2010年03月31日
シニアツアーのチャンピオンシリーズ第1戦

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3月18日と24日にお伝えした男子シニア・ツアーだけど、その『ATPチャンピオンズ・ツアー』とは別に、ジム・クーリアらがアメリカを中心に開催しているシニア・ツアーの『チャンピオンシリーズ・テニス・サーキット』の今季第1戦も3月12日から14日までブラジルはリオデジャネイロで行われてましたね。

このツアーは昨年までは『アウトバック・チャンピオンシリーズ』って呼ばれていたけど、今季からは呼び名をちょっと変更したみたいね。

3月14日に行われた決勝戦では、フェルナンド・メリジェニがマーク・フィリプーシスを6-2、4ー6、10-8の接戦で下して優勝を飾りました。このシニア・ツアーのデビュー戦でいきなりの優勝でしたね。

同日行われた3位決定戦では、ウェイン・フェレイラがマッツ・ビランデルを2-6、6-2、10-7の逆転で下しました。

8選手によるトーナメント形式で行われたこの大会では、1回戦でマラット・サフィンがフェレイラに、ミカエル・パーンフォースがメリジェニに、セドリック・ピオリーンがフィリプーシスに、ジム・クーリアがビランデルに敗れて初戦敗退を喫してました。

第2戦はアメリカはマサチューセッツ州ボストンで4月29日から5月2日まで行われます。この大会には、クーリア、フェレイラ、パーンフォース、フィリプーシス、ビランデルに加え、ジミー・アライアス、ジョン・マッケンロー、ビヨン・ボルグが参戦する予定です。

恒例の先週の本人選手の結果で~っす。

アディダス早稲田大学フューチャーズの1万ドル大会が国内は東京で行われました。


ダブルスでは、ベスト4にタイ人選手と組んで第4シードの井藤ペアーと喜多&仁木ペアーが入りました。決勝戦では、第1シードの近藤&岩見ペアーがフルセットの接戦の末優勝しました。

今週もチャレンジャー大会へ出場の日本人選手はいません。山梨は甲府で1万ドルのフューチャーズ大会が開催されています。第1シードに伊藤竜馬、第2シードに添田豪、第3シードに井藤祐一、第4シードに守屋宏紀、第6シードに近藤大生、第7シードに竹内研人選手らが出場してます。

女子では、ウズベキスタンの2万5千ドル大会に第4シードで出場の不田涼子選手でしたが、1回戦で負けちゃいました。そこで対戦したクセニア・パルキナがその大会で優勝しました。そのパルキナと組んで出場したダブルスではベスト4入りをしました。

イギリスの2万5千ドル大会に第5シードで出場した瀬間友里加選手は、2回戦敗退でした。

国内は山梨は甲府で行われた1万ドル大会では、ベスト4に第4シードの岡あゆみ、田中真梨選手が入りました。決勝戦は第3シードの米村明子選手とノーシードから勝ち上がった高校生の石津幸恵選手の戦いとなり、石津選手が1-6、6-1、6-0の逆転で優勝しました。去年の埼玉での1万ドル大会に続いて2度目の優勝でした。

ダブルスではベスト4に第1シードの川床&宮村ペアー、森&菅野ペアーが入りました。決勝戦は第2シードの新井&岡本ペアーと第3シードの久松&井上ペアーの戦いとなり、6-4、6-4で新井&岡本ペアーが優勝しました。

今週はスペインの7万5千ドル大会に瀬間友里加選手が単身出場してますね。去年はクルム伊達公子選手が出場して優勝した大会ですね。瀬間選手も優勝目指して頑張ってもらいましょう。中国の1万ドルには第6シードで高山千尋選手が単身出場してます。

2010年03月30日
フェデラーのクレー・スケジュール

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現在アメリカはマイアミで行われている『ソニー・エリクソン・オープン』が終わると、全仏オープンへ向けてのクレー・シーズンが始まりますね。

世界ランク1位のロジャー・フェデラーは、その座を維持するためにも、昨年優勝した全仏の2連覇を目指すはずよね!


そんなフェデラーの全仏までのスケジュールが発表になったの。


フェデラーは正直、4月11日から開催されるモンテカルロ大会には、マイアミ後にあまり時間がないって思っていたみたい。

「モンテカルロが必須大会じゃなくなったんだ。そのお陰で多少の選択肢が増えたよ。もちろん高いポイントがもらえる大会だけど、でもまだ時期が早いんだ。いつもスケジュールを見て、全仏へベストな準備をすることを考えているのさ。ここアメリカからの長旅の後は、ちょっと休養もしたいんだ。ウィンブルドンが終わるまではリフレッシュする時間がないからね。」
そう語るフェデラーは、クレー・シーズンの最初の試合として4月25日から始まるローマのマスターズ1000大会に出場する意向ね。

その後はこれまでほとんど出場しなかったATP250大会であるポルトガルのエストリル・オープンに久しぶりに出場する予定。

この3大会は3週連続して行われていて、マドリッド大会のあとは、一週間の休養を取ってから全仏に臨むことになるわね。

現在行われているマイアミ大会で決勝まで勝ち上がると、その試合は4月4日の日曜日。


やっぱりお父さんになって、家族と一緒にいる時間が欲しいって、今まで以上に思うのかな~って感じます。


2010年03月29日
アメリカ人の汚名&チリへの支援

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アメリカ男子選手のウェイン・オディスニクが2年間の出場停止処分になるかもなの!


24歳のオディスニクは税関での検査で、8本の薬瓶にそれぞれ6ミリグラムの成長ホルモンが入っているのが発見されたんだって。


彼は8千オーストラリア・ドル(約65万5千円)などの支払いをする罰金刑が確定したの。


オディスニクは現在マイアミに拠点を置いて、ギエルモ・カナスに師事を仰いでいるわ。


そのカナスも、ドーピング検査で禁止薬物の陽性反応が出たことから、2005年から2006年にかけて、15ヶ月の出場停止処分を受けた経験を持つの。


同じアメリカ人のジェームズ・ブレークは「彼は良い奴だと思っていたんだ。人は先へ進むのに何らかの方法を探すものだけど、今回のことは本当に残念でならない。フェアなスポーツの中でプレーをしたいと誰もが思っているはずさ。彼が捕まってくれて良かったよ。」って落胆の表情を表してました。

同じくサム・クエリーは「バカなことをしたものさ。しっかり報いなければならない。今回のことから学んで欲しいよ。ドーピングしている選手なんて知らないし、ドーピングの話しもしない。そんなことをしないでやっていけるのに、なぜそんなことをするのか分からない。ちゃんと食事を取っていれば十分じゃないか。」って呆れてる感じね。

現在アメリカのエースであるアンディ・ロディックも厳しい意見をしてました。

そのロディックが現在行われているマイアミのマスターズ1000大会期間中に、チリ出身のフェルナンド・ゴンサレスとチャリティ・ダブルス・マッチを行うことにしたんだって。


それは男子シングルスの決勝戦前日って言うから、今週の土曜日に女子の決勝の後に行われます。


ゴンサレスは「人々は本当に助けが必要としていた。このイベントはチリのためにやるんだ。こうしたイベントを行うことができて本当にハッピーだし、観客も楽しんでもらいたいね。」ってこのチャリティ・イベントの開催を喜んでいました。

そのイベントには、ゴンサレスとロディックに加えて、ジム・クーリアとグスタボ・クエルテンも参加することが決まってます。


大きな被害を受けた祖国へ支援をしたいって言うゴンサレスの思いを、ロディックもクエリーもクエルテンも買ってくれた感じね。本当に素晴らしいことだと思うわ!

