2010年07月30日
コーチ交代

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世界ランク4位のアンディ・マレーが、コーチであるマイルズ・マクラガン氏との関係に終止符を打ったらしいの。


何が原因で今回の決断に至ったかは、はっきりと語られてはいないけど、それでもマレーは、マクラガン氏がマレーのためにしてくれた貢献には感謝しているって声明を出しているわね。

グランドスラム優勝を熱望するマレーだけど、特に祖国でのウィンブルドンでの優勝は、本人はもちろん、イギリス国民が待ち望んでいるもの。


そのあたりから、もしかしたら、二人の関係にヒビが入ってしまったのかも知れないわね。

まだ23歳のマレーだから、これからもまだまだチャンスはあるはずだけど、コーチを変えたりすることも、新しい刺激になるし、自分のテニスを今までと違った見方から分析してもらえたりもするから、良い意味での気分転換にもなるんじゃないかしら?

コーチを代えたと言えば、tennis365の7月27日のニュースにもなっていたけど、ロジャー・フェデラーも新しくポール・アナコーン氏をコーチとして招くようなの。


アナコーン氏はかつて、ピート・サンプラスやマラット・サフィン、ティム・ヘンマンら、かつてのトップ・プレーヤーのコーチを務め、現在はイギリス・テニス協会の男子のヘッド・コーチを任されているの。

この2ヶ月でフェデラーは世界ランク1位から3位へと落下。



これまでもフェデラーは、ダレン・ケーヒル氏、ホセ・イゲラス氏、トニー・ローチ氏などをコーチに付けていたけど、トップの座に君臨していた時などは、コーチ付けずにツアーを回っていたりもしたのよね。

サンプラスが持つ最長世界ランク1位の記録である286週間に並ぶまで、あと1週に迫ったところでの1位からの脱落だったから、その記録へチャレンジする気持ちもあるのかしらね?!?!

フェデラーは、8月9日からカナダのトロントでのマスターズ1000大会、その後のシンシナティでのマスターズ1000大会に出場して、USオープンへ臨む予定なの。アナコーン氏はそのいずれの大会にも同伴することになってるんだとか。

う~ん・・・フェデラーはどこまでやってくれるのかしらね。またナダルが怪我でツアー離脱とかしない限り、1位の座を奪うことは難しいかも知れないわね。その下には若手も控えているし・・・。


2010年07月28日
WTTが今シーズンを終了

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7月13日のブログでちょっと紹介したワールド・チーム・テニス(WTT)だけど、先週末をもって、今シーズンの全日程を終了しました。


ウェスタン・コンフェレンスの決勝戦では、カンザスシティ・エクスプローラーズがスプリングフィールド・レーザーズを20-17で下して、ウェスタン・コンフェレンスのチャンピオンとなりました。

イースタン・コンフェレンスの決勝戦では、ニューヨーク・スポーツタイムズがボストン・ロブスターズを22-17で下して、イースタン・コンフェレンスのチャンピオンとなりました。

25日には各チャンピオンが対戦し、カンザスシティ・エクスプローラーズがニューヨーク・スポーツタイムズを21-18で退けて、初のWTTの栄冠を手にしました。

カンザスシティ・エクスプローラーズにはブライアン兄弟やジャーミラ・グロスとご主人のサミュエル・グロス、クヴェタ・ペシュケらが所属してるの。


それから各賞も発表されました。MVPには女子からセントルイス・エースイズのリンゼイ・ダベンポートと、男子からはスプリングフィールド・レーザーズのマーティン・ダムがそれぞれ選ばれました。


それから新人賞には女子ではフィラデルフィア・フリーダムズのコートニー・ネイグル、男子ではワシントン・キャッスルズのボビー・レイノルズが選ばれました。最優秀監督賞にはスプリングフィールド・レーザーズのジョン-ラフニー・デ=イエガー監督が2年連続で選ばれました。

ダベンポートは今週のスタンフォード大会にリーゼル・フーバーと組んでダブルスで復帰してます。



恒例の先週の本人選手の結果で~っす。

女子ではアメリカの5万ドルのサーキットでは第7シードで瀬間友里加選手が1回戦で、第4シードの土居美咲選手が2回戦で敗退でした。


カナダの2万5千ドルでは川床萌選手が1回戦敗退でした。スペインの2万5千ドルでは予選を勝ち上がったダニエル・可菜選手が1回戦で井上雅選手が2回戦敗退でした。

タイの2万5千ドルでは、第4シードで浜村夏美選手、前川綾香選手、予選を勝ち上がった加藤茉弥選手が1回戦で、第5シードの米村明子選手、第6シードの岡田上千晶選手、第7シードの手塚玲美選手秋田史帆選手が2回戦敗退でした。


ダブルスでは第1シードで出場の米村姉妹が決勝へ進み、見事優勝を飾りました。姉の知子選手はシングルスとのダブル優勝とは行きませんでした。

ドイツの1万ドルではアナスタシア・マルホートラ選手が1回戦で、ボリビアの1万ドルでは寺澤知花選手が2回戦敗退でした。

今週はスペインの2万5千ドルには井上雅選手が、カザフスタンの2万5千ドルには第2シードで岡田上千晶、青山修子選手が出場してます。アメリカの1万ドルには川床萌選手が、フィンランドの1万ドルには予選を勝ち上がってダニエル・可菜選手が単身で出場してます。

