2007年10月29日
熾烈な争いの男子

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女子プロ・テニス・ツアーは最終戦のソニー・エリクソン・ツアー・チャンピオンシップスへ出場の全選手が決定しましたね。


先週のリンツで見事シングルス優勝を果たしたダニエラ・ハンチュコバがぎりぎり滑り込みで最終戦への切符を手にしましたね。



ヴィーナスはUSオープン後に原因不明のめまいみ見舞われて病院へ行ったんだけど、その後はアジア・ツアーでも若干足に怪我を抱えながらも元気な姿を見せてくれていたから、大丈夫なのかと思っていたんだけど、また検査を受けているらしく医者からしばらくは激しい運動は控えるように言われてしまったんだって。


愛ちゃんとのペアーで初の最終戦へ出場となったのがカテリーナ・シュレボトニック。


何と言ってもベテランの頑張りだったのが、先々週のチューリッヒでは準々決勝で愛&シュレボトニック組を下してそのまま優勝を果たし、先週のリンツでも準決勝ではまたまた愛ちゃんペアーとの対戦となり、今度は愛ちゃん達がリベンジを果たしたレネー・スタブス&クベタ・ペシュケのお二人。

二人とも今はシングルスから引退してダブルスだけでツアーを回っているんだけど、二人がコンビを組み始めたのは愛&シュレボトニック組と同じ3月から。



滑り込みで出場権を獲得したハンチュコバ。




比べて男子はかなり熾烈。



同7位のフェルナンド・ゴンサレスが380ポイントでちょっと有利。



まあ、リュビチッチくらいまでは可能性があるかな~って感じで誰が一番上位に進出できるかってところだけど、そうなると今週のパリではフェデラーのいない山にいる選手が有利ってことよね。

モーヤは3回戦でフェデラーとあたっちゃうの。



ゴンサレスは3回戦でハース、準々決勝でラファエル・ナダルと対戦だけど、そこまで勝ち上がれば大丈夫なんじゃないかしら?



2007年10月27日
ダビデンコの災難

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そんな彼に今度はこんなことが。




最後は自身のダブルフォルトで試合が終了したんだけど、それに対して主審が警告を出して2千ドルの罰金を課したんだって。



「第3セットでダブルフォルトで試合が終わったんだ。そしたらわざと負けたんだろうと主審に言われて警告を取られたんだ。ただただショックだったよ。こんなことあり得ないさ。いったいどうやったら彼が僕の心の中が分かるんだ。あまりのショックについ泣き出してしまったんだ。第3セットになってから急に疲れを感じ始めたんだ。全く足が動かなくなってしまった。それが事実なんだ。」
って語るダビデンコは、何とも災難よね。



試合を見ていたわけじゃないから何とも言えないけど、その疲れを感じた第3セットの彼の様子が、すっかりやる気がなく見えたのかもしれないわね。




2007年10月26日
狂った歯車は直らない???

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現在24歳のイェレーナ・ドキッチ。


そんな彼女が、来年の全豪オープンへ地元オーストラリアからのワイルド・カードをもらうべく12月にその予選会が開かれるんだけど、その大会に今は照準を合わせて練習に勤しんでいるんだとか。

1999年はブレークの年で、初めて予選にチャレンジしたウィンブルドンでは見事本戦へ勝ち進み、当時ランキング1位のヒンギスを1回戦で6-2,6-0で圧勝してベスト8入りを果たして時の人になったのよね。



