2009年08月31日
いよいよ開幕、USオープン

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今夜から今季最後のグランドスラムであるUSオープンが始まりますね。





ストザーは今季の獲得ポイントのチャンピオンズ・レースで11位と、ここまで好調なので、ちょっと調子を崩している杉山選手としてはかなり厳しいドローになってしまいましたね。


森田選手は、そろそろグランドスラムでの勝利を手にしたいものです。



瀬間選手の対戦相手のチャクエタゼは、世界ランク5位まで行ったけど、先週は75位まで落ち込んでいて一時期の勢いはなくなってますね。



ダブルスでは、杉山選手はダニエラ・ハンチュコバと組んで第5シードでのエントリーですね。


そのブログでも紹介したけど、ガン克服のために多くの選手達が資金集めの活動を行い、杉山選手はその活動にも積極的に参加していたの。



森田選手もメラニー・オーディンと組んでダブルスにもエントリーしてますね。



初日には、男子第1シードで6連覇を狙うロジャー・フェデラーが登場。



ブリトン君はプロになる前、6月にアイルランドでのフューチャーズ大会でも当時520位の選手に初戦敗退してて、昨年のUSオープン・ジュニアの準優勝者で、若干18歳で全米大学選手権(NCAA)を制した勢いは影を潜めてしまってる感じね。

ドローが発表になって、メールで対戦相手を聞いた時に、彼は何度も聞き返したらしいわ。



メイン会場のアーサー・アッシュ・スタジアムの開幕試合では、復帰した元女王、キム・クレイステルスがコートに立ちます。


キムが順当に勝ち上がると、4回戦で第3シードのヴィーナス・ウィリアムズとの対戦が濃厚。


2009年08月30日
ガスケの試練は続く

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7月17日のブログでも書いたけど、コカイン陽性反応が出てコートから離れていたリシャール・ガスケは、やっとUSオープン前週のパイロット・ペン・テニス男子の予選に登場したわね。

ランキング的には本戦からなんだけど、出場が許された時には既に本戦エントリーが終わってしまっていたため、予選からの出場となったみたい。


でも、2ヶ月以上テニスから離れていたガスケ。


でも練習不足から、予選2回戦で世界ランク459位のドゥサン・ベミッチにフルセットで敗れてしまったの。



ガスケは試合後、こう語っておりました。

そしてUSオープンのドローが発表。



本当はこの両者は、もっと上でぶつかってもおかしくないカード。



8月27日のtennis365のニュースになっていたけど、オリンパスUSオープン・シリーズの男子チャンピオンにはアメリカのサム・クエリーが選ばれました。


今週のパイロット・ペン・テニス女子の準決勝で、フラビア・ペネッタが敗退た時点で決まりました。


クエリーとデメンティエワは、テニス史上最高額となる賞金獲得を懸けてUSオープンに臨むことになりました。


シリーズ2位は最高50万ドル、3位が最高25万ドルのボーナスが贈られることも決まってます。

2004年から始まったこのUSオープン・シリーズだけの獲得ポイントで争われるチャンピオンズ・レース。


つまり、今年のチャンピオンのクエリーとデメンティエワは、これまで1位にはなっていないってことは、そのジンクスから言うと、今後1位になるのでは???って噂されております。


2009年08月28日
パット・キャッシュが2度目の優勝

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現在、男子では2つのシニアツアーがあって、8月17日のブログでお伝えしたATPが統括する『ATPチャンピオンズ・ツアー』とジム・クーリアなどが主催する『アウトバック・チャンピオンズ・シリーズ』があるの。


アメリカはロードアイランド州ニューポートで行われた今季第5戦は、8人のかつての名プレーヤーが参加して、トーナメント方式で試合を行いました。

1回戦の結果です。

ジム・クーリア ○-× ジミー・アライアス, 6-3, 7-6 (7-3)
トッド・マーチン ○-× ウェイン・フェレイラ, 7-5, 5-7, (10-6)
マーク・フィリプーシス ○-× ミカエル・パーンフォース, 6-3, 6-4
パッと・キャッシュ ○-× マッツ・ビランデル, 7-5, 6-4
準決勝の結果です。

ジム・クーリア ○-× トッド・マーチン, 6-1, 3-6, (13-11)
パット・キャッシュ ○× マーク・フィリプーシス, 3-6, 6-3, (10-4)
3位決定戦の結果です。

トッド・マーチン ○-× マーク・フィリプーシス, 6-3, 6-7 (4-7), (10-6)
決勝戦の結果です。

パット・キャッシュ ○-× ジム・クーリア, 6-3, 6-4
キャッシュはこれで2度目の優勝を飾って「今週はラッキーだった。今日もラッキーなブレークがあった。このチャンピオン達に勝つにはブレークが本当に必要なんだ。このシニア・シリーズでは皆本気なんだ。とてもハードに練習しているけど、それもまた楽しみなのさ。」って、試合後のインタビューに答えてました。

芝で行われたこの大会では、芝を得意としているキャッシュは本当に有利だったって感じね。



敗れたクーリアは「今日の試合を見ると分かると思うけど、パットのサーブをリターンするのがどれほど難しいことか。リズムを掴んだ時のあの素晴らしいサーブは、手に負えないし、その後にはあのボレーが待っているんだ。ネットで優勢に立った時には、すでにそのポイントは彼の物さ。彼は本当に芝のチャンピオンだね。芝での初優勝は、またおあずけになったよ。」とキャッシュを称賛しきりだったわ。

このシリーズの第6戦は、9月24日から27日にかけて、ノースカロライナはシャーロットで行われる予定。



そう考えてみたら、女子のシニア・ツアーもあってもいいんじゃない???なんて思ってしまうPinkyでした。

2009年08月27日
エナン、復帰か?!?!

