2008年11月29日
嬉しい初優勝を飾った選手達

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今シーズン、男子プロ・テニス・ツアーで嬉しい初優勝を飾った選手は11名。


まずは、そう、2月17日にアメリカはデルレイ・ビーチで優勝した錦織圭選手。




3月1日にザグレブで優勝したのがセルギ・スタコフスキで22歳。



4月20日にヒューストンで優勝した22歳のマルセル・グラノジェルス。




同じく7月13日にシュトゥットガルトで優勝したのがフアン・マルチン・デル=ポトロで、19歳で優勝した彼はその後3大会でも優勝を飾り、4大会連続優勝を飾ったのよね。


7月20日にアムスフォートで優勝したのがアルベルト・モンタネス。



9月28日にバンコクで優勝したのが23歳のジョー-ウィルフリード・ツォンガで、その後パリのマスターズ・シリーズでも優勝を飾るなど、全豪オープンで準優勝した時の勢いを取り戻して、43位から6位と、デル=ポトロと共にトップ10入りでシーズンを終えます。

10月12日にウィーンで優勝したのがフィリップ・ペツシュナー、24歳。




11人中9人は、来年以降2度目の優勝を目指しますね。


今年は11人の初優勝者が出たけど、コンピューター・ランキングが始まってから、一番多かったのが1995年の18人だったの。



2008年11月28日
フェデラー、来シーズンの本気モード

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すでに来年のシーズンのニュースが入ってきましたね。


毎年、メルボルンで行われるAAMIクラシックと言うエキジビションでシーズンをスタートさせるんだけど、今年はその前のドーハ大会への出場を決めたようなの。


その大会には現在世界ランク1位のラファエル・ナダルやアンディ・マレー、加えてアンディ・ロディックにミカエル・ヨージニの出場が決まっているみたい。



元クーヨン・クラシックだったAAMIクラシックは、来年も1月14日から17日まで行われる予定で、フェデラーは今年も出場する意向を表してるの。


加えて、ジャームズ・ブレーク、フェルナンド・ゴンサレス、マラット・サフィン、マルコス・バグダティス、エルネスツ・ガルビス、マーリン・チリッチの8選手によって、そのエキジビションが行われることになりました。

フェデラーは、世界ランク1位への返り咲きを視野に、グランドスラム大会へ照準を合わせながら来シーズンを戦う意向なのは以前もお伝えしたけど、ドーハからの始動を決めたってことも、例年と違った意欲が感じられるわよね。

男子も女子も年明け第1週目からシーズンが始まります。



そんな中、男子も女子も新たなスターの登場も期待したいわね。




2008年11月27日
トップ選手の出身国の傾向

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男女ともトップ選手達のツアーはほぼ終了しましたね。



現在トップ100には、フランス人は14人。




その下は、アメリカが8人で4位で、ドイツとロシアが7人と同率5位で、クロアチアが5人で7位、チェコとイタリアが4人で道立8位、ベルギーとセルビアが3人で同率10位でした。

さてさて女子は・・・。




3位がチェコの7人で、4位がイタリアの6人。



にたような国が出ている中で、女子の中国は同じアジアとしては立派よね。



日本人は今年の年末最終ランキングはどうも、男女ともトップ100に1人と寂しいことになりそうね。


男女とも同じ国から3人がトップ100入りしていると、上位10ヵ国に入るわけだし、特に女子は可能性が高いだけに、来年はそれ以上の日本人選手がトップ100入りでシーズンを終えてもらいたいわね!

2008年11月26日
日本人の成績

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先週の日本人選手の活躍です。

先週は、男子は横浜で慶応チャレンジャーと言う3万5千ドルのチャレンジャー大会が行われて、ベスト8に主催者推薦で出場の杉田祐一選手が入りました。第1シードに添田豪選手が見事決勝戦へ勝ち進み、第2シードのイ・ヒュンタクと対戦し、5-7、3-6と惜しくも準優勝でした。ダブルスでは韓国人選手と組んだ三橋淳選手がベスト4入りを果たしました。

添田選手は128位から119位へとあげました。杉田選手は376位から334位へとジャンプ、三橋選手も385位から361位と、杉田選手と共に自己最高位を更新しました。

今週も豊田市で3万5千ドルのチャレンジャーがあって、第1シードの添田選手を始め本村剛一、伊藤竜馬、三橋、鈴木貴男、主催者推薦で近藤大生と杉田選手が出場してます。

女子では、インドの5万ドルのサーキットに第2シードで出場していた森田あゆみ選手が見事優勝を飾り、ランキングを105位として、来年の全豪オープンの本戦ストレート・インを決めました。

