2007年09月29日
いよいよAIGジャパン・オープン

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今日からジャパン・オープンの予選が始まりましたね。



予選には女子は17人、男子は11人もの日本人選手が出場してます。



鈴木貴男選手は、左肩の怪我からの復帰戦となった去年のジャパン・オープンで、見事ベスト8入りを果たして、ロジャー・フェデラーと互角の戦いを見せてくれましたね。




何と言っても日本期待の若手、錦織(にしこうり)圭君も主催者推薦で本戦から出場してますよね。



その他、添田豪選手と岩渕聡選手も主催者推薦をもらって本戦からの出場ね。


フェデラーの欠場は、本当に本当に本当に残念だけど、それでもまだまだ見所満載なジャパン・オープン。


2007年09月28日
テニス界の八百長疑惑

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男子テニス界に八百長疑惑・・・?!?!

すでにニュースにもなっている、ニコライ・ダビデンコの疑惑が終局を迎えようとしているのに、いったい何事???

まずはそのダビデンコ事件(?)って言うのは、7月はポーランドのソポトでの大会で、トップ・シードで出場していたダビデンコが2回戦途中で棄権を申し入れて敗退した試合に対して、わざとではないかって疑惑がもたれて彼は身辺調査をされる結果になったの。


で、今回飛び込んできたウワサって言うのが、現在飛ぶ鳥を落とす勢いの若手、ノヴァーク・ジョコビッチが去年のロシアはサンクトペテルブルクの大会で負けて欲しいと金銭を提示されたって話しなの。


テニス関係者によると、「テニスと言うスポーツはこのような八百長がしやすいスポーツの1つ。しかも、そのような八百長集団から選手達が全く守られていないのが現状。そしてそのほとんどがロシアのマフィアが背後にいるケースが多い。多額の金銭が動いている世界でもかなり大きな組織。」って語ってました。


こんな過去を暴露した選手もいるの。


同じくベルギーの選手で、昨年自己最高の85位に行ったディック・ノーマンもこう語るの。


トミー・ハースは「スポーツの勝敗で賭けが行われているのは、テニスだけじゃないし、世界各国で行われていることだ。でも、そんな八百長を持ち掛けるような人たちから大会側は選手をもっと守るべきじゃないか。」って、今のテニス界のあり方にも問題提示してるわ。

一生懸命頑張っている選手がたくさんいるなかで、八百長なんかやっていたら努力している意味がなくなっちゃうわよね。



2007年09月26日
先週のチャンピオン

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先週の北京大会で、ティア2では初優勝を飾った若干18歳のアグネス・サバイちゃん。


しかも、決勝戦はマッチ・ポイントをしのいでの優勝。


ヤンコビッチも「勝ったな」って気持ちがどこかに沸いてきて、逆にサバイは捨てるものがなくなって、良い意味で開き直ったのが同じタイミングで起こったのかもしれないわね。



「マッチ・ポイント握られた時も、全然負ける気がしなかったわ。そのポイントをどうしのぐかしか考えていなかった。」って語るサバイちゃんの、1ポイント、1ポイントへの集中が勝っての勝利だったんじゃない!

これでランキングも20位とトップ20入り。




「彼女とは初対戦だったし、何が起こるか全く予想が付かないものね。彼女はこのところ急速に成長してる若手。まだまだ可能性をたくさん持っているわ。今後も彼女から色々なニュースを聞くことになると思うわ。」ってヤンコビッチも脱帽してました。

インドはコルカタのティア3大会では、マリア・キリレンコが約2年ぶりの優勝を飾ったわ。



「去年は何度もコーチを代えて、色んなことに一生懸命トライしたけど、全く成績が付いてこなかったの。今のコーチはパーフェクトよ。彼とはウィンブルドン前から組み始めて、その後のアメリカ・シーズンでも結果を出せるようになって、徐々に調子が戻ってきたわ。練習もハードだし、意思の疎通も完璧よ。だから彼とこの優勝をお祝いしたいわ。」
って、コーチに感謝しきりだったわ。



2007年09月26日
先週の日本人は???

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はい。日本人の活躍で~っす!!!

先週の女子は、国内でつくばの2万5千ドルのサーキットが行われました。




ダブルスは、第3シードの岡&菅野ペアーが第2シードの浜村&前川ペアーをストレートで下して優勝しました。


今週も広島で1万ドルの大会が行われてます。第1シードに瀬間(詠)、第2シードに久見香奈恵、第4シードに加藤茉弥、第6シードに前川、第8シードに山本麻友美が出場してます。

男子も札幌で1万5千ドルのフューチャーが行われてました。



ダブルスでは第1シードの石井&近藤ペアーと第4シードの畠中&宮崎ペアーの対戦で、第4シード・ペアーがフルセットを13-11(10ポイント先取のスーパーターブレーク)で制して優勝しました。おめでと~~~!

