2009年03月31日
若手が目白押し

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年々若手の台頭が目立ってるけど、特に女子ツアーでは顕著に表れてますね。


最新の世界ランクは先週の月曜日に発表になりました。



その最新ランキングで見事トップ10入りに成功したのがヴィクトリア・アザレンカ。


前回大会のインディアンウェルズでは、準々決勝で第1シードのディナラ・サフィーナを下してベスト4入り。


今季は開幕戦のブリスベンでツアー初優勝。



ダブルスでは、ブリスベンと全豪では棄権敗退で、その後のメンフィスでも優勝しているから、12戦全勝の連勝記録中と、ダブルスでも巧さを発揮してますね。


アザレンカの前までランキング10位にいたアグニエスカ・ラドワンスカは、現在11位で3月に20歳になったばかり。


今季は全豪とドバイ、モンテレーと初戦敗退とリズムを崩してたけど、インディアンウェルズではベスト8入りと復調の兆し。


現在ランキング12位のキャロライン・ウォズニアキは現在18歳だけど、ジュニア時代は日本の森田あゆみ選手の好敵手として何度も対戦してましたね。


これまでツアー3勝を上げたけど、今季はメンフィスの決勝ではトップ・シードながら前述のアザレンカに敗れて惜しくも準優勝に終わって、続くインディアンウェルズでは、ラドワンスカ姉妹の妹のウラズスカを4回戦で下しての8強入りを果たしました。

プロ・サッカー選手の父とバレーボール選手の母と言うスポーツ一家の血筋を受け付いて、ジュニア時代から頭角を現していた彼女。


世界ランク14位のアリーゼ・コルネも1月に19歳になったばかり。



不調からの脱出を図っているアメリ・モレスモに代わるフランスのエースとして期待がかかるし、今季は是が非でもトップ10入りを果たしたいって願っているに違いないわ。


ベテランの頑張りは当然応援したくなるけど、こうした若手の伸び盛りの選手も、各自それぞれ試行錯誤しながらトップ選手目指して頑張っているのよね。


ラドワンスカもヴィーナスにあと一歩と迫りつつ、惜しくも敗退。


そんな若手は、トップ10入りとその維持が当面の目標だと思うけど、そこから上に行くのがまた一苦労。


2009年03月30日
ロディックは中国でナンバー1

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中国と言えば去年は北京五輪に湧きましたね。



男子も女子も、今では国際大会も開かれるようになって、チャイナ・オープンは女子ではプレミアム大会に位置付けられてて、男子の同大会もインターナショナル500大会とグレードの高い大会。


先週行われたリサーチでこんな結果が出たんだって。


世界ランク1位のラファエル・ナダルでも、同2位のロジャー・フェデラーでもなくて、ちょっと驚いた世界のメディアも多かったようなの。


それに加えて、四川で起きた大地震で壊れたテニスコートやテニス施設の立て直しに当てて欲しいって5万ドルの寄付を中国テニス協会に贈っていたのが大きく報道されたせいなのかも知れないわね。

この知らせを受けたロディックは驚きを隠せずにいながらも、この賞を喜んで受けて、今年のチャイナ・オープンへ連覇を目指して戻ってくることを約束していました。


現在世界ランク6位のロディックは、2月のメンフィス大会で今季初優勝を飾っており、インディアンウェルズでもベスト4入りと今季出場5大会全てでベスト4以上の成績を残す安定ぶりを発揮して、トップ5、トップ3へと着実に勢いを付けている感じね。

現在行われているマイアミでのソニーエリクソン・オープンでも4回戦進出を決めて、次のガエル・モンフィス戦に勝つと順当に行けば準々決勝でフェデラーと対戦が濃厚。


2009年03月28日
2008年の各賞の受賞者です

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数日前に男女の2008年の各賞の受賞者が発表されましたね。



まずは、男子(ATP)

Player Of The Year(最優秀選手賞)
ラファエル・ナダル
Doubles Team Of The Year(最優秀ダブルスチーム賞)
ネナダ・ジモンイッチ&ダニエル・ネスター
Arthur Ashe Humanitarian Of The Year(選手が選ぶ人気投票)
ジェームズ・ブレーク
Stefan Edberg Sportsmanship Award(スポーツマン・シップ賞)
ロジャー・フェデラー
Most Improved(もっとも躍進した選手賞)
ジョー=ウィルフリード・ツォンガ
Newcomer of the Year(新人賞)
錦織圭
Comeback Player of the Year(復帰選手賞)
レネー・シュトラー
ATPWorldTour.com Fans' Favourite(ファン投票人気ナンバー1)
ロジャー・フェデラー
ATPWorldTour.com Fans' Favourite (Doubles)(ファン投票人気ナンバー1ダブルス)
ブライアン兄弟
そして女子です

Player of the Year(最優秀選手賞)
セリーナ・ウィリアムズ
Doubles Team of the Year(最優秀ダブルスチーム賞)
カーラ・ブラック&リーゼル・フーバー
Most Improved Player(もっとも躍進した選手賞)
ディナラ・サフィーナ
Comeback Player of the Year(復帰選手賞)
鄭潔
Newcomer of the Year(新人賞)
カロライン・ウォズニアッキ
Humanitarian of the Year(選手が選ぶ人気投票)
アナ・イバノビッチ
Karen Krantzcke Sportsmanship Award(スポーツマン・シップ賞)
エレーナ・デメンティエワ
Player Service Award(ファン投票人気ナンバー1)
リーゼル・フーバー
こんな感じです。


2009年03月27日
キムの復帰&マレーの本音

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そんな彼女が、ベルギー時間の木曜日に正式な記者会見を開くと聞いたのでそれを待って彼女のことを改めて書こうと思っていたの。


8月10日からのシンシナティ、8月17日からのトロント、8月31日からのUSオープンが当面のスケジュールだそうです。


今年の6月に26歳になるキムは、「まだテニスへの熱い思いが残っているの。今回のチャレンジを楽しみにしているわ。なるべく早くピーク時のプレーができるようになりたい。もちろんそれは言うほど簡単なものじゃないのは分かっているけどね。」って、期待を不安を覗かせていました。

