2010年11月14日
女子ダブルス&シュレボトニック、ダブルス中心に
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昨日は女子ツアーのシングルスの年末ランキングなど、シングルスについてお伝えしましたけど、今日はダブルスに目を向けてみたいと思います。
去年はリーゼル・フーバー&カーラ・ブラックのペアーにセリーナとヴィーナスのウィリアムズ姉妹のペアーがダブルス界を占領してました。特にウィリアムズ姉妹はメジャー大会しかダブルスに出場しなかったけど、好成績を残してダブルス・ランキングでも1位に立ったの。
今年は、フーバーとブラックが4月でコンビを解消。ウィリアムズ姉妹も全豪オープンから全仏オープンまで負け知らずの16連勝(不戦勝の1試合含む)。ウィンブルドンでは誰もが彼女達の優勝を確信したいたけど、ベスト4でまさかの敗退。その後はダブルスでの出場はなく、ダブルス・ランキング1位の座からも脱落しちゃったの。
そんな中、好調なダブルスを展開したのが現在ダブルス・ランキング1位のヒセラ・ドゥルコとパートナーで同2位のフラビア・ペネッタ。二人はプレミア大会のマイアミで優勝を飾り、その後、ヨーロッパのクレーシーズンではシュトゥットガルト、ローマと優勝して、マドリッドの決勝でウィリアムズ姉妹に負けるまで、18連勝(不戦勝の1試合含む)を記録したの。
グランドスラムでの優勝こそなかったけど、その後も3大会で優勝を飾り、ツアー最終戦でも優勝して今季のシーズンを終えたの。ダブルス・ランキングではドゥルコが1位、ペネッタが2位でシーズンを終えました。
そのグランドスラムでまさかの活躍を見せたのが、ヴァニア・キング&ヤロシュラバ・シュウェドワのペアー。ウィンブルドンではノーシードから優勝。その後のアメリカ・シーズンではほとんど勝たずに臨んだUSオープンでも優勝。両者はダブルスでの今季の優勝がこの2回と、ビッグ・イベントでの強さを見せたの。
去年はリサ・レーモンドと組んでいたクヴェタ・ペシュケと、去年怪我から復帰したカテリーナ・シュレボトニックが今季はペアーを組んで2度の優勝を6度の準優勝を飾り、ツアー最終戦でもドゥルコ&ペネッタ組に敗れはしたものの、今季7度目の準優勝で今シーズンに幕を閉じました。
そのレーモンドは今季開幕戦から、かつて一世を風靡したレネー・スタブスと再びコンビを組んで、2度の優勝と2度の準優勝を飾って33勝18敗の好成績を残しました。来年2月で引退を示唆しているスタブスだけど、レーモンドは来年は誰と組むのかしらね?
そうそう、夏のアメリカ・シーズンではリンゼイ・ダベンポートが約2年ぶりに公式戦にダブルスで登場しましたね。フーバーと組んで復帰戦のスタンフォードで優勝。次のサンディエゴではベスト8の成績を残しました。来年もコートに姿を見せてくれるのかしら?
Pinky個人的には、マルチナ・ヒンギスのツアー復帰のきっかけとしてダベンポートが一緒に組んでダブルスに登場してくれたら、観客も喜ぶだろうし、きっと好成績を残してくれると思うんだけどな・・・。
そうそう、日本の浅越しのぶさんや杉山愛さんとダブルスを組んで、日本人にもお馴染みのシュレボトニックだけど、来年はシングルスからは引退してダブルスを中心にツアーを回ることを決めたんだって。
2004年から2006年にかけて浅越さんと組んで二人で3大会で優勝、2007年からは杉山さんと組んで4大会で優勝する活躍を見せていて、シングルスでも2006年8月に20位まで上り詰めて、その後も安定して20~30位を維持していたの。
でも2008年のオフシーズンにアキレス腱を断裂してしまって、2009年のシーズンのほとんどを棒に振っちゃって、復帰しようと思ったら右肩を負傷。去年は怪我に泣かされてしまったの。
そんな彼女は去年のUSオープンでシングルスで復帰したけど、その後6大会連続で初戦敗退と勝てず、最後に出場したルクセンブルグ大会でやっと2勝してベスト8入りで去年のシーズンを終えたの。
今年はダブルスでは好成績を上げながらも、同時に出場したシングルスでは3勝11敗とランキングを戻すことができず、ダブルス・ランキングでは6位とトップ10に返り咲いたもののシングルスでは316位と結果が残せなかったのよね。
シングルスのランキングを上げるためには、ITFのサーキット大会に出場してWTA大会へ出場できるランキングに戻す必要があるの。でも、ダブルスではすでにトップレベルの大会に出場できるから、サーキット大会へ出場することでダブルスのランキングまで失うことになってしまうの。
現在29歳の彼女としては苦しい選択を強いられてしまったってわけ。そして下したのが、世界のトップレベルの大会でプレーすること。つまりダブルスを中心でツアーを回れば、まだ世界のトップで試合ができるってことなのよね。
怪我から思うように復活できなかったけど、考えようによっては、ダブルス巧者な彼女はツアーに残る道が残っているだけでも幸せなことなのかも知れないわ。来年も巧みな技でダブルス巧者のプレーを見せてね!
