2008年12月30日
ロディック、4月に挙式

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2008年4月03日のブログで紹介したアンディ・ロディックの婚約のお話し。


その挙式は、地元テキサス州のオースチン近郊で行われるみたいなんだけど、詳しい場所はまだ決まってないようね。

披露宴にはアンディお気に入りの地元のバンドに出演をお願いしているんだとか。


おそらくその披露宴には、親しい友人でもあるブライアン兄弟が音楽活動として行っている“ブライアン・バンド”としても同時に出演するんじゃないかしら???

1月は南半球でシーズンが始まって、その後はアメリカへツアーが移り、3月にはインディアンウェルズとマイアミでの2つのワールド・ツアー・マスターズ1000大会が行われて、その後はヨーロッパでのクレー・シーズンが始まるのよね。

それに先駆けて4月の第1週目にテキサスはヒューストンでアメリカで唯一のクレー大会が開かれるから、その後くらいに挙式が行われるんじゃないかしら?ってPinkyの予想です。


今季のロディックは、シーズン中盤で肩を痛めちゃってツアー離脱を余儀なくされ、復帰後も今一つ調子が上がらなかったけど、北京で今季3度目の優勝を果たし、その後の東京でもベスト4入りと復調して、6年連続でツアー最終戦に出場を決めたわ。

その最終戦では、練習中に痛めた足首が初戦の最中に悪化。



年末ランキング8位とトップ10入りでシーズンを終えたけど、来年は人生の伴侶も得るし、またトップ5、トップ3、そしてトップ1復活を目指して頑張って欲しいですね。

2008年12月29日
システムが変わっても・・・

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男子テニス・ツアーであるATPのランキング・ポイント・システムが2009年からちょっと変わるんだって。


つまり、トップ選手とそれ以外の選手の差が、一層大きくなるって計算になるらしいわ。

例えば年間4回行われるグランドスラム大会だと、優勝ポイントがこれまでは1000ポイントだったけど、来年からは2000ポイント。


その下のマスターズ・シリーズ(来年からわワールド・ツアー・マスターズ1000)では、優勝ポイントが500から1000、準優勝が350から600、ベスト4が225から360ポイントになるんだって。

同じようにツアー下部の大会のポイントも上がればいいけど、そうはいかないらしいの。


実際ツアーを回っている選手は、ランキングやシードがどうであれ、ドローが発表になって対戦する時になれば、1人の選手対選手として戦っているから、その試合に勝った方がより多くのポイントと賞金を獲得できるのには変わりはないのよね。

どんな選手だって、最初からトップ10にいたわけじゃないし、トップ10入りするにはそれまでに上位選手を下さないとそこまで行けないわけだし、トップ100入りするのだって同じ事なの。

オフ・シーズンもあっと言う間に過ぎて行ってるけど、もう来週には(予選を考えると今週末には)その熾烈な争いが始まるります。


だからシステムが変わろうと、一戦一戦、一試合一試合、しっかり戦って行って欲しいわね。

寒い日本を脱出して南半球へ行く選手や、その他の海外でトレーニングを積む選手、年末年始も日本で練習に励む選手などなど、色々だと思うけど、くれぐれも怪我にだけは注意してシーズンをフルに戦い抜いてもらいたいものですね。

2008年12月27日
日本のトップ選手の来シーズン

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クリスマスもあっと言う間に過ぎてしまいましたね。






まずは女子。



日本人2位は86位の森田あゆみちゃん。




日本人3位の146位の中村藍子選手と、同4位で151位の藤原里華選手もニュージーランドからスタート。



日本人5位で166位の米村知子選手は、今年キャリア・ベストのシーズンを送って、27日(今日)からタイへ渡って合宿を行って、その後ニュージーランドの予選に出場です。



同7位で205位の飯島久美子選手は去年も年初のゴールド・コーストの予選に出場してから全豪オープンの予選にチャレンジしていたので、来年も同じ感じかしら?



