2010年07月03日
男子決勝&怪我の治療

一日一回クリックしてねん


ウィンブルドンの男子シングルスの決勝戦の対戦も決まりましたね。



ベルディフはさすがに芝の王者フェデラーを下しただけあって、今大会は好調を維持していて、準決勝のノヴァーク・ジョコビッチ戦でも試合の主導権をジョコビッチに渡すことなく、戦い切りましたね。

ナダルは大会途中では、右膝の状態を不安視する声が上がったりもしたけど、そんなことを忘れさせてくれるほどの普段と全く変わらないフットワークで、地元期待のアンディ・マレーをストレートで退けました。

無類のサッカー好きでも知られるナダルは、そのマレー戦の前の練習で、サッカーを用いて体を動かしたんだって。


その姿は全く膝の不安を感じさせないもので、コーチで伯父のトニー・ナダル氏もナダルの状態は良好で、彼が優勝した2008年の時と同じようにプレーできるはずって2度目の優勝へ手応えを感じているようね。

それでもスポーツ医学に詳しいドクターは、彼のことに対して、あのムキムキに鍛えられた体は膝への負担を増やしているって見方もしてるの。


加えて、フットワークにたよる彼のプレースタイル自体が、膝へのストレスを増加させているから、膝の腱への負担はより増すはずって。

そしてその腱って言うのが治療に時間がかかる部位なんだって。


だから過去の名プレーヤー達も、同じような怪我のために引退が早くなっちゃったり、復帰できずにコートを去ってしまう選手がいたりしたのよね。

そして今回のウィンブルドンの準々決勝でマレーに負けちゃったジョー・ウィルフリード・ツォンガも、このウィンブルドンで膝を痛めてしまったの。


当然来週に行われる男子国別対抗戦(デビスカップ)の準々決勝にフランス代表としてのプレーは諦めざるを得なくなってしまったの。


フランスはリシャール・ガスケの欠場もすでに決まってるわ。


これから夏のアメリカのハードコート・シーズンも始まるし、そのシーズンの最後には今季最後のグランドスラムであるUSオープンもあるから、それへ向けて各選手が体調を整えたいって言うのも納得よね。


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