要求した主催者推薦枠をUSオープン含め3大会でもらうことに成功した彼女。



USオープンの主催者側も、もちろん彼女の出場をとても喜んでいるの。



「テニスと言うスポーツにとって素晴らしいことね。彼女は最高の精神を持つ素晴らしい選手だから。それにとっても良い人なの。あんな素敵な人がまた自分達の近くにいてくれるなんて最高のことよね。早く彼女に会いたいわ。」
そうね~。以前の現役時代も選手からとても好かれていて、そんな彼女の性格だとトップへは行けないって言われた時もあったくらい。


「今は十分大人になって、バランスもとれていると感じているわ。それに自分の体のことは自分が一番知っているつもりよ。」と、テニス選手として、母親として、妻としての両立への自信と、怪我への準備も心得ているようね。

マルチナ・ヒンギスが復帰した時のように、トップ10入りすることは十分に可能だと思うわ。



先週まで行われていたインディアン・ウェルズの男子準決勝で、ロジャー・フェデラーを下して決勝進出を果たした世界ランク4位のアンディ・マレーは、彼のライバルはこれまでフェデラーと語っていたんだけど、最近はラファエル・ナダルと語っているんだって。

去年のUSオープンの決勝でフェデラーにストレート負けを喫してから、先週で4連勝を飾っているマレー。


それにこんなコメントを決勝戦のあとにしていたわ。

準決勝でフェデラーと、決勝戦でナダルとと、2試合連続して両者と対戦したマレーの率直な感想だったようね。


ナダルはマレーに対して「彼のこれまでと今の違いは、今年はとても集中力が高いって感じるんだ。これまでも良い試合や良いセットを戦ったけど、それが持続しなかった。今の彼はこれまでで一番高いレベルでプレーをしているよ。」って称賛してるわ。

再び世界1位へ返り咲きを狙っているフェデラーにとって、後輩選手からのライバル視を撤回されちゃうと、益々プレッシャーがかかってくるような気がしちゃいます。



2009年03月26日
アンチッチが大学教授に?!?!

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そんなアンチッチが、専攻していた法学の知識を生かして、アメリカの名門大学であるハーバード大学法学部で臨時教授を務めて講義を開いたんだって。


ハーバード大学の法学部へ訪れた感想は「予想以上の思いだった。ウィンブルドンのセンターコートへ歩いているかのように、特別な思いだった。」って、感激に等しい思いだったようね。

彼の地元クロアチアの大学の卒業論文は、63ページに渡る男子テニスツアー(ATP)の法律的側面から見たものだったの。


そのため生徒からの質問も、男子ツアーで観客からの視線では分からない、選手とATPやスポンサーとの関係に関することが多かったようね。

「テニスに関する契約の質問が一番多かったかな。それからATPがどのように運営しているかとか、ATPメンバーでいることでの利点は?なんて言うのもあったね。保険や年金の問題とかね。それから自分のエージェントとの契約のことも話したよ。」
これは興味ある話しよね。


彼のお兄さんのイヴィカも元ツアープロで、経済学の学位を取得していて、妹のサーニャは元ジュニアのトップ10選手で一時期はWTAで試合もしていたんだけど、今はザグレブの大学へ行って薬剤師の勉強をしている、文武両道家族なの。

「家族が同じように持つ考えなんだ。スポーツもとても大事だけれど、勉学との両立を常に心がけているんだ。テニス選手を一生続けられるわけでもないし、明日自分の身に何が起こってテニスができなくなるか分からない。テニス以外に出来るものを探すのも大切だと思っているんだ。」
とっても大事なことかも知れないわね。



妹のサーニャはかなり期待されていて、2006年9月に18歳で159位まで行ったけど、2007年6月を最後にツアーから姿を消してしまったの。


3月30日に25歳になるマリオは現在世界ランク30位と、2007年2月以来となるトップ10返り咲きを目指しております。



2009年03月25日
先週の日本人選手の活躍です。

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先週の日本人で~~~っす。

タイの5万ドルのチャレンジャーでは鈴木貴男選手はその前の週の準優勝の疲れからか初戦で負けちゃったけど、第3シードの添田豪選手はベスト8入りしました。


国内は亜細亜大学で行われた1万ドルのフューチャーズでは、第5シードに近藤大生、第3シードの岩見亮選手がベスト8、第2シードの杉田祐一選手は決勝へ進みましたが、2-6、7-6(1)、5-7で惜しくも敗れて準優勝でした。


ニュージーランドの1万5千ドルでは井藤祐一選手がベスト8入りで、第2シードの伊藤竜馬選手は決勝へ進んだけど、オーストラリア人選手にストレートで敗れて準優勝でした。

今週はタイの5万ドルのチャレンジャーに添田選手が出場してます。


ニュージーランドの1万ドルには引き続き第2シードに伊藤、ノーシードで井藤のダブル・イトウが出場してます。

今週発表のランキングでは、インディアンウェルズの関係から2週間分のポイントが加算されました。



女子ではアメリカの2万5千ドルのサーキットでは第8シードの米村知子、奈良くるみ選手が初戦で、中村藍子選手が2回戦で敗退する中、準決勝では第7シードのクルム伊達公子vs藤原里華の日本人対決となり、これまで3連敗中だった藤原選手がリベンジを果たして決勝進出。


ダブルスではA・パノワ選手と組んだ第3シードの米村選手が決勝へ進出。惜しくも敗れちゃって準優勝だったけど、シングルスもダブルスも決勝戦の舞台に日本人選手がいたのは嬉しいことですね。

スペインの2万5千ドルに単身出場していた不田涼子選手は1回戦で第1シードを下してベスト8入り。


ニュージーランドの1万ドルでは、山本愛、手塚玲美、黒田祐加、予選を勝ち上がった山外涼月が1回戦で、越野由梨奈選手が2回戦で敗退。



今週もアメリカの2万5千ドルに、第シードでクルム伊達、第3シードに米村、第6シードに中村、第8シードに藤原、ノーシードで奈良、予選を勝ち上がって岡田上千晶選手が出場してます。