インドネシアの1万ドルには菅野知子、宮崎優実、予選を勝ち上がった森友香、樋口由佳選手が出場してます。

WTA大会のスタンフォード大会の予選には土居美咲選手と瀬間友里加選手が出場しましたが、予選2回戦で負けちゃって本戦進出とは行きませんでした。

ランキングでは奈良くるみ選手が112位から102位へと自己最高位を更新しましたね。トップ100入りももうすぐですね。

男子はアメリカの5万ドルのチャレンジャーでは杉田祐一選手、鈴木貴男選手共に初戦敗退でした。


スペインの1万ドルのフューチャーズでは予選を勝ち上がったダニエル・タロウ選手が、アメリカの1万ドルでも小野澤新選手が、1回戦敗退でした。

今週はカナダの5万ドルのチャレンジャーに第2シードで添田豪、伊藤竜馬、鈴木貴男、予選を勝ち上がって近藤大生、松井俊英選手が出場してます。

ドイツの1万5千ドルのフューチャーズには守屋宏紀選手が、スペインの1万ドルのフューチャーズでは予選を勝ち上がって江原弘泰選手が、アメリカの1万ドルには小野澤新、予選を勝ち上がって佐藤文平選手が出場してます。

2010年07月27日
イズナーは友達思い?!?!

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今年のウィンブルドンの1回戦で、3日間に渡って歴史に残る死闘を制したジョン・イズナー。


彼は今年、4回決勝戦に進出して、優勝したのは開幕戦のオークランドだけ。



「次に決勝戦を戦う時は、他の国の選手と戦いたいね。友達と戦うのは気分が良くない。最高のパフォーマンスを出せないんだ。決勝戦では3試合連続で負けてしまって、本当に残念さ。4回中3回だからね。やってられないよ。」ってイズナーは嘆いてました。

そんな25歳のイズナーと22歳のクエリーは、ダブルスを組むほどの仲良しで、世界ランクもイズナーが19位とクエリーが20位と同じくらいにいるの。


「イズナーのトップ10入りも近いと思うよ。そしてクエリーもね。この二人は我々アメリカ人にとって、希望の星なんだ。ここ最近、二人ともかなり成長して来ている。それがとても重要なことだし、我々にとって救世主のような存在になっているんだ。」ってマッケンローは期待を高めてるの。

特にイズナーはこの1年間で100位前後からここまでランキングを上げてきている成長株。


あそしてそのマッケンローは最近、ニューヨークの中心地にテニス・アカデミーを開校して、新しいスター選手の育成に力を注いでいるんだって。

「彼らのような選手をもっと育成する必要がある。もっと良いアスリートをね。そしてもっとテニスに注目してもらうように、グランドスラムでも勝てる選手を育てるんだ。」って意気込んでました。

現在アメリカ男子のエースであるアンディ・ロディックに対しては、ちょっと違う見方をしてるわ。


「ロディックに関しては、今となってはちょっと難しいんじゃないかな。もし彼がラッキーなら・・・」って言葉を濁してました。

アメリカ人男子テニス界の低迷が囁かれていたここ数年だけど、イズナーとクエリーの活躍はその救いとなりそうね。

2010年07月26日
スリチャパンの転身&デメン&ダベンの復帰

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元世界ランク9位でアジア男子テニス界のトップにいたタイのパラドン・スリチャパンは、長引く手首の怪我から今年のウィンブルドンでの復帰へ向けてトレーニングを重ねていたんだけど、4月にバイク事故に遇って両腕と左足を負傷。


そんな彼が新しいキャリアをスタートさせることになったんだって!


4月の怪我も、彼が当初趣味で始めたバイクレースの練習中に起こした2度目の事故だったんだって。


彼は祖国タイで先週末行われた1000CCのスーパーバイク部門にアマチュアとして出場したんだって。

彼はロシア系カナダ人の元ミスユニバースの女性と結婚をし、近年は2010年2月15日のブログで紹介したように、映画に出演したり、レストランを経営したり、健康サプリメントの販売を始めたりと、手広くビジネスも始めていたの。


4月の事故を振り返って「あの事故は人生で最も大きな腕の怪我を起こしてしまった。もちろんテニスはできるようになったけど、自分の願うレベルにはほど遠い。もうツアーから何年も離れていたし、それにもう若くもない。同時に色々なビジネスも始めたし、レースの世界にも挑戦したいんだ。だからテニスにはさよならをしたのさ。」って、引退への経緯を語ってました。

秋にあるアジア・シーズンの男子開幕戦のPTTタイランド・オープンには、引退セレモニーが企画される予定で、本人もアマチュアとして主催者推薦で本戦でプレーするかも知れないとのこと。

「テニスを離れることに後悔はないんだ。だって自分が思った以上の成績を収めることができたんだからね。今は先へ進んで、自分がやりたことをしたいんだ。そして将来はレーシング・チームのマネージャーになりたいね。」って、現在の気持ちを語ってました。

彼は当面はレースに参加する傍ら、タイの有能なジュニア選手の育成と、タイのデビスカップの監督を務めることになりそうよ。


今夜から始まる女子USオープン・シリーズの開幕戦の『バンク・オブ・ウエスト・クラシック』は、全仏オープンで左ふくらはぎを痛めて、準決勝で棄権して以来となるエレーナ・デメンティエワが復帰戦として登場します。


その大会の1回戦ではクルム伊達公子選手が全仏での再戦となるディナラ・サフィーナと対戦します。



デメンティエワは、もちろん万全の状態になっていなかったら、大事なUSオープン前のこの時期に無理に試合に出場はしないはず。


こうなったら、クルム伊達vsデメンティエワ・・・見てみたいわね~~~!!!

