2010年11月04日
シニア・ツアー情報&ツォンガの怪我の悪化

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ジム・クーリアらが主催している男子シニアツアーのチャンピオンズ・シリーズは、今夜4日から7日までグランド・ケイマンで行われる大会が今季レギュラー・シーズンの最後の試合となります。

その後はアラブ首長国連邦のドバイでシニア・ツアーの最終戦として11月17日から20日まで『エミレーツNBDザ・レジェンド・ロック・ドバイ』と称する大会を最後に今季のシニア・シリーズに幕を閉じます。

明日から行われるグランド・ケイマンの大会には1989年に若干17歳で全仏オープンに優勝し、史上最年少でグランドスラム優勝を果たしたマイケル・チャンが出場予定だったんだけど、奥さんが第一子の出産が間近と言うことで、急遽キャンセルしてしまいました。

現在38歳のチャンは同じ中国系アメリカ人で、元女子プロテニス選手だったアンマー・リウさん(26歳)と2008年10月に結婚していたの。

「ケイマン諸島での大会で戦うことをとても楽しみにしていました。ただ今回は、妻と一緒に待ち望んでいた第一子の出産が近いので、妻の元にいる必要があり出場が不可能となりました。」ってチャンは残念な思いを語ってました。

そんなチャンに代わってミカエル・パーンフォースが出場します。


サフィンは引退後、シニア大会はもとよりエキシビションなどにも一切出場していなかったの。


こうして元気にシニア大会へ出場してくれるのは、ファンにとってまた彼の元気なプレーと突飛な(?)パフォーマンスが見られるかチャンスが与えられた気分ね。


世界ランク13位のジョー・ウィルフリード・ツォンガが左膝の怪我のため、今季のプレーを終了する決断を下しました。


その後は全仏オープンからUSオープンまでの約3ヶ月半を治療にあてて、東京で行われた楽天ジャパン・オープンに出場するもヤルコ・ニエミネンに負けて初戦敗退。


「今後6週間くらいは完全な休養が必要になってしまった。炎症止めを使いながら試合を続けることはできるかもしれないけど、半年も怪我に泣かされるリスクを冒したくなかった。2008年の北京五輪の欠場と同じくらい、辛い経験になってしまった。」ってツォンガは状況を説明しつつ、自分の気持ちを語っていました。

ツアー最終戦への残り3枚の切符への可能性もわずかながら残されていたツォンガだけど、その希望も断念。



怪我を悪化させて長引かせるよりは、やっぱり早めに治療することの方がプロテニス選手にとっては必要なことよね。

