2008年10月31日
ベッカーにサンプラス&チャン
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アメリカを中心に行われている、主に引退した男子選手で行われているシニア・ツアーの『アウトバック・チャンピオンズ・シリーズ』。
ベッカー・ファンとしたらかなり残念だったはずよね。
結局、予選のラウンドロビンで1位になった主催者のクーリアと、トーマス・エンクヴィストが決勝戦を行い、フルセットでクーリアが勝利を上げて、今季3試合目の優勝を飾りました。
来年の2月にカリフォルニアはサンノゼで行われるSAPオープンの初日となる9日の月曜日に、ピート・サンプラスがジェームズ・ブレークとエキジビション・マッチを行うことになったんだって。
この大会にはすでに、昨年のチャンピオンのアンディ・ロディック、ブレーク、マディ・フィッシュ、サム・クエリー、フアン・マルティン・デル=ポトロ、2002年覇者のレイトン・ヒューイット、加えてデルレイ・ビーチで初優勝を飾った錦織圭君も出場を表明しているらしいわ。
「こんなにも素晴らしい選手達が出場の意向を表してくれるなんて、何ともエキサイティングさ。毎年ツアーはどんどん厳しくなって来ているが、こうしてこの大会にトップ選手が出場してくれることは、彼らのプレーを直接観戦できる地元ファンには最高のチャンスなんだ。」と、主催者は喜びを興奮気味に語っておりました。
そのシニア・ツアーに2006年の3月に初出場したマイケル・チャンだけど、試合中にアキレス腱を切っちゃって棄権。
そんな彼、7月18日のブログでも紹介した婚約者のWTAツアー・プロのアンバー・リウ選手とめでたく結婚式を挙げたんだって。
2008年10月30日
ホップマン・カップ出場選手(国)
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来年1月3日から9日まで、オーストラリアはパースで開催される『第21回ヒュンダイ・ホップマン・カップ』に、ロシア代表として、マラット・サフィンとディナラ・サフィーナの兄弟が第2シードで出場することが決まったの。
今週開催されているBNPパリバ・マスターズの1回戦で、フアン・モナコにあっさり負けちゃった、元世界ランク1位のサフィンは、引退か?とも取れる発言をして、メディアを騒がせたわ。
2000年11月に世界王者になったサフィンに追い付くように、妹のサフィーナは今季好調で、ランキングも自己最高位の2位にまで上り詰めてるわ。
そのホップマン・カップには、昨年のチャンピオンのアメリカが第1シードでエントリーして、昨年に続きセリーナ・ウィリアムズが今年はジェームズ・ブレークと一緒に出場するわ。
第3シードはフランスで、こちらも今年活躍した二人が選ばれました。
第4シードは地元から、復活に懸けるレイトン・ヒューイットとケイシー・デラクアが出場。
最後の1枠は、アジアから予選を勝ち上がった1国2名が出場するのよね。
2008年10月29日
そして今週も・・・
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先週の日本人選手の活躍です。
まずは女子。
クルム伊達選手は、第2セット5ー2とリードして、3度のマッチポイントがあったにもかかわらず、そこからの逆転負けと言う、かなり悔しい敗戦を味わってしまいましたね。
国内は浜名湖で行われた2万5千ドルでは、ベスト8に予選を勝ち上がった山本愛と越野由梨奈、主催者推薦の井上万里選手が、ベスト4には浜村夏美選手が入りました。
ダブルスでは、ベスト4に浜村&前川ペアーが入り、決勝では第1シードの波形&米村明子ペアーと予選を勝ち上がった久見&越野ペアーの戦いとなり、7-5、6-4で久見&越野ペアーが優勝を飾りました。
オーストラリアの2万5千ドル大会では、第7シードの久松志保、宮村美紀、刈込沙織選手はいずれも初戦敗退だったけど、第4シードの瀬間友里加選手が決勝へすすんだけど、第1シードのメラニー・サウスに3-6、4-6で敗れたけど、準優勝を飾りました。
今週は東京は有明で5万ドルのサーキットが行われていて、第3シードに森田あゆみ、第5シードに藤原里華、第7シードに中村藍子、クルム伊達公子選手らが出場してます。近くの人は応援に行きましょうね。
男子では、韓国は釜山で行われた12万5千ドルのチャレンジャーに出場した、第8シードの添田豪、予選を勝ち上がった鈴木貴雄選手は、いずれも初戦敗退でした。
東京は有明で行われた1万5千ドルのフューチャーズでは、ベスト8に第4シードの岩見亮、仁木拓人、奥大賢選手が、ベスト4には大5シードの松井俊英、近藤大生選手が入りました。
ダブルスではベスト4に畠中&宮崎ペアーと、比嘉&鈴木ペアーが入り、決勝では第1シードの石井&近藤ペアーが台湾ペアーを6-4、6-2で下して見事優勝を飾り、シングルス、ダブルス共に日本人の優勝で幕を閉じました。
今週は韓国の10万ドルのチャレンジャーに第8シードで添田、予選を勝ち上がった伊藤竜馬、同じく予選を勝ち上がった岩渕聡選手が出場してます。
2008年10月28日
女子最終戦
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とうとう女子のツアー最終戦出場者がシングルスもダブルスも決まりましたね。
