。浅越しのび~は復活タナスガーンを撃破してもらいたいわ!
イギリスの調査でテニス人気の低迷を以前も伝えたけど、こんなことも出てるの。「ウィンブルドンは、毎年恒例となる夏のスポーツ・イベントの最も有名なものの1つ。けれど、イギリス人の親達は子供にテニスを奨励していない。なぜなら、テニスと言うスポーツが、上流階級の人達がお洒落でするスポーツだと言うイメージが強いからだそうだ。イギリス・テニス協会の努力もむなしく、一般人のテニス人気は下がっているらしい。イギリス国内の一番人気のスポーツはサッカーで、続いて水泳、ダンスだそうだ。」ダンス???テニスよりダンスの方がスポーツとして上位にランキングされているんだって。日本じゃ「好きなスポーツ何?」って聞かれて「ダンス」って答える人って少ないと思わない?だって“ダンス”って漠然としてて、スポーツってカテゴリーって感じじゃないじゃない。
ウィンブルドンの賞金額が男女で違いがあることについて、ヴィーナス・ウィリアムズが批判してるわ。「イギリス・テニス協会の決断には何度と無く失望させられるわ。男子プロより女子プロの方が格下だって言う判断には心が痛むの。自分にとってじゃなくて、この大会に出るために男子プロと同じくらい努力して、やっとウィンブルドンの芝のコートに立っている他の女子選手達に対して失礼だと思う。それにこれまで多大な功績を残した、ビリー・ジーン・キング、マルチナ・ナブラチロワ、クリス・エバートなどの偉大な選手が、平等な賞金額に対して戦ってきていたし、彼女達にも大変失礼な扱いよね。テニス発祥の地のイギリスが、男子より女子の方が格下だって言う扱いを世界的にしていることに、本当に残念に思うわ。」だって。他のグランドスラムも男女の差をなくしている今の時代だから、余計に印象が強いわよね。差別をしている現われかどうかは分からないけど、例えば同じ仕事をしてあまりにも違うお給料だったら不平が出るのも当たり前。それと同じよね。でも、近い将来、同一額になるとPinkyは思うんだけど、考え甘いかしら?
2006年06月27日
思いを伝えて!
とうとうって言うか、どうして?って言うか、やっぱりって言うか・・・アンドレ・アガシが引退を表明しました・・・。Pinkyも悲しい~~~!!!最近は、持病の腰痛に苦しんでて、注射を打ってツアーを回っていた彼。常に“引退”の二文字が付きまとっていたけど、「体が許すまでは続ける」と言い続けてきたけど、やっぱり限界を迎えちゃったみたいね。奥さんのグラーフともじっくり話し合った結果なんだろうから、私達ファンも受け入れなきゃね。。。
ってことで、近々アガシ特集でも組もうかと思っております。そこで、みなさんのアガシへの思い&思い出の試合なんかがあったらコメントしてもらえないかしら?みなさんのアガシへの思いなんかも、と~っても聞いてみたいの。なので、思い切ってどしどしコメントしてくださいね~~~!!!
で、話はウィンブルドン。始まりましたね~、テニス発祥の地での芝の大会。が、しかし・・・毎年、悩まされる雨が今年は初日からどっときちゃった。全試合が消化できず、明日以降へと順延。初日から全試合が順延になったのはなんと15年ぶりだとか。この日はフェデラーやキム、エナンなんかの試合が予定されていて、おまけに日本人女子選手は全員登場する予定でした。でも、杉山愛ちゃんと森上あっこちゃんは試合途中で、中村藍子ちゃんと浅越しのび~は試合が開始されずに明日へと順延になっちゃいましたね。でも、予報では明日(今夜)もあんまりお天気良くないみたいなのよね。スケジュールの遅れは選手にとってもいやなもんじゃないかしら?でも、集中を切らさずに何とか乗り切って勝ち上がってもらいたいわね。みんな、頑張ってね~~~!!!
こんな素敵な友情のお話が。ATPプレーヤーのジャスティン・ギメルストブが自身のブログにこんなことを書いてたわ。
「ジェームズ・ブレークは、色んな意味でとても特別な存在なんだ。彼がまたこうして幸せに、そして健康に素晴らしいテニスをプレーしている姿を見ることができて、本当に嬉しいんだ。たとえ、自分のガールフレンドのコリーナ・モラリュが僕よりブレークの方をもっと好きなんじゃないか、なんて他愛も無いウワサがあるけど、そんなことは関係なく、僕はブレークのことが好きなんだ。ブレークは、コリーナが彼を好きになっても仕方ないなって思ってしまうような人間なんだ。それに長い間コーチをしているブライアン・バーカー氏にも脱帽するよ。以前、3年間くらい、ブレークがなかなか成績が出せなかったときに、周りの人間がバーカーに変わって違うコーチを付けるべきだって言っていたのを、ブレークも知っていながらバーカーを信用して一緒にトレーニングをしていたんだ。それが今ではこうして身を結び、お互いの信頼とトレーニングの成果が結果へとつながっているんだ。素晴らしいことじゃないか。」
だって。一緒にツアーを回っている選手同士だから分かることよね。辛い姿も見ていたりすると、復帰して結果を出している姿は、たとえライバルでも嬉しく思えるものなのね。友情って言うのかしらね~。やっぱり素敵よね!!!
ってことで、近々アガシ特集でも組もうかと思っております。そこで、みなさんのアガシへの思い&思い出の試合なんかがあったらコメントしてもらえないかしら?みなさんのアガシへの思いなんかも、と~っても聞いてみたいの。なので、思い切ってどしどしコメントしてくださいね~~~!!!
で、話はウィンブルドン。始まりましたね~、テニス発祥の地での芝の大会。が、しかし・・・毎年、悩まされる雨が今年は初日からどっときちゃった。全試合が消化できず、明日以降へと順延。初日から全試合が順延になったのはなんと15年ぶりだとか。この日はフェデラーやキム、エナンなんかの試合が予定されていて、おまけに日本人女子選手は全員登場する予定でした。でも、杉山愛ちゃんと森上あっこちゃんは試合途中で、中村藍子ちゃんと浅越しのび~は試合が開始されずに明日へと順延になっちゃいましたね。でも、予報では明日(今夜)もあんまりお天気良くないみたいなのよね。スケジュールの遅れは選手にとってもいやなもんじゃないかしら?でも、集中を切らさずに何とか乗り切って勝ち上がってもらいたいわね。みんな、頑張ってね~~~!!!
こんな素敵な友情のお話が。ATPプレーヤーのジャスティン・ギメルストブが自身のブログにこんなことを書いてたわ。
「ジェームズ・ブレークは、色んな意味でとても特別な存在なんだ。彼がまたこうして幸せに、そして健康に素晴らしいテニスをプレーしている姿を見ることができて、本当に嬉しいんだ。たとえ、自分のガールフレンドのコリーナ・モラリュが僕よりブレークの方をもっと好きなんじゃないか、なんて他愛も無いウワサがあるけど、そんなことは関係なく、僕はブレークのことが好きなんだ。ブレークは、コリーナが彼を好きになっても仕方ないなって思ってしまうような人間なんだ。それに長い間コーチをしているブライアン・バーカー氏にも脱帽するよ。以前、3年間くらい、ブレークがなかなか成績が出せなかったときに、周りの人間がバーカーに変わって違うコーチを付けるべきだって言っていたのを、ブレークも知っていながらバーカーを信用して一緒にトレーニングをしていたんだ。それが今ではこうして身を結び、お互いの信頼とトレーニングの成果が結果へとつながっているんだ。素晴らしいことじゃないか。」
だって。一緒にツアーを回っている選手同士だから分かることよね。辛い姿も見ていたりすると、復帰して結果を出している姿は、たとえライバルでも嬉しく思えるものなのね。友情って言うのかしらね~。やっぱり素敵よね!!!
2006年06月25日
時代の移り変わり。
いよいよ始まるウィンブルドンだけど、イギリスのテニスにこんな嬉しくない変化がリサーチされたの。「リサーチの結果、テニスを定期的に行っている子供の数は、ここ10年で約3分の1くらい減っている結果が出た。テニス選手の憧れとなるウィンブルドンの開催国であるイギリスではあるが、11歳から19歳の子供の約38万6千人しか1週間で少なくとも1回以上、定期的にテニスをしていない。10年前は、約60万人の子供が定期的にテニスをしていたにもかかわらず、リサーチの結果約35%も減少していたのだ。イギリスのエース、ティム・ヘンマンも“ヘンマニア”と呼ばれるファンが殺到していたが、今では彼をイギリスのスポーツ界のヒーローとする若者は、ここ3年で10%も減少していた。」ヘンマンが勝てなくなってランキングも下がると、これもしょうがないのかもしれないけど、テニス発祥の地でのテニス人気の陰りはあまり嬉しくないニュースよね。加えて、ちょっと皮肉って「アメリカの子供達にヘンマンのことを聞くと“ティム?誰?プレーステーションのテニスの中に出てくる人?”と、悲しい答えが返ってきた」だって。これも時の流れよね。ここでアンディ・マレー君に一発奮起してもらいましょう!!!
今週のATPのブログを担当してたのがノッティンガムの大会に出てたマックス・ミルニ。先週のロンドンの大会で、ビョークマンと組んだダブルスで準優勝して、ダブルス・ペアー・ランキングでブライアン兄弟を抜いて1位に躍り出たミルニ。この大会ではシングルスのみの参加だったけど、彼の奥さんと可愛い娘のメラニーちゃんも同行。1歳半のメラニーちゃんのこんな可愛らしい&ちょっと恥ずかしいエピソードをブログで披露してるの。
「今、言葉を覚えている最中の娘に、最近あったおもしろいエピソードを1つ。とてもクラシックな間違いなんだけどね。サッカーのワールドカップでイギリスも盛り上がってることもあって、車にイギリスの国旗がたくさんついているんだ。で、娘のメラニーに気を引こうと、旗を指差して“旗だよ、旗、旗(FLAG,FLAG,FLAG)”って教えていたんだ。それから、僕のシングルスの1回戦を観戦に来てくれて、観客席で妻に抱かれて見ていた時。僕の対戦相手は地元イギリス出身の選手だったから、観客がイギリスの国旗を振りながら応援していたんだ。そしたら、メラニーはその国旗をみて“F..K、F..K、F..K”って、放送禁止用語としか取れない発音で叫んでいたんだ。本当にびっくりしたよ。振り向いたら、妻のクスーシャが真っ赤な顔をしていたのさ。その横でメラニーはずっと旗を指差していたよ。」
だって。なんとも可愛らしいお話でしょ。1歳半には“フラッグ”って言いずらくてつい“ファ○ク”になっちゃったのね~。子供っておもしろいエピソードがたくさんあるものね。
今週のATPのブログを担当してたのがノッティンガムの大会に出てたマックス・ミルニ。先週のロンドンの大会で、ビョークマンと組んだダブルスで準優勝して、ダブルス・ペアー・ランキングでブライアン兄弟を抜いて1位に躍り出たミルニ。この大会ではシングルスのみの参加だったけど、彼の奥さんと可愛い娘のメラニーちゃんも同行。1歳半のメラニーちゃんのこんな可愛らしい&ちょっと恥ずかしいエピソードをブログで披露してるの。
「今、言葉を覚えている最中の娘に、最近あったおもしろいエピソードを1つ。とてもクラシックな間違いなんだけどね。サッカーのワールドカップでイギリスも盛り上がってることもあって、車にイギリスの国旗がたくさんついているんだ。で、娘のメラニーに気を引こうと、旗を指差して“旗だよ、旗、旗(FLAG,FLAG,FLAG)”って教えていたんだ。それから、僕のシングルスの1回戦を観戦に来てくれて、観客席で妻に抱かれて見ていた時。僕の対戦相手は地元イギリス出身の選手だったから、観客がイギリスの国旗を振りながら応援していたんだ。そしたら、メラニーはその国旗をみて“F..K、F..K、F..K”って、放送禁止用語としか取れない発音で叫んでいたんだ。本当にびっくりしたよ。振り向いたら、妻のクスーシャが真っ赤な顔をしていたのさ。その横でメラニーはずっと旗を指差していたよ。」
だって。なんとも可愛らしいお話でしょ。1歳半には“フラッグ”って言いずらくてつい“ファ○ク”になっちゃったのね~。子供っておもしろいエピソードがたくさんあるものね。
2006年06月24日
不平不満もあるわよ!
現在ランキング1位で、来週から始まるウィンブルドンでも初の第1シードを獲得したアメリー・モレスモ。もちろん彼女はこれまで随分なお金を稼いでいるけど、その使い道がとってもフランス人っぽいの。「ワインにはお金に糸目をつけずに使ってるわ。eBayって言うインターネットのオークションで買うことが多いんだけど、パリやジュネーブにも良いショップがあってよく利用るすの。もうワインには首ったけだし、私の情熱なの。こんな素晴らしいものを作り出した人がいるなんて信じられない。でも、素晴らしい産物だから買っているんじゃないのよ。もちろん、飲むのが大好きだからたまらないの。」だって。フランス人って一年中、って言うか一日中ワインを飲んでるって聞くけど、彼女もその一人なのかもね。ってことは、ほろ酔いで試合してたこともあったりして・・・!!!
そんな彼女がちょっとフランス・テニス協会を批判してたの。「フランス・テニス協会はいつもフランス人に全仏で優勝してもらいたいって言い続けてるけど、もし本当にそう思うなら、もっとフランス人にクレーで練習させる環境を作るべきよ。ナダルを見て。かれはスペインでずっとクレーで練習して来ているの。今フランスではハードコートが普通で、国内で練習しているジュニアもみんなハードで練習しているのが現実。自分も木造のインドアのコートでずっと練習してきて、クレーじゃなかったわ。」そりゃそうよね。でも、Pinkyは、てっきりフランスもクレーで練習してるのかと思ってたわ。スペインとか中南米の選手がクレー巧者が多いのは、みんなクレーを中心に練習して育ってるからよね。全仏が赤土ならフランスでも、赤土とまではいかなくてもクレーで練習させるべきじゃないかしら。モレスモが批判しているのも、全く納得がいくことね。
ちょっと嫌~な雰囲気が今週オランダで行われているオルディナ・オープンの女子準決勝で起こったの。地元出身で期待のかかるミカエラ・クライチェックがトップ・シードのエレナ・デメンティエワをフルセットで破って見事決勝進出を果たしたんだけど、試合後デメンティエワが痛切に非難してたの。「あの試合は自分が勝っていた試合だったわ。ラインズマンや審判がみんな彼女の見方をしてたの。私が打ったインのボールはアウトで、彼女が打ったアウトのボールはインだって。あれじゃ勝てっこないわ。彼女が地元の期待を背負ってるのは十分承知してるし、みんなが決勝戦へ進んでもらいたがってるのも分かってるわ。でも、試合はもっとフェアーに行われるものでしょ!」って、審判にかみついたんだとか。全ての人って言うのは大げさかも知れないけど、彼女のマッチポイントで決まったボールがアウトって言われてからの逆転負けで、怒り心頭だったみたいなんだけど、ラインズマンも人によっては「あれ???」って思うような人もいるからね~。今年の東レを見に行ってて、デメンティエワ戦のエンドラインを見ていた女性が、全くボールを見てなくて、アウトのボールにも無反応で、途中でデメンティエワが彼女に駆け寄って、顔の前で“ハロー”って手を振ったの。「ねえ、見てる?(起きてる)」って感じで。でも、彼女は誰を応援していたわけじゃなくて、ただボールをちゃんと見ていなかったの。だって、対戦相手の時もそうだったもの。ツアーを回っていると色んなことがあるものね。特にその国の選手と対戦すると、ある程度は仕方ないことなのかもしれないわね。・・・いや、駄目よ。やっぱり試合はフェアーじゃなきゃ!!!