2010年03月28日
アガシのエキシビとカナスの引退

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7月に行われる男子テニスツアーのLAテニス・オープンが、今年からアンドレ・アガシが立ち上げた基金である『アンドレ・アガシ・ファンデーション・フォー・エデュケーション(AAFE)』とパートナーシップを結ぶことになったの。


そのエキシビションの収益はAAFEに送られます。


アガシの自叙伝で違反薬物使用の告白が明らかになって、世間を騒がせてしまったけど、国際テニス連盟(ITF)はすでに時効が成立しているため、アガシを特に処罰することはないって結論を出したみたいね。

インディアンウェルズで行われたハイチへの救済基金のエキシビションでは、3月16日のブログで書いたけど、ピート・サンプラスとの関係を悪化させるような出来事を起こしてしまうなど、最近は色々とお騒がせだけど、彼のテニス選手としての輝かしいキャリアや現在も行っている基金など立派な選手なのよね。


現在32歳のギエルモ・カナスが15年のテニス人生に幕を下ろしますね。



度重なる怪我に泣かされ、これまで4度の手術を受けて復帰を目指したけど、また怪我を再発して5度目の手術が必要と診断されたんだけど、その手術を受けるか引退するか、ここ数カ月考える日々が続いたんだとか。

2007年のマイアミ大会では準々決勝でロジャー・フェデラーを下し準優勝を飾ったの。



これからもどんどん素晴らしい選手の育成に励んでもらいましょう。

2010年03月26日
ママさん選手&ナダルのトラブル

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現在行われているマイアミでのソニー・エリクソン・オープンで、新しいお母さん選手が出場していたの。





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そんな彼女は、当時交際していたボーイフレンドでコーチだったチャック・アダムスと結婚して、第一子である男の子チャーリー君を出産したの。

この大会にはプロテクト・ランキングの70位を使って出場したんだけど、彼女曰くこれまで約1ヶ月の練習しかしていなくて、もちろん十分とは思わなかったけど、出場して良かったって感じているみたい。


「まだ準備ができているとは思わなかったけど、大会に早く出場しないとプロテクト・ランキングを失ってしまうから出場する必要があったの。真剣な練習は1ヶ月ほどだったけど、良い感じでプレーできたし動きも戻り始めていたの。復帰することも楽しみだけど、母親であることもとても楽しいの。」って、大会前に語っていました。

1回戦突破とは行かなかった彼女だけど、今後は夏に全米各地で行われるワールド・チーム・テニス(WTT)まで母親をフルに満喫するんだって

「しっかり試合ができて良かったわ。たった1ヶ月の練習だけだってことを考えたら、何とか痛みも無く戦えたし。良かったことは、コートで本当にエンジョイできたの。そしてまた、WTTまでフルに母親に戻れることもハッピーだわ。」って語ってました。

2003年に自己最高位の39位まで行った彼女。


そのマイアミで、世界ランク4位に落ちてしまったラファエル・ナダルがとんだトラブルに巻き込まれているの。



「問題のある歯を全部抜こうと思っているけど、今は無理。昨日(23日)の午後に練習を再開したんだ。今後、徐々に回復してくれることを願うよ。」って語るナダルは、予定通り試合には出場するらしいわ。

どんな人でも虫歯とかの経験はあると思うけど、歯が痛い時って本当に何もできないわよね。



またトップ3、トップ2、そしてトップ1への返り咲きを狙っているナダルだけに、とんだトラブルに遭遇しちゃったって感じよね。


2010年03月25日
ヒューイットの復帰&ヘンマンがコートに

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元世界ランク1位のレイトン・ヒューイットの復帰戦が決まりましたね。


ヒューイットは年初に出場したエキシビション大会のホップマン・カップで左臀部を負傷。


彼は以前も同じ左臀部の手術を受けたことがあって、その後の経験から、悪化するまえに手術に踏み切ったのよね。

4月5日から11日にかけて行われるそのUSクレーコート選手権への出場について「ヒューストンで連覇をするために戻ることを心待ちにしている。その大会以外に復帰戦にふさわしい大会はないよ。」って、出場への決意を語ってました。

同大会は2001年と2002年にアンディ・ロディックが2連覇しているのが唯一の連覇で、それに続く2年連続のチャンピオンになるべく練習に励んでいるそうよ。



昨日お伝えした男子シニア・ツアーの『ATPチャンピオンズ・ツアー』に、ティム・ヘンマンが参戦することが決まったの!


そんなヘンマンが出場するのは・・・まだまだ先の話しなんだけど、そのシニア・ツアーの最終戦がイギリスはロンドンで行わて、それに出場する意向を示したの。


2007年9月に14年のプロテニス人生に幕を下ろしたヘンマンは、約3年のブランクからシニア・ツアーへのデビューを飾ることになります。

その間、唯一公の場でテニスをプレーしたのは、去年、ウィンブルドンのセンター・コートに屋根が初めて付いた時の、こけら落としのエキシビションだけなの。


「2年半の休息を持って、今はまたテニスがしたいって待ち遠しい気持ちになっているんだ。その大会以外にシニアへ参戦する最高の大会はないよ。またテニスをするならロンドンで始めたいって思っていたんだ。」って本人も楽しみにしているようね。

引退後は、家族との時間をた~っぷり持って、好きなゴルフをしたり、スキーを始めたりとエンジョイしているようよ。


そうね、そろそろテニスが恋しくなる頃かもね。



2010年03月24日
ATPチャンピオンズ・ツアー、第3戦

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先週に引き続き、男子シニア・ツアーの『ATPチャンピオンズ・ツアー』の第3戦がコロンビアはボゴタで行われました。


エンクヴィストは去年からこのシニア・ツアーに参戦しているんだけど、これまで16試合負けなし。


「とても嬉しいよ。選手達はみんなこの数日をエンジョイできた。観客も最高だし、今日も満員の観客の前でプレーできて最高の気分さ。今日の勝利はサーブがカギだった。ほんの1ポイントの差だったけど、大事なところでしっかりサーブをキープできたんだ。接戦では必要なことさ。こんな記録(16勝0敗)を上げられて本当に嬉しいよ。こんな結果になるなんて正直思っていなかった。ただ1試合1試合を楽しくベストのプレーを心掛けただけさ。」って喜びを語ったました。

