人気blogランキングに参加してます。
一日一回クリックしてねん
よろしくお願いしま~~~っす
昨夜WOWOWで放送された、錦織圭vsジャームズ・ブレークのデルレイ・ビーチの決勝戦見ましたか?

こうして放送されること自体、すごいことなんだけど、好調な彼のプレーを最初から最後までしっかり見られて、感動しちゃいました!

出だしはお互い本調子って感じじゃなかったのか、長いラリーはほとんどなくて、相手のサービス・ゲームでは両者1ポイントも取れずに試合が進んで行ったの。

3-3くらいからブレークにエンジンがかかってきたかな~って感じで、第1セットの終盤はブレークのペースになって、そのセットを先取。

この試合の鍵って言うか、ブレークのリズムを崩すポイントがあったのは第2セットに入ってからの圭君のトリッキーなプレー。

第2ゲームでジェームズ・ブレークのサーブをブレークした圭君は、次の第3ゲームでは30-40とブレーク・バックされるピンチに立たされたの。

そこで彼がしたこと・・・サーブ&ボレー!

決してサーブの良い選手ではない圭君が、ブレークもそうだけど、全く誰もが想像しないサーブ&ボレーをトライして、そのポイントをしのいで3-0にしたの。ブレークも度肝を抜かされた表情だったのよね。

その後リズムを崩したブレークは、続く第4ゲームではダブルフォストを連発してまたブレークされちゃって、圭君が大きくリード。

そして彼のトリッキーさは、要所要所で見せたフォアハンドのドロップ・ショットも有効に効いて、後々それも試合の展開を左右するものになって行くのよね。

第2セットを6-1とあっさり取り返した圭君だったけど、ブレークにしてみれば第3セットは出だしから仕切りなおしって感じで、集中力を高めて臨んできていたわ。

でも、そこでも圭君がブレークの集中力を乱すプレーを見せたの。

第1ゲームを順調にキープしたブレーク。第2ゲームでは圭君のサービス・ゲームで、ネットへ出たりセカンドを叩いたり、プレッシャーをかけてきて15-40とピンチを迎えたの。

でもナイス・サーブもあって切り抜けて1-1に。

続く第3ゲームではストロークで押している圭君に対して、ブレークも素晴らしい切り替えしをしてジュースへ。

そこで見せたプレーが実にトリッキー。

バックサイドへ来たボールをそれまでのようにフォアへ回り込んで、ここまで有効に使っていたドロップかと思わせて、グリップはそのままでスライスでボールをストレートへ流してエース。

もちろんブレークはドロップだと思って、ネットへ走り出そうとしたとき、ボールは逆のエンドラインへと流れて行ったの。

アドバンテージを握った圭君は、次はリターンエースでブレークに成功したの。

そこでブレークは両手を軽く上げて、お手上げのポーズを見せるほど。

結局ジャームズ・ブレークは、その後もブレーク・バックが出来ずに、圭君のサービング・フォー・チャンピオンシップでは、ブレークに1ポイントも与えずに勝利を物にしたの。

エンドラインぎりぎりで落ちるフォアのショットと、
ヒンギスに匹敵するような、ショットの緩急の付け方やゲームのトリッキーさと、サーブとバックハンドの強化で獲得したこの優勝かなって印象。

でも、まだまだ18歳になたばっかりの圭君だし、特にサーブに関してはどんどん伸びると思うから、本当にトップ10入りも夢じゃないな~って印象の試合でした。

何よりも、慣れない英語でチャンピオン・スピーチをしていた彼に、一番ドキドキしちゃったかもしれません!!!

初々しくて、と~~~っても微笑ましかったです。

その圭君は、今週&来週行われる、準グランドスラムと言われるインディアン・ウェルズのマスターズ・シリーズの予選に出場します。

第18シードとして今夜(明日の朝かな?)にアレックス・ボグダノビッチ(ランキング180位)と第1試合を行います。

トップ100入りには、あと80ポイント必用。

この大会でのトップ100入りには、もちろん予選を突破するのは必須条件で、本戦でも4回戦まで勝ち上がらないと獲得できないの。

こうなるとドロー運にもよるけど、ランキングを上げたいなら、もちろん上位ランクの選手を下さなきゃ達成できないこと。

今は1戦1戦が大切ね。

男子に先駆けて女子の予選が始まってます。

予選には第8シードに
中村藍子、藤原里華選手が出場して、藤原選手は1回戦で第1シードを下して突破。

中村選手も順当に2回戦へと進みました。

今日発表になった本戦のドローでは、第27シードに
杉山愛選手がいますね。

2回戦からの出場で、予選勝ち上がりの選手同士の勝者と2回戦を行います。

カテリーナ・シュレボトニックはエントリーしていないから、いったい誰とダブルスを組むのかしたね?