ニュージーランドの1万ドルでは第6シードに前川、ノーシードで手塚、黒田、山本、山外、予選を勝ち上がって清水咲子、北崎悦子選手が出場してます。


今週発表のランキングでは、クルム伊達公子選手が152位から148位、米村知子選手が155位から149位と自己最高位を更新。


2009年03月24日
シニア・ツアー、第3戦

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先週行われた男子シニア・ツアーの『アウトバックス・チャンピオン・シリーズ』の第3戦は、メキシコのロス・カボスで3月18日から22日まで開催されました。


サンプラスは優勝賞金の6万ドルと優勝ポイントの800ポイントを獲得して、先週シニア・ランキング1位の座に着いたジョン・マッケンローを抜いて再び1位になりました。

「勝つことは素晴らしいことさ。負けるよりは勝ちたいしね。このシニア・ツアーも競技としてプレーできるし、観客も我々のプレーを観たがっているしね。」第1セットではラフターに2度のセット・ポイントを握られつつもタイブレークの末勝ち取る勝負強さを発揮したサンプラス。

チャンスを生かし切れなかったラフターは「本当に厳しい試合を強いられたよ。体は今のプレーには慣れていない。それでもまだまだやれている。ただ、以前ほど素早くは動けないけどね。」1997年と98年のUSオープン・チャンピオンは多少の体の衰えは感じつつも、華麗なサーブ&ボレーを披露していたわ。

今のテニスではマレになってしまったそのスタイルへ対してサンプラスは、対戦し慣れていないスタイルへの調節が勝利の鍵だったとも語っておりました。

この大会がシニア・ツアーのデビュー戦となったラフターは、こんな冗談を交えてコメントを締めくくるあたりは、さすがベテランの味を出しているな~って、つい口元が緩んでしまいますね。


各日の結果は以下の通りです。

(6人によるトーナメント制で、サンプラスとクーリアがシードとして準決勝からの登場)
18日はシングルスとダブルスのエキシビションが行われました。
19日の準々決勝
マッツ・ビランデル ○ー× レオナルド・ラバイェ、6-3、6-2
パトリック・ラフター ○ー× ルイ・エレーラ、6-1、6-4
20日の準決勝
パトリック・ラフター ○ー× ジム・クーリア、6-3、6-2
21日の準決勝
ピート・サンプラス ○ー× マッツ・ビランデル、6-4、6-0
22日の決勝
ピート・サンプラス ○ー× パトリック・ラフター、7-6(6)、6-4
2009年03月23日
マレーの不安

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そのマレーは、今大会前は約10日間ほどウィルス性疾患で寝込んでいたの。




マレーはその事に対してATPに文句があるようなの。

当然女子選手だって市販されている風邪薬などは口にしないとか各自でそれなりの防御策は取っているけど、女子ツアー(WTA)にはUSANAヘルス・サービスって言う会社から安全が保障されているサプリメントが選手へ提供されているんだって。


そんなマレーだけど、決勝戦はナダルの一方的な試合になったにも関わらず落ち込んだりしていない様子。


「今週の結果には全く落ち込んではいないよ。だってここまでのプレーができると思っていなかったんだからね。」決勝戦後にそう語って次の大会のマイアミへ移動した彼。


「大会を通じて価値のある勝利を上げることもできたし、こんなにたくさんの試合がこなせるとも思っていなかった。マイアミへ向けて、予想以上の準備ができたよ。」と数ヶ月ぶりに戻るマイアミでも好成績が期待できそうね。

2009年03月22日
逮捕劇

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今週の月曜日に、インディアンウェルズに出場中のマショーナ・ワシントンが逮捕されちゃったの!


ワシントンは器物破損の罪で逮捕されたんだって。


その後は5月14日に裁判所へ出頭するって言うことで釈放されてたの。



WTAは組織の方針として、警察が介入する事件はその事件が解決するまでコメントはしない方針なため、一切公式なコメントをしていません。


2009年03月21日
キムの復帰疑惑とホークアイのミス

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3月14日のブログでお伝えしたキム・クレイステルスの復帰の香りがする練習量の多さのお話。



「キムがメールを送って来たの。それには、どうやって子供と一緒にツアーを回って生活して行ったらいいのかって言う質問が書いてあったわ。」フォックス・スポーツ・テレビでインディアンウェルズのコメンテーターを勤めていたダベンポートが語っていたの。

加えて「だから発表されたウィンブルドンでのエキシビションとアメリカで夏に行われるワールド・チーム・テニスへの参戦に加えて、レギュラー・ツアーも回るつもりでいると思うわ。」これはダベンポート本人が語ってることだし、かなり説得力があるわね。

それにかつてのコーチも「彼女がツアーを離れた時も、それが彼女をコートで見る最後だとは私は言わなかったはずさ。まだ断言するのは早いが、彼女の頭の中には復帰の二文字があるだろう。体作りも終えてプレーしたいって思ったら全く復帰もあり得るだろうし、私は驚かない。」って、ロイター通信の取材に答えているの。

今まだ25歳だし、最近は復帰する選手も増えているし彼女が復帰しても不思議じゃんばいわよね。


子供も生まれて生活も安定して体も健康なら、またテニスがしたいって思っても不思議じゃないわ。


今のベルギー人選手は世界ランク73位のヤニーナ・ウィックマイヤー、同86位のクリステン・フリプケンス、同281位のタマリン・ヘンドラーがトップ3で、引退した二人の後を継ぐ選手が出て来ていないのが現状なのよね。

ベルギー・テニス界にはグッドニュースかも知れないわ。



今週行われているインディアンウェルズで木曜日に行われた男子準々決勝のアンディ・マレーとイヴァン・リュビチッチの試合で、こんなあってはならない出来事が起きてしまったの。


セットも終盤を迎え、リュビチッチのサービス・ゲームでアドバンテージ・レシーバーとピンチの場面。


マレーは一か八かでチャレンジ・システムを採用。



主審はそのポイントをやり直す措置を取ったんだけど、そこでポイントを落としてしまったリュビチッチがブレークされてしまったの。


試合は次の第10ゲームでリュビチッチがブレークバックに成功したものの、タイブレークの末落として、ストレート敗けで幕が閉じました


ホークアイが導入されて、チャレンジ・システムが採用されたけど、やっぱり主審の判断が第1優先順位と言うことをもっと明確にするべきではって意見が高まるのは分かりますね。