フィリピンの1万ドルでは、第6シードの道慶知子選手と平知子選手が1回戦で敗退しちゃって、第4シードの中野佑美選手がベスト8でした。

今週は女子も豊田市で7万5千ドル+のサーキットがあって、第2シードに森田、第3シードに中村藍子、第4シードに米村知子、第5シードにクルム伊達公子、第6シードに飯島久美子選手ら、たくさんの日本人選手が出場してます。

オーストラリアはパースでは、2万5千ドルのサーキットが行われていて、第1シードで瀬間友里加ノーシードで久松志保、岡田上千晶、宮村美紀選手が出場してます。

トップ選手達のツアーは終わっているかもしれないけど、こうしてツアー下部大会はまだまだ続くんですよね。来シーズンへ、1つでもランキングを上げるべく出場している日本人選手を、日本の空から応援してま~~~っす!!!!

2008年11月25日
サンチェスがデ杯スペイン監督を退く

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2008年の男子プロ・テニス・ツアーも、先週末に行われたデビスカップの決勝戦で全て終了しましたね。


今日のニュースにもなってたけど、エースとして出場が望まれたナダルだったけど、欠場を強いられちゃって、自分を責めたりもしたらしいんだけど、この優勝を誰より喜んだみたいね。

優勝を決めた翌日の月曜日に、監督としてスペイン・チームを率いたエミリオ・サンチェスが、今年で監督座を降りることをメディアに明かしたの!


「来年のセルビアとのデビスカップ1回戦に、自分の姿はないだろう。3年前からスペインのチーム作りをしてきて、こうして頂点に立つことができた。こんな素晴らしい瞬間を、自分に代わる誰かも味わってもらいたい。」
そう語って、監督の座を退く考えを明かしてました。



新しい監督にはアルベルト・コスタの名前が上がってるわ。


要請があれば断ることはしないだろうけど、こんな劇的な優勝の次に監督の座を引き継ぐのも、かなりの重責なのは確かね。


そのコスタは現在33歳で、2006年の4月を最後にツアーから引退した選手で、2002年7月に自己最高6位まで上り詰めたの。



2008年11月24日
コナーズが逮捕?!?!

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コナーズを拘束した警察官の話だと、試合が始まってすぐに、試合会場だったサンタバーバラ校のサンダードームの入り口付近で、何やら口論が起きて会場から出て行くようにと促されたんだけど、それを拒んだコナーズは、その警察官に取り押さえられちゃったらしいの。

彼は、一時的に拘置所に入れられたんだけど、その後すぐに釈放されたんだけど、それ以上の詳しいことは発表されていないの。



元世界ランク1位のコナーズは、8度ものグランドスラム優勝を飾り、1970年代を代表する選手だったわ。


彼は良く出身校の試合を観に行くらしいんだけど、有名人なだけに、コナーズも気を付けないといけないわね。



8月14日のブログでご紹介したボリス・ベッカーの婚約、そして11月11日のブログでは、ベッカーの破局についてお知らせしたわよね。


彼は当時の婚約者のサンディ・メーヤー=ヴォールデンさんから、5回ほどの携帯メールで別れを告げられたんだって。


最初のメールは10月31日に送られてきて、いきおなり別れを告げられたんだって。

現在、プロとしてポーカーをしたり、スイスに基盤を置く会社を経営すると同時に、ウィンブルドンでのテニス解説をテレビで行ったりしている彼。


それは8月14日のブログでお伝えした通りなんだけど、今回は衝撃的な振られ方をしてかなりショックだったみたいよ。



2008年11月21日
ラブラブ・バカンス&エドバーグがフェデラーを語る

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これまでも何度かお伝えしたアナ・イバノビッチとフェルナンド・ベルダスコのホットな話題。


先週末には、ベルダスコの地元スペインで、サッカーのレアル・マドリッドの試合を仲むつまじく観戦する姿が目撃されていたの。


イバノビッチの試合をファミリー・ボックスで応援していたベルダスコだけど、デビスカップの決勝をイバノビッチが応援に駆けつけるのかしら?


