2009年08月31日
いよいよ開幕、USオープン
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今夜から今季最後のグランドスラムであるUSオープンが始まりますね。シングルスもダブルスもドローが発表されました。杉山愛選手は好調な第15シードのサマンサ・ストザーと。森田あゆみ選手は第24シードのソラーナ・シルステア。予選を勝ち上がった瀬間友里加選手はアンナ・チャンクエタゼとの対戦。
ストザーは今季の獲得ポイントのチャンピオンズ・レースで11位と、ここまで好調なので、ちょっと調子を崩している杉山選手としてはかなり厳しいドローになってしまいましたね。去年は3回戦まで行っただけに、大会後には180ポイントが失われちゃうから、初戦敗退するとまたどんどんランキングが下がることになりますね。
森田選手は、そろそろグランドスラムでの勝利を手にしたいものです。対戦相手のシルステアは、森田選手と誕生日が1ヶ月しか違わない同い年。2004年のジュニア時代に1度対戦した時はストレートで森田選手が勝っているけど、去年の6月には6-2、6-0の圧勝で森田選手を下していて、今年の全仏ではベスト8入りとその成長振りが伺えます。
瀬間選手の対戦相手のチャクエタゼは、世界ランク5位まで行ったけど、先週は75位まで落ち込んでいて一時期の勢いはなくなってますね。それでも、先週のニューヘブンでは、ベスト8入りするなど、それほど甘い相手ではありません。グランドスラムでの白星をゲットできるかしら?
ダブルスでは、杉山選手はダニエラ・ハンチュコバと組んで第5シードでのエントリーですね。そして1回戦の相手が、2008年7月4日のブログでお伝えした、ガンから生還したサンドラ・クレメンシッツとアラバンヌ・レザイのペアー。
そのブログでも紹介したけど、ガン克服のために多くの選手達が資金集めの活動を行い、杉山選手はその活動にも積極的に参加していたの。対戦相手になるのはちょっと嫌かも知れないけど、こうしてまたコートで戦えることは喜びに値するんじゃないかしら?お互い頑張ってもらいたいわ。
森田選手もメラニー・オーディンと組んでダブルスにもエントリーしてますね。でも、1回戦から第2シードのビルジニア・ルアノ=パスカル&アナベラ・メディーナ=ガリゲスとの対戦と厳しいドローです。1歳年下のオーディンとの10代コンビで撃破してもらいましょう!
初日には、男子第1シードで6連覇を狙うロジャー・フェデラーが登場。対戦相手は、2009年7月16日のブログで紹介したアメリカ期待の新人デビン・ブリトン君、18歳。でも、プロになってから参戦した大会では、ATP大会の本戦では0勝1敗、ATP大会の予選も0勝3敗、カナダでのチャレンジャー大会でも0勝1敗と・・・プロの道の厳しさを経験してます。
ブリトン君はプロになる前、6月にアイルランドでのフューチャーズ大会でも当時520位の選手に初戦敗退してて、昨年のUSオープン・ジュニアの準優勝者で、若干18歳で全米大学選手権(NCAA)を制した勢いは影を潜めてしまってる感じね。
ドローが発表になって、メールで対戦相手を聞いた時に、彼は何度も聞き返したらしいわ。それが本当に現実のことだって、しばらく受け入れられなかったとか。ま、考え方を変えたら、そうそう戦える相手じゃないし、負けるの当たり前で思いっきりぶつかってみる良い機会よね。
メイン会場のアーサー・アッシュ・スタジアムの開幕試合では、復帰した元女王、キム・クレイステルスがコートに立ちます。対戦相手は世界ランク79位のヴィクトリヤ・クツゾワ、21歳。
キムが順当に勝ち上がると、4回戦で第3シードのヴィーナス・ウィリアムズとの対戦が濃厚。どこまでやってくれるでしょうか???
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今夜から今季最後のグランドスラムであるUSオープンが始まりますね。シングルスもダブルスもドローが発表されました。杉山愛選手は好調な第15シードのサマンサ・ストザーと。森田あゆみ選手は第24シードのソラーナ・シルステア。予選を勝ち上がった瀬間友里加選手はアンナ・チャンクエタゼとの対戦。
ストザーは今季の獲得ポイントのチャンピオンズ・レースで11位と、ここまで好調なので、ちょっと調子を崩している杉山選手としてはかなり厳しいドローになってしまいましたね。去年は3回戦まで行っただけに、大会後には180ポイントが失われちゃうから、初戦敗退するとまたどんどんランキングが下がることになりますね。
森田選手は、そろそろグランドスラムでの勝利を手にしたいものです。対戦相手のシルステアは、森田選手と誕生日が1ヶ月しか違わない同い年。2004年のジュニア時代に1度対戦した時はストレートで森田選手が勝っているけど、去年の6月には6-2、6-0の圧勝で森田選手を下していて、今年の全仏ではベスト8入りとその成長振りが伺えます。
瀬間選手の対戦相手のチャクエタゼは、世界ランク5位まで行ったけど、先週は75位まで落ち込んでいて一時期の勢いはなくなってますね。それでも、先週のニューヘブンでは、ベスト8入りするなど、それほど甘い相手ではありません。グランドスラムでの白星をゲットできるかしら?
ダブルスでは、杉山選手はダニエラ・ハンチュコバと組んで第5シードでのエントリーですね。そして1回戦の相手が、2008年7月4日のブログでお伝えした、ガンから生還したサンドラ・クレメンシッツとアラバンヌ・レザイのペアー。
そのブログでも紹介したけど、ガン克服のために多くの選手達が資金集めの活動を行い、杉山選手はその活動にも積極的に参加していたの。対戦相手になるのはちょっと嫌かも知れないけど、こうしてまたコートで戦えることは喜びに値するんじゃないかしら?お互い頑張ってもらいたいわ。
森田選手もメラニー・オーディンと組んでダブルスにもエントリーしてますね。でも、1回戦から第2シードのビルジニア・ルアノ=パスカル&アナベラ・メディーナ=ガリゲスとの対戦と厳しいドローです。1歳年下のオーディンとの10代コンビで撃破してもらいましょう!
初日には、男子第1シードで6連覇を狙うロジャー・フェデラーが登場。対戦相手は、2009年7月16日のブログで紹介したアメリカ期待の新人デビン・ブリトン君、18歳。でも、プロになってから参戦した大会では、ATP大会の本戦では0勝1敗、ATP大会の予選も0勝3敗、カナダでのチャレンジャー大会でも0勝1敗と・・・プロの道の厳しさを経験してます。
ブリトン君はプロになる前、6月にアイルランドでのフューチャーズ大会でも当時520位の選手に初戦敗退してて、昨年のUSオープン・ジュニアの準優勝者で、若干18歳で全米大学選手権(NCAA)を制した勢いは影を潜めてしまってる感じね。
ドローが発表になって、メールで対戦相手を聞いた時に、彼は何度も聞き返したらしいわ。それが本当に現実のことだって、しばらく受け入れられなかったとか。ま、考え方を変えたら、そうそう戦える相手じゃないし、負けるの当たり前で思いっきりぶつかってみる良い機会よね。
メイン会場のアーサー・アッシュ・スタジアムの開幕試合では、復帰した元女王、キム・クレイステルスがコートに立ちます。対戦相手は世界ランク79位のヴィクトリヤ・クツゾワ、21歳。
キムが順当に勝ち上がると、4回戦で第3シードのヴィーナス・ウィリアムズとの対戦が濃厚。どこまでやってくれるでしょうか???
2009年08月30日
ガスケの試練は続く
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7月17日のブログでも書いたけど、コカイン陽性反応が出てコートから離れていたリシャール・ガスケは、やっとUSオープン前週のパイロット・ペン・テニス男子の予選に登場したわね。
ランキング的には本戦からなんだけど、出場が許された時には既に本戦エントリーが終わってしまっていたため、予選からの出場となったみたい。それでもUSオープンへ向けて調整したいガスケは、そんなことはお構いなくコートに立ちました。
でも、2ヶ月以上テニスから離れていたガスケ。テニスの練習をする前に、コカイン疑惑を何とか解決するのが先だったから、身の潔白を証明するために自分から動いて、今回やっとコートに立つことが許されたのよね。
でも練習不足から、予選2回戦で世界ランク459位のドゥサン・ベミッチにフルセットで敗れてしまったの。そのベミッチは、シングルス・ランキングこそ低いけど、ダブルスでは52位にいる33歳のベテラン。ダブルスをメインにプレーしているから、シングルスの現在のランキングがそのまま彼の実力ではないから仕方ないわね。
ガスケは試合後、こう語っておりました。「肉体的にはかなり疲労を感じているよ。だって2ヶ月もラケットを握っていなかったんだからね。この大会にはUSオープンへの調整で来たんだ。これからはもっと練習を積むつもりさ。あの出来事から生活が一変してしまった。だから試合に臨むのは本当に厳しかった。それでもテニスができたことはとても良かった。」
そしてUSオープンのドローが発表。現在は世界ランクが46位まで下がってしまったガスケは、もちろんシード選手には入りませんでした。そしてドローを見ると・・・何と1回戦から第3シードのラファエル・ナダルとの対戦と、厳しい状況が続いています。
本当はこの両者は、もっと上でぶつかってもおかしくないカード。やっとコートに帰って来たばかりのガスケと、万全とは言えない膝で戦うナダル。さ~勝利の女神はどちらに微笑むのかしら???
8月27日のtennis365のニュースになっていたけど、オリンパスUSオープン・シリーズの男子チャンピオンにはアメリカのサム・クエリーが選ばれました。そして女子は、ロジャーズ・カップで優勝したエレーナ・デメンティエワが選ばれたんだって。
今週のパイロット・ペン・テニス女子の準決勝で、フラビア・ペネッタが敗退た時点で決まりました。ペネッタは獲得ポイントがイェレーナ・ヤンコビッチと同ポイントになったんだけど、このシリーズのルールで、同ポイントだとシリーズ中の勝ち試合数の多い選手が上位に来るから、シリーズ2位がペネッタで同3位がヤンコビッチに決まったわ。
クエリーとデメンティエワは、テニス史上最高額となる賞金獲得を懸けてUSオープンに臨むことになりました。その額は、260万ドル(約2億5千万円)に上り、うちわけはUSオープンの優勝賞金が160万ドルで、同シリーズ・チャンピオンへ贈られるボーナスが100万ドルと言うわけ。
シリーズ2位は最高50万ドル、3位が最高25万ドルのボーナスが贈られることも決まってます。
2004年から始まったこのUSオープン・シリーズだけの獲得ポイントで争われるチャンピオンズ・レース。実は過去のシリーズでチャンピオンになった選手達は全員、その時点で世界ランク1位になったことがあるか、その後1位になっているんだって。
つまり、今年のチャンピオンのクエリーとデメンティエワは、これまで1位にはなっていないってことは、そのジンクスから言うと、今後1位になるのでは???って噂されております。まずは来週からのUSオープンで、史上最高額を手に出来るかしらね。
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ランキング的には本戦からなんだけど、出場が許された時には既に本戦エントリーが終わってしまっていたため、予選からの出場となったみたい。それでもUSオープンへ向けて調整したいガスケは、そんなことはお構いなくコートに立ちました。
でも、2ヶ月以上テニスから離れていたガスケ。テニスの練習をする前に、コカイン疑惑を何とか解決するのが先だったから、身の潔白を証明するために自分から動いて、今回やっとコートに立つことが許されたのよね。
でも練習不足から、予選2回戦で世界ランク459位のドゥサン・ベミッチにフルセットで敗れてしまったの。そのベミッチは、シングルス・ランキングこそ低いけど、ダブルスでは52位にいる33歳のベテラン。ダブルスをメインにプレーしているから、シングルスの現在のランキングがそのまま彼の実力ではないから仕方ないわね。
ガスケは試合後、こう語っておりました。「肉体的にはかなり疲労を感じているよ。だって2ヶ月もラケットを握っていなかったんだからね。この大会にはUSオープンへの調整で来たんだ。これからはもっと練習を積むつもりさ。あの出来事から生活が一変してしまった。だから試合に臨むのは本当に厳しかった。それでもテニスができたことはとても良かった。」
そしてUSオープンのドローが発表。現在は世界ランクが46位まで下がってしまったガスケは、もちろんシード選手には入りませんでした。そしてドローを見ると・・・何と1回戦から第3シードのラファエル・ナダルとの対戦と、厳しい状況が続いています。
本当はこの両者は、もっと上でぶつかってもおかしくないカード。やっとコートに帰って来たばかりのガスケと、万全とは言えない膝で戦うナダル。さ~勝利の女神はどちらに微笑むのかしら???
