2008年05月30日
最年少選手
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現在行われている全仏オープンの女子本戦ドローの最年少は、予選を勝ち上がったアナスタシア・パブリュチェンコワ、16歳。本戦1回戦では、マリア=エレナ・サレルニを6-1、6-1の圧勝で下して、グランドスラム初勝利を上げたの。去年のウィンブルドンで、グランドスラム・デビューを果たしていたけど、1回戦敗退だったの。
「プレッシャーはなかった。だって、失うものなんて何もないんですもの。コートに立って、ベストを尽くすだけ。相手のことなんか考えずに、ただ練習したことを全部出し切ることだけに集中したの。」って、試合後に語っておりました。
ロシアはサマラ生まれの彼女は、6歳でテニスを始めて、2006年1月には若干14歳でジュニア・ランキング1位に上り詰めたの。そんな彼女はプロとして徐々にツアーを回り始めたんだけど、プロの道は思ったほど簡単なものじゃないらしいわ。
「ジュニアの頃は成績が良かったから、シニア・ツアーに行っても大丈夫だと思っていたの。でも、なかなか勝てなくて、段々落ち込むようになってしまった。いったいどうなってしまったのか理解できなくて、自信も無くなってしまったの。でも今は、プレーをちょっと変えたりして、徐々に良くなってるわ。でもまだサーブなどの強化が必要。」
そう語る彼女は、去年から練習の拠点を、全仏が開催されているパリへ移し、パトリック・テニス・アカデミーで日々トレーニングに励んでいるの。同時に、高校を卒業したばかりの彼女は、テニス選手として以外の選択肢も考えて、ジャーナリストになるために、モスクワの大学へ進学することも考えているんだとか。
昨日の2回戦で、第26シードのフラビア・ペネッタに逆転負けしちゃったけど、7月に17歳になる彼女。ロシア勢の新たな星として、期待大ね!
ちなみに、本戦ドローの最年長は、1回戦でヴィーナス・ウィリアムズに負けちゃった、ティポラ・オブジラー、35歳。パブリュチェンコワとは18歳3ヶ月も離れているのよね~!ビックリね!!!
ちなみに男子の本戦ドローの最年少は、地元フランスから主催者推薦で出場のジョナサン・イセリ。今月27日に18歳になったばかり。tennis365のニュースでは「全仏デビュー戦」と1回戦のアンディ・マレー戦を紹介してたけど、去年がデビュー戦で、今年は2回目の出場だったの。でも、勝利には至りませんでした。
若き二人の将来に、期待が膨らみますね。
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現在行われている全仏オープンの女子本戦ドローの最年少は、予選を勝ち上がったアナスタシア・パブリュチェンコワ、16歳。本戦1回戦では、マリア=エレナ・サレルニを6-1、6-1の圧勝で下して、グランドスラム初勝利を上げたの。去年のウィンブルドンで、グランドスラム・デビューを果たしていたけど、1回戦敗退だったの。
「プレッシャーはなかった。だって、失うものなんて何もないんですもの。コートに立って、ベストを尽くすだけ。相手のことなんか考えずに、ただ練習したことを全部出し切ることだけに集中したの。」って、試合後に語っておりました。
ロシアはサマラ生まれの彼女は、6歳でテニスを始めて、2006年1月には若干14歳でジュニア・ランキング1位に上り詰めたの。そんな彼女はプロとして徐々にツアーを回り始めたんだけど、プロの道は思ったほど簡単なものじゃないらしいわ。
「ジュニアの頃は成績が良かったから、シニア・ツアーに行っても大丈夫だと思っていたの。でも、なかなか勝てなくて、段々落ち込むようになってしまった。いったいどうなってしまったのか理解できなくて、自信も無くなってしまったの。でも今は、プレーをちょっと変えたりして、徐々に良くなってるわ。でもまだサーブなどの強化が必要。」
そう語る彼女は、去年から練習の拠点を、全仏が開催されているパリへ移し、パトリック・テニス・アカデミーで日々トレーニングに励んでいるの。同時に、高校を卒業したばかりの彼女は、テニス選手として以外の選択肢も考えて、ジャーナリストになるために、モスクワの大学へ進学することも考えているんだとか。
昨日の2回戦で、第26シードのフラビア・ペネッタに逆転負けしちゃったけど、7月に17歳になる彼女。ロシア勢の新たな星として、期待大ね!
ちなみに、本戦ドローの最年長は、1回戦でヴィーナス・ウィリアムズに負けちゃった、ティポラ・オブジラー、35歳。パブリュチェンコワとは18歳3ヶ月も離れているのよね~!ビックリね!!!
ちなみに男子の本戦ドローの最年少は、地元フランスから主催者推薦で出場のジョナサン・イセリ。今月27日に18歳になったばかり。tennis365のニュースでは「全仏デビュー戦」と1回戦のアンディ・マレー戦を紹介してたけど、去年がデビュー戦で、今年は2回目の出場だったの。でも、勝利には至りませんでした。
若き二人の将来に、期待が膨らみますね。
2008年05月29日
とんだ騒動
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地元フランス人として、1983年に全仏オープンを制したヤニック・ノアがとんだ騒動に巻き込まれているの。それは息子のヨアキム・ノアがマリファナ所持で、アメリカはフロリダで逮捕されたからなの。
現在、シカゴ・ブルズのフォワードとして活躍している、プロ・バスケットボーラーのヨアキムは、日曜日の深夜2時頃、路上で飲酒していたと言うことで、警察官に連行されたの。州の法律で、路上での飲酒は禁止されているかららしいわ。そしたら、彼の服のポケットから、マリファナが発見されたんだって。
全仏会場でインタビューに答えたヤニックは「ただ道でビールを飲んでいただけなのに、こんな騒ぎになって、訳が分からないよ!毎日電話で話をしている。すぐにフランスに帰って来なさいと伝えてあるんだ。」って言ってたわ。
ヨアキムはその後、呼び出しには直ちに出頭すると言う誓約書にサインをして、釈放されたらしいわ。ま、それがこの手の犯罪の普通の手続きらしいんだけど、可能性としては6ヶ月の禁固刑と500ドルの罰金が科されるかも。
ヨアキムはフロリダ大学時代は、NCAAでの連覇の立役者になったスター選手で、去年の6月のドラフトで指名されてブルズ入りを果たしていたの。そのスポーツの才能も父親譲りなら、マリファナもかしらね?実はヤニックも数年前に、マリファナの使用をとある雑誌に告白して、騒ぎを起こしていたのよね。
ブルズのスポークスマンは「週末の出来事は遺憾に思う。現在詳しい事は調査中なので、それ以上のコメントは控えたい。」って、慎重な対応を取ってるみたいね。
スター選手の不祥事は、関係者に迷惑をかけるだけじゃなくて、応援してくれているファンを裏切ることにも成りかねないから、今後はバスケットボールでの活躍で恩返しをしなきゃね!二度と同じ間違いを繰り返さないで欲しいわね。
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現在、シカゴ・ブルズのフォワードとして活躍している、プロ・バスケットボーラーのヨアキムは、日曜日の深夜2時頃、路上で飲酒していたと言うことで、警察官に連行されたの。州の法律で、路上での飲酒は禁止されているかららしいわ。そしたら、彼の服のポケットから、マリファナが発見されたんだって。
全仏会場でインタビューに答えたヤニックは「ただ道でビールを飲んでいただけなのに、こんな騒ぎになって、訳が分からないよ!毎日電話で話をしている。すぐにフランスに帰って来なさいと伝えてあるんだ。」って言ってたわ。
ヨアキムはその後、呼び出しには直ちに出頭すると言う誓約書にサインをして、釈放されたらしいわ。ま、それがこの手の犯罪の普通の手続きらしいんだけど、可能性としては6ヶ月の禁固刑と500ドルの罰金が科されるかも。
ヨアキムはフロリダ大学時代は、NCAAでの連覇の立役者になったスター選手で、去年の6月のドラフトで指名されてブルズ入りを果たしていたの。そのスポーツの才能も父親譲りなら、マリファナもかしらね?実はヤニックも数年前に、マリファナの使用をとある雑誌に告白して、騒ぎを起こしていたのよね。
ブルズのスポークスマンは「週末の出来事は遺憾に思う。現在詳しい事は調査中なので、それ以上のコメントは控えたい。」って、慎重な対応を取ってるみたいね。
スター選手の不祥事は、関係者に迷惑をかけるだけじゃなくて、応援してくれているファンを裏切ることにも成りかねないから、今後はバスケットボールでの活躍で恩返しをしなきゃね!二度と同じ間違いを繰り返さないで欲しいわね。
2008年05月28日
毎週恒例となりました・・・
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はい、先週の日本人は・・・。
女子は、軽井沢で2万5千ドルのサーキットが行われました。ベスト8に岡本聖子、瀬間友里加、岡田上千晶選手が、ベスト4には久松志保選手が入りました。そして高雄恵利加選手が嬉しい優勝を飾りました。去年は怪我などで苦しいシーズンだったけど、ここからまた、トップ100入り目指してランキングを上昇させてもらいたいですね。
そしてダブルスでは、ベスト4に台湾人選手と組んだ岡本ペアーと、中国人選手と組んだ手塚ペアーが入りました。決勝戦は瀬間姉妹と加藤&前川ペアーの4人の日本人対決となり、7-6(7-1)、6-3で瀬間姉妹が優勝しました。先々週の5万ドル大会の準優勝に続いて、今週は優勝と、2大会連続の決勝戦進出でしたね。
タイの1万ドルには中野佑美選手が1回戦で、新井麻葵選手が2回戦で敗退しました。予選を勝ち上がった山本愛選手がベスト8入りしてます。アメリカの1万ドルでは予選を勝ち上がった矢部由希子選手でしたが、本戦1回戦突破とは行きませんでした。
今週も群馬で2万5千ドルのサーキットが開かれてますね。第1シードに波形純理、第2シードに飯島久美子、第3シードに浜村夏美、第4シードに米村知子、第5シードに岡本、第7シードに瀬間(友)、第8シードに高雄などなどが出場してます。アメリカの1万ドルには倉田祐子選手が、タイの1万ドルには引き続き中野選手が、今週も予選を勝ちあがって山本愛選手が出場してます。
男子では、インドの5万ドルのチャレンジャーで、鈴木貴男選手は1回戦途中で背中を痛めて棄権、松井俊英選手も初戦敗退。第4シードの添田豪選手は順当に勝ちあがり、決勝戦では第1シードのY・ルーを6-3、3-6、6-4で下して、今季3度目のチャレンジャー優勝を果たして、自己最高の115位へとジャンプしました。錦織圭君に刺激されて、添田選手もトップ100入りして欲しいですね。
ウズベキスタンの3万5千ドルのチャレンジャーでは、伊藤竜馬選手がシングルス、ダブルス共に2回戦敗退でした。ダブルスではアジア男子テニスの先輩、タイのウドムチョク選手と組んで、色々お勉強になったんじゃないでしょうか。
今週は、トルコの6万4千ユーロのチャレンジャーに、先週の全仏オープンの予選で、2回戦敗退した錦織圭選手が第2シードで、添田選手も第5シードで出場してます。スペインの1万ドルのフューチャーには鈴木昂選手が出場してます。
5月20日にお伝えした、テイラー・デントの復帰戦。アメリカはカリフォルニア州の5万ドルのチャレンジャー大会だけど、デントは予選上がりのM・マミイトとすでに対戦して、フルセットの末に負けちゃいました。でも3セットをしっかり戦い抜いたようで、その点ではちょっと安心ですね。来週もチャレンジャーに出場するでしょう。
それから、ジャン=マイケル・ギャンビルや、ジャスティン・ギメルストブの名はありませんね。まあ、ギメルストブは先シーズンで引退しているから、今復帰するとはちょっと思えないので納得。ギャンビルは来週のチャレンジャーに出場なのでしょうか?また分かり次第お伝えしますね!
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女子は、軽井沢で2万5千ドルのサーキットが行われました。ベスト8に岡本聖子、瀬間友里加、岡田上千晶選手が、ベスト4には久松志保選手が入りました。そして高雄恵利加選手が嬉しい優勝を飾りました。去年は怪我などで苦しいシーズンだったけど、ここからまた、トップ100入り目指してランキングを上昇させてもらいたいですね。
そしてダブルスでは、ベスト4に台湾人選手と組んだ岡本ペアーと、中国人選手と組んだ手塚ペアーが入りました。決勝戦は瀬間姉妹と加藤&前川ペアーの4人の日本人対決となり、7-6(7-1)、6-3で瀬間姉妹が優勝しました。先々週の5万ドル大会の準優勝に続いて、今週は優勝と、2大会連続の決勝戦進出でしたね。
タイの1万ドルには中野佑美選手が1回戦で、新井麻葵選手が2回戦で敗退しました。予選を勝ち上がった山本愛選手がベスト8入りしてます。アメリカの1万ドルでは予選を勝ち上がった矢部由希子選手でしたが、本戦1回戦突破とは行きませんでした。
今週も群馬で2万5千ドルのサーキットが開かれてますね。第1シードに波形純理、第2シードに飯島久美子、第3シードに浜村夏美、第4シードに米村知子、第5シードに岡本、第7シードに瀬間(友)、第8シードに高雄などなどが出場してます。アメリカの1万ドルには倉田祐子選手が、タイの1万ドルには引き続き中野選手が、今週も予選を勝ちあがって山本愛選手が出場してます。
男子では、インドの5万ドルのチャレンジャーで、鈴木貴男選手は1回戦途中で背中を痛めて棄権、松井俊英選手も初戦敗退。第4シードの添田豪選手は順当に勝ちあがり、決勝戦では第1シードのY・ルーを6-3、3-6、6-4で下して、今季3度目のチャレンジャー優勝を果たして、自己最高の115位へとジャンプしました。錦織圭君に刺激されて、添田選手もトップ100入りして欲しいですね。
ウズベキスタンの3万5千ドルのチャレンジャーでは、伊藤竜馬選手がシングルス、ダブルス共に2回戦敗退でした。ダブルスではアジア男子テニスの先輩、タイのウドムチョク選手と組んで、色々お勉強になったんじゃないでしょうか。
今週は、トルコの6万4千ユーロのチャレンジャーに、先週の全仏オープンの予選で、2回戦敗退した錦織圭選手が第2シードで、添田選手も第5シードで出場してます。スペインの1万ドルのフューチャーには鈴木昂選手が出場してます。
5月20日にお伝えした、テイラー・デントの復帰戦。アメリカはカリフォルニア州の5万ドルのチャレンジャー大会だけど、デントは予選上がりのM・マミイトとすでに対戦して、フルセットの末に負けちゃいました。でも3セットをしっかり戦い抜いたようで、その点ではちょっと安心ですね。来週もチャレンジャーに出場するでしょう。
それから、ジャン=マイケル・ギャンビルや、ジャスティン・ギメルストブの名はありませんね。まあ、ギメルストブは先シーズンで引退しているから、今復帰するとはちょっと思えないので納得。ギャンビルは来週のチャレンジャーに出場なのでしょうか?また分かり次第お伝えしますね!