ダブルスは、4ペアーが出場できるんだけど、2ペアーが決まっていて残る2枠を争っていたの。
シングルスは、4人ずつイェローとレッドの2グループに別れて、ラウンドロビンで試合を行い、上位2選手ずつ4名がトーナメントをして頂点を争うの。
シングルスの組み分けはまだ発表されてないけど、去年と同じだと、イェローにはイェレーナ・ヤンコビッチ、セリーナ・ウィリアムズ、アナ・イバノビッチ、スベトラーナ・クズネツォワ。レッドにはディナラ・サフィーナ、エレーナ・デメンティエワ、ベラ・ズヴォナレーワ、ヴィーナス・ウィリアムズ、かな。
ダブルスは、ペアー・ランキング1位のカーラ・ブラック&リーゼル・フーバーが同4位の杉山&シュレボトニックと、同2位のアナベル・メディーナ=ガリゲス&ビルヒニア・ルアノ=パスクアル組が同3位のクベタ・ペシュキ&ルネー・スタブズ組と1回戦で対戦するはず。
出場選手は確定したけど、実はシングルスには2名の補欠選手がいるの。
同9位のマリア・シャラポワが欠場を表明しているから、同10位のフラビア・ペネッタ、同11位のナディア・ペトロワ、同12位のキャロリーン・ウォズニアキで争われるはずだったの。
カタールはドーハで、来週の火曜日から日曜日にシングルスが、土曜日と日曜日にダブルスが行われるわ。
2008年10月27日
フェデラーの本気
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ロジャー・フェデラーは、すでに来シーズンへ向けて、去年とは違った調整方法を取ることにしたらしいの。
先週の日曜日に、地元大会である『スイス・インドア』で、見事3連覇を達成して、その後に彼のエージェントの発言で明かされたものなの。
「これからの数年は、グランドスラムのような大きな大会を中心に、彼のツアー・スケジュールは組まれることになるだろう。」とは彼のエージェントの話し。
今年は年明けから病に悩まされ、それで崩したリズムを取り戻すのにかなりの時間を費やすことになってしまったの。
でも、USオープンでの優勝は、彼にとってもかなりの自信になったらしいわ。
それに、27歳と言う年齢は、テニス選手としては終盤だとも言われたの。
今月初めのストックホルム大会も欠場して、体調管理に集中している彼。
「来年は主要大会でピークに持って行けるように、オーバー・ワークにならないように努める。サンプラスとのエキジビションは、彼もかなり楽しんでいたんだ。子供の頃からの憧れのサンプラスと同じ時間を共有し、色んなことを学んだんだ。それでも、来年の復活へ向けて、これが最善の道だと信じている。」3月にニューヨークはマジソン・スクエアー・ガーデンで行ったエキジビションさえも、行わないんだって。
これは、フェデラーもエージェントも、かなり本気モードってことみたいね。
2008年10月25日
シモンの活躍
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フランス男子が熱い!
今年の5月は世界ランク36位で、その近辺には全豪オープン準優勝のジョー・ウィルフリード・ツォンガや、ジュニア・チャンピオンだったガエル・モンフィスや、才能溢れるリシャール・ガスケなんかがいて、特に彼は目立つ存在ではなく、フランス男子ナンバー1になるなんて、感じさせなかったの。
でも、彼をずっと見てきたフランス・テニス協会のパトリス・ドミンゲスはこう言ってるわ。
自身初のトップ10入りしたのは、マドリッドのマスターズ・シリーズで準優勝する快進撃のあとで、そのマドリッドでは、2試合でマッチポイントをしのいで勝利を飾り、勝った試合はすべて第1セットを奪われてからの逆転勝利で、好調のイヴォ・カルロビッチを準々決勝で、世界ランク1位のラファエル・ナダルを準決勝で下しての勝ち上がりは見事なものでした。
今季ここまで、先週のナダルを含め、ロジャー・フェデラーを7月のカナダで、ジョコビッチを2月のフランスで下すなど、トップ3すべてから勝利を上げたのは自信に繋がってるんじゃないかしら?
フランス・テニス協会のドミンゲス氏は、「彼は際立った武器を持ってはいないけど、未だに進歩する余地を残している。それなのにここまでの成績を上げられているのは、試合中の戦術にたけていることと、テニスには欠かせない、その場その場の状況に合わせてプレーすることができるからさ。」って、分析しているわ。
今週も地元フランスはリヨンの大会に出場していて、ベスト4入りを果たしてますね。
もちろん結果が出るのは、来週のまたしても地元はパリで行われるマスターズ・シリーズだけど、そこでどんなプレーを見せてくれるのかしら?
2008年10月23日
セルビアに大会を!
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世界ランク3位で、全豪オープン覇者のノヴァーク・ジョコビッチは、男子も女子も、今ではトップ・プレーヤーを排出した祖国セルビアに、1つも大きな国際大会がないため、何とか祖国に大会を開催させるために活動中なの。
そんな彼が白羽の矢を立てたのは、これまでオランダはアムスフォートで行われていた、男子ATP大会で、その大会をセルビアの首都であるベオグラードで開催させる計画なの!