同じく選手同士のホットなニュースが入ってきました。


この二人は、モルジブでのバカンスをエンジョイしていて、隠れることなく熱々のツー・ショットが公開されて、海での熱~~~いキスの模様も映し出されておりました。


11月16日のブログでお伝えした、ステファン・エドバーグのシニア・ツアー・デビュー。


「フェデラーの時代はまだ終わっていないよ。今年のようなシーズンを送ったことは、ある意味良かったんじゃないかな。もっと攻撃性の大切さを知ることもできたはず。サーブ&ボレーをより取り入れるようなバリエーションを増やさないと、去年のポジションには戻れないんじゃないかな。」
エドバーグらしいアドバイスよね。



「他の選手達が、彼を倒すことが可能だって認識してしまった。それでも、彼はテニス史上、最高の選手の一人であると言う事も納得している。状況はこれまでより厳しくなってはいるものの、まだあと数年は大丈夫さ。その間に、グランドスラムの優勝だってありえるだろうね。」
当のフェデラーも、「来年の目標は、再び世界ランク1位の座の返り咲きと、サンプラスの記録である14個のグランドスラム優勝に追いついて追い越すこと。」って語ってるくらいだから、またグランドスラムでの彼のトロフィーを掲げた姿を見ることができるはずよ。

ATP公式ウェブサイトでは、現在『2009年は誰が1位でシーズンを終えるでしょうか?』なるアンケートが行われていて、ラファエル・ナダルの35%を押さえてフェデラーは42%とトップ予想なの。

引退した選手始め、現役の選手やファンも、フェデラーの強さはまだまだだって感じているようね。



2008年11月20日
LOVE&エキジビション

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今日はビッグ・カップルの発覚で、新聞の1面を飾る賑わいでしたね。



Pinkyも年甲斐もなく、久々に“フライデー”を買ってしまいました。





記事によると、二人の馴れ初めは、8月の北京オリンピック。


原宿でのショッピング・デートとディナーの写真は、本当にホッとな印象だったわ。


世界を相手に戦っている二人。



11月18日のブログでご紹介したエキジビション。



そのエキジビションは、男子プロ・テニス協会のATPが主催するシニア・ツアー『ブラックロック・ツアー・オブ・チャンピオンシップス』のスペシャル・イベントとして行われるもの。

イベントは、クアラルンプールの時と同じ形式で、マッケンローとボルグのタイブレークの1セット・マッチのあと、フェデラーとブレークのタイブレークの3セット・マッチを行うの。


「ロジャーとダブルスを組んで、ジェームズとジョンと対戦できるなんて、とても興奮しているよ。長い間、ライバルとして戦ってきたジョンとのシングルスも、とても特別な気持ちさ。」って語るボルグ。

マレーシアはクアラルンプールでの試合は、シングルスではマッケンローとフェデラーが勝利を上げて、ダブルスはアメリカ・ペアーがヨーロッパ・ペアーを下したんだって。


そのシニア・ツアーは、12月に最終戦として『ブラックロック・テニス・マスターズ』と言う大会をもって今季のシーズンを終了するの。


12月2月から7日にかけてイギリスはロンドンで開催されるその大会は、現在のところサンプラスに加えて、マッケンロー、ステファン・エドバーグ、ゴラン・イヴァニセビッチらの参加が決定してます。

2グループに分かれて予選を行うんだけど、グループAにはサンプラス、マッケンローに加えて、ジェレミー・ベイツ、セドリック・ピオリーンが、グループBにはエドバーグ、イヴァニセビッチに加えて、グレッグ・ルゼッドスキ、ガイ・フォルジが出場します。

その名前を聞いただけで、見たくなっちゃうわよね。


「今日だろうが10年後だろうが、コートに立ったら良いプレーをして勝ちたいって思うんだ。20年前に1度、ロンドンの会場でプレーしたことがあって、素晴らしい施設だった。そこでプレーするのは本当に楽しみさ。イギリスでのプレーは、最後にウィンブルドンに出た時以来、初めてのことになるね。」って、サンプラスは語っております。

シングルスに加えて、ダブルスも行われるようなの。


やっぱり現役を退いても、こうやってテニスを楽しんでくれているって、かつてのファにとっても喜ばしいことよね。



2008年11月19日
日本人選手の戦い

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先週の日本人選手の活躍です。

先週は『第83回、ニッケ全日本テニス選手権』が有明で開催されました。


11月15日のニュースにもなってたけど、第7シードのクルム伊達公子選手が第9シードの瀬間友里加選手を6-3、6-3のストレートで下して、16年ぶりの優勝を飾りました。

