2008年03月24日
観戦にもマナー

一日一回クリックしてねん


昨日の日曜日に終わったインディアン・ウェルズの『パシフィック・ライフ・オープン』は、女子では今季無敗だったマリア・シャラポワが準優勝したスベトラーナ・クズネツォワに敗れたり、男子では王者ロジャー・フェデラーが、またしてもタイトル獲得できず、今季未だに優勝に手が届いてないのよね。

と、波乱ずくしだったけど、今週からはマイアミで『ソニーエリクソン・オープン』が開催されます。




実は先週のパシフィック・ライフ・オープン期間中に、こんなことがあったの。



2月の中旬に、マラドーナの祖国アルゼンチンはブエノス・アイレスで行われたATP大会に出場していたスタラーチェ。


その試合を観戦に行っていたマラドーナだったんだけど、試合はフルセットにもつれる大接戦になり、興奮したマラドーナは客席からスタラーチェに野次を飛ばしまくってしまったんだって。

スタラーチェは、マラドーナが彼を侮辱するような言動までしていたらしく、惜しくも負けてしまったその試合のあと、思わずマラドーナの顔にラケットを投げたかったくらいだって感じていたらしいの。

スラターチェはマラドーナのことを子供の頃から大ファンで、ヒーローとして崇めていたくらいだってことを聞いたマラドーナは、本当に申し訳なく思って、そのお詫びに1986年のワールドカップで自分が着た10番のユニフォームにサインを入れて彼に送ったそうよ。

スタラーチェは「彼のしたことは、本当にあってはならないこと。しかも、マラドーナほどの人間だったら余計さ。でも、この話しは、今日この場で過去のことになった。」って、そのシャツを見せた写真と共に掲載されたイタリアのスポーツ新聞の記事で発言していたわ。

自分の国の選手を応援するのは当然だけど、相手に対して失礼なことをするような応援の仕方は、応援されている選手だって気持ちよくないはず。


異端児と言えば聞こえはいいですが、最低な人間に思えてしまいますね。
そんな人が大スターだったなんて信じられないです。というか、信じたくないです。
マラドーナは、薬物使用などもあったり、サッカー以外でも、世間を騒がせてましたからね。
やっぱり、スター選手は人間としても、それなりの人物であって欲しいです。
これじゃ、せっかくの輝かしい過去が台無しです。
今のスター選手には、そんな風になって欲しくないですよね。