メイン・スポンサーが離れてしまったことで、今後の開催が危ぶまれているその大会をベオグラードで開催させる権利をすでに獲得している彼。
「まだATPからのOKはもらってないけど、それは大きな問題じゃないんだ。これまで、公には語ってこなかったことだけど、アムスフォートとの契約は交わして、来年ベオグラードで開催できるライセンスも取得した。これからの数ヵ月、まだまだ片付けなきゃならない経営上の問題が残っているんだ。ATPの上層部と話をしたら、ライセンスを取得していれば、あとは大きな問題はないとは言われたけど、今後のことは指導してもらうつもりさ。」って、現状を語っておりました。
国の環境が良くなくて、才能のある彼を両親は早くから海外へ出して、練習やトレーニングを積ませたからこそ、今の彼がいるんだけど、祖国での環境がもっと整っていれば、より多くの有能な選手が出てくるかもしれないのよね!
ツアー最終戦へ向けて、男女ともシングルスもダブルスも熾烈な争いになってるわね。男子は来週のパリのマスターズ・シリーズって言う大きな大会があるから、それ次第ね。
同3位にいる、ペシュケ&スタブス組も初戦を突破して70ポイントを獲得したから、今の時点で2559ポイントで、このペアーの出場権獲得が決まりましたね。
つまり残る1枠を杉山組とボンダレンコ姉妹が争っているわけ。
シングルスでは、チャンピオンズ・レース7位のヴィーナスはほぼ確実。
つまり、同9位のベラ・ズヴォナレーワと同10位のラドワンスカの熾烈な争いになっているってわけ。
さ~いったいどうなるのかしらね~~~!!!
2008年10月22日
それでは恒例の・・・
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先週の日本人選手の活躍です。
ウズベキスタンで行われた12万5千ドルのチャレンジャーに、第8シードで出場した添田豪選手は2回戦で負けちゃいました。
国内は千葉県柏市での1万5千ドルのフューチャーズでは、ベスト8に第1シードの本村剛一、第4シードの岩見亮、第6シードの杉田祐一選手が、ベスト4には第3シードに三橋淳、予選を勝ち上がった吉備雄也選手が入りmした。
今週は韓国はソウルで行われている12万5千ドルのチャレンジャーに、第8シードで添田、予選を勝ち上がって鈴木貴男選手が本戦で出場してます。
女子では国内の2万5千ドルのサーキットで、ベスト8に第2シードの米村知子、第6シードに飯島久美子、第7シードに波形純理選手が、ベスト4に土居美咲選手が入りました。
オーストラリアの2万5千ドルでは、予選を勝ち上がった刈込沙織選手が1回戦で、手塚玲美選手が2回戦で、第4シードに瀬間友里加、第8シードに久松志保選手がベスト8で敗退でした。
今週は、台湾で10万ドルプラスのサーキットに第4シードで森田あゆみ、第5シードに藤原里華、第8シードに中村藍子、主催者推薦でクルム伊達公子選手らが出場してます。
オーストリアはリンツでのティア2大会には、杉山愛選手が出場してますね。
2008年10月21日
杉山選手、ペアー解消!
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今週のリンツでの大会に、カテリーナ・シュレボトニックと組んだダブルスで、ツアー最終戦への切符を狙う杉山愛選手。
先々週のモスクワでのクレムリン・カップで、ナディア・ペトロワと組んで優勝したシュレボトニック。
で、当の杉山選手はと言うと、かつて組んでいたダニエラ・ハンチュコバとまたペアーを組むらしいわ。
そう言えば今年も、インディアンウェルズで久々に組んで出場してベスト4入りを果たしているのよね。
10月14日のブログに書いた、ディナラ・サフィーナてかの、ボイコット発言。
「もちろん、トップ選手達の健康面を考慮しての改善には、嬉しく感じているわ。でも、まだまだ改善の余地があると思うし、最終的な結論がでるまでは、納得できない。」とサフィーナは厳しい口調で語っておりました。
ツアーを回る選手は、トップだけでも数十名いるわけで、その全ての選手の意見を聞いてみんなが納得するような方法なんて、正直難しいものよね。
サフィーナと共に、ロシア女子テニス界を引っ張るスベトラーナ・クズネツォワだけど、これまで長年コーチをしてくれたステファン・オルテガとの契約を打ち切って新にオルガ・モロゾワをコーチにすることにしたんだって。
1974年の全仏オープンとウィンブルドンで準優勝を飾ったモロゾワは、当時ソビエト連邦だったロシア女子テニスの先駆者の一人。
現在23歳のクズネツォワは、お母さんは6回もの自転車競技の世界チャンピオンで、20個もの世界記録保持者で、お父さんも同じく自転車競技の選手で、その後はコーチとしてシーズン・オフにはスペインはバルセロナでトレーニングをサポートしていたの。
そのバルセロナへ15歳でテニス留学したクズネツォワは、サンチェス・カサール・アカデミーで練習をすることになり、オルテガを始め、エミリオ・サンチェスやセルジオ・カサールにも師事を仰いで、2年後にはジュニア・ランキングで1位となり、順調にトップ・プロへと成長して行ったの。
