2009年08月03日
キムへのダベンちゃんのアドバイス

一日一回クリックしてねん


来週から始まる『ウェスタン・サザン・ファイナンシャル・グループ女子オープン』からツアー復帰する元世界ランク1位のキム・クレイステルスは、復帰後に母親としての役割をフルにこなしつつ、選手としてツアーを回ることのアドバイスを先輩ママであるリンゼイ・ダベンポートにもらったんだって。

これは彼女が復帰を決めてから、新たに契約を交わしたスポンサーのアデコのインタビューに答えて語ってました。


「練習をしていても、ヤダはいつも近くにいたがって、練習を見たがるの。でも公式な試合となるとちょっと違うはずだから、彼女がどれくらい観客席でじっとしてられるか疑問だわ。復帰しても素晴らしい母親でなければならないし、加えてヤダが大きくなってから、自慢できるくらいの成績が出せるプレーもしなければならないの。」
「ダベンポートと話しをさせてもらったの。彼女も元世界ランク1位で出産後に復帰を果たした選手だから。彼女にどうやって母親と選手の立場を両立させたのかを聞いたわ。彼女の意見はとても助けになったの。母親でいることへの感謝の気持ちは大きいけど、同時に他にも何かできるって思いもある。私のような若い母親は、母親でいるだけじゃなく何かをやりたいって思っている人がたくさんいるはずよ。」って、ダベンポートからの具体的な内容は明かしてはくれなかったけど、確かにダベンポートからアドバイスを仰いだのは本当らしいわね。

インタビューを行った新しいスポンサーのアデコは、ベルギーをベースにしている会社で、オリンピックやパラリンピックの公式スポンサーにもなっているスポーツに高い関心と貢献を与えている会社なんだって。

「こうしてアデコとのパートナーシップを組んで、2度目のキャリアをスタートすることができることに興奮を覚えるわ。世界的に有名なアデコとチームを組めることは、家族としてそして選手としての生活を両立させようとするチャレンジに大きな自信を与えてくれたの。こうしたモチベーションへの理解の高い会社の協力はとても大切なこと。特にアデコは、新しいキャリアへ最高のアドバイスとサポートをしてくれているの。」と、絶大なる感謝の意を表してました。

そして復帰へ向けての気持ちの変化をこう語ってました。

「正直この2年間は、テニスを恋しく思う時間さえなかったわ。結婚式を挙げてヤダを出産して。今年のウィンブルドンでのエキシビションへ向けての練習を積んで行くうちに、テニスがしたいとか試合に出たいと言う思いが戻って来たの。練習も好きだけど、試合をしたいって言う熱い思いが沸いて来てしまったの。」
キムはプロテニス選手になるように生まれて来た人間だったってことよね。

来週以降は、8月17日からのロジャース・カップを経て、8月31日からのUSオープンに出場。秋には10月19日からのルクセンブルクでのBNPパリバ・オープンの出場も決まってますね。

怪我さえしなければ、来年はフルシーズン、ツアーを回ってくれるんじゃないかしら?


