2008年03月31日
愛ちゃん、好調!!!

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う~ん・・・マイアミでは、日本のエース杉山愛ちゃんが絶好調ですね~。



その後のダブルスでも、森上亜希子ペアーをストレートで下して、2回戦へ。



本人のブログでも、かなり良い感じでテニスができてきているって書いてあったし、全仏オープンまでにはシード入りしたいって気持ちも強いみたい。


来週から始まるクレー・シーズンでもポイントが稼げれば、全仏でのシード入りが濃厚になってきそうよね。


後輩で、同じアカデミーの森田あゆみちゃんも、全仏までになんとかトップ100入りして、全仏では本戦ストレート・インができるといいんだけど。


ベテランも若手も上昇気流で、日本テニス界も明るいわね!!!

2008年03月29日
クルニコワ、訴えられる?!?!

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なんとなんと、アンナ・クルニコワちゃんが訴えられちゃったんだって~!

実はこれ、本当のお話。彼女を訴えたのは、作曲家でもあり、ポール・マッカートニーらのDVDの監修なんかも手掛けている、クリストファー・スワン氏なの。

それは、クルニコワが出した『A Date With Anna(アンナとデート)』って言うDVDに、無断で彼の曲が2曲使われていたかららしいの。


スワン氏曰く「クルニコワ側から人が訪ねて来て、彼の曲を使わせてくれって頼まれたけど、丁重にお断りしたんだ。ある時偶然、DVDショップを見ていると彼女のDVDを見つけ、中を見てみると、断ったはずの自分の曲が22分に渡って使われていたのさ。」

もちろん、その曲はスワン氏の著作権のものだったから、これは大変!


コートを去っても、まだまだメディアを騒がせてくれるのは、彼女の存在感とその美しさなのかもしれないわね!

2008年03月27日
小柄な選手だって奮闘中

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う~ん、錦織圭君、負けちゃいましたね。




アメリカ中心の尺度のフィートで身長を表記することが多いテニス界だけど、世界では6フィートより小さい選手を小柄って読んでる傾向があるの。



かの有名なロッド・レーバーは172cm、ビヨン・ボルグもジョン・マッケンローも180cm、ジミー・コナーズも177cmと、みんな6フィートに満たない名プレーヤーがたくさんいたの。


いやいや、そんなこともないんですよ。


現在27位のフィリップ・コールシュライバーは177cm。



現在71位のオリビエ・ロクスはなんと167cm。





ランキング61位のドゥビ・セラ。彼は去年トップ100入りしたんだけど、そのきっかけは何とジャパン・オープン。




ベテランにもおります。30歳のアーノルド・クレマンは現在75位だけど、最高10位とトップ10入りを果たした172cmの選手。




もちろん、現在のトップ10にもおります。


ビッグ・サーブや、ビッグ・ショットがそれほど武器にならないクレー・シーズンも、現在開催されているソニー・エリクソン・オープン後から始まるから、背丈の小柄な選手の活躍の場が広がるんじゃない?


2008年03月26日
みんな頑張れ~~~!!!

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はい、今週も日本人の活躍をお伝えしちゃいましょう。

まずは、国内で行われていた男子フューチャーの1万ドル大会。




ダブルスでは、佐藤博康選手と組んだ近藤選手が中国人ペアーを下して優勝を飾って、シングルス、ダブルスともに日本人の優勝と何とも嬉しい結果となりました。

アメリカの10万ドルのチャレンジャーに出場していた錦織圭君は2回戦でセバスチャン・グロージャンと互角の戦いを演じたけど、フルセットで負けちゃいましたね。



オーストラリアの1万5千ドルのフューチャーでは井藤祐一選手が1回戦で、石井弥起選手が2回戦敗退でした。


女子ではオーストラリアの2万5千ドルのサーキットでは、1回戦で手塚玲美、浜村夏美、久松志保選手が1回戦で、岡田上千晶選手が2回戦で敗退しました。



今週も男子は国内で1万ドルのアディダス早稲田フューチャーズが行われてます。



女子はアメリカで引き続き2万5千ドルのサーキットに第4シードに飯島選手が、米村、瀬間選手が出場してます。

もちろん、アメリカはマイアミではソニー・エリクソン・オープンが行われていて、今夜1回戦が始まります。



2008年03月25日
圭君のソニーエリクソン・オープン

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今日のtennis365のニュースでもお伝えしてたけど、今週&来週と行われる準グランドスラムのソニー・エリクソン・オープンのドローが発表になって、主催者推薦で出場している錦織圭君の1回戦の相手が決まりましたね。