同日行われた3位決定戦では、イェヴゲニー・カフェルニコフが地元から出場のマウリシオ・ハダドを6-4、6-4で下して3位の座を獲得したわ。

予選の結果は以下の通り。

グループA
トーマス・エンクヴィスト 3勝0敗
イェヴゲニー・カフェルニコフ 2勝1敗
ジェイム・コルテス 1勝0敗
ジョン・マッケンロー 0勝3敗
グループB
ウェイン・フェレイラ 3勝0敗
マウリシオ・ハダド 2勝1敗
ゴラン・イヴァニセビッチ 1勝2敗
パット・キャッシュ 0勝3敗
マッケンローは前週のスイスはチューリッヒ大会で接戦を戦いった直後にコロンビア入りしての出場。


「もっと悪くなるのを避けたかったから、プレーするのを止めて、数週間の休養を取ることにしたんだ。」ってコメントしてました。


恒例の先週の本人選手の結果で~っす。

男子ではイタリアの4万5千ユーロのチャレンジャー大会に前週京都のチャレンジャー大会で優勝した杉田祐一選手が単身出場したんだけど、厳しいスケジュールからか、1回戦で負けちゃいました。

中国の1万5千ドルのフューチャーズに第1シードで伊藤竜馬選手が出場したけど、伊藤選手も初戦敗退でした。

国内の亜細亜大学国際オープンとして1万ドルのフューチャーズでは、ベスト8に第7シードの近藤大生、第8シードの岩見亮、小野澤新選手が、ベスト4には18歳で予選から勝ち上がった関口周一選手が入る活躍を見せました。


ダブルスでは井藤&佐藤博康ペアーがベスト4でした。決勝戦は第1シードの近藤&岩見ペアーと台湾人選手と組んで第2シードで出場した佐藤文平ペアーとの戦いとなり、6-4、6-4で佐藤ペアーが優勝しました。

今週もアディダス早稲田大学フューチャーズの1万ドル大会が国内は東京で行われてます。


ランキングでは京都チャレンジャーで優勝した杉田祐一選手が264位から186位へ一気にジャンプ。


女子では、メキシコの2万5千ドルのサーキットに第6シードで土居美咲選手が出場していて、見事決勝進出を果たしました。第3シードのM・アダムチャックに6-7(5-7)、6-2、2-6のフルセットで惜しくも敗れ準優勝でした。

今週はウズベキスタンの2万5千ドル大会に第4シードで不田涼子選手が、イギリスの2万5千ドル大会には第5シードで瀬間友里加選手が、それぞれ単身出場してます。

国内では山梨は甲府で1万ドル大会が行われていて、第1シードで瀬間詠里花、第2シードで久松志保、第3シードで米村明子、第4シードで岡あゆみ、第6シードで手塚玲美、第7シードで山本愛選手らが出場してます。

ランキングでは、奈良くるみ選手が150位から146位へと自己最高位を更新して、クルム伊達公子、森田あゆみ選手に次いで日本人3番手に上昇して来ましたね。



2010年03月22日
ソデルリングの意識改革

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昨日まで行われてたインディアンウェルズのBNPパリバ・マスターズでもベスト4入りの活躍を見せたロビン・ソデルリングは、去年の全仏オープンの4回戦でラファエル・ナダルを下して、同大会で準優勝したあたりから大きく変わって来たの。それはコーチで先輩のマグナス・ノーマンの力がかなり影響しているみたいよ。

試合へ対する考えが大きく変わったと語るソデルリング。「以前は良いテニスをすることに集中していたんだ。今は自分のテニスがどうであれ、試合に勝つことだけにフォーカスしているんだ。良いテニスをして勝とうと、納得がいかないテニスをして勝とうと関係ない。とにかく試合に勝たなければ意味がないんだ。」って以前より勝敗にこだわるようになったそうよ。

「マグナスは多くのことを教えてくれた。もちろん彼も良いプレーをした試合も数多くあったけど、そうじゃない試合もたくさんあったって言うんだ。2000年に上海で優勝した時は酷いテニスをしたんだとか。でもそんなことは記録に残らない。残っているのは、彼がその年のその大会のチャンピオンだって言うことなんだ。」自分の経験からの教えのようね。説得力あるわ~!

「例え自分のベストのテニスができなくても、それでもまだ勝つチャンスがあると信じさせてくれたんだ。練習の時やコートに立っている時に常にそう思うようにしているんだ。そしてそれが可能だって証明もできたんだ。」
そんな強い思いを植え付けたのね~。それは精神的に強くなるわね。ノーマンとの出会いがソデルリングのテニスを、考えを変えたのね。それが結果として現れているから、素晴らしいことね。今後もまだまだ活躍しそうね!

今日発表の最新の世界ランキングで、大きな変動がありました。まずは自己最高位を更新したのがカロライン・ウォズニキね。今までの4位から一気に2位へと上昇。同じく10位とトップ10入りに成功したのがサマンサ・ストザー。オーストラリア人としてはアリシア・モリック以来のトップ10入りね。

それから何と言ってもジュスティーヌ・エナンがランキング入りしましたね。女子は3大会出場しないとランキングが付かないので、それを満たしていきなりの33位。このランキングがあれば、ほとんとのWTA大会に出場可能ですね。

それとは逆に大きくランキングを下げちゃったのが、インディアンウェルズで去年優勝していたヴェラ・ズヴォナレーワが今年は4回戦でストザーに敗れちゃったから、13位から24位へ落ちちゃいましたね。

そして元世界ランク1位のアナ・イバノビッチ。2008年6月に1位になってから、長引くスランプに陥っちゃったけど、28位から58位へととうとうトップ50からも脱落しちゃいましたね。女王復活はいつになるのかしら?

男子ではやっぱり優勝したイヴァン・リュビチッチよね。26位から13位と、元世界ランク3位の力が蘇ってきたかしら?大会期間中に31歳の誕生日を迎えたけど、ベテランはまたトップ10入りできるかしらね。

2010年03月21日
イギリス・テニス協会の頭痛は続く

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昨日のブログで錦織圭選手が来週行われるマイアミでのソニー・エリクソン・オープンに主催者推薦で出場する予定ってお伝えしたんだけど、腕を伸ばしきった時にはまだ違和感を感じるようで、サーブを打つ時に感じてしまうんだって。

それは10ヶ月もサーブを打ってなかったことから生じるものらしく、もうすこし筋力トレーニングが必要とのこと。


19日にニューヨークで受けたMRIやX線検査では、とても良いと診断されたんだって。



全仏オープンやウィンブルドンを視野に入れるとすると、5セットマッチを数試合こなせるような体作りを今のうちにしておきたいって思いもあるんじゃないかなってPinkyは感じました。


今後は10日間ほど、そこを重点的にトレーニングするようなので、次の復帰は来月になるんじゃないかしら?