8月27日のtennis365のニュースになっていたけど、オリンパスUSオープン・シリーズの男子チャンピオンにはアメリカのサム・クエリーが選ばれました。そして女子は、ロジャーズ・カップで優勝したエレーナ・デメンティエワが選ばれたんだって。
今週のパイロット・ペン・テニス女子の準決勝で、フラビア・ペネッタが敗退た時点で決まりました。ペネッタは獲得ポイントがイェレーナ・ヤンコビッチと同ポイントになったんだけど、このシリーズのルールで、同ポイントだとシリーズ中の勝ち試合数の多い選手が上位に来るから、シリーズ2位がペネッタで同3位がヤンコビッチに決まったわ。
クエリーとデメンティエワは、テニス史上最高額となる賞金獲得を懸けてUSオープンに臨むことになりました。その額は、260万ドル(約2億5千万円)に上り、うちわけはUSオープンの優勝賞金が160万ドルで、同シリーズ・チャンピオンへ贈られるボーナスが100万ドルと言うわけ。
シリーズ2位は最高50万ドル、3位が最高25万ドルのボーナスが贈られることも決まってます。
2004年から始まったこのUSオープン・シリーズだけの獲得ポイントで争われるチャンピオンズ・レース。実は過去のシリーズでチャンピオンになった選手達は全員、その時点で世界ランク1位になったことがあるか、その後1位になっているんだって。
つまり、今年のチャンピオンのクエリーとデメンティエワは、これまで1位にはなっていないってことは、そのジンクスから言うと、今後1位になるのでは???って噂されております。まずは来週からのUSオープンで、史上最高額を手に出来るかしらね。
2009年08月28日
パット・キャッシュが2度目の優勝
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現在、男子では2つのシニアツアーがあって、8月17日のブログでお伝えしたATPが統括する『ATPチャンピオンズ・ツアー』とジム・クーリアなどが主催する『アウトバック・チャンピオンズ・シリーズ』があるの。その『アウトバック・チャンピオンズ・シリーズ』が、先週8月20日から23日にかけて行われました。
アメリカはロードアイランド州ニューポートで行われた今季第5戦は、8人のかつての名プレーヤーが参加して、トーナメント方式で試合を行いました。
1回戦の結果です。
ジム・クーリア ○-× ジミー・アライアス, 6-3, 7-6 (7-3)
トッド・マーチン ○-× ウェイン・フェレイラ, 7-5, 5-7, (10-6)
マーク・フィリプーシス ○-× ミカエル・パーンフォース, 6-3, 6-4
パッと・キャッシュ ○-× マッツ・ビランデル, 7-5, 6-4
準決勝の結果です。
ジム・クーリア ○-× トッド・マーチン, 6-1, 3-6, (13-11)
パット・キャッシュ ○× マーク・フィリプーシス, 3-6, 6-3, (10-4)
3位決定戦の結果です。
トッド・マーチン ○-× マーク・フィリプーシス, 6-3, 6-7 (4-7), (10-6)
決勝戦の結果です。
パット・キャッシュ ○-× ジム・クーリア, 6-3, 6-4
キャッシュはこれで2度目の優勝を飾って「今週はラッキーだった。今日もラッキーなブレークがあった。このチャンピオン達に勝つにはブレークが本当に必要なんだ。このシニア・シリーズでは皆本気なんだ。とてもハードに練習しているけど、それもまた楽しみなのさ。」って、試合後のインタビューに答えてました。
芝で行われたこの大会では、芝を得意としているキャッシュは本当に有利だったって感じね。サーブ&ボレーの名手だし、1987年のウィンブルドンも制してるの。加えて44歳の彼は、1987年に全豪オープンがまだ芝だった時にも準優勝を飾っているわ。
敗れたクーリアは「今日の試合を見ると分かると思うけど、パットのサーブをリターンするのがどれほど難しいことか。リズムを掴んだ時のあの素晴らしいサーブは、手に負えないし、その後にはあのボレーが待っているんだ。ネットで優勢に立った時には、すでにそのポイントは彼の物さ。彼は本当に芝のチャンピオンだね。芝での初優勝は、またおあずけになったよ。」とキャッシュを称賛しきりだったわ。
このシリーズの第6戦は、9月24日から27日にかけて、ノースカロライナはシャーロットで行われる予定。それにはジム・クーリア、トッド・マーチン、ピート・サンプラス、マッツ・ビランデルが出場表明してます。残りの4名は、これから決まるみたい。
そう考えてみたら、女子のシニア・ツアーもあってもいいんじゃない???なんて思ってしまうPinkyでした。
一日一回クリックしてねんよろしくお願いしま~~~っす
現在、男子では2つのシニアツアーがあって、8月17日のブログでお伝えしたATPが統括する『ATPチャンピオンズ・ツアー』とジム・クーリアなどが主催する『アウトバック・チャンピオンズ・シリーズ』があるの。その『アウトバック・チャンピオンズ・シリーズ』が、先週8月20日から23日にかけて行われました。
アメリカはロードアイランド州ニューポートで行われた今季第5戦は、8人のかつての名プレーヤーが参加して、トーナメント方式で試合を行いました。
1回戦の結果です。
ジム・クーリア ○-× ジミー・アライアス, 6-3, 7-6 (7-3)
トッド・マーチン ○-× ウェイン・フェレイラ, 7-5, 5-7, (10-6)
マーク・フィリプーシス ○-× ミカエル・パーンフォース, 6-3, 6-4
パッと・キャッシュ ○-× マッツ・ビランデル, 7-5, 6-4
準決勝の結果です。
ジム・クーリア ○-× トッド・マーチン, 6-1, 3-6, (13-11)
パット・キャッシュ ○× マーク・フィリプーシス, 3-6, 6-3, (10-4)
3位決定戦の結果です。
トッド・マーチン ○-× マーク・フィリプーシス, 6-3, 6-7 (4-7), (10-6)
決勝戦の結果です。
パット・キャッシュ ○-× ジム・クーリア, 6-3, 6-4
キャッシュはこれで2度目の優勝を飾って「今週はラッキーだった。今日もラッキーなブレークがあった。このチャンピオン達に勝つにはブレークが本当に必要なんだ。このシニア・シリーズでは皆本気なんだ。とてもハードに練習しているけど、それもまた楽しみなのさ。」って、試合後のインタビューに答えてました。
芝で行われたこの大会では、芝を得意としているキャッシュは本当に有利だったって感じね。サーブ&ボレーの名手だし、1987年のウィンブルドンも制してるの。加えて44歳の彼は、1987年に全豪オープンがまだ芝だった時にも準優勝を飾っているわ。
敗れたクーリアは「今日の試合を見ると分かると思うけど、パットのサーブをリターンするのがどれほど難しいことか。リズムを掴んだ時のあの素晴らしいサーブは、手に負えないし、その後にはあのボレーが待っているんだ。ネットで優勢に立った時には、すでにそのポイントは彼の物さ。彼は本当に芝のチャンピオンだね。芝での初優勝は、またおあずけになったよ。」とキャッシュを称賛しきりだったわ。
このシリーズの第6戦は、9月24日から27日にかけて、ノースカロライナはシャーロットで行われる予定。それにはジム・クーリア、トッド・マーチン、ピート・サンプラス、マッツ・ビランデルが出場表明してます。残りの4名は、これから決まるみたい。
そう考えてみたら、女子のシニア・ツアーもあってもいいんじゃない???なんて思ってしまうPinkyでした。
2009年08月27日
エナン、復帰か?!?!
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ジュスティーヌ・エナンが復帰!!!って、地元メディアを騒がせてますね。彼女は今年の年末に、地元ベルギーとドバイでエキシビション・マッチを行うらしく、それに向けて週に2~3回の練習をスタートさせたんだって。そのことから復帰のニュースが飛び交っているらしいわ。
やっぱりそれには、同胞でかつてはライバルとして世界のトップで戦っていたキム・クレイステルスの復帰の影響が大きいのではって伝えられています。そして来年の1月からフルスシーズン、ツアーを戦うであろうとされてるの。
ベルギーのテニス協会や本人の口からも正式な復帰表明はされていないのが現状。エナンは現在、ユニセフのチャリティ・キャンペーンのために海外にいるらしく、ベルギーでの練習は行っていないわ。
元コーチでオフコートでも親しいカルロス・ロドリゲス氏も「誰からも彼女の復帰のことなんて聞いていない。そのことについて、話しもしていないよ。本当に驚きだね。そう、練習はしているよ。週に2、3回ね。一年以上もプレーしていないから、(エキシビションへ向けて)体作りのためにしているんだ。」って語っているけど、彼の奥さんはこんな意味深な発言をしてました。
「近々何かが起こるわ。でもそれについて語ることを許されてはいないの。」だって!!!これは本当に意味深よね!
世界アンチドーピング委員会の決まりで、復帰をするには3ヶ月前に知らせる必要があるんだって。もし本当に1月の復帰を考えているのであれば、10月までに(9月中に)正式な知らせをしないとならいってこと。
来月にも「エナン、復帰を表明」ってニュースが飛び込んで来るかも知れないわよ!
来週から始まる今年最後のグランドスラムのUSオープンで、男子第1シードが決まったロジャー・フェデラー。彼はすでにニューヨーク入りをしていて、現地水曜日にマンハッタンで契約しているナイキのイベントに参加してました。
彼が登場したのは30分ほどだったらしいけど、ニューヨーク出身のジョン・マッケンローとのトークショーなどもあったみたいで、ファンからの質問コーナーもあったらしいわよ。どんな質問が浴びせられたかは・・・入手してません・・・失礼しました!
そんな彼は、今年はUSオープンで6連覇の偉業へ挑戦するの。去年は世界ランク1位の座から脱落して臨んだ同大会だったけど、去年を振り返って彼は、ニューヨークのファンに本当に感謝しているみたい。
「去年ニューヨークに来ると、ファンの方達が再び1位の座へ返り咲けるように熱心に応援してくれて、本当に光栄だった。道路でも車を運転している人達が車を止めて手を振って応援してくれたんだ。以前には経験したことがないことだった。僕の気持ちを盛り上げる本当に良いきっかけになったんだ。」
「ウィンブルドンの敗戦のショックと、北京五輪での早々の敗退は、好調なプレーをしつつも結果を出せずにいて、ニューヨークへ来た時は本当に気分が滅入っていたんだ。ここのファンがそれを変えてくれたんだ。」って去年を振り返って、ニューヨークのファンへの感謝の気持ちの大きさを語ってました。
「だから今年はニューヨークへ来るのをとても楽しみにしていたのさ。今年はここまで去年より数段良い結果を上げて来ているから、またテニスコートでファンを喜ばせるプレーを見せたいね。」今年の意気込みも相当なものね。宿敵ナダルが不調なだけに、6連覇も見えてきたんじゃないかしら???
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ジュスティーヌ・エナンが復帰!!!って、地元メディアを騒がせてますね。彼女は今年の年末に、地元ベルギーとドバイでエキシビション・マッチを行うらしく、それに向けて週に2~3回の練習をスタートさせたんだって。そのことから復帰のニュースが飛び交っているらしいわ。
やっぱりそれには、同胞でかつてはライバルとして世界のトップで戦っていたキム・クレイステルスの復帰の影響が大きいのではって伝えられています。そして来年の1月からフルスシーズン、ツアーを戦うであろうとされてるの。
ベルギーのテニス協会や本人の口からも正式な復帰表明はされていないのが現状。エナンは現在、ユニセフのチャリティ・キャンペーンのために海外にいるらしく、ベルギーでの練習は行っていないわ。
元コーチでオフコートでも親しいカルロス・ロドリゲス氏も「誰からも彼女の復帰のことなんて聞いていない。そのことについて、話しもしていないよ。本当に驚きだね。そう、練習はしているよ。週に2、3回ね。一年以上もプレーしていないから、(エキシビションへ向けて)体作りのためにしているんだ。」って語っているけど、彼の奥さんはこんな意味深な発言をしてました。
「近々何かが起こるわ。でもそれについて語ることを許されてはいないの。」だって!!!これは本当に意味深よね!
世界アンチドーピング委員会の決まりで、復帰をするには3ヶ月前に知らせる必要があるんだって。もし本当に1月の復帰を考えているのであれば、10月までに(9月中に)正式な知らせをしないとならいってこと。
来月にも「エナン、復帰を表明」ってニュースが飛び込んで来るかも知れないわよ!
来週から始まる今年最後のグランドスラムのUSオープンで、男子第1シードが決まったロジャー・フェデラー。彼はすでにニューヨーク入りをしていて、現地水曜日にマンハッタンで契約しているナイキのイベントに参加してました。
彼が登場したのは30分ほどだったらしいけど、ニューヨーク出身のジョン・マッケンローとのトークショーなどもあったみたいで、ファンからの質問コーナーもあったらしいわよ。どんな質問が浴びせられたかは・・・入手してません・・・失礼しました!
そんな彼は、今年はUSオープンで6連覇の偉業へ挑戦するの。去年は世界ランク1位の座から脱落して臨んだ同大会だったけど、去年を振り返って彼は、ニューヨークのファンに本当に感謝しているみたい。
「去年ニューヨークに来ると、ファンの方達が再び1位の座へ返り咲けるように熱心に応援してくれて、本当に光栄だった。道路でも車を運転している人達が車を止めて手を振って応援してくれたんだ。以前には経験したことがないことだった。僕の気持ちを盛り上げる本当に良いきっかけになったんだ。」
「ウィンブルドンの敗戦のショックと、北京五輪での早々の敗退は、好調なプレーをしつつも結果を出せずにいて、ニューヨークへ来た時は本当に気分が滅入っていたんだ。ここのファンがそれを変えてくれたんだ。」って去年を振り返って、ニューヨークのファンへの感謝の気持ちの大きさを語ってました。
「だから今年はニューヨークへ来るのをとても楽しみにしていたのさ。今年はここまで去年より数段良い結果を上げて来ているから、またテニスコートでファンを喜ばせるプレーを見せたいね。」今年の意気込みも相当なものね。宿敵ナダルが不調なだけに、6連覇も見えてきたんじゃないかしら???
2009年08月26日
USオープンの予選が始まる
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いよいよUSオープンの予選が始まりましたね。今年は男子は添田豪、杉田祐一、伊藤竜馬の3選手、女子はクルム伊達公子、瀬間友里加、波形純理、藤原里華、米村知子、不田涼子の6選手が出場してます。
初日の火曜日には添田選手以外の8人が1回戦に登場。伊藤竜馬、クルム伊達公子、瀬間友里加、不田涼子選手が初戦を突破。でも、2回戦でクルム伊達選手と瀬間選手が日本人対決になっちゃうのよね・・・。
日本人同士の対戦って、必ず一人は3回戦へ進出はするけど、必ず一人は敗退しちゃうってことだからね・・・って、当たり前だけど。そして2日目には添田豪選手が1回戦に臨みます。クルム伊達vs瀬間選手の試合は3日目の木曜日になるでしょう。
そうそう、昨日のブログでビルジニア・ルアノ=パスカルが6月からシングルスには出場していないってお伝えしたけど、何とこのUSオープンの予選にはシングルスでもエントリーしておりました。もうシングルスはしないのかと思っちゃいましたけど、もうちょっと頑張るみたいね。試合は、フルセットの逆転負けだったけど。
恒例の先週の日本人で~~~っす。
中国の2万5千ドルでは第6シードの土居美咲選手が日本人で唯一ベスト8入りを果たしました。タイの1万ドルでは道慶智子、刈込沙織選手が初戦敗退でしたが、第7シードの石津幸恵選手は決勝戦へ進んで、香港人選手にストレートで敗れ、惜しくも準優勝でした。ダブルスでは韓国人選手と組んだ道慶選手が準優勝でした。
今週もタイの1万ドルには道慶、刈込選手が、引き続き出場してます。国内は埼玉で1万ドルのサーキットが開催されて、第2シードに秋田史帆、第4シードに山本愛、第5シードに手塚玲美、第6シードにアナスタシア・マルフォートラ、第7シードに宮村美紀、第8シードに加藤茉弥選手らが出場してます。
男子ではウズベキスタンの3万5千ドルのチャレンジャーでは、三橋淳選手が2回戦敗退でした。中国の1万ドルのフューチャーズでは松尾友貴選手が1回戦で、小野澤新選手が2回戦で敗退でした。タイの1万ドルでは、第2シードで岩渕聡選手が初戦で、石井弥起選手が2回戦で敗退で、第1シードの本村剛一選手はベスト8で途中棄権しちゃいました。ダブルスでは第1シードの岩渕&本村組が準優勝でした。
今週もウズベキスタンの5万ドルのチャレンジャーに第6シードで三橋選手が出場していて、松井俊英選手も合流してますね。
タイの1万ドルのフューチャーズでは、第2シードで近藤大生、第3シードで守屋宏紀、第4シードで岩見亮、第8シードで岩渕、予選を勝ち上がって石井選手が出場してます。インドの1万ドルには第4シードで竹内研人選手が出場してます。
ランキングでは、守屋宏紀選手が430位から、418位、井藤祐一選手が531位から471位へと、それぞれ自己最高位を更新しました。
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いよいよUSオープンの予選が始まりましたね。今年は男子は添田豪、杉田祐一、伊藤竜馬の3選手、女子はクルム伊達公子、瀬間友里加、波形純理、藤原里華、米村知子、不田涼子の6選手が出場してます。
初日の火曜日には添田選手以外の8人が1回戦に登場。伊藤竜馬、クルム伊達公子、瀬間友里加、不田涼子選手が初戦を突破。でも、2回戦でクルム伊達選手と瀬間選手が日本人対決になっちゃうのよね・・・。
日本人同士の対戦って、必ず一人は3回戦へ進出はするけど、必ず一人は敗退しちゃうってことだからね・・・って、当たり前だけど。そして2日目には添田豪選手が1回戦に臨みます。クルム伊達vs瀬間選手の試合は3日目の木曜日になるでしょう。
そうそう、昨日のブログでビルジニア・ルアノ=パスカルが6月からシングルスには出場していないってお伝えしたけど、何とこのUSオープンの予選にはシングルスでもエントリーしておりました。もうシングルスはしないのかと思っちゃいましたけど、もうちょっと頑張るみたいね。試合は、フルセットの逆転負けだったけど。
恒例の先週の日本人で~~~っす。
中国の2万5千ドルでは第6シードの土居美咲選手が日本人で唯一ベスト8入りを果たしました。タイの1万ドルでは道慶智子、刈込沙織選手が初戦敗退でしたが、第7シードの石津幸恵選手は決勝戦へ進んで、香港人選手にストレートで敗れ、惜しくも準優勝でした。ダブルスでは韓国人選手と組んだ道慶選手が準優勝でした。
今週もタイの1万ドルには道慶、刈込選手が、引き続き出場してます。国内は埼玉で1万ドルのサーキットが開催されて、第2シードに秋田史帆、第4シードに山本愛、第5シードに手塚玲美、第6シードにアナスタシア・マルフォートラ、第7シードに宮村美紀、第8シードに加藤茉弥選手らが出場してます。
男子ではウズベキスタンの3万5千ドルのチャレンジャーでは、三橋淳選手が2回戦敗退でした。中国の1万ドルのフューチャーズでは松尾友貴選手が1回戦で、小野澤新選手が2回戦で敗退でした。タイの1万ドルでは、第2シードで岩渕聡選手が初戦で、石井弥起選手が2回戦で敗退で、第1シードの本村剛一選手はベスト8で途中棄権しちゃいました。ダブルスでは第1シードの岩渕&本村組が準優勝でした。
今週もウズベキスタンの5万ドルのチャレンジャーに第6シードで三橋選手が出場していて、松井俊英選手も合流してますね。
タイの1万ドルのフューチャーズでは、第2シードで近藤大生、第3シードで守屋宏紀、第4シードで岩見亮、第8シードで岩渕、予選を勝ち上がって石井選手が出場してます。インドの1万ドルには第4シードで竹内研人選手が出場してます。
ランキングでは、守屋宏紀選手が430位から、418位、井藤祐一選手が531位から471位へと、それぞれ自己最高位を更新しました。
2009年08月25日
ベテランの引退
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先週、テニス人生に幕を閉じた選手がいました。ツィポラ・オブジラー、36歳。ツィピの愛称で知られる彼女、実は彼女のことは何度か紹介したことがあるの。
最初は、彼女が自身初のツアー準決勝の舞台に立って、初のトップ100入りを果たした時で、2007年2月20日のブログだったの。次が自身初のツアー決勝戦へ勝ち上がった時(惜しくも準優勝)の2007年10月1日で、タイトルも『34歳にしてベスト・シーズン』なの!
