2006年09月29日
ビックリな波乱!
昨日、女子の試合ではびっくりする波乱の連続だったわね。まず、ルクセンブルグで行われているフォルティス選手権でグランドスラムで5回の優勝を誇るヴィーナス・ウィリアムズが、韓国はソウルで行われている韓国オープンでは元世界1位のマルチナ・ヒンギスがいずれも2回戦って言う早いラウンドで敗退しちゃったの。
ヴィーナスは左手首の怪我のために、ウィンブルドン以降試合に出場していなかったの。そのために現在はランキングを54位まで落としちゃってるから、その大会もノーシードでの出場だったの。波乱を演じたのは若干17歳のアニエスカ・ラドワンスカちゃん。全仏オープン・ジュニアで優勝を果たし、その後ジュニア・ランキングで1位になった彼女は、予選からの勝ち上がりで初めてのヴィーナスとの対戦を6-3,6-0の快勝で飾ったの。ま、そんな大敗をしちゃったヴィーナスにはわけがあったんだけどね。第1セットの終盤から元々痛めていた左手首に痛みが出始めちゃって、ダブルハンドで打つバックハンドは片手のスライスしか打てなくなっちゃったんだって。いくらヴィーナスでもそれじゃ勝てなかったってことね。
3年ぶりにコートに戻ってきたヒンギスは、さすがのテクニックと試合巧者ぶりを発揮して、見事トップ10に返り咲いたけど、シーズン後半へきて不安定な試合が目立つわね。そもそもの始まりは、ウィンブルドンで杉山愛ちゃんに負けたころからじゃないかしらって思うの。ま、日本人の私達にとってはビッグ・ニュースだったんだけど、それまでのヒンギスはトップ15位以下の選手には負けてなくて、当時21位の愛ちゃんに負けてからモントリオールの決勝で19位のイバノビッチに、USオープンでは112位のラッツァーノにまさかの2回戦負けを喫しちゃったのよね。先週インドのカルカッタでは見事な優勝を上げて、今週の韓国オープンだって対抗馬はみあたらずに楽勝で2週連続Vを上げるかって思われてたのよ。そのカルカッタでは70位のサニア・ミルザが対戦した最高ランクの選手で、彼女を6-1,6-0の圧勝で下したのを含め、苦戦1つしないでの優勝だったの。今週はそのミルザに見事リベンジされちゃった感じ。先週があまりにもあっさり勝てた分、ヒンギスの集中力が高まらずに終わっちゃったってところだと思うんだけどね。
ま、その韓国オープンでは杉山愛ちゃんと森上あっこちゃんがベスト8入りしてるし、特に第4シードの愛ちゃんはトップ・シードのヒンギス、第2シードのマリア・キリレンコも1回戦負けしちゃった今、優勝の可能性も高まったんじゃないかしら?でも、今日の準々決勝はかつてのライバルでダブルスでも好敵手のパオラ・スアレス。怪我から復帰してやっと本来の調子を取り戻している彼女だけに、苦戦は必至。そんなパオラにも頑張ってもらいたいけどここはやっぱり愛ちゃんに上位進出してもらいましょう!あっこちゃんも第3シードのマリオン・バルトリと言うタフな相手。この二人の決勝戦なんて夢の対決が実現しないかな~~~!!!
ヴィーナスは左手首の怪我のために、ウィンブルドン以降試合に出場していなかったの。そのために現在はランキングを54位まで落としちゃってるから、その大会もノーシードでの出場だったの。波乱を演じたのは若干17歳のアニエスカ・ラドワンスカちゃん。全仏オープン・ジュニアで優勝を果たし、その後ジュニア・ランキングで1位になった彼女は、予選からの勝ち上がりで初めてのヴィーナスとの対戦を6-3,6-0の快勝で飾ったの。ま、そんな大敗をしちゃったヴィーナスにはわけがあったんだけどね。第1セットの終盤から元々痛めていた左手首に痛みが出始めちゃって、ダブルハンドで打つバックハンドは片手のスライスしか打てなくなっちゃったんだって。いくらヴィーナスでもそれじゃ勝てなかったってことね。
3年ぶりにコートに戻ってきたヒンギスは、さすがのテクニックと試合巧者ぶりを発揮して、見事トップ10に返り咲いたけど、シーズン後半へきて不安定な試合が目立つわね。そもそもの始まりは、ウィンブルドンで杉山愛ちゃんに負けたころからじゃないかしらって思うの。ま、日本人の私達にとってはビッグ・ニュースだったんだけど、それまでのヒンギスはトップ15位以下の選手には負けてなくて、当時21位の愛ちゃんに負けてからモントリオールの決勝で19位のイバノビッチに、USオープンでは112位のラッツァーノにまさかの2回戦負けを喫しちゃったのよね。先週インドのカルカッタでは見事な優勝を上げて、今週の韓国オープンだって対抗馬はみあたらずに楽勝で2週連続Vを上げるかって思われてたのよ。そのカルカッタでは70位のサニア・ミルザが対戦した最高ランクの選手で、彼女を6-1,6-0の圧勝で下したのを含め、苦戦1つしないでの優勝だったの。今週はそのミルザに見事リベンジされちゃった感じ。先週があまりにもあっさり勝てた分、ヒンギスの集中力が高まらずに終わっちゃったってところだと思うんだけどね。
ま、その韓国オープンでは杉山愛ちゃんと森上あっこちゃんがベスト8入りしてるし、特に第4シードの愛ちゃんはトップ・シードのヒンギス、第2シードのマリア・キリレンコも1回戦負けしちゃった今、優勝の可能性も高まったんじゃないかしら?でも、今日の準々決勝はかつてのライバルでダブルスでも好敵手のパオラ・スアレス。怪我から復帰してやっと本来の調子を取り戻している彼女だけに、苦戦は必至。そんなパオラにも頑張ってもらいたいけどここはやっぱり愛ちゃんに上位進出してもらいましょう!あっこちゃんも第3シードのマリオン・バルトリと言うタフな相手。この二人の決勝戦なんて夢の対決が実現しないかな~~~!!!
2006年09月28日
フェデラーとサンプラス?
今週のインドはムンバイで行われているムンバイ・オープンで、まさかの1回戦敗退を喫しちゃったカルロス・モーヤ。1998年の全仏オープン覇者で、1999年にランキング1位になったモーヤがロジャー・フェデラーとピート・サンプラスについてこう語っているわ。フェデラーとサンプラスでは比べる次元が違うみたい。「90年代と今とでは状況が違いすぎる。その当時はサンプラスに始まって、(ボリス)ベッカー、(アンドレ)アガシ、(パトリック)ラフターなど、同じような技術を持った優れた選手がたくさんいた。彼らは同じグループにいるトップ選手と見なされていたんだ。でも、今ではトップの二人と他の選手とのギャップが大きすぎる。フェデラーやナダルを見てくれ。他に追随を許していないだろ。サンプラスは優れた選手の中にいた、より一層優れた選手だったんだ。それと比べたら、フェデラーとナダルも優れた選手だけど、優れた選手の中の優れた選手とは言えないだろう。」だって。そうね~、フェデラーはより一層突出している感もあるしね~。彼が大会に参加すると必ずと言っていいほど決勝へ勝ち上がるからね。そう言われちゃっても仕方ないのかもね。いずれにせよ、そう言われるほどフェデラー&ナダルはすごいってことよね!アッパレ!!!
ヨーロッパのメディアが伝えたところによると、フランス期待の若手、ガエル・モンフィスはフランスを離れてアメリカのフロリダへ拠点を移すらしいわ。それは新しいコーチのアシスタントの採用のためで、ニック・ボロテリー・テニス・アカデミーに関係しているらしいの。彼は新しいコーチにピエール・グシエール氏を雇うことを決めているみたいなんだけど、グシエール氏はそのアカデミーの人間で、ニック・ボロテリー氏とも話し合いをもたなければならないみたい。20歳のモンフィスはこれまで、テリー・チャンピオン氏をコーチとし、レミ・バーバリン氏をトレーナーに付けていたんだけど、十分に考えて末に必要不可欠な解雇となったらしいの。精神的なものに加え、右足靭帯の損傷や、左足の疲労骨折を治す必要があるから、そのアカデミーで、新しいコーチと組むトレーナーも必要と判断したからだとか。コーチとトレーナー。今ではトップ選手には必ずと言っていいくらい専属のスタッフが付いていたりするからね。日々の体のケアーをしてないと怪我のもとだし、信頼のおけるトレーナーを付けたいって思うのは当然よね!
ATPでもWTAでも試合中のコーチングは反則ってことになっているけど、WTA2大会で試験的に行われたのはご存知かしら?これからも数大会で行われる方向なんだって。それは来月行われるドイツのシュトゥットガルト、スイスのチューリッヒ、オーストリアのリンツの大会。セット間でのコーチングに加え、メディカル・タイムアウトとトイレ休憩中にもコーチングが許されるんだって。それからインスタント・リプレー・システムって言うビデオ判定も試されたけど、それは10月9日から15日に行われるロシアのクレムリン・カップと、11月6日から12日に行われるツアー最終戦のツアー・チャンピオンシップで導入されるらしい。さ、来年のツアーはどんなルールで行われるんでしょうか???
ヨーロッパのメディアが伝えたところによると、フランス期待の若手、ガエル・モンフィスはフランスを離れてアメリカのフロリダへ拠点を移すらしいわ。それは新しいコーチのアシスタントの採用のためで、ニック・ボロテリー・テニス・アカデミーに関係しているらしいの。彼は新しいコーチにピエール・グシエール氏を雇うことを決めているみたいなんだけど、グシエール氏はそのアカデミーの人間で、ニック・ボロテリー氏とも話し合いをもたなければならないみたい。20歳のモンフィスはこれまで、テリー・チャンピオン氏をコーチとし、レミ・バーバリン氏をトレーナーに付けていたんだけど、十分に考えて末に必要不可欠な解雇となったらしいの。精神的なものに加え、右足靭帯の損傷や、左足の疲労骨折を治す必要があるから、そのアカデミーで、新しいコーチと組むトレーナーも必要と判断したからだとか。コーチとトレーナー。今ではトップ選手には必ずと言っていいくらい専属のスタッフが付いていたりするからね。日々の体のケアーをしてないと怪我のもとだし、信頼のおけるトレーナーを付けたいって思うのは当然よね!
ATPでもWTAでも試合中のコーチングは反則ってことになっているけど、WTA2大会で試験的に行われたのはご存知かしら?これからも数大会で行われる方向なんだって。それは来月行われるドイツのシュトゥットガルト、スイスのチューリッヒ、オーストリアのリンツの大会。セット間でのコーチングに加え、メディカル・タイムアウトとトイレ休憩中にもコーチングが許されるんだって。それからインスタント・リプレー・システムって言うビデオ判定も試されたけど、それは10月9日から15日に行われるロシアのクレムリン・カップと、11月6日から12日に行われるツアー最終戦のツアー・チャンピオンシップで導入されるらしい。さ、来年のツアーはどんなルールで行われるんでしょうか???
2006年09月27日
15歳の新鋭!!!
先週スロベニアで行われたスロベニア・オープンで、何と15歳のタミラ・パスゼックちゃんが初優勝を飾ったの。ジュニアの大会と同時進行でプレーしている彼女。最近めきめき力を付けているのよ。全豪&全仏オープン・ジュニアではベスト8、ウィンブルドン・ジュニアでベスト4、こないだ行われたUSオープン・ジュニアでは準優勝と、ジュニア・ランキングも14位と自己最高位にいるの。そんな彼女のことをちょっとご紹介。
1990年12月6日生まれの彼女がテニスを始めたのは4歳半。お母さんがプレーしていたのがきっかけだとか。彼女、オーストリア出身なんだけど、画像のように肌はちょっと褐色。それは彼女のバックグラウンドからなの。お父さんの両親は二人ともインド出身で、お父さん自体はタンザニア生まれでケニア育ちなんだとか。その後15年カナダに住んでからオーストリアへ移住したんだって。彼女のお母さんはチリで生まれたんだけど、小さい頃にオーストリアへ。それはお母さんのお母さんがオーストリア出身だったからなの。お母さんのお父さんは、ポーランド人とフランス人の両親を持っているから、彼女の“パスゼック”はポーランド系の名前なんだって。彼女自身、自分のことを「かなりのミックスよ」って語っております。5歳から去年まで同じコーチのもと練習を積んでいたんだけど、今年の3月から元ランキング1位だったグスタボ・クエルテンをコーチしていたラリー・パッソス氏が彼女を見ているの。ファッションに関心の高い彼女。時間があると洋服の買い物に出かけて、映画を観たり友達を遊ぶのが大好きって語るところは、普通の15歳よね。去年、地元オーストリアのリンツで毎年行われるジェネラーリ女子オープンへ主催者推薦で初めてWTAレベルの大会へ出場し初戦を突破してから(その時は2回戦で第8シードのアンナ・イバノビッチに負けてるけど)、わずかWTAレベルの大会3大会目での優勝は見事の一言よね。上位シードがどんどん敗退する幸運をしっかり活かせるのも、実力のうち?って感じね!この優勝で、今季の最年少優勝記録を更新して(これまではミカエラ・クライセックの17歳)、259位での優勝は最低ランキングでの優勝者にもなったの(これまではボコタで優勝したドミンゲス=リノの89位)。そのランキングも一気に160位とジャンプ・アップ!トップ100入りも間近って感じかしらね。現在低迷中のオーストリア女子。トップ50には誰もいなくて、トップ100にもシビル・バンマー(55位)のみ。そして彼女が3番目の選手へと躍進しちゃったわ。今後の活躍に注目しましょう。
先週の日本人の活躍で~っす。
女子は茨城で2万5千ドルのサーキットに多くの日本人が参加しました。ベスト4には第1シードの不田涼子、第3シードの久松志保、第7シードの米村明子、第8シードの飯島久美子選手が勝ち上がって久松VS米村の決勝戦となりました。決勝は6-2,3-6,7-5の接戦で久松が勝利して、自身5度目の決勝進出で初優勝を飾りました。おめでと~!
