2010年11月30日
日本のレジェンド達が集まる

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日本国内で、かつて日本テニス界をリードしていたレジェンド達が集って、豪華なイベントが開催されます。


その豪華な顔ぶれです。


大会詳細は以下の公式ホームページを見て下さいね。


http://www.masters-classic.jp/
引退された方々も、現役当時は日本を代表してデビスカップやフェドカップへ出場したり、世界の最高峰であるグランドスラムで活躍した方ばかり。


こうして日本国内でも素晴らしいイベントが開催されるなんて、本当に素晴らしいことですよね。



2010年11月29日
強かったフェデラーの今後の目標

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ロジャー・フェデラー、強かったですね~!


ここ最近、また調子を取り戻しているとは思っていたけど、今シーズンの上位8選手しか出場できないその高いレベルの大会で、予選と準決勝では全く危なげない試合を繰り広げ、若干苦手としているナダルでさえも撃ち破って自身5回目の最終戦での優勝を飾りました。

もちろん29歳の彼は、引退なんて考えていないって語ってました。


今年の全豪オープンで16回目のグランドスラム優勝を飾ったフェデラーは、それを含め5大会で優勝を飾り、今季の成績は65勝13敗でシーズンを終えます。

「素晴らしいシーズンだった。もちろん辛い負けもあった。2005年のように、17回決勝進出をして16回優勝できるなんてことが毎年あるとは思っていないさ。しっかり現実を見失わずにいるつもりさ。」って、以前より勝てなくなったこともしっかり受け止めているようね。

「男子テニスは今はかなり高いレベルにある。自分やラファのように、若くして生涯グランドスラムを達成した選手がいるのもツアーのレベルを上げている要因でもあるだろう。僕達はお互いを尊敬し合っているし、彼のテニスを素晴らしいとも思っているんだ。」って、良きライバル関係でいるようね。

今後の大きな目標としては、来年のロンドン五輪のシングルスでの金メダルを上げているわ。


これまでの一番のオリンピックでの思い出について、奥さんのミルカさんとの出会いか、ダブルスでの金メダルかって問われて、苦笑いをうかべてこう答えてました。

「その2つがあるから、これまでのオリンピックはとても感情的な思いでなんだ。選ぶことは出来ないけど、もちろんミルカとは長い思い出がある。10年間の素晴らしいテニス人生も彼女と共に歩んで来たし、二人の可愛い娘も彼女と自分に授かった。だからそれが一番のことかな。」
やっぱり金メダルよりかけがえのない物をフェデラーは、シドニー・オリンピックで手に入れたようね。

2010年11月27日
スロバキアでのエキシビ&ヒューイットの新コーチ

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スロバキアはブラチスラバで、素晴らしいエキシビションが行われました。


第1試合では32歳のフルバティが1995年の全仏オープン・チャンピオンで元世界ランク1位のムスターとシングルス対決。フルバティが6ー3、6ー4のストレートで下して勝利しました。

その後には、各選手のラケットなどのオークションが行われて、集まったお金は、ブラスチラバの血液の病気や腫瘍に悩まされている子供達への基金として、使われるようです。

それからミックスダブルスが行われて、チブルコワがフルバティと組み、クルニコワがムスターと組んで対戦したの。タイブレークを行い、スロバキア・ペアが7ー4で勝ちました。


フルバティの奥さんは、来月に第一子の出産を予定しているんだって。フルバティは世界ランク最高12位を記録して、グランドスラムでは1991年の全仏オープンのベスト4が最高成績。

その他、年初に行われる男女合同の国別対抗戦のホップマン・カップでは2005年にダニエラ・ハンチュコバとのペアで、2009年にはチブルコワとのペアで優勝を飾っているの。引退した後は、新しい家族と共に幸せな生活を送ることを祈ります。

オーストラリア男子ナンバー1のレイトン・ヒューイットが、2011年は再びトニー・ローチェ氏をコーチとして復活に懸けるようなの。

過去2度のグランドスラム優勝を誇るヒューイットは、ここ最近は怪我に泣かされて、今年も地元の全豪オープン後に臀部の手術をまた受けて、ツアー離脱を余儀なくされていたの。

その後6月のハーレでは、決勝戦でロジャー・フェデラーを下して、自身28個目のツアー優勝を飾って、良い状態で復帰していたの。でも、その後のアメリカ・シーズンでは調子を崩して、USオープン後のデビスカップで右手の怪我を負ってしまって、その後今季の大会に姿を見せることはなかったの。

そんな彼は、2007年7月から2009年8月まで、コーチとして師事を仰いでいたローチェ氏を再びコーチとして招いたの。ローチェ氏をメイン・コーチとはするものの、オーストラリア・デビスカップ・チームのコーチであるジョシュ・イーグル氏からも同時に師事を受けるんだって。

現在、世界ランク44位と大きく下げてしまっているヒューイットは、このコーチ2人体制で、どこまでランキングを戻せるのか、注目したいところですね。

2010年11月26日
セリーナ全豪も欠場&男子ツアーが短縮

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昨日お伝えしたセリーナ・ウィリアムズの来シーズン開幕戦のエキシビションの欠場とほぼ同時に、全豪オープンの欠場も表明してましたね。


今年の全豪で優勝していたセリーナは、来年の同大会後は今年獲得した2000ポイントを失うこととなるから、トップ10落ちは必至ってことね。

怪我した直後は、予定していたキム・クレイステルスとのエキシビションにも出場していたから、それほどの怪我じゃないと思っていたけど、その後アメリカへ帰って手術を受けて、9月には練習を再開していた彼女。


「復帰を急ぎ過ぎると、怪我の再発と更に悪化させてしまうことをここ数ヶ月で学んだわ。とてもコートに立ちたくて、年初のグランドスラムへ出たいと言う強い思いがあるけれど、ドクターの元で適切な治療とリハビリを受けて、完治させることが今は必要だと痛感したの。」って欠場を決めた理由を語ってました。

「この決断は心に重くのし掛かったけど、間違ってはいない。万全な体調になることを祈っているし、オーストラリアはもちろん、全世界のファンの皆さまには、より一層強いセリーナで復帰することを約束するわ。」と力強い言葉を残してました。

セリーナは大会には出場していなかっだけど、治療とリハビリを受けながらも、多忙な日々を送っていたんだって。


元気な姿で復帰する日を待ちましょう。

それから11月20日のブログで書いた男子テニスツアーにもっと長いオフシーズンをっての望む声に対して、男子プロテニス協会のATPは、これまでの5週間だったオフシーズンを2週間延長して7週間にすることを決めました。

以前のブログでも紹介したけど、小さい大会を運営している主催者側から、シーズンの短縮化によって、小さい大会が削られてしまうのでは???って心配する声が上がっていたけど、今回の案では大会数は全く変わらずに行えるように考えられたんだって。

来年のスケジュールはすでに決まってしまっているために、新たに考えた短縮されたシーズンは2012年から行われることになりました。

そうなるとツアー最終戦が2週間早くなることを受けて、国際テニス連盟(ITF)が管轄する男女の国別対抗戦(デビスカップとフェドカップ)の決勝戦の日付の変更も考える必要があるのではってことで、ITFは12月2日にセルビアはベオグラーデで行われる会合で話しあいを持つことになりました。

これまでは最終戦の翌週の週末に男子の決勝戦を行っていたけど、最終戦が2週間早まるとなると、決勝戦の日付を移動しなければ、最終戦からデデビスカップの決勝戦まで2週間半もあいてしまうことになるものね。

新しい改革へ向けて、着実に動きだしている感じね。

2010年11月25日
セリーナ、大丈夫???