ロシアはサンクトペテルブルグ出身の彼女は、今後は拠点をスペインではなく、地元ロシアに置くことにしたため、ロシア人コーチを探していたらしいわ。
「プロになる前から、ずっと同じコーチの元でプレーしてきたので、コーチを代えること自体、とても不思議な気持ちだわ。でも、先へ進むためにもこの決断が成功することを願うわ。」と、心境を語っておりました。
2008年10月20日
ガンを克服して
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今週開催される、オーストラリアはリンツの大会に、7月4日に紹介した白血病から生還したクレメンシッツ姉妹のサンドラがダブルスで出場してますね。
男子ダブルス・プレーヤーで今月34歳になったルーカス・アーノルド・カールなの。
そんな彼はジュニア時代から頭角を現し、1998年にはシングル最高77位になり、2004年にはダブルス・ランキングも最高の21位に辿り着いたの。
それは1999年に結婚した、愛する妻、ヤニーナとの別れだったの。
翌日、出発の数時間前に、ルーカスは主治医から癌の可能性が高いことを知らされたわ。
8月にツアーから戻って精密検査を受けた結果、やはり腫瘍は悪性のもので、正式に癌だと診断されたの。
そんな状況の中、妻のヤニーナは息子を連れてルーカスの元へ戻ってきたの。
家族が戻ったお蔭で、彼の「生きたい」と言う思いは強くなったわ。
そして2007年8月にツアーへ戻ることにした彼だけど、もちろんランキングは持ってないため、また一からのスタートにチャレンジ。
でもなぜか、彼にはまた1つ悲しい出来事が起きてしまう。
治療が続く中、しばらくはその悲しみから抜け出せずにいた彼は、コート上でもイライラを募らせ、時には審判に噛みついたりもしたんだとか。
迎えた1回戦は、ルーカスのサービスで試合が始まり、ボールを握り準備を終えたルーカスへ、主審の声が会場に響き渡ったの。「アーノルド・“カール”、トゥ・サーブ」。
2008年10月18日
今後の予定
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今日のニュースにもなってたけど、錦織圭選手は今シーズンのツアー活動を終了することにしたんだって。
先週出場した『ストックホルム・オープン』で、右膝の痛みを感じていた圭君。
圭君のマネージャーからの正式なコメントでは、彼のチームとボロテリー・アカデミーのメヂィカル・スタッフと相談した結果、今年のツアーを終了することにしたんだって。
今年の始めは289位と、チャレンジャー大会でもシードさえもらえないランキングだったのに、現在は66位と、急激に上昇させたの。
来年はその目標達成へ向けて、そしてトップ30、20入りを目指すためにも、今は休養を優先することにしたようね。
そんな圭君とは裏腹に、まだまだツアーが長くなりそうなのが杉山愛選手。
これまでに例のないくらいの混戦状態のペアー・ランキング。
更に、今週の『チューリッヒ・オープン』で、同3位のペシュケ&スタブス組と同4位のボンダレンコ姉妹が初戦敗退を喫して、同6位の杉山ペアーがベスト4入りをしたことで(同5位のチャン&チュアン組は不参加)、一気にその3ペアーが200ポイント差に詰め寄ったの!(4位とは約80ポイント差)
来週のリンツでの大会を今シーズンの最後の大会に予定してた杉山選手だけど、ダブルスの結果次第だと、次のカナダはケベックの大会にも出場する可能性もでてきたのよ。
去年は準優勝している最終戦には、もちろん出場してもらいたいから、是非とも頑張ってもらわないとね。
2008年10月16日
お茶目なサフィン
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先週ロシアはモスクワで開催された『ATPクレムリン・カップ』の1回戦で、こんなおっちょこちょいな珍事を起こした選手がいたの。
サフィンは、ノアム・オクンと1回戦を行い、試合は両者譲らない接戦となり、もつれた第3セットの第10ゲームでサフィンがオクンのサービス・ゲームをブレークしたの。
その時、サフィンが5ー4とリードしていたから、もちろん試合は、サフィン6ー4で勝利して終わったの。
え???サフィンが握手を拒否?!?!って思ったその時、主審が試合終了をサフィンへ告げると、驚いた顔をしながら&バツが悪そうにコートへ戻り、ネット上でオクントと握手を交わしました。
サフィンは、その時6-5でコート・チェンジだとすっかり勘違いしちゃっていたようです。
アメリカを中心に行われているシニア・ツアーの『アウトバック・チャンピオンズ・シリーズ』に出場を予定したいたマーク・フィリプーシスだけど、膝の怪我の状態がまだ試合をこなせるまで回復していないと言う理由で、欠場を申し入れたの。
このツアーは、ジム・クーリアが中心となって主催しているもので、2008年は8大会が行われているの。
このツアーは、引退した選手が中心なんだけど、現役でも30歳を越えると出場資格があるの。
そのステップとして、去年の10月にこのツアーへ出場をして、3位決定戦でジョン・マッケンローに敗れて4位で終わったのよね。
1999年8月にはランキング8位にまで行った実力者だけど、このまま復活することなくツアーを去ってしまうのかしら?
