2006年08月20日
ツアー欠場とアンチッチの事故。
テニス記者のマット・コリン氏の記事から。
『ウィンブルドン以降、女子選手におけるアメリカのハードコート・シーズンで、トップ選手が試合の出場数を削っていることに対して文句が言える人がいるのであれば、私には理解できない。試合の重きをグランドスラムに置くことは仕方のないことであるし、全仏オープンからウィンブルドンへの短い期間のツアーは、その後のアメリカ・シーズンへ負担を掛けるスケジュールに他ならない。他に証拠が必要なら言おう。トップ10プレーヤー中、怪我を負っていない選手は2人だけしかいない。“鉄の女”と呼ばれるエレーナ・デメンティエワと同胞のスベトラーナ・クズネツォワのみだ。金曜日に、ウィンブルドン以降休むことなく試合を続けたニコール・バイディソバとイェレーナ・ヤンコビッチが相次いでモントリオールの3回戦を棄権したことも、納得がいく。ヤンコビッチはカリフォルニアで3週間連続で大会に出場し、カールソンでは決勝へ進出を果たしている。一方のバイディソバはワールド・チーム・テニスに参加し、スタンフォードとサンディエゴに出場していた。しかしバイディソバはカナダの記者につい本音をもらしていた。“怪我を理由に棄権をしたけど、本当は怪我なんかしていないの。この疲労した体でプレーすることで、怪我をすることを避けたくて棄権を申しいれたの。”と語っていた。もちろん、突然の棄権から、罰金が科されるのは必至だけれど、今一つ理解できなとが私には残る。これまでのカリフォルニア・シリーズで2大会連続で負けを喫していたキム・クレイステルスが左手首の負傷で棄権を強いられ大会を去った今となっては、そんなラッキーなドローは彼女にとってないはずなのに、なぜ、絶好の機会に大した理由もなく棄権をしたのか、私自身は不可思議でならない。』
だって。そうね~、全仏からウィンブルドンはかなり短い期間でグランドスラムが行われるし、その後すぐにアメリカ・ハードコート・シーズンに突入よね。選手の体力的な問題と、肉体的な疲労から怪我が多くなるのは仕方ないけど、クレーから芝への急激な展開がその期間の面白さの1つでもあるのは事実だからね。だから、全仏&ウィンブルドンと連続優勝を上げることの難しさにみんながチャレンジしているんじゃない?!?!でも、昨今の選手の怪我の多さを考えると、何か他にも作を練らないといけないのかもしれないわね。大会数を減らそうって運動はかつてから行われているけど、それだけじゃ・・・全ての問題が解決するとは思えないしね~。でも、日本の杉山愛ちゃんも怪我が少なくてシングルス&ダブルスともに出場してツアーを転戦してるし、“これがプロ・ツアー”って理解した上でプロ選手になるべきだとも思うわ。いくらテニスの技術があっても、それに耐えられる体がなかったら、やっぱりプロとしては失格なんじゃないかしら?それを踏まえてトレーニングを積むべきだし、それができないのならプロになるには失格なのよね。プロってそう言うことも踏まえて、全てが揃った人に与えられるくらい、貴重な仕事なんじゃないかしら???だって、そう簡単にプロになれるんだったら、プロの価値が下がっちゃうでしょ!!!そんな過酷な仕事だから、それに勝ち上がるとあれだけの賞金ももらえるのよ。お金を稼ぐってそんなに簡単なものじゃないのよ~~~!若者諸君。世間はそんなに甘くありませんよ。
・・・やっだ~。説教になっちゃったじゃない・・・(滝汗)
そうそう、現在ATPランキング9位にいる、マリオ・アンチッチがUSオープンを欠場する方向にいるらしいの。なんでも、ジェットスキーの事故にあったらしくて、昨日お伝えしたマラット・サフィンの交通事故とは違って、試合に出場するには支障をきたす状態らしいわ。実は、あまり詳しくは今は分からないんだけど、全米欠場は避けられないんだって。才能のあるプレーヤーとして注目はされていたけど、ここに来てやっとトップ10入りもして好調だっただけに、本人もかなり落胆してるんじゃないかしら?この時期の怪我やアクシデントは、この際来シーズンへ向けて神様がお休みしなさいって言ってるくらい思って、休養を取って2007年に鬱憤晴らしで爆発すればいいのよ!!!キム&マリオ。USオープンだけがテニスじゃない!来年の活躍をみんなが期待してるわよ!!!