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ジュスティーヌ・エナンが復帰!!!って、地元メディアを騒がせてますね。



やっぱりそれには、同胞でかつてはライバルとして世界のトップで戦っていたキム・クレイステルスの復帰の影響が大きいのではって伝えられています。


ベルギーのテニス協会や本人の口からも正式な復帰表明はされていないのが現状。


元コーチでオフコートでも親しいカルロス・ロドリゲス氏も「誰からも彼女の復帰のことなんて聞いていない。そのことについて、話しもしていないよ。本当に驚きだね。そう、練習はしているよ。週に2、3回ね。一年以上もプレーしていないから、(エキシビションへ向けて)体作りのためにしているんだ。」って語っているけど、彼の奥さんはこんな意味深な発言をしてました。

「近々何かが起こるわ。でもそれについて語ることを許されてはいないの。」だって!!!


世界アンチドーピング委員会の決まりで、復帰をするには3ヶ月前に知らせる必要があるんだって。


来月にも「エナン、復帰を表明」ってニュースが飛び込んで来るかも知れないわよ!

来週から始まる今年最後のグランドスラムのUSオープンで、男子第1シードが決まったロジャー・フェデラー。


彼が登場したのは30分ほどだったらしいけど、ニューヨーク出身のジョン・マッケンローとのトークショーなどもあったみたいで、ファンからの質問コーナーもあったらしいわよ。


そんな彼は、今年はUSオープンで6連覇の偉業へ挑戦するの。


「去年ニューヨークに来ると、ファンの方達が再び1位の座へ返り咲けるように熱心に応援してくれて、本当に光栄だった。道路でも車を運転している人達が車を止めて手を振って応援してくれたんだ。以前には経験したことがないことだった。僕の気持ちを盛り上げる本当に良いきっかけになったんだ。」
「ウィンブルドンの敗戦のショックと、北京五輪での早々の敗退は、好調なプレーをしつつも結果を出せずにいて、ニューヨークへ来た時は本当に気分が滅入っていたんだ。ここのファンがそれを変えてくれたんだ。」って去年を振り返って、ニューヨークのファンへの感謝の気持ちの大きさを語ってました。

「だから今年はニューヨークへ来るのをとても楽しみにしていたのさ。今年はここまで去年より数段良い結果を上げて来ているから、またテニスコートでファンを喜ばせるプレーを見せたいね。」今年の意気込みも相当なものね。


2009年08月26日
USオープンの予選が始まる

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いよいよUSオープンの予選が始まりましたね。


初日の火曜日には添田選手以外の8人が1回戦に登場。



日本人同士の対戦って、必ず一人は3回戦へ進出はするけど、必ず一人は敗退しちゃうってことだからね・・・って、当たり前だけど。



そうそう、昨日のブログでビルジニア・ルアノ=パスカルが6月からシングルスには出場していないってお伝えしたけど、何とこのUSオープンの予選にはシングルスでもエントリーしておりました。



恒例の先週の日本人で~~~っす。

中国の2万5千ドルでは第6シードの土居美咲選手が日本人で唯一ベスト8入りを果たしました。



今週もタイの1万ドルには道慶、刈込選手が、引き続き出場してます。


男子ではウズベキスタンの3万5千ドルのチャレンジャーでは、三橋淳選手が2回戦敗退でした。




今週もウズベキスタンの5万ドルのチャレンジャーに第6シードで三橋選手が出場していて、松井俊英選手も合流してますね。

タイの1万ドルのフューチャーズでは、第2シードで近藤大生、第3シードで守屋宏紀、第4シードで岩見亮、第8シードで岩渕、予選を勝ち上がって石井選手が出場してます。


ランキングでは、守屋宏紀選手が430位から、418位、井藤祐一選手が531位から471位へと、それぞれ自己最高位を更新しました。

2009年08月25日
ベテランの引退

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先週、テニス人生に幕を閉じた選手がいました。



最初は、彼女が自身初のツアー準決勝の舞台に立って、初のトップ100入りを果たした時で、2007年2月20日のブログだったの。


彼女は12年前の24歳にプロデビューと、デビュー時からちょっと遅かったの。



2002年のフェドカップの対アメリカ戦で、モニカ・セレスとリンゼイ・ダベンポートと対戦した彼女は、引退している選手とは思えないプレーを披露し、当時のアメリカ監督のビリー・ジーン・キング夫人からも復帰を後押しされて、再びツアーへ戻ることを決心したの。