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今年の全豪オープン・チャンピオンのセリーナは、ウィンブルドン優勝直後に、アクシデントから右足を割れたグラスで切ってしまって、その後のツアーは全て欠場しちゃったんだよね。

そんな彼女は先日、NFLのマイアミ・ドルフィンズとシカゴ・ベアーズの試合を観戦していて、その帰りを激写されてました。

その姿は、右足にギプスをつけて、松葉づえをついて歩いていて、女性の友人に支えられながら歩いている姿なの。


そのホップマン・カップのセリーナの欠場は、今回で3回目。よっぽど縁がないのね(笑)でも、どうしてこんなに長引いているのかしらね???

1日遅れの・・・恒例の先週の日本人選手の結果で~っす。

女子ではニュージーランドの2万5千ドルでは、岡田上千晶選手と秋田史帆選手が1回戦敗退だったけど、第5シードの瀬間詠里花選手と第7シードの飯島久美子は準決勝で対決。瀬間選手が勝利して決勝へ進出すると、その決勝戦も勝利して見事に優勝しました。


エクアドルの1万ドルでは寺澤知花選手が初戦敗退でした。

国内は兵庫での1万ドルのサーキットでは、ベスト8に第5シードの井上万里選手、渡邉廣乃選手、小沢槙穂選手、久見香奈恵選手が、ベスト4には第3シードにの井上雅選手、16歳で主催者推薦で出場の二宮真琴選手が入りました。


ダブルスではベスト4に井上&大西ペア、森&菅野ペアが入りました。決勝戦は第3シードの久見&越野ペアと小城&大竹ペアの対戦となり、小城&大竹ペアが優勝しました。

今週は国内は豊田で7万5千ドルのサーキットが行われて、第1シードに森田あゆみ、第3シードで波形純理、第4シードで土居美咲、第8シードで不田涼子選手など多くの日本人選手が出場してます。波形選手はこの大会で優勝するとトップ100入りの可能性も・・・。

オーストラリアの2万5千ドルでは第8シードで瀬間詠里花選手が出場してます。

男子では、アメリカの5万ドルのチャレンジャーに第1シード出場した錦織圭選手でしたが、2回戦敗退でした。

イランの1万5千ドルでは、予選を勝ち上がった松永浩気選手が2回戦敗退でした。タイの1万ドルではベスト8に第8シードの小野澤新選手、江原弘泰選手がベスト4には第2シードの守屋宏紀選手が入りました。第1シードの杉田祐一選手は決勝戦で第4シードのR・カラヌシッチをストレートで下して2週連続優勝を飾りました。

今週は国内は豊田で3万5千ドルのチャレンジャー大会が行われていて、第1シードに添田豪、第3シードで伊藤竜馬、第4シードで杉田祐一選手など、多くの日本人選手が出場してますね。スーダンの1万5千ドルのフューチャーズ大会ではラッキー・ルーザーで磯辺孝太郎選手が単身出場してます。

ランキングでは錦織圭選手が101位から99位へとトップ100へ返り咲きしました。杉田祐一選手が214位から206位へと上昇しました。

中国は広州で行われていたアジア大会もテニスは全日程を終了しました。日本は団体で男女とも銅メダル。



2010年11月23日
2011年女子ツアーとクルム伊達選手の来年

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来年の女子テニスツアーのスケジュールが発表になりました。


まずは夏のアメリカ・シーズンのトロントとシンシナティのプレミア大会。


これはシンシナティ大会が男女共同開催になることを受けての変化です。そうなるとロジャーズ・カップと称するトロント大会も男子のロジャーズ・カップと同じ週に行われるんだけど、女子はトロントで、男子はモントリオールでの開催となります。

ヨーロッパのクレー・シーズンでもローマ大会とマドリッド大会のプレミア大会が入れ替わります。


それから来年から登場する新しい大会が4大会です。


次はカスピ海に面したアゼルバイジャンでは史上初のWTA大会がバクって言う街で開催されます。7月の半ばに行われるインターナショナル大会は、ハードコートでバク・カップの名で開催されます。

それからアメリカ・シーズンに2つの大会がお目見えします。メリーランド州はエルクリッジでのトロイ・パーク女子テニス選手権が7月25日からで、テキサス州グレープバインでのテキサス・オープンがUSオープンの前週に行われます。

いづれもインターナショナル大会です。これまではUSオープンまでアメリカ・シーズンは、プレミア大会ばかりで、トップ選手以外はサーキット大会でUSオープンへの調整を強いられていたけど、この2大会の出現はそんな選手も実戦での調整が出来るようになりますね。

それからアメリカはチャールストンで行われているファミリー・サークル・カップとドイツはシュトゥットガルトでのポルシェ・テニス・グランプリの2大会が今年より1週前に開催されます。

大きくスケジュールを変えて開催されるのがデンマークはコペンハーゲンで8月上旬に行われていたeボックス・ソニー・エリクソン・オープンが6月6日と約2ヶ月も早く開催されることになりました。

それから最後は、ツアーを締めくくる最終戦がカタールはドーハからトルコはイスタンブールへと開催地を変更します。最終戦は3年ごとに開催地が変更されて、ドーハはその3年の期限が切れて、来年から3年間イスタンブールでの開催となります。

じゃあ、中東のカタールでは大会がなくなっちゃうのかって思ったら、2月21日からカタール・レディース・オープンと言うプレミア大会が開催されるんだって。

こうしてみると、結構変化がありますね。各選手はすでに来年のスケジューリングを開始しているはずです。 日本人選手も、1人でも多くWTAツアーで活躍して欲しいですよね。来年の頑張りに期待しましょう。

それから今日、日程を終了したアジア大会のテニス部門。クルム伊達公子選手はシングルスで第1シードながら銅メダル。その準決勝で優勝したポン・シュアイ選手との試合の後の記者会見で、引退を示唆する発言をしていたんだって。

「自分はロボットではなく、単なる人間。来年もプレーするかは現時点では確かなことは言えない。良いシーズンだったけど、今は本当に疲れている。再充電が必要で、その後に来シーズンの事を考えたい。」だって

本当にビックリしたけど、今日更新された彼女のブログでは、また来年へのチャレンジへの気持ちが書き記されていました。とにもかくにも、クルム伊達ファンのPinkyとしては、ホッと一安心でした。

やっぱりアジア・シーズンでのダブルスは、もう来年はいらないですよね。本当にシングルスに集中してもらいたい。日本国内で行われる大会に、観客を呼びたいのは分かるけど、そのためにダブルスにも出場するのは・・・大会関係者や日本テニス協会の意向なのかは、Pinkyは分かりませんが、もしそうだとしたら、本当に来年は大ベテランの彼女にその過酷な任務を任せないで欲しいですね。

なので、もっと若手の頑張りに期待しましょう。やっぱり奈良くるみ選手や土居美咲選手が早くトップ100入りして~~~って、熱望してしまいます!!!

2010年11月22日
ナダルの受賞とジョコビッチの思い

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今シーズンを世界ランク1位で終わらせることが確定しているラファエル・ナダル。



今季グランドスラムで3度の優勝を果たしたナダルは、ツアー選手達が選ぶその賞を見事勝ち取りました。

今年は受賞を逃したフェデラーだけど、やっぱりファンからの人気は相変わらす高くて、ファンが選ぶファン・フェイバリット・アワードを記録となる8年連続で受賞しました。


ボブとマイクのブライアン兄弟が最も人気のダブルス・ペアに6年連続で選ばれたんだって。


成績と人気はある程度一致するかもだけど、やっぱりあの華麗なプレーのフェデラーは、ファンを魅了するのね・・・こうして世界一から脱落しても、ファン投票では票を集めてしまうのね。

昨日から始まった男子テニスツアー最終戦の初日でフェデラーは、ダビド・フェレールを危なげなく退けてまずは1勝を飾りました。今後も好調を維持して上位進出を果たせるでしょうか?

肩の怪我の治療で、休養を取ってこの最終戦へ臨むナダルも、しっかり勝ち上がることができるかしらね?