そんな彼女がちょっとフランス・テニス協会を批判してたの。「フランス・テニス協会はいつもフランス人に全仏で優勝してもらいたいって言い続けてるけど、もし本当にそう思うなら、もっとフランス人にクレーで練習させる環境を作るべきよ。ナダルを見て。かれはスペインでずっとクレーで練習して来ているの。今フランスではハードコートが普通で、国内で練習しているジュニアもみんなハードで練習しているのが現実。自分も木造のインドアのコートでずっと練習してきて、クレーじゃなかったわ。」そりゃそうよね。でも、Pinkyは、てっきりフランスもクレーで練習してるのかと思ってたわ。スペインとか中南米の選手がクレー巧者が多いのは、みんなクレーを中心に練習して育ってるからよね。全仏が赤土ならフランスでも、赤土とまではいかなくてもクレーで練習させるべきじゃないかしら。モレスモが批判しているのも、全く納得がいくことね。
ちょっと嫌~な雰囲気が今週オランダで行われているオルディナ・オープンの女子準決勝で起こったの。地元出身で期待のかかるミカエラ・クライチェックがトップ・シードのエレナ・デメンティエワをフルセットで破って見事決勝進出を果たしたんだけど、試合後デメンティエワが痛切に非難してたの。「あの試合は自分が勝っていた試合だったわ。ラインズマンや審判がみんな彼女の見方をしてたの。私が打ったインのボールはアウトで、彼女が打ったアウトのボールはインだって。あれじゃ勝てっこないわ。彼女が地元の期待を背負ってるのは十分承知してるし、みんなが決勝戦へ進んでもらいたがってるのも分かってるわ。でも、試合はもっとフェアーに行われるものでしょ!」って、審判にかみついたんだとか。全ての人って言うのは大げさかも知れないけど、彼女のマッチポイントで決まったボールがアウトって言われてからの逆転負けで、怒り心頭だったみたいなんだけど、ラインズマンも人によっては「あれ???」って思うような人もいるからね~。今年の東レを見に行ってて、デメンティエワ戦のエンドラインを見ていた女性が、全くボールを見てなくて、アウトのボールにも無反応で、途中でデメンティエワが彼女に駆け寄って、顔の前で“ハロー”って手を振ったの。「ねえ、見てる?(起きてる)」って感じで。でも、彼女は誰を応援していたわけじゃなくて、ただボールをちゃんと見ていなかったの。だって、対戦相手の時もそうだったもの。ツアーを回っていると色んなことがあるものね。特にその国の選手と対戦すると、ある程度は仕方ないことなのかもしれないわね。・・・いや、駄目よ。やっぱり試合はフェアーじゃなきゃ!!!
2006年06月23日
クルニコワの復帰!?
久々の登場のアンナ・クルニコワ!!!ヒンギスの復帰もあって、これまで以上に復帰に関する質問が多いのは仕方ないことよね~。毎年出場しているアメリカのテニス・リーグ『ワールド・チーム・テニス』に今年も参加することからまた質問攻めにあってるみたい。
「今も慢性化した脊髄から腰椎の機能障害が治っていないの。ちょっとでも、トレーニングしすぎると痛み始める。プロとしてツアーを回るためのトレーニングは1日に5~6時間は必要なの。でも、それくらいやってしまうと途端に状態が悪化しちゃうの。1日に2~3時間のトレーニングはほとんど問題なんだけどね。どうやったら治るのか、全く分からない。もし分かったいたら、治してツアーに復帰してるわ!ワールド・チーム・テニスは今の自分にとってもぴったりなの。とても競技的だけど、時間も長くないし期間も短くて、肉体的にも無理がこないわ。今の目標?現時点ではとても難しい質問ね。今は、小休止しているって感じ。本当よ。もし何らかのビジョンがあったら、すでにお知らせしているか、発表しているはずだしね。こんな質問は、しょっちゅう聞かれるわ。でも、いつも正直に答えているし、復帰への期待を変に高めることはしたくないの。」
だって。今、本当にいろんな選手が復帰しているから、ファンもメディアも彼女の復帰を待ち望んでいるのは分かるわ。それに、ヒンギスの復帰の大きな要因になった(Pinkyの推測だけど、断言できるわ)ワールド・チーム・カップに彼女が出場し続けているのも、テニスをプレーしていたいって気持ちの表れでもあると思うわ。去年、大活躍したヒンギスは、所属しているニューヨーク・スポーツ・タイムズの優勝に大きく貢献したのよね。(去年の模様は、ツアーレポート中の「Pinky's Remarks」7月分を見てね。)希望としてはやっぱり復帰して、ヒンギスみたくツアーに戻ってもらいたいって思うけど、体が言う事をきかなかったら出来ないわね~。う~ん、残念!!!
先週の女子のDFSクラシックは、ランキングを大きく上げる活躍をする選手がたくさんいたわね。まずは何と言っても優勝したズヴォナレーワでしょ。「最後に優勝してから、しばらくぶりの優勝だわ。こんな素晴らしい1週間をすごせて、本当に嬉しいし絶対来年もこの大会へ帰ってきたい。ファンもテニスのことを良く知っているし、とても応援してくれて感謝してるの。」って1年4ヶ月ぶりの優勝を喜んでいたわ。かつてランキング9位にいた彼女は、これで78位から47位へとジャンプ。またトップ10まで戻って来れるかしら???
それからトップ・シードのシャラポワを含め4人のシード勢をどんどん倒して準優勝に輝いたジャマエ・ジャクソン。「今週の勝ち上がりとか、プレーの仕方は、自分のテニスのレベルが上がっている証拠。これまでのテニス人生で最高の1週間だったわ。」って、これが初めてのトップ10プレーヤーからの勝利で、もちろん初めての決勝進出。81位から54位で、トップ50入りも目前ね。
それから現在28歳で2001年にはランキング36位にまでなったメイレン・ツー。予選から参加して見事本戦入り。「この結果に本当に興奮してるわ。今週自分がしたことに自分自身が驚いてるの。ちょっと前は、実はこの大会に出場するか迷っていたのよ。だから余計に、参加して良かったって思えるわ。」本当に嬉しかったみたいね。今週のイーストボーンも予選に登録してたんだけど、シングルスでもダブルスでもベスト4入りしちゃってたから、予選には参加できなくなる嬉しい悲鳴を上げていたわね。ランキングも135位から105位と100位入りも近いわよ。ウィンブルドンの予選も勢いそのままの圧勝で本戦入りを果たしてるから、またランキングをぐ~っと上げてくるんじゃないかしら?
それから歴史を塗り替えた選手が一人。中国のナ・リー。DFSクラシックで3回戦へ進出してシャラポワに負けちゃったんだけど32位ら30位とトップ30デビューを果たしたの。これは去年シュウアイ・ポンが記録した31位を更新して、中国人女性としての最高位をマーク。今シーズンこれまで22勝8敗と絶好調なリー選手。ウィンブルドンでの活躍も期待できそうね!
「今も慢性化した脊髄から腰椎の機能障害が治っていないの。ちょっとでも、トレーニングしすぎると痛み始める。プロとしてツアーを回るためのトレーニングは1日に5~6時間は必要なの。でも、それくらいやってしまうと途端に状態が悪化しちゃうの。1日に2~3時間のトレーニングはほとんど問題なんだけどね。どうやったら治るのか、全く分からない。もし分かったいたら、治してツアーに復帰してるわ!ワールド・チーム・テニスは今の自分にとってもぴったりなの。とても競技的だけど、時間も長くないし期間も短くて、肉体的にも無理がこないわ。今の目標?現時点ではとても難しい質問ね。今は、小休止しているって感じ。本当よ。もし何らかのビジョンがあったら、すでにお知らせしているか、発表しているはずだしね。こんな質問は、しょっちゅう聞かれるわ。でも、いつも正直に答えているし、復帰への期待を変に高めることはしたくないの。」
だって。今、本当にいろんな選手が復帰しているから、ファンもメディアも彼女の復帰を待ち望んでいるのは分かるわ。それに、ヒンギスの復帰の大きな要因になった(Pinkyの推測だけど、断言できるわ)ワールド・チーム・カップに彼女が出場し続けているのも、テニスをプレーしていたいって気持ちの表れでもあると思うわ。去年、大活躍したヒンギスは、所属しているニューヨーク・スポーツ・タイムズの優勝に大きく貢献したのよね。(去年の模様は、ツアーレポート中の「Pinky's Remarks」7月分を見てね。)希望としてはやっぱり復帰して、ヒンギスみたくツアーに戻ってもらいたいって思うけど、体が言う事をきかなかったら出来ないわね~。う~ん、残念!!!
先週の女子のDFSクラシックは、ランキングを大きく上げる活躍をする選手がたくさんいたわね。まずは何と言っても優勝したズヴォナレーワでしょ。「最後に優勝してから、しばらくぶりの優勝だわ。こんな素晴らしい1週間をすごせて、本当に嬉しいし絶対来年もこの大会へ帰ってきたい。ファンもテニスのことを良く知っているし、とても応援してくれて感謝してるの。」って1年4ヶ月ぶりの優勝を喜んでいたわ。かつてランキング9位にいた彼女は、これで78位から47位へとジャンプ。またトップ10まで戻って来れるかしら???
それからトップ・シードのシャラポワを含め4人のシード勢をどんどん倒して準優勝に輝いたジャマエ・ジャクソン。「今週の勝ち上がりとか、プレーの仕方は、自分のテニスのレベルが上がっている証拠。これまでのテニス人生で最高の1週間だったわ。」って、これが初めてのトップ10プレーヤーからの勝利で、もちろん初めての決勝進出。81位から54位で、トップ50入りも目前ね。
それから現在28歳で2001年にはランキング36位にまでなったメイレン・ツー。予選から参加して見事本戦入り。「この結果に本当に興奮してるわ。今週自分がしたことに自分自身が驚いてるの。ちょっと前は、実はこの大会に出場するか迷っていたのよ。だから余計に、参加して良かったって思えるわ。」本当に嬉しかったみたいね。今週のイーストボーンも予選に登録してたんだけど、シングルスでもダブルスでもベスト4入りしちゃってたから、予選には参加できなくなる嬉しい悲鳴を上げていたわね。ランキングも135位から105位と100位入りも近いわよ。ウィンブルドンの予選も勢いそのままの圧勝で本戦入りを果たしてるから、またランキングをぐ~っと上げてくるんじゃないかしら?
それから歴史を塗り替えた選手が一人。中国のナ・リー。DFSクラシックで3回戦へ進出してシャラポワに負けちゃったんだけど32位ら30位とトップ30デビューを果たしたの。これは去年シュウアイ・ポンが記録した31位を更新して、中国人女性としての最高位をマーク。今シーズンこれまで22勝8敗と絶好調なリー選手。ウィンブルドンでの活躍も期待できそうね!
2006年06月22日
グランドスラマー!
赤土で行われたグランドスラムの全仏オープンで、女子ダブルスで見事優勝を果たしたリサ・レイモンド。これで4大大会すべてで優勝を上げる『グランドスラム』を達成したの。
今年の8月に33歳になる彼女が最初にグランドスラム・タイトルを獲得したのが2000年の全豪オープンで、翌年にはウィンブルドンとUSオープンも制していたの。どのタイトルも当時女子ダブルスではトップを走っていたルネー・スタブズとのコンビで獲得。1996年からコンビを組み始めてこの2人で32個ものダブルス・タイトルを獲得したけど、全仏のタイトルだけはなかなか手にすることができなかったの。でも、去年から組み始めたサマンサ・ストザーとは数ヶ月で息がぴったりあって、2度目となるUSオープン・タイトルも去年獲得して、最終戦のツアー・チャンピオンシップでも優勝するなど、強さを見せ始めてたのよね。
そんな華やかなツアー生活のレイモンドだけど、他の選手とはちょっと違ってたのよ。トップ・プロの多くは若い時期にプロへ転向してるんだけど、彼女は高校を卒業するとテニスをしに大学へ進学してプロの道は選ばなかったの。フロリダ大学へ進学して、1992年と1993年と連続でNCAA(全米大学体育協会)でチャンピオンになり、プロの道へと進んだのよ。
ダブルスでこれまで56個ものタイトルを獲得している彼女だけど、ストザーとのコンビも最初はしっくりこなかったみたい。「面白いことに、最初の2大会は最悪だったの。まったく息が合わなくて、3大会目でやっとプレッシャーみたいなものから解き放たれて、リラックスしてプレーができたら優勝しちゃったの。それからはご覧の通り絶好調よ。」って、振り返ってたわ。
レイモンドはダブルスのグランドスラムを達成した13人目の選手となりました。そのそうそうたる顔ぶれは、マーガレット・コート、ナブラチロワ、キャシー・ジョーダン、アン・スミス、パム・シュライバー、ヤナ・ノボトナ、ヘレナ・スコバ、ジジ・フェルナンデス、ナターシャ・ズヴェレワ、ヒンギス、ウィリアムズ姉妹なの。
未だにシングルスもダブルスもプレーしている彼女。まだまだ現役は続けるつもりだって。「今、シングルスではちょっと厳しい状況にいるの。ランキングが下がってしまったから、ランクの高い大会では大会前に予選に出場する必要があるの。でも、ダブルスで勝ち上がっているとその予選に出られなくなる場合があるから。ストザーとは一緒にダブルスの練習も多くしてこれからも優勝を狙うけど、まだシングルスでも目標がある。このまま健康でいられたら、止める予定なんか立てていないわ。未だにプレーしているナブラチロワにはたくさん刺激を受けてはいるけど、約束するわ。私は50歳になる頃には、絶対プレーはしていないってね。」な~んて、まだまだ意欲満々なのをアピールしていたわ。
特にトップ・プロはシングルスをメインにツアーを回っているから、練習もシングルスがメイン。でも、彼女はパートナーとダブルスの練習をするところなんて、日本のエース、愛ちゃんと同じね。愛ちゃんとは年も近いし、未だにシングルスでも頑張っているじゃない。それに考えてみたら、愛ちゃんも全仏、ウィンブルドン、USオープンと優勝してるのよね。あとは、全豪オープンで優勝すれば14人目のグランドスラマーってことよ!ハンチュコバとのコンビを確立して来年の全豪で優勝!!!なんて、ならないかしら?
来週から開幕するウィンブルドンの主催者推薦者を見ていた、またまた懐かしい顔を発見。ダブルスのグランドスラマーの一人、ヘレナ・スコバが弟とミックス・ダブルスで主催者推薦枠をもらってるの。現在41歳の彼女は、188cmの長身で、シングルスでは10タイトルを獲得してトップ10プレーヤーだった。ダブルスでは何と68タイトルも獲得してて、10年前のウィンブルドンではヒンギスと組んで優勝してるのよ。(写真がその時)それ以外にミックス・ダブルスでもウィンブルドン3回とUSオープンと全仏オープンの5回で優勝を上げてるの。弟のシーリル・スークは現在38歳で、ダブルスをメインに今もツアーを回っているわ。でも、お姉ちゃんが188cmなのに彼は180cmと、ミックスを組んでもお姉ちゃんの方が8cmも大きいのよ。上位に勝ち上がったら、そのプレーが放送されるかしら?Pinky観たいわ~~~!!!
