2008年03月09日
コナーズとの別れ

一日一回クリックしてねん


今週行われているドバイでのバークレイズ・テニス・チャンピオンシップで、見事ランキング2位のラファエル・ナダルを準決勝で撃破して決勝へ進出して、決勝戦でもフェルナンド・ロペスをフルセットで下して優勝を果たしたアンディ・ロディック。


ランキング1位とか2位の選手からの勝利は、4年以上ぶりだったロディックだけど、それ以上にびっくりさせられたニュースだったわ。


「ジミーは辞めたよ。僕のチームは、僕と兄のジョンと、フィットネス・トレーナーだけになった。これは1週間前に起きたことだけど、今でもジミーのことは尊敬しているし、僕のために時間を作ってくれたことには、感謝しているよ。」って、ロディックは説明していたわ。

こうなった原因については、「きっと、パートタイムとしてのコーチは厳しかったんだと思う。思っていた成績を上げられなかったし。お互いの関係は良かったし、良い友達だよ。人間的にもとても尊敬している。こうなったことは残念だけど、彼が僕にしてくれたことには感謝しているし、引退した今、こうして僕のために時間を裂いてくれたことにも感謝しているんだ。」って、フルタイム・コーチのように、年間を通してずっと選手に帯同していなかったコナーズの状態が、ちょっと難しかったのが原因らしいわね。

アメリカの大会じゃなかったり、それほど大きい大会じゃないと、コナーズは実家にいたまま、電話とかでアドバイスをしていたらしいし、そうなると細かい部分やニュアンスみたいなのは伝わらなかったんじゃないかしら。

でも、戦術や頭を使ったプレーで勝っていたコナーズと、ビッグ・サーブや力でねじ伏せて来たロディックと、プレースタイルに関しては決して似ているとは言えない二人だったから、それが融合されるとまた怖い選手になるかなって感じていたの。


今回は見事、優勝を上げられたけど、このことがこれからのロディックの成績にどう影響してくるかは、これから続く2つのマスターズ・シリーズと、全仏&ウィンブルドンで現れてくるんじゃないかしら?

