2012年12月16日
全仏オープン拡張計画終了が1年延長

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今日のtennis365のニュースになっているけど、USオープンの男女シングルスの準決勝と決勝戦の間に1日の休養日を設けて女子の決勝戦を日曜日に、男子の決勝戦を月曜日へとスケジュールを変更する決定をUSTA(全米テニス協会)が下したの。

例年だと2週間に渡って開催するUSオープンは、月曜日から始まり翌週の日曜日に男子決勝戦を行って全てのスケジュールを終えるの。でもこの5年間は、雨によるスケジュールの乱れで月曜日に男子決勝戦がずれ込んでいる事が続いていたのよね。

きっとそんな事が続いて、月曜日に男子決勝戦を行う事も“あり”なんじゃないかって判断が下されてんじゃないかしら?特に準決勝と決勝戦はすぐ次の日に行われるスケジュールが組まれているから、選手への負担も大きいって言われていたらしいの。

2013年のUSオープンは1日延長して行われる事に決めたみたい。2014年とその後のスケジュールに関しては、来年のUSオープンの状況を見てから決める事になっているんだって。

グランドスラムと言えば、全仏オープンもその会場を拡張する計画があったんだけど、それも1年間先延ばしになってしまったらしいわ。

年間4回あるグランドスラム大会で一番会場が小さいと言われている全仏オープン。それに今では他のグランドスラムではスタジアム・コートに屋根を取り付けたりして、悪天候でスケジュールが崩れにくくするようにしていて、全仏オープンもメイン・スタジアムであるフィリップ・シャトリエにも屋根を付ける計画を立てていたの。

フランス・テニス協会会長のジャン・ガカッシン氏が地元のテニス雑誌の取材で、延長を明らかにしたらしいわ。

この計画は今までの全仏会場が21エーカーだった場所を30.8エーカーへと拡大するもので、前述のように屋根も取り付ける計画が立っていたんだって。その予算も当初の予定だった2億7300万ユーロ(約300億3千万円)から3億4000万ユーロ(約374億円)に膨らんだんでしまったみたい。

新しい全仏オープンを見られるのはまだまだちょっと先のようね。

2012年12月08日
リオデジャネイロ五輪のルールは?

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次回のオリンピックのブラジルはリオデジャネイロ・オリンピックのテニス競技で、ちょっとした試合方法変更が考えられているんだって。

それは以下の2点。フルセットになった場合、今年のロンドン・オリンピックまでは2ゲーム差がつくまで戦っていたけど、第3セットも6-6になったらタイブレークを採用しようと言う案。

もう1つは、ベスト4(準決勝)まで進出して負けると、次に3位決定戦が行われていたけど、それは行わず、負けた2選手(2ペアー)に銅メダルを授与すると言う案。

1つめのタイブレークは、今年のオリンピックの準決勝で、ロジャー・フェデラーはファン・マルティン・デル=ポトロと対戦し、ファイナルセットを19-17の大接戦で勝利して決勝進出していたの。

そして決勝戦では、アンディ・マレーと対戦したけど、マレーは準決勝でノヴァーク・ジョコビッチを7-5、7-5のストレートで下していて、決勝戦ではフェデラーは全く制裁を欠いたプレーで、あっさり負けてしまったの。

それは準決勝の壮絶な戦いのすぐ翌日に決勝戦が行われたからエネルギー切れだとも言われていたのよね。

グランドスラムでもUSオープンだけはファイナルセットはタイブレーク制を用いてはいるわ。でもグランドスラムは、シングルスで毎日試合がある事はあまりなく、だいたい1日おきに試合があるから、オリンピックとはちょっと違うのよね。

3位決定戦も、グランドスラムより短い期間で行われるオリンピックは、それなのにシングルス、ダブルスに加え、ミックスダブルスも行われると言う過密スケジュールが組まれている事から、3位決勝戦は行わないようにしようか・・・って言う案が出ているんだって。

1988年のソウル・オリンピックは3位決定戦は行われなかったのよね。

もちろん、まだまだ先のオリンピックだから、正式に決定するのもまだ先みたいなんだけど、それじゃなくても今のツアーはスケジュールが厳しいって言われているから、そこにオリンピックが入るシーズンは、より一層なのよね。

試合時間の短縮となるタイブレーク制の採用や、3位決定戦の割愛は、過密スケジュールを緩和させる事に繋がるとの見方らしいのよね。いったいどうなるのかしらね?

2012年10月29日
次の開催地は???

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先週、トルコはイスタンブールで開催された女子ツアー最終戦だけど、開催地となっているイスタンブールは、来年の2013年大会で開催地としての3年契約が切れてしまうの。2014年から新たな開催地を探さなければならなくなっているんだって。

その開催地候補として立候補した都市が明らかになったのでお知らせします。

それは4都市で、ロシアのカザン、メキシコのメキシコ・シティ、中国の天津、そしてシンガポール。

イスタンブールは去年も今年も、最終戦のチケットは好調な売れ行きだったの。今年も、どの開催日も完売状態だったのにも関わらず、2014年以降の契約延長の申し出はなかったんだって。

上記の4都市では、シンガポール以外は現在もWTA大会を開催中の都市なのよね。その都市を含む43の都市が開催地として興味を示していたらしいんだけど、結局、積極的に立候補したのはその4都市だったみたい。

2014年にはサッカーのワールドカップや、2016年にはオリンピックまで開催されるリオデジャネイロも立候補する強い意思を示していたらしいんどけど、結局正式な立候補はされなかったらしいわ。

日本の都市も是非とも立候補して欲しかったな~って言うのがPinkyの本音だけど、やっぱりテニスは日本ではまだメジャースポーツの仲間入りは出来ていないのかしらね?

10月27日のブログでお伝えしたジョー・ウィルフリー・ツォンガがロジャー・ラシード氏を新しくコーチに雇うと言うお話し。直前にはオーストラリア出身のラシード氏は、同じオーストラリア出身で期待の若手であるバーナード・トミックの事をコーチするって情報が流れていたのに、ツォンガの正式なコーチに就任するとこになったの。

ラシード氏がツォンガの元へコーチとして行く事を決めた原因をこんな風に語ってました。

「男子ツアーの現状は、それほど悪くない選手達なのに、二番手で良いと言う空気を感じるんだ。いわゆるトップ4と呼ばれるロジャー・フェデラー、ノヴァーク・ジョコビッチ、アンディ・マレー、ラファエル・ナダルを倒す事は出来ないって思っていて、彼等の次に来れれば良いと思っているように見受けられる。」
「そんな精神力は好きじゃないし、ジョーはそうじゃないんだ。彼はそれを明確に現している。」
ってツォンガについて語っているの。まあ、それを聞いたら他の選手達も、決してそうじゃないって反論するだろうし、そのトップ4の壁を破ってやるって思っているに違いないと思うんだけどね。

でもラシード氏は、ツォンガに対して他の選手より強い精神力を感じ取ったんじゃないかしら?来年はこのトップ4にツォンガがどこまでくい込めるかしらね!

2012年05月21日
女子ツアーに新しい大会

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現在の女子プロツアーは、一番上に年間4回あるグランドスラムがあって、その下に女子プロテニス協会が管轄するWTAツアーがあるわね。そのWTAツアーの中にもランクがいつくかあるんだけど、更に下にはツアー下部大会として国際テニス連盟のITFが管轄するサーキット・ツアーがあります。
そのサーキット・ツアーは、一番下が賞金総額1万ドルから、上は10万ドルまであるんだけど、今年のおわりから新に、サーキットとWTAツアーの間にWTAチャレンジャー・シリーズと言う新しいレベルの大会を設けることが決まったんだって!
先週発表されたこの新しい大会は、よりランキングを上げてより上の大会に出られるようにするためのサーキット大会と同じ様な物なんだけど、現在のツアーでは、そのサーキット大会とWTAツアーの間にちょっと差があって、それを少しでも埋めようとする物らしいわ。
サーキット大会の一番上の10万ドル大会は優勝ポイントが150ポイントなんだけど、新に設けられたチャレンジャー・シリーズは、賞金総額が12万5千ドルで優勝ポイントが160ポイントになる見込みなんだって。
最初に行われるこのチャレンジャー・シリーズは、今年の10月27日から台湾の台北で行われる事が決まりました。これまではその時期に台北では、サーキットの一番上の10万ドル大会が開催されていたんだけど、今年からその1つ上のチャレンジャー・シリーズとして新にお目見えするそうよ。
そう言えば確か、去年のその台北のサーキット大会では、サーキット大会として初めてホークアイが使用されて、審判のジャッジに対して選手のチャレンジが認められたと記憶してます。
台湾も、男子も女子も今ではトップ100入りする選手も出てきて、世界の舞台で活躍しているわよね。こうして世界大会へも力を入れるのも納得できるわね。日本の女子選手もきっと去年同様、たくさん参加するだろうから、WTAツアーへの登竜門になる事でしょう!
2011年02月23日
男子テニスツアーの2010ベスト大会が発表に

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男子プロテニス協会のATPが統括するテニスツアーは、3種類に別れているの。ATPワールドツアー・マスターズ1000、ATPワールドツアー500、ATPワールドツアー250の3つ。

昨シーズン行われた各大会で、選手達が選ぶベスト・トーナメント賞が発表になりました。それぞれは以下の3大会。上海ロレックス・マスターズ、ドバイ・デューティフリー・テニス選手権、スキースター・スウェーデン・オープン。

上海マスターズは2009年から開催されている大会で、その初開催となった2009年にもこの賞に選ばれて、これで2年連続での受賞となりました。去年の決勝戦ではアンディ・マレーがロジャー・フェデラーを下して優勝してました。

今週開催されているドバイ・テニス選手権は過去8年間で7回目の受賞。2003年から2006年と2008年から2010年の7回。去年はノヴァーク・ジョコビッチがミハイル・ヨージニを下して、大会2連覇を達成しましたね。

スウェーデン・オープンは7月に行われるクレー大会で、2002年から2010年と9年連続での受賞となりました。去年は前年度チャンピオンのロビン・ソデルリングを下したニコラス・アルマグロが優勝しました。

選手達から選ばれるなんて、大会関係者にしては本当に嬉しい受賞だと思います。1年間通して世界各地で大会が開催されているけど、また来年もこの大会に戻って来たいって選手が思うような大会って、とっても素敵ですよね。日本の大会もいつか選ばれるようになればいいですね!

恒例の先週の日本人選手の結果で~っす。

女子ではアメリカの2万5千ドルのサーキットでは、第8シードの石津幸恵選手、中村藍子選手、手塚玲美選手が1回戦で、青山修子選手が2回戦で敗退しちゃいました。ダブルスでは第2シードの青山&手塚ペアーが第1シード・ペアーをストレートで下して優勝しました。

インドの1万ドルでは寺澤知花選手、予選を勝ち上がった北崎悦子選手が1回戦で敗退でした。第7シードの久見香奈恵選手、第8シードの山本愛選手はいずれもベスト8でした。ダブルスではベトナム人選手と組んだ久見ペアーがベスト4でした。

今週はオーストラリアの2万5千ドルに第1シードで飯島久美子、第4シードで秋田史帆、第6シードで藤原里華、第8シードで岡田上千晶、高雄恵利加、瀬間友里加選手が出場してます。インドの1万ドルには久見香奈恵、山本愛選手が引き続き出場してます。

ランキングでは森田あゆみ選手が57位から48位へと自己最高位を更新しました。中村藍子選手は648位から590位へとジャンプ。怪我から復帰してどこまでランキングを戻せるでしょうか。

男子ではスペインの1万ドルのフューチャーズ大会に予選を勝ち上がってダニエル太郎選手が出場したけど、1回戦で負けちゃいました。

今週はオーストラリアの1万5千ドルのフューチャーズ大会に第4シードで守屋宏紀選手が単身出場してます。アメリカの1万5千ドルには予選を勝ち上がって藤井信太選手が出場してます。

2010年04月20日
アイスランドの噴火の影響

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昨日のブログでもちょっとお伝えしたけど、アイスランドの噴火で火山灰が広範囲に広がったため、ロシアの一部とヨーロッパ各地の空港が閉鎖されて飛行機が飛ばなくなってしまってしまってる影響がテニス界にも広がってますね。

今月15日から空港閉鎖が相次ぎ、日本女子チームはスロベニアで行われるフェドカップのワールドグループ2への入れ替え戦に出発できなくて、日本で待機状態。

現在行われている男子のバルセロナ・オープンも予選が先週17日から始まったけど、直前に現地入りする予定だった3選手が出場できない事態に。

今週末各地で行われるフェドカップにも大きな影響が出ております。



ITF自体は、なるべく予定通り行えるように希望しているけど、選手が会場に辿り着けなかったら、もちろん不可能だからね!