そしてダブルスでは、リンゼイ・ダベンポートが第2子を出産して以来となるコートに立ちます。


現在34歳のダベンポート。ダブルスでも復帰してくれたのは、本当に嬉しいことよね。


2010年07月24日
どうなるデル=ポトロ&双子の誕生会

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7月16日のブログで紹介したけど、去年のUSオープン・チャンピオンのファン・マルティン・デル=ポトロの復帰について。


そんな彼だけど、USオープン翌週に行われる男子国別対抗戦(デビスカップ)の準決勝で、祖国アルゼンチン対フランスの試合から復帰しようとする見方が強くなったの。


アメリカ・テニス協会もUSオープン出場者リストに彼を入れているらしいの。


怪我から長い間ツアー離脱して、復帰戦にグランドスラムを選ぶのは、とても難しいって見方があるから。それは特に男子は、通常大会では3セットマッチなんだけど、グランドスラムに限っては5セットマッチで、2週間の大会だからなの。

USオープンのように、ハードコートで5セットマッチを戦うことは、怪我をして回復した手首への負担も大きく、試合から離れていたから体力面でもとても厳しい状況になるって考えられるからなの。

やっとラケットを持って練習ができるようになったって伝えられているデル=ポトロ。


秋には復帰が濃厚となったデル=ポトロだけど、大会連覇のかかるUSオープンに出場するかどうか・・・多くの人が知りたいところよね。もうちょっと待ってみましょう。

7月23日にロジャー・フェデラーとミルカ夫婦さんの双子の娘さんの1歳の誕生日パーティーが行われたそうです。


約1年半前、年初のグランドスラムである全豪オープンの決勝戦でナダルに敗れ、その後の優勝セレモニーで涙に暮れた彼。


その後は全仏オープンで初めてタイトルを獲得し、生涯グランドスラムを達成して、続くウィンブルドンではピート・サンプラスの持つグランドスラム最多優勝記録を塗り替える優勝を飾ったのは記憶に新しいわよね。

その3週間後にミルカ夫人は二人の娘さんを出産したのでした。


2010年07月23日
マレー君のラブラブ・バケーション

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7月15日のブログで色んな選手の夏休みを紹介したけど、世界ランク4位のアンディ・マレーも復縁したガールフレンドのキム・シアーズとバハマのホテルでのんびりしている姿を目撃されたんだって。

ロジャー・フェデラーが豪華なヨットを借りて、地中海で奥さんと双子の娘さんと優雅に過ごす姿がインターネットで流出しましたね。


2010年4月4日のブログでお伝えしたように、去年の11月に破局が報じられたマレー君とシアーズさんだけど、今年に入って復縁をして、今は幸せに交際を続けているの。


マレー君は地元のグランドスラムであるウィンブルドンの準決勝で、現在世界ランク1位のラファエル・ナダルに敗れたショックから、なかなか立ち直れずにいたけど、最近はアパートを借りているアメリカはフロリダでトレーニングに励んでいたらしいの。

その練習からちょっとお休みをもらって、ガールフレンドとバハマでつかの間の夏休みをエンジョイしていたんだって。

おそらく今は、またフロリダへ戻って、USオープンへ向けて始まっているアメリカのハードコート・シーズンへ練習を再開していることでしょう。


ガールフレンドと別れてからテニスの成績も今一つで、ランキングも下げちゃったけど、またこうしてホットな交際をスタートさせて徐々にランキングも上昇。


2010年07月21日
幸せそうなデント

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今週行われているアメリカはアトランタでの男子ATP大会に、地元アメリカから出場のテイラー・デントの応援に、奥さんで元プロ選手のジェニファー・ホプキンスと6ヶ月の息子さんが来ているんだって。

日本時間の今朝に行われた1回戦は、同じくアメリカのジェームズ・ブレークと対戦。結果は6-3、3-6、6-4の接戦でデントが勝利を飾りました。


奥さんのホプキンスはデントと同い年の29歳で、2001年にシングルス最高ランキング52位まで行ったの。


ここ数年、怪我に泣かされたデントを内助の功で支え続けたホプキンス。



可愛い息子さんと綺麗な奥さんに見守られて、今週はどんどん勝ち上がって欲しいですね。

恒例の先週の本人選手の結果で~っす。

女子ではドイツの2万5千ドルに出場した瀬間詠里花選手はシングルスでは初戦敗退でしたが、ルーマニア人選手と組んだダブルスでは準優勝を飾りました。



スペインの1万ドルでは予選を勝ち上がったダニエル・カナ選手は初戦敗退でした。イスラエル人選手と組んだダブルスではベスト4入りでした。


タイの1万ドルでは第1シードの秋田史帆選手、予選を勝ち上がった小城千菜美選手が1回戦で、清水咲子選手と加藤茉弥選手は2回戦敗退でした。


今週はアメリカの5万ドルのサーキットに第1シードで奈良くるみ、第4シードに土居美咲、第7シードで瀬間友里加選手が出場してます。


タイの2万5千ドルには、第2シードで藤原里華、第3シードで米村知子、第4シードで浜村夏美、第5シードで米村明子、第6シードで岡田上千晶、第7シードには手塚玲美、前川綾香、高雄恵利加、秋田史帆、青山修子、予選を勝ち上がって加藤茉弥選手が出場してます。ドイツの1万ドルにはアナスタシア・マルホートラ選手が、ボリビアの1万ドルには寺澤知花選手が単身出場してます。