で、男子は、去年の今頃とはちょっと様子が変わってきてますね。




その圭君と現在フロリダでトレーニング中なのが、日本人2位の添田豪選手。




今年は全豪の予選が最初の試合で、予選も1回戦敗退しているので、チャンナイと全豪予選で1つでも勝つとポイントが加算されて、トップ100へ近づきます。


男子日本人3位で312位の伊藤竜馬選手と4位で340位の杉田祐一選手はともに20歳で、同5位で365位の三橋淳選手は19歳と、3選手ともほぼ自己最高位でシーズンを終えた伸び盛りの若手。


あと2週間もしたら、来シーズンもスタートします。あ~~~楽しみだわ~~~!!!

2008年12月26日
ジョコビッチが年初のエキシビをキャンセル

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男子トップ選手6名による豪華なエキシビションは、アラブ首長国連邦の首都にあたるアブダビで、1月1日から3日にかけて行われるイベント。


オイル・マネーが注がれるこのイベントは、もちろんランキング・ポイントなどはもらえないけど、出場者には高額なお金が支払われるため、招待されたトップ選手は、こぞって出場を表明しているのよね。

それにも関わらずジョコビッチは、全豪オープンの2連覇を視野に、開幕戦として1月4日から行われる『ブリスベン国際』にトップ・シードで出場し、上位進出を果たしポイントを獲得するため、クリスマス直後にオーストラリアへ渡る予定でいるの。

世界ランク3位でシーズンを終えたジョコビッチは、同2位のフェデラーとはわずか10ポイントしか差がないから、今年出場していないこの大会でポイントを稼いで、プラス、全豪オープンでの優勝ポイントを守るためには2連覇しないとフェデラーを抜いて1位のナダルに近づくことはできないのよね。

「(世界ランク1位の座は)今ではフェデラーとナダル二人の戦いではないんだ。5~7人のトップ選手達にその可能性がある。来年かここ数年には、自分がトップになれるだけの実力も付いてきたって信じているんだ。1位になることが自分の人生の目標だからね。」ってジョコビッチは自信を覗かせたわ。

来年も益々熾烈なトップ争いになりそうね。



2008年12月24日
国内最後の大会も終了して・・・

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先週の日本人選手の活躍です。

先週は国内最後の大会である『イザワ・クリスマス・オープン』が神戸で開催されました。

男子シングルスでは、ベスト8に第5シードの岩見亮、第7シードの竹内研人、第8シードの井藤祐一、ラッキー・ルーザーの小ノ澤新が、ベスト4には第2シードの岩渕聡、ノーシードから宮崎雅俊選手が入りました。

決勝戦は第3シードの三橋淳と第6シードで韓国人選手で国内で活動している權伍喜の戦いとなりました。



ダブルスではベスト4に第1シードの松井俊英&權伍喜ペアー、第3シードの宮崎雅俊&畠中将人ペアーが入りました。


女子のシングルスでは、ベスト8に第5シードの岡本聖子、ノーシードの前川綾香、予選から菅野知子、同じく予選から宮崎優実が、ベスト4には第3シードの米村明子、ノーシードの岡あゆみ選手が入りました。

決勝では、姉妹対決を制した姉の米村知子と、第4シードの瀬間友里加の対戦となり7-6(7-1)、6-3で米村知子が2年ぶり2度目の優勝を飾りました。


ダブルスではベスト4に、第4シードの手塚玲美&新井麻葵ペアーと主催者推薦の井上明里&井上摩衣子ペアーが入りました。


シングルスで優勝した米村知子選手は、今年後半はクルム伊達公子選手と練習としたり、ダブルスを組んだりして、26歳にして自己最高位を12月に更新して164位にまで上げた選手。

クルム伊達選手のスポンサーである、日本HPのホームページのクルム伊達公子特設サイトに、米村選手から伊達選手へのお手紙が掲載されてます。


伊達選手が復帰会見で、後輩への刺激になればって言ってたのを思い出しました。



米村選手も伊達選手と共に、1月5日からニュージーランドのオークランドで行われるASBクラシックに出場して、その後に全豪オープンの予選に臨む予定みたいだし、来年も更なる活躍に期待しちゃうわ。

2008年12月23日
テニス史を振り返る・・・3

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テニス史の40年を振り返っているこのシリーズの第3弾は、1988年から97年頃を覗いてみたいと思います。