昨日から始まったその男子テニスツアーの今季最終戦に出場を決めているノヴァーク・ジョコビッチは、その最終戦へ向けて最高の集中力が出せるか気掛かりなんだって。


世界ランク3位のジョコビッチは、シーズン獲得ポイントの上位8選手しか出場できないこの最終戦へは、4年連続の出場なの。でも国をあげて戦うデビスカップの決勝戦を控え、しかも祖国セルビアはベオグラードで行われるその試合のことが頭から離れないんだって。

「正直に言うと一番の目標は、デビスカップでの優勝なんだ。これまでも祖国の代表として戦っては来たし、これからもこうして世界一を争いたいけど、今年のように祖国で、そして地元ファンの前で決勝戦を行えるなんて、人生でもしかしたら1度しかないチャンスかも知れないんだ。」って、その決勝戦への気持ちの高ぶりを露にしてました。

「こんなチャンスがまた来るなんて、いったい誰が分かるんだい?だから、こんなに興奮しているし、やる気もみなぎっているのさ。でもまずはここ(最終戦)でベストを尽くしてから、ベオグラードのことを考えなきゃいけないね。」って、自分を落ち着かせるように語ってました。

ジョコビッチ率いるセルビアは今年、アメリカ、クロアチア、チェコ共和国と並みいる強豪を下して決勝の舞台へ勝ち進んで来たの。


23歳のジョコビッチは、今季アレルギーや呼吸障害などに何度か悩まされたとか。


「これからの2週間の厳しいスケジュールへ向けて、調整し直さなければならない。最終戦では全ての試合で全力を尽くさなければならないし、そしてデビスカップは個人で出場するどんな大会とも違った精神的なモチベーションがより一層あるんだ。」
「でもこの最終戦も楽しみにしているのも事実。こうして4年連続で出場資格を獲得することができたし、ここへこれることも大きな成功の証だからね。ここでの勝利の全ては、どれも満足の行くものになるだろう。」
最終戦でのジョコビッチは、今夜トマス・ベルディフとの試合から始まります。


ベスト4入りして優勝戦線へ残れるか、はたまた予選敗退を喫して、早々にセルビアへ帰って、フランスとのデビスカップの決勝戦へ備えるか・・・。ジョコビッチのシーズンはまだまだ気が抜けませんね。

2010年11月20日
ATPツアーの短縮化

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先週パリで行われたマスターズ1000大会中にも、多くのトップ選手が男子ツアーの短縮化を望む声が聞かれました。


今はシーズンが11ヶ月あるから、実質のオフシーズンは4週間ほど。


ただオフを長くすることは、今まで開催している大会を削らなければならなくなる場合もあって、それは大きな大会ではなく小さい大会にその恐れが回って来る可能性が高いわ。


そんな小さい大会の主催者からは、オフ・シーズンにトップ選手が巨額のお金を積まれてエキシビションへ出場する傾向が良く見られるから、大会を縮小してオフを長くしても、トップ選手達はその間にエキシビションに出場するなら、レギュラー大会に出場して欲しいって思いが強くて、ATP幹部へトップ選手にオフへのエキシビションに出場しない契約を交わして欲しいって要望する声も上がっているの。

それにそんなエキシビションへお呼びがかかるトップ選手以外は、ATPのレギュラー・シーズンが終わっても、ポイントや賞金を稼ぐために、チャレンジャーやフューチャー大会へ参戦しているから、正直あまり関係ないってわけ。

現に錦織圭選手も、来年の全豪オープンの本戦入り目指して、今週までアメリカのチャレンジャー大会に3週間連続で出場していたしね。

来週始まる男子のツアー最終戦期間中に、ATPのトップがミーティングを開いて話し合いを持つみたいだから、その結果次第では2012年から、シーズンの短縮化が現実となるかも知れないわね。

2010年11月19日
マッケンロー曰くナダルが最強&モーヤの引退

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今現在、ロジャー・フェデラーがグランドスラムの最多優勝記録を持っているけど、ジョン・マッケンローはラファエル・ナダルが史上最強のテニス選手に成り得るキャリアを築いているって語ってます。

フェデラーはピート・サンプラスが持っていたグランドスラムの最多優勝記録を塗り替えて16回の優勝を飾って、これはナダルより7個も多い数だけど、ナダルはフェデラーに対して14勝7敗と大きく勝ち越しているの。

加えて祖国スペインを率いて男子国別対抗戦のデビスカップでの世界一やオリンピックでの金メダルも持っていて、フェデラーが成し得ていない世界での大きな勲章を獲得しているの。

カタールはドーハで開催されたスポーツ会議でマッケンローは「ラファエル・ナダルがテニス史上最強の選手であるかと言う論争は起こるであろうし、今ではそう言っても過言ではなくなって来ている。」と語ってました。

マッケンローは29歳のフェデラーが、デビスカップの優勝やオリンピックの金メダルとか、これから手にする可能性がない訳じゃないと加えながらも、ナダルが成し遂げた数々の功績から、史上最強の選手なのでは・・・との考えを明かしてました。

同席したビヨン・ボルグは、まだフェデラーが史上最強ではって自身の見解を見せていたわ。


これは最もなご意見よね。



ナダルのプレースタイルから、これまでも怪我を懸念する声も上がっていたし、その通り膝の怪我にはすでに何度も泣かされているからね。

レギュラーツアーの最後となったパリでのマスターズ1000大会も、来週からのツアー最終戦へ備えて、膝の治療のために欠場を強いられていたからね。

世代を越えて、『誰が史上最強か?』って比べるのは本当に難しいこと。



ま、フェデラーは自分でも熱望していたデビスカップの優勝に来年こそは力を注がないと、その夢の達成は難しくなっちゃいそうよね!


テニス365の11月18日のニュースにもなりましたが、1998年の全仏オープン・チャンピオンで翌年の3月に世界ランク1位の座についたカルロス・モーヤが現役生活にピリオドを打ちましたね。

現行のランキング・システムになってから、スペイン人として初めて世界ランク1位に上り詰めたモーヤは現在34歳で、ここ数年は右足の怪我に苦しんでいて、15年のプロテニス人生に幕を降ろす決断を下したの。

現在世界ランク1位のナダルとは同じマヨルカ島出身で、ナダルは幼い頃からモーヤを憧れ、一緒に練習もしたほど親しかったんだって。



2010年11月18日
エドバーグとサフィンの近況報告

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11月16日のブログでお伝えした男子シニア・ツアーに今季も2回参加したステファン・エドバーグが自身の近況について語っていたので、ご紹介します。

「テニスは今の自分の生活では、ほんの一部にすぎない。10年から12年、全くと言っていいほどテニスをしてなかった。2008年に大会に出場し始めたんだ。その年は2大会、去年は6か7大会だし、それほどしていないよ。」って今はテニスが中心じゃないみたいね。

「地元でビジネスをしていて、不動産業や金融会社にも出資している。だから仕事がたくさんあるし、家にはやんちゃな2人の子供もいるからね。家にいる時は時間がなくて週に2、3回そこから逃げるためにテニスをしているんだ。健康維持や試合感覚を保つためにもね。」って、その多忙な様子を語ってました。

同じくシニア・ツアーに参戦し始めたマラット・サフィンも近況について語っていたので、そちらもご紹介しましょう。

「ロシア人選手を追っていて、同時にロシアのジュニア選手の世話もしている。僕にはとても興味を注られる事。彼らをトップ100入りさせる手助けをしているのさ、良いジュニアが今は必要だからね。1、2年後には彼らについて大会にも訪れることになるだろう。」もっぱらジュニアの育成に力を注いでいるようね。

「彼らが正しい道を歩けるように手助けをして、マネージメントもしているのさ。あまりたくさんのジュニアがいる訳じゃないし、経験も少ないからね。よく呼ばれて、何をしたら良いか、どこへ行けば良いか、練習のスケジュールをどうしたら良いかって聞かれるよ。たまには一緒にボールも打つ。それは仕事としてじゃなくて、彼らが必要としているからさ。それは一番大切なことだろう。」
ジュニアへの思いは相当なものかも知れないわね。


それから、テニス365の11月17日のニュースにもなっていたけど、男子テニスツアーの最終戦のグループ分けが決まりましたね。


シングルスのグループAにはラファエル・ナダル、ノヴァーク・ジョコビッチ、トマス・ベルディフ、アンディ・ロディック。グループBにはロジャー・フェデラー、ロビン・ソデルリング、アンディ・マレー、ダビド・フェレール。

ダブルスのグループAには、ボブ・ブライアン&マイク・ブライアン、ドロウィー&パエス、フィルステンバーグ&マトコフスキ、メルツァー&ペッツシュナー。グループBにはネスター&ジモンイッチ、クボット&マラチ、ブパティ&ミルニー、ムーディ&ノーマン。

来週はロンドンで熱い戦いが繰り広げられますね!!!