今週は東京で5万ドルとちょっと大きなサーキットがあります。高雄恵利加(第2シード)、森田あゆみ(第8シード)選手なども参加して行われます。それから韓国で行われている韓国オープン・テニス選手権には第4シードに杉山愛ちゃんの他、中村藍子&森上亜希子選手が出場してて、そろって1回戦を突破してますね。でも、中村&森上は2回戦での対戦となってるのよね~。どっちも勝って~~~って不可能ね!
男子は北海道で1万5千ドルのフューチャー大会があって、こちらもたくさんの日本人が出場しておりました。ベスト4には第4シードの茶園鉄也、第5シードの杉田祐一、ノーシードから畠中将人選手が勝ち残り杉田選手が2週連続で決勝進出を果たして、高校生の2週連続優勝と期待が膨れたの。でも結果は第7シードのJ・ペードに6-4,3-6,4-6で力尽きました。その杉田君は先々週の優勝ポイントが付いて825位から616位へとジャンプしてます。先週のポイントが付くと来週は益々ジャンプしてくれるはず!!!
今週はチャレンジャー&フューチャー大会の出場はないけど、グランプリ大会ではインドのムンバイ・オープンに本村剛一選手が出場して、見事初戦を突破してますね。タイ・オープンの予選には添田豪、松井俊英、岩淵聡、深海廣司、金子聖選手が出場したけど、みんな予選で敗退しちゃいました。あ、ジュニア・ランキング10位の錦織圭君がアメリカの1万ドルのフューチャーの予選第7シードでチャレンジしてます。128人も予選に出場し、本戦入りは8人とタフなドローで、最終ラウンドまで勝ち上がったけど、あと1歩ってところで本戦入りとはなりませんでした。が、しかし、ラッキー・ルーザー1番手だから欠場者が出ればもしかして・・・って感じです。
来週はジャパン・オープン。予選出場組も頑張って一人でも多く本戦入りしてもらいたいわ。すごく楽しみよね。Pinkyも応援に駆けつけちゃいま~っす!!!
余談ですが、ルクセンブルグで行われているフォルティス選手権に、膝の怪我から復帰したチャンダ・ルビンが出場してるの~。どんな仕上がりかしらね?それから先週お伝えしようと思ったんだけど、先々週のブラジルの2万5千ドルのチャレンジャーに、ドーピング違反で出場停止処分を受けていたギエルモ・カニャスが出場して、見事優勝を果たしました。2年間の出場停止処分から15ヶ月に短縮されて、この9月から晴れてコートに復帰できることになったの。ルビンとは違う理由だけど、二人の今後を見守りましょう!
1990年12月6日生まれの彼女がテニスを始めたのは4歳半。お母さんがプレーしていたのがきっかけだとか。彼女、オーストリア出身なんだけど、画像のように肌はちょっと褐色。それは彼女のバックグラウンドからなの。お父さんの両親は二人ともインド出身で、お父さん自体はタンザニア生まれでケニア育ちなんだとか。その後15年カナダに住んでからオーストリアへ移住したんだって。彼女のお母さんはチリで生まれたんだけど、小さい頃にオーストリアへ。それはお母さんのお母さんがオーストリア出身だったからなの。お母さんのお父さんは、ポーランド人とフランス人の両親を持っているから、彼女の“パスゼック”はポーランド系の名前なんだって。彼女自身、自分のことを「かなりのミックスよ」って語っております。5歳から去年まで同じコーチのもと練習を積んでいたんだけど、今年の3月から元ランキング1位だったグスタボ・クエルテンをコーチしていたラリー・パッソス氏が彼女を見ているの。ファッションに関心の高い彼女。時間があると洋服の買い物に出かけて、映画を観たり友達を遊ぶのが大好きって語るところは、普通の15歳よね。去年、地元オーストリアのリンツで毎年行われるジェネラーリ女子オープンへ主催者推薦で初めてWTAレベルの大会へ出場し初戦を突破してから(その時は2回戦で第8シードのアンナ・イバノビッチに負けてるけど)、わずかWTAレベルの大会3大会目での優勝は見事の一言よね。上位シードがどんどん敗退する幸運をしっかり活かせるのも、実力のうち?って感じね!この優勝で、今季の最年少優勝記録を更新して(これまではミカエラ・クライセックの17歳)、259位での優勝は最低ランキングでの優勝者にもなったの(これまではボコタで優勝したドミンゲス=リノの89位)。そのランキングも一気に160位とジャンプ・アップ!トップ100入りも間近って感じかしらね。現在低迷中のオーストリア女子。トップ50には誰もいなくて、トップ100にもシビル・バンマー(55位)のみ。そして彼女が3番目の選手へと躍進しちゃったわ。今後の活躍に注目しましょう。
先週の日本人の活躍で~っす。
女子は茨城で2万5千ドルのサーキットに多くの日本人が参加しました。ベスト4には第1シードの不田涼子、第3シードの久松志保、第7シードの米村明子、第8シードの飯島久美子選手が勝ち上がって久松VS米村の決勝戦となりました。決勝は6-2,3-6,7-5の接戦で久松が勝利して、自身5度目の決勝進出で初優勝を飾りました。おめでと~!
今週は東京で5万ドルとちょっと大きなサーキットがあります。高雄恵利加(第2シード)、森田あゆみ(第8シード)選手なども参加して行われます。それから韓国で行われている韓国オープン・テニス選手権には第4シードに杉山愛ちゃんの他、中村藍子&森上亜希子選手が出場してて、そろって1回戦を突破してますね。でも、中村&森上は2回戦での対戦となってるのよね~。どっちも勝って~~~って不可能ね!
男子は北海道で1万5千ドルのフューチャー大会があって、こちらもたくさんの日本人が出場しておりました。ベスト4には第4シードの茶園鉄也、第5シードの杉田祐一、ノーシードから畠中将人選手が勝ち残り杉田選手が2週連続で決勝進出を果たして、高校生の2週連続優勝と期待が膨れたの。でも結果は第7シードのJ・ペードに6-4,3-6,4-6で力尽きました。その杉田君は先々週の優勝ポイントが付いて825位から616位へとジャンプしてます。先週のポイントが付くと来週は益々ジャンプしてくれるはず!!!
今週はチャレンジャー&フューチャー大会の出場はないけど、グランプリ大会ではインドのムンバイ・オープンに本村剛一選手が出場して、見事初戦を突破してますね。タイ・オープンの予選には添田豪、松井俊英、岩淵聡、深海廣司、金子聖選手が出場したけど、みんな予選で敗退しちゃいました。あ、ジュニア・ランキング10位の錦織圭君がアメリカの1万ドルのフューチャーの予選第7シードでチャレンジしてます。128人も予選に出場し、本戦入りは8人とタフなドローで、最終ラウンドまで勝ち上がったけど、あと1歩ってところで本戦入りとはなりませんでした。が、しかし、ラッキー・ルーザー1番手だから欠場者が出ればもしかして・・・って感じです。
来週はジャパン・オープン。予選出場組も頑張って一人でも多く本戦入りしてもらいたいわ。すごく楽しみよね。Pinkyも応援に駆けつけちゃいま~っす!!!
余談ですが、ルクセンブルグで行われているフォルティス選手権に、膝の怪我から復帰したチャンダ・ルビンが出場してるの~。どんな仕上がりかしらね?それから先週お伝えしようと思ったんだけど、先々週のブラジルの2万5千ドルのチャレンジャーに、ドーピング違反で出場停止処分を受けていたギエルモ・カニャスが出場して、見事優勝を果たしました。2年間の出場停止処分から15ヶ月に短縮されて、この9月から晴れてコートに復帰できることになったの。ルビンとは違う理由だけど、二人の今後を見守りましょう!
2006年09月25日
頑張りましたっっっ!
先週末行われたデビスカップの準決勝のロシア対アメリカ。壮絶な試合が行われたわね。初日のシングルス2試合とも負けちゃったアメリカは2日目のダブルスでブライアン兄弟が何とかかって、望みをつないだわ。続く3日目のシングルスの対アンディ・ロディック戦にロシアから登場したのは、全仏オープンでベスト4入りしてクレーで実績のあるエース、ニコライ・ダビデンコではなく、ドミトリー・ツルスノフだったの。このキャプテンの采配は本当に掛けだったんじゃないかしら?そこ掛けに見事答えたのがツルスノフ。第1、第2セットを奪ったものの、第3、第4セットを奪い返され、ファイナルセットも6ー5とリードを許してロディックのサービング・フォー・マッチ!万事休すかと思われたけど、そのサーブをブレークしてそこからドラマが。その後試合は歴史に残るゲームとなる17ー15と32ゲームにも渡り、見事ツルスノフが勝利を収め、その期待に答えたのでした。
ツルスノフは勝利への感想を聞かれて「まだ何とも言い表せないよ。でも準々決勝(フランスのモンフィス戦)と同じ感じかな。ちょっと疲れたけど、とてもハッピーさ。素晴らしい気持ちで一杯だけど、言葉では表わすことができない。」って、興奮覚めやらない感じだったわ。ファイナルセット17ー15はワールド・グループでの最長記録だったとか。試合時間も4時間48分に及んだんだって。それはお疲れさまでした。
一方のロディックは、「正直今の時点では前向きな考え方はできないのが事実かな。特にデビスカップでの敗戦は受け入れがたいよね。だって、自分一人のことじゃなくて、チームメートや国に対して落胆させてしまうからさ。本当に辛いね。今日のように劣勢から挽回してリズムをつかんでおきながら、結局負けてしまうなんて。たまらないよ!」って、ひどく落胆してました。そりゃそうよね。0ー2ダウンから2セット・オールへ持ち込んだ時は「よし、やったぞ!」って内心思っていたに違いないからね。でもアメリカ・チームのキャプテンのパトリック・マッケンロー氏も「本当にアメリカで応援してくれたたくさんの方々には申し訳ない気持ちで一杯。しかし5時間近くも高いレベルで試合をし続けた二人には賞賛の価値があるね。アンディはすべてを出し切ってくれたし、これ以上望まないよ。お疲れさまって言ってあげたい。」って頑張りを認めておりました。勝負の世界で生きている人達だから、勝つこともあれば負けることだってある。負けたことをいつまでも引きずってたら、次ぎへ進めないのかもね!
勝ったロシアは12月に行われる決勝で、アルゼンチンと対戦することになりました。アルゼンチン対オーストラリアは打って変わって、5ー0でアルゼンチンが圧勝する結果に。マーク・フィリプーシスもレイトン・ヒューイットも勝利をつかめず、ダブルス巧者のアーサーズ&ハンレーも負けちゃう展開は予想できなかったんじゃないかしら?さ、今年の優勝国はロシアかアルゼンチンか。12月の決戦をお楽しみに!