3月11日のブログで紹介したイギリス男子テニスのデビスカップの監督問題。


ヨーロッパ・アフリカ・ゾーンのグループ2の1回戦でリトアニアにまさかの敗退を喫して、7月9日から11日に行われるトルコ戦に負けると、最下位となるグループ3へ脱落してしまうのよね。

3月5日から7日に行われたグループ2の1回戦では、世界ランク4位のアンディ・マレー、次に高いランキングの155位にいるアレックス・ボグダノビッチも欠場して、シングルスに出場したのは同249位のジェームズ・ワードと同252位のダニエル・エヴァンスで、二人のシングルスが1勝3敗と敗戦の要因になってしまったの。

マレーがこの監督選びについて語ってました。

「デビスカップの監督選びで1つの問題は、キャプテン候補をあげる時に、有名な選手かかつて好成績を残した選手の名前しか上がらないことさ。他の国でも必ずしもそうではないし、そうであるべきとも思わない。自分的には他の考えをトライするのも良いのではって思うんだ。」そうね、世界のトップに行った選手が必ずしも良いコーチや監督になるわけじゃないのは歴然よね。

「デビスカップの監督になるととても多くのことをやらなければならない。その場その場の状況でその人がどう対処するかを知らないんだ。記者やプレッシャーなどの処理の仕方など、色々なものがのしかかってくる。」って分析しているみたい。

それにグレッグ・ルゼッドスキに対しては、かななり厳しい見方をしていて、マレーはルゼッドスキが監督になるのは反対なの。

イギリス・テニス協会は、イギリスをまたワールドグループへ復帰させるためには、マレーの力は当然必要だから、彼が気に入る監督を採用したいのはもちろんのこと。



マレーがイギリス代表として積極的にデビスカップに出場したのは2006年。



イギリス・テニス協会もマレーのご機嫌は取りたいところだけど、デビスカップに協力的じゃない彼の意見をどこまで受け入れるか・・・またしても頭が痛いところね。

2010年03月20日
鉄人フーバー!!!

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女子ダブルスの世界ランク1位ペアーのリーゼル・フーバーのすごい一面。



今行われているインディアンウェルズのBNPパリバ・オープンの直前の日曜日にも、カリフォルニアのラ・キンタで行われた『デザート・トライアスロン』に出場してから大会へ乗り込んで来たんだって。

「テニスとはまた違ったゴールを持つことも、とても楽しいの。それへ向けてのトレーニングや練習も楽しんでいるの。スイムとランは得意なんだけど、自転車が弱点。だから特にそれには重点を置いて練習しているの。」と語るフーバー。

トライアスロンは500メートルのスイムと14マイル(約22.5キロ)の自転車と、3マイル(約4.8キロ)のランから成り立つ鉄人スポーツ。

その大会で彼女は、年齢別で6位。全体の151位だったんだって。


フーバーと言えば南アフリカ出身なんだけど、アメリカ国籍を取得してそれ以来アメリカ人としてツアーを回っているの。


自身3度目となる大会への出場は、来る4月10日にテキサスはケマーで行われる大会だそうよ。



来週から始まるマイアミの『ソニー・エリクソン・オープン』では、2007年と2008年で準優勝。


そのマイアミでは、マリア・シャラポワが肘の痛みで、ニコライ・ダビデンコが手首の骨折ですでに欠場を表明しているけど、女子世界1位のセリーナ・ウィリアムズと同2位のディナラ・サフィーナがインディアンウェルズに続き欠場を表明しましたね。

セリーナは、全豪オープン優勝で酷使した左膝の状態が万全ではないとの理由で、サフィーナはその全豪で痛めた腰が完治していなくてと言うのが理由。

男子で上り調子のファン・マルティン・デル=ポトロも右手首の怪我で欠場することに決めたんだって。

逆にカルロス・モヤ、ダビド・ナルバンディアン、マリオ・アンチッチ、我らが錦織圭選手が主催者推薦で本戦から出場。


錦織選手、長引く肘の怪我からの復帰第一戦のデルレイ・ビーチでは惜しくも世界40位だったベンジャミン・ベッカーにフルセット負けを喫しちゃったけど、3セットを痛み無く戦えたことに手応えも感じているようだし、次のマイアミに期待しましょう。

・・・それにしても鉄人フーバー・・・す、す、すごすぎる~~~!!!

2010年03月19日
サンプラスとベッカーの気持ち

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3月16日のブログで書いたインディアンウェルズで行われたハイチのチャリティー・イベントでの出来事。


その事を謝罪するコメントを出したアガシは、サンプラスにも直接メールをして、実際会って謝りたいって送ったんだけど、その後は音沙汰無し。


「とにかく、落胆させられたよ。あの事で二人の関係がギクシャクするものになってしまった。悲しい出来事だね。以前もお互いを真似るような事をしたことがあるんだ。でもその時は、あんなことはしなかったんだ。」って語ってるってことは、まだアガシへの不快感を払いのけることはできていないようね。

このことが長引くかどうか言及はしなかっだけど「アンドレは好きさ。彼のテニスにも常に尊敬の念を持っていたんだ。あの出来事は本当に悔やまれるね。気まずい状況になってしまったよ。」って語ってました。

二人の修復には時間がかかりそうね~。





先日行われた男子国別対抗戦のデビスカップ・ワールドグループの1回戦で、祖国ドイツがフランスに敗れたことを受けて、ボリス・ベッカーが今のドイツ人選手が祖国への思い入れが薄いと非難してるコメントをドイツの「スポーツ・ビルド」紙にしているの。

「トップ選手にとって、デビスカップはそれほど重要性を感じていないようだから、監督はBチームを構成しなければならない状況になってしまっている。祖国ドイツのために、一年間でたった2週間のプレーでさえ、プレッシャーが大きすぎると言うんだ。」
ベッカーの全盛期には、1988年と1989年にドイツを優勝へ導いた経験があるの。



まさかのワールドグループ落ちにはなりたくないベッカーは、今の現役選手の意識を変えることはできるかしらね?

2010年03月18日
ATPチャンピオンズ・ツアー、第2戦

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3月位9日から13日までスイスはチューリッヒでATPが統括するシニア・ツアーの『ATPチャンピオンズ・ツアー』の今季第2戦が行われました。


「どんな優勝でも特別なものだし、今日ここで優勝できたこともとても嬉しく思っている。初めてシニアで優勝したパリでは、10年も試合をしていなかったからとても嬉しかったけど、今回も特別な気持ちさ。」
5日間に渡るこの大会では、連日多くのファンが詰めかけ、1万3千人を超える人達が往年も名選手達のプレーを観戦に足を運んだことにエドバーグもとても感謝していたの。

「スイスはとても素晴らしい国だし、居心地が良いんだ。環境も良いし、テニスをするのには世界でも最高の国の1つだね。だって、みんなテニスを良く知っているし、テニスを高く評価してくれている。だから選手もコートで気分が良いのさ。だから更にこの大会が素晴らしいものになったんじゃないかな。」って感激してました。

残念ながらあと一歩で負けてしまったイヴァニセビッチは「今日は負けるつもりはなかったんだ。本当に自分に憤慨しているよ。出だしも良かったし、サーブも良かった。でもミスが出始めてしまった。最後のタイブレークでは彼が良いボレーを見せていて、チャンスを逃してしまった。ステファンは本当に素晴らしい選手だけど、今日の自分には怒りが収まらないよ!」って、自分自身に納得が行かなかったようね。

同じ日に行われた3位決定戦では、リチャード・クライチェックがイェブゲニー・カフェルニコフを6-3、6-2のストレートで下してました。

予選の結果は以下の通り。

グループA
1位:ゴラン・イヴァニセビッチ 3勝0敗
2位:イェブゲニー・カフェルニコフ 2勝1敗
3位:セルジ・ブルゲラ 1勝0敗
4位:マイケル・チャン 0勝3敗
グループB
1位:ステファン・エドバーグ 3勝0敗
2位:リチャード・クライチェック 2勝1敗
3位:ジョン・マッケンロー 1勝0敗
4位:ヘンリ・ルコント 0勝3敗
エドバーグは予選2試合目でマッケンローにもマッチポイントを握られてからの逆転勝利を上げてるのよね。




そしてATPチャンピオンズ・ツアーの第3戦が早くも今日からあります。



2010年03月17日
バイディソバ、早くも引退!