現在ランキング56位のアルベルト・モンタネス、27歳。




今夜も予選が行われるので、1回戦は現地水曜日からスタート。



ちなみに、予選の出場の男子選手はいなくて、女子では中村藍子&森田あゆみ選手。



女子の本戦には杉山愛&森上亜希子選手が出場。森上選手はサラ・エラーニと1回戦に臨むわ。




2008年03月24日
観戦にもマナー

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昨日の日曜日に終わったインディアン・ウェルズの『パシフィック・ライフ・オープン』は、女子では今季無敗だったマリア・シャラポワが準優勝したスベトラーナ・クズネツォワに敗れたり、男子では王者ロジャー・フェデラーが、またしてもタイトル獲得できず、今季未だに優勝に手が届いてないのよね。

と、波乱ずくしだったけど、今週からはマイアミで『ソニーエリクソン・オープン』が開催されます。




実は先週のパシフィック・ライフ・オープン期間中に、こんなことがあったの。



2月の中旬に、マラドーナの祖国アルゼンチンはブエノス・アイレスで行われたATP大会に出場していたスタラーチェ。


その試合を観戦に行っていたマラドーナだったんだけど、試合はフルセットにもつれる大接戦になり、興奮したマラドーナは客席からスタラーチェに野次を飛ばしまくってしまったんだって。

スタラーチェは、マラドーナが彼を侮辱するような言動までしていたらしく、惜しくも負けてしまったその試合のあと、思わずマラドーナの顔にラケットを投げたかったくらいだって感じていたらしいの。

スラターチェはマラドーナのことを子供の頃から大ファンで、ヒーローとして崇めていたくらいだってことを聞いたマラドーナは、本当に申し訳なく思って、そのお詫びに1986年のワールドカップで自分が着た10番のユニフォームにサインを入れて彼に送ったそうよ。

スタラーチェは「彼のしたことは、本当にあってはならないこと。しかも、マラドーナほどの人間だったら余計さ。でも、この話しは、今日この場で過去のことになった。」って、そのシャツを見せた写真と共に掲載されたイタリアのスポーツ新聞の記事で発言していたわ。

自分の国の選手を応援するのは当然だけど、相手に対して失礼なことをするような応援の仕方は、応援されている選手だって気持ちよくないはず。


2008年03月20日
チャレンジャーの圭君

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昨日お伝えした、錦織圭君が出場しているアメリカのチャレンジャーだけど、ATP大会並にと~~~ってもレベルが高いの。


だって、圭君が優勝したデルレイ・ビーチは、ATPのインターナショナル・シリーズでもまあ、普通クラス。


本戦ダイレクト・インだって、デルレイ・ビーチがウェイン・オデスニクの126位で、今週のチャレンジャーはイゴール・クニツィンの110位と、なんとなくこのチャレンジャーの方がレベル高いんじゃないかしら?って思えるくらいよね。

やっぱりこれは、先週今週と2週間で行われているインディアン・ウェルズと、来週と再来週の2週間で行われるマイアミの、ビッグ・イベント中の週だからかな~って感じ。


そこに主催者推薦をもらった錦織君は、デルレイ・ビーチと同じかそれ以上に勝ち上がるのが大変なんじゃなかしら?


その1回戦は、アテネ五輪金メダリストのニコラス・マスー。



で、2回戦では第6シードのセバスチャン・グロージャン。



ちなみに、今大会の優勝ポイントは80ポイント。デルレイ・ビーチが175ポイントだから、ちょっと割が合わないけど、まあそれはみんな同じ条件だし、文句を言わず1つ1つ勝ち上がって欲しいものです。

彼がトップ100入りにはあと80ポイント必要と言うのはお伝えしたけど、先週のインディアン・ウェルズの予選の勝ち上がりで5ポイント獲得しているのであと75ポイント。


あ~~~、チャレンジャーにもライブ・スコアーないかしら?!?!

2008年03月19日
日本人です~~~!