男子はアメリカの7万5千ドルのチャレンジャーでは杉田祐一選手、鈴木貴男選手いずれも初戦敗退でした。


今週もアメリカの5万ドルのチャレンジャーに引き続き杉田祐一、鈴木貴男選手が出場してます。


スペインの1万ドルのフューチャーズでは予選を勝ち上がってダニエル・タロウ選手が、アメリカの1万ドルには小野澤新選手が、単身出場してます。

2010年07月20日
これからもお幸せに~~~!

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7月18日のtennis365のニュースにもなってだけど、男子プロのラデク・シュティエパネックと元女子プロ選手のニコール・バイディソバがめでたくゴールインしたのよね。


21歳のバイディソバは、若干18歳で世界ランク7位まで上り詰めたけど、ここ数年は思うような結果が残せず、シュティエパネックとの婚約を発表し、早々に引退してしまったのよね。

現在世界ランク29位で31歳のシュティエパネックも、2006年には自己最高位8位に上り詰めた選手。



そんな幸せなニュースがもう1つ。


7月8日には小さくてラフな式を挙げたらしいんだけど、二人はジーンズとTシャツ姿で、シャツには「Just Married(結婚したばかり)」の文字が書いてあったんだって。


25歳のアローナは「アスリート同士の結婚だから、何かスポーティーにしたかったの。」って、ラフな式にした理由を語ってました。



2カップルとも今後ともお幸せに~~~!!!

2010年07月18日
セリーナ&エナン、避けられない現実

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7月13日のブログでお伝えしたセリーナ・ウィリアムズの足の怪我だけど、どうやら思ったより悪い怪我だったようなの。


先週その怪我を負った後、土曜日に発表になった今後の予定としては、USオープン前の3大会を欠場するってことだったの。


その時は、欠場理由となる足の怪我の詳細は語られていなかったの。



そして月曜日には、彼女が出場するアメリカのプロ・リーグであるワールド・チーム・テニスから今季のシーズンでの出場が不可能になったって発表されました。


7月10日にニューヨークで行われたNBAのデンバー・ナゲッツのスター選手であるカーメロ・アンソニーの結婚式に出席したセリーナの右足の先には、包帯が巻かれていたんだって。

手術に至るのは、より早い治療によるものだといいんだけどね。


ウィンブルドンの4回戦の試合中に、滑って右肘を負傷してしまったジュスティーヌ・エナン。



その試合は最後までやったものの、試合後の診察の結果は恐れていたものでした。



今回、コーチであるカルロス・ロドリゲス氏の見解では秋の北京大会が復帰戦になる見込みらしいわ。


USオープンを欠場することが決まった時点で、エナンが復帰シーズンでのメジャー・タイトル獲得の夢はなくなったわ。


「彼女はまたやってくれるさ。もうちょっと時間が必要なだけ。来年はまたグランドスラムの頂点に立てる準備が出来ている。」って語ってました。

とりあえず今は、両サイド、シングルハンドの彼女には特に負担のかかる右肘を完治させないと今後のプレーに支障を来たしてしまうから、治療に専念してもらいたいわね。


2010年07月17日
圭君のスポンサー&現在のサフィン

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圭選手もまた契約が更新されてやる気も増したことでしょう。




昨日のブログで来週開催のアトランタ大会の予選に出場するって書いたけど、彼のフェースブックによると、もう1週間トレーニングを積むことに変更したそうです。


昨シーズンを最後に引退した元世界ランク1位のマラット・サフィンは、ラケットは置いたものの、テニスからは離れられずにいるの。


彼は現役時代、とても個性的な選手で有名でした。



ウィンブルドンに姿を現した彼は「走り回って、誰に対しても良い人にならなきゃならないね。」って、冗談混じりにおどけて見せていたんだって。

選手としてじゃなくてウィンブルドンの会場へ登場したサフィンは、改めてウィンブルドンの素晴らしさに気が付いたみたいよ。


彼の地元はモスクワで毎年開催されている『クレムリン・カップ』への宣伝にも力を入れていたようね。

「地元の大会にもっとたくさんの選手を呼びたいんだ。もっと素晴らしい大会にしたいし、最近はあまりトップ選手の参加が少なくなってしまったからね。もっと世界のトップ選手のプレーをファンも見たがっているのさ。」って、精力的な活動をしてました。

サフィンは実の妹であるディナラ・サフィーナも世界一になるなど、プロ選手として唯一兄弟揃って世界のトップに上り詰めた選手なの。


同じように怪我に苦しんだサフィンは「彼女は今はとても苦しんでいる。腰に怪我を負っているんだ。痛みの中試合に出ていたけど、そんな状態で試合に臨んではいけないよ。」だって。

「6ヶ月くらいの休養は必要さ。そして将来のことをしっかり考える必要がある。2週間ここで試合をしてまた2週間別の場所で試合をして・・・何て繰り返していたら、また怪我をしてしまうよ。」とアドバイスしてお兄さんらしい一面も見せてました。