アメリカで行われる予定のワールドグループ1の準決勝のロシア対アメリカも、ロシア監督のサーミル・タルピスチェフ氏とメンバーのアナスタシア・パブリュチェンコワがモスクワからアメリカへ移動できずにいるの。

ワールドグループ1への入れ替え戦でウクライナ入りしなければならないオーストラリア・チームも、先週アメリカで行われたファミリー・サークル・カップで優勝したサマンサ・ストザーと彼女のコーチでフェドカップの監督であるデビッド・テイラー氏がウクライナ入りできずにいるわ。

そのため、ロシアもオーストラリアも延期を希望するように要請しているんだって。

フェドカップは48時間ルールがあって、選手が試合開始2日前に会場入りしなければならないってもの。今後移動が可能になって現地入りしたとしたら、土曜日と日曜日に行われる予定のフェドカップが月曜日と火曜日とかに順延になる可能性もあるみたいね。

タルピスチェフ氏は「女子テニスのツアー・スケジュールはとても詰まっているため、フェドカップの試合を組み直すことはより一層のトラブルを生じかねない。」って、大幅な変更も難しい状況だって語ってるわ。

自然現象にはかなわないけど、選手達が移動でいないって本当に困るわよね。今日のニュースでは、一部の路線は運行を再開したってことだけど、より一層厳しいスケジュールをこなさなければならなくなる選手達は、もっと大変よね。

それから昨日のブログで、アメリカ・チームが最大4名のエントリーが可能なのに3名のエントリーにしてウィリアムズ姉妹のどちらかの出場を希望しているって紹介しましたが、姉のヴィーナスが出場を表明したようですね。

監督であるメアリー・ジョー・フェルナンデスの熱意が伝わったのかしら?


2010年02月24日
ATPのスポンサー

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男子テニスツアーのATPが、メキシコのビールで世界的に有名なコロナ・エキストラと5年半のスポンサー契約を結んだの。今年の5月からの5年半の契約で、金銭的なことは明らかにされていないけど、これでコロナがATPのメイン・スポンサーとなる模様。

これまではメルセデス・ベンツが1996年から2008年までメイン・スポンサーを務めていたけど、その契約が切れてからATPはず~っとスポンサー探しをしていたの。この度やっとコロナ・エキストラとの契約に辿り着いたのよね。

ちょっと一安心な男子ツアーだけど、女子は2005年から6年間、ソニー・エリクソンがメイン・スポンサーになっているけど、来シーズンを最後に契約が切れちゃうの。世界的不況の中、今度は女子が次のスポンサー探しに四苦八苦しそうね。

恒例の先週の本人選手の結果で~っす。

女子では、アメリカの2万5千ドル大会に第3シードで出場した奈良くるみ選手は、見事決勝戦まで勝ち進んだけど、ストレートで敗れ準優勝でした。

オーストラリアの2万5千ドル大会では、北崎悦子選手が1回戦で、第3シードの瀬間詠里花、浜村夏美選手が2回戦で敗退でした。米村明子、清水咲子選手はベスト8入りでした

今週はサーキット大会へ出場の日本人選手はいませんね。瀬間友里加選手がマレーシアのマレーシア・オープンで予選を勝ち上がって本戦入りしてますね。


男子では、オーストラリアの1万5千ドルのフューチャーズ大会で井藤祐一選手が単身出場したけど、初戦突破とは行きませんでした。

今週もオーストラリアの1万5千ドルのフューチャーズに引き続き井藤祐一選手が出場してます。

ATP大会には、錦織圭選手がやっと復帰戦を迎えてますね。2年前にツアー初優勝を飾ったデルレイビーチ国際にプロテクト・ランキングの106位を使ってエントリーしてますね。1回戦から第3シードのベンジャミン・ベッカーとの対戦と厳しいドローだけど、何とか復帰戦を勝利で飾って欲しいですね。

2009年11月29日
2010年の開幕戦

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来シーズンの開幕戦である『ブリスベン国際』は、出場選手が決まり始めましたね。


加えて男子では、今年の優勝者のラデック・シュティエパネック、トマス・ベルディフ、ガエル・モンフィス、リシャール・ガスケ、ジェームズ・ブレーク、マルコス・バグダティス、テイラー・デントらも参戦します。

女子はディナラ・サフィーナ、ナディア・ペトロワ、ダニエラ・ハンチュコワ、ルーシー・サファロバ、イェレーナ・ドキッチなどの面々。

オフシーズンが始まったばかりだけど、すでに来シーズンへ向けて、練習やトレーニングを開始している選手もいるかもしれないわ!


そんな2010時のツアー・スケジュールで、男子ツアーでフランスはニースに新たな大会が登場します。


これでフランスでは5つ目のATP大会の開催となります。



1つの国でたくさんのATPやWTA大会が開催されるなんて・・・やっぱり羨ましいわよね。



2009年05月22日
マドリッド大会の改善

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先週行われたマドリッドでの大会。


そんなお粗末な結果になってしまったのには理由があるのよね。


あんまり余裕を持って準備ができなかったっていうのも、分からない訳じゃないわね。


大会主催者のイオン・ティリアック氏は、全て自分の責任であり、選手はもちろん、メディアや一般の観客などから出た、全ての問題を責任を持って解決するって約束していたわ。

「完璧にするまでに2年の猶予が欲しい。また話し合いを持つよ。何でも不都合な点は、わたしに言って欲しい。」って、ルーマニア人の大富豪で、大会の主催者を勤める彼が、彼の名誉のためにも、改善してみする・・・的な感じで(本当?)語ってました!

選手から出た不満の1つは、ロッカールームが狭すぎること。




「コートに不備があったのもわたしの責任。来年にはコートがしっかり整備されているようにするよ。それからロッカールームについても、話し合いを持たなければ。ある一定のところまでは彼らが正しい。これも全てわたしの責任だ。」
って、全責任を被るかたちになったけど、来年にはある程度の改善はされるはずよ。


2009年02月06日
WTAツアーに今季登場する新大会

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WTA女子ツアーに新にクレー大会が1つ加わることとなりました。


木曜日に現地で大会開催のメディア発表会がありました。


どうりで・・・今週末にチェコで行われるフェドカップのスペイン・チームに二人の名前がないな~って思っていたところでした。

「セレーナ・ウィリアムズやイェレーナ・ヤンコビッチ、アメリ・モレスモも出場を承諾してくれている。もちろん、その他のトップ選手も出場してくれるはず。世界ナンバー1になった選手達がこの大会へ出場してくれるのは、本当に光栄なこと。ここスペインで、世界トップ・レベルのテニスが見られるのは、今後のスペイン・テニス界にもプラスになることでしょう。」
と語るのは、1994年のウィンブルドン・チャンピオンで、2006年を最後に引退したマルチネス。


大会会場は3千500人収容のセンター・コートに、その他2つのショー・コートのある施設。


それから全仏オープン直前に行われるポーランドのワルシャワ・オープンが賞金総額2万2千ドルのインターナショナル・シリーズから、6万ドルのプレミア・シリーズへと格上げされたの。

これまでワルシャワ・オープンが行われていた7月には、オーストリアはバッドガスタインでインターナショナル・シリーズの大会が新しく開催されることになりました。

これで今季のカレンダーでは4大大会を含め55大会が31の国で開催されることになりました。



ちなみに、男女共同開催は17大会で、インディアンウェルズ、マイアミ、マドリッド、北京、シドニー、モスクワ、イーストボーン、ニューヘブン、ブリスベン、シュヘルトヘンボッシュ、エストリル、メンフィス、アカプルコ、それと4つのグランドスラム。

1週違いで男女の大会が行われるのは7大会で、ドバイ、東京、ローマ、シンシナティ、カナダ、オークランド、バスタード。


日本で10月12日から18日に行われる日本女子オープンは、これまでの女子のジャパン・オープンに代わって(引き継がれて)行われるWTA大会。


2008年10月06日
変な反則

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9月19日から21日にクロアチアで行われた、男子国別対抗戦、デビスカップのワールドグループ入れ替え戦のクロアチア対ブラジルの一戦で、これまでにない反則があったの。


ハードコートのサーフェースの速さには、ある程度の基準が設けてあるらしく、今回の場合は、その速さが基準値より若干オーバーしていたことで、クロアチアにペナルティとして、デビスカップ・ポイントを2千ポイントの減点と罰金が科されたんだって。

その試合に4勝1敗で勝ったクロアチアが、来年のワールドグループへの昇級が決まったんだけど、もちろブラジルはそれを不服として、その試合の結果を無効とする申し立てを行ったらしいんだけど、それは受け入れられなかったみたいね。


ただクロアチア・テニス協会会長のマリナ・ミヘリッチ女史は「そのペナルティは納得がいかず、受け入れ難い。なぜなら、試合の3日前にITFがスピードをチェック済みで、その時実際若干オーバーしてはいたものの、コートを塗り替えるには試合を延期するしかなかったし、プレーに支障をきたすまでのものではないと判断されていたからなの。それに、故意的にサーフェースを速くしたわけでもないもの。」と、この結果に怒りを表しておりました!

コートの速さ違反なんて、ITFもこれまでにあまり例のないことだけに、ちょっと対応に困ったかもしれないわね。


でも、その基準値となる速さってどれくらいなのかしらね?その具体的な数字は載ってなかったんだけど、もちろん、。計測方法も決まっているはずだし、ボールの種類によっても多少の違いが出るから、その辺もしっかり決まっているんでしょうね。



2008年09月05日
2009年、WTAツアー・カレンダー

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8月2日のブログでも紹介したんだけど、女子テニス・ツアーが来年から改革されて、ちょっと新しく変身するの。


今季までは年に4回あるグランドスラムの下に、134万ドルから300万ドルのティア1大会、60万ドルから65万ドルのティア2大会、17万5千ドルから22万5千ドルのティア3大会、14万5千ドルのティア4大会に分けられていたわよね。

それが全体的な賞金の増額にもつながってるんだけど、ツアー最終戦を含め20大会あるプレミア大会は60万ドルから450万ドルで、30大会あるインターナショナル大会は全て22万ドルになったの。


トップ選手は、4回のグランドスラムに加えて4回ある450万ドル大会のインディアン・ウェルズとマイアミ、新しく5月のマドリッドと10月の北京には出場が義務付けられてて、東京での東レPPOを含む5回の200万ドル大会中4大会への出場が義務付けられているの。

来年からツアー下部大会へと降格が決まった女子のAIGジャパン・オープンの代わりと言うのか、10月12日からジャパン女子オープンとして大阪で22万ドルのインターナショナル大会が予定されてますね。

それから2007年9月18日のブログで紹介したけど、インドネシアはバリで行われていた大会は、ツアー最終戦の次の週に『コモンウェルズバンク・トーナメント・オブ・チャンピオンズ』として、最終戦へ出場する上位8選手の下の12選手によって、シングルスのみ行われる大会になりました。

それから何より大きな変化は、グランドスラム以外の全ての大会において、オンコート・コーチングが許されること。


それは各セット1回ずつで、コート・チャンジの時か、セット間に許されるんだけど、コーチは必ずマイクを付けることが義務付けられて、選手との会話がテレビで放送されることになってるの。


これは、無駄なメディカル・タイムアウトやトイレット・ブレークを減らす目的もあるんだとか。



1シーズンで獲得したポイントで上位8選手の出場が決まるツアー最終戦。



2008年03月20日
チャレンジャーの圭君

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昨日お伝えした、錦織圭君が出場しているアメリカのチャレンジャーだけど、ATP大会並にと~~~ってもレベルが高いの。


だって、圭君が優勝したデルレイ・ビーチは、ATPのインターナショナル・シリーズでもまあ、普通クラス。


本戦ダイレクト・インだって、デルレイ・ビーチがウェイン・オデスニクの126位で、今週のチャレンジャーはイゴール・クニツィンの110位と、なんとなくこのチャレンジャーの方がレベル高いんじゃないかしら?って思えるくらいよね。

やっぱりこれは、先週今週と2週間で行われているインディアン・ウェルズと、来週と再来週の2週間で行われるマイアミの、ビッグ・イベント中の週だからかな~って感じ。


そこに主催者推薦をもらった錦織君は、デルレイ・ビーチと同じかそれ以上に勝ち上がるのが大変なんじゃなかしら?


