2006年07月14日
で、男子は?
先週まで行われていたウィンブルドン男子シングルスで、こんな試合があったの。それは4回戦の第22シードで8強入りに成功したヤルコ・ニエミネンと第27シードのドミトリー・ツルスノフの一戦。もつれにもつれた試合は、第1、第2セットをニエミネンが先取して、第3、第4セットともタイブレークにもつれてツルスノフが何とか取って試合はファイナル・セットへ。かなりニエミネンのサーブに苦しんでいたツルスノフは、いらいらが溜まっていたんだけど、それでもフルセットへ持ち込んで敗退目前から生き返ったの。でも、審判に不満があってラケットでボールを地面へぶつけたんだけど、それが審判の方向だったことで、審判への態度が悪いとして7-7からの第15ゲームでポイント・ペナルティを科されてブレークを許しちゃったの。その後、ニエミネンがサーブをキープして4時間にも及ぶ試合に終止符が打たれたの。で、敗れたツルスノフは試合後に、審判を勤めたキャリア十分のマーフィー氏をフセイン元大統領を例えに上げてこう非難してたの。「長いあいだ審判をやっているからと言って、質の良い審判だとは限らないだろう?サダム・フセインがイラクを長いこと支配してたけど、彼の考えに賛同する人は、そんなに多くはないじゃないか。これまで彼の審判でした3試合くらいは、常にトラブルの連続だったんだ。詳しいことは言いたくないけど、彼は最悪の審判だよ。」って思いのたけをぶつけてたわ。その場にいたわけじゃないから分からないけど、審判も人間。人によって色々なのは仕方のないことよね。対戦相手のニエミネンにしてみたら、同じ状況で試合をしてるんだからって言われちゃうわよね。楽しいATPブログを書いて一躍有名になった面白い彼なだけに、あんまり嬉しくないコメントかな~。
それからなかなかスランプから立ち直れないでいる、アンディ・ロディック。3回戦ではアンディ・マレーとのアンディ対決ではストレートで負けちゃって、2年連続で準優勝していたウィンブルドンでも、早々と姿を消す結果になっちゃったの。「彼(マレー)は、かなり素早い動きをするよ。動きながらのショットも最高だね。まだまだ成長するんじゃないかな。」ってマレー君の印象を語ってたんだけど、自分のプレーに対しては「ボレーが最悪だった。これまでは数段上手かったから、かなり落胆してるよ。フラストレーションが溜まるし、それが原因で第1セットを落としてしまって、それからは彼にリズムを持って行かれちゃったよ。今は実態の知れない何かを捜し求めている最中なんだ。今日はかなりがっかりしたし、ハッピーな気分とはほど遠いね。それに怒りも感じるくらいさ。」って、試合後に語ってたわ。実態の知れない何かね~。まだ何が原因でこんなスランプに陥っちゃったか、わからない状態なのね。う~ん・・・。これはまだまだ長いかも知れないわね~~~!!!
このアンディ対決が行われた同じ日に、一人のレジェンドと呼ばれる選手が、最後のウィンブルドンを後にしたの。アンドレ・アガシ。今年のUSオープンを最後に引退を表明して、これが最後のウィンブルドンだったんだけど、3回戦で準優勝した第2シードのラファエル・ナダルに負けちゃって、これが最後の試合となりました。アガシは試合直後にコートサイドでの地元BBCのインタビューにこう答えてたの。「ここでは、忘れられないような数々思い出だあるのは言うまでもない。何年もの間、私を受け入れてくれたこのウィンブルドンへの思いは、これからどうやっても恩返しができるものではないほどで、そこにいてくれた数多くの人達にはこの場を借りて感謝の意を表したい。もし、プロ・テニス・プレーヤーになりたいなら、この大会に出場したいと誰もが夢をみるはず。ウィンブルドンとはそういう場所なんだ。この大会に出場できた名誉を何年も味わったけど、今日の日を忘れることはないだろう。ここにいるみなさんは、素晴らしいテニス・ファンだし、多くの愛情を与えてくれた。今年ここに戻ってプレーするにあたって、何が起こるか分からなかったけれど、ただ1つ期待できたことは、こうしてみなさんから自分に与えてくれている暖かい気持ちがあることだ。本当にありがとう。」ってコートを去って行ったんだって。もうこれでも、Pinkyはウルウルきちゃうんだけど、本当の最後のUSオープンの時はいったいどうなっちゃうのか今から心配だわ~。
そのアガシに対して、かつてのチャンピオンのゴラン・イヴァニセビッチが自身のブログでこんなことを書いていたわ。「アガシが少なくとも2試合は勝利してナダルと言う最高の選手にセンター・コートで敗れたことは、良かったなって思うよ。負けたことについては、彼は悲しんでいるだろうけど、ビッグ・コートでビッグな選手に敗れたのは救いだった。92年の決勝で僕はアガシに負けているけど、彼は本当に素晴らしい選手だと未だに思うんだ。テニスにとってもウィンブルドンにとっても、まさに悲しい日になったんじゃなかな。アガシは試合後に泣いていたけど、世界のテニス界も同時に泣いていた気がした。」一時代を築いただけあって、彼の引退には多くのファンや選手、それにイヴァニセビッチのような、かつての選手達も色んな思いがあるんじゃないかしら?これも時代の流れ。避けられない事実なのよね~・・・。
そうそう、日本人の期待の若手をご紹介。若干17歳の杉田祐一君。湘南工科大付属高3年在学中の彼なんだけど、先月行われた国内のフューチャー大会で、軽井沢でベスト4、草津で準優勝、連戦の疲れからか東京では2回戦だったんだけど、草津と東京のポイントが付いて、1042位だったランキングを230ポイントも上げて812位へと大きくジャンプ。草津では決勝まで1セットも落とさず勝ち上がって、日本のベテランの岩淵聡選手に5-7,2-6で負けちゃったけど、これからもどんどんランキング伸ばしてもらいたいわね。ちなみに、現在のジュニア・ランキングは175位と今一つで、全豪ジュニアでは予選を勝ち上がって本戦入りしたけど、全仏とウィンブルドンのジュニア大会は出場を見送って、国内のフューチャー大会にチャレンジしていたのね。もう来年はジュニアじゃなくなるし、もっともっとお兄さん達にもまれて、世界の舞台へ向かって頑張ってもらいたいわね!