ま、だったらそもそもホークアイもいらないって議論になりそうだけどね。


2009年03月19日
ウィリアムズ父の再婚とクエルテンの試合

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ヴィーナスとセリーナのお父さんが、来月上旬に再婚することが明らかになったの。


???30歳???そうなんです、37歳も年下の方と再婚するんです。


よく考えてみたら、ヴィーナスの上に3人お姉さんがいるってことは、リチャードさんは娘より若い奥さんをもらうって計算になるわね。


その時は「ほら、これが最初の写真になるよ、僕と新しい奥さんのね。」って語る余裕があったようなんだけど、写真を撮った記者がその後にリチャードさんに電話取材した時は「37歳年下の女性との結婚に対して娘さん達は了承しているのか」って聞いたとたん、電話を切られてしまったんだって。

約7年前にヴィーナスとセリーナの母であるオラシーンさんと離婚したリチャードさん。



先週、今週と行われているインディアンウェルズは、2001年以来出場していないウィリアムズ姉妹。


そこまでして大会への出場を拒否している二人。


3月17日のブログでお伝えしたシニア・ツアーの結果。



そして、引退の原因となった臀部の怪我のリハビリ中のクエルテンは、マッケンローのコメントを耳にして、彼もその申し出を受けたいって語っているらしいわ。

「子供の頃からマッケンローと試合がしたいって思っていたんだ。試合にベストのプレーができるように、準備を始めたい。」って新華通信社の取材に答えているの。(どうして中国メディアなのかしら???)

クエルテンはブラジルのサンパウロの南にある出身地のフロリアノポリスで、6月にセルジ・ブルゲラとのエキシビションをすでに決定しているの。


ただ1つはっきりしているのは、3度の全仏優勝を誇るクエルテンとは、マッケンローはクレーでは試合をしないって言うこと!!!


2009年03月18日
ヤンコビッチ、不振のワケ&日本人選手の活躍

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去年の年末ランキングを1位で終わったイェレーナ・ヤンコビッチは、もちろん今年最初のグランドスラムの全豪オープンを第1シードで臨みました。


その後もパリではベスト4入りしたけど、ドバイでは2回戦、今週のインディアンウェルズでも、2回戦(シード選手は1回戦が免除されてるため初戦が2回戦)で敗退と、去年の彼女らしさは影を潜めてしまってるの。

そんな不調を本人はこう分析しております。

つまり、オフ・シーズンのトレーニングのミスだったってことらしいわ。



もちろんちゃんとしたトレーナーが付いてトレーニングはしているはずだけど、それでも思った以上に筋肉が付いてしまったようね。


「今は自分のテニスを取り戻すに四苦八苦しているわ。自信も無くしてしまっているし。今は全くかつての自分のレベルじゃないの。それが現状。だからまた自分のテニスができるように、かつてのレベルに戻すことに重点を置いて日々送っているわ。」
そうするまでには、1つや2つの事じゃなくたくさんの事をしなければならないとも語っているヤンコビッチ。


先週の日本人選手の結果です~!

先週は京都で全日本室内選手権が行われて、男子は3万5千ドルのチャレンジャー大会になっていたので、海外からも多くの選手が参加しましたね。


鈴木貴男選手は決勝まで勝ち上がりましたが、セルゲイ・ブブカに惜しくも敗れて準優勝でした。


セルゲイ・ブブカ???




ニュージーランドの1万5千ドルのフューチャーズに出場していた井藤祐一選手は、ベスト4入りを果たしました。

今週はタイの5万ドルのチャレンジャーに第3シードで添田、ノーシードで鈴木選手が出場してます。


ニュージーランドの1万5千ドルには第2シードで伊藤竜馬、ノーシードでは引き続き井藤祐一のダブル・イトウが出場してます。

女子の全日本室内選手権は国内大会だったんだけど、ベスト8に波形純理、瀬間詠里花、青山修子、土居美咲選手が、ベスト4には岡本聖子、井上明里選手が入りました。


ダブルスでは、青山&川村ペアーが手塚&久松ペアーを0-6、6-2、10-6の大逆転で下して優勝しました。

海外では、ニュージーランドの1万ドルのサーキットで、越野由梨奈、黒田祐加、予選を勝ち上がった山外涼月が1回戦で、第8シードの前川綾香、予選を勝ち上がった清水咲子選手が2回戦で敗退で、日本人選手はすべて姿を消しました。


エジプトの1万ドルに単身出場中のアナスタシア・マルホートラ選手は残念ながら1回戦敗退でした。

今週はアメリカの2万5千ドルのサーキットに第7シードでクルム伊達公子、第8シードに米村知子、中村藍子、藤原里華、奈良くるみ選手が出場してます。


ニュージーランドの1万ドルには引き続き、第8シードに前川、黒田、越野、予選を勝ち上がって山外、加えて山本愛、手塚玲美選手が出場してます。


今週は本当に世界中で日本人選手が色んな大会に出場してますね。遠い日本から応援送りましょうね。

2009年03月17日
マッケンロー、50歳で優勝!!!

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先週12日から15日にかけてブラジルはリオデジャネイロで行われた男子シニア・ツアー『アウトバック・チャンピオンズ・シリーズ』のシーズン第2戦。先月50歳になったジョン・マッケンローが主催者であるジム・クーリアを6-2、6-3のストレートで下して自身3度目の優勝を果たしました。

出場8選手中最年長の50歳のマッケンローは、現在38歳のクーリアを寄せ付けないプレーを見せ、予選ラウンドロビン含めて全勝で優勝を果たして、優勝賞金5万4千ドルと、優勝ポイント800を獲得して、シニア・ツアー・ランキングの1位に躍り出ました。

「みんな年の話しばかりするんだ。でも、現代の50歳は新しい40歳だと思っている。うまい体作りの方法を見つけて、今日はとても良い感触だった。対戦相手はみんな年下で、腰やふくらはぎや膝に痛みがあるようだった。自分は健康でいられてハッピーさ。今やっている体のケアーを現役時代に真剣にやっていたら、もっと多くのタイトルを獲得できただろう。」
って、マッケンローは現在の健康な体作りの成功を、今の好調の一番の原因に上げていたわ。