ツルスノフは勝利への感想を聞かれて「まだ何とも言い表せないよ。でも準々決勝(フランスのモンフィス戦)と同じ感じかな。ちょっと疲れたけど、とてもハッピーさ。素晴らしい気持ちで一杯だけど、言葉では表わすことができない。」って、興奮覚めやらない感じだったわ。ファイナルセット17ー15はワールド・グループでの最長記録だったとか。試合時間も4時間48分に及んだんだって。それはお疲れさまでした。
一方のロディックは、「正直今の時点では前向きな考え方はできないのが事実かな。特にデビスカップでの敗戦は受け入れがたいよね。だって、自分一人のことじゃなくて、チームメートや国に対して落胆させてしまうからさ。本当に辛いね。今日のように劣勢から挽回してリズムをつかんでおきながら、結局負けてしまうなんて。たまらないよ!」って、ひどく落胆してました。そりゃそうよね。0ー2ダウンから2セット・オールへ持ち込んだ時は「よし、やったぞ!」って内心思っていたに違いないからね。でもアメリカ・チームのキャプテンのパトリック・マッケンロー氏も「本当にアメリカで応援してくれたたくさんの方々には申し訳ない気持ちで一杯。しかし5時間近くも高いレベルで試合をし続けた二人には賞賛の価値があるね。アンディはすべてを出し切ってくれたし、これ以上望まないよ。お疲れさまって言ってあげたい。」って頑張りを認めておりました。勝負の世界で生きている人達だから、勝つこともあれば負けることだってある。負けたことをいつまでも引きずってたら、次ぎへ進めないのかもね!
勝ったロシアは12月に行われる決勝で、アルゼンチンと対戦することになりました。アルゼンチン対オーストラリアは打って変わって、5ー0でアルゼンチンが圧勝する結果に。マーク・フィリプーシスもレイトン・ヒューイットも勝利をつかめず、ダブルス巧者のアーサーズ&ハンレーも負けちゃう展開は予想できなかったんじゃないかしら?さ、今年の優勝国はロシアかアルゼンチンか。12月の決戦をお楽しみに!
2006年09月24日
ヒンギスと女性陣の活躍。
今季、3シーズンぶりに復帰を果たしたマルチナ・ヒンギス。25歳の彼女は、今のツアープロの寿命の長さからみても、まだまだ数年はやって行ける年齢。ランキング1位への復活は何とも言えないけど、見事トップ10入りを果たし、トップ・プレーヤーの仲間入りをして、その実力の高さを証明して見せたわね。正直、彼女のかつての記録がすごいから「やっぱり駄目じゃない」って思われがちだけど、それは1位になるってことを前提に考えてだと思うの。今のプロだってトップ10入りを必死に狙っている選手が何人いるか・・・。日本のエース、杉山愛ちゃんだって、引退前にもう1回って思って頑張ってるに違いないのよ。それを考えたら、現在ランキング9位、シーズン終盤へ来てチャンピオンズ・レースでは6位って言うのは堂々たる成績よね。今週行われているインドのサンフィースト・オープンでも地元期待の第5シードのサニア・ミルザを下して決勝進出を果たしてるわね(決勝戦は今日の日本時間の夕方から夜にかけて行われます)。そんな彼女自身も世界のトップに立つことより、こうしてプレーが続けられることの喜びを優先しているみたい。
「グランドスラムでの優勝とかが今の人生で一番大切なことだなんて今は言わないわ。そう言ったことだってあったけど、今はこうしてテニスを続けて、高いレベルでプレーができることの方がもっと大切だって思うの。」
って、4大大会での頂点を極めることを必死に行っていた若き頃と比べて、勝つことへの執念は弱まったような発言だけど、それでまた怪我をして何年も某にふることを考えたら、今こうしてプレーを続けられることの方が幸せだって考えられるようになったんじゃないかしら?彼女にとってはとても良い事だってPinkyは思うわ。こうしてコートに帰ってきて楽しい人生を送れているんですもの。このまま年末の最終戦のツアー・チャンピオンシップにも出場してもらいたいわね!
そのサンフィースト・オープンで予選から勝ち上がってベスト4進出を果たした選手がいたの。イロダ・ツリャガノワ。現在24歳でランキングは342位なんだけど、2002年6月には最高16位まで行った選手。6月15日のブログでも書いたんだけど、2003年8月に右エルボの手術を受けてその後シーズンを棒に振っちゃって、今は怪我からの復活途中って感じなのよね。もともと実力のある選手だったし、今回の勝ち上がりも納得と言えば納得なんだけどね。来シーズンのグランドスラム出場へ向けて、益々ランキングを上げて元気にプレーを続けてもらいたいわね。
それから現在ダブルスのチーム・ランキングでリサ・レイモンド&サマンサ・ストザー組に続いて2位にいるヤン・ツー&鄭潔ペアー。1位のレイモンド&ストザーに続いて最終戦のツアー・チャンピオンシップ出場を決めました。最終戦に出場する中国人は彼女達が初めての快挙。数年前のロシア旋風に続く中国旋風の象徴って感じよね。北京オリンピックへ向けて強化が進んでいることもあって、今後の中国人には目が離せませんわよ!!!
「グランドスラムでの優勝とかが今の人生で一番大切なことだなんて今は言わないわ。そう言ったことだってあったけど、今はこうしてテニスを続けて、高いレベルでプレーができることの方がもっと大切だって思うの。」
って、4大大会での頂点を極めることを必死に行っていた若き頃と比べて、勝つことへの執念は弱まったような発言だけど、それでまた怪我をして何年も某にふることを考えたら、今こうしてプレーを続けられることの方が幸せだって考えられるようになったんじゃないかしら?彼女にとってはとても良い事だってPinkyは思うわ。こうしてコートに帰ってきて楽しい人生を送れているんですもの。このまま年末の最終戦のツアー・チャンピオンシップにも出場してもらいたいわね!
そのサンフィースト・オープンで予選から勝ち上がってベスト4進出を果たした選手がいたの。イロダ・ツリャガノワ。現在24歳でランキングは342位なんだけど、2002年6月には最高16位まで行った選手。6月15日のブログでも書いたんだけど、2003年8月に右エルボの手術を受けてその後シーズンを棒に振っちゃって、今は怪我からの復活途中って感じなのよね。もともと実力のある選手だったし、今回の勝ち上がりも納得と言えば納得なんだけどね。来シーズンのグランドスラム出場へ向けて、益々ランキングを上げて元気にプレーを続けてもらいたいわね。
それから現在ダブルスのチーム・ランキングでリサ・レイモンド&サマンサ・ストザー組に続いて2位にいるヤン・ツー&鄭潔ペアー。1位のレイモンド&ストザーに続いて最終戦のツアー・チャンピオンシップ出場を決めました。最終戦に出場する中国人は彼女達が初めての快挙。数年前のロシア旋風に続く中国旋風の象徴って感じよね。北京オリンピックへ向けて強化が進んでいることもあって、今後の中国人には目が離せませんわよ!!!
2006年09月23日
お国のために・・・
今週末行われている、男子国別対抗戦のデビスカップの準決勝。決勝戦進出の切符を掛けてロシアは地元モスクワでアメリカを、アルゼンチンはブエノス=アイレスでオーストラリアを迎えて戦っているのよね。それに向けて、オーストラリア・チームのキャプテンであるジョン・フィッツジェラルド氏がアルゼンチンのエースのナルバンディアンへこんなプレッシャーをかけてるの。
「ナルバンディアンは素晴らしい選手さ。地元でのデビスカップでも結果を残しているくらい、デビスカップには欠かせない選手。しかし時には、地元で国を上げての試合で、エースとして必ず勝利を上げなければならないと言われてしまう。そしてそれがかなりのプレッシャーになることも事実。同じようなことが地元での試合で私達も経験したよ。新聞などでは勝利を期待され、誰からも勝つんだって思われていた。特に初日のシングルスで1-1になったらその夜は眠れないくらいさ。」
それに対してナルバンディアンも負けじと反撃してるわ。
「初日にそんな終わり方をしてから、自分達に勝つチャンスがあると信じたいね。それに試合に勝って、そんな状況でも僕達に有利に働くだろうと知らしめたいね。」ってかなり強きの発言をしておりました。コートの外でも色んな火花が散っているのよ~~~!
そのデビスカップのワールド・グループのプレーオフ(入れ替え戦)に、地元でセルビア=モンテネグロを迎えて戦うスイスは、なんとエースのロジャー・フェデラーが第1シングルスに登場するのよ。去年もこの時期のプレーオフに出場してたけど、2004年にデビスカップの1回戦から出場して以来、2年連続で2月にあるデビスカップ1回戦には出場していないの。お陰(?)で、去年も今年も1回戦を勝ち上がることはできず、9月のプレーオフを戦わなければならない結果に。それについて、こんな言い訳をしておりました。
「毎年、難しい決断を迫られるんだ。今の状況では、1年にデビスカップには1回しか参加できないのが現状。世界ランキング1位の身としては、スケジュールが混み合っていて、2月の1回戦への出場はかなり困難なのが事実なんだ。」
だって。ま、出場した大会のほとんどで決勝まで勝ち上がっちゃうから、続けて試合に出場するのはかなり厳しいのも事実なのよね。特に全豪オープン直後となると、肉体的にも精神的にもきついんじゃないかしら?そうなると、仕方ないのわね~って感じね。ま、プレーオフで頑張って、ワールド・グループ残留には貢献してね!
「ナルバンディアンは素晴らしい選手さ。地元でのデビスカップでも結果を残しているくらい、デビスカップには欠かせない選手。しかし時には、地元で国を上げての試合で、エースとして必ず勝利を上げなければならないと言われてしまう。そしてそれがかなりのプレッシャーになることも事実。同じようなことが地元での試合で私達も経験したよ。新聞などでは勝利を期待され、誰からも勝つんだって思われていた。特に初日のシングルスで1-1になったらその夜は眠れないくらいさ。」
それに対してナルバンディアンも負けじと反撃してるわ。
「初日にそんな終わり方をしてから、自分達に勝つチャンスがあると信じたいね。それに試合に勝って、そんな状況でも僕達に有利に働くだろうと知らしめたいね。」ってかなり強きの発言をしておりました。コートの外でも色んな火花が散っているのよ~~~!
そのデビスカップのワールド・グループのプレーオフ(入れ替え戦)に、地元でセルビア=モンテネグロを迎えて戦うスイスは、なんとエースのロジャー・フェデラーが第1シングルスに登場するのよ。去年もこの時期のプレーオフに出場してたけど、2004年にデビスカップの1回戦から出場して以来、2年連続で2月にあるデビスカップ1回戦には出場していないの。お陰(?)で、去年も今年も1回戦を勝ち上がることはできず、9月のプレーオフを戦わなければならない結果に。それについて、こんな言い訳をしておりました。
「毎年、難しい決断を迫られるんだ。今の状況では、1年にデビスカップには1回しか参加できないのが現状。世界ランキング1位の身としては、スケジュールが混み合っていて、2月の1回戦への出場はかなり困難なのが事実なんだ。」
だって。ま、出場した大会のほとんどで決勝まで勝ち上がっちゃうから、続けて試合に出場するのはかなり厳しいのも事実なのよね。特に全豪オープン直後となると、肉体的にも精神的にもきついんじゃないかしら?そうなると、仕方ないのわね~って感じね。ま、プレーオフで頑張って、ワールド・グループ残留には貢献してね!
2006年09月20日
女子ブログ&ヒンギスも大忙し。
今週、女子のWTAブログを担当してるのが、このあいだのUSオープンで自身初のベスト4入りを果たし、シーズン終盤へ来てメキメキ調子を上げているイェレーナ・ヤンコビッチ。チャイナ・オープンに出場で北京にいる彼女。そのブログからちょっとご紹介!
「今日は朝9時半に起きたの。イェレーナ・コスタニッチが電話をかけて起こしてくるたわ。もし彼女が電話してくれなかったら、いったいいつまで寝てたか分からないわ!うっかり寝過ごすところだったから、起こしてくれて本当に良かっ
た。昨夜はあまり眠れなくて、夜中の2時に目が覚めちゃったの。いつもお母さんを起こしてしまうけど、昨夜は大丈夫だったわ。なかなか寝付けなくて、しばらく天井を眺めてたの。今日は2時からN・リー選手と30分ほど練習をしたの。最後は、夕食を賭けてポイントを争ったんだけど、2ー2だったから、1つづつおごることにしたの。なんと蛇料理をね!今週はちょっと辛いわ。十分な睡眠が取れないから。夜は全然眠くなくて、昼間に眠くなっちゃう。(時差惚けがひどいの)でも、何とかやってます!コーヒーを眠気覚ましに飲んでね。そうそう、リー選手曰く、蛇料理は鳥肉と似た味がするだけじゃなくて、お肌に良い効果があるんだとか。そう言えば、こないだはアイスクリームを賭けたっけ。」
選手どうし仲が良いのは、すごく良いことだわ!試合で色んな国を転戦しているから、時差の克服は大切な問題よね!それに、訪れた先の国出身の選手にその国や街を案内してもらうのも楽しみの1つじゃないかしら?今回の蛇料理みたいに
!!!