ジミー・コナーズやジョン・マッケンローが築いた男子テニス王国アメリカの次の世代は、更に大物の選手の登場となったわ。


この4人でグランドスラムのシングルス・タイトルだけで27個にも上り、チャン以外の3人は世界ランク1位になった選手。


その頃の女子は、シュテフィ・グラフの独壇場状態。



1991年、39歳にしてUSオープンでベスト4入りを果たしたコナーズ。


グラフ時代を脅かした存在だったのがモニカ・セレスだったけど、彼女はとても不幸な出来事に見舞われてしまったの。


2年間以上もコートに戻って来れなかった彼女は、その期間はグラフとのダブル1位としてランキングに名前が残る特別措置が取られたわ。




1994年にアメリカから恐るべき姉妹がデビューを飾るわ。




同じ1994年には天才少女もデビューを飾るの。



1997年の全仏オープンでは当時世界ランク66位のグスタボ・クエルテンがセンセーショナルな優勝を果たしたの。


USオープンがフォレスト・ヒルズからフラッシング・メドウへと大会会場を移して20年の月日が流れた1997年、会場のほとんど全てがリニューアルされて、当時最大のスタジアムが作られたの。


1990年には男子ツアーであるATPがツアー改革を行ったの。



2008年12月22日
日本って幸せな国なのね

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テロなどの混乱が続いているインド。



それは現在パキスタンのナンバー・ワン・プレーヤーで世界ランク298位のアイサム=ウル・クレシなの。

11月26日にインドはムンバイで起きた爆破テロ事件で、その容疑者とされるイスラム系過激派をパキスタン治安当局がパキスタン国内で逮捕したけど、インドの受け渡し要求にパキスタンが応じず、両国間の関係が悪化してることが原因なの。

その後新しい法案が決まって、パキスタン人はインドへ入国する際にはビザの発行まで1ヶ月間の期間を置かなければならなくなっちゃったんだって。


「インドの高官からは、自分へのビザの申請は拒否されないって言われているんだけど、それでも決まりで、ビザが発券されるのは1ヶ月先だって言われてしまったんだ。」ってクレシは語っているわ。

そんな不安定な国の状況からか、今年の同大会の優勝者のミカエル・ヨージニや準優勝だったラファエル・ナダルは来年の大会にはエントリーせず、両者は同時期に行われるカタールでの『カタール・エクソンモービル・オープン』へエントリーしているのよね。

外務省の『海外安全ホームページ』のインド全土が“(渡航には)十分注意してください”と言う地域に指定されているわ。


まあ広いインドでチェンナイは全く違う地域にあるから、あまり心配はないんだろうけど、日本からも添田豪選手がエントリーしているのを見ると、ちょっと心配しちゃうわね・・・。

それにしても、選手にとっては、凄く可哀想な出来事よね。



2008年12月21日
オーストラリア男子テニスの今昔

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10年前のオーストラリアの男子テニス状況は、現状のものと全く違っていたの。


その翌年に世界ランク1位の座に着いたラフターだったけど、2001年のシーズンを最後にコートを去ってしまったのよね。


当時はこの二人に次いで、17歳のレイトン・ヒューイットもツアー・デビューを飾ってランキングを駆け上がり、トップ100入りでシーズンを終えたの。


今年はヒューイットも左臀部の怪我に苦しみ、手術を受けるもかつてのプレーは影を潜め、わずか11大会への出場んび留まり、ランキングも67位へと下げているの。


グシオネは今年のシドニーで準優勝しているから、来年の同大会で上位進出できなかったら、トップ100からの脱落は必至。


もちろんジュニアに有望な選手がいるから、将来は明るいって見方もあるの。



あと2週間もすると来シーズンがそのオーストラリアからスタートするわ。


そう考えると我らが日本人は、錦織圭君や森田あゆみちゃんと、若手に加えてベテランの杉山愛ちゃんに12年ぶりに現役復帰したクルム伊達公子選手だって、来年の全豪の予選にチャレンジする意気込みだし、楽しみよね。


2008年12月18日
J・マレーのパートナー選び

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アンディ・マレーのお兄ちゃんで、ATPツアーをダブルスで回っているジェイミー・マレーは、来シーズンはまた、2007年まで組んでいたパートナーのエリック・バトラックと組んで全豪オープンへ臨むんだって。