今年は3月に一番下のサーキット大会である1万ドル大会では予選を勝ち上がったものの1回戦で490位の選手にストレート負け。


1度狂った歯車はなかなかもとに戻らないのよね。


かつてランキング2位まで上り詰めたゴラン・イヴァニセビッチ。



ガールフレンドはターニャ・ドラゴビッチさん。


そうそう、現在公に交際中なのがかつての女王、クリス・エバートとプロ・ゴルファーのグレッグ・ノーマン。


なんとノーマンは、あと1年以内にテニスでエバートに勝利すると、なんと100万ドルを賭けたの。



2007年10月25日
WTAのエトセトラ

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現在ランキング32位のサニア・ミルザ。



3月のドーハで右膝を痛めて2回戦を棄権。




でも、今月のヨーロッパに入ってからは、モスクワ&チューリッヒと初戦敗退しちゃった彼女は、今週のリンツも出場予定だったけど、腹筋の怪我を理由に欠場して、今シーズンの活動を終了したの。


「今年はとても長くて厳しい1年だった。2度のひどい怪我と手術から復帰を果たさなければならなかったし。今、精神的にはとても疲れを感じているし、体も休養が欲しいって叫んでいるの。しばらくの休養を待ち望んでいるし、来年は更に良いシーズンになることを期待しているわ。」
スポーツ選手として、怪我や手術は肉体的にはもちろんだけど、精神的なダメージも大きいのよね。


レイトン・ヒューイットの妹のジャスリン・ヒューイット。



彼女は地元オーストラリアでのボディ・ビル・コンテストで準優勝を飾っていたのでした。


2000年にはオーストラリアでナンバー1ジュニアになった彼女は、その後WTAツアー・プロとしてサーキット大会を中心にプレーしたんだけど、2005年に最高ランキング305位まで行ったけど、その年の5月を最後にプロ生活を終了させちゃって、テニス・コーチとしてテニスを教えるかたわら、1日に4時間のトレーニングを続けたんだって。

レイトンと親交の熱かったヨアキム・ヨハンソンとのホットな交際も取り上げられたけど、今は別の道で活躍し始めていたのね。

2007年10月24日
日本人の活躍は・・・

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は~い、恒例の日本人の活躍で~っす。



千葉県柏市で行われた1万5千ドルのフューチャーでは、鈴木昂選手がベスト8、ベスト4には第3シードの寺地貴弘、ノーシードから近藤大生が入りました。


ダブルスでは準決勝で第1シードの石井&近藤ペアーを下した第4シードの宮尾&宮崎ペアーが準優勝を飾りました。



海外では中国の1万5千ドルに出場していた竹内研人選手だったけど、2回戦敗退と上位進出とはいきませんでした。

今週は韓国で行われている12万5千ドルのチャレンジャーに添田豪選手が予選を突破して出場してます。




先々週の中国でのフューチャー大会で優勝した添田豪選手はその時のポイントが付いて、232位から216位へと上昇させました。


女子では『ゴーセンカップ牧の原国際女子』が行われて、ベスト8に第1シードの高雄恵利加、第5シードの久松志保が、そして決勝戦では第4シードの岡本聖子選手と第6シードの米村明子選手が勝ち上がって、6-3,6-4のストレートで米村選手が勝って、初のサーキット優勝を飾りました。


ダブルスではノーシードから勝ち上がった萩本&清水ペアーが見事第2シード・ペアーを7-5,6-3で下して優勝しました。


オーストラリアの2万5千ドルに出場した瀬間姉妹は、妹の詠里花選手は1回戦敗退だったけど、第5シードでお姉ちゃんの友里華選手はベスト8でした。

今週も浜名湖で2万5千ドル大会が行われてます。



先々週の中国の2万5千ドルで準優勝した飯島久美子選手は221位から204位と自己最高位を更新しました。



2007年10月23日
愛ちゃんに朗報。

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杉山愛ちゃんに思わぬ朗報が・・・。


これによって、同ランキング3位にいたC・ツァン&Y・チャン組が最終戦への切符を手にしました。



ツァン&チャン組は台湾人としてシングルス、ダブルス通して初めて最終戦へ出場権を獲得したことになるの。


ストザーは「シーズン後半を棒に振ってしまって、最終戦も諦めざるを得ないなんて、本当に残念でならないわ。これからの6週間で完全に治して、またトレーニングを始めてオーストラリアの夏にはまたコートに戻れるように治療に励みたい。」だって。



2007年10月22日
スランプからの脱出

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やりましたね~、ダビッド・ナルバンディアン!