復帰を決めた彼女だけど、プロ・ツアーはそれほど甘くなくて、なかなか成績が上がらなかったわ。


でも、彼女の引退は想像できたことでもあったの。


そんな彼女は、引退を決めたもう1つの理由があったんだって。



それでも彼女がこだわりを持っているフェドカップには出場の意思があるとか。


同じイスラエルの後輩のシャハール・ペアも彼女の引退を悲しんでいます。


今年の4月で36歳になったオブジラーは、クルム伊達公子選手が復帰するまで、シングルスではツアー最年長だったの。


ダブルスでは、レネー・スタブズが3月に38歳になって最年長なんだけど、それでもクルム伊達選手より1つ年下なのよね!

34歳でテニス人生のピークを迎えるなんて、本当にマレなことだけど、それに見合うくらいの努力をし続けてきたって証拠なんじゃないでしょうか?



2009年08月24日
最終戦へ向けて

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8月7日のブログで紹介したけど、今シーズンの獲得ポイントのトータルの上位8選手のみに出場権が与えられるツアー最終戦への切符。


先週カナダはトロントで行われていたロジャーズ・カップで、初戦の2回戦を勝ち上がった時点で、同2位のセリーナ・ウィリアムズもその出場権を獲得しましたね。

今年はカタールはドーハで10月27日から11月1日にかけて行われますね。


「テニス人生で9回目となるソニー・エリクソン・チャンピオンシップへの出場権を獲得できたことに、本当に興奮を覚えるわ。決して簡単なことじゃないし、決して保障されてもいないことなの。だから世界のトップ選手と対戦できるドーハで行くことができることに感激しているわ。」って喜びを語ってました。

一方の男子は、イギリスはロンドンで11月22日から29日にかけて行われます。


「(出場権を獲得できて)本当に嬉しいよ。今年はイギリスでの開催でもあるし、これは自分にとってとても大きなことなんだ。最終戦への出場は、どの選手にとってもそのシーズンのゴールだろう。それを獲得できたことは、そのシーズンを安定した成績で過ごせた証拠だしね。その大会でのプレーを楽しみにしているよ。」
去年、中国は上海で行われた最終戦にマレーは初出場したのよね。


ちなみに、女子はセリーナの下にはエレーナ・デメンティエワ、スベトラーナ・クズネツォワ、ヴィーナス・ウィリアムズ、ビクトリア・アザレンカ、カロライン・ウォズニアキ、ヴェラ・ズヴォナレーワと続いています。

男子は、フェデラー、マレー、ナダルの次は、ノヴァーク・ジョコビッチ、アンディ・ロディック、ファン・マルティン・デル=ポトロ、ジョー・ウィルフリード・ツォンガ、ニコライ・ダビデンコと続いてます。

2009年08月22日
ナブラチロワ様のラケット

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彼女はシングルスからは1994年のシーズンを最後に引退。当時38歳。




そんな彼女も2006年のUSオープンを最後に2度目の引退をしたの。


このラケット、ガットに「B」って書いてあるけど、メーカーは「ボスワース」って言うの。



一般には販売していなくて、ナブラチロワ様用にしか作ってなかったんだとか・・・!

Pinkyの知り合いで、そのラケットを入手したお方がいたんです。



感触は・・・何と、手でボールを掴んでいるかのようなフィット感とでも言いましょうか・・・これはボレーの上手なナブラチロワ様なら、より正確なボールコントロールができるでしょう、って印象。

もうこの世にはもう存在しないであろうと言うラケットだったので、傷でも付けてしまったらと恐れ多くて、すぐに返却してしまいました。


ナブラチロワ様ほどにもなると、自分だけのためにラケットを作ってもらったりできちゃうのね。




2009年08月21日
コーチ2人体制

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トップ選手はより上を目指して、コーチのことも色々考えないとならないみたいね。


そのコレチャが、現在行われているハードコートのUSオープン・シリーズでもマレーのチームの一員として同行しているんだって。


「まだアレックスにもコーチしてもらっているんだ。時には練習やトレーニングに、新しいアイデアを提案してくれるのも、ありがたいしね。アレックスもマイルズもすごく仲が良いから、とても良いコンビネーションが出来ているのさ。マイルズができないことをしてもらうためにアレックスを雇っているわけじゃないんだ。」って3人の良好な関係を語ってました。

「1年のシーズンはとても長い。何試合もしなければならない。大会と大会の間も、高いモチベーションを持って練習やトレーニングに臨まなければならない。時には違った顔や考え、違った見解も助けになるんだ。特別なこと1つだけが大切なんじゃないのさ。」と二人のコーチを持つ利点も挙げてたわ。

これまで全く成績を上げられなかった全仏ではベスト8入りも果たしたし、コレチャの功績の高さも買われているんじゃないかしら?