インドネシアの1万ドルに出場の宮崎選手は1回戦、竹内選手は2回戦で負けちゃいました。

デビス・カップは・・・惜しかったですね~。



今週もチャレンジャー大会に出場の選手はおりません。インドネシアの1万ドルには引き続き竹内選手が出場してます。



今週発表のランキングでは、先々週の大阪でのフューチャー大会のポイントが加算されてランキングを上げた選手がいます。


2007年09月24日
成績と恋愛

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8月16日のブログでお伝えしたけど、マルチナ・ヒンギスが婚約者でATPツアー選手のラデック・シュティエパネックと婚約を解消したわよね。



それを表すかのような、ヒンギスの成績。




3月後半のインディアン・ウェルズでは4回戦、4月のマイアミでは3回戦。



これまでも、色んな男性と浮名を流してきたヒンギスなんだけど、プライベートで素敵なボーイフレンドがいないと、テニスの調子も狂っちゃうって感じなのね。



2007年09月23日
もう1つのドリーム・マッチ

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金曜日のブログで、伊達公子さんがシュテフィー・グラーフとガブリエラ・サバティーニと、来年の3月に有明でエキジビション・マッチをするってお伝えしたけど、男子でも豪華&夢のようなエキジビションが行われるの。

それは、今年最後のグランドスラムであるUSオープンで見事4連覇を達成して、グランドスラムでは12個目のタイトルを獲得した世界1位のロジャー・フェデラーと、14個ものグランドスラム・タイトルを手にした、元ランキング1位のピート・サンプラスと言う、夢のまた夢のような対戦なのよ。

まずは、11月にインドネシアはクアラルンプールで行われるの。



「ロジャーは、正に最高の人物さ。テニス選手として優秀なのは言うまでもないが、コートの中でも外でも、彼の振る舞いは人間として立派なもの。ジェントルマンと言う言葉がぴったりの人間なんだ。クアラルンプールで彼と対戦することを本当に楽しみにしているよ。真剣にその試合に向けて練習をしているし、それまでに少しでも現役の頃の自分に近づけるように努力しているんだ。」
って、サンプラスもフェデラーの人柄の良さを語って、試合にはちょっと本気モードで臨むみたいね。



「ロスにある彼の家で、今年の始めに一緒に練習をしたんだ。彼のテニスは未だに素晴らしかった。テニスの質はかなり高いものだったよ。テニスと言うスポーツのためにも、大勢の人の前でプレーするべきだって、二人とも思ったんだ。長年に渡って彼がテニスを通して行ってきた功績を考えると、そんな偉大な選手と試合ができるなんて光栄としか言い様がない。十数年にも渡って多くの試合に勝ち続けて、素晴らしいスポーツマンシップを披露してくれた彼の偉大さを感じるよ。」
そのインドネシア独立50周年を記念するイベントは、フェデラーとサンプラスのエキジビションの他に、ラファエル・ナダルとリシャール・ガスケのエキジビションも行われるんだって。


このエキジビションの反響の凄さからなのか、来年もフェデラーとサンプラスのエキジビションが行われることが決まったんだって。


これにもきっと全米からはもちろん、世界各国から観客が押し寄せるんじゃないかしら?




2007年09月22日
シニアも元気ですよ!

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男子ATPツアーの1つである、『ブラック・ロック・チャンピオンシップス』。



そのツアーはATPと同じく、シーズン最後(12月)にブラックロック・マスターズって言う、年間のポイント上位選手のみによる大会があるんだけど、その大会を含めて、年間11大会だったの。


大会主催者は、ビヨン・ボルグの参加を発表していて、その大会の目玉にするらしいわ。



そのクエルテンなんだけど、臀部の怪我でかなり苦しんでなかなかツアーにフルに復帰するには至っていないのが現状。



2004年の2月の優勝以来、タイトルからも遠ざかっていて、ランキングも661位にまで下がってる彼だけど、こんなコメントをしてました。

「今のゴールは、自信を取り戻すこととシングルスの試合で思ったようにプレーができるようになること。来年もそれを目指して高いレベルで試合ができるように頑張るつもりさ。もしそれができなかったら、テニス人生に終止符を打って他に何かすることを探すよ。今の目標はテニス選手として少しでも長くプレーを続けることなんだ。」って、抱負を語っておりました。

その大会と平行して主にアメリカで行われるシニア・ツアーが、ジム・クーリアなどが主催している『アウトバック・チャンピオン・シリーズ』。


10月にテキサスはダラスで行われる6回目の大会には、1987年のウィンブルドン・チャンピオンのパット・キャッシュ、1992年バルセロナ五輪のダブルスの銀メダリストのウェイン・フェレーラが参戦することが決まったんだて。

他にはクーリア、マッケンロー、マッツ・ウィランダー、マーク・フィリプーシスらが登場する豪華な顔ぶれなの。


2007年09月21日
引退

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今日、2連チャンでブログを書いているのは、Pinkyにとって感慨深い選手が引退するって言うニュースが入ってきたからなの。



彼女は、ジュニア時代は特別注目された選手だったわけじゃなかったんだって。



でも翌年の2001年に白血病と診断されてツアーから姿を消してしまったの。


「本当に多くの方々からのサポートには驚いたの。自分からは全く知らない多くのファンからだったり、それまではほとんど交流のなかった選手達からも。病院に缶詰にされているなかで、どれほどの人達が応援してくれているかって言うのは、本当に心に染み渡ったの。あの思いはこれから先、一生忘れないわ。」
辛い闘病生活を乗り越えて、1年3ヵ月後に見事な復活を遂げたわ。