インドのメディアから。
「今週開催のサンフィースト・オープンにトップシードで出場のマルチナ・ヒンギス。大会に先駆けて、マザー・テレサの家を訪れた。マザー・テレサが世界で行った数々の功績を讃えてある場所。お母さんのメラニーさんと、インドのトップ・プレーヤーでダブルス名手のマヘッシュ・ブパティの奥さん、スェッタさんと共に訪れたヒンギスは、マザー・テレサのお墓に花束とお祈りをささげた。その後、シシュー・ブハバンと言う所を訪問した。そこは貧しい子供たちの施設で
、子供たちと交流を持ち、そこに展示してあるマザー・テレサの生涯を紹介した写真館も訪れたのだった。」
だって。スター選手ともなると、色んなイベントに参加したり、こうやって招待された所を訪れたり、チャリティをしたりって忙しいのね!ただテニスをしているだけじゃないのね~。ま、これも仕事のうちなんだろうけどね!
「今日は朝9時半に起きたの。イェレーナ・コスタニッチが電話をかけて起こしてくるたわ。もし彼女が電話してくれなかったら、いったいいつまで寝てたか分からないわ!うっかり寝過ごすところだったから、起こしてくれて本当に良かっ
た。昨夜はあまり眠れなくて、夜中の2時に目が覚めちゃったの。いつもお母さんを起こしてしまうけど、昨夜は大丈夫だったわ。なかなか寝付けなくて、しばらく天井を眺めてたの。今日は2時からN・リー選手と30分ほど練習をしたの。最後は、夕食を賭けてポイントを争ったんだけど、2ー2だったから、1つづつおごることにしたの。なんと蛇料理をね!今週はちょっと辛いわ。十分な睡眠が取れないから。夜は全然眠くなくて、昼間に眠くなっちゃう。(時差惚けがひどいの)でも、何とかやってます!コーヒーを眠気覚ましに飲んでね。そうそう、リー選手曰く、蛇料理は鳥肉と似た味がするだけじゃなくて、お肌に良い効果があるんだとか。そう言えば、こないだはアイスクリームを賭けたっけ。」
選手どうし仲が良いのは、すごく良いことだわ!試合で色んな国を転戦しているから、時差の克服は大切な問題よね!それに、訪れた先の国出身の選手にその国や街を案内してもらうのも楽しみの1つじゃないかしら?今回の蛇料理みたいに
!!!
インドのメディアから。
「今週開催のサンフィースト・オープンにトップシードで出場のマルチナ・ヒンギス。大会に先駆けて、マザー・テレサの家を訪れた。マザー・テレサが世界で行った数々の功績を讃えてある場所。お母さんのメラニーさんと、インドのトップ・プレーヤーでダブルス名手のマヘッシュ・ブパティの奥さん、スェッタさんと共に訪れたヒンギスは、マザー・テレサのお墓に花束とお祈りをささげた。その後、シシュー・ブハバンと言う所を訪問した。そこは貧しい子供たちの施設で
、子供たちと交流を持ち、そこに展示してあるマザー・テレサの生涯を紹介した写真館も訪れたのだった。」
だって。スター選手ともなると、色んなイベントに参加したり、こうやって招待された所を訪れたり、チャリティをしたりって忙しいのね!ただテニスをしているだけじゃないのね~。ま、これも仕事のうちなんだろうけどね!
2006年09月19日
心配なエナンと日本人の結果!
先週末に行われた、女子国別対抗戦フェドカップの決勝戦は、ダブルスにまで勝敗がもつれ込んだけど、結局イタリアが優勝したのよね。敗れたベルギーは、ここまでジュスティーヌ・エナン=アルデンヌとキム・クレイステルスの二枚看板の本気バージョンで今季は臨んで来たんだけど、キムの怪我の再発でその荷の重さを一人で担ぐ結果となっちゃったエナンは、実力では勝っていたかも知れないけど、体が保たなかったわね!2日目のシングルスのイタリアのエース、フランチェスカ・スキアボーネ戦中に膝に痛みが出始めたにもかかわらず、優勝目前に迫りダブルスにも出場したのが仇となり、最後まで試合を続けることができなかったの。試合後のインタビューでは、怪我は大したことないって語ったエナンだったけど、そうでもなさそうなのよ。
「シングルスにすべてを出し切って、ダブルスにはもう残っていなかったわ。厳しい状況だった。また新たなページをめくらなければならないわ。そして体のケアーをしなければ。なぜなら、この怪我が思った以上に悪い状態だって分かったから。」って語ってるの!キムに続いてエナンまで!!!膝の痛みは明らかだったらしいんだけど、優勝の二文字を目の前にしたら、頑張らざるを得なかったのは、特に地元で行われた決勝戦では避けられなかったんでしょうね。今シーズン上位8人しか出られない最終戦のツアー・チャンピオンシップスへの出場権をすでに獲得しているだけに、それまでの回復を期待するしかなさそうね。
先週のフューチャー&サーキットの結果報告!
まずは男子。国内は大阪で1万5千ドルのフューチャーが行われて、なんと第7シードで出場の現役高校生、杉田祐一君が初優勝を飾りました!準々決勝ではトップ・シードの寺池貴弘選手をフルセットで敗り、準決勝でも第3シードの茶園鉄也選手をストレートで、決勝戦も台湾のリー選手をストレートで下す圧巻ぶり。プロの道より進学を選んで、来春から早稲田大学へ通ってのプレーとなるみたい。甲子園を湧かせたハンカチ王子の斎藤君や、卓球の愛ちゃんと同級生になるわけよね。大学生活をエンジョイしながら世界を目指してもらいたいわね。
今週も北海道は札幌で行われるフューチャーに、杉田君始め杉山記一選手も出場するみたいね。さ~、杉田君の2週連続優勝なるかしら!?!?
女子は広島で1万ドルのサーキットがありました。ベスト4には、第3シードの濱村夏美、第7シードの黒田祐加、ノーシードの尾崎真衣加が勝ち上がり、黒田と尾崎で決勝戦が行われ、黒田選手がストレートで尾崎選手を敗り、水野選手と組んだダブルスと共に、ダブル優勝を飾りました!おめでとう!
今週は茨城で2万5千ドルのサーキットがあって、不田涼子、久松志保、岡本聖子選手含め、たくさんの日本人が出場しま~す。応援しましょ!
ランキングをアップさせた日本人選手は、先週のチャイナ・オープンで見事予選を突破した本村剛一選手が313位から292位へ、同じく予選を突破して本戦でも2回戦へ進んだ岩淵聡選手は428位から372位へと大きくジャンプしました!フューチャー大会のポイントはまだ加算されてないから、杉田君のランキングには反映されてないわ。
女子では、インドネシアのバリで行われたウィスミラク国際で初戦を突破して2回戦へ進んだ高雄恵利加選手が152位から140位へと自己最高位を更新。これからのアジア・ツアーで結果を残せれば、トップ100入りも夢じゃないわよ!頑張ってもらいたいわ~。サーキットのポイントはまだ加算されてないから、来週のお楽しみって感じね。
「シングルスにすべてを出し切って、ダブルスにはもう残っていなかったわ。厳しい状況だった。また新たなページをめくらなければならないわ。そして体のケアーをしなければ。なぜなら、この怪我が思った以上に悪い状態だって分かったから。」って語ってるの!キムに続いてエナンまで!!!膝の痛みは明らかだったらしいんだけど、優勝の二文字を目の前にしたら、頑張らざるを得なかったのは、特に地元で行われた決勝戦では避けられなかったんでしょうね。今シーズン上位8人しか出られない最終戦のツアー・チャンピオンシップスへの出場権をすでに獲得しているだけに、それまでの回復を期待するしかなさそうね。
先週のフューチャー&サーキットの結果報告!
まずは男子。国内は大阪で1万5千ドルのフューチャーが行われて、なんと第7シードで出場の現役高校生、杉田祐一君が初優勝を飾りました!準々決勝ではトップ・シードの寺池貴弘選手をフルセットで敗り、準決勝でも第3シードの茶園鉄也選手をストレートで、決勝戦も台湾のリー選手をストレートで下す圧巻ぶり。プロの道より進学を選んで、来春から早稲田大学へ通ってのプレーとなるみたい。甲子園を湧かせたハンカチ王子の斎藤君や、卓球の愛ちゃんと同級生になるわけよね。大学生活をエンジョイしながら世界を目指してもらいたいわね。
今週も北海道は札幌で行われるフューチャーに、杉田君始め杉山記一選手も出場するみたいね。さ~、杉田君の2週連続優勝なるかしら!?!?
女子は広島で1万ドルのサーキットがありました。ベスト4には、第3シードの濱村夏美、第7シードの黒田祐加、ノーシードの尾崎真衣加が勝ち上がり、黒田と尾崎で決勝戦が行われ、黒田選手がストレートで尾崎選手を敗り、水野選手と組んだダブルスと共に、ダブル優勝を飾りました!おめでとう!
今週は茨城で2万5千ドルのサーキットがあって、不田涼子、久松志保、岡本聖子選手含め、たくさんの日本人が出場しま~す。応援しましょ!
ランキングをアップさせた日本人選手は、先週のチャイナ・オープンで見事予選を突破した本村剛一選手が313位から292位へ、同じく予選を突破して本戦でも2回戦へ進んだ岩淵聡選手は428位から372位へと大きくジャンプしました!フューチャー大会のポイントはまだ加算されてないから、杉田君のランキングには反映されてないわ。
女子では、インドネシアのバリで行われたウィスミラク国際で初戦を突破して2回戦へ進んだ高雄恵利加選手が152位から140位へと自己最高位を更新。これからのアジア・ツアーで結果を残せれば、トップ100入りも夢じゃないわよ!頑張ってもらいたいわ~。サーキットのポイントはまだ加算されてないから、来週のお楽しみって感じね。
2006年09月17日
マレー君もビックリ!
アンディ・マレーとコーチのブラッド・ギルバート氏のちょっとホットは話題を1つ。マレー君は仲良くギルバート氏のお家に御招待されたみたい。で、その感想は・・・?
「ギルバートさんの家にちょっとお邪魔したんだ。その家と言ったら、今までの人生で一番大きな家だった。でかいの一言。タクシーで家に付くと“シンジョー”がお出迎えしてくれたんだ。それが初顔合わせだね。その“シンジョー”がいったい何物なのか知らなかったけど、彼は半分ドーベルマン、半分ラブラドールの犬で、僕達の車の方へ足を投げ出して窓から身を乗り出していたんだ。びっくりするくらい大喜びしている様子で、おまけに歩き方がちょっと妙なんだ。彼がまだ子犬だった頃にギルバートさんが後ろ足を踏んでしまったかららしい。でも、今はギルバートさんの愛情をたくさん受けているのがよく分かったよ。その家は小高い岡の上にあるから、街を見下ろせるんだ。オリンピックの短距離選手だったマイケル・ジョンソンも近所に住んでいる場所らしいんだけど、庭にゲストハウスがあって、僕はそこに泊まることになったんだ。キッチンとラウンジとバスルームが付いたベッドルームが1つあるゲストハウスだった。アガシのコーチをしていた時に彼もここへ泊まったんだそうだ。裏庭にテニスコートもあったよ。ジムの設備も立派で、この場所でじっくりトレーニングもできるようになっていたのには驚かされたよ。」
すごい豪邸に住んでるのね~。そりゃ世界でも有数のコーチですもね!マレー君はまた駆け出しのプロだから、そんな豪邸にもビックリだったのね。近い将来自分もそんなお家に住めるように、これから頑張らなきゃね!!!
「ギルバートさんの家にちょっとお邪魔したんだ。その家と言ったら、今までの人生で一番大きな家だった。でかいの一言。タクシーで家に付くと“シンジョー”がお出迎えしてくれたんだ。それが初顔合わせだね。その“シンジョー”がいったい何物なのか知らなかったけど、彼は半分ドーベルマン、半分ラブラドールの犬で、僕達の車の方へ足を投げ出して窓から身を乗り出していたんだ。びっくりするくらい大喜びしている様子で、おまけに歩き方がちょっと妙なんだ。彼がまだ子犬だった頃にギルバートさんが後ろ足を踏んでしまったかららしい。でも、今はギルバートさんの愛情をたくさん受けているのがよく分かったよ。その家は小高い岡の上にあるから、街を見下ろせるんだ。オリンピックの短距離選手だったマイケル・ジョンソンも近所に住んでいる場所らしいんだけど、庭にゲストハウスがあって、僕はそこに泊まることになったんだ。キッチンとラウンジとバスルームが付いたベッドルームが1つあるゲストハウスだった。アガシのコーチをしていた時に彼もここへ泊まったんだそうだ。裏庭にテニスコートもあったよ。ジムの設備も立派で、この場所でじっくりトレーニングもできるようになっていたのには驚かされたよ。」
すごい豪邸に住んでるのね~。そりゃ世界でも有数のコーチですもね!マレー君はまた駆け出しのプロだから、そんな豪邸にもビックリだったのね。近い将来自分もそんなお家に住めるように、これから頑張らなきゃね!!!