2008年05月27日
エナン、復帰を全面否定
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全仏オープン4連覇直前で引退宣言したジュスティーヌ・エナン。しかも、ランキング1位にいるままでの引退は、テニス史上でも初めてのこと。25歳と言う若さでの引退だから、ちょっと時間を置いたらまた戻って来てくれる、来て欲しいって声は後を絶たないわ。でも彼女は、その可能性を否定してるわね。
「カムバックすることはないわ。戻らずに先へ進むことが大事だと思っているの。」全仏オープンが開催される直前の土曜日に、会場であるローラン・ギャロスで語ってました。
カムバックの可能性がないのは、彼女の引退の理由が、怪我などからではないことも大きいみたい。これまで7個のグランドスラム・タイトルを獲得するまでに至ったテニスに対して、もうかつてのような情熱が持てなくなってしまったって言うのが理由だからなのよね。
「今は幸せな気持ちになるために大会はいらないの。何千人もの観衆の前でプレーしなくても、幸せでいられるの。ただ、自分自身でいるだけでいいの。私はそれくらい単純な人間なのよ。」って、今の自分にテニスはそれほど必要なくなっちゃったことを語ってました。
もちろん、テニスと言うスポーツにさよならをする決断を下すまでには、何ヵ月もかかったそうよ。だって、合計4回の全仏の優勝に加えて、2004年に全豪オープン、2003年と2007年にUSオープンにも優勝して、ランキング1位の座には100週以上だったし、獲得賞金額も2千万ドルを越えていたんだからね!
前日の金曜日に、男子ランキング1位のロジャー・フェデラーも彼女の引退についてこう語っておりました。「とても残念だ。テニス界にとっても、まさにトップ選手の引退だからね。彼女自身、もちろん理由があったはず。かなり重大な決断だったから、よっぽどのことだと思う。驚かされたのは、4連覇目前に迫った全仏オープンの直前での引退表明だってことさ。そしてこんなに急に!」
そりゃそうよね。彼女自身も、自分のテニス人生には満足しているし、もうこれ以上望むものはないって思ったようね。そんな彼女の苦渋の決断を、尊重してあげましょう。そして、彼女の引退から、優勝の行方は混沌としてきました。今日は杉山愛、中村藍子、森上亜希子と、日本人3選手が試合を行う予定だけど、現地は雨天でスムースに進行していないようね。天候の回復を祈りましょう!
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全仏オープン4連覇直前で引退宣言したジュスティーヌ・エナン。しかも、ランキング1位にいるままでの引退は、テニス史上でも初めてのこと。25歳と言う若さでの引退だから、ちょっと時間を置いたらまた戻って来てくれる、来て欲しいって声は後を絶たないわ。でも彼女は、その可能性を否定してるわね。
「カムバックすることはないわ。戻らずに先へ進むことが大事だと思っているの。」全仏オープンが開催される直前の土曜日に、会場であるローラン・ギャロスで語ってました。
カムバックの可能性がないのは、彼女の引退の理由が、怪我などからではないことも大きいみたい。これまで7個のグランドスラム・タイトルを獲得するまでに至ったテニスに対して、もうかつてのような情熱が持てなくなってしまったって言うのが理由だからなのよね。
「今は幸せな気持ちになるために大会はいらないの。何千人もの観衆の前でプレーしなくても、幸せでいられるの。ただ、自分自身でいるだけでいいの。私はそれくらい単純な人間なのよ。」って、今の自分にテニスはそれほど必要なくなっちゃったことを語ってました。
もちろん、テニスと言うスポーツにさよならをする決断を下すまでには、何ヵ月もかかったそうよ。だって、合計4回の全仏の優勝に加えて、2004年に全豪オープン、2003年と2007年にUSオープンにも優勝して、ランキング1位の座には100週以上だったし、獲得賞金額も2千万ドルを越えていたんだからね!
前日の金曜日に、男子ランキング1位のロジャー・フェデラーも彼女の引退についてこう語っておりました。「とても残念だ。テニス界にとっても、まさにトップ選手の引退だからね。彼女自身、もちろん理由があったはず。かなり重大な決断だったから、よっぽどのことだと思う。驚かされたのは、4連覇目前に迫った全仏オープンの直前での引退表明だってことさ。そしてこんなに急に!」
そりゃそうよね。彼女自身も、自分のテニス人生には満足しているし、もうこれ以上望むものはないって思ったようね。そんな彼女の苦渋の決断を、尊重してあげましょう。そして、彼女の引退から、優勝の行方は混沌としてきました。今日は杉山愛、中村藍子、森上亜希子と、日本人3選手が試合を行う予定だけど、現地は雨天でスムースに進行していないようね。天候の回復を祈りましょう!
2008年05月26日
スタイル抜群
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昨日から始まった全仏オープンだけど、その1回戦で、同胞のセリーナ・ウィリアムズに2ー6、1ー6でやられちゃったアシュレー・ハークルロード。23歳の彼女は、現在ランキング61位なんだけど、その美貌と美しいプロポーションから、プレイボーイ誌の8月号にその素晴らしいボディが披露されるんだって。
「体には自信があるし、女性アスリートの代表のようになれるのならって決心したの。これまでも、水泳選手やバレーボール選手などが登場したけど、テニス選手では初めてらしい。ちょっと素敵じゃない?」って、ご本人もご満悦の様子。
シングルスは敗退しちゃったけど、まだダブルスもあるし、1日でも長くローラン・ギャロスでプレーできるといいですね。
そのローラン・ギャロスでは、日本期待の森田あゆみちゃんが1回戦を戦い中。第12シードで19歳のアグネス・サバイとフルセットにもつれ込んでますね。さ~勝負の行方はどうなるんでしょうか。。。ライブ・スコアーボードに釘付けになっちゃいます!
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「体には自信があるし、女性アスリートの代表のようになれるのならって決心したの。これまでも、水泳選手やバレーボール選手などが登場したけど、テニス選手では初めてらしい。ちょっと素敵じゃない?」って、ご本人もご満悦の様子。
シングルスは敗退しちゃったけど、まだダブルスもあるし、1日でも長くローラン・ギャロスでプレーできるといいですね。
そのローラン・ギャロスでは、日本期待の森田あゆみちゃんが1回戦を戦い中。第12シードで19歳のアグネス・サバイとフルセットにもつれ込んでますね。さ~勝負の行方はどうなるんでしょうか。。。ライブ・スコアーボードに釘付けになっちゃいます!
2008年05月25日
全仏の注目選手
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金曜日は全仏オープンへの不安材料を書いたけど、今日は全仏オープンへの期待の選手をご紹介したいと思います!
まずは男子。
フェルナンド・ベルダスコ。ラファエル・ナダルに次ぐレフティで、その強烈なフォアハンドは世界でも恐れられているの。サーブも普通の人以上のスピンサーブを放ち、ハンブルグのマスターズ・シリーズでは、同胞でランキング5位のダビデ・フェレールを下して8強入り。ロジャー・フェデラーとも互角に渡りあったけど、足に違和感を感じ大事を取って棄権したの。ランキングも自己最高の23位へと上げてきました。
イゴール・アンドレエフは去年の全仏の1回戦でアンディ・ロディックを下す大金星を上げて、その名を世界に知られるようになったの。ローマのマスターズ・シリーズでは、優勝したジョコビッチにフルセットの死闘を繰り広げ、モンテカルロのマスターズ・シリーズでも、2度の全仏ベスト4を誇るニコライ・ダビデンコにもフルセットの接戦を演じるなど、クレーでは上位選手を手こずらせているわ。
ニコラス・アルマグロは昨年、フェデラーが「どのサーフェースでも、危険な選手」と語っていた選手。22歳の彼は、やっぱりスペイン人らしくクレーの方が本領発揮しているの。これまでも、上位進出したのは、クレー大会がほとんどなんだけど、なぜか全仏は相性が悪く、2回戦の壁を越えたことがないの。いつ爆発してもおかしくない選手なのよね。
アンドレアス・セッピ。全豪オープンで見事な準優勝を上げたツォンガを、その直前の大会で下し、2月のオランダでナダルから勝利。クレー・シーズンになってからは、ハンブルグのマスターズ・シリーズで、2回戦でランキング9位のリシャール・ガスケを、3回戦ではファン・モナコを下し、準々決勝ではニコラス・キーファーを下してベスト4入りを果たしたの。その結果、現在はランキング自己最高位の32位に上げてきたのよ。
そして女子。
アリーゼ・コルネ。18歳の彼女は、地元開催の全仏ではもっとも期待される選手かもしれないわ。モレスモはかつての勢いを失い、バルトリも今季は不調、ゴロバンはツアー離脱しちゃっているしね。3月上旬のアカプルコでの準優勝、アメリア・アイランドのベスト4入りから、上位進出が目白押し。チャールストンでもベスト4、先週のローマでのティア1大会でも準優勝を上げ、ランキングもトップ20入りに成功したの。
ドミニカ・チブルコワ。161cmと小柄な彼女だけど、アメリア・アイランドでは上位選手を次々に下し、決勝戦でもシャラポワと互角に戦い準優勝を上げたわ。現在19歳の彼女は、その後のチャールストンで足に怪我を負って、試合を途中棄権してしまったけど、1ヶ月が過ぎ順調に回復しているよう。自身でもパリが大好きと語るだけに、パリでのグランドスラムには力が入るわね。
ヴィクトリア・アザレンカ。ジュニア・ランキング元1位の彼女は、両膝の怪我で、ハード・コート・シーズンでは思ったような成績を収めることはできなかったけど、怪我が治り始めたクレー・シーズンでは、プラハで準優勝、ドイツ・オープンでもベスト4入りを果たし、ランキングも自己最高の17位にまで上げてきたの。若さと勢いがあって、要注意選手ね。
イヴェタ・ベネソバ。年明けはトップ100圏外にいて、2月の終わりには137位までランキングを下げていた彼女。3月の終わりに5万ドルのサーキットで優勝したのをきっかけに、7万5千ドルのサーキットで準優勝、エストリルのティア4大会でも準優勝、プラハでベスト8、ティア1のローマでは予選を勝ち上がって2回戦進出するなど、ランキングを一気に68位まで上昇させたの。全仏には間に合わなくて、予選第1シードで出場し、見事本戦入りを果たしたようね。
いよいよ今日の夜から始まる全仏オープン。男女とも優勝の行方が楽しみね!
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金曜日は全仏オープンへの不安材料を書いたけど、今日は全仏オープンへの期待の選手をご紹介したいと思います!
まずは男子。
フェルナンド・ベルダスコ。ラファエル・ナダルに次ぐレフティで、その強烈なフォアハンドは世界でも恐れられているの。サーブも普通の人以上のスピンサーブを放ち、ハンブルグのマスターズ・シリーズでは、同胞でランキング5位のダビデ・フェレールを下して8強入り。ロジャー・フェデラーとも互角に渡りあったけど、足に違和感を感じ大事を取って棄権したの。ランキングも自己最高の23位へと上げてきました。
イゴール・アンドレエフは去年の全仏の1回戦でアンディ・ロディックを下す大金星を上げて、その名を世界に知られるようになったの。ローマのマスターズ・シリーズでは、優勝したジョコビッチにフルセットの死闘を繰り広げ、モンテカルロのマスターズ・シリーズでも、2度の全仏ベスト4を誇るニコライ・ダビデンコにもフルセットの接戦を演じるなど、クレーでは上位選手を手こずらせているわ。
ニコラス・アルマグロは昨年、フェデラーが「どのサーフェースでも、危険な選手」と語っていた選手。22歳の彼は、やっぱりスペイン人らしくクレーの方が本領発揮しているの。これまでも、上位進出したのは、クレー大会がほとんどなんだけど、なぜか全仏は相性が悪く、2回戦の壁を越えたことがないの。いつ爆発してもおかしくない選手なのよね。
アンドレアス・セッピ。全豪オープンで見事な準優勝を上げたツォンガを、その直前の大会で下し、2月のオランダでナダルから勝利。クレー・シーズンになってからは、ハンブルグのマスターズ・シリーズで、2回戦でランキング9位のリシャール・ガスケを、3回戦ではファン・モナコを下し、準々決勝ではニコラス・キーファーを下してベスト4入りを果たしたの。その結果、現在はランキング自己最高位の32位に上げてきたのよ。
そして女子。
アリーゼ・コルネ。18歳の彼女は、地元開催の全仏ではもっとも期待される選手かもしれないわ。モレスモはかつての勢いを失い、バルトリも今季は不調、ゴロバンはツアー離脱しちゃっているしね。3月上旬のアカプルコでの準優勝、アメリア・アイランドのベスト4入りから、上位進出が目白押し。チャールストンでもベスト4、先週のローマでのティア1大会でも準優勝を上げ、ランキングもトップ20入りに成功したの。
ドミニカ・チブルコワ。161cmと小柄な彼女だけど、アメリア・アイランドでは上位選手を次々に下し、決勝戦でもシャラポワと互角に戦い準優勝を上げたわ。現在19歳の彼女は、その後のチャールストンで足に怪我を負って、試合を途中棄権してしまったけど、1ヶ月が過ぎ順調に回復しているよう。自身でもパリが大好きと語るだけに、パリでのグランドスラムには力が入るわね。
ヴィクトリア・アザレンカ。ジュニア・ランキング元1位の彼女は、両膝の怪我で、ハード・コート・シーズンでは思ったような成績を収めることはできなかったけど、怪我が治り始めたクレー・シーズンでは、プラハで準優勝、ドイツ・オープンでもベスト4入りを果たし、ランキングも自己最高の17位にまで上げてきたの。若さと勢いがあって、要注意選手ね。
イヴェタ・ベネソバ。年明けはトップ100圏外にいて、2月の終わりには137位までランキングを下げていた彼女。3月の終わりに5万ドルのサーキットで優勝したのをきっかけに、7万5千ドルのサーキットで準優勝、エストリルのティア4大会でも準優勝、プラハでベスト8、ティア1のローマでは予選を勝ち上がって2回戦進出するなど、ランキングを一気に68位まで上昇させたの。全仏には間に合わなくて、予選第1シードで出場し、見事本戦入りを果たしたようね。
いよいよ今日の夜から始まる全仏オープン。男女とも優勝の行方が楽しみね!
2008年05月23日
全仏への不安
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来週から始まる全仏オープンだけど、すでに男子ではアンディ・ロディック、女子ではリンゼイ・ダベンポートのアメリカ勢が欠場を表明してますね。もともとクレーを苦手としているし、去年も獲得ポイントがほとんどないだけに、両者自身は欠場は痛くないから、余計だとは思うけど、ファンとしてはちょっとがっかりよね。
でも、ちょっと不安の声は他の選手にも上がっているの。レイトン・ヒューイットは、欠場するんじゃないかってもっぱらの噂。でん部の怪我で、ツアーでは3月のマイアミのマスターズ・シリーズ以降出場してないのよね。4月に行われたデビスカップにはシングルス1試合に出場したけど。
それから去年の全豪オープンで準優勝を上げて、一気にトップ選手の仲間入りを果たしたマルコス・バグダティスも不安材料を抱えてるわ。3月のマイアミのマスターズ・シリーズは、理由を明確にしないまま欠場して、その後のデビスカップで痛めた足首の怪我から、コートに立っていないの。
4連覇がかかっているラファエル・ナダルも、クレー・シーズンに入ってからの連戦で、大腿筋を痛めてしまっているんだとか。それほど深刻ではないって話なんだけど、全仏の優勝には、5セットマッチを7試合勝ち続けないと達成できないのよね。3位のノヴァーク・ジョコビッチとポイント差はわずか。1位になろうと戦ってきた彼だけど、今はその2位の座が危うい状態。頑張りどころね!!!