「1年前は髪も抜け落ち力もなく、これからどうなってしまうのかさえ分からない状態だった。でも、ツアーに復帰したことは、人生最大の功績だし、白血病に打ち勝ってプロとしてまたコートに立てたことは、最も誇りに思える瞬間だったわ。」
でも、その後も肩を痛めて手術をしたりと、怪我に泣かされることが多くなって、シングルスでのプレーを断念して、ここ数年はダブルスを中心に世界を転戦していたの。

Pinkyが忘れられないのは2005年の全豪オープン。



そんなダベンポートを見てモラリューはダブルスを棄権してもいいと思ったの。



その感動の模様は、Pinkyがここのブログの前に書いていたブログの2006年4月26日のブログに詳しくお伝えしているので、是非そちらも見て下さいね。


そのモラリューとダベンポートの熱い友情に当時Pinkyも涙したのを覚えてます。


「テニスの世界には、プレーをする以外にもそのテニスに関わりながらできる仕事があるの。テレビの仕事もそうだけど、何かテニスに携わる仕事をして行きたいわ。こんなに長い間ツアーにいたおかげで、たくさんの選手とも交流がもてたし、いろんな人とも知り合いになれたわ。」
と、これからもテニスの世界で仕事をしていきたいって思っているみたい。


「白血病との闘いは人間的にも成長できた。新しい人生をもらった気分。もちろん、その病に犯されてしまったことは、幸運とは呼べないけど、その病と戦ってそれに打ち勝つことができたことは、この世界にある何にも比べることができないはずだわ。」
第2の人生も、力強く生きて行ってね!!!

過去ブログ参照:2006年4月26日(ここをクリックしてね)
ツアーレポート参照:2005年の全豪オープン(ここをクリックしてね)
2007年09月21日
伊達さんがコートに!

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昨日のtenniss365のニュースにもなってたけど、日本を代表するテニス選手だった伊達公子さんが、来年3月にエキジビション・マッチを行うんだって。


3月15日に有明で行われるそのエキジビションで対戦するグラーフは、377週ランキング1位を記録して、WTA史上ナンバー1の選手で、現役当時の伊達さんとの対戦成績は1勝7敗。


その年を最後に現役を引退した伊達さんだったんだけど、2002年のジャパン・オープンでメアリー=ジョー・フェルナンデスとのシングルスのエキジビション・マッチが組まれて、それに向けて練習を重ね、「もしかして復帰???」なんて思わせた矢先、その試合に先駆けてトヨタ・プリンセス・カップにダブルスで出場した試合中にアキレス腱を断絶する大怪我を負ってしまい、エキジビションも復帰もすっかり流れてしまったのよね。

でも、そのダブルスでは佐伯美穂選手と組んでいたんだけど、対戦相手は当時ダブルスではトップのブラック&リホフツェーワ組だったの。



来年の試合の時には、37歳の伊達さんとサバティーニ、グラーフが38歳。




2007年09月20日
テニス人生後の生活

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彼が最初にその街に訪れたのは2002年。



「僕もコーチのアントニオも、テニス選手としての人生が終わってから、何かしなければならないって考えてたんだ。それでホテルを建てようかって考え始めたのさ。それには僕のテニス・アカデミーの近くがいいと思っていて、この街なアカデミーから15分と、文句なかったのさ。」
大会に出場するために、世界を転戦しなければならない彼とコーチに代わって、フェレーロの友人でもある建築家のルイス・サンドラに全てを任せたんだって。


もちろんテニスコートもあるし、フィットネス・ルームやジャクジ、プールはもちろん、2つのレストランでは世界のあらゆる料理が楽しめるんだってよ。



「テニス選手としてのキャリアは短い。僕達はその後の将来のことも考えなきゃならないんだ。ホテルの次の新しいビジネスも考えないといけないね。故郷のバレンシアに大きなジムでも作ろうかな。まあ、これから考えるよ。」
って、まだまだ実業家としての野心は衰えていないようね。


ホテルのサイトは下のURLをクリックしてね!

http://www.hotelferrero.com/
2007年09月19日
すっかり母親のダベンちゃん

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そこで彼女のコメントをいくつかご紹介しましょう。


「ツアーに戻ってくることには本当に興奮しているわ。正にチャレンジだし、今週どんなプレーができるか自分でも楽しみなの。母親になって、自分の生活は一変したわ。でも、まだまだテニスができるって思えたし、テニスと言うスポーツへの情熱のようなものは、決してなくなったりはしなかったの。」
って、31歳の彼女は新しいスタートへ向けて、かなり前向きな気持ちでバリに来たようね。



「今大会がシングルスとしては復帰第1戦だった。自分の体がどのようにボールに反応するのか、全く分からなかったわ。でも驚きだったの。妊娠が私にマジックのようなパワーをくれたとしか思えない。(決勝戦の)第2セットでは、確実に疲れを感じてたわ。でも、第3セットではまた集中力を取り戻して、再びリズムを掴むことができたの。それが一番大切なことだった。」
って、自分でも優勝するとは思っていなかったみたいね。





ちなみに一番低いランキングで優勝したのは、2001年のバリでアンジェリーク・ウィジャヤが579位で初優勝を飾ったのでした。

2007年09月19日
恒例の日本人の活躍で~っす!

