2008年10月21日
杉山選手、ペアー解消!

一日一回クリックしてねん


今週のリンツでの大会に、カテリーナ・シュレボトニックと組んだダブルスで、ツアー最終戦への切符を狙う杉山愛選手。



先々週のモスクワでのクレムリン・カップで、ナディア・ペトロワと組んで優勝したシュレボトニック。



で、当の杉山選手はと言うと、かつて組んでいたダニエラ・ハンチュコバとまたペアーを組むらしいわ。


そう言えば今年も、インディアンウェルズで久々に組んで出場してベスト4入りを果たしているのよね。



10月14日のブログに書いた、ディナラ・サフィーナてかの、ボイコット発言。


「もちろん、トップ選手達の健康面を考慮しての改善には、嬉しく感じているわ。でも、まだまだ改善の余地があると思うし、最終的な結論がでるまでは、納得できない。」とサフィーナは厳しい口調で語っておりました。

ツアーを回る選手は、トップだけでも数十名いるわけで、その全ての選手の意見を聞いてみんなが納得するような方法なんて、正直難しいものよね。


サフィーナと共に、ロシア女子テニス界を引っ張るスベトラーナ・クズネツォワだけど、これまで長年コーチをしてくれたステファン・オルテガとの契約を打ち切って新にオルガ・モロゾワをコーチにすることにしたんだって。

1974年の全仏オープンとウィンブルドンで準優勝を飾ったモロゾワは、当時ソビエト連邦だったロシア女子テニスの先駆者の一人。



現在23歳のクズネツォワは、お母さんは6回もの自転車競技の世界チャンピオンで、20個もの世界記録保持者で、お父さんも同じく自転車競技の選手で、その後はコーチとしてシーズン・オフにはスペインはバルセロナでトレーニングをサポートしていたの。

そのバルセロナへ15歳でテニス留学したクズネツォワは、サンチェス・カサール・アカデミーで練習をすることになり、オルテガを始め、エミリオ・サンチェスやセルジオ・カサールにも師事を仰いで、2年後にはジュニア・ランキングで1位となり、順調にトップ・プロへと成長して行ったの。

ロシアはサンクトペテルブルグ出身の彼女は、今後は拠点をスペインではなく、地元ロシアに置くことにしたため、ロシア人コーチを探していたらしいわ。


「プロになる前から、ずっと同じコーチの元でプレーしてきたので、コーチを代えること自体、とても不思議な気持ちだわ。でも、先へ進むためにもこの決断が成功することを願うわ。」と、心境を語っておりました。