1回戦、2回戦とフルセットにもつれながらも辛抱強く勝ち上がって、3回戦でストレート勝ちを収めて今季2度目のベスト8進出を決めたわ。




決勝戦では最近苦手としているナンバー・ワンのロジャー・フェデラー。



第1セットはあっさり6-1でフェデラーが先取して、「やっぱり・・・」って感じだったけど、そこはこれまでナダル、ジョコビッチをストレートで破ってきた自信と勢いが出て、6-3,6-3と逆転で勝利を飾りました。


これでランキングも25位から17位へと大きくジャンプ。



女子は、さすがにジュスティーヌ・エナンが強かったですね~。



今シーズンのポイントでのチャンピオンズ・レースでは、出場試合が13大会のエナンが5405ポイントで1位。


ちなみに、ヤンコビッチほど試合に出場している上位選手はほとんどいなくて、10位のマリオン・バルトリが29試合で、チャンピオンズ・レースのトップ100選手中最高なの。


今週のリンツでは、最終戦出場をほぼ手にしているアンナ・チャクエタゼがトップ・シード。



同11位のエレーナ・デメンティエワは先々週、地元モスクワでのビッグ・タイトルを手にして最終戦へ望みをつないだんだけど、先週のチューリッヒでは初戦で右足内転筋を痛めて棄権。



カテリーナ・シュレボトニックとのダブルスで、最終戦出場を狙っている杉山愛ちゃん。


現在4位の愛ちゃんペアーは3位のチャン&チュァン組とは500ポイント以上離れているけど、同5位のぺシュケ&スタブス組とはわずか90ポイント差。




2007年10月21日
混戦の男子

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う~ん、何ともすがすがしい日曜日の朝でしょう!




ツアー最終戦へ向けての出場権獲得の熾烈な争いが激しくなってきましたね~。




混戦なのは8位以下。



今週開催中のマドリッド・マスターズ・シリーズではかなり大事な試合を落としちゃった選手が多数。



来週のフランスはリヨンでのグランプリ大会にハース、ロブレド、ガスケ、リュビチッチが出場。




今シーズンの試合を終了宣言したのがマラット・サフィン。



となると・・・国別対抗戦のデビス・カップで決勝まで勝ち上がっているロシアは、敵地アメリカへ乗り込んでの決勝戦には出場しないってことになるわね。


年明けで28歳になるサフィーン。



2007年10月20日
コリアの復帰への思い

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現在25歳の彼。



そんな彼も2008年を視野に入れて、ちゃんと復帰への準備ができているみたい。



「来シーズンの復帰へ向けて、準備を続けてきたんだ。でも、その前に今年もコートに立って実践を味わってみたくて。大会に優勝することを今は第一には考えていない。もちろん、全力を尽くして試合はするけど、それよりテニスができることに満足を感じるんだ。しばらく試合はしていないけど、そんなことは関係ない。来週は厳しい試合となるだろうけど、今の目標は2008年なんだ。オリンピックでプレーしたいとも思っている。夢だったんだ。きっとこれからの未来は今までよりも良いものになるに違いない。」
やっぱりテニス選手にとってもオリンピックは特別なものなのね~。





2007年10月17日
久々の・・・

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久々の日本人の活躍コーナーで~~~っす!

はい、活躍してくれました。



来週のランキングにこのポイントが付くので、週明けのランキングが楽しみですよね。


今週も中国の1万5千ドルには先週に引き続き竹内研人選手が出場してます。



女子では中国の北京での2万5千ドルのサーキットで、ベスト4に第3シードの岡本聖子選手が、第1シードの飯島久美子選手は決勝まで勝ち進み、惜しくも敗れちゃったけど準優勝を飾りました。



今週は国内で『ゴーセンカップ牧の原国際女子』と言う2万5千ドル大会が行われています。







みんな頑張ってもらいましょう!!!