今季はマックス・ミルニーをメインに組んでプレーしていたんだけど、デルレイ・ビーチの優勝1回に留まり、思ったような好成績を残すことが出来なかったの。


今季限りで引退したヨナス・ビョークマンのパートナーのケビン・ウリエットが、来季のパートナーを探していることを知ったジェイミーは、一緒に組む申し込みをしたけど、それは低調に断られてしまったんだって。

USオープンを最後にミルニとのコンビを解消してからは、色んな選手と組んでダブルスを行ったけど、結局誰ともしっくりこなかったようね。


まあ、当のバトラックも今年2月にダブルス・ランキング最高位30位まで行って、その後はアシュレー・フィッシャーと一時期一緒にプレーしてたけど成績が上がらず、それからは色んな選手と組むもしっくりこなくて、現在は67位へとランキングを下げていて、来季のパートナーを探しているところだったのよね。

ダブルスは一人じゃプレーできないから、しっくりくるパートナーを見つけるのも大変なのよね。



2008年12月17日
恒例の日本人&サンプラスのエキシビション

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先週の日本人選手の活躍です。

と行きたいところですが、先週の日本人選手は大会への出場はありませんでした。

今週は年内最後の国内大会である『イザワ・クリスマス・オープン』が神戸で行われています。


女子のシードは、第1シードに米村知子、第2シードに飯島久美子、第3シードに米村明子、第4シードに瀬間友里加、第5シードが岡本聖子、第6シードに久松志保、第7シードに浜村夏美、第8シードに高岸知代になってます。


先週末にアメリカでエキシビション・マッチが行われたの。


これはルイジアナ州バトン・ルージュで行われて、今年8月に猛威を振るったハリケーン「グスタフ」と、9月の「アイク」への基金集めとして開かれたエキシビションだったの。


現役選手、しかもトップ10選手がたとえサンプラスと言えども、引退した選手に敗れちゃっては・・・って思うでしょ。それにはこんな背景があったんだって。

実はブレークは前日の土曜日の夜に、ジョージア州アトランタで現在世界ランク37位で、上り調子のサム・クエリーとのエキシビションを行って、翌日移動してすぐの試合だったって言う、ハード・スケジュールだったの。

サンプラスは「ジェームズは引退した僕に花を持たせてくれたんだ。今日はサーブの調子はかなり良かったし、リターンもそこそこだったけど、ジェームズがこの試合にどれだけ本気だったかは、定かじゃないな。」って、敗れたブレークに気を使っていた感じね。

でもブレークは「今はもちろんオフ・シーズン中だけど、試合は真剣にやったんだ。1つの試合だけに集中したら、特に早いコートでは今でも(サンプラスは)大抵の選手と渡り合えるね。サーブも強烈だし、フォアハンドだってそうさ。相手のサービス・ゲームのリズムの崩し方をしっかりわきまえているんだ。」って、サンプラスを称賛してたわ。

たとえ疲れていたとしても、37歳のサンプラスに対して今月28日に29歳になるブレークが負けちゃったって言うのは、やっぱりそれだけサンプラスが凄いってことの証明になるんじゃないかしら???

まあ、サンプラスと同年代で現役復帰したクルム伊達公子選手だって、全日本選手権で圧勝したくらい、国内には敵無し状態だし、彼らの実力の高さは本物だったってことよね。


次世代を担う実力のある若手が早く出てこないかな~~~。


2008年12月16日
テニス史を振り返る・・・2

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12月9日の第1回に続いて2回目の今回は、1978年から1987年頃までのテニス界を振り返ってみました~。

USオープンはかつて、USナショナル・チャンピオンシップと呼ばれ、1968年からUSオープンへと名称を変えたの。


全豪オープンはかつてはあまり人気のない大会で、その寂しさから一時期はグランドスラムのステータスを失ってもいたの。


当時、女子テニス界を二分する力がクリス・エバートとマルチナ・ナブラチロワで、他を圧倒する強さを誇り、良きライバルとして戦っていたの。



80年代はお互いに刺激し合い、ナブラチロワのストロークは上達し、エバートはジムでのトレーニングの時間を費やすようになったんだって。


かつてテニスは、そのセンスや技術によって勝つスポーツだったんだけど、それを今のようなアスレチックなものにした先駆けとも言えるのがイヴァン・レンドルとナブラチロワ。