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先週お休みしちゃった、日本人選手の試合の結果・・・ちゃんと今週はお伝えします。

先々週、京都で行われた男子3万5千ドルのチャレンジャーでは見事、添田豪選手が優勝を飾りました。それでランキングを194位から164位と、自己最高位を更新しました。

で、先週はといいますと・・・。

オーストラリアの1万5千ドルのフューチャーでは石井弥起、井藤祐一選手が1回戦で、岩渕聡選手が2回戦敗退でした。


今週はアメリカの10万ドルのチャレンジャーに主催者推薦で錦織圭選手が出場してます。




国内では亜細亜大学で1万ドルのフューチャーが行われています。


女子はオーストラリアの2万5千ドルに第4シードで浜村、手塚、岡田上に加え、久松志保、高岸知代、予選を勝ち上がった中野佑美が出場してます。


みんな頑張ってちょうだいね~~~!!!

2008年03月17日
シニア・ツアーも開幕

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今日は先週、アメリカはフロリダ州ネイプルで行われた男子シニア大会の模様をお伝えします。


その第1回大会で、見事栄冠を掴んだのは、トッド・マーティンでした。



両グループ2位同士が3位決定戦を、1位同士が決勝戦を行うシステム。


いやいやそれにしても、昨日お伝えしたナブラチロワ様もそうだけど、マッケンローも現在49歳。



第2戦は、2月2日のブログでも紹介したけど、キューバの下にあるグランド・ケイマンで4月16日から20日にかけて行われるの。


2008年03月16日
大満足のエキジビション

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昨日は、待ちに待った伊達公子さん、シュテフィ・グラフさん、マルチナ・ナブラチロワ様のエキジビションに行って来ました。



すごいですね~。


伊達さんは、やっぱりあのリターンは流石ですね!





グラフは、やっぱり3人の中で一人だけ子供がいることもあって、やっぱり衰えな隠せない感じだったかな・・・。





お子さんをアメリカに置いてきているんだと思うんだけど、前日東京入りで、試合後の便でアメリカへとんぼ返りの強行スケジュールで、万全の体調じゃなかったはず。



ナブラチロワ様。



グラフと伊達さんの試合で、グラフが疲れて来ちゃった感じだったけど、それを見ながら「あら、あたしが代わろうか???」なんて、言っているんじゃないかな~なんて、Pinkyは思っちゃいました。


それに何より現役と違ったのは、グラフさんとナブラチロワさんの試合で、両者時折おしゃべりをしながら、場内を楽しませてプレーしていることでしょう。


ナブラチロワ様がインタビューでも言っていたけど、こんなに素晴らしいイベントはぜひこれからも続けたいって気持ちは、きっと本当なんだろうな~って、感じてしまいました。


とにもかくにも、本当に満足な1日でした!!!

伊達さん、グラフさん、ナブラチロワ様、お疲れさまでした&ありがとうございました!

2008年03月15日
とうとう来ました・・・

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さ~、いよいよ今日は待ちに待った、あの日です!!!

そう・・・伊達公子さん、シュテフィ・グラフさん、マルチナ・ナブラチロワ様のエキジビションの日なのです!


アメリカはカリフォルニアのインディアン・ウェルズでは錦織圭君の1回戦が行われているけど、ライブ・スコアーも見たいけど、それどころではありません。




どうもすいません・・・。

ま、たまにはこんなブログもいいでしょ!



では、行ってきま~~~っす!!!

2008年03月14日
フェデラーのオリンピックは?

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昨日のtennis365のニュースにもなっていたけど、アンディ・ロディックが北京五輪欠場を表明したわね。



男子はインターナショナル・シリーズ・ゴールドくらいで、女子ではティア1くらいはあるんだけど、4年に1度のその大会にはプロとして普段のツアーを優先する選手もいるの。


今年はオリンピックの場所が北京でしょ。




ランキング1位のロジャー・フェデラーもちょっと迷っているってウワサなの。


「アテネではすごく難しい状況が多かった。会場には他のスポーツの選手なんかも一緒にバスで向かわなければならなかったし、自分自身でスケジュールのコントロールができなかったんだ。選手村でも誰もが僕の存在に気づいたしね。すごく楽しめたシドニーの時とは大違いだった。まだ出場するか決めかねているんだ。」
だって。



アテネではシングルスでまさかの2回戦敗退と、散々な結果だったの。



2008年03月12日
ロシア勢力のワケ

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今日は月曜日の夜にGAORAで放送された、ロシア・テニスの躍進の秘密についての番組をご紹介します。



2002年にはランキング30位以内にロシア人は1人しかいなかったのに、2004年にはトップ10の約半分がロシア人だったの。世界のどのスポーツを見ても、こんな短期間で躍進を果たした国やスポーツは他にないの。