女子ではジュスティーヌ・エナンが引退したことから、優勝の行方は混沌としてるわね。上位選手も万全の体勢じゃないみたい。マリア・シャラポワはふくらはぎの筋肉を痛めてローマ大会を途中棄権。でも、順調に回復していると言う言葉通り、全仏の会場で練習を開始しているとか。
セリーナ・ウィリアムズも腰の痛みでローマ大会を途中棄権。彼女も順調に回復していて、全仏には問題ないって言っているけど、どうなることやら。イェレーナ・ヤンコビッチは、ローマで優勝してから風邪を引いてしまったらしいわ。優勝のチャンスが広がっただけに、早く回復して欲しいわね。
手首の怪我に悩まされているのは、ニコール・バイディソバとマリオン・バルトリ。バイディソバは怪我のあとも調子を取り戻せず、すでに3ヶ月も勝利から遠のいているの。今週のストラスブルグでトップ・シードだったバルトリだけど、初戦を途中棄権。去年の全仏では4回戦、ウィンブルドンでは準優勝と、ポイントが大きいだけに、大事を取ったようなんだけどね。
地元フランスのホープとして、毎年プレッシャーの中で出場していたアメリ・モレスモも、でん部の怪我が長引いていて、今年は思うような成績を残せていないの。その怪我から、ベルリンとローマの大会を欠場しただけじゃなくて、出場大会のほとんどでベスト8の壁を越えることができていないのよね。これまでツアーでは14勝8敗と、精彩を欠いてるわね。
みんなちゃんと治して、万全の体調で臨んでもらいたいですね。・・・でももうあまり時間がなくなってきちゃったけど、大丈夫かしら???
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来週から始まる全仏オープンだけど、すでに男子ではアンディ・ロディック、女子ではリンゼイ・ダベンポートのアメリカ勢が欠場を表明してますね。もともとクレーを苦手としているし、去年も獲得ポイントがほとんどないだけに、両者自身は欠場は痛くないから、余計だとは思うけど、ファンとしてはちょっとがっかりよね。
でも、ちょっと不安の声は他の選手にも上がっているの。レイトン・ヒューイットは、欠場するんじゃないかってもっぱらの噂。でん部の怪我で、ツアーでは3月のマイアミのマスターズ・シリーズ以降出場してないのよね。4月に行われたデビスカップにはシングルス1試合に出場したけど。
それから去年の全豪オープンで準優勝を上げて、一気にトップ選手の仲間入りを果たしたマルコス・バグダティスも不安材料を抱えてるわ。3月のマイアミのマスターズ・シリーズは、理由を明確にしないまま欠場して、その後のデビスカップで痛めた足首の怪我から、コートに立っていないの。
4連覇がかかっているラファエル・ナダルも、クレー・シーズンに入ってからの連戦で、大腿筋を痛めてしまっているんだとか。それほど深刻ではないって話なんだけど、全仏の優勝には、5セットマッチを7試合勝ち続けないと達成できないのよね。3位のノヴァーク・ジョコビッチとポイント差はわずか。1位になろうと戦ってきた彼だけど、今はその2位の座が危うい状態。頑張りどころね!!!
女子ではジュスティーヌ・エナンが引退したことから、優勝の行方は混沌としてるわね。上位選手も万全の体勢じゃないみたい。マリア・シャラポワはふくらはぎの筋肉を痛めてローマ大会を途中棄権。でも、順調に回復していると言う言葉通り、全仏の会場で練習を開始しているとか。
セリーナ・ウィリアムズも腰の痛みでローマ大会を途中棄権。彼女も順調に回復していて、全仏には問題ないって言っているけど、どうなることやら。イェレーナ・ヤンコビッチは、ローマで優勝してから風邪を引いてしまったらしいわ。優勝のチャンスが広がっただけに、早く回復して欲しいわね。
手首の怪我に悩まされているのは、ニコール・バイディソバとマリオン・バルトリ。バイディソバは怪我のあとも調子を取り戻せず、すでに3ヶ月も勝利から遠のいているの。今週のストラスブルグでトップ・シードだったバルトリだけど、初戦を途中棄権。去年の全仏では4回戦、ウィンブルドンでは準優勝と、ポイントが大きいだけに、大事を取ったようなんだけどね。
地元フランスのホープとして、毎年プレッシャーの中で出場していたアメリ・モレスモも、でん部の怪我が長引いていて、今年は思うような成績を残せていないの。その怪我から、ベルリンとローマの大会を欠場しただけじゃなくて、出場大会のほとんどでベスト8の壁を越えることができていないのよね。これまでツアーでは14勝8敗と、精彩を欠いてるわね。
みんなちゃんと治して、万全の体調で臨んでもらいたいですね。・・・でももうあまり時間がなくなってきちゃったけど、大丈夫かしら???
2008年05月22日
引退後の活動
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みなさんは、アマンダ・クッツァーって選手知ってますか?現在37歳でクルム伊達公子選手と同い年。彼女は158cmと小柄な体ながら、ランキング最高3位にまで行った選手で、当時世界ランク1位のシュテフィ・グラーフが数少ない苦手としていた選手なの。対戦成績こそグラーフの11勝4敗だけど、初対戦からグラーフが6連勝した以降は、ほぼ互角で、ダントツに強かったグラーフだけど、なぜかクッツァーには分が悪いって言うか、常に苦戦を強いられていた相手だったのよね。未だに彼女を越える南アフリカ出身の選手は出てきていなわね。
そんな彼女は、後継者探しと言う訳じゃないんだろうけど、祖国の南アフリカでジュニアの育成に力を注いでるの。彼女は"Learn Tennis, Love Tennis Foundation"(テニスを学び、愛する基金)って呼ばれる女子ジュニア選手を育成する活動を南アフリカで立ち上げたの。
今年で第11回目を迎えたその活動には、南アフリカ有数の銀行であるABSAや、コニカ・ミノルタをスポンサーに付けるなど、年々大きくなっているの。その活動には、国中から有能な女子小学生から高校生までが参加して、将来のクッツァー2世を育てようとしているのよね。
クルム伊達公子選手の、キッズテニスのようなものかもしれないわね。引退してからも、そうやって祖国のため、後輩のために活動を続けているのね。
あ、さっき錦織圭君の全仏オープンの予選2回戦が終わりましたね。残念ながらストレートで負けちゃいましたね。第2セットは、何度か相手のサービス・ゲームでブレーク・ポイントを握ったんだけど、結局粘られて取りきれず、最後にブレークを許しちゃって負けちゃいましたね。ウィンブルドンに期待しましょう。
それからストラスブルグのティア3大会で、ベスト8入りしていた杉山愛ちゃんも、さっき試合が終わって、こちらもストレートで負けてしまいました。ま、来週からの全仏オープンが本番なので、気持ちを切り替えて、じっくり体調を整えて欲しいですね。
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そんな彼女は、後継者探しと言う訳じゃないんだろうけど、祖国の南アフリカでジュニアの育成に力を注いでるの。彼女は"Learn Tennis, Love Tennis Foundation"(テニスを学び、愛する基金)って呼ばれる女子ジュニア選手を育成する活動を南アフリカで立ち上げたの。
今年で第11回目を迎えたその活動には、南アフリカ有数の銀行であるABSAや、コニカ・ミノルタをスポンサーに付けるなど、年々大きくなっているの。その活動には、国中から有能な女子小学生から高校生までが参加して、将来のクッツァー2世を育てようとしているのよね。
クルム伊達公子選手の、キッズテニスのようなものかもしれないわね。引退してからも、そうやって祖国のため、後輩のために活動を続けているのね。
あ、さっき錦織圭君の全仏オープンの予選2回戦が終わりましたね。残念ながらストレートで負けちゃいましたね。第2セットは、何度か相手のサービス・ゲームでブレーク・ポイントを握ったんだけど、結局粘られて取りきれず、最後にブレークを許しちゃって負けちゃいましたね。ウィンブルドンに期待しましょう。
それからストラスブルグのティア3大会で、ベスト8入りしていた杉山愛ちゃんも、さっき試合が終わって、こちらもストレートで負けてしまいました。ま、来週からの全仏オープンが本番なので、気持ちを切り替えて、じっくり体調を整えて欲しいですね。
2008年05月21日
は~い、先週の日本人選手です。
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それでは、先週の日本人選手の活躍です。
久留米で行われた5万ドルのサーキットでは、復帰第3戦のクルム伊達公子選手始め、高岸知代、瀬間詠里花選手がベスト8に、そのクルム伊達選手を破った米村知子、高雄恵利加選手がベスト4入りを果たしました。
ダブルスでは、クルム伊達&高岸ペアーと青山&竹本ペアーがベスト4、瀬間姉妹が決勝進出を果たしましたが、惜しくも破れ準優勝でした。
インドネシアの1万ドルでは平知子、新井麻葵選手がベスト4入り、ダブルスでも伊勢&川床ペアーがベスト4入りを果たしました。タイの1万ドルでは今井理恵選手が1回戦で、予選を勝ち上がった山本愛選手が2回戦敗退でした。
今週は軽井沢で2万5千ドル大会があります。第2シードに岡本聖子、第3シードに瀬間友里加、第5シードに久松志保、第7シードに高雄選手など、たくさんの日本人選手が出場してます。タイの1万ドルには新井麻葵、中野佑美、予選を勝ち上がって山本愛選手が出場してます。アメリカの1万ドルにも予選を勝ち上がって矢部由希子選手が出場してます。頑張ってね!!!
男子ではインドの5万ドルのチャレンジャーで、本村剛一選手は1回戦敗退だったけど、添田豪選手はベスト4入りを果たしました。韓国の1万5千ドルのフューチャーでは、ベスト8に松井俊英、ベスト4に近藤大生、そして岩渕聡選手が見事優勝を飾りました。ダブルスでも、韓国人選手と組んだ井藤祐一選手と、石井&近藤ペアーがベスト4。石井&近藤ペアーに勝った岩渕&松井ペアーが準優勝でした。
ズベキスタンの1万5千ドルの竹内研人選手は2回戦で、メキシコの1万ドルには杉山記一選手も2回戦、スペインの1万ドルには予選を勝ち上がった鈴木昂選手は1回戦敗退でした。
今週はインドの5万ドルのチャレンジャーに第4シードで添田、松井、鈴木貴男選手が出場してます。ウズベキスタンの3万5千ドルでは伊藤竜馬選手が単身出場してますね。もちろおん、全仏オープンの予選には、錦織圭君が第5シードで出場してますね。昨日の1回戦を勝ち上がってるから、本戦入りして欲しいですね。
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それでは、先週の日本人選手の活躍です。
久留米で行われた5万ドルのサーキットでは、復帰第3戦のクルム伊達公子選手始め、高岸知代、瀬間詠里花選手がベスト8に、そのクルム伊達選手を破った米村知子、高雄恵利加選手がベスト4入りを果たしました。
ダブルスでは、クルム伊達&高岸ペアーと青山&竹本ペアーがベスト4、瀬間姉妹が決勝進出を果たしましたが、惜しくも破れ準優勝でした。
インドネシアの1万ドルでは平知子、新井麻葵選手がベスト4入り、ダブルスでも伊勢&川床ペアーがベスト4入りを果たしました。タイの1万ドルでは今井理恵選手が1回戦で、予選を勝ち上がった山本愛選手が2回戦敗退でした。
今週は軽井沢で2万5千ドル大会があります。第2シードに岡本聖子、第3シードに瀬間友里加、第5シードに久松志保、第7シードに高雄選手など、たくさんの日本人選手が出場してます。タイの1万ドルには新井麻葵、中野佑美、予選を勝ち上がって山本愛選手が出場してます。アメリカの1万ドルにも予選を勝ち上がって矢部由希子選手が出場してます。頑張ってね!!!
男子ではインドの5万ドルのチャレンジャーで、本村剛一選手は1回戦敗退だったけど、添田豪選手はベスト4入りを果たしました。韓国の1万5千ドルのフューチャーでは、ベスト8に松井俊英、ベスト4に近藤大生、そして岩渕聡選手が見事優勝を飾りました。ダブルスでも、韓国人選手と組んだ井藤祐一選手と、石井&近藤ペアーがベスト4。石井&近藤ペアーに勝った岩渕&松井ペアーが準優勝でした。
ズベキスタンの1万5千ドルの竹内研人選手は2回戦で、メキシコの1万ドルには杉山記一選手も2回戦、スペインの1万ドルには予選を勝ち上がった鈴木昂選手は1回戦敗退でした。
今週はインドの5万ドルのチャレンジャーに第4シードで添田、松井、鈴木貴男選手が出場してます。ウズベキスタンの3万5千ドルでは伊藤竜馬選手が単身出場してますね。もちろおん、全仏オープンの予選には、錦織圭君が第5シードで出場してますね。昨日の1回戦を勝ち上がってるから、本戦入りして欲しいですね。
2008年05月20日
復帰戦へ臨む!
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長い、長い治療からのカムバック。期待と不安が入り混じった気分なんじゃないかしら?それは、フランスで全仏オープンが行われる、5月26日からの週と、次の6月2日の週で、アメリカはカリフォルニアで行われる2週連続のチャレンジャー大会が舞台になるの。
テイラー・デント。今年の4月で27歳になった彼は、今は希少価値となった“サーブ&ボレー”と主としたプレーで、シングルス大会4勝を誇り、2005年には自己最高位の21位まで昇ったの。同年代のアンディ・ロディックとは、ず~っとライバルとして、アメリカ男子テニスの期待の星だったのよね。
そんな彼は、2006年2月、オランダはロッテルダムでの大会の2回戦途中で腰の痛みを訴えて棄権。それまでも、腰には痛みを抱えていて、ひどくなると痛み止めの注射を打って試合をしていたの。でも、その試合のあと、骨が折れていることが分かって、5月に最初の手術をしたの。
でも手術は決して成功とは言えず、2007年3月に2回目の手術を受けて、その後9月にも受けて、その後はつらいリハビリを受ける日々を送っていたんだって。一時期は、テニスの試合をテレビで見ることさえも嫌で、チャンネルを変える始末。
「肉体的にもかなり辛かったけど、それ以上に精神的にもっと辛かった。」って語るデント。そんな彼を支えたのは、元プロテニス選手である奥さんの、ジェニファー・ホプキンスや両親だったんだって。彼のお父さんは、1974年の全豪オープンの決勝で、ジミー・コナーズに敗れて準優勝を飾り、お母さんは、1977年のUSオープンのダブルスの準優勝者って言う、サラブレッド。
現在デントは、日々の練習に加え、週に3回のトレーニングもこなし、1日に30分~45分間サーブを打ち続けても大丈夫なくらい、腰の状態は良いんだって。右手首と右膝の怪我もあって、フルにトレーニングができなかったらしいんだけど、それも回復して、お父さんのフィル・デント氏曰く、以前より良いサーブを打っているって言うの。
錦織圭君も練習拠点にしている『ニック・ボロテリー・テニス・アカデミー』の創設者であるボロテリー氏もデントのカムバックを待ちわびている一人。「以前のようなサーブが打てれば、ボレーに繋がるのは歴然。彼の復帰は非常に興味深い。今のツアーでは、サーブ&ボレーヤーはほとんど存在しないからね。」
期待に応えることはできるかしら?