このコーチ2人体制のマレー・スタイルを世界ランク4位のノヴァーク・ジョコビッチも考えているんだとか。


「長い間、話し合いを持って来たんだ。やっとその話し合いに終止符が打たれる。USオープン前には2人体制にするつもりさ。最高の経験になるはず。マーチンは選手としてもコーチとしても、長いキャリアの持ち主なんだ。きっと多大な力になってくれるはずさ。」って、再びトップ3入りを目指すジョコビッチは期待を抱いているわ。

実はこのコーチ2人体制、ジョコビッチは前にもやったことがあったの。


2008年には全豪オープンを制したジョコビッチだけど、今季はこれまで全豪とウィンブルドンでベスト8、全仏では3回戦と、大舞台では決勝の舞台はもとより、ベスト4入りさえしていないのが現状なの。

マレー・スタイルと言っても、元々はジョコビッチ・スタイルだったこのコーチ2人体制。


2009年08月20日
上位ランキングの変動

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今週発表の世界ランキングで男女とも上位選手に変化がありました。



2004年2月に初めてロジャー・フェデラーが世界1位になって、その後2005年7月25日にナダルが2位になってから先週まで、世界ランクのトップ2はフェデラーとナダルが占めていたの。


ノヴァーク・ジョコビッチもあとちょっとで当時2位だったフェデラーを抜くところまで行ったけど、達成できなかったのよね。

マレーは昨年の後半からの好調を持続させて、今季も開幕戦のドーハで優勝。



先週のカナダのロジャーズ・マスターズでもトップ選手と下して今季4度目の優勝を飾り、世界2位へと上昇させました。


女子ではイタリア人女性として初のトップ10入りを果たしたフラビア・ペネッタ。


マドリッドと全仏オープンでは初戦敗退だったけど、ウィンブルドン後はスウェーデンでベスト4、地元イタリアはパレルモで優勝、ロサンゼルスでも連続優勝、先週のシンシナティではベスト4と、絶好調でのトップ10入り。

先週のシンシナティの準決勝のディナラ・サフィーナ戦では、連戦の疲れから全く自分のテニスができずに負けちゃったけど、好調だと1大会の試合数が増えて、連戦になるから仕方ないわよね。


それから元世界1位のイェレーナ・ヤンコビッチも5位から4位へと上昇。



そんな彼女も、徐々に体も元に戻り始め、お母さんの容態も安定してきてようで、先週のシンシナティではピーク時のプレーを思い出したようなテニスを見せて優勝。


恒例の先週の日本人で~~~っす。

女子は中国の2万5千ドルでは第7シードで岡田上千晶、岡あゆみ、久松志保、土井美咲選手が1回戦で、前川綾香、浜村夏美選手は2回戦と、上位進出の日本人はいませんでした。



今週も中国の2万5千ドルには第6シードに土居、第8シードに岡田上、岡、前川、久松、予選を勝ち上がって高雄恵利加選手が出場してます。タイの1万ドルには第7シードに石津幸恵、道慶智子、刈込沙織選手が出場してます。

ランキングでは瀬間友里加選手が173位から170位と、秋田史帆選手が422位から385位へと、いずれも自己最高位を更新しました。

男子ではアメリカはニューヨークの5万ドルのチャレンジャー大会では伊藤竜馬選手が1回戦で、添田豪選手が2回戦敗退でした。


中国の1万ドルのフューチャーズでは第1シードの守屋宏紀選手がベスト4、第4シードの井藤祐一選手が決勝戦で韓国人選手をフルセットで下して優勝しました。

今週もウズベキスタンの3万5千ドルのチャレンジャーに三橋選手が引き続き出場してます。中国の1万ドルのフューチャーズでは松尾友貴、小野澤新選手が出場してます。タイの1万ドルには第1シードで本村剛一、第2シードで岩渕聡、石井弥起選手が出場してます。

ランキングでは三橋淳選手が307位から297位へ、守屋宏紀選手が452位から430位へ、井藤祐一選手が566位から531位へとジャンプしました。

2009年08月18日
圭君と中村選手の手術

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日本人選手の手術が続いてますね~。



二人とも昨日付け(8月17日)でブログ(日記)を更新していて、近況を報告してくれました。

圭君は先週、右肘の内視鏡手術を受けたそうです。



そのために炎症を起こしていたから、すぐに内視鏡でその骨を取る手術を行ったそうです。


ただ、今は原因もはっきりして、手術も無事に成功したようで、また前向きな気持ちでリハビリを行えるようになったとのこと。


なかなかブログを書く元気も出なかったようだけど、詳しい原因もはっきりして、それを取り除くことに成功したし、あとは回復を待つのみですね。

中村選手はカナダから帰国して検査の結果、膝の靭帯の損傷とのこと。


もちろん、USオープンの予選も出場は不可能だし、しばらくツアーを離れなければならないけど、スポーツ選手と怪我は常に隣り合わせ。


今は手術前のリハビリ(???)が必要なんだって。



藍子選手は今は、そのリハビリの最中なんだそうです。来週の手術が成功することを祈ってます。

去年の手術から復帰の道を歩んでいるのが森上亜希子選手。



森上選手は、復帰後のウィンブルドンでのスベトラーナ・クズネツォワとの試合も、負けはしたけどかなり粘りのあるプレーを見せてくれたし、その後は今も国内でトレーニングを積んでいるから、また世界の舞台で活躍できる日が近いでしょう。