でも、遠い昔からテニスと言うスポーツは国内で行われて、ウィンブルドンが開催された頃と同じ1870年頃からテニスは行われていたの。かの有名なトルストイも1890年代にテニスを愛好していて、モスクワ初のテニス・クラブの会長だったんだって。

でもその後の共産主義で、スポーツは片隅へと追いやられたけど、テニスを愛する人達は後を絶たず、建物の中にテニス・コートを作るほど。その後、国を代表するオリンピック選手だけは海外への遠征を認められていたけど、テニス選手にはそれがなかったの。

国内では大会が行われていたテニスだったけど、国際大会には出れなかった。それがフルシチョフが首相になって(1953年3月から1964年10月まで)イギリスを訪れた時、パーティーの席で「なぜロシア人はウィンブルドンに出場しないのか?」って聞かれ、そこで初めて国際大会の事実を知った首相は、翌年から選手をウィンブルドンへ送り込んだらしいわ。

そう語るのは、モスクワ出身でロンドン在住で現在59歳になるオルガ・モロゾワ。彼女は1974に全仏オープンとウィンブルドンで準優勝している選手。シングルスで20タイトル、ダブルスでも10タイトルに輝く、ロシア女子テニスの先駆者なの。

実際、初めて海外試合に出場したのは、アンナ・ドミトリエバと言う左利きの選手で、当時は世界でもビッグ・ニュースになったんだそうよ。現在、テレビのコメンテーターをしいる彼女が、当時を振り返って語ってるわ。

「着いた時は遠巻きに見られたわ。“ロシアにテニス選手がいるはずがない”と新聞に書かれたわ。」だって。それでもロシアは、海外で試合をする選手を数人に絞って、しかも試合数も数に制限を与えていたの。

マラット・サフィンとディナラ・サフィーナの母親で、ラウザ・イスラノワは当時ロシアではトップ10にランクしていた選手で、その後モスクワでスパルタ・クラブと言うテニス・クラブを創設して、多くの選手を輩出したの。カフェルニコフ以外のロシア人選手はほとんどがそのクラブの出身だから、クラブにいるときから熾烈な競争心が備わっていたんだって。

マルチナ・ナブラチロワ様もチェコで生まれて、国の事情でなかなか思うようにテニスができなくて、アメリカへ亡命したのは有名よね。彼女は、若かりし頃には多くのロシア人選手と試合をしたそうよ。

「今は有名な選手が多いけど、昔も優秀な選手はたくさんいたの。遠征する機会がなかっただけ。あっても2~3年だし、20歳までしか許されなった。いくら絶好調でも国が遠征を許さず、代わりに16歳くらいの選手が選ばれたの。可能性を抹殺したのは共産主義だった。私は国を出たけど、ロシア人には難しかった。祖国に残した家族にも危害が及ぶから。たくさんの選手を遠征に出すと、選手以上に護衛の数がいったし、共産主義の低迷と選手の亡命を恐れたし、経済的な問題も大きかった。」
しかしその後、経済が開放されると、選手もどんどん自由になっていって、出場できる試合数も徐々に増えていったの。世界で成功をおさめたモロゾワと、ダブルスも組んだりしたクリス・エバートが彼女のことをこんな風に語っていたわ。

でも、一大事件が起きたの。南アフリカでの試合をロシアがボイコットしたことで、国際テニス連盟はロシアに1976年から8年間の国際試合出場停止処分を下したの。状況が改善されたのはモスクワ・オリンピックが始まってからだったんだって。経済的に厳しかったロシアは、その後も選手が獲得した賞金を国へ納めることを義務付けることを止めなかったの。

モロゾワは、獲得した賞金を国の役員へ渡したとき「これでバスケットボール選手の遠征費ができた」って言われたんだって!彼女は「お役に立てて光栄です。」と言うしかなかったそうよ。つまり、国は資金稼ぎのために選手を海外へ送り込んでいたわけ。

それを打ち砕いたのが、ナターシャ・ズベレワだったって知ってた?