そしてナブラチロワと共に、テニスに筋力トレーニングを持ち込み、その体のフィットネスがメンタル・タフネスにも繋がることを証明したの。


今も行われている男子国別対抗戦のデビスカップだけど、以前は今よりトップ選手の出場が少なかったの。




レンドルと共に活躍していたのがビヨン・ボルグ。





1984年9月8日は『スーパー・サタデー』と呼ばれた、テニス史に刻まれた1日だったの。



続いて行われた女子決勝では、6度の優勝を誇るエバートで前年度覇者のナブラチロワ。



センセーショナルに現れたスターもいたわ。




2008年12月14日
グラフが訴えられる?!?!

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ロジャー氏の訴えは、アガシとの契約期間中だった2002年に、ロジャー氏のマネージメント会社とアガシが結んだ契約に違反することがあり、それは妻であるグラフさんによるものだったとするもの。

これに対しグラフさんは一切のコメントを発表してはおらず、夫のアガシは「ひどく悲しく、残念な出来事」とするコメントを、スポークスマンを通して残しているわ。

ロジャー氏はアガシとは子供の頃からの親しい友人で、彼の経営するスポーツ・マネージメント会社は長年アガシのマネージメントを行っており、ロジャー氏自身もアガシのマネージャーとして働き、両者の地元であるラスベガスに基盤を置く「アガシ・エンタープライズ」の代表取締役でもあったの。

そんな二人のビジネスの関係は、今年10月をもって終了しており、当時両者はその契約終了は円満なものであると語っていたんだけどね。

加えてロジャー氏は、アガシが行っている事業に対する利益の15%をロジャー氏に支払うと言う契約は依然有効であるにも関わらず、10月以降支払われていないことに対しても訴えを起こしちゃってる始末。

ロジャー氏や彼の弁護士は、電話によるインタビューには応じてはいないけど、この事実に対しアガシは「このビジネス上の問題は、最小限の痛手で終わらせ、お互いの家族と友情に大きな亀裂を残さないことを祈る。」と、友人からの予想外の訴訟に、驚きと落胆を隠せずにおりました。何事も穏便にね・・・。

2008年12月13日
フェデラー、最悪のCM?!?!

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それは彼が契約しているスポンサーの1つで髭剃りで有名なアメリカの『ジレット』社のCMなの。



もちろん日本では放送されてないから、日本国内では見られないので、どんなものなのかはちょっと定かじゃないんだけど、その雑誌の評価は「ジレット社のCMは、(サッカーの)オウンゴール、(テニスの)ダブルフォルト、(ゴルフの)バンカーショットの全てが1つになったようなもの」って最悪なものだったの。

おまけに、あれだけの世界的トップ・アスリートを起用したと言うことは、何百ドルも投じてるCMに値するわけで、それなのに何ともクリエイティブな見解からは、無駄としか言いようがない・・・とまで言われる始末。

この『2008年の最悪なCMトップ10』のリストには、スポーツ選手が出演していたものは、このジレット社のCMだけだったの。


当然、出演しているアスリートには何の問題もないのよね。


2008年12月12日
フィッシュとマレーの友情

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アメリカのマディ・フィッシュが、3年前から行っているチャリティ・イベントがあるの。


2006年に立ち上げられた『マディ・フィッシュ・ファウンデーション』と名付けられたチャリティ・イベントは、フロリダはベロ・ビーチにあるブルバード・ビレッジ・テニス・クラスで今週の土曜日に行われるんだって。

前日の金曜日の夜は、ファンやサポーターへスポンサーからのディナーも開かれるんだとか。

当然両者はとても仲の良い友人であるのはもちろん、マレーはトレーニングと練習を兼ねてマイアミを訪れているんだって。


現在世界ランク24位のフィッシュは、インディアンウェルズとニューへイブンの2大会で準優勝を収めるなど、とても良いシーズンを送ってたわ。



同4位のマレーは、ドーハ、マルセイユ、シンシナティ、マドリッド、サンクト・ペテルブルグの5大会で優勝を飾るキャリア・ベストの1年を送って、ランキングも自己最高位の4位でシーズンを終えたの。

普段の試合からは見られないこうしたオフ・コートでの交流も、ファンとしては嬉しく思うし、と~っても素晴らしいものよね!!!

