2006年07月07日
いよいよ大詰め!
さ~ウィンブルドンもいよいよ佳境に入ってきましたね~。今夜は男子決勝戦への切符をかけて準決勝!!!“やっぱり”勝ち上がって来たロジャー・フェデラーが、まさにダークホースだったヨナス・ビョークマンと対戦。フェデラーは3連覇中で、芝での連勝記録を更新中だけど、ウィンブルドンでももちろん26連勝中で、これまで落としたセットはわずか4セットと、まさに向かう所敵無し状態。一方のビョークマンは34歳の大ベテランで、本人もまさかの4強入り。ヒンギスのボーイフレンドのステパネックに勝った時なんて、思わず嬉し泣きしちゃったくらいだもの。ウィンブルドン出場13回目にしての快挙なんだけど、34歳3ヶ月での4強入りは、1987年にジミー・コナーズが同じ34歳10ヶ月でベスト4進出したのに続く最高齢での記録となりました。
もう1つの準決勝はと言うと・・・。勝ち上がってきましたね~、クレーの王者ラファエル・ナダル!苦手な芝だけど、主催者側もその実力を認めて第2シードを与える程だったからね~。この勝ち上がりで、まさにクレー以外でも怖い存在になってきたし、フェデラーの王者としての存在を十分に脅かす選手になってきたんじゃないかしら?で、対戦相手はと言うと、全豪オープン準優勝での快進撃で一躍時の人となったマルコス・バグダティス。母国キプロスでは英雄扱いで、国民に課される兵役も免除される特別扱いぶり。まあ、そこまでされたからには、頑張らないとね~。このベスト4入りで、週明けのランキングでは自身初のトップ10入りが決まったの。去年のウィンブルドンが1回戦負けだったから、今年は丸々ポイントが付くってわけ。去年準優勝で今年3回戦負けしちゃって、大きくポイントを落としてトップ10落ちしちゃうアンディ・ロディックとは正に正反対ね。
フェデラーの決勝進出は濃厚かと思われるんだけど、その対戦相手は、どっちになるかしらね~。楽しみだわん♪
女子は決勝戦の顔ぶれが揃いましたね。ベスト4に上位4シード選手が進出して、今の女子テニス界が、まさに4強時代だってことを印象付けたけど、そこから勝ち上がってのが、ベルギー対決を制したエナン=アルデンヌと、今季絶好調でランキングも1位のアメリ・モレスモ。全豪オープンの決勝と同じ顔合わせとなりました。
正直Pinkyはエナンの決勝進出はありえないって思ってたのよね。実力とかではなくて、体力的に。去年は全仏で優勝した疲労を2週間じゃ回復できなくて、ウィンブルドンではまさかの1回戦負け。今年も全仏の決勝は、疲労の色が見えてたけど、ウィンブルドン直前のイーストボーンに出場して優勝する元気ぶり。かなり体調が良いのね。全豪の時だって、決勝へ勝ち上がったけど、結局最後まで試合できなかったしね。昨夜のキムとの試合見ても、あんまり疲れを感じさせなかったもの。
モレスモはどうしちゃったのかしら?って感じ。実力はあるけど、取りこぼしも多かったし、トップ選手の中でも安定感に欠けるって印象だったのに、今年は一皮剥けて成長の跡が伺えるわよね。ちなみに、エナンが優勝すると、グランドスラマーの仲間入りね。
この4人は、怪我がない限り今季はこのまま突っ走っちゃう感じだわ。怪我で離脱してる選手が復帰して(ダベンポートとか絶好調だったペトロワとか・・・)戦国時代をもっと混戦にして欲しいわ!!!
アガシに続いて今季限りでコートを離れるって話しているマルチナ・ナブラチロワ。女子ダブルスもミックス・ダブルスも負けちゃって最後のウィンブルドンをを後にしたわね。彼女「肉体的にはあと5年はできるけど、そこまで続けようとは思わないの」なんて、彼女らしいコメントしてたけど、周りからは、本当に引退するか疑問視する声も上がってるの。まだまだできるって感じているなら、彼女のことだしきっとコートに立つって見方が多いらしいわ。5年経ったら55歳。55歳の現役プレーヤーをちょっと見てみたいかも!!!
その女子ダブルスで、Pinkyがちょっと嬉しいな~って思うことがあるの。かつてのナンバー1ペアーのルアノ=パスクアル&パオラ・スアレス組が見事ベスト4へ進出してるの。3回戦では、絶好調コンビのトップ・シード、リサ・レイモンド&サマンサ・ストザー組の新旧女王対決を6-4,6-4のストレートで下しているし、正に復活を感じさせる勝ち上がり。まだ優勝したわけじゃないけど、スアレスの度重なる怪我で、ランキングをかなり落としてるから、今回はノーシードでの出場だったの。もちろん、彼女はシングルスでも336位まで下げてるから、予選にも出られなかったのよ。体のことを考えてダブルス1本に絞ったのかもしれないけどね(もしかしたら、主催者推薦枠とか希望すればもらえたかもしらないけど)。この際だから、復活優勝とかしてくれないかしら!!!と、個人的な希望でした。