その1回戦は、アテネ五輪金メダリストのニコラス・マスー。



で、2回戦では第6シードのセバスチャン・グロージャン。



ちなみに、今大会の優勝ポイントは80ポイント。デルレイ・ビーチが175ポイントだから、ちょっと割が合わないけど、まあそれはみんな同じ条件だし、文句を言わず1つ1つ勝ち上がって欲しいものです。

彼がトップ100入りにはあと80ポイント必要と言うのはお伝えしたけど、先週のインディアン・ウェルズの予選の勝ち上がりで5ポイント獲得しているのであと75ポイント。


あ~~~、チャレンジャーにもライブ・スコアーないかしら?!?!

2008年03月05日
今週も各地で・・・

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毎週日本人選手は、世界各地で奮闘しておりますよ。




ニュージーランドの1万ドルでは、前川綾香、藤代春香、大西香、新井麻葵選手が2回戦で負けちゃって、道慶知子選手がベスト8入りをしました。



男子はタイの1万ドルで寺地貴弘選手が2回戦で、その他の選手はみんな1回戦敗退でした。



今週もニュージーランドでは引き続き試合が・・・行われているはずです。


男子は京都で『第44回島津全日本室内選手権』として3万5千ドルのチャレンジャー大会が行われていますね。



女子はインドで行われているバンガロール・オープンが今年からティア2大会として開催されてます。




森田あゆみ選手は予選1回戦で、波形純理選手は2回戦で敗退しちゃって本戦入りとは行かなかったけど、二人で組んだダブルスでは1回戦を勝ち上がってベスト8入り。


2008年01月14日
全豪オープンが始まりました!

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とうとう全豪オープンの本戦の熱い火蓋が切られましたね。




エースの杉山愛選手は、ラッキーは勝利となりました。


今シーズンに入ってまだシングルスで勝利を上げていなかった愛ちゃんだったけど、その影響からかズヴォナレーワ選手が途中棄権なんてラッキーな形で勝利が転がり込んできたのは、幸先良いんじゃないかしら???



そうそう、1月12日のブログに書いた国籍のお話なんだけど、アナスタシア・ロディオノワも今回の全豪オープンのドロー表では国籍がオーストラリアになってます。



去年の終盤からツアーに戻ってきたリンゼイ・ダベンポート。



そんな彼女も全豪オープンではフルセットながらも、初戦を勝ち上がったわ。



これは両者にとって脅威よね。




2008年01月04日
エキジビション大会もあるの。

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2008年のシーズンも始まって、各大会では上位が出揃い始めましたね。




それは女子の『JB Group Classic』。


1月2日から始まって、初日は第2シードのシャラポワがウォズニアキを、第3シードのチャクエタゼがハンチュコバをいずれもストレートで破って、2日目の3日はデメンティエワが第1シードのイバノビッチをフルセットで、第4シードのヴィーナスがポンをいストレートで下して、準決勝へ進出しました。

大会3日目の今日は、それぞれの日の勝者同士の準決勝と、負けたもの同士も試合が行われるシステムが取られてます。



来週も男女それぞれのツアーに加えて、男子のAAMIクラシック(クーヨン・クラシック)と言われるエキジビションがオーストラリアはメルボルンで開催されます。



その大会は男子上位選手8人によって行われるけど、7人は去年と同じ選手が出場するの。




2007年12月27日
ホップマン・カップ

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25日のニュースになっていたけど、今週の土曜日からオーストラリアはパースで『ホップマン・カップ』が開催されます。



前回の第19回大会はドミトリー・ツルスノフとナディア・ペトロワのロシアが優勝したけど、次回の第20回大会にはロシアは出場しないみたいなの。



でも、水曜日に到着予定だったセリーナが体調不良のためまだパースに来ていないんだって。


ホップマン・カップは試合間で選手の交代が許されているから、セリーナの体調しだいでは2試合目とか3試合目から登場する可能性もあるって報じられているわ。


第3シードにはトーマス・ベルディフとルーシー・サファロバのチェコ共和国。




第5シードにはフアン・イグナシオ・チェラとヒセラ・ドゥルコのアルゼンチンで、第6シードには地元からピーター・ルクザックとアリシア・モリックのオーストラリア。


フランス期待のモンフィスの怪我は長引かないといいけど。


2007年09月18日
もう1つの最終戦

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インドネシアはバリで先週行われた『コモンウェルス・バンク・テニス・クラシック』では、ダベンちゃんが見事に復帰戦で優勝を飾りました。


2009年から新たに女子の大会が開かれるんだって。



大会は2009年11月3日から9日までの、最終戦の翌週に開催される予定で、20011年までの開催が決まったの。



ただこの期間は、2001年からバリで行われたレギュラー・シーズンでの大会が、この大会に代わってしまうらしいの。



そう。だったら、その選ばれし者になるために、シーズンを頑張って成績を収めればいいのよね。



2007年09月11日
USオープン、あれこれPart6

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USオープンも終わりましたね~。



3回戦で思わぬ敗戦を喫しちゃったマリア・シャラポワだけど、2回戦までの2試合ではわずか2ゲームしか落とさない快勝だったのよね。


「私の仕事はプロフェッショナルであること。常に対戦相手には敬意を示して、試合にはこれが人生最大のタフな試合になるだろうと思った臨んでいるわ。」って、楽勝した相手に気を使う(?)コメントしたけど、次の試合で負けるとは思ってなかったんじゃないかしら?

同じく3回戦で急成長中の若手、ヴィクトリア・アザレンカに敗れたマルチナ・ヒンギスは「これまでは何とか伸び盛りの若手には対処できたわ。でも、今の彼女達の成長振りは素晴らしい。お母さんにこう忠告されてたの。“気を付けなさい!”って。やっと分かったわ。目が覚めたわ。」

若手を甘くみていると、こうやって痛い目にあっちゃうのよね~。


女子ダブルスで優勝したナタリー・デシーは「信じられない。“またこのトロフィーを手にすることができるなんて信じられる?”って主人と話してたの。ディナラ(サフィーナ)と一緒に優勝できて本にう嬉しいわ」去年に続く2連覇を別のパートナーと成し遂げるなんて、さすがベテランね!

サフィーナは「去年に続く優勝を上げたナタリーが素晴らしいってことの証明じゃないかしら?誰と組んでも優勝できるなんて、彼女の実力の表れ!」って、直前にペアーを組もうとメールをくれた先輩プレーヤーのデシーに敬意を見せていたわね。

ミックス・ダブルスで見事栄冠に輝いたマックス・ミルニとヴィクトリア・アザレンカのベラルーシ・チーム。


「グランドスラムで優勝したなんて全然実感がないわ。試合に勝ったのは分かっているんだけど、いったい自分が今どこで何をしているのか、理解できないの。」ってくらいびっくりしていたのがアザレンカ。


ミルニはそんな彼女を「同じ街の出身なんだ。彼女のことは彼女が5~6歳の頃から知っているよ。その後彼女は、ナンバー1ジュニアに、そしてこうして世界に通用する選手になるまでにはそれほど時間は掛からなかった。年齢制限があるなか、トップ40にいることは素晴らしいことだし、こうして今シーズンは一緒にミックスを組めて、最後のグランドスラムで優勝が果たせて、とても幸せさ。」って、お父さんのようなコメントをしていたわ。

男子ダブルスで優勝したのがアスペリン&ノール組。

パートナーのノールは「シモン(アスペリン)が言ったように、本当に夢が叶った。この2週間で僕たちが成し遂げたことを実感するには、数日かかる気がするよ。数日前から、優勝できるんじゃないかって思い始めてから、どんどんプレッシャーが掛かってきたんだ。それを現実の物にできて、本当に感激さ。」だって。おめでと~!

2007年09月10日
USオープン、DAY13&最終日

一日一回クリックしてねん


USオープンは大会13日は、何と言っても女子シングルス決勝でしょう。


それでも、精神的にも肉体的にも何ら問題を抱えていないエナンは、自分の実力を思う存分発揮して、クズネツォワを全く寄せ付けない快勝で、チャンピオンの座に着いたわ。


「本当に素晴らしいわ。おそらく最も大切な優勝の1つになるかもしれない。この2週間のプレーの質は信じられないほど良くて、タフなドローを勝ち上がってこれたのも良い気分。大会を通じて、安定して、落ち着いて、リラックスしてプレーできたのが良かった。1セットも失わずに優勝できたのも、誇りに思っているわ。」だって。

一方のクズネツォワは敗れはしたものの、これでランキングを自己最高位の2位にして、シャラポワ、ミスキナに次ぐトップ2入りした3人目のロシア人となったの。


「(負けたのは)辛いわ。スコア以上に接戦だったと思う。以前も話したとおり、ジュスティーヌはナンバーワン。彼女がベストなプレーをしたときは、私もしなければならない。けれど、今日はそれができていなかったから負けてしまった。」って、ちょっと悔しい気持ちも語っていたわね。

男子シングルスは準決勝2試合が行われて、前評判通りフェデラーとジョコビッチが決勝戦の切符を手にしたわ。


ジョコビッチは、ここまでナダルを下すなど快進撃を続けてきた第15シードのフェレールをストレートで退け、彼の実力の高さを証明したわね。


男子車椅子ダブルスの決勝ではトップ・シードの国枝&斉田ペアーが第2シードを寄せ付けず、優勝を果たしました。


大会最終日には男子シングルスの決勝が行われたわ。



フェデラーは「正直に言うと、ノヴァークに対してストレートで勝つのは厳しいと思っていた。彼はそれ以上のプレーをしていたし、今大会に限らず今年は快進撃をしてきた。彼はもっと成功していくことになると思う。」と対戦相手を称えてたわ。

でも、「この2、3日は胃の調子がおかしくて、試合前にはイライラしたり、めまいや寒気があった。四大大会の決勝戦には慣れているつもりだったけれど、体調不良には慣れていないよ。」って、“あの”フェデラーでさえ、かなりの緊張があったって明かしてたわね。

ジョコビッチは前哨戦でフェデラーを下すなど、着実に実力を付けてきていたから、今大会もフェデラーを倒す筆頭と言われていたのよね。


「フェデラーにおめでとうと言いたい。今日は彼が最高で、優勝に相応しいということを証明された。彼のほうがいいプレーをしていた。」とジョコビッチは素直にフェデラーを賞賛していたわね。

女子ダブルスの決勝戦も行われたわ。杉山組を下したデシー&サフィーナ組がY・チャン&C・ツァン組をストレートで下して、デシーは2連覇、サフィーナ自身初のグランドスラム・タイトルを手にしたの。

大会直前にペアーを組むことになって臨んだ、初めての大舞台でいきなりの優勝は素晴らしいの一言。


準優勝のチャン&ツァン組は全豪オープンに次ぐ準優勝だけど、今年の二人の躍進ぶりには目を見張るものがあるわね~。


車椅子男子シングルス決勝では第1シードの国枝選手が第2シードのR・アメルラーンを圧倒して今大会初優勝し、ダブルスと共にダブル優勝を上げたわ。


2007年09月08日
USオープン、DAY11&12

一日一回クリックしてねん


USオープンは大会11日目の木曜日は男子準々決勝残りの2試合が行われて、ベスト4がすべて出揃ったわ。


これで決勝戦への切符を掛けた戦いは、フェデラー対ダビデンコとジョコビッチ対フェレールとなったわね。




女子ダブルスの準決勝も行われて、第5シードのY・チャン&C・ツァン組がサバイ&ウリロバ組を、杉山愛ペアーを下したデシー&サフィーナ組がペシュキ&スタブズ組ををれぞれ下して決勝へ進みました。



チャンとツァンの台湾ペアーは去年まではサーキットを中心に回っていたペアーだけど、全豪オープンの準優勝から一気にダブルスのトップへ躍り出ましたね。



ミックス・ダブルスの決勝戦が行われたわ。



それから、アーサー・アッシュ・スタジアムの最後の試合の女子チャンピオン・マッチにマルチナ・ナブラチロワとヤナ・ノボトナが登場したの。




ジュニアの女子ダブルスでは奈良&土居ペアーが、この日も勝利を物にしてベスト4進出を果たしました。

大会12日目は、女子シングルス準決勝が行われて、決勝戦での顔合わせが決まったわ。




クズネツォワは2004年の今大会以来となるグランドスラム2度目の優勝なるか。



男子ダブルスの決勝戦も行われました。


男子チャンピオンズ・マッチにはパット・キャッシュがエンリ・ルコントをストレートで下して元気な姿を披露してました。

男子車椅子ではシングルスで第1シードの国枝選手が準決勝も順当に勝ち上がって決勝進出を果たしました。


女子ジュニア・ダブルスでは土居&奈良ペアーは惜しくも準決勝敗退で、決勝の舞台には立てませんでした。


2007年09月07日
USオープン、あれこれPart5

一日一回クリックしてねん


セリーナは準々決勝での新旧女王決戦となったジュスティーヌ・エナン戦に敗れたあとの、記者会見でこんな発言をしちゃったの。

「彼女は今日はラッキーなショットが多かったわ。自分はミスが多かった。試合について話をしたくないの。今日ここへ来たのは、罰金が課されるのが嫌だっただけ。最近はあまり勝てないから、罰金を払う余裕がないんですもの。」これには各メディアからかなり叩かれちゃったの。


