2010年06月28日
ナダルの膝は?&ハネスクの罰金

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先週の土曜日のウィンブルドンの男子シングルス3回戦で、フルセットの苦戦を強いられた第2シードのラファエル・ナダルはその試合のあとに、7月9日から11日にかけて行われる男子国別対抗戦(デビスカップ)の準々決勝の対フランス戦を欠場する意思を明らかにしたの。


ここまでの勝ち上がりですでに苦戦を強いられているナダルは、優勝した全仏オープン前のクレーシーズンから連戦が続いているのは確かよね。

欠場したい意向の理由についてナダルは「デビスカップが最終目標かって?もちろんそれもそうだけど、今季最後のグランドスラムであるUSオープンへ、悪い状態で臨みたくないんだ。」って、そのデビスカップの約1ヶ月半後に開かれるUSオープンでのパフォーマンスを心配しての決断だって語ってました。

それでも日曜日に行われた練習の後では、ほとんど問題はないとアピールしてました。


日曜日にウィンブルドン会場で40分ほどの練習を行ったナダルは、「良い感じさ。悪くないね。」とメディアに元気をアピールしてました。

コーチである伯父のトニー・ナダル氏も「土曜日よりはかなり良い感じになっている。」と、同じような見解を示していました。

土曜日の試合では、第5セット途中のコートチェンジの際に、トレーナーから治療を受けるシーンもあったけど、それほどひどい状態ではなさそうね。


金曜日の試合で、罰金が課されるような試合がありました。



試合は第1、第2セットをハネスクが先取したにも関わらず、第3、第4セットをブランズに奪われて試合はフルセットへともつれ込んだの!

ハネスクは試合の途中で、観客へ向かって唾を吐きかけたことで、スポーツマンらしからぬ行為として、7500ドルの罰金が決まりました。


試合後に自分の行為に謝罪したハネスクだったけど、試合中の状況をこう説明してました。

「観客の中に試合開始から自分を侮辱するような事を言っていた人間が何人かいたんだ。第5セットでまた侮辱された時には一瞬気持ちをコントロールできなくなってしまったんだ。あんなことはしてはいけないけど、僕だって人間。間違いは犯すもの。」
ハネスクは3回戦進出での賞金の4万7071ドルから、罰金額を差し引いた額が今大会の獲得賞金として支払われることになりました。


ハネスクの気持ちも分からないではないけど、観客に唾を吐きかけちゃ駄目よね。

