2010年03月21日
イギリス・テニス協会の頭痛は続く

一日一回クリックしてねん


昨日のブログで錦織圭選手が来週行われるマイアミでのソニー・エリクソン・オープンに主催者推薦で出場する予定ってお伝えしたんだけど、腕を伸ばしきった時にはまだ違和感を感じるようで、サーブを打つ時に感じてしまうんだって。

それは10ヶ月もサーブを打ってなかったことから生じるものらしく、もうすこし筋力トレーニングが必要とのこと。


19日にニューヨークで受けたMRIやX線検査では、とても良いと診断されたんだって。



全仏オープンやウィンブルドンを視野に入れるとすると、5セットマッチを数試合こなせるような体作りを今のうちにしておきたいって思いもあるんじゃないかなってPinkyは感じました。


今後は10日間ほど、そこを重点的にトレーニングするようなので、次の復帰は来月になるんじゃないかしら?


3月11日のブログで紹介したイギリス男子テニスのデビスカップの監督問題。


ヨーロッパ・アフリカ・ゾーンのグループ2の1回戦でリトアニアにまさかの敗退を喫して、7月9日から11日に行われるトルコ戦に負けると、最下位となるグループ3へ脱落してしまうのよね。

3月5日から7日に行われたグループ2の1回戦では、世界ランク4位のアンディ・マレー、次に高いランキングの155位にいるアレックス・ボグダノビッチも欠場して、シングルスに出場したのは同249位のジェームズ・ワードと同252位のダニエル・エヴァンスで、二人のシングルスが1勝3敗と敗戦の要因になってしまったの。

マレーがこの監督選びについて語ってました。

「デビスカップの監督選びで1つの問題は、キャプテン候補をあげる時に、有名な選手かかつて好成績を残した選手の名前しか上がらないことさ。他の国でも必ずしもそうではないし、そうであるべきとも思わない。自分的には他の考えをトライするのも良いのではって思うんだ。」そうね、世界のトップに行った選手が必ずしも良いコーチや監督になるわけじゃないのは歴然よね。

「デビスカップの監督になるととても多くのことをやらなければならない。その場その場の状況でその人がどう対処するかを知らないんだ。記者やプレッシャーなどの処理の仕方など、色々なものがのしかかってくる。」って分析しているみたい。

それにグレッグ・ルゼッドスキに対しては、かななり厳しい見方をしていて、マレーはルゼッドスキが監督になるのは反対なの。

イギリス・テニス協会は、イギリスをまたワールドグループへ復帰させるためには、マレーの力は当然必要だから、彼が気に入る監督を採用したいのはもちろんのこと。



マレーがイギリス代表として積極的にデビスカップに出場したのは2006年。



イギリス・テニス協会もマレーのご機嫌は取りたいところだけど、デビスカップに協力的じゃない彼の意見をどこまで受け入れるか・・・またしても頭が痛いところね。