「50歳を過ぎた人で、ジョンのようなプレーをする人は見たことがないね。今日は自分も悪くはなかった。ジョンが素晴らし過ぎたんだ。スーパー・プレーを見せてくれたよ。今大会のコートは芝より早く感じたから、彼のプレーに合っていたとは言え、僕だってサーブも良かったし、不調でもなかった。ただ本当にジョンが良かったんだ。」って、クーリアも驚きながらお手上げ状態だったわ。

全試合の結果を日程ごとにお伝えしましょう。

3月12日
A
ジミー・アライアス ○ー× ジャイム・オンキンス、6-4, 3-6, 11-9
B
ジム・クーリア ○ー× パット・キャッシュ、6-0, 7-6(7-5)
ジョン・マッケンロー ○ー× ミカエル・パーンフォース、6-2, 6-4
3月13日
A
ジャイム・オンキンス ○ー× ミカエル・パーンフォース、7-5, 6-1
ジョン・マッケンロー ○ー× ジミー・アライアス、6-4, 6-1
B
フェルナンド・メリジェニ ○ー× マーク・フィリプーシス、6-4, 3-6, 11-9
パット・キャッシュ ○ー× マーク・フィリプーシス、7-6(7-3), 6-1
ジム・クーリア ○ー× フェルナンド・メリジェニ、4-6, 6-4, 10-7
3月14日
A
ジミー・アライアス ○ー× ミカエル・パーンフォース、6-4, 6-4
ジョン・マッケンロー ○ー× ジャイム・オンキンス、7-6(7-5), 6-3
B
パット・キャッシュ ○ー× フェルナンド・メリジェニ、6-3, 6-4
マーク・フィリプーシス ○ー× ジム・クーリア、6-7(5-7), 7-6(7-4), 10-8
で、Aグループ1位が4勝0敗でマッケンロー、2位が2勝2敗でジミー・アライアス。



(マッケンローは予選、決勝とも全てストレート勝利なのね。完全優勝しちゃったってことね!

クルム伊達公子選手もブログを拝見すると、体のケアーにはかなり気を使って、もちろん時間も使ってるわよね。


さ~みなさん・・・人生まだまだですよ~~~!


2009年03月16日
テニス界の珍事

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こんな出来事があったんだって。



近年空港や飛行機の機内は、テロに対する警備がとても厳しくなっているのは皆さんもご存じよね。


機内へ持ち込みが禁止されている物のリストにラケットは入っていないから、問題になってしまったの。


2005年に起きたその出来事は、オーストリア人選手によってその訴訟が起こされて、やっと選手が勝訴する判決が下されたわ。


その選手は、勝訴を受けて損害賠償を求める訴えを起こす予定らしいんだけど、問題はまだ解決していないって言うの。


Pinkyも何度か海外へラケットを持って行ったことがあるけど、知り合いから気圧の関係でガットのテンションも変わってしまう可能性があるから、機内へ持ち込んだ方がいいって言われて、機内へも持って行った記憶があるわ(ちょっと前だけど・・・)。


プロのテニス選手にとっては大事な大事な商売道具だし、それがなかったらお仕事ができないって訳でしょ。


こんな不思議なことが。




現在世界ランク619位の彼女は19歳の時、そのことが問題となってプロの女子選手としてツアーを回ることが出来なかった経緯があるらしいの。


そんな彼女も去年は3月から6月まで大会に出場して、今年は年明けからツアーに出場。


その時対戦した選手のコーチは、「あのサーブは女子が打つサーブじゃない。ヴィーナスでも打てないようなサーブを打つ。このまま行けば半年以内にトップ50入りするんじゃないか」って感想を語ってたの。

でも彼女の戦績を見ても、優勝した大会も特に楽勝で優勝したわけじゃないし、これまでもランキングで300位、400位台の選手に何度も負けているし、そんなにすごい成績ではないんだけどね・・・。

負けた選手にしたら、彼女は普通じゃないってクレームを言いたくなるんでしょうね。


2009年03月14日
クレイステルスの本気&ケイヒル氏の結末

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2月13日のブログで紹介したウィンブルドン前に行われる、屋根付きのセンター・コートでのエキシビションのお話し。


そのエキシビションで久しぶりにコートに立つのは、元世界ランク1位で結婚を期に惜しまれながらも2007年5月若干23歳でコートを去ったキム・クレイステルス。


今年1月5日のブログでお伝えしたけど、1月4日にヨーロッパ・サッカー界のスターだったお父さんが52歳の若さでガンのためお亡くなりになったばかりなのよね。

彼女は、ウィンブルドンでのエキシビションへ向けて練習を始めているらしいんだけど、ちょっと様子がおかしいんだって。


かつてのヒッティング・パートナーとの練習と、かつて怪我をした時に診てもらっていたフィジカル・トレーナーにもちゃんと診てもらいながらのトレーニングも積んでいるんだって。

彼女は今年は積極的にエキシビションに出場する意向があるらしいんだけど、その練習だと復帰か?って思われてもおかしくはないわよね。


彼女はセントルイス・エースィズのメンバーとして出場するようで、7月21日にセントルイスで、7月22日にフィラデルフィアで試合に登場するらしいわ。


彼女のスポークスマンは、ツアーへの復帰はないって断言しているんだけど、こうして練習を再開してエキシビションとかにも出始めて、かつてのプレーを取り戻し始めたら、もしかしてひょっとするかも・・・よ?!?!