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昨日は女子ツアーのシングルスの年末ランキングなど、シングルスについてお伝えしましたけど、今日はダブルスに目を向けてみたいと思います。
去年はリーゼル・フーバー&カーラ・ブラックのペアーにセリーナとヴィーナスのウィリアムズ姉妹のペアーがダブルス界を占領してました。特にウィリアムズ姉妹はメジャー大会しかダブルスに出場しなかったけど、好成績を残してダブルス・ランキングでも1位に立ったの。
今年は、フーバーとブラックが4月でコンビを解消。ウィリアムズ姉妹も全豪オープンから全仏オープンまで負け知らずの16連勝(不戦勝の1試合含む)。ウィンブルドンでは誰もが彼女達の優勝を確信したいたけど、ベスト4でまさかの敗退。その後はダブルスでの出場はなく、ダブルス・ランキング1位の座からも脱落しちゃったの。
そんな中、好調なダブルスを展開したのが現在ダブルス・ランキング1位のヒセラ・ドゥルコとパートナーで同2位のフラビア・ペネッタ。二人はプレミア大会のマイアミで優勝を飾り、その後、ヨーロッパのクレーシーズンではシュトゥットガルト、ローマと優勝して、マドリッドの決勝でウィリアムズ姉妹に負けるまで、18連勝(不戦勝の1試合含む)を記録したの。
グランドスラムでの優勝こそなかったけど、その後も3大会で優勝を飾り、ツアー最終戦でも優勝して今季のシーズンを終えたの。ダブルス・ランキングではドゥルコが1位、ペネッタが2位でシーズンを終えました。
そのグランドスラムでまさかの活躍を見せたのが、ヴァニア・キング&ヤロシュラバ・シュウェドワのペアー。ウィンブルドンではノーシードから優勝。その後のアメリカ・シーズンではほとんど勝たずに臨んだUSオープンでも優勝。両者はダブルスでの今季の優勝がこの2回と、ビッグ・イベントでの強さを見せたの。
去年はリサ・レーモンドと組んでいたクヴェタ・ペシュケと、去年怪我から復帰したカテリーナ・シュレボトニックが今季はペアーを組んで2度の優勝を6度の準優勝を飾り、ツアー最終戦でもドゥルコ&ペネッタ組に敗れはしたものの、今季7度目の準優勝で今シーズンに幕を閉じました。
そのレーモンドは今季開幕戦から、かつて一世を風靡したレネー・スタブスと再びコンビを組んで、2度の優勝と2度の準優勝を飾って33勝18敗の好成績を残しました。来年2月で引退を示唆しているスタブスだけど、レーモンドは来年は誰と組むのかしらね?
そうそう、夏のアメリカ・シーズンではリンゼイ・ダベンポートが約2年ぶりに公式戦にダブルスで登場しましたね。フーバーと組んで復帰戦のスタンフォードで優勝。次のサンディエゴではベスト8の成績を残しました。来年もコートに姿を見せてくれるのかしら?
Pinky個人的には、マルチナ・ヒンギスのツアー復帰のきっかけとしてダベンポートが一緒に組んでダブルスに登場してくれたら、観客も喜ぶだろうし、きっと好成績を残してくれると思うんだけどな・・・。
そうそう、日本の浅越しのぶさんや杉山愛さんとダブルスを組んで、日本人にもお馴染みのシュレボトニックだけど、来年はシングルスからは引退してダブルスを中心にツアーを回ることを決めたんだって。
2004年から2006年にかけて浅越さんと組んで二人で3大会で優勝、2007年からは杉山さんと組んで4大会で優勝する活躍を見せていて、シングルスでも2006年8月に20位まで上り詰めて、その後も安定して20~30位を維持していたの。
でも2008年のオフシーズンにアキレス腱を断裂してしまって、2009年のシーズンのほとんどを棒に振っちゃって、復帰しようと思ったら右肩を負傷。去年は怪我に泣かされてしまったの。
そんな彼女は去年のUSオープンでシングルスで復帰したけど、その後6大会連続で初戦敗退と勝てず、最後に出場したルクセンブルグ大会でやっと2勝してベスト8入りで去年のシーズンを終えたの。
今年はダブルスでは好成績を上げながらも、同時に出場したシングルスでは3勝11敗とランキングを戻すことができず、ダブルス・ランキングでは6位とトップ10に返り咲いたもののシングルスでは316位と結果が残せなかったのよね。
シングルスのランキングを上げるためには、ITFのサーキット大会に出場してWTA大会へ出場できるランキングに戻す必要があるの。でも、ダブルスではすでにトップレベルの大会に出場できるから、サーキット大会へ出場することでダブルスのランキングまで失うことになってしまうの。
現在29歳の彼女としては苦しい選択を強いられてしまったってわけ。そして下したのが、世界のトップレベルの大会でプレーすること。つまりダブルスを中心でツアーを回れば、まだ世界のトップで試合ができるってことなのよね。
怪我から思うように復活できなかったけど、考えようによっては、ダブルス巧者な彼女はツアーに残る道が残っているだけでも幸せなことなのかも知れないわ。来年も巧みな技でダブルス巧者のプレーを見せてね!