2006年09月15日
数々のごたごた。
インド人女性として母国に革命を起こしたサニア・ミルザ。去年の10月にランキング最高31位まで上がったけど、その後あまり勝てなくなって現在はランキングを70位に下げちゃったのよ。そんな彼女曰く、有名になったからこそランキングを下げる原因になっちゃったみたい。
「どんなに頑張っても避けることができなかったの。地元ではテレビを付けると、どこのチャンネルでも自分のことが報道されているの。古い考えの残るこの国で、常に批判の声ばかり浴びせられたわ。本当に厳しい現実だけど、それを切り抜けて行かなきゃならないのも十分承知しているわ。」
だって。以前もブログに書いたことがあったんだけど(3月10日の記事)、厳格はヒンズー教徒からは、女性が人前で腕や足を出してプレーするプロテニス選手なんて、もっての他だって批難されたり、イスラエルのS・ペアー選手とダブルスを組んだら、違うと言うか、相対する宗教(ユダヤ教)の選手と組んだって批難もされたのよね。宗教に寛容な日本人にはあまり理解しずらいことかも知れないけど、彼女はそんな批判をずっと母国の人達から浴びながら世界を転戦していたのよね。日本人の常識から考えると、同じ国出身の選手が世界で活躍していれば、当然応援したくなるってものだけど、そうじゃない国もこの世の中にはあるのよね~。ミルザちゃん。まだこの11月で20歳なんだし、めげずに頑張るのよ。きっとあなたには明るい未来が待ってるわ!!!
ウィリアムズ姉妹にこんな出来事が起きているの!裁判で高額な税金の支払いを命じられてるらしいわ。それはお父さんが彼女達の試合にどれくらい関与しているかに嘘があったって訴えられたかららしいの。2001年のシーズンに交わされた契約に違反が見つかり、税金の一部である数百万ドルに当たる金額を支払えと言われているんだって。彼女達の弁護士は、その請求は不当であり全くの偽りであつと主張しているの。弁護士によると彼女達は、父親にコーチングとマネージングに対するお金を支払っていたけど、ただ大会に出場するにあたっては、彼にそれを決める権限がなかっただけだって言うの。身内であるお父さんにコーチをしてもらってるからこそ、起こってしまった事かもね。だって、他人にコーチをたのんだら、しっかりした契約を結ぶし、コーチも100%仕事として臨むわけだからね。これが親だと、やっぱり変わってくるじゃない。。。変なごたごたにならないでね~。
「どんなに頑張っても避けることができなかったの。地元ではテレビを付けると、どこのチャンネルでも自分のことが報道されているの。古い考えの残るこの国で、常に批判の声ばかり浴びせられたわ。本当に厳しい現実だけど、それを切り抜けて行かなきゃならないのも十分承知しているわ。」
だって。以前もブログに書いたことがあったんだけど(3月10日の記事)、厳格はヒンズー教徒からは、女性が人前で腕や足を出してプレーするプロテニス選手なんて、もっての他だって批難されたり、イスラエルのS・ペアー選手とダブルスを組んだら、違うと言うか、相対する宗教(ユダヤ教)の選手と組んだって批難もされたのよね。宗教に寛容な日本人にはあまり理解しずらいことかも知れないけど、彼女はそんな批判をずっと母国の人達から浴びながら世界を転戦していたのよね。日本人の常識から考えると、同じ国出身の選手が世界で活躍していれば、当然応援したくなるってものだけど、そうじゃない国もこの世の中にはあるのよね~。ミルザちゃん。まだこの11月で20歳なんだし、めげずに頑張るのよ。きっとあなたには明るい未来が待ってるわ!!!
ウィリアムズ姉妹にこんな出来事が起きているの!裁判で高額な税金の支払いを命じられてるらしいわ。それはお父さんが彼女達の試合にどれくらい関与しているかに嘘があったって訴えられたかららしいの。2001年のシーズンに交わされた契約に違反が見つかり、税金の一部である数百万ドルに当たる金額を支払えと言われているんだって。彼女達の弁護士は、その請求は不当であり全くの偽りであつと主張しているの。弁護士によると彼女達は、父親にコーチングとマネージングに対するお金を支払っていたけど、ただ大会に出場するにあたっては、彼にそれを決める権限がなかっただけだって言うの。身内であるお父さんにコーチをしてもらってるからこそ、起こってしまった事かもね。だって、他人にコーチをたのんだら、しっかりした契約を結ぶし、コーチも100%仕事として臨むわけだからね。これが親だと、やっぱり変わってくるじゃない。。。変なごたごたにならないでね~。
2006年09月14日
男子ATPブログ。
今週の男子ATPのブログを担当してるのは、USオープンでベスト4入りを果たして、今週北京で開催されているチャイナ・オープンに第2シードで出場中のニコライ・ダビデンコ。アメリカから北京入りまでの道中と中国での手厚いもてなしを語ってます!
「ホテルから車で送ってもらって、ガールフレンドと共に空港に着いたのは朝の5時半くらいだった。何事もなくね。予約を入れていただけで、チケットも持ってなかったから、早めに到着してチェックイン・カウンターへ真っすぐ向かったのさ。そこからがゴタゴタの始まりさ。カウンターの女性がこう言うのんだ。“お客さまのご予約は昨日失効しています。ですから、その便ではお座席のご用意は出来ません。”それならそれで仕方がないので“違う便で構わないから席を用意してもらえないか?”と答えたんだ。彼女は“かしこまりました。11時半の便でご用意できます。”と次のフライトを押さえてくれた。何だかんだで時間はすでに7時くらいだったが、そこから4時間待たされ、それから16時間かけて東京へ到着した。機内では全く眠れず6つも映画を観てしまい、目は真っ赤になってしまったんだ。東京でジャパン・エアウェーに乗り換えて北京までの4時間はぐっすり眠ってしまったよ。夜中の9時にやっと北京に辿り着いたら、2つのバッグも無事に着いていて、おまけに大会側から車の出迎えが待っていたんだ。ホテルに着いたら、チェックインする必要もなく部屋へ直行だったんだ。ツアー最終戦の上海のマスターズ・カップ並みの待遇にびっくりしたよ!」
世界を転戦していれば、いろんなアクシデントは付き物よね。でも、無事に到着できてよかったじゃない。それに、中国での手厚いもてなしにも大満足のご様子。これからのアジア・ツアーでも頑張ってね!
来週行われるデビスカップ準決勝の選手が発表になりました。アルゼンチンはブエノスアイレスでオーストラリアを迎えて行われる試合では、地元からD・ナルバンディアン、A・カイエリ、J・アカスーソ、J・I・チェラ。オーストラリアは、L・ヒューイット、M・フィリプーシス、W・アーサーズ、P・ハンレイ。もう1つの準決勝、ロシアはモスクワでアメリカを迎える試合では、地元からN・ダビデンコ、D・ツルスノフ、M・ユーズニー、M・サフィン。アメリカはA・ロディック、J・ブレーク、ボブ&マイク・ブライアン。やっぱり決勝進出を争うだけあって、そうそうたる顔ぶれね。本気モードって感じね。いつもは敵として戦ってる選手と国のために一丸となるって、それも素敵なことじゃない!!!
「ホテルから車で送ってもらって、ガールフレンドと共に空港に着いたのは朝の5時半くらいだった。何事もなくね。予約を入れていただけで、チケットも持ってなかったから、早めに到着してチェックイン・カウンターへ真っすぐ向かったのさ。そこからがゴタゴタの始まりさ。カウンターの女性がこう言うのんだ。“お客さまのご予約は昨日失効しています。ですから、その便ではお座席のご用意は出来ません。”それならそれで仕方がないので“違う便で構わないから席を用意してもらえないか?”と答えたんだ。彼女は“かしこまりました。11時半の便でご用意できます。”と次のフライトを押さえてくれた。何だかんだで時間はすでに7時くらいだったが、そこから4時間待たされ、それから16時間かけて東京へ到着した。機内では全く眠れず6つも映画を観てしまい、目は真っ赤になってしまったんだ。東京でジャパン・エアウェーに乗り換えて北京までの4時間はぐっすり眠ってしまったよ。夜中の9時にやっと北京に辿り着いたら、2つのバッグも無事に着いていて、おまけに大会側から車の出迎えが待っていたんだ。ホテルに着いたら、チェックインする必要もなく部屋へ直行だったんだ。ツアー最終戦の上海のマスターズ・カップ並みの待遇にびっくりしたよ!」
世界を転戦していれば、いろんなアクシデントは付き物よね。でも、無事に到着できてよかったじゃない。それに、中国での手厚いもてなしにも大満足のご様子。これからのアジア・ツアーでも頑張ってね!
来週行われるデビスカップ準決勝の選手が発表になりました。アルゼンチンはブエノスアイレスでオーストラリアを迎えて行われる試合では、地元からD・ナルバンディアン、A・カイエリ、J・アカスーソ、J・I・チェラ。オーストラリアは、L・ヒューイット、M・フィリプーシス、W・アーサーズ、P・ハンレイ。もう1つの準決勝、ロシアはモスクワでアメリカを迎える試合では、地元からN・ダビデンコ、D・ツルスノフ、M・ユーズニー、M・サフィン。アメリカはA・ロディック、J・ブレーク、ボブ&マイク・ブライアン。やっぱり決勝進出を争うだけあって、そうそうたる顔ぶれね。本気モードって感じね。いつもは敵として戦ってる選手と国のために一丸となるって、それも素敵なことじゃない!!!
2006年09月13日
アジア人男子。
男子アジア・テニスを長年に渡ってリードしているパラドン・スリチャパン。現在47位にランキングしてる彼は、2003年には9位とトップ10入りに成功してるのよね。その後ちょっとランキングを下げちゃってるけど、アジアのトップは譲ってないの。そのスリチャパンがアンディ・ロディックのここ2ヶ月くらいの復活劇をこんな風に語っておりました。
「コーチを変えただけで、あれだけすぐにトップ10にカムバックできたロディックの才能は、明らかに僕の才能とはかけ離れているよ。彼はすぐにトップ10になれる実力はあるけど、僕はそうじゃない。ロディックはコーチを変えて成果が出たけど僕の場合は父より信頼できる人はいないんだ。これからも父のコーチの元戦って行きたい。プロになる前からずっと父には見てもらっているからね。」
杉山愛ちゃんやヒンギス、デメンティエワとかお母さんをコーチにしてるし、特に女子では父親や母親をコーチにしてるトップ選手が多いわよね。スリチャパンも自分の実力を謙遜気味に語っていたけど、やっぱり自分が一番信頼できる人をコーチに付けるのが、メンタル的にもいいってことなのね。9月7日のブログにも書いたけど、ロディックがコナーズを受け入れるまでには色んな葛藤とか不安があったけど、それを乗り越えられたから今の信頼関係があるはずよね。やっぱり自分に合ったコーチとの出会いは大きな要素を占めるものなのね~&ロディックの復活は同じツアーを回っているトップ選手でも、関心しちゃうことなのね!
今の女子テニス界では数年前のロシアン旋風に加えて、去年くらいから中国旋風が巻き起こってるわよね。アジア人ナンバー・ワンだった杉山愛ちゃんもN・リー選手に抜かれちゃったし、ダブルスでも鄭潔&ヤン・ツー組が今年の全豪オープンとウィンブルドンを制する活躍で、さすが北京オリンピックを控えて選手育成に強化が現れているわ~って関心。そんな中国だけど、男子は今のところまだパッとしない状態。そんな状態を台湾のワン・ユーツオが中国本土の男子テニス界をばっさり斬ってるの。
「レベルの高い大会でトップ選手と試合をして行かなければ、プロとしてツアーを回る基盤を作るのは難しいし、他に道はないよ!もちろんランキングを上げたり、シングルスで勝利を上げるには、ある程度の時間は必要さ。でもそれは、誰にだって必要なことなんだ。台湾人選手と中国本土の選手の明らかな違いは、台湾人は自分で試合のスケジュールなどやりたいことを彼等より自由に決められることさ。テニスは正に個人競技。自分自身で1年間のスケジュールを組めるし、自分の好きな数だけ大会に出られる。それがランキングを上げることにつながるし経験を積むことにもなるんだ。」
だって。ちなみに台湾選手ではそのワンが130位で、ルー・イェンスンが133位と世界で活躍しているの。一方の中国は2004年に309位に行ったけど現在は484位にいるユー・ワン=ジュニアとか、今年7月に389位までいったけど、現在540位に下がっているユー・ツィンユアン、去年290位だったけど今は649位のスン・ポン。台湾と中国の人口を比べても&女子の活躍を見ても、もっともっと中国人男子もトップ100とかに名を連ねてもおかしくないものね。その国の事情って色々あるだろうけど、男子の強化に重きを置いていないのかしら???