そう考えると、長い間大きな怪我もなくツアーを回っている杉山愛選手は、本当に恵まれた体を持って生れてきたんだな~って改めて思ってしまいます。



2009年08月17日
ルゼッドスキがシニアツアー初優勝

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男子プロテニス協会(ATP)が統括しているシニア・リーグのATPチャンピオンズ・ツアーの第3戦が8月11日から14日にかけてポルトガルで行われ、グレッグ・ルゼッドスキがステファン・エドバーグを6ー3、6ー4のストレートで下して、自身初のチャンピオンズ・ツアー優勝を飾ったの。

昨年のチャンピオンズ・ツアー最終戦で決勝戦へ勝ち進んだルゼッドスキだったけど、その時はセドリック・ピオリーンに敗れて初優勝とは行かなかったのよね。

この日のルゼッドスキは、現役時代を彷彿とさせる強力なサーブを放ち、第1セットでは先にブレークに成功し、その後も芸術的なボレーを披露したエドバーグにブレークバックを許さず第1セットを先取したの。


「チャンピオンズ・ツアーで初優勝を飾れてとても幸せだよ。特に尊敬しているステファンを下してなんて。この一週間は本当に楽しかった。開催地のこの街も素晴らしいリゾートだし、大会の運営も最高だった。」ってルゼッドスキは喜びをスピーチで語っていたわ。

敗れたエドバーグだったけど、ここまで勝ち上がれたプレーには満足していたみたい。


「今週の勝ち上がりにはとても満足しているよ。もちろん優勝できたらもっと嬉しいけど、こうして決勝戦へ進めたことは気分が良いね。この大会も、このリゾート地もエンジョイできた。今後も9月のパリ大会と12月のロンドン大会に出場するつもりさ。」とエドバーグは今後の抱負も語ってました。

最終日には決勝戦と共に、3位決定戦も行われたの。



第1戦のスペインではマルセロ・リオス、第2戦のブラジルではピート・サンプラス、そしてこの第3戦のポルトガルではルゼッドスキと、豪華な顔ぶれがチャンピオンになってますね~。

第4戦はフランスはパリで9月24日から27日に行われます。


2009年08月14日
ブライアン兄弟がデビュー

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ダブルスの世界トップ・ペアーであるマイク&ボブのブライアン兄弟が、かつてから行って来たバンド活動が認められて、とうとうデビュー・アルバムを出すことが正式にきまったの!


『Let It Rip(ほっときな)』と名付けられたファーストアルバムは、9月1日に発売されることが決まったの。

ザ・ブライアン・ブラザース・バンド・フィーチャリング・デヴィッド・バロンは、USオープン直前の8月29日に大会会場となるブラッシングメドーのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニス・センターで行われるキッズ・デーのイベントで、そのアルバムから3曲を披露するんだって。

「音楽は僕達の人生の大きな部分を占めているんだ。ツアーを転戦しながらも、色んな国のホテルの部屋で、何時間も演奏を繰り返してきた。そして本当のアルバムを作ることが長年の夢だったんだ。僕達は一生懸命このアルバムを作ってきたし、応援してくれているファンの方々にもこの情熱を分かち合ってもらいたい。」って、ボブは熱心に思いを語っていました。

このアルバムは5曲が演奏されていて、ボブがベースとキーボードを、マイクがドラムを担当。デヴィッド・バロンさんがリード・ボーカルをしつつピアノとギターを演奏しているんだって。

実は彼らのザ・ブライアン・ブラザース・バンド・フィーチャリング・デヴィッド・バロンは、今年すでにサンノゼのSAPオープン、デルレイ・ビーチ国際テニス選手権、ヒューストンでの全米男子クレーコート選手権、ウィンブルドンなどでも演奏していたんだって。

ブライアン兄弟は、これまで54個ものダブルス・タイトルを獲得していて、うちグランドスラムでは7回の優勝を誇っているの。


選手生活をしつつ、こうして他の優れた才能も開花させちゃうなんて、何とも羨ましい話しですよね。


2009年08月12日
圭君、残念

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錦織圭選手のUSオープン欠場が正式に決まりましたね。


でも、今は怪我の治療に専念してもらうのが一番ですね。



実は密かに日本へ帰って来ていて、国内でリハビリとトレーニングを行っている圭君。


復帰戦のニュースを心待ちにしてますよ!!!