2010年07月16日
デル=ポトロの復帰予定

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そんな彼から朗報が。



デル=ポトロは彼のツイッターで「回復具合に医師も喜んでいる。今は手首の強化を続けてラケットを握れるように準備しているんだ。」ってつぶやいているそうよ。

祖国アルゼンチンが出場する国別対抗戦(デビスカップ)の準決勝への出場に意欲的な姿勢を示しているんだって。


つまりもしかしたらUSオープンが開催されるフラッシング・メドウで、彼の元気な姿も見られるかも知れないの。


USオープンで連覇・・・とは行かないまでも、早くツアーへ戻って、1試合でも多くこなして、試合感とかフィジカル面でもツアーで戦って行けるようになって欲しいですよね。

そのUSオープンへ向けてのアメリカのハードコート・シーズンも、男子は来週から、女子は再来週から始まります。


男子アメリカ人のエースであるアンディ・ロディックが主催者推薦で本戦から出場することが決まりました。



新しいシーズンが始まりますね。



2010年07月15日
選手達の夏休み

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全仏オープン、ウィンブルドンと、4回あるグランドスラムの3つが終わりました。


それまでの間、しばし夏休みを取っている選手も多いの。


試合後には、ロッカールームで優勝果たした選手達とトロフィーを一緒に掲げて喜びを分かち合っていました。


ロジャー・フェデラーは奥さんと双子の娘と一緒に、地中海で豪華なヨットを借りてバケーションを楽しんでいるようです。


ウィンブルドンで連覇を達成したセリーナ・ウィリアムズは、ロサンゼルスのマンションでウィンブルドンでの優勝祝賀パーティーなるものを開いて、家中を飾ってお客さんを招いていたんだとか。

ウィンブルドン準優勝のヴェラ・ズヴォナレーワは親友の結婚式に出席。


恒例の先週の本人選手の結果で~っす。

女子ではアメリカの5万ドルのサーキットで、第6シードの波形純理選手がベスト8入りでした。第3シードの奈良くるみ選手は見事決勝進出を果たしたけど、惜しくも敗れて準優勝でした。

ドイツの2万5千ドルでは、瀬間詠里花選手がシングルスでは2回戦敗退でしたけど、ダブルスでは、セルビア人選手と組んで、見事優勝をはたしました。


中国の2万5千ドルでは、第6シードで藤原里華選手と前川綾香選手が1回戦で、第8シードで浜村夏美選手、岡田上千晶選手が2回戦で負けちゃいました。ダブルスでは台湾人選手と組んだ前川ペアーが準優勝でした。

タイの1万ドルでは、第3シードの山本愛選手と、宮崎優実選手が1回戦で、加藤茉弥選手が2回戦敗退でした。ベスト8には久見香奈恵選手が、ベスト4には第7シードの清水咲子選手が入りました。第1シードで秋田史帆選手は見事優勝を飾りました。


国内は東京での1万ドルのサーキットでは、ベスト8に第7シードの伊藤和沙選手、関根慧、川崎好美、木下ミサ選手が、ベスト4には田中優季、桑田寛子選手が入りました。決勝戦は第2シードの田中真梨選手と大西香選手の対戦となり、フルセットの逆転で大西選手が優勝しました。

ダブルスではベスト4に第1シードの岡&井上ペアー、伊波&長谷川ペアーが入りました。決勝戦は第3シードの新井&井上ペアーと萩本&大西ペアーの対戦となり、新井&井上ペアーが優勝しました。

今週はドイツの2万5千ドルに瀬間詠里花選手が、イギリスの2万5千ドルに石津幸恵、井上雅選手が出場してます。スペインの1万ドルには予選を勝ち上がってダニエル・カナ選手が、アメリカの1万ドルには高山千尋、川床萌選手が出場してます。

タイの1万ドルには第1シードに秋田史帆、第4シードに前川綾香、清水咲子、予選を勝ち上がって小城千菜美、加藤茉弥が出場してます。

男子は先週はツアー下部大会へ出場の選手はいませんでしたね。

今週は、アメリカの7万5千ドルのチャレンジャーに杉田祐一、鈴木貴男選手が出場してます。アメリカの1万ドルのフューチャーズには佐藤文平、小野澤新選手が出場してます。

2010年07月13日
セリーナの怪我&WTTでの好ゲーム

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今季グランドスラム第3戦のウィンブルドンで、2連覇を達成し4度目のウィンブルドン優勝を飾ったセリーナ・ウィリアムズが、足の裏を切る怪我をしてしまって、先週から行われているアメリカのプロ・テニス・リーグのワールド・チーム・テニス(WTT)への出場が絶望となったんだって。

ウィンブルドン後は、7月9日のブログで紹介した、7月8日に行われたキム・クレイステルスとのベルギーでのエキシビションに登場して元気な姿を見せていたの。

ワシントン・キャッスルズに所属しているセリーナのWTTでの初試合は、そのエキシビションの翌日の9日、ニューヨークで行われたニューヨーク・バズとの試合だったんだけど、それに欠場したってことは、エキシビションが終わって翌日の試合の間に怪我をしちゃったってことみたいね。