まずはロサンゼルス・タイムズ紙。

ニューヨーク・タイムズ紙では『セリーナにはエチケットのレッスンが必要』って見出しのもと「いったい誰が最低かって?セリーナが敗戦の後に見せた低脳で品位に欠ける彼女の発言は耳障りなものだった。彼女の試合への準備が十分ではなく、エナンにあっさり負けてしまった状況を考慮しても酷いもの。彼女は敗戦に対する怒りや憤慨そのままに会見に現れ、それをストレートに表現してしまった。」
USAネットワークでは「呆然とさせられたね。セリーナの功績はたくさん賞賛に値するものがあるが、このように試合後の記者会見で彼女は品位のない発言を繰り返している。ラッキー・ショットだって?それはエースを取られたショットのことだろう!」
絶対に負けたくない試合だったのは分かるけど、結果は結果として受け止めないと応援しているファンだった離れて行っちゃうわよね。


最近の活躍とUSオープンでもフェデラーと対戦して話題沸騰だったジョン・アイズナー。



「ここ数日は本当に夢のようさ。どうなるかも分からないままUSオープンに乗り込んで、グランドスラムでまず1勝を上げられて、アーサー・アッシュ・スタジアムでランキング1位のフェデラーと対戦ができて、プリンスと契約が結ばれた。本当に言葉にならないよ!」って喜んでいるのアイズナー君。


これで女子のベスト4が出揃ったわ。





セリーナが9位から7位へ、ヴィーナスは14位から9位へとトップ10復帰。




さ~、週明けのランキングはどのように変わっていくのかしらね~。



2007年09月07日
USオープン、DAY8&9&10

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USオープンも大会8日目と2週目に入って、シングルスでは4回戦(ベスト16)が始まって、ジュニアの試合がスタートして、シニアや車椅子などの試合も行われてるわね。


男子はロディックがベルディフの棄権からラッキーなベスト8入り。




女子は活躍した若手が上位シード勢と対戦。



ダブルスでは世界トップ・ペアーのブライアン兄弟がベスト8で敗れる波乱のなか、女子でも第2シードのレーモンド・ストザー組が3回戦で敗れちゃいました。

大会9日目は男子ベスト8が出揃いました。




女子はエナンとセリーナの新旧女王対決が準々決勝で実現。



女子のチャンピオンズ・マッチが行われたの。




大会10日目は昨日のエナンに続いて、女子ベスト4が出揃ったわ。




男子は唯一準々決勝が行われて、去年の決勝戦と同カードとなったフェデラー対ロディック。



女子ダブルスでは唯一残っていた上位シードの杉山愛&シュレボトニック組もデシー&サフィーナ組にやられちゃって、念願の優勝とは行きませんでしたね。残念!

男子チャンピオンズ・マッチにはトッド・マーティンとジミー・エアリアスが登場。


ジュニア女子のダブルスで、土居&奈良ペアーが第1シード・ペアーを下して3回戦へ進出する活躍を見せてくれたわ~!

11日目は12日と共にお伝えしま~っす。


2007年09月06日
USオープン、あれこれPart4

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最近はジャッジに対してホーク・アイでのビデオ判定が用いられることが主流になってきているけど、今年のUSオープンもそうなの。


そんな性能の高いホーク・アイなんだけど、ちょっとしたトラブルがあったんだって。




これには主審もびっくりしちゃて、試合はしばしの中断になったわ。



それからウィリアムズ姉妹はよくコート・チェンジの時に、注意事項とかをメモした紙を読んでいるのは有名よね。


セリーナが3回戦の時にいつものようにコート・チェンジでメモを読んでいたら、主審から警告を受けちゃったんだって。




女子の若手の活躍がとても目立つ第1週だったんじゃないかしら?


サバイは3回戦で第7シードのナディア・ペトロワを破り4回戦も突破して初のベスト8入り。




全員その後には敗れてしまったものの、近い将来はトップ10入りしてくる優秀な人材よね。


今季限りで引退を表明していたパオラ・スアレスだったけど、ミックス・ダブルスの2回戦敗退で、今年のUSオープンの日程を終了したの。


彼女は杉山愛ちゃんの1つ年下で、愛ちゃんが絶好調だった2003年~2004年に彼女も絶好調だったの。



本当はウィンブルドンを最後に引退しようと考えていたらしいんだけど、応援してくれるファンの気持ちに応えて、今季最後のグランドスラムまで・・・って、引退を延期したんだって。


2007年09月04日
USオープン、あれこれPart3

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USオープン大会6日目、現地土曜日に行われた注目の一戦、トップ・シードのロジャー・フェデラー対ジョン・アイズナー。



まずはフェデラー。

ある意味、自分の力を試すことのできる選手ってことだと思うんだけど、正直勝ったから言えるコメントよね~。


で、アイズナー君はと言うと「考えてみてくれ。4ヶ月前、僕はATPのランキングにもいなかったんだ。そんな自分がフェデラーから1セット奪ったんだぜ。ここ最近は対戦したほとんどの選手と互角に戦えて、勝利を物にすることもできた。彼との試合も、僕にとっては貴重な経験になったよ。」
そうね~。




それから大会5日目の男子2回戦では第3シードのノヴァーク・ジョコビッチとラデク・シュティエパネックが63ゲームに及ぶマラソン試合を行ったの。


「自分でもどうやって勝ったか分からないけど、この勝利には誇りをもっていいと思う。とても調子が悪かったなかで、何とか勝利をつかめたことは大きいし、彼も僕も今日のプレーは賞賛に値するはずさ。」
でも、シュティエパネックは「彼はサーブの前に、ボールを20回も30回もコートにつくんだ。うっかりしてたら寝てしまいそうだったよ。」って、冗談交じりに語っていたってことは、やっぱり敗戦のショックより試合への達成感の方が大きかったのかも知れないわね。

大会7日目に行われた女子シングルス4回戦のせりーナ・ウィリアムズ対マリオン・バルトリの一戦。


「日曜日のセリーナとバルトリの試合を見たかい?プロのテニス選手で毎日のように走り回ってるはずの二人なのに、彼女達のBMI(体の肥満度を表す指数)は、確実にアスリート選手のものじゃないね。それにバルトリのサーブを見てみろ。まったく足を使っていなくて、体の動きがボールに連動されていないんだ。レッスン・プロならまず最初に直されるフォームだね。両者ともフィジカル・トレーナーとちゃんとしたコーチをそろそろ雇った方がいいんじゃないか。」
必ずしも“フィットした体”とは言いがたいものね。



2007年09月03日
USオープン、DAY5&6&7

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USオープン大会5日目は、何と言っても引退表明したばかりのティム・ヘンマンの今大会最後の試合になっちゃった2回戦ね。


32歳のヘンマンは、14年のプロ・テニス人生でこれが49回目のグランドスラムで、USオープンは10回目の出場だったの。




それから手に汗握る試合は、第3シードのノヴァーク・ジョコビッチと、先日マルチナ・ヒンギスとの婚約を解消したラデク・シュティエパネックの一戦。


試合は4時間44分にも及び、63ゲームを行ったこの試合は1979年のジョン・ロイドがポール・マクナミーを同じく63ゲームで下した時以来の、最長ゲーム試合だったの。


マラット・サフィンとレイトン・ヒューイットのかつてのランキング1位選手が揃って敗れる波乱に見舞われちゃったわね。

女子はエナン、ヴィーナス、イバノビッチとそれぞれ圧勝で3回戦進出を決め、セリーナも何とかストレート勝利で3回戦へ進んだわ。


女子ダブルスでは、杉山愛&カテリーナ・シュレボトニック組と、森上亜希子&メイレン・トゥ組が3回戦へ進出するなか、藤原里華&中村藍子組は2回戦で敗退しちゃいました。


6日目に行われた注目のフェデラー対アイズナーの一戦は、第1セットはタイブレークの王者よろしく、アイズナーがそのタイブレークの末に先取したんだけど、続く第2、第3、第4セットはフェデラーがブレークに成功してタイブレークにもつれ込むこともなく、ライジング・スターのチャレンジをかわしたわね。

元気なのがアジア期待のイ・ヒュンタクで、この日も第19シードのアンディ・マレーを撃破して2000年に今大会に初出場した時以来となる4回戦進出を決めたの。


女子のシングルスは何と全年度チャンピオンのマリア・シャラポワがアグニスカ・ラドワンスカに敗れるなど、波乱の連続だったわ。



第13シードのニコル・バイディソバも第18シードのシャハール・ペアーに、第16シードのマルチナ・ヒンギスがヴィクトリア・アザレンカに、第11シードのパティ・シュニーダーもアグネス・サバイに敗れるなど、波乱が続いたわ。

7日目に入ってそろそろ後半戦に突入!



男子は3回戦が行われて第2シードのラファエル・ナダル、第3シードのノヴァーク・ジョコビッチが順当に勝ち上がるなか、第8シードのトミー・ロブレドがノーシードのアーネスツ・バルビスにストレートで敗れる波乱がありました。

女子ダブルスでは期待の杉山愛&カテリーナ・シュレボトニック組が順当にベスト8入り。





2007年08月31日
USオープン、DAY3&4

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USオープンの大会3日目は、男子シングルス1回戦残りの16試合が行われて、1回戦全てが終わったの。


その1回戦には、第2シードのラファエル・ナダルが登場したけど、アラン・ジョーンズに第2セットを奪われるなど、簡単に初戦突破とは行かなかったわ。


何と言っても見逃せないのが、先週引退表明をしたティム・ヘンマンでしょ。



この日行われた2回戦には、ロジャー・フェデラーが登場し、楽勝で3回戦進出を決めたの。




女子は2回戦が行われて、上位シード勢は順当に勝ち上がったけど、我らがエース、杉山愛選手はフルセットでロシアの19歳、エカテリーナ・マカロバによもやの敗退を喫しちゃったの!


ダブルスと言えば、メイレン・トゥと組んだ森上亜希子と、藤原里華&中村藍子ペアも初戦を突破してますね~。



4日目の男子シングルス2回戦では、アメリカ勢に思わぬ幸運が。




アジア勢で奮闘してるのが、イ・ヒュンタクで、第14シードのギエルモ・カニャスをストレートで下す大金星を上げたの。


女子の2回戦ではシード勢が順当に勝ち上がるなか、杉山愛ちゃんのダブルス・パートナーのカテリーナ・シュレボトニックが最近復調の兆し著しいマリア・キリレンコにストレートで敗れちゃったのよね。



2007年08月30日
USオープン、あれこれPart1

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来年のUSオープンはちょっと模様が変わるみたいよ。




このパビリオンにはトレーニング・ルームや売店、カフェなんかもあって、USオープン中はミュージアムやフード・センターも開放されるんだとか。


ウィンブルドンと違って、あまり雨に悩まされることの多い大会じゃないから、インドアの使用は定かじゃないけど、もしあまりにも雨でスケジュールが崩れたら、この施設の使用もありうるかと思われるわ。


USオープン初日の月曜日、ナイトセッションの前にある催しが行われたの。



ギブソンは全仏オープンとウィンブルドンでも優勝を上げ、ダブルス6個を含む11個ものグランドスラム・タイトルを獲得した選手。


1回戦を前に棄権しちゃったマリオ・アンチッチ。



怪我って言うと、今大会は選手としてではないけど、コメンテーターなどメディアのお手伝いをしているテイラー・デント。




コメンテーターと言えば、今年はマルチナ・ナブラチロワ様がコメンテーターを務めていないの。





2007年08月29日
USオープン、DAY1&2

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今年最後のグランドスラムであるUSオープンが2日目を終了しましたね。