2007年10月15日
デメンちゃん、嬉しい地元優勝!

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5月のクレー・シーズンで復帰を果たして、全仏オープン直前のイスタンブールで今季初優勝を上げて復調したかと思ったけど、全仏&ウィンブルドンと上位進出には至らなかったわ。


そんな彼女が、トップ選手が集う地元の大会にノーシードで臨んでの優勝は立派。



そのサフィーナを6-1,6-0の圧勝で下して進んだ決勝戦はセリーナ・ウィリアムズとの対戦で、これまで4度顔を合わせていたけど、全てセリーナが勝っている苦手とする相手。


「この観衆の前でプレーするのは本当に特別なこと。大会を通してずっと応援してくれたし、特に今日の応援はかなりの力になったわ。セリーナは素晴らしい選手だから、今日このファンの前で良いプレーを見せなきゃ、いったいいつ見せられるのって思ってプレーしたの。こんな結果を上げられて嬉しくて仕方がないわ。」
今日はデメンちゃんの26回目のバースデー。





今週のチューリッヒ・オープンにはヴィーナスは出場していないし、上位進出すれば一層可能性が出てくるわよね。





最終戦へ向けてのレースも楽しくなってきましたね~~~。

あ、ダブルスでは杉山愛ちゃんとカテリーナ・シュレボトニックも現在ペアー・ランキング4位とぎりぎりのところなのよね。




2007年10月13日
最高のドリンク???

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そのスポーツ・ドリンクは、競技アスリート向けの飲み物で、ロディックのコート上でのパワフルなパフォーマンスと瞬時の決断力は、性能の高いドリンクから生まれるって売り込みなの。


ただこのドリンク、ニューヨークとシカゴ、フロリダでしか売られていないみたいなの。



ちなみにパッケージもロディックが起用されるようで、彼のお好みはレモン・ライム・フレーバーなんだとか。



2007年10月12日
グーガのやる気

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臀部の怪我で長らくツアーを離れている元ランキング1位で“グーガ”の相性で知られるグスタボ・クエルテン。


そんな彼がマドリッドに飛んだの。



「まだまだ復帰できるって信じているんだ。来年はシングルスでツアー復帰を狙うよ。ピークの時と同じ数だけの大会には出場できないと思うけど、トレーニングしたり試合をしたりすると、本当に嬉しくなるんだ。ツアーの一員でいられないことは寂しく思うし、もっと積極的に試合に出場したいんだ。今回スペインへ行くのにも、とてもやる気が高いしね。これもまた1つのチャレンジなのさ。」
って語るグーガはすでに31歳。




ちあみに現在の彼のシングルス・ランキングは650位。


そんな彼の復活に期待しましょう。

2007年10月11日
シード選手の敗退

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今週WTAで行われているタイのバンコク・オープン。


「第2セットでいきなり、すごい疲労感が襲ってきたの。急に汗が噴出してきたし。ドクターに診てもらったけど、試合を止めた方がいいって言われて、自分も無理はしたくなかったからその言葉に従ったわ。もし続けていたら、気絶して病院送りになっていたかもしれないわ。」
って、その時の状況を語っていたヤンコビッチ。




「バンコクには昨日着いて、昨夜はあまり眠れなかったの。先週はドイツのインドアで試合をしていて、気温もかなり低かった。時差と、気温の大きな変化に体が着いて行かなかったわ。」それはそ~よね~!


地元ロシアのクレムリン・カップに出場したマリア・シャラポワも、プレーに精彩を欠いて敗退しちゃいましたね。



USオープン前のロサンゼルス大会では準決勝を棄権。



ツアー最終戦へのランキングも現在7位と微妙な位置にいるだけに、少しでも上位進出してポイントを稼ぎたかったはずよ。



2007年10月09日
性格って治らないの???