彼女は12年前の24歳にプロデビューと、デビュー時からちょっと遅かったの。でもその数年後には早々に引退してしまったの。それでも彼女は、祖国イスラエルへの母国愛で、フェドカップだけには参戦していたの。
2002年のフェドカップの対アメリカ戦で、モニカ・セレスとリンゼイ・ダベンポートと対戦した彼女は、引退している選手とは思えないプレーを披露し、当時のアメリカ監督のビリー・ジーン・キング夫人からも復帰を後押しされて、再びツアーへ戻ることを決心したの。
復帰を決めた彼女だけど、プロ・ツアーはそれほど甘くなくて、なかなか成績が上がらなかったわ。そんな彼女がキャリア・ベストのシーズンを送ったのが、何と彼女が34歳になった2007年で初めてトップ100入りを果たして、最高位75位まで上ったの。
でも、彼女の引退は想像できたことでもあったの。今シーズンの彼女は、それほど大会へは出場していなくて、かつてのようにフェドカップへ照準を合わせて、練習に励んでいたから、当然、ランキングはどんどん下がってしまったのよね。
そんな彼女は、引退を決めたもう1つの理由があったんだって。彼女は、同性愛者として13年間連れ添ったハダスさんと言う彼女がいて、その彼女は2年前に子供を出産していたの。その子はオブジラーと二人で育てていて、オブジラーもその娘さんとの時間をもっと持ちたいって思いも強かったんだって。
それでも彼女がこだわりを持っているフェドカップには出場の意思があるとか。「もし監督が自分をチームに必要として、自分でも肉体的に十分プレーできると判断したら、もちろん断るなんてことはしないわ。」って語ってました。
同じイスラエルの後輩のシャハール・ペアも彼女の引退を悲しんでいます。「この日はとても悲しい日だわ。ツィピはお姉さんのような存在なの。イスラエル代表チームへ入った初日から、彼女はずっとサポートしてくれてたの。私が知る限り、彼女はコートの中でも外でも、お手本になるアスリートなの。」って彼女を尊敬していました。
今年の4月で36歳になったオブジラーは、クルム伊達公子選手が復帰するまで、シングルスではツアー最年長だったの。同年代にビルジニア・ルアノ=パスカルがいるけど、彼女は9月で36歳で、今年は6月からシングルスでの試合出場はなくて、ダブルスのみのプレーになってるのよね。
ダブルスでは、レネー・スタブズが3月に38歳になって最年長なんだけど、それでもクルム伊達選手より1つ年下なのよね!
34歳でテニス人生のピークを迎えるなんて、本当にマレなことだけど、それに見合うくらいの努力をし続けてきたって証拠なんじゃないでしょうか?加えて、その年齢でもプレーできる体を持っていたことは、本当に幸運よね。テニス人生後の第2の人生でもきっと幸せを掴んでくれるでしょう。
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先週、テニス人生に幕を閉じた選手がいました。ツィポラ・オブジラー、36歳。ツィピの愛称で知られる彼女、実は彼女のことは何度か紹介したことがあるの。
最初は、彼女が自身初のツアー準決勝の舞台に立って、初のトップ100入りを果たした時で、2007年2月20日のブログだったの。次が自身初のツアー決勝戦へ勝ち上がった時(惜しくも準優勝)の2007年10月1日で、タイトルも『34歳にしてベスト・シーズン』なの!
彼女は12年前の24歳にプロデビューと、デビュー時からちょっと遅かったの。でもその数年後には早々に引退してしまったの。それでも彼女は、祖国イスラエルへの母国愛で、フェドカップだけには参戦していたの。
2002年のフェドカップの対アメリカ戦で、モニカ・セレスとリンゼイ・ダベンポートと対戦した彼女は、引退している選手とは思えないプレーを披露し、当時のアメリカ監督のビリー・ジーン・キング夫人からも復帰を後押しされて、再びツアーへ戻ることを決心したの。
復帰を決めた彼女だけど、プロ・ツアーはそれほど甘くなくて、なかなか成績が上がらなかったわ。そんな彼女がキャリア・ベストのシーズンを送ったのが、何と彼女が34歳になった2007年で初めてトップ100入りを果たして、最高位75位まで上ったの。
でも、彼女の引退は想像できたことでもあったの。今シーズンの彼女は、それほど大会へは出場していなくて、かつてのようにフェドカップへ照準を合わせて、練習に励んでいたから、当然、ランキングはどんどん下がってしまったのよね。
そんな彼女は、引退を決めたもう1つの理由があったんだって。彼女は、同性愛者として13年間連れ添ったハダスさんと言う彼女がいて、その彼女は2年前に子供を出産していたの。その子はオブジラーと二人で育てていて、オブジラーもその娘さんとの時間をもっと持ちたいって思いも強かったんだって。
それでも彼女がこだわりを持っているフェドカップには出場の意思があるとか。「もし監督が自分をチームに必要として、自分でも肉体的に十分プレーできると判断したら、もちろん断るなんてことはしないわ。」って語ってました。
同じイスラエルの後輩のシャハール・ペアも彼女の引退を悲しんでいます。「この日はとても悲しい日だわ。ツィピはお姉さんのような存在なの。イスラエル代表チームへ入った初日から、彼女はずっとサポートしてくれてたの。私が知る限り、彼女はコートの中でも外でも、お手本になるアスリートなの。」って彼女を尊敬していました。
今年の4月で36歳になったオブジラーは、クルム伊達公子選手が復帰するまで、シングルスではツアー最年長だったの。同年代にビルジニア・ルアノ=パスカルがいるけど、彼女は9月で36歳で、今年は6月からシングルスでの試合出場はなくて、ダブルスのみのプレーになってるのよね。
ダブルスでは、レネー・スタブズが3月に38歳になって最年長なんだけど、それでもクルム伊達選手より1つ年下なのよね!
34歳でテニス人生のピークを迎えるなんて、本当にマレなことだけど、それに見合うくらいの努力をし続けてきたって証拠なんじゃないでしょうか?加えて、その年齢でもプレーできる体を持っていたことは、本当に幸運よね。テニス人生後の第2の人生でもきっと幸せを掴んでくれるでしょう。
2009年08月24日
最終戦へ向けて
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8月7日のブログで紹介したけど、今シーズンの獲得ポイントのトータルの上位8選手のみに出場権が与えられるツアー最終戦への切符。女子で一番乗りだったのが世界ランク1位のディナラ・サフィーナだったの。
先週カナダはトロントで行われていたロジャーズ・カップで、初戦の2回戦を勝ち上がった時点で、同2位のセリーナ・ウィリアムズもその出場権を獲得しましたね。
今年はカタールはドーハで10月27日から11月1日にかけて行われますね。セリーナはこれで3年連続で出場権を獲得しました。
「テニス人生で9回目となるソニー・エリクソン・チャンピオンシップへの出場権を獲得できたことに、本当に興奮を覚えるわ。決して簡単なことじゃないし、決して保障されてもいないことなの。だから世界のトップ選手と対戦できるドーハで行くことができることに感激しているわ。」って喜びを語ってました。
一方の男子は、イギリスはロンドンで11月22日から29日にかけて行われます。バークレーズATPワールド・ツアー・ファイナルズと呼ばれる今季最終戦には、世界ランク1位のロジャー・フェデラー、現在3位のラファエル・ナダルが出場権を獲得していたんだけど、同2位に浮上したばかりのアンディ・マレーも出場権を獲得しました。
「(出場権を獲得できて)本当に嬉しいよ。今年はイギリスでの開催でもあるし、これは自分にとってとても大きなことなんだ。最終戦への出場は、どの選手にとってもそのシーズンのゴールだろう。それを獲得できたことは、そのシーズンを安定した成績で過ごせた証拠だしね。その大会でのプレーを楽しみにしているよ。」
去年、中国は上海で行われた最終戦にマレーは初出場したのよね。そこでベスト4入りを果たしたんだけど、今年は去年より一回りも二周りも成長しているから、とっても楽しみよね。
ちなみに、女子はセリーナの下にはエレーナ・デメンティエワ、スベトラーナ・クズネツォワ、ヴィーナス・ウィリアムズ、ビクトリア・アザレンカ、カロライン・ウォズニアキ、ヴェラ・ズヴォナレーワと続いています。
男子は、フェデラー、マレー、ナダルの次は、ノヴァーク・ジョコビッチ、アンディ・ロディック、ファン・マルティン・デル=ポトロ、ジョー・ウィルフリード・ツォンガ、ニコライ・ダビデンコと続いてます。
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先週カナダはトロントで行われていたロジャーズ・カップで、初戦の2回戦を勝ち上がった時点で、同2位のセリーナ・ウィリアムズもその出場権を獲得しましたね。
今年はカタールはドーハで10月27日から11月1日にかけて行われますね。セリーナはこれで3年連続で出場権を獲得しました。
「テニス人生で9回目となるソニー・エリクソン・チャンピオンシップへの出場権を獲得できたことに、本当に興奮を覚えるわ。決して簡単なことじゃないし、決して保障されてもいないことなの。だから世界のトップ選手と対戦できるドーハで行くことができることに感激しているわ。」って喜びを語ってました。
一方の男子は、イギリスはロンドンで11月22日から29日にかけて行われます。バークレーズATPワールド・ツアー・ファイナルズと呼ばれる今季最終戦には、世界ランク1位のロジャー・フェデラー、現在3位のラファエル・ナダルが出場権を獲得していたんだけど、同2位に浮上したばかりのアンディ・マレーも出場権を獲得しました。
「(出場権を獲得できて)本当に嬉しいよ。今年はイギリスでの開催でもあるし、これは自分にとってとても大きなことなんだ。最終戦への出場は、どの選手にとってもそのシーズンのゴールだろう。それを獲得できたことは、そのシーズンを安定した成績で過ごせた証拠だしね。その大会でのプレーを楽しみにしているよ。」
去年、中国は上海で行われた最終戦にマレーは初出場したのよね。そこでベスト4入りを果たしたんだけど、今年は去年より一回りも二周りも成長しているから、とっても楽しみよね。
ちなみに、女子はセリーナの下にはエレーナ・デメンティエワ、スベトラーナ・クズネツォワ、ヴィーナス・ウィリアムズ、ビクトリア・アザレンカ、カロライン・ウォズニアキ、ヴェラ・ズヴォナレーワと続いています。
男子は、フェデラー、マレー、ナダルの次は、ノヴァーク・ジョコビッチ、アンディ・ロディック、ファン・マルティン・デル=ポトロ、ジョー・ウィルフリード・ツォンガ、ニコライ・ダビデンコと続いてます。
2009年08月22日
ナブラチロワ様のラケット
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先日、こんな素敵な経験をさせてもらいました。それはPinkyが崇拝しているマルチナ・ナブラチロワ様が引退前まで使っていたラケットと全く同じラケットを手にすることができたんです。おまけにそれを使って、ちょっとだけテニスしちゃいました。
彼女はシングルスからは1994年のシーズンを最後に引退。当時38歳。そう今のクルム伊達公子選手と同じ年。翌1995年はダブルスのみ数試合に出場はしたけど、その後コートから去ったの。そして2000年から再びダブルスで現役復帰を果たしました。
そんな彼女も2006年のUSオープンを最後に2度目の引退をしたの。当時50歳目前の彼女は、まだまだ肉体的には現役で行けると言いながらも、これ以上続ける気持ちがなくなったってコートを去りました。(2006年10月18日のブログ参照)
このラケット、ガットに「B」って書いてあるけど、メーカーは「ボスワース」って言うの。ほとんど馴染みのないラケットよね。ラケットはとっても変わった形をしていて、良く数えてみると10角形をしているの。
一般には販売していなくて、ナブラチロワ様用にしか作ってなかったんだとか・・・!
Pinkyの知り合いで、そのラケットを入手したお方がいたんです。去年のクルム伊達&グラフとのエキシビション用に作った時に、数本作った物をゲットしたとかしないとか。そのお方、今では現役を引退してテニスを楽しんでプレーしていて、先日一緒に練習する機会に恵まれ、使って良いよ~って一言で、すぐにそのラケットを手にしました。
感触は・・・何と、手でボールを掴んでいるかのようなフィット感とでも言いましょうか・・・これはボレーの上手なナブラチロワ様なら、より正確なボールコントロールができるでしょう、って印象。
もうこの世にはもう存在しないであろうと言うラケットだったので、傷でも付けてしまったらと恐れ多くて、すぐに返却してしまいました。・・・もったいなかったと後悔。
ナブラチロワ様ほどにもなると、自分だけのためにラケットを作ってもらったりできちゃうのね。素材の問題からすぐに劣化してしまうらしく、一般プレーヤー向きではないんだって。今後も出回ることはないようです。次回は、もっと思い切って練習だけじゃなくて、ゲームで使ってみたいな~なんて欲張りなPinkyでした!
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先日、こんな素敵な経験をさせてもらいました。それはPinkyが崇拝しているマルチナ・ナブラチロワ様が引退前まで使っていたラケットと全く同じラケットを手にすることができたんです。おまけにそれを使って、ちょっとだけテニスしちゃいました。
彼女はシングルスからは1994年のシーズンを最後に引退。当時38歳。そう今のクルム伊達公子選手と同じ年。翌1995年はダブルスのみ数試合に出場はしたけど、その後コートから去ったの。そして2000年から再びダブルスで現役復帰を果たしました。
そんな彼女も2006年のUSオープンを最後に2度目の引退をしたの。当時50歳目前の彼女は、まだまだ肉体的には現役で行けると言いながらも、これ以上続ける気持ちがなくなったってコートを去りました。(2006年10月18日のブログ参照)
このラケット、ガットに「B」って書いてあるけど、メーカーは「ボスワース」って言うの。ほとんど馴染みのないラケットよね。ラケットはとっても変わった形をしていて、良く数えてみると10角形をしているの。
一般には販売していなくて、ナブラチロワ様用にしか作ってなかったんだとか・・・!