やっぱり安泰なのは上位シード勢よね。




今年はインディアン・ウェルズと言う、準グランドスラムで優勝してその後も安定した戦いを見せて、ウィンブルドン前に約3年9ヶ月ぶりにトップ10に返り咲いたの。



注目だったのは地元アメリカの男子若手の活躍。



そんなヤングとは打って変わって、自身2度目のATP大会で準優勝の大活躍をしたのがジョン・アイズナー。



この二人の勝利は、地元アメリカのファンは大喜びよね。





日本勢ではエース杉山愛選手が予選勝者のアンドレヤ・クレパックを6-3,6-1の圧勝で退けて、これで初出場の1994年に初戦敗退して以来、13年連続の初戦突破となりました。




昨日、アーサー・アッシュ・スタジアムのナイトマッチで行われた最終試合には、第5シードで地元期待のアンディ・ロディックが、先輩でもあり友人でもあるジャスティン・ギメルストブとの1回戦に登場したの。


ギメルストブが「アンディが第1セットでは僕に見せ場を作ってくれたよ」と冗談まじりに話すと「ツアーで最も面白い選手が1人去ってしまう。いつもコートではベストを尽くしていたし、今日もそれを見せてくれたね。」ってロディックも先輩を称えてました。

二人はオフ・コートでも仲が良くて、その証拠に、試合後の記者会見には二人並んで出席したんだって。



2007年07月07日
ツアー最終戦

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ウィンブルドン期間中に、男女のツアー最終戦の今後の開催地が決まったの。


シーズンを通して上位8人にしか出場権が与えられないこの大会は(ダブルスは女子は上位4ペアー、男子は上位8ペアー)、ツアーでも最高額の賞金が送られるの。



女子は去年アジア大会を見事に成功させたドーハで、2008年から2010の3年間の開催が決まりました。


同時に2008年と2009年のツアー・カレンダーも発表になったの。



1972年から開催されているこのツアー最終戦は、これまでニューヨーク、ミュンヘン、ロサンゼルス、マドリッドで行われてきた歴史ある大会なのです。


一方の男子は、上海で行われている最終戦がロンドンへと移行されるわ。



男女とも今後のツアーが明らかになって、目標やモチベーションもしっかり立てられるようになったはずよ。




2007年06月25日
芝の変化

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いよいよ今日から始まるウィンブルドン。





そのウィンブルドンの芝のコートだけど、以前とはちょっと変わってきているらしいの。



「“moss”が芝の下から取り除かれたことによって、ボールが以前より高く弾むようになった。その高さは、クレーコートを得意とする選手がボールを打つ高さの打点にかなり近い。ボールがすべり早いサーフェースである芝の独自性が無くなり、ボールは以前に比べかなり遅くなり、高くバウンドしてしまう。それはここ数年のウィンブルドンの大会を見ていると歴然である。サーブ&ボレーを主としていた以前には、ネットへの芝の減り具合やネット際での芝の剥げ方が明らかだった過去に比べ、今ではベースラインあたりの広範囲で明らかに芝が減ってしまっている。つまりこれはナダルやヒューイットのようなストロークを中心とし、ネットにはほとんどつめない選手に優位に働く。ヘンマンのようなボレーヤーには不利なものになってしまった。」
だって。



ラケットの変化でボレーヤー自体が少なくなって、ストローク中心のテニス界になっちゃってるけど、サーフェースの面でも、ストローカーが有利になるなんて、益々つまらなくなって来ちゃうじゃない・・・って、ボレーヤーを応援しているPinkyはちょっと不満だわ!



2007年05月25日
ウィンブルドンも時代の流れに

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最近、賛否両論を巻き起こしている機械によるライン・ジャッジ。


3連覇中のロジャー・フェデラーは常にホーク・アイについてコメントを求められるけど、彼の意見は「ナンセンス」って見方がほとんど。



大会を主催する『オール・イングランド・クラブ』の会長は「統計によると、選手達もこの機械の使用にかなり敏感になっている。だからこの最新で高度な精密機械を使用する権利を選手へ与えてもいいのではないか。」との見方をしているのよね。

アンディ・ロディックはフェデラーとは反対に、この機械には賛成派。


時代の流れとともに、どんどん変わって行くのね~。

2007年03月17日
全仏も男女平等賞金額へ

一日一回クリックしてねん


先月23日のニュースになっていた、ウィンブルドンの男女平等賞金額のニュースに続いて、全仏オープンも賞金を男女平等にすることが決まったんだって。


これまで全仏オープンでは、優勝者への賞金は男女とも同額だったんだけど、それ以前に敗退してしまった選手への賞金額は男子と女子では差があったの。


この活動に意欲的だったビリー・ジーン・キング婦人は「グランドスラムでの賞金額平等への運動が、これで終わりを迎えたわ。これ以上、幸せなことはない。ここまでたどり着くまで何年も費やしたの。でも、待った甲斐があったし、フランス・テニス協会のこの決断と、平等への最後のステップを踏んでくれたことに、感謝してます。」って、喜びを語ってました。

この4年間で3度の優勝を飾ったジュスティーヌ・エナンは「全仏ほど身近に感じる大会は自分にはないの。その大会が女子を男子と平等に扱ってくれる決断を下してくれたことは、自分にとって本当に特別な意味を持つわ。平等と言うのは何より大事だと思っていたし、全てのグランドスラムで平等になったって言うことは、まさに強力なサインよね。」って、彼女もコメントしておりました。

やっぱり現代社会は男女平等って言うのが当たり前になったって証拠ね!

2006年11月24日
2007年と鈴木貴男
2007年のツアー・スケジュールが発表になりましたね。
男女通して大きな変化は、毎年3月アメリカはフロリダ週マイアミで行われているビッグイベント(男子はマスター・シリーズ、女子はティア1)のNASDAQー100大会の名前が一新して『Sony Ericsson Open』に変わったの。
メインスポンサーの変更から名前が変更になったみたい。それ以外では、男子は、開催地の変更や、大会の開催週の入れ替わりとかはあるけど、ほとんど今年と変わらず&同じ数の大会数ね。
女子は、大会数はティア1の20、ティア2の15、ティア3の17は変わらずだけど、ティア4が1大会増えて14から15大会になりました。
新しく開催されるのはツアー最終戦の直前にイスラエルはテルアビブで行われる『アンダ・オープン』。この大会が新たに加わって2007年のシーズンとなります。
今年、肩の怪我でほとんど大会に出場していなかった鈴木貴男選手。
かつてランキング102位まで行って、トップ100目前まで行ったのよね。
去年の全豪オープンでは見事予選を勝ち上がり本戦でも初戦を突破して、2回戦ではランキング1位のロジャー・フェデラーとストレート負けだったけど、接戦を演じて話題にもなったわよね。
そんな彼は、今年唯一と言っていい大会だったジャパン・オープンで2回戦ではパラドン・スリチャパンを、3回戦ではアレキサンダー・ヴァスケを下しベスト8へ進出し、またしてもフェデラーと接戦を演じてたわよね。
今シーズンはその1大会だけのポイントで、現在460位にいるの。そんな彼が今まで通りダンロップの契約に加えて新しい契約先がみつかり新たなスタートを切ったんだって。
彼のホームページの11月18日分から・・・。
『すでにプレス側には、今日発表になっていますが、「高木工業」との契約が決まりました。高木工業のスポーツ事業の中には、VIPインドアスポーツクラブとTOPインドアステージがあります。もちろん今まで通りツアー優先に変わりはありませんが、ツアー以外の時間で可能な時は、テニスクラブでイベントを行ったり突然レッスンに入っちゃうのも!?面白いかもしれませんね。』
そんな関係もあって、来年はまた全日本にも出場する方向なんだって。
来シーズンは本格始動って感じで、期待が高まるわね。
ジャパン・オープン後に臨んだ韓国のチャレンジャー予選では膝に違和感を感じて、無理をせず棄権を申し入れてじっくり治療して来年のツアーを迎えてもらいたいわ。





今年、肩の怪我でほとんど大会に出場していなかった鈴木貴男選手。






『すでにプレス側には、今日発表になっていますが、「高木工業」との契約が決まりました。高木工業のスポーツ事業の中には、VIPインドアスポーツクラブとTOPインドアステージがあります。もちろん今まで通りツアー優先に変わりはありませんが、ツアー以外の時間で可能な時は、テニスクラブでイベントを行ったり突然レッスンに入っちゃうのも!?面白いかもしれませんね。』
そんな関係もあって、来年はまた全日本にも出場する方向なんだって。



2006年09月09日
戦いの裏側。









「今はアメリ・モレスモに本当にありがとうって言いたいわ。なぜなら、彼女は専属の理学療法士に私の体のケアーをさせてくれたの。彼の治療はすごく効果があったわ。それがなかったら準決勝なんてとても戦えなかった。だからすごく感謝してるの。水曜日のダブルスの試合の前に、ウォーミング・アップをしてたの。バックハンドを打った瞬間、体が動かなくなっちゃったの。何が起きたのか理解できなかったけど、それから動けなくなってしまったの。すごく痛みもあったし、その時は“やっちゃった”って思ったわ。体を曲げることも回すこともできなかったわ。もうプレーできないって思った。準決勝は無理ってよぎったけど、彼の治療で今日の試合をすることができたの。彼の評判はすごくよかったから、たぶんお母さんだと思うんだけど、私の体を診てもらえないかってモレスモに頼んだみたいなの。彼女は快く承諾してくれたわ。そんなこと頼む選手は他にいないんじゃないかしら。」
準決勝ではエナン=アルデンヌとフルセットの接戦を演じたけど、その影にはこんな事件があったのね。









それは10年間の1996年の3月。彼が若干8歳だった時のこと。











2006年09月07日
しのび~、お疲れさま~!




硬式テニスを始めたのは13歳で、プロ転向も20歳と、遅咲きだった彼女。





今シーズンの序盤は、良いテニスをしながらも結果が出ず、去年のポイントを失ってランキングも下がって苦しい時期だったんじゃないかしら?












そうそう。うっかりUSオープンで忘れてました。



国内では埼玉で1万ドルのサーキットがあって、たくさんの日本人が参加してました。ベスト4入りしたのが第1シードの手塚玲美、第2シードの山本麻友美、第4シードの久美香奈恵選手で決勝戦は、手塚&山本のトップ2シードの対決になりました。

2006年09月05日
選手にも好かれるアガシ!




ロディックはこう語っているわ。






それからこんな嬉しくないニュースも。















(ちなみに、同じウォズニアッキ選手でも、キャロラインはデンマークの選手で、現在16歳。アレクサンドラはカナダ出身で明後日19歳になるシニア1年目でこちらもランキング132位と伸び盛り中なので、お間違えなく)
2006年09月04日
アガシ、お疲れ様。
















そのアガシの最後の試合の相手になったベッカー選手。















2006年09月03日
伝統っていいわね。
アメリカ人男子の若手、サム・クエリーってまだみなさんの中での知名度は少ないわよね~。





『彼はアンディ・ロディックのお気に入りで、すでにアメリカ・デビス・カップ・チームの練習相手として2度チームに参加しているし、数週間前はロディックの練習相手としてオースチンで共に過ごしていたんだ。それはシンシナティのマスター・シリーズの直前で、その大会ではロディックが優勝し、クエリーは1回戦であのラファエル・ナダルに敗れはしたもののフルセットの接戦を演じていたんだ。そうそう、オースチンにはコナーズも一緒だったのさ。クエリーのような新人にはこの上ない合宿だったんじゃないかな。僕もプロになりたての頃、ジョニー・マックが僕を彼のニューヨークのアパートに呼んでアドバイスをもらいながら練習したものさ。僕だって若手のアメリカ人を家に呼んで練習したことも何回もあるんだ。こうして先輩のプロが後輩へ教えて行くのがアメリカ男子プロの長年のやり方なんだ。この伝統を持ち続けてくれていることは、ロディックがクエリーと練習していることで受け継がれているんだって思うと、感無量だね。ロディックのウォームアップが終わったあとに、今でもジョニーはコナーズとボールを打ったりしてるのさ。ファンは見逃してるけどね。』
そんな素晴らしい伝統があるのね。




女子アメリカ・シリーズのモントリオールの大会で、コートでのコーチングを試験的に実行してたわよね。






2006年09月01日
ロマンスとゴシップの行方。















何と言っても注目は今日の午前中(これを書いてるときに始まった)、アガシ対バグダティスの一戦よね。






明日はおもしろい対戦があるのよ。











2006年08月31日
USオープン、あれこれ。
1992年にランキング1位の座について、2000年3月をもって引退したジム・クーリアが自身のブログにこんなことを書いていたの。