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試合はセバスチャン・グロージャンとの一戦だったんだけど、5-7,7-6(7-4),4-2とクーベックがリズムを掴んでリードしたところだったの。



本当はそれで0-15とリードするところだったクーベックだけど、ATPのルールだと審判が見えなかった場合、そのポイントはやり直す決まりになっているんだって。




どうしちゃったの???って感じだけど、それはクーベックの性格らしいわ。


有名なのは2000年の全仏オープンの2回戦でもあったんだって。


先週の試合だってリードしてたところだし、リズムが来ててもったいなかったわよね。



2007年10月08日
ジャパン・オープンも終わって・・・

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AIGジャパン・オープンも終わっちゃいましたね。



女子は先週の広州女子オープンで見事初優勝を飾ったビルジニー・ラッツアァーノが、2大会連続優勝、しかも決勝戦では復調著しいヴィーナス・ウィリアムズを逆転で下しての勝利は、彼女の最近の実力が本物だって証拠になったんじゃないかしら?

24歳の彼女はこれでランキングも27位とまた自己最高位を更新したわ。




男子はフェデラーの欠場で急遽トップ・シードとなったランキング8位のダビド・フェレールが、シードを守って今季3度目で自身5度目の優勝を獲得しました。


USオープン後、アジアで行われたツアーもこれで終わり。



ツアー最終戦へ向けてのマスターズ・シリーズも、スペインのマドリッドとフランスはパリと残すところ2大会もヨーロッパだしね。



日本人選手も全員1回戦負けと、精彩を欠いちゃった大会で、主催者側もがっかり(もちろんファンのみなさんもだけど)しちゃったことでしょう。


調子を崩している愛ちゃんはどんどんランキング下がって行っちゃうし、鈴木貴男選手も去年のポイントがなくなって216位から288位へと後退しちゃったしね。




2007年10月07日
ヒューイットに必要なもの

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今週開催されているAIGジャパン・オープンにも出場していた、元ランキング1位のレイトン・ヒューイット。


USオープンでも2回戦敗退と精彩を欠いちゃって、その結果トップ20からも脱落する始末。


そんな彼を、オーストラリアの先輩で、元ランキング1位のパトリック・ラフターがこんな風に語ってるの。


「USオープンで負けた試合を見ると、かつて彼がトップに君臨した時のように、相手をねじ伏せるような勝ち方に執拗に固執してプレーをしていた。残念ながらその戦術は、過去にも負けた試合では時折そうだったように、もうそれほどの効果を上げられていない。今の選手達は、そんな彼のテニスをもう怖いとは思わなくなっているのが現状だし、それに屈することはないんだ。ヒューイットが再びトップ10に返り咲くためには、彼が持っているありとあらゆるテクニックを使うことが必要で、それを試合に取り入れ始めることがすでに必要になってきていることを自覚するべきなのだ。」
って、手厳しい批判をしておりました。




2007年10月05日
サンプラス、さすがね!

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それはアメリカのテニス専門チャンネルの『Tennis Channel』で全米に放送されるの。


それって日本時間だと午後3時から午後9時くらいの間じゃない!!!



サンプラス曰く、今は現役時代さながらくらい練習に明け暮れているみたいだから、ファンは期待していいんじゃない???



そのサンプラスは、ジム・クーリアが主催するシニア・ツアーの『アウトバック・チャンピオン・シリーズ』に出場中で、先週行われたノース・カロライナのシャーロット大会で、全てストレート勝利を上げて優勝を果たしたの。

予選は第1試合は6-0,6-2、第2試合も6-3,6-4、第3試合でも6-1,6-2と他を圧倒。


エキジビションに備えて本気モードで練習している彼は、シニア・ツアーでは他を寄せ付けないレベルに上がってきているって感じね。


2007年10月03日
先週の日本人は・・・?