復活に掛ける彼だけど、年齢的にも厳しくなってくるし、何より精神的に辛くなってくるのも事実。
2008年10月15日
それでは先週の日本人選手の活躍です
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先週の日本人選手の活躍です。
はい、男子ではスウェーデンで行われた『ストックホルム・オープン』では、ご承知のように錦織圭選手が見事ベスト4入りを果たしました。
同じく体調を崩してしまったマリオ・アンチッチの棄権から、準々決勝を不戦勝で勝ち上がるラッキーもあったけど、運も実力のうちですよね。
その勝ち上がりで、77位のランキングを66位へとジャンプ。
今週はウズベキスタンで行われている12万5千ドルのチャレンジャーに、第8シードで添田豪選手が出場してます。
女子では、オーストラリアの2万5千ドルのサーキットでは、手塚玲美選手は2回戦敗退だったけど、第7シードの瀬間友里加選手は見事ベスト4入りを果たしましたね。
今週は国内で2万5千ドルのサーキットが行われて、第2シードに米村知子、第6シードに飯島久美子、第7シードに波形純理、第8シードに米村明子選手などが出場してます。
みんな頑張ってね~~~!!!
2008年10月14日
ボイコット?&ダベンちゃん引退???
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先週行われたロシアはモスクワでの『クレムリン・カップ』で、ロシア人選手が来シーズンのツアーをボイコットするかも宣言をしてたの!
先週まで行われた『クレムリン・カップ』は、ティア1大会と言うグランドスラムの次に位置する大会だったけど、来年からはもっと下のレベルに降格されてしまうの。
「もし、WTAが私達の意見を聞き入れてくれなかったら、来年のツアーをボイコットすることだって考えているの。」って語るのは最新ランキングで自己最高位の2位にアップしたディナラ・サフィーナ。
「来年のクレムリン・カップには、トップ10から2選手しかエントリーできないって言われたわ。もし、現在1位のヤンコビッチやセリーナとかヴィーナスが出場を表明したら、トップ10にいる地元出身のロシア人選手は一人も出場できないなんてナンセンス。トップ選手は指示された大会に出場しなければならなくて、ランクの低い選手は好きな大会に出場していいなんて、不公平よ!」と、スベトラーナ・クズネツォワも怒りを露にしてました。
今年は賞金総額134万円のティア1大会だったけど、来年は100万ドル大会へと降格。
大きな大会へトップ選手を出場させたいって意向から決められた規則だと思うんだけど、そうなると、トップ選手がた~っくさんいるロシアでの大会には、地元優勝を狙うトップ選手が出場できなくなっちゃうのよね。
出産後、見事なツアー復帰を果たしたリンゼイ・ダベンポートだけど、今年はこれまでわずか8大会出場に留まり、ウィンブルドンの2回戦を棄権してからは、地元のUSオープンに出場しただけ。
どうしちゃったのかな~って思っていたんだけど、彼女のエージェントの話だと、年初にオークランドの大会で今年は見事に優勝していたけど、来年は連覇を狙うことなく出場する意志がないんだって。
もちろん、公式な引退表明はまだされていないけど、このコメントで“引退”なんじゃないかってささやかれ始めたの。
2008年10月13日
クルム伊達選手、世界へ!?
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“やっぱり”と言いたいようなことが・・・。
当の本人のインタビューなんかを聞いても、徐々に視野が国内大会のみに留まっていなくなってるな~って言うのが、見え隠れしていたのは事実ですよね。
東レPPOやAIGジャパン・オープンを経験することで、世界のトップ100~トップ50クラスの選手との試合をする機会に恵まれ、それが自信に繋がったり、それくらいのレベルの選手と今後も試合をすることで、更に自分のレベルを上げることも可能だって言う、感触を掴んだことで、「もっとやりたい」と言う気持ちが生まれても不思議じゃないわよね。
Pinkyも、来年の年明けには、クルム伊達選手はきっと南半球にいるんじゃないかな~なんて、徐々に思い始めてたし、今のランキングでも全豪オープンの予選出場は可能だからね~。
実力的にはトップ100入りは可能だと踏んでるPinkyは、現在の日本人のランキングではトップ100には杉山愛選手ただ一人。
実力主義のプロの世界で、そこまでの実力があるのなら、当然ありでしょ!!!
