ピンキーズ・リマークス 毒舌ライター・ピンキーによるテニスニュース、コラム、その他諸々。

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１０月２日のブログで、引退したジュスティーヌ・エナンの幸せそうな現状をお伝えしたばかりだったけど、彼女に関するちょっと悪いニュースが転がり込んできたの。それは『ル・ソワール（Le Soir）』と言う、ベルギーの雑誌に掲載された記事だったの。

まずは１０月１日の記事では、実の兄であるトーマス・エナンが横領、着服の罪に問われたと言うの。犯行は２００５年に行われたことらしいんだけど、当時ある銀行の支店に勤務していたトーマスは、顧客の預金を横領して約８千ユーロ（約１１０万円）を着服したらしいの。

トーマスは罪を認めているらしいんだけど、お金は中古車購入にあてたってことらしいわ。何ともお粗末なことでしょう。まあ、当時ジュスティーヌは家族とは疎遠になっていたらしいから、お金に困ったとしても、彼女の稼いだ大金は家族の元へは行かなかったんだろうけど、それにしても、とんだスキャンダルに巻き込まれちゃったって感じよね。

そして同じ雑誌の１０月４日の記事では、当のジュスティーヌが、長い間傷めていた膝の手術を受ける決断を下したんだって。それは長年コーチとして付き添っていたカルロス・ロドリゲスが語ったらしいわ。２つ目のアカデミーも無事に開校したことだし、ちょっと時間が持てると思っての判断なのかしら？ジュスティーヌも色々大変ね。。。

１０月３日のブログで紹介した、今季の全てを休養に当てるって発表したマリア・シャラポワだけど、新しい彼氏ができたらしいの。それはアメリカの３大ネットワークの１つ、ＮＢＣのスポーツ部門の責任者であるディック・エバーソルの息子、チャーリー・エバーソルらしいわ。二人のホッとな時間を優先しての休養・・・なんてことはないでしょうね？？？

先週、１０月２日から５日まで行われたＡＴＰのシニア・ツアーである『ブラックロック・ツアー・チャンピオンシップス』のオランダ大会に、エブゲニー・カフェルニコフが初出場したの。まだ３４歳とシニア・ツアーでは若手の彼は、１９９９年５月に世界ランク１位の座についたけど、２００３年のシーズンを最後に引退しちゃったのよね。

その後彼は、ポーカーに明け暮れたりゴルフを趣味で行ったりと、引退後は人生を自由に謳歌していたの。そんな彼がこうしてコートに立ったのは・・・本当に何年ぶりらしく、地元オランダのポール・ハールハウスがインタビューしてました。

ハールハウスが、大会出場への歓迎の意を表すと、確実に体重を増している様子のカフェルニコフは、「もう何年ぶりかな？」とおどけて見せたわ。「試合に必要なものをちゃんとバッグにしまったかい？しっかり覚えてるかい？」って質問にも、「ラケットとシューズと・・・多分忘れ物はないはずだよ。」って愛嬌たっぷりに答えてました。

ちょっと・・・いや、かなりかな？・・・ふくよかになったカフェルニコフは、マイケル・チャンにストレートで、ハールハウスにはフルセットで、ゴラン・イヴァニセビッチにもストレートで敗れ、勝利を上げることはできませんでした。

それでも、こうして元気な姿をファンの前に見せてくれること自体、ファンは大感激だったんじゃないかしら。これからも、（もうちょっと体を絞って）またコートに帰ってきて欲しいですよね。

今日はゴシップ・ネタ、あれこれでした。