2008年12月10日
日本人選手も最後の大会へ調整中

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先週の日本人選手の活躍です。

と言っても、男子で試合に出場していた選手はおりませんね。

女子では先週もオーストラリアの2万5千ドルでは、第7シードの久松志保、宮村美紀、予選を勝ち上がった山本愛選手が2回戦敗退でした。


ダブルスでは、宮村選手が台湾人選手と組んでベスト4入りしました~。

先々週のオーストラリアの2万5千ドルのサーキットの準優勝のポイントが付いた瀬間友里加選手は274位から247位へとジャンプしました。

国内では日本リーグが行われてましたね。



女子ではレッド・グループから荏原、リコー、日本郵政、九州電力、島津製作所が、ブルー・グループではリビック、ソニー、東京海上日動、中国電力、明治安田生命が2ndステージへ進出を果たしました。

2ndステージは来年1月16日から18日にかけて行われます。

そして今週は男子も女子も、来週から行われるイザワ・クリスマス・オープンへ向けて調整中なんじゃないでしょうか。



2008年12月09日
テニス史を振り返る・・・1

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オフ・シーズンの今日この頃、テニスのツアーがオープン化してから40年の月日が流れたってことで、その歴史を振り返ってみましょう。


テニスと言うスポーツは昔から何年にも渡って、プロとアマチュアで二分するスポーツなのよね。



そんな由緒ある大会がプロも出場可能になったのが1968年で、俗に言う「オープン化」した時だったの。


それでも女子テニスはなかなかマーケットとして成り立たなかったんだって。



その後、クリス・エバートとジミー・コナーズと言う、次世代の男女を代表する名選手が生まれ、二人のロマンスはテニス界はもちろん世間を賑わせたわ。


1970年代半ばは、ラケットの革命も行われたの。



1974年9月、17歳11か月でツアー初優勝を飾ったのがマルチナ・ナブラチロワ様。



1975年のウィンブルドン決勝戦は、32歳になろうとしているベテラン、アーサー・アッシュと絶好調のジミー・コナーズ。



オープン化当時から、現在にも名を残している選手が活躍していたのね。


2008年12月08日
サンプラスもベッカーもフェデラー派?!?!

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14回のグランドスラム優勝の記録を持つピート・サンプラスは、来シーズンはラファエル・ナダルが世界ランク1位の座をキープするのは、並大抵のことじゃないだろうって予測してるの。


つまり、ビッグ・サーブやビッグ・ショットを持たないナダルは、1つのポイントには大抵長いラリーを要し、そのラリーを制することが彼の持ち味でもあり、プレースタイルなのよね。


「来年ナダルがどうなって行くかを見るのは、とても楽しみ。トップを維持するたみに必要な体力は相当なものだし、戦い抜くための体を維持するのもかなりのものだろう。そう考えると、フェデラーの方にアドバンテージがあるような気がる。フェデラーの方が、より少ないエネルギーでトップの座をキープしていたからね。1ポイントにナダルが要する体力で戦い続けたら、体を壊す恐れがある。」
実際シーズン終盤のパリのマスターズ・シリーズで、以前から抱えていた右膝の痛みが悪化しちゃって、途中棄権。



「フェデラーにはまだまだやり残してることがたくさんある。またナンバー1に返り咲きたいと思っているだろうし、僕が持つグランドスラム優勝記録だって塗り替えるだろう。特にウィンブルドンでは彼はまたチャンピオンになるよ。彼のプレーはそれを実現できるものさ。」って思ってるみたいよ。