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若干20歳で引退、結婚・・・。


バイディソバは2007年5月、18歳になったばかりで自己最高位の世界ランク7位にまで上り詰めた女子テニス界期待の星だったの。そんな彼女は、ずっとコーチとしても育てて父親との確執があって、コーチを替えたりしたんだけど、結局再び世界のトップに戻って来れなかったわね。

去年はランキング40位でスタートしたんだけど、ウィンブルドンまで12大会に出場して9勝12敗。ウィンブルドンでは2008年にベストお8入りしていたけど、去年は1回戦敗退で、そのポイントが無くなって、ウィンブルドン明けには一気にトップ100から脱落しちゃったの。

その後もほとんど勝てず、結局シーズンを11勝17敗で終わって、年末ランキングは何と186位にまで落ち込んでしまったの。今年もサーキット大会に出場するも勝てず、先月のメンフィス大会に主催者推薦で出場してやっと1回戦を突破したの(2回戦敗退)。

かねてから交際が続いていた男子選手のラデク・シュティエパネックと7月に結婚するようで、情報筋曰く、もう負けるのに飽きたしトップへ上り詰めたいっている情熱も無くなってしまったとのこと。

ツアーデビューした2004年には早くもトップ100入りを果たして、2005年にはトップ20入り、2006年の年末ランキングでは10位とトップ10入りも果たしちゃった、ある種の“燃え尽き症候群”になってしまったんじゃないかしら?ちょっとテニスから離れることも必要なのかもね。

恒例の先週の本人選手の結果で~っす。

男子では、3万5千ドルのチャレンジャー大会が京都で行われて、竹内研人、予選を勝ち上がった近藤大生、井藤祐一、片山翔、主催者推薦で三橋淳、松井俊英選手は1回戦で、鈴木貴男、守屋宏紀選手は2回戦敗退でした。第3シードの伊藤竜馬、添田豪選手はベスト8入りでした。

杉田祐一選手は2回戦で昨年のチャンピオンで第4シードのS・ブブカ(そう、棒高跳び世界記録保持者のセルゲイ・ブブカの息子さん)を、準々決勝では第8シード、準決勝でも第1シードを下して決勝進出。ノーシード同士の決勝戦を4-6、6-4、6-1の逆転で制して、チャレンジャー大会初優勝を果たしました。おめでと~!!!

ダブルスでは、鈴木&三橋ペアーがベスト4入りを果たしました。

今週はイタリアの4万5千ユーロのチャレンジャー大会に杉田祐一選手が単身出場してます。中国の1万5千ドルのフューチャーズに第1シードで伊藤竜馬選手が単身出場してます。

国内でも亜細亜大学国際オープンとして1万ドルのフューチャーズが行われて、第1シードで井藤祐一、第2シードで三橋淳、第3シードで守屋宏紀、第5シードで竹内研人、第7シードに近藤大生、第8シードで岩見亮選手ら、多くの日本人選手が出場してます。

女子はアメリカはフロリダの2万5千ドルのサーキットでは、土居美咲選手が1回戦敗退でした。

国内で行われていた第46回島津全日本室内テニス選手権大会では、ベスト8に第3シードの瀬間詠里花、第4シードの久松志保、岡本聖子、高畑寿弥選手が、ベスト4には第6シードの岡あゆみ、秋田史帆選手が入りました。決勝戦は米村明子選手と手塚玲美選手のノーシード同士の対決となり、6-2、5-7、6-2で米村選手が優勝しました。

ダブルスでは井上&米村ペアーが瀬間&田中ペアーを7-5、6-3のストレートで下して優勝。米村明子選手はシングルスとのダブル優勝でした。

今週はメキシコの2万5千ドルのサーキットに第6シードで土居美咲選手が出場してます。

2010年03月16日
とんだゴタゴタ・・・

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現在行われている、男女共同開催のBNPパリバ・オープンで、先週の金曜日のナイト・セッションで、地震被害のあったハイチへの支援を募るチャリティー・イベントが行われたの。


そこでちょっと後味の悪い事件(?)が起きてしまったらしいわ。


まずはその模様をご覧ください。


http://www.youtube.com/watch?v=4QSK9t6OrgU
選手はマイクを付けてプレーをしていたから、会話はみんなに聞こえる状態。




そこでアガシは、サンプラスの物真似でお返ししたの。


Pinkyはその物真似があまり理解できなかったんだけど、アガシが物議をかもし出した自叙伝にも書いていたようで、若かりし頃にサンプラスがしていたことのようなの。

サンプラスは苦笑いを浮かべつつも、若干不快な顔をしてサーブを打ったの。




試合後の記者会見には、サンプラスもアガシも現れない事態にまでなってしまったよらしいわ。

アガシはちょっとやり過ぎたと反省するコメントを出しました。


その後にメールで、直接謝りたいって送ったらしいんだけど、それに対してのメールや電話はまだ来ていないんだって。

フェデラーはその時の状況を「かなり居心地がわるかった」としながら、「その場の雰囲気を壊さないように努めたよ。今は父親なった自分からすると、あの二人にはタイムアウトとか、時間を与える必要があるんじゃないかな。」って振り返ってました。

一方ナダルは、あまり英語が得意じゃなかった分、状況が理解できなくて助かったかもね。「自分には彼らの英語は早すぎた。何も理解できなくて良かったよ。それに何も感じなかっただ。これしか言えないよ。」ですって。

二人の関係が現役時代からどうだったかは、二人にしか分からないことなんだろうけど、すでに引退してこうしてスーパースターとしてエキシビションに登場してるんだから・・・どちらの味方をするわけじゃないけど、大人の対応をしてちゃんと仲直りして欲しいわね。

2010年03月14日
チリッチの助っ人

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現在世界ランク9位にまで登って来たマーリン・チリッチに協力な助っ人が登場しました。


2001年のウィンブルドン覇者であるイヴァニセビッチは今、スイスのチューリッヒで行われているシニア大会に参戦中なんだけど、その大会でそのことについてコメントしてました。