「試合では一生懸命頑張りたい。だからロシア・テニス協会にお願いがあります。あることを変えて欲しいのです。何が言いたいか、お分かりでしょう。つまり・・・」(インタビュアーが助けの手を出して)“獲得した賞金を選手に払ってほしいって言うことだね?”「そうです、その通りです。この2万4千ドルのチェックは自分にとってはただの紙切れです。本当のお金は見たことがないんです。」“この模様をゴルバチョフが見ていて、賞金をもらえるといいね”とインタビュアーが締めくくったの。

それ以降、賞金は選手の手に渡り、才能のある子供達の親は「お金が稼ぎたかったらテニスをさせましょう」って言い始めたの。今のトップ選手は当時3~6歳で、ちょうどその頃テニスを始めた世代。今でも練習状況はそれほど変わっていないのが現状で、コートの数が少なくて、練習する時間も限られているんだって。だからこそ余計に集中して練習ができるのね!

それに良いコーチが揃っているんだとも言われているわ。それは良い選手を育てるのではなく、良い選手を発掘するコーチが揃っているんだとか。そのお陰で、これだけの選手が生まれ、今のジュニアもロシア勢力の勢いは止まらないの。強さと美貌を兼ね備えたロシア人女子選手の活躍は、永遠に続く様子ね・・・。

2008年03月11日
錦織君の試合を見て・・・

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昨夜WOWOWで放送された、錦織圭vsジャームズ・ブレークのデルレイ・ビーチの決勝戦見ましたか?


出だしはお互い本調子って感じじゃなかったのか、長いラリーはほとんどなくて、相手のサービス・ゲームでは両者1ポイントも取れずに試合が進んで行ったの。


この試合の鍵って言うか、ブレークのリズムを崩すポイントがあったのは第2セットに入ってからの圭君のトリッキーなプレー。


そこで彼がしたこと・・・サーブ&ボレー!


その後リズムを崩したブレークは、続く第4ゲームではダブルフォストを連発してまたブレークされちゃって、圭君が大きくリード。


第2セットを6-1とあっさり取り返した圭君だったけど、ブレークにしてみれば第3セットは出だしから仕切りなおしって感じで、集中力を高めて臨んできていたわ。


第1ゲームを順調にキープしたブレーク。第2ゲームでは圭君のサービス・ゲームで、ネットへ出たりセカンドを叩いたり、プレッシャーをかけてきて15-40とピンチを迎えたの。


続く第3ゲームではストロークで押している圭君に対して、ブレークも素晴らしい切り替えしをしてジュースへ。



もちろんブレークはドロップだと思って、ネットへ走り出そうとしたとき、ボールは逆のエンドラインへと流れて行ったの。



結局ジャームズ・ブレークは、その後もブレーク・バックが出来ずに、圭君のサービング・フォー・チャンピオンシップでは、ブレークに1ポイントも与えずに勝利を物にしたの。

エンドラインぎりぎりで落ちるフォアのショットと、ヒンギスに匹敵するような、ショットの緩急の付け方やゲームのトリッキーさと、サーブとバックハンドの強化で獲得したこの優勝かなって印象。


何よりも、慣れない英語でチャンピオン・スピーチをしていた彼に、一番ドキドキしちゃったかもしれません!!!


その圭君は、今週&来週行われる、準グランドスラムと言われるインディアン・ウェルズのマスターズ・シリーズの予選に出場します。


トップ100入りには、あと80ポイント必用。




男子に先駆けて女子の予選が始まってます。






2008年03月09日
コナーズとの別れ

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今週行われているドバイでのバークレイズ・テニス・チャンピオンシップで、見事ランキング2位のラファエル・ナダルを準決勝で撃破して決勝へ進出して、決勝戦でもフェルナンド・ロペスをフルセットで下して優勝を果たしたアンディ・ロディック。


ランキング1位とか2位の選手からの勝利は、4年以上ぶりだったロディックだけど、それ以上にびっくりさせられたニュースだったわ。


「ジミーは辞めたよ。僕のチームは、僕と兄のジョンと、フィットネス・トレーナーだけになった。これは1週間前に起きたことだけど、今でもジミーのことは尊敬しているし、僕のために時間を作ってくれたことには、感謝しているよ。」って、ロディックは説明していたわ。

こうなった原因については、「きっと、パートタイムとしてのコーチは厳しかったんだと思う。思っていた成績を上げられなかったし。お互いの関係は良かったし、良い友達だよ。人間的にもとても尊敬している。こうなったことは残念だけど、彼が僕にしてくれたことには感謝しているし、引退した今、こうして僕のために時間を裂いてくれたことにも感謝しているんだ。」って、フルタイム・コーチのように、年間を通してずっと選手に帯同していなかったコナーズの状態が、ちょっと難しかったのが原因らしいわね。

