2008年12月05日
キャリア・ベストを送った選手達
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イェレーナ・ヤンコビッチはキャリア・ベストのシーズンを送って、見事世界ランク1位でシーズンを終えたけど、他のトップ選手の中にもキャリア・ベストのシーズンを送った選手がおりました。
ディナラ・サフィーナは昨年末の15位から3位へと大きく躍進。2000年にプロデビューした22歳の彼女は、これまでも3度のトップ20フィニッシュをするなど、すでにトップ選手の仲間入りを果たしていたの。
そんな彼女は、シーズン序盤は10大会で11勝10敗と調子があがらなかったんだけど、5月のベルリンで当時1位だったジュスティーヌ・エナンを下し初のティア1優勝を飾ってから一変。直後の全仏オープンでも準優勝になって、ベルリン以降は44勝7敗と、全部で4大会で優勝を飾り、10月には最高位2位にまで上り詰めました。
兄のマラット・サフィンに追い付くように、世界ランク1位を目指す2009年。5月までは失うポイントも少ないだけに、更にランキングを上昇させる可能性が高いわね!
サフィーナと同胞のエレーナ・デメンティエワ。去年の年末の11位から自己最高位の4位でシーズンを終えたわ。27歳の彼女は2000年からず~っとトップ20フィニッシュをしてて、2004年には全仏オープンとUSオープンで準優勝するなど、世界ランク6位で終わり、それまでの最高のシーズンを送ったの。
昨年はわき腹の疲労骨折などでランキングを落としていたけど、3月にドバイで優勝してからは、全仏オープンでベスト8、ウィンブルドンと全米オープンでベスト4と好調を続け、ルクセンブルグの優勝とツアー最終戦でも初のベスト4入りを果たしたの。
レギュラー・ツアーではないけど、何と言っても北京五輪の金メダルは、彼女の最も忘れられない思い出の1つになったみたいよ。この好調を来シーズンも持続することができるかしらね!
またしてもロシア勢のヴェラ・ズヴォナレーワ。24歳の彼女は、昨年末の23位から7位と自己最高位&初のトップ10入りでシーズンを締めくくりました。2004年にトップ10入りを果たしていたけど、そのシーズンは11位で終わって、それまでのベスト・シーズンだったの。
今年は序盤に足首の怪我に見舞われて全豪オープンでは1回戦で途中棄権を余儀なくされたの。そんな彼女だけど、1ヵ月後のドーハでは準優勝、マイアミでベスト4、チャールストンでも準優勝を成績を残したの。5月のプラハで優勝してからはちょっとリズムを崩したけど、北京五輪での銅メダルをきっかけにまた調子を上げたわ。
シーズン終盤の広州で優勝し、北京でベスト4、モスクワとリンツで準優勝を飾り、ぎりぎりでツアー最終戦の切符を獲得。その最終戦ではS・クズネツォワ、A・イバノビッチ、ヤンコビッチ、デメンティエワらを下し、見事準優勝を飾り、直後に最高位の7位へとランク・アップに成功してシーズンを終えました。
イタリアのエース、フラビア・ペネッタ。26歳の彼女は昨年末の39位から13位と、トップ10目前で初のトップ20入りでシーズンを終えたわ。序盤でビニャ・デル・マールとアカプルコのクレー大会で優勝したけど、その後は上位進出がなかったの。7月のロサンゼルスで自身初のティア2での準優勝を飾ってまた上向きに。
全米オープンでは自身初のグランドスラムでベスト8入りを果たし、終盤のヨーロッパ・シーズンで、モスクワで8強、チューリッヒで準優勝、リンツで8強を果たし自己最高位の13位へ上昇させました。
カテリーナ・シュレボトニックも昨年の27位から20位と初のトップ20入りでシーズンを終えました。27歳の彼女は、ダブルスでは年初にランキング3位になるなど、世界のトップとして名を連ねていたけど、ウィンブルドンと全米オープンのジュニア・チャンピオンは、シングルスでも頭角を現したわ。
これまでトップ10選手から4度しか勝利を上げていなかった彼女は、今季はそれを上回る5回もの金星を上げたの。グランドスラムでは2002年の全仏オープンで4回戦進出があるだけだったけど、今季はその全仏と全米オープンで2度の4回戦進出を果たしたの。
優勝こそなかったけど、ストラスブルグでの準優勝に加えて、3度のベスト4と4度のベスト8入りを果たし、今季の成績を50勝24敗で終わらせ、2006年7月に記録した自己最高位の20位でシーズンを終えることに成功したの。
こう考えると、27歳のデメンティエワとシュレボトニック、26歳のペネッタと、20代も中盤を越えてからのキャリア・ベストは、このところ10代での活躍が目立つ女子テニスの中では、遅咲きと言われるかも知れないわね。
でも、30歳を過ぎてからトップ10入りした選手だっていたくらいだし、多くの経験を積んで肉体的にも精神的にも成長して、ベストのシーズンを送ることもあるってことよね。20代前半の選手も、まだまだ努力を続けることが大切ってことね!