Pinkyの知り合いで、そのラケットを入手したお方がいたんです。去年のクルム伊達&グラフとのエキシビション用に作った時に、数本作った物をゲットしたとかしないとか。そのお方、今では現役を引退してテニスを楽しんでプレーしていて、先日一緒に練習する機会に恵まれ、使って良いよ~って一言で、すぐにそのラケットを手にしました。
感触は・・・何と、手でボールを掴んでいるかのようなフィット感とでも言いましょうか・・・これはボレーの上手なナブラチロワ様なら、より正確なボールコントロールができるでしょう、って印象。
もうこの世にはもう存在しないであろうと言うラケットだったので、傷でも付けてしまったらと恐れ多くて、すぐに返却してしまいました。・・・もったいなかったと後悔。
ナブラチロワ様ほどにもなると、自分だけのためにラケットを作ってもらったりできちゃうのね。素材の問題からすぐに劣化してしまうらしく、一般プレーヤー向きではないんだって。今後も出回ることはないようです。次回は、もっと思い切って練習だけじゃなくて、ゲームで使ってみたいな~なんて欲張りなPinkyでした!
2009年08月21日
コーチ2人体制
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トップ選手はより上を目指して、コーチのことも色々考えないとならないみたいね。世界ランクで初の2位の座についたアンディ・マレーは、苦手のクレーを克服するために、クレーシーズンに全仏オープン準優勝の経験のあるアレックス・コレチャをコーチとして雇っていたの。
そのコレチャが、現在行われているハードコートのUSオープン・シリーズでもマレーのチームの一員として同行しているんだって。もちろん、メイン・コーチのマイルズ・マクラガンもいるんだけど、クレーシーズンでは過去最高の成績でシーズンを終え、マレーやマクラガンともかなり親しい仲になったようなの。
「まだアレックスにもコーチしてもらっているんだ。時には練習やトレーニングに、新しいアイデアを提案してくれるのも、ありがたいしね。アレックスもマイルズもすごく仲が良いから、とても良いコンビネーションが出来ているのさ。マイルズができないことをしてもらうためにアレックスを雇っているわけじゃないんだ。」って3人の良好な関係を語ってました。
「1年のシーズンはとても長い。何試合もしなければならない。大会と大会の間も、高いモチベーションを持って練習やトレーニングに臨まなければならない。時には違った顔や考え、違った見解も助けになるんだ。特別なこと1つだけが大切なんじゃないのさ。」と二人のコーチを持つ利点も挙げてたわ。
これまで全く成績を上げられなかった全仏ではベスト8入りも果たしたし、コレチャの功績の高さも買われているんじゃないかしら?でも2人もコーチをつけているなんて・・・ちょっと贅沢ね(笑)
このコーチ2人体制のマレー・スタイルを世界ランク4位のノヴァーク・ジョコビッチも考えているんだとか。USオープンへ向けて、かつてその大会で準優勝したトッド・マーチンを長年のコーチであるマリアン・ヴァジャに加えて、ハードコート・シーズンを戦うことにしたらしいの。
「長い間、話し合いを持って来たんだ。やっとその話し合いに終止符が打たれる。USオープン前には2人体制にするつもりさ。最高の経験になるはず。マーチンは選手としてもコーチとしても、長いキャリアの持ち主なんだ。きっと多大な力になってくれるはずさ。」って、再びトップ3入りを目指すジョコビッチは期待を抱いているわ。
実はこのコーチ2人体制、ジョコビッチは前にもやったことがあったの。数年前、春のハードコート・シーズン中にオーストラリアの元ダブルスの名手であるマーク・ウッドフォードをコーチに付けて、ボレーやネットプレーの強化をしたことがあるんだって。
2008年には全豪オープンを制したジョコビッチだけど、今季はこれまで全豪とウィンブルドンでベスト8、全仏では3回戦と、大舞台では決勝の舞台はもとより、ベスト4入りさえしていないのが現状なの。
マレー・スタイルと言っても、元々はジョコビッチ・スタイルだったこのコーチ2人体制。ジョコビッチのUSオープンでの巻き返しとなるかしら?
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トップ選手はより上を目指して、コーチのことも色々考えないとならないみたいね。世界ランクで初の2位の座についたアンディ・マレーは、苦手のクレーを克服するために、クレーシーズンに全仏オープン準優勝の経験のあるアレックス・コレチャをコーチとして雇っていたの。
そのコレチャが、現在行われているハードコートのUSオープン・シリーズでもマレーのチームの一員として同行しているんだって。もちろん、メイン・コーチのマイルズ・マクラガンもいるんだけど、クレーシーズンでは過去最高の成績でシーズンを終え、マレーやマクラガンともかなり親しい仲になったようなの。
「まだアレックスにもコーチしてもらっているんだ。時には練習やトレーニングに、新しいアイデアを提案してくれるのも、ありがたいしね。アレックスもマイルズもすごく仲が良いから、とても良いコンビネーションが出来ているのさ。マイルズができないことをしてもらうためにアレックスを雇っているわけじゃないんだ。」って3人の良好な関係を語ってました。
「1年のシーズンはとても長い。何試合もしなければならない。大会と大会の間も、高いモチベーションを持って練習やトレーニングに臨まなければならない。時には違った顔や考え、違った見解も助けになるんだ。特別なこと1つだけが大切なんじゃないのさ。」と二人のコーチを持つ利点も挙げてたわ。
これまで全く成績を上げられなかった全仏ではベスト8入りも果たしたし、コレチャの功績の高さも買われているんじゃないかしら?でも2人もコーチをつけているなんて・・・ちょっと贅沢ね(笑)
このコーチ2人体制のマレー・スタイルを世界ランク4位のノヴァーク・ジョコビッチも考えているんだとか。USオープンへ向けて、かつてその大会で準優勝したトッド・マーチンを長年のコーチであるマリアン・ヴァジャに加えて、ハードコート・シーズンを戦うことにしたらしいの。
「長い間、話し合いを持って来たんだ。やっとその話し合いに終止符が打たれる。USオープン前には2人体制にするつもりさ。最高の経験になるはず。マーチンは選手としてもコーチとしても、長いキャリアの持ち主なんだ。きっと多大な力になってくれるはずさ。」って、再びトップ3入りを目指すジョコビッチは期待を抱いているわ。
実はこのコーチ2人体制、ジョコビッチは前にもやったことがあったの。数年前、春のハードコート・シーズン中にオーストラリアの元ダブルスの名手であるマーク・ウッドフォードをコーチに付けて、ボレーやネットプレーの強化をしたことがあるんだって。
2008年には全豪オープンを制したジョコビッチだけど、今季はこれまで全豪とウィンブルドンでベスト8、全仏では3回戦と、大舞台では決勝の舞台はもとより、ベスト4入りさえしていないのが現状なの。
マレー・スタイルと言っても、元々はジョコビッチ・スタイルだったこのコーチ2人体制。ジョコビッチのUSオープンでの巻き返しとなるかしら?
2009年08月20日
上位ランキングの変動
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今週発表の世界ランキングで男女とも上位選手に変化がありました。男子では世界ランク2位の座がラファエル・ナダルからアンディ・マレーに代わったの。マレーはこれまでの3位もイギリス人男子選手としてはコンピューターランキング以降最高位で、それを更新しましたね。
2004年2月に初めてロジャー・フェデラーが世界1位になって、その後2005年7月25日にナダルが2位になってから先週まで、世界ランクのトップ2はフェデラーとナダルが占めていたの。そのトップ2に割って入ったのがマレーね。
ノヴァーク・ジョコビッチもあとちょっとで当時2位だったフェデラーを抜くところまで行ったけど、達成できなかったのよね。
マレーは昨年の後半からの好調を持続させて、今季も開幕戦のドーハで優勝。その後、全豪オープンでは4回戦だったけど、ロッテルダムで優勝、インディアン・ウェルズで準優勝、マイアミで優勝。苦手のクレーシーズンも9勝4敗と過去最高の成績で乗り切り、芝のクィーンズ・クラブで優勝、ウィンブルドンでベスト4と地元で大活躍でした。
先週のカナダのロジャーズ・マスターズでもトップ選手と下して今季4度目の優勝を飾り、世界2位へと上昇させました。世界1位の座につくこともできるかしらね?
女子ではイタリア人女性として初のトップ10入りを果たしたフラビア・ペネッタ。これまではペネッタとフランチェスカ・スキアボーネが11位まで行ったけど、トップ10の壁はなかなか突破できなかったの。
マドリッドと全仏オープンでは初戦敗退だったけど、ウィンブルドン後はスウェーデンでベスト4、地元イタリアはパレルモで優勝、ロサンゼルスでも連続優勝、先週のシンシナティではベスト4と、絶好調でのトップ10入り。
先週のシンシナティの準決勝のディナラ・サフィーナ戦では、連戦の疲れから全く自分のテニスができずに負けちゃったけど、好調だと1大会の試合数が増えて、連戦になるから仕方ないわよね。今週のロジャーズ・カップでは早々に敗退しちゃったから、USオープンへ向けて休養を取る良い機会なんじゃないかしら?
それから元世界1位のイェレーナ・ヤンコビッチも5位から4位へと上昇。オフシーズンでは筋力トレーニングのし過ぎで体が重くなっちゃって俊敏性がなくなって不振に喘いでいたの。加えてお母さんの体調不良での手術も重なり、どんどんランキングを下げる結果になっちゃったの。
そんな彼女も、徐々に体も元に戻り始め、お母さんの容態も安定してきてようで、先週のシンシナティではピーク時のプレーを思い出したようなテニスを見せて優勝。本人も久しぶりの好感触を感じていたみたいね。
恒例の先週の日本人で~~~っす。
女子は中国の2万5千ドルでは第7シードで岡田上千晶、岡あゆみ、久松志保、土井美咲選手が1回戦で、前川綾香、浜村夏美選手は2回戦と、上位進出の日本人はいませんでした。韓国人選手と組んだ前川選手がダブルスでベスト4入りでした。インドの1万ドルでは第3シードのアナスタシア・マルフォートラ選手がベスト8でした。
今週も中国の2万5千ドルには第6シードに土居、第8シードに岡田上、岡、前川、久松、予選を勝ち上がって高雄恵利加選手が出場してます。タイの1万ドルには第7シードに石津幸恵、道慶智子、刈込沙織選手が出場してます。
ランキングでは瀬間友里加選手が173位から170位と、秋田史帆選手が422位から385位へと、いずれも自己最高位を更新しました。
男子ではアメリカはニューヨークの5万ドルのチャレンジャー大会では伊藤竜馬選手が1回戦で、添田豪選手が2回戦敗退でした。ウズベキスタンの3万5千ドルでは、第8シードに三橋淳、竹内研人選手共に初戦敗退でした。
中国の1万ドルのフューチャーズでは第1シードの守屋宏紀選手がベスト4、第4シードの井藤祐一選手が決勝戦で韓国人選手をフルセットで下して優勝しました。
今週もウズベキスタンの3万5千ドルのチャレンジャーに三橋選手が引き続き出場してます。中国の1万ドルのフューチャーズでは松尾友貴、小野澤新選手が出場してます。タイの1万ドルには第1シードで本村剛一、第2シードで岩渕聡、石井弥起選手が出場してます。
ランキングでは三橋淳選手が307位から297位へ、守屋宏紀選手が452位から430位へ、井藤祐一選手が566位から531位へとジャンプしました。
一日一回クリックしてねんよろしくお願いしま~~~っす
今週発表の世界ランキングで男女とも上位選手に変化がありました。男子では世界ランク2位の座がラファエル・ナダルからアンディ・マレーに代わったの。マレーはこれまでの3位もイギリス人男子選手としてはコンピューターランキング以降最高位で、それを更新しましたね。
2004年2月に初めてロジャー・フェデラーが世界1位になって、その後2005年7月25日にナダルが2位になってから先週まで、世界ランクのトップ2はフェデラーとナダルが占めていたの。そのトップ2に割って入ったのがマレーね。
ノヴァーク・ジョコビッチもあとちょっとで当時2位だったフェデラーを抜くところまで行ったけど、達成できなかったのよね。
マレーは昨年の後半からの好調を持続させて、今季も開幕戦のドーハで優勝。その後、全豪オープンでは4回戦だったけど、ロッテルダムで優勝、インディアン・ウェルズで準優勝、マイアミで優勝。苦手のクレーシーズンも9勝4敗と過去最高の成績で乗り切り、芝のクィーンズ・クラブで優勝、ウィンブルドンでベスト4と地元で大活躍でした。
先週のカナダのロジャーズ・マスターズでもトップ選手と下して今季4度目の優勝を飾り、世界2位へと上昇させました。世界1位の座につくこともできるかしらね?
女子ではイタリア人女性として初のトップ10入りを果たしたフラビア・ペネッタ。これまではペネッタとフランチェスカ・スキアボーネが11位まで行ったけど、トップ10の壁はなかなか突破できなかったの。
マドリッドと全仏オープンでは初戦敗退だったけど、ウィンブルドン後はスウェーデンでベスト4、地元イタリアはパレルモで優勝、ロサンゼルスでも連続優勝、先週のシンシナティではベスト4と、絶好調でのトップ10入り。
先週のシンシナティの準決勝のディナラ・サフィーナ戦では、連戦の疲れから全く自分のテニスができずに負けちゃったけど、好調だと1大会の試合数が増えて、連戦になるから仕方ないわよね。今週のロジャーズ・カップでは早々に敗退しちゃったから、USオープンへ向けて休養を取る良い機会なんじゃないかしら?
それから元世界1位のイェレーナ・ヤンコビッチも5位から4位へと上昇。オフシーズンでは筋力トレーニングのし過ぎで体が重くなっちゃって俊敏性がなくなって不振に喘いでいたの。加えてお母さんの体調不良での手術も重なり、どんどんランキングを下げる結果になっちゃったの。
そんな彼女も、徐々に体も元に戻り始め、お母さんの容態も安定してきてようで、先週のシンシナティではピーク時のプレーを思い出したようなテニスを見せて優勝。本人も久しぶりの好感触を感じていたみたいね。
恒例の先週の日本人で~~~っす。
女子は中国の2万5千ドルでは第7シードで岡田上千晶、岡あゆみ、久松志保、土井美咲選手が1回戦で、前川綾香、浜村夏美選手は2回戦と、上位進出の日本人はいませんでした。韓国人選手と組んだ前川選手がダブルスでベスト4入りでした。インドの1万ドルでは第3シードのアナスタシア・マルフォートラ選手がベスト8でした。
今週も中国の2万5千ドルには第6シードに土居、第8シードに岡田上、岡、前川、久松、予選を勝ち上がって高雄恵利加選手が出場してます。タイの1万ドルには第7シードに石津幸恵、道慶智子、刈込沙織選手が出場してます。
ランキングでは瀬間友里加選手が173位から170位と、秋田史帆選手が422位から385位へと、いずれも自己最高位を更新しました。
男子ではアメリカはニューヨークの5万ドルのチャレンジャー大会では伊藤竜馬選手が1回戦で、添田豪選手が2回戦敗退でした。ウズベキスタンの3万5千ドルでは、第8シードに三橋淳、竹内研人選手共に初戦敗退でした。
中国の1万ドルのフューチャーズでは第1シードの守屋宏紀選手がベスト4、第4シードの井藤祐一選手が決勝戦で韓国人選手をフルセットで下して優勝しました。
今週もウズベキスタンの3万5千ドルのチャレンジャーに三橋選手が引き続き出場してます。中国の1万ドルのフューチャーズでは松尾友貴、小野澤新選手が出場してます。タイの1万ドルには第1シードで本村剛一、第2シードで岩渕聡、石井弥起選手が出場してます。
ランキングでは三橋淳選手が307位から297位へ、守屋宏紀選手が452位から430位へ、井藤祐一選手が566位から531位へとジャンプしました。
2009年08月18日
圭君と中村選手の手術
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日本人選手の手術が続いてますね~。先日のニュースにもなってたけど、錦織圭選手は右肘の怪我のため去年大活躍したUSオープンの欠場を正式に決定。中村藍子選手も8月頭に開催されたカナダはバンクーバーの7万5千ドルのサーキットで膝を痛めて棄権してしまいました。
二人とも昨日付け(8月17日)でブログ(日記)を更新していて、近況を報告してくれました。
圭君は先週、右肘の内視鏡手術を受けたそうです。休養を続けてもなかなか痛みが取れず、回復の兆しも見えないまま原因も分からずテニスもできない日々が続いていたんだそうです。それが日本へ帰り内視鏡を入れて検査した結果、MRIでは発見できなかった小さな骨の損傷が見つかったんだって。
そのために炎症を起こしていたから、すぐに内視鏡でその骨を取る手術を行ったそうです。長いトンネルの中にいた辛かった時期の気持ちをブログで綴ってましたね。
ただ、今は原因もはっきりして、手術も無事に成功したようで、また前向きな気持ちでリハビリを行えるようになったとのこと。本当に一安心ですね。って親のような心境です!!!
