2009年03月21日
キムの復帰疑惑とホークアイのミス

一日一回クリックしてねん


3月14日のブログでお伝えしたキム・クレイステルスの復帰の香りがする練習量の多さのお話。



「キムがメールを送って来たの。それには、どうやって子供と一緒にツアーを回って生活して行ったらいいのかって言う質問が書いてあったわ。」フォックス・スポーツ・テレビでインディアンウェルズのコメンテーターを勤めていたダベンポートが語っていたの。

加えて「だから発表されたウィンブルドンでのエキシビションとアメリカで夏に行われるワールド・チーム・テニスへの参戦に加えて、レギュラー・ツアーも回るつもりでいると思うわ。」これはダベンポート本人が語ってることだし、かなり説得力があるわね。

それにかつてのコーチも「彼女がツアーを離れた時も、それが彼女をコートで見る最後だとは私は言わなかったはずさ。まだ断言するのは早いが、彼女の頭の中には復帰の二文字があるだろう。体作りも終えてプレーしたいって思ったら全く復帰もあり得るだろうし、私は驚かない。」って、ロイター通信の取材に答えているの。

今まだ25歳だし、最近は復帰する選手も増えているし彼女が復帰しても不思議じゃんばいわよね。


子供も生まれて生活も安定して体も健康なら、またテニスがしたいって思っても不思議じゃないわ。


今のベルギー人選手は世界ランク73位のヤニーナ・ウィックマイヤー、同86位のクリステン・フリプケンス、同281位のタマリン・ヘンドラーがトップ3で、引退した二人の後を継ぐ選手が出て来ていないのが現状なのよね。

ベルギー・テニス界にはグッドニュースかも知れないわ。



今週行われているインディアンウェルズで木曜日に行われた男子準々決勝のアンディ・マレーとイヴァン・リュビチッチの試合で、こんなあってはならない出来事が起きてしまったの。


セットも終盤を迎え、リュビチッチのサービス・ゲームでアドバンテージ・レシーバーとピンチの場面。


マレーは一か八かでチャレンジ・システムを採用。



主審はそのポイントをやり直す措置を取ったんだけど、そこでポイントを落としてしまったリュビチッチがブレークされてしまったの。


試合は次の第10ゲームでリュビチッチがブレークバックに成功したものの、タイブレークの末落として、ストレート敗けで幕が閉じました


ホークアイが導入されて、チャレンジ・システムが採用されたけど、やっぱり主審の判断が第1優先順位と言うことをもっと明確にするべきではって意見が高まるのは分かりますね。


ま、だったらそもそもホークアイもいらないって議論になりそうだけどね。


何故なら、所詮は実写でなく、CG だからです。
それなら、実写 video を主審及び副審が見て協議判断する、単なる video 判定の方が未だ良いのでは、などと思っております。
今回の一件からもその信憑性の疑いは強まるばかりです。
即ち、導入以降これまで Challenge され、映し出された CG 全てまたは一部について、その信憑性が疑われかねません。
それこそ、説明責任が問われるでしょう。原因と( 2度と同様の理由で発生しない) 改善策とについて。
その導入当初、私が密かに危惧したのは、例えば、買収された Hawk Eye エンジニアが買収者に有利に In/ Out をすげ替えることも可能ではないか、ということです。また、電子データですので、加工プログラムを予め仕込んでおくことも出来たりするのではないか、等々。
なんて、考え過ぎでしょうか?
どうも tennis 以外のことで、試合が中断され、その集中または関心が阻害されているような気がしてならないのです(審判材料ツールではありますが)。
そうですね、ホークアイ導入時にも賛否がかもし出されてましたからね。今回のミスは、技術者によるイージーミスだったと、その後の報道にありました。
たとえ機械が精密でも、それを扱っているのが生身の人間だと、やっぱりこう言うミスは0%ではないってことですよね。
ホークアイやビデオ判定は、主審の判断の1つの要因にすぎない程度の扱いにすればいいのに・・・って思ってしまいますね。
vittorio_corleoneさんが言うように、裏で良からぬ操作が行われることだって不可能ではないかもしれませんしね(やや考えすぎな気も・・・笑)
やっぱりこう言うことがあると、選手が可哀想です。同じようなことがもう起きませんようにと祈るばかりです。