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イェレーナ・ヤンコビッチはキャリア・ベストのシーズンを送って、見事世界ランク1位でシーズンを終えたけど、他のトップ選手の中にもキャリア・ベストのシーズンを送った選手がおりました。
ディナラ・サフィーナは昨年末の15位から3位へと大きく躍進。2000年にプロデビューした22歳の彼女は、これまでも3度のトップ20フィニッシュをするなど、すでにトップ選手の仲間入りを果たしていたの。
そんな彼女は、シーズン序盤は10大会で11勝10敗と調子があがらなかったんだけど、5月のベルリンで当時1位だったジュスティーヌ・エナンを下し初のティア1優勝を飾ってから一変。直後の全仏オープンでも準優勝になって、ベルリン以降は44勝7敗と、全部で4大会で優勝を飾り、10月には最高位2位にまで上り詰めました。
兄のマラット・サフィンに追い付くように、世界ランク1位を目指す2009年。5月までは失うポイントも少ないだけに、更にランキングを上昇させる可能性が高いわね!
サフィーナと同胞のエレーナ・デメンティエワ。去年の年末の11位から自己最高位の4位でシーズンを終えたわ。27歳の彼女は2000年からず~っとトップ20フィニッシュをしてて、2004年には全仏オープンとUSオープンで準優勝するなど、世界ランク6位で終わり、それまでの最高のシーズンを送ったの。
昨年はわき腹の疲労骨折などでランキングを落としていたけど、3月にドバイで優勝してからは、全仏オープンでベスト8、ウィンブルドンと全米オープンでベスト4と好調を続け、ルクセンブルグの優勝とツアー最終戦でも初のベスト4入りを果たしたの。
レギュラー・ツアーではないけど、何と言っても北京五輪の金メダルは、彼女の最も忘れられない思い出の1つになったみたいよ。この好調を来シーズンも持続することができるかしらね!
またしてもロシア勢のヴェラ・ズヴォナレーワ。24歳の彼女は、昨年末の23位から7位と自己最高位&初のトップ10入りでシーズンを締めくくりました。2004年にトップ10入りを果たしていたけど、そのシーズンは11位で終わって、それまでのベスト・シーズンだったの。
今年は序盤に足首の怪我に見舞われて全豪オープンでは1回戦で途中棄権を余儀なくされたの。そんな彼女だけど、1ヵ月後のドーハでは準優勝、マイアミでベスト4、チャールストンでも準優勝を成績を残したの。5月のプラハで優勝してからはちょっとリズムを崩したけど、北京五輪での銅メダルをきっかけにまた調子を上げたわ。
シーズン終盤の広州で優勝し、北京でベスト4、モスクワとリンツで準優勝を飾り、ぎりぎりでツアー最終戦の切符を獲得。その最終戦ではS・クズネツォワ、A・イバノビッチ、ヤンコビッチ、デメンティエワらを下し、見事準優勝を飾り、直後に最高位の7位へとランク・アップに成功してシーズンを終えました。
イタリアのエース、フラビア・ペネッタ。26歳の彼女は昨年末の39位から13位と、トップ10目前で初のトップ20入りでシーズンを終えたわ。序盤でビニャ・デル・マールとアカプルコのクレー大会で優勝したけど、その後は上位進出がなかったの。7月のロサンゼルスで自身初のティア2での準優勝を飾ってまた上向きに。
全米オープンでは自身初のグランドスラムでベスト8入りを果たし、終盤のヨーロッパ・シーズンで、モスクワで8強、チューリッヒで準優勝、リンツで8強を果たし自己最高位の13位へ上昇させました。
カテリーナ・シュレボトニックも昨年の27位から20位と初のトップ20入りでシーズンを終えました。27歳の彼女は、ダブルスでは年初にランキング3位になるなど、世界のトップとして名を連ねていたけど、ウィンブルドンと全米オープンのジュニア・チャンピオンは、シングルスでも頭角を現したわ。
これまでトップ10選手から4度しか勝利を上げていなかった彼女は、今季はそれを上回る5回もの金星を上げたの。グランドスラムでは2002年の全仏オープンで4回戦進出があるだけだったけど、今季はその全仏と全米オープンで2度の4回戦進出を果たしたの。
優勝こそなかったけど、ストラスブルグでの準優勝に加えて、3度のベスト4と4度のベスト8入りを果たし、今季の成績を50勝24敗で終わらせ、2006年7月に記録した自己最高位の20位でシーズンを終えることに成功したの。
こう考えると、27歳のデメンティエワとシュレボトニック、26歳のペネッタと、20代も中盤を越えてからのキャリア・ベストは、このところ10代での活躍が目立つ女子テニスの中では、遅咲きと言われるかも知れないわね。
でも、30歳を過ぎてからトップ10入りした選手だっていたくらいだし、多くの経験を積んで肉体的にも精神的にも成長して、ベストのシーズンを送ることもあるってことよね。20代前半の選手も、まだまだ努力を続けることが大切ってことね!
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