今年の8月に33歳になる彼女が最初にグランドスラム・タイトルを獲得したのが2000年の全豪オープンで、翌年にはウィンブルドンとUSオープンも制していたの。どのタイトルも当時女子ダブルスではトップを走っていたルネー・スタブズとのコンビで獲得。1996年からコンビを組み始めてこの2人で32個ものダブルス・タイトルを獲得したけど、全仏のタイトルだけはなかなか手にすることができなかったの。でも、去年から組み始めたサマンサ・ストザーとは数ヶ月で息がぴったりあって、2度目となるUSオープン・タイトルも去年獲得して、最終戦のツアー・チャンピオンシップでも優勝するなど、強さを見せ始めてたのよね。
そんな華やかなツアー生活のレイモンドだけど、他の選手とはちょっと違ってたのよ。トップ・プロの多くは若い時期にプロへ転向してるんだけど、彼女は高校を卒業するとテニスをしに大学へ進学してプロの道は選ばなかったの。フロリダ大学へ進学して、1992年と1993年と連続でNCAA(全米大学体育協会)でチャンピオンになり、プロの道へと進んだのよ。
ダブルスでこれまで56個ものタイトルを獲得している彼女だけど、ストザーとのコンビも最初はしっくりこなかったみたい。「面白いことに、最初の2大会は最悪だったの。まったく息が合わなくて、3大会目でやっとプレッシャーみたいなものから解き放たれて、リラックスしてプレーができたら優勝しちゃったの。それからはご覧の通り絶好調よ。」って、振り返ってたわ。
レイモンドはダブルスのグランドスラムを達成した13人目の選手となりました。そのそうそうたる顔ぶれは、マーガレット・コート、ナブラチロワ、キャシー・ジョーダン、アン・スミス、パム・シュライバー、ヤナ・ノボトナ、ヘレナ・スコバ、ジジ・フェルナンデス、ナターシャ・ズヴェレワ、ヒンギス、ウィリアムズ姉妹なの。
未だにシングルスもダブルスもプレーしている彼女。まだまだ現役は続けるつもりだって。「今、シングルスではちょっと厳しい状況にいるの。ランキングが下がってしまったから、ランクの高い大会では大会前に予選に出場する必要があるの。でも、ダブルスで勝ち上がっているとその予選に出られなくなる場合があるから。ストザーとは一緒にダブルスの練習も多くしてこれからも優勝を狙うけど、まだシングルスでも目標がある。このまま健康でいられたら、止める予定なんか立てていないわ。未だにプレーしているナブラチロワにはたくさん刺激を受けてはいるけど、約束するわ。私は50歳になる頃には、絶対プレーはしていないってね。」な~んて、まだまだ意欲満々なのをアピールしていたわ。
特にトップ・プロはシングルスをメインにツアーを回っているから、練習もシングルスがメイン。でも、彼女はパートナーとダブルスの練習をするところなんて、日本のエース、愛ちゃんと同じね。愛ちゃんとは年も近いし、未だにシングルスでも頑張っているじゃない。それに考えてみたら、愛ちゃんも全仏、ウィンブルドン、USオープンと優勝してるのよね。あとは、全豪オープンで優勝すれば14人目のグランドスラマーってことよ!ハンチュコバとのコンビを確立して来年の全豪で優勝!!!なんて、ならないかしら?
来週から開幕するウィンブルドンの主催者推薦者を見ていた、またまた懐かしい顔を発見。ダブルスのグランドスラマーの一人、ヘレナ・スコバが弟とミックス・ダブルスで主催者推薦枠をもらってるの。現在41歳の彼女は、188cmの長身で、シングルスでは10タイトルを獲得してトップ10プレーヤーだった。ダブルスでは何と68タイトルも獲得してて、10年前のウィンブルドンではヒンギスと組んで優勝してるのよ。(写真がその時)それ以外にミックス・ダブルスでもウィンブルドン3回とUSオープンと全仏オープンの5回で優勝を上げてるの。弟のシーリル・スークは現在38歳で、ダブルスをメインに今もツアーを回っているわ。でも、お姉ちゃんが188cmなのに彼は180cmと、ミックスを組んでもお姉ちゃんの方が8cmも大きいのよ。上位に勝ち上がったら、そのプレーが放送されるかしら?Pinky観たいわ~~~!!!
2006年06月20日
今週のピックアップ!
今週行われている、ウィンブルドンへの最終調整の大会のエントリーを見てて、あれ?って思った選手が何人かいたの。ちょっとピックアップしてみると・・・。
まずは男子のイギリスはノッティンガムの大会。もちろん地元イギリス人選手が多く主催者推薦をもらっているのは納得なんだけど、ダブルスをみてたらイギリス期待の若手、アンディ・マレー君もそ主催者推薦でエントリーしてるじゃありませんか。で、そのパートナーは???ジェイミー・マレー。あれ?マレー???同じ名字なの。そう、アンディの1つ年上のお兄ちゃんだったの。お兄ちゃんはジュニア時代は最高位40位になった選手。シングルスでは847位とアンディの45位にはかなわないけど、今はチャレンジャーやフューチャーのダブルスをメインにプレーしているの。ダブルス・ランキングは202位とアンディの221位より上にいるのよ。ま、アンディはシングルスをメインにプレーしているから仕方ないんだけどね。でも、兄弟揃って地元の大会でプレーするなんて、いいじゃない。どこまで勝ちあがれるかしらね。
それからオランダで行われている男女共同開催のオルディナ・オープンの女子部門には233位の高雄恵利加ちゃんが出場してるの。先週の森田あゆみちゃんに続けって感じだったけど、残念ながら初日の日曜日にランキング52位のコスタニッチに3-6,3-6で負けちゃって初戦突破とは行きませんでしたね。
それからこのブログでも何回は取り上げたけど、今シーズンからひそかに復帰しているブレンダ・シュルツ=マッカーシーも主催者推薦で出場してるわね。現在573位の彼女だけど、188cmの長身からのビッグ・サーブとボレーが武器なだけに芝では威力を発揮して、同じく日曜日の1回戦ではランキング53位のグランビルをストレートで下して2回戦へ進出を果たしてるわ。35歳からのツアーをもっとエンジョイしてもらいたいわ!
Pinkyが個人的にちょっと応援したい選手もいるの。ダブルスの名手としてランキング1位にもなったことがあって、シングルスでも最高9位にまでなった直後に、左足と腰の怪我でリタイヤ。それからも臀部の怪我で手術したりして、ツアー離脱を余儀なくされたパオラ・スアレス。この大会では、シングルスは予選から出場してて、ダブルスは『名コンビ』のルアノ=パスクアルと久々のペアーでエントリーしてるわね。シングルスでは見事予選を勝ち上がり、夕べの本戦1回戦では第4シードのキリレンコをストレートで撃破!これで復活と行くかしらね?
さ~ウィンブルドン始まりましたよ。男子シングルスの予選が始まったの~。全仏オープンの時は日本人は一人もエントリーできなかったけど、今回は添田豪&松井英俊の2名が出場してます。残念ながら添田選手は初戦敗退。でも、松井選手は相手の棄権と言う幸運にも恵まれて2回戦へ進出を果たしました!お願いだからなんとか勝ち上がって本戦入りしてちょうだ~い!!!
まずは男子のイギリスはノッティンガムの大会。もちろん地元イギリス人選手が多く主催者推薦をもらっているのは納得なんだけど、ダブルスをみてたらイギリス期待の若手、アンディ・マレー君もそ主催者推薦でエントリーしてるじゃありませんか。で、そのパートナーは???ジェイミー・マレー。あれ?マレー???同じ名字なの。そう、アンディの1つ年上のお兄ちゃんだったの。お兄ちゃんはジュニア時代は最高位40位になった選手。シングルスでは847位とアンディの45位にはかなわないけど、今はチャレンジャーやフューチャーのダブルスをメインにプレーしているの。ダブルス・ランキングは202位とアンディの221位より上にいるのよ。ま、アンディはシングルスをメインにプレーしているから仕方ないんだけどね。でも、兄弟揃って地元の大会でプレーするなんて、いいじゃない。どこまで勝ちあがれるかしらね。
それからオランダで行われている男女共同開催のオルディナ・オープンの女子部門には233位の高雄恵利加ちゃんが出場してるの。先週の森田あゆみちゃんに続けって感じだったけど、残念ながら初日の日曜日にランキング52位のコスタニッチに3-6,3-6で負けちゃって初戦突破とは行きませんでしたね。
それからこのブログでも何回は取り上げたけど、今シーズンからひそかに復帰しているブレンダ・シュルツ=マッカーシーも主催者推薦で出場してるわね。現在573位の彼女だけど、188cmの長身からのビッグ・サーブとボレーが武器なだけに芝では威力を発揮して、同じく日曜日の1回戦ではランキング53位のグランビルをストレートで下して2回戦へ進出を果たしてるわ。35歳からのツアーをもっとエンジョイしてもらいたいわ!
Pinkyが個人的にちょっと応援したい選手もいるの。ダブルスの名手としてランキング1位にもなったことがあって、シングルスでも最高9位にまでなった直後に、左足と腰の怪我でリタイヤ。それからも臀部の怪我で手術したりして、ツアー離脱を余儀なくされたパオラ・スアレス。この大会では、シングルスは予選から出場してて、ダブルスは『名コンビ』のルアノ=パスクアルと久々のペアーでエントリーしてるわね。シングルスでは見事予選を勝ち上がり、夕べの本戦1回戦では第4シードのキリレンコをストレートで撃破!これで復活と行くかしらね?
さ~ウィンブルドン始まりましたよ。男子シングルスの予選が始まったの~。全仏オープンの時は日本人は一人もエントリーできなかったけど、今回は添田豪&松井英俊の2名が出場してます。残念ながら添田選手は初戦敗退。でも、松井選手は相手の棄権と言う幸運にも恵まれて2回戦へ進出を果たしました!お願いだからなんとか勝ち上がって本戦入りしてちょうだ~い!!!
2006年06月19日
複雑な思い。
毎週恒例となった男子選手によるブログは、今週はイギリスはノッティンガムに出場しているマックス・ミルニ選手。・・・なんだけど、彼のブログはのちのちご紹介するってことで、フェルナンド・ゴンサレス選手が自身のブログでこんなことを言ってたわ。「びっくりするかも知れないけど、サッカーのワールド・カップの決勝戦のチケットが手に入ったんだ!でもこれがまたやっかいなんだ。ワールド・カップの決勝戦の日がウィンブルドンの決勝戦の日と同じなんだよ。だから、どうしてもサッカーの決勝戦を観たいって思えないんだ。だって、できることならウィンブルドンで勝ち上がって、その日はウィンブルドンの決勝戦を戦っていたいからね。」ごもっともだわ!!!テニス選手、特に男子選手のあいだでもサッカーの話題で持ちきりなんだけど、そりゃテニス選手ですものね。自分が参加している大会で良い成績を収めることの方が先決よね。
ジョン・マッケンローがビヨン・ボルグの引退についてATPをちょっと非難する暴露話をしてるの。「彼の引退宣言を聞いて、僕や他の選手は冗談かと思ったよ。みんな“ちょっと休みが必要なだけさ”って感じだった。でも、悲しいかな、ATPから彼への扱いはあまり良くなかったんだ。ATPは選手を助けるはずの団体なのに、ボルグに次の1年間もプレーするようにって契約書にサインさせようとして、彼にプレッシャーをかけていたんだ。まだ25歳だった彼には、自分自身を見つめ直す時間が必要だったのに、それすら与えてあげなかったんだ。ATPは“もし契約書にサインしなかったら来年1年間プレーすることを禁ずる。もしサインすれば、予選から出場することを許す。”なんて、まさに彼に対する屈辱以外のなにものでもなかった。僕もこれにはかなり失望したよ。だって、彼からの多大な影響で僕もここまでの選手になれたんだからね。」なんて、マッケンローだから知っている話よね。でも、それってATP、ひどいわよね。ボルグほどの選手だったら、ATPも特別に守ってもいいくらいだし、逆に引退を引き止めようとするべきでしょ!!!あ~~~、Pinkyも失望したわ・・・当時のATPには。今はそんなことがないことを祈るわ。
ジョン・マッケンローがビヨン・ボルグの引退についてATPをちょっと非難する暴露話をしてるの。「彼の引退宣言を聞いて、僕や他の選手は冗談かと思ったよ。みんな“ちょっと休みが必要なだけさ”って感じだった。でも、悲しいかな、ATPから彼への扱いはあまり良くなかったんだ。ATPは選手を助けるはずの団体なのに、ボルグに次の1年間もプレーするようにって契約書にサインさせようとして、彼にプレッシャーをかけていたんだ。まだ25歳だった彼には、自分自身を見つめ直す時間が必要だったのに、それすら与えてあげなかったんだ。ATPは“もし契約書にサインしなかったら来年1年間プレーすることを禁ずる。もしサインすれば、予選から出場することを許す。”なんて、まさに彼に対する屈辱以外のなにものでもなかった。僕もこれにはかなり失望したよ。だって、彼からの多大な影響で僕もここまでの選手になれたんだからね。」なんて、マッケンローだから知っている話よね。でも、それってATP、ひどいわよね。ボルグほどの選手だったら、ATPも特別に守ってもいいくらいだし、逆に引退を引き止めようとするべきでしょ!!!あ~~~、Pinkyも失望したわ・・・当時のATPには。今はそんなことがないことを祈るわ。
2006年06月18日
女王様もいろいろ。
御年49歳のテニス界の女帝、マルチナ・ナブラチロワ様。まだまだ現役を続けてくれるみたいよ。今週のバーミンガムの大会に当初出場予定だったんだけど、膝の怪我のため欠場を表明。もしやこのまま引退???なんて言う周りの声はどこ吹く風。「もちろんウィンブルドンには出場するわ!」って心強いお言葉。嬉しい限りだわ。で、イギリス入りした彼女にメディアが今のイギリス女子テニスについて質問したの。「今すぐにって言うわけにはいかないと思うわ。私も今イギリスに着いたばかりだからわからないけど、きっと若くて才能のあるアスリートがいるはずよ。ただ、ある程度のレベルには誰もが来るんだけど、そこで止まってしまっている気がするの。でもそれはイギリス・テニス協会の教育システムの影響なんじゃないかって思うわ。選手の問題じゃないはず。近隣の国にはもっとトップクラスの選手がたくさんいる国があるでしょ。フランスとかスペインとか。イギリス・テニス協会は豊富な資金があるのに、いったいそれを何に費やしているのかしら?いったいあの大金はどこへ消えているの?」って、痛切に非難していたわ。考えてみたら、他のヨーロッパの国々もトップ100には何人も選手がいるし、あの小さいベルギーなんてキムとエナンがいるしね。イギリスだけ何年もそんな選手が現れないなんておかしな話よね。ナブラチロワ様が非難したくなるものわかるかも・・・。
シャラポワはある記録でナンバー1になったのよ。彼女が今週のDFSクラシックでベスト4入りした時点で、芝での生涯勝率がグラフを抜いたってわけ。まあ、夕べの準決勝でジャクソンにまさかのストレート負けを喫しちゃったんだけどね。これまでは、グラフの芝での勝率は91.5%だったんだけど、それをシャラポワが抜いて91.9%になったんだって。でも、グラフは長~~~い選手生活での記録。シャラポワはまだまだこれから先の方が長いわけだし、この勝率をいつまで維持できるかしらね?・・・でもグラフって芝でそんなに強かったのね!で、今回の敗戦の理由は何なのかしら?どんな言い訳をしてくるか、ちょ~っと楽しみになったわ!