大会を通して、他を圧倒する強さを見せたクルム伊達選手。


試合後の会見では、来年は全豪オープンの予選にもチャレンジして、海外の大会への参戦も表明したわね。



ベスト8には飯島久美子、奈良くるみ、岡田上千晶、岡本聖子選手が入って、ベスト4には中村藍子、米村知子選手がはいりました。

おまけに、日曜日に行われたダブルスの決勝でも、藤原里華選手と組んで米村姉妹を6-3、6-1で撃破して、見事シングルスとの2冠に輝きました。


ダブルスのベスト4には、新井麻葵&飯島久美子ペアーと青山修子&川村美夏ペアーが入りました。

そして男子。



ベスト8には岩見亮、三橋淳、片山翔、松井俊英選手が入って、ベスト4には岩淵聡、守屋宏紀選手が入りました。



ダブルスでは、ベスト4に石井弥起&近藤大生ペアーと、加藤季温&杉山記一ペアーが入りました。


今週は、男子は横浜で慶応チャレンジャーと言う3万5千ドルのチャレンジャー大会が行われてます。


女子では、インドの5万ドルのサーキットに第2シードで森田あゆみ選手が出場していて、フィリピンの1万ドルには第4シードに中野佑美、第6シードに道慶知子、平知子選手が出場してます。

シーズンもそろそろ終わりを迎えようとしてます。



2008年11月18日
豪華なエキジビションとビョークマンの引退

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今夜(18日)、マレーシアはクアラルンプールで豪華なエキジビションが行われるの。


7月31日のブログで書いたんだけど、マカオの予定がクアラルンプールになったのか、この後、マカオでも行われるのか、ちょっと定かじゃないんだけど、フェデラーとブレークのシングルスと、マッケンローとボルグのシングルスが行われて、ブレーク&マッケンローのアメリカ・ペアーにフェデラー&ボルグのヨーロッパ・ペアーでダブルスを行うんだって。

加えて、ブレークのジュニアへのテニス・クリニックも行われて、フェデラーはファンの中から選ばれた数名と、30分のテニスをするんだって。






「こんなに長い間、プロ選手としてプレーし続けられたことを光栄に思う。最初は趣味で始めたテニスだったのに、17年ものプロ生活が送れただなんて、自分でもすごいことだと思うよ。これからの第2の人生にも期待したい。」って、引退の気持ちを語っておりました。

1997年11月にはシングルスでもランキング4位にまで上り詰めた彼は、シングルスでは6大会で優勝を上げ414勝362敗、ダブルスでは709勝306敗と言う、好成績を残しております。

特にダブルスでは、すべてのグランドスラムで優勝を飾るなど、54回の優勝を経験していて、2001年7月にダブルス・ランキングで1位の座にもついているの。


「今後、一番懐かしく思うだろうことは、ロッカールームだね。そこはとても不思議な空間なんだ。選手達はみんなある意味“敵”なんだ。だって、みんな1つでも多く勝ちたいって思っているんだからね。でもそこでは、隣同士に座って、これからの試合の準備を一緒にしていたりするんだ。そんな関係なのに、お互いへの尊敬の気持ちも忘れずにいる。ロッカールームでのくだらない話しも、恋しく思うだろうな。」
もちろん、仲のあまり良くない選手もいるとは思うけど、特に男子選手達は、敵と言うより戦友的な友情の方が強いんじゃいかしら。


更に、シニア・ツアーに挑戦する意気込みも見せてくれたわ。


来シーズンは、彼の元気なプレーをシニア・ツアーで見ることができそうね。



2008年11月17日
最終戦を終えて

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先週行われた男子テニスツアー最終戦の『マスターズ・カップ』は、ノヴァーク・ジョコビッチの優勝で幕を閉じました。


その最終戦で自身初の予選ラウンド敗退を喫したロジャー・フェデラーは、記者から「怪我の治療で欠場したナダルがいなくて、寂しかったか?」の質問にこんな風に答えてました。


アンディ・ロディックは、デビスカップの決勝戦を優先するような形でのナダルの欠場理由について意見を求められると、「どの試合に重点を置くかを決める権利は彼にある。彼はチームメイトや国に対する責任だってあるんだ。」って、ナダルの決断を尊重しているようだったわ。