なかなかブログを書く元気も出なかったようだけど、詳しい原因もはっきりして、それを取り除くことに成功したし、あとは回復を待つのみですね。
中村選手はカナダから帰国して検査の結果、膝の靭帯の損傷とのこと。ただ幸いなことに、スポーツ選手にはありがちな怪我らしく、手術をすればまた元の通りに動けるようになるとのことで、来週手術を受けることにしたんだそうです。
もちろん、USオープンの予選も出場は不可能だし、しばらくツアーを離れなければならないけど、スポーツ選手と怪我は常に隣り合わせ。今はしっかり休んで治療に専念しなさいって神様が言っているのよ。
今は手術前のリハビリ(???)が必要なんだって。90度しか曲がらない膝を手術までに130度まで曲がるようにしなきゃならないんだとか。Pinkyもそれほど詳しくないけど、手術後のリハビリは知ってるけど、手術前にもしなきゃならない怪我があるのね~。
藍子選手は今は、そのリハビリの最中なんだそうです。来週の手術が成功することを祈ってます。
去年の手術から復帰の道を歩んでいるのが森上亜希子選手。今は順調にトレーニングができているようで、また元気な姿でのプレーを近い将来見せてくれるはずです。詳しい今後の試合の予定はわからないけど、そう遠い話ではないでしょう。
森上選手は、復帰後のウィンブルドンでのスベトラーナ・クズネツォワとの試合も、負けはしたけどかなり粘りのあるプレーを見せてくれたし、その後は今も国内でトレーニングを積んでいるから、また世界の舞台で活躍できる日が近いでしょう。
そう考えると、長い間大きな怪我もなくツアーを回っている杉山愛選手は、本当に恵まれた体を持って生れてきたんだな~って改めて思ってしまいます。もちろん、彼女自身の努力もなければ、それを維持することはできません。今年はちょっと不調だけど、USオープンでの爆発に期待しましょう!!!
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日本人選手の手術が続いてますね~。先日のニュースにもなってたけど、錦織圭選手は右肘の怪我のため去年大活躍したUSオープンの欠場を正式に決定。中村藍子選手も8月頭に開催されたカナダはバンクーバーの7万5千ドルのサーキットで膝を痛めて棄権してしまいました。
二人とも昨日付け(8月17日)でブログ(日記)を更新していて、近況を報告してくれました。
圭君は先週、右肘の内視鏡手術を受けたそうです。休養を続けてもなかなか痛みが取れず、回復の兆しも見えないまま原因も分からずテニスもできない日々が続いていたんだそうです。それが日本へ帰り内視鏡を入れて検査した結果、MRIでは発見できなかった小さな骨の損傷が見つかったんだって。
そのために炎症を起こしていたから、すぐに内視鏡でその骨を取る手術を行ったそうです。長いトンネルの中にいた辛かった時期の気持ちをブログで綴ってましたね。
ただ、今は原因もはっきりして、手術も無事に成功したようで、また前向きな気持ちでリハビリを行えるようになったとのこと。本当に一安心ですね。って親のような心境です!!!
なかなかブログを書く元気も出なかったようだけど、詳しい原因もはっきりして、それを取り除くことに成功したし、あとは回復を待つのみですね。
中村選手はカナダから帰国して検査の結果、膝の靭帯の損傷とのこと。ただ幸いなことに、スポーツ選手にはありがちな怪我らしく、手術をすればまた元の通りに動けるようになるとのことで、来週手術を受けることにしたんだそうです。
もちろん、USオープンの予選も出場は不可能だし、しばらくツアーを離れなければならないけど、スポーツ選手と怪我は常に隣り合わせ。今はしっかり休んで治療に専念しなさいって神様が言っているのよ。
今は手術前のリハビリ(???)が必要なんだって。90度しか曲がらない膝を手術までに130度まで曲がるようにしなきゃならないんだとか。Pinkyもそれほど詳しくないけど、手術後のリハビリは知ってるけど、手術前にもしなきゃならない怪我があるのね~。
藍子選手は今は、そのリハビリの最中なんだそうです。来週の手術が成功することを祈ってます。
去年の手術から復帰の道を歩んでいるのが森上亜希子選手。今は順調にトレーニングができているようで、また元気な姿でのプレーを近い将来見せてくれるはずです。詳しい今後の試合の予定はわからないけど、そう遠い話ではないでしょう。
森上選手は、復帰後のウィンブルドンでのスベトラーナ・クズネツォワとの試合も、負けはしたけどかなり粘りのあるプレーを見せてくれたし、その後は今も国内でトレーニングを積んでいるから、また世界の舞台で活躍できる日が近いでしょう。
そう考えると、長い間大きな怪我もなくツアーを回っている杉山愛選手は、本当に恵まれた体を持って生れてきたんだな~って改めて思ってしまいます。もちろん、彼女自身の努力もなければ、それを維持することはできません。今年はちょっと不調だけど、USオープンでの爆発に期待しましょう!!!
2009年08月17日
ルゼッドスキがシニアツアー初優勝
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男子プロテニス協会(ATP)が統括しているシニア・リーグのATPチャンピオンズ・ツアーの第3戦が8月11日から14日にかけてポルトガルで行われ、グレッグ・ルゼッドスキがステファン・エドバーグを6ー3、6ー4のストレートで下して、自身初のチャンピオンズ・ツアー優勝を飾ったの。
昨年のチャンピオンズ・ツアー最終戦で決勝戦へ勝ち進んだルゼッドスキだったけど、その時はセドリック・ピオリーンに敗れて初優勝とは行かなかったのよね。
この日のルゼッドスキは、現役時代を彷彿とさせる強力なサーブを放ち、第1セットでは先にブレークに成功し、その後も芸術的なボレーを披露したエドバーグにブレークバックを許さず第1セットを先取したの。続く第2セットも勢いが衰えないルゼッドスキが主導権を渡さず、ストレートでエドバーグを退けて初優勝を飾りました。
「チャンピオンズ・ツアーで初優勝を飾れてとても幸せだよ。特に尊敬しているステファンを下してなんて。この一週間は本当に楽しかった。開催地のこの街も素晴らしいリゾートだし、大会の運営も最高だった。」ってルゼッドスキは喜びをスピーチで語っていたわ。
敗れたエドバーグだったけど、ここまで勝ち上がれたプレーには満足していたみたい。決勝戦を前に、試合中にふくらはぎや太ももを痛めてしまったらしく、決勝戦も満足に戦えるか分からない状態だったんだって!
「今週の勝ち上がりにはとても満足しているよ。もちろん優勝できたらもっと嬉しいけど、こうして決勝戦へ進めたことは気分が良いね。この大会も、このリゾート地もエンジョイできた。今後も9月のパリ大会と12月のロンドン大会に出場するつもりさ。」とエドバーグは今後の抱負も語ってました。
最終日には決勝戦と共に、3位決定戦も行われたの。その試合はフェルナンド・メリジェニがマーク・ゴールナーを6-7(9-11)、6-1、14-12(チャンピオンズ・タイブレーク)の接戦で下して、3位の座を獲得しました。この結果、メリジェニはチャンピオンズ・ツアー・ランキングの1位に躍り出ました。
第1戦のスペインではマルセロ・リオス、第2戦のブラジルではピート・サンプラス、そしてこの第3戦のポルトガルではルゼッドスキと、豪華な顔ぶれがチャンピオンになってますね~。
第4戦はフランスはパリで9月24日から27日に行われます。続いて第5戦が中国は成都で11月5日から8日、第6戦がイタリアのトリノで11月11日から14日、第7戦はルクセンブルグで11月26日から29日に行われ、最終戦はイギリスのロンドンで12月1日から6日にかけて行われます。
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昨年のチャンピオンズ・ツアー最終戦で決勝戦へ勝ち進んだルゼッドスキだったけど、その時はセドリック・ピオリーンに敗れて初優勝とは行かなかったのよね。
この日のルゼッドスキは、現役時代を彷彿とさせる強力なサーブを放ち、第1セットでは先にブレークに成功し、その後も芸術的なボレーを披露したエドバーグにブレークバックを許さず第1セットを先取したの。続く第2セットも勢いが衰えないルゼッドスキが主導権を渡さず、ストレートでエドバーグを退けて初優勝を飾りました。
「チャンピオンズ・ツアーで初優勝を飾れてとても幸せだよ。特に尊敬しているステファンを下してなんて。この一週間は本当に楽しかった。開催地のこの街も素晴らしいリゾートだし、大会の運営も最高だった。」ってルゼッドスキは喜びをスピーチで語っていたわ。
敗れたエドバーグだったけど、ここまで勝ち上がれたプレーには満足していたみたい。決勝戦を前に、試合中にふくらはぎや太ももを痛めてしまったらしく、決勝戦も満足に戦えるか分からない状態だったんだって!
「今週の勝ち上がりにはとても満足しているよ。もちろん優勝できたらもっと嬉しいけど、こうして決勝戦へ進めたことは気分が良いね。この大会も、このリゾート地もエンジョイできた。今後も9月のパリ大会と12月のロンドン大会に出場するつもりさ。」とエドバーグは今後の抱負も語ってました。
最終日には決勝戦と共に、3位決定戦も行われたの。その試合はフェルナンド・メリジェニがマーク・ゴールナーを6-7(9-11)、6-1、14-12(チャンピオンズ・タイブレーク)の接戦で下して、3位の座を獲得しました。この結果、メリジェニはチャンピオンズ・ツアー・ランキングの1位に躍り出ました。
第1戦のスペインではマルセロ・リオス、第2戦のブラジルではピート・サンプラス、そしてこの第3戦のポルトガルではルゼッドスキと、豪華な顔ぶれがチャンピオンになってますね~。
第4戦はフランスはパリで9月24日から27日に行われます。続いて第5戦が中国は成都で11月5日から8日、第6戦がイタリアのトリノで11月11日から14日、第7戦はルクセンブルグで11月26日から29日に行われ、最終戦はイギリスのロンドンで12月1日から6日にかけて行われます。
2009年08月14日
ブライアン兄弟がデビュー
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ダブルスの世界トップ・ペアーであるマイク&ボブのブライアン兄弟が、かつてから行って来たバンド活動が認められて、とうとうデビュー・アルバムを出すことが正式にきまったの!それは親交の暑いシンガーソングライターのデヴィッド・バロンさんとのコラボなんだって。
『Let It Rip(ほっときな)』と名付けられたファーストアルバムは、9月1日に発売されることが決まったの。
ザ・ブライアン・ブラザース・バンド・フィーチャリング・デヴィッド・バロンは、USオープン直前の8月29日に大会会場となるブラッシングメドーのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニス・センターで行われるキッズ・デーのイベントで、そのアルバムから3曲を披露するんだって。
「音楽は僕達の人生の大きな部分を占めているんだ。ツアーを転戦しながらも、色んな国のホテルの部屋で、何時間も演奏を繰り返してきた。そして本当のアルバムを作ることが長年の夢だったんだ。僕達は一生懸命このアルバムを作ってきたし、応援してくれているファンの方々にもこの情熱を分かち合ってもらいたい。」って、ボブは熱心に思いを語っていました。
このアルバムは5曲が演奏されていて、ボブがベースとキーボードを、マイクがドラムを担当。デヴィッド・バロンさんがリード・ボーカルをしつつピアノとギターを演奏しているんだって。
実は彼らのザ・ブライアン・ブラザース・バンド・フィーチャリング・デヴィッド・バロンは、今年すでにサンノゼのSAPオープン、デルレイ・ビーチ国際テニス選手権、ヒューストンでの全米男子クレーコート選手権、ウィンブルドンなどでも演奏していたんだって。
ブライアン兄弟は、これまで54個ものダブルス・タイトルを獲得していて、うちグランドスラムでは7回の優勝を誇っているの。去年の北京五輪では銅メダルを獲得しているトップ選手なのよね~。
選手生活をしつつ、こうして他の優れた才能も開花させちゃうなんて、何とも羨ましい話しですよね。多才な才能を持っている人は、1つのことだけじゃなくて、多方面に渡って興味もあったり、その才能を生かしたりしているのね。
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ダブルスの世界トップ・ペアーであるマイク&ボブのブライアン兄弟が、かつてから行って来たバンド活動が認められて、とうとうデビュー・アルバムを出すことが正式にきまったの!それは親交の暑いシンガーソングライターのデヴィッド・バロンさんとのコラボなんだって。
『Let It Rip(ほっときな)』と名付けられたファーストアルバムは、9月1日に発売されることが決まったの。
ザ・ブライアン・ブラザース・バンド・フィーチャリング・デヴィッド・バロンは、USオープン直前の8月29日に大会会場となるブラッシングメドーのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニス・センターで行われるキッズ・デーのイベントで、そのアルバムから3曲を披露するんだって。
「音楽は僕達の人生の大きな部分を占めているんだ。ツアーを転戦しながらも、色んな国のホテルの部屋で、何時間も演奏を繰り返してきた。そして本当のアルバムを作ることが長年の夢だったんだ。僕達は一生懸命このアルバムを作ってきたし、応援してくれているファンの方々にもこの情熱を分かち合ってもらいたい。」って、ボブは熱心に思いを語っていました。
このアルバムは5曲が演奏されていて、ボブがベースとキーボードを、マイクがドラムを担当。デヴィッド・バロンさんがリード・ボーカルをしつつピアノとギターを演奏しているんだって。
実は彼らのザ・ブライアン・ブラザース・バンド・フィーチャリング・デヴィッド・バロンは、今年すでにサンノゼのSAPオープン、デルレイ・ビーチ国際テニス選手権、ヒューストンでの全米男子クレーコート選手権、ウィンブルドンなどでも演奏していたんだって。
ブライアン兄弟は、これまで54個ものダブルス・タイトルを獲得していて、うちグランドスラムでは7回の優勝を誇っているの。去年の北京五輪では銅メダルを獲得しているトップ選手なのよね~。
選手生活をしつつ、こうして他の優れた才能も開花させちゃうなんて、何とも羨ましい話しですよね。多才な才能を持っている人は、1つのことだけじゃなくて、多方面に渡って興味もあったり、その才能を生かしたりしているのね。
2009年08月12日
圭君、残念
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錦織圭選手のUSオープン欠場が正式に決まりましたね。去年は当時世界ランク4位のダビド・フェレールを下しての4回戦進出と、日本中をそして世界中を『エアーK』ブームに巻き込んだのに、本当に残念です。
でも、今は怪我の治療に専念してもらうのが一番ですね。まだまだ若いし、テニス選手としての人生もこれからだしね。今季はこのまま治療とリハビリに当てて、来年からの始動になるとすれば、最後に出場した3月の時のランキングの94位が守られますからね。
実は密かに日本へ帰って来ていて、国内でリハビリとトレーニングを行っている圭君。母国でしっかり肉体的にも精神的にも、じ~~くり休養して来シーズンでの爆発を目指して調整して欲しいですね。
復帰戦のニュースを心待ちにしてますよ!!!
