2010年03月05日
被災地のチリでデビスカップ開催

一日一回クリックしてねん


先週の土曜日に起きたチリ南部の大地震を受けて、今週末に行われる男子国別対抗戦デビスカップの1回戦のチリ対イスラエルの試合が1日ずらして行われることになりました。

震度8.8の巨大な地震に見舞われたチリ南部。



その対抗戦に出場するニコラス・マスーは先日「少なくとも2日くらいは日程を遅らせて開催する方が望ましい。でもそれは国際テニス連盟(ITF)の決めることだけどね。あの地震で練習が思うようにできずにいるけど、イスラエル・チームも条件は同じさ。」って地元のラジオ番組でコメントしてました。

でもITFは予定通り行うって当初は言ってたんだけど、交通機関の影響などで1日ずらすことを決めたようね。

デビスカップが行われるコキンボと言う街は、大地震が起きた場所からは離れていて、会場となる『エンジョイ・テニス・センター』もほとんど影響はなく、地元の空港も閉鎖してないの。


チリのエースであるフェルナンド・ゴンサレスは、メキシコで行われた大会で被害を知り、すぐに地元のサンティアゴにいる家族の元へ帰郷したの。


「デビスカップについて語るのは今は難しい。多くの人々が苦しんでいる状態で、テニスをすることは気分が良くない。ここ3日間は眠れなかった。テレビで見たチリ南部の映像がいつも脳裏に浮かぶんだ。それでもデビスカップの日程を変更するには時間がない。イスラエルに勝利することで、喜びを分けて上がられることができたらと思っている。」
チリで悲しんでいる人々へ、活力を与えられるようなプレーを披露してイスラエルから勝利を飾って、みんなに元気を与えられたらって、選手達は感じているんじゃないかしら?


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