長いことツアーから離れているセリーナ・ウィリアムズだけど、カムバック宣言したわね。お姉ちゃんのヴィーナスも、ツアーから離れることを否定してはいたけどね。7月のアメリカはシンシナティでのウェスタン&サザン・ファイナンシャル・グループ女子オープン(ティア3)からコートに立つんだって。全豪オープンでは、あまりのデブデブ&ユルユル・ボディで多くの注目を集め、何とか3回戦まで勝ち上がったけどハンチュコバには、そんな状態じゃ歯が立たなかったわね。今度はちゃんとプロらしくフィットしてコートに戻ってきてくれるのかしらね?プライベートで行っている洋服の仕事が順調なだけに、復帰がどこまで本気なのか、知りたいわ!!!
シャラポワはある記録でナンバー1になったのよ。彼女が今週のDFSクラシックでベスト4入りした時点で、芝での生涯勝率がグラフを抜いたってわけ。まあ、夕べの準決勝でジャクソンにまさかのストレート負けを喫しちゃったんだけどね。これまでは、グラフの芝での勝率は91.5%だったんだけど、それをシャラポワが抜いて91.9%になったんだって。でも、グラフは長~~~い選手生活での記録。シャラポワはまだまだこれから先の方が長いわけだし、この勝率をいつまで維持できるかしらね?・・・でもグラフって芝でそんなに強かったのね!で、今回の敗戦の理由は何なのかしら?どんな言い訳をしてくるか、ちょ~っと楽しみになったわ!
長いことツアーから離れているセリーナ・ウィリアムズだけど、カムバック宣言したわね。お姉ちゃんのヴィーナスも、ツアーから離れることを否定してはいたけどね。7月のアメリカはシンシナティでのウェスタン&サザン・ファイナンシャル・グループ女子オープン(ティア3)からコートに立つんだって。全豪オープンでは、あまりのデブデブ&ユルユル・ボディで多くの注目を集め、何とか3回戦まで勝ち上がったけどハンチュコバには、そんな状態じゃ歯が立たなかったわね。今度はちゃんとプロらしくフィットしてコートに戻ってきてくれるのかしらね?プライベートで行っている洋服の仕事が順調なだけに、復帰がどこまで本気なのか、知りたいわ!!!
2006年06月16日
砂から芝へ。
ツアーは砂の遅いコートから一気に芝の早いコートへと移ってきてるわね。そんなサーフェースの急激な変化の難しさを芝の王者、フェデラーがこう語ってるわ。「長いストローク戦から早いポイントを取るゲームへ、キック・サーブから滑るスライス・サーブへの対応、足を滑らせながらのプレーからこまかいステップへのフットワークの違い、などなど。サーフェースの違いで対応しなきゃならないことがたくさんあるんだ。この短期間にこの変化への対応はかなり厳しいものがあるのさ。だから、多くの選手が芝を嫌がる。幸いなことに、僕はそんな選手の一人じゃなくて良かったよ。」って、芝にはかなりの自信ともとれる発言ね。ナダルのクレーでの連勝記録更新のあとは、フェデラーの芝での連勝記録へと注目もスライドしてるわね。でも・・・だから面白いんじゃない?!?!
かつてウィンブルドンを制した経験のあるゴラン・イヴァニセビッチが、こんな発言をしてたの。もうピークを過ぎた感のある長年イギリスの期待を背負ってきたヘンマンが、まだ今年ウィンブルドンを制す可能性があるって言うの。「僕はいまでもヘンマンが優勝するチャンスが高いと思っているんだ。彼はウィンブルドンでの勝ち方を良く知っているからね。彼をみくびっちゃいけないよ。彼のプレースタイルは本当に好きだし、彼を“テニスの教授”と呼びたいくらいさ。すでに30歳を過ぎた彼だけど、僕がウィンブルドンで優勝したのも、30間近だったからね。その時だって、誰も予想だにしてなかったけど、大会へ参加してあれよあれよと勝ち上がっちゃったんだ。もし、ヘンマンが体調万全でさえいれば、十分にチャンスはあると見ているよ。」だって!!!何と言うか・・・斬新な御意見ですこと・・・。
そのウィンブルドンが、大会の特色を失いつつあるって言う意見もあるの。グランドスラムでウィンブルドンだけタイトルがなかったマッツ・ウィランダーがこう言ってるわ。「最近のイギリス・テニス協会のウィンブルドンの調整の仕方にはがっかりさせられているよ。芝の特徴が薄れ、ハードコートに近いようになってきている。サーブ&ボレーと言うスタイルのテニスが消滅しかけているのは、芝の早いサーフェースに最も適しているそのプレースタイルだったはずが、その芝が年々遅くなってきているのも原因の1つじゃないかな。イギリス・テニス協会はいったい何を考えているのか分からないよ。これまで、ヘンマンやルゼッドスキのような、サーブ&ボレーヤーを育てて来て、イギリスだけがそんな選手の育成に力をいれつつも、実際のウィンブルドンがそんな彼らを勝ちずらくしているんだからね。」ふ~ん。実際そこでプレーをしている選手が感じているんだから、サーフェースの変化は確かなんだろうけど、先週までの全仏を見ててPinkyが思ったのは、今まで以上にネットへ出る選手が多いな~って感じたの。今ではストローク戦でもチャンスがあったら、ネットへつめて攻撃しないと、なかなかミスも出ないし決められなくなってるんじゃないかしらって。確かにサーブ&ボレーヤーが消滅しかけているのは事実だけど、今はフェデラーのようにストローク&ボレーって言う形が一番強いのかもしれないわね。
全仏で復活のノロシを上げた感じのモリックは、早くもウィンブルドンの主催者推薦枠をいただいたよ~ね。今週の大会は首の痛みで欠場してるけど、ウィンブルドンではまた元気な姿を見せてくれるのかしら?
かつてウィンブルドンを制した経験のあるゴラン・イヴァニセビッチが、こんな発言をしてたの。もうピークを過ぎた感のある長年イギリスの期待を背負ってきたヘンマンが、まだ今年ウィンブルドンを制す可能性があるって言うの。「僕はいまでもヘンマンが優勝するチャンスが高いと思っているんだ。彼はウィンブルドンでの勝ち方を良く知っているからね。彼をみくびっちゃいけないよ。彼のプレースタイルは本当に好きだし、彼を“テニスの教授”と呼びたいくらいさ。すでに30歳を過ぎた彼だけど、僕がウィンブルドンで優勝したのも、30間近だったからね。その時だって、誰も予想だにしてなかったけど、大会へ参加してあれよあれよと勝ち上がっちゃったんだ。もし、ヘンマンが体調万全でさえいれば、十分にチャンスはあると見ているよ。」だって!!!何と言うか・・・斬新な御意見ですこと・・・。
そのウィンブルドンが、大会の特色を失いつつあるって言う意見もあるの。グランドスラムでウィンブルドンだけタイトルがなかったマッツ・ウィランダーがこう言ってるわ。「最近のイギリス・テニス協会のウィンブルドンの調整の仕方にはがっかりさせられているよ。芝の特徴が薄れ、ハードコートに近いようになってきている。サーブ&ボレーと言うスタイルのテニスが消滅しかけているのは、芝の早いサーフェースに最も適しているそのプレースタイルだったはずが、その芝が年々遅くなってきているのも原因の1つじゃないかな。イギリス・テニス協会はいったい何を考えているのか分からないよ。これまで、ヘンマンやルゼッドスキのような、サーブ&ボレーヤーを育てて来て、イギリスだけがそんな選手の育成に力をいれつつも、実際のウィンブルドンがそんな彼らを勝ちずらくしているんだからね。」ふ~ん。実際そこでプレーをしている選手が感じているんだから、サーフェースの変化は確かなんだろうけど、先週までの全仏を見ててPinkyが思ったのは、今まで以上にネットへ出る選手が多いな~って感じたの。今ではストローク戦でもチャンスがあったら、ネットへつめて攻撃しないと、なかなかミスも出ないし決められなくなってるんじゃないかしらって。確かにサーブ&ボレーヤーが消滅しかけているのは事実だけど、今はフェデラーのようにストローク&ボレーって言う形が一番強いのかもしれないわね。
全仏で復活のノロシを上げた感じのモリックは、早くもウィンブルドンの主催者推薦枠をいただいたよ~ね。今週の大会は首の痛みで欠場してるけど、ウィンブルドンではまた元気な姿を見せてくれるのかしら?
2006年06月15日
ひそかな復帰。
しばらくぶりに名前を耳にした選手がいたの。みなさんは覚えてかしら?
一人目は、バーバラ・シュワルツ。1979年1月生まれの彼女は1999年の11月にランキング最高40位までいった選手だったの。その年の全仏で、予選を勝ち上がった彼女は4回戦で当時ランキング5位のヴィーナスを破る大金星を上げて、125位だったランキングを一気に49位にまで上げたの。その後もブラティスラバとリンツでもベスト8入りして42位でシーズンを終えたわ。でも、翌年の2月に左エルボ(写真でおわかりのように左利き)を痛め、手術を強いられ全仏でカムバックするも、また7月に悪化。その後は11ヶ月ツアーには戻って来れなかったの。
2001年にやっと復帰すると、予選から出場したウィンブルドンでランキング25位だったルビンを破り3回戦へ進出したり、同じく予選からUSオープンへ出場して、当時14位だったクッツァーを倒して3回戦へ進むなど、実力を見せて89位にランキングを戻したの。でも、調子を上げるとまたエルボが再発して、2002年も途中でリタイア。2003年には左手首も痛めて、2004年は復帰を試みたんだけど、勝利にはあまり恵まれなかったの。
元々実力の高い選手だった彼女は、それからじ~っくり休養を取って、去年の10月(その頃にはランキングポイントは0になってたの)からまたプレーを再開したの。本調子にはまだ時間がかかりそうで、サーキットに出場しても今年の5月頃からやっと勝ち星を上げられるようになって来たから、また世界の舞台へ姿を見せてくれるかしら?
それからもう一人。イロダ・ツルヤガノワ。1982年1月生まれの彼女は、2002年6月にランキング16位にまで上り詰めた選手。2001年の7月に2大会連続優勝を上げて、一気にランキングを伸ばし、2002年6月のウィーンで準優勝をしてランキング最高位をマーク。その後、ちょっと調子を崩しランキングも落としちゃって、翌年2月のハイデラバードで準優勝、3月のマイアミで4回戦、5月のベルリンでベスト8、マドリッドでベスト4とランキングも再び上昇気流だった時に、右エルボを負傷。8月に手術を受けその後のシーズンを棒に振っちゃったの。
ウズベキスタンはタシケント出身の彼女は、2004年10月のタシケント・オープンに主催者推薦で出場して14ヶ月ぶりの復帰戦で、トップ・シードのバルトリをストレートで破る殊勲を上げたんだけど、2回戦であえなく撃沈。その後もサーキット2大会に出場したけど、プレーを続けることはできなかったの。去年は3月から10月までサーキット中心に8大会に出場して徐々に試合の感触を戻し始めてる感じ。
今年も5月終わりまでゆっくり治療にあてて、参加したイタリアのサーキットでは予選を勝ち上がりベスト8、6月のサーキットでは準優勝と、エルボさえ痛くならなければ結果は出せる選手なのよね~。
前のブログの方だった時に書いたんだけど、2月24日のブログでブレンダ・シュルツ=マッカーシーのひそかな復帰について触れたけど、それ以外にもこうして怪我で戦線離脱してから、またサーキット中心に復活している選手ってたくさんいるってことなのよね。考えてみたら、一時期引退してた佐伯美穂選手だって今は元気にプレーしてるしね。やっぱり、いくら実力があっても、怪我しちゃったら何にもならないってことなんだよね。みんな~~~、体が資本よ~!特に若手とかジュニアの選手は今からしっかりトレーニングして体作りをしっかりね~!!!じゃないと世界で戦っていけないわよ~!
一人目は、バーバラ・シュワルツ。1979年1月生まれの彼女は1999年の11月にランキング最高40位までいった選手だったの。その年の全仏で、予選を勝ち上がった彼女は4回戦で当時ランキング5位のヴィーナスを破る大金星を上げて、125位だったランキングを一気に49位にまで上げたの。その後もブラティスラバとリンツでもベスト8入りして42位でシーズンを終えたわ。でも、翌年の2月に左エルボ(写真でおわかりのように左利き)を痛め、手術を強いられ全仏でカムバックするも、また7月に悪化。その後は11ヶ月ツアーには戻って来れなかったの。
2001年にやっと復帰すると、予選から出場したウィンブルドンでランキング25位だったルビンを破り3回戦へ進出したり、同じく予選からUSオープンへ出場して、当時14位だったクッツァーを倒して3回戦へ進むなど、実力を見せて89位にランキングを戻したの。でも、調子を上げるとまたエルボが再発して、2002年も途中でリタイア。2003年には左手首も痛めて、2004年は復帰を試みたんだけど、勝利にはあまり恵まれなかったの。
元々実力の高い選手だった彼女は、それからじ~っくり休養を取って、去年の10月(その頃にはランキングポイントは0になってたの)からまたプレーを再開したの。本調子にはまだ時間がかかりそうで、サーキットに出場しても今年の5月頃からやっと勝ち星を上げられるようになって来たから、また世界の舞台へ姿を見せてくれるかしら?
それからもう一人。イロダ・ツルヤガノワ。1982年1月生まれの彼女は、2002年6月にランキング16位にまで上り詰めた選手。2001年の7月に2大会連続優勝を上げて、一気にランキングを伸ばし、2002年6月のウィーンで準優勝をしてランキング最高位をマーク。その後、ちょっと調子を崩しランキングも落としちゃって、翌年2月のハイデラバードで準優勝、3月のマイアミで4回戦、5月のベルリンでベスト8、マドリッドでベスト4とランキングも再び上昇気流だった時に、右エルボを負傷。8月に手術を受けその後のシーズンを棒に振っちゃったの。
ウズベキスタンはタシケント出身の彼女は、2004年10月のタシケント・オープンに主催者推薦で出場して14ヶ月ぶりの復帰戦で、トップ・シードのバルトリをストレートで破る殊勲を上げたんだけど、2回戦であえなく撃沈。その後もサーキット2大会に出場したけど、プレーを続けることはできなかったの。去年は3月から10月までサーキット中心に8大会に出場して徐々に試合の感触を戻し始めてる感じ。
今年も5月終わりまでゆっくり治療にあてて、参加したイタリアのサーキットでは予選を勝ち上がりベスト8、6月のサーキットでは準優勝と、エルボさえ痛くならなければ結果は出せる選手なのよね~。
前のブログの方だった時に書いたんだけど、2月24日のブログでブレンダ・シュルツ=マッカーシーのひそかな復帰について触れたけど、それ以外にもこうして怪我で戦線離脱してから、またサーキット中心に復活している選手ってたくさんいるってことなのよね。考えてみたら、一時期引退してた佐伯美穂選手だって今は元気にプレーしてるしね。やっぱり、いくら実力があっても、怪我しちゃったら何にもならないってことなんだよね。みんな~~~、体が資本よ~!特に若手とかジュニアの選手は今からしっかりトレーニングして体作りをしっかりね~!!!じゃないと世界で戦っていけないわよ~!