「コーチを変えただけで、あれだけすぐにトップ10にカムバックできたロディックの才能は、明らかに僕の才能とはかけ離れているよ。彼はすぐにトップ10になれる実力はあるけど、僕はそうじゃない。ロディックはコーチを変えて成果が出たけど僕の場合は父より信頼できる人はいないんだ。これからも父のコーチの元戦って行きたい。プロになる前からずっと父には見てもらっているからね。」
杉山愛ちゃんやヒンギス、デメンティエワとかお母さんをコーチにしてるし、特に女子では父親や母親をコーチにしてるトップ選手が多いわよね。スリチャパンも自分の実力を謙遜気味に語っていたけど、やっぱり自分が一番信頼できる人をコーチに付けるのが、メンタル的にもいいってことなのね。9月7日のブログにも書いたけど、ロディックがコナーズを受け入れるまでには色んな葛藤とか不安があったけど、それを乗り越えられたから今の信頼関係があるはずよね。やっぱり自分に合ったコーチとの出会いは大きな要素を占めるものなのね~&ロディックの復活は同じツアーを回っているトップ選手でも、関心しちゃうことなのね!
今の女子テニス界では数年前のロシアン旋風に加えて、去年くらいから中国旋風が巻き起こってるわよね。アジア人ナンバー・ワンだった杉山愛ちゃんもN・リー選手に抜かれちゃったし、ダブルスでも鄭潔&ヤン・ツー組が今年の全豪オープンとウィンブルドンを制する活躍で、さすが北京オリンピックを控えて選手育成に強化が現れているわ~って関心。そんな中国だけど、男子は今のところまだパッとしない状態。そんな状態を台湾のワン・ユーツオが中国本土の男子テニス界をばっさり斬ってるの。
「レベルの高い大会でトップ選手と試合をして行かなければ、プロとしてツアーを回る基盤を作るのは難しいし、他に道はないよ!もちろんランキングを上げたり、シングルスで勝利を上げるには、ある程度の時間は必要さ。でもそれは、誰にだって必要なことなんだ。台湾人選手と中国本土の選手の明らかな違いは、台湾人は自分で試合のスケジュールなどやりたいことを彼等より自由に決められることさ。テニスは正に個人競技。自分自身で1年間のスケジュールを組めるし、自分の好きな数だけ大会に出られる。それがランキングを上げることにつながるし経験を積むことにもなるんだ。」
だって。ちなみに台湾選手ではそのワンが130位で、ルー・イェンスンが133位と世界で活躍しているの。一方の中国は2004年に309位に行ったけど現在は484位にいるユー・ワン=ジュニアとか、今年7月に389位までいったけど、現在540位に下がっているユー・ツィンユアン、去年290位だったけど今は649位のスン・ポン。台湾と中国の人口を比べても&女子の活躍を見ても、もっともっと中国人男子もトップ100とかに名を連ねてもおかしくないものね。その国の事情って色々あるだろうけど、男子の強化に重きを置いていないのかしら???
2006年09月12日
フェデラーの凄さの再確認!
やっぱりロジャー・フェデラーは強いわね~。過去グランドスラム大会で5大会連続で決勝戦へ進んだのはオープン化以来の新記録で、2004年のウィンブルドンでの優勝からグランドスラム10大会連続でベスト4入りしたのは、1985年のUSオープンから1988年の全豪オープンまでのイヴァン・レンドルの記録に並んだのよ。来年もまた新たな歴史となる記録が生まれる可能性が高くなってるわね。
ランキング2位で、男子テニスの2強時代の一人、ラファエル・ナダルは今週開催のチャイナ・オープンを欠場したわね。ディフェンディング・チャンピオンの彼だけど、その理由をこう語ってるわ。「今回はチャイナ・オープンに出場できなくて、まことに残念だ。USオープンの準々決勝での敗因ともなった足首の怪我のためにやむを得ない決断である。できるだけ早い復帰を図るためには、休養を取ることが一番と判断した。11月のマスターズ・カップには必ず中国に来れるようにしたいし、来年の今大会には是非カムバックしたい。」って、大会&中国人ファン宛てにメールを送ったんだって。試合には怪我は付き物。最終戦のマスターズ・カップへの出場権は獲得してることだし、それまでじっくり治療に当てるのは正しい選択かもね!
今回のUSオープンの準優勝で、ランキング6位へと浮上したアンディ・ロディック。8位へ後退したジェームズ・ブレークに代わってアメリカ人ナンバー・ワンの座に復帰したのよね。そのロディックのコーチとしてファミリー・ボックスで応援していたジミー・コナーズがこんなことを言ってるの。「フェデラーは文句なく世界ナンバー・ワンさ。この2強時代と言われる現在のテニス界に、第3の男が現れたんだ。フェデラー、ナダルに次いでロディックが名を連ねたよ。」って、自分の師事するロディックを上げているの。あれだけスランプに陥ってた彼をこんな短時間で復活させて、何より一番凄いのが、また彼に自信を取り戻させたことなんじゃないかしら?そんなコナーズが冷静に現在の男子テニス界を分析しても、ロディックはフェデラー、ナダルに匹敵する存在になったってことなのよね!ロディックが凄いって言うより、そんなコナーズが凄いわ~~~!!!
そうそう。昨日お伝えした男子のチャイナ・オープンの予選なんだけど、ファイナル・ラウンドの第3シードの松井俊英選手と第7シードの岩淵聡選手の対戦は、岩淵選手が6-4,6-4で勝って、本村剛一選手もP・キングに6-3,6-1で勝利を上げて、いずれも本戦入りを決めました~!松井選手はラッキー・ルーザーの1番手だから、これから欠場選手がでると本戦入りが可能なんだけど、今のところまだ出てないみたい!添田豪君を含め3人の日本人が本戦出場してます。この結果も楽しみにしちゃいましょうね。
ランキング2位で、男子テニスの2強時代の一人、ラファエル・ナダルは今週開催のチャイナ・オープンを欠場したわね。ディフェンディング・チャンピオンの彼だけど、その理由をこう語ってるわ。「今回はチャイナ・オープンに出場できなくて、まことに残念だ。USオープンの準々決勝での敗因ともなった足首の怪我のためにやむを得ない決断である。できるだけ早い復帰を図るためには、休養を取ることが一番と判断した。11月のマスターズ・カップには必ず中国に来れるようにしたいし、来年の今大会には是非カムバックしたい。」って、大会&中国人ファン宛てにメールを送ったんだって。試合には怪我は付き物。最終戦のマスターズ・カップへの出場権は獲得してることだし、それまでじっくり治療に当てるのは正しい選択かもね!
今回のUSオープンの準優勝で、ランキング6位へと浮上したアンディ・ロディック。8位へ後退したジェームズ・ブレークに代わってアメリカ人ナンバー・ワンの座に復帰したのよね。そのロディックのコーチとしてファミリー・ボックスで応援していたジミー・コナーズがこんなことを言ってるの。「フェデラーは文句なく世界ナンバー・ワンさ。この2強時代と言われる現在のテニス界に、第3の男が現れたんだ。フェデラー、ナダルに次いでロディックが名を連ねたよ。」って、自分の師事するロディックを上げているの。あれだけスランプに陥ってた彼をこんな短時間で復活させて、何より一番凄いのが、また彼に自信を取り戻させたことなんじゃないかしら?そんなコナーズが冷静に現在の男子テニス界を分析しても、ロディックはフェデラー、ナダルに匹敵する存在になったってことなのよね!ロディックが凄いって言うより、そんなコナーズが凄いわ~~~!!!
そうそう。昨日お伝えした男子のチャイナ・オープンの予選なんだけど、ファイナル・ラウンドの第3シードの松井俊英選手と第7シードの岩淵聡選手の対戦は、岩淵選手が6-4,6-4で勝って、本村剛一選手もP・キングに6-3,6-1で勝利を上げて、いずれも本戦入りを決めました~!松井選手はラッキー・ルーザーの1番手だから、これから欠場選手がでると本戦入りが可能なんだけど、今のところまだ出てないみたい!添田豪君を含め3人の日本人が本戦出場してます。この結果も楽しみにしちゃいましょうね。
2006年09月11日
嬉しいご報告!
今年最後のグランドスラムのUSオープンも幕を閉じましたね。女子は2004年のウィンブルドン以来2度目の4大大会優勝となったマリア・シャラポワ。男子は何と3連覇の偉業を成し遂げた王者ロジャー・フェデラー。アンドレ・アガシ、マルチナ・ナブラチロワ、浅越しのぶ各選手の引退試合、などなど盛り沢山だったわね!そのUSオープンで・・・って、書きたいところなんだけど、それはみなさんのブログにお任せして・・・(笑)
嬉しい報告があるので紹介します。テニス・ファンの方はもうご存知かもしれないけど、来年の全豪オープンの本戦へのワイルド・カード(主催者推薦枠)を、添田豪選手が獲得しました!おめでと~~~。2007年全豪オープンへのアジア枠を決める大会が、ウズベキスタンのタシケントでUSオープン2週目と同じ時に行われたの。ランキング190位(今週発表のランキングでは186位に上がってます)で臨んだ豪君は、第1シードのプレッシャーもはねのけ決勝戦は、昨年優勝して全豪の本戦入りした地元期待の第2シード、ランキング237位のD・イストミン選手を7-6(7-2)、6-4で競り勝っての優勝。去年の今頃は343位にいた豪君。この1年でランキングをどんどん伸ばしてるのは、着実に実力が付いてきている証拠よね。このままもっともっとランキングを上げて、松岡修三さん以来となるトップ100入りを果たしてもらいたいわ!松岡さんは1992年の7月に最高46位まで行ってたから、それも抜くくらいで頑張ってもらいたいわね。今週のチャイナ・オープンでは1回戦で第1シードのイヴァン・リュビチッチとぶつかっちゃうバッド・ドローだけど、世界ランキング3位の胸を借りて逆になんのプレッシャーなく体当たりしてもらいたいわ。力の差を感じたらそれも収穫だし、接戦を演じたり勝利できたら大きな自信につながるでしょ。いずれにしても、これからのアジア・ツアー(AIGジャパン・オープン含めて)では、本戦での活躍をお願いしま~~~っす!そのタシケントでの試合については、ここtennis365で彼はオフィシャル・ブログを書いているので、そちらをご覧ください。(添田豪Official Blog)
と言う訳で()、女子の最新ランキングも発表になったし、日本人でランキングのアップした選手を活躍ご紹介。USオープンの予選に出場して2回戦敗退だったけど、15ポイントをゲットした高雄恵利加選手170位から152位へとアップして日本人ナンバー4(引退した浅越選手を除いて)に上がってきましたね~。その予選3回戦まで行って25ポイントを獲得した不田涼子&波形純理選手はそれぞれ、205位から181位、234位から206位へと上げてます。波形選手はこれが自己最高位だから、一気にトップ200入りしてもらいたいわ。先々週の中国での5万ドルのサーキットで準優勝した瀬間友里加選手は289位から238位へ、同じ大会でベスト8入りした飯島久美子選手は346位から307位へといずれも自己最高位を更新しましたね。どんどん上に上がってね!
ちなみにまだポイントが加算されてないけど、先週の京都での1万ドルではベスト4に第1シードの山本麻友美、第2シードの高岸知代、ノーシードの前川綾香、尾崎真衣加選手が勝ち上がって、決勝はトップ2シードのぶつかりあいで、高岸選手が7-5,6-4で優勝しました。おめでと~~~!
今週も日本では広島で1万ドルのサーキットにたくさん日本人が出場します。応援しましょうね♪あ、男子も大阪で1万5千ドルのフューチャー大会があります。応援に行けそうな人は近くで応援してあげましょうね!