『試合が終わるまで席を立たず観戦したよ。普段なら男子のナイト・マッチの最中に帰宅しているんだ。翌日は午前11時からまた試合があるから、それに備えるためにね。でも、この日のアガシの試合を最後まで見ないなんてあり得ないことさ。試合を見ていたら、かつて一緒にデビス・カップを戦った時がよみがえって来た。1ポイント、1ポイント一喜一憂していたんだ。テレビ解説者としては1人の選手を応援するのはタブーだけど、そんなことは言ってられなかった。それに解説者と言う立場を離れてしまっていたよ。テニスの話をしながら視聴者と一緒にたのしんでいる一選手になっていた。この大会は常により一層楽しもうとするべきだし、僕が出場していた時、何年間もそれを心がけていたんだ。』
クーリアもかなり興奮していたみたいね。





今大会女子の主催者推薦で出場の1人、16歳のローレン・アルバニーズ。









まさかの1回戦負けを喫しちゃったイヴァン・リュビチッチだけど、テニス界では重要な役目を仰せつかったの。





初日の月曜日にナショナル・テニス・センターの命名式に参加した、ご本人であるビリー・ジーン・キング夫人。





そのセレモニーの後に行われた、アガシ戦。









2006年07月10日
ウィンブルドン覇者!
ウィンブルドンも女子はアメリー・モレスモ、男子はロジャー・フェデラーの優勝で幕を閉じましたね~。
みなさんはどんな感想だったかしら?
女子も男子も決勝戦を見てると、上手くスライスを使えてた方が勝ったって感じだったわね。
やっぱり“芝”を意識したって言うか、芝での勝ち方を知ってる者が制したって感じよね。
特に女子は、ただ打ち合うだけのテニスじゃないプレーでの勝利を久しぶりに見た気がしたわ。
去年の決勝も熱戦になったとは言え、ヴィーナスとダベンちゃんの力の打ち合いだったものね。モレスモが大会期間中にも、自分はサーブ&ボレーやスライスからのネットアプローチを続けるって言ってたけど、それを意識してか、エナンもいつもよりネットに出てたような印象だったわ。でも、決勝戦ではそのネットでのミスはエナンの方が多くて、普段やり慣れてないことをやっても駄目ってことよね。
それに比べてモレスモは、芝ではこう戦うって決めて、そのプレーで勝ち上がってきてたから、ちょっと差が出たのかな~って思ったわ。
精神面の弱さを常に指摘されてきたモレスモだったけど、自分自身の成長を最近では自覚できてるようで、今までの自分とは違うってコメントしてたものね。コートの中で短気になって自分を見失うことがなくなったんだって。
だから、サーブ&ボレーに徹したり、スライスを有効に使う作戦をする精神的な余裕があったんじゃないかな。エナンのコーチのロドリゲスさんも「エナンはファイターとして有名だけど、どんな試合でもそうなわけじゃないんだ。特に今回の決勝戦では、アメリーはタイトルに値するプレーをしていたし、彼女の方がタイトルが欲しいって気持ちがプレーに現れていたよ。」と、モレスモを賞賛していたわ。
グランドスラムで女子のトップシードが優勝を果たしたのは、2004年の全豪オープンでエナンが優勝して以来のことで、フランス人のチャンピオンも1925年のスザンヌ・ランランさん以来の快挙だとか。
この優勝にシラク大統領が試合直後に直筆の手紙を書いたんだって。「フランスもこの偉業に感動している。ブラボー!最高だ。何と言う快挙だ。素晴らしい!」と、喜びを送ったんだって。・・・短くない???
4連覇を達成したフェデラーは、これでピート・サンプラスに並んで、来年はビヨン・ボルグの5連覇に挑戦ね。
これでグランドスラムの決勝戦での成績を8勝1敗にした彼は、芝での連勝記録も48に伸ばして、ウィンブルドンではもちろん28連勝を飾ったの。
フェデラーは決勝戦までに落としたゲーム数はわずか52ゲームで、これは決勝までの最小ゲーム数だったの。その決勝戦ではナダルに1セット取られちゃったけど、もしストレートで優勝していたら1976年にボルグがウィンブルドンで1セットも落とさなかった完全優勝以来だったけど、それは叶わなかったわね。ちなみに、1980年の全仏でボルグは完全優勝もやってるの。その年は、その後のウィンブルドンでも優勝して、全仏~ウィンブルドンと連続優勝した最後の選手なのよね。
ナダルが優勝してたらそれ以来の快挙だったけど、芝ではフェデラーのが1枚も2枚も上だったわね。
スポーツ専門チャンネルのESPNの記者は「正直、ナダル対アガシ戦でナダルが勝利するとは思わなかった。ベースラインから5メートルも後ろでプレーして、芝での経験も少ない彼が、あの勝利を導けるとは思っていなかったんだ。彼は自分のいる場所からボールの場所まで素早く移動でき、あまり話題にはなっていなかったが、彼のサーブも実は芝でもかなり有効だった。試合を重ねるたびに彼のプレーは目に見えて上達して行ったんだ。」と、ナダルを分析してたわ。
Pinkyもアガシが勝つとふんでたの。今回のナダルは、2回戦が大きな鍵だったわね~。ランキング237位のロバート・ケンドリックにほとんど負けかけてたんだから。
もし、あの試合を普通に勝ってたら、逆にアガシにはやられてたんじゃないかな~って気がしちゃう。いずれにせよ、こうして苦手な芝でも決勝へ勝ち上がってきたのは、彼の大きな成長だし、決勝戦の後フェデラーも、まさかナダルが勝ち上がってくるとは思わなかったなんて発言しちゃうくらいだものね。
これで男子はフェデラーとナダルの2強時代になるのかしらね~~~!!!










グランドスラムで女子のトップシードが優勝を果たしたのは、2004年の全豪オープンでエナンが優勝して以来のことで、フランス人のチャンピオンも1925年のスザンヌ・ランランさん以来の快挙だとか。







スポーツ専門チャンネルのESPNの記者は「正直、ナダル対アガシ戦でナダルが勝利するとは思わなかった。ベースラインから5メートルも後ろでプレーして、芝での経験も少ない彼が、あの勝利を導けるとは思っていなかったんだ。彼は自分のいる場所からボールの場所まで素早く移動でき、あまり話題にはなっていなかったが、彼のサーブも実は芝でもかなり有効だった。試合を重ねるたびに彼のプレーは目に見えて上達して行ったんだ。」と、ナダルを分析してたわ。




2006年07月07日
いよいよ大詰め!







もう1つの準決勝はと言うと・・・。勝ち上がってきましたね~、クレーの王者ラファエル・ナダル!





フェデラーの決勝進出は濃厚かと思われるんだけど、その対戦相手は、どっちになるかしらね~。楽しみだわん♪




正直Pinkyはエナンの決勝進出はありえないって思ってたのよね。実力とかではなくて、体力的に。



モレスモはどうしちゃったのかしら?って感じ。



この4人は、怪我がない限り今季はこのまま突っ走っちゃう感じだわ。怪我で離脱してる選手が復帰して(ダベンポートとか絶好調だったペトロワとか・・・)戦国時代をもっと混戦にして欲しいわ!!!





その女子ダブルスで、Pinkyがちょっと嬉しいな~って思うことがあるの。




2006年07月05日
女子8強のあんな事こんな事






で、当のシャラポワは、そんなことよりもっとご立腹な質問が出てお怒り。


準決勝でまたベルギー対決となったキムとエナン。これも“またしても”って感じで、エナンとの仲を聞かれてのキムの答え。







予選からベスト8入りしたセブリーヌ・ブレモンもよくサーブ&ボレーを見せていたわよね。



その芝なんだけど、こんな話があるの。シャラポワの試合で彼女が打ったボールがネットにあたって芝へ落ちたの。で、そのボールは5回バウンドしてから止まった。10~15年前のビデオを見ると、同じような状況ではボールは2回くらいしかバウンドしなかったんだって。


中国人選手として初めてグランドスラムのシングルスでベスト8入りに成功したナ・リー。でも、ちょっとWTAからブーイングされてるの。



と、ベスト8入りした女子選手達の諸々でした。

2006年07月04日
いけない負け方&ランキング




プロテニスプレーヤーとして、もちろんステータスになるウィンブルドンの8強入りを逃した。「1回入ってるからいいじゃん」だと、たまたまと言われても仕方がない。それがキャリア終盤へ来てまたその勲章がもらえるのともらえないのでは意味が違うの

ランキング的にも(もちろん賞金的にもだけど)痛かった。こうしてプロ生活を続行しているのは、きっと彼女の中にも「またトップ10入りしてやる!」って思いもあるはず。




何と言ってもPinkyが心配しちゃうのは、その負け方。格下選手相手に、終始試合をリードして第1セットは9本ものセットポイントが取れず、第2セットも出だしリードしたにもかかわらず逆転を許す。良くないよね~。





キャリアで勝る愛ちゃんだからこそ、やっちゃいけない負け方だったので、ちょ~っとPinky厳しい言い方になっちゃいました。


中国人旋風を巻き起こしているナ・リー選手。



で、そのキムは、次のリーに勝って、アメリ・モレスモがアナスタシア・ミスキナに負けると、その時点でランキングが入れ替わって1位に返り咲き。


男子で3回戦で負けちゃったアンディ・ロディックだけど、ランキングもトップ10落ちが濃厚。



2006年07月03日
ドーピングと恋愛。







そう言えば、今年に入ってテニス界でもドーピングの話題はあったわ。前のブログの時に書いたんだけど(3月4日分)プエルタやカラタンチェバとか厳しい処分が下ってたし、まさかとは思うけど、ナダル君がそんなことになってテニス界から消えちゃったりしないわよね?!?!







それからスペイン・テニス界はもちろん、ずっとトップで頑張っているファン・カルロス・フェレーロは、あまりスペインメディアに取り上げられなかったんだけど、長い間付き合っている彼女がいるの。


それから今回、初めてファミリー・ボックス入りしたのは、エレーナ・デメンティエワのボーイフレンドでアイスホッケー選手のマキシム・アフィノゲノフ選手。


それから彼氏じゃないんだけど、ダニエラ・ハンチュコバがこんな発言をしてたの。














2006年07月01日
やったね、愛ちゃん!!!



Pinkyだって、95%勝てないって思ってたわよ。



しかもヒンギスは、ストロークやサーブにパワーがないって言われていたけど、今回の復帰に向けてかなりのウェートトレーニングを積んだようで、肩から腕もかなりのマッチョだし、サーブもかつてより数段早くなってるのよね。

復活して、今のプレースタイルでも勝てるって言うことを十分証明してきているヒンギスだったけど、今回の愛ちゃんの思わぬ展開に、ちょっと動揺が隠せなかったわよね。




ヒンギスに対しては、見方がちょっと厳しいところがあると感じるの。










ジュニアのドローも発表になりましたね。






2006年06月30日
ブライアン・ブラザース






(マイクが書いたブログで)「ウィンブルドンの町から10分くらい歩いたところの、3ベッド・ルームのアパートを今年は借りたんだ。そこのガレージを改造して、僕達の音楽スタジオを作ったのさ。でも、ここに住んで一番の問題は、近所に生まれて6ヶ月の赤ちゃんがいることなんだ。ある夜、ガレージのスタジオで練習していた時、静かにしてくれるようにご近所さんがドアを叩いて訪ねて来たんだけど、あまりのうるささにそれさえも気が付かなかったくらい。でも、仕方ないからお互いが歩み寄って、昼間は僕達が好きなようにさせてもらうことにして、夜はおとなしくすることで納得してもらってよ。ここのアパートに荷物を入れた時に、アンプやピアノを引きずっちゃって、その修理にすでに2500ドル(約29万円)も使ってるし、ここは一晩550~600ドル(約7万円弱)もするから、ちょっと資金不足になる可能性があるんだ。だから、ミックス・ダブルスにも出場して(ボブはヴィーナスと、僕はコリーナ・モラリュと)、少しでも勝ち上がって家賃のたしにしたいと思ってるんだ。僕のガールフレンドもイギリスに来てくれるって言ってるから食事を作ってもらって、お金の節約になればって思ってるよ。」
世界のトップ・ダブルス・プレーヤーでも賞金稼ぎには一苦労しているみたいね。