2010年11月17日
ヒンギスの新しい彼氏

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元世界ランク1位のマルチナ・ヒンギスに新たなラブロマンスが伝えられました。


そして彼女の新しいお相手は・・・フランス人で24歳のティボール・ウーティンさんで、彼は馬術競技の障害飛越の選手らしいの。


これまでも色々な男性と噂になったヒンギス。そんな彼女の歴史(?)を年代別に見てみましょう。

1998年、フーリアン・アロンソ(元スペイン人テニス選手、’97年に新人賞を取るも現役5年で引退しちゃった)
2000年、マグナス・ノーマン(自己最高2位に行ったテニス選手で、現在はロビン・ソデルリングのコーチ)
2001年、クリス・カルキン(弁護士)
2002年、セルジオ・ガルシア(スペイン出身のプロゴルファー)
2004年、ステファン・ヘッガー(???)
2005年、ソル・キャップベル(イギリス人のプロサッカー選手)
2006年、ラデク・シュティエパネック(現役テニス選手)
2007年、シュティエパネックと婚約するも、その後破局
2010年、アンドレアス・ビエリ(弁護士)
2010年、ティボール・ウーティン(馬術競技者)
と、そうそうたる顔ぶれですね・・・
ウーティンさんとの恋愛については、今月初めのフランスのメディアへのインタビューで明らかにしたらしいわ。


恒例の先週の本人選手の結果で~っす。

女子では、オーストラリアの2万5千ドルのサーキットでは、第8シードの米村知子選手、飯島久美子選手、瀬間詠里花選手、岡田上千晶選手、手塚玲美選手が1回戦で、第2シードの波形純理選手が2回戦敗退でした。



フィリピンの1万ドルでは第4シードの井上万里選手、内藤陽子選手、予選を勝ち上がった江口実沙選手が揃って初戦敗退、道慶知子選手も2回戦で姿を消しました。



今週はニュージーランドの2万5千ドルでは第5シードで瀬間詠里花、第7シードで飯島久美子、岡田上千晶、秋田史帆選手が出場してます。エクアドルの1万ドルには寺澤知花選手が単身出場してます。

国内では兵庫で1万ドルのサーキットが行われていて、第3シードに井上雅、第4シードで中野祐美、第5シードで井上万里、第6シードで伊藤和沙、第7シードで小城千菜美、第8シードで大西香選手などが出場してます。

男子では、アメリカの5万ドルのチャレンジャー大会に第3シードで出場した錦織圭選手が見事優勝して、今季チャレンジャー大会で4回目の優勝を飾りました。

タイの1万ドルのフューチャーズ大会では竹内研人選手が1回戦で、江原弘泰選手が2回戦で敗退だたけど、第1シードの杉田祐一選手と第7シードの小野澤新選手が決勝で対戦となりました。その決勝は杉田選手が6-4、6-2で勝利して優勝しました。


イランの1万5千ドルでは、予選を勝ち上がった松永浩気選手がベスト8入りを果たしました。

今週もアメリカの5万ドルのチャレンジャーに第1シードで錦織圭選手が出場してます。イランの1万5千ドルに、予選を勝ち上がって松永浩気選手が出場してます。タイの1万ドルには第1シードで杉田祐一、第2シードで守屋宏紀、第8シードで小野澤新、竹内研人、江原弘泰、佐藤文平選手が出場してます。

ランキングでは錦織圭選手が120位から101位へと上昇して、来年の全豪オープンの本戦入りの可能性が高くなりました。


先週末から始まった中国は広州でのアジア大会。



今週はシングルスとダブルスが行われます。団体戦の悔しさをバネに、男女とも1つでも多くのメダルを獲得して欲しいですね。

2010年11月16日
男子シニアツアー、最終戦へ

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男子テニスツアーのATPが統括するシニア・ツアーのATPチャンピオンズ・ツアーの今季レギュラー・シーズン第10戦で最後の大会が11月11日から14日までオーストラリアはシドニーで行われました。

14日の日曜日に行われた決勝戦では、パトリック・ラフターがジョン・マッケンローを6-2、6-2のストレートで下して地元での嬉しい優勝となりました。


ラフターは子供の頃からマッケンローが憧れの選手だったんだって。

実はマッケンローは決勝の前日に、マッツ・ウィランダーと7-6(9-7)、7-6(7-0)の大接戦を演じていて、51歳の彼はその疲れが取れないままで決勝戦を迎えることになってしまったみたいなの。

「悪い試合をしたとは思っていないよ。彼(ラフター)が良すぎたんだ。彼のキックサーブはリターンするのが大変だったし、ネットでの動きも素晴らしかった。もし自分が彼のヒーローだったら、彼が僕にしたことは本来なら嫌になるけど、もし誰かに負けるとしたら、やっぱり彼が良かった。だって、彼は本当に一流の選手だからね。」
マッケンローも、冗談交じりにラフターを褒め称えてましたね。


同じ日に行われた3位決定戦では、トマス・エンクヴィストがパット・キャッシュを6-3、7-5で下して勝利してました。

予選ラウンドロビンの結果は以下の通りです。

グループA
パトリック・ラフター 2勝1敗(5-3)
トマス・エンクヴィスト 2勝1敗(5-3)
ゴラン・イヴァニセビッチ 2勝1敗(4-3)
エンリ・ルコント 0勝3敗(1-6)
(マッケンローとエンクヴィストは直接対決でマッケンローが勝利で1位通過と思われます)
グループB
ジョン・マッケンロー 3勝0敗(6-0)
パット・キャッシュ 2勝1敗(4-2)
マッツ・ビランデル 1勝2敗(2-5)
ウェイン・フェレーラ 0勝3敗(1-6)
このシニア・ツアーは最終戦がイギリスはロンドンで11月30日から12月5日に行われます。


すでに、予選の試合スケジュールが発表になりました。ご紹介しましょう。

11月30日
パトリック・ラフター 対 パット・キャッシュ
イェブゲニー・カフェルニコフ 対 セドリック・ピオリーン
ティム・ヘンマン 対 ヨウネス・エル=アナウイー
トマス・エンクヴィスト 対 ジェレミー・ベイツ
12月1日
グレッグ・ルゼッドスキ 対 セドリック・ピオリーン
マーク・フィリプーシス 対 トマス・エンクヴィスト
ティム・ヘンマン 対 ゴラン・イヴァニセビッチ
パット・キャッシュ 対 トッド・マーティン
12月2日
グレッグ・ルゼッドスキ 対 イェブゲニー・カフェルニコフ
マーク・フィリプーシス 対 ジェレミー・ベイツ
パトリック・ラフター 対 トッド・マーティン
ゴラン・イヴァニセビッチ 対 ヨウネス・エル=アナウイー
と、豪華な対戦カードが目白押しです。