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は~い、先週の日本人の結果で~~~っす

女子は東京で5万ドルのサーキットがあって、日本人選手がたくさん出場してました。



でも、ダブルスではその波形選手と組んで見事決勝進出。


予選を勝ち上がってベスト4入りした藤原選手は410位のランキングを340位へとジャンプさせましたね。




今週もつくばで2万5千ドルのサーキットが行われていて、第1シードに久松、第3シードに岡本聖子、第4シードに米村明子、第5シードに浜村夏美、第6シードに飯島久美子が出場してます。近くの人は応援に行きましょうね~。

男子では大阪での1万5千ドル大会で、ベスト8に茶圓鉄也、ベスト4には伊藤竜馬、石井弥起選手が進出。


ダブルスでは第1シードの石井&近藤大生組と第2シードの佐藤博康&畠中将人組の戦いとなり、2-6,7-6(7-1),10-6で第1シード・ペアーが優勝しました。

男子では今週もチャレンジャー大会の出場者はいません。


インドネシアの1万ドルには、竹内研人、予選を勝ち上がって宮崎靖雄選手が出所してます。

忘れてはなりません。




2007年09月18日
もう1つの最終戦

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インドネシアはバリで先週行われた『コモンウェルス・バンク・テニス・クラシック』では、ダベンちゃんが見事に復帰戦で優勝を飾りました。


2009年から新たに女子の大会が開かれるんだって。



大会は2009年11月3日から9日までの、最終戦の翌週に開催される予定で、20011年までの開催が決まったの。



ただこの期間は、2001年からバリで行われたレギュラー・シーズンでの大会が、この大会に代わってしまうらしいの。



そう。だったら、その選ばれし者になるために、シーズンを頑張って成績を収めればいいのよね。



2007年09月16日
ダベンちゃん、復帰戦で優勝

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ダベンちゃん、お見事でしたね~。



ベスト8入りしてから、すぐに来週のチャイナ・オープンの予選に向かった森田あゆみちゃんだったけど、スケジュールがきつかったのか予選1回戦で負けちゃいましたね。



そのチャイナ・オープンは、今週は男子の大会を行っているのよね。



ウィンブルドンの3回戦敗退以降、4大会連続初戦敗退とスランプに陥っていたゴンサレスだったけど、ここへ来て本来のプレーが戻ってきたんじゃないかしら?


ヨーロッパではまたクレー大会が行われていて、ルーマニア・オープンは上位シードが次々と敗退する波乱の大会となりました。



試合はこれから行われるけど、ランキング的にはシモンが圧倒的に有利だけど、地元の応援を一身に受けて、それをエネルギーにツアー初優勝を飾ることができるかしら?!?!

2007年09月14日
頑張るママ&ママのために頑張る!

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現在行われているインドネシアはバリでのコモンウェルス・バンク・テニス・クラシックでは、出産後初めてシングルス復帰したリンゼイ・ダベンポートがママさん選手として元気な姿を見せてくれてるわね。


「今日の自分のプレーには満足してるわ。ここ数試合は安定したプレーができているし。ただ、今日の試合の終盤はちょっと集中力を欠いてしまって、ミスが目立ってしまったけどね。同時に、どんな試合でもアグレッシブにプレーしようって心がけてもいるの。だから、ちょっとのミスは仕方がないのも事実なんだけど。1回戦、2回戦との気持ち良くプレーできたし、何も問題ないわ。」
って、自分に合格点を上げてました。



日本の中村藍子ちゃん&若手の成長株の森田あゆみちゃんもベスト8入りしてますね。



あゆみちゃんは、第2シードで元杉山選手のパートナーのダニエラ・チャンチュコバと言う、厳しい相手と対戦。


快進撃なのはあゆみちゃんと同じく予選を勝ち上がってベスト8入りした若干17歳のソラーナ・シルステア。


「パティはこれまで対戦してきた中で、一番ランキングの高い選手だった。だから、試合にはリラックスして良い雰囲気で臨めるようにしていたら、それが良い流れを作ってくれたみたい。本戦前の予選で、大会の雰囲気やコートにも慣れたのはかなり助かっていると思う。一戦一戦、良くなっているとも感じるしね。第2セット、リードしていたけど逆転されてファイナルへ持ち込まれたのは良くなかった。でも、ファイナル・セットも4-5と劣勢だったけど、“今日はママの誕生日なの。ママのためにも負けるわけにはいかないわ”って思って頑張ったわ。」
って、17歳らしいコメントをしておりました。



2007年09月13日
久々の「日本人の活躍」

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USオープン中の2週間お休みしていた「日本人の活躍コーナー」・・・って、そんなコーナーあったっけ?って感じだけど、USオープン中も各地で日本人選手は頑張っておりましたわ。

まずは8月20日からの週です。
男子3万5千ドルのウズベキスタンのチャレンジャーでは予選を勝ち上がった杉山記一選手は初戦敗退で、本村剛一選手は1回戦で第5シードを下したけど、フルセットで2回戦敗退でした。