昨日お伝えしたロジャー・フェデラーがお父さんになるってお話し。



彼女は2003年6月、若干18歳1ヶ月でランキング最高位39位まで行ったの。


去年のUSオープンは欠場して、その時に妊娠を報告したのよね。




同じく昨日お伝えしたフェデラーとダレン・ケイヒル氏のお話し。


ケイヒル氏は、アディダスの専属コーチにサインしたらしいわ。


アディダスの『プレーヤー・デベロプメント・プログラム』は、コートでの練習とコート外でのトレーニングをコーチとフィットネス・トレーナーから選手へアドバイスとサポートを提供するもの。


ケイヒル氏は、年末ランキング1位の最年少記録保持者のレイトン・ヒューイットと、最年長記録保持者のアンドレ・アガシの両者を師事した優秀なコーチ。



ま、仕事のオファーなんてそんなものなのかも知れないわね。



2009年03月13日
父フェデラー&コーチ無しで

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彼女との出会いは2000年のシドニー五輪なんだとか。



当時まだ現役のテニス選手だったミルカさんも、スイス代表としてオリンピックに出場していたの。



もちろんその会見の席で、フェデラーの発表のあとには色んな質問も投げられました。


「ナダルに対して、次の対戦でどれくらい良いプレーができるか分からない。でも、自分もこうしてここにいるし、彼もテニス選手としてプレーを続けているのは事実。また彼と試合がしたくなったんだ。あの5セットマッチのような。肉体的に問題なくプレーができるか確かめながらね。」
対戦成績でも6勝13敗と大きく負け越しているナダルに対して、再び闘争心が芽生えてきているようね。



それから昨日もお伝えしたコーチのお話しだけど、彼の発言では二人の関係には終止符が打たれたようねの。


「ドバイとデビスカップを欠場することを決めて、時間が出来たからそれを彼(ダレン・ケイヒル)とのテスト期間にしてみたんだ。彼もドバイに来てくれて色んな話し合いを持って練習やトレーニングを行ったんだけど、一緒にやって行こうと言う決断にはならなかった。」フェデラーはやっぱりまたコーチ無しでツアーを回ることを選択したようね。

「どうなるか様子を見てみようと話していたんだけど、その後色々考えてみたんだ。彼には子供を連れて僕と一緒に世界を飛び回ったりするのはちょっと無理だと思ったようだ。僕はそこまでの決断を下すまでには至っていなかったけど、その前に彼が決断を下してくれたんだ。」って、その経緯を語っておりました。

正直フェデラーほどの選手になってしまうと、なかなかしっくりくるコーチも見つからないのかも知れないわね。


とある話しでは、一緒に帯同しているミルカさんが、精神的な彼のコーチなんだって話だけどね。


2009年03月12日
フェデラーの新コーチ続編&トミックの出場停止

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これまでも何度かお伝えしているロジャー・フェデラーの新しいコーチのお話し。


インディアン・ウェルズ、マイアミと続くマスターズ・シリーズは、新コーチと噂されるダレン・ケイヒル氏が付き添ってフェデラーが試合を行うらしいんだけど、それはフェデラーのエージェントが明らかにしています。

3月7日のブログでもご紹介したけど、新コーチとの噂が高まったのは、全豪オープンが終わって、背中の治療を兼ねてドバイに滞在して練習とトレーニングを行っていたフェデラーを、ケイヒル氏が付き添って師事していたからなの。

エージェントのスポークスマンは「これは両者に取ってのテストなんだ。まだどちらも今後も長い関係になるとは明言してはいないが、二人で試合に臨んでみてどうなるかを試したい意向らしい。治療のため休暇を取っていたのが幸いしてこうしたテストをする良いタイミングに恵まれたんだ。お互いは長い知り合いで、両者は互いを尊敬し合ってはいるものの、二人の関係が性格的にマッチしない可能性もあるからね。」
その2大会は準グランドスラムと呼ばれる2週間の大会だから、2大会が終わるのには約1ヶ月かかるってわけ。



オーストラリア期待の若手、バーナード・トミックが約1ヶ月間の出場停止処分をITF(国際テニス連盟)から受けていたことが明らかになったの。

それは去年の12月に、オーストラリアはパースで行われたITFのフューチャーズ大会で、試合中のライン・ジャッジでもめた際に、観戦に訪れていたお父さんに言われるがまま、コートを立ち去る抗議を行ってしまったの!

3月頭に下されたこの決断により、トミックが再びコートに立てるのは、4月6日からの週の大会になるんだって。



現在16歳のトミックは、昨年の全豪オープン・ジュニアのチャンピオンで、今年2月には、ITFのフューチャーズの上のチャレンジャー大会で初優勝を上げて、ランキングも382位へと急上昇させている選手なの。

その出来事の数日後に、お父さんが公の場で謝罪をして、息子に処罰が下らないようにしたんだけど、今回その処罰は免れることはできなかったようね。


低迷するオーストラリア・テニス界に、明るい光を投げ掛けているトミックだからこそ、しっかりした人間教育もしてもらいたいものです。



2009年03月11日
ピアス、練習再開&日本人の活躍

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あのメアリー・ピアスが復帰を視野に、アメリカはフロリダにある『IMG・ボロテリー・アカデミー』で練習とトレーニングん始めたんだって。


そんな世界屈指のアカデミーで練習&トレーニングに励んでいるだなんて・・・今回こそは、本気で復帰を考えているんじゃないでしょうか。


年齢的にも引退が噂されて来た彼女だけど、本人はまたコートに戻る気持ちが大きいようね。



それから若くしてトップ選手の仲間入りをしたニコール・バイディソバ。


そんな彼女も来月20歳を迎えるんだけど、現在は79位とランキングは下降の一途。



かなりの危機感を感じたのか、彼女も大人になったのかは定かじゃないけど、背に腹は替えられないって感じでしょうか。



さて先週の日本人選手ですが・・・

女子では、アメリカの2万5千ドルのサーキットでは、米村知子選手が2回戦敗退だったけど、第6シードに中村藍子選手がベスト8入りを果たしました。


オーストラリアの2万5千ドルでは、第1シードに飯島久美子、岡本聖子、前川綾香選手が1回戦で、第6シードの岡田上千晶選手が2回戦で敗退する中、第5シードに波形純理選手がベスト8、ノーシードの不田涼子選手がベスト4入りを果たしました。


それからメキシコで行われたインターナショナル大会の予選で負けちゃった藤原里華選手だったけど、ダブルスのキャンセル待ちをしていたところ、何と何と直前で第1シードのマリア・キリレンコの棄権から出場決定。


ランキングではクルム伊達公子選手が155位から152位へ、米村知子選手が159位から155位へと自己最高位を更新しました。




今週と来週は準グランドスラムのインディアン・ウェルズがあるけど、今年から必須大会に指定されて、おまけにWTAが選手に課しているメディカル・チェックとかぶっていることもあって、非常にカット・オフが高くなってます。


お陰で、予選出場を狙ってカリフォルニアへ行っている、クルム伊達、藤原、米村の3選手はやっぱりエントリーできませんでした。



男子は、国際大会への出場はありませんでした。




今週は京都で行われている全日本室内選手権が、男子では3万5千ドルのチャレンジャー大会として行われています。


女子も行われていますが、女子は国際大会ではなく国内大会として行われてますね。なので出場選手全員が日本人選手です。



2009年03月09日
シニア・ツアーも賑わってますね~!