そのロディックは、2009年のトップ選手へ要求される出場必須大会など負担の大きさに苦言をはいております。


「11ヶ月のツアーで我々選手へ要求されることが多すぎる。これまで以上の必須大会へ出場しなければならないなんて、全く理解できない。ナダルのような選手は不運さ。彼がコート上でどれだけの力を使っているか分かるかい?彼以上の試合数を戦いたいって思う選手なんていないはず。ある程度は、僕達選手の意見をもっと聞き入れて欲しいものだね。」
そんなロディックに代わって最終戦へ途中出場したのがラデェック・シュティエパネック。



「ラケットはジョコビッチに借りて、靴下をマレーに借りたんだ。」って語ったのは、フェデラーに6ー7、4ー6で負けた後の記者会見でだったわ。



2008年11月16日
エドバーグとデ杯決勝

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現在42歳のエドバーグは、男子テニス史上15人しかいない4大大会全ての決勝戦の舞台に立った一人。



生涯獲得タイトルは、シングルスで42、ダブルスでも18もあって、72週間に渡って世界ランク1位の座に着いてたの。


そんな彼は今度のシニア大会で、ウェイン・フェレーラ、アンドレアス・ヤリードとグループAでラウンド・ロビンを行うの。


初日の19日には、シングルスに先駆けて、ジョン・フィッツジェラルドとダブルスを組み、クーリア&マンソール・バラミ組と対戦するらしいわ。




来週行われる男子国別対抗戦のデビスカップの決勝戦。


このナダルの怪我なんだけど、国際テニス連盟(ITF)の会長は、かなりシビアな状態だって語っているの。


ナダルの欠場に伴って、アルゼンチンとスペインは決勝戦を前に、すでにバトルが繰り広げられてるの。


スペイン監督のエミリオ・サンチェスは、「ナダルがいるより今の方が、アルゼンチンはよっぽどプレッシャーが大きいんじゃないかな。祖国でナダルを下したとしたら、もちろんそれは国を上げてのヒーローさ。でも、そのナダルがいない今、逆に勝って当たり前の状況。地元での優勝を誰もが確信しているほどのプレッシャーは、想像以上だと思う。」と分析。

一方のアルゼンチンの監督であるアルベルト・マンチーニは、「彼(ナダル)がいないのはグッド・ニュースさ。」と語り、世界ランク1位の選手の欠場は、スペインにとっては大きな痛手で、アルゼンチンにはもちろん有利に働くと推測しているの。

怪我でプレーができないナダルは、それでも現地へ応援に行きたいって意向を示していたんだけど、サンチェス監督はそれを嬉しくは思っていないようなの。

ナダルが来ることで、出場する選手への注目度が下がって、ナダルばかり取り上げられてしまうことを恐れてのことみたいね。



サンチェス監督は、それを見越しての発言で、おそらくナダルには同行を控えてもらうように伝えているんじゃないかしら?



2008年11月15日
ドタキャン

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11月14日から16日に掛けてペナン島で行われる予定のそのエキジビションは、アメリカ人選手を中心に、その他の国の選手達がシングルスとダブルスで対戦するもの。


ちなみに、8月に予定していた出場選手は、ロイ・エマーソン、ジョン・マッケンロー、ピート・サンプラス、ビヨン・ボルグ、ステファン・エドバーグ、マルセロ・リオス、イリー・ナスターゼ、マッツ・ウィランダーの8選手。なんと豪華なことでしょう!!!

予定では、その試合の模様は、世界40カ国で放送されるはずだったんだって。


選手達もと~~~っても可哀想よね。


いったい何があったか、詳しいことは分かってないらいしの。



2008年11月13日
世界の錦織!!!

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トップ100にいる選手の最年少プレーヤーである圭君。


そんな彼が東京で行われたAIGジャパン・オープンへ出場のため凱旋帰国した時。


「地元開催の大会に出場する選手は、必ず多くのメディアの注目を集めるのは言うまでもない。しかし、9月の東京での圭の注目度の高さは、これまでの日本では見たこともないものだった。それはウィンブルドンで優勝した選手が集めるのと同じくらいの、すごいものだった。」って、その凄さを表しておりました。

松岡修造氏の『修造チャレンジ』でその才能を見いだされた圭君は、13歳でアメリカへ渡って“ニック・ボロテリー・テニスアカデミー”の門をたたいたの。



1981年からアカデミーのヘッド・コーチをしているガベ・ジャラミーヨ氏は、当時の圭君をこう振り返ってます。

アメリカへ行った時は、全く英語がしゃべれなかった圭君。





現在のランキングだと、来年の全豪オープンにはストレート・インが確実。



日本は元より、ダイナミックな“エアーK”は、多くのテニス・ファンを魅了してますね。



2008年11月12日
全日本選手権

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先週の日本人選手の活躍です。

と言っても、先週海外で試合を行ったのは、カナダの3万5千ドルのチャレンジャーに出場した三橋淳選手のみで、強行スケジュール・・・と言うか、トランジットでトラぶっちゃって、現地に着いたのは予定よりかなり遅かったようです。