それからボブはこんなことを言ってるの。








それからミックスダブルスを組むのに、こんなエピソードが。


で、そのミックス・ダブルスのドローはって言うと・・・。モラリューと組んだマイクは第13シードで1回戦がなくて2回戦から。




そうそう、森上あっこちゃんと中村藍子ちゃんのダブルス。惜しかったわね~。




2006年06月28日
勝ち上がってま~っす!
ウィンブルドン2日目は何とか試合を消化することができましたね。
日本人女子は好成績でよかったね。
杉山愛ちゃんは、ランキング500位代の地元のジュニアNo1選手にちょっと苦しんだけど、最後は力でねじ伏せたって感じで、ストレート勝ち。森上あっこちゃんは、第1セットをあっさりと取られたところで、雨で試合が順延に。これがあっこちゃんサイドに良いきっかけを作ってくれたようで、今日は2セットを連取して勝利。
3年ぶりの初戦突破となりました。浅越しのび~も第17シードのマリア・キリレンコにストレート勝ち。
第1セットを6-2であっさり取って、第2セットも5-2とリードして向かえたサービング・フォー・マッチでマッチポイントもあったのにブレークされて、それからあれよあれよと5-6とリードを許しちゃったの。スコアーみながら「何やってんのよ~~~!!!」って叫んじゃったわ。
これは完璧負けパターン・・・と思っていたら、踏ん張ってくれてタイブレークへ。そしたらタイブレークは、すっかり一方的な展開で、見事な勝利でした。しのび~も3年ぶりの1回戦突破ね。
これでまたランキングも100位内へ復活かな?!残念だったのが中村藍子ちゃん。第2セットは藍子ちゃんペースで取ってフルセットへ持ち込んだにもかかわらず、第3セットでは競り負け。
あっこちゃんとのダブルスで一発奮起してね!
復活したマルチナ・ヒンギスも圧勝で2000年以来の1回戦突破に成功。
これまで今年は全豪、全仏とベスト8。グランドスラムでの8強の壁を越えられずにいるけど、このウィンブルドンではどこまで行くのかしら?残念なことにヒンギスの3回戦(勝ち上がれば)は日本人選手なのよね。
だって、2回戦で杉山愛ちゃんと森上あっこちゃんが激突するのよ。どっちが勝っても3回戦ではヒンギス。う~ん。
日本人にももちろん上位進出してもらいたけど、ヒンギスにも頑張ってもらいたいのよね~。こんなドロー嫌だわ~。。。
もしヒンギスが順当に勝ち上がると、4回戦では同じスイスのパティ・シュニーダー。で、問題のベスト8の壁ではエナン=アルデンヌが立ちはだかる計算。
でも、エナンは、体力的にそこまでが精一杯かな~って気がするの。連戦ができない彼女。先週の大会にも出場して優勝してるでしょ。そうなると、今週で2週連続。来週まで勝ち上がると3週間連続になるわけ。
彼女も、1週間大会に出たら、少なくとも数週間の休養が必要だって言ってるくらいだから、Pinkyは4強までは勝ち上がれないってふんでるわ。と、すると、ヒンギスにチャンスが訪れるのね。さ~どうなるかしら???
雨でスケジュールが崩れちゃったから、夕べ勝ち上がった日本人女子選手は、みんな今夜2回戦が予定されてます。杉山vs森上なんてちょったいないカード・・・。浅越しのび~は復活タナスガーンを撃破してもらいたいわ!
イギリスの調査でテニス人気の低迷を以前も伝えたけど、こんなことも出てるの。
「ウィンブルドンは、毎年恒例となる夏のスポーツ・イベントの最も有名なものの1つ。けれど、イギリス人の親達は子供にテニスを奨励していない。なぜなら、テニスと言うスポーツが、上流階級の人達がお洒落でするスポーツだと言うイメージが強いからだそうだ。イギリス・テニス協会の努力もむなしく、一般人のテニス人気は下がっているらしい。イギリス国内の一番人気のスポーツはサッカーで、続いて水泳、ダンスだそうだ。」ダンス???
テニスよりダンスの方がスポーツとして上位にランキングされているんだって。日本じゃ「好きなスポーツ何?」って聞かれて「ダンス」って答える人って少ないと思わない?だって“ダンス”って漠然としてて、スポーツってカテゴリーって感じじゃないじゃない。
ウィンブルドンの賞金額が男女で違いがあることについて、ヴィーナス・ウィリアムズが批判してるわ。
「イギリス・テニス協会の決断には何度と無く失望させられるわ。男子プロより女子プロの方が格下だって言う判断には心が痛むの。自分にとってじゃなくて、この大会に出るために男子プロと同じくらい努力して、やっとウィンブルドンの芝のコートに立っている他の女子選手達に対して失礼だと思う。それにこれまで多大な功績を残した、ビリー・ジーン・キング、マルチナ・ナブラチロワ、クリス・エバートなどの偉大な選手が、平等な賞金額に対して戦ってきていたし、彼女達にも大変失礼な扱いよね。テニス発祥の地のイギリスが、男子より女子の方が格下だって言う扱いを世界的にしていることに、本当に残念に思うわ。」だって。
他のグランドスラムも男女の差をなくしている今の時代だから、余計に印象が強いわよね。差別をしている現われかどうかは分からないけど、例えば同じ仕事をしてあまりにも違うお給料だったら不平が出るのも当たり前。それと同じよね。
でも、近い将来、同一額になるとPinkyは思うんだけど、考え甘いかしら?








復活したマルチナ・ヒンギスも圧勝で2000年以来の1回戦突破に成功。







雨でスケジュールが崩れちゃったから、夕べ勝ち上がった日本人女子選手は、みんな今夜2回戦が予定されてます。杉山vs森上なんてちょったいないカード・・・。浅越しのび~は復活タナスガーンを撃破してもらいたいわ!

イギリスの調査でテニス人気の低迷を以前も伝えたけど、こんなことも出てるの。



ウィンブルドンの賞金額が男女で違いがあることについて、ヴィーナス・ウィリアムズが批判してるわ。




2006年06月27日
思いを伝えて!





ってことで、近々アガシ特集でも組もうかと思っております。













「ジェームズ・ブレークは、色んな意味でとても特別な存在なんだ。彼がまたこうして幸せに、そして健康に素晴らしいテニスをプレーしている姿を見ることができて、本当に嬉しいんだ。たとえ、自分のガールフレンドのコリーナ・モラリュが僕よりブレークの方をもっと好きなんじゃないか、なんて他愛も無いウワサがあるけど、そんなことは関係なく、僕はブレークのことが好きなんだ。ブレークは、コリーナが彼を好きになっても仕方ないなって思ってしまうような人間なんだ。それに長い間コーチをしているブライアン・バーカー氏にも脱帽するよ。以前、3年間くらい、ブレークがなかなか成績が出せなかったときに、周りの人間がバーカーに変わって違うコーチを付けるべきだって言っていたのを、ブレークも知っていながらバーカーを信用して一緒にトレーニングをしていたんだ。それが今ではこうして身を結び、お互いの信頼とトレーニングの成果が結果へとつながっているんだ。素晴らしいことじゃないか。」
だって。



2006年06月12日
ナダル君も2連覇達成!





これでナダルは、去年のマイアミの決勝戦で負けて以来、決勝戦での連勝が13連勝になって、もちろん、クレーでの連勝記録も60になったってわけ。しかも、この決勝戦の勝利がナダルのクレーでの100勝目で、もちろんローランギャロスでは14勝負け無しなのよね。



そしてツアーは安む間もなく芝のシーズンへと入って行きます。







男子ダブルスを制したのはビョークマン/ミルニ組で、彼等はこれで2連覇達成。・・・2連覇???


女子ダブルスは愛ちゃん/ハンチュコバ組・・・う~ん、ちょっと勝てなかったわね。




2006年06月11日
エナン&錦織、優勝









それからそれから、忘れてはりません。




ウィリアムズ姉妹がランキングのトップ10落ちしてからしばらく経つけど、アメリカ国内では相変わらずの人気者なの。




またもや飛び出したナダルのコーチからのアドバイス疑惑。




ちょっとビックリの発見があるの。




2006年06月10日
ドリームマッチ&愛ちゃんファイト!





これまでのグランドスラムでトップ2シードが決勝で激突したのは最近ではウィンブルドンの2004年でフェデラー対ロディック。次が2000年の全豪でアガシ対カフェルニコフ。その前が1995年のUSオープンでアガシ対サンプラス。全仏に至っては1984年のマッケンロー対レンドルにさかのぼるの。


テニス界の女帝、マルチナ・ナブラチロワ。今回の全仏ではボブ・ブライアンと組んだミックス・ダブルスでベスト4入りを果たしました。




そのボブは双子の兄弟、マイクと組んだ男子ダブルスでは見事決勝へ進みました。


ダブルスと言ったら何といっても女子ダブルスでしょ!!!









あ~~~っと、忘れちゃならないのが、男子ジュニア。錦織圭(NISHIKORIと読みます。お間違えないように)君、シングルスはベスト8で負けちゃったけど、ダブルスは見事決勝へ進みました!



2006年06月08日
男子4強&これからの見所。








これで準決勝は、第1シードのフェデラーvs第3シードのナルバンディアン、第2シードのナダルvs第4シードのリュビチッチとなりました。











全仏に話を戻すと、愛ちゃんペアー見事にベスト4入りしましたね。


あとは、何と言っても男子ジュニアでしょ。







2006年06月07日
女子のベスト4出揃う!




そのヒンギスが以前ツアーを去ったあと、2004年にヴィーナスについてこんなコメントをしていたの。ちょっと振り返ってみましょう。





そのヴィーナスなんだけど昨日の試合で、若さと勢いに乗るバイディソバにフルセットで負けちゃいました。







忘れちゃいけない。先週のその他の日本人の頑張りを。

男子では、インドネシアのサテライト・サーキットの最終戦(ATPツアーの仕組み参照)で、杉山記一選手が第3シードで竹内研人選手がシングルスに出場。


多くの日本人が参加した福岡で行われたフューチャーでは、ベスト4に第3シードの本村剛一選手と、成瀬廣亮選手が進み本村選手が決勝へ進んだけど、準優勝に終わってます。ダブルスでは、第1シードの佐藤/ズベレフ組と第4シードの近藤/寺地ペアーが準決勝へ進んで、そのまま決勝戦で激突したの。

女子では群馬で行われた2万5千ドルのサーキットに多くの日本人が参加してました。大会は波乱の連続。ベスト8に残ったシード選手は一人もいなくて、そんな中、山本麻友美&米村明子選手が準決勝で対戦して米村選手が決勝へ進んだの。でも、A・スペアーズ選手に接戦の末負けちゃったわ。

今週は昨日も書いたけど、森上あっこちゃんがチェコの7万5千ドルのサーキットに出てて、イギリスの芝の大会には岡本聖子選手が早くも芝でのプレーにチャレンジしてますね。


2006年06月06日
ナダル君の毎日。



彼ったら、すごく良く寝てるって印象。毎日のブログを起床から順に書いてるんだけど、起きるのはだいたい朝10時。

で、朝食はだいたい「ボールいっぱいのシリアルに牛乳をかけて、オレンジジュースを2杯。」それから、夜はホテルの近くのシャンゼリゼのイタリアン・レストランでパスタとピザをコーチのトニーやスペイン人選手達と一緒に仲良く食べてるの。


ブログは英語でATPのサイトに載ってるんだけど、彼は英語が苦手。

それからちょっと訂正しておきたいんだけど、5月31日のブログに書いたんだけど、この全仏の時にラファにブログを担当させるなんて、ATPの策略かとPinkyは思ってたんだけど、実は違ったの。


ま、ブログに嬉しい報告が書けるように、しっかり勝ち上がってね!!!