アメリカ・シーズンが終わって、男子も女子もヨーロッパとアジアへとツアーが流れてます。男子はチャイナ・オープン本戦に上記の添田選手がトップ・シードのリュビチッチと対戦!予選には松井俊英、本村剛一、岩淵聡選手が出場して、みんなファイナル・ラウンドまで勝ち上がってます。本村選手はアメリカのキングと、松井&岩淵選手が本戦への切符をかけて今頃対戦しているはず。日本人同士の対決ってどっちも応援したくなるけど、考え方を変えたら、少なくともどちらかは本戦入りできるってことよね。どっちも頑張れ!!!(←無理よね)
女子もインドネシアのバリでウィスミラク国際(ティア3)が開催されます。中村藍子、森上亜希子のUSオープン組に加え、高雄、波形両選手も本戦入りしてます。ダブルスには中村&森上ペアーで出場するみたいね。1つでも多く勝ち上がってね~!!!
嬉しい報告があるので紹介します。テニス・ファンの方はもうご存知かもしれないけど、来年の全豪オープンの本戦へのワイルド・カード(主催者推薦枠)を、添田豪選手が獲得しました!おめでと~~~。2007年全豪オープンへのアジア枠を決める大会が、ウズベキスタンのタシケントでUSオープン2週目と同じ時に行われたの。ランキング190位(今週発表のランキングでは186位に上がってます)で臨んだ豪君は、第1シードのプレッシャーもはねのけ決勝戦は、昨年優勝して全豪の本戦入りした地元期待の第2シード、ランキング237位のD・イストミン選手を7-6(7-2)、6-4で競り勝っての優勝。去年の今頃は343位にいた豪君。この1年でランキングをどんどん伸ばしてるのは、着実に実力が付いてきている証拠よね。このままもっともっとランキングを上げて、松岡修三さん以来となるトップ100入りを果たしてもらいたいわ!松岡さんは1992年の7月に最高46位まで行ってたから、それも抜くくらいで頑張ってもらいたいわね。今週のチャイナ・オープンでは1回戦で第1シードのイヴァン・リュビチッチとぶつかっちゃうバッド・ドローだけど、世界ランキング3位の胸を借りて逆になんのプレッシャーなく体当たりしてもらいたいわ。力の差を感じたらそれも収穫だし、接戦を演じたり勝利できたら大きな自信につながるでしょ。いずれにしても、これからのアジア・ツアー(AIGジャパン・オープン含めて)では、本戦での活躍をお願いしま~~~っす!そのタシケントでの試合については、ここtennis365で彼はオフィシャル・ブログを書いているので、そちらをご覧ください。(添田豪Official Blog)
と言う訳で()、女子の最新ランキングも発表になったし、日本人でランキングのアップした選手を活躍ご紹介。USオープンの予選に出場して2回戦敗退だったけど、15ポイントをゲットした高雄恵利加選手170位から152位へとアップして日本人ナンバー4(引退した浅越選手を除いて)に上がってきましたね~。その予選3回戦まで行って25ポイントを獲得した不田涼子&波形純理選手はそれぞれ、205位から181位、234位から206位へと上げてます。波形選手はこれが自己最高位だから、一気にトップ200入りしてもらいたいわ。先々週の中国での5万ドルのサーキットで準優勝した瀬間友里加選手は289位から238位へ、同じ大会でベスト8入りした飯島久美子選手は346位から307位へといずれも自己最高位を更新しましたね。どんどん上に上がってね!
ちなみにまだポイントが加算されてないけど、先週の京都での1万ドルではベスト4に第1シードの山本麻友美、第2シードの高岸知代、ノーシードの前川綾香、尾崎真衣加選手が勝ち上がって、決勝はトップ2シードのぶつかりあいで、高岸選手が7-5,6-4で優勝しました。おめでと~~~!
今週も日本では広島で1万ドルのサーキットにたくさん日本人が出場します。応援しましょうね♪あ、男子も大阪で1万5千ドルのフューチャー大会があります。応援に行けそうな人は近くで応援してあげましょうね!
アメリカ・シーズンが終わって、男子も女子もヨーロッパとアジアへとツアーが流れてます。男子はチャイナ・オープン本戦に上記の添田選手がトップ・シードのリュビチッチと対戦!予選には松井俊英、本村剛一、岩淵聡選手が出場して、みんなファイナル・ラウンドまで勝ち上がってます。本村選手はアメリカのキングと、松井&岩淵選手が本戦への切符をかけて今頃対戦しているはず。日本人同士の対決ってどっちも応援したくなるけど、考え方を変えたら、少なくともどちらかは本戦入りできるってことよね。どっちも頑張れ!!!(←無理よね)
女子もインドネシアのバリでウィスミラク国際(ティア3)が開催されます。中村藍子、森上亜希子のUSオープン組に加え、高雄、波形両選手も本戦入りしてます。ダブルスには中村&森上ペアーで出場するみたいね。1つでも多く勝ち上がってね~!!!
2006年09月09日
戦いの裏側。
USオープンもいよいよ大詰めとなりましたね。女子の決勝戦はジュスティーヌ・エナン=アルデンヌとマリア・シャラポワで争われることになったわ。でも今日はこの二人のお話じゃないの。今大会、台風の目となった第19シードのイェレーナ・ヤンコビッチ。3回戦では第9シードの二コール・バイディソバを、続く4回戦では第6シードのスベトラーナ・クズネツォワを、準々決勝では第4シードのエレーナ・デメンティエワを撃破しての快進撃。今シーズンの序盤は極度のスランプに陥り、テニスを辞めようかとも思ったくらいだったんだって。そんな彼女、実は数日前にちょっとしたアクシデントに見舞われていたの。それはベスト4入り一番乗りを決めた次の日の水曜日の出来事だったんだって。
「今はアメリ・モレスモに本当にありがとうって言いたいわ。なぜなら、彼女は専属の理学療法士に私の体のケアーをさせてくれたの。彼の治療はすごく効果があったわ。それがなかったら準決勝なんてとても戦えなかった。だからすごく感謝してるの。水曜日のダブルスの試合の前に、ウォーミング・アップをしてたの。バックハンドを打った瞬間、体が動かなくなっちゃったの。何が起きたのか理解できなかったけど、それから動けなくなってしまったの。すごく痛みもあったし、その時は“やっちゃった”って思ったわ。体を曲げることも回すこともできなかったわ。もうプレーできないって思った。準決勝は無理ってよぎったけど、彼の治療で今日の試合をすることができたの。彼の評判はすごくよかったから、たぶんお母さんだと思うんだけど、私の体を診てもらえないかってモレスモに頼んだみたいなの。彼女は快く承諾してくれたわ。そんなこと頼む選手は他にいないんじゃないかしら。」
準決勝ではエナン=アルデンヌとフルセットの接戦を演じたけど、その影にはこんな事件があったのね。でも、モレスモももしかしたら戦うかもしれない相手なのに、その彼女を助けてあげたなんて・・・。レズビアンとしての印象が強いけど、パーソナリティは最高の女性ね!やっぱり人格って、そう言うものとは関係ないのよね。選手間の友情ってやっぱり素晴らしいわね!
それからこんなことも耳にしちゃったの。イギリス男子テニスの期待の星、アンディ・マレー君は、その若さと才能溢れるプレーやコーチング問題とかで、もうすっかりお馴染みよね。でも、彼にはこんな過去があったの。
それは10年間の1996年の3月。彼が若干8歳だった時のこと。地元スコットランドはダンブレインって言う街で、悲劇が起こったの。それはトーマス・ハミルトンと言う男が銃をもって小学校へ押し入り、無差別に発砲して子供16人、教師1人を射殺した事件。なんとマレー君はその小学校にいて、職員室に隠れて助かった生徒の一人だったんだって!その犯人は、直後に自分自身を打って自殺してしまったんだけど、マレー君曰く、その時のことはほとんど覚えていないとか。彼はそのことに関しては多くを語ろうとしないんだって。それはそうよね。お願いだから、そんなこと聞かないでって思わない。やっと忘れたんだろうから!その時、亡くなった友達や先生のためにも、立派はトッププロになってもらいたわね!頑張れ、アンディ!!!
2006年09月07日
しのび~、お疲れさま~!
このUSオープンで引退を表明していた浅越しのぶ選手。昨日、森上亜希子ちゃんとのダブルスも、善戦及ばず第1シードのレーモンド・ストザー組に惜しくも敗れて、現役最後の試合となりました。シングルスでは1回戦で負けちゃってすでに敗退してたけど、最後の試合となったこのダブルスの試合のあと、コートで胴上げされてたんだって。
硬式テニスを始めたのは13歳で、プロ転向も20歳と、遅咲きだった彼女。2004年にはこのUSオープンでベスト8まで進んで、翌年4月にはランキング自己最高の21位にまで行ったの。ダブルスでも活躍してツアー8回の優勝とアテネ五輪では杉山選手と組んで4位入賞と大活躍。ダブルス・ランキングも今年5月に13位を記録してるの。素晴らしい成績よね!
今シーズンの序盤は、良いテニスをしながらも結果が出ず、去年のポイントを失ってランキングも下がって苦しい時期だったんじゃないかしら?でも、ウィンブルドンでキリレンコに勝利して、やっと復活のきっかけかな・・・って思った矢先の引退表明で、Pinkyは本当にびっくりしたわ。小畑選手に続いて、日本人のトップ選手がまた一人、コートを去ってしまいました。今シーズンはそう言った意味では、寂しいシーズンになっちゃったけど、若手の成長と杉山愛ちゃんの踏ん張りに期待しましょう!!!しのび~、お疲れさまでした&感動と興奮をありがとう!
アンディ・ロディックがジミー・コナーズをアドバイザーとして受け入れた時のことを語ってたわ。「正直言うと、カリフォルニアへ行った4日間、たしかあれはインディアナポリスの大会の直前だったと思うんだけど、ちょっと怖かったんだ。だって何が起こるか全く想像がつかなかったからね。色んな噂話とかも聞かされたしね。お互いただただ祈るような気持ちだったんじゃないかな。うまく噛み合いますようにってね。でも、上手く行ったのさ。それから彼はオースチンにある僕の家に来て何泊が泊まって、久しぶりに子供のように遊んでいたよ。ビリヤードをしたりポーカーをしたり、飲みにも行ったしもちろん練習もした。家に帰ってきたら足をソファーに投げ出してビールを飲んでたりしたんだ。嘘みたいだったよ。また、選手とロッカールームに入って、バカな話をしていられることをきっと楽しんでいるんだって感じたんだ。それは大きなことさ。僕達はお互いあんまり知らなくて、僕がプロになる前に1度会ったことがあるくらいで、こうして一緒にツアーを共にするには心配なこともたくさんあったんだ。彼と一緒にいるのが3日以上続くなんて思っていなかった。だって彼がそんな雰囲気をかもし出していたんだもの。でも上手く行って本当に良かったよ。」だって。コナーズをコーチって言うか、アドバイザーに付けるのにロディックはかなり神経質になってたのね。でも、今はしっかり成果も出ているし本当良かったわね♪
そうそう。うっかりUSオープンで忘れてました。先週の日本人の活躍。先週女子では中国の5万ドルのサーキットに米村知子、瀬間友里加、米村明子、高瀬礼美、飯島久美子、田中真梨、岡田上千晶選手が参加してました。ベスト8に瀬間&飯島選手が入り瀬間選手がそのまま勝ち上がって決勝へ進出して、準優勝に輝きました!
国内では埼玉で1万ドルのサーキットがあって、たくさんの日本人が参加してました。ベスト4入りしたのが第1シードの手塚玲美、第2シードの山本麻友美、第4シードの久美香奈恵選手で決勝戦は、手塚&山本のトップ2シードの対決になりました。結果は7-5、6-7(5-7)、7-6(7-1)の大接戦で第2シードの山本選手が優勝しました。今季初で自身4度目のサーキット優勝でしたね。今シーズンはちょっとランキング下げちゃってたから、これをきっかけにまたトップ300入りしてちょうだいね。
2006年09月05日
選手にも好かれるアガシ!
