2006年08月25日
アメリカ勢の衰退。
アメリカのメディアから。『もし最新ランキングが正しいのなら、女子テニスにとって歴史的発表となる。リンゼイ・ダベンポートが11位にランキングされたことによって、トップ10にアメリカ人が1人もいなくなったのだ。私の記憶が正しければ(間違っていたら遠慮なく訂正してほしい)1975年の11月にコンピューター・ランキング・システムになって初めての出来事となるはずだ。これは30年以上、およそ160週間にも渡りアメリカ人女性の誰かがトップ10必ず存在していたと言う事なのだ。それ以外にも驚いたことは、アメリカ人のトップ選手のほとんどが怪我によって大会への出場ができずにいるのだ。今週からコートに戻ってきたダベンポートも、長い間腰の怪我に苦しんでいる。セリーナ・ウィリアムズは膝、姉のヴィーナスは手首だったはず。この3人は引退すら囁かれており、ダベンポートに至っては、今回のUSオープンで現役に終止符を打つのではと噂されているのだ。いったいこの後を背負って立つのは誰なのだろうか。男子は才能溢れる18歳のサム・キュエレーやドナルド・ヤングなどがいるが、女子ではアレックス・グラッチ?それとも・・・いったい誰がいるのだろうか?』
アメリカ人がトップ10にいないことについて、現在ランキング1位のアメリ・モレスモもこんな風に言ってるわ。「アメリカにとってはとても厳しい状況ね。おそらく何かが間違っているんじゃないかしら?次世代を担う若手をアメリカ・テニス協会がどうやって見い出そうとしているのか私は分からないけど、バスケットボールや野球、その他多くのスポーツでは一流の選手を排出していて、なぜテニスだけがこれほど厳しい状況にいるのかしら?数年前までは、ヨーロッパ諸国が同じような苦しみを味わっていたはず。現状はかなり改善されているわ。何年も何年も繰り返しチャンピオンを育てるのはそう容易いことじゃない。でも、アメリカはそれを30年も40年もしてきたんですもの。それだけでも凄い事なんじゃない?」だって。考え方を変えると、これまでの30年間はアメリカは幸せだったのかもね。アジアに至っては、かつての伊達公子さんや8位にまで上り詰めた杉山愛ちゃんとかいるけど、常にトップ10に・・・な~んて言うのはほど遠い話よね。それに今はモレスモも言うように、ヨーロッパ諸国やロシア勢力の台頭もアメリカの厳しい状況を作り上げているんじゃないかしら?いずれにせよ、歴史的な事件には変わりないわよね。
それからヨーロッパのメディアからもちょこっと。『キム・クレイステルスが先日再発してしまった手首の怪我のため、すでに引退をしてしまうのではと言う噂を否定した。昨年発表した2007年をもって引退すると言う彼女の意思もあり、次の手首の検査で良い結果が出なかったら即座に引退を表明するのではと言う憶測が膨らんでいるのだ。しかし、彼女の側近の話では「彼女はタオルを投げるつもりはまだないよ。これまで2回の検査を行っているけど、2回目検査では1回目に行って疑われたほど深刻なものではなかったと言う結果だったんだ。」6週間のギブスが必要と言われているクレイステルスは、10月下旬に地元ベルギーのハセットで行われるフランス・ガス・スターズからの復帰を望んでいるようだ。その側近によると、この10月の復帰が実現すれが、その1週間後に行われるツアー最終戦のツアー・チャンピオンシップにも出場する意向であるらしい。』
だって。もし2回目の検査の結果が正しくて、思ったより怪我が大事に至ってなかったらいいんだけどね。せっかく大怪我を克服したんだから、今年の最終戦にも出場して欲しいものね!頑張れ、キム!!!