恒例の先週の日本人で~~~っす。

女子は国内は新潟の1万ドルでは、ベスト8に第5シードの加藤茉弥、第6シードの井上万里第、森友香、青山香織、ベスト4に第8シードの北崎悦子、関根慧選手が入りました。


ダブルスでは、ベスト4に台湾人選手と組んで第1シードだった手塚ペアーと、道慶&川床ペアーが入って、決勝戦では第2シードの新井&北崎ペアーを下した第4シードの萩本&井上ペアーが優勝しました。

カナダの7万5千ドルのサーキットに出場していた中村藍子選手は、1回戦途中で棄権敗退でした。



今週は中国の2万5千ドルに第7シードで岡田上千晶、岡あゆみ、久松志保、前川綾香、浜村夏美、土井美咲選手が出場してます。


ランキングでは瀬間友里加選手が181位から173位へ、波形純理選手が187位から177位へ、奈良くるみ選手が268位から234位へ、土井美咲選手が314位から279位へと上昇させましたね。

男子ではロシアの1万5千ドルのフューチャーズに第1シードで出場した三橋淳選手は準々決勝で優勝したフランス人選手に負けちゃいました。


今週はアメリカはニューヨークの5万ドルのチャレンジャー大会に添田剛、伊藤竜馬選手が出場してます。


中国の1万ドルのフューチャーズでは引き続き、第1シードで守屋、第4シードで井藤、小野澤新、石井弥起選手が出場してます。

2009年08月11日
お帰り、キム

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キム・クレイステルスが見事な勝利で復帰戦を白星で飾りましたね。



「コートに立って本当に興奮したわ。この試合のために長い間練習を続けてきたの。やっとその場に立てて、とてもエキサイティングだった。戻ってこれたことと、試合へ向けての準備などのプロセスをまたこうして行うことができて、嬉しいわ。そしてまた試合ができることもワクワクしているの。」
かつて痛めた左手首も、おそらく全く痛みもなく試合に臨めたんでしょうね。


もちろん試合感のようなものが一番の不安材料だったのかもしれないけど、そこは世界のトップで戦ってきた経験と高いモチベーションで切り抜けて、1時間22分のストレート勝利を勝ち取ったのね。

対戦したバルトリは「2年間以上もツアーから離れていたのに今日の彼女のテニスのレベルは驚きとしか言えない。以前引退する前は、フォアハンドの方がバックより弱かったの。でも今日は逆だった。フォアサイドのワイドへ彼女を追い込んだら、そこからびっくりするようなフォアハンドを打って返してきたわ。フットワークも見事だった。」と、脱帽しきりでした。

ダブルスも同じベルギーのヤニーナ・ウィックマイヤーと組んで出場していて、今夜(明日の午前中)に初戦を迎えますね。


シングルスの2回戦はパティ・シュニーダーでおそらく水曜日になると思われます。


「彼女がいないツアーは寂しかったわ。彼女は常にファンから絶大な応援があり、テニスと言うスポーツを代表する選手だった。またツアーを楽しんでもらいたいし、しばらくは一緒に戦って行きたいわ。」って戦友として快く迎え入れていたわね。

こうなったらトップ5~トップ3の選手達とどれくらい戦えるかが見物ね。



2009年08月10日
モリック&キムの復帰

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若くしての引退から復帰をしようとしている選手がいます。


モリックは9月14日から地元オーストラリアはダーウィンで行われる2万5千ドルのサーキットでシングルスを復帰する予定でいるようだけど、今行われているアメリカでのUSオープン・シリーズ中にダブルスでコートに戻ることを希望しているようなの。

もちろんランキングがシングルスもダブルスもないから、主催者推薦枠をもらわないと出場できないから、今は申請中なんじゃないかしら?


今は以前より現役生活が長くなる傾向があるから、28歳だったらまだまだ出来る。



そうそう、そのWSフィナンシャル・グループ・オープンに、キム・クレイステルスが復帰戦としてエントリーしてますね。



復帰試合からいきなり厳しいドローだけど、まだまだこれが第一歩。


試合は現地時間、午後7時45分からだから、日本時間の火曜日の午前9時くらいに始まるはずね。


ちなみにダブルスでも主催者推薦で出場していえて、同じベルギーのヤニーナ・ウィックマイヤーと組んでるわね。



杉山選手はかつてのパートナーで、全仏オープンとウィンブルドンの女子ダブルスを制した仲間。


2009年08月08日
フェデラーの双子の娘さん

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今日はロジャー・フェデラーの双子の娘さんの画像をゲットしたので、それをご紹介しちゃいましょう!!!

まだ生まれたばっかりで、あんまり目も見えない感じですよね。



この二人の娘さん。




この画像は、アメリカを始めアジアでもかなり流行っているSNSサイトである“Facebook”でフェデラー自身がアップした(と思われる)画像です。


2009年08月07日
サフィーナ、一番乗り

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今シーズンが始まって早くも8ヶ月目に突入しました。


10月27日から11月1日までカタールはドーハで行われるその最終戦は、2009年のシーズンで獲得したポイントの上位8選手のみが参加可能な大会で、6日に行われたLA女子テニス選手権の3回戦の勝利ポイントを獲得して、その上位8人入りを決めたの。

「ツアー最終戦に出場することは、シーズンの始めに立てた目標の1つ。今年はここまで多くの好成績を上げることができたし、最終戦への切符を手にした最初の選手になれて、興奮してるの。またドーハに戻って、ソニー・エリクソン・チャンピオンシップスのタイトルを争えるのを楽しみにしているわ。」
23歳のサフィーナはこれが2年連続となる最終戦への出場。