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ジム・クーリアらが主催する男子シニア・ツアーの『アウトバック・チャンピオンズ・シリーズ』に続々出場選手のエントリーが行われてますね。


去年から始まったこのグランド・ケイマンでの大会は、すでに出場表明していたクーリア、マーク・フィリプーシスに加えて、マッツ・ビランデル、ウェイン・フェレイラ、ミカエル・パーンフォース、ジミー・アライアス、カレル・ノヴァチェック、ゴラン・イヴァニセビッチの8名。


「素晴らしい選手達と共に、第2回大会をこのグランド・ケイマンで開催できることを、嬉しく思っている。この大会は、チャンピオンズ・シリーズの中で唯一のクレー大会で、世界でも有数の美しいリゾート地でエキサイティングな試合を見ることができることを誇りに思っている。」って大会主催者の1人、ジョン・ベニソン氏が語っておりました。

今季このシリア・ツアーの開幕戦は2月13日から15日にアメリカはマサチュウセッツ州ボストンで行われて、決勝戦ではピート・サンプラスがジョン・マッケンローを下して優勝してます。

第2戦は今週末、3月12日から15日にかけて、ブラジルのリオデジャネイロで行われます。



ちなみに第3戦は翌週の3月18日から22日にメキシコはロス・カボスで行われます。


そうそう、そのシニア・ツアーにあのアンドレ・アガシも出場する意向があることを表明したの。


そのアガシが出場するシニア・ツアーは、10月8日から11日にアメリカはアリゾナ州サプライズで行われる第7戦。


第3戦に出場予定のラフターもそれがこのツアーのデビュー戦になるの。



2009年03月07日
スペインの天災とフェデラーのコーチ

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昨日の金曜日から行われている男子国別対抗戦のデビスカップ。



世界各地でも試合が始まりました。




地元スペインにセルビアを招いて行われる予定だったその試合は、試合数日前からの強風で、特設スタジアムの観客席の一部が吹き飛ばされる事態になってしまったの。


そのため、1万6千人収容のスタジアム全体の安全性を確認する必要ができたため、金曜日から日曜日に行われる予定の試合を土曜日から月曜日へとスケジュールをずらす措置が取られたんだって。

大会責任者は、スペインとセルビア両チームと話し合いを持ち、日程の変更の許可を取ったんだけど、試合前にも会場の点検作業をする必要はまだあるみたい。でも、木曜日に行われた作業では安全性が確認されて、風も時速55キロくらいに収まってきて、どんどん終息に向かっているって言う予報。


2月23日のブログで紹介したロジャー・フェデラーの再起に懸けての新しいコーチのお話し。



その練習には、新しくコーチになると噂されているダレン・ケイヒル氏が付き添っているんだって。


フェデラーが最後にコーチとして雇ったのはトニー・ローチ氏だったんだけど、2007年には関係を終わらせていたの。


フェデラーがフルタイム・コーチとして正式に契約していたのは、6年前のピーター・ランドグレン氏が最後で、コーチ無しでツアーを回ることもしばしばだったわね。


今年の全豪オープンの時は、ESPNのコメンテーターをパトリック・マッケンローと務めていて、フェデラーとラファエル・ナダルの決勝戦を見て、マッケンロー共々、フェデラーにはフルタイム・コーチが必要だって意見が一致したらしいの。


2009年03月06日
ベッカーのサプライズとジュニアの安全

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ボリス・ベッカーが地元ドイツのテレビ番組出演中に、プロポーズするサプライズを演じたの!


(その時の画像は、こちらをクリックしてみてね)
デュッセルドルフでテレビ出演していた二人は、同じ番組のゲスト席にハリウッド・スターのジェニファー・アニストンもいる中で、6月にスイスで結婚式を挙げることになったことを、1千万人の視聴者の前で熱~~~く報告しておりました。

2008年11月11日のブログにも書いたけど、去年は元マネージャーの娘さんで、アレッサンドラ(サンディ)・メイヤー=ウォルデンとの婚約を解消するなど、プライベートでの女性関係では依然話題を集めていたけど、またまた(?)驚かされてしまいましたね。

二人の復縁についてベッカーは「去年の夏に、色々あってちょっと自暴自棄になっていた頃、リリーが僕を平常心に戻してくれたんだ。今は彼女を失いたくないんだ。」って、失恋の痛手で落ち込んでいた彼を救ったのがリリーさんだったようね。

元奥さんのバーバラさんとの間には二人の息子がいて、イギリス人モデルとの間には娘さんが一人いるベッカー。



3月16日から22日までパキスタンで行われる予定だったITF(国際テニス連盟)のジュニア大会が、警備上の問題から開催を延期する措置が取られたの。


ITFのジュニア・テニス部長のルカ・サンティーリ氏は、その事件だけが原因ではないと語っているの。


試合にはパキスタン全土からはもちろん、タイ、インド、香港、シンガポールからも選手がエントリーしていたんだって。


選手は13歳から18歳のジュニア達だし、そんな将来のある選手が危険にさらされるのはもっての他よね。



2009年03月04日
イギリスの苦悩と日本人選手

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これまでも数回お伝えしているイギリス・デビスカップへの苦悩。