「きっと楽しくなるはずさ。ボブ(ブレット)がまだチリッチのコーチをしているし、彼がマイアミとその後のマドリッド大会には付き添うことができないから、その間彼の代わりに帯同することになったんだ。彼の良き助言者になれたらって思っているよ。」
「彼(イヴァニセビッチ)とコートに立っているのは特別なこと。子供の頃のアイドル的存在だったし、最近でも彼が良いアドバイスをしてくれているから。彼は今のコーチであるボブとも話し合いを持ってくれているし、彼が言うことはボブとあまり変わらないんだ。」ってチリッチも言ってるし、現在のコーチとも同じ考えって選手への苦労は少ないわよね。

「それに同じクロアチア語で会話ができるし、時にはその方が分かりやすいこともあるしね。最高の笑顔でいてくれるし、今自分が経験するようなことは、すでにたくさん
経験しているし、そこから出るアドバイスもあるからね。」チリッチも彼がチームへ参加してくれることをかなり前向きに捕らえているようよ。


2010年03月13日
ノアのコンサート

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現在アメリカはインディアンウェルズ行われている男女共同開催のBNPパリバ・オープンの金曜日の夜に、『Hit For Haiti』と名付けられたチャリティ・イヴェントが行われるけど、元プロテニス選手がテニスではなく歌手としてハイチへの別のチャリティ・イベントに参加するんだって。

それは来週の月曜日、3月15日にニューヨークで行われる『ベネフィット・コンサート・フォー・ハイチ』と称するコンサートなの。


ノアは、全仏オープンで最後に優勝したフランス人として、今でも地元フランスでは有名で、古きテニス・ファンなら誰もが知っている存在よね。

かつてフランスの植民地だったハイチは、現在もフランス語系のハイチ語と共にフランス語も公用語として認められて、公的機関やビジネス、教育は標準フランス語が使われている国。


チケットは50ドルと150ドルの2種類で、収益は“シネ・インスティテュート”と“フレンチ・ヘリテージ・ランゲージ・プログラム”へ寄付されるんだって。

“シネ・インスティテュート”はハイチの子供達に映像での教育やトレーニングを行っている団体で、“フレンチ・ヘリテージ・ランゲージ・プログラム”はニューヨークにある組織で、フランスの言語や文化、歴史や背景、文学など、フランスについて教育をしているの。

ノアの他にはグラミー賞を受賞したシンガー・ソング・ライターのアンジェリーク・キジョー、ハイチ出身の実力派歌手のエメリーヌ・ミッシェル、同じくハイチ出身のシンガー・ソング・ライターのベロ、フランス出身でマルチ・プレーヤーで歌手のミノ・シネルなども協力して出演するんだって。

フランス語ができなくても、きっと楽しめるコンサートに違いないわ。



2010年03月12日
ヒンギスがセリーナと対戦

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今日のテニス365のニュースにもなっていたけど、マルチナ・ヒンギスがセリーナ・ウィリアムズとワールド・チーム・テニス(WTT)で対戦することになったの。


それによると、ヒンギスは現在世界ランク1位のセリーナ・ウィリアムズや姉のヴィーナス、それから復帰していきなりUSオープンを制したキム・クレイステルスなど、強豪との対戦が組まれているの!

10チームでリーグ戦を行うこのWTTだけど、ニューヨーク・バズでプレーするヒンギスは、7月9日に拠点のニューヨークでワシントン・キャッスルズとの試合でセリーナと対戦。


クレイステルスはニューヨーク・スポーツタイムズに所属していて、7月19日にスポーツタイムズの拠点のマンハッタンで試合をするんだって。

ヒンギスは現役時代、5度のグランドスラム優勝を果たし、史上最年少で世界ランク1位に上り詰めて、天才少女と呼ばれてました。


その処分も明けたことと、彼女のWTT参戦で、また復帰か???って騒がれたけど、当の本人は否定してるわね。


何と言っても今の女子テニスは、復帰組が元気ですからね~。



ヒンギスと同世代のアンナ・クルニコワもこのWTTの常連だけど、全く現役に復帰する気はなさそうだし、代わって(?)ヒンギスがまたツアーに戻って来ないかしらね。

2010年03月11日
イギリス・テニス協会の頭痛

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先週末に行われた男子国別対抗戦デビスカップのヨーロッパ・アフリカ・ゾーンのグループ2の1回戦で、リトアニアにまさかの敗戦を喫したイギリスは、チームの再建を掛けて新たな監督にティム・ヘンマンを起用する考えがあったの。

これまでジョン・ロイド氏が指揮を取ってたんだけど、彼が監督になってこれで5連敗と成績が上がらず、イギリスのテニス史上最低と言える、ヨーロッパ・アフリカ・ゾーンのグループ3への入れ替え戦へと落ち込んでしまったの。

先週末、イギリスはワールド・グループ復帰へ向けて地域大会の1回戦に臨むも敗戦。



ロイド氏は今年一杯の契約を結んでいるんだけど、この成績に彼自身も自分の身の危険は十分に分かっているはずよね。


でも、そのヘンマンがそのオファーに“ノー”の答えを出したの。

「3年とか13年とか、将来デビスカップの監督に興味を持つかも知れない。でも今はその時だとは思わないんだ。家族との時間やゴルフを今は楽しんでいる。それを変えたくないんだ。33歳までの28年間は、テニスだけの人生だった。それは変えられないし、今後いつかはイギリスのテニス界にも貢献したい。でも今は、監督としての責任などを背負うことはできないよ。」
アンディ・マレーが参加してくれたら、こんな事態にはならなかったんだろうけど、グランドスラム優勝や、世界ランク1位も視野に入って来ているだけに、体調管理やランキング・ポイントのかかる大会への調整を優先されるのは、イギリス・テニス協会としても致し方ないって感じよね。

だって地元のウィンブルドンで念願のイギリス人チャンピオンも夢じゃなくなって来たしね!


2010年03月10日
島津全日本室内テニス選手権

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恒例の先週の本人選手の結果で~っす。

女子はオーストラリアの2万5千ドルのサーキットで、第4シードの藤原里華、米村明子、山本愛、前川綾香、予選を勝ち上がった飯島久美子選手が1回戦で、第5シードの波形純理、手塚玲美、岡田上千晶選手が2回戦敗退でした。


ダブルスでは、タイ人選手と組んだ第2シードの前川ペアーと、第3シードの不田&手塚ペアーがベスト4入りを果たしました。

アメリカの2万5千ドルでは、第6シードの奈良くるみ選手と土居美咲選手が2回戦で対戦。


今週はアメリカはフロリダで2万5千ドルのサーキットに、引き続き第6シードで奈良くるみ、土居美咲選手が出場予定・・・でしたが、奈良選手は体調の回復が間に合わず、今週の大会はキャンセルしたそうです。


国内は京都で行われている第46回島津全日本室内テニス選手権大会には、第1シードで米村知子、第2シードに藤原里華、第3シードの瀬間詠里花、第4シードに久松志保、第5シードに岡田上千晶、第6シードに岡あゆみ、第7シードに米村明子、第8シードに前川綾香選手などが出場してます。