彼女の活躍は去年からなの。



本人が今一番欲しいもの・・・それはグランドスラム・タイトル。


2009年08月06日
クルム伊達に立ちはだかる『壁』

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現役復帰をしてツアー下部大会を経て、WTA大会にチャレンジしているクルム伊達公子選手の前に大きく立ちはだかる壁、それは『WTA本戦1回戦突破』の壁。

今週開催のLA女子テニス選手権では、見事予選を勝ち上がり本戦入り。



オークランドではジル・クレイバスにストレートで負けちゃったけど、その後の4大会は全てシード選手との対戦とちょっとドロー運に恵まれていない感じだけど、それでも全部フルセットにもつれる接戦を演じているの。

対戦相手のランキングが高くなればなるほど、クルム伊達選手自身も高いレベルでプレーをしているような気がします。

ウィンブルドンのカロライン・ウォズニアッキ選手との試合を見ても、試合の展開などは引けを取っていなかったわ。


そんな選手相手にも堂々とした戦いを見せてくれているけど、“勝利”の二文字を手にすることは未だできずにいるのよね。

スポーツにタラレバはないけど、全豪オープンの1回戦のカイア・カネピ戦だってあとちょっとで勝てそうな試合。


火曜日に行われたリシキとの試合も、トータル獲得ポイントではクルム伊達選手の117に対してリシキは113と上回っていたのよね。


リターンではかなり押しているってことだけど、肝心のポイントがなかなか取り切れないのが痛いですよね。


クルム伊達選手の最新のブログを見ても、その悔しさが伝わってきます。


9月27日から東京で行われる『東レ・パンパシフィック・オープン』へも主催者推薦で出場が決まっていて、その大会期間中に39歳の誕生日を迎える彼女。


2009年08月05日
ナダルの復帰

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7月31日のブログで紹介したラファエル・ナダルの復帰が微妙だって言うお話し。


そのインタビューでトニー氏は、当初の予定通り来週から始まるカナダはモントリオールのマスターズ1000シリーズからラファがコートに戻るって明らかにしてます。


「ラファは来週のモントリオールには出場するよ。それは我々にとっても良いニュース。しかし、ベストの状態ではない。」としているの。

ナダルはこれまで負け無しだった全仏オープンで、今年はまさかの4回戦敗退を同大会で準優勝を飾ったロビン・ソデルリングに喫してしまったの。


USオープンに照準を合わせて、試合数をこなしたいって感じでの出場かも知れないわね。


恒例の先週の日本人で~~~っす。

女子は北海道は帯広で2万5千ドルのサーキットが行われて、ベスト8に第6シードの岡田上千晶、第7シードの瀬間詠里花が、ベスト4には第1シードの藤原里華、第8シードの土居美咲選手が入りました。


ダブルスではベスト4に台湾人選手と組んだ第2シードの田中ペアーと越野&高岸ペアーが入って、優勝は浜村&岡ペアーが第1シードの藤原&奈良ペアーを下して優勝を飾りました。

ドイツの2万5千ドルでは瀬間友里加選手が、シングルスでベスト4、クロアチア人選手と組んだダブルスでは準優勝と活躍しましたね。



今週は国内では新潟の1万ドルに第2シードで秋田史帆、第3シードで手塚玲美、第4シードで越野由梨奈、第5シードで加藤茉弥、第6シードで井上万里、第7シードで中野佑美、第8シードで北崎悦子選手などが出場してます。

海外ではカナダの7万5千ドルのサーキットに中村藍子選手が、インドの1万ドルでは第シードでアナスタシア・マルフォートラ選手が、インドネシアの1万ドルでは予選を勝ち上がって平知子選手が、それぞれ単身出場してます。

WTA大会ではアメリカはカリフォルニア州ロサンゼルスのLA女子オープンに杉山愛、森田あゆみ、予選を勝ち上がってクルム伊達公子選手が出場してますね。

男子ではカナダの5万ドルのチャレンジャーで伊藤竜馬、予選を勝ち上がって松井俊英、近藤大生選手が1回戦で、杉田祐一選手が2回戦敗退でした。



今週はチャレンジャー大会へ出場選手はいません。ロシアの1万5千ドルのフューチャーズには第1シードで三橋選手が出場してます。


アメリカはワシントンDCで行われているグランプリ大会に、予選を勝ち上がって杉田祐一選手が出場してますね。


ランキングでは杉田選手が262位から255位へ、近藤大生選手が409位から390位へ、守屋選手が474位から459位へと、それぞれ自己最高位を更新しました。


2009年08月03日
キムへのダベンちゃんのアドバイス

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来週から始まる『ウェスタン・サザン・ファイナンシャル・グループ女子オープン』からツアー復帰する元世界ランク1位のキム・クレイステルスは、復帰後に母親としての役割をフルにこなしつつ、選手としてツアーを回ることのアドバイスを先輩ママであるリンゼイ・ダベンポートにもらったんだって。