足の裏を切ってしまって針で縫ったようなんだけど、どんな状況で怪我をしたかとか、怪我の具合はどれくらいなのかは、報道されていません。

9日の試合では、マルチナ・ヒンギスが所属しているニューヨーク・バズとの試合だったから、いきなりセリーナ対ヒンギスが見られるかって思ったけど、夢は叶いませんでしたね。

そのヒンギスは、女子シングルスで現役選手のアンジェラ・ヘインズに5-0で勝利して、ニューヨーク・バズ唯一の勝利を飾りました。


そのヒンギス、7月7日にワシントンDCでワシントン・キャッスルズと行われた試合では、セリーナと同じくワシントン・キャッスルズに所属しているヴィーナスも登場して、ヒンギスと対戦。


セントルイス・エースィズではリンゼイ・ダベンポートが登場してるわね。


翌7日のサクラメント・キャピタルズでもヴァニア・キングとシングルスを行って、5-3で勝利を上げて、10日にはワシントン・キャッスルズのヴィーナスと対戦して5-3で勝利。


7月25日まで続くこのリーク戦。ヴィーナス、ヒンギス、ダベンポートも登場しているし、男子ではジェームズ・ブレークやウィンブルドンで歴史を塗り替えたジョン・イズナーやアンディ・ロディック、ブライアン兄弟にジョン・マッケンローなどなど豪華な顔ぶれ。

こっちの結果も紹介して行きますね~~~~!!!

2010年07月12日
テニス殿堂入り

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先週アメリカはロードアイランド州ニューポートで行われたキャンベル・テニス殿堂選手権の大会期間中の土曜日に、今年のテニス殿堂入りの名プレーヤー達の表彰式が執り行われました。

1990年代に『ウッディーズ』として活躍したダブルス・ペアのマーク・ウッドフォードとトッド・ウッドブリッジがこの日表彰されました。

ウッディーズは1990年代に、ダブルスのタイトルを総なめするくらい、世界のトップ・ペアだったの。グランドスラムの11大会を含む61大会で優勝を飾り、今年ボブ&マイクのブライアン兄弟がその61回に並ぶまで、歴代最多優勝記録を持っていたの。

ウッディーズと時を重ねて、女子ダブルスの頂点に君臨したのが、ジジ・フェルナンデスとナターシャ・ズベレワ。この二人もこの日のセレモニーで表彰された名選手です。14個ものグランドスラム優勝を成し遂げた二人には、2002年にテニス殿堂入りしたパム・シュライバーから紹介されました。

残りの3人は、車椅子テニスのパイオニア的存在のブラッド・パークスで、彼は車椅子テニス選手から初めてテニス殿堂入りを果たしました。

それからオゥエン・ダビッドソン氏とデレク・バードウィック氏はマスター・プレーヤーとして表彰されました。バードウィック氏は、既に他界しているけど、素晴らしい選手や人々に名を連ねましたね。おめでとうございます!

2010年07月09日
デ杯組み合せ&観客動員数新記録

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今週末に行われる男子国別対抗戦(デビスカップ)のワールドグループの準々決勝の組み合わせが発表になりましたね。


金曜日はガエル・モンフィス対ダビド・フェレール、ミカエル・ロドラ対フェルナンド・ベルダスコ。日曜日は入れ替わってシングルスが行われます。土曜日はダブルスで、ジュリアン・ベネトー&ロドラ対フェリシアーノ・ロペス&ベルダスコの対戦。

ロシアはアルゼンチンを招いて準々決勝を行います。金曜日はニコライ・ダビデンコ対ダビド・ナルバンディアン、ミカエル・ヨージニ対レオナルド・メイヤー。土曜日のダブルスは、テイムラズ・ガバシュビリ&イゴール・クニツィン対ナルバンディアン&オラシオ・ザバリョスが対戦。

セルビアはクロアチアへ訪れての対戦。金曜日にイヴァン・リュビチッチ対ノヴァーク・ジョコビッチ、マーリン・チリッチ対ヴィクター・トロイキ。イヴァン・ドギッグ&アントニオ・ベイチ対ヤンコ・ティプサレビッチ&ネナド・ジモンイッチが土曜日にダブルスで対戦。

残りの1試合はチリでチェコ共和国が対戦。ニコラス・マス対イヴォ・ミナール、ポール・カプデビル対ヤン・ハジェック。土曜日はホルジ・アングイラー&カプデビル対フランティセ・チェルマック&ルーカス・ドロウィのダブルスが行われます。

連覇を狙うスペインは世界ランク1位のラファエル・ナダルを欠いているけど、十分勝算のある布陣なんじゃない?


今行われているサッカーのワールドカップのように、国を代表して戦って、祖国を世界一へと導くために各選手がポイントも賞金もないのに頑張っているのよね。


7月2日のブログでも書いたけど、7月8日にベルギーで行われたエキシビションでは当初の目標だった、エキシビションでの最高観客動員数で新記録を更新しました。


当初はキム・クレイステルスとジュスティーヌ・エナンによる『ベスト・オブ・ベルジァム』と呼ばれるエキシビションになるはずだったの。

でも、ウィンブルドンの4回戦で、そのクレイステルスとの試合中に右肘の腱を痛めてしまって、数ヶ月んぼツアー離脱を余儀なくされちゃって、このエキシビションも当然出場できなくなっちゃったのよね。