女子では、そう、杉山愛選手がカテリーナ・シュレボトニックと組んだダブルスで、ツアー最終戦へ出場してまいした。


今週は、「第83回、ニッケ全日本テニス選手権』が有明で開催されてます。


女子では、第1シードに中村藍子、第2シードに藤原里華、第3シードに米村知子、第4シードに波形純理、第5シードに飯島久美子、第6シードに米村明子、第7シードにクルム伊達公子、第8シードに岡本聖子選手がエントリーしてます。

近場の方々はぜひ応援に行きましょうね。


2008年11月11日
どうしてドーハ???

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先週行われた女子テニス・ツアーの最終戦の『ソニー・エリクソン・チャンピオンシップス』は、カタールはドーハで行われたの。


それは言うまでもなく・・・オイル・マネーによるものなのよね。


テニス的には、近年やっとドーハでトップ・プロが出場する大会が開かれるようになったけど、庶民の間ではテニスはまだまだ発展途上。



おまけに、ウィリアムズ姉妹対決となった予選の第1セットはかなりの接戦で、5-5と盛り上がっている場面でも、まばらな観客はスーパーショットが放たれても声さえも発することがなかったってレポートもあるくらい。

あと2年はそのドーハで最終戦が行われる契約になっているんだけど、その間にもっとテニスを理解して愛してくれるファンが現れるんでしょうか?


その最終戦でウィルス性疾患を理由に途中欠場したアナ・イバノビッチ。


ナダルやロブレドの陰に隠れていたベルダスコだけど、今年7月には自己最高位の11位を記録するなど、キャリア・ベストのシーズンを送って、現在は16位とナダル・フェレールに続いてスペイン人第3位に位置しているわ。

今年の9月に行われた男女共同開催のチャイナ・オープンのパーティーでもイバノビッチと寄り添う姿が激写されて、イバノビッチの練習も、コートサイドでイバノビッチのお母さんと一緒に見学している姿がありました。

どうやら二人の関係は順調なようですね。


こちらは打って変って破局のお話。




16歳の年の差がある二人。



そんな二人は、婚約発表後3ヵ月での破局となりました。


2008年11月10日
セリーナもイバノビッチも休養してね

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4人づつ2グループに分かれて行われたラウンド・ロビンでは、マルーン・グループからはセリーナ・ウィリアムズが、ホワイト・グループからはアナ・イバノビッチがそれぞれ予選2試合を終えたところで棄権してしまう結果となりましたね。

セリーナは、第2戦のヴィーナスとの姉妹対決に逆転敗けを喫したあとに、腹筋に痛みが出始めてとのことだったわ。


「試合前は全く痛みはなかったの。全くね。試合中は、上手くサーブが打てないなと感じていて、ダブル・フォルトもたくさんしてしまったの。思い返すと、痛みはなかったけど、腹筋が普通じゃなかったからだったんじゃないかって思ったわ。だから、より一層変な力が入ってしまったんじゃないかしら。試合中は感じなかったのに、ホテルに戻ったら痛みが出始めて、朝はベッドから起きるだけでも痛かったの。同じような経験があって、それはもうプレーしてはいけないっていう、赤信号なの。」
かつての経験から、これ以上プレーしてはいけないって判断しての欠場だったようね。




そう語っているけど、大会3日目の11月6日が21歳の誕生日だったイバノビッチ。


そのイバノビッチに代わって、予選最後の試合に臨んだのが、アグニエスカ・ラドワンスカで、ストレートでスベトラーナ・クズネツォワと下してました。


いずれにせよ、出場8選手が中2選手も満足に試合を終了させることができなかったのは、やっぱりツアーの厳しさを表しているんじゃないでしょうか?



