ピンキーズ・リマークス 毒舌ライター・ピンキーによるテニスニュース、コラム、その他諸々。

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２月１３日のブログで紹介したウィンブルドン前に行われる、屋根付きのセンター・コートでのエキシビションのお話し。何とチケットは飛ぶように売れて、完売状態と大盛況らしいの。

そのエキシビションで久しぶりにコートに立つのは、元世界ランク１位で結婚を期に惜しまれながらも２００７年５月若干２３歳でコートを去ったキム・クレイステルス。その年の夏に結婚して去年の２月には長女が生まれたのよね。

今年１月５日のブログでお伝えしたけど、１月４日にヨーロッパ・サッカー界のスターだったお父さんが５２歳の若さでガンのためお亡くなりになったばかりなのよね。

彼女は、ウィンブルドンでのエキシビションへ向けて練習を始めているらしいんだけど、ちょっと様子がおかしいんだって。何と１日６時間、週に４日以上も練習しているらしく、その様子を見ると単にエキシビションのためだけとはとても思えないような練習量なんだとか。

かつてのヒッティング・パートナーとの練習と、かつて怪我をした時に診てもらっていたフィジカル・トレーナーにもちゃんと診てもらいながらのトレーニングも積んでいるんだって。

彼女は今年は積極的にエキシビションに出場する意向があるらしいんだけど、その練習だと復帰か？って思われてもおかしくはないわよね。２月２８日のブログでお伝えした、アガシが参戦するアメリカのプロ・リーグにも出場を表明したから、練習にも力が入るわよね。

彼女はセントルイス・エースィズのメンバーとして出場するようで、７月２１日にセントルイスで、７月２２日にフィラデルフィアで試合に登場するらしいわ。以前ヒンギスもこのプロ・リーグへの出場をきっかけに復帰したのを思いだしたわ。

彼女のスポークスマンは、ツアーへの復帰はないって断言しているんだけど、こうして練習を再開してエキシビションとかにも出始めて、かつてのプレーを取り戻し始めたら、もしかしてひょっとするかも・・・よ？！？！




昨日お伝えしたロジャー・フェデラーがお父さんになるってお話し。女子選手のアシュレー・ハークルロードももうすぐお母さんになります。２００８年７月２９日のブログでは、彼女の『プレーボーイ』紙のセクシーな表紙をご紹介しましたね。

彼女は２００３年６月、若干１８歳１ヶ月でランキング最高位３９位まで行ったの。その後２００４年８月に右肩を痛めて、２００５年４月まで約１ヶ月間ツアー離脱を余儀なくされちゃったんだけど、またトップ１００へ復帰して、フィアンセでコーチのチャック・アダムスとツアーを回っていたの。

去年のＵＳオープンは欠場して、その時に妊娠を報告したのよね。あと２週間後には予定日を迎える彼女。まだ２３歳の若さだし、出産後はもちろんツアー復帰を目指す気持ちなんだって。ママさん選手として元気な姿を見せてくれるのは、今シーズンの終盤くらいかしらね～。





同じく昨日お伝えしたフェデラーとダレン・ケイヒル氏のお話し。正式なフルタイム・コーチとはならなかったんだけど、何と動きは早いもので、アディダスが彼に白羽の矢を立てていたらしいの。

ケイヒル氏は、アディダスの専属コーチにサインしたらしいわ。４３歳のケイヒル氏は、アディダスの『プレーヤー・デベロプメント・プログラム』の新コーチとして迎えられるんだって。

アディダスの『プレーヤー・デベロプメント・プログラム』は、コートでの練習とコート外でのトレーニングをコーチとフィットネス・トレーナーから選手へアドバイスとサポートを提供するもの。加えて、ヒッティング・パートナーを用意したり食事の栄養面のケアーもしつつ、生涯的なマネージメントをしていくプログラムなんだって。

ケイヒル氏は、年末ランキング１位の最年少記録保持者のレイトン・ヒューイットと、最年長記録保持者のアンドレ・アガシの両者を師事した優秀なコーチ。なんだかこんなタイミングで決まると、フェデラーとの話し合い中にアディダスからオファーをもらっていて、天秤に懸けてアディダスを取った印象よね。（実際そうだと思いますが・・・）

ま、仕事のオファーなんてそんなものなのかも知れないわね。優秀な人には色んな仕事が舞い込んで来るってことよね。羨ましい限りですね～・・・。