女子でベスト8入りした最後の選手となったヒンギス。2日間に渡る試合で、最後は見事な勝利でした。





そのヒンギスだけど、ブパティと組んだミックスダブルスの2回戦を棄権しちゃいましたね。




それから危ない展開から逆転勝利を上げた愛ちゃん&ハンチュコバ組。



そうそう。1回戦で第3シードのペトロワを破ってビッグ・ニュースになった森上あっこちゃんだけど、2回戦であえなく敗退。



2006年06月05日
“やっぱり”続き?!?!
全仏オープンも2週目に入って、ベスト8が決まり始めたわね。





それから、女子では“やっぱり”モレスモが負けちゃったわね~。




お兄さんお姉さんに続きジュニアも開幕しましたね。




ちょっと驚きのコメントが入ったの。





2006年06月03日
一気に有名人。





ニック・ボロテリー・テニス・アカデミーを運営して、プロのコーチとして有名なそのボロテリー氏がこんな面白いこと言ってたの。


最近でもよく聞く話よね。ローマのマスター・シリーズの決勝のあと、敗れたフェデラーがナダルに対して、伯父でコーチのトニーが試合中に何かアドバイスをしていたって批判もしてたしね。



さ~、日本人選手が全滅しちゃった今、興味の行方は『誰が優勝するか』ってことになるわね。

男子では、大方の予想のフェデラーvsナダルの決勝戦へ向けて、両者とも順当に勝ち上がってますね。



女子はやっぱり混戦模様で、誰が優勝するのか全く分からない状態よね。




さ~、みなさんはいったい誰に注目してるのかしら?お天気が良くなってちゃんと試合も消化して欲しいわね。

2006年06月02日
日本人全滅!愛ちゃんのダブルスに期待ね。






こうなると、ダブルスには大きく期待がかかっちゃうのは仕方ないことね。でも、昨日行われた浅越しのび~&シュレボトニック組は3-6、2-6で1回戦敗退しちゃいました。



水曜日の2回戦が日没で順延になって、今日その続きが行われた試合で、第31シードのツルスノフの対ヘンマン戦。結果は6ー3、6ー2、4-6,6-4でツルスノフが勝ったけど、実はツルスノフはこれまでの4大大会では実に4大会中3大会もヘンマンと試合をしてるの。




もう一人、ちょっと注目のロシア人選手がいるの。予選を勝ち上がって2回戦では2004年のチャンピオンで第10シードのガウディオにフルセットの接戦の末負けちゃった、18歳のコロレフ。



こんな面白い対戦もあったの。女子の予選を勝ち上がったフランスのピシェは1回戦でベルギーのフリプケンズと対戦。実はこの二人、予選の最終ラウンドでも対戦していて、その時はピシェが勝って見事本戦入りしていたの。でも、欠場者が出たことから、フリプケンズがラッキー・ルーザーとして本戦入り。入ったドローでは2試合連続で同じ相手となったわけ。


それから、トップ・シードモレスモは1回戦でショーネシーを破っていたけど、10年前の全仏ジュニアではこの二人が決勝戦で対決して、モレスモが見事優勝をさらっていたの。ジュニアを卒業して10年後の対戦。今の二人にはちょっと差ができちゃったって感じかしらね~。

2006年06月01日
愛ちゃん・・・ガックシ




誰が見てもキーポイントは第2セット、杉山4-2でリードした第7ゲームのレザイのサービス・ゲームでしょ。


でも、借金を背負ってお父さんとキャンピングカーでヨーロッパのサーキットを転戦してるだけあって、そのハングリー精神は日本人にはないものかもしれないわね。今年もサーキットで優勝を上げて、2月の7万5千ドルのサーキットでは、当時19位のグローネフェルド(現在は14位)を破ってたり、存在能力が高いのは確かね。


昨日も順当に2回戦で勝利を飾ったフェデラーだけど、彼があんまり好きじゃないことがあるんだって。

「試合が終わると、その試合のデータが出るだろう。サービス・エースが何本とかウィナーが何本とか。それはいいけど、アンフォースト・エラー(イージーミス)が何本とかは、あんまり好きじゃないんだ。自分がミスをした時は、自分で分かっているし、時には自分ではイージーミスだって思っていないミスもアンフォースト・エラーに数えられるからね。正直、そんなデータを取っている人達も好きじゃなかったりするよ。ウィナーを表にするのは簡単なことさ。でも、アンフォースト・エラーは、ちょっと違うと思うよ。1つの大会で自分では20個のエラーをしたと思っても、データでは60になってたりするからね。」
そうね~、どれが簡単なミスで、どれが仕方がないミスなのかなんて、きっと本人にしか分からないものなのかもしれないわね。


そんな中(どんな中???)、全仏のミックス・ダブルスのドローも発表になりましたね。日本人の参加はないけど、気になるところをピック・アップしてみました~~~。

ビックリしたのはモレスモがサントロと組んで出場してます。

それからヒンギスも出てるの。ウワサの彼氏のシュティエパネックとかしら???って思ったんだけど、インドのブパティとだったわ。全豪のミックスでも優勝してる彼女、Pinky思うに、ミックスでのグランドスラムを狙っているとフンだわ。

もちろん、ナブラチロワ様も参加してます。ボブ・ブライアンと組んで第6シード。ちなみに双子の兄弟のマイクはショネシーと組んで第3シードで出場してます。

4大大会しかないミックスだし、こちらも楽しみにしましょう。

2006年05月31日
森上あっこちゃん、やりました!!!






でも、1つ納得がいかないことが・・・。


ATP恒例となった大会ごとに代わる代わる選手が書いているブログ。なんと今回は、2連覇の期待がかかるナダル君が担当してるの~~~。


で、Pinky's Remarksでも恒例となっている、日本人選手情報!!!フランスはパリで熱戦を繰り広げている全仏だけど、将来その本戦入りへ向けて、た~~~っくさんの日本人が頑張っているのよ。
まずは、その予選に出場した、佐伯美穂、久松志保、岡本聖子の3選手はそろって1回戦敗退で、本戦入りはなりませんでしたね。

それから韓国&北京でのサーキットに参加した日本人3選手はみんな初戦を突破できませんでした。残念!

長野での2万5千ドルのサーキットでは、ベスト4に波形純理、飯島久美子、米村知子の3選手が勝ちあがり、米村選手が決勝へ進んで、見事優勝しました。


男子は、残念ながら、全仏の予選には誰も出場してなかったの。


今週は韓国は釜山での5万ドルのチャレンジャーに、先週福岡で優勝した添田選手始め、松井俊英、岩渕聡選手が出場してます。ダブルスは松井&岩渕ペアーでエントリーしてますね。がんばってね~!!!
Pinky、昨日はお天気心配だったけど、予報が運良くはずれて、晴天の中、午後から有明でテニスしちゃいました。



2006年05月30日
ナダルも歴史を刻む!





それから日本人では、中村藍子ちゃんが登場したけど、カスターノに体力負けしちゃった感じね。






「育った環境、つまり教育とか文化とかが一つの要因なのは明らか。自分の場合、こうして勝利することを必要として、それが一番大事だって言う、このプロの世界のような文化では育っていなかったの。自分の家族は全くそんな家族じゃなかったわ。テニスなんて趣味に過ぎなかった。もし、テニスで何かを得られたら、それはそれで素晴らしいことだけど、そうじゃなくても、生活していくのには全く困ったりはしなかったの。これまでのテニス人生のある時点で、自分に欠けているのは、勝利を固執することなんじゃないかって気が付いた時があった。それはかつて、ヒンギスやウィリアムズ姉妹を見ていて感じた、勝つこと、一番になることへの『アメリカ的精神』とでも言うのか、彼女達はそんな教育を受けて育っているんだなって感じたからなの。彼女達は常に“一番になる”って事だけを考えていたから。自分にはそれがなかったわ。」
そうね~、私達と違って趣味でやっているわけじゃないプロの選手達は結果が全てだし、それでご飯食べてるんですもんね。



昨日の初日の1回戦に登場して見事勝利を収めた男子第7シードのロブレド。5月20日のブログにも書いたけど、女子のツアープロのドゥルコとの交際に終止符を打ったの。彼女と別れたマイアミのマスター・シリーズ以降、彼は絶好調。



2006年05月29日
愛ちゃん歴史を刻む。




正直Pinkyは、フェドカップの前にやっとシングルスの調子が上がって、このままツアーで試合感を維持して欲しいとも思っていたの。でも、日本のために代表として戦って欲しい気持ちもあって、複雑な思いだったわ。


第1セットを取られた時は、良い感じでプレーができていたのに、最後に持って行かれちゃった嫌~な展開だったけど、なんのなんの。第2セット以降はより一層体にキレがでてきて、終始圧倒してたわね。


そのモレスモも男子のトップ・シードのフェデラーと共にこの日の初日に登場。どちらもストレートで勝利を上げて、明日は第2シードのキム(クレイステルス)とナダルが早速登場ね。



それからステファン・エドバーグもニューヨークのメディアにこんな事を言ってるわ。「フェデラーは、かつての誰よりもオールラウンドなプレーヤーだと思うよ。僕がかつてしていたように、常にネットへ詰めるプレー・スタイルじゃ、今は全仏に勝つことは難しくなってしまった。色んなプレーを上手くミックスしながらゲームを行わないとならない。フェデラーはそれを一番上手くやれる選手だと思うんだ。フェデラーはナダルと対戦する時に必要なのは、ポイント、ポイントをもっと短くした方が勝機があるはず。ラリーが長くなればなるほど、ナダル・ペースで、フェデラーにとっては難しくなってしまうと思うよ。」
どちらにしろ、クレーでもフェデラーの評価はそれなりに高いってことだけど、クレーでの宿敵は明らかにナダルってことも事実ね。




「マリア・シャラポワはローラン・ギャロスへきて金曜日の練習中に再び右足首を痛めてしまい、医者に見てもらうハプニングに見舞われた。その後、良いニュースは、怪我が大事に至っていなかったと言う事。しかし、同時に悪いニュースも入ってきた。彼女は1回戦を月曜日以降にして欲しいと言うリクエストを出したが、受け入れてもらえず、日曜日に試合が組まれてしまった。1日でも多く治療に当てたかった彼女は不安を隠せなかった。たとえ試合に臨んでも、十分なフットワークでプレーできるはずがないからだ。フランス・テニス協会は歴史上初となる15日間とした今大会の“ファースト・サンデー”に彼女の試合を組みたかったのだ。しかし、これは大きな賭けなのは明らかだ。集客力が抜群で話題の多い彼女が、万が一1回戦で負けてしまったら、その後の14日間は女子テニスの花形スターを欠いて大会を行わなければならないからだ。」
本当に大きな賭けだったわね。



2006年05月20日
シニアも頑張っとります!

36歳のフルランは、イタリア人として始めてこのツアーで優勝を果たし、しかも地元での優勝に感無量だったみたい。「最高の気分さ。この大会で優勝できて本当ハッピーだよ。この大会は、ブルゲラとか、マッケンローやキャッシュって言う早々たる選手と対戦できるチャンスを与えてくれた。彼らはテニス史に名を刻んできた人達なんだ。そんな選手を破っての優勝なんだ、言うこと無いよ」そりゃそうよね~。でも、引退してからもこんな素晴らしいツアーがあるなんて、テニスって最高~!!!
これで今年のランキングは、今季から参加して2大会連続優勝を上げた、マルセロ・リオス(800)がトップで、2位がブルゲラ(730)、3位にピオリーン(650)、4位にリハルト・クライセックとフルランが400ポイントで並んでおります。これで4試合が終わって、次は8月までないけど、残りの8試合で誰が頂点に立つのかしらね~。マッケンロー、トーマス・ムスター、マッツ・ウィランダーの挽回があるのかしら?ゴラン・イヴァニセビッチは参加するの?マイケル・チャンは怪我から復帰するかしら???なんて、こっちのツアーも話題満載ね!!!

「朝起きて1時間くらいボールを打って、それから30分くらい走るんだ。そのあとに、20分ほどウェートトレーニングをするんだ。去年肩を故障したから、予防の意味も含めて、肩を鍛えるために週に3回2~30分のウェートをするんだ。その後、軽くランチを食べて、F-1のレースを見てから、"mus”って言うトランプで遊んだんだ。ベルダスコやコーチ達とやってたら、盛り上がっちゃって3時間くらいはやってたかな。」って、試合のない日の午後は、ほとんど遊んでるってわけね!!!でも、ちょっと彼をフォローすると、試合のある日は少なくとも試合の3時間前に起きて1時間半ほどアップをするんだって。で、試合前はトイレにこもってiPodに入れてあるロックをガンガン聴いて気分を戦闘体制に整えるらしいわ。
ちょっとワガママな一面も。ツアー・ディレクターに朝が早い試合が続くと、早起きが苦手な彼は「ちょっと遅い試合にしてくれない?」とか、大のサッカーファンの彼は、地元のバルセロナの試合が夜ある時は、「夜に試合入れないで!」なんて頼んでるの。でも、これもトップ・プレーヤーならではなのかもね~。
こんな告白もしちゃってるのよ。「みんなはもう知っているかもしれないけど、約1年付き合ってた、女子選手のヒセラ・ドゥルコとはもう分かれたんだ。だから、可愛い女の子とディナーでもしたいね。」だって!でも、サッカーのバルセロナの試合の時は、カワイ子ちゃんからのお誘いも断ってテレビに釘付けなんだとか。寝る前の日課は、メッセンジャーで友達や家族とチャットをするんだって。バルセロナが勝った時は、話題はサッカー一色だとか。自分の試合の話はしないの~???ツアー・プロと言っても、やっぱり普通の若者なのよね~。