2006年08月01日
棄権とやる気。
先週行われた男子クロアチア・オープンの決勝戦で、19歳のノヴァーク・ジョコビッチが呼吸困難で棄権して、21歳のスタニスラス・ワウリンカに初優勝が転がりこんだの。怪我とかじゃない、めずらしい棄権を強いられたジョコビッチのその時の状況をAP通信はこんな風に伝えてたわ。「ジョコビッチは73分にもわたる第1セット中に何度となく苦しそうなしぐさを見せていた。6-6と接戦となり、タイブレークにもつれ込む直前にドクターを呼び、胸のあたりに処置をほどこされ、呼吸がスムースにできるようになったジョコビッチは再びコートに立った。しかし、タイブレークが3-1となったところで突然コートに倒れてしまった。父親とドクターが駆け寄り脈を確認し、コートサイドのベンチへと連れて座らせて状況を見ていた。母親はスタンドで思わず涙を流しており、その直後にジョコビッチは試合続行が不可能と判断を下し、棄権を申し入れた。」なんか、怖いくらいの状態だったんじゃない???で、当のジョコビッチはその時のことをこんな風に振り返ってたの。「呼吸するのがとても難しくなったんだ。だから、タイブレーク中にプレーを続けるのが不可能になってしまった。こんな望まないかたちでの敗戦は本当に残念でならないよ。今シーズンこれまでの試合で、棄権によって試合が終わりになったのはこれで3度目だけど、自分が棄権したのは初めてさ。特に決勝戦ではどんなに辛くても最後まで戦うべきものだって思っていたから、本当に残念でならない。その反面、今回の棄権は今考えると正しい判断だったと思う。今シーズンのこれからの試合や、自分のテニス人生を考えると、むちゃはしたくないからね。あの時は、見た目よりもっと苦しい状況だったんだ。とてもめまいもしていて、ドクターからこれ以上プレーしてはいけないって言われて、そのアドバイスを了承したのさ。これから、どんな治療をしたらいいか、ドクターと相談するけど、一番はゆっくり休むことらしい。この2週間は、連続で決勝へ進出できたし、かなり疲れが溜まっているからね。」そうね~、2週間緊張の連続で試合を勝ち続けたんだもの、それはいくら19歳とはいえ、疲れが溜まっているのは当然。ゆっくり休んでUSオープンへ向けてアメリカへ乗り込んで来るのよ!!!
1999年にランキング8位まで上り詰めだけど、怪我に泣かされ続けて、ランキングもなかなかトップ100復帰ができないでいたマーク・フィリプーシス。先月上旬のニューポートで久々の優勝を上げて、ランキングも119位と上昇気流で、復活の手応えを感じているけど、最近フィアンセのアレクシス・バーバラさんと破局を向かえたらしいの。ある雑誌の記事によると、オーストラリア出身のシンガーソング・ライターで全米デビューも果たしたデルタ・グッドレムさんとの破局後の2005年3月、当時18歳でモデルの彼女と婚約を発表したフィリプーシス。普通にみたら悲しいニュースって感じだけど、周りの見方はちょっと前向きなの。「今の彼がテニスに集中しているためにおきてしまったこと。この破局は、彼がどれくらいテニスを必死にやっているかの証拠にもなっているんじゃないか。」って言う見方が強いの。11月に30歳になるフィリプーシスだけど、これからもう一花咲かせる意気込みが強いって認められる形になったみたい。ちょっと複雑だけど、テニスファンとしては、そんな彼の活躍に期待しちゃいましょう。
で、一花咲かせようとまだまだやる気なのが、ティム・ヘンマン。「今は、腰の状態もほぼパーフェクトなんだ。去年は自分のプレーにも体調にも満足がいかなくて、かなり苦しいシーズンを送っていただけに、今はこれ以上ないくらい調子が良いって感じるんだ。今は失うものは何もないし、得るものばかりさ。結果より内容を重視しているのも事実。一歩一歩ステップアップして、またトップ50に返り咲いて、来年の全豪にはシードをもらえるようになっていたいね。」って、今週のアメリカはワシントンでの大会前のインタビューで、その“やる気”を語ってたわ。来年のグランドスラムのことを考えてるなんて、まだまだマレー君には譲れないって思っているのかもしれないわね。これまた嬉しいお言葉よね!!!
1999年にランキング8位まで上り詰めだけど、怪我に泣かされ続けて、ランキングもなかなかトップ100復帰ができないでいたマーク・フィリプーシス。先月上旬のニューポートで久々の優勝を上げて、ランキングも119位と上昇気流で、復活の手応えを感じているけど、最近フィアンセのアレクシス・バーバラさんと破局を向かえたらしいの。ある雑誌の記事によると、オーストラリア出身のシンガーソング・ライターで全米デビューも果たしたデルタ・グッドレムさんとの破局後の2005年3月、当時18歳でモデルの彼女と婚約を発表したフィリプーシス。普通にみたら悲しいニュースって感じだけど、周りの見方はちょっと前向きなの。「今の彼がテニスに集中しているためにおきてしまったこと。この破局は、彼がどれくらいテニスを必死にやっているかの証拠にもなっているんじゃないか。」って言う見方が強いの。11月に30歳になるフィリプーシスだけど、これからもう一花咲かせる意気込みが強いって認められる形になったみたい。ちょっと複雑だけど、テニスファンとしては、そんな彼の活躍に期待しちゃいましょう。
で、一花咲かせようとまだまだやる気なのが、ティム・ヘンマン。「今は、腰の状態もほぼパーフェクトなんだ。去年は自分のプレーにも体調にも満足がいかなくて、かなり苦しいシーズンを送っていただけに、今はこれ以上ないくらい調子が良いって感じるんだ。今は失うものは何もないし、得るものばかりさ。結果より内容を重視しているのも事実。一歩一歩ステップアップして、またトップ50に返り咲いて、来年の全豪にはシードをもらえるようになっていたいね。」って、今週のアメリカはワシントンでの大会前のインタビューで、その“やる気”を語ってたわ。来年のグランドスラムのことを考えてるなんて、まだまだマレー君には譲れないって思っているのかもしれないわね。これまた嬉しいお言葉よね!!!