女子ではイタリアの1万ドルのサーキットに単身出場していた岡田上千晶選手が見事優勝を果たしました。


で、8月27日からの週ではと言うと・・・
男子はチャレンジャー大会での出場はありませんでした。イギリスの1万5千ドルでは岩渕選手が見事優勝を飾りました。



女子は埼玉で1万ドル大会が行われて、ベスト8には北崎悦子、アナスタシア・マルホートラ、山本麻友美選手が入って、田中真梨選手は決勝まで勝ち進み準優勝でした。



先週は、男子はチャレンジャーの出場はなくて、ブルガリアの1万ドルに一藤木選手が引き続き出場したけど、またしても1回戦を途中棄権しちゃいました。

今週は大阪で1万5千ドルの大会がありますね。


女子は、京都の1万ドルでは、ベスト8に水野衣里子、萩本愛里、加藤茉弥が入って、決勝戦は岡あゆみと藤代春香の日本人対決になってフルセットの末、岡が初優勝を飾りました。

今週は東京で5万ドルの大会が行われていて、第1シードに波形純理、第2シードに久松志保、第4シードに瀬間友里加、第5シードに岡本聖子、第6シードに米村明子がエントリーしてます。みんな頑張ってね~~~!

忘れてはならないのが、男子は北京のグランプリ大会に、錦織圭君が予選を勝ち上がって本戦入りしてます。



2007年09月11日
USオープン、あれこれPart6

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USオープンも終わりましたね~。



3回戦で思わぬ敗戦を喫しちゃったマリア・シャラポワだけど、2回戦までの2試合ではわずか2ゲームしか落とさない快勝だったのよね。


「私の仕事はプロフェッショナルであること。常に対戦相手には敬意を示して、試合にはこれが人生最大のタフな試合になるだろうと思った臨んでいるわ。」って、楽勝した相手に気を使う(?)コメントしたけど、次の試合で負けるとは思ってなかったんじゃないかしら?

同じく3回戦で急成長中の若手、ヴィクトリア・アザレンカに敗れたマルチナ・ヒンギスは「これまでは何とか伸び盛りの若手には対処できたわ。でも、今の彼女達の成長振りは素晴らしい。お母さんにこう忠告されてたの。“気を付けなさい!”って。やっと分かったわ。目が覚めたわ。」

若手を甘くみていると、こうやって痛い目にあっちゃうのよね~。


女子ダブルスで優勝したナタリー・デシーは「信じられない。“またこのトロフィーを手にすることができるなんて信じられる?”って主人と話してたの。ディナラ(サフィーナ)と一緒に優勝できて本にう嬉しいわ」去年に続く2連覇を別のパートナーと成し遂げるなんて、さすがベテランね!

サフィーナは「去年に続く優勝を上げたナタリーが素晴らしいってことの証明じゃないかしら?誰と組んでも優勝できるなんて、彼女の実力の表れ!」って、直前にペアーを組もうとメールをくれた先輩プレーヤーのデシーに敬意を見せていたわね。

ミックス・ダブルスで見事栄冠に輝いたマックス・ミルニとヴィクトリア・アザレンカのベラルーシ・チーム。


「グランドスラムで優勝したなんて全然実感がないわ。試合に勝ったのは分かっているんだけど、いったい自分が今どこで何をしているのか、理解できないの。」ってくらいびっくりしていたのがアザレンカ。


ミルニはそんな彼女を「同じ街の出身なんだ。彼女のことは彼女が5~6歳の頃から知っているよ。その後彼女は、ナンバー1ジュニアに、そしてこうして世界に通用する選手になるまでにはそれほど時間は掛からなかった。年齢制限があるなか、トップ40にいることは素晴らしいことだし、こうして今シーズンは一緒にミックスを組めて、最後のグランドスラムで優勝が果たせて、とても幸せさ。」って、お父さんのようなコメントをしていたわ。

男子ダブルスで優勝したのがアスペリン&ノール組。

パートナーのノールは「シモン(アスペリン)が言ったように、本当に夢が叶った。この2週間で僕たちが成し遂げたことを実感するには、数日かかる気がするよ。数日前から、優勝できるんじゃないかって思い始めてから、どんどんプレッシャーが掛かってきたんだ。それを現実の物にできて、本当に感激さ。」だって。おめでと~!

2007年09月10日
USオープン、DAY13&最終日

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USオープンは大会13日は、何と言っても女子シングルス決勝でしょう。


それでも、精神的にも肉体的にも何ら問題を抱えていないエナンは、自分の実力を思う存分発揮して、クズネツォワを全く寄せ付けない快勝で、チャンピオンの座に着いたわ。


「本当に素晴らしいわ。おそらく最も大切な優勝の1つになるかもしれない。この2週間のプレーの質は信じられないほど良くて、タフなドローを勝ち上がってこれたのも良い気分。大会を通じて、安定して、落ち着いて、リラックスしてプレーできたのが良かった。1セットも失わずに優勝できたのも、誇りに思っているわ。」だって。