これまでの記録は、1973年にアメリカはテキサス州ヒューストンで行われたビリー・ジーン・キングとボビー・リッグスによる、性別を越えた戦いとして行われたエキシビションで記録したものでした。

今回のエキシビションは、主審がマルチナ・ナブラチロワと、とても豪華なもの。



そうそう嬉しいニュースが。


松井選手のブログで報告がありましたね。



2010年07月07日
日本人の活躍です

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恒例の先週の本人選手の結果で~っす。

男子はアメリカの5万ドルのチャレンジャーでは、伊藤竜馬選手が1回戦で、第7シードの添田豪選手が2回戦敗退でした。

マレーシアの1万5千ドルのフューチャーズでは予選を勝ち上がった赤羽毅朗選手でしたが、1回戦突破とは行きませんでした。

国内は北海道で1万ドルのフューチャーズが行われていて、ベスト8には第1シードの井藤祐一選手、佐藤文平選手、仁木拓人選手が、ベスト4には第3シードの近藤大生選手、久松亮太選手が入りました。


ダブルスでは、ベスト4に第4シードの仁木&喜多ペアーと井藤&石井ペアーが入りました。決勝では、台湾人選手と組んで第2シードの佐藤ペアーが第1シードの岩見&近藤ペアーをフルセットの接戦で下して優勝を飾りました。

今週はチャレンジャーやフューチャーズのツアー下部大会への出場の日本人男子選手はいませんね。アメリカで行われているATPのグランプリ大会には添田豪選手が本戦から出場してます。伊藤竜馬選手は予選にチャレンジしたけど、1回戦敗退でした。

ランキングでは添田豪選手が124位から118位へ、伊藤竜馬選手が256位から236位へ、近藤大生選手が445位から389位へ、岩見亮選手が647位から531位へ、松井俊英選手が625位から551位へジャンプしました。

女子ではスペインの5万ドルのサーキットで、藤原里華、米村明子選手が1回戦で敗退でした。第7シードの米村知子選手はベスト8でした。


タイの1万ドルのサーキットでは、加藤茉弥選手、予選を勝ち上がった古賀愛選手が1回戦で、小城千菜美選手、宮﨑優実選手が2回戦敗退でした。ベスト8には第2シードの山本愛選手が入りました。ダブルスでは加藤&小城ペアーがベスト4でした。

中国の1万ドルには第2シードの岡田上千晶選手が1回戦で、第3シードの前川綾香選手、山外涼月選手が2回戦敗退でした。

今週はアメリカの5万ドルのサーキットに第3シードで奈良くるみ、第6シードで波形純理選手が出場してます。ドイツの2万5千ドルには瀬間詠里花選手が単身出場してます。スペインの2万5千ドルには第5シードに米村知子、米村明子、石津幸恵選手が出場してます。

中国の2万5千ドルでは、第6シードで藤原里華、第8シードで浜村夏美、岡田上千晶、前川綾香、選手が出場してます。タイの1万ドルには第1シードで秋田史帆、第3シードで山本愛、第7シードで清水咲子、予選を勝ち上がって加藤茉弥、同じく予選から久見香奈恵、宮﨑優実選手が出場してます。

国内は東京で1万ドルのサーキットが行われていて、第1シードに岡あゆみ、第2シードに田中真梨、第3シードに宮村美紀、第4シードに井上万里、第5シードに中野佑美、第6シードに越野由梨奈、第7シードに伊藤和沙、第8シードに小沢槙穂選手らが出場してます。

ランキングでは森田あゆみ選手が101位から89位へ、奈良くるみ選手が149位から117位へ、土居美咲選手が163位から150位へ、波形純理選手が190位から174位へ、手塚玲美選手が321位から297位へと上昇しました。

2010年07月06日
引退した女子選手達の晴れ舞台

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先週まで行われていたウィンブルドンでは、引退した選手達によるダブルスも行われておりました。


そのレディース・インビテーション・ダブルスでは、ヒンギス&クルニコワ組が決勝へ進んで来るかと思われたけど、予選のラウンドロビンで、トレーシー・オースチン&キャシー・リナルディ=スタンケル組に惜しくも敗れて決勝戦へ進めませんでした。

そのオースチン&リナルディ=スタンケル組が決勝で対戦したのが、マルチナ・ナブラチロワ&ヤナ・ノボトナ組だったの。


予選のラウンドロビンにも豪華な顔ぶれが揃ってましたね。


ナブラチロワ&ノボトナ組のグループBには、アナベル・クロフト&マグダレーナ・マレーバ、イラナ・クロス&ロサリン・ニデファー、コンチータ・マルチネス&ナタリー・トージアが参戦してました。

ナブラチロワは乳ガンを宣告されて、この大会の2週間前にその治療の1つである、放射線知治療を終えたところだったの。


今年のウィンブルドンは、そのレディース・インビテーション・ダブルスや男子決勝が行われた大会最終日の日曜日は、観客動員数が最終日としては過去最高の3万2千036人となりました。


大会を通しては、48万9千946人で、去年の最高記録の51万1千043人に次いで2番目の多さだったんだって。

お天気恵まれて、センターコートの屋根が本当に必要なかった大会でしたね。



2010年07月05日
ウィンブルドンも終わり・・・

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ウィンブルドンも終わっちゃいましたね。



男子はやっぱりロジャー・フェデラーが勝ち上がってくると思ったし、女子もセリーナの姉のヴィーナスか復帰したベルギー勢のどっちかな?とか思っていたけど、その予想を覆す下位シード選手が勝ち上がって来ましたね。