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先週の日本人の活躍です。

女子は国内は広島で1万ドルのサーキットが行われました。



準優勝の加藤選手は中野選手と組んだダブルスでも決勝へ進んで、萩本&清水ペアーと対戦し、萩本&清水ペアーが6-2,6-1で優勝しました。


先々週のつくばの2万5千ドル大会で優勝した飯島久美子選手は241位から219位へと自己最高位を記録しました。


男子ではインドネシアの1万ドルに出場していた竹内研人選手が決勝戦へ進出し、M・マトセヴィックを4-6,6-4,6-4の逆転で下して、見事フューチャー大会初優勝を飾りました。


それからダブルスでは、アメリカ国籍だけど活動の拠点を日本に置いている黎明(リーミン)選手が南アフリカのR・クラーセンとのペアーで、地元のインドネシア・ペアーを下して今季フューチャー大会で2度目の優勝を果たしました。

先週のインドはムンバイで、予選を勝ち上がって本戦でも2回戦へ進出した松井俊英選手が536位から455位へとランキングを上げました。



今週は、男子も女子もAIGジャパン・オープンに予選&本戦で出場してるので、サーキットやフューチャーでの出場はありません。



2007年10月02日
杉山選手、あっさり敗退!

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AIGジャパン・オープン。世界1位のロジャー・フェデラーの欠場で、「あ~あ~~~」ってため息が出ちゃったけど、昨日から開幕して日本人選手が軒並み敗退。

初日には男女期待の新星、錦織圭君と森田あゆみちゃんが登場したけど、初戦突破には至らず。



森田あゆみちゃんは、第2シードでインド女子テニスの歴史を塗り替えたサニア・ミルザと対戦と言うちょっとドロー運もなかったけど、やっぱり世界のトップとの差を感じさせられた試合だったかしらね。


去年準優勝だった中村藍子選手もクララ・ザコバロワにストレート負けと、去年のポイントを守ることはできなかったわね。


さっき試合が終わった日本のエース、杉山愛選手は・・・全く良い所がなく負けちゃいましたね。



ウィンブルドン後のアメリカ・シーズン以降は、この敗戦で4勝8敗と大きく負け越してて、安定感のあるストロークにミスが出ちゃうなど、ちょっとしたスランプかな~って印象でしたね。



これから登場する、添田豪、鈴木貴男、森上亜希子選手の活躍に、本当に期待しましょう。


2007年10月01日
34歳にしてベスト・シーズン

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先週行われた中国での広州国際女子オープンで、見事ツアー初優勝を飾ったのがビルジニー・ラッツァーノ。


2005年に自己最高の35位になったけど、その後左足首や右手首の怪我などでランキングを下げちゃったけど、怪我を克服した今シーズンは徐々にランキングを上げ、ロサンゼルス、トロントとベスト8入りすると、USオープン直前のフォーレスト・ヒルズでは2度目の準優勝を飾っていたの。

USオープンでは2回戦敗退だったけど、数週間の休養のあとの秋のシリーズをアジアで送ろうと出場した広州オープンで嬉しい初優勝と幸先のよいスタートを切ったの。


「今大会に出場した一番の目標は、今後の東京、バンコクと続くアジアの時差や気候に慣れることだったの。先週の北京の大会には出場しなかったから、早めに広州入りして練習はしていたけど、東京やバンコクで成果が出ればとしか思っていなかったわ。今週、こんなに良いプレーができたのは嬉しい驚きだし、優勝できたことにはかなり興奮しているわ。」
ってやっぱり本人も驚いてたみたいね。



でも、でも、でも・・・準優勝を上げた選手を知っている?





彼女はこれまでサーキットでは13個のタイトルを獲得しているけど、WTAレベルでは去年のこの大会でベスト4入りしたのは初めてだったの。


今年は年明けから、予選を勝ち上がって本戦入りすることが多くなって、2月のインドのバンガロールでは2度目のベスト4入りを果たして、念願のトップ100入りを果たしたの。


34歳にしてベストのシーズンが送れるなんて、長年頑張ってきた甲斐があるってものだわ。