『ウィンブルドン以降、女子選手におけるアメリカのハードコート・シーズンで、トップ選手が試合の出場数を削っていることに対して文句が言える人がいるのであれば、私には理解できない。試合の重きをグランドスラムに置くことは仕方のないことであるし、全仏オープンからウィンブルドンへの短い期間のツアーは、その後のアメリカ・シーズンへ負担を掛けるスケジュールに他ならない。他に証拠が必要なら言おう。トップ10プレーヤー中、怪我を負っていない選手は2人だけしかいない。“鉄の女”と呼ばれるエレーナ・デメンティエワと同胞のスベトラーナ・クズネツォワのみだ。金曜日に、ウィンブルドン以降休むことなく試合を続けたニコール・バイディソバとイェレーナ・ヤンコビッチが相次いでモントリオールの3回戦を棄権したことも、納得がいく。ヤンコビッチはカリフォルニアで3週間連続で大会に出場し、カールソンでは決勝へ進出を果たしている。一方のバイディソバはワールド・チーム・テニスに参加し、スタンフォードとサンディエゴに出場していた。しかしバイディソバはカナダの記者につい本音をもらしていた。“怪我を理由に棄権をしたけど、本当は怪我なんかしていないの。この疲労した体でプレーすることで、怪我をすることを避けたくて棄権を申しいれたの。”と語っていた。もちろん、突然の棄権から、罰金が科されるのは必至だけれど、今一つ理解できなとが私には残る。これまでのカリフォルニア・シリーズで2大会連続で負けを喫していたキム・クレイステルスが左手首の負傷で棄権を強いられ大会を去った今となっては、そんなラッキーなドローは彼女にとってないはずなのに、なぜ、絶好の機会に大した理由もなく棄権をしたのか、私自身は不可思議でならない。』
だって。そうね~、全仏からウィンブルドンはかなり短い期間でグランドスラムが行われるし、その後すぐにアメリカ・ハードコート・シーズンに突入よね。選手の体力的な問題と、肉体的な疲労から怪我が多くなるのは仕方ないけど、クレーから芝への急激な展開がその期間の面白さの1つでもあるのは事実だからね。だから、全仏&ウィンブルドンと連続優勝を上げることの難しさにみんながチャレンジしているんじゃない?!?!でも、昨今の選手の怪我の多さを考えると、何か他にも作を練らないといけないのかもしれないわね。大会数を減らそうって運動はかつてから行われているけど、それだけじゃ・・・全ての問題が解決するとは思えないしね~。でも、日本の杉山愛ちゃんも怪我が少なくてシングルス&ダブルスともに出場してツアーを転戦してるし、“これがプロ・ツアー”って理解した上でプロ選手になるべきだとも思うわ。いくらテニスの技術があっても、それに耐えられる体がなかったら、やっぱりプロとしては失格なんじゃないかしら?それを踏まえてトレーニングを積むべきだし、それができないのならプロになるには失格なのよね。プロってそう言うことも踏まえて、全てが揃った人に与えられるくらい、貴重な仕事なんじゃないかしら???だって、そう簡単にプロになれるんだったら、プロの価値が下がっちゃうでしょ!!!そんな過酷な仕事だから、それに勝ち上がるとあれだけの賞金ももらえるのよ。お金を稼ぐってそんなに簡単なものじゃないのよ~~~!若者諸君。世間はそんなに甘くありませんよ。
・・・やっだ~。説教になっちゃったじゃない・・・(滝汗)
そうそう、現在ATPランキング9位にいる、マリオ・アンチッチがUSオープンを欠場する方向にいるらしいの。なんでも、ジェットスキーの事故にあったらしくて、昨日お伝えしたマラット・サフィンの交通事故とは違って、試合に出場するには支障をきたす状態らしいわ。実は、あまり詳しくは今は分からないんだけど、全米欠場は避けられないんだって。才能のあるプレーヤーとして注目はされていたけど、ここに来てやっとトップ10入りもして好調だっただけに、本人もかなり落胆してるんじゃないかしら?この時期の怪我やアクシデントは、この際来シーズンへ向けて神様がお休みしなさいって言ってるくらい思って、休養を取って2007年に鬱憤晴らしで爆発すればいいのよ!!!キム&マリオ。USオープンだけがテニスじゃない!来年の活躍をみんなが期待してるわよ!!!
いつも読ませていただいていましたが、初コメントさせていただきます。
アンチッチの怪我はかなりの重傷のようですね・・・。
全米を欠場ということになるとAIGももしかしたら、ってことですよね・・・。
個人的にはフェデラーの試合よりもアンチッチの試合が見たかっただけに心配です。
AIG来てくれますかね~・・・。
女子の方も怪我人続出で大変そうですよね。
まぁ、確かにしょうがないって言ってしまったらそれまでなのですが、
どうにかならないですかね。欠場ばかりだと逆におもしろくないですよね。
その点、リュビチッチは全く怪我しないからうれしいです(笑)
アンチッチ、重傷なんですか~~~???ちょっと調べたけど、あんまりニュースになってないんですよね・・・。
それはかなり心配です。ジャパン・オープンもヨネックス利用選手だから毎年出場していたし、日本にもファンが多いから是非来てもらいたいにの。
リュビチッチって、そう言えばあまり怪我の話題には出てきませんね。それも才能のうち。本当にいいことです!