恒例の先週の日本人で~~~っす。
女子は国内は新潟の1万ドルでは、ベスト8に第5シードの加藤茉弥、第6シードの井上万里第、森友香、青山香織、ベスト4に第8シードの北崎悦子、関根慧選手が入りました。決勝戦は2シードの秋田史帆選手と第3シードの手塚玲美選手の戦いになり、ストレートで秋田選手が優勝を飾りました。
ダブルスでは、ベスト4に台湾人選手と組んで第1シードだった手塚ペアーと、道慶&川床ペアーが入って、決勝戦では第2シードの新井&北崎ペアーを下した第4シードの萩本&井上ペアーが優勝しました。
カナダの7万5千ドルのサーキットに出場していた中村藍子選手は、1回戦途中で棄権敗退でした。インドの1万ドルに第2シードで出場のアナスタシア・マルフォートラ選手は、シングルスでは2回戦で、インド人選手と組んだダブルスではベスト4でした。インドネシアの1万ドルでは予選を勝ち上がって平知子選手が出場したけど初戦敗退でした。
今週は中国の2万5千ドルに第7シードで岡田上千晶、岡あゆみ、久松志保、前川綾香、浜村夏美、土井美咲選手が出場してます。インドの1万ドルには引き続きアナスタシア・マルフォートラ選手が出場してます。
ランキングでは瀬間友里加選手が181位から173位へ、波形純理選手が187位から177位へ、奈良くるみ選手が268位から234位へ、土井美咲選手が314位から279位へと上昇させましたね。
男子ではロシアの1万5千ドルのフューチャーズに第1シードで出場した三橋淳選手は準々決勝で優勝したフランス人選手に負けちゃいました。中国の1万ドルのフューチャーズでは、ベスト4に第1シードの守屋宏紀選手が入って、第4シードの井藤祐一選手が決勝戦で地元選手にフルセットで惜しくも敗れ準優勝でした。
今週はアメリカはニューヨークの5万ドルのチャレンジャー大会に添田剛、伊藤竜馬選手が出場してます。ウズベキスタンの3万5千ドルには、第8シードに三橋、竹内研人選手が出場してます。
中国の1万ドルのフューチャーズでは引き続き、第1シードで守屋、第4シードで井藤、小野澤新、石井弥起選手が出場してます。
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錦織圭選手のUSオープン欠場が正式に決まりましたね。去年は当時世界ランク4位のダビド・フェレールを下しての4回戦進出と、日本中をそして世界中を『エアーK』ブームに巻き込んだのに、本当に残念です。
でも、今は怪我の治療に専念してもらうのが一番ですね。まだまだ若いし、テニス選手としての人生もこれからだしね。今季はこのまま治療とリハビリに当てて、来年からの始動になるとすれば、最後に出場した3月の時のランキングの94位が守られますからね。
実は密かに日本へ帰って来ていて、国内でリハビリとトレーニングを行っている圭君。母国でしっかり肉体的にも精神的にも、じ~~くり休養して来シーズンでの爆発を目指して調整して欲しいですね。
復帰戦のニュースを心待ちにしてますよ!!!
恒例の先週の日本人で~~~っす。
女子は国内は新潟の1万ドルでは、ベスト8に第5シードの加藤茉弥、第6シードの井上万里第、森友香、青山香織、ベスト4に第8シードの北崎悦子、関根慧選手が入りました。決勝戦は2シードの秋田史帆選手と第3シードの手塚玲美選手の戦いになり、ストレートで秋田選手が優勝を飾りました。
ダブルスでは、ベスト4に台湾人選手と組んで第1シードだった手塚ペアーと、道慶&川床ペアーが入って、決勝戦では第2シードの新井&北崎ペアーを下した第4シードの萩本&井上ペアーが優勝しました。
カナダの7万5千ドルのサーキットに出場していた中村藍子選手は、1回戦途中で棄権敗退でした。インドの1万ドルに第2シードで出場のアナスタシア・マルフォートラ選手は、シングルスでは2回戦で、インド人選手と組んだダブルスではベスト4でした。インドネシアの1万ドルでは予選を勝ち上がって平知子選手が出場したけど初戦敗退でした。
今週は中国の2万5千ドルに第7シードで岡田上千晶、岡あゆみ、久松志保、前川綾香、浜村夏美、土井美咲選手が出場してます。インドの1万ドルには引き続きアナスタシア・マルフォートラ選手が出場してます。
ランキングでは瀬間友里加選手が181位から173位へ、波形純理選手が187位から177位へ、奈良くるみ選手が268位から234位へ、土井美咲選手が314位から279位へと上昇させましたね。
男子ではロシアの1万5千ドルのフューチャーズに第1シードで出場した三橋淳選手は準々決勝で優勝したフランス人選手に負けちゃいました。中国の1万ドルのフューチャーズでは、ベスト4に第1シードの守屋宏紀選手が入って、第4シードの井藤祐一選手が決勝戦で地元選手にフルセットで惜しくも敗れ準優勝でした。
今週はアメリカはニューヨークの5万ドルのチャレンジャー大会に添田剛、伊藤竜馬選手が出場してます。ウズベキスタンの3万5千ドルには、第8シードに三橋、竹内研人選手が出場してます。
中国の1万ドルのフューチャーズでは引き続き、第1シードで守屋、第4シードで井藤、小野澤新、石井弥起選手が出場してます。
2009年08月11日
お帰り、キム
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キム・クレイステルスが見事な勝利で復帰戦を白星で飾りましたね。世界ランク12位で、先々週のスタンフォードで優勝を飾っているマリオン・バルトリを終始リード。ストレートで寄せ付けず2回戦進出を決めたの。
「コートに立って本当に興奮したわ。この試合のために長い間練習を続けてきたの。やっとその場に立てて、とてもエキサイティングだった。戻ってこれたことと、試合へ向けての準備などのプロセスをまたこうして行うことができて、嬉しいわ。そしてまた試合ができることもワクワクしているの。」
かつて痛めた左手首も、おそらく全く痛みもなく試合に臨めたんでしょうね。それにこの長い準備期間で、彼女の体はかなりフィットしてテニスのレベルも十分戻せていたんじゃないかしら?
もちろん試合感のようなものが一番の不安材料だったのかもしれないけど、そこは世界のトップで戦ってきた経験と高いモチベーションで切り抜けて、1時間22分のストレート勝利を勝ち取ったのね。
対戦したバルトリは「2年間以上もツアーから離れていたのに今日の彼女のテニスのレベルは驚きとしか言えない。以前引退する前は、フォアハンドの方がバックより弱かったの。でも今日は逆だった。フォアサイドのワイドへ彼女を追い込んだら、そこからびっくりするようなフォアハンドを打って返してきたわ。フットワークも見事だった。」と、脱帽しきりでした。
ダブルスも同じベルギーのヤニーナ・ウィックマイヤーと組んで出場していて、今夜(明日の午前中)に初戦を迎えますね。それに勝つと、第2シードの杉山愛&ダニエラ・ハンチュコバ組との対戦となります。
シングルスの2回戦はパティ・シュニーダーでおそらく水曜日になると思われます。そのシュニーダーもクレイステルスのことをこう語っておりました。
「彼女がいないツアーは寂しかったわ。彼女は常にファンから絶大な応援があり、テニスと言うスポーツを代表する選手だった。またツアーを楽しんでもらいたいし、しばらくは一緒に戦って行きたいわ。」って戦友として快く迎え入れていたわね。
こうなったらトップ5~トップ3の選手達とどれくらい戦えるかが見物ね。順当に行くと3回戦で第6シードのスベトラーナ・クズネツォワ、準々決勝で第1シードのディナラ・サフィーナとの対戦となるわ。さ~どんな試合を見せてくれるのかしら???
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キム・クレイステルスが見事な勝利で復帰戦を白星で飾りましたね。世界ランク12位で、先々週のスタンフォードで優勝を飾っているマリオン・バルトリを終始リード。ストレートで寄せ付けず2回戦進出を決めたの。
「コートに立って本当に興奮したわ。この試合のために長い間練習を続けてきたの。やっとその場に立てて、とてもエキサイティングだった。戻ってこれたことと、試合へ向けての準備などのプロセスをまたこうして行うことができて、嬉しいわ。そしてまた試合ができることもワクワクしているの。」
かつて痛めた左手首も、おそらく全く痛みもなく試合に臨めたんでしょうね。それにこの長い準備期間で、彼女の体はかなりフィットしてテニスのレベルも十分戻せていたんじゃないかしら?
もちろん試合感のようなものが一番の不安材料だったのかもしれないけど、そこは世界のトップで戦ってきた経験と高いモチベーションで切り抜けて、1時間22分のストレート勝利を勝ち取ったのね。
対戦したバルトリは「2年間以上もツアーから離れていたのに今日の彼女のテニスのレベルは驚きとしか言えない。以前引退する前は、フォアハンドの方がバックより弱かったの。でも今日は逆だった。フォアサイドのワイドへ彼女を追い込んだら、そこからびっくりするようなフォアハンドを打って返してきたわ。フットワークも見事だった。」と、脱帽しきりでした。
ダブルスも同じベルギーのヤニーナ・ウィックマイヤーと組んで出場していて、今夜(明日の午前中)に初戦を迎えますね。それに勝つと、第2シードの杉山愛&ダニエラ・ハンチュコバ組との対戦となります。
シングルスの2回戦はパティ・シュニーダーでおそらく水曜日になると思われます。そのシュニーダーもクレイステルスのことをこう語っておりました。
「彼女がいないツアーは寂しかったわ。彼女は常にファンから絶大な応援があり、テニスと言うスポーツを代表する選手だった。またツアーを楽しんでもらいたいし、しばらくは一緒に戦って行きたいわ。」って戦友として快く迎え入れていたわね。
こうなったらトップ5~トップ3の選手達とどれくらい戦えるかが見物ね。順当に行くと3回戦で第6シードのスベトラーナ・クズネツォワ、準々決勝で第1シードのディナラ・サフィーナとの対戦となるわ。さ~どんな試合を見せてくれるのかしら???
2009年08月10日
モリック&キムの復帰
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若くしての引退から復帰をしようとしている選手がいます。それはアリシア・モリック、28歳で、かつて世界ランク8位まで上り詰めたんだけど、2005年の絶頂期に内耳の病気でバランス感覚と視覚に異常をきたしちゃって、翌年復帰するもピーク時のプレーには戻れず、昨年惜しまれつつ引退をしていたの。
モリックは9月14日から地元オーストラリアはダーウィンで行われる2万5千ドルのサーキットでシングルスを復帰する予定でいるようだけど、今行われているアメリカでのUSオープン・シリーズ中にダブルスでコートに戻ることを希望しているようなの。
もちろんランキングがシングルスもダブルスもないから、主催者推薦枠をもらわないと出場できないから、今は申請中なんじゃないかしら?月曜日から行われるオハイオ州シンシナティのWSフィナンシャル・グループ・オープンにはエントリーはされてませんね。
今は以前より現役生活が長くなる傾向があるから、28歳だったらまだまだ出来る。病気さえ完治していれば、もともと実力の高い選手だったしね。最高位は8位だけど、内耳の疾患がなかったら、あの時の勢いだったらトップ5入りしてたっておかしくないプレーは見せていたからね。
そうそう、そのWSフィナンシャル・グループ・オープンに、キム・クレイステルスが復帰戦としてエントリーしてますね。1回戦は第12シードのマリオン・バルトリ。今日発表の世界ランクでは12位だけど、先々週のスタンフォードではイェレーナ・ヤンコビッチ、好調のサマンサ・ストザー、決勝ではヴィーナス・ウィリアムズを下して優勝してて、トップ10の実力のある選手。
復帰試合からいきなり厳しいドローだけど、まだまだこれが第一歩。たとえ負けても、きっと本人もそれ程気にしないでしょう。
試合は現地時間、午後7時45分からだから、日本時間の火曜日の午前9時くらいに始まるはずね。こちらも興味津々ね!!!
ちなみにダブルスでも主催者推薦で出場していえて、同じベルギーのヤニーナ・ウィックマイヤーと組んでるわね。そして1回戦を突破すると、第2シードの杉山愛&ダニエラ・ハンチュコバ組と対戦。杉山組ら上位4シードは1回戦がなくて2回戦からの登場。
杉山選手はかつてのパートナーで、全仏オープンとウィンブルドンの女子ダブルスを制した仲間。プライベートでも親交が厚いって語ってた杉山選手だし、久々の対決になるかもしれないわね。
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若くしての引退から復帰をしようとしている選手がいます。それはアリシア・モリック、28歳で、かつて世界ランク8位まで上り詰めたんだけど、2005年の絶頂期に内耳の病気でバランス感覚と視覚に異常をきたしちゃって、翌年復帰するもピーク時のプレーには戻れず、昨年惜しまれつつ引退をしていたの。
モリックは9月14日から地元オーストラリアはダーウィンで行われる2万5千ドルのサーキットでシングルスを復帰する予定でいるようだけど、今行われているアメリカでのUSオープン・シリーズ中にダブルスでコートに戻ることを希望しているようなの。
もちろんランキングがシングルスもダブルスもないから、主催者推薦枠をもらわないと出場できないから、今は申請中なんじゃないかしら?月曜日から行われるオハイオ州シンシナティのWSフィナンシャル・グループ・オープンにはエントリーはされてませんね。
今は以前より現役生活が長くなる傾向があるから、28歳だったらまだまだ出来る。病気さえ完治していれば、もともと実力の高い選手だったしね。最高位は8位だけど、内耳の疾患がなかったら、あの時の勢いだったらトップ5入りしてたっておかしくないプレーは見せていたからね。
そうそう、そのWSフィナンシャル・グループ・オープンに、キム・クレイステルスが復帰戦としてエントリーしてますね。1回戦は第12シードのマリオン・バルトリ。今日発表の世界ランクでは12位だけど、先々週のスタンフォードではイェレーナ・ヤンコビッチ、好調のサマンサ・ストザー、決勝ではヴィーナス・ウィリアムズを下して優勝してて、トップ10の実力のある選手。
復帰試合からいきなり厳しいドローだけど、まだまだこれが第一歩。たとえ負けても、きっと本人もそれ程気にしないでしょう。
試合は現地時間、午後7時45分からだから、日本時間の火曜日の午前9時くらいに始まるはずね。こちらも興味津々ね!!!
ちなみにダブルスでも主催者推薦で出場していえて、同じベルギーのヤニーナ・ウィックマイヤーと組んでるわね。そして1回戦を突破すると、第2シードの杉山愛&ダニエラ・ハンチュコバ組と対戦。杉山組ら上位4シードは1回戦がなくて2回戦からの登場。
杉山選手はかつてのパートナーで、全仏オープンとウィンブルドンの女子ダブルスを制した仲間。プライベートでも親交が厚いって語ってた杉山選手だし、久々の対決になるかもしれないわね。
2009年08月08日
フェデラーの双子の娘さん
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今日はロジャー・フェデラーの双子の娘さんの画像をゲットしたので、それをご紹介しちゃいましょう!!!
まだ生まれたばっかりで、あんまり目も見えない感じですよね。だからどっちに似てるとかは、微妙な状態・・・。でも、フェデラーと奥さんのミルカさんの、二人の幸せそうな笑顔は、癒されますね~。
この二人の娘さん。両親からのスポーツ選手としての素晴らしいDNAを受け継いでいるのでしょうか???二人がプロとしてコートに立つ日が来るのでしょうか。そんな日を今から待ち望んでしまうPinkyでした・・・。
この画像は、アメリカを始めアジアでもかなり流行っているSNSサイトである“Facebook”でフェデラー自身がアップした(と思われる)画像です。日本ではあまり馴染みのない“Facebook”だけど、このSNSではフェデラーや有名人とも繋がることができるんですよ~~~
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今日はロジャー・フェデラーの双子の娘さんの画像をゲットしたので、それをご紹介しちゃいましょう!!!