そうそう、その復帰戦となるチャレンジャーには、こんな選手も名を連ねる予定なんだって。同じく長引く怪我から復帰を計っている、ジャン=マイケル・ギャンビルと、なぜか引退したジャスティン・ギメルストブも出場するんだとか。ちょっとチェックしてみましょうね!
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長い、長い治療からのカムバック。期待と不安が入り混じった気分なんじゃないかしら?それは、フランスで全仏オープンが行われる、5月26日からの週と、次の6月2日の週で、アメリカはカリフォルニアで行われる2週連続のチャレンジャー大会が舞台になるの。
テイラー・デント。今年の4月で27歳になった彼は、今は希少価値となった“サーブ&ボレー”と主としたプレーで、シングルス大会4勝を誇り、2005年には自己最高位の21位まで昇ったの。同年代のアンディ・ロディックとは、ず~っとライバルとして、アメリカ男子テニスの期待の星だったのよね。
そんな彼は、2006年2月、オランダはロッテルダムでの大会の2回戦途中で腰の痛みを訴えて棄権。それまでも、腰には痛みを抱えていて、ひどくなると痛み止めの注射を打って試合をしていたの。でも、その試合のあと、骨が折れていることが分かって、5月に最初の手術をしたの。
でも手術は決して成功とは言えず、2007年3月に2回目の手術を受けて、その後9月にも受けて、その後はつらいリハビリを受ける日々を送っていたんだって。一時期は、テニスの試合をテレビで見ることさえも嫌で、チャンネルを変える始末。
「肉体的にもかなり辛かったけど、それ以上に精神的にもっと辛かった。」って語るデント。そんな彼を支えたのは、元プロテニス選手である奥さんの、ジェニファー・ホプキンスや両親だったんだって。彼のお父さんは、1974年の全豪オープンの決勝で、ジミー・コナーズに敗れて準優勝を飾り、お母さんは、1977年のUSオープンのダブルスの準優勝者って言う、サラブレッド。
現在デントは、日々の練習に加え、週に3回のトレーニングもこなし、1日に30分~45分間サーブを打ち続けても大丈夫なくらい、腰の状態は良いんだって。右手首と右膝の怪我もあって、フルにトレーニングができなかったらしいんだけど、それも回復して、お父さんのフィル・デント氏曰く、以前より良いサーブを打っているって言うの。
錦織圭君も練習拠点にしている『ニック・ボロテリー・テニス・アカデミー』の創設者であるボロテリー氏もデントのカムバックを待ちわびている一人。「以前のようなサーブが打てれば、ボレーに繋がるのは歴然。彼の復帰は非常に興味深い。今のツアーでは、サーブ&ボレーヤーはほとんど存在しないからね。」
期待に応えることはできるかしら?
そうそう、その復帰戦となるチャレンジャーには、こんな選手も名を連ねる予定なんだって。同じく長引く怪我から復帰を計っている、ジャン=マイケル・ギャンビルと、なぜか引退したジャスティン・ギメルストブも出場するんだとか。ちょっとチェックしてみましょうね!
2008年05月19日
世界ランキング
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今週発表のWTAランキングに、クルム伊達公子選手が11年半ぶりに登場しましたね。3大会での総獲得ポイントが46で、425位。まあ、46ポイントで419位から427位まで、並んでいるんだけどね。わずか3大会でこのランキングも、かなりマレなこと。日本人選手の中では、19番目ね。
そして、その下の45ポイントには、かつて14位まで行った、アンナ=レナ・グローネフェルドや、最高位41位に行ったクラウディン・ショールの名前も発見!!!グローネフェルドは去年、極度のスランプに落ち込んで、19位でスタートしたシーズンも6勝16敗で、年末には204位まで落としちゃったのよね。今年も5月序盤に7万5千ドルのサーキットに出ただけ。ショールも2004年以来、トップ100入りできず、去年は481位でシーズンを終えて、苦しんでいるのよね。
5月15日のブログでも紹介したイェレーナ・ドキッチも、先週のイタリアの2万5千ドルで優勝を飾って、今週は出場4大会で431位から318位へとジャンプしてますね。この調子だったら、USオープンの頃には、予選くらいは入れるランキングになるんじゃないかしら?
エナンの引退で、ランキング1位にはマリア・シャラポワが返り咲きしたわね。3連覇中だった全仏オープンだったけど、今年は4年ぶりに新しいチャンピオンが生まれるわ。こちらの優勝争いも、一層おもしろくなって来ましたね。予選も明日から始まるから、今夜あたりドローが公開されるんじゃないかしら?
女子は本戦にも予選にも何人か出場するけど、男子は錦織圭君が予選に出場するだけかな。添田豪選手は、予選出場可能ランキングだけど、今週はインドのチャレンジャーに出場してるからね。チャレンジャーでポイントを稼いで、ランキングを上げるつもりなのでしょうか?ウィンブルドンはどうするんでしょうね。
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今週発表のWTAランキングに、クルム伊達公子選手が11年半ぶりに登場しましたね。3大会での総獲得ポイントが46で、425位。まあ、46ポイントで419位から427位まで、並んでいるんだけどね。わずか3大会でこのランキングも、かなりマレなこと。日本人選手の中では、19番目ね。
そして、その下の45ポイントには、かつて14位まで行った、アンナ=レナ・グローネフェルドや、最高位41位に行ったクラウディン・ショールの名前も発見!!!グローネフェルドは去年、極度のスランプに落ち込んで、19位でスタートしたシーズンも6勝16敗で、年末には204位まで落としちゃったのよね。今年も5月序盤に7万5千ドルのサーキットに出ただけ。ショールも2004年以来、トップ100入りできず、去年は481位でシーズンを終えて、苦しんでいるのよね。
5月15日のブログでも紹介したイェレーナ・ドキッチも、先週のイタリアの2万5千ドルで優勝を飾って、今週は出場4大会で431位から318位へとジャンプしてますね。この調子だったら、USオープンの頃には、予選くらいは入れるランキングになるんじゃないかしら?
エナンの引退で、ランキング1位にはマリア・シャラポワが返り咲きしたわね。3連覇中だった全仏オープンだったけど、今年は4年ぶりに新しいチャンピオンが生まれるわ。こちらの優勝争いも、一層おもしろくなって来ましたね。予選も明日から始まるから、今夜あたりドローが公開されるんじゃないかしら?
女子は本戦にも予選にも何人か出場するけど、男子は錦織圭君が予選に出場するだけかな。添田豪選手は、予選出場可能ランキングだけど、今週はインドのチャレンジャーに出場してるからね。チャレンジャーでポイントを稼いで、ランキングを上げるつもりなのでしょうか?ウィンブルドンはどうするんでしょうね。
2008年05月16日
エナンの引退。。。
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一昨日の夕方から、テニス界に衝撃が走りましたね。そう、現在女子WTAランキング1位にいる、ジュスティーヌ・エナンの突然の引退報道。そして昨日(正式には一昨日深夜)の引退表明記者会見。
「いったいなぜ???」って思うのが、大半の気持ちだし、もちろんPinkyだってそうです。これまでの彼女だって、怪我や病気、そして離婚など、色んな困難を乗り越えて、今の1位の座に付いているの。だから、今季これまで、それほど調子が上がらないプレーだって、きっとそのうち回復する・・・って思っていた人が大方なんじゃないかしら?
でも、実はそんななか、彼女の脳裏には「引退」と言う言葉がよぎっていたのね。そんな重大決断を、簡単にしたとは思えないし、ジュニア時代からのコーチも会見に同席していたし、もちろん相談もしていたはず。その結果が、この時期での引退なのね。
納得いかないって感じている人も、たくさんいるかと思うわ。今、国内で話題沸騰な、クルム伊達公子選手だって、エナンと同じくらいの年に引退。当時の彼女は、ランキング1位のシュテフィ・グラーフに勝ったり、絶頂期にあったって感じだったから、言葉は悪いけど「裏切られた」ような気持ちになったファンも、いたんじゃないかしら?
でも、今年の現役復帰に伴い、当時の彼女の気持ちも明らかにされたし、それを考えると、やっぱり本人にしか分からないことって、あるんじゃないかしら?燃え尽き症候群にも似た状態かもしれないし、肉体的にも精神的にも、疲れてしまったってのが、正直なところじゃないかな。
彼女は、12歳の頃(だったかな?)にお母さんをガンで亡くして、その後には、お父さんなどの家族とは疎遠になって、トップ・プロとして世界で転戦。そして結婚に至るの。でも、去年の年初に離婚。幸か不幸か、離婚を期に家族との縁も戻り、8年ぶりにお父さんや兄弟と会話を交わすなんて、明るく幸せな彼女がいたと思ってたわ。同時に、キャリア・ベストとも言えるシーズンを送って、2007年に幕を閉じたの。
2008年が始まって、毎年と同じように試合に出場していた彼女だったけど、実はその裏では、こんなことをずっと考えていたんだな~・・・って。今は、ゆっくりじっくりたっぷり、休養を取って、リフレッシュして新たな生活をスタートさせてもらいたいなって思います。
これでランキングも変動してくるのかしら?引退宣言しても、ランキングに残ってる選手もいれば、翌週には消える選手もいるのよね。昨日のブログでちょっと書いた、ニコール・プラットも、現在のランキングは167位にまだ残ってるけど、プロフィールには「Retired (January 2008)」って書いてあるし。来週のランキングに注目しましょう!
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一昨日の夕方から、テニス界に衝撃が走りましたね。そう、現在女子WTAランキング1位にいる、ジュスティーヌ・エナンの突然の引退報道。そして昨日(正式には一昨日深夜)の引退表明記者会見。
「いったいなぜ???」って思うのが、大半の気持ちだし、もちろんPinkyだってそうです。これまでの彼女だって、怪我や病気、そして離婚など、色んな困難を乗り越えて、今の1位の座に付いているの。だから、今季これまで、それほど調子が上がらないプレーだって、きっとそのうち回復する・・・って思っていた人が大方なんじゃないかしら?
でも、実はそんななか、彼女の脳裏には「引退」と言う言葉がよぎっていたのね。そんな重大決断を、簡単にしたとは思えないし、ジュニア時代からのコーチも会見に同席していたし、もちろん相談もしていたはず。その結果が、この時期での引退なのね。
納得いかないって感じている人も、たくさんいるかと思うわ。今、国内で話題沸騰な、クルム伊達公子選手だって、エナンと同じくらいの年に引退。当時の彼女は、ランキング1位のシュテフィ・グラーフに勝ったり、絶頂期にあったって感じだったから、言葉は悪いけど「裏切られた」ような気持ちになったファンも、いたんじゃないかしら?
でも、今年の現役復帰に伴い、当時の彼女の気持ちも明らかにされたし、それを考えると、やっぱり本人にしか分からないことって、あるんじゃないかしら?燃え尽き症候群にも似た状態かもしれないし、肉体的にも精神的にも、疲れてしまったってのが、正直なところじゃないかな。
彼女は、12歳の頃(だったかな?)にお母さんをガンで亡くして、その後には、お父さんなどの家族とは疎遠になって、トップ・プロとして世界で転戦。そして結婚に至るの。でも、去年の年初に離婚。幸か不幸か、離婚を期に家族との縁も戻り、8年ぶりにお父さんや兄弟と会話を交わすなんて、明るく幸せな彼女がいたと思ってたわ。同時に、キャリア・ベストとも言えるシーズンを送って、2007年に幕を閉じたの。
2008年が始まって、毎年と同じように試合に出場していた彼女だったけど、実はその裏では、こんなことをずっと考えていたんだな~・・・って。今は、ゆっくりじっくりたっぷり、休養を取って、リフレッシュして新たな生活をスタートさせてもらいたいなって思います。
これでランキングも変動してくるのかしら?引退宣言しても、ランキングに残ってる選手もいれば、翌週には消える選手もいるのよね。昨日のブログでちょっと書いた、ニコール・プラットも、現在のランキングは167位にまだ残ってるけど、プロフィールには「Retired (January 2008)」って書いてあるし。来週のランキングに注目しましょう!
2008年05月15日
クルム伊達選手はいったい・・・
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昨日のブログにもちょっと書いたんだけど、今日は(“また”と言われそうですが・・・)クルム伊達公子選手について、ちょっと書きたいと思います。
復帰第1戦で、シングルスはいきなり決勝戦へ勝ち上がり、惜しくも負けちゃったけど、見事な準優勝。ダブルスでも、高校生の奈良くるみ選手と組んで優勝と、周囲をビックリ、そして納得させちゃいました。もちろん、その連戦の疲れもあってか、先週の福岡では、ダブルスでは1回戦で、シングルスでは準々決勝で、中村藍子選手にリベンジされちゃいましたけど。
福岡での早めの敗退が功を奏してか、今週の久留米では、体調万全で臨めているらしく、1回戦では現在ランキング296位で、1年半前には最高位143位まで行った久松志保選手に、6-1、6-0の圧勝する勢い。今日だって中国人選手に6-3、6-2でベスト8入りを決めました。
3大会出場しないとランキングが付かないから、来週の月曜日発表のランキングでは、WTAランキングに11年半ぶりに登場する予定なのよね。実は先週発表のランキングで久しぶりに登場した選手がいたの。それはかつてランキング4位まで行ったイェレーナ・ドキッチ。
彼女は、何度か復帰を試みたけど、上手く行かなかったの。でも今年は徐々に勝てるようになってきて、年明けのホバート、全豪オープン予選、5月第1週のモロッコでのティア4の3大会分のポイントの合計が44ポイントで、429位(今週は431位)に登場しました(クルム伊達選手は、すでにそのポイントを上回ってます)。今週はイタリアの2万5千ドル大会に特別枠で出場していて、1回戦で第1シードをフルセットで破って勝ち上がってますね。
今週のクルム伊達選手の勝ち上がりで、来週のランキングが左右されるわけだけど、Pinkyが疑問に思うのは、その後の彼女のことなの。国内の大会を中心にって言っていたけど、来週から国内では、もう5万ドルの大会はなくて、秋まで2万5千ドル大会と1万ドル大会しかありません。
せっかく復帰したし、彼女の実力なら、グランドスラムを狙えとまでは言わないけど、5万ドル以上の大会や、ティア3~4くらいの大会に出場して欲しいなって、思っちゃうわけですよ。そうなると、どうしても国外に行かきゃならないし、来週以降のスケジュールを、彼女はどう考えているんでしょうかね?もちろん、秋にある東レやジャパン・オープンには是非とも出場して欲しいけど、それまでにはまだ4ヶ月もありますからね~。
それに今の彼女の体のケアーの念入りさにはビックリ。彼女は2002年にダブルスで1度復帰したんだけど、初戦でアキレス腱を断絶しちゃった経験もしているし、そしてその時より年も重ねているだけに、酸素カプセル、鍼治療、マッサージ・・・などなど、多くのことをやっているからこそ、ここまで試合ができるんだと思います。
だって、現役時代(ま、今も現役復帰ですが)だって、シングルス優先で、ダブルスは1993年まではそこそこ出場してたけど、1994年は1大会、1995年はゼロ、引退した1996年に、国内大会2大会に出場しただけだったの。それがここへきて、シングルスとダブルスを戦いながらの3連戦だなんて、よっぽど体のケアーができていないとできませんよね。
彼女の復帰後の活躍を見ていると、やっぱりせっかくなら、もうちょっと上を目指して欲しいな~って言うのがファンの気持ちだとも思うの。だってトップ100入りできるくらいの実力は、今でも十分あると感じるしね。同い年で頑張っている、ブレンダ・シュルツ=マッカーシーを抜いて、トップ100の最高齢者になって欲しいわ。
そう考えてトップ100にいる30代の選手を見ていたら・・・。何と現在35歳で、100位以内で現役最年長だったニコール・プラットが、今年の全豪オープンを最後に引退していたんですね。Pinky気が付きませんでした。。。
そうなると現在の最高齢者は、4月に35歳になったジポラ・オブジラー(98位)。続いて9月に35歳になるビルジニー・ルアノ=パスクアル(85位)。7月に34歳になるジル・クレイバス(63位)。そして7月に33歳になる杉山愛選手(35位)。
9月に33歳になるロッサーナ・デロス=リオス(91位)、6月に32歳になるリンゼイ・ダベンポート(27位)、今月31歳になるタマリン・タナスガーン(68位)、6月に31歳になるタティアナ・ガービン(53位)、1月に30歳になったメイレン・トゥ(95位)の9選手。メイレン・トゥは、去年自己最高位を更新する好調だったけど、今年は1勝6敗と振るわず、3月のインディアン・ウェルズ以降、試合に出場してないけど・・・。
ここに「9月で37歳になるクルム伊達公子(○○位)」・・・って、入ってこないかしら???