2006年06月14日
チャンピオンは大忙し!
先週の全仏期間中にATPブログを書いていたのがナダル君。これがツルスノフの記録をど~んと抜いて多くのファンの関心を引いたのよね。そりゃそうよ。ご存知の通り優勝して2連覇達成した張本人ですもんね。で、最後のブログは大会が終わって、時間ができた月曜日に書かれていたの。決勝戦が終わってからの様子をちょこっとご紹介しま~っす。(ちなみに、決勝戦が始まったのは3時過ぎ。試合は3時間ちょっとかかったの。)
「ロッカールームにたどり着いたのは、長いテレビのインタビューが終わってからで、そこにはスペインの女王様が僕を待っていてくれて、言葉を交わして写真を一緒に撮ったんだ。本当に感謝の気持ちで一杯だったよ。(中略)着替えて今度は記者会見を受けなければならなかった。長い記者会見が終わって、スペインのテレビに生出演して、次はラジオ。その次にまたテレビ、別の場所でまたテレビ!規則になっているドーピング検査を忘れていて、やっと検査を受けに行ったのが10時。その後、やっと会場を出たのが10時45分でとりあえずホテルへ。それからスペイン大使館へ行く予定になっていて、大使館へ付いたのが11時20分。遅くなりすぎて申し訳なかったよ。深夜0時にマネージャーが予約していたレストランへお祝いと遅くなった食事を取りに行ったんだ。そこは、エッフェル塔が見える高級レストランだった。家族や、友達、スポンサーの方々もみんな来てくれたんだ。でも、僕は本当にお腹がすいてたから、サーモン、チキン、カレーにライスもた~っぷり食べたよ。だって、本当に腹ペコだったんだ。食事のあとは、ちょっと飲みに行ったんだけど、翌日はイギリスへ移動しなきゃならなかったから、ゆっくりはできなかった。・・・次の日も早起き。またテレビのインタビューがあったし、パリの中心街での写真撮影もあったんだ。でもすぐにイギリス行きのために駅へ向かったんだけど・・・なんと、電車に乗り遅れちゃったんだ。次の電車まで2時間も待たされる結果に!ロンドンに着いてからは、ホテルにチェックインしてすぐに着替えて芝に慣れるために練習を開始したよ。」
なんか、優勝すると大変ね~。分刻みのスケジュールって感じ。電車に乗り遅れちゃったのはかわいそうだったわ。タイガー・ウッズのように、次の試合会場まで自家用ジェットで・・・なんて無理ね。次の試合前に、1日でもゆっくりできる日があって欲しいわ~!
ところで、男子最新ランキング~~~。何と言っても初のトップ10入りしたアンチッチでしょ。12位から9位と全仏オープンでの初のベスト8入りが影響してるわね。ウィンブルドンでは2004年にベスト4入りしていて、クレーより芝を得意としてるだけに、今年のウィンブルドンもそれ以上の結果が期待できるかもね。
20歳のベルディフは20位から15位と自己最高位をマーク。全仏では、2004年のUSオープン以来となるグランドスラムの4回戦へ進出してたからね。このままトップ10の壁を突破できるかしら?
地元フランスの期待を背に勝ち上がった若きエースのモンフィスも、4回戦へ進出して2週目まで地元を沸かせてたわね。その結果、28位から23位へと自己ベストを更新したわ。
同じ若手で、クレーで自信を付けたアルマグロも41位から36位とベストを更新したけど、芝からハードへツアーが移っていくなかで、どれくらい勝てるかが鍵ね。
このところ旋風を巻き起こしているジョコビッチ。全仏でもベスト8と好成績を残して63位から40位へと大きくジャンプ。もちろん自己最高位ですわよ。さ~どこまで伸びるか、楽しみね。
あとは、何と言っても地元の声援を見方に、あれよあれよと勝ち上がっちゃったベネトー。もちろん自信初のベスト8進出で95位から一気に55位と、お~~~きくジャンプ。トップ50入りはこれからのプレーにかかってるわ!
ダブルスではビョークマン/ミルニ組が全仏で2連覇を達成して、ペアーランキングで2位に浮上。しかも1位のブライアン兄弟に7ポイント差へと迫りました。ブライアン兄弟が630ポイント、ビョークマン/ミルニ組が623。ノールズ/ネスター組が456ポイントと上位2チームが抜きに出てる感じね。芝からハードへのシーズンで、ブライアン兄弟がまた他を突き放せるかってところかしら?
全仏では予選にも出場していなかった日本勢だけど、着実にランキング上げてるわよ。
現在日本人トップの添田豪選手は、福岡のフューチャーで優勝と、プサンでのチャレンジャーのベスト8で259位から237位と上げてます。21歳の添田君。まだ若いし、なんとかトップ200入りしてトップ100の壁も突破して欲しいわ。
日本人2番手で大器晩成感のある松井英俊選手も福岡のフューチャーとプサンのチャレンジャー共にベスト8入りで283位から261位へとジャンプ。ウィンブルドンの予選もギリギリのラインにいるみたいだから、何とか出場できることを日本から祈ってま~っす!
杉山記一選手もずっとインドネシアのサテライト・サーキットを回って好成績を上げてたけど、ランキングも401位から317位とこちらもトップ300入り目前。頑張ってもらいましょう!!!
「ロッカールームにたどり着いたのは、長いテレビのインタビューが終わってからで、そこにはスペインの女王様が僕を待っていてくれて、言葉を交わして写真を一緒に撮ったんだ。本当に感謝の気持ちで一杯だったよ。(中略)着替えて今度は記者会見を受けなければならなかった。長い記者会見が終わって、スペインのテレビに生出演して、次はラジオ。その次にまたテレビ、別の場所でまたテレビ!規則になっているドーピング検査を忘れていて、やっと検査を受けに行ったのが10時。その後、やっと会場を出たのが10時45分でとりあえずホテルへ。それからスペイン大使館へ行く予定になっていて、大使館へ付いたのが11時20分。遅くなりすぎて申し訳なかったよ。深夜0時にマネージャーが予約していたレストランへお祝いと遅くなった食事を取りに行ったんだ。そこは、エッフェル塔が見える高級レストランだった。家族や、友達、スポンサーの方々もみんな来てくれたんだ。でも、僕は本当にお腹がすいてたから、サーモン、チキン、カレーにライスもた~っぷり食べたよ。だって、本当に腹ペコだったんだ。食事のあとは、ちょっと飲みに行ったんだけど、翌日はイギリスへ移動しなきゃならなかったから、ゆっくりはできなかった。・・・次の日も早起き。またテレビのインタビューがあったし、パリの中心街での写真撮影もあったんだ。でもすぐにイギリス行きのために駅へ向かったんだけど・・・なんと、電車に乗り遅れちゃったんだ。次の電車まで2時間も待たされる結果に!ロンドンに着いてからは、ホテルにチェックインしてすぐに着替えて芝に慣れるために練習を開始したよ。」
なんか、優勝すると大変ね~。分刻みのスケジュールって感じ。電車に乗り遅れちゃったのはかわいそうだったわ。タイガー・ウッズのように、次の試合会場まで自家用ジェットで・・・なんて無理ね。次の試合前に、1日でもゆっくりできる日があって欲しいわ~!
ところで、男子最新ランキング~~~。何と言っても初のトップ10入りしたアンチッチでしょ。12位から9位と全仏オープンでの初のベスト8入りが影響してるわね。ウィンブルドンでは2004年にベスト4入りしていて、クレーより芝を得意としてるだけに、今年のウィンブルドンもそれ以上の結果が期待できるかもね。
20歳のベルディフは20位から15位と自己最高位をマーク。全仏では、2004年のUSオープン以来となるグランドスラムの4回戦へ進出してたからね。このままトップ10の壁を突破できるかしら?
地元フランスの期待を背に勝ち上がった若きエースのモンフィスも、4回戦へ進出して2週目まで地元を沸かせてたわね。その結果、28位から23位へと自己ベストを更新したわ。
同じ若手で、クレーで自信を付けたアルマグロも41位から36位とベストを更新したけど、芝からハードへツアーが移っていくなかで、どれくらい勝てるかが鍵ね。
このところ旋風を巻き起こしているジョコビッチ。全仏でもベスト8と好成績を残して63位から40位へと大きくジャンプ。もちろん自己最高位ですわよ。さ~どこまで伸びるか、楽しみね。
あとは、何と言っても地元の声援を見方に、あれよあれよと勝ち上がっちゃったベネトー。もちろん自信初のベスト8進出で95位から一気に55位と、お~~~きくジャンプ。トップ50入りはこれからのプレーにかかってるわ!
ダブルスではビョークマン/ミルニ組が全仏で2連覇を達成して、ペアーランキングで2位に浮上。しかも1位のブライアン兄弟に7ポイント差へと迫りました。ブライアン兄弟が630ポイント、ビョークマン/ミルニ組が623。ノールズ/ネスター組が456ポイントと上位2チームが抜きに出てる感じね。芝からハードへのシーズンで、ブライアン兄弟がまた他を突き放せるかってところかしら?
全仏では予選にも出場していなかった日本勢だけど、着実にランキング上げてるわよ。
現在日本人トップの添田豪選手は、福岡のフューチャーで優勝と、プサンでのチャレンジャーのベスト8で259位から237位と上げてます。21歳の添田君。まだ若いし、なんとかトップ200入りしてトップ100の壁も突破して欲しいわ。
日本人2番手で大器晩成感のある松井英俊選手も福岡のフューチャーとプサンのチャレンジャー共にベスト8入りで283位から261位へとジャンプ。ウィンブルドンの予選もギリギリのラインにいるみたいだから、何とか出場できることを日本から祈ってま~っす!
杉山記一選手もずっとインドネシアのサテライト・サーキットを回って好成績を上げてたけど、ランキングも401位から317位とこちらもトップ300入り目前。頑張ってもらいましょう!!!
2006年06月13日
最新ランキング!
今週のランキング~~~!!!
今シーズン2つ目のグランドスラムである全仏オープンが終わって、ランキングのそこここに動きがあったわ。上がった選手、落ちちゃった選手などなど・・・。
まずは女子。上位選手ではもちろん、優勝したエナン=アルデンヌが5位から3位とトップ3に返り咲き。去年は芝では全くと言っていいくらいポイントを稼いでなくて、その後も8月終わりのトロントまで失うポイントがない分、今後の彼女のプレー次第ではまだまだランキング上がりそうじゃない?
もちろん、準優勝のクズネツォワも10位から6位とジャンプ。一昨年のUSオープンでの優勝でトップ10にいたけど、去年そのポイントを失ってちょっと低迷。でも、今季はまた元気な姿を見せてくれて、自己最高位の4位も更新しちゃう勢いがあるかもね。
自己ベストを更新したのが、全仏の前哨戦でも優勝を上げ、自身初のグランドスラム4回戦進出して2週目に残ったイスラエルのペアー。26位から24位とトップ20デビューも間近かも。
それからツアー・デビュー11年目にして好調なのがシュレボトニック。去年のウィンブルドンからグランドスラムでは必ず初戦を突破して、全仏でも3回戦まで進んで28位から25位とランキングを上げたの。ジモンイッチと組んだミックス・ダブルスでも優勝してノッてるわ~。
それからと100位以内で一番ランキングを伸ばしたのは、ペリー。そう、浅越、森上を破って3回戦まで進んだあの選手。92位から72位と20ポイントもジャンプ。自己最高の69位も塗り替えちゃうわよ。
それからダブルスで見事準優勝した愛ちゃんとハンチュコバは、ダブルスで大きくランキングを上げました。ハンチュコバは11位から5位と、トップ5入り。2003年1月以来の自己ベスト。愛ちゃんは13位から8位とトップ10に返り咲き。年末の最終戦へ向けてのペアー・ランキングも3位と、2位のツー/鄭潔ペアーに迫ってます。断トツなのが優勝したレーモンド/ストザー組。この二人は今季はちょっと格が違うかも・・・。
忘れちゃならないのが日本人選手。愛ちゃんは24位から22位へちょっと上げたの。ペトロワを破りながらも2回戦負けしちゃった森上あっこちゃんはすぐあとに、チェコのサーキットに出てベスト4。お陰で(?)69位から67位へプチ・ジャンプ。
それ以外の日本人も頑張ってます。米村智子選手が長野での2万5千ドルのサーキットでの優勝ポイントが付いて344位から298位と嬉しいトップ300入り。大きくジャンプしたのは久美香奈恵、北崎悦子、岡田上千晶選手。久美選手は628位から526位と、サーキットの予選を連続突破して本戦入りしてて、安定して成績がでてきてるわね。北崎選手も743位から616位で、群馬の2万5千ドルでは予選からベスト8入り。岡田上選手に至っては919位から645位と一気にジャンプ。群馬で予選からベスト8入りしたのが大きかったわね。まだまだ若い選手だけに、これからももっと自己ベストを更新して、世界の舞台で活躍してもらいたいわ~~~。
男子は明日お伝えしま~っす!
今シーズン2つ目のグランドスラムである全仏オープンが終わって、ランキングのそこここに動きがあったわ。上がった選手、落ちちゃった選手などなど・・・。
まずは女子。上位選手ではもちろん、優勝したエナン=アルデンヌが5位から3位とトップ3に返り咲き。去年は芝では全くと言っていいくらいポイントを稼いでなくて、その後も8月終わりのトロントまで失うポイントがない分、今後の彼女のプレー次第ではまだまだランキング上がりそうじゃない?