その最終戦には、今シーズンのポイント・レースで1位にいるモレスモと、2位のジュスティーヌ・エナン・アルデンヌの出場が確定したわよね。シングルス上位8選手とダブルスのペアー・ランキングの上位4ペアーのみが出場できる貴重な大会。モレスモとエナンは今季これまで安定した成績を残しているから、今後全く試合に出場しなくても、その上位8人から落ちることはないってわけよね。日本人ではダブルスの愛&ハンチュコバ組が現在4位にいるけど、5位にはスアレスの復帰で一気にポイントを上げている、ルアノ=パスクアル&スアレスと言うビッグ・ネームがいるから、これからの終盤が見物よ。1位のレイモンド&ストザー組と2位のヤン・ジー&鄭潔組は他を大きく引き離しているから、残る2つの座の争いって感じよね。3位のブラック&スタブズ組もかなりの強豪だし、USオープンでは確実に上位進出しないといけないわね。
アメリカ人がトップ10にいないことについて、現在ランキング1位のアメリ・モレスモもこんな風に言ってるわ。「アメリカにとってはとても厳しい状況ね。おそらく何かが間違っているんじゃないかしら?次世代を担う若手をアメリカ・テニス協会がどうやって見い出そうとしているのか私は分からないけど、バスケットボールや野球、その他多くのスポーツでは一流の選手を排出していて、なぜテニスだけがこれほど厳しい状況にいるのかしら?数年前までは、ヨーロッパ諸国が同じような苦しみを味わっていたはず。現状はかなり改善されているわ。何年も何年も繰り返しチャンピオンを育てるのはそう容易いことじゃない。でも、アメリカはそれを30年も40年もしてきたんですもの。それだけでも凄い事なんじゃない?」だって。考え方を変えると、これまでの30年間はアメリカは幸せだったのかもね。アジアに至っては、かつての伊達公子さんや8位にまで上り詰めた杉山愛ちゃんとかいるけど、常にトップ10に・・・な~んて言うのはほど遠い話よね。それに今はモレスモも言うように、ヨーロッパ諸国やロシア勢力の台頭もアメリカの厳しい状況を作り上げているんじゃないかしら?いずれにせよ、歴史的な事件には変わりないわよね。
それからヨーロッパのメディアからもちょこっと。『キム・クレイステルスが先日再発してしまった手首の怪我のため、すでに引退をしてしまうのではと言う噂を否定した。昨年発表した2007年をもって引退すると言う彼女の意思もあり、次の手首の検査で良い結果が出なかったら即座に引退を表明するのではと言う憶測が膨らんでいるのだ。しかし、彼女の側近の話では「彼女はタオルを投げるつもりはまだないよ。これまで2回の検査を行っているけど、2回目検査では1回目に行って疑われたほど深刻なものではなかったと言う結果だったんだ。」6週間のギブスが必要と言われているクレイステルスは、10月下旬に地元ベルギーのハセットで行われるフランス・ガス・スターズからの復帰を望んでいるようだ。その側近によると、この10月の復帰が実現すれが、その1週間後に行われるツアー最終戦のツアー・チャンピオンシップにも出場する意向であるらしい。』
だって。もし2回目の検査の結果が正しくて、思ったより怪我が大事に至ってなかったらいいんだけどね。せっかく大怪我を克服したんだから、今年の最終戦にも出場して欲しいものね!頑張れ、キム!!!
その最終戦には、今シーズンのポイント・レースで1位にいるモレスモと、2位のジュスティーヌ・エナン・アルデンヌの出場が確定したわよね。シングルス上位8選手とダブルスのペアー・ランキングの上位4ペアーのみが出場できる貴重な大会。モレスモとエナンは今季これまで安定した成績を残しているから、今後全く試合に出場しなくても、その上位8人から落ちることはないってわけよね。日本人ではダブルスの愛&ハンチュコバ組が現在4位にいるけど、5位にはスアレスの復帰で一気にポイントを上げている、ルアノ=パスクアル&スアレスと言うビッグ・ネームがいるから、これからの終盤が見物よ。1位のレイモンド&ストザー組と2位のヤン・ジー&鄭潔組は他を大きく引き離しているから、残る2つの座の争いって感じよね。3位のブラック&スタブズ組もかなりの強豪だし、USオープンでは確実に上位進出しないといけないわね。