来週の台湾大会は、ITFのサーキットながら、10万ドル+大会って言うのは、サーキットの一番上の大会で、いわゆる、WTAのティア4の次のレベル。
現時点での出場予定選手は、トップ100から2名、トップ200から11名とレベルの高いもの。
さ~、どうなることでしょう。
2008年10月11日
サンプラスのエキジビション
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昨日マルチナ・ヒンギスのエキジビションについてお伝えしたけど、ピート・サンプラスも年末にエキジビションを行うんだって。
12月14日に予定されているそのエキジビションは、現役選手のジェームズ・ブレークと、ルイジアナ州立大学で行われて、ハリケーンで大きな被害を受けた近辺の人達への基金として行われるんだって。
14回ものグランドスラム優勝を誇るサンプラスは、2年前にもこのエキジビションに出場し、ハリケーン・カテリナとリタの被害にあった人達を助ける基金に協力していたの。
最近では、ロジャー・フェデラーともエキジビションを行ったり、シニア・ツアーへも積極的に参戦して、精力的に活動しているサンプラス。
ブレークも、オフ・シーズンに、こうしたチャリティー・イベントに出場するなんで、彼の性格を表しているわね。
あ、昨夜行われる予定だった『ストックホルム・オープン』の錦織圭君の準々決勝だけど、対戦相手のマリオ・アンチッチの体調不良で不戦勝でベスト4入りを決めましたね。
もちろん、地上波での放送はないけど、急遽、GAORAが試合を放送してくれることになったのよね。
詳しくは、GAORA公式ホームページか、ここをクリックして下さい。さ~、楽しみね。
2008年10月10日
ヒンギスがコートへ
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マルチナ・ヒンギスがコートに戻ってくる???それは『Esurance Tennis Classic』って言うチャリティ・イベントで、その収益金は、乳がん、前立腺がん、市内の子供達のスポーツ振興へ使われるんだって。毎年開催されているこのイベントには、今年はヒンギスを始め有名な8選手が出場するの。
女子では1994年のウィンブルドン・チャンピオンのコンチータ・マルチネス、ウィンブルドンのダブルス・チャンピオンのコリーナ・モラリュー、バルセロナとアトランタ五輪でダブルス金メダルを獲得したメアリー・ジョー・フェルナンデス。
男子では、グランドスラムでは9回のダブルス優勝を飾ったリック・リーチ、全仏オープンのダブルス・チャンピオンのマーフィー・ジェンセン、現在は名コーチとして知られるブラッド・ギルバート、まだ現役を続けているジャン=マイケル・ギャンビルと、そうそうたる顔ぶれ。
このイベントにはかつて、トレーシー・オースチンやマルチナ・ナブラチロワ、ウェイン・フェレーラ、ヤナ・ノボトナなともプレーしていたんだって。
現在28歳のヒンギスは、禁止薬物使用の罪に問われ、2年間のツアー出場停止処分中なのは有名よね。
「前回の復帰は、本当に戻りたいって強い気持ちがあったの。そしてツアーをまた回ってもう悔いはないわ。プロとして2年間また生活することができた。遣り残したことはないわ。復帰できる頃には30歳近くになっているし、おそらく肉体的にも厳しくなってしまうでしょう。しっかり現実を見つめているつもりよ。」って、次の復帰を否定してました。
でも、今でもこうしてテニスと言うスポーツを愛していてくれて、チャリティ・イベントに出場してくれるなんて、やっぱり嬉しいわよね。
2008年10月09日
圭君、ベスト8入り
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スウェーデンのストックホルムで行われている『イフ・ストックホルム・オープン』に出場中の錦織圭君が、さっき2回戦のドミニク・フルバティ戦に臨み、6-1、1-6、7-5のフルセットで見事ベスト8入りを果たしました。
昨日のブログで、“今夜、2回戦に登場”って書いちゃったんだけど、月曜日の1回戦から2日間のオフがあって、木曜日に2回戦を行いましたね。
加えて、大会の画像を見たら、膝にテーピングをしてて、どうしたのかな~って思ったら、スウェーデン入りしてから、体調不良に加え、膝に痛みも出始めちゃったらしいの。
この日は、第1セットをあっさり先取したから、体調も良いのかなって思ったら、第2セットは逆にあっさり取り返されちゃって、もしかしたら膝の痛みが悪化しちゃったのかな~って、「棄権」の文字が頭をよぎったけど、何とかフルセットで勝利を収めてくれました。
フルバティは現在はランキングこそ396位と落としているものの、これは右ひじ痛のために思うように試合ができずにいたからなの。
昨年の今頃は、ほどんどポイントを稼いでいなかった圭君だから、この大会のポイントはすぐにランキングに反映されるはず。
そして準々決勝は本当にたった今、圭君の試合の次に行われて試合が終わった、第2シードのマリオ・アンチッチと対戦。
アンチッチは、今年はウィンブルドンでベスト8入りを果たすなど、復活を感じさせたわ。
2008年10月08日
恒例ののといきたいけど・・・
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先週の日本人選手・・・と行きたいところですが、先週はAIGジャパン・オープンでたくさんの日本人選手が出場してましたね。