もちろん、準優勝のクズネツォワも10位から6位とジャンプ。一昨年のUSオープンでの優勝でトップ10にいたけど、去年そのポイントを失ってちょっと低迷。でも、今季はまた元気な姿を見せてくれて、自己最高位の4位も更新しちゃう勢いがあるかもね。
自己ベストを更新したのが、全仏の前哨戦でも優勝を上げ、自身初のグランドスラム4回戦進出して2週目に残ったイスラエルのペアー。26位から24位とトップ20デビューも間近かも。
それからツアー・デビュー11年目にして好調なのがシュレボトニック。去年のウィンブルドンからグランドスラムでは必ず初戦を突破して、全仏でも3回戦まで進んで28位から25位とランキングを上げたの。ジモンイッチと組んだミックス・ダブルスでも優勝してノッてるわ~。
それからと100位以内で一番ランキングを伸ばしたのは、ペリー。そう、浅越、森上を破って3回戦まで進んだあの選手。92位から72位と20ポイントもジャンプ。自己最高の69位も塗り替えちゃうわよ。
それからダブルスで見事準優勝した愛ちゃんとハンチュコバは、ダブルスで大きくランキングを上げました。ハンチュコバは11位から5位と、トップ5入り。2003年1月以来の自己ベスト。愛ちゃんは13位から8位とトップ10に返り咲き。年末の最終戦へ向けてのペアー・ランキングも3位と、2位のツー/鄭潔ペアーに迫ってます。断トツなのが優勝したレーモンド/ストザー組。この二人は今季はちょっと格が違うかも・・・。
忘れちゃならないのが日本人選手。愛ちゃんは24位から22位へちょっと上げたの。ペトロワを破りながらも2回戦負けしちゃった森上あっこちゃんはすぐあとに、チェコのサーキットに出てベスト4。お陰で(?)69位から67位へプチ・ジャンプ。
それ以外の日本人も頑張ってます。米村智子選手が長野での2万5千ドルのサーキットでの優勝ポイントが付いて344位から298位と嬉しいトップ300入り。大きくジャンプしたのは久美香奈恵、北崎悦子、岡田上千晶選手。久美選手は628位から526位と、サーキットの予選を連続突破して本戦入りしてて、安定して成績がでてきてるわね。北崎選手も743位から616位で、群馬の2万5千ドルでは予選からベスト8入り。岡田上選手に至っては919位から645位と一気にジャンプ。群馬で予選からベスト8入りしたのが大きかったわね。まだまだ若い選手だけに、これからももっと自己ベストを更新して、世界の舞台で活躍してもらいたいわ~~~。
男子は明日お伝えしま~っす!
2006年06月12日
ナダル君も2連覇達成!
やっぱり、ナダル君でしたね~。第1セットでは「あれ、フェデラー調子良い~じゃない!」って思ったけど、特に5セットマッチは第1セットの展開だけじゃ、先は読めないわよね。思った通り、第2セットは大きく流れがナダル君へ傾いちゃったしね。その流れをどうやって引き戻すかに注目して見ていたんだけど、肝心のところで、“あの”フェデラーが変なミスをしているのを見ると、かなりのプレッシャーとか、ナダルへの意識の高さがうかがえたわね。だって他の選手が相手だたら、絶対って言っていいくらいしないようなミスを出してたのは、『打倒ナダル』って言う大きな壁が原因だったんじゃないかしらね~。特に全仏って言う大会自体、本当に欲しかったタイトルなだけに、プレッシャーは2倍・・・いや、4倍とか8倍になったんじゃない???
これでナダルは、去年のマイアミの決勝戦で負けて以来、決勝戦での連勝が13連勝になって、もちろん、クレーでの連勝記録も60になったってわけ。しかも、この決勝戦の勝利がナダルのクレーでの100勝目で、もちろんローランギャロスでは14勝負け無しなのよね。このままローランギャロスの申し子の異名をいつまで名乗り続けられるでしょうね。あの赤土でナダルを倒す人っていつ現れるんだろう。
そしてツアーは安む間もなく芝のシーズンへと入って行きます。もちろん、こちらではフェデラーの独壇場って言われてるわよね。今週開催されるドイツはハーレの大会ではフェデラーは3連覇中。もちろんウィンブルドンも3連覇中と、今度は芝で誰がフェデラーを止めるかってのが注目されるところね。ちなみに、今週イギリスで行われる大会でもロディックが3連覇中なんだけど・・・ちゃんと4連覇できるのか、不安がよぎっちゃうわ。その大会から元気な姿を見せるのがアガシ。しっかり現役してますよ~ってイギリス入りしたみたい。今夜の初戦は、なんとイギリスのベテラン、ヘンマンと。長年戦ってきたライバル同士の1回戦。う~ん・・・どっちも頑張って~~~!!!
男子ダブルスを制したのはビョークマン/ミルニ組で、彼等はこれで2連覇達成。・・・2連覇???そう男子、女子シングルスと同じく、男子ダブルスも2連覇だったの。波乱の多いこの赤土で、こんなにも連覇が多かったのは珍しいことよね。ま、それくらい優勝した選手達はクレーに長けていたってことかしらね。
女子ダブルスは愛ちゃん/ハンチュコバ組・・・う~ん、ちょっと勝てなかったわね。でも、レーモンド/ストザー組は、クレーでもあのボレー力で圧倒できるってことは、芝へ行ったらどうなっちゃうの???って思っちゃった。あの4人を見てると、やっぱりハンチュコバがダブルスではちょっと劣って見えちゃったかな?愛ちゃん上手よね~。レーモンドとストザーだとやっぱりレーンモンドの上手さが光ったわね。だから愛ちゃん達もストザーにボール集めてたみたいだけど、破れなかったわね。でも、愛ちゃんペアーも良い感じでコンビができてるみたいだから、ウィンブルドンでも上位進出期待しましょう。
2006年06月11日
エナン&錦織、優勝
エナン=アルデンヌ、強かったですね~。今大会、1セットも落とさない完全優勝。決勝戦の相手は去年の4回戦で対戦したクズネツォワ。その時は7-6(8-6)、4-6,7-5の大接戦を演じた二人だったけど、今回は益々プレーに磨きをかけて、体調も万全のエナンの前に6-4,6-4のストレートで屈しちゃったわね。ウィルス性疾患からツアー離脱を余儀なくされて、去年の4月にやっと復帰して、体調&体力の調整しながら臨んだ2005年の全仏だったけど、今年は体調管理や試合配分も随分自分なりに把握して、ちょっと無理したマイアミだけ初戦敗退だったけど、その他6試合ではベスト4、準優勝、優勝がそれぞれ2回ずつと安定した好成績を収めてたから、この全仏でも2連覇への手応えが自分でもかなりあったんじゃないかしら?去年はこの優勝で体力も気力も使い果たしちゃって、“一応”って感じで出場したウィンブルドンではよもやの1回戦負け。そこから大会へ復活するまで約2ヶ月かかったのよね。それ以来、前述のマイアミ以外は数週間から1ヶ月の休憩を置くようにしてるのよね。今はそのペースで試合をこなしていれば体には支障がないみたいだけど、グランドスラムのような2週間にわたる大会はさすがに辛かったみたいで、第2セットあたりは、ポイントの途中で苦しそうな顔をする場面が見えたわね。これからウィンブルドンまでの2週間でどれくらい体力が回復するかしら?それとも去年と同じ痛い目には合わないように、スキップしちゃうかもねまだ今シーズンも半分だし、この時点での無理はしないかもしれないわね~
それからそれから、忘れてはりません。錦織君、やりましたね~男子ジュニア・ダブルスで見事優勝を飾りました。日本人ジュニア男子としては初の快挙だったの。(ちなみに女子では、1969年に沢松和子さんがウィンブルドン・ジュニア女子シングルスで優勝してます。)シングルスは全豪に続いてベスト8止まりだったけど、ウィンブルドン、USオープンとそれ以上の結果を期待しちゃうわね。これからどんどんプレッシャーも出てくると思うけど、そんなことには負けずにのびのびとプレーして、順調に成長してもらいた~い・・・って、お母さんのような気持ちになっちゃったPinkyでした!
ウィリアムズ姉妹がランキングのトップ10落ちしてからしばらく経つけど、アメリカ国内では相変わらずの人気者なの。アメリカ人が選ぶ『人気スポーツ・アスリート』ランキングの女子部門では根強い人気。妹のセリーナはなんと2位だし、姉のヴィーナスだって堂々の3位なのよ。女子テニス選手は人気が高いみたいで、8位にはシャラポワ、そしてなんと未だに9位にクルニコワがいるのは、彼女の活動の拠点が今ではアメリカになってるからなんだろうね。日本じゃもうほとんど取り上げられなくなっちゃったもんね。ま、こうしてトップ10に4人ものテニス選手がいる女子に比べ、男子のランキングにテニス選手の名前は見当たらないの。ちなみに、12年間1位だったマイケル・ジョーダンの座をタイガー・ウッズが初めて奪って1位の座に着いたんだって。アガシも一時期の勢いがなくなって、ジェームズ・ブレークが頑張ってはいるものの、ロディックの不振なんかもあって、人気が下がるのも仕方ないのかしらね~。
またもや飛び出したナダルのコーチからのアドバイス疑惑。6月3日のブログでも書いたけど、禁止されている試合中のコーチからのアドバイスで、以前もナダルがコーチで叔父のトニーから試合中に何らかのアドバイスを受けていたってフェデラーもクレームを付けたことがあったけど、今回はちょっとおもしろいの。準決勝を戦ったリュビチッチが試合後のインタビューで“今日の試合でトニーからラファにアドバイスがあったか?”の問いに「いや、今日はなかったよ。今日はそう言える。だって彼等の距離が遠すぎるよ。でも、マイアミで負けた時は嫌な思い出があるよ。トニーがあれをやれとかこれをやれって色々言っていたけど、今日はなかったと思うよ。スタジアムが大きすぎて分からなかった。マイアミでは観客席も近かったから、何を言っているか丸聞こえだったからね。」って、その準決勝ではなかったことを語った反面、マイアミでは明らかだったって暴露しておりました。でも、6月3日のブログで取り上げたニック・ボロテリー氏の証言があるように、もしかしたらそれって普通のことなのかもね。
ちょっとビックリの発見があるの。月曜日から始まるイギリスはバーミンガムでのDFSクラシックに杉山、中村、森上に加えて森田あゆみちゃんがエントリーしてるの。ワイルドカードでもなさそうなんだけど、いきなりの本戦入り。1回戦はワイルドカードで出場の地元のオブリエン選手。20歳の彼女もあゆみちゃんもWTAレベルではまだ1勝も上げていない選手同士。今年5月の福岡で1度対戦してて、その時はあゆみちゃんがフルセットで勝ってる相手。WTAツアーの初勝利を上げるのはどっちになるかしらね~!!!また来週も楽しみね♪
2006年06月10日
ドリームマッチ&愛ちゃんファイト!
やっぱり実現しましたね~。フェデラー対ナダルのドリーム・マッチ!大会関係者は大喜びなんじゃないかしら?もちろん、ファンもだろうけど。打倒ナダルに燃えるフェデラーだけに、今回はちょっと見ものなんじゃない???フェデラーの準決勝は体力温存にはラッキーな勝ち方だったわね。1時間38分でナルバンディアンがリタイア。腹筋を痛めちゃったのが原因みたいなんだけど、ジュニア時代からの宿敵だったから、フェデラーも気を引き締めて臨んだはずよ。一方のナダルはストレートとはいえ2時間49分とフェデラーの約倍の時間を費やすことになって、オフの今日、どれだけ疲労を取ることができるかが鍵じゃないかしら?ま、ナダルも準々決勝ではジョコビッチの棄権って言うラッキーもあったし、そう考えるとイーブンって言っておきましょう!
これまでのグランドスラムでトップ2シードが決勝で激突したのは最近ではウィンブルドンの2004年でフェデラー対ロディック。次が2000年の全豪でアガシ対カフェルニコフ。その前が1995年のUSオープンでアガシ対サンプラス。全仏に至っては1984年のマッケンロー対レンドルにさかのぼるの。やっぱりそう考えると、フェデラーとナダルは歴史に名を残すに値する選手なんだなってつくずく思うわね。
テニス界の女帝、マルチナ・ナブラチロワ。今回の全仏ではボブ・ブライアンと組んだミックス・ダブルスでベスト4入りを果たしました。で、ボブがナブラチロワについてこんな印象を持ってたんだって。「彼女の打つボレーは本当に美しいのさ。そこらの男子プロなんかよりよっぽど上手いし、センスがある。だから未だにこうしてコートに立っていられるのさ。彼女と組んでいると、あんまりすることがないんだ。だいたい自分のポジションにじっとしてればいいし、僕のところに来たボールだけを処理していればいいんだからね。あれほどの選手とコンビが組めるなんて、かなりの喜びだったよ。」だって。ダブルスのスペシャリストのボブにさえそんな高評価をされちゃうなんて・・・さすがナブラチロワ様ね!
そのボブは双子の兄弟、マイクと組んだ男子ダブルスでは見事決勝へ進みました。これでグランドスラム6大会連続で決勝戦へ進出を果たしたことになるの。これはオープン化以来の新記録で、これまではウッディーズとして活躍した、ウッドブリッジ&ウッドフォードが1996~97年に5大会連続って言うのが記録だったの。ダブルスのペアー・ランキングではもちろんトップを走るブライアン兄弟。そのチャンピオン・レースの3位で前年度覇者のビョークマン/ミルニ組と決勝で対戦ね。
ダブルスと言ったら何といっても女子ダブルスでしょ!!!愛ちゃん&ハンチュコバ組、見事全豪オープン・チャンピオンでペアー・ランキングも2位の中国ペアーをフルセットで退けて決勝進出しました!決勝戦はペアー・ランキング断トツ1位のレーモンド/ストザー組。厳しい相手なのはもちろんだけど、実はこの両ペアーはこれまでの対戦は1度しかないの。去年の10月スイスの準決勝で戦って、愛ちゃんペアーがストレートで勝利してるの。愛ちゃんペアーは去年の5月からコンビを組み始め、レーモンド/ストザー組も去年の7月から組み始めてて、共に約1年間のペアーなの。でも、レーモンド組は1ヶ月後には最初の優勝を上げて、直後のUSオープンでも優勝、そして続くルクセンブルグと3大会連続優勝を飾ってあっと言う間にコンビができあがったの。おまけに年末のツアー・チャンピオンシップでも優勝を飾るなど、ノリノリのペアー。一方の愛ちゃん達もコンビを組んだ1ヶ月後には最初の優勝を上げたんだけど、準決勝や決勝へ進むこともあるけど、1回戦負けしちゃうこともあったりとちょっと不安定な時期が続いていたの。それが今年はドーハで優勝してからは、常にベスト8以上の安定感が出てきて、直前のローマで優勝を飾り勢いに乗ってるところなのよね。このまま2003年以来となる全仏のタイトル獲得と行って欲しいものだわ。ちょっと心配なのはハンチュコバだけグランドスラム・タイトルがないから勝ちビビリしなきゃいいけど・・・。でも、ミックスでは全てのグランドスラムで優勝経験があるグランドスラマー(2001年ウィンブルドン、2002年全豪、2005年全仏&USオープン)なのね~。やっぱり美人さんと組むと男性は頑張るのかしら・・・失礼しました・・・。
あ~~~っと、忘れちゃならないのが、男子ジュニア。錦織圭(NISHIKORIと読みます。お間違えないように)君、シングルスはベスト8で負けちゃったけど、ダブルスは見事決勝へ進みました!若干16歳。単身アメリカのニック・ボロテリー・テニス・アカデミーで修行中の彼。来年くらいから、サーキットとかチャレンジャー大会に出て徐々にランキングを上げてもらいたいわね。欲を言えば3年後の全仏では本戦入りしててくれると嬉しいんだけどな~~~。って、気が早いかしら?