同じく引退したボリス・ベッカーもサンプラス同様、来年はまたフェデラーがナバー1の座に返り咲くだろうって感じてるんだって。

「来年はまたフェデラーがナンバー1になる可能性が高いと思うね。ナダルは非常に体に負担が来るプレーをしている。だから、もっと体に負担が少ないスケジュールを取らなければならない。最終戦も怪我で欠場し、デビスカップの決勝戦も参加できなかったからね。」
引退したかつての名選手は、同じような見解を持っているのね。



2008年12月05日
キャリア・ベストを送った選手達

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イェレーナ・ヤンコビッチはキャリア・ベストのシーズンを送って、見事世界ランク1位でシーズンを終えたけど、他のトップ選手の中にもキャリア・ベストのシーズンを送った選手がおりました。

ディナラ・サフィーナは昨年末の15位から3位へと大きく躍進。


そんな彼女は、シーズン序盤は10大会で11勝10敗と調子があがらなかったんだけど、5月のベルリンで当時1位だったジュスティーヌ・エナンを下し初のティア1優勝を飾ってから一変。


兄のマラット・サフィンに追い付くように、世界ランク1位を目指す2009年。


サフィーナと同胞のエレーナ・デメンティエワ。



昨年はわき腹の疲労骨折などでランキングを落としていたけど、3月にドバイで優勝してからは、全仏オープンでベスト8、ウィンブルドンと全米オープンでベスト4と好調を続け、ルクセンブルグの優勝とツアー最終戦でも初のベスト4入りを果たしたの。

レギュラー・ツアーではないけど、何と言っても北京五輪の金メダルは、彼女の最も忘れられない思い出の1つになったみたいよ。


またしてもロシア勢のヴェラ・ズヴォナレーワ。



今年は序盤に足首の怪我に見舞われて全豪オープンでは1回戦で途中棄権を余儀なくされたの。



シーズン終盤の広州で優勝し、北京でベスト4、モスクワとリンツで準優勝を飾り、ぎりぎりでツアー最終戦の切符を獲得。


イタリアのエース、フラビア・ペネッタ。




全米オープンでは自身初のグランドスラムでベスト8入りを果たし、終盤のヨーロッパ・シーズンで、モスクワで8強、チューリッヒで準優勝、リンツで8強を果たし自己最高位の13位へ上昇させました。

カテリーナ・シュレボトニックも昨年の27位から20位と初のトップ20入りでシーズンを終えました。


これまでトップ10選手から4度しか勝利を上げていなかった彼女は、今季はそれを上回る5回もの金星を上げたの。


優勝こそなかったけど、ストラスブルグでの準優勝に加えて、3度のベスト4と4度のベスト8入りを果たし、今季の成績を50勝24敗で終わらせ、2006年7月に記録した自己最高位の20位でシーズンを終えることに成功したの。

こう考えると、27歳のデメンティエワとシュレボトニック、26歳のペネッタと、20代も中盤を越えてからのキャリア・ベストは、このところ10代での活躍が目立つ女子テニスの中では、遅咲きと言われるかも知れないわね。

でも、30歳を過ぎてからトップ10入りした選手だっていたくらいだし、多くの経験を積んで肉体的にも精神的にも成長して、ベストのシーズンを送ることもあるってことよね。


2008年12月04日
サービス・エースのエース

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男子テニスの醍醐味の1つに、豪快なサービス・エースがあるわね。


1位は昨年に続いて、イヴォ・カルロビッチで、961本と2位のアンディ・ロディックの886本に75本も差をつけての1位でした。


カルロビッチは他に、USオープンの2回戦ではツアー・ベストの1試合で42本のサービス・エースを記録して、3セットマッチでも芝の試合だったアルトワ・チャンピオンシップの準々決勝で35本を記録したの。


加えて、サービスに関する今季の記録の6項目中4項目でトップ10入りしてます。エースで1位の他に、第1サービスでの獲得ポイント率も1位で、サービス・ゲームのキープ率では2位、第1サーブの確率でも8位にランクされておりました。