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昨日のブログにもちょっと書いたんだけど、今日は(“また”と言われそうですが・・・)クルム伊達公子選手について、ちょっと書きたいと思います。
復帰第1戦で、シングルスはいきなり決勝戦へ勝ち上がり、惜しくも負けちゃったけど、見事な準優勝。ダブルスでも、高校生の奈良くるみ選手と組んで優勝と、周囲をビックリ、そして納得させちゃいました。もちろん、その連戦の疲れもあってか、先週の福岡では、ダブルスでは1回戦で、シングルスでは準々決勝で、中村藍子選手にリベンジされちゃいましたけど。
福岡での早めの敗退が功を奏してか、今週の久留米では、体調万全で臨めているらしく、1回戦では現在ランキング296位で、1年半前には最高位143位まで行った久松志保選手に、6-1、6-0の圧勝する勢い。今日だって中国人選手に6-3、6-2でベスト8入りを決めました。
3大会出場しないとランキングが付かないから、来週の月曜日発表のランキングでは、WTAランキングに11年半ぶりに登場する予定なのよね。実は先週発表のランキングで久しぶりに登場した選手がいたの。それはかつてランキング4位まで行ったイェレーナ・ドキッチ。
彼女は、何度か復帰を試みたけど、上手く行かなかったの。でも今年は徐々に勝てるようになってきて、年明けのホバート、全豪オープン予選、5月第1週のモロッコでのティア4の3大会分のポイントの合計が44ポイントで、429位(今週は431位)に登場しました(クルム伊達選手は、すでにそのポイントを上回ってます)。今週はイタリアの2万5千ドル大会に特別枠で出場していて、1回戦で第1シードをフルセットで破って勝ち上がってますね。
今週のクルム伊達選手の勝ち上がりで、来週のランキングが左右されるわけだけど、Pinkyが疑問に思うのは、その後の彼女のことなの。国内の大会を中心にって言っていたけど、来週から国内では、もう5万ドルの大会はなくて、秋まで2万5千ドル大会と1万ドル大会しかありません。
せっかく復帰したし、彼女の実力なら、グランドスラムを狙えとまでは言わないけど、5万ドル以上の大会や、ティア3~4くらいの大会に出場して欲しいなって、思っちゃうわけですよ。そうなると、どうしても国外に行かきゃならないし、来週以降のスケジュールを、彼女はどう考えているんでしょうかね?もちろん、秋にある東レやジャパン・オープンには是非とも出場して欲しいけど、それまでにはまだ4ヶ月もありますからね~。
それに今の彼女の体のケアーの念入りさにはビックリ。彼女は2002年にダブルスで1度復帰したんだけど、初戦でアキレス腱を断絶しちゃった経験もしているし、そしてその時より年も重ねているだけに、酸素カプセル、鍼治療、マッサージ・・・などなど、多くのことをやっているからこそ、ここまで試合ができるんだと思います。
だって、現役時代(ま、今も現役復帰ですが)だって、シングルス優先で、ダブルスは1993年まではそこそこ出場してたけど、1994年は1大会、1995年はゼロ、引退した1996年に、国内大会2大会に出場しただけだったの。それがここへきて、シングルスとダブルスを戦いながらの3連戦だなんて、よっぽど体のケアーができていないとできませんよね。
彼女の復帰後の活躍を見ていると、やっぱりせっかくなら、もうちょっと上を目指して欲しいな~って言うのがファンの気持ちだとも思うの。だってトップ100入りできるくらいの実力は、今でも十分あると感じるしね。同い年で頑張っている、ブレンダ・シュルツ=マッカーシーを抜いて、トップ100の最高齢者になって欲しいわ。
そう考えてトップ100にいる30代の選手を見ていたら・・・。何と現在35歳で、100位以内で現役最年長だったニコール・プラットが、今年の全豪オープンを最後に引退していたんですね。Pinky気が付きませんでした。。。
そうなると現在の最高齢者は、4月に35歳になったジポラ・オブジラー(98位)。続いて9月に35歳になるビルジニー・ルアノ=パスクアル(85位)。7月に34歳になるジル・クレイバス(63位)。そして7月に33歳になる杉山愛選手(35位)。
9月に33歳になるロッサーナ・デロス=リオス(91位)、6月に32歳になるリンゼイ・ダベンポート(27位)、今月31歳になるタマリン・タナスガーン(68位)、6月に31歳になるタティアナ・ガービン(53位)、1月に30歳になったメイレン・トゥ(95位)の9選手。メイレン・トゥは、去年自己最高位を更新する好調だったけど、今年は1勝6敗と振るわず、3月のインディアン・ウェルズ以降、試合に出場してないけど・・・。
ここに「9月で37歳になるクルム伊達公子(○○位)」・・・って、入ってこないかしら???
2008年05月14日
毎週恒例の・・・
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はい、先週の日本人の活躍で~っす。
もちろん、福岡で行われた女子5万ドルのサーキットが、先々週の岐阜に続いて、注目を集めてましたね。クルム伊達公子選手は、2回戦で藤原里華選手をフルセットで下して、2週連続の勝利。次の準々決勝では、第1シードの中村藍子選手にリベンジされちゃいました。でも、参加2大会で獲得したポイントは37ポイント。この時点で480位くらい。今週はどれくらいポイントをゲットできるかしら???
その他ベスト8には、波形純理、飯島久美子、米村明子選手が入りました。中村選手は次の準決勝で負けちゃったけど、その中村選手を下して決勝へ進んだ米村姉妹の姉、知子選手が見事タマリン・タナスガーンをフルセットで下して、ちょうど2年ぶり、しかも一番大きな大会での優勝を飾りました。もちろんランキングも383位から281位へとジャンプ。おめでと~。
ダブルスでも、久見&越野ペアーがベスト4入り、黒田選手はオーストラリア選手と組んで準優勝に輝きました。
韓国の2万5千ドルには引き続き、浜村夏美、前川綾香選手が2回戦で、岡田上千晶選手がベスト8入りしました。その他の選手は初戦で負けちゃいました。インドネシアの1万ドルでは新井麻葵選手が2回戦で、岡あゆみ選手がベスト8、伊勢ミツ子選手がベスト4入りを果たしました。インドの1万ドルでは宮村美紀選手がシングルスで準優勝を、ダブルスでは優勝を上げました。おめでと~!
今週も久留米で5万ドルのサーキットがありますね。もちろんクルム伊達選手も主催者推薦で出場してます。1回戦は久松志保選手と、今日行われたその1回戦では、圧勝で2回戦進出。休養も取れて、試合感も戻ってきたクルム伊達選手は、そうとう手ごわいかもね。先週まで出場してた中村選手とタマリン・タナスガーンや、藤原里華選手が今週は参加してないから、第3シードに岡本聖子、第5シードに瀬間友里加、第7シードに高雄恵利加、第8シードに久松選手などなどが出場してます。第2シードで出場予定だった浜村夏美選手は、試合前に欠場しちゃいましたね。
インドネシアの1万ドルには第2シードに岡あゆみ、第6シードに北崎悦子、平知子、伊勢ミツ子、新井麻葵、予選を勝ち上がって関根慧選手が、タイの1万ドルに今井理恵、予選を勝ち上がって山本愛選手が出場してます。
男子では、韓国で行われている1万5千ドルでは、岩見亮選手がベスト8、松井俊英選手が準優勝を果たしました。ダブルスでも佐藤選手と組んだ岩見選手が準優勝を上げました。メキシコの1万ドルの杉山記一、それから予選を勝ち上がった藤井信太選手いずれも1回戦負けでした。イタリアの1万5千ドルの杉田祐一選手は初戦敗退でした。ウズベキスタンの1万5千ドルでは、竹内研人選手がベスト8入りしました。
今週はインドの5万ドルのチャレンジャーに、第4シードで添田剛、本村剛一選手が出場してます。鈴木貴男選手も出場していたんだけど、シングルスの前に行われた添田選手と組んだダブルスで、腰を痛めてしまって棄権。そのままシングルスも棄権しちゃいました。
お隣韓国の1万5千ドルのフューチャーでは、第1シードに岩渕聡、第2シードに松井、第7シードに石井弥起、第8シードに井藤祐一、近藤大生、岩見亮、小野澤新、ラッキー・ルーザーで佐藤博康選手が出場してます。ウズベキスタンの1万5千ドルに竹内研人選手が、メキシコの1万ドルには杉山記一選手が、そしてスペインの1万ドルには予選を勝ち上がって鈴木昂選手が出場してます。
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もちろん、福岡で行われた女子5万ドルのサーキットが、先々週の岐阜に続いて、注目を集めてましたね。クルム伊達公子選手は、2回戦で藤原里華選手をフルセットで下して、2週連続の勝利。次の準々決勝では、第1シードの中村藍子選手にリベンジされちゃいました。でも、参加2大会で獲得したポイントは37ポイント。この時点で480位くらい。今週はどれくらいポイントをゲットできるかしら???
その他ベスト8には、波形純理、飯島久美子、米村明子選手が入りました。中村選手は次の準決勝で負けちゃったけど、その中村選手を下して決勝へ進んだ米村姉妹の姉、知子選手が見事タマリン・タナスガーンをフルセットで下して、ちょうど2年ぶり、しかも一番大きな大会での優勝を飾りました。もちろんランキングも383位から281位へとジャンプ。おめでと~。
ダブルスでも、久見&越野ペアーがベスト4入り、黒田選手はオーストラリア選手と組んで準優勝に輝きました。
韓国の2万5千ドルには引き続き、浜村夏美、前川綾香選手が2回戦で、岡田上千晶選手がベスト8入りしました。その他の選手は初戦で負けちゃいました。インドネシアの1万ドルでは新井麻葵選手が2回戦で、岡あゆみ選手がベスト8、伊勢ミツ子選手がベスト4入りを果たしました。インドの1万ドルでは宮村美紀選手がシングルスで準優勝を、ダブルスでは優勝を上げました。おめでと~!