男子では、先週はチャレンジャー、フューチャーズ大会への出場選手はいませんでした。

先週末に大阪で行われた男子国別対抗戦デビスカップのアジア・オセアニア・ゾーンの1回戦が行われ、日本がフィリピンに5勝0敗で圧勝。


フィリピン戦では、初日の金曜日の最初のシングルスで伊藤竜馬がフルセットで勝利。続くシングルスでも添田豪が3-1で勝って2勝目。土曜日のダブルスでは、松井&鈴木ペアーがストレート勝利を収め3勝を上げて勝利を物にしました。

今週は、女子の大会と一緒に行われている大会が、男子3万5千ドルのチャレンジャーの国際大会になっています。


2010年03月09日
ブルック・シールズの反撃

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このブログでもお伝えしたアンドレ・アガシの自叙伝『Open』に対して、元奥さんで女優のブルック・シールズが反撃ともとれる本を出版することになったんだって。

2009年10月29日のブログでもお伝えしたように、彼の自叙伝は発売前から彼の禁止薬物使用とそれに対する虚偽の報告をATPに行ったことで、テニス界がその話題一色になったけど、彼の自叙伝の中には元奥さんのブルック・シールズさんのことも書かれているんだって。

Pinkyはその自叙伝をまだ読んでないので、はっきりとした内容は分からないんだけど、ブルックさん曰く、彼の本の中の二人の事については、彼女の内助の功が足りないような書き方をされていると感じているらしいの。

それに対して、彼女の本には彼の横暴な行動も具体的に書かれているようね。


「彼の本に、その後の3年間、私がそのトロフィーをずっと修理し続けたことが書かれている?もちろん書いてないわよね。それは私の本に書かれているわ。」って、取材で語っていたんだって。

アガシが書いた自叙伝での告白も、やっと沈静化してきたところだったのに、今度は別の方から騒ぎが起こってしまったって感じね。


2010年03月08日
インディアンウェルズと圭君の次戦

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今週から開催する準グランドスラム大会の『BNPパリバ・オープン』は、アメリカはカリフォルニア州インディアンウェルズで行われますが、月曜日から予選が始まります。

男女共同開催のこの大会では、日本から女子の予選に第6シードで森田あゆみ選手が出場します。


クツォバに勝つと、第21シードのクリスティナ・クコバとツヴェターナ・ピロンコバの勝者と対戦します。


3月6日のブログで紹介しましたが、森田選手はラスベガスでアディダス主催のキャンプに参加。



ちなみに本戦からは同62位のクルム伊達公子選手が出場します。


男子からの出場選手はいないけど、2週間に渡る準グランドスラム大会は、この『BNPパリバ・オープン』に続いてマイアミで『ソニー・エリクソン・オープン』も2週間に渡って開催されて、その大会では錦織圭選手へ主催者推薦枠が与えられて本戦から出場することが決定しましたね。

そのマイアミ大会に万全な体調で臨めるように、今週からのインディアンウェルズの予選には出場を見送ったとのこと。


もちろんインディアンウェルズやマイアミでも、日本人以外にも話題は満載。



現在、出場2大会で獲得したポイントが1600ポイントを既に獲得。




2010年03月06日
森田選手グラフと練習&ヒンギスの婚約

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全豪オープン4回戦で、腰の怪我を理由に途中棄権したディナラ・サフィーナは、その後のツアーも同じ理由で欠場してるわね。


同大会は、数年前にウィリアムズ姉妹やその家族に対して人種差別ではないかって、彼女達を怒らせる出来事があって、それ以来ずっと出場を拒み続けている大会。


サフィーナの欠場で、2週間に渡るインディアンウェルズ大会と、その後2週間のマイアミ大会後も、セリーナの試合結果に関わらず、彼女の世界ランク1位の座は変わらなくなりました。

男子世界ランク1位のロジャー・フェデラーも先月行われたドバイ大会を肺の感染症で欠場。


ご安心あれ。ナダルはインディアンウェルズからの復帰を表明していて、フェデラーもすでにインディアンウェルズ入りして、金曜日には元気に会場で練習をしていたそうよ。

去年のUSオープン覇者のファン・マルティン・デル=ポトロは右手首の怪我で欠場。昨日のブログに書いたフェルナンド・ゴンサレスは、地元チリに残ってチャリティを続けて資金を集め、祖国の復興に協力するために欠場を表明しちゃいました。

日本からは女子のみの出場で、クルム伊達公子選手は本戦から、森田あゆみ選手は予選から出場します。


そのキャンプは、アディダスが契約している選手数名を集めて、年に数回大きな大会前に行うものらしく、森田選手の他にカロライン・ウォズニアキやアナ・イバノビッチ、マリア・キリレンコ、サニア・ミルザなども参加しているんだって。

マレーシア・オープンでベスト4入りした直後にラスベガスへ移動した森田選手は、初日の練習に元世界ランク1位で往年の名プレーヤーであるシュテフィ・グラフと練習したんだって!!!

グラフと言えばそう、アンドレ・アガシの奥さんで、現在はアガシの故郷であるラスベガスに住んでいるの。


予定していたのとは違って、初日から毎日グラフと練習しているようで、嬉しい予定変更だったんじゃないかしら?旦那さんのアガシも来ていたようで、一緒に写真も撮ってました。


朗報。




2010年03月05日
被災地のチリでデビスカップ開催

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先週の土曜日に起きたチリ南部の大地震を受けて、今週末に行われる男子国別対抗戦デビスカップの1回戦のチリ対イスラエルの試合が1日ずらして行われることになりました。

震度8.8の巨大な地震に見舞われたチリ南部。



その対抗戦に出場するニコラス・マスーは先日「少なくとも2日くらいは日程を遅らせて開催する方が望ましい。でもそれは国際テニス連盟(ITF)の決めることだけどね。あの地震で練習が思うようにできずにいるけど、イスラエル・チームも条件は同じさ。」って地元のラジオ番組でコメントしてました。

でもITFは予定通り行うって当初は言ってたんだけど、交通機関の影響などで1日ずらすことを決めたようね。

デビスカップが行われるコキンボと言う街は、大地震が起きた場所からは離れていて、会場となる『エンジョイ・テニス・センター』もほとんど影響はなく、地元の空港も閉鎖してないの。


チリのエースであるフェルナンド・ゴンサレスは、メキシコで行われた大会で被害を知り、すぐに地元のサンティアゴにいる家族の元へ帰郷したの。


「デビスカップについて語るのは今は難しい。多くの人々が苦しんでいる状態で、テニスをすることは気分が良くない。ここ3日間は眠れなかった。テレビで見たチリ南部の映像がいつも脳裏に浮かぶんだ。それでもデビスカップの日程を変更するには時間がない。イスラエルに勝利することで、喜びを分けて上がられることができたらと思っている。」
チリで悲しんでいる人々へ、活力を与えられるようなプレーを披露してイスラエルから勝利を飾って、みんなに元気を与えられたらって、選手達は感じているんじゃないかしら?