2010年11月15日
男子最終戦へのダブルス8組も決まる

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男子テニスツアーのレギュラー・シーズン最後のパリでのマスターズ大会も終わりましたね。



先週水曜日にニコラス・アルマグロ&ダビド・マレロ組を下した時点で、ルーカス・クボット&オリバー・マラチ組が5枚目の切符を手にしました。

そして残る3つの切符も決まりました。


そのブライアン兄弟の勝利でマリウス・フィルステンバーグ&マーチン・マトコウスキ組も最終戦への切符を手にしました。

残る1枚の切符はその時点で、ムーディ&ノーマン組とフランティセック・チェルマック&ミカール・マルティナック組で争われたの。


そのチェルマック&マルティナック組は土曜日に行われた準決勝で、同大会で優勝を果たしたブパティ&ミルニ組に敗れてしまったの。


インド&パキスタンのアジア・ペアーで今季好成績を上げていたロハン・ボパンナ&アイサム=ウル=ハク・クレシ組は先週は2回戦で敗退しちゃって、自力で最終戦への切符を獲得することが出来ませんでした。


同12位のユルゲン・メルツァー&フィリップ・ペッツシュナー組はウィンブルドンでの優勝から出場権を獲得してました。



ダブルスに出場の8組をまた、紹介してみましょう。

1:ボブ・ブライアン&マイク・ブライアン
2:ダニエル・ネスター&ネナダ・ジモンイッチ
3:マヘッシュ・ブパティ&マックス・ミルニ
4:ルーカス・ドロウイー&リエンダー・パエス
5:ルーカス・クボット&オリバー・マラチ
6:マリウス・フィルステンバーグ&マーチン・マトコウスキ
7:ウェスリー・ムーディ&ディック・ノーマン
8:ユルゲン・メルツァー&フィリップ・ペッツシュナー
以上の8組です。


来週のロンドンではシングルス、ダブルス共に、熱い戦いが繰り広げられそうね。

2010年11月14日
女子ダブルス&シュレボトニック、ダブルス中心に

一日一回クリックしてねん


昨日は女子ツアーのシングルスの年末ランキングなど、シングルスについてお伝えしましたけど、今日はダブルスに目を向けてみたいと思います。

去年はリーゼル・フーバー&カーラ・ブラックのペアーにセリーナとヴィーナスのウィリアムズ姉妹のペアーがダブルス界を占領してました。


今年は、フーバーとブラックが4月でコンビを解消。



そんな中、好調なダブルスを展開したのが現在ダブルス・ランキング1位のヒセラ・ドゥルコとパートナーで同2位のフラビア・ペネッタ。


グランドスラムでの優勝こそなかったけど、その後も3大会で優勝を飾り、ツアー最終戦でも優勝して今季のシーズンを終えたの。


そのグランドスラムでまさかの活躍を見せたのが、ヴァニア・キング&ヤロシュラバ・シュウェドワのペアー。



去年はリサ・レーモンドと組んでいたクヴェタ・ペシュケと、去年怪我から復帰したカテリーナ・シュレボトニックが今季はペアーを組んで2度の優勝を6度の準優勝を飾り、ツアー最終戦でもドゥルコ&ペネッタ組に敗れはしたものの、今季7度目の準優勝で今シーズンに幕を閉じました。

そのレーモンドは今季開幕戦から、かつて一世を風靡したレネー・スタブスと再びコンビを組んで、2度の優勝と2度の準優勝を飾って33勝18敗の好成績を残しました。


そうそう、夏のアメリカ・シーズンではリンゼイ・ダベンポートが約2年ぶりに公式戦にダブルスで登場しましたね。



Pinky個人的には、マルチナ・ヒンギスのツアー復帰のきっかけとしてダベンポートが一緒に組んでダブルスに登場してくれたら、観客も喜ぶだろうし、きっと好成績を残してくれると思うんだけどな・・・。

そうそう、日本の浅越しのぶさんや杉山愛さんとダブルスを組んで、日本人にもお馴染みのシュレボトニックだけど、来年はシングルスからは引退してダブルスを中心にツアーを回ることを決めたんだって。

2004年から2006年にかけて浅越さんと組んで二人で3大会で優勝、2007年からは杉山さんと組んで4大会で優勝する活躍を見せていて、シングルスでも2006年8月に20位まで上り詰めて、その後も安定して20~30位を維持していたの。

でも2008年のオフシーズンにアキレス腱を断裂してしまって、2009年のシーズンのほとんどを棒に振っちゃって、復帰しようと思ったら右肩を負傷。


そんな彼女は去年のUSオープンでシングルスで復帰したけど、その後6大会連続で初戦敗退と勝てず、最後に出場したルクセンブルグ大会でやっと2勝してベスト8入りで去年のシーズンを終えたの。

今年はダブルスでは好成績を上げながらも、同時に出場したシングルスでは3勝11敗とランキングを戻すことができず、ダブルス・ランキングでは6位とトップ10に返り咲いたもののシングルスでは316位と結果が残せなかったのよね。

シングルスのランキングを上げるためには、ITFのサーキット大会に出場してWTA大会へ出場できるランキングに戻す必要があるの。


現在29歳の彼女としては苦しい選択を強いられてしまったってわけ。


怪我から思うように復活できなかったけど、考えようによっては、ダブルス巧者な彼女はツアーに残る道が残っているだけでも幸せなことなのかも知れないわ。


2010年11月13日
女子年末ランキング&ヤンコビッチの手術

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女子のWTAツアーは終了しましたね。


トップ10では、去年の10人から3人が代わりました。


トップ50の中で、今年ランキングを大きく上げた選手もいます。



12位にいるジュスティーヌ・エナンは、今年から復帰したので去年はもちろんランキング圏外で、今年1年(ウィンブルドン以降は怪我で離脱しちゃったけどね)で12位まで上げたのはさすがですね。

去年に引き続き今年もロシア勢力は健在でした。



去年賑わせた10代の活躍は今年はそれほどじゃなかったわね。



比べて30歳以上の選手の活躍が目立った年でもありました。


今年は30歳で5位のヴィーナス・ウィリアムズ、30歳で7位のスキアボーネ、31歳で44位のシュニーダー、それに何と言っても40歳で46位のクルム伊達公子選手がいますね。


来年の今頃はどんなランキングになっているでしょうね。もっとたくさんの日本人選手が、トップ50にいて欲しいものですね!

その年末ランキング8位で、4年連続でのトップ10フィニッシュをしたイェレーナ・ヤンコビッチが、実は木曜日に目の手術をしていたんだって。

ウィンブルドン後、今季の後半はあまりパッとしなかったのは、こんな理由があったからなのかしらね?


「何かを左目から取り除かなければならなかったの。ちょっと縫ったけど、1週間くらいで抜糸できるはず。眼帯をしなきゃならないから、この1週間は海賊のように見られちゃうわ。」っておどけてました。

それほど大きな怪我(病気???)じゃなくて良かったわね。


これで2011年は年初から、“しっかり”ボールが見えて、好成績を上げてくれるはずね。


2010年11月12日
男子最終戦出場者が出揃う

一日一回クリックしてねん


男子テニスツアーの最終戦出場の選手が全員出揃いましたね。


今季獲得ポイントの上位8選手しか出場できないこの最終戦はすでに、ラファエル・ナダル、ロジャー・フェデラー、ノヴァーク・ジョコビッチ、アンディ・マレー、ロビン・ソデルリングの5選手が出場権を獲得していたの。

それに加えて、トーマス・ベルディフ、ダビド・フェレール、アンディ・ロデックが残る切符を手に入れました。

その最終戦へのチャンピオンズ・レースで9位にいたフェルナンド・ベルダスコが昨日の3回戦で敗退したために、ベルディフとフェレールが、ロデックは自身がベスト8入りを決めたことで出場が決まったの。