今週も久留米で5万ドルのサーキットがありますね。もちろんクルム伊達選手も主催者推薦で出場してます。1回戦は久松志保選手と、今日行われたその1回戦では、圧勝で2回戦進出。休養も取れて、試合感も戻ってきたクルム伊達選手は、そうとう手ごわいかもね。先週まで出場してた中村選手とタマリン・タナスガーンや、藤原里華選手が今週は参加してないから、第3シードに岡本聖子、第5シードに瀬間友里加、第7シードに高雄恵利加、第8シードに久松選手などなどが出場してます。第2シードで出場予定だった浜村夏美選手は、試合前に欠場しちゃいましたね。
インドネシアの1万ドルには第2シードに岡あゆみ、第6シードに北崎悦子、平知子、伊勢ミツ子、新井麻葵、予選を勝ち上がって関根慧選手が、タイの1万ドルに今井理恵、予選を勝ち上がって山本愛選手が出場してます。
男子では、韓国で行われている1万5千ドルでは、岩見亮選手がベスト8、松井俊英選手が準優勝を果たしました。ダブルスでも佐藤選手と組んだ岩見選手が準優勝を上げました。メキシコの1万ドルの杉山記一、それから予選を勝ち上がった藤井信太選手いずれも1回戦負けでした。イタリアの1万5千ドルの杉田祐一選手は初戦敗退でした。ウズベキスタンの1万5千ドルでは、竹内研人選手がベスト8入りしました。
今週はインドの5万ドルのチャレンジャーに、第4シードで添田剛、本村剛一選手が出場してます。鈴木貴男選手も出場していたんだけど、シングルスの前に行われた添田選手と組んだダブルスで、腰を痛めてしまって棄権。そのままシングルスも棄権しちゃいました。
お隣韓国の1万5千ドルのフューチャーでは、第1シードに岩渕聡、第2シードに松井、第7シードに石井弥起、第8シードに井藤祐一、近藤大生、岩見亮、小野澤新、ラッキー・ルーザーで佐藤博康選手が出場してます。ウズベキスタンの1万5千ドルに竹内研人選手が、メキシコの1万ドルには杉山記一選手が、そしてスペインの1万ドルには予選を勝ち上がって鈴木昂選手が出場してます。
2008年05月13日
フェデラー、オリンピックでは・・・
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今年に入ってから、びっくりするくらい(?)不調なのが、『フェデラー・エクスプレス』でここ数年突っ走ってきた、世界ランキング1位のロジャー・フェデラー。もう5月も半ばだと言うのに、タイトル獲得はなんとたった1つ。先週のイタリアのマスターズ・シリーズでも、準々決勝でラデック・シュティエパネックによもやの敗退。
今季の成績は、22勝6敗と、これまでの勢いに陰りが見え始めちゃったって言われてるわよね。そんな彼も、オリンピックには出場する方向で考えてるの。これまでも2000年のシドニー、2004年のアテネには出場してきた彼。特に2004年の頃は絶好調で、オリンピックまでに出場した13大会で、全豪、ウィンブルドンを含む8大会で優勝を上げて、直後のUSオープンでも優勝したの。もちろん、オリンピックの開会式はスイスを代表して旗手を務めたくらい。
でも、オリンピックでの成績はパッとしないのよね。2000年のシドニーでは、準決勝でトミー・ハースに負けちゃって、銅メダルを掛けた3位決定戦でも、アーノウ・ディ=パスカルに敗けちゃってたの。2004年のアテネでは2回戦でトーマス・ベルディフに負けちゃって、上位進出もできなかったの。
そんな彼が、今年のオリンピックでも旗手を務めたいって思ってるみたいよ。「開会式の日(8月8日)は、僕の誕生日なんだ。きっとまた、スイスを代表して旗手を務めたいね。とても光栄なことだし。オリンピックは、スポーツをしている選手なら、誰でも夢に見る大会さ。」って語ってました。
今年の北京では、メダルが取れるかしらね~。そうそう。ランキング2位のラファエル・ナダルもオリンピックには意欲的なの。前回のアテネでは、ダブルスのみの出場だったけど、今年はもちろん、シングルスにも出場するはずよね。
「オリンピックは大切な大会さ。色んなスポーツのトップ選手と間近に会える貴重な経験ができる場所さ。オリンピックでは、選手はみんな選手村で生活するんだ。テニス選手は普段、ホテルが用意されて、個別に送迎もしてくれる。だからとても違った経験ができるんだ。」って、言ってたわ。
今年はオリンピックって言う楽しみもあるから、より一層面白いかもね。
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今年に入ってから、びっくりするくらい(?)不調なのが、『フェデラー・エクスプレス』でここ数年突っ走ってきた、世界ランキング1位のロジャー・フェデラー。もう5月も半ばだと言うのに、タイトル獲得はなんとたった1つ。先週のイタリアのマスターズ・シリーズでも、準々決勝でラデック・シュティエパネックによもやの敗退。
今季の成績は、22勝6敗と、これまでの勢いに陰りが見え始めちゃったって言われてるわよね。そんな彼も、オリンピックには出場する方向で考えてるの。これまでも2000年のシドニー、2004年のアテネには出場してきた彼。特に2004年の頃は絶好調で、オリンピックまでに出場した13大会で、全豪、ウィンブルドンを含む8大会で優勝を上げて、直後のUSオープンでも優勝したの。もちろん、オリンピックの開会式はスイスを代表して旗手を務めたくらい。
でも、オリンピックでの成績はパッとしないのよね。2000年のシドニーでは、準決勝でトミー・ハースに負けちゃって、銅メダルを掛けた3位決定戦でも、アーノウ・ディ=パスカルに敗けちゃってたの。2004年のアテネでは2回戦でトーマス・ベルディフに負けちゃって、上位進出もできなかったの。
そんな彼が、今年のオリンピックでも旗手を務めたいって思ってるみたいよ。「開会式の日(8月8日)は、僕の誕生日なんだ。きっとまた、スイスを代表して旗手を務めたいね。とても光栄なことだし。オリンピックは、スポーツをしている選手なら、誰でも夢に見る大会さ。」って語ってました。
今年の北京では、メダルが取れるかしらね~。そうそう。ランキング2位のラファエル・ナダルもオリンピックには意欲的なの。前回のアテネでは、ダブルスのみの出場だったけど、今年はもちろん、シングルスにも出場するはずよね。
「オリンピックは大切な大会さ。色んなスポーツのトップ選手と間近に会える貴重な経験ができる場所さ。オリンピックでは、選手はみんな選手村で生活するんだ。テニス選手は普段、ホテルが用意されて、個別に送迎もしてくれる。だからとても違った経験ができるんだ。」って、言ってたわ。
今年はオリンピックって言う楽しみもあるから、より一層面白いかもね。
2008年05月12日
波乱続きで、混戦模様
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先週行われた、男子マスターズ・シリーズのBNLイタリア国際男子と、女子のティア1大会であるカタール・テレコム・ドイツ・オープンは、いずれも波乱の続出する大会となりましたね。ともに第1シードがベスト4入りもできずに敗退する、誰もが想像しなかった結果となりましたね。
男子大会では、クレー王の称号を欲しいままにしてきた、第2シードのラファエル・ナダルが、初戦だった2回戦で、まさかの敗退。連戦続きで、さすがのナダルも疲労が残ってしまってたのかな・・・って印象よね。
このナダルの敗退で、きっとトップ・シードのロジャー・フェデラーの優勝の可能性が高まったって思ったファンも多かったと思うわ。正直Pinkyだって、これは絶好のチャンスだって思ったわ。でも、そのフェデラーは、伏兵ラデェック・シュティエパネックに準々決勝で敗れる波乱に見舞われてしまいました。
フェデラーと同じスイス人のスタニスラス・ワウリンカが、ノーシードからあれよあれよと勝ち上がって、自身初のマスターズ・シリーズの決勝戦の舞台に立ったの。これまで2006年のウマグでの優勝が、唯一のタイトルだった彼だけど、今回の決勝戦でも、敗れはしたものの、第3シードのノヴァーク・ジョコビッチから第1セットを奪うなど、堂々とした戦いぶりでした。
クレー巧者と言われる選手が、次々と敗退するなか、クレーを苦手とされるアメリカ勢が、上位進出していたの。第8シードのジェームズ・ブレークがベスト8、第6シードのアンディ・ロディックがベスト4と、出場56選手中、アメリカ人はわずか3名しか参加していなかったこの大会で、2人のアメリカ人選手が上位に食い込んだなんて。こなんな展開は、誰も想像できなかったわよね。
女子の大会でも、トップ・シードのジュスティーヌ・エナンと第3シードのスベトラーナ・クズネツォワが3回戦で敗れる波乱に見舞われたの。第2シードのアナ・イバノビッチは、それでもベスト4入りを果たしたけど、準優勝のエレーナ・デメンティエワにストレートで負けちゃったのよね。
スゴイって言えるのは、何と言っても優勝した、ディナラ・サフィーナでしょう。3回戦ではエナンを、続く準々決勝では、第5シードのセリーナ・ウィリアムズを接戦の末に下しての勝ち上がりは、お見事と言うしかないでしょう。
ノーシードから頑張ったのは、ベラルーシの新鋭、18歳のヴィクトリア・アザレンカで、2回戦で第6シードのアンナ・チャクエタゼを下すと、準々決勝では、第3シードのクズネツォワを倒して勝ち上がってきた、第15シードのアローナ・ボンダレンコを退けて、自身初のティア1でのベスト4入りを果たしたわ。
今週も男子はハンブルグでのマスターズ・シリーズ、女子はティア1大会のBNLイタリア国際女子と、大きな大会が続きます。さ~、今週はいったいどんな結果になるのかしら?ナダルは幸か不幸か、先週の敗退で、休養する時間が持てたし、エナンは疲労を理由で欠場しちゃったからね。
男女とも、ちょっと混戦模様になってきて、優勝の行方を占うのは、なかなか難しくなってきたわね。
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先週行われた、男子マスターズ・シリーズのBNLイタリア国際男子と、女子のティア1大会であるカタール・テレコム・ドイツ・オープンは、いずれも波乱の続出する大会となりましたね。ともに第1シードがベスト4入りもできずに敗退する、誰もが想像しなかった結果となりましたね。
男子大会では、クレー王の称号を欲しいままにしてきた、第2シードのラファエル・ナダルが、初戦だった2回戦で、まさかの敗退。連戦続きで、さすがのナダルも疲労が残ってしまってたのかな・・・って印象よね。
このナダルの敗退で、きっとトップ・シードのロジャー・フェデラーの優勝の可能性が高まったって思ったファンも多かったと思うわ。正直Pinkyだって、これは絶好のチャンスだって思ったわ。でも、そのフェデラーは、伏兵ラデェック・シュティエパネックに準々決勝で敗れる波乱に見舞われてしまいました。
フェデラーと同じスイス人のスタニスラス・ワウリンカが、ノーシードからあれよあれよと勝ち上がって、自身初のマスターズ・シリーズの決勝戦の舞台に立ったの。これまで2006年のウマグでの優勝が、唯一のタイトルだった彼だけど、今回の決勝戦でも、敗れはしたものの、第3シードのノヴァーク・ジョコビッチから第1セットを奪うなど、堂々とした戦いぶりでした。
クレー巧者と言われる選手が、次々と敗退するなか、クレーを苦手とされるアメリカ勢が、上位進出していたの。第8シードのジェームズ・ブレークがベスト8、第6シードのアンディ・ロディックがベスト4と、出場56選手中、アメリカ人はわずか3名しか参加していなかったこの大会で、2人のアメリカ人選手が上位に食い込んだなんて。こなんな展開は、誰も想像できなかったわよね。
女子の大会でも、トップ・シードのジュスティーヌ・エナンと第3シードのスベトラーナ・クズネツォワが3回戦で敗れる波乱に見舞われたの。第2シードのアナ・イバノビッチは、それでもベスト4入りを果たしたけど、準優勝のエレーナ・デメンティエワにストレートで負けちゃったのよね。
スゴイって言えるのは、何と言っても優勝した、ディナラ・サフィーナでしょう。3回戦ではエナンを、続く準々決勝では、第5シードのセリーナ・ウィリアムズを接戦の末に下しての勝ち上がりは、お見事と言うしかないでしょう。
ノーシードから頑張ったのは、ベラルーシの新鋭、18歳のヴィクトリア・アザレンカで、2回戦で第6シードのアンナ・チャクエタゼを下すと、準々決勝では、第3シードのクズネツォワを倒して勝ち上がってきた、第15シードのアローナ・ボンダレンコを退けて、自身初のティア1でのベスト4入りを果たしたわ。
今週も男子はハンブルグでのマスターズ・シリーズ、女子はティア1大会のBNLイタリア国際女子と、大きな大会が続きます。さ~、今週はいったいどんな結果になるのかしら?ナダルは幸か不幸か、先週の敗退で、休養する時間が持てたし、エナンは疲労を理由で欠場しちゃったからね。
男女とも、ちょっと混戦模様になってきて、優勝の行方を占うのは、なかなか難しくなってきたわね。
2008年05月10日
色んな裏事情
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今年の9月19日から21日にかけて行われる、男子国別対抗戦のデビスカップの準決勝。去年優勝したアメリカを迎え撃つのは、ランキング2位のラファエル・ナダル率いるスペイン。しかも、試合はスペインで行われるんだけど、思わぬ揉め事が生じてるの。
金曜日に発表になった開催場所は、スペインはマドリッド。これは数日前から筆頭の候補に上がっていたんだけど、やっぱりそこに決定しちゃったの。これが、揉め事の原因ってわけ!それは、こんな理由からなの・・・。
ナダルや、ランキング5位のダビド・フェレールや、カルロス・モーヤら、多くのトップ選手を有するスペインだけど、その特徴は、クレーのような、いわゆる遅いコートを得意とする選手ばかり。
一方のアメリカは、アンディ・ロディックを筆頭に、ジェームズ・ブレークや、このところどんどん力を付けているジョン・アイズナーのような、ビッグ・サーブやビッグ・ショットを持つ、いわゆるハードコートのような、早いサーフェースで力を発揮する選手ばかり。
スペインは、昨年のチャンピオンである、アメリカとの準決勝と言う大一番を地元で開催できるから、開催国が場所やサーフェースを選択できることになってるの。こうなると、当然クレー・・・しかも、かなり遅いクレーを選ぶのが当然。それがマドリッドは、コートが早い会場だから、選手や監督であるエミリオ・サンチェスは不満の声を上げていたの。
これには、スポンサー問題などのお金がからんでいるらしく、首都であるマドリッドを選択したらしいの。こんな噂もあるわ。2016年のオリンピック候補地として、このマドリッドも東京と並んで立候補しているから、それも関係しているのでは、って声も。
選手達からしたら、たまったもんじゃないわよね。祖国の優勝へ向けての大一番である、対アメリカ戦を、勝敗のことよりスポンサーとかお金がらみの裏事情で決められちゃたまらないってのが、その揉め事の発端。
ま、2008年の現代にもなると、資金や政治などもスポーツにからんできちゃうから、一概に無視はできないんだろうけど、選手は純粋に勝ちたいって思っているんですもんね。そりゃ納得いかないわよね。いったいどうなっちゃうのかしら???
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今年の9月19日から21日にかけて行われる、男子国別対抗戦のデビスカップの準決勝。去年優勝したアメリカを迎え撃つのは、ランキング2位のラファエル・ナダル率いるスペイン。しかも、試合はスペインで行われるんだけど、思わぬ揉め事が生じてるの。
金曜日に発表になった開催場所は、スペインはマドリッド。これは数日前から筆頭の候補に上がっていたんだけど、やっぱりそこに決定しちゃったの。これが、揉め事の原因ってわけ!それは、こんな理由からなの・・・。
ナダルや、ランキング5位のダビド・フェレールや、カルロス・モーヤら、多くのトップ選手を有するスペインだけど、その特徴は、クレーのような、いわゆる遅いコートを得意とする選手ばかり。
一方のアメリカは、アンディ・ロディックを筆頭に、ジェームズ・ブレークや、このところどんどん力を付けているジョン・アイズナーのような、ビッグ・サーブやビッグ・ショットを持つ、いわゆるハードコートのような、早いサーフェースで力を発揮する選手ばかり。
スペインは、昨年のチャンピオンである、アメリカとの準決勝と言う大一番を地元で開催できるから、開催国が場所やサーフェースを選択できることになってるの。こうなると、当然クレー・・・しかも、かなり遅いクレーを選ぶのが当然。それがマドリッドは、コートが早い会場だから、選手や監督であるエミリオ・サンチェスは不満の声を上げていたの。
これには、スポンサー問題などのお金がからんでいるらしく、首都であるマドリッドを選択したらしいの。こんな噂もあるわ。2016年のオリンピック候補地として、このマドリッドも東京と並んで立候補しているから、それも関係しているのでは、って声も。
選手達からしたら、たまったもんじゃないわよね。祖国の優勝へ向けての大一番である、対アメリカ戦を、勝敗のことよりスポンサーとかお金がらみの裏事情で決められちゃたまらないってのが、その揉め事の発端。
ま、2008年の現代にもなると、資金や政治などもスポーツにからんできちゃうから、一概に無視はできないんだろうけど、選手は純粋に勝ちたいって思っているんですもんね。そりゃ納得いかないわよね。いったいどうなっちゃうのかしら???
2008年05月08日
マッケンローの初優勝
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5月6日のブログに紹介しましたが、日本ではクルム伊達選手、海外ではエル・アイナウイ選手が、30代中盤を過ぎても頑張ってます。でも、世界では、現役を退いてからの“シニア・ツアー”があるのは、ご存知ですよね。Pinkyも、このブログでちょくちょく報告させてもらってます。
ベテランの頑張りが続くなか、伊達選手に刺激された・・・なんてことはないと思うけど、49歳のジョン・マッケンローが、シニア・ツアーで初優勝を上げておりました。これはジム・クーリアが主催していて、主にアメリカを中心に行っている『アウトバック・チャンピオン・シリーズ』の今季第3戦でのこと。(シニア・ツアーには、もう1つ、ヨーロッパ中心に行われている『ブラックロック・チャンピオンシップス』があります。詳しくは2007年9月22日のブログ参照)
マッケンローが優勝したのは、アメリカはボストンで4月30日から5月4日まで行われていたもの。何と予選では、クーリアにストレートで、ピート・サンプラスにも2-6、7-5、10-4のフルセットで勝利して、グループAで堂々の1位での決勝進出だったの。サンプラスは、試合中に怪我をしちゃったのか、その後の試合は棄権しちゃったんだけどね。去年から参戦しているサンプラスは、これまでの13連勝を止められちゃいました。
決勝戦では、グループBから3勝1敗で1位になった、アーロン・クリックスタインと対戦。5-7、6-3、10-5と、こちらもフルセットの接戦の末に勝利を物にして、シニア・ツアー初優勝を手にいれました。ちなみに、3位決定戦は、クーリアが6-4、6-2で、ウェイン・フェレイラを下してます。
この優勝で、賞金5万4千ドル(約550万円)と、シニア・ツアー・ランキング・ポイントの800ポイントをゲット。これでトータル・ポイントを1600として、クーリアと同ポイントで1位に並びましたね。
続く第4戦は、ロードアイランド州ニューポートで、8月13日から17日に行われます。
それから『ブラックロック・チャンピオンシップス』の第2戦も、4月24日から27日に、スペインはバルセロナでおこなわれてました。こちらは、元ランキング1位の、マルセロ・リオスがミカエル・スティッチを6-3、6-3で下して優勝しました。3位決定戦では、セドリック・ピオリーンがアルベルト・コスタを7-6、3-1とリードしたところで、コスタが棄権しちゃって、勝利が転がりこんできました。
第3戦は、今週末イタリアはローマで10日と11日の2日間で行われます。え?2日だけ???・・・そう、その大会はゴラン・イヴァニセビッチ、トーマス・ムスター、パット・キャッシュ、ヘンリ・ルコントの4選手で行われるからなの。
引き続き第4戦もすぐ、5月14日から18日に、ドイツはハンブルグで行われます。そして第5戦も、5月21日から24日にブラジルはサンパウロで行われます。現役選手のヨーロッパ・クレー・シーズンに合わせるように、連戦で行われますね。怪我しないようにね~~~!!!