2010年03月03日
シニアツアー開幕

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男子シニアツアーの1つ、『ATPチャンピオンズ・ツアー』の今季第1戦が2月20日から23日にかけてアメリカはフロリダ州デルレイビーチで行われました。


23日のナイトセッションで行われた決勝は、パトリック・ラフターが7-6(7-4)、7-6(7-1)と粘るジョン・マッケンローを1時間56分で下して優勝しました。

お互い巧みなサーブ&ボレーを披露するプレーで観客を魅了したこの日の試合では、37歳のラフターが14歳も年上のマッケンローに接戦を強いられるも、両者1度もブレークを許さなかった展開と熱戦。


「勝てて嬉しいよ。デルレイビーチでは素晴らしい日々を送れた。この大会は最高のものだけど、この優勝は更に良いものにしてくれた。試合は全く譲らない展開で、タイブレークはバクチのようなもので、どちらに転んでもおかしくないんだ。だから嬉いしホッとしたよ。」って、ラフターが喜びを語ってました。

「試合前はちょっと緊張していたんだ。自分はこのツアーでは若い方だから、51歳のジョンには勝たなければならなかったからね。でも、彼のサーブは素晴らしい。最後までコースが読めなかった。その後のネットでのコートカバーも上手すぎさ。まさに世界最強の51歳の選手さ。」って、マッケンローに脱帽してました。

そのマッケンローは「最高だったね。プレーしていて本当に楽しかった。往年のプレーを見せることができた感じさ。それをどうやるか若い選手に披露できたと思うし、プレーにバリエーションをどう入れるかも見せれたと思うよ。スコアーが逆だったら、もっと良かったんだけどね。」って、お手本になるプレーができて彼自身も満足しているようだったわ。

この日行われた3位決定戦では、マッツ・ヴィランデルがパット・キャッシュを6-2、2-6、10-5のフルセットで下してました。

予選の結果は、グループAでは、マッケンローが3勝0敗で1位、2位が2勝1敗のヴィランデル、3位が1勝2敗でアンドレス・ゴメス、4位が0勝3敗のジョアン・クリーク。


続く第2戦は、3月9日から13日までスイスのチューリッヒで行われます。


恒例の先週の本人選手の結果で~っす。

男子では、オーストラリアの1万5千ドルのフューチャーズに井藤祐一選手が出場したけど、1回戦敗退でした。

ATP大会では、2年前にツアー初優勝を飾った錦織圭選手がそのデルレイビーチ国際にプロテクト・ランキングの106位を使ってエントリーしてやっと復帰戦を迎えました。


でも、本人も痛みもなく3セット戦い抜いたことに一安心している様子でした。

今週はチャレンジャー、フューチャーズ大会へ出場の日本人選手はいませんね。

女子ではサーキット大会へ出場の日本人選手はいませんでした。瀬間友里加選手がマレーシアのマレーシア・オープンで予選を勝ち上がって本戦入りしたけど、1回戦敗退でした。


今週はオーストラリアの2万5千ドルのサーキットに第3シードに瀬間友里加、第4シードで藤原里華、第5シードで波形純理、第6シードで不田涼子、第8シードで瀬間詠里花、米村明子、山本愛、前川綾香、手塚玲美、岡田上千晶、予選を勝ち上がって飯島久美子選手とたくさんの日本人選手が出場してますね。

アメリカの2万5千ドルには第6シードで奈良くるみ、土居美咲選手が出場してますね。

ランキングでは森田あゆみ選手が103位から89位へ、奈良くるみ選手は162位から150位へと自己最高位を更新しました。


2010年03月02日
テニス殿堂入り

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2010年のテニス殿堂入りするかつての名プレーヤー達がノミネートされました。


現在52歳のパークスは、18歳の時に大怪我を負って、障害車椅子生活を余儀なくされたの。



そんな彼はあっと言う間に車椅子テニスにはまり、1976年には競技として車椅子テニスが認められるようになったの。

彼は車椅子テニスを広めようと、数多くのエキシビションを全米各地で行うと共に、ヨーロッパやアジアでも活動を開始して、みるみる車椅子テニスは国際的なスポーツになっていったの。



そのパークスは『コントリビューター(貢献者)』部門でのノミネートで、同じ部門にデレック・ハードウィックも選ばれたわ。


加えて『リセント・プレーヤー』部門には名ダブルス・ペアが選ばれました。



彼らの授賞式は7月10日にロードアイランド州ニューポートで執り行われます。

2010年03月01日
マレーの誤解とブライアン兄弟の挑戦

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先週行われたドバイ・テニス選手権の2回戦で敗退したアンディ・マレーだけど、試合後のプレス・インタビューで彼がしたコメントで波紋と言うか誤解を生じてしまったの。

彼はその前週に行われたフランスはマルセイユ大会を、大会直前にキャンセルして、大会主催者から批難されたばかりで、またしても大会主催者を怒らせてしまったの???ってヒヤヒヤしちゃいました。

そのコメントはこんなものだったの。

「この大会の試合でやっていた事は、今週練習をしていたらやろうとしていた事と同じような物だったんだ。練習ゲームだったり、サーブ&ボレーなどやネットへも多く出たり、つまり危険なプレーを取り入れたりしたんだ。もちろん試合には勝ちたかったけど、これが世界の終わりでもないしね。これが4大大会や何かだったら、戦略やプレーは違っていたよ。」
これには大会主催者のコルム・マクロウグリン氏も「マレーのプレーを批判するつもりはないが、試合後の彼のコメントは、問題を生じてしまう。多くのファンが私の元へやって来て、彼はこのドバイ大会が、単なるウォーミングアップに過ぎないて言う意味を示唆しているようにしか思えないと言われたんだ。」って不満げに語っていたの。

でも、その後にマレーのマネージメントと話をしたマクロウグリン氏は、マレーはそんなつもりで語っていたのではなくて、多少の誤解があったことを認めてました。

「試合後のプレス・インタビューの全部を読ませてもらったんだ。彼のマネージメントも、あの部分だけが取り上げられてしまったと言っていた。彼はいつも素直に自分を表現してしまうし、2回戦を全力で戦わなかったかなどの質問は一切されていなかった。アンディは全力を尽くしたし、それは観戦していたファンが一番分かっていることさ。来年も彼が出場してくれることを歓迎するよ。」
って締めくくってました。




先週アメリカはカリフォルニアで行われたデルレイビーチ国際のダブルスで優勝したのは、ボブ&マイクのブライアン兄弟で、これは兄弟で勝ち取った58個目のタイトルとなったの。


歴代1位はトッド・ウッドブリッジ&マーク・ウッドフォード組の61個。ウッディーズの愛称でダブルスで一時代を築いたそのペアーの記録を抜くには、あと4タイトル。これは今年中にも狙えるかも知れないわよね。

ブライアン兄弟はこれまで8回のグランドスラム優勝も果たしていて、今年最初のグランドスラムである全豪オープンでも優勝していて、全豪では過去5年間で4回目の優勝と、相性の良い大会なのよね。

加えて、デルレイビーチの準決勝での勝利は、彼らの600勝利目と言う記念すべき大会になりました。

彼らは今週末行われるデビスカップのワールドグループ1回戦にダブルスで出場。


ATPツアーでは来週から始まる、インディアンウェルズとその後のマイアミと2大会続く準グランドスラムであるマスターズ1000大会で記録へチャレンジするわね。


