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先週、テニス人生に幕を閉じた選手がいました。

ツィポラ・オブジラー、36歳。

ツィピの愛称で知られる彼女、実は彼女のことは何度か紹介したことがあるの。

最初は、彼女が自身初のツアー準決勝の舞台に立って、初のトップ100入りを果たした時で、
2007年2月20日のブログだったの。

次が自身初のツアー決勝戦へ勝ち上がった時(惜しくも準優勝)の
2007年10月1日で、タイトルも『34歳にしてベスト・シーズン』なの!

彼女は12年前の24歳にプロデビューと、デビュー時からちょっと遅かったの。

でもその数年後には早々に引退してしまったの。

それでも彼女は、祖国イスラエルへの母国愛で、フェドカップだけには参戦していたの。

2002年のフェドカップの対アメリカ戦で、モニカ・セレスとリンゼイ・
ダベンポートと対戦した彼女は、引退している選手とは思えないプレーを披露し、当時のアメリカ監督のビリー・ジーン・キング夫人からも復帰を後押しされて、再びツアーへ戻ることを決心したの。

復帰を決めた彼女だけど、プロ・ツアーはそれほど甘くなくて、なかなか成績が上がらなかったわ。

そんな彼女がキャリア・ベストのシーズンを送ったのが、何と彼女が34歳になった2007年で初めてトップ100入りを果たして、最高位75位まで上ったの。

でも、彼女の引退は想像できたことでもあったの。

今シーズンの彼女は、それほど大会へは出場していなくて、かつてのようにフェドカップへ照準を合わせて、練習に励んでいたから、当然、ランキングはどんどん下がってしまったのよね。

そんな彼女は、引退を決めたもう1つの理由があったんだって。

彼女は、同性愛者として13年間連れ添ったハダスさんと言う彼女がいて、その彼女は2年前に子供を出産していたの。

その子はオブジラーと二人で育てていて、オブジラーもその娘さんとの時間をもっと持ちたいって思いも強かったんだって。

それでも彼女がこだわりを持っているフェドカップには出場の意思があるとか。

「もし監督が自分をチームに必要として、自分でも肉体的に十分プレーできると判断したら、もちろん断るなんてことはしないわ。」って語ってました。

同じイスラエルの後輩のシャハール・ペアも彼女の引退を悲しんでいます。

「この日はとても悲しい日だわ。ツィピはお姉さんのような存在なの。イスラエル代表チームへ入った初日から、彼女はずっとサポートしてくれてたの。私が知る限り、彼女はコートの中でも外でも、お手本になるアスリートなの。」って彼女を尊敬していました。

今年の4月で36歳になったオブジラーは、クルム伊達公子選手が復帰するまで、シングルスではツアー最年長だったの。

同年代にビルジニア・ルアノ=パスカルがいるけど、彼女は9月で36歳で、今年は6月からシングルスでの試合出場はなくて、ダブルスのみのプレーになってるのよね。

ダブルスでは、レネー・スタブズが3月に38歳になって最年長なんだけど、それでもクルム伊達選手より1つ年下なのよね!

34歳でテニス人生のピークを迎えるなんて、本当にマレなことだけど、それに見合うくらいの努力をし続けてきたって証拠なんじゃないでしょうか?

加えて、その年齢でもプレーできる体を持っていたことは、本当に幸運よね。

テニス人生後の第2の人生でもきっと幸せを掴んでくれるでしょう。