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5月6日のブログに紹介しましたが、日本ではクルム伊達選手、海外ではエル・アイナウイ選手が、30代中盤を過ぎても頑張ってます。でも、世界では、現役を退いてからの“シニア・ツアー”があるのは、ご存知ですよね。Pinkyも、このブログでちょくちょく報告させてもらってます。
ベテランの頑張りが続くなか、伊達選手に刺激された・・・なんてことはないと思うけど、49歳のジョン・マッケンローが、シニア・ツアーで初優勝を上げておりました。これはジム・クーリアが主催していて、主にアメリカを中心に行っている『アウトバック・チャンピオン・シリーズ』の今季第3戦でのこと。(シニア・ツアーには、もう1つ、ヨーロッパ中心に行われている『ブラックロック・チャンピオンシップス』があります。詳しくは2007年9月22日のブログ参照)
マッケンローが優勝したのは、アメリカはボストンで4月30日から5月4日まで行われていたもの。何と予選では、クーリアにストレートで、ピート・サンプラスにも2-6、7-5、10-4のフルセットで勝利して、グループAで堂々の1位での決勝進出だったの。サンプラスは、試合中に怪我をしちゃったのか、その後の試合は棄権しちゃったんだけどね。去年から参戦しているサンプラスは、これまでの13連勝を止められちゃいました。
決勝戦では、グループBから3勝1敗で1位になった、アーロン・クリックスタインと対戦。5-7、6-3、10-5と、こちらもフルセットの接戦の末に勝利を物にして、シニア・ツアー初優勝を手にいれました。ちなみに、3位決定戦は、クーリアが6-4、6-2で、ウェイン・フェレイラを下してます。
この優勝で、賞金5万4千ドル(約550万円)と、シニア・ツアー・ランキング・ポイントの800ポイントをゲット。これでトータル・ポイントを1600として、クーリアと同ポイントで1位に並びましたね。
続く第4戦は、ロードアイランド州ニューポートで、8月13日から17日に行われます。
それから『ブラックロック・チャンピオンシップス』の第2戦も、4月24日から27日に、スペインはバルセロナでおこなわれてました。こちらは、元ランキング1位の、マルセロ・リオスがミカエル・スティッチを6-3、6-3で下して優勝しました。3位決定戦では、セドリック・ピオリーンがアルベルト・コスタを7-6、3-1とリードしたところで、コスタが棄権しちゃって、勝利が転がりこんできました。
第3戦は、今週末イタリアはローマで10日と11日の2日間で行われます。え?2日だけ???・・・そう、その大会はゴラン・イヴァニセビッチ、トーマス・ムスター、パット・キャッシュ、ヘンリ・ルコントの4選手で行われるからなの。
引き続き第4戦もすぐ、5月14日から18日に、ドイツはハンブルグで行われます。そして第5戦も、5月21日から24日にブラジルはサンパウロで行われます。現役選手のヨーロッパ・クレー・シーズンに合わせるように、連戦で行われますね。怪我しないようにね~~~!!!
2008年05月07日
そして日本人選手は・・・
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それでは先週の日本人の活躍です。
Pinkyも5月3日のブログで書いたけど、先週はクルム伊達公子選手の話題で持ちきりでしたね。そうです、復帰第1戦となった、岐阜で行われた5万ドルのサーキットに予選から出場。いきなりフルセットになって、この先どうなるか?って思ったけど、その勝負強さはお見事。予選3試合中2試合がフルセットで、本戦も決勝戦を含めると、5試合中3試合がフルセットと、かなりの時間試合をしてたんじゃないでしょうか。
おまけに(?)、5月1日からは、ダブルスとのダブル・ヘッダーと、今大会誰よりも試合時間が長かった選手となりました。シングルスでは準優勝、ダブルスでは高校生の奈良くるみ選手と組んで優勝と、堂々とした復帰戦となりました。
他の日本人選手はと言うと、中村選手に並んで、米村知子と明子の姉妹がベスト8入りしたのが最高成績でした。ダブルスでも、井上&清水ペアーがベスト4入りでした。
その他の大会では、インドネシアの2万5千ドルには、第5シードで菅野知子選手が2回戦で、その他の選手はみんな1回戦敗退でした。でもダブルスでは、地元インドネシアの選手と組んだ田中選手が、岡&菅野の日本人ペアーを下して優勝しました。決勝戦の4人中3人が日本人なんて、嬉しいですね。
韓国の2万5千ドルでは、瀬間友里加&詠里花姉妹が2回戦で、その他の選手は初戦敗退でした。ダブルスでは、香港人選手と組んだ高岸選手ペアーと、台湾人選手と組んだ浜村選手ペアーが、いおずれもベスト4入りを果たしました。インドの1万ドルでは、宮村美紀選手がシングルスでベスト4入りを果たしました。
今週は、福岡での5万ドルには、クルム伊達選手はもちろん、第1シードに中村、第5シードに波形純理、第6シードに藤原里華、第7シードの飯島久美子、第8シードに米村(明)を始め、多くの日本人選手が出場してます。
韓国の2万5千ドルには引き続き、瀬間姉妹、第3シードに浜村、第4シードに岡本聖子、高岸智代、前川綾香、手塚玲美、岡田上千晶選手が出場してます。インドネシアの1万ドルにも、第3シードに岡あゆみ、第8シードに北崎悦子、平智子、新井麻葵、伊勢悦子、予選を勝ち上がって川床萌選手が出場してます。インドの1万ドルにも引き続き、宮村選手が出場してます。
あ、森田あゆみ選手が、ドイツで行われているティア1のドイツ・オープンの予選にエントリーしたけど、1回戦で負けちゃいましたね。残念。。。
男子では、韓国の1万5千ドルので、松井俊英、井藤祐一、小野澤新選手は初戦敗退だったけど、第7シードの伊藤竜馬選手が見事優勝しました。おめでと~。メキシコの1万ドルでは、杉山記一選手がベスト8入りしました。
今週行われている、アメリカの5万ドルのチャレンジャーに、錦織圭選手が出場予定だって、噂だったんだけど、結局エントリーしてませんね。なので、今週もチャレンジャー大会出場の日本人選手はおりません。
サーキット大会では、お隣、韓国で行われている1万5千ドルには、第6シードで伊藤、松井、井藤、予選を勝ち上がって小野澤、ラッキー・ルーザーで岩見亮選手が出場してます。メキシコの1万ドルでも引き続き、第3シードに杉山、それから予選を勝ち上がって藤井信太選手が出場してます。
それから、今週はこんなところでも、日本人選手がエントリーしております。イタリアの1万5千ドルには予選を勝ち上がって杉田祐一が、ウズベキスタンの1万5千ドルには、第5シードで竹内研人選手が出場してますね。
今週も、世界各地で日本人選手が奮闘してます。応援しましょう!!!
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それでは先週の日本人の活躍です。
Pinkyも5月3日のブログで書いたけど、先週はクルム伊達公子選手の話題で持ちきりでしたね。そうです、復帰第1戦となった、岐阜で行われた5万ドルのサーキットに予選から出場。いきなりフルセットになって、この先どうなるか?って思ったけど、その勝負強さはお見事。予選3試合中2試合がフルセットで、本戦も決勝戦を含めると、5試合中3試合がフルセットと、かなりの時間試合をしてたんじゃないでしょうか。
おまけに(?)、5月1日からは、ダブルスとのダブル・ヘッダーと、今大会誰よりも試合時間が長かった選手となりました。シングルスでは準優勝、ダブルスでは高校生の奈良くるみ選手と組んで優勝と、堂々とした復帰戦となりました。
他の日本人選手はと言うと、中村選手に並んで、米村知子と明子の姉妹がベスト8入りしたのが最高成績でした。ダブルスでも、井上&清水ペアーがベスト4入りでした。
その他の大会では、インドネシアの2万5千ドルには、第5シードで菅野知子選手が2回戦で、その他の選手はみんな1回戦敗退でした。でもダブルスでは、地元インドネシアの選手と組んだ田中選手が、岡&菅野の日本人ペアーを下して優勝しました。決勝戦の4人中3人が日本人なんて、嬉しいですね。
韓国の2万5千ドルでは、瀬間友里加&詠里花姉妹が2回戦で、その他の選手は初戦敗退でした。ダブルスでは、香港人選手と組んだ高岸選手ペアーと、台湾人選手と組んだ浜村選手ペアーが、いおずれもベスト4入りを果たしました。インドの1万ドルでは、宮村美紀選手がシングルスでベスト4入りを果たしました。
今週は、福岡での5万ドルには、クルム伊達選手はもちろん、第1シードに中村、第5シードに波形純理、第6シードに藤原里華、第7シードの飯島久美子、第8シードに米村(明)を始め、多くの日本人選手が出場してます。
韓国の2万5千ドルには引き続き、瀬間姉妹、第3シードに浜村、第4シードに岡本聖子、高岸智代、前川綾香、手塚玲美、岡田上千晶選手が出場してます。インドネシアの1万ドルにも、第3シードに岡あゆみ、第8シードに北崎悦子、平智子、新井麻葵、伊勢悦子、予選を勝ち上がって川床萌選手が出場してます。インドの1万ドルにも引き続き、宮村選手が出場してます。
あ、森田あゆみ選手が、ドイツで行われているティア1のドイツ・オープンの予選にエントリーしたけど、1回戦で負けちゃいましたね。残念。。。
男子では、韓国の1万5千ドルので、松井俊英、井藤祐一、小野澤新選手は初戦敗退だったけど、第7シードの伊藤竜馬選手が見事優勝しました。おめでと~。メキシコの1万ドルでは、杉山記一選手がベスト8入りしました。
今週行われている、アメリカの5万ドルのチャレンジャーに、錦織圭選手が出場予定だって、噂だったんだけど、結局エントリーしてませんね。なので、今週もチャレンジャー大会出場の日本人選手はおりません。
サーキット大会では、お隣、韓国で行われている1万5千ドルには、第6シードで伊藤、松井、井藤、予選を勝ち上がって小野澤、ラッキー・ルーザーで岩見亮選手が出場してます。メキシコの1万ドルでも引き続き、第3シードに杉山、それから予選を勝ち上がって藤井信太選手が出場してます。
それから、今週はこんなところでも、日本人選手がエントリーしております。イタリアの1万5千ドルには予選を勝ち上がって杉田祐一が、ウズベキスタンの1万5千ドルには、第5シードで竹内研人選手が出場してますね。
今週も、世界各地で日本人選手が奮闘してます。応援しましょう!!!
2008年05月06日
ベテラン選手の奮闘!
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先週、ドイツはミュンヘンで行われたBMWオープンで、何と36歳のユーネス・エル・アイナウイが、復活のベスト4進出を果たしたの。エル・アイナウイは、2003年11月に最高位14位まで行って、もうすぐトップ10入り・・・って言うところで、怪我で戦線離脱しちゃったのよね。
2002年は実に3大会で優勝、2大会で準優勝を上げて、その勢いのまま2003年もランキングを上げたの。2003年は、優勝こそなかったけど、全豪オープンでは、当時1位のレイトン・ヒューイットを下すなど、準々決勝まで勝ち上がって、アンディ・ロディックに敗れはしたものの、フルセットのファイナルは21-19と、グランドスラム史上、最長のファイナルセットを演じたほどだったの。
2004年は、年明けから右足裏の筋膜炎に悩まされて、その後も復帰を試みるも、満足にプレーすることはなかなかできなかったの。2003年の年末ランキング14位から、2004年の年末には644位まで下がってしまったのよ。2005年から徐々にコートに立つも、100位台を行ったり来たりで、トップ100入りもできないでいたの。
今年も年明けは、大会に出場することはなかったから、先週の大会の予選へのエントリー時のランキングは299位にまで落ちていたわ。それが見事本戦出場を決めると、あれよあれよと勝ち上がって、36歳8ヶ月でのベスト4入りとなりました。
これは、1993年2月にジミー・コナーズがサンフランシスコで40歳5ヶ月でベスト4入りした以来の、最年長記録となりました。先週の準決勝では、優勝したフェルナンド・ゴンサレスに逆転負だったんだけど、今年は、3月に出場したフューチャー大会で優勝、4月のチャレンジャーでも優勝と、デビス・カップ以外では、13勝1敗と好調なの。(デビスカップを含めると、14勝2敗)
コナーズは、最後に出場した大会は、約43歳8ヶ月だったから、エル・アイナウイも、それを考えたらまだ36歳。どこまで頑張ってくれるでしょうか???
36歳か~。それを考えると、37歳で現役復帰したクルム伊達公子選手って、本当にすごいわね。世界を目指すわけじゃないって言ってたけど、先週の岐阜での戦いぶりは、現役選手も真っ青だしね。
今日のダブルスは、負けちゃったけど、かなり疲労が溜まっているはず。明日のシングルスも、頑張って欲しいけど、勝ち上がるともちろん、また試合が続くし、来週の久留米を考えても、今週は、2回戦の藤原里華戦か、順当に行って対戦するであろう、準々決勝の中村藍子戦くらいで、負けちゃった方が、久留米に向けて充電できるんじゃないかな~なんて、個人的には思ってます。
もちろん、断然応援してるから、勝ち上がってほしいけど、やっぱり体の方が心配です。世界ではエル・アイナウイ、日本ではクルム伊達と、大ベテランが頑張ってますね。クルム伊達選手も怪我や疲労、エル・アイナウイもまた怪我が再発しないことを祈るばかりです!!!
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先週、ドイツはミュンヘンで行われたBMWオープンで、何と36歳のユーネス・エル・アイナウイが、復活のベスト4進出を果たしたの。エル・アイナウイは、2003年11月に最高位14位まで行って、もうすぐトップ10入り・・・って言うところで、怪我で戦線離脱しちゃったのよね。
2002年は実に3大会で優勝、2大会で準優勝を上げて、その勢いのまま2003年もランキングを上げたの。2003年は、優勝こそなかったけど、全豪オープンでは、当時1位のレイトン・ヒューイットを下すなど、準々決勝まで勝ち上がって、アンディ・ロディックに敗れはしたものの、フルセットのファイナルは21-19と、グランドスラム史上、最長のファイナルセットを演じたほどだったの。
2004年は、年明けから右足裏の筋膜炎に悩まされて、その後も復帰を試みるも、満足にプレーすることはなかなかできなかったの。2003年の年末ランキング14位から、2004年の年末には644位まで下がってしまったのよ。2005年から徐々にコートに立つも、100位台を行ったり来たりで、トップ100入りもできないでいたの。
今年も年明けは、大会に出場することはなかったから、先週の大会の予選へのエントリー時のランキングは299位にまで落ちていたわ。それが見事本戦出場を決めると、あれよあれよと勝ち上がって、36歳8ヶ月でのベスト4入りとなりました。
これは、1993年2月にジミー・コナーズがサンフランシスコで40歳5ヶ月でベスト4入りした以来の、最年長記録となりました。先週の準決勝では、優勝したフェルナンド・ゴンサレスに逆転負だったんだけど、今年は、3月に出場したフューチャー大会で優勝、4月のチャレンジャーでも優勝と、デビス・カップ以外では、13勝1敗と好調なの。(デビスカップを含めると、14勝2敗)
コナーズは、最後に出場した大会は、約43歳8ヶ月だったから、エル・アイナウイも、それを考えたらまだ36歳。どこまで頑張ってくれるでしょうか???