男子は何と言っても、現在世界で人気の錦織圭選手に注目が集まりましたよね。
その錦織選手は、1回戦、2回戦と順調に勝ち上がったけど、3回戦では尊敬するリシャール・ガスケに圧倒されてしまいましたね。
ベテランの鈴木貴男選手も、このジャパン・オープンへ向けて調整してきただけあって、2回戦も第15シードのシモン・ボレッリをフルセットの接戦で下して、3回戦へ進出しました。
予選では24選手中8選手が日本人選手で、5選手が初戦を突破しました。
錦織選手より1つ上のファン・マルティン・デル=ポトロ選手は、錦織選手を圧倒したガスケをフルセットで下して見事決勝進出を果たして、ウィンブルドン後にツアー初優勝を飾ってから、4大会連続優勝を上げる勢いそのままに、5度目の優勝なるかと思われたけど、準決勝でアンディ・ロディックを大接戦の末に破ったトーマス・ベルディフの勢いを止めることはでいなかたわね。
この優勝でベルディフは27位から21位へ、準優勝のポイントが付いたデル=ポトロは、12位から9位とトップ10入りを果たしました。
今週は、チャレンジャーやフューチャーズ出場の日本人選手はおりません。スウェーデンのストックホルム・オープンには、錦織圭選手が出場してます。今夜2回戦に登場です。
ジャパン・オープン女子の予選では32人中半分の16人が日本人選手で、初戦を突破したのは9人。
本戦でも、藤原選手はペトラ・チェトコフスカを、不田選手はポーリーン・パルメンティエを下して2回戦まで進出しました。
でもダブルスでは、中村藍子選手と組んだ森田選手のペアーは、2回戦でクルム伊達&藤原ペアーをフルセットで下して勢いに乗り、見事決勝進出を果たしました。
予選では、ジュニアから奈良くるみ選手が主催者推薦で出場してたけど、初戦で当時ランキング102位のメン・ユアンをストレートで下すなど、将来を期待させるプレーを見せてくれましたね。
本戦で優勝したキャロライン・ウォズニアッキ選手は、森田選手と同世代で、ジュニア時代もライバルとして戦っていた選手。
今週は、オーストラリアの2万5千ドルのサーキットに、第7シードで瀬間友里加、手塚玲美選手が出場してます。
2008年10月07日
ゴシップ、色々・・・
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10月2日のブログで、引退したジュスティーヌ・エナンの幸せそうな現状をお伝えしたばかりだったけど、彼女に関するちょっと悪いニュースが転がり込んできたの。
まずは10月1日の記事では、実の兄であるトーマス・エナンが横領、着服の罪に問われたと言うの。
トーマスは罪を認めているらしいんだけど、お金は中古車購入にあてたってことらしいわ。
そして同じ雑誌の10月4日の記事では、当のジュスティーヌが、長い間傷めていた膝の手術を受ける決断を下したんだって。
10月3日のブログで紹介した、今季の全てを休養に当てるって発表したマリア・シャラポワだけど、新しい彼氏ができたらしいの。
先週、10月2日から5日まで行われたATPのシニア・ツアーである『ブラックロック・ツアー・チャンピオンシップス』のオランダ大会に、エブゲニー・カフェルニコフが初出場したの。
その後彼は、ポーカーに明け暮れたりゴルフを趣味で行ったりと、引退後は人生を自由に謳歌していたの。
ハールハウスが、大会出場への歓迎の意を表すと、確実に体重を増している様子のカフェルニコフは、「もう何年ぶりかな?」とおどけて見せたわ。「試合に必要なものをちゃんとバッグにしまったかい?しっかり覚えてるかい?」って質問にも、「ラケットとシューズと・・・多分忘れ物はないはずだよ。」って愛嬌たっぷりに答えてました。
ちょっと・・・いや、かなりかな?・・・ふくよかになったカフェルニコフは、マイケル・チャンにストレートで、ハールハウスにはフルセットで、ゴラン・イヴァニセビッチにもストレートで敗れ、勝利を上げることはできませんでした。
それでも、こうして元気な姿をファンの前に見せてくれること自体、ファンは大感激だったんじゃないかしら。
今日はゴシップ・ネタ、あれこれでした。
2008年10月06日
変な反則
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9月19日から21日にクロアチアで行われた、男子国別対抗戦、デビスカップのワールドグループ入れ替え戦のクロアチア対ブラジルの一戦で、これまでにない反則があったの。
ハードコートのサーフェースの速さには、ある程度の基準が設けてあるらしく、今回の場合は、その速さが基準値より若干オーバーしていたことで、クロアチアにペナルティとして、デビスカップ・ポイントを2千ポイントの減点と罰金が科されたんだって。
その試合に4勝1敗で勝ったクロアチアが、来年のワールドグループへの昇級が決まったんだけど、もちろブラジルはそれを不服として、その試合の結果を無効とする申し立てを行ったらしいんだけど、それは受け入れられなかったみたいね。
ただクロアチア・テニス協会会長のマリナ・ミヘリッチ女史は「そのペナルティは納得がいかず、受け入れ難い。なぜなら、試合の3日前にITFがスピードをチェック済みで、その時実際若干オーバーしてはいたものの、コートを塗り替えるには試合を延期するしかなかったし、プレーに支障をきたすまでのものではないと判断されていたからなの。それに、故意的にサーフェースを速くしたわけでもないもの。」と、この結果に怒りを表しておりました!
