2008年12月05日
キャリア・ベストを送った選手達

一日一回クリックしてねん


イェレーナ・ヤンコビッチはキャリア・ベストのシーズンを送って、見事世界ランク1位でシーズンを終えたけど、他のトップ選手の中にもキャリア・ベストのシーズンを送った選手がおりました。

ディナラ・サフィーナは昨年末の15位から3位へと大きく躍進。


そんな彼女は、シーズン序盤は10大会で11勝10敗と調子があがらなかったんだけど、5月のベルリンで当時1位だったジュスティーヌ・エナンを下し初のティア1優勝を飾ってから一変。


兄のマラット・サフィンに追い付くように、世界ランク1位を目指す2009年。


サフィーナと同胞のエレーナ・デメンティエワ。



昨年はわき腹の疲労骨折などでランキングを落としていたけど、3月にドバイで優勝してからは、全仏オープンでベスト8、ウィンブルドンと全米オープンでベスト4と好調を続け、ルクセンブルグの優勝とツアー最終戦でも初のベスト4入りを果たしたの。

レギュラー・ツアーではないけど、何と言っても北京五輪の金メダルは、彼女の最も忘れられない思い出の1つになったみたいよ。


またしてもロシア勢のヴェラ・ズヴォナレーワ。



今年は序盤に足首の怪我に見舞われて全豪オープンでは1回戦で途中棄権を余儀なくされたの。



シーズン終盤の広州で優勝し、北京でベスト4、モスクワとリンツで準優勝を飾り、ぎりぎりでツアー最終戦の切符を獲得。


イタリアのエース、フラビア・ペネッタ。




全米オープンでは自身初のグランドスラムでベスト8入りを果たし、終盤のヨーロッパ・シーズンで、モスクワで8強、チューリッヒで準優勝、リンツで8強を果たし自己最高位の13位へ上昇させました。

カテリーナ・シュレボトニックも昨年の27位から20位と初のトップ20入りでシーズンを終えました。


これまでトップ10選手から4度しか勝利を上げていなかった彼女は、今季はそれを上回る5回もの金星を上げたの。


優勝こそなかったけど、ストラスブルグでの準優勝に加えて、3度のベスト4と4度のベスト8入りを果たし、今季の成績を50勝24敗で終わらせ、2006年7月に記録した自己最高位の20位でシーズンを終えることに成功したの。

こう考えると、27歳のデメンティエワとシュレボトニック、26歳のペネッタと、20代も中盤を越えてからのキャリア・ベストは、このところ10代での活躍が目立つ女子テニスの中では、遅咲きと言われるかも知れないわね。

でも、30歳を過ぎてからトップ10入りした選手だっていたくらいだし、多くの経験を積んで肉体的にも精神的にも成長して、ベストのシーズンを送ることもあるってことよね。


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