日曜日に現役最後の試合となったアンドレ・アガシ。試合後、涙に暮れた彼は8分間もコートで観客のスタンディング・オベーションに応え、その後の記者会見は実に42分に及ぶ異例のものとなったんだって。ロッカーに帰った彼をアンディ・ロディックやラファエル・ナダルなど多くの選手達が拍手で迎え、アガシの涙は止まらなかったんだって。
ロディックはこう語っているわ。「もちろん、自分が憧れていた選手と対戦したいものさ。でも同時に、その選手のテニス人生に終止符を打つ役目にはなりたくないよね。すごく微妙な立場さ。複雑な思いが入り交じっているんだ。だって、彼も僕も勝つと対戦しなきゃならなかっただろう。彼のファンである自分と、プロ選手である自分が僕の中に存在するんだ。彼がロッカールームに入って来た時、選手達はスタンディング・オベーションで彼を迎え、感動的なシーンだったよ。彼は多くの選手と抱き合い、僕は彼の元に歩み寄って握手を求めて言ったんだ。“これまで色々指導してくれて本当にありがとう”って。そしたら彼は“頑張れよ”って答えてくれたんだ。」すごくいいお話ね~。同じ選手達からもこんなに慕われてたなんて、改めて彼の人柄の良さ&偉大さがわかるわよね。Pinkyもその場にいたかった~~~!!!あ、男子ロッカールームだった。
それからこんな嬉しくないニュースも。本戦と同じくジュニアの試合も始まってるわよね。女子ジュニアで第2シードのキャロライン・ウォズニアッキ選手。日曜日に1回戦が行われたんだけど、6ー4、1ー2のところで、審判に暴言を吐いたってことで、不戦敗になっちゃったの。ウィンブルドン・ジュニアでも優勝した彼女は現在16歳で、シニアの大会にも出始めてて、ランキング298位と上昇中だったの。輝かしい未来がある身なのに、こんな記録&記憶を残しちゃいけないわね~。その時の状況はちょっと分からないんだけど、特にテニスではそんな理由での不戦敗って滅多に聞かないだけに、かなり審判の怒りに触れたってことよね。そう言えば、去年全仏オープンで若干15歳でヴィーナスを敗ってベスト8入りしたセシル・カラタンチェバ選手をちょっと思い出しちゃった。その後のランキングで35位まで上がってきたのに、全仏直後のドーピング検査で陽性反応が出て、ツアー出場停止処分を下されて今はランキングに彼女の名前はありません。練習コートでシャラポワといざこざを起こしたり、インタビューでは“テニスなんて大嫌い。こんなスポーツを考えた人が信じられない”とか、プロ選手らしからぬ言動をしてて、かなり評判は悪かったのよね。そのドーピング検査では妊娠も発覚しちゃって(その後に流産したって話しだけど)、素行の悪さも露呈しちゃったわよね。10代のジュニア時代はコーチや監督は、選手として人間としての部分でも指導しないとならないわよね。だって、まだ15とか16歳でしょ。それで親元を離れて海外で生活しているんですもの!ウォズニアッキ選手、第2のカラタンチェバにならないでね!!!アガシのようにファンからも選手からも好かれる人間になってね。
(ちなみに、同じウォズニアッキ選手でも、キャロラインはデンマークの選手で、現在16歳。アレクサンドラはカナダ出身で明後日19歳になるシニア1年目でこちらもランキング132位と伸び盛り中なので、お間違えなく)
2006年09月04日
アガシ、お疲れ様。
終わっちゃいましたね~。アガシの現役テニス人生。ほとんど無名の選手、ベンヤミン・ベッカーの前に力尽きたって感じでした。1回戦、2回戦と死闘を演じた体は、ほとんど限界に近かったんじゃないかしら?この試合へ向けても注射を打ってぎりぎりの状態で臨んでいたみたい。選手としての試合数、1144試合でタイトルは実に60タイトル。USオープンへの出場は実に21回にも及んだのよね。テニス界の異端児的にアガシ流のスタイルを貫き、色んな批判を浴びながらも現在のテニス・ルックやスタイルを築いたパイオニア的存在だったわ。そのずば抜けた運動神経&ストローク力で見事ランキング1位にたどり着くも、極度のスランプに陥っちゃってトップ100圏外までランキングを下げた時期もあったの。それをATPの下のチャレンジャー大会から挑戦しなおしてランキングを戻し、再びトップ選手の仲間入りを果たしたの。キャリア後半は、元WTA女王のグラーフさんと結婚して、その幸せなプライベート・ライフに支えられて36歳になる今まで現役を続けることができたのよね。彼のコメントなどは、ここtennis365のニュースでも紹介されているので、ここでは控えるけど、彼をたたえる観客のスタンディング・オベーションは、彼がコートを去ってからも鳴り止まなかったんだって。これってテニスの実力だけじゃなくて、彼の人柄もなかったらあり得ないことよね。素晴らしいの一言。アガシ、お疲れ様でした。そして、数々の感動を本当にありがとう~~~!!!
そのアガシの最後の試合の相手になったベッカー選手。かつてドイツの英雄、ボリス・ベッカーとは全く血縁関係はないんだとか。現在25歳でランキング112位の彼は、1年前にはランキング1000位にも入ってなかった選手で、今回は予選からの出場だったの。その予選3試合と本戦2回戦までの5試合で、わずか1セットしか落とさない好調な勝ち上がりだった彼は、2004年のNCAA(全米大学選手権)のチャンピオンだったの。実はそれ以来3年間、NCAAのチャンピオンは全てドイツ人留学生で、しかもみんな24歳と言う、一般のアメリカ人が大学生になってテニスを頑張ってNCAAに出場している選手より大分年上なの。ちなみに2005年はB・ドルシュ、2006年がB・コーロエフェルって言う選手だったの。いずれもそれ以前にプロ・ツアーを回ってて、NCAAチャンピオンになった時、ドルシュはすでに600位、コーロエフェルはそれ以前の2003年にランキング461位にいた選手なのよね。こうした選手がスカラーシップを取ってアメリカの大学に入って優勝を重ねることに対して、ルールを設けることになったみたい。高校を出てプロの道を選ばず大学へ進学した18歳とか19歳が、5つも年上でプロの試合で経験を積んだ選手達と対戦するのはやっぱりちょっと可哀そうかもね。コーロエフェルは去年もフューチャー1大会、今年はツアーには出場してないから、プロとしての道じゃなくて大学生活を送っているのかもしれないけど、ドルシュはすでにランキングも160位くらいまで来ていてすっかりプロの道を歩んでいるのよね。大学で勉強したい意思は良いことだから、ドルシュもテニスはNCAAに出場せず、そのままプロの大会に参加して大学ではちゃんと勉強だけしていたら、こんな問題にもならなかったのかもね。ちなみにベッカーは2004年当時、プロとしての活動はしてなくて、翌年からツアーを回り始めたみたい。彼の場合、NCAAの優勝がプロへの引き金だったのかもね。それにしてもベッカー選手はこれで一気にランキングもトップ100入りは確実だし、知名度もだいぶアップしちゃったわね。アガシのためにも、今後の活躍で恩返ししないとね。
2006年09月03日
伝統っていいわね。
アメリカ人男子の若手、サム・クエリーってまだみなさんの中での知名度は少ないわよね~。現在18歳(10月で19歳)の彼は、ランキング174位だけど、198cm、90kgと言う恵まれた体格の持ち主。今年アメリカのチャレンジャー大会では2度の優勝を上げてる伸び盛りな選手。今年のUSオープンでも主催者推薦で出場して初めて1回戦を突破して、2回戦でのガストン・ガウディオにセットカウント1-3となかなかの試合を見せた注目株。ジム・クーリアが彼のことをブログでこう書いてるの。
『彼はアンディ・ロディックのお気に入りで、すでにアメリカ・デビス・カップ・チームの練習相手として2度チームに参加しているし、数週間前はロディックの練習相手としてオースチンで共に過ごしていたんだ。それはシンシナティのマスター・シリーズの直前で、その大会ではロディックが優勝し、クエリーは1回戦であのラファエル・ナダルに敗れはしたもののフルセットの接戦を演じていたんだ。そうそう、オースチンにはコナーズも一緒だったのさ。クエリーのような新人にはこの上ない合宿だったんじゃないかな。僕もプロになりたての頃、ジョニー・マックが僕を彼のニューヨークのアパートに呼んでアドバイスをもらいながら練習したものさ。僕だって若手のアメリカ人を家に呼んで練習したことも何回もあるんだ。こうして先輩のプロが後輩へ教えて行くのがアメリカ男子プロの長年のやり方なんだ。この伝統を持ち続けてくれていることは、ロディックがクエリーと練習していることで受け継がれているんだって思うと、感無量だね。ロディックのウォームアップが終わったあとに、今でもジョニーはコナーズとボールを打ったりしてるのさ。ファンは見逃してるけどね。』
そんな素晴らしい伝統があるのね。でも、自分が気に入った若手を指導したくなるのはごもっともよね。でも、これから先、そのロディックとクエリーも対戦することになるはずよ。クエリーはロディックを破ることが一番の恩返しなんじゃないかしら?
女子アメリカ・シリーズのモントリオールの大会で、コートでのコーチングを試験的に実行してたわよね。日本の杉山愛ちゃんも途中でお母さんを呼んでアドバイス受けたり、あのマルチナ・ヒンギスもお母さんをコートに呼んでたのよ。でも、そんなコーチングに、ランキング1位のロジャー・フェデラーは良い顔をしていないの。「僕がそれをどう思ってると思う?本当、冗談じゃないよ。今までテニスと言うスポーツはコーチングなしで行うものだったんだ。それをどうして今になって変えようとするんだ。必要ないね。テニスだけがコーチングのないスポーツで、それがテニスの良い所なのに。他のスポーツと同じにする必要なんてないじゃないか。」って、かなり反対みたね。ま、彼はずっとコーチもつけずにいた時期もあったし、それで1位の座をキープしてた凄い選手だから、必要ないって思うのも納得よね。賛否両論だろうけど、さ~これからテニスと言うスポーツはどっちの方向へ進んで行くのかしら?
2006年09月01日
ロマンスとゴシップの行方。
そうそう昨日のニュースにもなってたけど、アンディ・ロディックとマリア・シャラポワとの恋愛騒動(騒動って言ったら失礼ね!)。そのホットな報道は、両者とも否定してるけど、真意のほどはいかに・・・。そのニュースの中にもあるように、ロディックは完全否定。多くを語らないシャラポワだって「選手としてお互いが知り合いで友人でもあれば、話くらいするでしょ。私達二人も全くそれと同じよ。」って、否定してるわね。この交際が本当であれ、噂であれ、大きなお世話の一言なんだろうけど・・・やっぱりどうなのか知りたいのはファンとしては仕方のないことよね!だって、アガシ&グラーフ以来のビッグ・カップル誕生なのよ!!!そのロディック君は土曜日まで試合が予定されていないんだって。今大会で彼一人だけ連続2日間のオフがあるらしい。やっぱり地元の期待を背負ってる分、優遇されているのかしら?で、ロディック君は30日の2回戦のあと、ロッカールームでビールを飲みながら24歳のバースデーを祝ったそうよ。おめでと~~~!!!でも、当日彼の誕生日だって聞かされたシャラポワは、「あら、知らなかったわ」だって。これまた大きなお世話でした!
何と言っても注目は今日の午前中(これを書いてるときに始まった)、アガシ対バグダティスの一戦よね。これが最後の試合になっちゃうのかしら?そのアガシは1回戦のあと、かなりの痛みと戦っていたんだって。「正直なところ、初戦のあとは立っていることもできないくらいだったんだ。試合後の1時間くらいは痛みが激しくて仕方がなかった。昨日はほとんど病院で過ごして、脊椎に注射を打ってもらったよ。」だって。大丈夫かしら???で、彼の打った注射って言うのは、コルチゾン注射っていうらしく、そのコルチゾンって言うのは“副腎皮質から分泌されるホルモンの一種で、外傷を受けたときなどに分泌され、炎症を抑える働きがある”薬らしい。いわゆる痛み止めってやつかしらね。痛いだろうけど、最後の大会。なんとか踏ん張ってバグダティスも撃破してもっとその雄姿を見せてね~~~!!!
明日はおもしろい対戦があるのよ。ボブ&マイク・ブライアンの兄弟対決。ミックス・ダブルスの1回戦で実現したの。こっちも注目ね!
ジェームズ・ブレークがヴィンセント・スペーディアの書いた本を痛烈に批判してるの。「全く僕には理解できない。僕は絶対にあんなことはしないね。彼と話をする気にもなれないよ。あの本を書いた本当の理由が分からない。自分のことを書いた本なら納得が行くし、僕も将来そんな本を書きたいと思っているんだ。本人の承諾もなく色んな選手のことをあれこれ本にするなんてことは絶対にしないね。だって、ロッカーにだって食事にだって、レポーターがいて報道されているじゃないか。でも、彼のようなやりかたで公にされるのは論外だよ。承諾を得ているなら別だけど、色んな選手が憤慨しているのを耳にしている。ただ、僕のことは書かれていないだけで、アガシや僕の兄、フィッシュやパトリック・マッケンローとか色んな選手のことを書いているからね。」Pinkyはその本を読んでないから、内容までは分からないけど、ツアーの裏話を赤裸々に書いてあるって感じよね。逆にPinkyは興味深々になってしまったんですけど・・・。