男子のトーマス・ベルディフも女子のヴェラ・ズヴォナレーワも、決勝戦でこそ優勝者に圧倒されてしまった感じだけど、今大会の勝ち上がりは見事なものがありました。

今日発表になった最新の世界ランキングで、ベルディフは8位と自己最高位を更新しました。


何と言っても大きな変化はフェデラーが3位に後退したことでしょう。


今後のフェデラーは、また1位へ返り咲くのはちょっと難しいような気がしちゃいますけど、世界のトップ3やトップ5にいつまでいられるかって感じになるんでしょうね。


2010年07月03日
男子決勝&怪我の治療

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ウィンブルドンの男子シングルスの決勝戦の対戦も決まりましたね。



ベルディフはさすがに芝の王者フェデラーを下しただけあって、今大会は好調を維持していて、準決勝のノヴァーク・ジョコビッチ戦でも試合の主導権をジョコビッチに渡すことなく、戦い切りましたね。

ナダルは大会途中では、右膝の状態を不安視する声が上がったりもしたけど、そんなことを忘れさせてくれるほどの普段と全く変わらないフットワークで、地元期待のアンディ・マレーをストレートで退けました。

無類のサッカー好きでも知られるナダルは、そのマレー戦の前の練習で、サッカーを用いて体を動かしたんだって。


その姿は全く膝の不安を感じさせないもので、コーチで伯父のトニー・ナダル氏もナダルの状態は良好で、彼が優勝した2008年の時と同じようにプレーできるはずって2度目の優勝へ手応えを感じているようね。

それでもスポーツ医学に詳しいドクターは、彼のことに対して、あのムキムキに鍛えられた体は膝への負担を増やしているって見方もしてるの。


加えて、フットワークにたよる彼のプレースタイル自体が、膝へのストレスを増加させているから、膝の腱への負担はより増すはずって。

そしてその腱って言うのが治療に時間がかかる部位なんだって。


だから過去の名プレーヤー達も、同じような怪我のために引退が早くなっちゃったり、復帰できずにコートを去ってしまう選手がいたりしたのよね。

そして今回のウィンブルドンの準々決勝でマレーに負けちゃったジョー・ウィルフリード・ツォンガも、このウィンブルドンで膝を痛めてしまったの。


当然来週に行われる男子国別対抗戦(デビスカップ)の準々決勝にフランス代表としてのプレーは諦めざるを得なくなってしまったの。


フランスはリシャール・ガスケの欠場もすでに決まってるわ。


これから夏のアメリカのハードコート・シーズンも始まるし、そのシーズンの最後には今季最後のグランドスラムであるUSオープンもあるから、それへ向けて各選手が体調を整えたいって言うのも納得よね。


2010年07月02日
女子決勝戦&エナンのツアー離脱

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ウィンブルドンでは、女子の決勝戦のカードが決まりましたね。



ズヴォナレーワもセリーナもノーシード選手と準決勝を戦いました。


ズヴォナレーワはツベタナ・ピロンコバと対戦したんだけど、この二人は去年の10月にモスクワの大会の2回戦で対戦していて、当時世界ランク7位で第1シードのズヴォナレーワだったんだけど、同126位だったピロンコバに0-6、2-6と完敗していたのよね。

第1セットはそんな過去の対戦を思わせるようにピロンコバのペースで進んで、ピロンコバが先取。


第2セットを奪ったズヴォナレーワが第3セットでも主導権を握って、結局3-6、6-3、6-2の逆転で自身初のグランドスラムの決勝進出を決めました。

その後に行われたもう1つの準決勝では、女王セリーナにペトラ・クヴィトバが臨んだの。


クヴィトバはどこまで集中力を切らせずにプレーできるかしらって思っていたんだけど、武器であるフォアハンドにミスが目立ち始めて苦しい展開に・・・。


もうこうなるとセリーナのサーブをブレークするのは至難の業になってしまって、次のサーブをしっかりキープしてゲームセット。


20歳のクヴィトバは、将来を有望視されているだけあって、見事な戦いぶりをこのウィンブルドンでは見せてくれましたね。


そのウィンブルドン女子シングルス4回戦でキム・クレイステルスとジュスティーヌ・エナンのベルギー対決が実現したけど、その試合で負けたエナンは、痛めた右肘のために、USオープンを含むアメリカのハードコート・シーズンをスキップすることになっちゃったみたいね。

そのクレイステルスとの試合開始早々、リターンダッシュを試みた時に、芝に足を取られて転倒。



試合後の診断の結果は、腱の一部が切れているらしく、約2ヶ月間の休養が必要と診断されたんだって。

そのため祖国ベルギーで7月8日に予定していた『ベスト・オブ・ベルジァム』と称するクレイステルスとのエキシビションもキャンセルせざるを得なくなったゃったんだって。

そのエキシビションはエナンに代わって、女子シングルス決勝進出を果たしたセリーナ・ウィリアムズが出場することが決まったんだとか。

そのセリーナは、姉のヴィーナスと一緒に出場していた女子ダブルスでは、今年に入って負けなしだったのに、今回のウィンブルドンの準々決勝でまさかの敗退。


セリーナはその処分にとても驚いたんだって。


ダブルスってどうなってるんでしょうね???
