2006年07月01日
やったね、愛ちゃん!!!
もう言うことありません。杉山愛ちゃん・・・やりました、マルチナ・ヒンギスからまさかの大勝利!!!
Pinkyだって、95%勝てないって思ってたわよ。パワーテニスと言われるなか復帰してきたヒンギスだけど、現時点の女子テニス界って、実はかつてビーナスやセリーナが全盛だった頃みたいなパワーテニスをする選手ってそれほど存在していないのが現実。ヒンギスも「だからカムバックしたの」って言うほど。もちろん、時代の流れはパワーテニスだけど、今のヒンギスをパワーだけで押し切れるくらいのパワーヒッターは、正直そういないのよね。
しかもヒンギスは、ストロークやサーブにパワーがないって言われていたけど、今回の復帰に向けてかなりのウェートトレーニングを積んだようで、肩から腕もかなりのマッチョだし、サーブもかつてより数段早くなってるのよね。(彼女のプレースタイル自体、早いファースト・サーブはたまにしか打たないで、勝利を上げる武器にはしていないの。でも、たまに打つ早いファーストサーブはかつてより数段早くなってるのも事実。)
復活して、今のプレースタイルでも勝てるって言うことを十分証明してきているヒンギスだったけど、今回の愛ちゃんの思わぬ展開に、ちょっと動揺が隠せなかったわよね。だって、愛ちゃんのストローク、本当に良かった。2003年にトップ10入りした頃の彼女のプレーを見ているようだったもの!第1セットは、愛ちゃんが互角以上のストローク戦を演じ、チャンスを物にして先取。第2セットは、愛ちゃんの勢いをなんとか封じ込めようとして、集中力を高めたヒンギスが取ってファイナルセットへ。そこでも、3-0とリードして「やっぱりヒンギスか~」って思った頃、ヒンギスがちょっと気を抜いたって言うか、正直集中が続かなくなったんじゃないかしら。そこをすかさず愛ちゃんがついて逆転!!!で、まさかの勝利となりました。
ヒンギスに対しては、見方がちょっと厳しいところがあると感じるの。それはかつての彼女が凄すぎて、ほとんど負けなくてずっとランキング1位を守り通してたからね。でも、今年1年の成績を見る「チャンピオンズ・レース」では、堂々の5位なの。それって凄いことでしょ?トップ10に入るのだってかなり難しいことなのよ!そんなヒンギスから大金星をあげた愛ちゃん。同じ山のパティー・シュニーダーもこけちゃって、次の対戦相手はセブリーヌ・ブレモン。ランキング129位で、なんと予選から勝ちあがって、自身初のグランドスラム4回戦進出を果たしたの。もちろん、波に乗ってるから十分注意しないとね。でも、愛ちゃんはかなりのチャンスだと思う。もし、4回戦に勝ってベスト8入りすると、順当に行けば第3シードのエナン=アルデンヌ。彼女もここまでくると、体力の限界にかなり近づいているはず。ウィルス性疾患から復帰してからは、連続で大会に出場できなくて、1大会に出ると数週間は休みが必要としているの。でも彼女、直前のイーストボーンに出場して優勝。そこから数えると3週連続で試合をしていることになるの。次のハンチュコバ戦も危ないかな~って思ってるくらい。実際彼女もかなり精神的にも肉体的にも辛いってコメントしてるしね。・・・とすると、伊達さん以来のベスト4進出も夢じゃないかも・・・!!!まあ、可能性を上げるときりがないけど、せっかくヒンギスに勝って、129位の選手に負けないようにするのが先決ね。全仏の森上あっこちゃんの例もあるし。31歳の誕生日である7月5日まで残っていることを切に祈るPinkyでした。
ジュニアのドローも発表になりましたね。全仏ジュニアで大活躍した錦織圭君は今回は出場してないわね。第11シードに会田翔君がおります。女子では第7シードに森田あゆみちゃんがいますね。二人ともちゃんとシードを守って、勝ち上がってもらいたいわ~~~!ファイト!!!
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気分的には・・・ゴルフして帰っか~~!って所から、良く帰ってきたよ!!
やっぱり愛の全英はセントアンドリュースじゃないわ!ウィンブルドンよ!
って感じですね。。是非ベスト4まで行って欲しい!!
本当よね。はっきり言って、全仏のダブルスで準優勝したから、この勢いでダブルスでまた決勝へって思っていた矢先に、1コケしちゃったじゃない。
ミックスもボブ・ブライアン&ヴィーナスって言う厳しいドローだったし、お竜さんのおっしゃる通りよね。
でも、だからシングルスを踏ん張れたのかもしれないわよ。
幸か不幸か、ダブルスがない分、体力的には愛ちゃんとしては余裕があるわけだし、これからも勝ち上がって行けるんじゃないかしら?
さ~、これからも楽しみね~。応援しましょう!!!