一方のクズネツォワは敗れはしたものの、これでランキングを自己最高位の2位にして、シャラポワ、ミスキナに次ぐトップ2入りした3人目のロシア人となったの。


「(負けたのは)辛いわ。スコア以上に接戦だったと思う。以前も話したとおり、ジュスティーヌはナンバーワン。彼女がベストなプレーをしたときは、私もしなければならない。けれど、今日はそれができていなかったから負けてしまった。」って、ちょっと悔しい気持ちも語っていたわね。

男子シングルスは準決勝2試合が行われて、前評判通りフェデラーとジョコビッチが決勝戦の切符を手にしたわ。


ジョコビッチは、ここまでナダルを下すなど快進撃を続けてきた第15シードのフェレールをストレートで退け、彼の実力の高さを証明したわね。


男子車椅子ダブルスの決勝ではトップ・シードの国枝&斉田ペアーが第2シードを寄せ付けず、優勝を果たしました。


大会最終日には男子シングルスの決勝が行われたわ。



フェデラーは「正直に言うと、ノヴァークに対してストレートで勝つのは厳しいと思っていた。彼はそれ以上のプレーをしていたし、今大会に限らず今年は快進撃をしてきた。彼はもっと成功していくことになると思う。」と対戦相手を称えてたわ。

でも、「この2、3日は胃の調子がおかしくて、試合前にはイライラしたり、めまいや寒気があった。四大大会の決勝戦には慣れているつもりだったけれど、体調不良には慣れていないよ。」って、“あの”フェデラーでさえ、かなりの緊張があったって明かしてたわね。

ジョコビッチは前哨戦でフェデラーを下すなど、着実に実力を付けてきていたから、今大会もフェデラーを倒す筆頭と言われていたのよね。


「フェデラーにおめでとうと言いたい。今日は彼が最高で、優勝に相応しいということを証明された。彼のほうがいいプレーをしていた。」とジョコビッチは素直にフェデラーを賞賛していたわね。

女子ダブルスの決勝戦も行われたわ。杉山組を下したデシー&サフィーナ組がY・チャン&C・ツァン組をストレートで下して、デシーは2連覇、サフィーナ自身初のグランドスラム・タイトルを手にしたの。

大会直前にペアーを組むことになって臨んだ、初めての大舞台でいきなりの優勝は素晴らしいの一言。


準優勝のチャン&ツァン組は全豪オープンに次ぐ準優勝だけど、今年の二人の躍進ぶりには目を見張るものがあるわね~。


車椅子男子シングルス決勝では第1シードの国枝選手が第2シードのR・アメルラーンを圧倒して今大会初優勝し、ダブルスと共にダブル優勝を上げたわ。


2007年09月08日
USオープン、DAY11&12

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USオープンは大会11日目の木曜日は男子準々決勝残りの2試合が行われて、ベスト4がすべて出揃ったわ。


これで決勝戦への切符を掛けた戦いは、フェデラー対ダビデンコとジョコビッチ対フェレールとなったわね。




女子ダブルスの準決勝も行われて、第5シードのY・チャン&C・ツァン組がサバイ&ウリロバ組を、杉山愛ペアーを下したデシー&サフィーナ組がペシュキ&スタブズ組ををれぞれ下して決勝へ進みました。



チャンとツァンの台湾ペアーは去年まではサーキットを中心に回っていたペアーだけど、全豪オープンの準優勝から一気にダブルスのトップへ躍り出ましたね。



ミックス・ダブルスの決勝戦が行われたわ。



それから、アーサー・アッシュ・スタジアムの最後の試合の女子チャンピオン・マッチにマルチナ・ナブラチロワとヤナ・ノボトナが登場したの。




ジュニアの女子ダブルスでは奈良&土居ペアーが、この日も勝利を物にしてベスト4進出を果たしました。

大会12日目は、女子シングルス準決勝が行われて、決勝戦での顔合わせが決まったわ。




クズネツォワは2004年の今大会以来となるグランドスラム2度目の優勝なるか。



男子ダブルスの決勝戦も行われました。


男子チャンピオンズ・マッチにはパット・キャッシュがエンリ・ルコントをストレートで下して元気な姿を披露してました。

男子車椅子ではシングルスで第1シードの国枝選手が準決勝も順当に勝ち上がって決勝進出を果たしました。


女子ジュニア・ダブルスでは土居&奈良ペアーは惜しくも準決勝敗退で、決勝の舞台には立てませんでした。


2007年09月07日
USオープン、あれこれPart5

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セリーナは準々決勝での新旧女王決戦となったジュスティーヌ・エナン戦に敗れたあとの、記者会見でこんな発言をしちゃったの。

「彼女は今日はラッキーなショットが多かったわ。自分はミスが多かった。試合について話をしたくないの。今日ここへ来たのは、罰金が課されるのが嫌だっただけ。最近はあまり勝てないから、罰金を払う余裕がないんですもの。」これには各メディアからかなり叩かれちゃったの。