アメリカの大会じゃなかったり、それほど大きい大会じゃないと、コナーズは実家にいたまま、電話とかでアドバイスをしていたらしいし、そうなると細かい部分やニュアンスみたいなのは伝わらなかったんじゃないかしら。

でも、戦術や頭を使ったプレーで勝っていたコナーズと、ビッグ・サーブや力でねじ伏せて来たロディックと、プレースタイルに関しては決して似ているとは言えない二人だったから、それが融合されるとまた怖い選手になるかなって感じていたの。


今回は見事、優勝を上げられたけど、このことがこれからのロディックの成績にどう影響してくるかは、これから続く2つのマスターズ・シリーズと、全仏&ウィンブルドンで現れてくるんじゃないかしら?


2008年03月06日
そしてヒンギス

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昨日のtennis365のニュースにも、ちょっと書いてあったけど、“あの”ヒンギスがエキジビションでコートに戻ってくるの。


そのエキジビションは、ウィンブルドンが行われる2週間前の6月13日から15日に開催されて、男女の引退した名プレーヤー達が参加すると言うもの。


国際テニス連盟(ITF)からドーピング違反と判断されたヒンギスは、無実の罪を主張して、2007年11月にそれと戦う意思がないとの理由で、テニス界から2度目の引退を表明したの。


大会オーガナイザーはこんな風に語っております。

オーガナイザーはヒンギスのドーピングを強く否定しているの。

そして、こんな期待を添えてもいたわ。

彼女の凄さや、そのコカイン反応のあり得なさは、実際にツアーに関わっているテニス選手や関係者なら、よっぽどおかしいことだって感じるに違いないわ。


でも、こうしてまた元気な姿を見せてくれるのは、ちょっとホッとするって言うか、安心したって言うのがPinkyの本音です。


2008年03月05日
今週も各地で・・・

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毎週日本人選手は、世界各地で奮闘しておりますよ。




ニュージーランドの1万ドルでは、前川綾香、藤代春香、大西香、新井麻葵選手が2回戦で負けちゃって、道慶知子選手がベスト8入りをしました。



男子はタイの1万ドルで寺地貴弘選手が2回戦で、その他の選手はみんな1回戦敗退でした。



今週もニュージーランドでは引き続き試合が・・・行われているはずです。


男子は京都で『第44回島津全日本室内選手権』として3万5千ドルのチャレンジャー大会が行われていますね。



女子はインドで行われているバンガロール・オープンが今年からティア2大会として開催されてます。




森田あゆみ選手は予選1回戦で、波形純理選手は2回戦で敗退しちゃって本戦入りとは行かなかったけど、二人で組んだダブルスでは1回戦を勝ち上がってベスト8入り。


2008年03月04日
クルニコワ&復帰を試みる選手達

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あのアンナ・クルニコワがコートに!!!



クルニコワはこれまでも、サクラメント・キャピタルズのメンバーとして、去年はその優勝に貢献したけど、2008年のシーズンは、セントルイス・エースの一員としてシーズンを送ることになったんだって。

この現役プラス引退した選手達で行われるリーグで、今シーズンの主だった選手はって言うと、ニューポート・ビーチ・ブレーカーズのリンゼイ・ダベンポート、ワシントン・キャッスルズのセリーナ・ウィリアムズ、セントルイス・エースのアンディ・ロディック、フィラデルフィア・フリーダムズのヴィーナス・ウィリアムズ、ボストン・ロブスターズのマルチナ・ナヴラチロワ、ボブ&マイク・ブライアンのカンザス・シティ・エクスプローラーズ、などなど。

元ダブルス・ランキング1位のクルニコワは、2つのグランドスラム・タイトルを含む、16個のダブルス・タイトルを獲得し、シングルスでも最高8位にいた選手。


7月3日から23日までレギュラー・シーズンを行い、両リーグ合計上位5チームが24日から27日にカリフォルニアはローズヴィルで行われる、チャンピオンシップ・ウィークエンドへ進出して優勝を争うの。


そうそう、今週アメリカはラスベガスで行われている、女子の5万ドル大会の予選にはこんな顔ぶれがいるの。



来週25歳になるボヴィーナは、189cmと言う長身からくりだすサーブが武器だったけど、それがアダとなって肩を痛めて何度も手術を繰り返したけど、なかなかピーク時のプレーができなかったの。


