2009年11月14日
ウィックマイヤーが不服の訴え

一日一回クリックしてねん


1年間の出場停止処分が下されたヤニーナ・ウィックマイヤーは、それを不服とする訴えを起こすことを発表しました。


20歳のウィックマイヤーは、今季2大会で優勝を飾り、USオープンでベスト4入りするなど、現在は自己最高位の16位で気持ち良くシーズンを終える予定だったの。


「この処分に対して不服とする訴えを起こすつもりです。それを覆すためにできること全てをしようと思います。そうしなければ1年間も試合に出場できなくなってしまうのです。年末までには全力を尽くして戦います。私はファイターだし、絶対に諦めません。」
そう力強く語るウィックマイヤーだけど、専門家はそう簡単なことではないとも語ってるの。



ウィックマイヤーは去年のシーズンオフはスイスでトレーニングして、そのまま1月にはオーストラリアへ渡って今シーズンをスタートさせたから、自宅へ届いていたメールを見ることがなかったらしいの。


委員会から送られたパスワードも、何度試してもログインできず、アクセス出来ない状態にいたらしいわ。


コミュニケーション不足と、お互いのメールが不十分だったために、最初の2回の報告が出来なかったと、彼女は主張しているんだけど、さあいったいどうなるのかしらね?

その半ドーピング委員会の新しいルールについては、それが決められた当初から難色を表していたラファエル・ナダルが、また反対するコメントをしてました。


「まず初めに言いたいのは、自分は誰よりもテニスと言うスポーツがクリーンであるべきだと願っている。自分の考えでは、このルールは正しいやり方ではないと思う。多少の改革は嬉しいが、これは明らかにやり過ぎだ。」そのルールでは、毎日1日1時間はどこにいるかを報告しなければならないの。

1年もの間、ツアー離脱をすると言うことは、ランキングも0からのスタートになると言うこと。


加えナダルは「自分は常に選手の立場でいるし、彼らを守りたい。彼らがいつもクリーンでいることを自信を持って信頼しているんだ。」って、男子プロテニス選手協会の副理事を務めるナダルが力説してました。


女子プロテニス協会のWTAはすでに、選手に課されたそのルールから選手を守るために、その責任を軽減する措置が取られることになってるみたい。


禁止薬物を使ったわけでもないのに、半ドーピング委員会から出場停止処分が下されちゃうなんて、選手としては納得が行かないかも知れないわね。


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