セリーナは、ちょうどシーズン・オフだから、ゆっくり怪我を治せますね。


トップ選手はオフに入ります。



2008年11月07日
ダベンちゃんもお仕事中

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テレビの“テニス・チャンネル”のコメンテーターとして会場を訪れている彼女は、ベテラン・アナウンサーのバリー・マッケイ氏や元ナンバー1のトレーシー・オースチンらと共に、チームを組んでの初仕事なんだって。

「今までもテニス・チャンネルから何度かお仕事をいただいたことはあるけれど、こうして放送チームを組んで、ソニー・エリクソン・チャンピオンシップスのような素晴らしい大会の生中継のお手伝いをさせてもらうのは初めてなの。これまでも、幸いなことに何度もこの最終戦でプレーする機会に恵まれたけど、全く別の視点から大会を見ることができることと、違う形で大会に参加できたことを大変光栄に思ってるわ。」と、喜びを興奮気味に語るダベンポート。

テニス・チャンネルでは、今夜まで行われる予選ラウンドロビンの全ての試合と、土曜と日曜に行われるシングルスとダブルスの準決勝と決勝の全てを放送するんだって。



そんな大きなテニスの仕事に携わることができたダベンポートの喜びが分かる気がするわね。


2008年11月06日
男子最終戦のグループ分け

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今週の日曜日、9日から始まる男子テニス・ツアーの最終戦である『マスターズ・カップ』の予選ラウンドロビンのグループ分けが発表になりました。


レッド・グループには、第1シードのロジャー・フェデラー、第3シードのアンディ・マレー、第5シードのアンディ・ロディック、第8シードのシモン。


とあるメディアでは、レッド・グループの方がゴールド・グループより一層厳しいものになるって見方があるわ。



USオープンの優勝で自信も取り戻したって語っていたフェデラー。



今年、キャリア・ベストのシーズンを送っている、ジョコビッチ、マレー、ツォンガ、デル=ポトロ、シモンと、若さも勢いもある選手に加えて、ロディックやダビデンコと、何年も安定したプレーを続けている選手もいるわ。

初日の日曜日は、ジョコビッチvsデル=ポトロ、ダビデンコvsツォンガが行われます。


中国は上海で行われるこの大会。



2008年11月05日
日本人とクルニコワ

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先週の日本人選手の活躍です。

女子は、東京は有明で5万ドルのサーキットが行われて、ベスト8に日本人選手が2人進出して、2人とも準決勝へ進みました。



ダブルスでは、ベスト4に米村姉妹と新井&飯島ペアーが入りました。決勝では、第3シードのクルム伊達&藤原ペアーが第1シードの台湾人ペアーを7-5、6-3で下して優勝を飾りました。

森田あゆみ選手は126位から118位へ、その森田選手に敗れて2回戦敗退だったクルム伊達公子選手は201位から199位とトップ200入りを果たしました。



今週はサーキット大会への出場選手はいません。



男子は、韓国の10万ドルのチャレンジャーに予選を勝ち上がった伊藤竜馬選手が1回戦で、同じく予選を勝ち上がった岩渕聡選手が2回戦で第8シードの添田剛選手と対戦。



ランキングでは、先々週の東京は有明のフューチャーズで優勝した杉田祐一選手が422位から375位へとジャンプ。


今週はカナダの3万5千ドルのチャレンジャーに三橋淳選手が出場しているだけで、ツアー下部大会への出場選手はいませんね。


未だにアメリカで人気絶大なアンナ・クルニコワが、ダブルスでツアー復帰するって言う噂があるの。


「もしかしたら、いつかやるかもしれないわ。でも、それはまだ分からない。そんな噂がるから、いつもみんなそれについて質問してくるのは、ちょっと迷惑。何らかの発表があるんじゃないかって期待してるし。確実に決まるまで何も言うつもりはないわ。だって、色んな憶測をしすぎるんですもの。」
って、考えようによってはちょっと意味深なコメントを残してました。



それにはこんな背景もあったからかしら?


ジム・クーリアと、トーマス・エンクビストと組んで2試合行った彼女は、タラ・スニーダーがルイス・エレーラとウェイン・フェレーラとそれぞれ組んで対戦したの。


2003年の5月を最後にツアーから引退しちゃった彼女だけど、こうして今もメディアで騒がれるってことは、ファンもコートでのプレーを望んでいて、それくらい人気が高い証拠だってことよね。すごいわね~~~!!!