まずはロサンゼルス・タイムズ紙。

ニューヨーク・タイムズ紙では『セリーナにはエチケットのレッスンが必要』って見出しのもと「いったい誰が最低かって?セリーナが敗戦の後に見せた低脳で品位に欠ける彼女の発言は耳障りなものだった。彼女の試合への準備が十分ではなく、エナンにあっさり負けてしまった状況を考慮しても酷いもの。彼女は敗戦に対する怒りや憤慨そのままに会見に現れ、それをストレートに表現してしまった。」
USAネットワークでは「呆然とさせられたね。セリーナの功績はたくさん賞賛に値するものがあるが、このように試合後の記者会見で彼女は品位のない発言を繰り返している。ラッキー・ショットだって?それはエースを取られたショットのことだろう!」
絶対に負けたくない試合だったのは分かるけど、結果は結果として受け止めないと応援しているファンだった離れて行っちゃうわよね。


最近の活躍とUSオープンでもフェデラーと対戦して話題沸騰だったジョン・アイズナー。



「ここ数日は本当に夢のようさ。どうなるかも分からないままUSオープンに乗り込んで、グランドスラムでまず1勝を上げられて、アーサー・アッシュ・スタジアムでランキング1位のフェデラーと対戦ができて、プリンスと契約が結ばれた。本当に言葉にならないよ!」って喜んでいるのアイズナー君。


これで女子のベスト4が出揃ったわ。





セリーナが9位から7位へ、ヴィーナスは14位から9位へとトップ10復帰。




さ~、週明けのランキングはどのように変わっていくのかしらね~。



2007年09月07日
USオープン、DAY8&9&10

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USオープンも大会8日目と2週目に入って、シングルスでは4回戦(ベスト16)が始まって、ジュニアの試合がスタートして、シニアや車椅子などの試合も行われてるわね。


男子はロディックがベルディフの棄権からラッキーなベスト8入り。




女子は活躍した若手が上位シード勢と対戦。



ダブルスでは世界トップ・ペアーのブライアン兄弟がベスト8で敗れる波乱のなか、女子でも第2シードのレーモンド・ストザー組が3回戦で敗れちゃいました。

大会9日目は男子ベスト8が出揃いました。




女子はエナンとセリーナの新旧女王対決が準々決勝で実現。



女子のチャンピオンズ・マッチが行われたの。




大会10日目は昨日のエナンに続いて、女子ベスト4が出揃ったわ。




男子は唯一準々決勝が行われて、去年の決勝戦と同カードとなったフェデラー対ロディック。



女子ダブルスでは唯一残っていた上位シードの杉山愛&シュレボトニック組もデシー&サフィーナ組にやられちゃって、念願の優勝とは行きませんでしたね。残念!

男子チャンピオンズ・マッチにはトッド・マーティンとジミー・エアリアスが登場。


ジュニア女子のダブルスで、土居&奈良ペアーが第1シード・ペアーを下して3回戦へ進出する活躍を見せてくれたわ~!

11日目は12日と共にお伝えしま~っす。


2007年09月06日
USオープン、あれこれPart4

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最近はジャッジに対してホーク・アイでのビデオ判定が用いられることが主流になってきているけど、今年のUSオープンもそうなの。


そんな性能の高いホーク・アイなんだけど、ちょっとしたトラブルがあったんだって。




これには主審もびっくりしちゃて、試合はしばしの中断になったわ。



それからウィリアムズ姉妹はよくコート・チェンジの時に、注意事項とかをメモした紙を読んでいるのは有名よね。


セリーナが3回戦の時にいつものようにコート・チェンジでメモを読んでいたら、主審から警告を受けちゃったんだって。




女子の若手の活躍がとても目立つ第1週だったんじゃないかしら?


サバイは3回戦で第7シードのナディア・ペトロワを破り4回戦も突破して初のベスト8入り。




全員その後には敗れてしまったものの、近い将来はトップ10入りしてくる優秀な人材よね。


今季限りで引退を表明していたパオラ・スアレスだったけど、ミックス・ダブルスの2回戦敗退で、今年のUSオープンの日程を終了したの。


彼女は杉山愛ちゃんの1つ年下で、愛ちゃんが絶好調だった2003年~2004年に彼女も絶好調だったの。



本当はウィンブルドンを最後に引退しようと考えていたらしいんだけど、応援してくれるファンの気持ちに応えて、今季最後のグランドスラムまで・・・って、引退を延期したんだって。


2007年09月04日
USオープン、あれこれPart3

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USオープン大会6日目、現地土曜日に行われた注目の一戦、トップ・シードのロジャー・フェデラー対ジョン・アイズナー。



まずはフェデラー。

ある意味、自分の力を試すことのできる選手ってことだと思うんだけど、正直勝ったから言えるコメントよね~。


で、アイズナー君はと言うと「考えてみてくれ。4ヶ月前、僕はATPのランキングにもいなかったんだ。そんな自分がフェデラーから1セット奪ったんだぜ。ここ最近は対戦したほとんどの選手と互角に戦えて、勝利を物にすることもできた。彼との試合も、僕にとっては貴重な経験になったよ。」
そうね~。