ロデックはユルゲン・メルツァーとの出場権争いで、メルツァーが出場権を獲得するためには、このマスターズ大会での優勝と同時にロデックが3回戦で敗退する必要があったからなの。


25歳のベルディフは今年エントリーした8選手の中で唯一初出場で、彼はウィンブルドンで自身初の4大大会の決勝へ進み(ナダルに敗れて準優勝)、マイアミのマスターズ1000大会でも準優勝(ロデックに負けて)、全仏オープンでもベスト4、その他7大会でベスト8とキャリア・ベストのシーズンを送って、自己最高位の6位にいるの。

「最終戦への出場権を獲得できたのは日頃の激しい練習の成果だと思う。自分の名前が最終戦の出場選手の名前にあるのを見るのは本当に嬉しいこと。」と喜びを語ってました。

28歳のフェレールはこれが3年ぶりの最終戦出場で、今年は2月のアカプルコと先週地元のバレンシアで優勝して、ローマでのマスターズ1000大会を含め3度の準優勝を飾る活躍を見せたわ。

「こうしてまた最終戦へ出場できてとても嬉しく思う。去年はその大会をテレビで見ていたからね。今年は大会が開催されるロンドンでプレーすることができて、本当にハッピーさ。」って去年の思いも語ってました。

28歳のロデックはこれが8年連続の出場だけど、2005年は腰の怪我で、去年は膝の怪我で欠場を余儀なくされたの。


「最終戦出場は、毎年シーズン初めの目標なんだ。毎年達成している結果さ。毎回そこにたどり着くのがどれほど大変か実感させられる度に、光栄な気持ちで一杯。1大会で好成績を上げるだけではなくて、毎週行われる大会で結果を出さなくてはたどり着けないものなんだ。」って最終戦出場の難しさを語ってました。

2010年の集大成と言っても過言じゃないその最終戦。


2010年11月10日
シニア・ツアーもシーズン終盤

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先週5日から7日にかけてグランドケイマンで行われた男子シニアツアーの『チャンピオンズ・シリーズ』は、7日の決勝ではステファン・エドバーグがマラット・サフィンを7-6(7-5)、2-6、10-8のフルセットで下して優勝しました。

サフィンはこれが初のシニアツアー出場だったけど、初出場初優勝とは行きませんでしたね。

6選手のトーナメントで行われたこの大会は、エドバーグとサフィンが1回戦が免除されて残る4選手で準々決勝が行われました。

ジム・クーリアがアーロン・クリックスタインを6-4、6-4で、ジミー・アライアスがミカエル・パーンフォースを6-4、6-4で下してベスト4入り。

準決勝では、サフィンがクーリアと6-4、6-4で、エドバーグがアライアスを6-4、6-2で下して決勝進出を決めてました。

決勝戦と同日に行われた3位決定戦では、クーリアがパーンフォースを6-4、6-3のストレートで下しました。

11月4日のブログでお伝えしたように、この大会には当初、マイケル・チャンが出場する予定だったけど、奥さんが第一子出産に立ち会うために欠場しちゃったの。


恒例の先週の本人選手の結果で~っす。

女子では、台湾の10万ドルのサーキットでは予選を勝ち上がって中野祐美選手が1回戦で、飯島久美子選手が2回戦敗退でした。


アメリカの5万ドルに第4シードで出場予定だった奈良くるみ選手だけど、試合直前に手首に痛みが出ちゃって試合開始前に棄権をしました。来年の全豪オープンの本戦入り目指していたくるみ選手だったから、苦渋の決断だったようだけど、今は怪我を治す方が先決ですよね。


コロンビアの1万ドルに出場したいた寺澤知花選手は初戦敗退でした。フィリピンの1万ドルでは内藤陽子選手、予選を勝ち上がった岡崎宏美選手は共に1回戦で、道慶知子選手は2回戦で負けちゃいました。

今週はオーストラリアの2万5千ドルのサーキットに第2シードで波形純理、第8シードで米村知子、飯島久美子、秋田史帆、瀬間詠里花、岡田上千晶、手塚玲美選手が出場してます。フィリピンの1万ドルには第4シードで井上万里、内藤陽子、道慶知子、予選を勝ち上がった江口実沙選手が出場してます。コロンビアの1万ドルには引き続き寺澤知花選手が出場してます。

ランキングではクルム伊達公子選手が53位から46位と復帰後最高位へジャンプしました。来年はトップ30入り、トップ20入りしてもらっちゃいましょう!!!

男子では、アメリカの5万ドルのチャレンジャー大会では第5シードの錦織圭選手がベスト8でした。スペインの1万ドルのフューチャーズで予選を勝ち上がって出場したダニエルタ太郎選手は1回戦で敗退でした。

今週もアメリカの5万ドルのチャレンジャー大会に第3シードで出場してます。


ランキングでは錦織圭選手が126位から120位へ上がって、日本人最高位になりましたね。

先週末からは始まった、第85回ニッケ全日本テニス選手権では、男子シングルスでは杉田祐一選手が優勝で、ベテランの鈴木貴男選手が準優勝でした。男子ダブルスでは岩見亮&近藤大生ペアーが優勝し、喜多文明&仁木拓人ペアーが準優勝でした。

女子シングルスでは土居美咲選手が優勝で、米村知子選手が準優勝でした。女子ダブルスでは藤原里華&浜村夏美ペアーが優勝で、青山修子&井上明里ペアーが準優勝でいた。ミックスダブルスでは、篠川智大&瀬間詠里花ペアーが伊藤潤&井上明里ペアーを下して優勝でした。

2010年11月09日
デントとダムの引退

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11月3日のブログでちょうど書いたけど、テイラー・デントが引退を表明しましたね。



彼は4度のツアー優勝があって、そのうちの3つを2003年に獲得していたの。


でもそんな好調なデントを激しい腰の痛みが襲ったの。


2004年、2005年は優勝こそなかったけど、安定した成績を収めていたけど、2006年は腰痛が悪化。


2008年5月にチャレンジャー大会でツアー復帰を果たして5大会に出場、2009年は4年ぶりにフルシーズン戦って年初の865位から76位まで一気にランキングを上げて、その年の“カムバック賞”を受賞しました。

でも、今年は8月に復帰後最高位の70位を記録したものの好成績を残せず、現在は85位。


「12年間にも渡り、世界最高のレベルで戦ってこれたことをとても光栄に思う。テニスをしていなかったら訪れなかっただろう世界各地を見ることができたし、一生の友に成り得る友人にも会うことがでした。」って、テニス選手だったことに感謝してました。

「今後は特に妻のジェニファーと息子のダクランと過ごす時間をたくさん持ちたいと思っている。テニスの世界には今後も関わって行きたいし、これまでツアーを回っていたために出来なかったもっと多くのチャンスをテニスの世界に広げて行きたい。」と今後の抱負も語っていました。

それからもう一人、引退を決意した男子選手が。



ダムはシングルスでは1997年の42位が最高位なんだけど、2002年の5月を最後にシングルスからは身を引いて、ダブルスをメインにツアーを回り始めたの。

そんな彼は2006年のUSオープンでリエンダー・パエスと組んで優勝して、2007年4月にダブルス・ランキングで5位まで上り詰めました。


でも彼は、テニスから離れることはなくて、今後はアメリカ男子期待の星、18歳のライアン・ハリソンのコーチとして彼のツアーに付いて回ることになるそうよ。

デントもダムも、引退した後の第2の人生でも、活躍して欲しいですね!!!