そんな強烈なサーブを一番の武器とするカルロビッチだけど、こんな記録も作ってしまったの。



1試合平均では17.8本だったんだけど、2003年の17.6本以来の低いものだったわ。


サービス・エースの順位は以下の通りで、エースの本数と試合数です。
1位 I・カルロビッチ 961本 54試合
2位 A・ロディック 889本 62試合
3位 R・フェデラー 695本 80試合
4位 R・ソデルリング 656本 64試合
5位 F・ロペス 572本 50試合
6位 M・チリッチ 558本 61試合
7位 M・フィッシュ 554本 55試合
8位 S・クエリー 523本 52試合
9位 JW・ツォンガ 499本 47試合
10位 N・ジョコビッチ 493本 79試合
2008年12月03日
アベック優勝

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先週の日本人選手の活躍です。

先週は男子も女子も愛知県は豊田市で、今年から新設された大会に多くの日本人選手が出場しました。

まずは3万5千ドルのチャレンジャー大会として行われた男子。




添田選手は去年のブリスベンのチャレンジャーでの準優勝ポイントを失ったけど、今回の優勝ポイントがついて119位から114位へと上昇しました。




男子は今週は国際大会への出場はないみたいね。

女子は7万5千ドル+のサーキットとして行われ、ベスト8には怪我から復活中の不田涼子選手が入って、ベスト4には第3シードの中村藍子、第4シードの米村知子選手が入りました。


森田選手は105位だったランキングを一気に86位と自己最高位を更新しました。




不田選手も501位から409位へ、2回戦で第1シードのM・サウスにフルセットで敗れた奈良くるみ選手も459位から416位へと自己最高位を更新しました。

オーストラリアの2万5千ドルでは、久松志保、宮村美紀選手が初戦で、岡田上千晶選手が2回戦敗退だったけど、第1シードの瀬間友里加選手が順当に決勝へ進み、6-7(6-8)、5-7の接戦で敗れちゃったけど、見事準優勝を飾りました。

今週もオーストラリアの2万5千ドルには引き続き第6シードで岡田上、第7シードに久松、宮村、予選を勝ち上がって山本愛選手が出場してます。

2008年12月02日
こんな出来事が・・・!

一日一回クリックしてねん


オフ・シーズンを迎えて各選手、来年に備えて休養やトレーニングに励んでいることでしょう。


まずは現在ランキング15位のフェルナンド・ゴンサレス。

ウィンブルドンの前哨戦として出場したロンドンの『アルトワ・チャンピオンシップス』の3回戦での出来事。


それからもラケットを叩き割ってしまってポイント・ペナルティが取られちゃったわ。




そんなゴンサレスは北京五輪でも、ジェームズ・ブレークとの準決勝で、ブレークが放ったパッシング・ショットがアウトだったんだけど、その前にゴンサレスのラケットがボールを触ったってブレークがアピールしたの。

それに気が付かなかった主審は、ブレークの抗議を受け入れなかったんだけど、ファイナル・セット9-11の接戦で敗けた後の記者会見でブレークは、ゴンサレスが気が付きながらもそれを明らかにしなかったってスポーツマンシップの無さを非難しておりました。


続きまして、現在ランキング20位のトーマス・ベルディフ。

それは2年前のマドリッドのマスターズ・シリーズでの出来事。



ナダルは「僕がチェコで彼と試合をしたら、観客はみんな彼の応援をするはずさ。それは地元の選手と対戦する時は当然のこと。僕は彼のような態度は取らないよ。」とちょっと非難めいたコメントを残したの。

次の準決勝では、観客からブーイングを受けたベルディフは、勝利を獲得することはできませんでした。


そして元ランキング1位のマラット・サフィン。

1シーズンで50本のラケットを叩き割った経験があるほどの荒くれ者のサフィン。




そのセットを取ると勝利を獲得するサフィンは、第4セットの終盤での判定に抗議するも主審が聞き入れてくれず、大会主催者まで呼び出す始末。



この彼の行為には2000ドルの罰金が科されたんだけど、その時の模様は9月1日のブログでも紹介しておりました。

続いてランキング最高位19位まで行ったザビエル・マリス。

2005年のソニーエリクソン・オープンでのこと。



その4年前にあたる2001年のウィンブルドンでは、2回戦で当時ランキング15位のフェデラーにフルセットで負けちゃったんだけど、その試合中も卑劣な言葉を発しちゃって、ポイント・ペナルティを科されたこともあったの。


みなさん、来年からは気を付けましょうね(笑)