36歳か~。それを考えると、37歳で現役復帰したクルム伊達公子選手って、本当にすごいわね。世界を目指すわけじゃないって言ってたけど、先週の岐阜での戦いぶりは、現役選手も真っ青だしね。
今日のダブルスは、負けちゃったけど、かなり疲労が溜まっているはず。明日のシングルスも、頑張って欲しいけど、勝ち上がるともちろん、また試合が続くし、来週の久留米を考えても、今週は、2回戦の藤原里華戦か、順当に行って対戦するであろう、準々決勝の中村藍子戦くらいで、負けちゃった方が、久留米に向けて充電できるんじゃないかな~なんて、個人的には思ってます。
もちろん、断然応援してるから、勝ち上がってほしいけど、やっぱり体の方が心配です。世界ではエル・アイナウイ、日本ではクルム伊達と、大ベテランが頑張ってますね。クルム伊達選手も怪我や疲労、エル・アイナウイもまた怪我が再発しないことを祈るばかりです!!!
2008年05月03日
クルム伊達、決勝進出!
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クルム伊達 def M・サウス:7-6(7-5)、6-3
クルム伊達選手、すごすぎです!もうその一言につきますね。正直、実力とかではなくて、体力面で連戦は厳しいかなって思ってたわ。
3月のドリームマッチを見ても、1試合だけに集中してやったら、未だに日本人のトップと互角に渡り合えるんじゃないかな~って思ったの。でもそれは、1試合だけにしぼればって話です。
そこそこできる力はまだ感じたけど、ツアーを回るって言うのは、試合の次にまた試合って続くし、今回のように、勝つとまた翌日も試合が控えてる。正直それをこなせるだけの、体力と回復力は、ちょっと・・・って思ってました。
疲労が溜まると、集中力も高まらないわ。勝利に固執する集中力は、かなりの体力を消耗するし、必要ともするからね。それを予選から数えると、もう7日も続けてるんですよ!しかも、1日からはダブルスとのダブル・ヘッダーで、どっちも勝ち続けてるなんて。
これまでは、全て日本人選手との対戦で、対戦相手の日本人選手が、“名前負け”みたいな感じもあったみたい。でも、今日は違いの。イギリスのサウスは、それほど伊達と言う名前に、ひるむことはなかったんじゃないかしら?その相手を、ストレートで下しての決勝進出は、立派としか言いようがないですね。
日本の若手に、刺激になれば・・・って復帰を決意したようだけど、ここまで若手が勝てないと、ちょっと情けないかな~って感じる人もいるはず。でも、この勝ち上がりは、若手が情けないんじゃなくって、クルム伊達選手が凄いんですよ!!!
1996年のウィンブルドンの準決勝で、グラーフに日没サスペンデッドからの敗退は、当時見ていた人は、あのままやっていれば・・・って、誰もが思った試合だったわ。あのグラーフが、伊達さんの打つコースが全く読めず、翻弄されっぱなしだったのを覚えてます。
伊達さんは、ランキング最高4位と言われていますが、もし、あのまま試合が行われて、決勝へ進んでいたら、優勝だってしていたかもしれないくらいの実力者なんですよ。スポーツに「たられば」は、ありません。彼女は、あの試合では敗者です。でも、当時の実力は、世界1位に等しいくらいのものがあったってことなんです。
今は、当時よりスポーツ医学も発達して、アフターケアーも充実しているからこそ、こうした彼女のプレーが実現しているのも事実でしょうね。実際、彼女のブログを見ると、酸素カプセルや(岐阜に持ち込んでるって噂です)、バイタルリアクトと言う治療(ほとんど知識がありません、すいません)、「O2KRAFT」というドイツのオイルで、自分でもマッサージを行ったりしているようです。今大会は、岐阜市内にある「あがた鍼灸治療院」(参加選手をフルサポートしているようです)と言うところで、鍼&マッサージを受けているようですけどね・・・。
本当のことを言うと、Pinkyは昨日の時点で負けて欲しかったの。もちろん、普通に考えたら勝ってもらいたいって思ってましたよ。なぜかって言うと、今後も2週間、試合にエントリーしているからです。正直、すでにオーバー・ワーク気味だと思うんですよね~。これじゃ福岡から久留米まで、持たないんじゃ、って心配しいるからなの。
今、一番彼女に必要なものは、休養だって思います。でも、この際、先のことはその時考えるってことで。これからまだダブルスの試合もあるし、こうなったら、シングルス、ダブルスのダブル優勝しちゃってもらいましょう!
ちなみに、ランキングには3大会出場しないとエントリーされないんだけど、現時点では、5万ドル大会の予選を勝ち上がったポイントが3。決勝進出で25。優勝すると35ポイントとなります。準優勝で25+3=28、もし優勝したら、38ポイントが彼女のポイントです。現時点ですでに、535位くらい。優勝すると470位と、1大会でここまで来ちゃいます。
いったい3大会終わった時点で、何位に登場するんでしょうね?またまたちなみに、クルム伊達選手と全く同い年で、2006年に復帰して現役でプレーしている、ブレンダ・シュルツ=マッカーシーは、現在230位。190位までは行ったんだけど、そこからは結構大変そうですね。クルム伊達選手は、どこまで行くのでしょうか~。。。
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クルム伊達 def M・サウス:7-6(7-5)、6-3
クルム伊達選手、すごすぎです!もうその一言につきますね。正直、実力とかではなくて、体力面で連戦は厳しいかなって思ってたわ。
3月のドリームマッチを見ても、1試合だけに集中してやったら、未だに日本人のトップと互角に渡り合えるんじゃないかな~って思ったの。でもそれは、1試合だけにしぼればって話です。
そこそこできる力はまだ感じたけど、ツアーを回るって言うのは、試合の次にまた試合って続くし、今回のように、勝つとまた翌日も試合が控えてる。正直それをこなせるだけの、体力と回復力は、ちょっと・・・って思ってました。
疲労が溜まると、集中力も高まらないわ。勝利に固執する集中力は、かなりの体力を消耗するし、必要ともするからね。それを予選から数えると、もう7日も続けてるんですよ!しかも、1日からはダブルスとのダブル・ヘッダーで、どっちも勝ち続けてるなんて。
これまでは、全て日本人選手との対戦で、対戦相手の日本人選手が、“名前負け”みたいな感じもあったみたい。でも、今日は違いの。イギリスのサウスは、それほど伊達と言う名前に、ひるむことはなかったんじゃないかしら?その相手を、ストレートで下しての決勝進出は、立派としか言いようがないですね。
日本の若手に、刺激になれば・・・って復帰を決意したようだけど、ここまで若手が勝てないと、ちょっと情けないかな~って感じる人もいるはず。でも、この勝ち上がりは、若手が情けないんじゃなくって、クルム伊達選手が凄いんですよ!!!
1996年のウィンブルドンの準決勝で、グラーフに日没サスペンデッドからの敗退は、当時見ていた人は、あのままやっていれば・・・って、誰もが思った試合だったわ。あのグラーフが、伊達さんの打つコースが全く読めず、翻弄されっぱなしだったのを覚えてます。
伊達さんは、ランキング最高4位と言われていますが、もし、あのまま試合が行われて、決勝へ進んでいたら、優勝だってしていたかもしれないくらいの実力者なんですよ。スポーツに「たられば」は、ありません。彼女は、あの試合では敗者です。でも、当時の実力は、世界1位に等しいくらいのものがあったってことなんです。
今は、当時よりスポーツ医学も発達して、アフターケアーも充実しているからこそ、こうした彼女のプレーが実現しているのも事実でしょうね。実際、彼女のブログを見ると、酸素カプセルや(岐阜に持ち込んでるって噂です)、バイタルリアクトと言う治療(ほとんど知識がありません、すいません)、「O2KRAFT」というドイツのオイルで、自分でもマッサージを行ったりしているようです。今大会は、岐阜市内にある「あがた鍼灸治療院」(参加選手をフルサポートしているようです)と言うところで、鍼&マッサージを受けているようですけどね・・・。
本当のことを言うと、Pinkyは昨日の時点で負けて欲しかったの。もちろん、普通に考えたら勝ってもらいたいって思ってましたよ。なぜかって言うと、今後も2週間、試合にエントリーしているからです。正直、すでにオーバー・ワーク気味だと思うんですよね~。これじゃ福岡から久留米まで、持たないんじゃ、って心配しいるからなの。
今、一番彼女に必要なものは、休養だって思います。でも、この際、先のことはその時考えるってことで。これからまだダブルスの試合もあるし、こうなったら、シングルス、ダブルスのダブル優勝しちゃってもらいましょう!
ちなみに、ランキングには3大会出場しないとエントリーされないんだけど、現時点では、5万ドル大会の予選を勝ち上がったポイントが3。決勝進出で25。優勝すると35ポイントとなります。準優勝で25+3=28、もし優勝したら、38ポイントが彼女のポイントです。現時点ですでに、535位くらい。優勝すると470位と、1大会でここまで来ちゃいます。
いったい3大会終わった時点で、何位に登場するんでしょうね?またまたちなみに、クルム伊達選手と全く同い年で、2006年に復帰して現役でプレーしている、ブレンダ・シュルツ=マッカーシーは、現在230位。190位までは行ったんだけど、そこからは結構大変そうですね。クルム伊達選手は、どこまで行くのでしょうか~。。。
2008年05月01日
テニス界を変えた出来事
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みなさんは、15年前の昨日が、いったい何の日だったか、ご存知ですか(覚えていますか)?それは、テニス界にありえないような衝撃が走った日でした。
それは、ドイツはハンブルグで行われていた、シチズン・カップの準々決勝でのできごと。そう、当時、断トツ1位だったシュテフィ・グラーフのその座を奪ったのが、モニカ・セレス。そのセレスがマグダレーナ・マレーバとベスト4入りをかけて試合を行っていたんです。
第1セットを6-4で先取したセレス。第2セットも4-3とリードして、コートチェンジでコートサイドのベンチに座ったその瞬間、悲劇が彼女を襲ったのでした。地元ドイツで、グラーフの大ファンの男性に襲われ、背中を刺されてしまったのでした。
当時18歳だったマレーバは、その時のことをこう振り返っていました。「いったい何が起きたのか、全く分からなかったの。彼女が倒れ込むのを見て、何かとても怖かったわ。血などは見てなかったけど、もし見ていたら、もっと怖かったと思う。彼女にとっては、本当に不幸なできごとだった。」
セレスは病院へ送られたけど、大会はそのまま続いたの。「今思い返すと、翌日も選手達は、何事もなかったかのように、コートで試合をしていたわ。プレーを中止するべきだったんじゃないかって今は思う。そうするべきだったのよ。」って、マレーバは思っているみたい。
セレスは、1991年からその事件まで、8回出場したグランドスラムで、7回優勝を飾っていて、この事件は、熱狂的なグラーフのファンが、再びグラーフに1位の座に返り咲いてもらうには、セレスが邪魔だったって理由で、起きてしまったのよね。
女子プロツアー、WTAの幹部の一人はこう語ってます。「9月11日のニューヨークのテロで世界が変わったのと同じように、あの日の出来事で、テニス界も変わった。一歩引いて物事を見直したし、大会側も、今まで以上に厳しく、セキュリティのレベルを上げるようになったんだ。ガードマンを主審の後ろに付けて、選手の護衛もできるようにした。」
本当に悲しく、悲惨な出来事に見舞われてしまったセレス。2年間の休養と治療の結果、再びコートに戻ってきたけど、1996年の全豪オープンで優勝を上げたのが、唯一のグランドスラム優勝で、その後は、肩や膝の怪我に悩まされ、今年2月に正式に引退を表明しました。
あの事件で、テニス界が変わったけど、もしあの事件がなかったら、それはそれで別の女子テニス界があったはずよね。あの事件で、セキュリティなどの強化が行われるようになったのは、良いことだと思うけど、Pinkyは、あの事件が逆になかったら、別の女子テニス史も存在したんだろうな~・・・なんて、ちょっと考えてもしまいます。
セレスの今後の人生に、多くの幸せがありますように!
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みなさんは、15年前の昨日が、いったい何の日だったか、ご存知ですか(覚えていますか)?それは、テニス界にありえないような衝撃が走った日でした。
それは、ドイツはハンブルグで行われていた、シチズン・カップの準々決勝でのできごと。そう、当時、断トツ1位だったシュテフィ・グラーフのその座を奪ったのが、モニカ・セレス。そのセレスがマグダレーナ・マレーバとベスト4入りをかけて試合を行っていたんです。
第1セットを6-4で先取したセレス。第2セットも4-3とリードして、コートチェンジでコートサイドのベンチに座ったその瞬間、悲劇が彼女を襲ったのでした。地元ドイツで、グラーフの大ファンの男性に襲われ、背中を刺されてしまったのでした。
当時18歳だったマレーバは、その時のことをこう振り返っていました。「いったい何が起きたのか、全く分からなかったの。彼女が倒れ込むのを見て、何かとても怖かったわ。血などは見てなかったけど、もし見ていたら、もっと怖かったと思う。彼女にとっては、本当に不幸なできごとだった。」
セレスは病院へ送られたけど、大会はそのまま続いたの。「今思い返すと、翌日も選手達は、何事もなかったかのように、コートで試合をしていたわ。プレーを中止するべきだったんじゃないかって今は思う。そうするべきだったのよ。」って、マレーバは思っているみたい。
セレスは、1991年からその事件まで、8回出場したグランドスラムで、7回優勝を飾っていて、この事件は、熱狂的なグラーフのファンが、再びグラーフに1位の座に返り咲いてもらうには、セレスが邪魔だったって理由で、起きてしまったのよね。
女子プロツアー、WTAの幹部の一人はこう語ってます。「9月11日のニューヨークのテロで世界が変わったのと同じように、あの日の出来事で、テニス界も変わった。一歩引いて物事を見直したし、大会側も、今まで以上に厳しく、セキュリティのレベルを上げるようになったんだ。ガードマンを主審の後ろに付けて、選手の護衛もできるようにした。」
本当に悲しく、悲惨な出来事に見舞われてしまったセレス。2年間の休養と治療の結果、再びコートに戻ってきたけど、1996年の全豪オープンで優勝を上げたのが、唯一のグランドスラム優勝で、その後は、肩や膝の怪我に悩まされ、今年2月に正式に引退を表明しました。
あの事件で、テニス界が変わったけど、もしあの事件がなかったら、それはそれで別の女子テニス界があったはずよね。あの事件で、セキュリティなどの強化が行われるようになったのは、良いことだと思うけど、Pinkyは、あの事件が逆になかったら、別の女子テニス史も存在したんだろうな~・・・なんて、ちょっと考えてもしまいます。
セレスの今後の人生に、多くの幸せがありますように!