2008年11月04日
女子最終戦前のエキジビション

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4日の火曜日から始まる女子テニス・ツアーの最終戦『ソニーエリクソン・チャンピオンシップス』は、前日の月曜日に大会へ出場するアナ・イバノビッチとエレーナ・デメンティエワが、試合に先駆けてエキジビション・マッチを行ったんだって。

何とも不思議なエキジビションになったらしいんだけど、なぜかって言うと、テニス・コートはドーハが面している海のアラビア湾の中の砂漠の島であるパーム・アイランドに、ポツリとコートが設営されて、観客もいなくて、ちょっと寂しい感じ印象のエキジビションだったらしいの。

イバノビッチは、「最終戦をこんな楽しい形でスタートできて、面白かったわ。砂漠の島でのプレーなんて初めてだったし、ボール・ボーイとエレーナしかいないのよ。今年最後の大会を本当に楽しみにしているし、シーズンを最高のかたいで締めくくりたい。」と、大会への意気込みも加えて語っておりました。

今シーズンの獲得ポイントの上位8選手しか出場できないこの大会。


ドローが出たんだけど、10月28日に予想したグループ分けとは違う別れ方をしましたね。


これまでの2年間はスペインはマドリッドで開催されてて、去年は決勝戦でジュスティーヌ・エナンがマリア・シャラポワを5-7、7-5、6-3で下し2連覇を達成。



今回のような変わったエキジビションは、過去にも数回行われているのよ。



去年、ナダルとロジャー・フェデラーによってスペインで行われたのは、反面クレーで反面芝って言う、全く違うサーフェースで、両サーフェースのスペシャリストの二人がプレーしてたわね。


2008年11月03日
ブレークの苦言

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2008年のシーズンも終わりを迎えてきましたね。



この時期は、来シーズンのスケジュールに注目が集まるけど、男子も女子も大会自体に変化があり、女子では10月14日のブログにも書いたけど、トップ選手からちょっとした不満が噴出して、ボイコット騒動も起きたわ。


「トップ選手が8つの必須大会に出場しなければならない。それは選手にとってあまり良いことではないと感じている。先週のパリのマスターズ・シリーズでは上位2シード選手が怪我で途中棄権を余儀なくされた。それは1年のシーズンが長すぎて選手の体への負担が大きいことを明らかに意味していると思うんだ。」と、同大会に出場していたブレークは力説し始めたの。

「必須大会が多すぎるし、試合をしなければいけない期間も長すぎる。野球やフットボール、バスケットボールなどを見てもらうと分かるけど、ある程度のオフ・シーズンがある。だから40代になっても現役を続けている選手がいるし、テニスは30歳くらいで引退してしまう。肉体的に厳しいんだ。22歳と27歳のトップ2選手が、シーズンを戦い抜けないなんて、ツアーに問題があるはずだよ。」
22歳で世界ランク1位のラファエル・ナダルも、27歳で同2位のロジャー・フェデラーも、準々決勝を棄権と言う形で敗退。


女子のスケジュールも、選手の肉体的負担を減らすために、今年よりオフ・シーズンを多少増やしたものになったけど、他のスポーツと比べるとそれでも少ないのかも知れないわね。

毎週更新されるランキングに追われている選手達。



でも、テニス・ファンとしては、いつもどこかで大会が行われているって言うのは、嬉しいことだけど、怪我で長いことツアー離脱されちゃうよりは、選手寿命が長くなってくれた方が良いのかな~とも思うわね。

シーズンの途中で数週間ずつオフを入れるとかって同なのかしらね?



2008年11月02日
ベルギーの新星

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ベルギー人選手と言えば、キム・クライシュテルスやジュスティーヌ・エナンの活躍は記憶に新しいわよね。



そんな二人が早くに引退してしまった今、次代を担う選手が台頭してきたの。



そんな彼女、10月29日にスポーツ選手のマネージメント会社では世界1でもあるIMGと、マネージメント契約を結んだの。



「IMGと契約を結ぶことがっできたなんて、本当に感激なの。IMGの新しいチームとこれから仕事をして行くのが楽しみだわ。」と、語るウィックマイヤー。




今週行われている男子マスターズ・シリーズの最終戦のBNPパリバ・マスターズは、ダビド・ナルバンディアンとジョーウィルフリード・ツォンガの決勝戦となりました。


つまり、残るはあと1枠なのよね~。




全豪オープン準優勝のツォンガは、その後はちょっと勢いをなくしていたけど、ここへ来てまた勢いを上げているの。


去年も同大会で優勝したナルバンディアンは、昨年はそれでも最終戦への切符を手にすることはできなかったわ。


それとも、9月のバンコクでATP初優勝を上げたツォンガが、2度目のタイトルをマスターズ・シリーズで獲得して、キャリア・ベストのシーズンを最終戦にも出場して終わることができるのか。

日本時間の日曜日深夜0時から行われる決勝戦。