2010年11月08日
ニューヨークシティー・マラソン

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先月、世界中で大々的に伝えられたチリの鉱山落盤事故での救出劇。


そのニューヨークシティー・マラソンには元テニス選手も出場していたんですよ。


次がヤニック・ノアで4時間01分38秒、続いてジャスティン・ギメルストブの4時間09分58秒、続いてジョナサン・スタークで4時間24分22秒でした。

ギメルストブは、アンディ・ロディックと賭けをしていたらしく、もしギメルストブが4時間45分を切るタイムでフィニッシュできたら、ギメルストブが行っているチャリティーへ1万ドル寄付するって言うもの。

見事その賭けに勝ったギメルストブ、ロディックは彼のチャリティー基金へ1万ドルを寄付することになったそうです。そう言う温かい賭けは大歓迎よね。

そう言えば、引退している時にあのクルム伊達公子選手もマラソンしてましたよね。



あ、昨日のブログで書いた、クルム伊達選手の愛知県でのサーキット大会ですが、彼女は今年はエントリーしていませんね。



来シーズンは、インターナショナル大会で優勝して、史上最年長記録を更新してもらうと共に、去年、今年と主催者推薦で出場した第2の最終戦であるバリでのコモンウェルスバンク・トーナメント・オブ・チャンピオンズに自力で出場して欲しいですね。

そのためにも、4回あるグランドスラムでは全てで初戦突破して、安定して3~4回戦までは行って欲しいです。


実はグランドスラムは、毎日試合があるわけではないので、1つ勝つと翌日は休みって言うのも、クルム伊達選手には嬉しいことじゃないでしょうか。


2010年11月07日
クルム伊達選手お疲れ様、でもまだ続く・・・

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女子テニスツアーの第2の最終戦である『コモンウェルス・バンク・トーナメント・オブ・チャンピオンズ』、今日行われた3位決定戦は、クルム伊達公子選手がダニエラ・ハンチュコバを7ー5、7ー5のストレートで退けて、対戦成績を3戦全勝としました。

決勝戦はアナ・イバノビッチがアリサ・クレイバノワを6ー2、7ー6(7ー5)で下して見事に優勝。


ネット配信のライブ中継でクルム伊達選手の試合を見ていたけど、出だしは本当に多彩なショットの応酬でハンチュコバを圧倒!


やっぱり疲れがあるな~って印象で、5ゲームを連取されて逆転を許しちゃったの。



第2セットもお互い譲らず、接戦となるものの勝利への気持ちがこの日の勝ちを導いたような気がします。


クルム伊達選手は次は休む間もなく、中国は広州で開催されるアジア大会に、日本代表で出場します。



2010年11月06日
惜しい・・・クルム伊達選手!

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女子テニスツアーの第2の最終戦である『コモンウェルス・バンク・トーナメント・オブ・チャンピオンズ』、今日の準決勝はクルム伊達公子選手、惜しかったですね~。


何と言っても第1セット。



第2セットでは、立て直してきたイバノビッチに終始リードされて、5-2から彼女のサービスゲームで30-0から2ポイントを奪ったけど、最後はクルム伊達選手が回り込んで打ったフォアハンド(だったかな?)の逆クロスがサイドアウト。

握手を交わしたイバノビッチがクルム伊達選手の肩を叩いて何か言葉をかけてました。


明日行われる決勝戦はイバノビッチと、アリサ・クレイバノワで争われます。


イバノビッチはここ最近の試合から、トップ10にいた時の実力をしっかり取り戻しているな~って感じね。



そんな彼女にクルム伊達選手があそこまでできたってことも、来シーズンの期待に繋がりますね。

明日のハンチュコバ戦、彼女とはこれまで2度対戦して2勝。



アメリカで頑張っている錦織圭選手は、5万ドルのチャレンジャー大会に出場してベスト8入り。


でも、その準々決勝で惜しくも敗退。



5万ドルのチャレンジャー大会は、ベスト8で15、ベスト4で29、準優勝で48、優勝で80だから、残りの2週間で何とか決勝進出はしたいですね。

2010年11月05日
クルム伊達選手、記録塗り替えて~~~!!!

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女子テニスツアーの第2の最終戦である『コモンウェルス・バンク・トーナメント・オブ・チャンピオンズ』が昨日から始まりましたね。


この大会は、今年のインターナショナル大会の優勝者の上位6人と、主催者推薦の2人の合わせて8人が出場してます。


そして彼女、昨日の初日に大会第1シードのナ・リーと対戦。


これで来週発表のランキングで49位になるのではないでしょうか。




イバノビッチは長いスランプからやっと抜け出しつつあって、昨日も大会第3シードのアナスタシア・ハブリュチェンコワをわずか56分で撃破。



この大会は8選手しか出場していないから、最大3試合しか試合がないの。



準決勝へ勝ち上がった彼女は、このあとは勝っても負けても2試合あります。



HPオープンで逃した史上最年長優勝記録をこの大会で塗り替えてもらっちゃいましょう!!!

2010年11月04日
シニア・ツアー情報&ツォンガの怪我の悪化

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ジム・クーリアらが主催している男子シニアツアーのチャンピオンズ・シリーズは、今夜4日から7日までグランド・ケイマンで行われる大会が今季レギュラー・シーズンの最後の試合となります。

その後はアラブ首長国連邦のドバイでシニア・ツアーの最終戦として11月17日から20日まで『エミレーツNBDザ・レジェンド・ロック・ドバイ』と称する大会を最後に今季のシニア・シリーズに幕を閉じます。

明日から行われるグランド・ケイマンの大会には1989年に若干17歳で全仏オープンに優勝し、史上最年少でグランドスラム優勝を果たしたマイケル・チャンが出場予定だったんだけど、奥さんが第一子の出産が間近と言うことで、急遽キャンセルしてしまいました。

現在38歳のチャンは同じ中国系アメリカ人で、元女子プロテニス選手だったアンマー・リウさん(26歳)と2008年10月に結婚していたの。

「ケイマン諸島での大会で戦うことをとても楽しみにしていました。ただ今回は、妻と一緒に待ち望んでいた第一子の出産が近いので、妻の元にいる必要があり出場が不可能となりました。」ってチャンは残念な思いを語ってました。

そんなチャンに代わってミカエル・パーンフォースが出場します。


サフィンは引退後、シニア大会はもとよりエキシビションなどにも一切出場していなかったの。


こうして元気にシニア大会へ出場してくれるのは、ファンにとってまた彼の元気なプレーと突飛な(?)パフォーマンスが見られるかチャンスが与えられた気分ね。


世界ランク13位のジョー・ウィルフリード・ツォンガが左膝の怪我のため、今季のプレーを終了する決断を下しました。


その後は全仏オープンからUSオープンまでの約3ヶ月半を治療にあてて、東京で行われた楽天ジャパン・オープンに出場するもヤルコ・ニエミネンに負けて初戦敗退。


「今後6週間くらいは完全な休養が必要になってしまった。炎症止めを使いながら試合を続けることはできるかもしれないけど、半年も怪我に泣かされるリスクを冒したくなかった。2008年の北京五輪の欠場と同じくらい、辛い経験になってしまった。」ってツォンガは状況を説明しつつ、自分の気持ちを語っていました。