まだ生まれたばっかりで、あんまり目も見えない感じですよね。だからどっちに似てるとかは、微妙な状態・・・。でも、フェデラーと奥さんのミルカさんの、二人の幸せそうな笑顔は、癒されますね~。
この二人の娘さん。両親からのスポーツ選手としての素晴らしいDNAを受け継いでいるのでしょうか???二人がプロとしてコートに立つ日が来るのでしょうか。そんな日を今から待ち望んでしまうPinkyでした・・・。
この画像は、アメリカを始めアジアでもかなり流行っているSNSサイトである“Facebook”でフェデラー自身がアップした(と思われる)画像です。日本ではあまり馴染みのない“Facebook”だけど、このSNSではフェデラーや有名人とも繋がることができるんですよ~~~
2009年08月07日
サフィーナ、一番乗り
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今シーズンが始まって早くも8ヶ月目に突入しました。そして更に早くも世界ランク1位にいるディナラ・サフィーナがツアー最終戦である『ソニー・エリクソン・チャンピオンシップス』の出場権をゲットした最初の選手となりました。
10月27日から11月1日までカタールはドーハで行われるその最終戦は、2009年のシーズンで獲得したポイントの上位8選手のみが参加可能な大会で、6日に行われたLA女子テニス選手権の3回戦の勝利ポイントを獲得して、その上位8人入りを決めたの。
「ツアー最終戦に出場することは、シーズンの始めに立てた目標の1つ。今年はここまで多くの好成績を上げることができたし、最終戦への切符を手にした最初の選手になれて、興奮してるの。またドーハに戻って、ソニー・エリクソン・チャンピオンシップスのタイトルを争えるのを楽しみにしているわ。」
23歳のサフィーナはこれが2年連続となる最終戦への出場。彼女は4月20日付けのランキングで、自身初の1位になったの。今年はすでにイタリア国際で2連覇、マドリッド・オープン、スロベニア・オープンと3大会で優勝して、全豪オープンと全仏オープンでは準優勝、ウィンブルドンではベスト4と安定して好成績を上げているのよね。
彼女の活躍は去年からなの。去年は年明け16位だったランキングも、1年間で4大会で優勝して年末には3位に。そして今年、念願の1位になったのよね。今年先週までの成績は47勝9敗、ランキングが1位になってからは34勝4敗と、1位になってからもその勢いは衰えていないのよね。
本人が今一番欲しいもの・・・それはグランドスラム・タイトル。USオープンではその念願のタイトル獲得に燃えるんじゃないかしら?
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今シーズンが始まって早くも8ヶ月目に突入しました。そして更に早くも世界ランク1位にいるディナラ・サフィーナがツアー最終戦である『ソニー・エリクソン・チャンピオンシップス』の出場権をゲットした最初の選手となりました。
10月27日から11月1日までカタールはドーハで行われるその最終戦は、2009年のシーズンで獲得したポイントの上位8選手のみが参加可能な大会で、6日に行われたLA女子テニス選手権の3回戦の勝利ポイントを獲得して、その上位8人入りを決めたの。
「ツアー最終戦に出場することは、シーズンの始めに立てた目標の1つ。今年はここまで多くの好成績を上げることができたし、最終戦への切符を手にした最初の選手になれて、興奮してるの。またドーハに戻って、ソニー・エリクソン・チャンピオンシップスのタイトルを争えるのを楽しみにしているわ。」
23歳のサフィーナはこれが2年連続となる最終戦への出場。彼女は4月20日付けのランキングで、自身初の1位になったの。今年はすでにイタリア国際で2連覇、マドリッド・オープン、スロベニア・オープンと3大会で優勝して、全豪オープンと全仏オープンでは準優勝、ウィンブルドンではベスト4と安定して好成績を上げているのよね。
彼女の活躍は去年からなの。去年は年明け16位だったランキングも、1年間で4大会で優勝して年末には3位に。そして今年、念願の1位になったのよね。今年先週までの成績は47勝9敗、ランキングが1位になってからは34勝4敗と、1位になってからもその勢いは衰えていないのよね。
本人が今一番欲しいもの・・・それはグランドスラム・タイトル。USオープンではその念願のタイトル獲得に燃えるんじゃないかしら?
2009年08月06日
クルム伊達に立ちはだかる『壁』
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現役復帰をしてツアー下部大会を経て、WTA大会にチャレンジしているクルム伊達公子選手の前に大きく立ちはだかる壁、それは『WTA本戦1回戦突破』の壁。
今週開催のLA女子テニス選手権では、見事予選を勝ち上がり本戦入り。本戦では第17シードのザビーネ・リシキにフルセットの接戦の末敗退。これでWTA本戦では主催者推薦で出場した開幕戦のオークランドから5戦全敗。
オークランドではジル・クレイバスにストレートで負けちゃったけど、その後の4大会は全てシード選手との対戦とちょっとドロー運に恵まれていない感じだけど、それでも全部フルセットにもつれる接戦を演じているの。
対戦相手のランキングが高くなればなるほど、クルム伊達選手自身も高いレベルでプレーをしているような気がします。
ウィンブルドンのカロライン・ウォズニアッキ選手との試合を見ても、試合の展開などは引けを取っていなかったわ。ウォズニアッキ選手はトップ10選手の中でも、伸び盛りの10代の選手だから、クルム伊達選手の凄さがお分かりかと。
そんな選手相手にも堂々とした戦いを見せてくれているけど、“勝利”の二文字を手にすることは未だできずにいるのよね。
スポーツにタラレバはないけど、全豪オープンの1回戦のカイア・カネピ戦だってあとちょっとで勝てそうな試合。あれに勝っていたら、3回戦のディナラ・サフィーナ戦まで勝ち上がれたような・・・。
火曜日に行われたリシキとの試合も、トータル獲得ポイントではクルム伊達選手の117に対してリシキは113と上回っていたのよね。やっぱり痛いのは、第1セットで9本も掴んだ相手のブレークポイントを2本しか生かせなかったこと。
リターンではかなり押しているってことだけど、肝心のポイントがなかなか取り切れないのが痛いですよね。試合を通しても、クルム伊達選手は17本、リシキ選手は11本のブレークポイントを手にしていたってことは、少ないチャンスを生かしたリシキ選手に軍配が上がってしまったってことなのよね~。
クルム伊達選手の最新のブログを見ても、その悔しさが伝わってきます。でも今年に入ってから悩まされていたふくらはぎの痙攣は、この大会では予選を通して問題が無かったことなどは、これからのUSオープンの予選へ向けて明るい材料ですね。
9月27日から東京で行われる『東レ・パンパシフィック・オープン』へも主催者推薦で出場が決まっていて、その大会期間中に39歳の誕生日を迎える彼女。それまでに何とかその『壁』をぶち破って・・・ないしは、東京でその『壁』をぶち破ってもらいましょう!!!
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現役復帰をしてツアー下部大会を経て、WTA大会にチャレンジしているクルム伊達公子選手の前に大きく立ちはだかる壁、それは『WTA本戦1回戦突破』の壁。
今週開催のLA女子テニス選手権では、見事予選を勝ち上がり本戦入り。本戦では第17シードのザビーネ・リシキにフルセットの接戦の末敗退。これでWTA本戦では主催者推薦で出場した開幕戦のオークランドから5戦全敗。
オークランドではジル・クレイバスにストレートで負けちゃったけど、その後の4大会は全てシード選手との対戦とちょっとドロー運に恵まれていない感じだけど、それでも全部フルセットにもつれる接戦を演じているの。
対戦相手のランキングが高くなればなるほど、クルム伊達選手自身も高いレベルでプレーをしているような気がします。
ウィンブルドンのカロライン・ウォズニアッキ選手との試合を見ても、試合の展開などは引けを取っていなかったわ。ウォズニアッキ選手はトップ10選手の中でも、伸び盛りの10代の選手だから、クルム伊達選手の凄さがお分かりかと。
そんな選手相手にも堂々とした戦いを見せてくれているけど、“勝利”の二文字を手にすることは未だできずにいるのよね。
スポーツにタラレバはないけど、全豪オープンの1回戦のカイア・カネピ戦だってあとちょっとで勝てそうな試合。あれに勝っていたら、3回戦のディナラ・サフィーナ戦まで勝ち上がれたような・・・。
火曜日に行われたリシキとの試合も、トータル獲得ポイントではクルム伊達選手の117に対してリシキは113と上回っていたのよね。やっぱり痛いのは、第1セットで9本も掴んだ相手のブレークポイントを2本しか生かせなかったこと。
リターンではかなり押しているってことだけど、肝心のポイントがなかなか取り切れないのが痛いですよね。試合を通しても、クルム伊達選手は17本、リシキ選手は11本のブレークポイントを手にしていたってことは、少ないチャンスを生かしたリシキ選手に軍配が上がってしまったってことなのよね~。
クルム伊達選手の最新のブログを見ても、その悔しさが伝わってきます。でも今年に入ってから悩まされていたふくらはぎの痙攣は、この大会では予選を通して問題が無かったことなどは、これからのUSオープンの予選へ向けて明るい材料ですね。
9月27日から東京で行われる『東レ・パンパシフィック・オープン』へも主催者推薦で出場が決まっていて、その大会期間中に39歳の誕生日を迎える彼女。それまでに何とかその『壁』をぶち破って・・・ないしは、東京でその『壁』をぶち破ってもらいましょう!!!
2009年08月05日
ナダルの復帰
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7月31日のブログで紹介したラファエル・ナダルの復帰が微妙だって言うお話し。それがここへ来て、叔父でコーチのトニー・ナダル氏が復帰へゴーサインを出したことを地元ラジオ局のインタビューで語っております。
そのインタビューでトニー氏は、当初の予定通り来週から始まるカナダはモントリオールのマスターズ1000シリーズからラファがコートに戻るって明らかにしてます。でも去年に続いての2連覇へは微妙な感じみたい。
「ラファは来週のモントリオールには出場するよ。それは我々にとっても良いニュース。しかし、ベストの状態ではない。」としているの。
ナダルはこれまで負け無しだった全仏オープンで、今年はまさかの4回戦敗退を同大会で準優勝を飾ったロビン・ソデルリングに喫してしまったの。その時にはすでに痛みがかなりあった両膝の治療のために、その後のツアーは全てキャンセルしていたのよね。
USオープンに照準を合わせて、試合数をこなしたいって感じでの出場かも知れないわね。勝ち上がれば必然と試合数が多くなるから、膝への負担も増えるわ。そう考えると、決勝とかまで勝ち上がれなくても、数試合こなせるだけでも、現時点ではOKなのかもね!
恒例の先週の日本人で~~~っす。
女子は北海道は帯広で2万5千ドルのサーキットが行われて、ベスト8に第6シードの岡田上千晶、第7シードの瀬間詠里花が、ベスト4には第1シードの藤原里華、第8シードの土居美咲選手が入りました。決勝戦は第2シードの波形純理選手と第4シードの奈良くるみ選手の戦いとなり、フルセットで奈良くるみ選手が優勝しました。
ダブルスではベスト4に台湾人選手と組んだ第2シードの田中ペアーと越野&高岸ペアーが入って、優勝は浜村&岡ペアーが第1シードの藤原&奈良ペアーを下して優勝を飾りました。
ドイツの2万5千ドルでは瀬間友里加選手が、シングルスでベスト4、クロアチア人選手と組んだダブルスでは準優勝と活躍しましたね。アメリカの1万ドルに第4シードで出場した高山千尋選手は、シングルスでは1回戦敗退でしたが、ダブルスではラトビア人選手と組みベスト4でした。インドネシアの1万ドルでは予選を勝ち上がって本戦入りした平知子選手でしたがシングルスは初戦敗退、インドネシア人選手と組んだダブルスではベスト4でした。
今週は国内では新潟の1万ドルに第2シードで秋田史帆、第3シードで手塚玲美、第4シードで越野由梨奈、第5シードで加藤茉弥、第6シードで井上万里、第7シードで中野佑美、第8シードで北崎悦子選手などが出場してます。
海外ではカナダの7万5千ドルのサーキットに中村藍子選手が、インドの1万ドルでは第シードでアナスタシア・マルフォートラ選手が、インドネシアの1万ドルでは予選を勝ち上がって平知子選手が、それぞれ単身出場してます。
WTA大会ではアメリカはカリフォルニア州ロサンゼルスのLA女子オープンに杉山愛、森田あゆみ、予選を勝ち上がってクルム伊達公子選手が出場してますね。
男子ではカナダの5万ドルのチャレンジャーで伊藤竜馬、予選を勝ち上がって松井俊英、近藤大生選手が1回戦で、杉田祐一選手が2回戦敗退でした。ダブルスでドイツ人選手と組んだ近藤ペアーはベスト4入りを果たしました。ロシアの5万ドルのチャレンジャーに出場した三橋淳選手は初戦敗退でした。
今週はチャレンジャー大会へ出場選手はいません。ロシアの1万5千ドルのフューチャーズには第1シードで三橋選手が出場してます。中国の1万ドルのフューチャーズには、第1シードで守屋宏紀、第4シードに井藤祐一、石井弥起、小野澤新、予選を勝ち上がって松尾友貴選手が出場してます。
アメリカはワシントンDCで行われているグランプリ大会に、予選を勝ち上がって杉田祐一選手が出場してますね。USオープンの予選へ向けて、どんどん高いレベルの試合に挑戦して欲しいですね。
ランキングでは杉田選手が262位から255位へ、近藤大生選手が409位から390位へ、守屋選手が474位から459位へと、それぞれ自己最高位を更新しました。松井選手も450位から436位へと上げましたね。
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7月31日のブログで紹介したラファエル・ナダルの復帰が微妙だって言うお話し。それがここへ来て、叔父でコーチのトニー・ナダル氏が復帰へゴーサインを出したことを地元ラジオ局のインタビューで語っております。
そのインタビューでトニー氏は、当初の予定通り来週から始まるカナダはモントリオールのマスターズ1000シリーズからラファがコートに戻るって明らかにしてます。でも去年に続いての2連覇へは微妙な感じみたい。
「ラファは来週のモントリオールには出場するよ。それは我々にとっても良いニュース。しかし、ベストの状態ではない。」としているの。
ナダルはこれまで負け無しだった全仏オープンで、今年はまさかの4回戦敗退を同大会で準優勝を飾ったロビン・ソデルリングに喫してしまったの。その時にはすでに痛みがかなりあった両膝の治療のために、その後のツアーは全てキャンセルしていたのよね。
USオープンに照準を合わせて、試合数をこなしたいって感じでの出場かも知れないわね。勝ち上がれば必然と試合数が多くなるから、膝への負担も増えるわ。そう考えると、決勝とかまで勝ち上がれなくても、数試合こなせるだけでも、現時点ではOKなのかもね!