それからなかなかスランプから立ち直れないでいる、アンディ・ロディック。3回戦ではアンディ・マレーとのアンディ対決ではストレートで負けちゃって、2年連続で準優勝していたウィンブルドンでも、早々と姿を消す結果になっちゃったの。「彼(マレー)は、かなり素早い動きをするよ。動きながらのショットも最高だね。まだまだ成長するんじゃないかな。」ってマレー君の印象を語ってたんだけど、自分のプレーに対しては「ボレーが最悪だった。これまでは数段上手かったから、かなり落胆してるよ。フラストレーションが溜まるし、それが原因で第1セットを落としてしまって、それからは彼にリズムを持って行かれちゃったよ。今は実態の知れない何かを捜し求めている最中なんだ。今日はかなりがっかりしたし、ハッピーな気分とはほど遠いね。それに怒りも感じるくらいさ。」って、試合後に語ってたわ。実態の知れない何かね~。まだ何が原因でこんなスランプに陥っちゃったか、わからない状態なのね。う~ん・・・。これはまだまだ長いかも知れないわね~~~!!!
このアンディ対決が行われた同じ日に、一人のレジェンドと呼ばれる選手が、最後のウィンブルドンを後にしたの。アンドレ・アガシ。今年のUSオープンを最後に引退を表明して、これが最後のウィンブルドンだったんだけど、3回戦で準優勝した第2シードのラファエル・ナダルに負けちゃって、これが最後の試合となりました。アガシは試合直後にコートサイドでの地元BBCのインタビューにこう答えてたの。「ここでは、忘れられないような数々思い出だあるのは言うまでもない。何年もの間、私を受け入れてくれたこのウィンブルドンへの思いは、これからどうやっても恩返しができるものではないほどで、そこにいてくれた数多くの人達にはこの場を借りて感謝の意を表したい。もし、プロ・テニス・プレーヤーになりたいなら、この大会に出場したいと誰もが夢をみるはず。ウィンブルドンとはそういう場所なんだ。この大会に出場できた名誉を何年も味わったけど、今日の日を忘れることはないだろう。ここにいるみなさんは、素晴らしいテニス・ファンだし、多くの愛情を与えてくれた。今年ここに戻ってプレーするにあたって、何が起こるか分からなかったけれど、ただ1つ期待できたことは、こうしてみなさんから自分に与えてくれている暖かい気持ちがあることだ。本当にありがとう。」ってコートを去って行ったんだって。もうこれでも、Pinkyはウルウルきちゃうんだけど、本当の最後のUSオープンの時はいったいどうなっちゃうのか今から心配だわ~。
そのアガシに対して、かつてのチャンピオンのゴラン・イヴァニセビッチが自身のブログでこんなことを書いていたわ。「アガシが少なくとも2試合は勝利してナダルと言う最高の選手にセンター・コートで敗れたことは、良かったなって思うよ。負けたことについては、彼は悲しんでいるだろうけど、ビッグ・コートでビッグな選手に敗れたのは救いだった。92年の決勝で僕はアガシに負けているけど、彼は本当に素晴らしい選手だと未だに思うんだ。テニスにとってもウィンブルドンにとっても、まさに悲しい日になったんじゃなかな。アガシは試合後に泣いていたけど、世界のテニス界も同時に泣いていた気がした。」一時代を築いただけあって、彼の引退には多くのファンや選手、それにイヴァニセビッチのような、かつての選手達も色んな思いがあるんじゃないかしら?これも時代の流れ。避けられない事実なのよね~・・・。
そうそう、日本人の期待の若手をご紹介。若干17歳の杉田祐一君。湘南工科大付属高3年在学中の彼なんだけど、先月行われた国内のフューチャー大会で、軽井沢でベスト4、草津で準優勝、連戦の疲れからか東京では2回戦だったんだけど、草津と東京のポイントが付いて、1042位だったランキングを230ポイントも上げて812位へと大きくジャンプ。草津では決勝まで1セットも落とさず勝ち上がって、日本のベテランの岩淵聡選手に5-7,2-6で負けちゃったけど、これからもどんどんランキング伸ばしてもらいたいわね。ちなみに、現在のジュニア・ランキングは175位と今一つで、全豪ジュニアでは予選を勝ち上がって本戦入りしたけど、全仏とウィンブルドンのジュニア大会は出場を見送って、国内のフューチャー大会にチャレンジしていたのね。もう来年はジュニアじゃなくなるし、もっともっとお兄さん達にもまれて、世界の舞台へ向かって頑張ってもらいたいわね!