ツアー最終戦への残り3枚の切符への可能性もわずかながら残されていたツォンガだけど、その希望も断念。



怪我を悪化させて長引かせるよりは、やっぱり早めに治療することの方がプロテニス選手にとっては必要なことよね。


2010年11月03日
引退を決意する時

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女子ダブルスで長年トップを走り続けたレネー・スタブスが引退を示唆する発言をしていたの。39歳とクルム伊達公子選手の1つ年下の彼女は来年2月の女子国別対抗戦(フェドカップ)の対イタリア戦後に現役を退くかも知れないとのこと。
祖国オーストラリアで行われる全豪オープンと、その祖国代表で出場するフェドカップを最後に、現役生活にピリオドを打つかもって言うのが彼女の考えみたい。
「もしフェドカップの1回戦に勝って準決勝進出を決めたら、その時は準決勝もチームのために戦って、これまで長い間乗って来た電車の旅を続ける可能性が少しあるわ。」ってメルボルンのメディアに語ってました。
「でもその時を迎えるのはフェドカップと決めているの。」って、国を代表して戦うフェドカップに対する思いの強さを語っていました。40歳にしてまだまだやる気のクルム伊達選手もいるんだし、続ければ良いのに・・・とも思うけど、クルム伊達選手と違って、もう長年走り続けたわけだし、きっと彼女には思うところがあるんでしょうね!
引退と言うと、テイラー・デントも引退に触れる発言をしていたの。彼は今週、錦織圭選手も出場しているアメリカはチャーロッツビルのチャレンジャーに出場していて、チャーロッツビルの地元メディアに語ってました。
「前進し続けてると感じている間は戦い続けるよ。でもそうじゃなくなったら、成績が落ち込んだり、後退しているなって感じたら、早かれ遅かれそれ(引退)を決意すると思う。」だって。
デントはまだ29歳だけど、2005年に自己最高位の21位になっだけど、その後は何度も腰の手術を受けて2年もツアー離脱を余儀なくされたの。そして2008年に復帰してこれまで最高76位(現在は89位)まで戻しているのよね。
彼は元プロテニス選手のジェニファー・ホプキンスと結婚して、今では9ヶ月の息子さんがいて、幸せな家庭生活を送っているから、引退を考えて新しい人生を考えてしまう時期なのかも知れないわね。
恒例の先週の本人選手の結果で~っす。

女子では、フランスの10万ドルのサーキットでは予選を勝ち上がった藤原里華選手が1回戦敗退でした。


台湾の1万ドルでは、江藤奈緒子選手、永井陽子選手が1回戦で敗退でしたが、第6シードで中野祐美選手がベスト8でした。



今週は台湾の10万ドルのサーキットに第4シードで森田あゆみ、第8シードで波形純理、飯島久美子、予選を勝ち上がって中野祐美選手が出場してます。


コロンビアの1万ドルには寺澤知花選手が引き続き出場してます。フィリピンの1万ドルでは道慶知子、内藤陽子、予選を勝ち上がった岡崎宏美選手が出場してます。

男子では、スペインの1万ドルのフューチャーズで予選を勝ち上がってダニエル太郎選手が1回戦敗退でした。

今週はアメリカの5万ドルのチャレンジャー大会に第5シードで錦織圭選手が出場してます。


先週末からは始まった、第85回ニッケ全日本テニス選手権には多くの日本人トップ選手が出場中です。


2010年11月02日
ダベン・ママのハロウィンとクルム伊達選手のドロー

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二人の子供を授かって幸せにお母さん生活を送っているリンゼイ・ダベンポートも、子供の仮装姿を画像でアップしていたので、ちょっと拝借してしまいました。

息子で3歳のジャガー君はトイストーリーのバス・ライトイヤーの格好で、娘で1歳のローレンちゃんはカウボーイならずカウガールの格好をしておりました。


でも、ちょっと残念なことが。


アメリカでは「トリック・オア・トリート(Trick or Treat)」(キャンディをくれないといたずらするぞ)って言いながら子供達が各家を回って、キャンディをおねだりする習慣があるの。


ジャガー君は、スパイダーマンにしようか、スーパーマンにしようか、アイロンマンにしようか、散々悩んだあげく、バスが今年は勝ち取ってその姿に変身したんだって。




ギャンビルは2001年、24歳で世界ランク14位まで上り詰めて、当時はモデルとしての活動もしていたほどのイケメンでした。


現在は33歳になった彼とダベンポートのツーショット。


4日から7日にかけてインドネシアはバリで行われる第2の最終戦『コモンウェルス・バンク・トーナメント・チャンピオンズ』に主催者推薦で出場するクルム伊達公子選手。

この大会は今季、インターナショナル大会に優勝した選手のポイント上位6選手と主催者推薦の2選手の8選手によって争われます。


そのドロー抽選会が今日行われました。


4日と5日に1回戦2試合ずつが行われて、勝者が6日の土曜日に準決勝を、その勝者が7日の日曜日に決勝戦を行います。


クルム伊達選手は「アジアからは2人の出場だったので、対戦したくはなかった。でも、大会と言うのはこう言うもの。彼女とは対戦したことがないので楽しみ。とても厳しい相手で、とてもハードにボールを打ってくる選手。コートでの動きも早い。ただコートに立って全力を尽くすのみ。」とコメントしてました。

対するナ・リー選手は「公子とは何度も練習したけど、対戦したことはない。トップの大会は常に厳しいドローになるから、チャレンジ精神で臨みたい。結果はコートへ出てみないと分からない。バリは美しくて、このドロー・パーティーもみんなドレスアップしてリラックスしたムードで行われているけど、コートに立つと戦いが始まるわ。」って、気を引き締めてました。

両者が勝ち上がると、土曜日に予定している準決勝でアナスタシア・パブリュチェンコワとアナ・イバノビッチの勝者と対戦します。


クルム伊達選手、何とか勝利を物にして欲しいものです。。。

2010年11月01日
デメンティエワの最後の言葉

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先週行われた女子ツアー最終戦中に引退発表したエレーナ・デメンティエワは、その後に行われた引退セレモニー後のインタビューで、次のように答えてました。

Q:どうして引退するのか?
A:今がその時だと思う。ランキングが下がって、大会の本戦にも入れなくなるのを待ちたくはなかった。まだこのスポーツに情熱を持っているうちに、テニスから去りたかった。テニスは自分の人生でとても大きな部分を占めていたけど、これならもそうなるでしょう。自分が男だったら、ここで引退はしていなかったでしょう。でも29歳の女性として他のことも考えなければならない時だと感じたのです。人生の転機を迎える準備はできています。もちろん引退を決意するのは本当に厳しい決断でした。とても感情的になっています。実はこの決断は、今シーズンの初めに決めていました。だから、これがこの大会に出る最後だと思いながら大会に出場していたのは辛かったし、この1年はとても感慨深い1年でした。
Q:「何か他のことを考える」と言うのは、子供を持つと言うことか?
A:そうなれば良いですが・・・そうですね。
Q:今後どのように時間を過ごして行くのか?
A:ツアーでの多くのことを懐かしく思うでしょう。今は世界の終わりのように感じています。テニスをすることが大好きでしたから。今後は全く違う人生になるでしょう。勉強をします。モスクワの優秀な大学の1つで、去年から勉強をし始めたのです。だから今後はもっと勉強する時間が持てるはずです。他の選手達の試合をみるのは辛くなるかもしれません。でも、きっと色々な大会の結果を追ってしまうでしょう。全豪オープンもきっと見るでしょう。そして勝った選手達にメッセージを送ったりもするでしょう。自分自身を忙しい身に置き、次の興味を探そうと思います。
Q:テニス人生で一番の思い出は?
A:いくつか忘れられない大会がありました。一番初めに優勝したアメリア・アイランドとか。その時を長い間待ちわびていたのです。その時はトップ10選手4人を下しての優勝でした。準決勝でジュスティーヌ(エナン)をマッチポイントを握られながら下して、決勝ではリンゼイ(ダベンポート)を下しての優勝でした。本当に興奮しました。それから全てのオリンピックです。初めて出場したのはシドニーで、銀メダルを獲得しました。その次のアテネは散々で、次の北京では金メダルを獲得できました。忘れられない最高の思い出です。
Q:グランドスラムの決勝戦は?
A:決勝戦では一度も勝てませんでしたが、それを残念だとは思っていません。とても素晴らしい経験だったので、後悔はありません。自分は完璧からは程遠いと思っていましたが、誰にも負けないファイティング・スピリットを持っていました。良いサーブを持っておらず、何度も苦しい展開を強いられました。それでも戦い続けて諦めることをしませんでした。誰と戦おうと100%の力を注ぎました。
そして彼女はこんな素晴らしい言葉を残してくれました。

「完璧である必要はない。でも全力で努力するべき。そして私はそれを常にしていました。」
最高の選手で、みんなのお手本ですね!!!