2006年06月08日
男子4強&これからの見所。
男子のベスト4も出揃いましたね。昨日の準々決勝の最初の試合では、ナダル対ジョコビッチって言う若手の対決。ナダルは先週の土曜日に20歳になったばかり。ジョコビッチは1987年5月生まれで19歳になったばかり。この若い二人の対決はあっけなく幕を閉じてしまったわね。試合を終始押し気味で進めたのは第2シードのナダルだったけど、190cm近い身長のジョコビッチも、これからの活躍を予感させるような好プレーの連続だったわ。でも、ナダルが2セットを連取したところで、ジョコビッチが背中の怪我を理由に棄権しちゃったのよね。これから先を考えて長い目で見ると、ここで無理をして怪我を大きくしないって言う考えだったみたいね。仕方ないけど、ちょっと残念だったわね~。これでナダルの連勝記録は58に伸びたってわけね。その後の試合では、リュビチッチ対ベネトー戦の勝者。地元の声援を背にここまで勝ち上がってきたベネトーだけど、今回はちょっと力が違ったって感じだったかしら?この試合も終始リュビチッチのペースで進んで、結局6-2,6-2,6-3で勝利して、フレンチ・ドリームは終わりを迎えたの。地元フランス人として会場を沸かしてきたけど、現在ランキング93位の彼としては、ここまでの勝ち上がりはかなり立派なものだったんじゃないかしら。
これで準決勝は、第1シードのフェデラーvs第3シードのナルバンディアン、第2シードのナダルvs第4シードのリュビチッチとなりました。凄いでしょ、トップ4シードがベスト4に勢ぞろいしたのよ。波乱の多いこのレッド・クレーではかなりマレなこと。1985年に上位4シードが勝ち上がって以来の出来事。・・・その時はナダルもジョコビッチも生まれてないのよね~・・・で、その4シード選手はって言うと、第1シードがマッケンロー、第2シードがレンドル、第3シードがコナーズ、第4シードがウィランダー(日本ではビランデルって言われてる)。決勝戦はレンドルvsウィランダーで、優勝したのは第4シードのウィランダーでした。そのウィランダーはこの大会で、45歳以下のダブルスに出場してますね。マッケンローも45歳以上の部で出場しているし、ご存知の通りシニア・ツアーのメリルリンチ・ツアー・チャンピオンシップにも参加して元気な姿を見せてくれてるけど、レンドルとコナーズは、ちょっと体系もふっくらしちゃって、コートでプレーを見ることはなかなかないのよね~~~。
昨日ミックス・ダブルスで元パートナーのパエス組を下してベスト4入りを果たしたナブラチロワ様。こんなゴシップ話があったんだって。「ナブラチロワはかつて、元米国の検事総長ジャネット・リノの姪であるハンター・リノと子供を持ちたいと考えていたと伝えられていた。そのリノとの1997年の別れが、“中年危機”を引き起こした原因の一つであるとタブロイド誌に書かれている。ナブロチロワは、何ヶ月かの間砂漠に一人でこもってしまった。友人の一人の証言では『バンの中で野宿したり、安いモーテルに素泊まりしていた』とのこと。最近、彼女は私生活でのプライベートな事は人権侵害として、何も話さないと固く心に決めている。彼女にはパートナーがいるが、名前さえ明らかにされていない。なぜなら、ゲイの権利、特にゲイの結婚についてアメリカでは禁止されており、アメリカと言う国はこの手の問題について本当に最悪だからだ。残念ながらこういった社会的変革にとても遅れている国だと彼女も思っているから。」だって。ナブラチロワ様が子供を欲しがってた時期があったなんて、知らなかったわ。女性同士だから、養子縁組をしようと思ったんだろうけど。でも、現役の頃(今もだった)、お付き合いをしていた彼女をツアーに連れて回って、メディアにも取り上げられていた女性が、ナブラチロワと別れてから彼女を訴えた事件があったわね。全世界に顔も名前も出てしまって、レズビアンであることが公になってしまったって。付き合っていた時は「私が彼女です」って堂々としておきながら、別れるとそんな関係になってしまうなんて・・・ちょっと寂しいわね。そのこともあって、今はプライベートに関しては口を開かないのね。彼女はレズビアンだけれど素晴らしい人間であることは証明されているわよね。セクシャリティと人間性は別物だってことよね。
全仏に話を戻すと、愛ちゃんペアー見事にベスト4入りしましたね。こうなったらダブルスで優勝してもらいたいものだわ。次の中国人ペアーもダブルスではかなり有名。しっかり気合を入れて勝ち抜いてもらいたいものね。
あとは、何と言っても男子ジュニアでしょ。錦織圭君が全豪ジュニアに続いてベスト8入りに成功。期待が膨らむわね。おまけにダブルスでもベスト8入りしてるから、女子ジュニア・ダブルスの森田あゆちゃんも8強入りしてるし、愛ちゃんと共に、ダブルスは日本人で優勝をさらっちゃってもたいましょう!!!
2006年06月07日
女子のベスト4出揃う!
惜しくも(?)キムに負けちゃったヒンギス。第1セットが鍵だったわね。ブレークしたらブレークし返す両者譲らない展開から、タイブレークへともつれて、それも接戦模様。最後に制したのはキムで、そのまま一気に試合をもってっちゃいましたね。第1試合のクズネツォワ対サフィーナ戦と全く同じ展開。さすがキムって感じね。
そのヒンギスが以前ツアーを去ったあと、2004年にヴィーナスについてこんなコメントをしていたの。ちょっと振り返ってみましょう。「みんなが私に“カムバックの可能性は?”って聞くけど、ヴィーナスを見て、あんなふうになりたくないって思ってしまうの。もし、健康で体に何も問題がなかったとしてもね。時間はあっと言う間に過ぎてしまって、ヴィーナスは怪我を治す暇もなく、流れて行く時間についていけていないじゃない。」って、ヴィーナスは2003年に腹筋を痛めてリタイアして2004年の全豪に半年ぶりに復帰したの。直後の東レでも準決勝で棄権して、その後もチャールストン、ワルシャワで優勝を上げたけど、次のベルリンでは決勝へ進出しつつも左足首の故障で棄権。その後ロサンゼルスでも準決勝で手首の負傷で棄権するなど、数々の怪我になかされて満足なシーズンを送ることができていなかったのよね。こうして3年のブランクで体をしっかり治してツアーを回り始めた彼女の選択は、今のところ正しかったって言えるんじゃないかしら?念願の全仏タイトルとは行かなかったけど、これでまたランキングをぐっと上げるのは確か。そうなると、ウィンブルドンやUSオープンでは、もっと遅いラウンドでトップ選手との対戦になるはずだし、そなるとベスト4以上への勝ち上がりも夢じゃないしね。と、どうしても応援したくなっちゃうPinkyでした!
そのヴィーナスなんだけど昨日の試合で、若さと勢いに乗るバイディソバにフルセットで負けちゃいました。彼女は自分のヒッティング・パートナーについてこんなことを言ってたわ。もちろんヒッティング・パートナーは男性なんだけど「もう何年も、いろんな人にやってもらってるわ。その時その時、その場その場で違うの。違う場所に行けば違うパートナー。彼らはみんな良い友達になってるし。彼らについて聞かれても、“とっても良い人達”としか言いようがないわ。基本的に彼らは単なる友達よ。だから、ヒッティング・パートナーをお願いしてるしね。」ヴィーナスは大会へ行くたびにヒッティング・パートナーが違うってことなのね!ちょっとビックリだけど、見るたびに変わるから、そんなヒッティング・パートナーへの質問も出てくるんじゃない?それとも、ヒッティング・パートナーとのロマンスでもあったのかしらん???
男子は準々決勝2試合が行われてフェデラーが早くも4強入りしましたね。そのフェデラーが、ここ最近のアメリカ勢の全仏オープンでの不調をこう見てるの。「僕はメディアが書き立てるほど、深刻な問題だとは思っていないのさ。アメリカ勢だってこの全仏で良いプレーができるってわかっているはずだしね。実際、ロディックが怪我をしていなかったら、きっとベスト8くらいまでは勝ち上がってきていたはずと踏んでるしね。ジェームズ・ブレークだってクレーを得意としてる選手を破っているし。全仏までに十分にクレーで試合をこなしてこないと、上位進出は難しいと思う。だから、彼らに必要なのは大会前もっとクレーの試合に出場することだけだな気がするね。」って分析してるの。つまり、この赤土はそれくらい準備が必要ってことなのね~。Pinkyも“ザー”って滑るのあんまり得意じゃないから、分かる気がするわ!!!
忘れちゃいけない。先週のその他の日本人の頑張りを。
男子では、インドネシアのサテライト・サーキットの最終戦(ATPツアーの仕組み参照)で、杉山記一選手が第3シードで竹内研人選手がシングルスに出場。ベスト8でこの二人が戦って杉山選手が準決勝へ進出したの。でも、優勝した第2シードのD・ヨー選手に負けちゃった。でも、ウィルスン選手と組んだダブルスではトップ・シード出場して見事優勝しました。インドのフューチャーに出場の石井弥起選手が出場して2回戦敗退です。
多くの日本人が参加した福岡で行われたフューチャーでは、ベスト4に第3シードの本村剛一選手と、成瀬廣亮選手が進み本村選手が決勝へ進んだけど、準優勝に終わってます。ダブルスでは、第1シードの佐藤/ズベレフ組と第4シードの近藤/寺地ペアーが準決勝へ進んで、そのまま決勝戦で激突したの。結果は第1シードの佐藤ペアーに軍配が上がったわ。
女子では群馬で行われた2万5千ドルのサーキットに多くの日本人が参加してました。大会は波乱の連続。ベスト8に残ったシード選手は一人もいなくて、そんな中、山本麻友美&米村明子選手が準決勝で対戦して米村選手が決勝へ進んだの。でも、A・スペアーズ選手に接戦の末負けちゃったわ。スペアーズ選手は去年ランキング最高66位まで行った選手。その選手と対等に戦えた米村選手は、自信が付いたんじゃないかしら?
今週は昨日も書いたけど、森上あっこちゃんがチェコの7万5千ドルのサーキットに出てて、イギリスの芝の大会には岡本聖子選手が早くも芝でのプレーにチャレンジしてますね。芝での練習目的で中村藍子ちゃんがダブルスのみにエントリーしてます。切り替えて早く芝に慣れてもらいたいものです。日本では有明で1万ドルのサーキットがあるので、時間のある人は応援に行きましょうね。
2006年06月06日
ナダル君の毎日。
男子シングルスで連覇を狙う第2シードのナダルは、3回戦では第29シードのマチューに第1セットを奪われながら、続く3セットを奪って4回戦へ駒を進めて、昨日の4回戦でも第14シードのヒューイットに第2セットを取られたけど、しっかり勝って準々決勝へ進出を決めましたね。今回のATPブログは、そのナダルが担当してるって前に書いたけど、そのブログからちょっと紹介。
彼ったら、すごく良く寝てるって印象。毎日のブログを起床から順に書いてるんだけど、起きるのはだいたい朝10時。もちろん夜更かしなんかはしてないの。しかも、「(試合がない日とかは)早めにホテルへ帰って、昨日は早めに寝たよ。」って書いた翌日も、「今日もいつものように、10時に起きて、いつものようにホテルの一階で朝食を取ったんだ。」いったい何時間睡眠を取るのかしら?
で、朝食はだいたい「ボールいっぱいのシリアルに牛乳をかけて、オレンジジュースを2杯。」それから、夜はホテルの近くのシャンゼリゼのイタリアン・レストランでパスタとピザをコーチのトニーやスペイン人選手達と一緒に仲良く食べてるの。でも彼の嫌いな食物は「トマトが駄目なんだ。だから、パスタはトマトがないものを選んでいる。あとはチーズ。子供の頃に、大人になったら食べられるようになるって言われたのに今だに苦手なんだ。」だって。トマトとチーズが駄目なのに、毎晩パスタとピザね~。不思議・・・。
ブログは英語でATPのサイトに載ってるんだけど、彼は英語が苦手。「みんなもご承知のとおり、僕は英語があんまり得意じゃないんだ。それにパソコンを打つのもそんなに早くないから、このブログもスペイン語でしゃべっているのをATPのスタッフが書いてくれてるんだ。サイトにアップされると英語になってるのを見ると、“すげ~”って思っちゃう。ATPのスタッフは良い仕事をしてくれてるなって感謝してるよ。」まだ、若いラファだし、これからどんどん英語も上達するわよ。
それからちょっと訂正しておきたいんだけど、5月31日のブログに書いたんだけど、この全仏の時にラファにブログを担当させるなんて、ATPの策略かとPinkyは思ってたんだけど、実は違ったの。「僕はスタッフ達とこのブログを書くのを1月とか2月から話していたんだ。でも、どうせ書くなら全仏の時にしないかってことになって、僕達がこの時期を選んだのさ。今ではかなりエンジョイしてるよ。」だって。PinkyがATPの策略か・・・って書いたのを読んだかのようなコメントをしてて、ちょっとビックリしたわ。ま、大方の人は同じように思っていたと思うんだけどね。
ま、ブログに嬉しい報告が書けるように、しっかり勝ち上がってね!!!
女子でベスト8入りした最後の選手となったヒンギス。2日間に渡る試合で、最後は見事な勝利でした。その準々決勝前の4回戦は、言い換えればベスト16になるじゃない?女子の全仏オープンでそのベスト16に上位シード16人中14人も残ったのはオープン化以来初めてことだったんだって。それくらいこの赤土は波乱に満ちていたってわけよね。それを証明するように、そのベスト16からベスト8へ進んだ選手は、上位8シード選手中わずかか3人。この先いったいどうなっちゃうんでしょうか?!?!今夜はPinky個人としてはヒンギスvsキム(クレイステルス)戦に釘付けになりそうだわ。
そのヒンギスだけど、ブパティと組んだミックスダブルスの2回戦を棄権しちゃいましたね。全豪で優勝したから、ミックスでのグランドスラム狙ってると思ったけど、やっぱりシングルスに専念して、どうしても欲しいレッド・クレーでのタイトル獲得に照準を合わせたいのかしらね。そのお陰(?)で、不戦勝で準々決勝へ進んだのが、ナブラチロワ様。ボブ・ブライアンと組んで第6シード。上位シード勢が次々敗退した中、タイトル獲得と行くかしら。女子ダブルスでは、今季あんまり調子を上げてないだけに、この辺で“健在ぶり”をアピールして欲しいって個人的に応援しちゃいます。
それから危ない展開から逆転勝利を上げた愛ちゃん&ハンチュコバ組。どうなることかと思ったら、見事に立て直してしっかりベスト8入りしましたね。ピンチの後にはチャンスって感じの勝ち方だったわ。今夜は試合が無いけど、次は第2シードのブラック&スタブズ組。この試合がヤマかもしれないから、この勢いで勝ち上がって優勝して欲しいわ~~~!
そうそう。1回戦で第3シードのペトロワを破ってビッグ・ニュースになった森上あっこちゃんだけど、2回戦であえなく敗退。中村藍子ちゃんと組んだダブルスでも負けちゃってローランギャロスを後にしたの。でも彼女、切り替え早いみたいで、今週チェコで行われる7万5千ドルのサーキット(サーキットの中では一番大きい大会)にエントリーしてるの。この際こっちで勝ち上がってポイント稼いでランキング上げましょう!!!
2006年06月05日
“やっぱり”続き?!?!