今週は負けちゃったけど、USオープンに備えて充電してるんじゃないかな?日本から応援しましょう!!!
勝ち残る選手はすぐ負ける選手より沢山試合するわけだから、組織として、そんな選手のカバーをするのは大切だと思います。 だって100位の選手の試合なんて観たくないし やっぱりトプ選手の百%同士の対決を観たいですよね。 金払って観に行くんだから それくらいの舞台は用意してほしいと思ってます。 その為には選手をもっと大切にしてもらいたいなと。
勝ち残る選手はすぐ負ける選手より沢山試合するわけだから、組織として、そんな選手のカバーをするのは大切だと思います。 だって100位の選手の試合なんて観たくないし やっぱりトプ選手の百%同士の対決を観たいですよね。 金払って観に行くんだから それくらいの舞台は用意してほしいと思ってます。 その為には選手をもっと大切にしてもらいたいなと。
勝ち残る選手はすぐ負ける選手より沢山試合するわけだから、組織として、そんな選手のカバーをするのは大切だと思います。 だって100位の選手の試合なんて観たくないし やっぱりトプ選手の百%同士の対決を観たいですよね。 金払って観に行くんだから それくらいの舞台は用意してほしいと思ってます。 その為には選手をもっと大切にしてもらいたいなと。
コメントありがと~。
ファンとしては、100%対100%の試合を見たいわよね~。
今回のキムみたく、スポーツに怪我は付き物。転倒したり、捻挫したりって言うのは、試合をする組織がいくら頑張っても避けられないアクシデント。そう言うこと以外は各選手自身の調整の問題だけど、Pinkyは試合数の問題より、試合の内容の問題が大きいと感じるの。
ラケットなどの進化で、パワーテニスになってきて、常にハードなトレーニングをしないと勝てなくなってきているから、選手の体への負担が増しているのは事実。
今、エナンが病気を乗り越えてツアーを回っているけど、病気後は自分で試合数の調整をして、体への負担を減らして今シーズンはコンスタントな成績を収めているのは、彼女が自分自身の体のことをよく理解していて、年間のスケジュールを組んでいるからよね。
ランキングを上げたいから、試合数を増やして怪我を負っちゃってツアー離脱でランキングを下げる・・・なんて繰り返しは避けたいわね~。
いったいどうしたら100%の状態でシーズンを戦えるようになるのかしら???何か良い案ってないかしらね?!?!
コメントありがと~~~♪
そうよね、ツアーのスケジュールとかランキングへのポイントの問題はATPやWTAが長年抱えた問題よね。
女子は今年からボーナスポイント(クオリティポイント)がなくなったからランキングの上下が去年より少なくなったわよね。今週やっとトップ10入りに成功したヒンギスも、去年通りだったら確実にもっと早くからトップ10入りしていたはず。
その辺の問題は、もちろん組織が考えるものだけど、男女合わせて何百人、何千人といる選手個人個人の体調管理までするのはちょっと不可能のような。
どんなスポーツでも、プロにしろアマチュアにしろ、選手個人が体調管理しているは当然のことじゃない?怪我を減らせるであろう改善策を練って欲しいって思うのは当然だし、そうするべき!!!でも100%怪我が防げるスポーツはないに等しいわよね。
ただ、どうしてPinkyがこんなに選手個人の管理を固執するかって言うと・・・実は、読んでくれているかもしれない、プロを目指すジュニアやプロになった若手選手へのメッセージのつもりなの。
つまり、“プロ”と言う道はそんなに甘いものじゃないし、その厳しい道を選んだのなら、それに耐え得る精神力を付けて欲しいって気持ちの現われ。特に世界を目指すのであれば、精神的なタフネスが技術を上回るくらい必要!どれくらい厳しい世界なのか、何年か後に実感して後悔したりして欲しくないって言う・・・何て言うか母心とでも言いましょうか・・・大きなお世話かもしれないけどね。。。
今回のキムのようなアクシデントはスポーツにはつき物だから、その怪我は仕方ないにして、エナンのように自分の体を理解して、年間大会数を減らして集中して大会に臨んでいるわよね。成績が残せているのは、スケジュール・コントロールが正しい証拠なのでは。
スケジュール管理もできず、プレッシャーの多いランキング・システムでは勝てない選手は、きっと選手にとって楽な改善をしてもトップには立てないとPinkyは強く思います。世界のトップにいる選手はきっと「そんなことより、勝てばいいんでしょ?!」くらいしか思っていないんじゃないかしら?
もちろん、ATP&WTAサイドのスケジュール調整やポイント・システムの改善はするべきだと思うのはPinkyもクリス・エバートさんと同じですよ。お忘れなく♪