恒例の先週の日本人で~~~っす。
女子は北海道は帯広で2万5千ドルのサーキットが行われて、ベスト8に第6シードの岡田上千晶、第7シードの瀬間詠里花が、ベスト4には第1シードの藤原里華、第8シードの土居美咲選手が入りました。決勝戦は第2シードの波形純理選手と第4シードの奈良くるみ選手の戦いとなり、フルセットで奈良くるみ選手が優勝しました。
ダブルスではベスト4に台湾人選手と組んだ第2シードの田中ペアーと越野&高岸ペアーが入って、優勝は浜村&岡ペアーが第1シードの藤原&奈良ペアーを下して優勝を飾りました。
ドイツの2万5千ドルでは瀬間友里加選手が、シングルスでベスト4、クロアチア人選手と組んだダブルスでは準優勝と活躍しましたね。アメリカの1万ドルに第4シードで出場した高山千尋選手は、シングルスでは1回戦敗退でしたが、ダブルスではラトビア人選手と組みベスト4でした。インドネシアの1万ドルでは予選を勝ち上がって本戦入りした平知子選手でしたがシングルスは初戦敗退、インドネシア人選手と組んだダブルスではベスト4でした。
今週は国内では新潟の1万ドルに第2シードで秋田史帆、第3シードで手塚玲美、第4シードで越野由梨奈、第5シードで加藤茉弥、第6シードで井上万里、第7シードで中野佑美、第8シードで北崎悦子選手などが出場してます。
海外ではカナダの7万5千ドルのサーキットに中村藍子選手が、インドの1万ドルでは第シードでアナスタシア・マルフォートラ選手が、インドネシアの1万ドルでは予選を勝ち上がって平知子選手が、それぞれ単身出場してます。
WTA大会ではアメリカはカリフォルニア州ロサンゼルスのLA女子オープンに杉山愛、森田あゆみ、予選を勝ち上がってクルム伊達公子選手が出場してますね。
男子ではカナダの5万ドルのチャレンジャーで伊藤竜馬、予選を勝ち上がって松井俊英、近藤大生選手が1回戦で、杉田祐一選手が2回戦敗退でした。ダブルスでドイツ人選手と組んだ近藤ペアーはベスト4入りを果たしました。ロシアの5万ドルのチャレンジャーに出場した三橋淳選手は初戦敗退でした。
今週はチャレンジャー大会へ出場選手はいません。ロシアの1万5千ドルのフューチャーズには第1シードで三橋選手が出場してます。中国の1万ドルのフューチャーズには、第1シードで守屋宏紀、第4シードに井藤祐一、石井弥起、小野澤新、予選を勝ち上がって松尾友貴選手が出場してます。
アメリカはワシントンDCで行われているグランプリ大会に、予選を勝ち上がって杉田祐一選手が出場してますね。USオープンの予選へ向けて、どんどん高いレベルの試合に挑戦して欲しいですね。
ランキングでは杉田選手が262位から255位へ、近藤大生選手が409位から390位へ、守屋選手が474位から459位へと、それぞれ自己最高位を更新しました。松井選手も450位から436位へと上げましたね。
2009年08月03日
キムへのダベンちゃんのアドバイス
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来週から始まる『ウェスタン・サザン・ファイナンシャル・グループ女子オープン』からツアー復帰する元世界ランク1位のキム・クレイステルスは、復帰後に母親としての役割をフルにこなしつつ、選手としてツアーを回ることのアドバイスを先輩ママであるリンゼイ・ダベンポートにもらったんだって。
これは彼女が復帰を決めてから、新たに契約を交わしたスポンサーのアデコのインタビューに答えて語ってました。まず始めに娘さんで生後17ヶ月のヤダ・エリーちゃんのことをこんな風に語ってます。
「練習をしていても、ヤダはいつも近くにいたがって、練習を見たがるの。でも公式な試合となるとちょっと違うはずだから、彼女がどれくらい観客席でじっとしてられるか疑問だわ。復帰しても素晴らしい母親でなければならないし、加えてヤダが大きくなってから、自慢できるくらいの成績が出せるプレーもしなければならないの。」
「ダベンポートと話しをさせてもらったの。彼女も元世界ランク1位で出産後に復帰を果たした選手だから。彼女にどうやって母親と選手の立場を両立させたのかを聞いたわ。彼女の意見はとても助けになったの。母親でいることへの感謝の気持ちは大きいけど、同時に他にも何かできるって思いもある。私のような若い母親は、母親でいるだけじゃなく何かをやりたいって思っている人がたくさんいるはずよ。」って、ダベンポートからの具体的な内容は明かしてはくれなかったけど、確かにダベンポートからアドバイスを仰いだのは本当らしいわね。
インタビューを行った新しいスポンサーのアデコは、ベルギーをベースにしている会社で、オリンピックやパラリンピックの公式スポンサーにもなっているスポーツに高い関心と貢献を与えている会社なんだって。
「こうしてアデコとのパートナーシップを組んで、2度目のキャリアをスタートすることができることに興奮を覚えるわ。世界的に有名なアデコとチームを組めることは、家族としてそして選手としての生活を両立させようとするチャレンジに大きな自信を与えてくれたの。こうしたモチベーションへの理解の高い会社の協力はとても大切なこと。特にアデコは、新しいキャリアへ最高のアドバイスとサポートをしてくれているの。」と、絶大なる感謝の意を表してました。
そして復帰へ向けての気持ちの変化をこう語ってました。
「正直この2年間は、テニスを恋しく思う時間さえなかったわ。結婚式を挙げてヤダを出産して。今年のウィンブルドンでのエキシビションへ向けての練習を積んで行くうちに、テニスがしたいとか試合に出たいと言う思いが戻って来たの。練習も好きだけど、試合をしたいって言う熱い思いが沸いて来てしまったの。」
キムはプロテニス選手になるように生まれて来た人間だったってことよね。
来週以降は、8月17日からのロジャース・カップを経て、8月31日からのUSオープンに出場。秋には10月19日からのルクセンブルクでのBNPパリバ・オープンの出場も決まってますね。
怪我さえしなければ、来年はフルシーズン、ツアーを回ってくれるんじゃないかしら?世界のトップでは、シビル・バンマーが娘さんを連れてツアーを回っているわ。そしてダベンポートも2人目の出産の後に・・・なんて、ならないかしらね!
一日一回クリックしてねんよろしくお願いしまっす
来週から始まる『ウェスタン・サザン・ファイナンシャル・グループ女子オープン』からツアー復帰する元世界ランク1位のキム・クレイステルスは、復帰後に母親としての役割をフルにこなしつつ、選手としてツアーを回ることのアドバイスを先輩ママであるリンゼイ・ダベンポートにもらったんだって。
これは彼女が復帰を決めてから、新たに契約を交わしたスポンサーのアデコのインタビューに答えて語ってました。まず始めに娘さんで生後17ヶ月のヤダ・エリーちゃんのことをこんな風に語ってます。
「練習をしていても、ヤダはいつも近くにいたがって、練習を見たがるの。でも公式な試合となるとちょっと違うはずだから、彼女がどれくらい観客席でじっとしてられるか疑問だわ。復帰しても素晴らしい母親でなければならないし、加えてヤダが大きくなってから、自慢できるくらいの成績が出せるプレーもしなければならないの。」
「ダベンポートと話しをさせてもらったの。彼女も元世界ランク1位で出産後に復帰を果たした選手だから。彼女にどうやって母親と選手の立場を両立させたのかを聞いたわ。彼女の意見はとても助けになったの。母親でいることへの感謝の気持ちは大きいけど、同時に他にも何かできるって思いもある。私のような若い母親は、母親でいるだけじゃなく何かをやりたいって思っている人がたくさんいるはずよ。」って、ダベンポートからの具体的な内容は明かしてはくれなかったけど、確かにダベンポートからアドバイスを仰いだのは本当らしいわね。
インタビューを行った新しいスポンサーのアデコは、ベルギーをベースにしている会社で、オリンピックやパラリンピックの公式スポンサーにもなっているスポーツに高い関心と貢献を与えている会社なんだって。
「こうしてアデコとのパートナーシップを組んで、2度目のキャリアをスタートすることができることに興奮を覚えるわ。世界的に有名なアデコとチームを組めることは、家族としてそして選手としての生活を両立させようとするチャレンジに大きな自信を与えてくれたの。こうしたモチベーションへの理解の高い会社の協力はとても大切なこと。特にアデコは、新しいキャリアへ最高のアドバイスとサポートをしてくれているの。」と、絶大なる感謝の意を表してました。
そして復帰へ向けての気持ちの変化をこう語ってました。
「正直この2年間は、テニスを恋しく思う時間さえなかったわ。結婚式を挙げてヤダを出産して。今年のウィンブルドンでのエキシビションへ向けての練習を積んで行くうちに、テニスがしたいとか試合に出たいと言う思いが戻って来たの。練習も好きだけど、試合をしたいって言う熱い思いが沸いて来てしまったの。」
キムはプロテニス選手になるように生まれて来た人間だったってことよね。
来週以降は、8月17日からのロジャース・カップを経て、8月31日からのUSオープンに出場。秋には10月19日からのルクセンブルクでのBNPパリバ・オープンの出場も決まってますね。
怪我さえしなければ、来年はフルシーズン、ツアーを回ってくれるんじゃないかしら?世界のトップでは、シビル・バンマーが娘さんを連れてツアーを回っているわ。そしてダベンポートも2人目の出産の後に・・・なんて、ならないかしらね!
2009年08月02日
サフィン、友達なんていない
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現役プロテニス選手として残り4ヶ月となったマラット・サフィン。彼は現在のツアーで、本当に友達と言える人はいないって、厳しいプロ生活を語っています。
元世界ランク1位で、2度のグランドスラム優勝を誇るサフィンは、11月にフランスはパリで行われるBNPパリバ・マスターズを最後に現役生活にピリオドを打つことを決めているの。彼は過去に同大会を2度優勝しているのよね。
「テニスは莫大なビジネスの場所。もちろん誰もが賞金獲得に貪欲なんだ。プロフェッショナル過ぎて、以前のような楽しみはなくなってしまった。誰も本当の友達なんていないよ。各自、自分のチームとツアーを回っていて、以前僕がパトリック(ラフター)やマーク(フィリプーシス)などと仲良くしていた時のような友情はもうないんだ。」
ちょっと寂しい話しだけど、これが厳しい現実なのかしらね~。“お友達”なんて言ってられないって感じかしら。
「常に付き添ってくれる人もいないし、たくさんの人と交流するのも得意じゃないんだ。ツアーで友人はいないよ。でもそれは悲しいことじゃないんだ、心配しないでくれ。」って、彼の性格でもあることを語ってました。
若い時は、ラフターやフィリプーシスなどど深い交流もあったみたいだし、キャリアや年齢なんかも関係しているのかも知れないわね。そして引退後のことも加えて語ってました。
「半年くらいのオフが必要だと思う。生活がどんな風に変わるかを実感するまでにね。もう自分の周りにテニスが存在しなくなるんだから。もうマッチポイントもないし、ジュースもない。何か違った生活になるはずさ。」
日々の試合やランキングに終われる生活ではなくなるのね。世界のトップに立ってから、慢性化しちゃった膝の怪我などに苦しんで、絶頂期のプレーに戻ることはなかった彼。あと4ヶ月しっかり頑張って、その後はしばらくゆ~~~っくり休んでもらいましょうね。
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現役プロテニス選手として残り4ヶ月となったマラット・サフィン。彼は現在のツアーで、本当に友達と言える人はいないって、厳しいプロ生活を語っています。
元世界ランク1位で、2度のグランドスラム優勝を誇るサフィンは、11月にフランスはパリで行われるBNPパリバ・マスターズを最後に現役生活にピリオドを打つことを決めているの。彼は過去に同大会を2度優勝しているのよね。
「テニスは莫大なビジネスの場所。もちろん誰もが賞金獲得に貪欲なんだ。プロフェッショナル過ぎて、以前のような楽しみはなくなってしまった。誰も本当の友達なんていないよ。各自、自分のチームとツアーを回っていて、以前僕がパトリック(ラフター)やマーク(フィリプーシス)などと仲良くしていた時のような友情はもうないんだ。」
ちょっと寂しい話しだけど、これが厳しい現実なのかしらね~。“お友達”なんて言ってられないって感じかしら。
「常に付き添ってくれる人もいないし、たくさんの人と交流するのも得意じゃないんだ。ツアーで友人はいないよ。でもそれは悲しいことじゃないんだ、心配しないでくれ。」って、彼の性格でもあることを語ってました。
若い時は、ラフターやフィリプーシスなどど深い交流もあったみたいだし、キャリアや年齢なんかも関係しているのかも知れないわね。そして引退後のことも加えて語ってました。
「半年くらいのオフが必要だと思う。生活がどんな風に変わるかを実感するまでにね。もう自分の周りにテニスが存在しなくなるんだから。もうマッチポイントもないし、ジュースもない。何か違った生活になるはずさ。」
日々の試合やランキングに終われる生活ではなくなるのね。世界のトップに立ってから、慢性化しちゃった膝の怪我などに苦しんで、絶頂期のプレーに戻ることはなかった彼。あと4ヶ月しっかり頑張って、その後はしばらくゆ~~~っくり休んでもらいましょうね。
2009年08月01日
パスゼックのドーピング違反
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オーストリア女子の若手のホープで、ランキングで自己最高位35位まで行ったタミーラ・パスゼック、18歳。彼女は自身が受けた腰痛の治療がドーピング違反にあたるとして一時的に出場停止処分が下されているの。
それは彼女が腰の治療として、自身の血液を取り出してそれに何らかの医療処置を加えてまた体内へ戻すと言うものだったらしいの。反ドーピング国際連盟の決まりとして、自身の血液を再び体へ戻すこと自体が禁止されているんだって。
この件に関しては現在調査中につき、パスゼックはその間は試合に出場できずにいるのよね。彼女は7日以内に出された質問状に答えなければならないようよ。
でも本人はその治療がドーピングのルールに反していたことを知らなかったって言っているんだけど、今月始めにその治療を受けてしまったの。本当に不可抗力だとしたら、ちょっと可哀想よね。
彼女は2006年9月、当時世界ランク259位だったんだけど、予選から出場したスロベニアの大会で何とツアー初優勝を飾ったの。若干15歳と9ヶ月の若さだったの。翌年7月には自己最高位の35位をマークしたけど、その後ちょっとスランプ気味なのよね。
彼女の父アリフ・モハメドさんは、タンザニアで生まれケニアで育ち現在はカナダに住んでいるアラブ系の人で、お母さんのフランソワーズ・パスゼックはチリ生まれのオーストリア育ちと異色の家族。それで彼女もちょっと褐色の肌をしているのね。
テニス選手は他のスポーツ選手と同様、常に怪我と隣り合わせで、その治療にはドーピングに当たらないように気を配らなければならないわ。薬などは各選手個人がみんな気にしているみたいだけどね。怪我や病気を早く治したい・・・でも治療や薬に制限があるって、何か大変よね!
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オーストリア女子の若手のホープで、ランキングで自己最高位35位まで行ったタミーラ・パスゼック、18歳。彼女は自身が受けた腰痛の治療がドーピング違反にあたるとして一時的に出場停止処分が下されているの。
それは彼女が腰の治療として、自身の血液を取り出してそれに何らかの医療処置を加えてまた体内へ戻すと言うものだったらしいの。反ドーピング国際連盟の決まりとして、自身の血液を再び体へ戻すこと自体が禁止されているんだって。
この件に関しては現在調査中につき、パスゼックはその間は試合に出場できずにいるのよね。彼女は7日以内に出された質問状に答えなければならないようよ。
でも本人はその治療がドーピングのルールに反していたことを知らなかったって言っているんだけど、今月始めにその治療を受けてしまったの。本当に不可抗力だとしたら、ちょっと可哀想よね。
彼女は2006年9月、当時世界ランク259位だったんだけど、予選から出場したスロベニアの大会で何とツアー初優勝を飾ったの。若干15歳と9ヶ月の若さだったの。翌年7月には自己最高位の35位をマークしたけど、その後ちょっとスランプ気味なのよね。
彼女の父アリフ・モハメドさんは、タンザニアで生まれケニアで育ち現在はカナダに住んでいるアラブ系の人で、お母さんのフランソワーズ・パスゼックはチリ生まれのオーストリア育ちと異色の家族。それで彼女もちょっと褐色の肌をしているのね。
テニス選手は他のスポーツ選手と同様、常に怪我と隣り合わせで、その治療にはドーピングに当たらないように気を配らなければならないわ。薬などは各選手個人がみんな気にしているみたいだけどね。怪我や病気を早く治したい・・・でも治療や薬に制限があるって、何か大変よね!