全仏オープンも2週目に入って、ベスト8が決まり始めたわね。男子は“やっぱり”トップ・シードのフェデラーが8強入りをきめたわ。それから同じく“やっぱり”ハンブルグのマスター・シリーズを制したロブレドも4回戦で姿を消してジンクスを破ることはできなかったわね。危険な存在と目されているナルバンディアンも順当に勝ち上がってるし、このまま行くと準決勝でフェデラーと激突よ。やっぱり注目は今夜のナダルvsヒューイット戦。ちょっとドロー的にフェデラーより有利かなって思われてるナダルだけど、意外とタフなドローを勝ち上がった方が波に乗ることもあるから、気を引き締めないとね。
それから、女子では“やっぱり”モレスモが負けちゃったわね~。もともと相性の良くなかった大会だし、Pinky個人としてはそんな気がしてたけど、特に地元ファンはかなりの落胆だったんじゃないかしら?第2シードのキムが順当にベスト8に進出してるから、彼女の勝ちあがり次第では、週明けランキングでまた再び1位の座への返り咲きも可能よね。“やっぱり”今夜の見所は、セットカウント1-1で順延になったヒンギス戦でしょ。ヒンギスがイスラエルのペアーから第1セットを先取したけど、続く第2セットをペアーが取り返したところでの順延。見た目にはペアーに流れが行ってる感じだけど、だから余計にこのブレークがヒンギスには有利に働きそうな予感。しかも、これからは1セットマッチをする感覚でしょ?それもヒンギス有利かなって見てるの。モレスモを破ったバイディソバは直前のストラスブルグ国際で優勝して勢いに乗ってからの全仏入り。そのペアーもイスタンブール・カップでミスキナを下して優勝しているだけに、ヒンギスも締めてかからないと、やられちゃうわよ~~~。
お兄さんお姉さんに続きジュニアも開幕しましたね。男子は第13シードの会田翔君と、錦織圭君の二人がエントリーしてたけど、期待の会田君は早くも1回戦敗退。今夜の錦織君に頑張ってもらいましょう。女子では第6シードの森田あゆみちゃん一人のエントリーで、彼女も初戦で姿を消しちゃいました。ジュニアでもため息がでちゃうわね~~~。
ちょっと驚きのコメントが入ったの。昨夜の4回戦で去年のチャンピオンのエナンにギャフンと言わされちゃったミスキナなんだけど、今年の年末に行われる最終戦のツアー・チャンピオンシップへの8人に残れなかったら、引退しようと思っているって言ってるんだって。モスクワ生まれの彼女。来月でまだ25歳だけど、2004年に全仏を制した頃は絶好調でランキングも2位まで行ったんだけど、その後お母さんの病気とかで低迷。それでも、徐々にランキングを戻して今は11位。去年の全仏は1回戦敗退だから、守るポイントがない分、またトップ10返り咲きに一歩近づいたのは確か。(ただ、10位のクズネツォワはまだ勝ち残ってるし、ポイント差も大分あるから、もうちょっと時間がかかりそう)去年ベスト8だったウィンブルドンでの頑張りや、3回戦止まりだったUSオープンでの活躍次第では、上位8人の最終戦に残れる可能性は大きくなるはずよ。まだまだ現役を続けて、もうちょっとツアーを沸かせてもらいたいわよね~!
2006年06月03日
一気に有名人。
女子シングルスで愛ちゃんを破って地元フランスでは一躍有名人になったレザイ。地元のメディアではトップでの扱い。昨日の3回戦では、フルセットで第16シードのバイディソバに負けちゃったけど、その知名度はかなりの高さになったはずよ。彼女のお父さんは、イラン人で1970年代にイランの革命から逃れるためにヨーロッパへ来たの。1983年の全仏でのヤニック・ノアの優勝に感激して、自分の子供をテニスのトップ・プロにしようと決心したんだって。大学で医学を勉強した彼は医者としての人生も送れたのに、娘のために借金をしてツアーを回り始めちゃったの。19歳のレザイの下の名前はアラバヌなんだけど、イランでは『紫の花』って意味なんだった。そんな彼女は両親の影響でイスラム教だって言うんだけど、毎日のお祈りはしていないみたい。コーチであるお父さんについて「父はコーチとしてはすごく厳しいの。だってそうじゃなかったら結果なんて出せないでしょ。それはあたりまえのことよね。練習は本当に厳しいけど、じゃなきゃ、プロでなんかやっていけないのはわかってるもの。」だって。彼女今回の全仏ではフランス・テニス協会からの主催者推薦枠を断って予選から出場しての、見事な本戦入り。しかも3回戦進出と言う活躍。シャラポワ以上のハングリー精神と言われる彼女。今後も要注意ね。
ニック・ボロテリー・テニス・アカデミーを運営して、プロのコーチとして有名なそのボロテリー氏がこんな面白いこと言ってたの。「試合中にコーチがコートサイドからアドバイスを送るのはルール違反なんだ。でも、そんなことは常に行われて来た。このコーチ業を25年もやっているけど、もちろん自分も有罪さ。こんな話も聞いたことがある。クルニコワはしょっちゅう観客席にいる母親にアドバイスを求めてそっちばっかり見ていたから首を痛めてしまったとか、かつて私がコーチをしていたメアリー・ピアスなんか、僕が送るサインをかなり意識していて、試合の大事な場面になると、あまりにこっちばかりに気を取られていたから、よく席を立ったものさ。一番思い出深い・・・と言うか、忘れられないのは、1980年代に全仏オープンである女子選手をコーチしていた時のことさ。以前は高いランキングにいた彼女に、サインの意味を書いたカードを渡していたんだ。鼻をかいたらネットへ出ろとか、サングラスを触ったら、バックハンドを攻めろとかね。しかし、彼女が試合前のウォーミングアップを始めた時、とんでもないことに気が付いたんだ。自分用のジェスチャーの意味を書いたカードをホテルに置き忘れてしまって、しかもジェスチャーの意味をほとんど覚えていなかったんだ。試合中にあんなに落ち着かなかったのは、あの時くらいだね。うっかり耳をかいてしまって、流れを全く逆にしてしまったらどうしようとか、ビクビクしていたよ。終始こっちをチラチラ見ていた彼女は僕からサインをもらうことはなかったのさ。ま、彼女はその試合には勝ったんだけどね。」おもしろ~い!
最近でもよく聞く話よね。ローマのマスター・シリーズの決勝のあと、敗れたフェデラーがナダルに対して、伯父でコーチのトニーが試合中に何かアドバイスをしていたって批判もしてたしね。でもやっぱり、分からないようにやってるのね~。なんか、子供の頃にカンニングしてる気分ね!・・・あっっっ、Pinkyは身に覚えはないけどね・・・
さ~、日本人選手が全滅しちゃった今、興味の行方は『誰が優勝するか』ってことになるわね。
男子では、大方の予想のフェデラーvsナダルの決勝戦へ向けて、両者とも順当に勝ち上がってますね。ナダルは雨でスケジュールが崩れて昨夜やっと2回戦を勝ち上がったけど、その試合も圧勝。一方のフェデラーは3回戦を勝利したけど、第32シードのマスーに1セット取られる展開と、今後はどんどん高いシード選手との対戦になるからより一層、ギアーをアップさせないと厳しいわね。面白いところでは、近年全仏ではめっきり駄目なアメリカ勢で、去年も2回戦で全員が姿を消しちゃっただけど、第8シードのブレークが3回戦へ進出してて、唯一残ったアメリカ人として、この先どこまで勝ち上がるのか見ものね。
女子はやっぱり混戦模様で、誰が優勝するのか全く分からない状態よね。そんな中、地元のプレッシャーでいつもこの大会では上位進出できていないモレスモは、初のトップ・シードとして順当に4回戦へ進んでるわね。今後もその“地元”と“トップ・シード”の2つのプレッシャーをはねのけられるかしらね。復帰してこのタイトルがどうしても欲しいヒンギスだけど、優勝まではかなり厳しい山なのよね。順当に行くと準々決勝でキム(クレイステルス)、準決勝で去年のチャンピオンのエナン。決勝へ行くのも大変じゃない?1回戦負け直前だったシャラポワもその後立て直して本来のプレーを取り戻してきてるから、楽しみなんじゃない?
さ~、みなさんはいったい誰に注目してるのかしら?お天気が良くなってちゃんと試合も消化して欲しいわね。
2006年06月02日
日本人全滅!愛ちゃんのダブルスに期待ね。
あ~あ~~~。あっこちゃんもやられちゃったわね~。まあ、あんな大番狂わせを演じたあとって、意外とありがちなのよね~。やっぱり本人も、「1回戦の勝利に満足することなく試合に臨む」ってコメントはしていたけど、口で言うほど実際にプレーするのは簡単じゃないってことよね。気を引き締めますって言って、誰でも引き締められたら、集中力を維持する難しさなんて、この世の中から無くなっちゃうもんね!でも、逆にそう思う気持ちが自分自身に知らず知らずとプレッシャーをかけてしまったんじゃないかなってプレーを見ていて感じてしまったわ。だってやっぱりミス多かったもんね・・・。しょうがない、こうなったら芝で日本勢には爆発してもらいましょう。
こうなると、ダブルスには大きく期待がかかっちゃうのは仕方ないことね。でも、昨日行われた浅越しのび~&シュレボトニック組は3-6、2-6で1回戦敗退しちゃいました。ここまでこのペアーはかなり好調で、ダブルス・ランキングも今シーズンぐ~んと上げていただけに、本当に残念だわ!でも、愛ちゃん&ハンチュコバ組はハンチュコバのシングルスの後だったけど(ハンチュコバは見事に3回戦進出してます)、その疲れも見せず6-4,6-3で2回戦へ進出しましたね。前哨戦のイタリア国際で優勝した勢いで(写真)、優勝とまではいかなくても、お願い上位進出してね~~~!!!
水曜日の2回戦が日没で順延になって、今日その続きが行われた試合で、第31シードのツルスノフの対ヘンマン戦。結果は6ー3、6ー2、4-6,6-4でツルスノフが勝ったけど、実はツルスノフはこれまでの4大大会では実に4大会中3大会もヘンマンと試合をしてるの。これまでの対戦はこの勝利で、3勝0負。去年のウィンブルドンの2回戦ではフルセットで、今年の全豪の1回戦ではセット・カウント3-1で、そして今回の3-1の勝利となりました。そんなロシア国籍のツルスノフは、12歳の頃から(現在は23歳)カリフォルニアはサクラメント近郊に住んでて、実は9年前にアメリカ国籍取得の申請を出していたんだって!ま、御覧の通り、まだロシア国籍。まだ申請は通っていないってことなのね!
もう一人、ちょっと注目のロシア人選手がいるの。予選を勝ち上がって2回戦では2004年のチャンピオンで第10シードのガウディオにフルセットの接戦の末負けちゃった、18歳のコロレフ。実は彼、クルニコワのいとこなんだって。母親同士が姉妹なんだとか。でも、彼はクルニコワのことを聞かれるのをちょっと嫌がってるのよね。「正直、彼女のことを聞かれるのは好きじゃないんだ。だって、話始めたらかなりの時間がかかるしね。もし、何か聞きたいことがあるなら、直接彼女に聞いてくれないか。」だって。そうね~、こうして予選を勝ち上がって1回戦も突破したんだから、彼本人に対する質問をしてもらいたいわよね。納得!
こんな面白い対戦もあったの。女子の予選を勝ち上がったフランスのピシェは1回戦でベルギーのフリプケンズと対戦。実はこの二人、予選の最終ラウンドでも対戦していて、その時はピシェが勝って見事本戦入りしていたの。でも、欠場者が出たことから、フリプケンズがラッキー・ルーザーとして本戦入り。入ったドローでは2試合連続で同じ相手となったわけ。で、今回はフリプケンズに軍配が上がって2回戦へ進んだの。2回戦ではペネッタにあっさり負けちゃってたけどね。
それから、トップ・シードモレスモは1回戦でショーネシーを破っていたけど、10年前の全仏ジュニアではこの二人が決勝戦で対決して、モレスモが見事優勝をさらっていたの。ジュニアを卒業して10年後の対戦。今の二人にはちょっと差ができちゃったって感じかしらね~。
2006年06月01日
愛ちゃん・・・ガックシ
ちょっと愛ちゃん。。。残念でなりません。だって、勝てる試合だったんじゃない???そりゃ、相手のレザイも本当に強烈なサーブ&ストロークの持ち主には変わりなかったけど、それでも、持ち前のフットワーク&粘りで終始リードして試合を展開できていただけに、悔いが残りますね~。
誰が見てもキーポイントは第2セット、杉山4-2でリードした第7ゲームのレザイのサービス・ゲームでしょ。0-40からジュースに持ち込まれ、その後もアドバンテージもあったけど、結局キープされちゃったゲーム。あれを取っていたら、愛ちゃんの5-2でサービング・フォー・マッチだったのよね~。ま、勝負の世界にタラレバはないけど、大分展開は違ってたはずよ。
でも、借金を背負ってお父さんとキャンピングカーでヨーロッパのサーキットを転戦してるだけあって、そのハングリー精神は日本人にはないものかもしれないわね。今年もサーキットで優勝を上げて、2月の7万5千ドルのサーキットでは、当時19位のグローネフェルド(現在は14位)を破ってたり、存在能力が高いのは確かね。でも、WTAレベルではほとんど実績がないんだけど、これからの成長が楽しみだわ。あのフラットのサーブやストロークは、むしろ芝やハードだともっと威力を発揮するんじゃないかしらって思ったのはPinkyだけかしら?!?!
昨日も順当に2回戦で勝利を飾ったフェデラーだけど、彼があんまり好きじゃないことがあるんだって。
「試合が終わると、その試合のデータが出るだろう。サービス・エースが何本とかウィナーが何本とか。それはいいけど、アンフォースト・エラー(イージーミス)が何本とかは、あんまり好きじゃないんだ。自分がミスをした時は、自分で分かっているし、時には自分ではイージーミスだって思っていないミスもアンフォースト・エラーに数えられるからね。正直、そんなデータを取っている人達も好きじゃなかったりするよ。ウィナーを表にするのは簡単なことさ。でも、アンフォースト・エラーは、ちょっと違うと思うよ。1つの大会で自分では20個のエラーをしたと思っても、データでは60になってたりするからね。」
そうね~、どれが簡単なミスで、どれが仕方がないミスなのかなんて、きっと本人にしか分からないものなのかもしれないわね。だって、誰だってミスをしようと思ってミスしてる訳じゃないんだしね。きっと、ミスをした時に“はい、アンフォースト・エラー、1つ”とかってコートサイドで数えられてたら、“ちょっと待てよ。今のがそう?あれは、ああなって仕方ないよ”って反論したくなるポイントだってあるんじゃないかしら。なんとなくフェデラーの言いたいことも分かる気がするわね。
そんな中(どんな中???)、全仏のミックス・ダブルスのドローも発表になりましたね。日本人の参加はないけど、気になるところをピック・アップしてみました~~~。
ビックリしたのはモレスモがサントロと組んで出場してます。もしや、シングルスとのダブル優勝狙ってるのかしら?
それからヒンギスも出てるの。ウワサの彼氏のシュティエパネックとかしら???って思ったんだけど、インドのブパティとだったわ。全豪のミックスでも優勝してる彼女、Pinky思うに、ミックスでのグランドスラムを狙っているとフンだわ。
もちろん、ナブラチロワ様も参加してます。ボブ・ブライアンと組んで第6シード。ちなみに双子の兄弟のマイクはショネシーと組んで第3シードで出場してます。
4大大会しかないミックスだし、こちらも楽しみにしましょう。