2008年05月12日
波乱続きで、混戦模様

一日一回クリックしてねん


先週行われた、男子マスターズ・シリーズのBNLイタリア国際男子と、女子のティア1大会であるカタール・テレコム・ドイツ・オープンは、いずれも波乱の続出する大会となりましたね。


男子大会では、クレー王の称号を欲しいままにしてきた、第2シードのラファエル・ナダルが、初戦だった2回戦で、まさかの敗退。


このナダルの敗退で、きっとトップ・シードのロジャー・フェデラーの優勝の可能性が高まったって思ったファンも多かったと思うわ。



フェデラーと同じスイス人のスタニスラス・ワウリンカが、ノーシードからあれよあれよと勝ち上がって、自身初のマスターズ・シリーズの決勝戦の舞台に立ったの。


クレー巧者と言われる選手が、次々と敗退するなか、クレーを苦手とされるアメリカ勢が、上位進出していたの。



女子の大会でも、トップ・シードのジュスティーヌ・エナンと第3シードのスベトラーナ・クズネツォワが3回戦で敗れる波乱に見舞われたの。


スゴイって言えるのは、何と言っても優勝した、ディナラ・サフィーナでしょう。


ノーシードから頑張ったのは、ベラルーシの新鋭、18歳のヴィクトリア・アザレンカで、2回戦で第6シードのアンナ・チャクエタゼを下すと、準々決勝では、第3シードのクズネツォワを倒して勝ち上がってきた、第15シードのアローナ・ボンダレンコを退けて、自身初のティア1でのベスト4入りを果たしたわ。

今週も男子はハンブルグでのマスターズ・シリーズ、女子はティア1大会のBNLイタリア国際女子と、大きな大会が続きます。



男女とも、ちょっと混戦模様になってきて、優勝の行方を占うのは、なかなか難しくなってきたわね。