それから大会5日目の男子2回戦では第3シードのノヴァーク・ジョコビッチとラデク・シュティエパネックが63ゲームに及ぶマラソン試合を行ったの。


「自分でもどうやって勝ったか分からないけど、この勝利には誇りをもっていいと思う。とても調子が悪かったなかで、何とか勝利をつかめたことは大きいし、彼も僕も今日のプレーは賞賛に値するはずさ。」
でも、シュティエパネックは「彼はサーブの前に、ボールを20回も30回もコートにつくんだ。うっかりしてたら寝てしまいそうだったよ。」って、冗談交じりに語っていたってことは、やっぱり敗戦のショックより試合への達成感の方が大きかったのかも知れないわね。

大会7日目に行われた女子シングルス4回戦のせりーナ・ウィリアムズ対マリオン・バルトリの一戦。


「日曜日のセリーナとバルトリの試合を見たかい?プロのテニス選手で毎日のように走り回ってるはずの二人なのに、彼女達のBMI(体の肥満度を表す指数)は、確実にアスリート選手のものじゃないね。それにバルトリのサーブを見てみろ。まったく足を使っていなくて、体の動きがボールに連動されていないんだ。レッスン・プロならまず最初に直されるフォームだね。両者ともフィジカル・トレーナーとちゃんとしたコーチをそろそろ雇った方がいいんじゃないか。」
必ずしも“フィットした体”とは言いがたいものね。



2007年09月03日
USオープン、DAY5&6&7

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USオープン大会5日目は、何と言っても引退表明したばかりのティム・ヘンマンの今大会最後の試合になっちゃった2回戦ね。


32歳のヘンマンは、14年のプロ・テニス人生でこれが49回目のグランドスラムで、USオープンは10回目の出場だったの。




それから手に汗握る試合は、第3シードのノヴァーク・ジョコビッチと、先日マルチナ・ヒンギスとの婚約を解消したラデク・シュティエパネックの一戦。


試合は4時間44分にも及び、63ゲームを行ったこの試合は1979年のジョン・ロイドがポール・マクナミーを同じく63ゲームで下した時以来の、最長ゲーム試合だったの。


マラット・サフィンとレイトン・ヒューイットのかつてのランキング1位選手が揃って敗れる波乱に見舞われちゃったわね。

女子はエナン、ヴィーナス、イバノビッチとそれぞれ圧勝で3回戦進出を決め、セリーナも何とかストレート勝利で3回戦へ進んだわ。


女子ダブルスでは、杉山愛&カテリーナ・シュレボトニック組と、森上亜希子&メイレン・トゥ組が3回戦へ進出するなか、藤原里華&中村藍子組は2回戦で敗退しちゃいました。


6日目に行われた注目のフェデラー対アイズナーの一戦は、第1セットはタイブレークの王者よろしく、アイズナーがそのタイブレークの末に先取したんだけど、続く第2、第3、第4セットはフェデラーがブレークに成功してタイブレークにもつれ込むこともなく、ライジング・スターのチャレンジをかわしたわね。

元気なのがアジア期待のイ・ヒュンタクで、この日も第19シードのアンディ・マレーを撃破して2000年に今大会に初出場した時以来となる4回戦進出を決めたの。


女子のシングルスは何と全年度チャンピオンのマリア・シャラポワがアグニスカ・ラドワンスカに敗れるなど、波乱の連続だったわ。



第13シードのニコル・バイディソバも第18シードのシャハール・ペアーに、第16シードのマルチナ・ヒンギスがヴィクトリア・アザレンカに、第11シードのパティ・シュニーダーもアグネス・サバイに敗れるなど、波乱が続いたわ。

7日目に入ってそろそろ後半戦に突入!



男子は3回戦が行われて第2シードのラファエル・ナダル、第3シードのノヴァーク・ジョコビッチが順当に勝ち上がるなか、第8シードのトミー・ロブレドがノーシードのアーネスツ・バルビスにストレートで敗れる波乱がありました。

女子ダブルスでは期待の杉山愛&カテリーナ・シュレボトニック組が順当にベスト8入り。





2007年09月01日
USオープン、あれこれPart2

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まずは同じく男子テニス界の新星でランキング3位にまで上がってきたノヴァーク・ジョコビッチ。


同じアメリカ人のロビー・ジネプリは金曜日の試合後に「さっき、つい20分前にジョンに会ったんだ。明日の試合についてこう言ったよ。“大丈夫。君にはできるさ。サーブが好調なら勝てる”とか、“すでに素晴らしいテニスをしているんだ。それを信じればいい。”そしたら彼はちょっと当惑した感じだったけど、彼自身が勝てるって思って試合に臨んだら、本当に面白い試合になるだろうね。」

イギリス期待の若手、アンディ・マレーは「注目カードだね。きっとすごい試合になるだろう。ジョンとカルロビッチがツアーでは一番すごいサーバーだと思う。でも、ジョンの方がカルロビッチよりストロークやリターンでは上回っていると思うんだ。これまでフェデラーはカルロビッチと3回対戦しているけど、ブレークに成功したのはたった1度。それを考えると必ず接戦になるのは間違いないね。」

アンディ・ロディックもコメントしてるわ。


そのアイズナー自身は自分のテニスと、最近の彼のブームについてこう語っております。


そんな彼は地元のテニス仲間からは“グランパ(お爺ちゃん)”って言うニックネームで呼ばれているんだって。



今夜は、どんな試合を見せてくれるかしら?

