2006年07月20日
自分の人生!
先週末に行われたフェドカップ・ワールドグループ1の準決勝に疲労を理由に欠場したベルギーのジュスティーヌ・エナン=アルデンヌ。チームは見事アメリカを下して決勝へ進出したんだけど、彼女に関してこんな論議をかもし出しているの。ベルギーのテニス関係者の話だと「このことは、彼女のコーチであるカルロス・ロドリゲス氏が発表したコメントからしか分からないが、エナンは日曜日にフェドカップのキャプテンに出場辞退を申し入れていた。しかし、キャプテンとベルギー・テニス協会会長は彼女に、しばらくそのことを公にしないでほしと頼んだんだ。それは、この事実をアメリカに知られて、トップ50にいる選手の誰かを起用してこられないようにするためだった。しかしそうすることで、エナンの評判が悪くなった。それから、彼女はプレーはしないがコートサイドでの応援には行きたいと申し入れたが、チームもファンも望んでいないと断られたのだ。そんな状況で、どうして彼女が決勝戦に出場すると思うかと、ロドリゲスは語っている。このことは全てロドリゲス(エナン)サイドからのコメントなので、偏った見方になっているかも知れないが、私個人もただ単に“エナンは悲劇のヒロイン”だとは思ってはいない。彼女は素晴らしいテニス選手ではあるが、同じくらい素晴らしいスポーツマンかどうかは疑問に思う。かつて彼女は「自分個人のテニス人生の方が大切。だってフェドカップには興味がないし、周りからの注目を共有したくないの。そうする事で悪い気分になるようなことはしたくない。」などど言っていたのも事実。ただ、母国ベルギーで行われるフェドカップ決勝を欠場することは、とても馬鹿げているし、彼女のイメージを何より悪くするのは明確なことだ。」って語ってるの。そのコーチのロドリゲス氏が火曜日にこれを裏付けるようなコメントを発表してたわ。「今現在では、エナンが決勝へ出場するなんて話は全く問題にならないね。今回の準決勝にはプレーできないが応援したいと言う彼女の意向を拒否したようなチームに参加して、9月の決勝を戦えるはずがないだろう。ベルギー・テニス協会は、彼女がベルギーのためにしてきたこれまでの行いに対して全く敬意に欠いた決断を下されたとして彼女自身もかなり落胆しているからね。」だって。全仏でも連覇を果たして、ウィンブルドンでも準優勝を飾った彼女の疲労を理由にしての欠場は納得がいくと思うんだけど、それでもベルギー・テニス協会は彼女の出場を強く希望してたってことなのね~。どこの国でも選手と協会の問題ってあるのね~~~。
再来週サンディエゴで行われるアキュラ・クラシックで、今年初めに引退を表明したコンチータ・マルティネスの引退セレモニーを行うらしいの。8月1日の火曜日のナイトセッションで行うことが決まったんだって。彼女の18年のプロ・テニス人生の一番のハイライトは何と言っても1994年、ナブラチロワを破ってのウィンブルドンの優勝でしょうね。それに、1991年4月から1997年の6月まで6年連続でトップ10に君臨していた彼女は、そのアキュラ・クラシックでも1995年に優勝して昨年もダブルスで優勝するなど、思い出深い大会なのよね~。2003年には『Acura Classic Loyalty Award』なる賞も送られていたのよ。そんな大会側からセレモニーが行われるなんて、選手冥利に尽きるわね!きっとこれからもダブルスで元気な姿を見せてくれるとは思うけど、アランチャ・サンチェス=ビカリオと共にスペイン女子テニスを長年に渡って支えてきた彼女。セレモニーに値する選手ね。
再来週サンディエゴで行われるアキュラ・クラシックで、今年初めに引退を表明したコンチータ・マルティネスの引退セレモニーを行うらしいの。8月1日の火曜日のナイトセッションで行うことが決まったんだって。彼女の18年のプロ・テニス人生の一番のハイライトは何と言っても1994年、ナブラチロワを破ってのウィンブルドンの優勝でしょうね。それに、1991年4月から1997年の6月まで6年連続でトップ10に君臨していた彼女は、そのアキュラ・クラシックでも1995年に優勝して昨年もダブルスで優勝するなど、思い出深い大会なのよね~。2003年には『Acura Classic Loyalty Award』なる賞も送られていたのよ。そんな大会側からセレモニーが行われるなんて、選手冥利に尽きるわね!きっとこれからもダブルスで元気な姿を見せてくれるとは思うけど、アランチャ・サンチェス=ビカリオと共にスペイン女子テニスを長年に渡って支えてきた彼女。セレモニーに値する選手ね。