これは彼女が復帰を決めてから、新たに契約を交わしたスポンサーのアデコのインタビューに答えて語ってました。


「練習をしていても、ヤダはいつも近くにいたがって、練習を見たがるの。でも公式な試合となるとちょっと違うはずだから、彼女がどれくらい観客席でじっとしてられるか疑問だわ。復帰しても素晴らしい母親でなければならないし、加えてヤダが大きくなってから、自慢できるくらいの成績が出せるプレーもしなければならないの。」
「ダベンポートと話しをさせてもらったの。彼女も元世界ランク1位で出産後に復帰を果たした選手だから。彼女にどうやって母親と選手の立場を両立させたのかを聞いたわ。彼女の意見はとても助けになったの。母親でいることへの感謝の気持ちは大きいけど、同時に他にも何かできるって思いもある。私のような若い母親は、母親でいるだけじゃなく何かをやりたいって思っている人がたくさんいるはずよ。」って、ダベンポートからの具体的な内容は明かしてはくれなかったけど、確かにダベンポートからアドバイスを仰いだのは本当らしいわね。

インタビューを行った新しいスポンサーのアデコは、ベルギーをベースにしている会社で、オリンピックやパラリンピックの公式スポンサーにもなっているスポーツに高い関心と貢献を与えている会社なんだって。

「こうしてアデコとのパートナーシップを組んで、2度目のキャリアをスタートすることができることに興奮を覚えるわ。世界的に有名なアデコとチームを組めることは、家族としてそして選手としての生活を両立させようとするチャレンジに大きな自信を与えてくれたの。こうしたモチベーションへの理解の高い会社の協力はとても大切なこと。特にアデコは、新しいキャリアへ最高のアドバイスとサポートをしてくれているの。」と、絶大なる感謝の意を表してました。

そして復帰へ向けての気持ちの変化をこう語ってました。

「正直この2年間は、テニスを恋しく思う時間さえなかったわ。結婚式を挙げてヤダを出産して。今年のウィンブルドンでのエキシビションへ向けての練習を積んで行くうちに、テニスがしたいとか試合に出たいと言う思いが戻って来たの。練習も好きだけど、試合をしたいって言う熱い思いが沸いて来てしまったの。」
キムはプロテニス選手になるように生まれて来た人間だったってことよね。

来週以降は、8月17日からのロジャース・カップを経て、8月31日からのUSオープンに出場。秋には10月19日からのルクセンブルクでのBNPパリバ・オープンの出場も決まってますね。

怪我さえしなければ、来年はフルシーズン、ツアーを回ってくれるんじゃないかしら?



2009年08月02日
サフィン、友達なんていない

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現役プロテニス選手として残り4ヶ月となったマラット・サフィン。


元世界ランク1位で、2度のグランドスラム優勝を誇るサフィンは、11月にフランスはパリで行われるBNPパリバ・マスターズを最後に現役生活にピリオドを打つことを決めているの。


「テニスは莫大なビジネスの場所。もちろん誰もが賞金獲得に貪欲なんだ。プロフェッショナル過ぎて、以前のような楽しみはなくなってしまった。誰も本当の友達なんていないよ。各自、自分のチームとツアーを回っていて、以前僕がパトリック(ラフター)やマーク(フィリプーシス)などと仲良くしていた時のような友情はもうないんだ。」
ちょっと寂しい話しだけど、これが厳しい現実なのかしらね~。


「常に付き添ってくれる人もいないし、たくさんの人と交流するのも得意じゃないんだ。ツアーで友人はいないよ。でもそれは悲しいことじゃないんだ、心配しないでくれ。」って、彼の性格でもあることを語ってました。

若い時は、ラフターやフィリプーシスなどど深い交流もあったみたいだし、キャリアや年齢なんかも関係しているのかも知れないわね。


「半年くらいのオフが必要だと思う。生活がどんな風に変わるかを実感するまでにね。もう自分の周りにテニスが存在しなくなるんだから。もうマッチポイントもないし、ジュースもない。何か違った生活になるはずさ。」
日々の試合やランキングに終われる生活ではなくなるのね。



2009年08月01日
パスゼックのドーピング違反

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オーストリア女子の若手のホープで、ランキングで自己最高位35位まで行ったタミーラ・パスゼック、18歳。


それは彼女が腰の治療として、自身の血液を取り出してそれに何らかの医療処置を加えてまた体内へ戻すと言うものだったらしいの。


この件に関しては現在調査中につき、パスゼックはその間は試合に出場できずにいるのよね。


でも本人はその治療がドーピングのルールに反していたことを知らなかったって言っているんだけど、今月始めにその治療を受けてしまったの。


彼女は2006年9月、当時世界ランク259位だったんだけど、予選から出場したスロベニアの大会で何とツアー初優勝を飾ったの。



彼女の父アリフ・モハメドさんは、タンザニアで生まれケニアで育ち現在はカナダに住んでいるアラブ系の人で、お母さんのフランソワーズ・パスゼックはチリ生まれのオーストリア育ちと異色の家族。


テニス選手は他のスポーツ選手と同様、常に怪我と隣り合わせで、その治療にはドーピングに当たらないように気を配らなければならないわ。