そんなイギリス・チームに悲しい知らせが。


先週行われたドバイ大会の準々決勝を、ウィールス性疾患で棄権しちゃったんだけど、どやらその病気が完治しないようなの。



前述のプレーオフは先週に行われたようで、その結果、世界ランク196位のジョッシュ・グッドールと同390位のクリス・イートンがメンバーに選ばれたらしいわ。


この際、出場希望のグレッグ・ルゼッドスキを起用しちゃえばいいのに・・・なんて、無責任なこと言ってしまいました・・・。

先週の日本人選手です。

先週はオーストラリアで行われた男子5万ドルのチャレンジャーに、添田豪、ノーシードで三橋淳、松井俊英選手が出場し、松井選手は1回戦敗退でした。



準々決勝では、2月に今年最初の試合だったオーストラリアのチャレンジャー1回戦で当たって、逆転で惜しくも負けたバーナード・トミックと対戦。


本人のブログでも、悔しさが伝わってきます。




1月29日のブログに紹介した三橋選手。



今週はチャレンジャー、フューチャーズともに日本人選手の出場はありません。


忘れたはならないのが、今週末大阪で行われるデビスカップのアジア・オセアニア・ゾーンの中国戦です。



女子ではアメリカの5万ドルのサーキットで、米村知子選手は1回戦敗退だったけど、初戦を勝ち上がった中村藍子、クルム伊達公子選手が2回戦で対戦。



左ふくらはぎに痛みを抱えての試合で、サーブやバックサイドへの動きに支障をきたしてしまっていたらしく、惜しくも6-3、5-7、5-7の逆転で負けてしまいました。



クルム伊達公子選手は161位から155位へとランキングを上げました。




今週はアメリカの2万5千ドルのサーキットに、引き続き第6シードに中村、米村選手がエントリーしてます。



今週メキシコで行われているインターナショナル大会の予選に藤原里華選手が出場しましたが、2回戦で敗退しちゃって本戦出場とは行きませんでした。


2009年03月03日
ビリー・ジーン・キング・カップ

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準決勝をヴィーナス対ヤンコビッチ、セリーナ対イバノビッチで行ったんだけど、その準決勝はノーアドバンテージの1セットマッチで、ヴィーナスが6-4で、セリーナが6-3で勝利を上げて、3セットマッチの決勝戦では、セリーナが6-4、6-3でヴィーナスを下して優勝しました。

この一夜限りのイベントは、2000年の女子ツアー最終戦を行って以来となる、女子プロ選手による試合がマジソン・スクエアー・ガーデンで行われたの。


月曜日の夜にもかかわらず、1万2千026人の観客が詰めかけたそのイベントは、午後11時過ぎても決勝戦が終わらないくらい、白熱したものだったらしいわ。

「みんな試合を楽しんでもらえたと思うわ。ここマジソン・スクエアー・ガーデンでプレーすることをヴィーナス共々楽しみにしていたの。」って、セリーナは試合後コートで語ると、「何と素晴らしいイベントでしょう。勝ちたかったわ。」ってヴィーナスも楽しそうに語っておりました。

決勝戦の前に、第42代大統領のビル・クリントン氏がビリー・ジーン・キングさんのこれまでの女子テニス界への功績を称えるセレモニーが行われたの。


「彼女は世界中のどんな女性よりも、女性に力を与えて、男性には教育を行ってきた女性でしょう。」と、クリントン氏も彼女を称賛してました。


そんな彼女も、アラブ首長国連邦がシャハール・ペアにビザの発給を行わなかったことに対しては、かなり憤慨しているみたいなの。


彼女にとっては、本当に腹立たしい出来事だったんじゃないでしょうか。


でも、アメリカって色んなイベントやエキシビションがあって、羨ましいわよね~。



2009年03月02日
ペアにも原因が???

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イスラエル人のシャハール・ペアがアラブ首長国連邦への入国にビザが発給されなかったことからの一連の出来事(騒動)で、同じイスラエル人で男子ツアーを回っているドゥディ・セラが、そのことはペアにも問題があったって語っているの。

「ペアにビザが下りず、彼女が大会に出場できなかったことは悲しいできことだけど、ペアにも問題はあった。ビザの申請を大会直前に行っていたんだからね。普通は大会へ出場するスケジュールを組んだら、数ヶ月前にはビザの申請は行っておくべきなんだ。」
そうね、ビザが必要な国に行くのなら、前もって申請しておく必要はあるわね。


1月27日のブログでお伝えした、グレッグ・ルゼッドスキの復帰。


今週末に迫ったデビスカップだけど、去年も第2シングルス要員に苦しんで敗戦が続いちゃっていたイギリス。



ロイド監督は、たとえデビスカップで敗戦しても、そのチャンスを若く将来のある選手に与えたいって言うのが理由らしいわ。



先週発表の女子世界ランキングで、48位にランクインしたアン・ケタボングは、イギリス人女性として16年ぶりにトップ50入りを果たしたの。


「今知っていることをもっと前に知っていたら、トップ50入りももっと前にできたと思う。イギリスでのテニス環境はプロフェッショナルとはとても言えない人達の影響が大きかった。もちろん個人個人の問題もあるんだけれど。今現在もイギリス・テニス協会にはプロフェッショナルではない人が働いていて、イギリス・テニス界の向上を考えると、とても残念に思う。」
その国の環境や状況で、選手へ与える影響が大きいのも事実。



日本は・・・大丈夫かしら???

2009年03月01日
厳戒態勢!!!

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来週末に行われる男子国別対抗戦デビスカップのワールドグループ1回戦のスウェーデン対イスラエル戦は、スウェーデン各地から約1千人の警察官を集めて警備を引いて行われる、騒ぎになっているんだって。

先週行われたドバイでの女子大会で、イスラエルのシャハール・ペアが、警備上の問題から入国のビザがおりず、大会に出場できなかったのは、大きなニュースになったの。


去年の12月に始まったイスラエル軍によるガザへの侵攻は終結を迎えているけど、スウェーデンでは大会期間中に1万2千人になると言われている『ストップ・ザ・マッチ』と言うデモが行われる予定で、それが次第に拡大し暴力的になることを恐れて多数の警察官を動員しての警備が引かれることになったらしいの。

4千人収容のスタジアムで行われるその試合だけど、観客の入場は許されず、チーム関係者、大会関係者、スポンサー、メディア関係者のみの観戦が許されるだけなの。


イスラエル・チームは日曜日に現地入りする予定で、スウェーデン・チームはストックホルムで練習を重ね、その後大会開催地であるマルモへ向かうらしいわ。



一時は大会会場をストックホルムへ移す案も出ていたけど、当初の予定通りマルモで行うことになったの。