コートの速さ違反なんて、ITFもこれまでにあまり例のないことだけに、ちょっと対応に困ったかもしれないわね。
でも、その基準値となる速さってどれくらいなのかしらね?その具体的な数字は載ってなかったんだけど、もちろん、。計測方法も決まっているはずだし、ボールの種類によっても多少の違いが出るから、その辺もしっかり決まっているんでしょうね。
2008年10月05日
ヨハンソンのチャレンジ
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来週、スウェーデンで開催される『ストックホルム・オープン』で復活へチャレンジする選手がいるの。
そんな彼が、復帰へ向きえてチャレンジするんだって。
「肩の具合はすっかり良くなっているんだ。大会の主催者からまた戦ってみないかって言われた時は、それがすごくエキサイティングなチャレンジだなって感じたんだ。この大会は、祖国での試合でもあるし、素晴らしい雰囲気の会場だし、自分にとってかなりスペシャルな大会なんだ。」って、出場への高揚した気持ちを語っておりました。
ヨハンソンは、2004年にツアー初優勝を上げて、2005年には2回の優勝を飾り、トータル3度のツアー優勝を果たしたの。
198cmの長身から放たれる、強烈なサーブが武器だった彼だけど、2005年7月を最後に肩の治療のためにツアー離脱を余儀なくされちゃったのよね。
今シーズンは、このストックホルム・オープンがもちろん初めての大会出場で、試合後にまた精密検査を受けて、肩の状態をチェックしてから、来シーズンへ向けて的確なトレーニングを計画して、2009年の少なくとく後半は、フルに出場できるような体作りをしたいって考えてるそうです。
今年の7月に26歳になったばかりだし、まだこれからの可能性に掛ける彼の復帰への思いを応援してあげたいわ。
そのストックホルム・オープンには、日本期待の錦織圭君も出場してます。
ランキング的には低い圭君だけど、テニス・ファンの方々は、彼の実力をしっかり知っているってことよね。
2008年10月03日
復活への休養
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今シーズン、とうとう世界ランク1位の座をラファエル・ナダルに明け渡したロジャー・フェデラー。
『フェデラー・エクスプレス』と言われた彼の他を圧倒する強さは、最近では「いつ陰りがでるのか?」と言う憶測へと変わって行ったのも事実。
今回の欠場は、そんなフェデラーの、王者復活への意気込みかららしいの。
「こうしてまた健康になれたことには、喜びを感じているよ。でも、この先もう数年間は、まだトップでプレーしていきたいし、また世界ランク1位へ返り咲きもしたい。そうするためにも、的確な休養が必要だし、残り少ない今シーズンと来シーズンを100%の状態で迎えたいんだ。」と、力強く語っておりました!
今季最後のグランドスラムだったUSオープンで、“やっと”って感じでメジャー大会での優勝を果たしたフェデラーは、すでに出場権を獲得しているツアー最終戦でも、強豪を押さえて優勝を飾って、来シーズンへ弾みをつけたいんじゃないかしら?
長い間君臨した1位の座を明け渡したことで、彼のテニスへのモチベーションが下がってしまわないか心配だったPinkyだったけど(大きなお世話ね!
一方、ちょっとがっかりなニュースも。
シーズン開始から絶好調だったシャラポワは、年初の全豪オープンを含め、ドーハ、アメリア・アイランドとタイトルを獲得して、なんと22勝1敗とハイスピードで走り始めたの。
「順調に回復に向かってはいるものの、完治までには自分で思っていたより、はるかに時間が掛かってしまっているの。だから、サポートしてくれている周りのみんなと相談して、今シーズンはこれ以上プレーすることを止めようと言う決断に至ったの。」と、シャラポワ自身が現状を語ってました。
シーズン獲得ポイントの上位8選手のみが出場する、ツアー最終戦へのレースでは、現在6位にいるシャラポワ。
シャラポワはその最終戦である『ソニー・エリクソン・チャンピオンシップス』は、2004年から2007年まで毎年出場していて、2004の優勝を始め、2007年の準優勝、2005年と2006年のベスト4と、常に好成績を収めていたの。
でもこの両者、前向きな欠場表明だし、現状が重症とかじゃないのもだから、プレーが観れないのは残念だけど、次に出場する試合まで暖かく見守ってあげましょうね。
2008年10月02日
エナンのアカデミー
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今年の5月に突然の引退を発表して、女子プロ・テニス界から去って行った、当時ランキング1位のジュスティーヌ・エナンは、ジュニア時代からずっとコーチとして指導してくれた、カルロス・ロドリゲス氏と共に、フロリダに自身のテニス・アカデミーを開校したの。
『シックスス・センス・テニス・アカデミー(6th Sense Tennis Academy)』と称されたそのアカデミーは、エナンがまだ現役だった、約1年前に祖国のベルギーで第1校が開設されたの。
フロリダはオーランドの北西約48kmに位置する約4千平方キロメートルの広さを持つミッション・イン・リゾート&クラブに開かれたそのアカデミーは、ロドリゲスを始めとする優秀なコーチ陣を有し、アカデミーの校長には元プロ選手のアレン・デ=ヴォスが就任しているの。
9月最後の週末に行われたオープニング・セレモニーでは、エナンとロドリゲスのミニ・テニスが披露され、それは特にコーチ陣へ対するものだったんだとか。
「このアカデミーは、選手としての技術向上は元より、個人としての人間性の育成にも努めるための場所でありたい。」と語るのはロドリゲス。
そのアカデミーの公式ホームページは、下のURLをクリックしてみてね。
www.6senstennisacademie.com.
2008年10月01日
国内大会で活躍期待!!!
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先週の日本人選手です。
と言っても、日本を始めアジアの国々で大会が行われているので、日本人選手もそれにチャレンジしてますね。
韓国で行われた韓国オープンでは、予選を勝ち上がった藤原里華選手が1回戦で、同じく予選上がりの森田あゆみ選手が2回戦敗退でした。
今週はもちろん、東京は有明でAIGジャパン・オープンに出場してますね。
男子でも添田豪選手がチャイナ・オープンに出場してました。
今週は男子もAIGジャパン・オープンで日本人選手が頑張ってますね。
今年は男女同時開催の最後の年だけに、男子も女子も日本人選手が上位進出してもらいたいわ~~~!!!