それから今年、2月4日と2月6日のブログにも紹介したけど、ドーピング違反の罰則からツアー復帰を果たしたセシール・カラタンチェバもその大会の予選に出場しているの。


カラタンチェバは今年に入って、2万5千ドル大会を2大会連続優勝でツアー復帰を飾って、ランキング圏外から現在は一気に376位へと上昇。


それから何と何と、ミリャーナ・ルチッチも今大会の予選に出場してるの。



こうして見ていると、プロのツアーでトップの選手として維持して行くのって、本当に大変なんだな~~~って実感しちゃうわよね。


2008年03月03日
アジアの王者

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アジア人男子プロ選手として、初めてトップ10入りに成功したタイのパラドン・スリチャパンがコートに戻ってくるらしいわ。



復帰の舞台は、4月に行われる「国別対抗戦」のデビスカップで、タイ代表としてオーストラリアとの対戦に臨むみたい。


「手首は徐々に良くなっている。でも、今の時点でははっきりといつツアーに戻れるかは分からない。手首の調子が良くなれば、タイの代表としてデビスカップで戦いたいって思っているんだ。」って、バンコク・ポスト紙にコメントしてました。

その試合はタイの地元開催ではなく、オーストラリアがタイを招いて、4月11日から13日にかけて行うもの。両国はアジア・オセアニア・ゾーンのグループ1にいて、2月の1回戦を勝ち上がって、その2回戦に臨むの。


そう、日本も全く同じ状況で、インドに出向いてインドと2回戦を行って、それに勝つとワールド・グループへの入れ替え戦へと進む、その試合なの。


それって言うのも、今年の北京五輪へ、もし圭君が出場したいって思ったとしたら・・・ランキング的にはこのまま上れば問題はないかもしれないけど、それには国を代表する選手でなければならないの。


インドは、マヘッシュ・ブパティやリアンダー・パエスと言う、世界でもトップ・クラスのダブルス・プレーヤーがいるけど、シングルスでは目立った選手がいないから、錦織君がシングルスで出場してくれると、プレー・オフ進出の夢が、そして来年はワールド・グループでの日本のプレーがみられる可能性も十分にあるって思うのよね。

もちろん、ツアー優先にしてデビスカップやオリンピックを避けることだって、十分に考えられるけど、やっぱり国を代表して4年に1度しかないオリンピックでのメダルの価値もあると思うのよね・・・。

ま、それはコーチやトレーナーと話し合って決めることだけどね。


2008年03月01日
フェデラーの秘密のコーチ

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2004年のウィンブルドンの決勝戦、ロジャー・フェデラーはアンディ・ロディックと対戦していたの。



そこには長年の友人で、かつて自身もテニスをやっていたと言う、スイスの王手銀行に勤めるレト・スタウブリ氏のところだった。


それがターニング・ポイントとなり、そこから逆転でセットを奪い、続く第4セットも取って優勝へと導いたんだって。


現在37歳のスタウブリ氏がフェデラーと初めて会ったのは、1995年フェデラーが14の時だったの。


彼曰く「ロジャーは年上の選手のプレーをよく観たがっていた。より高いレベルのテニスを観る事に興味を持っていたんだ。ちゃんと試合をしたことはなかったが、その時練習を一緒にしていると、明らかに僕の方が上手だったよ。でも、2年後にはあっと言う間に追い抜かれていたんだ。」だって。

2003年の終わりに、その時のコーチだったピーター・ランドグレン氏と別れ、2004年の全豪には公式のコーチを付けずに行こうか悩んでいたんだって。


フェデラーが彼を必用とした理由を本人はこう語ってるわ。

その年、彼はフェデラーに10大会着いていったの。



スタウブリ氏は、仕事の合間を縫って、マイアミやUSオープンなどのビッグ・イベントには駆けつけるようにしてて、ヨーロッパでの大会の週末には必ず応援に駆けつけているんだって。


フェデラーは彼について「レトは素晴らしい友人。自分のテニス人生の厳しい時に、本当に助けになってくれている人なんだ。」って、彼自身もスタウブリ氏を高く評価しているようよ。



スタウブリ氏はこんなことも言ってるわ。


トップ選手が必ずやトップ・コーチになるとは限らないけど、フェデラーの分析力や観察力、試合巧者なところは、コーチとしての才能もあるとスタウブリ氏は感じているみたいね。

